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研究領域
- ジャコモ・リゾラッティ&コラド・シニガリア「ミラーニューロン」 P180
じつは、F5野とブローカ野の解剖学的・機能的構造はともに、口-顔面部や口-喉頭部の運動表象だけではなく、腕-手部の運動表象をも特徴とするという、まさにその事実から、次のことがうかがわれる。
つまり、個体間のコミュニケーションは、ひとつの運動様相(モダリティ)かれではなく、顔面と腕-手部による動作や、これまた重要な「発声動作」の漸進的統合から進化したのであり、あとで見るとおり、こうした動作には、それぞれに関連したミラーニューロン系の出現が伴っていた。
コミュニケーションを支える要因として、表情・ジェスチャー・音声がある。
表情は、顔認識がなければ、コミュニケーションの手段として進化・淘汰される余地がないため、表情は顔認識に支えられている。
前提となる学問・研究領域
物体認識・形の知覚
- wikipedia 相貌失認 2 症状
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E8%B2%8C%E5%A4%B1%E8%AA%8D#.E7.97.87.E7.8A.B6症状[編集]
認知機能障害
視覚失認などの他の失認と同様、相貌失認の発症者も目・鼻・口といった個々の顔のパーツや輪郭などを知覚することはできている。
しかしこれを全体として「一つの顔」として正しく認識することができないため、人間の顔の区別がつかない、覚えられないといったもの、男女の区別、表情がわからないといった症状を訴える。
顔のパーツや輪郭などがわかるが顔全体がわからない相貌失認という障害があるが、これによりパーツ(物体)や輪郭(形)の上位に顔認識があるといえる。