物語:( キャラ/ア-カ | キャラ/サ-ナ | キャラ/ハ-マ | キャラ/ヤ-ワ || 武器物語 || 聖遺物/☆5~4 | 聖遺物/☆4~3以下 || 外観物語 )
図鑑:( 生物誌/敵と魔物 | 生物誌/野生生物 | 地理誌 | 旅行日誌 | 書籍 | 書籍(本文) | 物産誌 )
!注意!
本ページは、キャラクターが他キャラクターからどのように思われているかをキャラクタープロフィールの”ボイス”から抜粋・整理し、逆引きできるようにしたものです。地域別五十音順。
なお、本ページはメインシナリオと各キャラボイスに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
見出しと表内のキャラクターの関係は以下のようになります。
見出しのキャラクター:他キャラクターからコメントされるキャラクター(地域別五十音順)
表内のキャラクター:見出しのキャラクターにコメントするキャラクター(地域別五十音順)
目次
プレイアブルキャラ:モンド
アルベド
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アンバー | アルベドはいつも自分の工房にこもって、すごいものを作ってるの。でも彼に会うたび何を考えているのか分からないのよね。う~ん、分からない… |
ウェンティ | 黒土と白亜、宇宙と地層、無垢なる土から原初の人間を創る…こんなあまりにも行き過ぎた能力は看過できないよね。もし危険な古の技術が城内で暴走でもしたら──まっ、いっか、モンドの問題はモンドの人に解決してもらおう。 |
ガイア | アルベドか、優雅で落ち着いていて才能もある。俺はかなり気に入っているぜ。なんだ?お前も気に入ったのか? |
クレー | アルベドお兄ちゃんとクレーには秘密の約束があるの!工房の扉に「実験中」の札があるときは、また後で来てって約束なの。アルベドお兄ちゃんが仕事じゃない時はいつも長いことクレーの相手をしてくれるから、クレーも我慢して待つんだ! |
ジン | 「天才」という言葉は、アルベドのような人のためにあるのかもしれない。 |
スクロース | 先生のアシスタントになったことで、毎日多くのことを勉強できるようになった。知識というよりは、「天才」の考え方の勉強かな。どんな複雑な問題でも先生は1つずつ分析し解決する。私に言わせれば、あれは芸術そのものかも… |
天賦の才?うん…例え先生と同じ研究をしても、たぶん超えることは一生ないかな。でも私が「生物錬金」の研究をしてるのは、先生と正面からぶつかるのを恐れたからじゃない。ただ…趣味と夢が違うだけ。 | |
ディオナ | 首席錬金術師様?んん…どうやっても美味しいお酒を作っちゃうこのあたしの体質を…彼なら解明できないかな… |
ミカ | アルベド長官には大変お世話になりました…僕がよく使う測量装備は、アルベド長官の手掛けたものなんです。木に逆さまにぶら下がった時でも、正常に使える製図ペンなんかもあるんですよ。ただ、絵を描くのと地図を作るのは、あまり共通点がないみたいで…以前、補足情報として目標エリアのスケッチを何枚か描いてみたんですが、それを見たアルベド長官は長い間黙り込んでしまいました… |
モナ | アルベド?あぁ…雑事に追われることなく、研究に専念できる彼が羨ましいです。なんて素敵な暮らしなんでしょうか。もしあのおばばの頭がもっとまともだったら、私もあんな生活を送れたのに… |
リサ | アルベドは優秀な錬金術師だとお姉さんは思うわよ。彼となら、多く語らなくてもいい結論を得られるからね。それに顔もいいわ、そう、可愛い子ちゃんとそっくりね。 |
ロサリア | 彼は、古びた屋敷に飾られた絵画のように…重みが有って、神秘的で、ひと目じゃ見透かすことがのできない人物よ。人生経験が豊富な人は嫌いじゃないわ。 |
行秋 | 次巻、次々巻、次々々巻の大事なシーンにどんな挿絵を入れるか全部考えておいたぞ!あっ、急いで文にして白亜先生に送らないと… |
アンバー
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エウルア | アンバーはいつも自分勝手なのよ。私が騎士団に入った日も、私の宿舎を掃除してくれたり、私を連れて色んな所に見学に行ったり…まるで私が妹に世話をされている姉みたいで。そんなのみっともないじゃない!この恨み、全部覚えておくから! |
ガイア | 偵察騎士は利口で正義感のあるいい騎士だ。彼女の前では絶対に悪いことするなよ。 |
クレー | アンバーお姉ちゃんはいい人だよ!ウサギ伯爵はモフモフしてて、ドカーンするから最高なんだ! |
ジン | アンバーはこのところ着実に成長している。いつの日か、彼女の功績も吟遊詩人によって歌われるといいのだが。 |
スクロース | 気になる、なぜ彼女の人形は「ウサギ伯爵」って名前なの?ウサギとあんまり関係ないような。うん…?人形のヘアバンドがウサ耳に似てるから?それはただの先入観、たれ耳の兎もたくさんいるもの。 |
ノエル | アンバーさまは尊敬する先輩です。実力者で、とても親切なんですよ。「ウサギ伯爵」の作り方も教えてくれました。ほら、いつもお守り代わりに持ち歩いています。よくできてますよね? |
バーバラ | 以前はよくアンバーが急いで街の外へ駆けていく姿を見たよ。偵察騎士って本当に大変だね。 |
ベネット | ああ、思い出したぞ、あの女の子はいつも全力疾走って感じがするよな…よく街の外へ冒険にいってるらしいから、オレと一緒だな!でも…道中で鍋を見つけると、黒い煙とともに何か焦げたにおいがしてくるとか…うん、まさか彼女も運に恵まれないタイプか? |
ミカ | アンバー長官…アンバー先輩は最も頼りになる前衛で、偵察分野における「強者」です!前進測量士と偵察騎士はどちらも常に主力部隊に先んじて行動するので、この二つのポジションはとても近いんです。アンバー先輩は経験豊富ですから、サバイバル術や、弦とボルトの手入れのコツなど、いろいろと勉強させていただきました。 |
リサ | アンバーちゃんが騎士団に入ったばかりの頃のことなら、まだ覚えているわよ。あっという間にあんなに成長して。あぁ、さらにあと数年したら今度はどんな姿になるのかしらね~? |
コレイ | アンバーは本当にすごいんだ!親切で明るいし、勇敢で、正義感が強くて…あたしが一番尊敬している人なんだ!彼女はいつも炎のように、他の人を照らす。もし彼女がいなかったら、あたしもここまで来られなかった…もう随分経っているから、今の彼女はもっと落ち着いてて、さらにかっこよくなってるんだろうな!いつになったら彼女に追いつけるんだろう。 |
ウェンティ
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エウルア | あの吟遊詩人が歌っているのを聞いたことがあるわ。ローレンス家のことを今まで聞いたこともないような口調で面白おかしく語っていた。私ですら笑いを堪えきれなかったの…この恨み、絶対に忘れない! |
ディオナ | ウェンティ?よく知らない。でも吟遊詩人と言えば、酔っぱらいと歌ったり場を盛り上げたりする人たちだよね?じゃあ嫌い!嫌い嫌い大嫌い… |
バーバラ | ウェンティの声はとてもきれいだよ!でも彼の歌は、私の得意な歌とかなり違うんだ。こっそり真似してみたんだけど…あのメロディはやっぱり複雑すぎるよ。 |
ミカ | あの吟遊詩人の方がとても好きなんです…楽器を演奏する「強者」と言えるでしょうね。彼のメロディーからはいつも、家に帰ってきたときのような親しみを感じるんです。もしモンドを代表する曲を選ぶとしたら、僕は躊躇なく彼の作品を選ぶでしょうね。ただ、僕が普段あまり街にいないのが残念です。そうでなければ、毎日彼に何か贈り物ができたと思うんですが… |
モナ | ウェンティ?あの毎日ダラけてる吟遊詩人のことですか?あの人に何か面白いことでも?ちょっと占ってみましょうか…。あ、あれっ、水占の盤が…何も見えません。ど、どうして急に風が、目が開けてられません!私の帽子!ふ、服まで吹き飛ばされそうです!止めて!もうやめる、やめますからぁぁぁっ! |
レザー | 詩…うっ、よく分からない。よく分からないけど、「ルピカ」は気に入ってる。 |
ロサリア | あの吟遊詩人からはとっても特別な気配がするわ…それが何なのかはまだわからないけど、他の一般市民とは明確に違うってことだけは確かね。 |
刻晴 | (風の神として)帝君がいなくなって以来、璃月港の未来をどう描いていくべきかずっと考えてるの。帝君がこれまでにしてきたことや、別の神々の統治の手段も調べたわ。でも、隣国のモンドはちょっと変わってるわね…あの風神のやり方で、本当にモンドはこの先も繁栄できるのかしら? |
魈 | ウェンティ…?なるほど、ウェンティと言うのだな。彼の奏でる曲は…いや、なんでもない。 |
鍾離 | っ…。あの詩人が来ただろう、あの風流の分からない呑兵衛詩人が!お前…むっ、ヤツに変な飲み物を飲まされて、うっとりしているのか…少し待て、眠気覚ましの茶を淹れよう。6時間あればできるんだ、少し待ってくれ… |
雷電将軍 | 風神の化身は今もその名前を名乗っているのですか?正直、初めて彼に会った時から相性が合わない感じがしていました。それ以外の印象は…お酒が強いことくらいですね。 |
ナヒーダ | (俗世の七執政として)ずっとずっと昔、俗世の七執政は定期的に連絡を取り合っていたらしいわ。ただ、私だけは状況が特別だったから、そのことを覚えていない…スメールの混乱も一段落ついたし、そろそろ彼らともう一度会うべきよね。あなたのよく知っている神を、私に紹介してくれるかしら? |
(俗世の七執政として)一緒にゲームをすると、人と人の距離は一気に縮まるのだと聞いたわ。それは神も同じよ。いっそ、今度またみんなで集まった時には、「ケンケンパ」で遊ぶことを提案しようかしら?…やっぱりやめておくわ。小さなマスを書いて、自分の優勢を利用してみんなをいじめてるって思われたらいけないもの。 | |
ヌヴィレット | (風の神として)たとえ天地がひっくり返ろうとも、七神に対する私の裁きを止めることはできない。そよ風と希望の神は風の大権を得たが、彼もまた審判を受ける必要がある…ほとんどただの酔っばらいで、もう危険性はない、と?ふむ、まずは会ってみなければな。 |
エウルア
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アンバー | エウルアはわたしの友達だよ!彼女の冗談に慣れれば、いい人だってことが分かるはず!エウルアは自分の名前のせいで、誤解されることが多いの。どうすればみんなに分かってもらえるのかな… |
ウェンティ | エウルアのお酒のセンスはとてもいいものだよ。夏でも冬でも冷たい方を飲むのって、今のモンド人にはなかなかいないんだ。彼女とはいいお酒友だちになれそう。ん?ボクの作ったローレンス家の歌が…もう彼女の耳に?あははっ、それがどうしたの?もしかしたら、一緒に歌えるかもしれないね。 |
ジン | エウルア?コホン…彼女の生まれについては気にしないであげてくれ。西風騎士団は一人一人を平等に評価する。エウルアは物事の善悪をはっきりと理解していて、才能にも恵まれている。時に危険な発言をするのは彼女の性格からくるものだ。だから、どれほど私に挑戦的な態度を取ろうと、私は気にしない。 |
スクロース | 遊撃騎士の仕事はとても危険なんだけど、エウルアさんはいつも大胆な行動を取るの。だから彼女が敵の拠点に潜入しなくても済むように、偵察装置を作ってあげたんだけど…エウルアさんの気迫に押されて、使用方法を説明する時に注意事項をいくつか伝え忘れちゃって…それであんな事故が… どうしよう…私、彼女の恨みを買ったんじゃ… |
ディルック | 彼女のことは話に聞いたことがある。独自の理念を貫き、そして一族の束縛から抜け出そうとする彼女は称賛に当たる人物だと僕は思う。それなのに…西風騎士団に入ってしまうとは。 |
ミカ | エウルア隊長は独特な戦闘スタイルを持つ「強者」です…いつもお世話になっています。入隊当初から、他の隊員の数倍に及ぶ多彩な任務を任されまして、僕の適応力を物凄いスピードで鍛えてくれたんです。エウルア隊長の言い回しも、慣れると一緒に過ごす時間がとても楽しいですよ! |
実は僕、エウルア隊長のことが羨ましいんです。気さくで優しいだけじゃなく、内面もとてもタフですから…もし、僕が他人に変な目で見られたり、陰口を言われたりしたら…外に出るのが怖くなっちゃうかもしれません… | |
煙緋 | 昔、エウルアに救われたことがあるんだ。それ以来、手紙でやりとりをしている。彼女は騎士団の条文を熟知しているのだが、決してそれに囚われない。むしろ、それを逆手に取って様々な問題を解決しているんだ…私に通ずるところがあるからか、彼女とは気の許せる仲になったよ。だが、あの気さくさは私には真似できない。なにせ、私たちの職務は、全く異なるものだからな。 |
トーマ | 君はエウルア・ローレンスにも会ったことがあるのか?オレが知ってるのは、あの一族の人間が性悪で関わらない方がいいということだけ。ああ、君とこんなことを話していると、またモンドの思い出がよみがえってくる…いいなぁ。 |
ガイア
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アンバー | …何か嫌な予感がする!さっきまでガイア先輩がいたでしょ?迷惑かけられなかった? |
花畑の蒲公英がしおれてる。もうッ……きっとまたガイア先輩の仕業だよ! | |
クレー | ガイアお兄ちゃんはいい人だよ!『騎士団で生きるための心得』はガイアお兄ちゃんが作ってくれたの。クレーがトラブルを起こしたときも、よく内緒にしてくれるんだ。 |
ジン | そうか…ガイアも君にアドバイスをしたのか。彼は優れた西風騎士。それは間違いない。 |
スクロース | うん…彼って冗談好きで、悪意がないことは分かってるけど、どっちが本音でどっちが冗談か私には判断できない。だから、いつも最後は気まずい雰囲気になるか、私が醜態をさらすことになるの… |
ディオナ | あたしの「護衛隊長」のガイアまであたしの嫌いな酒が好きなの!そう、あのいつもニコニコしゃべる人だよ!一旦飲み始めたら止まらないんだから。ったく! |
ディルック | ガイアか……。あの男の言うことは半分しか信用できないんだ。 |
ノエル | ガイアさまはとてもミステリアスな方で、毎日重要な任務があるようです。彼はよく私に小さな任務を任せてくれますが、まるで私を彼の隊員のように…ただの使い走りって?いえいえ、確かに使い走りかもしれませんが、大切な任務です! |
フィッシュル | フィッシュル:見抜けない真実、明らかにされない因果、虚実の混ざった狂言…あの人も、わたくしと同じ「魔眼」の運命を背負っているかもしれないわね… オズ:ただの海賊という可能性もありますぞ…? |
ミカ | 入団前に何度もテストを受けたんですが、当時の主任試験官がガイア隊長だったんです。ガイア隊長はいつも僕を応援してくれて、いろんなアドバイスをくれました。ただ…今でも時々ガイア隊長の言葉は理解できなくて、話のペースについていけてるか、興ざめさせたりしないかと、いつも心配になってしまいます… |
モナ | ガイア・アルベリヒですか?彼の「孔雀羽座」は高貴さを象徴すると同時に、「華麗なる隠蔽」を象徴するものです。彼は自分の過去を断ち切ったと思ってるらしいですけど。運命の日が訪れた時、彼は、再び選択を迫られるでしょう。 |
ロサリア | 人は酒によった時、本性を表すもの。ガイアの口がよく回るのは、その本性を隠すためよ。ふふっ、わかりやすいカモフラージュね。彼が酔っ払った姿を君にも見せてあげたいわ。 |
コレイ | モンドのみんなは元気なのか?あのとき、あたしは色んなトラブルを起こしてしまった…時間があったらお詫びに行ったほうがいいかな…うぅ、でも顔を出したら、あの騎兵隊長にからかわれるような気が…やっぱりまた今度にしよう、また今度… |
クレー
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アルベド | クレーのことは実の妹のように思ってるよ。だから彼女が何かトラブルを起こしても、アリスさんに比べたらその破壊力はかわいいものだって自分に言い聞かせるようにしてるんだ。 |
アンバー | クレーね、たまにいたずらするけど、騎士団のみんなは彼女のことが大好きだよ!むっ…またジンさんを困らせないよう、彼女のことはしっかり見張っておいたほうがよさそうね。 |
ガイア | クレーはどうやらまだ代理団長を躱すコツを理解してないようだな。せっかく、教えてやったのに…ははっ、冗談だ、代理団長には言うなよ。 |
ジン | 遊ぶことが子供の仕事と言うが、クレーが気に入るおもちゃは危険な物ばかりだ。なかなかに安心できない。 |
スクロース | あの子はジン団長に何度も反省室に入れられてる。釈放されても、彼女はまたすぐ過ちを犯す。えっとあの子、本当に反省してるのかな。安全性の高いボンボン爆弾を作ってあげるって約束もしたけど、でもまだ設計上に問題があって… |
ディオナ | クレーちゃんが遊びに来る時は、いつも店から離れたところに連れていくの。お酒と爆弾…本当に危ないにゃ!…モンドの酒造業を破壊するにしても、あたしは正々堂々とやるんだから! |
ノエル | まだ幼いのに正式な騎士になれた理由をずっと聞きたいと思っていました。以前、彼女に教えてもらおうと思って声をかけたのですが、話の途中で引っ張られて騎士団の外で爆弾を…何かの修行かと思いましたが、結局二人で反省室行きでしたね… |
ベネット | あの子は…かわいいけど、距離を置かないといけない。一緒に遊んでると、クレーの爆弾が急に爆発するんだ…オレは別にいいけど、クレーが怪我したら大変だ。騎士団を敵に回すことになる。 |
ミカ | クレー先輩ですか?とても明るい性格で…大団長と対等に渡り合えるような「強者」だとか…?何回か僕を冒険に誘ってくれて、とても楽しい時間を過ごしましたよ!たまに強力な武器の実験をするので、いろんな場所の地図を描き直させられたりもしますけど…僕も、やりがいがあると思ってます! |
