情人節・七夕節/2021年

Last-modified: 2024-04-30 (火) 08:23:03

2021年

バレンタインデー

花祭り.png衣装名花祭り
キャラクター結魂者
登場イベントショップ
テキスト結婚式も葬式も、永遠に訪れることはなくなった。
しかし、彼女は呼吸が止まる瞬間まで、この状況はいつか改善されるものだと信じていたのだーー
枯れ木にさえ花が咲くくらいなのだから。
3Dモデル花祭り1.jpg花祭り2.jpg
花祭り3.jpg花祭り4.jpg
花祭り5.jpg
展示画面
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告知文花に囲まれ眠りにつく。ヒラヒラと白い布を舞わせる。
荘厳で神聖な恐怖が、粛々と這い寄ってくる…
しかし…彼女はただ憧れているだけなのだ。花咲く綺麗な花嫁姿に。
あなたはこの姿を綺麗だと思いますか? それとも不気味だと思いますか?
例えバラの棘のように鋭い言葉で、心を傷付けられたとしても。
この純白のドレスは、彼女が穢れていないと証明している。
どうして怯えて逃げてしまうの? お願い行かないで…
彼女は追いかけている訳ではない。片時も離れたくないだけだ。
この永遠の眠りから醒めた時、隣で貴方と手を取り合うために。
【デザイン過程】

【デザイン過程】

  • プロット
    春節バージョンと節気の関係から、春らしい華やかで生命感のある衣装を希望した。
    そのため今回の衣装は主要素として花を使うことを考えた。
    ゲームの雰囲気と結魂者というキャラクターの悲劇性、彼女の異形の体から私たちは寂しく凄寥で悲しい物語を作った。
    私たちは彼女の異形の体と自然とリンクしたウェディングドレスを結びつけた。
    新婚の時、花嫁は生きたまま埋められたが、彼女は忍耐と執念で冷たい土壌に残った枝のエネルギーで生命力を維持した。
    また、大地も同様に彼女の体内の栄養を吸収して、新しい花を咲かせ「新生」したのだ。
    私たちは彼女がゲームの雰囲気と彼女自身の性格・過去の両方に符合し、美しくゴージャスにすることで、プレイヤーの心の中にあるヴィオレッタのイメージを一新したいと考えた。
  • 美術
    花祭りは寂しく悲劇的な物語のため、衣装の雰囲気も心に訴える美しいものを主とする。
    「土に生き埋めにされた新婚の少女は自然のエネルギーと融合して生きていく」を主題だ。
    私たちは少女が花床や枯れ枝に横たわるイメージで3つのスケッチをデザインした。
    花祭り設定1.jpg
    最も美しいイメージの案1を選び、複雑すぎる構造を簡略化してまとめることでウエディングドレスの精緻さを高めた。
    このように繰り返しの修正を経て、花祭りは完成した。
    花祭り設定2.jpg

(原文)


枯れない花.png衣装名枯れない花
キャラクター機械技師
登場ショップ(2021・バレンタインデー)
テキスト花は脆く、儚い存在だ。
彼女は硬く光るものだけを信じてきたーー
それこそ永遠に朽ちることのない夢と浪漫なのだから。
3Dモデル枯れない花1.jpg枯れない花2.jpg枯れない花3.jpg枯れない花4.jpg
展示画面
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フェアリーリング.png携帯品名フェアリーリング
キャラクター機械技師
登場ショップ(2021・バレンタインデー)
テキストねぇ、ここに立って、もう1度踊らない?
エフェクトフェアリーリング1.jpg フェアリーリング2.jpg
ロボからキノコ(ササクレヒトヨタケ)が生える
告知文機械仕掛けだとしても、造花と呼ぶには相応しくない。
まるで生きているかのように、愛らしく咲き誇っているから。
あの妖精こそが、決して枯れない花そのもの。
花は繊細で美しいと言うけれど、精巧な機械だって同じだ。
2つの違いは単純明快。命の結晶なのか、努力の結晶なのか。
どのような形でも、そこに咲けば花となる。たとえ機械仕掛けだとしても。
あなたが見てくれている限り、私は咲き誇り続ける。
補足携帯品は森林や草原に発生する「菌輪」と呼ばれるキノコが地面に環状をなして発生する現象がモチーフになっている。
イギリスではこの現象は妖精が輪になって踊ったとする伝承があり、「Fairy ring」と呼ばれている。
【デザイン過程】

