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研究領域
- wikipedia 自己認識
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%AA%8D%E8%AD%98自己認識(じこにんしき)は、自分が存在すると言う理解である。
(中略)
自分を分析する能力は、心理学者の間では、中期幼年期まで開発されず、恐らく動物の中でもほんの少数の種にしかないと、広く信じられている。
自意識を有するや否やを調べるテストは以下の様なものである。
対象の額に鮮やかなドットを塗り、次に、鏡の前に対象を置く。
対象が自分の額からドットをとろうと手を伸ばした場合、対象は自己認識によって自分の存在をはっきり理解しているといえる。
自己認識とは、自分が存在するという理解である。
自己認識の有無を検証する場合、通常は鏡像を使う。
前提となる学問・研究領域
理解
自己認識とは、自分が存在するという理解である。
ミラーニューロン・間主観性・他者認識
- マルコ・イアコボーニ「ミラーニューロンの発見」第5章 自分に向き合う P173
このように、社会背景が大型サルの自己認識能力の決定的な要因になっているのは見逃せない事実である。
孤立が自己認識の発達能力を阻害するらしい一方で、豊かな社会背景はその能力を促進する。
この二つの環境のおもな違いはなんだろう?
それは他者の存在である。
生きているかぎりつねに必然的につきまとう、別の個体との関係と相互作用の存在である。
ミラーニューロンは私たちが行動を観察したときも、その行動を自分が行なったときも発火する。
要するに、私たち(および大型のサル)は他者を見るとき、そこに相手と自分自身を見いだすのである。
イアコボーニ説によると、自己認識はミラーニューロンと他者認識に基づく。