ジナイーダの城の断章/キャラ演繹

Last-modified: 2023-10-29 (日) 20:08:13
ジナイーダの城の断章.JPG

ジナイーダの手稿(キャラ演繹)

※本筋のイベントストーリーへに戻る

プロローグ

遺作2.jpg

私の名前はオリオン、シャドウパレスで生まれ育った。
シャドウパレスはルノ大陸北境の氷河の背に位置している。
大学士オバリスの話によると、大昔のシャドウパレスは大陸中の有識者が集まる場所だったそうだ。
それは氷河の灯台のように北境で一番高い場所に聳え立ち、知識の光で大陸を照らしている。
しかし邪霊の戦いの後、邪霊の炎が大陸中を覆った。
世間では病が流行り始め、人々を苦しめた。
かつて輝いていたシャドウパレスも今や誰もいないただの氷の洞窟……時に忘れられた古き巨人だ。
氷河の背に聳え立つ限り、それはいつまでも忠実にかつての栄誉と誇りを守り続けるだろう。
私は大学士オバリスによって育てられ、幼い頃から大陸で起こったたくさんの物語を彼から聞かされた。
もちろん、あの凄惨な邪霊の戦いについてもだ。
少しずつ、私はシャドウパレスの見習い学士にまで成長した。
きっとすぐにオバリスのようになれるはずだ。
……ある日、オバリスが私の部屋の扉を叩くまで、私はそう信じてやまなかった。

オバリス:オリオン、お前はもう立派な大人だ。そろそろ私の元を離れるべきだろう。
私:(オバリスに1袋の金貨を渡された。)
私:オバリス、私はどこに行けばいいのですか?
オバリス:昔話した、ヘカテー神殿のことは覚えているか?
私:ヘカテー神殿。その神殿はルノ大陸の北西に位置している。言い伝えによると、予言の力を持つエルフの魔術師が天の神ヘカテーを記念するために建てた宮殿らしく、大陸の安寧を守っている。
私:かつて、エルフの魔術師は冥界に通じる分かれ道でヘカテーに会ったことがあるらしい。ヘカテーは松明の光で彼を正しい道へと導き、地獄へ進む道から遠ざけてくれたという。
オバリス:ヘカテー神殿へ向かうといい。そのエルフの魔術師が作った神殿で神託を受け、この大地を祝福してもらうのだ。
私:(大学士がなぜ突然私にそう命じたのかは分からなかったが、私の答えを待つことなく、彼は長いため息をついて再び書斎に閉じこもってしまった。
私:(私はシャドウパレスで育ち、古今東西のあらゆる出来事を書物の中から知ることができたが、本当の意味で大陸に足を踏み入れた事はなかった。熱帯地域のモルガン草に触れたことも、龍心樹に登ったこともない。)
私:(太陽に照らされた雪山に金色の縁ができており、眩しい光が私を憂鬱な気持ちから引き戻してくれた。私は袋の中の金貨をジャラジャラと振ってから、遂に出発する覚悟を決める。)

シャドウパレス

シャドウパレス.jpg

ブラッドを手伝う

出発する前、オリオンは荷物の中に強い武器がないことに気づいた。
これでは旅で危険に遭遇しても対処できない。
そこで、彼はブラッドのもとを訪ね、ブラッドエッジを譲ってほしいと頼み込んだ。
しかしブラッドは条件を出してきた。
報酬を得るために、オリオンは選択しなければならない。

私:(旅は全てが未知数だ。バッグの中を探ってみたが、武器になりそうなものはなかった。小さなナイフでもあった方がいいだろう。出発する前、私は裏庭の屠殺業者、ブラッド叔父さんの家のドアを叩いた。物を買えるかもしれない。)
ブラッド叔父さん:小僧、腕を見せてみろ。いつの間にこんなにデカくなったんだ?
ブラッド叔父さん:大学士にずいぶん難しい任務を言い渡されたらしいじゃないか。お前も相応の責任を担う時が来たんだな。
私:(そう言いつつ、ブラッド叔父さんは大きな骨を真っ二つに叩き割った。)
私:ブラッド叔父さん、その鉈を借りても?
ブラッド叔父さん:これか?こいつはタダじゃやれねぇよ。だがまあ、一つ手伝ってくれたら考えてやってもいいーー

  • 回答1:隙をついて盗む
    ブラッド叔父さん:テメエ、恩を仇で返すとは……失望したぞ。
    私:(気づいたブラッド叔父さんは口笛を吹いて凶暴な狼を1匹呼び寄せた。)
    狼.jpg
    私:(私はようやく勝利を収めた。)
    ブラッド叔父さん:小僧、本当にデカくなったな。
    私:(結局、ブラッド叔父さんはブラッドエッジを渡してくれた。)
    アイテム【ブラッドエッジ】を獲得
  • 回答2:ブラッド叔父さんを手伝う
    ブラッド叔父さん:裏庭から狼を1匹連れてきてくれ。いいか?絶対にあいつの滑らかな毛皮を傷つけるな。
    狼.jpg
    私:(狼を連れ戻すと、ブラッド叔父さんはすぐに彼の大事な商売道具を渡してくれた。)
    ブラッド叔父さん:小僧、デカくなったな。ブラッドエッジがお前に幸運をもたらすことを祈ろう。
    アイテム【ブラッドエッジ】を獲得


シャドウパレスの禁書エリアに入る

オリオンはシャドウパレスの禁書エリアに潜り込み、亡霊の魔術師に関する記録を探した。
彼が偶然仕掛けを解くと、記憶薬と邪神の召喚に関する書籍を1冊見つけた。
本の最後のページには、鴉を召喚する少年の絵が描かれていた。

私:(私はシャドウパレスに戻った。ここにある蔵書なら全て把握している。ただ1か所だけ、大学士が足を踏み入れることを決して許さない場所があった。)
私:(それは禁書エリアだ。禁書エリアに行けば、亡霊の魔術師に関する記録が見つかるかもしれない。)
私:(禁書エリアの前には石像の守衛が佇んでおり、いつでも戦えるよう剣を掲げていた。これは大学士が禁書エリアを守るために作った仕掛けだろう。油断は禁物だ。)

  • 回答:仕掛けを解除する
    • ルート1:投擲判定大成功
      私:(私は無意識にコホンと咳を2回した。すると、目の前の仕掛けが解除された。)
      私:(私は慎重に中に入った。禁書エリアは長年手入れされておらず、鼻を刺激する埃とカビの匂いに私は思わず息を止めた。欲しい情報を早く見つけなければ。)
      私:(表紙に鴉が描かれている書籍が視界に入った。鴉は亡霊のシンボルだ。)
      私:「記憶薬、記憶を汲み取り、意識を奪うーー」
      私:(私は続きをめくった。)
      私:「各種族の血を採取し、満月の夜に捧げれば、邪神を召喚し、使命を終えることができる」
      私:(最後のページまでめくってみると、ページの下に黒い鴉が1羽描かれ、鴉の下には少年が1人立っていた。暗闇の中ではその少年の顔までは分からなかったが、輪郭を見る限り、彼が鴉を召喚しているようだ。)
      スキル【防御】を獲得
    • ルート2:投擲判定成功 
      私:(私は無意識にコホンと咳を2回した。すると、目の前の仕掛けが解除された。)
      私:(私は慎重に中に入った。禁書エリアは長年手入れされておらず、鼻を刺激する埃とカビの匂いに私は思わず息を止めた。欲しい情報を早く見つけなければ。)
      私:(表紙に鴉が描かれている書籍が視界に入った。鴉は亡霊のシンボルだ。)
      私:「記憶薬、記憶を汲み取り、意識を奪うーー」
      私:妙だな?続きが破られている。
      私:(最後のページまでめくってみると、ページの下に黒い鴉が1羽描かれ、鴉の下には少年が1人立っていた。暗闇の中ではその少年の顔までは分からなかったが、輪郭を見る限り、彼が鴉を召喚しているようだ。)
      スキル【防御】を獲得
    • ルート3:投擲判定失敗
      私:(私は仕掛けのボタンを2回回したが、扉は全く動く気配がしない。しかし、石像の方が動き出した。)
      私:(石像の剣がこちらに向けられた途端、私は自分の無謀な行動の尻拭いをしなければならないことを悟ったーー)


立ち去った貴族

オリオンは貴族の荘園に興味を抱いた。
ここの主人がまもなくこの地を去るらしい。また使えそうな物が見つかるだろうか。

私:私は古い荘園の入口に通りかかった。ここは人ごみで溢れており、興味を持った私は中を覗いてみることにした。
荘園の大貴族が直にここを離れるから、彼が運べないものは好きに持って行っていいと聞いた。たしか、1人1品までだっけか?
ああ。貴族様の先祖には大魔術師もいらっしゃったそうだ。魔道具なんかが見つかれば大儲けだぞ。
私:村人たちがガヤガヤと議論している。私は人ごみと共に、品選びの場所にやって来た。

  • 回答1:豪華な装飾の棚
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:この棚の隅に、空間魔法によって作られた隠し部屋を見つけた。仲には鷲の形をしたお守りがあり、これを持つと身体が軽くなった気がした。
      大成功時
      アイテム【鷹のお守り+】を獲得
      成功時
      アイテム【鷹のお守り】を獲得
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:私はこの棚を鑑定してみたが、特に変わった点はなさそうだ。それでも精巧な家具であることには変わりない。
      私:誰かの住処を少し豪華にすることができるかもしれない。
  • 回答2:魔法の波動がするアイテム
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:このアイテムには重力魔法がかかっている。正しい使い方が分かれば、このアイテム自体をより重く、あるいはより軽くすることができる。筋トレに良さそうな道具だ。
      大成功時
      アイテム【重力の肘あて+】を獲得
      成功時
      アイテム【重力の肘あて】を獲得
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:このアイテムから魔法の波動を感じ取ったが、その具体的な機能までは識別できなかった。だが、それでも面白いコレクションであることには変わりない。いつかその特殊な力が分かるかもしれない。
  • 回答3:1かごの乱雑な古い書籍
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:数多の書籍の中から、『知者の秘密』という本を見つけた。書籍には非常に珍しい知識が記載されていた。
      大成功時
      アイテム【智者の秘密+】を獲得
      成功時
      アイテム【智者の秘密】を獲得
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:書籍の中から有用な情報は見つからなかったが、これらが良い娯楽品であることには変わりない。冒険の合間に読めば、ちょっとした息抜きになるだろう。

行方不明の猫

オリオンがシャドウパレスを歩いていると、焦った様子の村人に出会った。
オリオンは彼のペットの猫を探す手伝いをすることにした。

私:シャドウパレスを散歩していると、焦った様子の村人に遭遇した。
オリオン、うちで飼っている猫がいなくなったんだ。ずっと探しているんだが見つけられなかった。手伝ってくれないか?
私:もちろん。

  • 回答1:村長の家
    私:私は猫を探しに村長の家に行ってみることにした。
    • ルート1:敏ポイント投擲判定大成功・成功
      私:村長の家の一角で、私は藁の中に隠れて微睡んでいた迷子の猫を見つけた。私は慎重に猫を抱き上げ、村人に返すことにした。
      スキル【風起こし】を獲得
    • ルート2:敏ポイント投擲判定失敗 
      私:私は村長の家の周囲を探し回ったが、猫の痕跡は見つからなかった。すでにここを立ち去ったのかもしれない。
  • 回答2:ブラッド叔父さんの裏庭
    私:私は猫を探しにブラッド叔父さんの家に行ってみることにした。
    • ルート1:敏ポイント投擲判定大成功・成功
      私:ブラッド叔父さんの裏庭に忍び込むと、私は大きな木の下で蝶を追いかける例の迷子の猫を見つけた。私はそっと声をかけて猫を抱き上げ、村人に返すことにした。
      スキル【風起こし】を獲得
    • ルート2:敏ポイント投擲判定失敗
      私:私はブラッド叔父さんの裏庭に入ろうとしたが、うっかり彼の「ペット」に気付かれ、逃げ出すことしかできなかった。
  • 回答3:川辺
    私:私は猫を探しに川辺に行ってみることにした。ひょっとしたらそこで食べ物を探しているのかもしれない。
    • ルート1:敏ポイント投擲判定大成功・成功
      私:川辺には猫の足跡があった。その足跡に沿って探してみると、例の迷子の猫を見つけた。猫は岸辺に伏せて水を飲んでおり、ご機嫌のようだ。私は容易く猫を抱き上げ、村人に返すことにした。
      スキル【風起こし】を獲得
    • ルート2:敏ポイント投擲判定失敗
      私:川辺をいくら探しても、猫の痕跡は見当たらなかった。どうやらここには来ていないようだ。


もぬけの殻の貴族の荘園

オリオンは荒廃した貴族の荘園で不思議な石を見つけた。

私:私は再びシャドウパレスに戻ってきた。私が離れた時より、随分と活気が失われたように感じられる。
私:私はあの古びた荘園に通りかかった。貴族の荘園だったその敷地は、もはやもぬけの殻だ。痕跡を見る限り、かなりの人数が「宝探し」をしたのだろう。
私:無駄足になるかもしれないが、私は荘園に入ってみることにした。
私:私は目立たない石ころに興味を引かれた。

  • 回答1:魔力を込める(魔術師限定)
    • ルート1:知ポイント投擲判定
      私:私は自分の魔力を石に注いだ。すると、石は強烈な光を発した。
      私:強い震動と熱が石の中から発せられ、私は魔力が吸い取られる感覚がした。
      私:吸収された魔力は、石の中で不思議な動きを見せた。
      私:私は目を閉じ、この魔力の流れに集中した。私が全く知らない魔法の扱い方だった。
      大成功
      スキル【連鎖爆発++】を獲得
      成功
      スキル【連鎖爆発+】を獲得
      失敗
      スキル【連鎖爆発】を獲得
  • 回答2:地面に叩きつける
    私:私は思いっきり石を地面に叩きつけた。すると、石は途端に無数の欠片に砕け散った。一つ一つの欠片が、私に何かを訴えかけるように僅かな光を発していた。
    私:耳を澄ませると、強大な魔法エネルギーが放たれた気配を感じた。
    私:その状態がしばらく続いたが、やがてその石は魔力と共に消えてしまった。私は首を傾げた。
  • 回答3:軽く拭う
    私:私は注意深く石を手に取り、覆いかぶさっていた埃をそっと拭った。
    私:埃がなくなると、石の表面に不思議な符号と模様が浮かび上がり始めた。
    私:これらの符号と模様は何かの魔法陣を構成しているようだ。荘園の主人が残していった遺物なのかもしれない。
    私:しかし、正しい使い方は不明だ。


疫病の蔓延

オリオンがシャドウパレスに戻ると、そこは疫病に苛まれていた。
そのため、彼は救助活動に加わることを決意する。

私:私はシャドウパレスに戻った。私がここを離れた時よりも、異様に寂れたように見える。
私:街中の家は窓や扉が閉め切られていた。室内は薄暗く、とても静かだ。時折せき込む声や病人の呻き声が聞こえる。疫病の影響だろう。
私:町の隅に疫病の伝染を防ぐための隔離区域が設けれていた。

  • 回答1:物資を配る
    私:私は隔離地域を訪れ、物資の分配作業を手伝った。疫禍の中でも、人々は秩序を守り続けていた。
    私:私はできる限り公平に食べ物を配り、焦燥に駆られたり、無力な眼差しを向けてくる者を辛抱強く宥めた。
    スキル【治癒術】を獲得
  • 回答2:治癒魔法を使う
    私:隔離地域の中央で、私は声を抑えて呪文を唱え始めた。暖かい光が私の杖から溢れ出し、多くの患者を包み込んだ。
    私:病人たちの苦しそうな表情が徐々に緩和され、症状も明らかに軽くなった。
    私:人々は感激と畏敬の眼差しを私に向けたが、私はこれだけでは終わらないことを理解していた。
    スキル【治癒術】を獲得


森の迷宮

森の迷宮.jpg

森の迷宮に迷い込む

オリオンは荒廃したネストの森にやって来た。
彼はブラッドエッジを手に、闇と魔力のツタに立ち向かった。
その時、彼はほど遠くない場所で幽霊のような青い光が森の中で見え隠れしていることに気付いた。

シャドウパレスを離れた後、私はネストの森にやって来た。
ネストの森は氷河の背の麓にある。
『ルノ大陸史第1巻』によると、邪霊の戦いの前には穏やかな森だったらしく、滅多に人に見られないエルフも生息していたらしい。
今や死と恐怖の気配だけが残っており、荒廃と静寂が私の方向感覚を狂わせた。

私:(闇が徐々に森の迷宮を覆い、無数の黒い影が空を引き裂いていく。まるで地獄の門から漏れたかのような悲鳴が、辺りを縦横無尽に木霊していた。)
私:(……ここは迷宮だろう。魔力のツタの根や茎がとても丈夫で、斧や利器の攻撃を防ぐことができる。)

  • 回答:斬る
    • ルート1:力ポイント投擲判定大成功・成功
      私:(ブラッドエッジは非常に鋭く、絡みつく魔力のツタを一刀両断できた。)
      スキル【剣舞】を獲得
    • ルート2:力ポイント投擲判定失敗
      私:(ブラッドエッジで絡みつく魔力のツタに斬りかかったものの、後ろにある岩までは考えが及ばなかった。岩に刃が触れた瞬間に手が滑り、刃こぼれしてしまったのだ。)
      私:(ほど遠くない場所にうっすらと青色の光が現れた。点滅を繰り返すそれは、まるで海を彷徨う幽霊のようだ。)


迷宮の正しい道を探す

森の迷宮には3本の道がある。オリオンは選択を迫られた。
正しい道を選ばなければ、伝説エルフの湖にはたどり着けない。

私:(私は再び森の迷宮に戻ってきた。霧が木々を何重にも覆っており、はっきりしていたはずの道まで朧げになっていた。目の前に3本の道が現れた。

  • 回答1:1つ目の道を選ぶ
    私:(この道は曲がりくねっていて、更に深い森の奥へと続いている。私達はすぐに方向感覚を失った。)
    (更に、周りからは猛獣の雄叫びも聞こえた。動物の赤い目が暗闇の中でギラリと光る。私にはもう獣と戦えるほどの余力は残されていなかった。)
  • 回答2:2つ目の道を選ぶ
    私:(行き止まりまで歩き続け、道はそこで途絶えていた。私は仕方なく来た道を戻ったが、いつまで歩いても同じ場所を彷徨っているようで、ゴールなど永遠に訪れないように感じられた。)
    私:(日が暮れ、この道のりで私たちは力尽きた。)
  • 回答3:3つ目の道を選ぶ
    私:(私はすぐにこの道を通り過ぎ、あっという間に森の奥に隠された湖にやって来た。)
    私:(水面はキラキラと光を反射していた。)
    私:『ルノ大陸史種族の巻』によると、森の迷宮にはかつてエルフの湖があったらしい。エルフがエネルギーを汲み取っていたと言われている聖なる湖だ。邪霊の戦い以来、この湖を見た者はいないと聞くが……まさかこの目に収めることができるとは。
    私:この湖はエネルギーを補充し、精神力を高めてくれる。
    私:(私は湖に駆け寄り、持っていた瓶にその水を注いだ。)


謎の貴族

森の迷宮で、オリオンは通りすがりの謎の貴族に出会った。
その貴族は珍しいお宝をたくさん持っていた。

私:私は迷宮の中で貴族に出会った。彼は興味深そうに私を観察した。
若者よ。ここにテスト用の魔法道具があるんだが、試してみる気はないか?
私:私の返事を待たずに、彼は私の手のひらに精巧な作りのペンダントを押し付けた。
私は中に元素魔法エネルギーを込めることにした。
私:少し考えた結果、私が選んだ元素は

