LR
「虚妄の傑作」とも呼ばれるURより上のレアリティ。
年に1度、春節の時期に1人追加される。
衣装獲得時に特殊アクション、動くアイコン、動くアイコン枠、動く落書き、専用タグも同時に獲得できる。
2022年(調香師)
蝶のように輝いても 記憶の衣は脆く 剥がれ落ちやすいのだ。
衣装名 | ムネーモシュネーの夢 | |
Mnemosyne's Dream(英語)、摩涅莫緒涅之夢(繁體中文) | ||
キャラクター | 調香師 | |
登場 | 2022・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 記憶は、苦しみの装束。 | |
3Dモデル | ||
エフェクト | マッチングホール画面で椅子が玉座になる・ 負傷時に「記憶は苦しみの装束」形態に変化する | |
展示画面 | loading... | |
告知文 | 記憶のドレスが綻ぼうとも着直す事を止められない。それこそ彼女の泡沫の夢… | |
携帯品名 | 忘却の花 | |
キャラクター | 調香師 | |
登場 | 2023・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 結末が手折られても、咲き誇る瞬間は忘れられない。 | |
エフェクト | 足跡が忘却の花になる・記録の分身が忘却の花に包まれた「記憶は苦しみの装束」になる | |
告知文 | 足元、そして香水を振ると花が咲き まるで幻想的な夢を見ているかのようなの! | |
補足 | 携帯品は2023年8月24日に幻像迷路に実装された。 |
【デザイン過程】
- プロット
新たなメインストーリーをクリアした探偵は、荘園にある4つの薬瓶の内の3本目がムネーモシュネーと呼ばれ、記憶を消去する作用があることに気付いたはずだ。
調香師-ムネーモシュネーのデザインの出発点もここから来ており、調香師が荘園にやって来た原因の一部でもある。
調香師がゲームに勝利した場合、彼女は何に変成するのか?
姉妹間の争いを忘れ、過去に体験した嫉妬と悔しさを忘れることができるのか?
それらの苦痛の記憶を昨日の幻想としてなかったことにできるのだろうか?
全てをただの世間に流れる隠喩の物語に変えることができるのか?
彼女はかつて姉妹2人が望んだ世界的な調香師になれるのだろうか。
多くの愛、狂熱と崇拝を享受できたのだろうか。
- 美術
まず、今回の虚妄の傑作衣装の最大の特色は2つの形態のデザインを採用したことだ。
衣装本体の頭の装飾、服装、アイテム、通常状態の特殊エフェクトに健康状態と負傷状態の2つの形態がある。
プレイヤーはゲーム内で2つの形態を切り替える。
デザインについては蝶を主な要素としている。
繭を破って蝶になるという概念を利用し、変身前後の視覚に対応して2つの形態の衣装の構成と呼応する。
今回の衣装の主題はギリシャ神話の記憶の女神であるムネーモシュネーだ。
そのため最初は古代ギリシャの古典的な要素と服の仕立てを組み合わせた。
同時に華麗さを表現するために、服装の生地には様々な材質と組み合わせが採用されている。
第一版のスケッチの3つの案の最大の問題は全体的な仕立てが現代的すぎることだ。
ファッションセンスを追求しながらも、誇張されたシルエットはファッションそのものを薄めて高級感を欠いている。
また、蝶の要素が少ないうえに浮いてしまっており、全体との融合が理想的ではない。
第二版のスケッチはギリシャスタイルのファッション要素を保持しつつ装飾を加えた。
また、色の組み合わせを調整し、より明るい色調を採用することで神聖で高貴な気質を高めた。
ただしシルエットの輪郭を調整したため、全体の造型がより保守的になった。
また、古典的で神聖なギリシャスタイルは調香師のキャラクターの気質と合わないため、調整を続ける必要がある。
方向調整を経て、第三版の案ではギリシャの要素を使うことを放棄することにした。
このバージョンの案は、前のいくつかのバージョンと比較してファンタジー感を増やした。
等級の差をつけるため、全体のデザインではわざと人が作った痕跡を弱め、更に多くの自然と魔法等の要素を採用した。
同時に色の変化と材質のつなぎを豊富にすることで、衣装全体にさらに自然が形成したような美しさと物語性を持たせた。
