情報学・意味記憶・連想記憶・知識

Last-modified: 2015-09-12 (土) 23:48:11
 

研究領域

  • wikipedia 情報学
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6

    情報学(じょうほうがく、英 information studies / informatics)とは、「情報」をどのように扱うかについてを考究する学問のことである。

    (中略)

    情報学というと情報工学をはじめとする自然科学的な分野と見なされがちだが、本来の意味からしても、社会科学や人文科学も包有する分野だと言える。

    近年は、学際的な側面が強調され総合科学としても認知されている。

    (中略)

    情報学にはさまざまな分野があるが、情報の意味をどのようにとらえるかによって、大きく3つの分野に分類できる。

    主に情報の意味を問題にせず、純粋に情報量の概念が適用できる「情報」を扱う情報工学に対し、情報工学的な情報を扱いながらも、それが実際の場面で持つ何らかの意味を問題にする応用情報学、さらに、基本的に情報の意味そのものを問題にする社会情報学がある。

    (中略)

    また、これらとは別に、情報と意味の関係を基礎づける基礎情報学と呼ばれる学問領域もある[1]。

  • wikipedia 情報
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1

    広義の情報(じょうほう、英 Information)は、人の判断・意思を左右・決定させるすべての事象である。

    これは一定の文脈の中で意味を持つものを広く指す概念であり、言語、貨幣、法律、環境中の光や音、神経の発火やホルモンなどの生体シグナルを始め、あらゆるものを「情報」とみなすことができる。

    一方、今日では、コンピュータによる情報処理を前提とした情報(データ)が問題にされることも多い。

    情報の本来の定義に基づき、情報とデータを区別して、情報を「意味を持つデータ」と考える見方もあるが、こうした分野では、全体的に情報の意味が問題にされないことが多いため、結果として、情報とデータは区別されないことになる。

    この場合、情報は「意味が問題にされない情報」として扱われていることになり、本来の「意味が問題にされる情報」とは区別して考える必要がある。

  • wikipedia 記憶 5 長期記憶(LTM) 5.1 陳述記憶 5.1.2 意味記憶
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6#.E6.84.8F.E5.91.B3.E8.A8.98.E6.86.B6

    意味記憶[編集]

    意味記憶とは言葉の意味についての記憶である。

    1966年に心理学者のマックス・キリアンによって提唱された。

    意味記憶の構造は、(コリンズとキリアンによって)意味ネットワークという形でモデル化されている。

    他にも、意味記憶を表す多くのモデルがある。

  • M・シュピッツァー「脳 回路網のなかの精神」第10章 病める精神 P288

    作業記憶は、意味情報の長期貯蔵(連想記憶)とは区別される。

  • wikipedia 知識
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%AD%98

    知識(ちしき、英:knowledge、独:Wissen、仏:connaissance)とは、認識によって得られた成果、あるいは、人間や物事について抱いている考えや、技能のことである。

    概要[編集]
    認識(英:Cognition、独:Erkenntnis、仏:connaissance)とほぼ同義の語であるが、認識は基本的に哲学用語であり、知識は主に認識によって得られた「成果」を意味するが、認識は成果のみならず、対象を把握するに至る「作用」を含む概念である[1]

    なお、英語の knowledge はオックスフォード英語辞典によれば次のように定義されている。

    経験または教育を通して人が獲得した専門的技能。ある主題についての理論的または実用的な理解。

    特定分野または一般に知られていること。事実と情報。

    事実または状況を経験することで得られた認識または知悉。

素材であるデータと、心に存在する意味が対応した場合、その関係性を情報と呼ぶ。
このような情報の類似概念には、意味記憶・連想記憶・知識などがある。

前提となる学問・研究領域

認知・認識

  • wikipedia 認識
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E8%AD%98

    認識(にんしき、英語: Cognition、Knowledge、独:Erkenntnis、仏:connaissance)は基本的には哲学の概念で、主体あるいは主観が対象を明確に把握することを言う。

    知識とほぼ同義の語であるが、日常語の知識(英:Knowledge、独:Wissen)と区別され、知識は主に認識によって得られた「成果」を意味するが、認識は成果のみならず、対象を把握するに至る「作用」を含む概念である[1]。

知識は認識作用の成果である。

プライミング・知覚表象

  • 「ミラーニューロンと<心の理論>」第4章 事故が成立するための記憶の仕組み 記憶による知覚経験を越えた自己の拡張 P137 図4-1 タルビングの記憶モデル(Tulving, 1991から作成)

記憶には手続き記憶システム、知覚表象システム、意味記憶システム、短期記憶システム、エピソード記憶システムの五つが存在する。
意味記憶システムは知覚表象システムの上位概念である。

過去に位置する学問・研究領域

原因となる学問・研究領域

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

属する全体である学問・研究領域

記憶

  • 「ミラーニューロンと<心の理論>」第4章 事故が成立するための記憶の仕組み 記憶による知覚経験を越えた自己の拡張 P137 図4-1 タルビングの記憶モデル(Tulving, 1991から作成)

記憶には手続き記憶システム、知覚表象システム、意味記憶システム、短期記憶システム、エピソード記憶システムの五つが存在する。
意味記憶は記憶の一種である。

長期記憶

意味記憶は長期記憶の一種である。

本質的な部分である学問・研究領域

データ・意味

素材であるデータと、心に存在する意味が対応した場合、その関係性を情報と呼ぶ。

非本質的な部分である学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)