【きせきのつるぎ】

Last-modified: 2024-04-25 (木) 10:24:57

概要

DQ4以降の本編、【不思議のダンジョン】シリーズ等に登場する【武器】の一種。
ダメージを与えるだけではなく、装備しているキャラクターの【HP】が回復するという、とても嬉しい【追加効果】を持っている。
ナンバリングタイトルにおける回復値は与えたダメージの1/4となる。
その特殊効果と攻撃力の高さから、【もろはのつるぎ】と対をなす剣と言える。
とはいえ、この剣も実は両刃(もろは)だったりするが。

 
初登場のDQ4以来、【ちいさなメダル】を収集して【メダル王】から頂戴できる恒例の景品となっており、ストーリー中盤辺りで手に入る。
最速で入手した場合には、他の武器と較べて突出した攻撃力を持っている作品も多い。
また、戦士系だけでなく僧侶系キャラも装備できることがあり、装備可能者の幅が広く使い回しやお下がりがしやすいのも特徴。
シナリオ終盤まで通用するかは作品次第だが、いずれにせよ早期で入手できた場合は大切にしたい逸品。
良くも悪くも【ちいさなメダル】集めの影響を最大限に受けるアイテムといっても過言ではない。
通常攻略のみならず、【しんぴのよろい】と共に【オートレベルアップ】にも役立てられる。
同様の効果を持つ武器としては【英雄のヤリ】【アンフィスバエナ】【ガイアのオノ】がある。
 
英訳すると【ミラクルソード】になり、こちらはそのまま「特技版・きせきのつるぎ」として登場している。
【公式ガイドブック】(FC版DQ4)での英語表記名は「Sword of Miracles』(ソード オブ ミラクルス)。
特技の方と表現が同じ様でちょっと違っていたりする。
その他に【ミラクルムーン】【ミラクルエッジ】【ミラクルブースト】【ミラクルストライク】等のバリエーションも存在する。

DQ4

攻撃力は100。
いずれの市販の武器よりも強く、【もろばのつるぎ】(99)を凌ぐ凄まじい切れ味を持っている。
伝説の武器である【てんくうのつるぎ】を含めた一品物の武器を除けば最大の攻撃力を誇る。
【ちいさなメダル】6枚と引き換えに入手できる。
また討伐必須ボスの【ヘルバトラー】を倒すと【トルネコ】盗んでいなければ必ずドロップする。
【勇者】【ライアン】【クリフト】・トルネコが装備可能。
複数入手可能で高い攻撃力にHP回復効果を併せ持つので、通常モンスター戦・ボス戦問わず汎用性が非常に高い。
また、HPの回復量は与えるダメージに比例するので【ルカニ】【バイキルト】と好相性となる。
 
最速で入手する場合、船入手直後に1本、【まほうのかぎ】入手直後にもう1本入手でき、【キングレオ】との対戦前に2本になる。
もっとも、その時点で手に入るちいさなメダルのうち2枚は、かの難ダンジョン【海鳴りのほこら】に存在するため、入手自体が結構な苦行となるが。
海鳴りの祠の分を差し引いても、まほうのかぎ入手直後に1本は手に入る。
船入手直後といえば、とりわけ【はじゃのつるぎ】の攻撃力45に浮かれているような時期。
事前にちいさなメダルが落ちている場所や【メダル王の城】の立地を把握していれば、このタイミングでいきなり「攻撃力100」のぶっ壊れた性能を持つ武器を手に入れることができてしまう。
 
さて、早期入手したこれを誰に持たせるかは、プレイヤーのプレイスタイルによって様々な選択肢に分かれることになる。
元から火力が高いキャラに装備させてさらに火力を高めるなら勇者かライアン、力がイマイチなキャラもアタッカーとして戦えるようにするならクリフトかトルネコに装備させよう。
 
純粋に力の高い勇者やライアンに装備してあげれば、破竹の勢いでモンスターを蹴散らしてくれる。
キングレオのみならず、続く【バルザック】【ピサロナイト】といったボス連中との対戦でも大いに活躍するだろう。
ただ、勇者やライアンには船入手時点で、奇跡の剣に近い攻撃力を持つ【ドラゴンキラー】(ただし事前の金策が必須)や、強力な追加効果を持つ【まどろみのけん】が購入可能なことに加えて、まほうのカギ入手後は呪われていながらもほぼ同じ攻撃力がある【もろばのつるぎ】も存在するため、それらを装備させて奇跡の剣を他に回した方がパーティー全体の攻撃力の底上げになる。
それらが無くとも勇者やライアンはレベルアップ時にちからがグングン伸びることもあり、破邪の剣でも十分なダメージを出せるので、それで事足りることも多い。
 
一方でクリフトに装備させれば、ちからの弱い彼でも十二分な攻撃力を発揮するようになり、回復が必要ない時でもしっかり攻撃に回ることができるため、全体の戦力がアップするという利点がある。
また同じ僧侶系の【ミネア】がこの武器を装備できないこともあって、ちからでは劣りながらも攻撃力では上回ることが多くなる。
トルネコにとっても有用。何しろ彼は呪文が使えないにも関わらず、破邪の剣(+45)から奇跡の剣(+100)の間に装備できる武器が全くないのだ(リメイク版でも同様)。
大抵の場合は仲間が新しい武器を入手する過程でトルネコは戦力外に落ちていくのだが、早期に奇跡の剣を与えれば彼の攻撃力も上記3人に比肩するものになり、役立たずの汚名を返上して強力なストライカーとして機能してくれる。
ただ、それでもトルネコは特殊行動があるのでそもそも奇跡の剣で攻撃してくれないことも多く、実質的なダメージ期待値は他キャラに装備させたときより低くなってしまうのがやはり欠点と言える。
 
