オーケアノスの航路/まとめ

Last-modified: 2024-05-13 (月) 23:36:11
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まとめ

大まかなストーリー

  • 25年前、シェリン教授はオーケアノス海域の研究チームを組織する。
    ブラウンリー教授が著名なコレクターと提携して資金を手に入れ、最先端技術の設備を備えた科学調査船「イセムバード号」が出航した。
    しかしブラウンリー教授がオーケアノス海域の変異クラゲの毒素を盛ったことで、乗客たちは幻覚・幻聴の症状を訴え大混乱に陥った。
    最終的に船は沈没し、生還したブラウンリー教授は生還者たちと共に「沈没事故は心霊現象によるものだ」と断言した。
  • 12年前、ブラウンリー教授が失踪した後、娘の製図士が当時の父の主張が事実であると主張する。
    生還者たちが相次いで謎の死亡・行方不明を遂げたことで、事件にまつわる超自然的な噂は瞬く間に広がった。
    最後の生還者リチャード・ワーシントンは恐怖を覚え、オルフェウス探偵事務所に当時の事故の真相の調査を依頼した。
  • 幼少期に父であるシェリン教授を失った主催者は、25年前の惨劇の再現とオーケアノス海域の中心の座標を手に入れようとしていた。
    そのためにD.Mの援助を得て「イセムバード号」を再建し、25年前の乗客の身分に近い参加者を選出した航海イベントを企画する。
    特別顧問として製図士を招き、誤った資料を基に海図を書かせ、自分には誤った部分を修正した海図を用意した。
  • リーズニングはワーシントン氏の依頼の調査の途中、「イセムバード号」の航海イベントの存在を知る。
    応募のための身分に悩んでいたところ、匿名者から著名なコレクター「セオドア・バンクス」の身分を提供される。
    応募が通った彼はコレクターとして船に潜入した。
  • 主催者は乗船前の身体検査で得たデータを基に、新薬の被験者として乗客たちの食事に変異クラゲの毒を盛った。
    乗客たちは毒素によって幻聴・幻覚の症状が出始める。また、製図士は毒を体表注射されて昏倒した。
    この時、25年前の船員の友人を持つ機関士は、ブラウンリー教授の友人に関する供述について製図士と話すために彼女の周りをウロウロしていたため、犯人と誤認された。
  • リーズニングは、実は船が主催者の持つ「正しい」海図に従い勝手に航路を変更しており、乗客たちに毒を盛ったのが主催者だと突き止める。
    彼は製図士と接触した際、彼女が海図に民間伝承を基にした「修正」を加えたと聞いていた。
    そのため、主催者の海図に彼の知らない誤りがあり、それを正すには製図士を起こさなければならないと主催者を説得した。
    しかし途中で毒の許容量が限界を超えて昏倒してしまう。
  • 主催者はコレクターの正体が「探偵Mr.リーズニング」であることに気付き、彼を助けた。
    リーズニングは製図士を完治させることと引き換えに、製図士の説得とD.Mが企む「とある計画」の阻止を依頼される。
    彼はそれを了承し、製図士もまた、主催者の提案を呑んで海図を書き上げた。
    幻覚症状の真相を知るのはリーズニング・主催者・製図士だけで、乗客たちはあの経験によってブラウンリー教授の主張を信じ始めていた。
    過去は全て霧に包まれた海の下に残されたまま帰港し、リーズニングは短い滞在の後、主催者の依頼をこなすために未知の旅へと繰り出すことになる。