  • 回答:大地の元素
    • ルート:力ポイント投擲判定
      私:私は「元素の瞳」を握りしめ、大地の元素の力を込めた。まるで夜に輝くエメラルドの宝石のように、点滅する緑色の光が徐々に強まっていく。その後、アイテムが振動を始めた。地殻の変動や大地の呼吸を彷彿とさせる、生命の力だ。
      どうやらあなたとは縁があるようですね。その「元素の瞳」はあなたに差し上げましょう。
      私:貴族は断る隙を与えないまま、手を振って颯爽と私の視界から姿を消した。
      大成功時
      アイテム【大地の瞳++】を獲得
      成功時
      アイテム【大地の瞳+】を獲得
      失敗時
      アイテム【大地の瞳】を獲得
  • 回答:大気の元素
    • ルート:敏ポイント投擲判定
      私:私は「元素の瞳」に大気の元素の力を込めた。その輝きは徐々に透き通っていき、やがて明け方の空のような水色に変化した。その後、爽やかなそよ風が私たちを優しく包み込んだ。
      どうやらあなたとは縁があるようですね。その「元素の瞳」はあなたに差し上げましょう。
      私:貴族は断る隙を与えないまま、手を振って颯爽と私の視界から姿を消した。
      大成功時
      アイテム【空気の瞳++】を獲得
      成功時
      アイテム【空気の瞳+】を獲得
      失敗時
      アイテム【空気の瞳】を獲得
  • 回答:奥義の元素
    • ルート:知ポイント投擲判定
      私:私は「元素の瞳」に奥義の元素の力を込めた。するとその光がアラセイトウ色に変化したと思いきや、今度は強烈に瞬き始めた。いくつものエネルギーが虹のように「元素の瞳」から噴き出し、辺りを魔法の力で満たしていく。周辺に点滅するルーンのようなものすら見えた。
      どうやらあなたとは縁があるようですね。その「元素の瞳」はあなたに差し上げましょう。
      私:貴族は断る隙を与えないまま、手を振って颯爽と私の視界から姿を消した。
      大成功時
      アイテム【奥義の瞳++】を獲得
      成功時
      アイテム【奥義の瞳+】を獲得
      失敗時
      アイテム【奥義の瞳】を獲得


方向を見失う

オリオンは森の迷宮で道に迷い、出口を探していた。

私:(森の迷宮で道に迷ってしまった。)

  • 回答1:周囲の木々の向きを観察する
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:(周囲の木々を観察すると、それらはどれも同じ向きに成長しているようだった。)
      私:こっちが南だろうか。
      私:(その方向に沿って歩くと、正しい道に戻り、森から出ることができた。)
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:じっくりと周囲を観察したが、森の樹木は密集しており、その成長方向を正確に判断することはできなかった。
      私:私は次第に思考の渦に呑まれ、森の出口を見つけることがより困難になっていった。
      私:ジメジメとした森の中で一晩中過ごし、私はようやく森の迷宮から出ることができた。
  • 回答2:北極星の位置を観察する
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:(私は空中で北極星の位置を見つけ、その位置をもとに正しい方向を判断することができた。暗闇の中、私は慎重に歩みを進め、最終的に森から出ることができた。)
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:(顔を上げて星の位置を観察しようとした時、突然大雨が降り出した。)
      私:ジメジメとした森の中で一晩中過ごし、私はようやく森の迷宮から出ることができた。
  • 回答3:自分の直感を信じる
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:(私は自分の勘を信じて進むことにした。)
      私:しばらくすると、1人の小さな妖精に遭遇した。
      私:こんにちは。どうやら森に迷い込んだようですね。この森の住民として、あなたたちに正しい方向を示しましょう。
      私:妖精は正しい方向を示してくれた。彼女の導きに従い、私は森から出ることができた。
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:(私は自分の勘を信じて進むことにした。)
      私:しばらくすると、1人の小さな妖精に遭遇した。
      私:こんにちは。どうやら森に迷い込んだようですね。この森の住民として、あなたたちに正しい方向を示しましょう。
      私:妖精の導きに従ってしばらく歩いていたが、より闇が深い場所へと進んでしまった。
      私:ジメジメとした森の中で一晩中過ごし、私はようやく森の迷宮から出ることができた。


鬼火

鬼火.jpg

鬼火のもとでハーフエルフに出会う

ネストの森に鬼火の怪奇現象が発生した。
その正体は、魔力のツタに囚われたハーフエルフだった。
彼の名はエルヴィン。オリオンと同じく、大陸を渡り歩く旅人だ。
2人は互いに助け合い、森から出ることができた。

私:(これは……森の鬼火?『ルノ大陸史種族の巻』のよると、鬼火はエルフ族と深い繋がりがあるらしい。鬼火の守護者であり、創造者でもあるエルフは、この光で旅人たちを森や荒野の外まで導いていたそうだ。)
私:(しかし、一部の邪悪なエルフが鬼火の力を理余殃して人を惑わしたり、攻撃することもある。今のところ私にそれを判断することはできない。だから心の赴くまま、鬼火が点滅する方向へと慎重に足を進めた。)
私:(ほど遠くない場所で人影が見えた。地を這い、地面で身動きが取れなくなっているようだ。よく見ればその足首に魔力のツタが絡みついていた。)
ハーフエルフナイト:そ、そこにいるのは誰だ!
私:(その者は警戒した様子で私に剣を向けた。しかし、もがけばもがくほど魔力のツタは彼をきつく締め付ける。彼の金髪に隠れたエルフの耳が少し見えた。)
私:君はエルフなのか?
私:(彼は剣を下ろさず、むしろ剣を握る力を強めた。敵意がないことを示すために、私は彼に巻きついている魔力のツタを断ち切った。)
ハーフエルフナイト:ありがとう。さっきはすまない……
ハーフエルフナイト:シャドウパレスから来たのか?
私:なぜそれを?
ハーフエルフナイト:学士だけが持っている紐製のネックレスを着けていたからだよ。
私:私はオリオン。シャドウパレスから来た。失礼ながら、君はエルフだろうか?
ハーフエルフナイト:……もう分かっているみたいだな。同じ耳が生えているが、厳密に言えば彼らとは同じ種族ではない。
私:まだ歩けるか?
私:(彼はようやく緊張が解けたようで、私にこくりと頷いた。私は彼を支えながらその場を立ち去った。)
私:まだ聞いてなかったが、君の名は?
ハーフエルフナイト:僕はエルヴィン、騎士だ。
私:踏み込んだ質問かもしれないが、エルフではないというのは?
ハーフエルフナイト:ああ、僕はハーフエルフなんだ。人間からはエルフの姿に見えるけれど、エルフからは人間に見えるんだよ。
私:よろしく、エルヴィン。君は私がこの大陸で出会った初めての友人だ。
私:(善意を向けたおかげで、彼も口を開いてくれたようだ。)
ハーフエルフナイト:ここはネストの森。かつてはエルフの聖地だった場所だ。太古の昔、守護龍はエルフを守り、大陸に祝福をもたらすために世界樹を作った。
ハーフエルフナイト:その根の地下にはフヴェルゲルミルの泉が流れていて、世界樹を潤わせている。
私:フヴェルゲルミルの泉?
ハーフエルフナイト:僕らの言葉で、フヴェルゲルミルは「沸騰する大きな鍋」という意味を持つ。太古の時代から存在する枯れない泉で、世界樹に水を供給しているんだ。
私:(彼の視線を追うと、ネストの森と氷河の背の境目で、雲を突き抜けて佇む巨大な世界樹が見えた。そのすぐ近くにあるのが、危険と未知が溢れる混沌の地だ。
ハーフエルフナイト:ルノ暦138年、邪霊との戦いで、邪神が守護龍を惑わした。これによって龍は闇に堕ち、世界樹の根を食らい始めた。
ハーフエルフナイト:世界樹は日に日に枯れていき……ついにある日、木の根は完全に食いつくされてしまった。
ハーフエルフナイト:僕の目的地はそこだ。
私:世界樹は混沌の地に近く、君の足は魔力のツタに浸食されている。毒を薄めなければ、辿り着くのは難しいだろう。
私:(彼は少し不満げに私の手を押しのけた。)
ハーフエルフナイト:これは僕の問題だ……
私:ただの忠告さ。
私:(彼は紫色に変色した踵を見やり、眉をひそめた。)
ハーフエルフナイト:借りを作るのは好きじゃない。シャドウパレスのオリオンよ、僕らで契約を結ぶのはどうだろう?
ハーフエルフナイト:迷宮を出る方法を教えよう。その代わり、一つ手伝ってほしいことがある。
私:何だ?
私:(彼は慎重に背後から薬剤を1本取り出した。ごく普通の瓶に見えるが、彼の口から呪文が紡がれると、指先から特殊な力が生まれた。)
私:(彼が指の腹でそっと拭うと、暗かった瓶が突然輝きだし、瓶の中の液体が不思議な光を放った。まるで手のひらに収まった銀河のようだ。)
私:(そして、空を飛び回っていた黒い生き物たちがこの聖なる光によって追い払われた。)
ハーフエルフナイト:これは「世界樹の祝福」。世界樹の地下水、フヴェルゲルミルの泉から採れたものだ。世界樹の浄化の力が含まれている。
ハーフエルフナイト:他の人にとってはただの水が入った瓶だろうけれど、僕にとっては樹が生き返るためのエネルギーを集めてくれる大切なものだ。これを世界樹のところまで持って行きたい。手伝ってくれないか?

  • 回答1:人助けとして引き受ける
    私:そんな大事な任務を赤の他人に任せられるのか?
    ハーフエルフナイト:僕は自分の判断を信じる。
    ハーフエルフナイト:僕もこの力を以って協力するよ。上手くいけば、3日後にシャドウパレスに金貨が1袋届くはずだ。
    私:シャドウパレスの人間は貪欲ではない。ネストの森から連れ出してくれるなら、取引成立だ。
    ハーフエルフナイト:ここを出る方法は……まず魔力のツタに背を向ける。そこから1歩進む度に3歩さがるんだ。自分の目的が前に進むことだと忘れた頃に、正しい道が姿を現す。
    ハーフエルフナイト:進むべき道は僕が照らそう。
    私:(私は目を閉じ、エルヴィンに教わった方法を思い返した。)
    • 回答:道筋を思い返す
      • ルート:投擲判定成功(確定)
        スキル【瞑想】を獲得
  • 回答2:取引する
    私:ああ、約束する。
    私:(エルヴィンは腰元にあった小物をぶら下げ、道の先を照らした。私はその小物に興味を抱いた。)
    私:エルフというのは、皆こんな珍しいものを持っているのか?
    ハーフエルフナイト:言っただろう?「世界樹の祝福」は常人にとってはただのおとぎ話に過ぎない。その効果を発揮させることができるのはエルフ族だけだ。
    私:いや、「世界樹の祝福」の話じゃない。今君が持っているもののことだ。
    ハーフエルフナイト:ん……?ああ、星の瓶のことか。これはただの照明だよ。
    • 回答:説得して星の瓶を譲ってもらう
      • ルート1:投擲判定大成功・成功
        私:一人で大陸を渡り歩く時、それさえあれば迷子にならないだろうな。
        ハーフエルフナイト:言いたいことがあるなら言いなよ。
        私:……きっと、厳しい旅になる。それで道を照らすことができればーー
        ハーフエルフナイト:つまり、これが欲しいんだね?
        私:(意外なことに、エルヴィンは迷うことなくそれを私に手渡した。彼にとってはごく普通のものだったようだ。)
        ハーフエルフナイト:君の役に立つといいけど。
        アイテム【星の瓶】を獲得
      • ルート2:投擲判定失敗
        ハーフエルフナイト:かつて僕の道を照らしてくれた、大切な仲間だから。
        私:私にもこんなお宝があれば……
        私:(私の意図を察したのか、彼は逆に星の瓶を持つ手に力を込めた。)


鬼火との遭遇

オリオンは世界樹の破滅によって鬼火と化した生霊に遭遇し、彼らを成仏させ、苦しみや恨みから解放させることにした。

私:目の前の森の鬼火から邪悪な気配が溢れだした。
私:『ルノ大陸史種族の巻』によると、世界樹の枯渇と共に、森全体の生命力も弱り始めたらしい。
私:かつては生き生きとしていた生霊も、世界樹の潤いを失った後は徐々に青い鬼火と化してしまった。
私:無限の悲しみと怨念を抱えた鬼火は通りすがりの旅人を襲い、この森の呪いとなっている。
私:鬼火を見て私が感じたのは:

  • 回答1:悲しみ
    私:私は気持ちを落ち着かせ、これらの鬼火を成仏させようとした。
    私:お前たちの境遇には同情するが、今はどうかその恨みや悪意に区切りをつけ、無実の人々を傷つけないでくれ。
    私:その魂に安らかな眠りが訪れ、世のしがらみに囚われず、永遠の安寧を帰すことを祈る。
  • 回答2:怒り
    私:私は気持ちを落ち着かせ、これらの鬼火を成仏させようとした。
    私:お前たちの境遇には同情するが、今はどうかその恨みや悪意に区切りをつけ、無実の人々を傷つけないでくれ。
    私:その魂に安らかな眠りが訪れ、世のしがらみに囚われず、永遠の安寧を帰すことを祈る。


情熱的な亡霊

オリオンはチャターボックスという名の優しい亡霊の話を一晩中聞かされた。

私:私は森の中で静かな空地を見つけ、焚火を起こしてここで一晩休むことにした。
亡霊:こんにちは。少し話さないか?
私:突然かけられた声に私は跳び上がった。声の正体は亡霊だったが、敵意はなさそうだ。
亡霊:こんにちは。俺はチャターボックス、亡霊になってからまだ58年127日12時間28分37秒しか経っていない新入りだ。悪意はない、ただ誰かと話がしたかったんだ。
私:彼に悪意がないことを確認すると、私は警戒を解いた。
亡霊:その火を小さくしてくれないか?そうそう、ありがとう。お前のことが羨ましいよ。亡霊になって以来、美味しいものを口にすることが叶わなくなった……新鮮な果物も、アツアツのパンも、濃厚なチョコレートも、全部俺とは無縁だ。他の生き物が食べ物を味わっているところを見ると、どうしても羨ましく思ってしまう。
私:食べ物を味わえないのは確かに残念なことだ。
亡霊:それだけじゃない。亡霊である以上、俺は夜にしか姿を現せない。俺を怖がる生き物も多いし、一目見ただけで逃げ出すやつもいる。昔は俺にも友人がたくさんいたんだが、今はそいつらと語らうことしかできない。俺はただこの静かな森の中で長い年月を過ごすことしかできないんだ。
私:同情するよ。
亡霊:お前のさっきの反応もそうさ。俺を見かけた冒険者は大体、俺を敵として認識する。色んな方法で俺を攻撃して、俺を消し去ろうとするんだ。怖がるのも分かる。しかし自分で言うのもなんだが、俺は優しい亡霊だ。一度も生き物に危害を加えたことはない。脅威として認識されるのはもう嫌だ。誰かに理解してもらいたかったんだ。
私:彼らの気持ちも分かる。私も手を出すところだった。
亡霊:それからよぉ、俺が一番嫌いなのは亡霊の風邪だ!風邪を引くといつも魂のエネルギーを少し失ってしまう。俺にとっては生きていた頃の風邪よりも酷いもんだ。というか、どうして亡霊なのに風邪を引くんだ?どう考えたって不公平だろう!
回答:……
私:チャターボックスは一晩中喋り続けた。

アイテム【亡霊の囁き】を獲得


世界樹

世界樹.jpg

世界樹で答えを探す

かつて世界に祝福のエネルギーをもたらしいた世界樹だが、今はもう枯れるばかり。
しかしエルフ族の聖物として、エルヴィンは世界樹に対する信仰を諦めていなかった。
2人が苦難を乗り越え、ようやく世界樹にたどり着いた時、世界樹が告げた答えにエルヴィンは戸惑った。

私:(私たちはやっとのことでネストの森から抜け出した。しかし喜ぶのもつかの間、森を出た途端に焼け果てた地の境にたどり着いた。)
私:(真っ黒に焦げた斜めの切り株や、足下で悪臭を放つ液体があちこちにある。それらにうっかり触れてしまえば、黒い液体の流れに飲まれてしまうだろう。あれは地面ではなく、沼なのだ。)
ハーフエルフナイト:用心して、しっかり目を凝らすんだ。ここでは沼のモンスターが出没する。一度起きたら二度と上がって来れないだろう。
私:(強い光が視界を覆い、気が付けば私たちは世界樹の前にいた。)
私:(その後ろには3つの峰が聳えていた。巨大な樹の幹は、まるで4つ目の山に見えるほど大きかった。風が吹くと、邪霊の炎が燃え移った木の葉がパラパラと舞い落ち、重傷を負った巨人が倒れたような騒音が響いた。)
私:(その幹には、ルノ暦138年の悪戦の痕が深く刻まれていた。世界樹に関する詩はシャドウパレスで山ほど読んできたが、実際に樹の目の前に立つと言葉が出てこない。)
ハーフエルフナイト:動くな!
私:(形のない巨大な力が私を押しのけた。巨人の足に胸を踏みつぶされたような感覚だった。)
ハーフエルフナイト:このバリアにはエルフの魔法の痕跡があるけれど、少し違和感がある。氷河の背で暮らしている原住民が設置したものだろう。
私:この近くに?
ハーフエルフナイト:伝説によれば、その原住民たちもエルフらしい。先人がルノ大陸に足を踏み入れる前から、彼らはすでにこの場所で根を下ろしていたという。
ハーフエルフナイト:けれど、言い伝えだけで、実際に見た者はいない。
ハーフエルフナイト:背が高く逞しい身体に美しい容姿、エルフと同じように尖った耳を持つという説もあれば、ドワーフのように背が低く、手足が太いが身のこなしが素早いという説もある。
私:(再び山風が私たちを襲い、私は身体を縮こまらせた。遠くから哀しくも不気味な風の音が聞こえ、元々現実味のなかった場所だが、更に恐怖が募った)
私:(緑色の光が形のないバリアを破り、風の音が再び聞こえた。耳を塞いでも音が劈き、鼓膜が破れそうだった。)
私:(もうダメだと思っていた時、ふと隣にいるエルヴィンは無事なことに気付いた。苦しむ私を見て、彼は近くの葉っぱを摘み、奇妙な形にして私の耳に覆った。すると、さっきまでの音が突然隔たれた。)
私:ーーやっと静かになった。
ハーフエルフナイト:Miksi sinä itket?(なぜ泣いているんだ?)
???:Itken maailmanpuun kuihtumista.(世界樹が枯れているから。)
私:(エルフは見えない誰かと会話していた。姿は見えなかったが、軽やかな足取りによって靡いた風を感じた。どうやら私の周りをグルグルと回っているようだ。)
ハーフエルフナイト:Hän on ystäväni ja auttaa minua tulemaan tänne.(彼は僕の友人で、ここまで来る手助けをしてくれたんだ。)

