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研究領域
コスミデス&トゥービー説によると、互恵主義者が非互恵主義者による搾取を避けるために、互恵主義者は「いかさま師」を特定し、記憶し、罰するメカニズムがなければならない。
このような特殊な認知機能を裏切り者検知モジュール(cheater-detection module)と呼ぶ。
前提となる学問・研究領域
不当利得・認知・認識・記憶・罰
裏切り者検知モジュールとは不当利得者を特定し、記憶し、罰するメカニズムである。
過去に位置する学問・研究領域
原因となる学問・研究領域
解決すべき問題となる学問・研究領域
目的となる学問・研究領域
属する全体である学問・研究領域
本質的な部分である学問・研究領域
非本質的な部分である学問・研究領域
人類学・人類・人間性
裏切り者検知モジュールはヒトのみにあるとは限らない。チスイコウモリなどにも食物である血の贈与に対する弁済がみられ、これで公平に反する不当利得があると裏切り者としてその後血のやりとりは行われない。