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研究領域
- 「グラフィック心理学」第2章 記憶――覚えること/忘れることのしくみ―― 2.2.2 スキーマ理論――知識の構造化
1970年代に入って、知識に関する研究は意味記憶の検討を中心に進められたのであるが、それとは別に、スキーマ理論という、知識についての注目すべき研究の流れが生じてきた。
スキーマは、何らかの意味的なまとまりをもって構造化された知識の単位と考えられている。
(中略)
このような日常的場面のある特定の状況下で行われるであろう一連の行動に関する知識は、とくにスクリプトと呼ばれることもある(シャンクとエイベルソン, 1977)。
日常的場面のある特定の状況下で行われるであろう一連の行動に関する知識は、とくにスクリプトと呼ばれることもある。
前提となる学問・研究領域
手続き記憶・スキル・情報学・意味記憶・連想記憶・知識
スクリプトは一連の行動に関する知識であり、手続き記憶を知識として操作して扱うものである。
過去に位置する学問・研究領域
原因となる学問・研究領域
解決すべき問題となる学問・研究領域
目的となる学問・研究領域
属する全体である学問・研究領域
中核的信念・スキーマ
スクリプトは、スキーマの一種である。