カテゴリ・分類

Last-modified: 2015-05-23 (土) 05:27:45
 

研究領域

カテゴリとは、事柄の性質を区分する上でのもっとも基本的な分類である。

前提となる学問・研究領域

傾性・学習

  • リタ・カーター「脳と意識の地形図」第六章 意識する身体 P200

    新しい概念を学習するためには、すでに持っている概念と結びつける必要がある。

    そうやってできた概念の集まりが、カテゴリーを形成する。

概念の学習によって形成されたものがカテゴリである。
カーターが概念と呼ぶものはダマシオの傾性に近いため、傾性の学習によって形成されたものがカテゴリであると言える。

知覚

  • マイケル・S・ガザニガ「人間らしさとはなにか?」7章 誰もが二元論者のように振る舞う P387

    記憶を形成するとき、あなたはまず何かを知覚する。

    知覚されたものは、瞬時にあなたのさまざまな探知装置とプロファイリング装置に送り込まれ、そこで識別され、編集される。

    解釈装置がそれをすべてまとめ、つじつまが合うように要約し、記憶の中に整理してしまい込む。

    つまり、記憶された内容はすでに非内省的な信念システムによって編集されており、あなたはそれを真実の情報として引き出して、それに基づいて内省的な信念を形成する。

記憶の形成において、知覚されたものは、分類され、要約され、記憶される。
よって、カテゴリ・分類は知覚を前提とする。

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

時間的に前提となる学問・研究領域

一般的な学問・研究領域

本質的な要素となる学問・研究領域

非本質的な要素となる学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)