回答:傍でじっと待つ/会話について訊ねる
※会話に変化なし
ハーフエルフナイト:彼はここに住んでいるエルフだ。エルフ族の血が流れている者にしか見えない。友人だと紹介したから、君のことは決して傷つけないよ。
私:(エルフは私の耳を塞いでいた葉っぱを取り、更に小さい形にした。)
ハーフエルフナイト:耳に入れてみて。
私:(エルフが作った道具も通して、初めて彼らの会話を理解することができた。エルヴィンは目を閉じ、敬虔に言葉を呟いていたーー)
ハーフエルフナイト:最も純粋な「世界樹の祝福」ーーフヴェルゲルミルの泉を持ってここまで来た。
ハーフエルフナイト:世界樹よ、どうか力を与えたまえ。わが心の進むべき道を見つけるために……
???:エルフの旅人よ、今の世界樹の力では、もはやそのフヴェルゲルミルの泉を呼び覚ますことはできない。
???:導きが必要ならば、再生した「祝福」と、予言を告げる水晶玉を持ってもう一度ここに来るといい。
???:残った葉が再び其方のために集う。その時になれば、世界樹が示す方向が見えるだろう。
私:(言い終えると、再び風の音が響き、谷は静寂に陥った。エルヴィンは下を向き、不満げな様子だった。)
ハーフエルフナイト:険しい道のりを乗り越えてこれを世界樹の元まで持って来れば、願いが叶うと思っていたのに。結局空振りだった。
私:さっきの話はどういう意味だったんだ?
ハーフエルフナイト:前半しか分からなかった。目覚めていない「祝福」とはこの「世界樹の祝福」のことだろう。でも、その力を「呼び覚ます」方法は分からない。
ハーフエルフナイト:後半はさっぱりだよ。予言を告げる水晶玉とは何のことだ?
私:(目の前の世界樹を見上げる彼の瞳は、少しずつ光を失っていった。まるで、彼の心に宿る炎まで消えてしまったように見えた。そこで私はーー)
私:もう帰るしかなさそうだ。
私:君の怪我はまだ完全に治っていない。ひとまず安全な場所を見つけてから考えないか?
私:(彼は頷き、私たちはネストの森に戻ることにした。)

私たちがその場を立ち去った時、吹き抜ける風を受けて再び世界樹が大きな音を響かせた。
エルヴィンの落ち込んだ表情を見て、この旅は私の想像ほど甘くないのだと理解した。
それに、これはまだ序の口に過ぎない。

謎の波動

世界樹の近くでオリオンは謎の波動を感じ、交流を試みた。

私:私は枯れ果ててもなお美しい世界樹を遠くから眺めた。ふと、何やら不思議な波動を感じ、交流の意図を察した気がした。

  • 回答1:大声で叫ぶ
    • ルート1:力ポイント投擲判定成功
      私:誰かいるのか?
      私:不思議な波動が強まった。
      私:肉眼では見えないが、私は自分が暖かい力に包まれていくのを感じた。
    • ルート2:力ポイント投擲判定失敗
      私:私は大声で叫び、謎の波動との交流を図った。
      私:だが、何の返答も得られなかった。
  • 回答2:交流を試みる
    • ルート1:知ポイント投擲判定成功
      私:私は本で読んだ古の種族との交流の仕方を思い返そうとした。
      私:Mae govannen。
      私:肉眼では見えないが、私は自分が暖かい力に包まれていくのを感じた。
    • ルート2:知ポイント投擲判定失敗
      私:私は本で読んだ古の種族との交流の仕方を思い返そうとした。
      私:Yog-sothoth。
      私:(ふと、周囲が異様に静まりかえった。先ほどまで私と交流を図っていた生霊たちは消えてしまったようだ。)
      私:私はこの静けさに身震いし、急いでここを離れることしかできなかった。


焦土の中の命

焼き尽くされた大地で、オリオンは逞しく芽吹く小さな苗を見つけた。
命の強さと儚さを痛感し、生命への畏敬の念と感動を覚えた。

私:世界樹の所在はすでに焼け野原となっている。大地には焦げ臭さと煙の匂いが充満しており、息が詰まりそうだ。
私:地面に散乱している焼け焦げた木の葉と枝が宙に浮かび上がり、ザーザーと音を立てた。まるで災いを物語る哀歌のようだ。満開だった花畑も今は黒ずんだ灰に覆われており、乾いた風の中を揺らめいている。
私:私はただこの世界樹を目にするために……今まで旅をしてきたんだな……
私:あれは……
私:「焦土の中で芽生える命」か。不思議だ……

  • 回答1:生命の強さを感嘆する
    私:私の胸は生命に対する尊厳と感動でいっぱいになった。このような劣悪な環境においても、それは強く、しぶとく生きているのだ。
    私:その存在はどのような困難を前にしても、生命なら必ず道を切り開けると私に告げているような気がした。
  • 回答2:生命の脆さを嘆く
    私:私はこの焦土で逞しく成長する幼い苗を見て、憂いを抱いた。このような環境では、成長するために多大な努力が必要になるだろう。
    私:このような劣悪な環境の中、その未来は未知と危険で溢れている。
    私:そんな不可抗力を前にした時、命はこれほどまでに脆い。


世界樹の下で明けた夜

オリオンは世界樹の近くで一晩休んでから出発することにした。

私:私は再び世界樹を訪れ、その巨大な木の下で休める場所を探し、一晩休んでから出発することにした。

  • 回答1:周囲を警戒する(遊侠限定)
    • ルート:敏ポイント投擲判定
      私:安全を確保するために、私は周辺を見回ることにした。
      私:そよ風が吹き、古いルーンが刻まれた木の葉が目の前を横切った。好奇心に駆られた私はそれを追うことにした。
      私:私は木の葉を追って古い大樹に辿り着いた。木の葉の先は木の幹に深く刺さっていた。
      私:ゆっくりと近寄り、私は思わずその葉っぱに触れた。すると突然、葉っぱに描かれたルーンから強い光が放たれ、私は意識を失った。
      私:再び目を開くと、自分の脳内に不思議な知識が送り込まれていることに驚愕した。馴染み深くも全く知らない力が、身体の奥底から溢れ出てくる。
      大成功時
      スキル【多重射撃++】を獲得
      成功時
      スキル【多重射撃+】を獲得
      失敗時
      スキル【多重射撃】を獲得
  • 回答2:早めに休む
    私:夜中に獣に襲われないよう、私は焚火から少し離れた場所に罠を仕掛けた。その後、テントの周辺に簡易的な防御魔法陣を張り、夜間の安全を確保した。
    私:焚火がパチリと音を立て、稀に落ち葉が擦れ合う音が聞こえる。私は満足のいく静かな一晩を過ごした。
  • 回答3:食料の確保
    私:こんな劣悪な環境では食料が欠乏しやすい。私は簡易的な罠を仕掛け、小動物などを捕らえようとしたが、収穫はなかった。
    私:私は持ち歩いていた携帯食料と水を取り出し、近くの森で食用可能な果実やキノコを見つけた。
    私:味気ない食べ物、静かな夜、そして一睡もできなかった私。


???(シナリオノートに記載なし)

私:私は再び世界樹の前に立った。色々なことを経験した今、言葉にならない感情が心の中で燻っている。
私:突然、老いた声が私の脳裏に響いた。
???:若き命よ。
私:誰だ?世界樹なのか?
???:さあ。私自身も、自分が何者なのかは分かっていない。ただ長い、とても長い時を過ごしてきたことだけは知っている。そなたたちの言う時間という概念そのものなのではないかと思うこともある。
私:それは…時の神ということか?
???:時の流れを感じることができぬ、ただの哀れな存在よ。若き命よ、教えてくれ。時の流れを感じられるお前にとって、過去、今、未来の中で最も重要なのはどれだ?

  • 回答1:過去
    私:過去が一番大切だ。今まで経験したことのすべてが、私たちの性格や勇気をかたどっている。過去の成功や失敗が成長に繋がり、私たちをもっと強くしてくれる。だから過去を尊重し、歴史を心に刻んで、同じ轍を踏まないようにするべきだ。
    スキル【渾身の一撃】を獲得
  • 回答2:今
    私:今が一番大切だ。人は今を生き、目の前にある全ての瞬間を大事にするべきだろう。新たな挑み、仲間との絆、笑い合った時間……その一つ一つが私たちの人生の無二の思い出となる。今を大切にし、変化し続けるこの世界に足跡を残す、それが私の答えだ。
    スキル【渾身の一撃】を獲得
  • 回答3:未来
    私:未来が一番大切だ。私たちは人生の目標を定め、それを実現するための努力をしなければならない。未来には無限の可能性がある。私たちが前を見据えていれば、新たな奇跡も栄光も必ず築けるはずだ。過去の私も、今の私も、未来の光のために戦っているのだから。
    スキル【渾身の一撃】を獲得


狩人の小屋

狩人の小屋.jpg

狩人の小屋で休む

世界樹から戻った後、オリオンとエルヴィンは狩人の小屋に入り、ハーフリングの狩人と知り合った。
狩人は2人にヘカテー神殿への道のりがとても険しく、ネストの魔女が力になってくれるかもしれないことを話した。

世界樹から再びネストの森に戻ると、ようやく近くに足を休められる場所を見つけた。

ハーフエルフナイト:恐らくハーフリングが建てた狩人用の小屋だろう。
私:(狩人の小屋の高さは私たちの身長の半分ほどしかない。屋根は藁でできており、円形の木製ゲートにはハーフリングの一族に伝わる紐結びの模様が描かれていた。)
私:(ドアをノックしてみたが、鍵はかかっていなかった。私はエルヴィンと顔を見合わせ、腰をかがめて中に滑り込んだ。)
私:(中に入ると、釘で壁に打ち付けられた1匹の狐が必死にもがく姿が見えた。エルヴィンがその狐の目を撫でると、狐はようやく落ち着きを取り戻した。)
ハーフエルフナイト:蝋燭がまだ暖かい。ついさっきまで誰かがここにいたはずだ。
私:(そう話していた時、1本の矢が私の耳元を掠め、狐の心臓に突き刺さった。肉に突き刺さる生々しい音はまるで警告音のようだ。背が低く逞しい体つきのハーフリングが木のドアを蹴り開けた。)
ハーフリングの狩人:ここはお前たちがいるべき場所じゃない。
私:すまない、勝手に入るつもりはなかったんだが……道に迷ってしまい、少し休める場所を探していた。
私:(彼はギョロリと目玉を動かして私たちを見回し、やがてその視線はエルヴィンの負傷した足首に止まった。)
ハーフリングの狩人:魔力のツタに腐食されているな。すぐに治療しないと、夜になればそいつとおさらばするはめになるぞ。
私:(彼は変わらず警戒の眼差しを向け、恐ろしい形相で私たちに歩み寄った。エルヴィンはずっと口を閉ざしたままだ。ちらりとそちらに視線を向けると、彼は既に武器を強く握りしめていた。)
私:(そのハーフリングは突然机に置かれた薬草を一掴みし、エルヴィンの傷跡に塗りつけた。すると、ドロドロの薬草がすぐに傷口の色を薄めた。)
ハーフリングの狩人:一時しのぎだがな。
ハーフエルフナイト:え……あ、ありがとう。
ハーフリングの狩人:お前らはネストの森に来るべきじゃなかった。ここはとっくに亡霊たちに占拠されている。
私:(迷宮で道に迷った時、頭上を飛び回っていた黒い生き物のことを思い出した。)
私:私たちはシャドウパレスから来た。ヘカテー神殿を目指している。そこへ行くために、ネストの森を通らなければならないんだ。
ハーフリングの狩人:ヘカテー神殿に向かえとオバリスに言われたのか?それがどういう意味か分かっているのか?
ハーフリングの狩人:あそこを目指すなら、民衆の町を通って港に行く必要がある。だが、港はもうずっと前から機能していない。道中どんな危険な目に遭うか分かったものじゃないぞ。
ハーフリングの狩人:無事に川を越えれば王城にたどり着くが、それは勝利のゴールなんかじゃない。闇のスタート地点だ。
ハーフリングの狩人:王城はとうに当時の面影を失っている。無事に戻って来れた奴はいない。
ハーフリングの狩人:仮に運よくそこまで行けたとしても、次はダンジョンのドラゴンに立ち向かわなければならない。もう長年血の味にありつけていないらしい。
ハーフリングの狩人:若者らよ、何も命を賭けることはないだろう。

回答:他に道はあるか?
ハーフリングの狩人:ふむーー
私:(彼は木の桶の酒でその毛むくじゃらな指を濡らし、指で木の机に線を引いた。)
ハーフリングの狩人:ここがシャドウパレスで、ここがヘカテー神殿……最短距離はここからあそこだな。氷河の背を越えてーー
私:(私は笑みをこぼした。)
ハーフリングの狩人:若者よ、氷河の背を越えることができれば、歴史に名を刻むことになるだろう。その貧相な体じゃ無理だろうがな。
私:つまり、他に方法はないのか?
ハーフリングの狩人:鍛錬が必要だ。ネストの魔女が助けになるかもしれない。
ハーフリングの狩人:生前の彼女はハーフエルフだったらしい。本名はエルリンニ。一族に追放された後、邪霊の戦いの間に邪神を崇めるようになったそうだ。
ハーフリングの狩人:不幸なことに、不死身のハーフエルフの血統のせいで彼女は亡霊になれなかった。だから自分の心臓を抜き取ってネストの森に葬り、幽霊のように墓地を彷徨っているんだ。
私:つまり、結局彼女は亡霊なのか?それとも……ハーフエルフ?
ハーフリングの狩人:純粋なエルフでもなければ、極悪の亡霊でもない。彼女の苦し気な歌声は禍々しいものを呼び寄せ、従わせ、道を開いてくれるーーその歌声が終わるまではな。
私:(ふと、エルヴィンが眉をひそめている事に気付いた。何かを考え込んでいるようだ。)
ハーフリングの狩人:役に立つか分からないが、このハーフリングアックスを貸してやろう。

アイテム【ハーフリングアックス】を獲得


狩人の武器を探す

オリオンが狩人の小屋を訪れると、小屋の中に氷晶鉄で作られたシャドウエッジと狼の牙でできた毒牙のナイフを見つけた。

私:(私は再び狩人の小屋に戻ってきた。狩人の小屋はすでに鍵かかっており、1枚のメモが刀によって扉に釘づけられていた。)
私:「ハーフリング以外立入禁止。冷やかしも勝手に入るな。」
私:(私は刀を抜き、中にもっと武器はないか見てみることにした。)

  • 回答:確認する
    • ルート1:力ポイント投擲判定大成功
      私:(中に入ると、棚いっぱいの武器が見えた。)
      私:(どうやら運が良かったみたいだな。)
      これらはたぶん、シャドウエッジと毒牙のナイフじゃないか?シャドウエッジは氷晶鉄で鋳造され、毒牙のナイフは狼の牙でできているみたいだな。
      私:(私はそれらを袋の中に入れ、更に本を1冊見つけた。)
      私:『ハーフリングの誇り:ルノ大陸で名を上げるには?』
      私:(エルヴィンは全く興味がなさそうだったが、今後役に立つかもしれないと思い、それも袋に入れた。)
      アイテム【毒牙のナイフかシャドウエッジ】を獲得
    • ルート2:力ポイント投擲判定成功
      私:(テーブルの上にはよくある狩人の道具しか置かれておらず、特に目ぼしいものは見当たらない。ドサッーー後ろで何かが地面に落ちる音がした。)
      私:(死んだ狐が壁から滑り落ちていた。壁に違和感を感じ、しばらく見つめていると、そこに隠し扉があることに気づいた。)
      私:(隠し扉を開けると、短剣とナイフが1本ずつ入っていた。)
      これはシャドウエッジと毒牙のナイフだろう。
      私:なぜそれを?
      これらはハーフリングが一番よく使う武器なんだ。ハーフリングは氷晶鉄を扱うのが得意で、質感を見る限りこの短剣もその鋳造技術で作られたものだと思われる。ここまで手の込んだ隠し方をするなら、シャドウエッジで間違いないはずだ。
      こっちのナイフは毒のある狼の牙が原材料だから、刃には触らない方がいい。
      私:(私は頷き、それらを慎重に袋に入れた。)
      アイテム【毒牙のナイフかシャドウエッジ】を獲得
    • ルート3:力ポイント投擲判定失敗
      私:(しかし剣を取った直後、背後から狼の唸り声が聞こえた。)
      ハーフリングの狩人:小僧、何をしている?
      私:(ハーフリングの狩人が姿を現し、その隣では1匹の狼が今にも飛び掛かろうとしている。)
      ハーフリングの狩人:丁度うちのペットが腹ペコなんだ。いいところに来たな。
      狼.jpg
      ハーフリングの狩人:こいつの餌になるといい!
      私:(私たちは慌てて逃げ出した。)


未知の骸骨

オリオンはボロボロの小屋で奇妙な骸骨を見つけ、何の生き物の骸骨か判別しようとした。

私:ボロボロの小屋にやって来た。入口には何らかの動物の骨が散らばっている。目の前の景色に怖気が走り、心拍が加速した。私は足元にある骨をじっくりと観察し、何の動物か判別しようとした。

  • 回答1:狼の骨
    私:私はこの骨が狼の者だと考えた。狼はこの土地でよく見られる凶暴な動物だ。ここに引き寄せられ、不幸にもこの小屋で命を落としたのではないだろうか?
    私:この解釈が合理的だと言えるだろう。
  • 回答2:ドラゴンの骨
    私:この骨は神秘的で恐ろしいドラゴンのものなのかもしれない。かつてはこの土地の王だったドラゴン……その屍が、数百年もの間ここに遺棄されていたのだ。
    私:この考えに肝が冷えたが、同時に私の好奇心も揺さぶられた。
  • 回答3:名前のない何か
    私:大胆な予想がある。この骨は地球上には存在しない、名前のない別世界の生物に属するものかもしれない。
    私:遥か遠い世界から来たのかもしれないし、パラレルワールドから来たのかもしれない。彼らはここで囚われ、故郷に帰れないまま死んでいった。
    私:我ながら面白い考えだ。彼らが何を経験したのかが知りたい。


墓地

墓地.jpg

墓地でティフリンに出会う

魔女を探しに森の墓地を訪れたオリオンとエルヴィンは誤ってティフリンを傷つけてしまい、ティフリンはハーフリングの斧を見て2人を警戒した。

私:(ハーフリングの狩人が指さす墓場の方向へと歩いてみた。普通の墓場というより、共同墓地のような場所だ。)
私:(墓地の文字は読み取れず、白い骨や骸骨の上をグルグルと飛ぶ鴉がここの禍々しさを物語っている。)
私:(夜の朧げな霧と煙が混ざり、裸の木の幹の周囲に立ち込める。腐敗した死体のむせかえるような悪臭が私たちの足取りを遅くした。時折、未知の生物の苦しそうなうめき声が響く。)
ハーフエルフナイト:オリオン、これーー
私:(エルリンニの名が書かれた墓石を見つける前に、私たちは王国の姫・ルキアの墓石を先に見つけた。)
私:彼女のような身分の者がなぜこんなところに?
私:(ルノ暦128年、王城にルキアという可愛らしい姫が生まれた。国王は姫を溺愛し、王城内で7日7晩のパーティーを開いたらしい。)
私:(数年後、2番目の姫が生まれた。国王は第二王女の誕生を祝って更に盛大なパーティーを開いた。ルキアは元々自分一人に向けられていた愛情が、徐々に失われていくことを実感した。)
私:(しかし、守れば守るほど花は弱くなる。後に第二王女は病に倒れ、命を落とした。)
私:(妹の死によってルキアは愛情を得られたわけでもなく、国王も心を病んですぐに亡くなった。ルキアは現在に至るまで行方不明になっている。)
私:どうやら、ルキアも彼女の妹と同じ運命を辿ったようだ。
私:(しかしこの瞬間、凄まじい女の叫び声が空を裂いた。何者だ?顔すら見えなかったが……)
ハーフエルフナイト:魔女かもしれない!
私:(私は咄嗟にハーフリングアックスを掴んで魔女の方向に振り上げた。)
私:(意外にもそれは彼女の尻尾に当たった。尻尾を斬られた巨大な身体はみるみるうちに縮んでいき、地面に伏せて震え出しーー)
私:ティフリンか?
私:(彼女はあまりの驚きに、本来の姿を現してしまった。斧は彼女のふくらはぎを掠めただけだったが、彼女は私の斧を見るとすぐさま飛び掛かってきた。)
私:(そして斧が私とエルヴィンの行く先を防いだ。氷晶鉄が皮膚に当たる感覚は、まるで刃を首元に突き付けられているようだった。)
ティフリン:ハーフリングでもないのに、なぜこれを持っているの?
私:ハーフリングの狩人に貰ったんだ。ここで魔女を探すといいと言われて……
私:(彼女は獲物を見定めるようにしっかりと匂いを嗅いだ。彼女はこれを通して他人が友好的かを判断しているのかもしれない。)
ティフリン:魔女に何の用?
私:王城に行くために魔女の力を借りたいんだ。魔女の歌声が役に立つと聞いた。
ティフリン:ふん、また王城の財宝を狙う貪欲な人間ね?あなたたちは魔女の力を全く分かっていない。身の程知らずもいいところだわ。
私:それは誤解だ。財宝を求めてきたわけではない。王城を通ってヘカテー神殿に行き、神託を得るためだ。
私:(彼女はゆっくりと斧を握る力を緩めた。)
ティフリン:神託?
私:私はシャドウパレスから来た。ヘカテー神殿に行き、世界を祝福する神託を得るよう大学士に言い渡されたんだ。
ティフリン:……どうかしら。どうせそれが本当である証拠もないんでしょ?
ティフリン:ハーフリングに関わる人間なんて、信用に値しないクズよ!
ティフリン:(彼女は指を広げた。鋭い爪が私の喉元を狙っている。)
私:待ってくれ!本当に誤解なんだ。ハーフリングとは全く関係ないーー