後半になるとこれを上回る攻撃力の【はぐれメタルのけん】【てんくうのつるぎ】が手に入るが、これらはいずれも一品物なので、良い武器が回ってこなかったキャラに奇跡の剣を回すと良い。
ただしクリフトに装備させ続けた場合、中盤では非常に強力だが、終盤になると奇跡の剣でも微妙な火力になってしまう。もちろん回復効果もその分下がる。
そうなったらクリフトにはより強力なはぐれメタルの剣を回し、奇跡の剣はより力があるキャラに装備させよう。終盤ではちからが高いキャラこそ、与えるダメージに比例した回復効果を発揮しやすいからである。
勇者にとっても、天空の剣(強化版)と10しか攻撃力が違わないので、この武器でラストバトルにも充分通用する。
 
このように中盤ではバランスブレイカーになるほど強力で有用な武器なのだが、FC版ではちいさなメダルとの交換で手に入れると他の景品の入手が遅れることになるためにプレイヤーを悩ませる。
とくに2本以上交換で手に入れた場合、メダル総数が決まっている本作では交換できなくなる景品がどうしても生じてしまうことになる。
先述の通り終盤にヘルバトラーのドロップで確実に1本手に入るのだが、最初の1本をそんな時期まで先延ばしするのはさすがに折角の性能を堪能できず、価値を損なうことになるで非奨励。

ちなみに、奇跡の剣は売却可能品なのでヘルバトラー戦の際にトルネコのアイテム欄を空けておくことで、複数本数の入手が可能である。よってわざわざトルネコの盗みが発生したあと全滅→再戦のサイクルを繰り返す必要はない。

よって趣味の領域の話であるが、アイテムコレクターであれば小さなメダルを1枚も消費することなく一度のヘルバトラー戦で装備可能者全員分の奇跡の剣を一気に集めることが可能である。
なお、上述のように(ヘルバトラー戦に限らず)一個でも盗みが発生した場合は戦闘後の宝箱ドロップが発生しなくなることには留意したい。
 
逆に上記のようなアイテム収集に拘りが無ければ、基本的には早期に1~2本メダルと交換して問題ない。
まず、アイテムコンプリートの観点からは、ちいさなメダルの景品でしか入手できないアイテムは【てんばつのつえ】(1枚と交換)のみなので(上述のように小さなメダルを1枚も消費したくない場合は別だが)そこまで気にする必要はない。
実用性で考えても、メダルを20枚費やして【はぐれメタルヘルム】を入手する価値は乏しい。
FC版のはぐれメタルヘルムは守備力は高いが耐性が無い上、その気になれば【メタルキング】からトルネコの盗みで入手することも可能(普通のドロップは1/4096なので実質無いも同然)。
【しあわせのぼうし】はちいさなメダル4枚と交換と少しお手軽だが、実は【はぐれメタル】からヘルム同様に盗めるばかりか、へルムと違ってドロップ率も1/128とそこそこ期待できる。さらに【ブライ】以外のキャラクターは、守備力だけは市販品で充分代用が効くことから、【低レベルクリア】やブライ常時一軍起用等縛りプレイでも無ければ、早期にちいさなメダルを4枚も交換に使ってまで貰う価値は無いという見方もできる。
ただ、天罰の杖による【バギマ】はMPを使わず誰でも使えるし、船入手直後~導かれし者が揃うまであたりはHPの高いモンスターが少ないこともあって時期的にかなり強力なグループ攻撃になるので、【コナンベリー】の船内で入手できる最初の2枚は天罰の杖との交換がおすすめ。
それ以降は奇跡の剣を最優先するのが最善と言えるだろう。幸せの帽子は奇跡の剣を2本入手した後で充分事足りる。
終盤になるとこの武器に並ぶ程度の武器が他にも入手できるので、終盤までちいさなメダルの交換を渋っていると入手する頃には行き渡り先が無く、馬車内に待機しているメンバーに持たせ、馬車外全滅時の保険程度の役目で終わる可能性がある。
よって、可能な限り早期に入手した方がその高い攻撃力を活かす機会が多くなり、高額な【ドラゴンキラー】等の購入費を浮かすことで防具面の充実も図れるので有意義。
ミネアをレギュラーで起用する場合は、少なくとも【バギクロス】習得までは攻撃力不足を補うためにはぐれメタルの剣を彼女に回したくなるので、なおさらこの剣の存在が大きくなるだろう。
 
この剣の仕様に関する注意点として、本作ではこの剣の攻撃で敵にとどめを刺してしまうと、回復効果が発動しない。
勇者やライアンはすばやさが低く、大抵は他のメンバーが弱らせたモンスターに対するとどめの一撃を担当する場合が多いため、通常戦闘戦では思った様に回復効果が働いてくれない。
このため長丁場のダンジョンで回復効果をアテにし過ぎると、実は回復しておらず、ズルズルとダメージが蓄積しやすい。
一方ボス戦では敵に攻撃を回避されない限り確実に回復効果が働くものの、一回当たりの回復量は微々たるものなので、これさえあればダメージを帳消しにできるというような都合の良さは無い。
強力な攻撃を喰らえば当然ピンチに陥るので、適宜回復が必要であることはこの武器の有無を問わない。
あくまで回復効果は補助程度として念頭に置いて、ゆめゆめ過信しないこと。
 
ちなみに非売品だが売却は可能で、7125Gとそこそこ高値で売れる。
しかし小さなメダル6枚を消費してこの価格ではまったくもって割に合わない。
換金が目的なら、ちいさなメダル1枚で交換できて、1本3225Gで売れる天罰の杖を6本まとめ売りした方がコストパフォーマンス的には良いだろう。