【デザイン過程】

  • 背景
    人々は愛を謳うために花を使う。
    花で浪漫と美しさを表現するのだ。
    しかし、多くの花はその繊細な外観を数日しか保つことができず、長く香りを維持できる花は少ない。
    そこで多くの人が花の美しさを賛美し、命の移ろいに感動し、美しく保ちにくい、愛情の尊さを嘆く……
    「だから何だというの?」
    彼女は枯れゆく花に感傷的になったことがあった。
    しかし今、彼女は自身の作った浪漫だけを信じている。
    それらの硬くてキラキラ光る花びらは、外界からの栄養に依存しない彼女のように、一切の破壊と苦しみを強く防いでくれる。
  • プロット
    花は愛と浪漫を象徴する。
    今年のバレンタインデー限定衣装で私たちが選んだテーマは「花」だ。
    機械技師の枯れない花は、おとぎ話の中の精霊(もしくは妖精、花仙)のイメージから生まれた。
    精霊は活発で、腕白だが器用で、振動する美しい羽を持っている。
    おとぎ話の中で彼らは大自然に近い、一種の超自然的な存在だ。
    精霊は様々な民話に由来しイメージは善悪両方だが、それらのほとんどは美しい外観と魔法の力を持っている。
    あるおとぎ話では、草の茎や鳥の背に住んでおり、夜は手を繋いで輪になって踊り草の上にキノコの輪を残したという。
    彼らは花で遊んだり、時々悪戯をしたり、眠っている人の髪をおさげに結ったり、通りすがりの旅人を間違った道に導いたり……また、一丸になって
    侵入者と戦い魔法を使って報復する。
    枯れない花は精霊の1人で、自身の作った美しさだけを信じ、簡単に枯れる花にはなりたくなかった。
    私たちはバレンタインデーの衣装として、「花」が瞬く間に消えてしまう美しさだけではないことを望み、永遠の強靭さと美しさが共存したイメージを持たせた。
  • 美術
    今回の衣装は「自分の金属の妖精の服を着る少女」というイメージで表現したかった。
    そのため最初にデザインした2つの案は「花」を主題としたドレスに見える。
    ただしファッション感が強すぎて花の妖精と一目で認識しづらく、金属の材料が少なく物語の主題に十分に適していない。
    枯れない花設定1.jpg
    その後3セットのデザインを改修した。
    第1セットと第2セットの材質や要素は主題に沿ったものだが、色彩が薄暗いためバレンタインデーのイメージと一致していない。
    同時に全体の細部処理が粗く、少女のイメージに欠けているため採用しないことにした。
    第3セットは細かい装飾が多すぎて、花の妖精の服だと分かりにくい。
    枯れない花設定2.jpg
    枯れない花設定3.jpg
    最終的なデザインでは服の全体的な配色がピンク系になっており、バレンタインデーと少女のイメージに符合している。
    造型で採用したのは伝統的な花の妖精の服のスタイルだ。
    花萼は衣服、花弁はスカートで作られ、頭のゴーグルは金属ではなく花輪を編み、背中には機械の小さな翼を着けている。
    この衣装の材質は基本的に金属部品と金属の装飾で、同時に服装の細部の装飾としていくつかの首の装飾の要素を採用した。
    シルクの網目に埋め込まれた宝石等は、デザインに女性的な美しさをより豊かにするために使われた。
    最後にキラキラした小さな電球、湾曲した小さなバネと歯車を咥えて少女らしい可愛さを表現した。
    従来花は脆く儚いものだ。
    しかし彼女は硬くて煌めく1つだけを信じているーーそれは永遠に衰えることのない夢とロマンだ。
    枯れない花設定4.jpg

(原文)


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