  • 回答:ティフリンの説得を試みて、信頼を勝ち取る
    • ルート1:知ポイント投擲判定大成功・成功
      私:ネストの森で道に迷い、ネストの森で道に迷い、彼も怪我を負っていた。そこであの狩人の小屋を見つけて、少し休ませてもらったんだ。
      私:彼に貸してもらったこの斧も何の変哲もないただの斧で、道中の荊を断ち切るために使っただけだ。
      私:(彼女の信頼を得るために、私は即座に手中の斧を地面に捨てた。)
      ティフリン:……分かった、今のところは信じてあげる。
      私:しかし君は、随分ハーフリングに恨みを持っているみたいだな。
      ティフリン:私たちとハーフリングは半世紀にも及ぶ戦争を続けてきた。奴らにとって、ティフリンは悪魔の血統を引き継いだ蛮族だから。ハーフリングは遥か昔から氷晶鉄の製造技術を身につけて、私たちを文字通り「狩って」いたのよ。
      ティフリン:お目当てはもちろんお金……私たちの血を集めて、邪悪な魔術師に売りさばいていたってこと。でもあいつらの一族は、今やトロールの奴隷も同然……自業自得よね。
      私:つまり、私たちはあの狩人に騙されていたわけだ。「魔女」とは君のことなんだな?
      ティフリン:あなたたちが出会った狩人というのは、恐らく民衆の町に住んでいるわ。
      私:私たちの次の目的地も民衆の町だ。
      私:(ティフリンとの会話を終えると、彼女は再び煙の中に姿を消した。私たちは狩人の小屋には戻らず、直接民衆の町へと進むことにした。)
      私:(夜が明ける前に出発するも、ティフリンに言われたことが気がかりで、次の目的地のことが少し心配になっていた。この未知の旅はどうなるのか?私たちに答えてくれたのは、吹き荒れる東風の音だけだった。)
    • ルート2:知ポイント投擲判定失敗
      私:(しかし彼女は全くこちらを信用せず、再びその爪を伸ばした。私は反応できず、その鋭利な爪が私を遅いーー)
      私:(幸い、エルフがその剣でティフリンの攻撃を防いでくれた。私たちはティフリンとの戦闘でかなりの気力を消耗した。)
      私:(ティフリンが去ったのはもう真夜中のことだった。夜のネストの森は行動に適していない。やむを得ず、私たちは夜明けを待ってから出発することにした。)


エルリンニを探す

オリオンとエルヴィンは墓地で召喚術を使い、死者からエルリンニに関する情報を聞き出した。
エルリンニがエルフを裏切って亡霊に寝返ったこと、そして姫の失踪が彼女に関係していることが分かった。

私:(更なる情報を求めて、私たちは再び墓地へと戻ってきた。)
ハーフエルフナイト:そうだ、死者に魔女について聞いてみよう。
私:死者に聞く?どうやって?
ハーフエルフナイト:召喚術を使うんだ。
ハーフエルフナイト:(そう言うと、エルヴィンは私に向かって呪文を唱え始めた。)
私:これでいいのか?
ハーフエルフナイト:ああ。でも1人につき3つまでしか質問できない。必要なことだけを聞きなよ。

  • 回答:やってみよう。
    • ルート1:投擲判定大成功
      私:(私たちは墓石を1つ見つけた。墓石によると、彼は邪霊の戦いがあった年に亡くなったようだ。)
      私:(エルヴィンに指で合図され、私はそれに頷いた。チャンスは3回までだ。)
      私:(棺桶を開けた。服装から察するに、この死体は守衛らしき役職だったようだ。)
      私:エルリンニを知っているか?
      亡霊の守衛:知っている。姫が行方不明になった時、私に情報を提供してくれたのは彼女だった。
      私:姫が行方不明?
      亡霊の守衛:ルキア姫だ。
      私:何があったんだ?
      亡霊の守衛:第二王女が亡くなられた後、国王は心を病んで後を追われ、ルキア姫も行方不明になった。途方に暮れていた時、我々に姫の情報を渡してくれたのがエルリンニだった。ただ、少し気がかりなことがある。私は薬物を作っていた場所で、第二王女様の顔を見たのだ。その後、私は死んだ。
      第二王女は死んだはずだろう?
      (しかしその時、チャンスはすでに残っていなかった。最期の質問の後、彼は再び倒れ、永遠に口を閉ざす死体になってしまった。)
    • ルート2:投擲判定成功
      私:(私たちは墓石を1つ見つけた。墓石によると、彼は邪霊の戦いがあった年に亡くなったそうだ。)
      私:(機会は3回まで。単刀直入に聞かなければ。骸骨が棺桶から起き上がった。)
      私:エルリンニというハーフエルフを知っているか?
      死体:聞いたことがある名前だ。彼女はエルフ族を裏切り、亡霊に付き従ったらしいな。
      私:彼女はまだ生きているのか?
      死体:生きているとも死んでいるとも言えない。過去の記憶は持ったままだが、私たちのように正しく葬られることは永遠にないだろう。
      私:どこへ行けば彼女に会える?
      死体:彼女から会いに来れば会える。お前が彼女を見つけることは決して出来ない。
      私:(言い終えた直後に彼は倒れ、再び静かになった。)
      私:直接エルリンニに会うのは無理そうだな。
    • ルート3:投擲判定失敗
      私:(私たちは最初の棺桶を開けた。命日を見る限り、彼は邪霊の戦いがあった年に亡くなったようだ。)
      私:こんにちは。
      死体:こんにちはーー
      私:エルリンニというハーフエルフを知っているか?
      死体:エルリンニ?知らないな。
      私:君は……邪霊の戦いには加わったのか?
      死体:ああ。


通行人の悩み

オリオンは墓地で謎の通行人に出会い、最近の悩みについて話を聞いた。

私:私は墓地の近くで憔悴した様子の男に出会った。彼はとても寂しげにしている。
私:どうしたんだ?この辺りは危険だぞ。
???:(私が近寄ると、彼は素早く頭巾で顔の大半を覆った。)
???:ありがとう。少し……考え事をしていただけだ。
私:悩みがあるなら言ってみるといい。力になれるかもしれない。
???:俺の友人の話なんだが……訳あって、彼は最愛の相手とある件において対立する破目になった。
ハーフエルフナイト:対立?一体どんな?
???:詳しくは言えない。ただ、俺……いや、彼の立場上、彼の最愛の相手が下す選択は……他の者たちを傷つける可能性がある。君ならどうする?

  • 回答1:最愛の相手の選択を信じる。
    私:最愛の相手の選択なら、私はそれを信じたい。私たちは他人を……特に、愛する人を信じなければならない。
    私:彼女の選択は他の人間を傷つけるかもしれないが、きっと何か理由があるはずだ。
    スキル【聖光の弓矢】を獲得
  • 回答2:自分の立場を貫く。
    私:私は自分の立場を貫く。己の価値観と道徳観を信じているからだ。
    私:彼女の選択が本当に他人を傷つけてしまうなら、尚更その間違いを正すべきだ。
    スキル【聖光の弓矢】を獲得
  • 回答3:分からない。
    私:それは難しい問題だな。私にも分からない。君ら……彼らは、互いに話し合って相手の考えを理解し、折衷案を探るべきかもしれない。
    私:互いの立場を理解し合わなければ、問題の解決策は見つからないだろう。
    スキル【聖光の弓矢】を獲得


???:アドバイスありがとう。考えてみるよ。
???:そう言い、彼は立ち去った。身軽なその姿はすぐに影の中に消えていった。
私:変わったやつだ。名前すら聞けなかった。
ハーフエルフナイト:この世界じゃ、名前はそこまで重要なものじゃない。彼の物語と同じだ。立場の違いによって、誰とでも敵になり得るんだから。
私:……


民衆広場

民衆広場.jpg

民衆の町を訪れる

オリオンとエルヴィンは民衆の町に辿り着いた。
目の前の平和で和やかな光景を見て、2人のこれまでの憂いは晴れた。
彼らはモルモット酒場を訪れ、親切なハーフリングのトリビンに出会った。

不安な気持ちのまま、私たちはついに民衆の町にたどり着いた。
しかしティフリンの話とは異なり、町は静かで平和そのものだ。
大陸中を探しても数少ない美しい地だろう。
葉っぱのマークが掛かれた提灯が暖かい光を放ち、長旅の疲れを癒してくれた。
村の入り口に来てみると、チーズと豚肉のいい匂いが鼻をついた。
私はエルフと顔を見合わせ、一目散に町の中心へと駆けていった。
私たちは、町も中心のモルモット酒場を訪れた。
その酒場はこじんまりとした温かみがある雰囲気の周囲の建物からは明らかに浮いており、全体的なデザインはどんな形とも言い難い。
だが、そんなものは店の人気に関係ないようだ。

私:ずいぶんにぎやかだな。
私:(ハーフリングの体型に合わせて建てられた酒場だが、入ってみると身体の大きな巨人もたくさん席に着き、テーブルを囲んでいた。)
私:(彼らは腰を曲げ、鼻先によくぶつかる天上のランプを手で弄びつつ、彼らの指先ほどの大きさしかない竹筒のコップを撮んでいた。窮屈に見えるが、これでも十分楽しそうだ。)
ハーフリングのトリビン:お客様、このトリビンに何かお手伝いできることはありますか?
私:空いている部屋はあるか?
ハーフリングのトリビン:モルモット酒場は飲食サービスのみ提供しております。「ハーフリングロイヤル客」サービスをご利用になりたい場合は、町のセイヨウキヅタ旅館までお越しください。そちらでサービスを提供させていただきます。
私:ロイヤル旅行客サービス?
私:(予想外にも、私たちは熱烈な歓迎を受けた。)
ハーフリングのトリビン:お客様、ハーフリングは古くより親切で友好的な性格で有名です。一族は打撃を受けたこともありますが、ほとんどのハーフリングはその初心を忘れておりませんよ。
ハーフリングのトリビン:一定の報酬を支払うだけで、古くから伝わる王族の待遇を受けることができます。
私:(彼は両手をすり合わせた。私はすぐに彼の言いたいことを理解し、慌てて大学士からもらった金貨の袋を取り出した。)
ハーフリングのトリビン:金は命ですからね、お客様。
私:(こうして、彼は私たちを連れて曲がりくねる道を進んだ。)
ハーフリングのトリビン:ここがセイヨウキヅタ旅館です。またお会いできることを楽しみにしております。
私:(そう言うと、彼はあっという間に人混みの中に姿を消した。)
私:(入口には、汚れた袋が1つぶら下がっていた。エルヴィンは疑うようにその袋を睨み付け……パン!ーー突然その袋を突き破った。悪臭が漂う液体が途端に溢れだす。)
ハーフエルフナイト:これが、王族が受ける待遇とやらだと思う?
村人:誰よ!せっかくハエ除けの馬の尿を掛けておいたのに、勝手に袋を破るなんて!
私:(一人の若い女性が怒った様子で中から歩み出た。)
私:すまない、悪気があったわけじゃないんだ……ここがセイヨウキヅタ旅館だろうか?
村人:いいえ、この町にそんな名前の旅館はないわ。騙されたのよ、あんたたち。でも、旅館サービスならうちも提供できるから。
私:(彼女も両手をすり合わせ、私も今回は自分からポケットを探った。)
私:ない!
私:さっきのトリビンとかいう若者だ!
ハーフエルフナイト:……早く追おう。
私:(ようやく私は町の中心にあるサーカスの入口で、見覚えがある空っぽの袋を見つけた。中に入ると、トリビンが丁度人混みの中でステージに向かって金貨を撒いていたところだった。ああ、私の金が!)
私:トリビン、待て!
私:(私に気付いた途端、彼は尻尾を撒いて逃げ出した。私は人混みの中を当てもなく探すことしかできなかったが、それも目に見えない壁に寄りかかる梯子を見つけるまでのことだった。空中に立てかけられているように見えたのは、放浪者がよく使う透明化トリックなのだろう。)

  • 回答:飛び掛かる
    • ルート1:敏ポイント投擲判定大成功・成功
      私:(運よく彼を捕まえることができ、彼は姿を現した。)
      私:(客に金を払わせておいて、財布まで盗むのがハーフリングロイヤルサービスとやらの一環なのか?
      ハーフリングのトリビン:イテテテーー悪かった、悪かったから!残った金はポケットに入っている。全部返すよ。
      私:(彼のベルトの中からようやく最後の数枚の硬貨を奪い返すと、彼は私の隙を突いて逃げ出した。)
      私:(彼を追おうとした時、隅に緑色のスカートを着たハーフリングの少女がこちらを見ていることに気付いた。彼女は手招きして私をそちらに呼び寄せた。)
    • ルート2:敏ポイント投擲判定失敗
      私:(飛び掛かったものの、両手は空を切り、頭が地面に直撃した。額に小さなコブが出来てしまった。)
      私:くそ……
      私:(額を撫でていると、隅に緑色のスカートを着たハーフリングの少女がこちらを見ていることに気付いた。彼女は手招きして私をそちらに呼び寄せた。)


マジックショー

オリオンは民衆広場でマジックショーを見かけ、そのショーのサポートを頼まれて舞台に上がった。
しかし、このマジシャンはただのマジシャンではなさそうだ。

私:民衆広場の市場は人で賑わい、様々な屋台が広げられていた。
私:私たちは出し物の屋台の前で足を止めた。奇妙な山羊ひげをのばしたハーフリングがマジックショーをしており、その素晴らしい腕前で観客たちの目を翻弄していた。それに引き寄せられ、周囲には人だかりができている。
ハーフリングのトリビン:続いて、観客の1人にショーのアシスタントをしてもらいましょう。そこの男性の方、どうぞこちらへ。
私:私は観客の歓声を浴びながら舞台に上がった。
ハーフリングのトリビン:今から、あなたの目の前でこの銅貨を消して見せます。
私:彼の手が目まぐるしく動いたが、私ほどの冒険者ともなればこの程度のトリックはバレバレだった。
私:彼の大袈裟な動きが終わるとともに、観客の前で銅貨が消えた。

  • 回答1:私の髪の中
    • ルート1:敏ポイント投擲判定大成功・成功
      私:銅貨の場所なら知っている。
      私:(私は自信たっぷりに言い放った。)
      私:私は耳の後ろに延ばされた手を掴んだ。
      私:同時に、もう片方の手で私の腰元の財布に伸ばされた手を掴んだ。
      私:これもマジックの一環か?
      彼は無理やり営業スマイルを顔に貼り付け、思いっきり私に唾を吐いた。
      私:私はすぐに首をひねってそれを避けた。
      彼は私が手を離した隙に逃げ出し、人ごみに紛れて行方をくらませた。
      私:私が慌てて伸ばした手はその奇妙な山羊ひげしか掴み取れなかった。
      私:財布を取られなくて良かった。
      スキル【全力斬り】を獲得
    • ルート2:敏ポイント投擲判定失敗
      私:銅貨の場所なら知っている。
      私:(私は自信たっぷりに言い放った。)
      私:私は耳の後ろに延ばされた手を掴んだ。広げてみると、やはり中指と薬指の間にあの銅貨が隠されていた。
      私:観客はブーイングの嵐だ。マジシャンは恥ずかしそうに舞台裏に引っ込んでいった。
      私:タネを明かされたせいで人ごみはすぐに散っていき、マジシャンもどこかへ行ってしまった。
      ハーフエルフナイト:さて、今夜泊まれる場所を探しに行こう。
      私:(私は大学士からもらった金貨の袋を取り出そうとした。)
      私:ない!
      私:しまった、あのマジシャンか!
      ハーフエルフナイト:……早く追おう。
  • 回答2:マジシャンの手の中
    回答1と同様
  • 回答3:私の上着のポケット
    回答1と同様


運命の商人

目立たない暗い路地で、オリオンは謎の運命の商人に出会った。
そして運命の神の導きの下、彼の運命を変えるかもしれない商品を1つ選んだ。

私:(居住区のすぐ近くの暗い路地で、あまり目立たない小さな店が目に入った。)
私:運命の店?
私:(自分でもなぜか分からないが、私は店に入ってみることにした。)
私:何か役に立つものが見つかるかもしれない。
運命の商人:いらっしゃいませ。あなたがこの店に足を踏み入れたのも、きっと運命の神のお導きでしょう。好きな商品を1品お選びください。

  • 回答1:武器
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:(目立たない片隅で、不思議な気配を放つ手袋を見つけた。手袋にはキラキラと光る宝石が5つはめ込まれている。)
      私:これだ!
      私:(私は興奮気味にその手袋を身につけた。その途端、不思議な力が全身に満ち溢れたのを感じた。)
      私:私は振り向こうとし……気が付けば路地の入口に立ちつくしていた。ぼんやりとする意識の中、商人の声が耳元にこだました。
      運命の商人:当店の商品は返品いたしかねます。またのご来店をお待ちしております。
      アイテム【智慧の手袋】を獲得
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:(目立たない片隅で、特別な形をした盾を見つけた。盾の中央は白い五芒星の形をしている。)
      私:これだ!
      私:(私は興奮気味にその盾を持ち上げた。盾は異様なほど軽かった。)
      私:木製!?
      私:私は振り向こうとし……気が付けば路地の入口に立ちつくしていた。ぼんやりとする意識の中、商人の声が耳元にこだました。
      運命の商人:当店の商品は返品いたしかねます。またのご来店をお待ちしております。
  • 回答2:装飾品
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:(目立たない片隅で、古風な箱を1つ見つけた。)
      私:これだ!
      私:(私は興奮気味に箱を開けた。遥か遠い過去を彷彿とさせる気配が辺りに広がった。箱の中身は謎の模様が刻まれたブレスレット。)
      私:私は振り向こうとし……気が付けば路地の入口に立ちつくしていた。ぼんやりとする意識の中、商人の声が耳元にこだました。
      運命の商人:当店の商品は返品いたしかねます。またのご来店をお待ちしております。
      アイテム【運命のブレスレット】を獲得
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:(目立たない片隅で、古風な箱を1つ見つけた。)
      私:これだ!
      私:(私は興奮気味に箱を開けたが、中身は空っぽだった。)
      私:「不可視の指輪」。なぜか、私はこの商品の名前を知っていた。
      私:私は振り向こうとし……気が付けば路地の入口に立ちつくしていた。ぼんやりとする意識の中、商人の声が耳元にこだました。
      運命の商人:当店の商品は返品いたしかねます。またのご来店をお待ちしております。
  • 回答3:食材
    • ルート1:投擲判定大成功・成功
      私:(目立たない片隅で、変わった形の果実を1つ見つけた。)
      私:これだ!
      私:(私は興奮気味に螺旋模様を持つ紫色の果実を手に取った。その光沢に、私は思わずがぶりと噛みついた。)
      私:私は振り向こうとし……気が付けば路地の入口に立ちつくしていた。ぼんやりとする意識の中、商人の声が耳元にこだました。
      運命の商人:当店の商品は返品いたしかねます。またのご来店をお待ちしております。
    • ルート2:投擲判定失敗
      私:(目立たない片隅で、新鮮な果実を見つけた。)
      私:これだ!
      私:(私は興奮気味にその赤い果実を手に取り、思わずがぶりと噛みついた。甘く爽やかな香りが口に広がった。)
      私:「禁断の果実」。『失楽園』という古い書籍でそう呼ばれていたはずだ。
      私:私は振り向こうとし……気が付けば路地の入口に立ちつくしていた。ぼんやりとする意識の中、商人の声が耳元にこだました。
      運命の商人:当店の商品は返品いたしかねます。またのご来店をお待ちしております。