PS版

新たに仲間に加わるようになった【ピサロ】も装備可能。
しかしピサロの場合は加入時にはすでに【みなごろしのけん】を手に入れてるだろうし、後に同じ回復機能を持ち攻撃力で上回る【まかいのつるぎ】も入手できるので、基本的に彼にとっては不要となる。
 
小さなメダルの仕様が変更され、累計38枚になったため、FC版の様に易々と早期入手はできなくなった。
移民の町を最終段階まで成長させていた場合は【さいごのかぎ】が入手できる前後で手に入る。
ただしこの他に【キングキャッスル】【ミステリータワー】内の宝箱からも1本ずつ入手できる。
当然ヘルバトラーも落とすので、なんと固定入手分だけで人数分揃えることが可能。
オマケにキングキャッスル内の武器屋で、31000Gと高値ながらも市販されていたりする。
 
しかし、キングキャッスルの構成要員の【王様】【兵士】は終盤にならないと出現しないキャラクターが多いため、上記の施設を早期に作成するには、とてつもない労力と根気が必要になることを忘れてはならない。
一応、実現すればちいさなメダルの景品分と合わせて【まほうのかぎ】を入手した直後に複数本入手することも可能だが、この時点で31000Gもの出費をしてしまうと、その他の装備品(主に防具)の購入を諦めざるを得ないため、攻略上それほど有効な手段とは言い難い。
終盤になれば堰を切ったかのように構成要員がわんさか登場するので、簡単に作れるようになる。
理論上はFC版と入手時期がそれほど変わっていないなど、ある意味奇跡の剣大盤振る舞いの機種。
 
回復効果が敵を倒した際も発揮する仕様になるなど、この武器自体の性能はさらに向上しているが、あいにく同じ武器屋でさらなるバランスブレイカー兵器の【はかいのてっきゅう】が販売されているため、
どちらかと言えばそちらを購入するプレイヤーが多く、相対的な価値は下落してしまった。
それでも鉄球を装備できない勇者やクリフトにとっては入手すれば最後まで使っていける優秀な剣である。
 
売値は3100GとFC版の半値以下。

DS版

小さなメダルの景品とヘルバトラーのドロップは変わらず。
このほか【移民の町】最終形態にて、宝箱から一つ、同武器屋で31000Gで買うこともできる。
 
規定数のちいさなメダルを集めるには【さいごのかぎ】が必要となり、手に入る時期がかなり遅れることとなった。
移民の町の仕様も変更されたため早期の複数入手は事実上不可能。
固定配置数も減ったので、人数分調達しようと思ったら店屋で購入するかヘルバトラーからの盗みが必須となっている。

スマホ版

基本的にはDS版を準拠している。
ただし移民の町の仕様が再び変更され、最終形態に発展可能なタイミングが「デスピサロ撃破後」から「【マスタードラゴン】との会話後」に前倒しされている。
このため複数本入手できるタイミングが若干早くなった。

DQ5

攻撃力は100。
ちいさなメダル16枚と引き換えに入手できる。売値は7125G。
漏らさず集めていた場合は【テルパドール】でちょうど16枚になり、
宝箱を意図して避けるようなことがなければ遅くとも【グランバニア】到達時にはちいさなメダルが16枚以上集まるだろう。
【はじゃのつるぎ】の倍以上の攻撃力を誇り、HPまで回復するこの強さは圧巻。
【てんくうのつるぎ】が攻撃力110なことを考えると、
使い手の力が上がっていけば、守備重視のバランスなら最終武器の一角にすら挙げられる。
 
装備可能なのは【主人公】【男の子】の他、【スライムナイト】などの剣士系および【メッサーラ】などの悪魔系の【装備グループ】のモンスター。
特に悪魔系のグループのモンスターにとっては、これか【デーモンスピア】が最強武器となる。
 
その性質上、【バイキルト】等との併用により回復効果がより凶悪となる。
バイキルトがダメージではなく攻撃力自体を2倍にするので、HPの回復量が元の2倍以上になる。
守備力と耐性を充実させたメンバーならば、バイキルト抜きでも道中の回復の手間をグッと減らせる。
 
これを貰うと【メタルキングのたて】の入手が絶望的になるが、今作のメタルキングの盾は耐性面で非常に使い勝手が悪い。
主人公は【ドラゴンのつえ】入手まで武器を買い換える必要が無くなるため、貰う価値は十分過ぎるほどある。
しかも、ちいさなメダルのドロップを期待せずに最大3本貰うことが可能。
回復の回数が減るので、MPをかなり節約することができる。
さすがに3本目は貰ったとしても、ほとんど使わないだろうが。
 
また、非常に稀だがバグにより敵として登場する場合もある。
詳しくは【きせきのつるぎが敵として出現するバグ】を参照。

リメイク版

ちいさなメダル23枚と要求数が増えたが、【すごろくの穴】のゴール景品としても手に入る。売値は4750G。
最速で【チゾット】で入手可能と少し遅くなったが、チゾットは【ルーラ】登録されない。
【グランバニア】に到達してから改めて入手しに行くのが手間も掛からないだろう。
かなりの長丁場となる【グランバニア山の洞窟】で使えなくなるのは痛いが、【チゾットの山道】を2回登るのはかなり手間。
ただし【ひとくいばこ】【あくまのツボ】の不確実ドロップアイテムや【すごろく場】の景品を合わせると、実は【テルパドール】の時点でギリギリ足りる。
 
今作ではバイキルトの仕様が変更されたため、SFC版ほどの回復量は期待できなくなった。
とは言え、それでも十分過ぎるくらいに強い武器。
 
【謎のすごろく場】【メタルキングの盾】が入手できる上、
ちいさなメダルの総数も増えたことにより両方入手するのも困難ではなくなったため、気兼ねなく複数交換しても良いだろう。

