ストーリー要約/魔神任務/第二章

Last-modified: 2023-07-13 (木) 01:02:42

プロローグ 秋風に舞いし紅葉■

闇の洞窟から光の届く地に戻ってきたとはいえ、別れの苦しみは未だに心を痛ませる。
神の動機、家族の行方、世界の真相はいかに?
とにかく、「終点に辿り着け」を目標に前進しよう。
次の旅に出る前に、パイモンと気持ちを整えよう…
考えをまとめた後、稲妻への旅の準備を始めた。
稲妻は嵐に囲まれている。それを突破するには特別な方法が必要となる。
北斗と相談した結果、「南十字武闘会」で優勝すると、稲妻へ送ってくれると約束された。
会場に行って様子を見てみよう。
参加者の状況を知ると、楽な勝負だと確信する。
しかし、勝負の結果は稲妻へのチケット獲得に関わるため、油断は禁物。
準決勝で戎世の実力を拝見した後、決勝に向けて準備を整えることにした。
北斗と万葉と話した後、あなたの力になりたい万葉は、あなたを孤雲閣の他の場所に連れていった。
まもなく「南十字武闘会」の決勝戦、相手も待ち構えている。優勝まであと一歩だ。
決勝相手がなかなか来ない中、賞品である主なき神の目も盗まれた。
手がかりに気付いた万葉は、あなたと共に神の目のを奪還するつもりだ。

ストーリームービー「雷霆を追う孤独の旅」

第一幕 鳴神不動、恒常楽土■

璃月で北斗が率いる「南十時船体」の補給と準備作業は終わりに近づいている。
約束通り、船体は稲妻外海の嵐を突破し、あなたを稲妻に連れて行ってくれる。
旅人の旅が一か所止まる事は決してない。今こそ。雷雨に包まれし「永遠」の国へ向けて、出航だ!
北斗と稲妻に行く約束をしてからしばらく経った。あなたは進捗を伺ってみることにした…
稲妻の離島にたどり着き、待ち合わせ相手のトーマと会った。しかし離島では異郷人は嫌われているようだ…
自力で離島から脱出すると、それがトーマから与えられた次の試練だ。
もし失敗すれば旅が行き詰まってしまう…
初めて足を踏み入れる稲妻の本島――鳴神島。あなたは招待状を手に「木漏茶屋」へと向かった。
果たしてそこにはどのような出会いが待ちかまえているのか?
神の目を失った村の守讃者は、この地に残る意味を忘れてしまったようだ…
神の目を失ってから、人々に「嫌がらせ」を受けてきた武士、一体どのような過去を経験してこの窮地に陥ったのか?
天下一を目標にしていた剣道家は神の目を失った後、突然発狂した。あなたは原因究明のため、彼の弟子を手伝うことになった…
神里綾華の3つの願いを叶え、彼女の信頼を勝ち取ったあなたの次の行動は…
町奉行所の囚人を拘束する場所。厳重な見張りに加えて、脱走を阻止するための重厚な仕掛けが施されている。

第二幕 無念無想、泡影を滅す

審判の雷嶋の中で

誰一人いない木漏茶屋に、太郎丸だけが不安げに吠えており、あなたは嫌な予感がした。

稲妻城での日常を楽しむ旅人達だったが、そろそろトーマ神里綾華の言う「次の行動」に移る頃だろうと、木漏茶屋に向かう。
しかし木漏茶屋には、いつもと違い人影がなく、太郎丸だけが不安げに吠えていた。
再びトーマの悪戯かと疑うパイモンだったが、いくら呼びかけてもトーマは現われない。
そこへ、慌てた様子の綾華が飛び込んできた。
綾華は、トーマが天領奉行の者に捕まったと噂で聞き、真偽を確かめるためトーマを探しているのだという。
約束の時間になってもトーマが現われないことから、疑惑は確信へと変わる。
以前にトーマが言っていた天領奉行が準備している「儀式」は、千手百目神像の前で行なう百個目の神の目の「目狩り儀式」であり、その対象がトーマだったのだ。
急ぎトーマを救いに飛び出そうとする綾華だったが、旅人はそれをなだめた。
社奉行である彼女が公の場で雷電将軍に刃向かえば、社奉行全体が雷電将軍の敵となり、奉行内の普通の人も巻き添えになる。
それでも友人であるトーマを見捨てるわけにいかないという綾華に、旅人は自分も友人だと答える。
トーマを救うため、旅人は綾華に見送られ、パイモンと共に2人で儀式へと向かった。