マカアランの剣について訊ねる

オリオンは伝説のマカアランの剣を探すことにした。
広場にいた詩人がマカアランの消失にまつわる物語を詠っていたが、どこに隠されているかまでは分からなかった。

私:(ヴィッセルに聞いたことがあった。ミスリルは珍しい金属で、武器に使えば柔軟性と強靭さを併せ持つらしい。)
私:(そんなミスリルで作られたマカアランは正に極めて貴重な長剣だ。意味は「鋭利な月光」。マカアランを目にした者は、誰もがその製造技術と美しい見た目に感嘆すると言われている。)
私:(再び民衆広場に戻り、村人に長剣マカアランの行方について聞くことにした。)

  • 回答1:モルモット酒場に行く
    私:(モルモット酒場は相変わらず賑やかで、数人の巨人がテーブルを囲んで酒をあおっていた。)
    私:こんにちは。長剣マカアランの在処について知らないだろうか?
    私:(巨人たちは見下すような視線を向け、何事もなかったかのように飲み続けた。)
    私:(私は彼らの竹筒のコップを奪い、テーブルを叩いて彼らの注意を引いた。)
    私:長剣マカアランの在処を知る者がいれば、十分な報酬を支払おう。
    巨人:ガッハッハッハーー
    私:(しかし巨人は大声で笑い始めた。)
    巨人:あんなもの、半世紀以上見つかってねぇんだぞ?本物を見たやつなんか一人もいねぇ。全部子供騙しのおとぎ話だ。
    巨人:小僧、金は持っていけ。ここでふざけた真似はするな。これは最後の忠告だ。
    私:(彼は太い指を伸ばし、警告の意思を示した。)
    私:(手掛かりはここまでだな。)
  • 回答2:セイヨウキヅタ旅館に行く
    私:(私はセイヨウキヅタ旅館を当たってみることにした。本当はこの名前ではないらしいが、入口にかかっていた馬尿が印象的すぎた。)
    私:(私は旅館の扉をノックした。)
    私:こんにちは、レディー。長剣マカアランの在り処について訊ねたいんだが。
    村人:マカアラン?半世紀前の骨董級のものでしょう?そんなもの探してどうするの?
    私:大陸を冒険するにあたって、私たちの力になってくれるんだ。
    私:(彼女は鼻で笑った。)
    村人:ごめんなさい、私に手伝えることはないわ。
  • 回答3:広場の中心に行く
    私:(特に何も考えずに広場の中心まで行くと、広場で吟遊詩人が古い詩を詠っていた。)
    吟遊詩人:旅の勇士よ、面白いお話をどうぞ聞いて行ってください。
    吟遊詩人:昔々、この町は名勝地として広く知られていました。無数の宝がこの地に眠っています。
    吟遊詩人:古き神秘のマカアラン…それを求めて、何人もの勇者がこの地を訪れました。
    吟遊詩人:ミスリルで作られた鋭利な剣の寒光は星空を映し、勇士はそれに無我夢中になりました。
    吟遊詩人:しかしある日、太陽が町を照らす中、人々の目の前で神剣は突如姿を消しました。
    吟遊詩人:博識な長老は、マカアランは貪欲な主を選ばないのだと世間に警告しました。
    吟遊詩人:神剣は伝説となり、人々は徐々にその存在を忘れていきました。ガラクタとなったそれは今もこの町のどこかに隠されています。
    吟遊詩人:いつの日か、その名を耳にして訪れた英雄が再びマカアランの輝きを取り戻す時が来るでしょう。
    吟遊詩人:その時神剣が輝くかどうかは、英雄の良心に訪ねてみれば、マカアランがおのずと答えを見せてくれるはずです。
    私:(詩にはマカアランの手掛かりがあった。昔この町に隠されており、多くのものがそれを求めて訪れたが、ある日突然白日の下で姿を消したらしい。)
    私:(今もマカアランはこの町に隠されているのか、剣が選んだ英雄は誰なのか…それは分からない。)


居住区

居住区.jpg

アスモの要求を承諾する

ハーフリングのヴィッセルはオリオンとエルヴインを地下宮殿へと案内した。
驚いたことに、そこは聖なるアスモの住処だった。
アスモは聖水を神殿に持っていき、迷える導きの天使を救うために祈りを捧げてほしいと彼らに頼んだ。

ハーフリングのヴィッセル:彼はトリビン、いつもこの一帯をうろついている放浪者よ。お金は諦めた方がいいわ。私はヴィッセル、あなたはシャドウパレスから来た学士さんね?
私:なぜそれを?
私:(彼女はそれには答えなかった。)
ハーフリングのヴィッセル:あなたのお友達……そっちのハーフエルフは、足を怪我しているんでしょう?狩人のチカラシバが塗ってあるみたいだけど、できるだけ早く治療した方が良いわ。
私:(彼女の言葉を聞き、私は逆に警戒を強めた。)
私:ずっと私たちをつけていたのか?
ハーフリングのヴィッセル:まあ、人聞きの悪い。つけるも何も……あなたと連れのハーフエルフは、民衆の町に入った瞬間から誰よりも目立っていたじゃない。
私:ずっと治療できる場所を探していたんだ。手伝ってくれないか?
ハーフリングのヴィッセル:タダで解決できる話ではないけど……いいわ。手を貸してあげる。付いてきて。
私:君たちハーフリングは私の想像とは少し違っているみたいだ。今まで聞いた話ではずいぶん凶悪なイメージだったが。
ハーフリングのヴィッセル:凶悪?ふふふ。
私:ティフリンと半世紀に及ぶ戦争をしてきたと聞いた。ティフリンを殺すのはその血液を邪悪な魔術師に売るためだと。
私:(彼女は足を止め、突如表情を引き締めた。)
ハーフリングのヴィッセル:それが噓だとは言えないわ。でもそれをあなたに教えた人は、全貌を伝えてはいないわね。
ハーフリングのヴィッセル:ハーフリングの誰もがそういう訳ではないの。実際、亡霊の魔術師に惑わされなければ、あのハーフリングたちも彼の殺戮の道具になることはなかった。
私:亡霊の魔術師?そいつがハーフリングの意識を変えたのか?彼は一体何者なんだ?
ハーフリングのヴィッセル:当時、邪神が世界樹を破壊した時、邪霊の炎が大陸中を覆った。それと同時に生まれた新しい種族ーーそれが亡霊よ。
ハーフリングのヴィッセル:彼らはこの世で最も邪悪な不死者であり、焼き尽くされた大陸の辺境を幽霊の如く彷徨い、道を踏み外す人間を狩る。そして亡霊の魔術師とは、その種族を率いる存在のことなの。
ハーフリングのヴィッセル:彼に惑わされたハーフリングは、彼に利用されて殺戮を行った。今の私たちがトロールの奴隷に成り下がったのも、堕落の対価だと思っているわ。
ハーフリングのヴィッセル:民衆の町は私たちの最後の浄土……郊外まで行けば、トロールが同胞たちをどう扱っているか見られるはずよ。
ハーフリングのヴィッセル:一生忘れられない光景になるかもしれないけど……
私:(彼女は泪を我慢していた。)
ハーフリングのヴィッセル:私は、苦しんでいる彼らを見て何も出来なかった。
私:君のせいではない。邪霊の戦いは私たちに変えられるものでもないのだからーーそういえば、今回私が旅に出たのも同じ目的のためだ。
私:ヘカテー神殿に向かい、大陸を祝福する神託を得る。
私:(彼女は信じられないような眼差しを私に向けた。)
私:失礼な質問かもしれないが、郊外ではトロールがハーフリングを従えていると言っていたな。なぜここは無事なんだ?
私:(彼女は少し間を置いた。)
ハーフリングのヴィッセル:じきに分かるわ。さあ、お友達を呼んできて。こっちよ。 
私:(私はエルヴィンを連れて彼女について行った。曲がりくねる道を通り、背の低い農家にたどり着くと、彼女はその地下の扉を開いた。)
私:(まさかこんな小さな農家に地下宮殿が隠されていたとは。地上の木造建築とは異なり、地下は全てが美しい石柱で構築されていた。ハーフリングは一体どうやってこれを建てたのだろうか。)
私:(宮殿の奥深くまで歩いて行くと、程遠くないところに一人の女性が立っているのが見えた。身なりや額のマークを見る限り、彼女がアスモなのだろう。)
私:(アスモは天の神と人間の子だ。大陸における神の掟の執行者であり、人間の女性の姿をしている。)
私:(通常、アスモは一人の導きの天使と繋がりを持ち、彼女の優しさは天使にも影響を与える。しかし、目の前のアスモと繋がっているはずの導きの天使は見当たらない。)
私:(私を見ると、アスモは目を見開いて驚いた。)

回答:どうしたんだ?
私:(私はヴィッセルに訊ねてみたが、ヴィッセルは首を振るだけだった。)
私:(そして、アスモは私に理解できない複雑かつ細かい印を両手で結び、いくつかの呪文を唱えた。)
私:(すると、彼女の体はまるで見えない力に貫かれたようにぐらりと揺らぎ、元に戻った。まるで何かが彼女の体に潜り込んだように見えた。)
私:(最後に彼女は両手で私の頭を覆い、こう唱えたーー)
聖なるアスモ:古き災いが再び繰り返され、邪神の子が降臨する。信者たちは歓声を上げ、新たな主人を迎える。
私:(唱え終わると彼女は疲れ果て、エネルギーを全て使い果たしたように地面に倒れてしまった。)
私:(アスモが目覚めるのを待つ間、ヴィッセルはこんな話をしてくれたーー)
ハーフリングのヴィッセル:民衆の町が無事なのはなぜかと聞いていたでしょう?アスモがその答えよ。
私:アスモは導きの天使と二人で一人だと聞くが、なぜアスモ一人しか見当たらないんだ?
ハーフリングのヴィッセル:ハーフリングが亡霊に惑わされた話を覚えているかしら?それだけではないの。あの邪悪な亡霊たちは導きの天使まで奪い去り、アスモと彼の繋がりは断たれてしまった。
聖なるアスモ:シャドウパレスから来た若者よ……私たちにはあなたの助けが必要だわ。
私:(いつの間にか、アスモが目を覚ましていた。眼差しは心なしか冷たく、何らかの災厄を見つめているようだ。)
聖なるアスモ:ーーあなたには最高の待遇を、そしてあなたの友人には神聖な治療を約束する。その代わり、私に手を貸してほしい。
私:(彼女はエルヴィンの前まで歩み寄った。軽やかな詠唱と共に、彼女の手のひらから光が生まれると、エルフの足首に開いた傷はすぐに塞がった。)
聖なるアスモ:ヘカテー神殿に向かおうとしていることは知っているわ。神像の前で神託を得るためでしょう。
聖なるアスモ:私の頼みは……この「アスモの守護」を神殿の祭壇に持っていき、神の力を借りて導きの天使を改心させること。
私:(私は彼らを見回し、救われたばかりのエルヴィンに目を向けると、軽く会釈して彼女から聖水を受け取った。)
私:旅のついでだ、引き受けよう。導きの天使があなたの元へ戻れることを祈るよ。
ハーフリングのヴィッセル:ヘカテー神殿に入る一番の近道は水路よ。でも邪霊の戦い以来、王城へ通じる港はずっと機能していないわ。
私:(アスモが私の目の前まで歩いてきた。その眼球はギョロギョロと動いている。)
聖なるアスモ:シャドウパレスから来た若者よ、私には「見える」。この先には危険がたくさん待ち受けている。あなたは川を渡って王城へ向かわなければならない。
聖なるアスモ:障害は1つだけじゃない。ドラゴンがドームに居座っている。できるだけ早くドラゴンテイマーの剣を見つける必要があるでしょう。
ハーフリングのヴィッセル:ハーフリングとトロールがまだ戦っていた時、町の郊外でドラゴンテイマーの剣を見たという人がいたけれど、噂はそこで途絶えている。郊外の物拾いの拠点辺りを探してみるといいわ。
ハーフリングのヴィッセル:私が案内するよ。
ハーフエルフナイト:怪我も治ったことだし、僕も行こう。


村人を手伝う

オリオンは民衆の町の居住区で食料を運んでいた若者に手を貸した。
若者はその兄、ピックティースが大物と渡り合う商売人であることを告げた。

私:(私は民衆の町の居住区を訪れた。ここで民衆の町について知り、これからの冒険に備えるために、村人に何か手伝えることはないか聞いてみることにした。)
私:(1人の若者が木製のワゴンを押し、ヨロヨロと何かの袋を運んでいた。)

  • 回答:手伝う
    • ルート1:投擲判定大成功
      村人:ありがとう。
      私:どういたしまして。
      村人:ハーフリングは公平な商売しかしない。これはお礼だ。受け取ってほしい。
      私:(彼から金貨1枚渡された。)
      私:中身は一体何なんだ?ずいぶん重いみたいだが?
      村人:ただの食料さ。
      私:(彼は緊張気味にその袋を少し後ろに引っ張り、もう一度手を貸そうとした私を断った。)
      村人:助かった。後はこいつをピックティースに渡すだけだから、一人でもなんとかなる。
      私:(私は彼からもらった金貨を突き返した。)
      私:私は怪しい売買に手を汚すつもりはない。
      村人:汚すなんて!
      村人:これは記憶薬を作るための原料だよ。
      私:記憶薬?君の兄は誰と商売をしているんだ?
      村人:わからない……買い手も売り手も、兄貴自身すら知らない。兄貴の仕事は荷物を運ぶところまでだから。
      私:いい、ありがとう。
      村人:もう行かないと。
      スキル【追尾射撃】を獲得
    • ルート2:投擲判定成功
      村人:ありがとう。
      私:どういたしまして。
      村人:ハーフリングは公平な商売しかしない。これはお礼だ。受け取ってほしい。
      私:(彼から金貨1枚渡された。)
      私:中身は一体何なんだ?ずいぶん重いみたいだが?
      村人:ただの食料さ。
      私:(彼は緊張気味にその袋を少し後ろに引っ張り、もう一度手を貸そうとした私を断った。)
      村人:助かった。後はこいつをピックティースに渡すだけだから、一人でもなんとかなる。
      私:ピックティース?
      村人:俺の兄貴で、偉い商売人なんだ!
      私:(彼は憧憬に目を輝かせた。)
      私:君の兄貴は何の商売をしているんだ?
      村人:具体的なことはよく知らない。聞くなと言われていて……でも、いつも有名人を相手にして、うちの町のものを高値で売っているんだよ。
      私:今運んでいる袋もそうなのか?
      私:(彼は余計なことを口にしてしまったと気付いたようで、すぐに話題を変えた。)
      私:(私はその袋から酸性らしき液体が少し漏れて、ワゴンの木の板に染みていることに気付いた。)
      村人:ありがとう。もう行かないと。
      スキル【追尾射撃】を獲得
    • ルート3:投擲判定失敗
      村人:ありがとう。
      私:どういたしまして。
      村人:ハーフリングは公平な商売しかしない。これはお礼だ。受け取ってほしい。
      私:(彼から金貨1枚渡された。)
      私:中身は一体何なんだ?ずいぶん重いみたいだが?
      村人:ただの食料さ。
      私:(彼は緊張気味にその袋を少し後ろに引っ張り、もう一度手を貸そうとした私を断った。)
      村人:助かった。後はこいつをピックティースに渡すだけだから、一人でもなんとかなる。
      私:ピックティース?
      村人:俺の兄貴で、偉い商売人なんだ!
      私:(彼は憧憬に目を輝かせた。)
      私:君の兄貴は何の商売をしているんだ?
      村人:具体的なことはよく知らない。聞くなと言われていて……でも、いつも有名人を相手にして、うちの町のものを高値で売っているんだよ。
      私:今運んでいる袋もそうなのか?
      私:(彼は余計なことを口にしてしまったと気付いたようで、すぐに話題を変えた。)
      私:(私はその袋から酸性らしき液体が少し漏れて、ワゴンの木の板に染みていることに気付いた。)
      私:これは何だ?食料ではないよな?
      私:(すると、親しげに見えた少年は途端に凶悪な顔を浮かべ、1体の獣を呼び出した。)
      私:(その凶暴な獣との戦闘が終わると、その少年もいつの間にか逃げ出していた。その荷物が一体何だったのか分からないまま、手掛かりはここで途切れてしまった。)


亡霊の魔術師の噂

村人の会話から、オリオンは亡霊の魔術師に関する噂を知ることができた。

私:私は新しい手掛かりや冒険に関する情報を集めるために、居住区を散策した。
私:町の片隅で、ここの住民が亡霊の魔術師について噂している声が耳に入った。

  • 回答1:噂1
    村人:亡霊の魔術師は愛の悲劇によって道を踏み外した。彼は死んだ最愛の相手を蘇らせようとした結果、果てしない闇に陥ってしまった。
  • 回答2:噂2
    村人:亡霊の魔術師の名は、住民たちの恐怖の代名詞となっている。大人たちは亡霊の魔術師の伝説を利用し、夜に出歩こうとするわんぱくな子どもをしつけていた。
  • 回答3:噂3
    村人:亡霊の魔術師は呪いの杖を持っている。この杖は無数の亡霊の魂を操り、亡霊の魔術師に服従させることができるという。


ロイヤル荘園の守衛

オリオンたちはロイヤル荘園の主人と話をしようとしたが、入口の守衛に道を阻まれた。

私:(私たちはとある貴族の荘園の外にやって来た。ここの主人は様々な冒険者と繋がりを持つのが好きらしい。)
守衛:ロイヤル荘園の主人の名のもとに、招かれざる客は一歩も先へは進ませぬ。

  • 回答1:武力行使
    • ルート1:力ポイント投擲判定成功
      私:私は近くに落ちていた太い木の枝を拾い、見せつけるように守衛の目の前に持っていき、両手でへし折った。
      私:「パキッ」という音と共に、木の枝は私の手の中で2本に折られた。
      守衛:守衛はすぐに私の強大な力に屈服した。
      守衛:荘園の主人はきっとあなたたちのような強い者を歓迎します。どうぞ!
    • ルート2:力ポイント投擲判定失敗
      私:私は近くに落ちていた木の枝を拾い、両手でへし折った。
      私:しなやかな木の枝は折れることなく、私の手から離れた瞬間に私の顏に跳ね返り、くっきりと痕を残した。
      私:守衛、ヴィッセル、エルヴィンの3人はポカンと私を見ていた。
      私:私は彼らが我に返る前にすぐさまその場を立ち去った。
  • 回答2:説得を試みる
    • ルート1:知ポイント投擲判定成功
      ハーフリングのヴィッセル:あの!ロイヤル荘園の主人のお名前は?
      守衛:あ?それは……何だったか。
      ハーフリングのヴィッセル:ヴィッセルはどこからかノートを取り出し、わざとらしくペンを動かしながらぶつぶつと呟いた……
      ハーフリングのヴィッセル:忠誠心に難ありね、執事様に報告が必要でしょう。
      守衛:……入るといい。今のはなかったことにしてくれ。
    • ルート2:知ポイント投擲判定失敗
      私:私は守衛に今までの冒険を語った。
      守衛:彼は興味深そうに聞きながら、時折感嘆の声を上げた……
      私:さて、話はこれで終わりだ。入ってもいいだろうか?
      守衛:ダメだ。ロイヤル荘園の主人の名のもとに、招かれざる客は一歩も先へは進ませぬ。


