執事

Last-modified: 2025-02-01 (土) 09:56:06
収録拡張カード名コストカード種別効果
IntrigueSteward3ActionChoose one: +2 Cards; or +2 Coins; or trash 2 cards from your hand.
陰謀執事3アクション次のうち1つを選ぶ:
+2 カードを引く」;「+2 コイン」;「手札にあるカードを2枚廃棄する」

概要

3つの効果から1つを選べるアクションカード。2ドロー、2コイン、2枚廃棄から好きな効果を選べるため、どんな状況でも腐りづらい便利なカードである。
序盤は屋敷銅貨を廃棄して圧縮を進め、中盤以降はドローや2金を出しつつコンボの動きをしたりと属州購入への足がかりを作ることができる。
役割を終えた後は無駄になってしまう圧縮カードが多い中で、圧縮完了後もしっかり役割を持てるのが大きな利点。

利用法

  • 序盤は手札の圧縮に使うのが基本ではあるが、2金や2ドローによって金貨の購入を選んだ方が良い場合もある。
    正解はサプライや自分のデッキ、他プレイヤーの展開によって変わってくるので、その時に合わせた最適なプレイを考えていく必要がある。
  • 手札の圧縮として使う場合、序盤は銅貨2枚で2金が出やすい。そのため2コストカードに買いたいものがあれば初手の選択肢として優秀。
    • 圧縮を早く進めるため2巡目のダブり覚悟で初手を執事-執事とする手もあるが、ダブれば2金も出ずリスクが高い。また2コスト帯の村は少ないので3巡目に事故しやすい。
  • 執事自体は+アクション効果がないターミナルアクションであり、執事をたくさん集めると事故りやすい。選択効果をそれぞれ単独で見ると、「リアクション効果がない」「アクション権を消費する銀貨」「2枚しか廃棄できない礼拝堂」と、非常に貧弱。
    重複した執事は執事自体で廃棄する手もあるが、コストの安さと対応できる場面の広さに気を取られて集めすぎないように注意が必要。
  • ターミナルのコイン算出アクション全般に言えるが、資本主義があるとどれだけ集めても絶対に事故らないため大化けする。「ドロー、廃棄という選択ができる銀貨」となるため、極めて柔軟に使用できる。

詳細なルール

  • 廃棄を選んだ場合、手札が2枚以上あるなら、必ず2枚廃棄する。
    • 手札が1枚以下なら、全て廃棄する。
    • 廃棄の際、その2枚を(1枚ずつではなく)同時に廃棄置き場に置く。その後、カードの廃棄に誘発する効果があれば、誘発する。
      • 手札からまずネズミ1枚を廃棄→ネズミの廃棄時効果で+1カード→引いたカードを同じ執事の効果で廃棄する、という動きはできない。
  • 執事の効果は「選択効果」なので、長老の対象となる。詳細は専用ページを参照。
  • なお、【長老化執事】により選択効果を2つ選んだ場合、選んだ効果は『カードテキストの上から順』に発揮されることに注意。
    • 【長老化執事】で「+2ドロー」と「手札2枚を廃棄」を選んだ場合、①2ドロー→②手札2枚廃棄…の順で処理される。この順を逆にはできない。

余談

  • 英語名は「Steward」だが、これは一般的には「家令」と訳される。
    • 日本で執事と言った場合、「Butler」の訳語が当てられることが多い。家令と執事の違いはかなり微妙だが、「フットマン(従僕)たちのリーダーが執事」「執事を含めた屋敷の使用人を統括し、主人のサポートを行うのが家令」と言ったところか。
      • 時代によってもこの辺りはかなり変わるため、stewardを執事と訳しても特別間違いではない。ただし、今後Butlerという名前のカードが登場した場合の訳語がかなり厄介になった。

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