DS版以降

【デボラ】も装備できる。
攻撃力だけなら【グリンガムのムチ】と並んで彼女の最強武器である(条件次第ではこれを上回る武器もあるが)。

DQ6

攻撃力は100。
ちいさなメダル40枚の景品として入手できる。今作では売却不可。
【マーメイドハープ】を入手する頃にはおのずと集まるはず。
また、【キラーマジンガ】がまれに1/128の確率でドロップする。
人間キャラ全員と装備グループA・C・D・Eの【仲間モンスター】が装備できる。
 
最速入手時点なら破格の攻撃力で誰に持たせても強い。
ちからの高い【ハッサン】に装備させて、【まわしげり】【せいけんづき】で薙ぎ倒すのがシンプルに強力。
僧侶系の【ミレーユ】【チャモロ】に持たせても、パーティの火力の底上げになる。
なお、中盤入手でありながら、チャモロ・【ウインドマージ】【ダークホーン】【ランプのまおう】にとっては、一品物の【メタルキングのけん】を除けばこれが最強武器になる。
【バーバラ】には【グリンガムのムチ】があるが、これを仲間モンスターに装備させる場合はやはりメタルキングの剣に次ぐ。
また他の装備者の場合でもこれより強い武器は【ふぶきのつるぎ】のような20000G以上もする高額商品だったり、カジノの高額景品入手がクリア後と入手方法が限定的でもあるため、
馬車外に出ている1軍メンバーによってはこれより強い武器を用意できないということも十分あり得る。
最強クラスの武器には一歩劣るとはいえ攻撃力100は終盤でも通用する数値であり、ゲームクリアまで十分活躍できる。
 
今作でもHP回復効果があるものの、追加ダメージ効果を持つ武器の仕様とほぼ同じで、効果が発揮されるのは通常攻撃と剣技のみ(【さみだれけん】を除く)。
【武闘家】のまわしげりやせいけんづきは対象外なので、抜きんでた火力を誇るこれらの特技を主に使うならば回復効果を見る機会は少ないだろう。
一方、【はやぶさぎり】をはじめ【戦士】で覚える攻撃特技は、いずれも効果を発揮できるため基本的に相性がよい。
【もろばぎり】については、自己ダメージよりも先に回復効果が発動するため、もろばぎりによる死亡がほぼ防げる代わりにHP満タンからのもろばぎりでは回復効果が意味をなさない。HPがピンチの状態からもろばぎりをする機会はほとんどないと思われるため、それほど相性は好くない。
 
入手時期を前倒ししたいなら、【ダーマ神殿南の井戸】【ロンガデセオ】【北の墓場】【ザクソン】等の寄り道を続けると最速で【魔術師の塔】【ミラルゴ】戦前に手に入れることができる。ただし、寄り道の段階のエンカウントで場違いな強敵が出現するので注意。
 
前述のように、キラーマジンガのドロップにより複数本手に入れることができる。
【海底宝物庫】での強制戦闘で入手できればこの後の冒険がかなり楽になるが、ご存知の通り非常に強くその頃はまだレベルも低いので全滅の危険性を考えると当てにはしない方が良いだろう。
運良く入手できた場合は「ラッキー!」と思おう。
キラーマジンガは、ヘルクラウド城内でデュランの先鋒としても登場するので、運がよければそこで奇跡の剣が手に入ることもある。ただし、デュラン戦のイベントは、彼の眼前に辿り着いてから撃破するまでの間、3つの戦闘とその合間の会話が強制的に進む仕様になっており、途中で武器を受け渡すことは叶わない。もしも奇跡の剣がドロップした場合に直後のテリー戦やデュラン戦で有効活用できるよう、奇跡の剣を装備させたいキャラにのみアイテム欄の空きをつくっておくといいだろう。
シナリオクリア後は、【お楽しみダンジョン】【ランプのまおう】の勧誘を狙っていると自然と数本手に入っているかも。密かに【プラチナソード】に次いで溜まりやすいアイテムだったりする。
 
【おしゃれなかじや】ではたったの1600Gで叩き直しが可能で、かっこよさが38から51に上昇する。
【ベストドレッサーコンテスト】では【しんぴのよろい】とのコーディネートで+40のボーナスが付く。
2つのパーツだけで破格のボーナスが付くため、他の装備次第だがプラチナシリーズよりも高得点を狙える。
女性でも上記の組み合わせが可能なので、ランク4はこれがあれば余裕でクリア可能。是非とも叩き直して貰うと良い。

リメイク版

全ての仲間スライムが装備可能なため、装備できないのは【ドランゴ】のみとなった。
また、この作品でのきせきのつるぎの回復量は、通常攻撃で与えるダメージに依存する。
つまり、例えば本来100ダメージ与える敵にきせきのつるぎのもろばぎりで1.5倍の150ダメージ与えたとしても、回復量は100*1/4の25となる(そのくせ、反動は150*1/4≒37ダメージ食らうので割りに合わない)。
逆に、一度のダメージ倍率が低くても回復量が変わらないので、手数でダメージを重ねる特技との相性が良い。
はやぶさぎりとの組み合わせが非常に強力。
 
特にこのはやぶさぎりとの組み合わせ、ただでさえ強力だとわかるのだが、二撃目に特殊な計算式が使われる影響で使い勝手はさらに良い。
打撃で100ダメージ与えられるモンスターにきせきのつるぎではやぶさぎりを使うと、
一撃目は約75ダメージを与え、100*1/4=25回復する。ここまでは正常な挙動の範疇なのだが、二撃目にも約75ダメージを与えた後、なぜか(100+100)*1/4=50ダメージ回復するのだ。
つまり、通常攻撃の1.5倍のダメージを与え、約半分のHPを回復するのである。
【せいけんづき】ではきせきのつるぎの回復効果は受けられないので、両者を上手く使い分けたい。