物拾いの拠点

物拾いの拠点.jpg

物拾いの拠点を訪れる

オリオンとエルヴィンは物拾いの拠点にやって来た。
彼らは吟遊詩人の詩の中にあった手掛かりをもとに火葬酒場を見つけ、装飾として壁にかかっていたマカアランの剣の欠片を発見した。

アスモに別れを告げ、物拾いの拠点までやって来ると、現地の吟遊者の詩からドラゴンテイマーの剣の手掛かりを知ることができた。
その詩によれば、ドラゴンテイマーの剣は酒の商売に携わっているハーフリングの商人の手に渡ったという。
この拠点にある酒場は1軒のみ。
名前は火葬酒場らしい。

私:(そして、詩には剣に3つの欠片があるという内容があった。欠片を組み合わせることでドラゴンテイマーの剣が手に入るとも。貧しいハーフリングしかいないこの場所で、その価値が分かる者などいないだろう。)
私:(丁度、火葬酒場の壁に3つの欠片がかかっていた。奇妙な装飾として組み合わせられており、店の特徴の1つになっているようだ。)
私:(私たちは運を試してみることにした。)

  • 回答:オーナーの説得を試みる
    • ルート1:知ポイント投擲判定大成功・成功
      私:(説得を通してオーナーの同情と信頼を得ることにした。)
      私:オーナー、綺麗な飾りじゃないか。
      火葬酒場のオーナー:もちろんよ。半世紀前の骨董品だぞ?
      私:吟遊者の詩に、ドラゴンテイマーの剣が民衆の町の郊外で消息を絶ったという内容があったんだが、それを目にしたことはあるか?
      私:(彼はこちらを疑うように目を細めた。)
      火葬酒場のオーナー:含みのある言い方だなーー
      私:実を言うと、私たちは詩の導きに従ってここまで来たんだ。
      私:欠片を再構築し、ドラゴンテイマーの剣を手に入れ、王城にいるドラゴンを倒すために。
      火葬酒場のオーナー:王城?何のために?あそこは完全に亡霊に占拠されているぞ。
      私:私はシャドウパレスの者だ。大陸を祝福し、この世の命を救う神託を得るために、ヘカテー神殿を目指して旅をしている。
      私:(オーナーは大陸に祝福をもたらす計画を聞いて酷く感動した。しかし、その瞳に感動の光が宿っているにも関わらず、欠片をこちらに渡す気はなさそうだ。)
      私:だから、その欠片を貸してくれないだろうか?
      私:(私はオーナーに訊ねてみた。)
      火葬酒場のオーナー:偉い計画を考えたもんだな、たまげたぜ。しかし俺にとって、この欠片は俺の魂そのものだ。これがなけりゃ、この火葬酒場の精神が失われちまう。
      私:(この嘘つきオーナーめ……私はエルヴィンと視線を交わした。)
      私:(結局、オーナーが厨房へ引っ込んでいる間に欠片を取り外し、エルフの助けの下、酒場から逃げおおせた。)
      アイテム【ドラゴンテイマーの剣】を獲得
    • ルート2:知ポイント投擲判定失敗
      私:(最終的に、私たちは「適切」な手段を講じることにしたーーオーナーが他のことに気を取られている間に、あの3つの欠片を取り外すのだ。エルフも私に手を貸すと約束してくれた。)
      私:(しかし突然、私と欠片の間に椅子が1脚飛んできた。私は椅子に足を引っかけて転んでしまい、欠片が丁度私の頭上に落ちてきた。顔を上げると、恐ろしい形相のオーナーが怒り心頭の様子でこちらを見ていた。)
      私:(結局、エルフは最高速度で逃亡する手助けだけしてくれた。)
      私:(欠片は目前なのに、行動に失敗したせいで任務は更に難易度を増した。)
      私:(結果、酒場が店を閉じるまで待つ破目になった。)
      私:(幸い、夜寝静まった町中で私たちに気付く者は居なかった。私たちは酒場の窓ガラスを割ってこっそり侵入し、ついに欠片を手に入れることができた。
      アイテム【ドラゴンテイマーの剣】を獲得

私:(吟遊者の詩に記録されている方法で3つの欠片を繋ぎ合わせると、ようやく錆びと亀裂だらけのドラゴンテイマーの剣を手に入れることができた。)
ハーフリングのヴィッセル:やった!
私:(ヴィッセルは思わず歓声を上げた。)
ハーフリングのヴィッセル:でも、私はここまでしか案内できないわ。港はここから更に西よ。
ハーフリングのヴィッセル:私は戻ってアスモに報告しないと。気を付けてね。


カドの手掛かりを集める

オリオンは物拾いの拠点に潜伏していたハーフリングのカドについて調べるつもりだったが、酒場で殺人事件が起こったようだ。
その死者は正にカド本人だった。

私:(私たちは物拾いの拠点にやって来た。ヴィッセルによると物拾いの拠点は危険な連中もいるらしく、闇に堕ちたハーフリングなども一族によってここに追い払われている。)
私:(ハーフリングのカドはアスモの命を受けて物拾いの拠点に潜伏し、独自に闇に堕ちたハーフリングと亡霊の魔術師の間にある利益関係について調べていた。)
私:(私はここでハーフリングのカドについて情報を集めることにした。私が向かったのはーー)

  • 回答1:火葬酒場
    私:(私たちは火葬酒場にやって来た。火葬酒場は飲み物を提供するだけではなく、情報を交換する場所にもなっているようだ。)
    私:(室内にある3つの位置に座り、オーナーに紫龍草入りの「龍血ウイスキー」を頼むと、特殊なサービスを受けられるらしい。)
    私:(私はその位置を見つけ、「龍血ウイスキー」を頼んだ。
    村人:何かご要望はありますか?
    私:紫龍草を足してくれ。それだけだ。
    承知いたしました。どうぞこちらへ。
    私:(そのオーナーは私を酒場の目立たない個室に案内した。)
    村人:聞きたいことは何でしょうか?
    私:カドという人物についてだ。
    村人:どのような情報をお求めでしょう?質問は1つにつき金貨30枚です。
    私:(持っている金では2回までしか質問できない。)
    私:1つ目。カドについてどれくらいの情報を知っている?
    村人:賢いですね、ずいぶんと答えの範囲が広い質問です。
    村人:いいでしょう、教えます。カドはここのリーダーとも言える存在で、この辺りの秩序を維持している人物。ここにいる者は皆、彼の言うことを聞いているのです。
    私:(全員の信頼を得ているのか。どうやらカドの潜伏任務は上手くいっているようだ。)
    村人:しかし私の知る限り、どうも最近カドの信頼に少し揺らぎが生じているようでして。
    私:どういうことだ?
    村人:ピックティースの荷物を扱ったのですが、途中で荷物に問題が起こったようなのです。
    私:どんな荷物だ?ピックティースとは誰のことだ?
    村人:さて、これで質問は2つ答えました。続きの質問は2倍の価格になります。
    私:(残念ながら、私にはもう余分な金貨はない。カドに関する手掛かりはここまでだな。)
    スキル【災厄の呪い】を獲得
  • 回答2:地下取引市場
    私:(カドが潜伏しているのも、亡霊の魔術師と堕落ハーフリングの間にある利益関係を探るためだ。地下取引市場は情報収集にもってこいの場所だろう。)
    私:(地下取引市場では、表に出せないものや、貴重な掘り出し物などが売られている。ここではしっかりと目を光らせる必要があるだろう。)
    私:(情報交換も取引の一種だ。ヴィッセルの紹介を受け、私は「占い」の看板がかかった店にやってきた。)
    村人:何を知りたいですか?5種類の水晶玉がありますよ。
    私:いや、占いに来たわけではない。あるハーフリングについて訊ねたいんだ。名前はカド。
    村人:質問は1つにつき金貨30枚です。
    私:(持っている金では2回までしか質問できない。)
    私:カドはどんな人物なんだ?
    村人:ここの有名人ですよ。拠点の秩序を維持しているので、彼を知らない者はいません。
    村人:ただ近頃、彼が請け負ったピックティースの荷物に不自然な問題が出たらしいですね。
    村人:誰宛の荷物なんだ?
    村人:取引市場にはどんな取引にも存在しますから、いくつもの仲介を挟んでいる可能性があります。
    私:なら、荷物の中身は何だ?
    私:(彼女は指を3本立てた後、手のひらを私に突き出した。)
    私:(しかし私にはもう余分な金貨はない。カドに関する手掛かりはここまでだな。)
    スキル【災厄の呪い】を獲得
  • 回答3:短剣酒場
    私:(短剣酒場は散らかっており、拠点と同じような腐敗した雰囲気が漂っていた。中に入ると、血生臭い匂いが鼻をついた。)
    私:(酒場の中を行き交う客に、この鼻をつく匂いを気にしている素振りはない。)
    私:(他の酒場と違い、この酒場はトロールが経営している。ここを訪れる客もトロールばかりで、ハーフリングの姿は見当たらない。)
    私:(酒場のウェイターはフードを被ったハーフリングばかりだった。彼らは全員俯き、口を開かない。)
    村人:何を注文されますか?
    私:強めの麦酒を1杯。
    私:ん?君はハーフリングか?
    私:(私と話すのがまずいのか、彼は周囲を十分に確認してから頷いた。)
    私:ここで何かあったのか?なぜ血の匂いがする?
    村人:お客さん、後ろの壁側のカウンターには近付かない方がいいですよ。
    私:なぜだ?
    村人:役人が死体を処理しているからです。
    私:死体!?
    村人:昨晩、ここで殺人事件が起こりました。
    私:被害者は誰だ?
    村人:カドです。
    私:犯人は?
    私:まだ目撃者は見つかっていません。お客さん、他に注文はありますか?
    私:(彼は緊張した様子で周囲を見回している。私との会話を早く打ち切りたいようだ。)
    私:いい、ありがとう。
    スキル【災厄の呪い】を獲得


港.jpg

港から出発

ヴィッセルの導きに従い、オリオンは民衆の町の封鎖された港にやって来た。
邪霊の戦い以来、港はずっと機能していなかった。
オリオンは慎重に船の舵を取り、目的地にたどり着けるか自信を持てずにいた。

私:(ヴィッセルの案内に従い、私たちは民衆の町の封鎖された港にたどり着いた。)
私:(水面の霧のせいで向こう岸の建物がよく見えなかったため、私たちは夜まで待ち続け、月の光を借りて船を進ませることにした。)
私:(時折海の底に見える黒い生き物の影を確認しながら、オールで慎重に水面を漕いでいった。少しでも力を入れれば、目を覚ましてしまった生き物に何をされるか分かったものではなかった。)
ハーフエルフナイト:見えたぞ、もうすぐ向こう岸だ。王城の輪郭が見える。

回答:船を泊めて岸に上がる


海上の噂

これはオリオンにとって初めての航海だ。
彼はエルヴィンの口から海の生き物に関する噂を聞いた。

私:私とエルヴィンは港に立ち、初めての航海に胸を躍らせていた。
私:海は私たちがいる大陸よりもずっと広いらしい。
ハーフエルフナイト:そうだね。海には未知の生き物がたくさんいると本で読んだことがある。

  • 回答1:人魚
    ハーフエルフナイト:人間の上半身と魚類の下半身を持っている。人魚は美しく、聡明で優しい生き物と描写されることが多い。
    ハーフエルフナイト:だが船乗りの間では、知られざる伝説も囁かれている。人魚の歌声は船乗りを惑わし、船を迷わせるのだと。
  • 回答2:幽霊
    ハーフエルフナイト:暗い霧が立ち込める夜、船乗りが巨大な古い帆船を見たという記録が複数確認されている。
    ハーフエルフナイト:苔や腐った木材で覆われたボロボロの幽霊船には透明な姿をした船乗りが数多くいて、忙しなく甲板の上を行き交っているらしい。この永遠の航海で、新しい船乗りを探し続けるのだろうか。
  • 回答3:海の怪物
    ハーフエルフナイト:伝説に出現する巨大なタコや水龍、海の怪物たちの中には、船を丸ごと吞み込めるものもいると聞く。
    ハーフエルフナイト:目撃記録が少ないのは、それらを目の当たりにして生きて戻ってこれた船はほとんどないからだ。


海底都市

オリオンはエルヴィンから海底都市に関係する、とある物語を聞いた。

私:私とエルヴィンは港に立ち、初めての航海に胸を躍らせていた。
ハーフエルフナイト:こんな伝説を聞いたことがあるんだ。
ハーフエルフナイト:海の奥には、「Helyr」という闇の都市が存在する。その年は現実の法則に背く非ユークリッド幾何学の構築物と迷宮のように入り組んだ通路、そして息が詰まるほど重苦しい空気で構成されている。
ハーフエルフナイト:無数の邪悪な生き物がそこで眠りにつき、世界を支配する時機を見計らっている……と。
私:彼の話を聞いていると、私は本当に海の底に広がる都市が見えた気がした。完全に閉ざされた真っ暗な空間だが。
私:息が詰まり、耳鳴りが響き、思わず全身が震え出した。

回答:……

ハーフエルフナイト:苦しそうだな。大丈夫か?
私:彼の声を聞き、私は意識を取り戻した。今のは幻覚か?それとも……


王城

王城.jpg

ハーフエルフが王城で負傷

オリオンとエルヴィンが王城に入ると、亡霊の襲撃に遭った。
エルヴィンは運悪く重傷を負い、持っていた「世界樹の祝福」をオリオンに託した。
オリオンは一人で先に進むことを余儀なくされた。

私:(私たちは船を降り、エルヴィンの星の瓶で道を照らしながら進んだ。しかし王城の城門に近付くほど、その光は暗くなった。まるであの黒い霧に吸い取られてしまっているかのようだ。)
私:(突然、1つの影が私たちを襲い、その衝撃で星の瓶を落としてしまった。正面から見たモンスターの頭部は、亡霊に蝕まれておぞましい頭蓋骨になっていた。)
腐敗した獣.jpg
私:(ギリギリ勝利をおさめたが、エルヴィンはその場に倒れてしまった。)
私:(星の瓶が地に落ちて割れてしまった。銀河のようにキラキラと光る液体は、落ちた直後から徐々に乾いてしまっている。嫌な予感が頭をよぎった。)
ハーフエルフナイト:オリオン、僕はここまでだ……
私:いや、ここは危険だ。置いて行くわけにはいかない。
ハーフエルフナイト:「世界樹の祝福」を持って先に進め。これが君に力を与えてくれる。
私:だったら君はーー
私:(しかし、彼は手を振るだけだった。)
ハーフエルフナイト:自分の使命を忘れるな。僕は少し休むだけだ。すぐに追いつく。
私:本当に大丈夫なのか?
私:(エルヴィンは巨大なエネルギーを凝縮させ、「世界樹の祝福」を私の手に託した。瓶の中で、眩い青い光が点滅していた。)
私:(私は頷くことしかできなかった。彼から丁寧に「世界樹の祝福」を受け取ると、彼の希望を背負って先へ進んだ。)
私:必ず迎えに戻る。

スキル【ファイヤーボール】を獲得


亡霊の魔術師を調査

オリオンが王城に忍び込むと、兵士が記憶薬について話しているのが聞こえた。

私:(私は王城に辿り着いた。王城は亡霊に占拠されており、私は内部に潜り込んで亡霊の魔術師の手掛かりを調査することにした。)
私:(数名の兵士が城門を見回っており、その背後には彼らを見張る亡霊がいる。亡霊が遠くに行くと、彼らはようやく互いに寄りかかってほっと息をついていた。)
村人:聞いたか?記憶薬に問題が出たらしい。
村人:記憶薬?なんだそれ?
村人:知らないのか?今亡霊の魔術師が研究している薬だよ。
村人:触れたら最後、どんな者でもその記憶は亡霊の魔術師によって操られ、完全に奴の道具になってしまうんだと。
村人:そいつに何の問題が?
村人:薬自体に問題があったわけじゃない。運搬中に民衆の町で荷物が紛失したらしくてな……
村人:そこにいるのは誰だ!
私:(私は近くの草むらに身を隠していたが、音を立ててしまった。)
私:(ここは……石を投げて注意をそらそう。)

  • 回答:石を投げて兵士の注意をそらす
    • ルート1:投擲判定大成功
      私:(幸い、石で彼らの注意を引き付けることができた。彼らは石の方向を見たが、何も見つからなかったようだ。)
      村人:いや、気のせいかもしれない。
      村人:そうだ、荷物はどうやってなくなったんだ?物拾いの拠点の地下取引市場は俺たちの縄張りだろう。
      村人:カドというハーフリングが荷物を盗んだそうだ。
      村人:カド?あいつが?あいつには今まで色々と運んでもらったが。
      村人:さあ?善人かどうかなんて、人の一面だけでは判断できないだろ?
      私:(長居は無用だ。私はこっそりとこの場を去った。)
    • ルート2:投擲判定成功
      私:(幸い、石で彼らの注意を引き付けることができた。石の方向に彼らが向かっているうちに、私は逃げることにした。)
      スキル【正確投擲】を獲得
    • ルート3:投擲判定失敗
      村人:誰だ!
      私:(やはり彼らに気付かれてしまった。それだけではなく、近くを彷徨う亡霊も私に気付いたようだ。私は完全に包囲されてしまった。)
      私:(挟み込まれた私は数に圧され、重傷を負った。万全の準備ができていないままここに来るべきではなかったか…。)


王城の老人

王城の辺鄙な路地で、オリオンは謎の老人に出会った。

私:賑やかな王城で、私は何も考えずに辺鄙な路地に入った。
私:そこで、私は一見普通の老人に出会った。ヨロヨロとおぼつかない足取りで、少し疲れている様子だ。質素な服を纏い、髪は白い。重そうな荷物を背負っている。
私:目立たない見た目の老人だが、私は大きな衝撃を受けた。この老人が無限の力を秘めているように感じられたからだ。

  • 回答1:一発殴る(剣士限定)
    • ルート:力ポイント投擲判定成功
      私:私は思わず身体を震わせた。戦士として、真の強者を前にした時の武者震いだ。
      私:私は老人に向かって全力で拳を振るったが、簡単に躱されてしまった。
      私:すまない、その……
      老人:ハッハッハ、筋がいいではないか、若者よ。うむ、よろしい。
      老人:わしの名はエリック。昔はそこそこ有名だったのじゃが、若者は知らないのが当たり前かのう。
      私:伝説の「虚刃」エリック!
      老人:若者よ、お主とは縁がありそうだ。手合わせ願おうじゃないか。
      私:エリックの指導の下、私は剣、心、体を完璧に結合させる方法を学び、戦闘力を極限まで発揮することに成功した。老人に別れを告げ、私は引き続き冒険の道を辿った。
      大成功時
      スキル【虚刃斬++】を獲得
      成功時
      スキル【虚刃斬+】を獲得
      失敗時
      スキル【虚刃斬】を獲得
  • 回答2:老人の荷物を運ぶのを手伝う
    私:私は老人が背負っている荷物を引き受けた。
    老人:ありがとう、若者よ。
    私:私たちは老人と共に彼の住処へと向かった。道中、老人は過去の冒険談や、戦場で得た貴重な経験について語ってくれた。
    私:彼の話から多くのことを学び、冒険に対する認識を深めることができた。
  • 回答3:老人と会話する
    私:好奇心に駆られた私は、この老人と会話することにした。すぐに、この平凡に見える老人が隠れた剣術マスターであることに気づいた。
    私:彼はかつてその名を轟かせた戦士らしいが、無数の栄誉と苦難を経た後、引退して平穏な生活を過ごすことを選んだ。
    私:だが彼の剣術に対する情熱と執着は変わらず、誰にも知られることなく黙々と修行を続けてきたらしい。
    私:彼との会話から多くのことを学び、冒険に対する認識を深めることができた。