・以下ムービーシーン
「目狩り儀式」の会場には、多くの群衆が集まっており、その中心には幕府の兵士によって拘束され、後ろ手に縛られたトーマの姿があった。
トーマが顔を上げると、その視線の見上げる先、千手百目神像の前に、稲妻幕府最高主宰であり、雷霆の化身、永遠を司る雷神・雷電将軍が現われる。
雷電将軍が無言で右手をトーマに向かってかざすと、そこに雷属性の印が現われその手を握り込むと、まるで吸い寄せられるようにトーマの元から神の目が離れ、雷電将軍の手元へと飛んでいく。
その瞬間、旅人は雷属性をまとって飛び出し、トーマの神の目をつかみ取る。
そして襲いかかる幕府軍の兵士を、旅人は一蹴し、雷の早さでトーマの元へと駆け寄った。
トーマの拘束を解こうとする旅人だが、その手元に雷撃が放たれる。
雷属性の紋を階段のように展開しながら、空中をゆったりと歩み寄る雷電将軍は、神の目なしで元素力を操る旅人を「例外」「例外は永遠の敵」と断じる。
そして旅人達の前に降り立つと、雷の力を解放し、胸元から「無想の一太刀」を引き出すと、旅人を「神像へとはめ込みましょう」と言い、旅人を異空間(障壁?)へと引きずり込んだ。

・以下、雷電将軍との戦闘。雷電将軍のHPを一定値まで削ることで、雷電将軍から「旅人に」トドメが刺されるイベント戦闘。
旅人はトーマやパイモンと引き離され、雷電将軍の心中を思わせる空間で雷電将軍と相対するが、その圧倒的な強さに為す術もなく、倒される。

・以下ムービーシーン
雷電将軍の異空間が晴れ、倒れている旅人にパイモンが慌てて駆け(飛び)寄る。
懸命に旅人を揺り起こそうとするパイモンだったが、そんな2人の元に雷電将軍はゆっくりと歩み寄り、無想の一太刀が今まさに振り下ろされようとする。
しかし間一髪で、拘束を抜け出したトーマの投げた槍が間に合い、雷電将軍が旅人ごと槍を振り払った勢いに飛ばされるまま、トーマとパイモンは旅人を抱えてその場を逃げ出した。

逃げ出した旅人達を見下ろし、雷電将軍は配下に下知する。「彼(彼女)を目狩り令の対象に」と。
「次は 必ずや一太刀を…」

疑問点・伏線・補足など

  • 雷電将軍は旅人の存在を知っていた?
  • 旅人が雷電将軍へと立ち向かう場面は、雷電将軍のエピソードPVでも描かれている。

抵抗する者の名において

雷電将軍との初対面で、予想を超えた衝突が起きた。
稲妻で指名手配されたあなたは、珊瑚宮の抵抗軍に加入することが状況を逆転させる唯一の方法だと考えた。

雷電将軍達から逃げるトーマ、旅人、パイモンは木漏茶屋の近くで足を止めた。
トーマはしばらく、木漏茶屋に身を隠すらしい。
そしてトーマは、すぐにでもお尋ね者のお触れが出されるであろう旅人に、たたら砂へ行き、抵抗軍を探して匿ってもらうように勧める。
抵抗軍は海祇島の「現人神の巫女」珊瑚宮心海によって組織された、反目狩り令の組織であり、今は心海の部下のゴローに率いられ、幕府軍と交戦しているという。
抵抗軍と社奉行とは、互いに信用していない間柄だが、抵抗軍が旅人を断る理由はないだろうとトーマは言う。
旅人達とトーマは、互いの無事を祈りながら分かれ、旅人はたたら砂へと向かった。