漫画版

【メダル王】【ジャミラス】の封印から解放された記念にミレーユに渡し、【魔法戦士】を目指してはどうかと勧めた。後に【らいめいのけん】を失い素手だったテリーに譲られた。
初登場ではガイドブック準拠の形状だったが、テリーに渡した際はなぜかDQ8に近い形状に変わっていた。

CDシアター

こちらではメダル王から貰いチャモロがしんぴのよろいと共に使っている。
『すっかり手に馴染んだ』ということだが、中盤からかなり恵まれた装備である。

DQ7

攻撃力は100。
【主人公】【メルビン】【アイラ】(データ上では【キーファ】も)が装備可能。
ちいさなメダル65枚の景品として入手できる。
順調に集めていればDISC1中盤の【プロビナ】【ルーメン】で入手可能。
 
最速で入手した場合、その時点では破格の攻撃力。
特技全盛のDQ7では回復効果があまり目立たないのが残念だが、それでも攻撃力100の強力な武器としての価値は健在である。
これより強い武器は【水竜の剣】を除けば、DISC2の【マール・デ・ドラゴーン】【移民の町】の各最終形まで登場しない。
具体的には、かなりのバランスブレイカーであった【ゾンビキラー】【ラッキーパネル】で入手)はもちろん、アイラ初期装備の【ユバールの剣】、他にも【ドラゴンキラー】【ほのおのつるぎ】(アイラ加入後に訪れる【コスタール】【ホビット族の洞窟】で購入可)などを凌ぐ。
これを装備して【つるぎのまい】なんかしたらもうえらいことになる。
また、メルビンにとってはこれ以上の攻撃力を持つ武器が一品物だったり入手が面倒な物しか存在しないため、長きに渡って装備し続けることとなる。場合によっては最終装備となることも。
【風の塔】の宝箱にも入っているが、その頃には主人公とアイラにはもっと強力な武器があるので、HP回復効果が目当てで無ければ2本目はまず不要だろう。
 
ちなみにもろば斬り使用時の挙動が「反動ダメージ→回復」と順番が前作の逆になった。
その上反動ダメージと回復量が同じになったため、反動ダメージだけで死ぬようなよほど瀕死の状態でなければ、実質的にデメリット無しでもろば斬りを使えるようになった。
より攻撃力の高い武器を入手するまでは主力技として充分通用する。
 
かっこよさは前作と同じ38で、【世界ランキング協会】のコーディネートボーナスの付き方も同様。
ただし、今作では【おしゃれなかじや】が無い上に装備者が限定されてしまうため、前作と比較するとかっこよさ目当てでの利便性は下がっている。
 
本作では売却可能だが、売値は1000GとDQ4・5の頃に比べると大幅に下がってしまっている。
累計方式ゆえにちいさなメダルで複数本頂戴できず、DQ6と違ってドロップするモンスターも存在しないことから、
世界に2本しか存在しない貴重な武器なので、不要になっても売却せずに【ふくろ】に忍ばせておきたい。
とは言え、この破格の攻撃力と強力な追加効果でシナリオ序盤の【グリンフレーク】で販売されている【やいばのブーメラン】よりも売値が安いのはどう考えても異常だが……。
(ちなみにやいばのブーメランの売値は1150Gとなる。)

リメイク版

【トクベツな石版】の一つ【星空のまものたち】の初回クリア報酬でも入手可能。
やる気になれば、キーファがいるときに入手することも可能。まぁキーファをそこまで育てる意味が無いが。
また、トクベツなモンスターの【キラーマジンガ】が低確率でドロップする場合がある。

DQ8

攻撃力は80。
ちいさなメダル68枚の景品として入手できる。
【主人公】の他、【短剣スキル】を30以上に上げた【ゼシカ】も装備可能。
 
これまでの自身が持っていた攻撃力100は、同じ回復効果を持った【英雄のヤリ】に譲った様だ。
その上、同じ【剣スキル】持ちでも【レイピア】系の剣を主軸とする【ククール】が装備できないことや【スキル】次第で見向きされないことに加えて、
入手時期的に【ドラゴンキラー】と強化版の【ドラゴンスレイヤー】がライバルとして立ち塞がる。前作までの長きに渡る活躍は見込めないだろう。
 
一方でちいさなメダルを上手く集めて【メダル王女の城】に持っていけば、ドラゴンキラーが店売りされる【オークニス】到着前後に入手可能。
購入しなくとも無償で1本は手に入るのは嬉しい。ドラゴンキラーはお金に余裕が出てから購入しても良い。
そして【命のブレスレット】【錬金】すると【きせきのつるぎ・改】になる。入手直後の強化も可能なので状況に応じて使い分けよう。
ちなみに、一度錬金で強化した場合は二度と元に戻すことはできない。
 
売値は1000G。やはり今作でもなぜか安い。
あろうことかシナリオ序盤の【アスカンタ】で購入できる【はがねのつるぎ】と売値が一緒。明らかに間違っている気がするが……。
どうもこの剣は他のシリーズでも売却価格には厳しいらしい。ひょっとすると密かに出回っているのだろうか?

