自己効力感・有能さ

Last-modified: 2015-05-21 (木) 03:41:36
 

研究領域

  • wikipedia 自己効力感
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%8A%B9%E5%8A%9B%E6%84%9F

    自己効力感 (じここうりょくかん)(self-efficacy) とは、外界の事柄に対し、自分が何らかの働きかけをすることが可能であるという感覚。

    (中略)

    よく似た用語に、自尊心(self-esteem)があるが、自尊心はその本人自身の価値に関する感覚であるのに対し、自己効力感は自分にある目標に到達するための能力があるという感覚である。

    定義:自己効力感とは、ある具体的な状況において適切な行動を成し遂げられるという予期、および確信。

    結果予期と効力予期の2つに区分される。

    結果予期とは、ある行動がどのような結果を生み出すのかという予期。

    一方、効力予期とは、ある結果を生み出すために必要な行動をどの程度うまく行うことが出来るのかという予期。

  • 「グラフィック心理学」5.2.2 認知過程にもとづく動機づけ理論 1.内発的動機づけ P131 図5.15 内発的動機づけをもたらすもの

    有能さ(コンピテンス)と自己決定への欲求

    ・環境とうまく関わり合っていくという意味での自分の有能さを認知したいという欲求

    ・自分で決定を下したいという欲求

自己効力感とは自分の行動能力に対する予期・確信である。
有能さとはそのような確信を抱いているがゆえに行動したいという欲求を指す。

前提となる学問・研究領域

延長意識・自伝的自己

自己効力感・有能さは、自分がどういう能力、知識、信念を持つ人間かということを踏まえて成り立つ。

自信

自信とは、自らの属性などを信頼している精神の状態である。
自己効力感は特に自分の行動能力に対する信頼であり、有能さはその信頼に基づく行動欲求である。
よって、自己効力感・有能さは自信を前提としているといえるのではないだろうか。

目標・予測・情動・確信

自己効力感は、ある目標に到達するための能力があるという予測された期待の情動および確信に基づく。

環境学・環境・自然・アフォーダンス・動機・動因・情念

有能さは、環境とうまく関わり合っていくという意味での自分の有能さを認知したいという欲求(この場合は動機等)である。

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

時間的に前提となる学問・研究領域

一般的な学問・研究領域

本質的な要素となる学問・研究領域

非本質的な要素となる学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)