城の地下

城の地下.jpg

城の地下でドラゴンと戦闘

夜中、オリオンは導きの天使の奇襲に遭った。
導きの天使は「アスモの祝福」を盗もうとしていたようだ。
諦めの悪い導きの天使はドラゴンまで召喚し、オリオンと戦った。

私:(王城から出た後、私は荒野にたどり着いた。月光が大地に注がれ、氷河の背の下にあるヘカテー神殿がうっすらと見える。)
私:(辺りはゾッとするほどの静けさに包まれていたが、私は恐怖を忘れていた。しかし王城での一戦を経て疲れが全身を襲い、やむを得ず切り株の上で少し休むことにした。)
私:(夜が深まった頃、私はうっすらと湿った何かが自分の手のひらと腹を伝ったのを感じた。はっと飛び起きると、3つの頭を持つ蛇が腰元の「アスモの守護」に対してチロチロと舌を出している姿が目に入った。空の上でも、鴉が順番を待つように私の頭上を旋回していた。)
私:(私は巨大な蛇を倒し、早くこの場から離れようとした。しかし足を踏み出した直後、頭上の鴉が私を目がけて急降下してきたのだ。黒い煙が舞い上がり、その鴉は人の形へと姿を変えた。)
私:(彼の額にはアスモと同じマークがあった。私はすぐに彼の正体が分かったーー)
私:導きの天使!
私:早く改心するんだ。君は亡霊として終わるべきじゃない。アスモが君の帰りを待っている。
私:しかし、導きの天使は私の言葉に耳を傾けなかった。まるで邪悪な力を蓄えるように彼の体から黒い炎が燃え上がったかと思うと、そのエネルギーの中からレッドドラゴンが姿を現した。
ドラゴン.jpg
私:(私がレッドドラゴンを討つと、彼も力を使い果たしたようだった。)
私:さっきは「アスモの守護」を盗もうとしたのか?
私:これを神殿の中にある祭壇に置くよう、私は彼女に頼まれた。神の力を借りて君を改心させるために。
私:(彼の声はとても弱々しく、苦しそうなうめき声にも聞こえた。)
導きの天使:俺じゃない……
私:なんだって?
導きの天使:彼女が……
私:彼女とは誰のことだ?アスモか?
導きの天使:俺は……彼女を……裏切っていない……
私:……どういう意味だ。
私:(私は彼を放した。)
導きの天使:これは神聖な薬剤なんかじゃない。罠だ……
私:誰の?
導きの天使:亡霊の魔術師……
私:それはつまりーー
私:(私の言葉を待たず、彼は再び「アスモの守護」に飛び掛かった。)
私:ちょっと待て!
私:(彼は全ての力をふり絞って瓶を割った。割れた瓶から煙が昇っていく。その煙の下で、彼が笑顔を浮かべたのが見えた。私が再び彼の両手を掴もうとした時、彼は煙と共に消えてしまった。)
私:(彼はどうしてこんなことを?自分の身を犠牲にしてまで「アスモの守護」を道連れにするなんて。)
私:(それに、「罠」とはどういうことだ?目の前の瓶の破片を見つめても、その答えは分からなかった。)
私:(残念ながら、アスモから任された任務は達成できそうにない。)
私:(私は再び立ち上がり、先へ進むことにした。そしてついに目的地であるヘカテー神殿へとたどり着いた。)


宝箱の秘密を探る

オリオンが城の地下に入ると、謎の宝箱を1つ見つけた。
宝箱の中に入っていた1枚のメモが、オリオンを困惑させた。

私:地下には異なる特徴を持つエリアが数多く分布しており、壁には緑のコケやツルが蔓延っていた。薄暗い松明が弱弱しい光を放っている。このような環境に身を置いていると、陰に身を潜める「何か」に身構えずにはいられない。
私:地面には粗い石板が敷き詰められており、時折鋭い岩の突起を踏みそうになる。曲がりくねった通路と奇怪な回廊はまるで迷宮のようで、今にも方向感覚が狂いそうだ。
私:私は進む道を選んだ:

  • 回答1:明かりのない罠だらけの部屋(放浪者限定)
    • ルート1:敏ポイント投擲判定成功
      私:暗い影に包まれた区域は怪しげな雰囲気に満ちており、隠された小道や秘密の通路がたくさんあった。壁には鏡と影を生成する装置が設置されており、度々幻影が現れて冒険者を惑わす。
      私:私は道中の罠を掻い潜り、ようやく部屋の奥でドラゴンが隠した宝を見つけた。
      私:しかし、お宝の前で私は気付いた。おそらく今回の最大の収穫は、身を潜める技法と暗影に対する理解を深められたことだ。
      大成功時
      スキル【暴風投擲++】を獲得
      成功時
      スキル【暴風投擲+】を獲得
      失敗時
      スキル【暴風投擲】を獲得
  • 回答2:魔法の波動が放たれている部屋
    私:部屋に足を踏み入れた瞬間、強烈な空間のゆがみを感じた。部屋の通路が異様に長く見え、無限の回廊に迷ってしまったかのように同じ景色が繰り返されている。
    私:必死に方向を見分け、ようやく空間の狭間を見つけることができた。
    私:私は迷わず足を踏み入れた。気が付けば、私は城の地下の外にいた。
  • 回答3:モンスターの唸り声が聞こえる部屋
    私:巨大な石柱が重い天井を支えており、周囲の壁画にはかつての栄誉と血戦が刻まれている。時折聞こえてくる凶暴な猛獣の唸り声に思わず鳥肌が立った。
    私:幸い私は運がよく、強大なモンスターには遭遇しなかった。

城の地下を探索

怪しい雰囲気の城の地下。
ここには様々な罠や危険が潜んでいるが、同じくらいチャンスも溢れていた。

私:(私は城の地下にやって来た。人の気配はない。固く閉ざされた扉に耳を当てると、地下から何度も雄叫びや鎖がぶつかり合う音が聞こえた。)
私:(慎重に潜り込むと、地下に捕らえられた巨大なドラゴンの姿が目に入った。ドラゴンは私に気付いた途端、私に向かって口から炎を吐いた。)
ドラゴン.jpg
私:(何とかドラゴンに勝つと、その背後に宝箱が置かれていることに気づいた。)

  • 回答:宝箱を開けてみる
    • ルート1:投擲判定大成功
      私:(宝箱には1枚のメモが入っている。)
      私:「ターゲット:カド。行動地点:物拾いの拠点、短剣酒場。報酬:実行の3日後、いつもの場所に取りに来い」
      私:(私はメモを仕舞った。宝箱の中にはメモのほかにも武器がいくつか入っている。私は武器を全て袋に入れるとすぐにこの地を去った。)
      【亡霊の囁き】を獲得
    • ルート2:投擲判定成功
      私:(宝箱には1枚のメモが入っていた。)
      私:「ターゲット:カド。行動地点:物拾いの拠点、短剣酒場。報酬:実行の3日後、いつもの場所に取りに来い」
      私:(私はメモを仕舞った。)
      【亡霊の囁き】を獲得
    • ルート3:投擲判定失敗
      私:(宝箱の中は空っぽだった。どうやらすでに誰かがここへ来て、宝箱の中身を持ち去ったようだ。)


神殿

神殿.jpg

神殿で神託を得る

ヘカテー神殿の水晶玉に浮かび上がった神託は、邪神の子と堕落したダークエルフについて語っていた。
困惑を抱いたまま、オリオンはエルヴィンのもとへ戻ろうとしたが、エルヴィンはすでにそこにはいなかった。

私:(高く聳える神殿は、異様なほど冷たく感じられた。)
私:(天の神ヘカテーの像が目の前にある。彫像の前には聖水が置かれていた。透き通った聖水は私の顔をはっきりと映しており、私がそっと水面をなぞると波紋が広がった。すると突然、祭壇の中央の地面がゆっくりと上昇し、小さな神棚が現れた。)
私:(神棚の中には水晶玉が入っていた。じっくりとその水晶玉を見つめていると、目の前に文字が浮かび上がった。)
私:「運命は過去の呪いに基づく。邪神の子が降臨なされた。」
私:(神託の意味が分からず、それを神棚に戻そうとした時、水晶玉の中身が再び蠢きだしたのが見えた。)
私:(何者かの顏が映し出される。それはーー)

回答:私!?
私:(動揺した私は水晶玉を落としてしまった。しばらく心を落ち着けた後、再びそれを拾い上げた。)
私:邪神の子の降臨と……私に何の関係が?
私:(意味もなく水晶玉を裏返してみると、裏に別の顏が浮かび上がっていたことに気づいたーー)

回答:エルヴィン?
私:「堕落したダークエルフは、使命を持って新たな主人の下に傅くだろう。」
私:(2つの神託に恐怖を感じた私は、水晶玉を持って足早に王城の方へと戻っていった。しかしエルヴィンと別れた場所には誰もいなかった。)
私:彼はどこに行った?
私:(しかし自分には任務もある。シャドウパレスに戻って大学士に結果を報告しなければならない。そう思った時、まるでこの不思議な水晶玉が私の意図を予知したように、転送ゲートを目の前に開いてくれた。)
私:(そのゲートはシャドウパレスの麓に繋がっていた。)


勇者の使命

神殿の中でオリオンは謎の呼びかけに応じ、勇者の使命が表す意味について考えた。

私:静かな神殿の本殿で、私は神聖な気配を強く感じた。神殿の中央では、天上の隙間から聖なる光が注がれ、本殿全体を照らしていた。
私:私はゆっくりと輝きの前まで歩いていき、その光をじっと見つめた。畏敬の念と期待が胸に広がった。
私:そして私は深く息を吸うと、聖なる光に足を踏み入れた。
???:勇者の使命とは何だ?
???:威厳ある厳かな声が私の耳元で響いた。
私:私は考えた。

  • 回答1:信念を貫くこと(牧師限定)
    • ルート1:知ポイント投擲判定
      私:勇者は己の信念を終始貫くべきだ。
      私:信念とは、善に対する執着かもしれないし、自由に対する渇望、あるいは公正に対する追及かもしれない。
      私:困難や挫折を前にした時、信念は私たちに力を与え、進むべき方向を示してくれる。
      私:信念は抽象的な理念だけではない。思想の実践でもある。勇者たるもの、己の信念を叶えるために戦い、冒険し、時には犠牲となるべきだ。
      大成功時
      スキル【聖光の審判++】を獲得
      成功時
      スキル【聖光の審判+】を獲得
      失敗時
      スキル【聖光の審判】を獲得
  • 回答2:バランスを維持すること
    私:この世界は秩序と混乱、善と悪が共存する世界だ。
    私:勇者は無条件な善でもなければ、不条理な悪でもない。私は善悪の間のバランスを保ち、公正な判断をしたいと思う。
  • 回答3:弱者を守ること
    私:どんな社会にも、様々な理由から自分の身を守れないものが存在する。肉体、年齢、能力、あるいは資源の制限によって、彼らは弱い立場に立たされてしまう。
    私:勇者はどんな命も尊重されることを保証すべきだ。誰にだって、平和と自由の中で生きる権利がある。

結界政策

この土地と人々を守るために、オリオンは祭司たちに手を貸し、神殿と周辺の村の結界を補強した。

私:静かだった神殿に突然、慌ただしく駆け回る祭司が何人も現れた。私は通りすがりの祭司を1人捕まえ、何があったのか訊ねた。
神殿の祭司:他所から来た旅人か。神殿の大祭司たちが、形式は異なるが全員神託を得たのだ……この世界に再び激動が走ると。私達はこれから起こり得る災難に対応するために、神殿と周辺の村の結界を補強しておくよう大祭司に仰せつかった。
神殿の祭司:できれば、あなたの力も貸してほしい。
私:もちろん。
私:私は祭司たちに手を貸し、共に結界を張ることにした。

  • 回答1:祈りの儀式に参加
    私:祈りの儀式が始まった。私は祭司たちと神殿の中央に跪き、首を垂れて古くから伝わる神聖な祈りの言葉を唱えた。
    私:一同の声が神殿をこだまし、敬虔の念と神秘感に満ちた空気が流れた。私たちは神の庇護を求め、神殿を守る力を強めてもらうべく祈りを捧げた。
    スキル【ルーンの結界】を獲得
  • 回答2:ルーンの石を制作
    私:私はルーンの石を作る作業に協力した。ルーンの石は結界を構築する核だ。
    私:私はテーブルの前に腰かけ、神眼の石を手に取り、彫刻刀で複雑なルーンの模様を慎重に刻み込んだ。
    私:刻まれた模様には魔法の力が込められており、まるでルーンに命が宿っているように感じられた。
    スキル【ルーンの結界】を獲得
  • 回答3:防御の陣を設置
    私:私は他の神殿の祭司と共に、防御の陣を設置することにした。
    私:私たちは杖を持ち、呪文を唱えながら神殿の外周に沿って歩いた。祭司たちは地面に複雑な魔法の模様を描き、その一歩、一言、一振りの全てに神聖で強大な力を込めていった。
    私:陣の完成と共に地面に描かれた模様が明るい光を発し始めた。光はどんどん強まり、終いには神殿全体を明るく包んだ。
    スキル【ルーンの結界】を獲得


転送ゲート

転送ゲート.jpg

墓地でルキアに出会う

オリオンは転送ゲートを通ってネストの森の墓地にたどり着き、そこでルキアに出会った。
ルキアはシャドウパレスに戻るなと警告した。

私:(妙なことに、転送ゲートは私を直接シャドウパレスには送り返さなかった。)
私:(遠くから一人の守衛がこちらに近づいてくるのが見えた。)
亡霊の守衛:お前がオリオンか?
私:シャドウパレスの学士、オリオンだ。
亡霊の守衛:シャドウパレスには戻るな。姫様からのご命令だ。
私:姫様?
亡霊の守衛:ルキア姫のことだ。
亡霊の守衛:私はルノ王国に忠誠を誓い、ルキア姫を守る役目を担っていた。
私:絶対に戻ると言ったら?
亡霊の守衛:お前では奴の相手にならない。
私:(遠くから透き通った女性の声が聞こえ、徐々に近づいてくる声の主の顏もはっきりしていった。しかし彼女は人間ではなく、どちらかと言えば過去から来た幽霊のように見えた。)
私:……ルキア?
ルキアの亡霊:オリオン、シャドウパレスには戻らないで。
私:なぜ?
私:(彼女はふっと笑みをこぼし、意味深げな口調でこう言った。)
亡霊の守衛:亡霊の魔術師。彼はずっとあなたを待っていた。彼の新たな主人、邪神の子が現れるのを。
私:いや、私は邪神の子などではない。
亡霊の守衛:神託に教えられたでしょう?
私:違う!私はオリオン……私シャドウパレスの学士で、ルノ大陸の旅人だ。私は私、他の何者でもない。
亡霊の守衛:孤独な勇士よ、もはやあなたに他の道はない。
私:なら君はどうなんだ?そっちこそ同じだろう?
亡霊の守衛:不敬だぞ!
私:(彼女は守衛を止め、その口元に悪い笑みを浮かべた。)
ルキアの亡霊:私の運命?
ルキアの亡霊:ええ、妹が死んで私はとても悲しかった。お父様も一日中悲しみに暮れて、後を追うように死んでしまったわ。
私:だから運命がどうしたと言うんだ?私は運命など信じない。
ルキアの亡霊:とんだ思い上がりね。今日私たちがこうして出会ったことも、少なからず運命が作用した結果と言えるのではないの?
私:どういう意味だ?
ルキアの亡霊:あの「アスモの守護」が割れたから、私は出てこれた。
私:導きの天使がそれを割ったから?
私:君はどうして導きの天使と関りが?
ルキアの亡霊:いいえ、彼と直接的な繋がりはないわ。お父様が死に、王城は日に日に廃れていった。一族の最後の希望ですら亡霊の魔術師に利用され、薬を作るための副薬にされてしまった。
ルキアの亡霊:あの薬は王国の堕落した魂の象徴よ。祭壇に流し込めば、この世界を徹底的に崩壊させるでしょう。
ルキアの亡霊:あの薬こそが「アスモの守護」だったのよ。
私:だから導きの天使は命がけでもその邪悪な薬を割ったのか。自分の命と引き換えに……やはり、アスモは私を騙して……
ルキアの亡霊:亡霊の魔術師に惑わされ、堕落したのは彼じゃないーー
私:つまり、アスモか。彼女はどうしてこんなことを?
ルキアの亡霊:誰もが崩れ行く世界に希望を抱いているわけじゃない。この世界を一度完全に破壊しなければ、再生の機会は訪れないから。

  • 回答1:反対する
    私:それは彼女に対する君の推測だろう。あるいは、君の個人的な考えだろうか?
    ルキアの亡霊:同じことでしょう?
    私:誰もが君と同じように絶望するわけじゃない。
    ルキアの亡霊:どうでもいい話よ。大事なのは、あなたがじきに選ばれなければならないということ。
  • 回答2:賛同する
    私:君が言うことも正しいのかもしれない。
    私:だが、私が選んでしまえば、苦しむべきではない者が苦しむことになる。
    ルキアの亡霊:「地獄とは他人のことだ」。違うかしら?