モナ | アリスさんの娘のことですか?西風騎士団に住んでて、アルベドが彼女の面倒を見てるんですよね…なんというか、さすが幸運を象徴する「四つ葉座」、羨ましい限りです…。あっでも、私が彼女のように幸運に恵まれてたら、まずあのおばばとは出会ってなかったでしょうね。 |
リサ | この前、クレーちゃんがわたくしの工房を借りて実験したいって言ってきたんだけど、断ったら一日口を利いてもらえなかったわ。うん?次の日?次の日はもちろんいつも通りお外で遊んでたわよ。 |
レザー | クレー、友達!友達だけど、困る。 |
ロサリア | 面倒くさい、とにかく面倒くさい。まあ、可愛い意味でね。 |
宵宮 | モンドに爆弾作りの得意な子がおるんやて!?爆弾も花火も似たようなもんやし、花火作りも天才かもしれへんな。一度会うてみたいもんやわ。あっ、せやけど…子供に爆弾は危険やあらへん?モンドの人はなんも言わへんの? |
ジン
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アルベド | ジン?彼女は真面目な代理団長で、あの大団長よりも頼もしいと言える…みんなも、彼女が正式に団長となる日を密かに期待してるんじゃないかな。 |
アンバー | 大団長が出征した後、仕事を全部ジンさんがすることになったんだよね。わたしがもっとジンさんの役に立てたらいいのに… |
ジンさん、まだ仕事しているの?…一緒にコーヒーを飲もうって誘いに行こうよ。 | |
ウェンティ | 騎士団の代理団長…君は彼女をどんな人物だと思う?エヘヘ、ボクと同じこと考えてるね。真面目、勇敢、優しさに溢れている。ボクのある友人と少し似ているんだ… |
エウルア | 代理団長か、彼女と私の一族は宿敵同士なの。でも彼女は、仕事とプライベートを分けられる人で、私の実力を認めている。私を騎士団に誘って、チャンスもたくさんくれた。だから彼女への復讐には、見苦しくない敗北を与えようと考えているわ。 |
ガイア | ん?代理団長か?しっかり支えてやってくれよ。 |
クレー | ジン団長はいい人だよ!少し…怖いけどね… |
スクロース | ジン団長と話すのはちょっと怖い。彼女は真面目すぎるから…とても良い人だってことは分かってるけど、やっぱり…やっぱり怖いの。普段は彼女の邪魔にならないようにしてる。たとえ彼女に処理してもらうものがあっても、私…私はアルベド先生に頼むの。 |
ディオナ | 騎士団の代理団長、う~ん…お酒を飲まないちゃんとした大人だね…そういった人はめったにいないけど、でもなんか真面目過ぎる。っていうか、騎士団のみんなはあたしに過保護すぎない? |
ディルック | 無意味な雑事はジンの最大の敵だ。 |
彼女の誰よりも勝る責任感は、かえって彼女自身の本当の役割を分からなくさせている。 | |
ノエル | 団長さまは私の目標です。実力も真面目さも全然適いませんが、自分自身と他人に厳しいジン団長に認められる日が来ましたら、きっと今までの努力が認められるような気がします。そうなるまで、私は怠けたりしません! |
バーバラ | 代理団長…騎士団のリーダー。皆が彼女のことを好きなの。えっ、私?わ…私も当然とても尊敬しているよ! |
ベネット | ジン団長に冒険者協会への支援を要請しようと思うんだが、どう話せばいいか分からないんだ…冒険者協会は騎士団みたいにたくさんのルールがないし、オレもオヤジたちもこんな感じだからな。こういう態度でジン団長と話すのはダメだよな…騎士団の敬礼でも覚えたほうがいいのかな? |
ミカ | 副団長…いえ、代理団長は心強い先輩で、いつもみんなを守ってくださる「強者」なんです。仕事のスケジュール管理から、戦傷医療、料理まで、代理団長から学べることは尽きません… |
モナ | あの西風騎士団の代理団長?彼女の「命ノ星座」は「仔獅子座」ですね。この星座は力と早すぎた責任を表しています。「雄獅子」が早くして群れを離れた結果、獅子の群れの栄光を完全に継承するまで彼女は成長し続けます。 |
リサ | ジンは実力のある素晴らしい団長よ。彼女が真面目に仕事している姿を見ると、わたくしまで思わず手伝いたくなっちゃうわ。 |
ロサリア | 自分の本職だけでなく、他人の後始末までする。称賛に値する女性ね。 |
凝光 | モンドの代理団長、きっと真面目で繊細な女性なんでしょうね。その適切な言葉遣いだけでなく、手紙のたたみ方さえきちんとしてるわ。見落としてしまいそうな場所にこそ、その人の本当の品格が宿るのよ。 |
トーマ | グンヒルド家のジンさんが西風騎士団の団長に?確かに適した人選だ。彼女が優秀なのはみんな知ってるからね…ん?まだ代理団長?アハハッ、肩書きなんてどうでもいいことだよ。 |
スクロース
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アルベド | スクロースかい?彼女が「生物錬金」に夢中になってる理由は理解できると思うよ…ともあれ、彼女の研究が順調に進んでるのを見ると、ボクも嬉しくなるんだ。 |
学術的な面に関しては仲良くやってるけど、研究課題以外のことに関しては、こだわりが強すぎるきらいがあるんだ。たとえば、同世代なんだからボクのことは呼び捨てでいいよって言っても、彼女は先生と呼んでくる。はぁ、彼女の好きなようにさせるしかないね。 | |
エウルア | あの錬金術師…前にアビス教団の拠点に潜入できる装置をくれたことがあるの。でも結局爆発しちゃって、その場で13体ものヒルチャール暴徒に囲まれたわ…後から彼女に落とし前をつけに行ったんだけど、申し訳なさそうに慌てていたし、壁にはずらりと並んだ失敗記録も貼ってあって…何も言えなかった。まあ体が汚れてみっともなかっただけで、傷を負わなかったからいいけど。 |
ガイア | スクロースのやつは内気で物静かに見えるが、彼女の実験室にはものすごいもんが隠されてるって聞いたぜ。ああ、刺激的で…明らかに普通じゃないもんがな。…ん?俺?俺が女性の部屋をこっそり見るようなやつだと思ってるのか? |
クレー | スクロースお姉ちゃんはいい人だよ!跳べて走れるボンボンほしい?って聞いてくれたの。えへへっ、もちろんほしいよ!何百個もほしい!モンドの街道、階段、広場がボンボンだらけになったらいいな! |
ジン | 錬金術師として、彼女も優れた才能の持ち主だ。それにアルベドがついているから、心配はないと思う。ただ…いや、なんでもない、自分の世界に入り込むのは悪いことではないはずだ。 |
リサ | 用がなければスクロースちゃんの邪魔をしちゃいけないわよ、びっくりさせちゃうからね。ふふっ、あの子って色んな生き物の相手をするのが上手なのに、唯一人間とだけは付き合いが苦手なのよね。 |
ディオナ
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ウェンティ | キャッツテールの人気特製カクテル!でも…うっ、くしゃみが。ボクの代わりにもらってきてくれないかい?感謝するよ。約束だよ。 |
エウルア | 彼女のこと?不思議なバーテンダーよね、この私と気が合うなんて。彼女はモンドの酒造業を潰すためにバーで働いていて、私は騎士団に復讐するために騎士団にいる。こんな奇妙な縁があるのね… |
ガイア | ディオナの作った酒を飲んだか?なんだ、まだ酒を飲める歳じゃないのか。はぁ、残念だ、この楽しみをお前と共有できないとは、実に残念だ。早く大人になりなよ。 |
クレー | ディオナお姉ちゃんはいい人だよ!「自分の力でモンドの酒造業をつぶす」って考え方は面白いよね、クレーも爆弾で手伝う!──んー、「モンドの酒造業」はよくわからないけどね、バケモノかな? |
ディルック | ディオナは僕に硬い態度を取る、それに僕自身も彼女と交流する機会に恵まれてこなかった。家族の恨みが…ん?違う?単に酒が嫌いだと?このモンドに酒の嫌いなバーテンダーがいるとはな。 |
香菱 | 清泉町のディオナ!うんうん、彼女の作ったカクテルって、すごく美味しいって聞いたんだ!だから、そのレシピをうまく利用すれば、美味しい料理が生まれるかもって思って彼女のところを尋ねたんだよね。でも彼女にもらったレシピは、トカゲのしっぽをビールに入れるとか、蒲公英酒に魚の燻製を入れるとか…あまり美味しそうじゃなかったの。あ~あ、やっぱり自分で作るしかないのかな? |
ディルック
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ウェンティ | ディルックのところに行って仲良くしておくのはどう?考えてごらんよ。彼の家には秘蔵のお酒が、たっくさんあるんだよ!エヘヘ、エヘヘヘヘ…あれ、何でお酒を飲みたがらないの?その…ちょっと香りを嗅ぐだけなら?香りだけ!香りを嗅ぐだけなら君も大丈夫だよ。 |
エウルア | 私には気が合わない人が騎士団に何人かいる、そして彼も騎士団のことが気に食わない。理論上、私たちは同じ立場にいる。でも彼のそっけない感じ、なんだか代理団長よりも面倒な人みたい。私は関わり合いたくないわ。 |
ガイア | ディルック?子供の頃は可愛かったけどな。今じゃ自分の世界に閉じこもったままだ……要するにつまらないヤツってことさ。 |
クレー | 変わった大人、いつも怒ってる感じ。うーん…なんで笑わないんだろう? |
ジン | ディルック先輩が騎士団に対する態度には理由がある。申し訳ないと感じつつも結果は変えられない…私の努力で、少しでも騎士団を見直してくれたらいいのだが…ああ、これは私が成すべき責務だ。 |
ディルックは…尊敬に値する先輩だ。選んだ道は違うが、モンドを守りたいという気持ちはちゃんと伝わってくる。 | |
ディオナ | アイツ…ディルックはあたしが一番嫌いなやつ!ディルックさえいなくなればモンドの酒造業もなくなるのに。モンドの酒造業がなければ、パパもお酒を飲まなくなる…そしたら、もっとあたしと一緒にいてくれ…な、なんでもにゃい…! |
バーバラ | ディルック様?この前、「エンジェルズシェア」での公演の時、ずっと眉間にしわを寄せてたよ…私の歌が気に入らなかったのかな? |
モナ | ディルック・ラグヴィンド。「夜梟座」が彼の「命ノ星座」です。闇夜の見張りと孤独な守護を象徴する星座ですね。彼が認める白昼が訪れるまで、彼は孤独と共に歩み続けます。あれ、ちょっと待ってください、「夜梟座」は富を象徴する星座でしたっけ? |
リサ | えっ、ディルック様の話を聞きたいですって?ふふっ、それならもっとふさわしいおしゃべりの相手を知ってるわよ。 |
レザー | ディルック、赤い、黒い。冷たくて、熱い。 |
ロサリア | ひと目で分かるでしょ?あのお金持ちの坊っちゃんはただ者じゃないって。慎み深い上に、自信にも満ち溢れている…それと少し、危険な香りもね。 |
ノエル
開く
アンバー | ノエル?彼女はとても粘り強いんだ。先輩として彼女の面倒も見てあげないとね。 |
ガイア | この後輩の面倒を見るようにと、代理団長にお願いされた。だが、彼女は物分かりが良くて、あまり気を配る必要もない。なかなか、いい線いってると思うぜ。 |
ジン | ノエル、ああ…あの西風騎士になりたがっている少女のことか。彼女の心にはまだ迷いがある。今の彼女が外の危険に触れるのは、まだ早いかもしれないな。 |
スクロース | 彼女…いつも自発的に私の手伝いをしてくれるけど、たまに熱が入りすぎてて、逆に…ちょっと困ってたり。ある日、実験室の入口に置いてあった3つの実験器具を軽々と実験室の中に運んでくれたんだけど、それって私が…やっと外に運び出したばかりのもので… |
バーバラ | ノエルはとても可愛いの!優しいし、物怖じしないし、一緒にいると落ち着くんだ…そうだ、ノエルが作ったお菓子も格別なんだよ。すごくいいにおいがして、美味しいし、ヘルシーなんだ、へへっ。 |
ベネット | 彼女のことはオレも長いこと注目してきたよ。彼女は才能があって、努力を惜しまないけど、騎士団では正式な騎士ではなくメイドとして働いてるっていうんだから、もったいないと思わないか?はあ、冒険者協会に来てくれたら、すごい冒険者になるかもしれないのに。 |
リサ | ノエルに本棚の掃除をお願いすると、あの子、なぜか疲れ切るまで楽しそうにやってくれるのよね…ふふっ、一体どういうことかしらね? |
バーバラ
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アルベド | バーバラかい?彼女は真面目な牧師だよ。そういえば昔、彼女のクロッキーを描いたことがあってね…絵はどうしたかって?うん…アルバートの購入希望を断って、代理団長にプレゼントしたよ。…人付き合いって、本当に大変だね。 |
ウェンティ | 歌の上手な牧師の少女を知ってる?…えっ、アイドル?…んと、握手会?…えーっと、単独ライブ?…そうなんだ。音楽ってやっぱり奥が深いね。 |
エウルア | 一体どんな秘訣があれば、あんなに人から好かれるのかしら。もし彼女から何か学べたら…いや、やっぱりなし。「アイドル」と「罪人の末裔」なんて、どう考えても噛み合わないもの。 |
ジン | バーバラはとても頑張っている、ただ、時々無理しすぎだ…ん?どうしてそんなによく知っているかって?西風教会も騎士団の管轄だからだ。 |
ディオナ | バーバラさんのファンは、みんな優しくて良い人だよ…羨ましいな…なんであたしのファンはおっさんだらけなの。う~やだ…もう、もぉ~いい! |
ノエル | よく一緒にお茶をしますよ。バーバラちゃんはたまに綺麗なメロディーを口ずさんで、インスピレーションが降りてきたと教えてくれます。音楽に関して建設的な意見は出せませんが…バーバラちゃんとそういう時間を一緒に過ごせて、とても嬉しいです。 |
ベネット | バーバラは歌とダンスが得意だぞ!冒険がうまくいかない時は彼女のステージを見て、観客たちと一緒に応援すると気分がよくなるんだ、不思議だろ!たぶんこれが彼女が人気ある理由だろうな…オレも団長として人気だったらいいのに。 |
リサ | バーバラの歌って聞いたことある?フフン、彼女のメロディには治癒の魔力が込められているらしいわよ。わたくしの薬とどちらがあなたの口に合うかしらね? |
レザー | バーバラ、キラキラの女の子。優しい。 |
ロサリア | バーバラはいつも私に張り付いて、やれ礼拝だのやれ合唱だの言ってくるわ。もしかして、私がちゃんと仕事をしているか見張るために、ヴィクトリアが寄越した監視役じゃないわよね? |
フィッシュル
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ガイア | なに?フィッシュルが片目を隠す姿は「断罪の皇女」のイメージにそっくりだと?はははっ、それなら俺も王族の末裔だな、そうだろ? |
スクロース | 『フィッシュル皇女物語』のこと?うん、知ってる。あの作者が書く世界観は面白い、実際にあったらいいなと…えっ?あっちの「フィッシュル」のこと?彼女は…うん、彼女が…私をあの世界に連れていってくれることはないと思う。 |
ノエル | 別の世界から来たようですが、それ以外はよくわかりません…でも騎士団の図書館がお気に入りのようで、よくそこで読書をしています。私が掃除を担当する時はできたてのお菓子を差し上げますが、彼女はいつもよく分からない、誇張した感謝の言葉をくれますね… |
以前、図書館を掃除した時、『フィッシュル皇女物語』という本を見かけました。ただのファンタジー小説かと思いましたが…その主人公が実在していたとは!本になるくらいですから、きっとすごい人なのでしょう。 | |
ベネット | 彼女は異世界から来た「断罪の皇女」で、すごいんだぞ!何回も彼女の故郷に行って冒険したいと言ったが、その話になるといつも話題をそらすんだ…きっとすごく危険な場所だから、オレを心配してるんだと思う。 |
リサ | フィッシュル、あの図書館に来てはファンタジー小説ばかり借りていく女の子よね。いつも返却期限の3日前に本を返すし、本も大事にしてくれるから、いい子だと思うわ。 |
コレイ | …「断罪の皇女」?ごめん、あたしはモンドにいた時間が長くなくて。その人については聞いた覚えがないな。でもその名前…うぅ…コホン、なんでもない。 |
ベネット
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アンバー | ん?ベネット…どこかで聞いたような…あっ!冒険者協会にいたあの熱い男の子だね!うん、たまに秘境の周辺で彼を見かけるけど、宝探しに夢中みたいだよ。 |
クレー | ベネットお兄ちゃんはいい人だよ!一緒に冒険に行くと、いつもお宝が手に入るんだ!…ベネットお兄ちゃんは何も手に入らないみたいだけどね、なんでだろう? |
ノエル | 騎士団よりも冒険者協会のほうが私に相応しいと、何回もお誘いをいただきました…確かに普通の冒険者のように、彼のオヤジさんたちの世話を手伝いますが…私にとって騎士団には特別な意味がありますし、負けたくありません…うん、やはりお受けできませんね。 |
バーバラ | ベネットはよく怪我だらけで教会に来るの…本人は全く気にしてないし、いつも笑ってるけど。うん…やっぱり、もっと自分を大事にしてほしいな。 |
フィッシュル | フィッシュル:あの不運な少年ね…間違いない、この「断罪の目」は彼が世界に捨てられた悲しみを見たわ── オズ:あの運に恵まれない少年のことを見て見ぬふりするのは出来ませんな。 |
レザー | ベネット、口数が多い、一緒にいると、腹いっぱいにならない。 |
ミカ
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アンバー | あっ!ミカはエウルアの隊の古参隊員なんだ。最初はわたしがエウルアと仲がいいのを見たからか、わたしのことをずっと長官って呼んでたの。偵察の心得を話してあげたら、今度は先輩って呼ぶようになって…なんだかわたしのほうが恥ずかしくなっちゃったんだ…職務は違うけど、ミカの地図を作る腕は、わたしじゃ到底かなわないものだよ。 |
エウルア | ミカが遊撃小隊に配属された時、彼も他と同じように何日もしないで辞めていくものだと思っていたわ。けれど、彼は何も言わずに任務を完璧にこなした。それどころか、使い走りの任務をすべて自分から引き受け、他の人とコミュニケーションが必要になることは、私の代わりにしてくれたの…ふんっ、どうしてみんな私の世話をしたがるのよ。まったく、いったい誰から学んだのかしら… |
