目的論・目的

Last-modified: 2015-05-22 (金) 03:49:41
 

研究領域

  • マイケル・S・ガザニガ「人間らしさとはなにか?」7章 誰もが二元論者のように振る舞う P372

    大人も子供も、「肺は呼吸をするためにある」といったように、生物学的プロセスに目的論的説明を使うが、子供は大人よりもっと多様な状況で目的論的思考に頼る。

    彼らには、あらゆる類の物体や行動は意図された目的のために存在しているように捉えるバイアスがある。

    (中略)

    目的論的思考は、意図された構想をよりどころとして事象を説明する。

  • wikipedia 目的
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E7%9A%84

    目的(もくてき)とは、あることを成し遂げたいとして、それを目指すための目当てのことである。

    目標ともいうが、目的はもっぱら抽象的なのに対し、目標は抽象的なものでも具体的な物体でも、両方に使われる。

このwikiでは、目的論を「何かAが意図された(さらに単純化すると動機づけられた)目的Bのために存在しているという考え方」、目的を「動機づけられたことを目指すための目当て」として扱う。

前提となる学問・研究領域

動機・動因・情念

後述する理由で、このwikiでは目的論や目的を意図ではなく動機に基づいて成立するとみなす。

過去に位置する学問・研究領域

原因となる学問・研究領域

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

属する全体である学問・研究領域

直観

  • マイケル・S・ガザニガ「人間らしさとはなにか?」7章 誰もが二元論者のように振る舞う P371

    直観的心理学

目的論は直観的心理学の一種として紹介されている。

本質的な部分である学問・研究領域

非本質的な部分である学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)

意図

  • コトバンク 意図
    https://kotobank.jp/word/%E6%84%8F%E5%9B%B3-31653

    ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

    意図

    いと

    Absicht; intention

    ゲシュタルト心理学の用語。

    適当な機会がくれば,ある目標達成のための特定の行動を実行しようとする決意。

    目標の選択に関する場合と目標達成の手段の選択に関する場合とに分けられ,一般に前者は態度に,後者は意図に関係する。

意図は手段の選択に関する行動の決意である。
目的は手段に先行するため、意図を目的の前提はできない。