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研究領域
- 「グラフィック心理学」第2章 記憶――覚えること/忘れることのしくみ―― 2.2.2 スキーマ理論――知識の構造化
1970年代に入って、知識に関する研究は意味記憶の検討を中心に進められたのであるが、それとは別に、スキーマ理論という、知識についての注目すべき研究の流れが生じてきた。
スキーマは、何らかの意味的なまとまりをもって構造化された知識の単位と考えられている。
(中略)
スキーマは、私たちが外界のさまざまな事物や出来事を認知する際に、大きな役割を果たすことが実験的に示されている。
スキーマは、意味的なまとまりをもって構造化された知識の単位である。
スキーマは、私たちが外界のさまざまな事物や出来事を認知する際に、大きな役割を果たす。
なお、気分障害の認知行動療法においては、スキーマと同一のものとして中核的信念という概念がある。
中核的信念とは、過去の経験から作り出された固定的な認知スキーマのことである。
前提となる学問・研究領域
情報学・意味記憶・連想記憶・知識
スキーマは、意味的なまとまりをもって構造化された知識の単位である。