用語辞典

Last-modified: 2024-04-30 (火) 08:23:05

背景推理等に出てくる用語をまとめたページです。

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か行

カイロ

基本的に発熱体や蓄熱材などを内蔵して携帯し体を温めるもの。
鉄粉を酸化させることで発達させる使い捨てカイロは現在アメリカなどでも販売されているが、市販が開始されたのは1975年に旭化成が発売したもの。
ただし元となっているのはアメリカ陸軍が使用していたネックウォーマーであり、こちらはさらに古くから存在していた模様。
ちなみに傭兵が言っている「機械の組み立てとかのヤツ」とはおそらく回路のこと。エジプトのカイロは首都。
身体を温める目的のカイロを傭兵が知らないということは、少なくともカイロが発売される前の時代に生きていたということが推測できる。

登場

  • 傭兵セリフ
    寒いからカイロ…
    エジプトの都市か、機械の組み立てとかのヤツしか知らないが…それとは別か?''
    (,,⊕︿⊗,,) <カイロとは何だ?

グルカ兵(Gurkha)

ネパールの山岳民族(グルカ族という民族は存在せず、この戦闘集団を構成する複数の民族をグルカと呼ぶ)で構成される戦闘集団、もしくはグルカ出身の傭兵のことを指す。
グルカという呼び名はGauraksha(ゴルカ)の英語訛りであり、イギリスがそう呼んでいたことからきている。
山岳民族特有の小柄な体格(150cm前後)で白兵戦に優れ、特に傾斜地での戦いでは白人兵がグルカ兵に歯が立たなかったという。
性格は非常に勇敢なことで知られ、「If a man says he is not afraid of dying,he is either lying or he is a Gurkha.(死を恐れない男がいるなら、その男は嘘をついているかグルカ兵かのどちらかだ)」という言葉が残っているほど。
18世紀のグルカ誕生当時にはネパールという国家は存在しておらず、1814年に起こったグルカ戦争で東インド社(イギリス)とグルカ王朝(後のネパール)の和平交渉中にグルカの雇用を要求する項目があったことから始まる。
これにはグルカ王朝の勢力を削ぐことも理由の一つとしてあった。
グルカ兵の有用性に目をつけた英国軍は戦時中からゴルカ軍脱落者を雇い入れており、1816年にイギリスの勝利で停戦条約が結ばれた際は5000人のグルカ族が英国軍に入隊した。
1857年にインドで起こった独立戦争「セポイの乱」において投入された14000人のグルカ兵は鎮圧に多大な貢献をし、これをきっかけにイギリスはネパールとグルカに関する協定を新たに結び、ネパールはイギリスに兵を輸出することでイギリスからの植民地支配を逃れた。
セポイの乱後の東インド会社事実上の解散、さらに1874年に東インド会社が正式解散後も現代に至るまで、多くのグルカ兵がイギリスやイギリス連邦諸国にて従軍している。

登場

  • 傭兵ストーリー
    大部分のグルカ兵と同様、彼は背が低く、体格がいい方ではない。
    しかし、グルカの戦士は規律に忠実で勇敢に戦うことでよく知られている。
  • 傭兵背景推理8
    グルカ兵の給料は、イギリス軍人よりもかなり低い。
    しかし自由傭兵になれば、状況はかなり変わる。

参考ページ

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