今回ミカが遠征隊から戻ってきたけど、性格に変化はなかったわ。でも、実力のほうは格段に増していた。どうやら大団長はきちんとみんなを鍛えていたようね…ん?彼自身もそれに気付いていない?それは彼が鈍いからでしょ…それか、謙虚なのよ。私の小隊の一員なんだから、成長したことなんて一目でわかったわ。 | |
ガイア | 最初のころ、ミカが結構なあがり症なのを見て、ちょっとした冗談を言ってやったんだ。だが、そのせいでさらに緊張させちまって、ひきつった笑顔を浮かべてな…挙句の果てに、謝罪の手紙まで送ってきたんだ。ハハッ、この単純で素直な気質は、シュミット家の遺伝と言うべきか? |
ジン | 大団長がミカを遠征隊の斥候の要として選んだのは、任務の必要性だけでなく、彼の地道で勤勉な態度を見込んでのことだ。私の個人的な意見だが、このような仲間と共に仕事ができることをとても光栄に思う。 |
リサ | ホフマンさんにあんな面倒見のいい弟くんがいたなんてね。日常生活のお手伝いだけじゃなく、酔ったあとの介抱も完璧。わたくしも何も気にせず、のんびりとダラダラとした毎日を過ごしたいものだわ…ん?今もあまり変わらない?可愛い子ちゃんも、言うようになったじゃないの。 |
モナ
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ウェンティ | あっ、あの星占い師のことかい?そうだね、占いもボクの詩と同じで、酒代すら稼げないほど役立たない技術だね!…星占いは伝統文化だから、役立たずじゃないって?うっ、失礼だよ、それなら詩だって役立つよ! |
クレー | モナお姉ちゃんはいい人だよ!アルベド兄ちゃんとクレーのところに遊びに来ると、いつもよくわからないけど面白い話を聞かせてくれるの!もっと遊びに来てほしいな! |
ディルック | モンドの土地には風神の恵みがある。だから、星占いによる収穫予測はいらないと思うが。 |
フィッシュル | フィッシュル:ああ、あの「偉大な星占い師モナ」ね…フン、かの者はわたくしの運命をこっそり見ようとしたけど、結局震えていただけね。 オズ:あの時、星占い師は笑いを我慢していたようです。大変でしたな。 |
リサ | モナ?優秀な魔導師のお嬢さんみたいね。でも、わたくしはその「魔女会」のメンバーじゃないわ。古樹の考察、組織のお茶会、話に聞くだけでも面倒なのよね。 |
レイラ | 明論派学者の間では、アストローギスト・モナ・メギストスが『スチームバード新聞』に発表した占星術の文章がよく討論されているの。専門性の高い文章を、学外の人にも楽しんでもらえるように書くなんて、なかなか簡単にできることじゃない…えっ?どうして名前を流暢に言えたかって?だって…すごい人だから…尊敬すべきでしょう。 |
リサ
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アルベド | リサかい?彼女との話し合いはいつも価値のある結果をもたらしてくれるんだ。あんなに才能があるのに図書司書の肩書きで満足するとは、きっとその才能に関わる因縁深い理由があるんだと思う。 |
アンバー | 時間があったら、一緒にリサさんのところに行こうよ!この前、リサさんがドラゴンスパインの宝物の話をしてくれたんだけど、半分しか聞けなかったんだ。だから、その続きが聞きたいの! |
リサさんって寝ている時以外はずっと本を読んでいるみたい!本当にすごいなぁ。わたしなんかそんなに長時間座っていられないよ。 | |
エウルア | 面倒な女、彼女の頭脳には何千…いえ、何万冊もの本が詰まっている。彼女はローレンス家の悪しき歴史を、日付まではっきりと暗記しているわ。彼女なら、あの人の行方が分かるかもしれないけど、そんなことを頼むのは気が引けるわね… |
ガイア | リサか…何があっても期限までに本を返せよ。この前、そのことで彼女を怒らせちまってさ、今でも左腕の骨が痺れてるんだよ。 |
クレー | リサおば…リサお姉ちゃんはいい人だよ!クレーが工房に行くといつも美味しいお菓子をくれるの…ん?そういえば、工房に行ったのは新しい爆弾を作るためだったんだけど…? |
ジン | リサ、彼女がいれば何かと安心だ。 |
スクロース | 彼女の知識量はとても豊富だと思う。私の研究を見たことないのに、何回も的確なアドバイスをくれたから。彼女、どうして分かったのかな?観察?それとも推測で? |
ディオナ | リサ姉さんはすっごく良い人!すごく優しいよね!なのにお姉さんもお酒を飲むんだよ!ううう…なんでよ…モンドはもう救いようがないにゃ… |
ディルック | リサは騎士団で最も頼りになる人物の一人だよ。彼女がその気になればの話だけどね。 |
バーバラ | 私はずっとリサさんに面倒を見てもらってきたの。もし、リサさんもアイドルになったら、絶対に全力で応援するんだ。喉が枯れるまで叫んで…あっ、これじゃ他の人を驚かせちゃうね…… |
フィッシュル | フィッシュル:司書の魔女は宇宙の知識の宝庫を持っている…彼女の信頼を得られるなら、膨大な知恵が手に入るかもしれないわ… オズ:「図書館のルールを守って、本をきちんと返すように」と言っています。 |
ミカ | 独学で測量を勉強していた時、リサ長官はいつも手伝ってくれて、役立つ本をたくさん見つけてきてくれました。僕も、リサ長官のように博識になれたらいいなぁ…知識は多いに越したことはないですし、いつそれが必要になるかは分からないですからね。 |
モナ | 彼女の「命ノ星座」は「砂時計」が名前の由来です。知識と時間、等価交換を象徴しています。一粒の砂が落ちれば、時間…あるいは命の一瞬が過ぎていく。砂が落ちるのを止めたければ、砂時計を横向きにして「時を止める」しかありません…簡単に言うと、やり方を変えてサボるってことですね。 |
レザー | 師匠の雷、空黒くなる。怖い、強い。 |
ロサリア | 仕事をさぼる人は好きじゃないけど、定時で帰りたい気持ちは、とても分かるわ。 |
コレイ | もうだいぶ経ってるのに、リサは手紙で未だにあたしのことを「コレイちゃん」って呼ぶんだ。何だか…え?お前、リサに可愛い子ちゃんって呼ばれてるのか?ぷふっ…ごめん、笑うつもりじゃなかったんだけど…何だか気分が良くなったな。 |
セノ | ああ、当然知ってる。リサと俺は同じ賢者に師事していたからな。大マハマトラとして、知識の過剰な追求が引き起こす悲劇を数多く見てきた──あいつの選択も理解できる。 |
ティナリ | セノからその先輩のことは聞いたよ。類まれなる天才で、才能溢れる博識な人だったのに、残念ながら早々にモンドに帰っちゃったらしいね。もしかして、彼女は在学中に「知識」の恐ろしい一面を目にしてしまったのかな… |
レイラ | あっ、誰のことか分かったよ。たった二年で卒業した素論派の天才、リサ・ミンツでしょう。私も彼女くらい頭がよければ…えっ?モンドで会ったって?ほ、本当に?彼女は普段、どのように勉強しているの?どんな本を読んで、どんな仕事をしてるんだろう?わ…私、どこから学べばいいのかな? |
レザー
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ウェンティ | あの奔狼領の白髪の少年は、へえ、そうなんだ。狼に育てられたのか…道理で、彼の匂いを懐かしく感じるわけだ… |
エウルア | 礼儀にこだわる必要もなく、他人の目も気にせず、一族の責任なんてものもない…彼の生き方は、楽でいいと思う。 |
クレー | 友達だよ!レザーが頑張って危険からクレーを守ってくれる姿は安心できるんだ!…うーん…危険はだいたいクレーが持ってくるんだけどね… |
ベネット | 奔狼領の男の子か、一見怖そうに見えるし、口数も少ないけど…面白いやつだぞ!オレもあいつも肉が好きだからな、オレが肉料理を作って食べさせると、狼の言葉を教えてくれるんだ。ハハッ、今度お前も一緒にどうだ? |
リサ | 狼ちゃん、こっち、こっち。今日は臨時で実戦練習をしましょう。相手ならもう見つけてあるわよ。あら?逃げちゃった。まったく…… |
ロサリア
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ガイア | ははっ、シスター・ロサリアの秘密を知りたいのか?そいつは教えられないな。だが、面倒事は面倒臭がるし、やる気が出ないときは出ないとはっきり言うヤツだ。この点に関しては誰かさんと比べて、自分に正直でいいヤツだと思うぜ。 |
ジン | ロサリアさんはいつも「面倒」と口にするが、実はかなり頼りになる存在だ。この前彼女に「面倒なら私も手伝うが」と言ったら、「そっちのがもっと面倒よ」って言われた。うん…やはり私もまだまだだな。 |
バーバラ | シスター・ロサリアは近寄りがたいし、お祈りにも参加しないけど…なんというか、きっと彼女も風神様を信じてると思うの!でも、彼女とお話しする勇気がないわ… |
フィッシュル | フィッシュル:彼女?風神に信仰を捧げる忠実なシスターのようね。 オズ:「信仰」?「忠実」? フィッシュル:そうよ。ある日の夜、彼女が誰かに「風神ブットバースの名において、死ね」と言ったわ。お祈りでもしてるんじゃないかしら。 |
プレイアブルキャラ:璃月
夜蘭
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煙緋 | 夜蘭さんは総務司の役員だ。以前、粉飾決算にまつわる厄介な案件を解決してくれて、その際に食事に誘ったこともある。ただ…彼女と話す時、どうも心が見透かされているような気がする…ふむ、この先、彼女のことは敵に回さないほうがよさそうだ… |
甘雨 | 夜蘭さんは、一年のうち七割近くを欠勤しています。ですが、凝光様が彼女にそのような特権を与えているのには、きっと何か理由があるのでしょう。もちろん、これは私が詮索すべきことではありませんので、詳しいことはよく分かりません。でもある日、月海亭へ帰る途中、あの方がたくさんの人と笑いながら、朝食とお茶をいただいているところを見ました。心の底から…少し羨ましいと思いました。 |
凝光 | 彼女は面白い人よ。私にとって、信頼の置ける人物ね。八面玲瓏で、才能も申し分ない。ふふっ、同じ賢い者同士、あなたたちが良い関係を築けるといいわね。 |
刻晴 | 夜蘭の先祖は七星に仕えていたわ。私の祖父も、彼女の家族とは学術的な付き合いがあったの。彼女のことをまとめると、物事をそつなくこなし、堅実で頼れる人ってところかしら。あと、総務司に重要な情報を提供してくれることもあるわ。ただ、夜蘭が一体どこから情報を仕入れているのか、私にも分からないけど。 |
香菱 | 夜蘭姉さん?もちろん、その人のことなら覚えてるよ!初めて会った時、あっさりした料理のほうが好きかなぁって思ったんだけど、アタシが今まで会った人の中で、一番辛いものが好きなお客さんだったの!料理の辛さが足りないからって、絶雲の唐辛子をそのまま噛んで食べたんだよ!本当にすごいよね。 |
魈 | 千岩軍が層岩巨淵に残した痕跡を、そいつは一人で調査したと聞いた。単独で真相を追い求めるとは、腕の立つ人物なのだろう。 |
重雲 | 方士になったばかりの頃、依頼人の家に妖魔を退治しに行ったことがある。その帰り際に、この女性と出くわした。彼女はぼくの名をある冊子に書き、何か怪しいことをしていないか確認していたようだ…でも、それ以降は遭遇していない。 今にして思えば、普段のぼくはいつも静かに坐禅を組んでいるし、誰が見てもつまらないと思っただろう。 |
行秋 | 「千の顔を持つ」という言葉を聞いたことはあるかい?夜蘭さんは、まさにそういった感じがする。あの人がうちを訪れた時、父上と兄上は礼をもって接し、向こうもまた礼をもって応えてくれた。まるで親切で落ち着きのあるお姉さんのようだったよ。けど、他のところで彼女を見かけた時、全然印象が違ったんだ。 |
雲菫
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嘉明 | 雲菫宗匠はオレのお手本だ!玄人も素人も、彼女の曲を聞いた人はみんな口を揃えて讃えてる。マジパネェ!いつか「威水獣舞隊」も、「雲翰社」の半分でいい、それくらいの影響力を持てたら…オレ、夢の中でも嬉しくて笑っちまうかも! |
閑雲 | 「璃月劇」には仙人の伝説を元にした物語がたくさんあり、中には妾の経験したことを書いたものまであるらしい…妾は無論、それを見たことはない。舞台上で自分のことを演じる他人を見るなど、この上なく気まずいことであろう?だが、申鶴の過去を元に創作したあの劇については、暇があれば鑑賞しに行ってもよいだろう。 |
凝光 | 雲菫ね…どう、彼女の劇には慣れたかしら?最初は理解が難しいかもしれないけど、腰を据えてじっくり味わってみた方がいいわよ。私が彼女の劇団に投資したのはね、ただ、この優雅な芸術がずっと継承されていくべきだと思ったからなの。 |
刻晴 | もし和裕茶館の前を通るときに大勢の人が集まっていたら、それは雲菫が演出する舞台がやっている証拠よ。雲菫のためだけに茶館を買収しようと考える商人も少なくないの。 |
辛炎 | こっそり教えてやるけど、誰にも言うなよ。あの人、ガチのロックファンなんだ。どんだけ忙しくても、アタイのライブを週に3回以上は見に来る。「和裕茶館」の看板娘っていったら、琴棋書画とか花鳥風月みたいなのを好むイメージだよな?きっと普段からストレス溜めてるにちげえねぇよ、ハハ。 |
申鶴 | 雲菫が演じていたのは…「璃月劇」というものか?我は好きだぞ。実際に会わなくとも、その者の事跡を知ることができる。もし主の物語を取り入れたら、さぞかし面白い劇になるだろう。 |
胡桃 | 雲菫は正式な場ではとても優雅だけど、私生活ではすごく親しみやすいよ!この前彼女と賭けをしたの。負けた人が自分の得意とする歌い方で相手の書いた歌詞を歌うんだ。璃月劇版のヒルチャー夢、んもぉ~あなたも絶対聞いた方がいいって! |
行秋 | 雲菫はね、気に入った飲み物を飲むと、芝居の創作意欲が上がるんだ。僕の寝台の下に茶葉入れが置いてあるのも、彼女がやる気をなくした時にあげるためなんだよ。そうすれば、僕はずっと侠客物語を楽しめる。 |
ヨォーヨ | 雲菫ねぇね?槍を振り回すのがとても上手なんだよ。それに、璃月劇も大人気で、時々師匠に連れられて観にいくの。雲菫ねぇねの舞台ってだけで、いっつも満席なの…うーん、でも…雲菫ねぇねが歌ってるあれは一体どういう意味なんだろう… |
煙緋
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エウルア | 話せば長くなるけど…ある日、アビス教団の危険物を追跡していたら、たまたま彼女を救出したの。当時、教団の危険物は一般の貨物を装って、ドーンマンポートから璃月港まで運ばれていた。彼女はその商船の顧問を担当していて、貨物に問題があることに気付いて、独自に調査していたらしいけど、結局危険な状態に陥ってしまった。私たちの到着があと数分遅れていたら、大変なことになっていたわね。 |
それ以来ずっと連絡を取っているの。彼女の賢いところ、結構好きなのよ。規則を大切にはしているけど、融通も利いてね、騎士団の人たちも彼女から学んだらいいのに…それに彼女なら、私が探しているあの人を見つけられるかも…私への恩返しとしてね。 | |
夜蘭 | 煙緋ね、彼女のことは結構好きよ。かつての交情を抜きにしても、彼女は名のある法律家として、璃月港にある数多の情報の接点となっているわ。彼女のトラブルを解決するたび、貴重な手がかりを得られるの。でも、彼女はちょっと私を敬重しすぎているわね。 |
甘雨 | 煙緋さんですか…彼女は子供の頃からすでに、契約を守ってこそ幸せな生活が送れるということを理解していました。その彼女も今はもう、あんなに立派に育ち、璃月の有名人になられています。 法律家の仕事は煩雑なものが多いですが、それをたやすくこなす彼女を見て、私もとても安心できました。 |
凝光 | 煙緋?彼女はある意味、頼もしいライバルね。彼女が「巧妙」に法律を解釈し、人々に様々な助言をしたからこそ、私もこうして法律の抜け穴を見つけて、法典を改善することができているの。彼女がいなかったら、どれほどの時間を要していたかわからないわ。 |
刻晴 | 私にとって法律は、過去に起きた「正しい出来事」の要約ね。けど時効という欠点も持ち合わせているから、まだまだ改善の余地があるわ。璃月が変革を遂げようとしている今、法律に詳しい人材はいくらいても足りない。もし煙緋が私の助手になってくれたら、厄介な案件をたくさん解決できると思うわ。 |
鍾離 | 彼女は俺と「契約」をしていないが、自らの方法で璃月の規律を守り、偏った思想を正している…いつの日か、彼女の父親が戻ってきて、彼女の成長を目にしたら、ほっとするだろう。 |
ヨォーヨ | 煙緋ねぇねはとっても厚い法典を持ってるの。たとえ休暇中で、師匠のところに来てる時でも、絶対持ち歩くんだよ。本当にすごいよね~!あんな重いものをずっと持っていられて、しかもあんなに難しいものを読めるんだもん… |
久岐忍 | あの頃、私は家族と大喧嘩したんだ。だからとにかく遠いところへ逃げたくて、それで璃月に法律を勉強しに行った。だがそのおかげで、煙緋先輩と知り合えたんだ。法律に関して、彼女はまるで生き字引きさ。私?私も一応、資格を持っているが、この業界には制約が多くて向いていない…私の天職は他にある。 |
嘉明
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閑雲 | 嘉明は熱心な子だ。言葉遣いが独特で、大口を叩くことがない。妾はあやつの未来を大いに期待しておる。初めて嘉明と出会ったとき、あやつは池のほとりで休んでいる妾を見て、自分から進んで食べ物を分け与えようとしてきた。後にあやつから聞いたのだが、妾のことは仙人というより、一人の先輩として尊敬しておるそうだ。ふふ、それなら無論、妾も先輩として世話してやるのが筋というものだろう。 |
香菱 | 嘉明が来るときは、事前にお湯をいっぱい用意しといててあげるんだ。辛いものを、しゃぶしゃぶできるようにね。辛くない料理も作ろうかって言ったんだけど、本来の味じゃないと嫌だって聞かなくて。間違いない、あれはお世辞なんかとは違う…本物の食通の目だったよ。えへへっ、そこまで言われちゃったら、アタシもがっかりさせるわけにはいかないよね! |
