集団間関係

Last-modified: 2013-08-30 (金) 11:10:53
 

研究領域

(サムナーの定義でいう)「わたしたち」内集団と「わたしたち」でない外集団の関係について扱う。
これは戦争や外交などの前提となる。

前提となる学問・研究領域

内集団・外集団

集団間関係は内集団と外集団の間の関係である。

解決すべき問題となる学問・研究領域

目的となる学問・研究領域

時間的に前提となる学問・研究領域

一般的な学問・研究領域

本質的な要素となる学問・研究領域

非本質的な要素となる学問・研究領域

前提となる学問・研究領域(疑いあり)

戦争・平和

ヒト・チンパンジー・ボノボにおいては、集団間関係そのものは共通しても、そのあり方は共通していない。
チンパンジーにおいては、隣接する外集団とは敵対的な関係であり、これに対する集団的な殺人が見られるが、ボノボの場合は縄張りに外集団が入ってきても特に集団的な殺人は起こらない。ヒトにおいては両方のパターンが考え得る。
これは、戦争ないし平和はヒト・チンパンジー・ボノボが各自に獲得した性質であり、戦争も平和もヒト・チンパンジー・ボノボの共通の祖先から引き継いだ性質ではないということになる。
よって、特にヒトにとって、集団間関係は、基本的に戦争状態であるとも、逆に基本的に平和状態とも限らない。