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研究領域
- アントニオ・R・ダマシオ「無意識の脳 自己意識の脳」用語説明――脳・心・意識に関するメモ P381
イメージという言葉で私が意味しているのは、各感覚様相――視覚、聴覚、嗅覚、味覚、体性感覚――の特徴を使ってつくられた構造をもつ心的パターンだ。
イメージは感覚を作ってつくられた心的パターンである。
前提となる学問・研究領域
パターン認識
- アントニオ・R・ダマシオ「無意識の脳 自己意識の脳」用語説明――脳・心・意識に関するメモ P387
イメージはニューラル・パターン(ニューラル・マップ)そのものではなく、ニューラル・パターン(ニューラル・マップ)に「依存し」そこから「生じる」もの、と言うとき、私は、一方的にニューラル・パターン、他方に非物質的思考という、不注意な二元論を述べ立てているわけではない。
私はただ、(a)さまざまな神経レベルにおけるニューラル・パターンについての今日の説明と(b)そのニューラル・マップ内の活動から生じたイメージの経験との間に生じているすべての生物学的現象を、われわれはまだ描写できないと言っているにすぎない。
イメージはパターンに依存しそこからから生じる。
想像力・構想力
想像力・構想力は、存在しないか不完全な感覚から、イメージを作り出す能力である。