辛炎 | あいつが初めてアタイを「ロック中毒者」って言った時、わけがわからなくてさ。アタイが「違う」って答えたら、向こうは「いや、絶対そうだ」って言いはるもんで、ちょっとばかし言い合いになっちまったんだ。でも、結局アタイのとんだ誤解だった。「中毒」ってのは、「愛好家」って意味なんだと――ヘヘッ、あいつってホントに面白いヤツだよな。今度、この「中毒」って言葉を、アタイも歌詞に取り入れてみようと思ってるんだ! |
白朮 | 同じ年頃の少年と比べると、あの子は古傷や怪我が多いほうです。ここへ来るたび、身体にあざが増えていたり、どこかを捻ってしまっていたり…はぁ、ですがたとえ説教しても、聞き耳を持ってはくれないでしょう。まあ、傷の手当てや療養の方法はきちんと教えてありますから、役に立ってくれることを祈るばかりです。 |
行秋 | 嘉明の仕事には、侠気の風格がある。考えてもみてごらん…風が吹き荒れる月光なき闇夜、屈強な黒衣の少年がいかめしい瑞獣を携えて、盗賊と悪党を完膚なきまでに打ちのめす――今度彼に時間があれば、ぜひとも鏢師としての経験で得てきた見聞を話してもらいたいものだ。そのときは…君も一緒に聞きに来るかい? |
甘雨
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夜蘭 | あの秘書ね…私は彼女みたいに、休むことなく仕事をするなんてできないわ。しかも、彼女は効率も申し分ないでしょ。どうやら半仙の血統は、彼女にいくつもの利点をもたらしているようね。眠らなくても精力を保つことができるなんて… |
煙緋 | 甘雨先輩は心の優しいお方だ。だが多忙で、昼寝以外の時間はすべて書類の処理に奪われている。私も仕事はするが、楽しくやれている。私の選んだ仕事は先輩よりもずっと楽なものなのだろう。 |
閑雲 | 甘雨に残業の内容を聞いたことがある。そしたら難解な言葉ばかりを並べて返してきてな。会議の議事録だの、仕事の総括だの、それに年度報告、財務予算と…ふん、仙麟の血筋と妾が伝授した養生法がなければ、あれほど煩雑な役所仕事に耐えられはしないだろう…今度あの子に会ったら、妾が開発した明目清心茶を毎日しっかり飲んでいるか代わりに聞いてくれぬか。 |
凝光 | たとえ甘雨でも、頼り過ぎてはいけないわよ。「上手の手から水が漏る」ということわざがあるように、大事なことほど自分の手で成し、自分の目で見てこそ安心できるの。 |
刻晴 | いったい帝君が何をしたのか知らないけど、甘雨があんなにも忠誠を尽くす理由が分からないわ。けど、自分の考えを持たない人にもいいところってあるのよ──例えば不満があったとしても、何も言わず指示に従うとことか。 |
最近、私ひとりじゃ決断できないことがあったら、彼女の意見を聞きに行くの。彼女は璃月で最も帝君に詳しい人だからね。はぁ、昔、彼女の目の前で帝君の悪口を散々言ってしまったことを思うと何だか申し訳ないわ。幸い、彼女は特に気にしてないみたいだけど… | |
香菱 | 甘雨?うーん…あっ、思い出したよ!あの菜食主義のお客さんのことだよね!「万民堂」に来た回数はあまり多くないし、いつも隅っこで静かに食べてるから、なんか可哀想に思っていつも多めに入れてるんだけど、毎回完食してくれるんだ、人は見かけによらないよね。 |
魈 | 甘雨は仙獣でも凡人でもない、仙と人間の世界を渡り歩き、己が責務を頼りに自我を保っている、それ故迷うのも当然だ。…我?殺戮と生きることしか知らない夜叉が瑞獣を導けと?…馬鹿げた話だな。 |
鍾離 | 璃月の繁栄は「岩王帝君」のお告げのおかげだけではなく、「契約」に応えた無数の岩神の民のおかげだ。その中で、最も長く職務についたのが甘雨だ。彼女の過去に関しては…ハハッ、彼女の気を悪くしたくないからな、彼女本人に聞いてくれ。 |
申鶴 | 彼女については師匠から色々と聞いている…実際の彼女は、我が抱いていた印象とだいぶ異なるようだ。安心するがよい、このことは誰にも言わない。そういえば、近頃の璃月港はかなり賑わっているな…そのような俗世に溶けこむには、それなりの代償が必要であろう。 |
白朮 | 仙人様は頑健ですから、たとえ病にかかったとしても薬なしで自己回復できます。けれど、人間はそうはいきません。ひとたび重い病にかかってしまえば、治療なしでは無事でいられないでしょう。 |
北斗 | 甘雨とは結構仲良くしてるよ!でもまあ、彼女は「璃月七星」の秘書だろ?「七星」がアタシのことを嫌ってるのは今に始まったことじゃないからな(笑)。アタシは別に構わないけど、あの子に迷惑をかけるのは嫌かな。うん、この話は他言無用にしてくれ。 |
ヨォーヨ | 甘雨ねぇねはいつも仕事がとても多いの。この前なんか、疲れすぎて、芝生に突っ伏して寝てしまったって聞いたよ。はぁ…本当に心配…!そうだ…「抜き打ち検査」をしない?ねぇねがちゃんと自分の世話をしてるかどうか確認しにいこう!あっ…ちょっと待っててね、甘雨ねぇねが好きそうな花や草を少し用意してくるから… |
八重神子 | そういえば、甘雨の姉君には久しく会っておらぬな。稲妻がまだ鎖国をしていなかった頃、璃月と稲妻の間の事務はすべて妾と姉君が受け持っておったんじゃ。姉君は本当に頼りになるお方じゃ。今度璃月へ行く機会があったら、また新鮮なウミレイシを姉君に持っていくとしよう。 |
閑雲
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嘉明 | 閑雲おばちゃんにはいつも世話になってる。オレの獣頭がボロボロになってたのを見るなり、オレの背より高い獣頭を山ほど作ってやるって言い出したんだ。オレは口がカラカラになるまで説得して、なんとか元の獣頭を改良するってことで納得してもらった…今、オレが持ってるこの獣頭は威勢があって軽いし、それに衣はいつでもどこでも風になびくんだ。まるで仙の風に支えられてるみたいでさ、超好き! |
甘雨 | 留雲真君…コホン、閑雲さんから何日か前に買い物に誘われたのですが…屋台に着くたび足を止め、一つ一つ品物をすみずみまで見てからでないと、次に向かってくれなくて…まだ食事をしていないことにお互い気づいた時には、もう日が暮れていました。その瞬間、ふと山で修行をしていた遠い日々のことを思い出したんです――あの頃も、毎日があっという間に過ぎていたということを… |
凝光 | 近いうちに、閑雲さんを茶室に誘う予定なの。ちょうど、仕掛けのおもちゃをいくつか収集したばかりだから、彼女の考えを聞いてみたいと思って。もちろんこれを機に、仙人の璃月港における暮らしの逸話についても伺うつもりよ。それで、この招待状を私の代わりに届けてくれる人についてなのだけれど…あなたには心当たりがあるかしら? |
鍾離 | 「閑雲」についての逸話なら、何人もの商人から聞いたことがある。一見驕傲で無口に見えるが、ひとたび話せば、その真っ直ぐな性格と方正さから、友好を結びよき友として交流するに値する人物であることに気がつくのだそうだ。それを聞いて、俺も実に喜ばしく思った。ところで、彼女に対する評価のうちの一つ、「気前がよい」という言葉については…ふむ、俺もよく言われるのだが… |
申鶴 | 以前、漱玉が師匠に連れられて、万民堂へ来たのだが…そのとき、漱玉の話し方が師匠に似てきていることに気付いたのだ。我も師匠の庇護のもと、日々を送ってきたが…もしや我の振る舞いにも、幾分か師匠の面影があるのだろうか? |
ヨォーヨ | 前に師匠に会いに行ったとき、師匠がとっても気品のあるおねえちゃんと話をしてたの。そのおねえちゃんがね、自分のことを「閑雲」だって言ってヨォーヨをからかおうとしたんだけど、ヨォーヨは一目でその人が留雲おばちゃんだって気づいたよ!だって、師匠がすっごく嬉しそうにしてたし、すっごく仲がよさそうだったもん!そんなの昔からのお友達以外、ありえないでしょう? |
凝光
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夜蘭 | 凝光とは昔からの知り合いで、彼女がまだ七星じゃなかった頃、一緒に仕事をしたことがあるの。彼女が予定より早く七星になれたのは、私のおかげもあるかもしれないわね。ふふっ、まあ、本当のところは誰にも分からないけど。とにかく、今のこの仕事は彼女から薦められたものなの。私にとても合っていて、悪くないわ。 |
凝光はとても良い仕事仲間よ。でも、普段外を歩いている時は、身分に気をつけないといけないわね。総務司の雇員が七星に会ったら、様付けで挨拶しないといけないから。 | |
雲菫 | 天権は気前の良いお方で、よく私どもの劇団に資金援助をしてくださいます。ご支援をいただいたからには、あの方に一番いい芝居を見せなければなりません。 |
煙緋 | お前も「天権」の凝光殿を知っているの?彼女は法律を管理し、法典に記された内容を改訂する者だ。毎回、尋常じゃない量の内容を修正している。この前なんか、法典に3つも新しい法令を追加した上に、121条の注釈も修正した。それに典型的な判例もいくつか追加していたな…まったく、それらを暗記する身にもなってほしい… ふん、でも彼女は所詮、商業界隈の出身。法律にこと関しては私が負けるわけがない。待ってろ、これを全部暗記したら、今まで以上に仕事に励んでやるから… |
甘雨 | 歴代の「天権」は璃月の古い法律に解釈と補充を行います。その中で、当代の「天権」、凝光の効率は最もいいです。ただ、あの効率と効果を求めるスタイルは非難されることがよくあります。欠点をとがめることは、受け入れることより簡単ですからね。 |
閑雲 | 「天権」を務めるあの者は何事もそこそこ上手く処理しており、話術にも長けておる。ふん、璃月港が七星の管理によって日々繁栄し続けていることを認めよう。妾もあやつの手腕を観察して、その真髄を研究…コホン、このことは他言無用だ——あやつには言うなよ。 |
刻晴 | 彼女とは同僚よ、でも「そり」が合わないの。彼女にとって璃月は所詮ただの商売の場所。金儲けのためなら彼女は何でもするわ。本当に理念のない人よ。うん…それとも、それが彼女の理念なのかしら? |
帝君がいなくなって以来、私たちは色々と共通の念を持つようになったわ、珍しくね。以前の私は、彼女を偏った目で見て評価していた。でも、この時世になって、根本的な理念が違っていても、彼女とは戦友になることができたわ。 | |
とは言え!明星斎の「琉璃新月」は私が3ヶ月も前に予約してたのに!実際にお店へ行ったら、彼女が二倍の値段でここ数ヶ月分の「琉璃新月」を買い占めてたの!やっぱり彼女とは「そり」が合わないわ! | |
香菱 | さっきのあの方は「天権」様だよ……うん、ちょっと顔を寄せて、もっと寄せて。いい?彼女は本当にすごい人なの。港のことなら何でも知っているの。だから、あなたも気をつけてね。彼女に目をつけられないように… |
鍾離 | 多忙を極めていても、彼女は奮迅の心を持っている。あの頃、彼女が裸足で瑶光の浜から南埠頭まで歩きながら商いをしていた姿を思い出す。時間は人にとって残酷なものだな… |
辛炎 | あんた、千岩軍って知ってるだろ?ヤツらには、いつもアタイのライブをダメにされてきてさ。ここにステージを作るのは禁止だとか、そこはダメだとかホント面倒くさい連中だよ…でも、アタイがそのことを総務司にクレーム入れたら、あの「天権」が璃月のナントカを改訂してくれたみたいでさ…とにかく、そのナントカってルールで今後はステージを専用スペースに建てることになって、事前申請もしなくちゃいけなくなった、あ~…相変わらず面倒くせぇ。まあでも、昔みたいにあちこち追い出されず済むようになったよ。 |
申鶴 | 人々の言う富とやらは、我にとっては不要な物だ。しかし凝光殿にかかれば、刀や槍では手に負えぬ難題をも解決する。彼女は世の規則を知り、人の心を見抜いているのだ…仙人でも成すことができないと、そう師匠が言っていた。そんな彼女を、我は尊敬している。 |
胡桃 | 「天権」凝光、地位と富の頂点にいながら、美しく賢く、万物を見据えている。すっっっごくかっこいいよ! |
北斗 | 凝光ね、「璃月七星」という立場の中で彼女はよく頑張っている。けど、アタシが責任を負う対象はアタシの船と船員たちであって、「璃月七星」なんかじゃない。 |
凝光はいつだって素直じゃないけど、昔、アタシに対する不満をぶつけてきたことがあった。ははっ、彼女がアタシのことをどう思おうと、アタシがそれで揺らぐことはないけどな。 | |
行秋 | 天権様は尊重しなくてはいけない相手だ。でないと父上や兄上に迷惑をかけるからね。ん?彼女本人?そうだな…うん、悪口はやめておこう。 |
神里綾人 | 璃月七星の「天権」様のことですか。彼女の手腕なら少し耳にしたことがあります。そういえば、私の所蔵品に限定版の「璃月千年」があるのですが、興味はありますか?そうだ、今から家臣に持ってきてもらって、一局いかがでしょう? |
刻晴
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夜蘭 | 私は、日程をぎっしりと詰めるような人はあまり好きじゃないの。調整に必要な余裕を残していないし、いざ予想外のことが起きたら混乱して、同僚の足を引っ張るでしょ。でも、「玉衡」は違って、いつも整然と仕事をこなしているわ。だから彼女と一緒に仕事すると、とても楽しいの。 |
雲菫 | 玉衡が劇を観にいらしたところを見たことはありません。街の中で偶然お会いしても、いつも急いでどこかへ向かっている印象です。 |
煙緋 | 「玉衡」は、法律が関わるような分野に首を突っ込んでこなくて助かる。刻晴殿の手腕であれば、下手すると私の仕事を奪われかねない。いや…そうとも限らないか。なにせ刻晴殿の歯に衣着せぬ物言いは、人の恨みを買いやすい。ならば、私が助手となり補佐を…待った、なぜ私が助手になろうとしている?何か困るようなことがあったら、彼女から私に相談しにくればいいだけだったな。 |
嘉明 | 玉衡様が先頭に立って、遺瓏埠、璃月港間の輸送道路を取り締ってくれたおかげで、盗賊どもは鳴りを潜めたぜ。ん?オレが仕事を失わないかって?ハハッ、それはどうかな。盗賊とやり合う必要がなくなったとしても、力仕事や荷物持ちみたいな手荒な仕事は誰かがやらなきゃならない…だろ? |
甘雨 | 帝君に対する彼女の態度に納得できません。でも…でも…「甘雨、これが今の璃月に必要な人材だ」って帝君が言いました。帝君の言葉を理解するためには、いろんなこととの接触をもっと頑張らないとですね。 |
最近彼女は碧水の貿易ルートを修復する案を自ら話してきて、帝君ならどうするかって聞いてきました。私たちが話した案は帝君と比べたらまだまだでした…でも彼女の帝君に対する思いが伝わってきて嬉しいです。 | |
閑雲 | 新年や節句のたびに、彼女は七星を代表して妾のもとを訪れ、礼物を贈ってくれる。本当に礼儀正しい良い子だ。仕事をてきぱきとこなし、あらゆる面において配慮が行き届いている。あの子が甘雨と一緒に仕事をしてくれるおかげで、妾もそれほど心配せずに済む… |
凝光 | 「玉衡」ね…最近ずいぶんと変わったのよね。璃月にとってかつての彼女のほうが良かったのか、それとも今の彼女のほうがいいのか、もう少し時間が経たないと判断できないと思うわ。 |
鍾離 | 彼女は当代七星の中で最も神を敬わない人だが、俺は結構気に入っている。「自分が正しいと思うなら、声を大きく、動揺せずに行動する」──こういう人間が璃月に現れたから、俺は引退を考えたんだ。 |
白朮 | 顔をみるに、玉衡は徹夜することが多く、いつも思慮を巡らしているようですね。だから、時折疲れた様子を見せるのでしょう。健康のことを思うなら、仕事は一旦置いておいて、休息をとらねばなりません。ただ、残念ながら彼女は向上心がとても高く、健康を代償にキャリアをとる決意を固めている。私の言葉には、耳を貸さないかもしれませんね。 |
胡桃 | 「玉衡」刻晴…大分話しづらい人ね。ほら、あの生真面目な感じ、からかったらどうなるのかな。まさか剣で叩かれないよね?…ね? |
ヨォーヨ | 刻晴ねぇねは気配りが行き届いてて、几帳面な人なの。祝日や正月には、いつも師匠のところに挨拶しにくるよ。これがいわゆる「師を尊び教義を重んずる」ってことでしょう?それとも、「教養があって礼儀にかなった人」って言ったほうがいいのかな?…とにかく、ヨォーヨも刻晴ねぇねを見習うの! |
香菱
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ディオナ | 香菱に「口当たりが最悪な食べ物の組み合わせ」を教えてもらったことがあるの。作ったら絶対にまずいよって、彼女は太鼓判を押してたけど…全然、全然ダメだった。「おかわり」って単語をあたしは猫耳にたこができるくらい聞いたにゃ!もう… |
夜蘭 | 香菱はね、人に好かれる料理人で、食材を選ぶ基準も琉璃亭や新月軒にまったく劣らない子よ。私も時折、彼女のところで風乾させた絶雲の唐辛子を買うの。彼女は私の辛い物の食べ方を理解できないようだけど、私も説明する気はないわ。これは、一族の伝統だから。 |
嘉明 | 香菱料理長の得意料理は数多くあるが、一番好きなのはやっぱり「黒背スズキの唐辛子煮込み」だ。いつも二回くらいゆすいでから食べるんだけど、それでも辛くてさ!ひいひい言っちまう!ハハハッ!さすがは万民堂の看板料理、食材は申し分なく、火加減もいい!今度また注文するぜ! |
甘雨 | 香菱はとても有名です!でも…「万民堂」あたりはあまり行かないことにしています。あそこは食事の香りが満ちていて、いざ釣られて注文したら、たとえ野菜だけでも…食欲を我慢できません。そんなことしたら… |
閑雲 | あの子と世間話をしたときにからくり調理神器について話したのだが、「料理はやっぱり自分の手で作ったほうが本場の味を出せると思うよ」と返された…ふん、妾もその仕掛けを自分の手で作ったというのに、どうして本場でないと言えよう?いつの日か、あの子とは決着をつける必要があるようだ…だが、あの子の作る璃月料理が美味であることは間違いない…ふむ、仕掛けを改良する方法を考えなければ… |
凝光 | 「万民堂」の小娘ね…いつも私を疑っているのは顔を見れば分かるわ。ふふっ、ここ数年私が「万民堂」に送った資金援助の額をあの子が知ったら、どんな顔するんでしょうね? |
