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研究領域
- 『グラフィック心理学』2.1.3 想起と忘却のしくみ 2.忘却の原因 P48
2)干渉
記憶された内容が他の記憶の内容によって干渉を受け、そのために忘却が生じるという考え方である。
忘却における干渉とは、記憶された内容が他の記憶の内容によって忘却させられることである。
前提となる学問・研究領域
記銘・符号化・保持・貯蔵・想起・検索
- 『グラフィック心理学』2.1.3 想起と忘却のしくみ 2.忘却の原因 P48
干渉には、前に記憶した内容がその後新たに記憶した内容の想起を妨げる順向干渉と、新たに記憶した内容がそれ以前の記憶の内容の想起を妨げる逆向干渉とがある。
干渉とは、保持・貯蔵していた記憶が、新規の記銘・符号化によって想起が妨げられたり、逆に保持・貯蔵していた記憶の影響で、新規の記銘・符号化した内容の想起が妨げられたりすることである。