旅人とパイモンは、道中、幕府軍の兵士や戦場から逃げてきた一般人の噂を盗み聞きつつ、たたら砂へと辿り着く。
抵抗軍と幕府軍が交戦していると噂で聞いた、名椎の浜に着くと、そこで旅人達は抵抗軍シャコ小隊隊員の哲平と知り合う。
哲平は、前線に配属されたばかりの兵士で、手柄を立てたいと願っていたが、腕が及ばず幕府軍の兵士に囲まれていたところを、旅人によって救われる。
旅人達が抵抗軍に入りたい旨を伝えると、ゴローから人手不足の話を聞いたばかりの哲平はそれを諸手で歓迎する。
哲平によれば、天領奉行大将の九条裟羅率いる幕府軍に対して、目狩り令のせいで神の目を持つ者が少ない抵抗軍は劣勢を強いられているという。
珊瑚宮心海の妙計奇策やゴローと抵抗軍兵士の奮闘で何とか保っている状況であり、哲平は神の目を持ってれば手柄を立てられただろうにと嘆く。
そして旅人が神の目を持っていなくても元素力を扱えることを知ると、それは「目狩り令」の影響を受けないということだろうと歓喜し、是非にゴローのところ来て欲しいと旅人を誘う。

旅人達は、哲平に連れられて、大将ゴローと面会する。
ゴローは抵抗軍に入ることは誰でも犠牲になるかもしれないことだと言い、旅人達の戦う理由を問う。
百個目の目狩り儀式で、雷電将軍が直々に行なったにもかかわらず邪魔が入ったことはゴローの耳にも入っていており、それをやったのが旅人だと知ると、ゴローは驚き、一転、旅人とパイモンの加入を歓迎した。

旅人達は、哲平によって兵士達に紹介されながら、不足している傷薬の補充や訓練の見本を見せたり、幕府軍の奇襲を退け拠点の修理を手伝うなど、珊瑚宮心海の不在で苦労する抵抗軍の手助けを行なっていく。
そんな中、前線に突然九条裟羅が直接率いる部隊が増援に現われ、ゴローは兵を率いて出兵する。
しかし抵抗軍では、心海の不在が長く続いている上に、心海の残した「虎の巻」が尽きかけており、非常に厳しい状況であった。
そのため哲平は旅人を誘い、前線へと出向く決意を決める。

前線では九条裟羅とゴローが陣前で対峙していた。
九条裟羅は圧倒的な兵力を持って進軍しており、「軍師」心海がいない今、抵抗軍に勝ち目はないと脅す。
そして、旅人を差し出せば、いったんは攻撃を取りやめるとゴローに言う。
九条裟羅が大部隊で増援に現われた目的は、旅人を捉えるためであった。
だがゴローは「抵抗軍は仲間を売ってはならない」というのが、心海が遥か以前に決めた規則だとして、裟羅の要求をはねのける。
そこへ旅人とゴローが駆けつけると、裟羅は隠れずに現われた旅人に驚き、「陣前比武」の代表として旅人が出陣することを提案する。
「陣前比武」は戦いが始まる前に、両軍から精鋭が一人ずつ対決を行なうことであり、劣勢側にとっては士気を立て直す絶好の機会だという。
旅人はそれを引き受け、「陣前比武」が始まる。

・幕府軍兵士との3連戦

・以下ムービーシーン
旅人が「陣前比武」で幕府軍兵士を破ると、九条裟羅の号令「いけぇ!いけぇ!」の元、突撃を仕掛ける。
「常道を恢弘せしは、 永遠なる鳴神なり――」
雨の降りしきる中、九条裟羅率いる幕府軍と、ゴロー率いる抵抗軍、旅人達が激しい戦闘を繰り広げる。
ゴローや旅人を始めとする抵抗軍は果敢に戦うも、次第に幕府軍に押され始める。
するとふいに、地面に落ちる雨粒の中、逆に地面から浮かび上がる水滴が現われる。
そして次の瞬間、戦場に、天から珊瑚宮心海が舞い降りる。
「今が、その時です」拳で
戦場を見下ろし、心海が号令を下すと、隠れていた抵抗軍兵士達、そして傭兵として参戦した楓原万葉北斗達が一斉に幕府軍に襲いかかる。
一気に形成が逆転すると、九条裟羅の指示「……撤退!」で幕府軍は撤退していった。

幕府軍が撤退すると、心海は改めて旅人達に自己紹介をし、既に北斗と万葉から噂を聞いていたという。
そして、旅人達にこの後の考えがないことを知ると、抵抗軍の本拠地であり、「現人神の巫女」たる心海が管理する海祇島の珊瑚宮に行くことを勧める。
心海はもう一つ用事があり、先に珊瑚宮まで戻らなくてはいけないため、珊瑚宮までの案内は哲平が行なうこととなる。
「準備が終わったら、哲平のところに行ってください。彼があなたを珊瑚宮へと連れていってくれるでしょう。」

疑問点・伏線など