刻晴 | 「万民堂」の若いシェフね。彼女の才能は認めるてる*けど、腕前はまだ不安定よね。以前、彼女に宴会料理を作ってもらおうとしたんだけど、トカゲとスライムの料理を試食して私はその考えを捨てたわ。 |
辛炎 | アタイはよく「万民堂」で夜食を食べるんだけど、香菱が忙しくない時はいつも話しかけてくれるんだ。たまに、遅くまで二人で話しこんじゃったりさ。うん?何を注文したかって?あー…ぶっちゃけアタイが注文するんじゃなくって、香菱が作ってくれたものを食べてるだけなんだ。ハハハ、だから料理は毎回変わる、味もな。もうあの子のことは料理界の「ロックスター」って呼んでも全然いいと思うんだよなー! |
重雲 | 香菱の料理は評判が良い。でも彼女の激辛・激熱料理をぼくは絶対に食べないぞ。いや、なんでもない…ほ、ほら、キノコとスライム炒め?食べられそうにないだろ? |
胡桃 | 香菱ったら面白いんだよ!ちょっと触っただけでビックリして飛び跳ねるの!ああいう子大好きよ!でもやりすぎに注意しなきゃね、グゥオパァーに怒られちゃう… |
北斗 | 香菱の料理は遠方へ航海する時のアタシたちの心の支えだ。力が出ない時、あの激辛料理を思い出すだけで元気が出る。 |
香菱はたまに何ともいえない食材を使って何ともいえない料理を作るけど、まあ、挑戦しない限り人は進歩しないからな、試食はいつも喜んで手伝ってる。 | |
行秋 | 香菱に会った時は、彼女の表情を観察してみるといい。特に食材を手に入れたばかりの彼女が楽しそうに笑うほど、危ないんだ。試食を迫られたら…まあ、そういう時僕は重雲を身代わりにするけどね。 |
ヨォーヨ | 師姐は最近…何か変な食材を探してたりしてなかったよね?この前、あの大きな雲来タコさんを生で食べたいって言ってたから、ヨォーヨ本気で心配しちゃった。もしお腹を壊したらどうするの?師姐は白先生の苦い薬を飲むのも嫌なのにね。だから師匠に頼んで、師姐を説き伏せてもらったの。また他の危ない食材に目をつけないといいけど…はぁ… |
魈
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夜蘭 | 一族の年長者の話によると、「護法夜叉」には最大限の敬意を払うべきだと言われているわ。私の狂った先祖が望舒旅館の前を通った時、珍しく落ち着いていたらしいの。きっと、彼の邪を祓う威圧感の影響ね。でも、いつか私があの「降魔大聖」と肩を並べて戦う日が来ても、私は任務のほうに重きを置くつもりよ。彼の身分に気兼ねして後れを取っちゃいけないもの。 |
甘雨 | 彼は人間とは距離を置いています、そういう性格だからでしょうか…理解はできますが、彼に「近づく」ことはできません。なにせ…彼と同じ「契約」を結んだ仲間はもういませんから… |
閑雲 | 降魔大聖は妾より寡黙だ。この千年ほどで、あやつが集まりに顔を出した回数はごく僅か。お前は降魔大聖と仲がいいと聞いたが、普段どんな会話をしているのだ?なんなら、今度お前が降魔大聖に会いに行くとき、妾が「豆腐布顛」を作ってやろう。一緒に持って行くといい。 |
刻晴 | 伝説の少年仙人ね、人が世を治めるようになって、彼も肩の荷が下りたことでしょう。人類はもう護ってもらう必要がない。たとえ厄介な事件が起きたとしても、私たち人類は自分たちの力でなんとかできるから。 |
鍾離 | 帰離原の少年仙人と言ったか?…あぁ、彼は今日に至ってもその責務を果たしている。…この「連理鎮心散」を彼に渡してくれるか。そうだ、パイモンが食わないように注意するんだ。この薬は…常人が耐えられるものではない。 |
申鶴 | あまり笑顔を見せないという印象が強い。つい最近会った時も、相変わらず無口だったが…以前より、肩の力が抜けているような感じがした。もしかするとよき理解者と巡り会えたのかもしれない。 |
重雲 | 降魔大聖とぼくら方士一族は、長い間それぞれ裏と表で璃月を共に守ってきた。ぼくは魈仙人のことをとても尊敬しているが、あの方は…方士の力など取るに足らないと言ったんだ。ぼくは、ぼくは絶対にそんな戯言認めない! |
七七 | むっ、骨董品みたいな名前… |
会ったことあるの…? | |
白朮 | 白朮:降魔大聖が殺生をするのは、命あるものを守るため。そのお心には、大いなる慈悲をお持ちです。実は以前、ご本人にお会いしたことがあるんです。意識を失ったあの方を不卜廬へ連れ帰り、一日お世話をしたのですが、残念ながら当時はあの方の本当の身分を存じ上げませんでした。結局、きちんとお話しする間もなく、一人で帰ってしまわれました。 長生:あれからまた会えたじゃない。残念がることないって。 白朮:ええ、そうですね。 |
胡桃 | 仙人のこと?し、知らないよ?あわわ、お願いだから何も聞かないで! |
北斗 | ある年の海灯祭前夜、帰航する時に嵐に遭遇して、夜になってようやく璃月港に戻れたことがあった。その時、海灯はもうなくなっていたが、孤雲閣の方を見ると宙に浮く少年の姿をした仙人がいたんだ。きっと噂で聞いたように、人々の見えないところで誰かがこの璃月港を守っているんだろう。 |
鍾離
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ウェンティ | (モラクスとして)あのじいさんに会ったのかい?彼は元気だった?えっ、「鍾離」という名前の一般人になってた?あの頑固頭からしたら、これは大きな変化だろうね。あ、ボクと一緒に彼に会いに行こうよ、この風立ちの地に埋められた酒も持ってさ。あっ、そうだ、彼はまだ強いのかい?力はあとどれくらい残ってる?ボクが会いに行ったら、吹き飛ばされたりしないよね? |
雲菫 | 私どもの業界における規則は、代々受け継がれてきたもので、そこには数多くのこだわりが存在します。私にも「そうであることは知っているものの、なぜそうなのかは知らない」といった規則がままあります。しかし、鍾離先生はそれらを説明する時、矛盾することなく、すらすらと語ることができるのです。こんなに詳しいお客さんがいてくれたら、誰だって嬉しいと思いませんか? |
煙緋 | 鍾離先生は博識な方だよ。歩く図書館といっても過言ではない。私は一目であの方が只者じゃないと見抜いた。あの類の人間は面倒事を恐れることなく、何があっても私の助けを借りることはない。つまり、彼は決して私の顧客にはなり得ないってことだ。 けど、何故か彼には、妙な感覚を覚える。どこか懐かしい気がするんだ…ただそれをお父様に聞いても、口ごもり誤魔化される始末…うーん、おかしい…お父様、絶対に何かを隠している。でも、問題ない。この謎は自分で突き止めてみせるから… |
嘉明 | 鍾離先生はきっと裕福な生まれの文人だと思う。しかもかなり博識な方に違いない。茶館や戯台に荷物を届ける時、毎回あの方がお茶を飲んだり講談を聞いたりしてるのを見かけるんだけど…ある日、彼が誰かとお茶について話してるのが聞こえたんだ。そりゃあもう凄くってさ、うちの親父となら絶対一晩中話せるんだろうなって、その場で確信したよ… |
甘雨 | (モラクスとして)帝君のことは絶対的に信頼しています。あの時、帝君の統率があったからこそ、私たちは魔物を撃退し、海獣を降伏させ、皆さんの安全を守ることができました。帝君が人々を守る姿、そして千年に及ぶ誠意、私は忘れたりしません。 |
(モラクスとして)帝君の決定はいつだって璃月の数多の命に幸せをもたらします。それに私は敬服し、そしていつか帝君のようになりたいと思ったのです…でも帝君の歩みを追いかけようとすると、緊張でミスすることがたまにあります… | |
閑雲 | 妾が璃月港に家を買おうとしていると聞いた帝君が、すぐさま内装や家具の購入に関する注意点を詳しく教えてくださった。採光や風通しのこと、木材の特注について、磁器の選び方から植物の配置まで…聞いただけで頭が痛くなってきてしまった。人の世で暮らすには、これほど多くのことを考えなければならぬのか? |
凝光 | 鍾離…「往生堂」に尊敬されているあの先生は他人の知らないことをよく知っている…彼の弱点を把握するまで、いくら優秀な駒とはいえ、まだ使えそうにないわ。 |
刻晴 | あの「往生堂」の先生、確かに博学多才で、尊敬に値するわ。それに彼の考え方は帝君に似ている気がするの…もし彼がもっと自分なりの見解を持ってくれたら、きっと私の力になるはず。そうなったら彼をそばに置くのも悪くないわね。 |
香菱 | 好き嫌いが激しいお客さんはたくさん見てきたけど、鍾離さんのように食材のことを理解している人は他にいなかったな!あの日、彼に「山椒豆腐」を出したら、一口食べて何の塩を使ったか聞いてきたの。それで答えたら、「孤雲閣の浅海で作った海塩を使うといい。その味わいは豆腐の鮮度を高められるだろう」って言われたんだ。言われた通り試したら、本当に味が全然違うの!ねえ、すごいでしょ! |
魈 | うむ…質問だが、鍾離様は普段何を…ん?鳥の散歩?花見?骨董鑑賞?そんなことして、一体どんな深意が… |
辛炎 | 昔、誰もアタイのロックを聞いてくれなかった。でもある日、「うちでやってみないか?合格すれば常駐の歌手として雇う」って急に彼に誘われてさ。やっとアタイの音楽を理解してくれるヤツが現れたって嬉しくてその話に乗ったんだけど。結局現地に行ってみたら、彼が葬儀業者の「往生堂」の客卿だったことを知った…どう考えてもアタイの音楽に合うわけないだろ、変なヤツだよ。 |
申鶴 | あの方は自分を凡人だと主張しているが、仙人である師匠と親しげにしていた。もし仙府前の腰掛でお酒を飲んでいるあの方を見かけたら、邪魔をせずにそっとしておけと師匠に言われたことがある。だから、我はその通りにした。 |
重雲 | 往生堂の鍾離殿か、すごい人物だってことはなんとなく分かる。悪党は人を殺し、ぼくら方士は妖魔を退治するが、彼は仙人を葬り去ることができるからな。 |
白朮 | 博学で見識の広い鍾離先生は、滅多に触れることのない古き処方箋のことにさえ易々と答えてくれます。きっと、健康や保養について独自のこだわりをお持ちなのでしょう。通常の頭痛や発熱ならばご自身で対処できるでしょうから、私のもとへ処方箋を貰いにいらっしゃる必要もありません。 |
胡桃 | 鍾離さんはあんなに若いのに、性格は老人だね。何でも知ってるけど何に対しても興味がない… もしかして彼…ふふ、何でもない! |
北斗 | 「往生堂」のあの先生か?たまにみんなから彼の噂を聞くけど、面白い人のようだな。うん、機会があったらあんたも彼と交流してみるといい。 |
行秋 | 父上と兄上がこの方を招待してる所は見たことがある。相手をとても敬っていたから、すごい人物だろうね。そういえば、彼は仙人の葬儀を担当すると聞いた、きっと物知りだと思う。彼の秘密を一緒に探ってみないかい? |
雷電将軍 | (モラクスとして)かつて彼と酒席を共にした時、私はただの影武者で、神々の末席に属していました。彼はそのような選択をしたのですね…しかし、これからの時代も、彼は多くの人と縁を結んでいくことでしょう。 |
ナヒーダ | (俗世の七執政として)ずっとずっと昔、俗世の七執政は定期的に連絡を取り合っていたらしいわ。ただ、私だけは状況が特別だったから、そのことを覚えていない…スメールの混乱も一段落ついたし、そろそろ彼らともう一度会うべきよね。あなたのよく知っている神を、私に紹介してくれるかしら? |
(俗世の七執政として)一緒にゲームをすると、人と人の距離は一気に縮まるのだと聞いたわ。それは神も同じよ。いっそ、今度またみんなで集まった時には、「ケンケンパ」で遊ぶことを提案しようかしら?…やっぱりやめておくわ。小さなマスを書いて、自分の優勢を利用してみんなをいじめてるって思われたらいけないもの。 | |
ヌヴィレット | (岩の神として)私は神々を裁く、これは何者にも変えられない。岩の大権を勝ち取った黄金の神も、当然ながら裁かれる側だ。もし、我らの争いを見たくない者がいたとしても、心配する必要はない。私はまだ、フォンテーヌに居続ける必要がある。その訪れが四百年以上先になることだってあり得るだろう。それに最終的な採決が、必ずしも武力戦争に繋がるとは限らない。 |
タルタリヤ | あいつは只者じゃないね、真の実力はどんなものだろうか…期待してしまうよ。 |
鍾離先生は最近どうしてる?うん…順調?どうやら「凡人」の生活にも慣れ始めたみたいだね。はぁ…いろいろあったけど、鍾離先生とも一回戦って見たいものだな。何…俺は勝てない?ハハッ… |
辛炎
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雲菫 | 劇団にいるお年寄りたちは、ロックを聴き過ぎると悪い影響が出るからと言って、辛炎さんのライブに行くことをいつも止めるんです。口先では私のためと言いますが…はぁ、目新しいものを受け入れられないだけでしょう。もちろん、あの方たちの言うことを聞くつもりはありません。辛炎さんのライブは毎週見に行く、それだけです。 |
嘉明 | 辛炎の演奏は本当に魅力的で、迫力があったぞ!ウェンツァイもすっごく気に入ったみたいで、聴いてた時は首を振ってばかりいた!機会があれば、ぜひ合同で「爆裂ロック獣舞ライブ」を開きたいくらいだ。オマエは見識が広いだろ、いけると思うか? |
刻晴 | 私も彼女の「ロック」には興味があるの。伝統文化と比べたら確かにちょっとうるさいかもしれないけど、私は別に気にしていないわ。いい音楽はいい音楽だもの、もっと広まるべきよ。 |
香菱 | 辛炎はよく「万民堂」に来て夜食を食べてるよ!行秋、重雲たちが食べてくれない新メニューでも迷わず注文してくれるんだ…しかも8割方それを気に入ってくれるの!すごくいい人だよ。 |
重雲 | ぼくはなるべく辛炎が関わった場所を避けるようにしている。あの賑やかな雰囲気は、こちらにその気がなくとも影響を受けてしまうからな…つまり、居心地が悪いということだ。 |
七七 | …誰? |
北斗 | 面白い子だよ!船員たちも彼女の「ロック」を気に入ってる。…うん?アタシ?なんというか、辛炎とは共通の話題もあるが、音楽に関してはちょっとな… |
行秋 | 辛炎は一体どこで演出してるんだ?チ虎岩から玉京台まで、どこもかしこも彼女から逃げられないじゃない…はあ、静かに本を読む時間はどんなに貴重か。 |
申鶴
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雲菫 | 『神女劈観』の台本はとうに覚え、淀みなく暗唱できるほどになっております。ただ「神女」が実在の人物を参考にしてたとは、今日まで知りませんでした。縁というものはやはり不思議なものですね。彼女がこれから友に恵まれ、孤独を感じることがないよう願っています。 |
甘雨 | 私は彼女のことをよく知っているわけではありません。ただ留雲真君から、彼女は気性が荒く、心を抑えられなければ周囲に大きな危害を与えてしまうと聞きました…普段、暇を持て余し過ぎているからかもしれませんね。私が…彼女に仕事をお勧めした方がいいのでしょうか…? |
閑雲 | 申鶴から聞いた話だが、あの子は万民堂の配達員をやったこともあるらしい。ある日、時間を節約するために屋根の上を走って、客の前に飛び降りたという。それで客をひどく驚かせ、危うく千岩軍に通報される寸前だったとか…幸い、あの子の俊敏な動きによって、通報されるより先に料理を置いて去ることができたそうだ。ふむ、申鶴は危機回避能力を益々上げておる。実に喜ばしいことだ。 |
凝光 | 申鶴さんは元気かしら?彼女の面倒を見てくれてご苦労様。あなたたちが群玉閣の再建を手伝ってくれたこと、ずっと心にとめているし、感謝している。さて、社交辞令はここまでにしましょう。お茶も用意してあるし、暇な時はもっとここに来てもいいのよ。 |
魈 | 申鶴はかなりお前を信頼しているようだな。それもそのはず。何せお前のようにお人よしで温かい者はそういない。 |
重雲 | 家の大人たちが、彼女について話していたのを聞いたことがある。彼女の家に起きたことは…同情せざるを得ない。分家の遠い親戚である彼女が帰ってきて、まだ生きていることを知った大人たちはすごく喜んでいた。それで、彼女に贈り物をするため、吉日にみんなで集まろうとしたんだが…まさか普段、彼女の姿をまったく見ることができないとは…そういえば、待てよ…血縁関係から考えて、ぼ、ぼくは…彼女を「おば」と呼ばなきゃいけないのか… |
胡桃 | 彼女は本当に面白い人だよ。他の誰とも違うの。ねぇ、私もこれから毎日、仙草を食べて山露を飲めば、彼女のように浮世離れした人になれるかな?えへへ… |
行秋 | 申鶴さんの僕を見る目つきは、少し恐ろしい感じがする。だから僕も、気軽には話しかけられない。ふむ…おかしいな、まさか無意識のうちに彼女…もしくは彼女の周りの人からの恨みを買ったのだろうか? |
ヨォーヨ | 申鶴ねぇねは長い間俗世から離れてて、やっと璃月港に戻ったんだ。きっと慣れてないことも多いはずなの。ヨォーヨも甘雨ねぇねと一緒に申鶴ねぇねのお世話をしたいけど…どう言えばすんなり受け入れてくれるかな? |
重雲
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嘉明 | 彼は「純陽の体」の持ち主だって聞いた。オレの地元では、それは陰虚火旺の可能性が高いんだって言われてる。もっと涼茶を飲むべきだな、あの兄ちゃんは。 |
香菱 | 重雲ね、いつも行秋と一緒に「万民堂」に来るけど…あ、行秋に連れて来られてるって言ったほうが正しいかも?でも重雲は熱いものが食べれないのよね。熱々の料理が運ばれてきたら、行秋が礼儀正しく「失敬」と言って、箸を持ったまま料理のいいところを褒めるんだ。あまりにも褒めるから、こっちまでお腹が空いてきちゃうのよね。その時の重雲の目ときたら、はははっ。あの2人、本当に面白いんだから。 |
辛炎 | あいつは最っ高に面白い!物静かで暗いヤツに見えるけど、全然違うぞ。昔、あいつが友達に連れて来られた時にステージ上にいるアタイに話しかけてきたんだけど、周りがうるさくて聞こえなくって。そしたら次の瞬間、いきなりステージに上がってアタイと一緒に歌い始めたんだ、しかもこれがめっちゃロックだったワケ。こーいうのがいわゆる「人は見かけによらない」っていうヤツなんだな! |