私:(ルキアの背後の転送ゲートが再び開かれた。彼女の姿がゆっくりと後退し、遠のいていく。)
私:待て、まだ一つ聞きたいことがある。
私:王国の最後の希望ですら亡霊の魔術師に利用されたと言っていたが、その希望とは君のことか?
ルキアの亡霊:いいえ、私ではないわ。
私:だったら誰が?
私:(しかし彼女はそれに答えず、その声もますます捉え難くなっていった。)
ルキアの亡霊:孤独の勇士よ。あなたが選択した時、運命の扉はあなたに向けて開かれるでしょう。
私:(そう言うと、彼女は再び煙と化して姿を消した。)
私:(ほど遠くない場所にあるシャドウパレスが目に入った。相変わらず高く聳えている。しかし今この瞬間、私の心はこれまでにないほど複雑な心地だった。)
私:(私が任務を終えるのを大学士が待っている。いずれ邪悪に相対することになるなら、ここで逃げるわけにはいかない。)


墓地ファッションコンテスト

オリオンは墓地で開催された独特なファッションコンテストに巻き込まれた。
彼は審査員として清き一票を入れ、骸骨たちのクリエイティビティと情熱を見届けた。

私:私は墓地でセンスの良い幽霊デザイナーに出会い、唯一無二の墓地ファッションコンテストに招待された。魅力的な服を作るために、墓地の骸骨たちは墓地の中で珍しい品々を探し始めた。
私:試行錯誤して組み合わせた結果、骸骨たちは満足のいく服を身につけ、墓地のランウェイに登った。彼らは各々のファッションセンスを見せつけ合い、審査員たちから高い評価を得ようとしていた。
亡霊デザイナー:エントリー骸骨Aは、勇敢な冒険者のイメージを具現化した。コウモリの羽で作られた大ぶりの帽子を被り、クモの巣のストールを巻いている。左手は指なし手袋をはめ、右手は骸骨の杖を握り、足は骨のローラースケートを履いている。前衛的でシャレたスタイルだ。
亡霊デザイナー:エントリー骸骨B、彼女は墓石の破片でゴージャスな鎧を作り上げた。腰元には幽霊の魔女から借りたシルクのベルトが、両手には骸骨のガントレットが結ばれており、頭には闇の宝石がたくさんはめ込まれているティアラが乗っている。他の参加者など眼中にないといった様子だ。
亡霊デザイナー:エントリー骸骨Cは、墓地の枯れ枝を使って滑稽なカツラを作った。人魂の布切れで縫い合わされた服を身に纏い、お道化た音を上げる骨の鈴が背中中にぶら下がっている。ボロボロのスリッパを履き、歩く度にペタペタという音を立てて思わず笑ってしまう。
それでは人間の審査員殿。どうかその清き一票を。

  • 回答1:骸骨A
    エントリー骸骨A:貴重な一票に感謝する。あなたの応援は我が最大の誇りだ。この墓地を華やかな瞬間で満たせられるよう、私は引き続きアイディアとファッションセンスを磨いていくぞ!
  • 回答2:骸骨B
    エントリー骸骨B:応援ありがとう。今回のデザインは崇高さと神秘感に重きを置いてみたの。この栄誉を胸に刻み、引き続き更なる高みを目指していこうと思うわ。
  • 回答3:骸骨C
    エントリー骸骨C:貴重な一票をありがとう。皆に笑顔をもたらすのが最大の喜びなんだ。君の応援を得てさらにその思いは強まったよ。ユーモアは生死すら越える魔法の言葉だ。私はこれからも自分のアイディアと情熱を駆使して、墓地により多くの笑顔を届けたい。


エピローグ

シャドウパレス2.jpg

シャドウパレスに戻ると、亡霊の魔術師がついに姿を現した。
オリオンは自分が絶対に運命に屈しないことを宣言したが、亡霊の魔術師はまったく気せず、勝ち誇ったようにとある人物を呼び寄せた。
その見知った顔に、オリオンは動揺してしまった。

私:(シャドウパレスには誰もいなかった。大学士の姿も見当たらない。)
私:(空を旋回する鴉が再び目に入った。あれは亡霊に属する特殊なマークだ。)
亡霊の魔術師:ようやくいらっしゃったのですね、我が新たな主人よ。
私:(彼は腕を広げ、ゆっくりと下した。)
亡霊の魔術師:私は水晶玉の預言が顕現するまで、悠久の時を待ち続けておりました。そして今日、遂にその内なる流れを感じ、邪神の子が降臨されたことを知ったのです。
亡霊の魔術師:いずれ再会すると分かっておりました。これは次元を越える神の遠征です。さあ、我らの陣営に加わり、新たな秩序をお作りになってください。

  • 回答1:相槌を打つふりをする
    私:お前が亡霊の魔術師か?
    亡霊の魔術師:私のことをご存じのようですね?
    私:ああ、嫌と言うほどな。
    亡霊の魔術師:ほう?よければお聞かせください。大陸では私についてどのような噂が流れていましたか?
    私:口にするのも恐ろしい名で、多くの信者と追従者を有すると。
    私:(彼は満足気な表情を浮かべた。)
    私:だが、この名は諸悪の根源でもあるーー
    私:そしてこの名に追従した信者たちは全員、蠱惑を受けた被害者だ!
    亡霊の魔術師:それは美しい新世界を作る為に必要な対価で、取るに足らないものです。蟻たちの感情や運命など、新たな秩序が訪れるまでは何の意味も持ちません。
    私:お前が待ち望んでいる新しい秩序とやらは永遠にやって来ないだろう。
    私:偉大なる亡霊の魔術師……私半神を惑わし、世界樹を破壊させるなんて大したものだ。鼻が高いだろう?
    スキル【決勝の一撃】を獲得
  • 回答2:怒りを露にする
    私:お前が言う秩序とやらは、永遠に訪れないだろう。
    スキル【決勝の一撃】を獲得


私:(私は「アスモの守護」の破片を掲げた。)
私:(彼は破片を見た途端、ギリギリと歯を食いしばり、拳を震わせた。朧げな青い光が彼の手のひらから溢れだす。)
亡霊の魔術師:愚か者が……なぜ分からないのです?出番ですよ、ハーフエルフナイト。お友達に会いに来なさい。
私:エルヴィン?
私:(聞き間違いではなかった。亡霊の魔術師はエルヴィンの弱った身体を引きずって暗闇の中から歩み出てきた。)
ハーフエルフナイト:ああ、僕だよ。
ハーフエルフナイト:僕が君の情報を亡霊の魔術師に伝えたんだ。
私:(彼の表情はこれ以上ないほど冷めていた。まるで目の前のハーフエルフが全く知らない別人のように見えた。)
私:(彼は私がぶら下げているままの「世界樹の祝福」を指さした。)
ハーフエルフナイト:それのおかげさ。きみがまんまそれを持ってヘカテー神殿に向かったから、僕は神託を知ることができた。
私:(こんな回答、受け入れられるものか。)
私:ネストの森で出会った時から全部、君の計画だったのか?
私:(彼は直接的な返事はしなかった。)
ハーフエルフナイト:どうか許してくれ、オリオン。
私:もうその名を呼ぶな。
私:つまり君は、エネルギーを求めて世界樹に来たわけじゃなかったーー
私:私を、裏切ったんだ。
ハーフエルフナイト:世界樹にたどり着いた時に悟ったんだよ。僕の本当の願いは、世界を元通りにすることなんかじゃなかったーー
ハーフエルフナイト:かつての僕は敬虔に、世界樹が僕に力をもたらしてくれると信じていた。あの啓示を聞くまではーー
ハーフエルフナイト:覚えているか?「再生した『祝福』と、予言を告げる水晶玉を持ってもう一度ここに来るといい」とーー
ハーフエルフナイト:祝福とは、僕の手にあるフヴェルゲルミルの泉。そして水晶玉にある預言は、君のことだ。
私:(彼は指を伸ばし、無情に私に突き付けた。)
ハーフエルフナイト:天の神ヘカテーはすでに神託を顕現させ、邪神の子が降臨した。つまり、世界樹も破滅の結末を選んだということじゃないか?
私:(彼は突然笑みを浮かべた。少し皮肉げに、しかし僅かな苦しみを帯びて。)
ハーフエルフナイト:今になってようやく分かったんだ。世界樹は僕たちに命の恩恵を与えてくれる。でも、死だって恩恵なんだと。
ハーフエルフナイト:この静かに佇む巨大樹が、どれほど深くまで根を伸ばしているのか、ちっぽけな人間は知る由もない。僕は世界樹の導きに従っただけなのさ。
私:いや、それは違う。
私:水晶玉は私の顔を映したが、私は運命とやらに隙を与えたことは一度もない。
私:自分の運命が定められていたとしても、私は邪神の子ではない。
私:だから、君が言ったことは全て独りよがりな思い込みだ。
私:無数の人間が、君が選んだ世界のために犠牲になるーー
私:友好的だったハーフリングがティフリンに対して虐殺を始め、ハーフリングも呪いを受けてトロールに隷属しーー
私:亡霊の魔術師は帝国の姫の魂を利用して薬をつくり、アスモを惑わした。全て、君が選んだ世界のための対価だ。
私:これは本当に君が望んだことなのか?
私:(冷めた眼差しに揺らぎは見えない。彼は少しずつ後退し、影の中まで退いた。闇が彼の体を覆う。)
私:(亡霊の魔術師は突然空に飛びあがった。)
亡霊の魔術師:破壊なくして再生なし。残念ですが、偉大な計画は結局あなたのせいで潰えてしまいました。無駄口はここまでとしましょうーーあなたの力を見せてもらいます。
亡霊の魔術師.jpg
私:(私は勝利を収め、シャドウパレスの中は廃墟と化した。)
私:(亡霊の魔術師の両目が不自然に突き出ている。力を使い果たしたのか、幽霊の一体すらも召喚できなくなったようだ。)
私:(私の両手が突然、下の方から砕け始めた。彼は運命の終わりを迎えているーーそう思った途端、彼はふと視線をエルフに向け……)
私:(最後の力を振り絞って再び炎を燃え上がらせ、葉っぱのように脆いエルヴィンの身体を吸い寄せた。その瞬間、エルヴィンは魂が吸い取られてしまったように、もぬけの殻となって地面に倒れ伏した。)
私:エルヴィン!
私:(亡霊の魔術師は、ハーフエルフの身体を使って己の肉体を確保したのだ。)
亡霊の魔術師:オリオン、どうやらあなたのことを甘く見ていたようです。
私:(私は手中の武器を構えたままだ。)
亡霊の魔術師:私はまもなく自分が生まれた次元に帰らねばらならない。この世界はあなたの手に戻るでしょうーー
私:(そう言いながら、彼は怪しげに笑った。)
亡霊の魔術師:ですがお忘れなく。あなたは無実の凡人などではありません。あなたの体に流れているのが邪神の血であることに、変わりはないのですからーー
亡霊の魔術師:あなたの出自が罪として世の人間に問われた時、あなたはどうやって災厄は絶対に訪れないと人々を説得するのでしょう?その時になっても、あなたは今のように良心が勝つと言い切れるでしょうか?
亡霊の魔術師:アハハハ!残念です。そのような滑稽な結末をこの目で見届けられないなんてーー
私:(最後の1羽の鴉が彼の頭上を旋回した。私は彼が時間稼ぎをしているのではないかと気付き、そんな隙は与えまいと行動した。)
私:(私は武器で鴉を射抜いた。翼が千切れる音が聞こえ、空を旋回していた鴉は地に落ち、朧げな光を放って消えていった。)
私:ああ、永遠に見られないだろうよ。
私:(そう言い終わると、亡霊の魔術師が立っていた部分の地面は崩れ、シャドウパレスも崩壊を始めた。残されたのは舞い上がる煙だけだった。)

終極の戦い

私は武器を下ろした。
目の前の廃墟に大学士の姿は見当たらないが、廃墟の中から大学士の手稿が1冊見つかった。
表面に落ちた土を払うと、そこには鴉が1羽描かれていた。
これは亡霊のマークだ。鴉の下には1人の少年も描かれていた。
まじまじと鴉を召喚するその人物を観察してみると、それは亡霊の魔術師ではなくーー私だった。
最初から大学士はこの答えを予期していたのかもしれない。
それでも彼は私を旅に送り出し、一人で運命の選択に立ち向かわせた。
しかし私は亡霊の魔術師の最後の言葉を忘れたわけじゃない。
もし私が本当に邪神の子だとするなら、私はどうやって己の正体に立ち向かい、世の人々に信頼してもらうべきだろうか?
この退廃した時代は亡霊の魔術師の終結と共に終わりを迎える。
だが新しい秩序が訪れるまで、旧時代の呪いや汚れ、不公平、奴隷制……そんなものが再び横行するのではないか?
不安が心に満ちたが、遠くにある世界樹が答えを示してくれた気がしたーー
連なる山脈と陸地の境で、世界樹が再び輝き出したのだ。
あれは、私が今まで見たことがないほど生き生きとした輝きだった。

完結.jpg

もう1つの結末

バキッと骨が折れる音が響き、亡霊の魔術師は倒れ伏した。
燃え上がる邪霊の炎は徐々に消えていき、灰色の煙だけがその場に残された。
亡霊の魔術師に打ち勝ったハーフエルフは、ついに世界樹の足下にたどり着いた。
谷の間を風が吹き抜け、血に染まる彼の服のすそを少しめくった。
「我が子よ、もうそなたに敵はいない。」
まるで谷の奥底から語り掛けてきたかのような、重厚感のある声だった。
巨大な反響音をこだまする。それは、世界樹の呼びかけだろうか?
ハーフエルフは思った。これが世界樹からの返答なのだろうか、と。
その瞬間、巨大なエネルギーが彼の全身に注がれ、今までにないほど体が軽やかに感じられた。
それは柔らかい葉っぱを彷彿とさせる、優しい感覚だった。
世界樹の頂まで飛んで行った時、彼はようやくあの枯れ果てていた木葉から、新たな花が芽吹いたのを見ることができた。
かつて彼が信じていたように……この世界は秩序を取り戻したと、ハーフエルフはついに理解した。

アイテム

星の瓶元の主人はこれを持って道を照らしていた。
HPの成長速度が速まった。
鬼火
(鬼火のもとでハーフエルフに出会う)
重力の肘あて
(+)
銀色の肘あて。
表面に刻まれた複雑な重力呪文のおかげで、「力」の成長速度が上がった気がする。
シャドウパレス
(立ち去った貴族)
智者の秘密
(+)
古の知識が記載された魔法書。
「智」の成長速度が上がった気がする。
鷹のお守り
(+)
鷹の形をしたお守り。
「敏」の成長速度が上がった気がする。
大地の瞳
(+、++)
大地の元素が込められた元素の瞳。
「力」スキルの与ダメージが増加する。
森の迷宮
(謎の貴族)
奥義の瞳
(+、++)
奥義の元素が込められた元素の瞳。
「智」スキルの与ダメージが増加する。
空気の瞳
(+、++)
大量の空気の元素が込められた元素の瞳。
「敏」スキルの与ダメージが増加する。
ハーフリングアックスハーフリングアックス:氷晶鉄を丁寧に加工して作られた斧。
力を運用しやすくなった。
狩人の小屋
(狩人の小屋で休む)
智慧の手袋5つの宝石がはめ込まれた手袋。
智を運用しやすくなった。
民衆広場
(運命の商人)
毒牙のナイフハーフリングがよく使う武器の1つ。
狼の牙で作られており、刃はとても危険だ。
戦闘中、毎ターン「力」が上昇する。
狩人の小屋
(狩人の武器を探す)
ドラゴンテイマーの剣錆びに覆われた刃先は無数の戦いを見届けてきた。
ドラゴンの鱗に残る刃こぼれが、勇者と共に戦った過去を物語っている。
戦闘中、毎ターン「智」が上昇する。
物拾いの拠点
(物拾いの拠点を訪れる)
シャドウエッジハーフリングがよく使う武器の1つ。
上物の氷晶鉄で作られている。
戦闘中、毎ターン「敏」が上昇する。
運命のブレスレット運命は予知できない。
全ての与ダメージが不安定になる。
民衆広場
(運命の商人)
亡霊の囁き未知の存在が、直接脳内に訴えかける。
全てのスキルのクールタイムを2ターン減少させる。
城の地下
(城の地下を探索)
世界樹
(情熱的な亡霊)


スキル

剣舞優雅な剣舞を踊り、3ターンの間自身の「力」ステータスを上昇させる。
クールタイムは6ターン。
森の迷宮
(森の迷宮に迷い込む)
瞑想瞑想を通して3ターンの間自身の「智」ステータスを上昇させる。
クールタイムは6ターン。
鬼火
(鬼火のもとでハーフエルフに出会う)
風起こし風を制御して3ターンの間自身の「敏」ステータスを上昇させる。
クールタイムは6ターン。
シャドウパレス
(行方不明の猫)
全力斬り全身の力を込めて敵に斬りかかり、「力」ダメージを与える。
クールタイムは5ターン。
民衆広場
(マジックショー)
聖光の弓矢聖なる矢を1本放ち、「智」ダメージを与える。
クールタイムは5ターン。
墓地
(通行人の悩み)
ファイヤーボール巨大なファイヤーボールを放ち、「智」ダメージを与える。
クールタイムは5ターン。
王城
(ハーフエルフが王城で負傷)
追尾射撃目標を追尾する矢を1本放ち、「敏」ダメージを与える。
クールタイムは5ターン。
居住区
(村人を手伝う)
正確投擲石を正確に敵に投げつけ、「敏」ダメージを与える。
クールタイムは5ターン。
王城
(亡霊の魔術師を調査)
虚刃斬
(+、++)
虚無の刃を振るい、「力」ダメージを与える。
クールタイムは4ターン。
王城
(王城の老人)
連鎖爆発
(+、++)
一連の爆発を起こし、「智」ダメージを与える。
クールタイムは4ターン。
シャドウパレス
(もぬけの殻の貴族の荘園)
多重射撃
(+、++)
一度に複数の矢を放ち、「敏」ダメージを与える。
クールタイムは4ターン。
世界樹
(世界樹の下で明けた夜)
暴風投擲
(+、++)
暴風のような速度で武器を投げ、「敏」、「力」ダメージを与える。
クールタイムは4ターン。
城の地下
(宝箱の秘密を探る)
聖光の審判
(+、++)
聖光の審判を召喚し、「智」、「力」ダメージを与える。神殿
(勇者の使命)
災厄の呪い悪運をつき纏わせ、3ターンの間的に「智」ダメージを与える。
クールタイムは5ターン。
物拾いの拠点
(カドの手掛かりを集める)
治癒術自身の傷口を治療し、HPを10%回復する。
クールタイムは14ターン。
シャドウパレス
(疫病の蔓延)
ルーンの結界治療の結界を張り、HPを10%回復する。
クールタイムは14ターン。
神殿
(結界政策)
渾身の一撃全力の一撃。
50-100ptのダメージを与える可能性がある。
クールタイムは6ターン。
世界樹
(???)
決勝の一撃全力を尽くした一撃。
直接敵を倒す可能性がある。
終極の戦い


人物ノート

  • ハーフエルフナイト
    ハーフエルフナイト.png
    ハーフエルフナイトのエルヴィン。
    自分が血統上本物のエルフではないが、他のエルフと同じ特殊な力を持っていることを証明するために、答えを求めて一人で世界樹を目指した。
  • 亡霊の魔術師
    亡霊の魔術師.png
    ルノ歴138年、邪神が世界樹を破壊し、邪霊の炎が大陸中を覆った。
    そして新しい種族ーー亡霊が生まれた。彼らはこの世で最も邪悪な不死者であり、焼き尽くされた大陸の辺境を幽霊の如く彷徨い、道を踏み外す人間を狩る。
    そして亡霊の魔術師とは、その種族を率いる存在のことだ。
  • 聖なるアスモ
    聖なるアスモ.png
    アスモは天の神の血を半分引いており、生まれながら特殊な予言の力を持っていた。
    彼女は民衆の町のどこかにある秘密の地で暮らし、黙々と彼女の町を守り、その秩序を保っている。
  • 導きの天使
    導きの天使.png
    生まれた時から、アスモは夢境の中で自分を導く天使の存在を受け入れていた。
    導きの天使はアスモがより深く正義の力を感じる手助けとなり、アスモが抱く善意も導きの天使に影響を与えている。
  • シャドウパレスの孤児
    シャドウパレスの孤児.png
    シャドウパレスの見習い学士オリオン。
    大学士オバリスから任務を受け、1人で冒険の旅へ出た。
    今回の彼の任務はヘカテー神殿に向かい、ルノ大陸を祝福する神託を神から得ることだ。
  • ティフリン
    ティフリン.png
    ティフリンには人間の血が流れており、見た目もほとんど人間と変わらない。
    しかしもう半分の悪魔の血によって、彼女の容姿には特殊な印が刻まれていた。
    普段はネストの森の奥に身を隠している。
  • ハーフリングのトリビン
    ハーフリングのトリビン.png
    ハーフリングは体型こそ小柄だが、その情熱的且つ親切な性分で有名だ。
    しかし同じく民衆の町で暮らしているトリビンとほとんどの素朴で善良なハーフリングの違いは、彼が放浪者だったことだ。
  • ハーフリングのヴィッセル
    ハーフリングのヴィッセル.png
    ヴィッセルは美しい民衆の町で暮らす少女で、普段は明るく楽観的な性格だ。
    しかし町の過去の話になると、彼女は口を閉ざしてしまう。
    当時の出来事は、ほとんどの村人の心に影が差す靄となっていた。
  • 亡霊の守衛
    亡霊の守衛.png
    亡霊の守衛はかつてルノ王国の姫に仕えていた守衛だ。
    彼は昔から口下手だったが、姫に言い渡されたとある任務のためにその姿を現した。
    運命に選ばれしその子に、「戻るな」と警告するために。
  • ルキアの亡霊
    ルキアの亡霊.png
    かつての彼女は国王に愛される王国の姫だった。
    しかし第二王女が生まれて以来、その愛は奪われてしまった。
    妹と国王が相次いで亡くなったことで、ルキア姫の運命も深淵へと墜落していった。

コメント

  • このストーリーは大好きなので、セリフも細やかに書かれていてとてもわかりやすくて良かったです -- あい? 2023-10-29 (日) 20:08:13