倒壊

Last-modified: 2024-12-05 (木) 23:02:16
収録拡張カード名コストカード種別効果
AdventuresRaze2Action+1 Action
Trash this or a card from your hand.
Look at one card from the top of your deck per $1 the trashed card costs.
Put one of them into your hand and discard the rest.
冒険倒壊2アクション+1 アクション
このカード、またはあなたの手札1枚を廃棄する。
あなたのデッキの上から、廃棄したカードのコストと同じ枚数のカードを見る。
その中から1枚をあなたの手札に加え、残りを捨て札にする。

概要

自身か手札1枚を廃棄し、そのカードのコスト分の枚数だけデッキトップを見て1枚を手札に加えるアクションカード。
アクション権を消費せず、デッキ回転を促進しながら圧縮を進められるので便利。
邪魔なカードを廃棄した後は、自壊させることでただのキャントリップ以上の働きができるため腐ることも無く、余ったお金でとりあえず買っておいても邪魔にはならない。
ただし、弟子同様の弱点として、銅貨のような0コストのカードを廃棄するには非効率であり、呪い廃墟に真っ向から対抗するのは難しい。

利用法

  • アクション権を消費せずに圧縮を進められるので、トラベラー鉱山のような使用回数を稼ぎたいカードとの相性がよい。
  • 銅貨を廃棄した際は手札が減るだけになってしまう。
    • 金貸し香辛料商人など銅貨の処理が得意な別の圧縮カードと併用すると効率的な役割分担となる。
    • 書庫移動動物園など手札が少ないことを活かせるカードと組み合わせると廃棄ターンのロスが少なくなる。
  • コスト参照系カードの宿命として、コスト軽減効果との相性が悪い。特に2コスト以上軽減されている状態では自壊して何もめくれなくなる。

詳細なルール

  • テキストは上から順に読み下すため、まず「+1アクション」を得る。その後、手札の廃棄処理を行う。
    • 廃棄を行えるかどうかに関わらず、「+1アクション」を得るのは固定である。
  • 倒壊の廃棄効果は強制処理であり、倒壊自身もしくは手札1枚のいずれかの廃棄を選ばなければならない。
    • ただし、手札が1枚もないときに「手札1枚を廃棄する」を選ぶことはできる。この場合は何も起こらない。
    • また、玉座の間などで倒壊を2度使用する際に、1回目の使用で「自身を廃棄」した後、2回目の使用でも「自身を廃棄」することを選択できる。ただし、2回目は廃棄に失敗するため何も起こらない。
  • コスト0のカードを廃棄した場合には、デッキを見る処理は起こらない。
  • コストにポーション負債を持つカードも廃棄できるが、その後の「デッキの上からコストと同じ枚数のカードを見る」の処理時、廃棄カードのポーションや負債コストは無視され、コインコストのみが参照される。
    • ポーションや負債のみのコストを持つブドウ園大君主のようなカードを廃棄した場合、コインコストは0のためデッキを見る処理は起こらない。
  • 橋の下のトロルなどでコストが減少している場合、減少後のコストを参照する。
  • 倒壊の効果は、「廃棄したカードのコストと同じ枚数のカードを見る」というモノである。この効果は公開とは異なるので、パトロンでリアクションはできず、また見るカードの内容は倒壊使用者以外には非公開情報である。
  • コストを参照するとき、廃棄したカードは通常廃棄置き場にある。
  • 倒壊の使用時効果は①自身か手札のカードを廃棄し、廃棄置き場に置く→②廃棄カードのコストを参照し、追加効果を得る、という二段階の処理である。
    • ①でのカード廃棄に対して廃棄時効果が誘発するタイミングは①の直後であり、②の後ではないので注意。
      • 例えば、倒壊の効果でカードを廃棄した際、手札の青空市場でリアクションできるのは①の直後である。
        よって、②の追加効果を処理した後は、カード廃棄にリアクションを誘発できるタイミングは過ぎている(ので、②で引いた青空市場で、①の廃棄に対してリアクションすることはできない)、という処理となる。
    • 廃棄したカードのコストを参照するのは②のタイミングである。
      • 例えば、①で捨て札が空の状態で漁師(2コスト)を廃棄し、直後に手札の青空市場でリアクションすると、捨て札ができるので漁師は5コストとなる。
        この後で、②が処理されるので、結果的にデッキから5枚カードを見て、その中から1枚を手札に加える。
  • 倒壊の効果は全てドローではないので、-1カードトークンの機能の影響を受けず、-1カードトークンは次のドローまで残り続ける。

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