申鶴 | 我にも「親族」がいたとは…彼がもし修行に関して迷うことがあれば、我は喜んで手を貸そう。ただ、山に来てもらう必要があるがな。…彼の家の者は熱烈過ぎるゆえ、どう誘いを断ったらいいのか我には分からぬ… |
胡桃 | 純陽の体…まさかこんな体質の人がこの世にいるなんてね。 |
行秋 | はあ、重雲のやつか、彼は僕の秘密を知ってるけど一緒に任務を行うとなると、気を付けないといけない。今の彼はまだ「武」にこだわっていて、「義侠」の心を理解してないからね。まだまだ鍛錬が必要だ…特に、辛い物を食べる事に関してはね、ハハハ。 |
七七
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煙緋 | あの薬採りの娘、自分にある掟を定めていると聞いた。か弱く見えるが、己を律するあの者は大事を成す器の持ち主だろう… ああ、後生恐るべし、あの者に対しては、私も感服せざるを得ないな。 |
嘉明 | 七七ちゃんはとても熱心だ。オレが不卜廬に来るたびに沢山の薬を手にしてるのを見て、柔軟体操を教えてくれたんだ。多分…オレの身体が硬いせいで転んで怪我でもしたんだと思ったんだろうな。ハハッ!めちゃくちゃ簡単だからオマエも試してみるか?さあ、一、二、七、七…二、二、七、七… |
重雲 | キョンシーの娘に見えるが、方士のぼくにはわかる…彼女は普通じゃない。うん…名前も宝誥にないし、一体どういうことだ… |
白朮 | ええ、あなたがお考えの通り、七七の意識を封じ込めたのは確かに仙人の秘法です。七七のおかげで、私も死に行く者を留まらせる方法を模索できました。仙人様ですらあの子を不憫に思い、「此岸」に引き留めようとしたのですから…私がその成り行きに従って、あの子を引き取ったことも、何ら間違ってはいないでしょう? |
胡桃 | 七七ちゃんを見かけた?どこにいるか教えて!あの子をどこかに隠してそれから……えへへへへ! |
行秋 | 七七は謎だらけって感じだね。でも白朮先生がいると、彼女とは話せないんだ。そうだな、白朮先生が診察に出かける時を狙ってさ… |
ヨォーヨ | 七七は一番の友達だよ!たまにヨォーヨのことを忘れちゃうけど、わざとじゃないって分かってるから。メモを見るように言えば、すぐに思い出してくれるから。 |
実は、白先生にこっそり聞いたことがあるの。七七を治せる方法はないのって…うん…平気だよ、たとえ一生七七に一々言わなきゃいけなくても、ヨォーヨは大丈夫なの。 |
白朮
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嘉明 | 護送も獣舞も、打撲と怪我なんて日常茶飯事だ。白先生がいてくれてよかった。あの方が調合した薬は、家でも外でも、とくに長旅には欠かせない薬と言える。いつも鏢局のみんなから、璃月港に行くなら持って帰って来てくれと頼まれるほどだ。 |
刻晴 | 白朮先生の医術は住民から信頼されてるわ。もし難病に罹ったら、彼に診てもらえば間違いないわよ。うん?変な噂?一つだけ知ってるわね。白朮先生が処方する薬は本当に苦いの。子供に限らず、私にもその覚えがあるわ。 |
香菱 | 霧虚ろの花の香りがする!!白先生、白先生が病気の様子を見に来たの?あなたどこか悪いの?頭痛?胃痛?喉?それとも力が入らない?えっ…病気じゃないの?ならよかった。病気だったら白先生が超苦い薬を飲ませてたよ。 |
魈 | …痛みを和らげる薬を白朮に頼んで作ってもらうと?ははっ…気持ちはありがたいが、凡人の薬は仙人には効かんのだ。 |
辛炎 | 白朮先生が処方してくれる薬は喉のケアにめっちゃ良いんだ。で、過去にお礼を言いに彼の前で即興ロック演奏したら…彼の蛇が気絶しちゃってさ。あれ以来あの蛇、アタイを見かけると必死に白朮先生の服の中に逃げようとするんだ、ハハハ。あとで聞いたけど、蛇って振動にすっごい敏感らしいな。 |
申鶴 | 彼は接しやすく思いやりがあり、店に並んでいる薬草の質もいい。それに比べて、首に巻かれた蛇は口がうるさい…大丈夫、我は何もしていない。蛇相手に怒るほど、心が狭くはないからな。 |
七七 | 白先生の顔、思い出せない。でも問題はない… |
胡桃 | 白朮?…はぁ、面倒くさい奴。 |
ヨォーヨ | 白先生の処方薬はとってもよく効くんだ。確かにちょっと苦いけど、これがいわゆる「良薬口に苦し」ってことだよね!ヨォーヨは分かってるから!あっ、もしかして苦いのが苦手?心配しないで、蜜に漬けた甘~いナツメを持ってるから、薬を飲んだ後に一つ食べれば大丈夫だよ。 |
胡桃
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雲菫 | 胡桃さんは、表情が豊かで、頭の回転もとても早い方です。日常会話の中で、彼女は「当意即妙」な言葉を次々と繰り出してきます。羨ましい限りです。このような友人と一緒にいると、何をするにしても楽しいのですよ。 |
煙緋 | 「往生堂」の堂主か?あぁ…相当の変わり者で、葬儀屋の悪い癖が身に染みついてしまっていると、周りの者は言っているな。だが、それは間違っている。「往生堂」は実に真っ当な生業であり、商売としても正しく成り立っている。仕事は仕事だ。上も下もなく、吉凶で判別できるものではない。 ただあの堂主様だが、あまり私のところには来ないんだよな、うーん… |
閑雲 | あの若い娘が口にする言葉は奇々怪々だ。しかし「往生堂」の者たちは皆あの子を敬っており、帝君でさえも畏まった態度で「客卿」とやらを務めておる…それにあの子は、食に対しても独特な見解を持っているそうだ。これほどの奇人、当然妾も好奇心を持たずにはいられぬ。 |
香菱 | うーん、あなたも胡桃にイジメられたの?彼女、いつも気づかれないよう背後に忍び寄って、こうやって突然──背中を叩くの。上手くいくとヘラヘラ笑うのよ、フンッ。だけどアタシは大人だからね。いつも彼女が梅の花で作ったお菓子を持ってきてくれるのに免じて、仕返しはしないであげているの。 |
魈 | 胡桃?あやつは困るほど元気だな。幸い、彼女は面白いから、つまらない人間になる心配はなさそうだが。 |
鍾離 | 今の堂主?コホン、あの子は苦手だ。 |
辛炎 | 彼女、往生堂の堂主なのに、いっつも楽しそうな顔をしてんだよな、ちょっと何考えてんのか分かんねぇ。街中で会っても堂々とアタイに声を掛けてくるんだけど、「火遊びが好きな人は、商売繁盛のための保障ですね。」とか変なこと言っててよ…ちょ、ちょっと不気味だよな。 |
申鶴 | 彼女はよく奇妙な歌を口ずさみながら、近くの森を彷徨っている。そのうちに、彼女の歌を何度も耳にするようになった。聞き慣れた今もまだ違和感を覚えるが、別に嫌いというわけではない。 |
重雲 | 往生堂の手腕は信頼できる。でもあの「方士に心配される必要などない」と言わんばかりの人を食ったような笑顔を見ると少し腹が立つ…ふう、落ち着け落ち着け。 |
七七 | 高温、嘘の笑顔と…死、嫌い。 |
白朮 | 私は胡堂主に何一つ文句はありません。考え方が違うだけです。強いてあるとすれば、彼女が私をあまりにも警戒していることに対してでしょうか。 |
白朮:できれば胡堂主には、商売のやり方についてもう少し注意していただきたいものです。 長生:おっ、まだ彼女が「不卜廬」の前で宣伝したことを根に持ってるのか。 白朮:はぁ…それから、暇さえあれば七七に構うのもやめてほしいですね。 長生:やっぱり彼女に文句があるんだろ? 白朮:何も本気で彼女と争うつもりはありませんよ。ただ、彼女が七七を連れ去る度、わざわざ総務司に頼んで探してもらわないといけないので、本当に疲れるんです。 | |
行秋 | あの小娘は今の往生堂の堂主だよ。ん?彼女をどう思ってるかって?…やり方に関しては噂話を聞いてもしょうがないよ。人を理解するには、相手の本当にほしいものを理解しなければいけないからね。 |
北斗
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甘雨 | 最近、玉京台では南十字船隊へのクレームが止まりません。でも私が見た北斗船長の璃月に対する貢献は、でたらめな噂話を流す人々には想像もできないほどずっと多いです…あっ、すみません、失言でした。 |
凝光 | あの…船長ね。たくさんの人から尊敬されているくせに、いつも真っ先にルールを無視するのよね。彼女が支払った罰金は新しい遠洋漁船が買えるくらいよ。 |
どんなに言葉を尽くしても、相手が我が道を行くなんてこと、あなたはまだ経験したことないかもしれないわね。いい、なるべくあの北斗船長とは会わせないでちょうだい。 | |
刻晴 | あの船長はいつもルールを無視するし、豪快な性格にも頭を悩まされるわ。でも彼女の「南十字」武装船隊は璃月にとって欠かせない存在なの。ルールと利益、その均衡を保つすべは正に芸術ね。あっ、ただ法を担当する「天権」にとっては悩みの種でしょうけど。 |
香菱 | 北斗姉さんはすっごく優しいの!一緒に海に出ると、いつも新鮮な食材をたくさん捕ってくれるんだよ!タコはスープ、ワカメには唐辛子がいいよね。北斗姉さんだけじゃなくて、「死兆星」の船員たちも私の料理を気に入ってくれてるの。 |
魈 | 北斗か?彼女とは特に交流はないが、冥海の巨獣の件は事実だろう。「海山」を倒したその実力は認めている。 |
辛炎 | 彼女か?率直で肝っ玉がでかくて気が合うヤツだよ。「死兆星」号の武勇伝がマジでかっこいい、あの話からロックのインスピレーションをたくさんもらったぜ!ハハハ、特別に、あいつらに歌を作ったこともある。今じゃアタイが歌い始めたら、ほとんどの船員が一緒に歌ってくれる、もう船歌でいいんじゃないかって思うね! |
申鶴 | 北斗は礼儀作法を重んじない。会話の意味も深く推測する必要がないため、とても気楽に接することができる。ただ…彼女の周りには常に人がいる。船には大勢の乗組員がいるらしい…人混みを相手にする時は、主が傍にいてくれねば困る。 |
胡桃 | 北斗姉は璃月の有名人よ。彼女は私を知らないけど、私は彼女を知ってる。あ~友達になりたいな。 |
行秋 | 北斗殿は僕の尊敬している方だ。でも、できれば僕のことを「坊や」って呼んだり、会う度に僕の髪をわしゃわしゃしたりするのはやめてほしいかな。 |
ヨォーヨ | 北斗ねぇねの船はとっても立派だよ~!甘雨ねぇねとの、舶には行かないって約束がなかったら、きっと小さな寝床を作る場所まで考えてたな。 |
楓原万葉 | 北斗の姉君は拙者の恩人。稲妻から逃げ出した拙者を、姉君が引き取ってくれた。拙者が一番苦心していた時期に、稲妻へ戻る勇気をくれたのだ。彼女は、拙者と周りにいるすべての船員が背中を任せられる戦友なのでござる。 |
ゴロー | 北斗船長はとても義理堅く、並外れた実力を持ち、尊敬に値する人だ。彼女は仲間を紛争に巻き込みたくないと言っていた、俺たちもそのことを理解している。だから、彼女に手伝ってもらうのは、本当に必要な時だけなんだ。 |
珊瑚宮心海 | 北斗さんと共に幕府軍を待ち伏せしていた時、「幕府軍に気づかれるのではないか」という懸念を抱いていました。しかし北斗さんは、自分の船隊なら音もなく奇襲をかけられると、そう私に話したのです。実際、彼女の言った通りの結果になりました。海祇島にある船隊の訓練が思うように進んでいない今、ぜひ彼女から指導をお願いしたいところですね… |
トーマ | 「南十字」船隊の姉御は本当に壮快な人なんだ。彼女は昔、オレに約束してくれた。オレを遠い外海まで連れていき、すべてを遮る雷雨がどんなものか見せてくれると。ただ残念なことに、その機会はまだ訪れていない… |
宵宮 | 稲妻が鎖国してからは、北斗姉ちゃんにずっと花火の運搬を頼んできたんや。で、そのお礼に船の形をしたおっきい花火を用意してビックリさせたろ思うて。「南十字武装船隊」が港を離れる時に、船員たちの目の前でその花火を打ち上げたんや。ほならみんな、船隊の船が飛んでったってびっくりしとったよ、あははっ!せやけど、北斗姉ちゃんはめっちゃ喜んどったで、贈りものはこうでなくちゃって言うとった、へへへ。 |
行秋
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アルベド | 行秋かい?彼の書いた小説は面白いよ。ただ、稲妻の「八重堂」がいつも他の作者とコラボしてほしいと言ってくるんだ、そうすれば印税の収入も多くなるってさ。フン、ボクは別にお金に困ってないのに。 |
夜蘭 | 彼のことはもちろん覚えているわ、飛雲商会のお坊ちゃまね。彼の家とは交流も多いの。もしかしたら今後、彼も飛耳長目な人物になるかもしれないわね。 |
雲菫 | 貴方も行秋さんのことを知っているのですね。ふふっ、彼は頭がよく、発想も豊かなため、少しでも油断するとからかわれてしまうかもしれません。お気をつけください。 |
煙緋 | 飛雲商会は私の得意先だ。あの家の者は皆、極めて慎重に事を進める。私に相談事がある時は、いつも当主様自ら話し合いに参加するからな。ああ、そういえば前回、たまたまご子息の行秋にも会ったよ。若いのに私の考えについてこれた上、なかなかに弁も立つ。ふむ、大したものだ。 |
嘉明 | 飛雲商会は鏢局の常客だ。確か、いつも商売を取り仕切ってるのはそこの若旦那なのかな。だけどある日、珍しく行秋お坊ちゃまが貨物のことについて聞いてきたんだ。だから飛雲商会が最近取り扱ってる貨物の経路や集配日を全部教えてやったんだよ。なのに結局、お坊ちゃまが知りたかったのは、万文集舎の新商品の入荷時間だけだった、ハハハッ… |
甘雨 | 飛雲商会のあの青い服の少年は、彼の父親や兄のように織物の経営に熱心ではないようです。たぶん、彼にとってもっと大事なことがあるからでしょう。もちろん、これはあくまで私の推測です… |
凝光 | 飛雲商会の次男坊、ああいう性格の人が私のことを気に食わないのは分かるし、私も彼を困らせたりしない。「道同じからざれば、相い為に謀らず」というのはこのことよ。 |
刻晴 | 話には聞いたことがあるわ。名家の出なのに、彼は一族の事業よりも義侠を重んじるって。素敵な人だと思う。一族の縛りを捨てて、自分が正しいと思うことを貫く人は滅多にいないもの。 |
申鶴 | 主の耳元で何かを囁く彼の姿を見た。何を言ったのかは分からぬが、もし脅迫でも受けたのなら必ずあやつを…ん?友人同士の冗談?まことか? |
重雲 | 行秋の武芸と義侠心にはぼくも感服するけど、ひとつお前に忠告しておかなきゃならない。彼は時々意地悪なところがあるんだ。もし何かあったら、ぼくと一緒に被害者の会を作ろう。 |
胡桃 | 行秋坊ちゃまは本を書いてるらしいよ。どんな内容なんだろう?周りであった事を教えたら、面白い物語を書いてくれるかな。 |
ヨォーヨ
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甘雨 | ヨォーヨですか…総務司の知り合いに頼まれて、船上に行かないように彼女の世話をしています…総務司の業務範囲ですか?うーん…わ、分かりません。 |
閑雲 | 以前、ヨォーヨが妾の眼鏡を借りたいとねだってきたことがあった。自分の顔にかけ、一人でニヤニヤしておったよ…子供だからこそ、大人には分からない楽しさを見つけられるのだろうな。 |
凝光 | 甘雨が世話してる娘のことかしら?ふふっ、心配しないで、他の人に言うつもりはないわ。あの船長もたまには正しいことするのね。そういえば、ヨォーヨは最近海鮮ばかり食べてるみたいよ、野菜も食べさせるよう甘雨に言ってくれないかしら。 |
香菱 | へへっ、あの子は自慢の妹弟子だよ!でも長いこと「万民堂」には来てないの。きっと師匠が彼女のこと心配してるからだと思う…もう、生の雲来タコって美味しいのに、ヨォーヨは私に食べさせないどころか、師匠を呼んできてアタシのこと説教したんだよ。むむ…どっちが姉弟子かたまに分からなくなる時があるよ。 |
七七 | かわいい…ヤマガラみたい。 |
白朮 | …あの子は七七と遊びに来るたびに、苦くない薬はないのかと薬の苦さを私に訴えてきます。病を治し、命を救う薬が、苦くないわけがないでしょうに。 |
北斗 | ヨォーヨのやつはよく船上に遊びに来るよ。あのキラキラした目を見ると、みんな追い出せなくなるんだ。はあ、そのせいで出航の計画が乱れそうになったこともあったが。 |
プレイアブルキャラ:稲妻
荒瀧一斗
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神里綾人 | あの者は実に面白い。大人しい性格のオニカブトムシを戦わせるなんて、意外性満点です。あの時、彼に少し指導したのはただの気まぐれに過ぎませんが、まさか私のことを兄と慕ってくれるとは…しかも未だに「綾人の兄貴」の身分を知らないのです。別に…ふふっ、単純な人は嫌いではありませんよ。 |
綺良々 | 鬼なのに、人間とあんなに仲がいいなんて…その上、自分の組織まで持ってるなんて!うーん…ほんとにすごいよね。わたしも彼に指導を仰ぎに行ったほうがいいかなあ? |
久岐忍 | 親分はつらい過去をたくさん持っている。だがそれでも、いつも明るく楽観的でいられるのが親分の凄いところだ。親分は私たちに優しいし、その純粋さも荒瀧派のみんなを感化している。もちろん、それは親分が暴れて他人に迷惑をかけていい理由にはならない。もし親分があんたにちょっかいでも出したら、私に言うといい。しっかりと懲らしめて、あんたに無礼を働いたことを後悔させてやるから。 |
九条裟羅 | ああ、あの者について話すと、頭が痛くなってくるな。彼の神の目を接収した時は大層な騒ぎとなった。私が今まで見た中でも最も騒がしい者…いや、騒がしい鬼だな。堂々と負けを認めた点はまあ男らしいが、それでもあの復讐の誓いは…ふむ…ここまでにしよう、これ以上は話したくない。もし知りたいのなら、彼に直接聞いてみるといい。 |
早柚 | なぜあんなにやかましい者がいるのだ。しかもあんなに背が高いのはなぜだ! |
鹿野院平蔵 | 何回か、「牢屋にいる彼に焼きスミレウリを持って行ってくれ」って頼まれたんだけど、そこでたまたま彼の歌声を耳にしてさ。正直、歌詞は酷かったけど、歌は上手かった。牢屋の中でもあんな元気にいられる人って、なかなか見ないよ。 |
トーマ | あれは巷で噂の怪人で、妖怪の血を引いていると聞く。彼に会ったことはあるかい?知り合いなら、ぜひオレに紹介してくれ。友達を作るのはいいことだよ…たとえ妖怪の友達でもね! |