3DS版

短剣スキルを59以上に上げた【ゲルダ】も装備可能で、【追憶の回廊】にてもう1本入手できる様になった。

DQ9

攻撃力は77。
ちいさなメダル32枚の景品として入手できる。
まめに【青宝箱】【壷】【樽】を探し回っていれば、割と早い段階で入手できる場合も。
 
【宝の地図】のボス【スライムジェネラル】が低確率でドロップする場合がある。
今作ではこれと【いやしのうでわ】2個とを【錬金】すれば【きせきのつるぎ・改】になる。
 
クエスト【もふもふ雲】で必要になる。ちなみにきせきのつるぎ・改で代用可能。

DQ10オフライン

主人公(【戦士】【バトルマスター】【魔法戦士】【遊び人】)、【ヒューザ】が装備可能な片手剣。

-+1+2+3
攻撃力62697683
みりょく15172022
攻撃ダメージからのHP回復率10%15%20%25%

ちいさなメダル40枚と交換。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【ミラクル武器の軌跡】に記載。
必要な素材は、【プラチナこうせき】x8、【きよめの水】x10、【ブルーオーブ】x1、【ようせいのひだね】x10。

DQ10オンライン

レベル50より装備可能な片手剣。基本攻撃力は62。
HP回復量は与えたダメージの6%と控えめ。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【主人公(DQ11)】【カミュ】【シルビア】【グレイグ】が装備可能な片手剣。
うち直しに必要な宝珠は14個。

-+1+2+3
攻撃力80838791
魅力24252628
攻撃時 HP回復25%

【メダルスタンプ帳】60枚のみで入手可能な一品物。
ただ今作は「きせきのつるぎ・改の素材にならない」おかげで打ち直しで強化可能。
改が手に入るのはクリア後なので、クリア前までは一線級の武器として十分活躍できる。
 
最短での入手時期は【ドゥルダ郷】までに拾い物と【クエスト】を消化しておけば、その気になれば【ロウ】の再加入より前に手に入る。
もっともこの時点では船も無いうえに、諸事情によってしばらくの間は行けない場所も多いので、事前に世界中の全てのちいさなメダルを集めておくという入念な探索が前提となっている。
その理由により、通常のプレイの範疇できせきのつるぎが手に入るとしたら、再び船を手に入れてある程度の行動範囲が増えた後になるだろう。
 
入手できる頃の店売り最強装備の【まけんしのレイピア】とほぼ互角の攻撃力で、その後に入手できる【メタスラの剣】とも大差ないのが魅力。
【ほのおのつるぎ】辺りから差が出始めるがこちらは火属性固定のため、武器としての扱いやすさは【はぐれメタルの剣】を入手するまで揺るがないだろう。
ぜひとも片手剣勇者や二刀流のカミュ辺りに装備させたい逸品である。
 
素材でないために改との共存が可能になっているが、あちらは量産できるのでその頃に出番が回ってくることはほとんど皆無に等しいだろう。
きせきのつるぎ・改にするための材料という側面が強かったDQ8・9とは違いフライングゲットに規制が入った【ふしぎな鍛冶】の仕様により、
きせきのつるぎ・改の入手が大幅に遅れたこともあって、手に入れてすぐ第一線で活躍できるという意味ではこちらの方がありがたみは大きい。

DQMシリーズ

DQMJ2から登場。ぶっ通しで攻撃力77。

ジョーカー2(無印版)

入手方法が「DQ9との【すれちがい通信】で出現する【スライムジェネラル】からのドロップのみ」というレアなアイテム。
【ぬすっと斬り】が効かないので本当に運に委ねるしか入手方法が存在せず、ある意味「選ばれし者のみが入手できる」武器。

ジョーカー2プロ

【ヒヒュドラード】撃破後【ピピッ島】【Wi-Fiショッピング】にて販売されていた。
Wi-Fiショッピング限定だけにかなり高額だが、販売価格は20,000ゴールドと他の武器やアイテムに比べるとだいぶ良心的なお手頃価格だった。
参考までに【モンスターのタマゴ】の販売価格は88,000ゴールド、
この武器と同じ効果を持つ【ゲントの杖】の販売価格は10,240ゴールド、【ディバインメイス】の販売価格は46,000ゴールド。
ゲントの杖は攻撃力の低さゆえか販売価格がこの武器より約半額だが、この武器と攻撃力がそこまで違わないディバインメイスは倍以上の販売価格となる。

テリワン3D

非売品。
 
【メダルおじさん】にちいさなメダルを50枚渡すか、特定の【旅の扉】【他国マスター】の戦士に勝つともらえる(ことがある)。
後者はセーブロード戦法を利用し、これやお目当ての武器が手に入るまで粘るのも一考。

イルルカ

まさかの通常店売りアイテムに。
 
【天空の世界】【ヒターノの町】で販売されている。
ただし販売価格が25,000ゴールドと時期的にかなりお高く、賢者の塔の宝箱からも入手可能なので無理に買う必要はない。
そうで無くとも鍛冶強化できない店売りの武器は需要が少ないのだ。
また天空の世界に存在する【他国マスター】【戦士】との戦闘に勝利するともらえることがある。やたらと天空の世界に縁がある様だ。
それ以外だと御遣いで頼まれる【にじいろの布きれ】をお母さんに渡すと入手できる他に【錬金カギ】の報酬等でも手に入る。
よくよく考えると大盤振る舞いである。
しかし前作や本編とは異なり、ちいさなメダルのご褒美とはならなかった。

DQMSL

8周年記念イベント「モリーの修行道」で実装された剣。最大2本まで入手可能。
ウェイト5で、装備すると攻撃力が50、素早さが15上がる。
強化することで攻撃力が+1ずつ増えていき、+7まで強化すると「斬撃使用時賢さ依存でHP回復」の固有効果が付く。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ2

攻撃力7。
与えたダメージに関わらずHPを10回復する効果がある。
【ダースドラゴン】の炎でチクチク削られるHPの回復手段として有効。
【はやぶさの剣】【剛剣かまいたち】の能力があれば回復できる機会を増やせるので、是非とも合成しよう。