登場人物

  • Mr.リーズニング/セオドア・バンクス
    驚異の部屋.png Mr.リーズニング.png
    ゴールデンローズ劇場を解決して名を広く知られた探偵。オルフェウス探偵事務所を経営している。
    リチャード・ワーシントンの依頼で沈没事故の真相を調べていた。
    事件の調査の途中、匿名者から利害の一致という名目で身分を提供され、「セオドア・バンクス」として航海イベントに応募する。
    • セオドア・バンクスは博学で多才、優れた家柄のコレクター。29歳。
      学生時代から自然研究とコレクターに強い興味を持ち、船乗りとして新たな発見を求める旅に繰り出すようになっていた。
      裕福な暮らしを放棄し、滅多に公衆の面前に顔を出さないため、学友からは「変わり者」と言われている。
      動植物の数千件集めており、その内300種ほどが科学界で新種と認められている。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「ウミサイ」。
      25年前に研究チーム提携した著名なコレクター。
      何度も航海を経験しており、数多の海の秘宝をコレクションしていた。
    • 事件の真相に近づき主催者を追い詰めるも、途中で毒で昏倒してしまう。
      この時、主催者はコレクターの正体が「探偵Mr.リーズニング」であることに気付き、彼を助けた。
      リーズニングは製図士の完治と引き換えに、製図士の説得とD.Mの計画を止めることを依頼され、事務所には戻らず新たな事件へと向かった。
  • 主催者
    幽霊船の帆.png
    イセムバード号の再出航を主催する貴族らしき青年。
    製図士を特別顧問として招き、応募者達にそれぞれ25年前の乗客に当てはまる身分を振り分け、演じることを義務付けた。
    熟練した実験技術を持っているようで、船では科学者の役割を担っている。
    • その正体は25年前の「クラーケン」ことシェリン教授の息子。幼少期に父を失った。
      彼の持つクラゲのペンダントを受け継いでおり、ペンダントにはかつてマーティンが修復した痕が残っている。
    • 船で演じる役はブラウンリー教授の手記における海に沈んだ船上ガイド「クラーケン」。
      25年前にチームを組織して研究を始めた海洋生物を愛するリーダーで、命より高貴なものがあると信じている。
    • 具体的な目的は明確になっていないが、25年前の惨劇を再現し、研究チームが辿り着いたオーケアノス海域の中心の座標を手に入れようとしている。
      そのためにD.Mの援助を得て「イセムバード号」を再建し、25年前の乗客の身分に近い参加者を選出した航海イベントを企画する。
      特別顧問として製図士を招き、誤った資料を基に海図を書かせ、自分には誤った部分を修正した海図を用意した。
    • 乗船前の身体検査で得たデータを基に、新薬の被験者として乗客たちに変異クラゲの毒を摂取させる。
      標本士の管理する注射器で製図士に毒を注射したのも彼だった。
      しかし、真相を突き止めたリーズニングから彼女が資料以外の部分でも誤った情報を書き加えていたことを教えられ、製図士を完治させざる負えなくなった。
  • 標本士
    プリザーブドフラワー.png
    落ち着いた雰囲気の真面目そうな女性。
    ブラウンリー教授の主張する超自然的な現象に否定的な態度を取っており、製図士とは仲が悪い。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「プリスター」。
      頼れる存在で、この船にとって替えの利かない価値がある役回りをその豊富な経験で担っていた。
    • 航行4日目、気象学者と共に船内を散策している途中に製図士の部屋から機関士が出てくるのを目撃する。
      その時には既に製図士は部屋で倒れていたことから、犯人は機関士だと主張した。
    • 事件後、ブラウンリー教授の主張を信じ始めた乗客たちに居心地が悪くなった。
  • 製図士
    メルカトル図法.png
    ブラウンリー教授の娘。父を強く尊敬している。
    海の超自然伝説に夢中で、彼女が描く海図は一種の芸術品として人気を博している。
    人体に医療器具を使うことが野蛮な冒涜行為だと考えており、加えて性格も意見も真逆なことから標本士とは仲が悪い。
    • 割り当てられた役は船で唯一コードネームがないブラウンリー教授。
      父が体験した超常現象が本当の出来事だったと証明するために乗船した。
    • 父が残した半分の海図と主催者の資料を基に今回の航海の海図を書き上げた。
      その際、海図に民間伝承を基にした「修正」を加えたらしい。
    • 出航3日目、25年前と同じように訪れた嵐に狂喜する一方で、誰かに後をつけられているような感覚を覚えていた。
      リーズニングの提案で何かあれば連絡するようにと携帯型電信機を貸してもらった。
      しかし、出航4日目、携帯型電信機にメッセージを残して意識喪失状態で発見される。
    • 事件後、リーズニングの説得によって犯人である主催者は製図士を完治させた。
      製図士は自分が害されたことを気に留めた様子はなく、主催者の提案を呑み、帰還の航路と「修正」のない海図を書くことを了承した。
      彼女は船に残り、父が見た景色を探しに行くことを望んでいるようだ。
    • 主催者によれば、彼女自身もブラウンリー教授の研究の代表作らしい。
  • 操舵手
    操縦室.png
    大柄な操舵手。
    上位の役職で、乗組員たちの管理権限を持っている。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「シマクジラ」。
      大柄な身体でいつも正確な指示を出してくれる。
      嵐の中において、最も強固な最終防衛線として最後まで船室に籠り、船と共に海底に沈んだ。
  • 接待係
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    鮮やかに着飾った気ままな性格のウェイトレス。
    船での飲食物は全て彼女が手配している。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「セイレーン」。
      妖艶な容姿で美しいものを追い求めており、とある業務の「中核」を担っていた。
  • 気象学者
