志向性

Last-modified: 2015-05-06 (水) 15:36:09
 

研究領域

  • ジョセフ・ヒース「ルールに従う」第4章 志向的状態 4.1 言語論的転回 P165

    「志向的」という言葉の使用で目指しているのは、それらすべてが共有する中心的な特徴――それらはすべて何かに「関する」ものであり、「内容」を持つという特徴――を同定することである。

    この「アバウトネス(aboutness)」は思考を単なる感覚(sensation)から区別するような特徴としてしばしば考えられている。

    言い換えれば、事象の特定の列をたとえば神経の興奮のようなものではなく、推論のプロセスとするものはまさに、関連する状態がこの種の内容を持つということなのである。

    この見解はエドムント・フッサールの哲学的業績の礎石をなすものだが、現代哲学のほとんどを通して非常に容易に辿ることができる。

志向性とは、何かに「関する」ものであり、「内容を持つ」という、意識や思考に備わっているとされる特徴である。

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