PS版

【もっと不思議のダンジョン】70Fの宝物部屋の中に存在する。
【カギ】2つと【つうかの指輪】があれば入手可能。
いずれかのアイテムが出ずに揃わないことが頻繁にあるのだが……。
そのまま合成のベースの武器として使用してもそこまで差し支えは無かったりする。

GBA版

【印の盾】と場所が入れ替わって【不思議のダンジョン】の80Fの【宝物部屋】の中に移動したお蔭でPS版よりも入手しやすくなった。
確実に発動する【鉄球】のワナと【落とし穴】に守られており、さらに【つるはし】【大部屋の巻物】で壊せる壁、そして【ガーゴイル】2体に守られている。
まずは【わなぬけの指輪】を装備して鉄球のワナに乗り、下を向いた状態でわざと踏んで【水路】を飛び越えよう。
戦士なら【ワナつぶし】【川わたり】で楽々突破可能。
そのまま落とし穴もわなぬけの指輪か【ワナつぶし】で突破し、壊せる壁を破壊すれば入手できる。
ガーゴイル2体はアイテムの上に乗ると動き始めるが【とうぞくの壺】で吸い込めば動き出さない。
入手できたら【合成】する前に持ち出して【きせきぎり】を習得しておこう。

トルネコ3

武器の強さは3、上限値は+99、印数は1、重さは90。
販売価格は15000G、買取価格は7500G。
 
入手方法は【不思議の宝物庫】の80Fの【宝物部屋】の中に存在するのを入手するのみのレアアイテム。
【つるはし】【爆発の指輪】等、壁として塞がる【水晶】を3回破壊できるアイテムがあれば入手可能。
 
基本的な特殊能力はトルネコ2とほとんど同じで、通常攻撃に成功するとHPが10ポイント回復する「HP」の印を持っている。
【キラーヘッド】【はやぶさの剣】等と一緒に【合成】して通常攻撃に成功すれば、一度の攻撃で更なるHP回復も見込める。
ただしこの印の重ね掛けはできず、1つの武器には1つまでしかこの印を付与できない。
トルネコにおいてレベルとHPを極力高い状態で開始する不思議の宝物庫を攻略する際は不必要な印かもしれないが、
最大HP15から開始する【封印の洞くつ】を攻略する際は非常に強力な印なので、武器によって上手く使い分けると良い。
 
ただ、この武器は前作トルネコ2よりも武器の強さが半分以下になる等、宝物部屋の中のレアアイテムの中では特に不遇な扱いを受けてしまった。
特筆すべきはこの武器の攻撃力「3」だが、
なんとシナリオ最初のダンジョンの【謎のほら穴】で入手できる【銅の剣】よりも全ての性能で負けているのだ。
それだけでは無く更なる追い討ちだが何の効果も持たない武器では最弱の【金の剣】にすら印数でも敵わないという、
本編シリーズと比較しても信じられない様な攻撃性能の悪さにされてしまっており、どうしてこうなったのか皆目見当も付かない状態になっている。
 

 参考
 銅の剣 ⇒ 攻撃力4・印数5
 金の剣 ⇒ 攻撃力3・印数4
 奇跡の剣 ⇒ 攻撃力3・印数1

 
最早こうなってしまった以上「奇跡の剣に似た違った剣」と考えた方が良いかもしれない。
この武器自身が持っている強い特殊能力を活かして、なるべくならば素直に合成をメインに使用してあげよう。
ただ【どくどくゾンビ】の特殊能力を警戒する場合、武器の強さは大幅に下がるがメインの武器にして使用するのも一考と言える。
こうすると、メインにした武器の印はどくどくゾンビの特殊能力を受けても、絶対に消滅することはないからだ。
その方法でダンジョンへ潜入する場合は【弱化のワナ】の存在にも気を付けよう。

バトルロード2

第六章から登場する【戦士】専用の剣。
上昇するステータスは、ちから+15、かしこさ+30、すばやさ+5。
かしこさが増加するので、呪文に多少強くなる。
 
技は「きせきの剣技」と「かいふく」。
前者は投げた武器が高速で敵単体を何度も攻撃する技。
後者は剣を【ブーメラン】の様に投げてモンスター全体を攻撃して自分のHPを回復するというもの。
しかし与えるダメージはあまり高くは無く、HPが回復するのかは運任せとなるが、運良く回復したときの見返りは大きい。
「つるぎ」と言っている割にはどちらも投げているだけで、主人公は特に何もしていないが……。

スキャンバトラーズ

6弾の店舗配布枠。武器レベルは72。
上昇ステータスはちから:496。
技は赤ボタン:きりつける→ミラクルソード(20)→超ミラクルソード(100) 青ボタン:ちからをためる。
本作のHP吸収技は例外なく回復量=与ダメージ分なのでちからをためるで回復量をさらに伸ばせる。

スラもり2

スライムは剣を装備できないので、【勇車バトル】用の砲弾として登場。
敵戦車に命中すると、ダメージ35を与えると共にこちらの【勇車】?のHPを35回復させる。
さらにもう1つ「聖なる力」を宿したアイテムとして撃墜の難しい【オバケだん岩】を迎撃できる。
攻撃・防御・回復と痒い所に手が届く優秀な弾。
【勇車の剣】【いんせき】以外の枠に余裕があれば入れてみるのも良いだろう。
戦況によっては、攻撃の弾には使用できない【特やくそう】より大幅に活躍できるかもしれない。
 
錬金レシピは【はがねのつるぎ】×4+【ブーメラン】×5、または【やくそう】×6+【しゅりけん】×4。
この剣自体も【バスタードソード】【ミラーシールド】の錬金素材となる。

スラもり3

スーラシア到達後、交易ではがねのけんを3個といやしチューリップ2個で交換できる。
威力が32に下がったが、本作では船の攻撃力を上げることができるので、前作よりも効果を生かしやすくなった。
船の攻撃力を限界まで強化すれば、威力・回復量は86まで上がる。
 