宵宮 | ああ、あの人なぁ。ああ見えて、子供にけっこう人気なんや。せやけど負けず嫌いやさかい、子供の遊びに付きおうてる内にいつの間にか勝負しとるんや。ラーメンのスープの一気飲み勝負とか、表情を変えんとどっちが梅干しを食えるかとか、ほんで他の子供たちは横でどっちが勝つか予想したり、応援したりする。やれやれうちも負けてられへんな。 |
「荒瀧派」?えぇぇっ!?ただの無職やあらへんの? | |
八重神子 | あやつか、鬼族の妙な若造じゃろ。ふふっ、九条家に迷惑をかけておるらしいな。天領奉行の者は風紀を乱すという理由から、あやつが町に書いた伝言を消そうとしておるが、妾がそれを残すよう頼んだんじゃ。ふふっ、あんなに面白い小鬼、近頃は滅多に見られぬ。 |
雷電将軍 | 誰でしょうか? |
楓原万葉
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雲菫 | 劇を観るのがお好きな外国の方もたくさんいて、楓原万葉さんはその中の一人です。文化的な側面を持つ劇であろうと、武道劇であろうと、彼はいつも静かに観ています。規則をきちんと守ってくれる、とても良いお客さんなんですよ。 |
北斗 | 万葉が天守閣の外で雷電将軍の一振りを受け止めたそうだな、やるじゃないか!戦争が終わった後、あいつはアタシらともうしばらく同行したいと言い、南十字船隊に戻った。もちろん、アタシは大歓迎さ。だが、いつの日かあいつが一人で旅に出ると言うのなら、その時はいい酒を用意して見送ってやる。はははっ! |
荒瀧一斗 | 聞いた話だが、お前が天守閣から逃げた時、あいつが「無想の一太刀」を受け止めたんだよな?カッコイイぜ!いったいどうやってやったんだろうな。考えてもみろよ、あいつは没落した武家、俺様は没落した鬼族…ある意味、俺様はあいつと同じだ!ガハハッ、だったら、次の一太刀は、俺様がお前の代わりに受け止めてやる! |
神里綾人 | 楓原家はかつて神里家の配下にありました。我々の先祖は彼らを守り抜くことができませんでしたが、私の代になっても彼に目をかける責務は残っています。一族を復興させることはできなくとも、天領奉行の追跡から逃がすことくらいなら可能でしょう。 |
ゴロー | 俺は様々な浮浪人を見てきたが、万葉はその中でも、間違いなく一番特殊な存在だ。あいつはどこにも留まらず、まるで風のようにいつも周りの人に何かをもたらしてきた。万葉と共に戦っていた時、俺はあいつから「洒脱」というものをいくらか学んだのさ。とにかく、俺と万葉は相性がいいんだ! |
珊瑚宮心海 | 万葉さんは抵抗軍に在籍していたことがあります。ゴローととても仲が良く、2人並んで戦うことも多かった印象がありますね。浮世離れした性格で、束縛されるのが苦手な彼ですが、軍にいた頃はすべての規律を厳重に守っていました。私から見て、彼は素晴らしい剣士であるだけでなく、非常にしっかりとした性格の持ち主だと思います。 |
鹿野院平蔵 | 万葉はとても頼もしいよ。彼からヒントをもらうと、まるで宝石箱をひっくり返したみたいに、床一面の手がかりが手に入るんだ。僕も彼みたいな自然に対する感知力があったらな…分かった!きっと彼にとっての「風」は、僕にとっての「勘」みたいなものなんだよ! |
ホントに残念!目狩り令が廃止されたおかげで、堂々と彼を逮捕できなくなっちゃった!でも、これってつまり…これからは堂々と彼を天領奉行に招いて、一緒に事件についての議論ができるってことだよね! | |
宵宮 | うちって考えなしやさかい、思うたことをすぐ口に出してしまうんや。逆に思慮深い人は自分の事を語らずに、昔の詩とか、道沿いの景色のことしか言わへん。花鳥風月は語れても、目の前の現実については口をつぐむ。あいつもきっと過去に何かあったんやろなぁ、うんうん、よう分かるでぇ。 |
放浪者 | 楓原家の末裔?それってつまり…ほう?彼にも風元素の「神の目」が…しかも、雷電将軍の一太刀を受け止めたって?ふふふっ…ハハハハハッ! |
神里綾華
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楓原万葉 | 稲妻に住む者なら、「白鷺の姫君」の名を聞いたことがあろう。神里家のお嬢様で、ほぼ完璧に近しい御仁でござる。しかし、拙者は彼女とあまり交流がない、彼女は稲妻に対してどのような考えを持っているのであろうか? |
神里綾人 | 私は綾華の能力を信頼しています。ただ、あの子にはやはり、純粋なままでいて欲しいのです。権力争いに巻き込まれる必要はなく、人間の裏の顔に立ち向かう必要もない。そういうものはすべて、兄である私が一つ一つ片づけますから…おっと、つい話しすぎてしまいましたね。今のは、二人だけの秘密にしてください。 |
九条裟羅 | 普段九条家にいる時は、兵士たちが道場で訓練する音しか聞こえないが、神里家の近くを通る度、踊りや雑談、笑い声などが聞こえてくる…神里家の令嬢は将棋の心得もあると聞いた。機会があればぜひ訪問してみたいものだが…懸念もある…私のような堅物が、あのような雰囲気に溶け込めるだろうか。 |
ゴロー | 社奉行は幕府に属しているが、その立場は民衆の方に傾いている。双方の間に立つ難しい状況の中、「白鷺の姫君」が足を踏み外さずにいるのは、彼女がとても冷静で、物事をうまく処理する能力がある人だからだろう…その点は、俺も見習わなければ。 |
早柚 | 神里家のお嬢様は、優雅で威厳のあるお方だが、拙が怠けないように、特別に巫女姉さんを監視役として任命した…どうして、こんなことになったのだ… |
鹿野院平蔵 | 神里家のお嬢様とは付き合いが浅い。名門の家に生まれなくて良かったよ。ああいう生活って、僕には向かないからね。 |
千織 | 子供の頃の私があんなにやんちゃじゃなかったら、神里家のお嬢様に出会う機会に恵まれることもなかったでしょうね。あれは、私が神里家の塀を乗り越えて、こっそり庭に忍び込んだ時のことだった。彼女が塀の近くに転がった毬を拾おうとこちらに駆けてきたの――私を見つけて驚いていたけど、ワクワクもしてるみたいだったわ。それで、一緒にあれこれ喋ったり遊んだりした。でも…結局バレちゃって、築き上げたばかりの友情は、私がつまみ出されたことで終わりを告げたわ。 |
トーマ | お嬢は知識が豊富で考えも合理的、それに親切で威厳もある。だが…素直じゃない。そうだ、今度話をする時、もしお嬢が何か話したくて躊躇していたら、もっと積極的に考えを聞き出してみてくれ。 |
八重神子 | 社奉行家の小娘のことなら、妾は大好きじゃぞ。何事においても理路整然としておるからのう。じゃが、社奉行はいつも損な役回りを演じておる、かわいそうに。あやつが神里家の者でなかったら、とうに八重堂に引き抜いておったところじゃ。 |
宵宮 | 仕事の関係で、彼女とはよう協力することがあるんや。他の奉行とちごうて、ちゃんとうちの話を最後まで聞いてくれるし、丁寧に答えてくれる、しかも嫌味も言わへん。「おしとやか」っちゅう言葉は、まさに彼女の為にあるんやろな。 |
昔、夏祭りの件で遅くまで相談したことがあったんやけど、くたくたに疲れてもうたから銭湯に誘ったんや…せやけど彼女、「銭湯」が大勢で入る風呂やと知った瞬間、顔を真っ赤にしてもうて。うーん、ええとこのお嬢さんは銭湯に入れへんってことを知るきっかけになったわ。 | |
雷電将軍 | 神里家の者であり、稲妻名門の筆頭をゆくに相応しい人物です。えっ、将軍と評価がまったく同じ?で、では、これならどうでしょう…綾華は剣術にも秀でています。 |
神里綾人
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荒瀧一斗 | ハッハッハッ、綾人の兄貴とは、もっと早くに会えてたらよかったと思ってるぜ!綾人の兄貴に「温厚な虫の闘志を再び燃やしてやる」ことが、俺様の生涯通すべき覚悟だと教えてもらった。もしそれがなかったら、俺様はたぶん七百八十回目の敗北時に、虫相撲をやめてたかもしれねぇ…フフッ、やっぱ男を理解できるのは男だけだぜ。俺様と綾人兄の間に余計な言葉はいらねぇ、札遊びや虫相撲の時も、心が完全に通じ合ってたしな。 |
神里綾華 | 神里家の当主として、お兄様は平素より数々の場所に出向いています。私もお兄様の重荷を負担しようと尽力しているのですが、それでも長年蓄積した疲労を緩和させてあげることはできませんでした。はぁ…妹のためだと思って、体には気を付けてと貴方からもお兄様に言ってください。 |
早柚 | 木の上で休んでいると、よく巫女姉さんたちがあのお方の噂をしているのが聞こえる。どうやら仕事で忙しいお方のようだが、理解できぬ。仕事なんかサボってしまえばいいのに… |
トーマ | 若も本当に大変だ。情勢は移ろいやすく、人心は落ち着かず、同業の中には腐敗したろくでなしも多いと来た。考えただけでも頭が痛い。オレにできるのは、生活方面で手助けをしてあげることだけだ。 |
八重神子 | 社奉行家の若造か。幼い頃から我が道を行くような性格じゃった。表向きはいつもニコニコしておったが、内心では何を企んでおるのか分からぬ。癪に障るやつじゃ…ふんっ、妾はやつとは違う、決して同族嫌悪などではないぞ。 |
雷電将軍 | 神里家の者であり、稲妻名門の筆頭をゆくに相応しい人物です。綾人は以前、三奉行事務中に様々な手段を講じていましたが、その忠誠心に一点の曇りもありません。咎めずともいいでしょう。 |
綺良々
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九条裟羅 | 最近、なんだか物陰から妙な視線を感じる気がする。だが確認しようとすると、すぐに気配が消えるんだ。まったく、訳の分からない悪戯だ。ん?…おそらく猫又だと?ふむ…私に用があるのなら、堂々と来ればよいものを。 |
早柚 | 前に昼寝から目が覚めた時、なんだか背中がポカポカして、振り返ってみたら猫が丸まって寝てた。しかも、ふわふわなしっぽが二本もあったぞ!拙、びっくりして木の上から落っこちそうになったんだ。こ、これも、変化の術なのか? |
千織 | 昔、まだ稲妻にいた頃、緑色の目をした猫に懐かれてたの。インスピレーションを探して外に出る度、その子は私の後をついて回ってきてた。私が持ってる布の色と模様に興味があったみたいで、機嫌がいい時は私の足にスリスリしてくることもあったわ… だから、かなり時間が経ってたけど、二本の尻尾と緑の瞳を持ったあの子を見た瞬間、あの猫だってすぐわかったわ。新鮮なものを見るときのあの子のあの目は、何年経ったって全然変わってないもの。 |
八重神子 | 近頃は、人間社会に興味を持つ妖怪がますます多くなってきておる。これは良いことなんじゃろうか…ん?妾の見解とな?ふむ、もちろん、皆が楽しければよいと思っておるぞ。それに、自腹で飯を奢ってくれる愛い後輩を嫌うやつなど、おらんじゃろ? |
宵宮 | 「狛荷屋」の配達員のことか?あの子はな、ずいぶんと手先が器用なんや。実は花火作りっちゅうんは、色を決める材料が一種類か二種類ぐらいあるんやけど、それの消耗はごっつ激しくってなぁ。そないな時はいつも、あの子がすぐに補充してくれるから、めっちゃ助かっとるねん。前に感謝の気持ちとして花火を一個贈ったんやけど、花火に驚かされた経験があるらしうて、どうしても火をつけたがらんかったんや。ふふ、せやから、あの子には遠くのほうから、うちが上げた花火を見てもらうしかあらへんな。 |
ドリー | 以前、国を跨いで物資を調達していた際、何度か彼女に荷物を届けてもらったことがありますわ。サービスがいい上に、お代もお安いんですの。あっ、そうでした。彼女は綺麗な装飾品が大好きなんですの。しかも、ちょうどうちにいくつか品が入りまして…スメールならではの特色を持ったお手製品で、とても精巧に作られたものなんですが、どうでしょう?彼女に買ってあげてはいかがかしら?あなたにならサービスいたしますわ。 |
久岐忍
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煙緋 | 忍さん?ああ、彼女なら覚えている。法律を習うために、璃月に留学しに来た稲妻人だろう。彼女は実習を終えるため、わざわざ私のところに案件の相談をしに来ることもあった。相談が終わるたび、いつもお辞儀したり、礼を言ったりして、私も少し恥ずかしくなったよ…あの時、私は思ったんだ、彼女ならきっと、立派な法律家になると。そういえば、稲妻が鎖国し始めたのは彼女の卒業の前後だったな。帰国した後、うまくやっているだろうか… |
荒瀧一斗 | 荒瀧派の仲間たちはみんな俺様の意志に従うが、唯一この忍ってやつはいつも俺様の真逆をいくんだ!俺様が一生懸命勝ち取ってきた戦利品も、一個ずつ元の場所に返しに行く…まあいい、毎回俺様を牢獄から出してくれるし、俺たちの後片付けもしてくれる。このことは忘れよう!あいつを怒らせちまったら、いい暮らしもできなくなるからな… |
九条裟羅 | 彼女ほどの才能と素質を持ちながら、「荒瀧派」という組織に残っているのは実に惜しいことだ。だが、彼女がいるおかげで、自由気ままなどこぞの輩が騒ぎを起こしたり、民の生活を邪魔したりするようなことが減った。天領奉行の負担を軽減しているのは確かだろう。 |
早柚 | ピンとこない名前だな…待て、荒瀧一斗の子分なのか?ならやつも睡眠を妨害してくるに違いない。何せ同じ穴のムジナ、いや、同じ穴のタヌキっていう言葉があるくらいだからな! |
鹿野院平蔵 | 荒瀧派の人たちは多様性に富んでいるけど、どんなスタイルも受け入れるんだ。本当にすごいよね、忍さんの優れたしつけのおかげだよ。どうして知ってるかって?あははっ、そんなこと、推理する必要もないくらい単純じゃない。 |
八重神子 | 幸の妹であるこの女子はとても個性的だと聞いた。巫女の家系でありながら、神社から離れ、様々な技術を学んだらしい。それだけに留まらず、璃月にも留学したことがあるそうじゃ。そして最後は、荒瀧派へと加わった…こんなにも面白い女子がおるなら、幸に紹介してもらわねばならぬのう。それに、幸なら妾の頼みを断ることはないじゃろう。 |
九条裟羅
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荒瀧一斗 | 目狩り令の時、確かにあいつに負けた。けっ、別に恥ずかしくはねぇ、負けたら正々堂々と投降する、間違ったことをやったらおとなしく責められる、それでこそ真の漢ってもんだ!逆にあいつはどうだ、天狗のくせに俺様の復讐の申し出に応じねぇ!十字路で相撲をやるのがそんなに怖いのか?これ以上応じる気がなけりゃ、「九条天狗」じゃなく「九条亀」って呼んでやる! |
楓原万葉 | 御前試合で拙者の友人を負かした彼女の実力は認めているでござる。しかし、それほどまでの力を悪行に使い、九条軍を率いて「神の目」を回収するなど、拙者は決して許さぬ。 |
なるほど…どうやら彼女は自らの信念があったのだな。ただこの一件が終わったあと、「九条」家の繁栄がこの先も続くかどうかは不明であるが。 | |
神里綾華 | 「天領奉行」に付き従う九条裟羅…彼女はいつも真剣な顔をしていますね。私も彼女と幾度か口論になったことがございます。しかし、彼女の本質は忠義によるもの、その点だけは否定できません。 |
神里綾人 | 九条の爺さんは優れた策で、鋭い刀を研ぐことに成功しました。しかし残念ながら、その刀を振るえるほどの器ではなかったようです。 |
綺良々 | ずっとあの天狗様と話してみたいなぁって思ってるんだ。でも天狗様は天領奉行の大将だし、いつも威厳に満ち溢れてるでしょ。だから、いまだに身を伏せて遠くから眺めることしかできてないの。わ、わたし、あの人の翼が気になるだけなんだよ。普段は不便じゃないのかなぁ?それに、落ちてくる羽はどうするの?はぁ~…もしそれを箱の中に敷き詰めたら、きっとすっごく寝心地がいいんだろうなぁ? |
久岐忍 | 九条さんのことか?彼女は私の友人だ。うん?私が彼女のことを知っているのが意外だって?ああ、誤解しているかもしれないが、彼女とは私が荒瀧派に入る前からの付き合いだ。彼女との決着は、未だについていない。 |
ゴロー | 俺は幕府軍に好感を持っていないが、九条娑羅は幕府軍の中で最も真っ当な将領と言えるだろう。彼女とはいくつもの戦いを経験したが、勝ちも負けも両方あった…もし彼女のような者が民衆の願いを重んじ、幕府の支配も受けていなかったらどんなによかったか。未熟な考えだが、俺はそう思ったんだ。 |
珊瑚宮心海 | 九条裟羅が手強い相手であることは認めざるを得ません。彼女は策略や戦略をほとんど使いませんが、真っ向勝負にはめっぽう強い方です。幕府軍は彼女のことを非常に信頼していたため、彼女の指揮のもと団結し、勇敢な軍を築き上げました。そのため何度も抵抗軍に対し、多大な猛威を振るってきた相手なんです。 |
鹿野院平蔵 | 九条裟羅か…間違いなく天領奉行で一番真面目なお方だよ!彼女には部下を気にかけて欲しいし、もっと寛容になっていただきたいな。欠勤したって叱らないで欲しい…だって、それは事件解決のためなんだからね。 |
トーマ | 天領奉行配下の将領…ふむ…彼女と交渉する時は十二分に注意を払わなければならない。彼女は実権を握っている上、考えが固執しているところもある。おちゃらけた態度が通用するような相手じゃない。 |
八重神子 | あの頑固頭か…頭の柔軟さでは、あやつの天狗親父と比べて遥かに劣っておる…まあ、なんと言うか、頑固者にも頑固者の良さはあるが…願わくば、神社で妾を呼び止め、影のことをしつこく聞いてくるのはやめてほしいものじゃ。 |
宵宮 | 治安と消防関連で天領奉行にはよう通うんやけど、あっこの人達の中でも九条裟羅はいっちゃん筋が通っとるっちゅうか、少なくとも何も分からへん状況からうちのことを頭ごなしに否定せえへん。うちが正しかったら、彼女も素直にうちを認めてくれる。ほんでうちが間違っとったら…はは、トーマに頼んで詫びを入れるしかあらへん! |
雷電将軍 | 忠実な志士であり、優れた武芸を有し、「豪傑」の二文字を背負うに相応しい人物です。あの者がいれば、九条家もまだまだ栄えるでしょう。 |
ゴロー
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荒瀧一斗 | おお、抵抗軍のわんこ大将か、体付きは小せぇが肝が据わってて悪くねぇ!それに、あいつの体からは心温まる親しみを感じる…おかしいな、会ったことはほとんどないんだが… |
