音声

Last-modified: 2013-08-03 (土) 07:53:59
 

研究領域

  • ジャコモ・リゾラッティ&コラド・シニガリア「ミラーニューロン」 P180

    じつは、F5野とブローカ野の解剖学的・機能的構造はともに、口-顔面部や口-喉頭部の運動表象だけではなく、腕-手部の運動表象をも特徴とするという、まさにその事実から、次のことがうかがわれる。

    つまり、個体間のコミュニケーションは、ひとつの運動様相(モダリティ)かれではなく、顔面と腕-手部による動作や、これまた重要な「発声動作」の漸進的統合から進化したのであり、あとで見るとおり、こうした動作には、それぞれに関連したミラーニューロン系の出現が伴っていた。

コミュニケーションを支える要因として、音声、「発声動作」がある。

前提となる学問・研究領域

聴覚野

音声は、聴覚野がなければ、コミュニケーションの手段として進化・淘汰される余地がないため、音声は聴覚野に支えられている。

学習・手続き記憶・スキル

  • フランス・ドゥ・ヴァール「サルとすし職人」4 アニマル・アート コンゴの絵を壁に飾りますか? P149

    たとえばミヤマシトドは、ひなのときに同じ種のおとなの鳴き声を聞いていないと、正常にさえずることができない。

音声は生得的とは限らず、新しい音声をスキルによって学習するという要素がある。

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

コミュニケーション

音声は、音を使ったコミュニケーションとして使われうる。

時間的に前提となる学問・研究領域

一般的な学問・研究領域

本質的な要素となる学問・研究領域

非本質的な要素となる学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)