なお、エンディング後はももんじゃ気球から比較的高めの確率で入手できる。
そのため、スーラシアに到達しても入手するのは必要な分だけにしたほうがいい。
シヴァレル到達後、交易でこれといかずちのつえを2個ずつでバスタードソードと交換できる。
また、船のマストをレベル7にする際、2640Gに加えてこれを2個ときんのまねきねこが4個必要。

ヒーローズ1

【ちいさなメダル】53枚と交換できる。
【アクト】【メーア】【テリー】の3人が装備可能で、攻撃力+77。
本編同様、ダメージを与えることにHPが回復するのだが、回復量はたった3ポイント。
しかもランダム発動なので、回復手段としては全くアテにならない。
とはいえ、本作はモンスター100匹ごとの討伐報告でちいさなメダルが1枚入手できるため、時間を掛けることで【ラバトール】突入前という、かなり早い時期で入手することも可能。
この場合【始原の里】解放後に店に並ぶ武器までは武器を買う必要が無くなる。
特にメーアにとっては、クリア直前まで最強攻撃力を誇る武器なので、メーアを主人公に選択した場合、交換する価値はあるだろう。

ヒーローズ2

【ちいさなメダル】44枚と交換できる。
戦士、バトルマスター、テリーの3人が装備可能で、攻撃力+100。
ダメージを与えることにHPが回復するのだが回復量は前作据え置きで3と相変わらずで発動率3%と明記されたが、だから何だという話である。
前作同様テリーにはミラクルソードがあり、バトマスにもミラクルブーストがあるので装備理由は無い。
唯一活用できるのは耐久力に優れ回復を持たない戦士だが、片手剣では3%という発動率を実用化出来るほどの手数は望めず、回復手段としてはやっぱりアテにならない。
きせきのつるぎを装備する位なら、ガイアーラのオーブや命の指輪など一定時間毎に必ず発動する自動回復の方が遥かにマシだろう。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.24
レアリティトレジャー
カテゴリーレジェンド
コレクション伝説の武器
標準価格11,400,000G

ライバルズ

戦士専用のベーシックカード。

4/3/2
味方リーダーが
この武器の攻撃で
ダメージを与えたとき
味方リーダーの
HPを3回復

原作通りの回復効果を持つ武器。原作との違いとして回復量は一定で与えたダメージと比例しない。
コスト4と若干重めだが『リーダーのHPを犠牲に盤面を取る』武器が回復効果を持っているのは極めて強力。
ベーシックカードなのでこのカード自体はスタン落ちの影響を受けず、この武器の攻撃力と耐久力を特技等で延々と強化をして使い続けていく『奇跡テリー』は実装当初からサービス終了に至るまで根強い人気があり、好相性カードの追加で環境を席巻することもしばしばあった。リーダー攻撃力依存の【しんくうは】とも相性抜群。
反面【マタンゴ】【くさったしたい】による武器破壊は天敵。【剣の錬成】で対応できなくもないが強化がリセットされるのは痛い。
初期は【剣神の領域】などによる地形での攻撃力強化、【アイアンクック】【ビッグシールド】によるダメージ軽減、【かえんムカデ】【牙王ゴースネル】の除去によりじっくり戦う型が人気であった。
後期は【ビルド】【武器屋】をサーチしながらテンションを回し、リーダーの攻撃回数を稼いで【ミラクルブレイド】【ライアン】を強化して、ガンガン敵リーダーを殴りながらそれらで強化された【マッドファルコン】【剣豪の闘志】と合わせ一気に敵ライフを削り切る型が主流となった。
 
なお、反撃でHPが0になった場合、HPを回復する前に敗北となってしまうので注意が必要。

ウォーク

2022年1月1日からの「新春2022きせきのつるぎふくびき」で登場する星5装備。防具は【しんぴのよろい】系になっている。また、刃の根元に小さめの斧のような刃が付いている
強化によって通常は攻撃力が最大162で、回復魔力も30上昇する。4回の限界突破で最大212まで到達する。
 
レベル20で敵全体に威力250%のヒャド系の斬撃ダメージを与え、仲間全員のHPを50~60程度回復する「ミラクルフロスト」を、
レベル30で敵単体に威力500%のイオ系の斬撃ダメージを与え、HPの割合が低い仲間ひとりのHPを回復する「奇跡の御来光」を修得する。
そしてレベル50でいきなりスキルで【ミラクルブースト】を発動する。
 
攻撃しながら回復もできる武器で、ミラクルブーストの効果で4ターン目までは倒されにくくなる。
奇跡の御来光は、富士山の日の出を背景に、導きの天光をも上回る高火力を発揮するというインパクトもさることながら、
残りHPの割合が低い味方を回復できるという点でも優秀な大技である。
ちなみに、ミラクルフロストと奇跡の御来光による回復効果とミラクルブーストの回復とは重複するので、回復役の消費MPの削減に貢献できる。
武器自体にきあいためが付くので幻惑やみかわし上昇時の対応も万全である点も有用。

タクト

リアルタイム対戦の交換所で入手できるSランク武器として登場。
基本値 : HP+54・こうげき力+17
特殊効果 : きせきのつるぎの加護(物理でこうげき時 HPを125回復する)
錬金候補 : 物理威力+4%・物理ばつぐん+5%・HP+84・こうげき力+9・すばやさ+17 他

ドラけし!

ちいさなメダルの景品。
紫属性、星4のドラけしでスキルは敵単体を攻撃しつつHPを回復する「ミラクルソード」。
かつてはとてつもない回復量だったが後のアップデートで回復量を落とされ、代わりに使用回数が5回に引き上げられた。