    海霧観測.png
    厳格な雰囲気を漂わせる女性。
    船上科学者の1人で、海の気候関連の研究テーマに注目しているようだ。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「ウミヘビ」。
      研究規則の絶対的な守護者。しかし残念ながら、その科学的な「推測」はすぐに嵐によって覆され、最後まで貫こうとしていた理性も巨大な恐怖によって打ち砕かれた。
    • 製図士の意見に否定的で、航行に嵐の予兆はないと主張していた。
    • 航行4日目、気象学者と共に船内を散策している途中に製図士の部屋から機関士が出てくるのを目撃する。
      また、同日、毒素の影響で25年前と今を混同するようになった。
  • 機関士
    霧中のパトロール.png
    口数が少なく、大柄な体格を持つ男性。長期的な肉体労働に慣れている。
    日常的な見回りと同時に機関室の点検も担当している。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「渦」。
      日記をつける習慣があり、熟練した技術を持っている。
      何も知らない「渦」は生きる意志を捨て、自分から歪な黒い影が渦巻く深海へと身を投げた。
  • 音声学者
    反響定位.png
    船上科学者の1人。音波に関する研究テーマに注目しているようだ。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「ロッカス」。
      掴みどころのないものを好み、嵐の際は己が追い求める「形のない物」に近づくために最も危険な場所に行くと言って聞かなかった。
  • 報道記者
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    記者。職業にピッタリな好奇心と観察力を持つ。
    研究プロジェクトの進捗を記録するため、積極的に乗組員たちに接触していた。
    • 航行3日目、理性的なはずの彼女は「海面の下からの『導き』に従っている」と嵐の中の甲板に出るほどに毒素の影響を受けていた。
    • オーケアノス海域では毎日6時頃に魚が一気に海面に集い、大量の捕食者達が集まるという奇妙な現象がある。
      報道記者は毎日その光景を撮影しており、製図士が昏倒した際の主催者のアリバイ作りに貢献した。
    • 割り当てられた役はブラウンリー教授の手記における「シーユニコーン」。
      聡明で、目についたものをことごとく記録したがり、船の様々な業務に好奇心を抱いていた。
      異常気象の最初の犠牲者となり、恐怖に呑まれはしなかったが心を失う。
  • ブラウンリー教授
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    製図士の父。研究チームの責任者。
    沈没事故から生還するも12年前に失踪した。
    • 著名なコレクター「ウミサイ」と提携して十分な資金を手に入れ、航行が終わった後に成果発表を公に行うと約束した。
      しかし、生還後、他の生還者たちと共に「沈没事故は心霊現象によるものだ」と断言していた。
    • 研究プロジェクトの秘密保持契約書を締結し、何らかの発見を隠蔽しようとしていたようだ。
      詳しい経緯は不明だが、リーズニングの推理によれば25年前に乗客たちに毒を盛ったのはブラウンリー教授だった。
    • 乗客をコードネームとして自分の手記に記す習慣がある。
      「シーユニコーン」「クラーケン」といったコードネームは全て彼の手記からの引用。
  • シェリン教授
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    主催者の父。25年前にチームを組織して研究を始めた海洋生物を愛するリーダー。
    研究プロジェクトの進捗により注目している。
    伝統を重んじており、一族の伝承を意味する青いクラゲのペンダントを身につけている。
    • 25年前の海に沈んだ船上ガイド「クラーケン」本人。
      命よりも高貴なものがあると信じていたが、乗客のほとんどはそれに気づけなかった。
      当時、乗客たちの異変がクラゲの毒素によるものだと気づいたが、ブラウンリー教授の行動には気づけなかった。
  • マーティン
    不明.png
    空と鳥を愛する機関士の友人。明るい性格。
    • 25年前の船員の1人「渦」で船の点検を担当していた。
      日記をつける習慣があり、熟練した技術を持っている。
      何も知らない「渦」は生きる意志を捨て、自分から歪な黒い影が渦巻く深海へと身を投げた。
    • イセムバード号が出航した後も、秘密保持契約に反してこっそり機関士と手紙で連絡を取り合っていた。
      シェリン教授を尊敬しており、破損した彼のペンダントの修復方法について機関士に相談していた。
  • リチャード・ワーシントン
    不明.png
    25年前の沈没事故における最後の生き残り。
    • 事故の生還者たちが次々と消息を絶っていることに怯えており、リーズニングに事故の再調査を依頼した。
      当時の事故に関するブラウンリー教授の声明と自分の認識が違うと認識している。
  • Missトゥルース
    Missトゥルース.png
    オルフェウス探偵事務所の仲間。
    • リーズニングは様々な事件を経て彼女に深い信頼を置いているため、今回外出中の事務所の通常業務を一任した。
  • デザイア・メロディー(D.M)
    D.M.png
    貴族。主催者のスポンサー。
    • 主催者によれば、何か大きな企みをしているらしい。

コメント

  • マクロシスチスの画像が違うものになってる気がします。 -- 写真家さん推し? 2024-04-29 (月) 02:12:18
    • ありがとうございます、修正しました! -- 管理人? 2024-04-29 (月) 07:24:39
  • 気象学者の台詞(酒を渡す前)に「天候も人も変化するものです。ですが、自身の憶測や欲求に応じて事実 を捻じ曲げる人間と比べれば、空のほうが断然素直ですね。」というものを確認しましたのでお伝えします。 -- 自賠責逃げ切りぽぽち? 2024-04-29 (月) 00:35:33
    • ありがとうございます、追加しました! -- 管理人? 2024-04-29 (月) 07:24:56