初心者向け/メインストーリー

Last-modified: 2024-02-13 (火) 22:10:15

大まかな流れ

悪名高い荘園

◆登場人物

オルフェウス.pngオルフェウス(※オルフェウスは小説家としての表向きのペンネーム、プレイヤー名は依頼の手紙に記された誰も知らないはずのペンネーム)
貧しい生活を送っている私立探偵。
かつては著名な小説家として誰もが羨む裕福な生活をしていたが、10年ほど前、エウリュディケ荘園の火災現場で意識を失っている状態で発見される。
目を覚ました彼は過去の記憶を失っており、創作能力も失ってしまった。
最後の貯蓄をはたいて探偵事務所を開くも、探偵としてもまともな事件は舞い込んでこない。
オルフェウスは焦りと絶望に苛まれ、長年の不眠によって更に苦痛は増した。
こうして、かつての天才は貧しい飲んだくれとなり、朦朧とする意識の中、アルコールだけが彼の頼りとなった。
画像なし.pngジェームズ・ライヘンバッハ*1
オルフェウスに巨額の小切手を添付した捜索依頼の手紙を送ってきた人物。
娘の失踪により妻が重病を抱えており、娘を取り戻すためなら全財産も代償も支払うと手紙に書いている。
かつてのオルフェウスの読者だったらしく、すでに筆を執っていない今でもオルフェウスが創作時のような優秀な犯罪推理力を探偵としても発揮すると信じている。
ライヘンバッハ氏の娘.pngライヘンバッハ氏の娘
3日前から失踪している娘。
ライヘンバッハ氏曰く、行き先のおばの家から突然失踪した当日、エウリュディケ荘園で目撃された。
オルフェウス2.png「彼」
世間から見捨てられて酒浸りになったオルフェウスは、たまに記憶が飛んでいたり、身体になぜか十数か所も傷ができていたり、傍に普段は決して触らない物が置かれていたことがあった。
最初は酒のせいだと思っていたが、近所の人たちが徐々に恐れるような眼差しをするようになったことから、それらが記憶喪失ではなく自分の中に別の人格がいるためだと気づく。
途切れた記憶、近所たちの怖がる眼差し、体の傷跡、有刺鉄線を掴んだかのような左手の傷……その全てが日記の「ハンター」と「彼」を結び付ける。

◆登場用語

エウリュディケ荘園.pngエウリュディケ荘園
10年前に大火事が起きて以来、人々から口に出すのも憚る呪われた禁忌として認識される荘園。
現在は誰も近寄らず、荒れ果てた廃墟となっている。
オルフェウスが足を踏み入れたのは荘園内の廃棄された本館で、雷雨の中、照明が機能しない館内をランプを手に捜索する。
ゲーム.png狂宴ゲーム
顔を見せない荘園主がエウリュディケ荘園で開催していた謎のゲーム。
「参加者は荘園から離れることができない」・「ルール違反すると『追放』される」・「日記を残さなければならない」などの奇妙な規則がある。
参加者は同時に複数人招待され、数日を経た後に「ゲーム」が始まる。
日記.png日記
オルフェウスが発見した隠し本棚に並ぶ大量の日記。
狂宴ゲームの参加者たちが書いたもので、オルフェウスは「文字に込められた想いを容易に読み取る」特技を使い、日記の記録から分かる登場人物のプロファイリングを行っている。
プロファイリングされた人物はサバイバーもしくはハンターとしてメモに記録される
オルフェウスは事件の黒幕はサバイバーまたはハンターの中にいると考え、彼らの人格特徴を少しずつ解明していくことにした。
日記には現実とは信じ難い描写もあるが、筆跡、言葉、汚れからそれらが偽造されたものとは思えないため、やむを得ず「受け入れる」前提で解読を進めている
サバイバー.pngサバイバー
日記の記録者たち。
荘園の主人から賞金を餌にエウリュディケ荘園に招待され、同じ境遇の複数人と共に1つの「ゲーム」に参加させられる。
ハンター.pngハンター
日記の記録に登場する強く残酷な謎の存在。
彼らの立場は不明だが、秩序を守る名目で派遣されるためゲームの規則が適用されず、それどころかサバイバーたちの脱出を阻止していた。
しかし彼の出現によって、元々互いに敵対していたサバイバーたちが協力し合っていたのかもしれないとオルフェウスは考えた。

◆プロファイリングされた人物

推理スタント.pngサバイバー:推理スタント(幸運児)
オルフェウスが最初に館内で見つけた「日記のページで折った紙飛行機」および隠し本棚の日記の記録者の1人。数日前の日付。
オルフェウスはこの日記により「ゲーム」の存在を知り、より事件の詳細を知るために他の日記も読んでみることにした。
4グループ.pngサバイバー:エミリー・ダイアー(医師)、フレディ・ライリー(弁護士)、エマ・ウッズ(庭師)、クリーチャー・ピアソン(「慈善家」)
隠し本棚の日記の記録者たち。
彼らの記録には関連性が存在し、オルフェウスは4人が同じゲームに参加したと考えた。
その内の1人、弁護士は「ゲーム」で最初のうちは上手く隠れていたが、最後の暗号機をショートしてしまいハンターに発見されてしまう。
復讐者.pngハンター:レオ(復讐者)
上記の4人の日記に登場する人物。彼らは様々な思惑の交錯の末、最終的にハンター・復讐者がもたらす恐怖の影に全て覆われた。
オルフェウスは彼が弁護士を拘束する際、有刺鉄線で相手を拘束していたと考え、手が傷つかないよう鉄の手袋を着けているはずだと思った。
その時彼は、ふと自分の左手に有刺鉄線を掴んだかのような傷があることを思い出し……一瞬、歪んだ顔や絶望的な叫び声の、恐ろしい記憶が脳裏に湧き出てきた。


再会の時(2021年10月実装)

◆登場人物

オルフェウス.pngオルフェウス
ライシンバッハ氏から娘の捜索依頼を受けてエウリュディケ荘園を調査する私立探偵。

オルフェウス2.png「彼」
オルフェウスの中にいる別の人格

◆登場用語

エウリュディケ荘園.png地下室
オルフェウスは日記に対する解析を進める中で日記の記録が連続的ではないことに気づき、館内を更に調査していると絨毯の下に地下室への入り口があることを発見する。
中には血の跡が付いた拘束ベルト、薬剤棚、
ハンター.pngハンターの真実
日記のハンターたちに関する記述の信憑性は未だに疑わしい。
オルフェウスは彼らの奇特な身分、不思議な能力についてやむを得ず「受け入れる」前提で解読を進めていたが、それらの描写は記録者たちが「幻覚を見せられていたため」かもしれないと考えた。


記憶の灰燼・上(2022年4月実装)

主人公:アリス・デロス

記憶の灰燼・下(2023年11月実装)

主人公:アリス・デロス


*1 表記揺れ:ライシンバッハ