最終的に更なる最適化と特殊エフェクトを加えた後、今回の虚妄の傑作衣装のデザインが完成した。
- 原画の細部展示
頭のてっぺんにある紫色の花弁は、ひらひらと舞う蝶を引き付ける。
蝶は繭を破って出て来ると、調香師の周りを囲んだ。
滲んだ香りは繭を破る動力であり、最後の目的地だ。
高貴な紫色の色調、蝉の羽のように尊貴な質感。
花弁のような装飾とわずかな魔法のような輝きが、調香師の神聖さと尊貴さを際立たせる。
妹は紫のヴェールのコートを脱いで更に肌を露出させ、怪我をした後の脆弱さを見せた。
しかしこの哀れな外見の下でも、依然として彼女は強靭な気質だ。
- 展示画面
入場動作の展示は妹が次第に姉に「成る」過程だ。
自身を打ち捨て、玉座の寵児となった。
タッチアクションは苦痛の記憶から逃れようとしている表現だ。
煌びやかな衣服の下で次第に自我を見失い、もはや自分が誰なのかも分からない。
- 特殊エフェクト
調香師-ムネーモシュネーの夢が持っているのは香水瓶だ。
ヴェールのコートは紫色の蛍光で微かに煌めく。
蝶がひらひらと周りを飛び回り、彼女と互いに補完し合って優雅な魅力的な気質を明らかにした。
(原文)
2023年(祭司)
知識を求め続け時間と空間を旅する
真理の扉の向こう側禁忌に触れるたび自分は人を超越した何かに変わる…
衣装名 | ヨグ・ソトースの使い | |
キャラクター | 祭司 | |
登場 | 2023・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 銀の鍵を持つ者だけが、想像と夢から真理の門を窺うことができる。 | |
3Dモデル | ||
展示画面 | loading... | |
携帯品名 | 星雲瓶 | |
キャラクター | 祭司 | |
登場 | 2023・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 夢境の瓶の中には古の世界からの贈り物が入っている。 | |
エフェクト | 扉の鍵の通路が紫の渦のエフェクトになる・長距離の通路を開いた時の効果音が変わる | |
ペット名 | 接触 | |
キャラクター | サバイバー共通 | |
登場 | 2023・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 虚無な光の粒は、どれも真理の彼岸に触れたいと願っている。 | |
告知文 | 扉に潜み 真理より生まれる | |
無限に続く闇 毎夜襲い掛かる無限の夢が少しずつ剥がれ落ちる… | ||
対照的な光と闇? 明朗を染める深淵? なんとこちらは別々でなく1つの衣装として登場するの! スキル「扉の鍵」の存在によってそれぞれ見た目が変わるのだとか…! |
【デザイン過程】
- プランナーの構想
フィオナ・ジルマンは幼い頃から、極めて高い知性を持ち、神秘学と地理学に強い関心を抱いていました。
フィオナは、知識と見識を深めるにつれ、この世には既存の科学と哲学では説明できないものが、あまりにもたくさん存在していることに気づきます。
彼女は答えを求めて、未知の探求に旅立ちます。
ですが、旅を重ねるにつれ、人間の無知を痛感し、自分一人では宇宙の真理を垣間見ることさえ不可能だと悟ります。
星々が蘇る街にたどり着き、世間から「狂人たち」と呼ばれる組織に出会い、彼女の世界に対する認識は一変します。
フィオナは時空を超えた存在を知り、その存在の忠実な下僕になることを決心するのです。
探究心が強い彼女は、研究に没頭するあまり、現実に目を向ける余裕などありません。
だから、組織の生き残りのメンバーの熱烈な信仰心が、組織の本来の方針から離れていることにも気づきませんでした。
彼らは無限に続く難解な研究に不満を抱き、今ここに奇跡が起こることを願って、禁断の道を選んだのです。
焦燥は失敗と破滅を招くだけ。狂気で真理の扉を開くことはできません。
やがてフィオナまでもが恐ろしい怪物と化してしまいます。
すべての狂気が過ぎ去り、フィオナが再び目を覚ました時、彼女は自分が経験したことが夢か現実か、もうわからなくなっていました。
それ以来、フィオナはある神秘な力を持つようになりました。
そして、その力を使うたび、これは誰にも言えませんが、あの存在とつながる狂気に満ちた「自分」が見えるようになったのです。
