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研究領域
- コトバンク 出身
http://kotobank.jp/word/%E5%87%BA%E8%BA%AB大辞林 第三版の解説
しゅっしん【出身】
①どこを経て現在に至ったか,ということ。出生地,卒業した学校,勤めたところ,社会階層などについていう。
出身とはどこの共同体等に所属している(していた)かということ。
前提となる学問・研究領域
共同体・ゲマインシャフト・地位
出身とはどこの共同体等に所属している(していた)かという地位である。
過去に位置する学問・研究領域
旅行・集団間関係
- 山極寿一『家族進化論』第6章 家族の行方 2言葉はアフリカで生まれた P297
ところが、多産の生活史戦略のおかげで人口が増え始め、さらに寒冷・乾燥の気候が小刻みに到来すると、人々が食物や安全な場所を求めて長距離を移動し、ほかの集団と接触する機会が増え始めた。
はじめての土地に足を踏み入れたり、見知らぬ集団と出会ったりすれば、より正確な情報をすばやく伝達し合い、たがいの素性を明らかにする必要が出てくる。
ヒトにおいては、長距離を移動し、ほかの集団と接触する機会が増えたことが、たがいの素性を明らかにする必要が出てきた理由である。