快・苦

Last-modified: 2015-06-06 (土) 20:32:16
 

研究領域

  • ダマシオ「無意識の脳 自己意識の脳」第二章 外向きの情動と内向きの感情 P108

    このように苦と快は、それぞれ生命調節の二つの異なった系統の一部である。

    苦は罰と連携し、退いたり、すくんだり、といった行動と結びついている。

    一方、快は報酬と連携し、探求、接近といった行動と結びついている。

    罰によって有機体は閉じ、すくみ、環境から退く。

    報酬によって有機体は環境に対して開き、それに接近し、生存と危険の双方の機会を増やしている。

快感とは、探求、接近といった行動と結びついている感覚である。
苦しみとは、退いたり、すくんだりといった行動と結びついている感覚である。

前提となる学問・研究領域

感覚・動物行動学・行動

快・苦とは、探求、接近、または退いたり、すくんだりといった行動と結びついている感覚である。

利害

通常、快・苦は、それ自体が動物にとって一種の利害である。

過去に位置する学問・研究領域

原因となる学問・研究領域

ストレス

快・不快は生体的に有益である快ストレスと不利益である不快ストレスによってもたらされることがある。

疲労

不快は疲労によってもたらされることがある。

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

属する全体である学問・研究領域

本質的な部分である学問・研究領域

非本質的な部分である学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)