- デザイナーの構想
ストーリー背景に基づき、白と黒のダブルカラーイメージで神聖さや清純さを、黒の衣装は魔女のイメージで不気味さや妖しさを強調しています。
まず、3案を作成しました。1つめは、華奢でモダンなデザインです。
グラデーションの透ける素材にゴールドの縁取りを施し、メタル感のある装飾を配して、角は浮いているようなデザインにしました。
2つめはリアルさを重視しました。
クラシカルな上品さを演出するために、角は、白い衣装では宇宙の真理を探究する銀河、黒い衣装では神秘の宇宙を呑み込むブラックホールをイメージしてデフォルメしました。
いつもの右肩に束ねている髪型もデザインを変えました。
3つめは保守的なデザインで、求められる要素をシンプルに反映したデザインです。
全体的なバランスを考えて、2つめのデザインをプラッシュアップすることにしました。
第2案では、パフォーマンスの実用性を鑑みて、角に形を持たせました。
黒の衣装に獣のような怪奇さを加えるため、髪型や表情などを変更しました。
さらに破れた服に変更し、より不気味な雰囲気を強調しました。
衣装の雰囲気に合わせて、自転する天象儀を付け加えました。
最後に細部を調整して完成です。
- ディテール
天象儀の中心にまばゆい光が輝き、まるで神秘的な力が流れ出しているようです。
半透明の角を星雲が包みこんでいます。
天象儀の中心にある漆黒の闇が、すべてを呑み込もうとしています。
闇が集結する時、神秘の力が降臨するのです。
- プレビュー
ヨグ・ソトースが手にした天象儀を操ると、古代の神秘の力が沸き起こります。
暗い紫色の霧の中にヨグ・ソトースの姿が現れ、彼女を取り巻くように浮かぶ星々が、無限の闇の中でまぶしく輝いています。
(原文)
2024年(血の女王)
愛するマリー、貴方は最も美しい宝石になる。
世界を震撼させる。たった1人の純真無垢な女の子 たった1人の夢境の女王
肖像画を眺めるように、ただ運命を踊る、私を見ていた。
衣装名 | 希望の残像 | |
キャラクター | 血の女王 | |
登場 | 2024・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 振り返れば、天真爛漫な過去と美しい願いは鏡の中の残像となっていた。はっきりと見えるのに、手を伸ばしても届かない。 | |
3Dモデル | ||
エフェクト | 水鏡を召喚中に形態が変化する | |
展示画面 | loading... | |
携帯品名 | 栄光の残像 | |
キャラクター | 血の女王 | |
登場 | 2024・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 朽ちた葉に育まれた栄光は脆くて、危険だ。 | |
エフェクト | 装備位置が顔になる・通常攻撃・鏡影の位置交換時に鏡の欠片のエフェクト・水鏡に金の薔薇のエフェクトが付く 風船モーションでサバイバーを手鏡に閉じ込める・マッチングホール画面で椅子が玉座になる | |
ペット名 | 小トリアノンの秘宝 | |
キャラクター | 血の女王 | |
登場 | 2024・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | 災いをもたらすその箱には、最も純粋な願望だけが隠されているのかもしれない。全てが欲望と悪意に呑み込まれるまでは。 | |
告知文 | 過去、それは甘さを断ち切る刃 | |
豪華に着飾った王妃のような姿の反面、 ハサミを手にして幽霊みたいに真っ白なマリーさん… 断頭台を思わせる水鏡を見てると エマも怖くなってきたの…! | ||
真っ白な鏡の部屋に存在を放つ華やかな鏡。潜り抜けた彼女の姿は、まさに『女王』なの! |
参考ページ
- 2022年(調香師)
- アーティストのコラボ予告(ムネーモシュネーの夢)
- ムネーモシュネーの夢(三面図、ポスター、携帯品三面図、販促イラスト1、2)
- 灯沅台氏によるムネーモシュネーの夢PVイメージイラスト
- 2023年(祭司)
- ヨグ・ソトースの使い(三面図、ポスター、販促イラスト、デザイン過程)
- 魔格工作室によるヨグ・ソトースの使いPVのCG
- 2023・幻像迷路アイテムイラスト
