弱者同盟

Last-modified: 2017-06-17 (土) 00:47:57
 

研究領域

  • クリストファー・ボーム『モラルの起源』第5章 太古の祖先をいくつか再現する 祖先の序列と反序列的行動 P118

    またそれに伴い、高い地位を求めて激しい競争がよく起こることも考えると、一般に服従者は支配されることを快く思っていないこともわかる。

    じっさい、これら現生の類人猿の四種すべてで、反抗的な服従者が支配に対抗する連合を組んで(13)、アルファの力を積極的に削ごうとすることがある。

    ゴリラはごくまれにしかおこなわないが、ボノボとチンパンジーは日常的におこない、LPAヒト集団は頻繁におこなっている。

ゴリラ・チンパンジー・ボノボ・ヒト等において、反抗的な服従者が支配に対抗する連合を組むことがある。
これについて当wikiでは弱者同盟という語を用いる。

前提となる学問・研究領域

過去に位置する学問・研究領域

原因となる学問・研究領域

解決すべき問題となる学問・研究領域

服従・支配

弱者同盟は服従者が支配に問題を感じているために組まれる。

目的となる学問・研究領域

抵抗

弱者同盟は服従者の支配者に対する抵抗のために組まれる。

属する全体である学問・研究領域

本質的な部分である学問・研究領域

非本質的な部分である学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)

人類学・人類・人間性

弱者同盟は人類以外にも類人猿三種にみられる。