- 2024年(血の女王)
- 希望の残像(三面図、二形態変化イラスト、販促イラスト、デザイン過程)
- アイテムイラスト
- 壁紙配布
- テーマソング(《REINE QUI DANSE》、MV2)
- 陈阿凸TUTU氏による原画
UR
衣装
衣装名 | 小人の国 | |
The Lilliputian(英語)、小人國(繁體中文) | ||
キャラクター | 冒険家 | |
登場 | 2022・幻像迷路 | |
テキスト | 世界が小さくなった?違う私が大きくなったんだ! | |
3Dモデル | ||
携帯品名 | 小さな人形 | |
Dolly(英語)、小人偶(繁體中文) | ||
キャラクター | 冒険家 | |
登場 | 2022・幻像迷路(恒常) | |
テキスト | この人形、どこかで見たことがあっただろうか? | |
エフェクト | 宝探し中に小人の国の住人が現れ踊り出す | |
告知文 | カートさんが繰り広げる小人の国の世界。 なんと携帯品はスキルを使用すると、周りに小人の国の住人が現れるの! |
【デザイン過程】
- 簡単な背景
彼は元々小人の国の国民で、ある日1冊の大きな本を手に入れて大きくなる能力を身に着けた。
彼はこの旅行記を読むのがとても好きで、本の中の主人公のように航海して異国で冒険したいという願望があり、自身の船に乗って出発した。
- プロット
冒険家のために彼専用の衣装の主題を作りたかった。
彼は冒険物語に夢中になっており、自身が本の主人公になることを夢見ている。
さらに、彼のスキルは身体が小さくなることから、自然と「ガリバー旅行記」の小人の国に関連する主題を考えついた。
しかし、彼が自身がガリバー本人という物語をデザインしたが、この経緯は比較的普通であまり創造性と驚きががない。
そのため今回は逆の考えを使いたいと考えた。
もし彼が大人から小さくなったのではなく、小人から大きくなったら?
自身の小人の家を背負わせて冒険をすれば物語は面白くなる。
彼は冒険物語を読むのが大好きで、本の中に住むことも好きだ。
そのため背には自身が住む本棚の小人の家を背負い、日中は大きくなって冒険に、夜には小さくなって自身の部屋に住んでいる。
小人の国の友人たちを連れて出発し、想像力豊かな冒険の旅を始めた。
- 美術
私達は小人の国の一般的な時代背景に基づき、ヨーロッパの古典的な貴族の服のイメージでデザインした。
第一版のスケッチの配色と要素は派手で乱雑すぎる。
私達は案2のスタイルの方向を選択して調整を進めることにした。
しかしこの調整が進んでも、配色と要素は調和しているものの美しさの面には不満がある。
私達はスケッチを最初からやり直すことにした。
そこで配色や服の輪郭を調整し、第一版のスケッチの案を作り直した。
それを基に調整した後、小人の国のデザインが完成した。
- 原画の細部展示
冒険家-小人の国の顏には傷跡がある。
それは彼の冒険の途中の遺産であり、彼にとっては栄誉ある勲章だ。
冒険家-小人の国の胸には宝石がある。
身なりが良く、服飾にはきっちりと金の模様が刺繍されている。
彼は上流貴族出身だが、依然として遠方への憧憬を持っている。
小人の家は冒険家の帰る場所だ。
たとえどんなに多くの風雨を体験しようと、どんなに多くの荊を通ることになっても、小人の家は永遠に彼の安らぎの場所だ。
- 展示画面
冒険家-小人の国は、自身の小人の家を背負って冒険の旅に出る。
どこへ行こうとも、安寧の場所は常に背にある。
冒険家-小人の国がどこへ行っても、傍には常に小さな精霊がいる。
いたずらな精霊もおり、旅があっという間のように感じる。
本の中の冒険物語はまるで生きているかのようだ。
それは冒険家-小人の国が聞いたことのないような華やかな世界。
全ての色とりどりで奇妙なものは、彼の心の行き場所になった。
- 特殊エフェクト
冒険家-小人の国は小人の家を背負い、手には旅行記を持っている。
彼が前に踏み出した時、小さな精霊が彼の周りを回りながら彼の姿を追いかけて後ろに小さな輝きを残した。
途中でどんな困難にぶつかろうとも彼は冒険の足を止めず、その足取りは永遠に力強い。
(原文)
参考ページ
コメント
- 結局妹の願いって姉になることなんかな…? -- 2022-02-20 (日) 23:31:04