楓原万葉 | 拙者が指名手配されていた時、抵抗軍が拙者を助けてくれたのでござる。ゴローとはその時の短い付き合いであったが、彼のことは深く印象に残っている。彼は言いたいことを真っ直ぐに言う性格で、部下と共に喜びや悲しみを分かち合い、友のために犠牲をいとわない。だから拙者は、彼とは気が合うのでござるよ。 |
九条裟羅 | 私が将軍様に仕えるように、彼は珊瑚宮心海に仕える者。同じく忠誠心を堅く守る者として、彼のことは評価している。しかし残念な事に、立場が違うため道を共にすることはできない…だが、このように認められる相手がいるのも悪くないだろう。それに…「ゴロー」…とてもいい名だ。 |
珊瑚宮心海 | ゴローは稀代の名将です。誠実で、毅然としていて、大胆で…配下の者と寝食を共にでき、奇策を何度も思いついてきました。ただそんな彼にも、戦いの中で熱くなってしまうという欠点があります。もし彼と行動を共にすることがありましたら、肝心な時に彼を引き止めることをお忘れなく。 |
鹿野院平蔵 | その大将の命令のおかげで、僕の海祇島での旅は随分騒がしいものになったよ。どこに行っても兵士たちに監視されてさ…まったく、僕はただの観光客で、ちっぽけな探偵に過ぎないのにね。道端のダイコンを盗む気すらないって。 |
八重神子 | ゴローのしっぽは色艶もとても綺麗じゃが…やはり妾の毛並みのほうが柔らかいな。ふふん… |
早柚
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荒瀧一斗 | 気付いてない時に頭を撫でただけなのに、あれから会う度に俺様に飛びかかって殴ってきやがる。ガッハハ、まったく仕方のないやつだ。あんなに可愛い狸、誰だって頭を撫でたくなるだろう?あっ、そうだった…狸って呼んでも殴られるんだったな!でも、なんでだ…狸だろあれ? |
神里綾華 | この所、早柚ちゃんはあなたに迷惑をかけていないでしょうか?ふふ、彼女がサボっているところを見かけたら、私に言ってくださいね。 |
神里綾人 | 普段は怠けているように見えますが、大事を成す時にはしっかりと手を貸してくれます。貴方もよくご存じでしょう? |
ゴロー | 我が軍の情報によれば、その忍者は潜入に精通しており、その忍術は珊瑚宮様の奇策でより効果を発揮できるかもしれないとのことだ…だが、彼女の行動を把握するのは難しいと聞いた。採用するのは難しいか…ん?彼女は社奉行の者だと…?うぅ、ならやめておこう。 |
トーマ | はぁ、早柚は頑固すぎる。何度頼んでも、忍術をオレに教えてくれない。それどころか最近は、わざとオレを避けてる…ただ弟子入りしたいだけなのに、オレがしつこすぎるのか? |
八重神子 | あの背の小さな子は、隠れるのが得意なようじゃな。探すのが大変で小説を読む時間が減ったと、鹿野奈々がしょっちゅう愚痴をこぼしておった。もしや誰かが、密かに早柚を手助けしておるのやもしれぬな…? |
宵宮 | あの子におうたら、うちに教えてくれへん?祭りに連れていきたいんや、それにお友達もぎょうさん紹介したろ思うて。いっつも気怠そうにしてるさかい、一緒に遊ぶ友達がおったら元気になるんちゃうかな? |
珊瑚宮心海
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楓原万葉 | 拙者が抵抗軍にいた頃、周りの者はみな珊瑚宮殿を心から慕っていた。彼女は兵力を大事にしている、死傷者の出る戦法はほとんど使わず、いつも最小の代価で勝利を勝ち取るのでござるよ。うわさでは、海祇島の政務と外交も取り仕切っていると聞いたが、本当に一人ですべて行えるのだろうか… |
九条裟羅 | 彼女は「巫女」よりも、「軍師」としての才能の方が高いだろう。虎の巻を使って戦争をするなど見たことがない。私もその方法を見習って幕府軍を指揮するべきだろうか。ふむ…しかしそれだと双方が虎の巻を机に置き、札遊びのように競い合うことに…やはり妥当ではないな… |
ゴロー | 珊瑚宮様は海祇島の最高指導者として、大局を掌握し、計画を練っている。そして俺は細部を整え、前線の形勢を制御している。抵抗軍が上下一心なのも、そのすべては勝利のためさ。 |
俺は珊瑚宮様に対し崇高なまでの敬意を払っている。珊瑚宮様の策略と計画がなければ、抵抗軍はこれほどの成果を上げることはできなかった。ただ、珊瑚宮様は私生活では静かな暮らしの方がお好きらしい。軍事的な事務がない時は、こっちから邪魔することは決してしない。 | |
鹿野院平蔵 | 珊瑚宮様とはお会いしたことがないんだ。彼女が出席する時は、民たちが幾重もの輪になって集まってくるらしいから、僕は遠慮しておくよ。ああ、うん、その人混みの内側には巫女たちもいるんだってね!僕たちみたいな若輩者がみんなに認めてもらうためには、もっと努力しなくちゃね。 |
八重神子 | 今の巫女は、みなかわゆい容姿をしておる。この娘が太平神楽を踊ったら一体どうなることか、群魚すら一緒に踊り回るやもしれぬな。もし妾を「神子お姉さま」と呼んでくれたならば、ふふ…妾は喜んで心得を教えてやるつもりじゃぞ。 |
雷電将軍 | オロバシはたしかに私が斬り伏せました。しかし私は珊瑚宮の民に、それを海祇大御神として祭り上げることを許可しました。今の珊瑚宮は鳴神分社を破壊し、幕府を裏切ろうとしています。彼女は海祇大御神の現人神の巫女として、責任を取らなければなりません。 |
鹿野院平蔵
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楓原万葉 | 拙者の友人であるこの探偵は、普段は洒脱で気ままな振る舞いをしている。しかしいざ事件となると、彼の周りを取り巻いていた風は、鋭い気となって集まる。まったく、感心せずにはいられないでござるよ。 |
神里綾華 | 鹿野院さんですか?彼は九条さんと同じように、「天領奉行」の人間です。彼も…自分の信条を持っているお方です。その「信条」を守る執着心は、九条さんよりも強いかもしれません。ただ、何を以って「信条」というべきかは、鹿野院さんのみが知ることでしょう… |
綺良々 | あの探偵なら、ずっと前に付き合いがあったよ。わたしが「猫又」だって知ったあの人が、家出した猫たちの行方を尋ねに来たことがあるんだ。最初は喜んで受けたんだけど、みんなに聞いてみたら「ただ外に散歩しに行きたかっただけなのにゃ」とか、「帰ったらすごく退屈なのにゃ」って言うもんだから、ちょっと可哀想になっちゃって。だから、そんな子見たことないって嘘をついたんだ。でも、あの探偵はわたしが嘘をついたの、見抜いてたみたい… |
久岐忍 | そこらにいる天領奉行の同心と違って、彼が見回りや捕り物をしている姿を私は見たことがない。だが、たまに私のところに来て、情報を買っていくんだ。その見返りとして、私は奉行所に連行された仲間の保釈を求める際に、上手く口を利いてくれるよう頼んでいる。もちろん、彼もその条件を快諾してくれているよ。実に悪くない取引だ。何せ、仲間たちに市井の情報を集めてもらうのなんて、簡単なことだからな。 |
九条裟羅 | 鹿野院…私の同僚だが、彼に対してあまり良い印象は持っていない。個人的な思案ばかりを巡らせ、組織を第一に考えないように感じる。捜査の功績がなければ、とっくに取り締まっていたところだ。 はぁ、まったく…困ったものだな。 |
ゴロー | コソコソとうろついている探偵のことか?何と言おうと彼は幕府の人間、完全に信用することはできない。俺は引き続き彼を見張るつもりだ。そういえば、彼は探偵に必要な技術に精通しているらしい。それが何かの陰謀のためであるかどうかは…時間をかけて証明するしかないだろう。 |
珊瑚宮心海 | 最初は、天領奉行の制服を着て堂々と海祇島に来る人がいることに驚きました。彼がもし天領奉行の武士であれば不適切ですし、工作員であればそんな派手なことはしないはず。ですがしばらく接した後、この「探偵」を名乗る鹿野院さんが、海祇島の軍事配備や政治商売にまったく興味を示していないことに気づきました。彼はただここへ旅行に来ているように見えます。ですので私も、彼への見張りを少々増やしただけで、追い払ってはいません。彼を見かけましたら、何か話をしてみてはいかがでしょう。 |
トーマ | うん、彼は天領奉行に属している「探偵」だね。自分の道を歩み、人とあまり関わり合いを持たない。それと、探偵が必要な場面とは、大抵が良くないことだ。アハハッ、やっぱりオレは、嵐の中心から距離を置いた方がよさそうだね。 |
千織
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綺良々 | 千織お姉さんは私にとっても優しいんだよ。前はよく外で布の作り方や色合いを研究してるのを見かけたなぁ。でも、わたしが布を引っ掻いてそれを破いちゃうかも知れないっていっつも心配してた。すっごく綺麗な布だから、引っ掻いたりなんかしないに決まってるのにね。今、千織お姉さんはフォンテーヌで店を開いてるんだけど、時々荷物の配送を頼んでくるの。へへっ、今着てるこの服は、千織お姉さんが仕立て直してくれたやつなんだよ。 |
エミリエ | 千織さんは流行に敏感なデザイナーです。お互い仕事内容はまったく違いますが、彼女からファッションデザインの考え方やアイデアを聞くのは好きです。それに、千織さんは香水を選ぶセンスもおありです。香水の試作段階で、今後大ヒットする香水を何度も当てていらっしゃるんですよ。 |
クロリンデ | 彼女の店はナヴィアからおすすめされたことがあるけど、私は新しい服にあまり興味がないから、店には入らなかった。どんな場面に出かけるときも、私は今着ているこの仕事着を着ていたい。この服なら、身分をはっきりと伝えられるからな。それに、私は馴染みのあるもののほうが好きなんだ。この制服は私の剣と同じく、着慣れていて実用的だ。だから変える必要もない。 |
シグウィン | メリュジーヌの身体は人間と違うから、ちょうどいい服を買うのが難しいの。ウチも人間の子供の服を着るときは、尻尾をどうするか悩んでたことがあってね…でも嬉しいことに、千織さんがメリュジーヌ向けのオーダーメイドサービスを始めてくれたの。おかげで、今ではどのメリュジーヌのお友達も綺麗な服を着る機会を持てるようになったのよ。 |
シャルロット | 「千織屋」を細かく観察したことがあるわ。店内にはフォンテーヌの貴婦人や、評判を聞いて駆けつけてきた外国人観光客以外に、見るからにやばそうな人もしょっちゅう来てるの!顔に傷跡があってムキムキな人もいれば、覆面で懐に刀を携えてる人もいる…でも、彼らは手にお土産らしきものを持っていて、礼儀正しく丁寧なの。えっと…態度の悪い人は、ぶっ飛ばされて出ていくからね。私はその瞬間を撮ったことがあるわよ! |
シュヴルーズ | 千織が揉め事を処理する方法は、些か過激だ。だが、彼女は独自の手段とコネで何度も特巡隊に情報を提供してきた。「お返し」として、彼女が誰かを店から追い出したり、悪質なライバル店を懲らしめたりしても、私は目をつぶっている。あとになって調べると分かるのだが、理にかなっているのはいつも千織のほうだ。彼女はただ、無駄口を叩くのを億劫がっているだけなんだろう。 |
ナヴィア | 彼女はフォンテーヌのファッション界に異国の風をもたらしたファッションデザイナーなんだけど、裏で棘薔薇の会のこともかなり助けてくれたの。あたしの斬新な発想にかなりのインスピレーションをもらった、って言ってくれたこともあるんだから。あたしの彼女への理解からすると、あれはお世辞なんかじゃなかったはず。でも、十メートルもあるシルクハットを作ってって頼んだときは、きっぱり断られちゃったんだよね。はぁ…お店の前に飾ったらすごく目立つ宣伝になると思ったのに! |
リネ | お世辞は彼女に通用しない。真に見る目のある者だけが、彼女に認められるんだ。彼女が僕のことをどう見てるかって?その質問はちょっと傷つくなぁ。僕は見る目があるうえに、みんなに対して真摯に向き合ってるじゃないか。 |
リネット | 私とリネが公演で着ているコスチュームは、彼女のオーダーメイド品なの。けど前にリネがナイフを使ったマジックを披露した時、うっかり袖口を切っちゃって、彼女にこっぴどく叱られたわ。それはもう長々とね…本当に怖かった。幸い、彼女の店に行く時はいつも、リネの背中に隠れることができるけど。 |
トーマ
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荒瀧一斗 | 野郎どもから聞いたんだが、百個目の神の眼をはめ込む目狩り儀式の主役はあいつらしいな?なんであいつには専用の儀式があるんだ?まさか、百個目の神の目は、それ以外の九十九個よりも凄いのか?いや待てよ、だったら百個目は俺様のはずだろ! |
神里綾華 | トーマは私の大切な友人です。彼の明るさと陽気さにはいつも感化されてきました。ある意味、彼はもう一人の兄のような存在で、すでに「神里家」の一員だとも思っています。 |
神里綾人 | トーマの神里家に対する忠誠心は確かです。昔、終わりのない争いに巻き込まれたくなければ、早くここを離れた方がいいと言って、どのような反応をするか試したことがあります。それでもトーマはこの地に留まり、神里家と共に歩んできてくれました。このご時世、絶対の信頼を寄せられる人は少なくなってしまいましたが、トーマは間違いなくその内の一人です。 |
九条裟羅 | 「天領奉行」の屋敷はとても大きい。トーマのように優秀な家司がいれば、屋敷内の煩わしい事務も上手く片付くんだがな。もし彼が神里家に仕えたくないと思う日が来れば、ここへ来て手伝ってもらいたいものだ…だが、そんな日が来ることはないだろうな。 |
早柚 | 神の目を持ってるくせに、やつは毎回のように忍術を学びたいとしつこく懇願してくる。理解できぬ。睡眠時間を削ってまで教えるなんて…時間がもったいない。 |
宵宮 | とにかく口達者なヤツや、あの口から出てくる言葉には必ず何らかの考えが込められとる。一見繋がりのなさそうな言葉でも、最後は上手いこと誘導されてまう。うーん…うちとは正反対の性格やさかい、困った時は彼に助けを求めることにするわ。 |
雷電将軍 | 彼の神の目を奪いそうになったことは、私に責任がまったくないというわけではありません。しかし、謝罪でしたら、やはり将軍に行かせたほうがいいでしょう…まあ、私も反省はしますが。 |
八重神子
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荒瀧一斗 | (狐耳の女性として*1)あのきつねラーメンの勝負は俺様が勝った!たとえ油揚げが入ってても、この俺様に勝てると思うなよ!まあ、あの後…一ヶ月ぐらい寝込んじまったが、勝者の栄誉は守れた!だがあいつはどうだ、三十二杯のラーメン代を支払うという屈辱を背負うはめになった!ハーッハッハッハッハッ! |
神里綾華 | 私と八重宮司様はかねてより協力関係を続けてきました。お祭りの開催は非常に手間がかかる上、収益もそれほど良いものではございません。しかし八重宮司様が仕切られた事業は、優雅さを保ちながら収益化にも成功されています。 |
神里綾人 | 神里家は宮司様にお世話になっていますが、どうやらあの方は私が気に食わないようですね。私を「若造」などと呼ぶところを、あなたも聞いたことがあるのではないですか? …ただ、たまに仕事の関係でお会いしたときは、互いに自らの考えを持ちつつも、うまく連携が取れるんです。あの感覚は悪くありません。頭の切れる方と仕事をすると、とても効率がいい。それに…たとえ嫌われていたとしても、私がいなければ彼女の「奇想天外な名案」を実現することは不可能。宮司様も、その事実は認めざるを得ないでしょう。 |
綺良々 | 神子様は稲妻に名を馳せる大妖怪なんだ。わたしみたいに新しく生まれた妖怪が、神子様に敬意を払うのは当然のことだよ。でも、妖狐様があんなに優しいとは想わなかったなぁ。妖狐様自ら私に会いに来てくれた上、役に立つ知識をいっぱい教えてくれたんだよ。例えば、人間社会での礼儀とか、人と付き合う方法とか、油揚げの揚げ方とか…えっ?最後のそれは知らなくてもいいって? |
久岐忍 | あの鳴神大社の宮司様でさえ、副業をやることで退屈をしのぐ。巫女がどれほど退屈な仕事なのか、これで分かっただろう。だから私は、また巫女に戻るような真似は絶対にしない。 |
九条裟羅 | 八重宮司様の行動は私に誤解を生ませることが多かった…しかし、彼女は鳴神大社の大巫女であるため、将軍様の信頼や黙認を受けており、私も自ずと彼女に敬意を表している。が…もしいつか彼女が将軍様の意志に背くようなことをしようものなら、その時は容赦しない。 |
ゴロー | あの女のことは…言わないでくれ。何か必要なら喜んで手伝う、雑用仕事もすべてこなそう…うぅ…俺の心身の健康のためだと思って、話題を変えてくれないか? |
早柚 | 彼女はいつも拙の頭を撫でたがる。対して拙は手を噛む勇気も、反抗する勇気もない。断れば大惨事になりかねないと感じる。しかし、このまま撫でられ続けたら、本当に背が伸びなくなるのでは?ど…どうすればいいのだ… |
珊瑚宮心海 | 八重宮司については、色々なことをお聞きしています。正直に言って、彼女はとても優秀な巫女です。少なくとも「巫女」としての仕事は、非の打ち所がないと言えるでしょう。彼女は八重堂の娯楽小説の出版も担当されているそうで、本当に…つかみどころのない方ですね… |
鹿野院平蔵 | そういえば、宮司様の八重堂からは、推理小説も出版されてるんだよね?いつか僕を推薦してくれないかな?今の時代、名探偵になるには実力も勿論だけど、時代にも遅れを取っちゃいけない。あっいやいや、別にそれ以上のことは考えてないよ。 |
トーマ | 神子様?ど、どうしていきなり彼女のことを?普段お嬢から伝言を頼まれる時、一番行きたくないのが鳴神大社なんだ。いや、その…決して神子様のオーラが怖いんじゃなくて、えっと…その…畏敬の念!…畏敬の念だから!アハハハ… |
宵宮 | いつやったか神社の祭りで、宮司様のために手持ち花火を用意してくれって綾華ちゃんに頼まれたことがあったんや…せやけど、宮司様って祭りに出席するさかい、神社の境内に座りっきりやろ?宮司様がどうやって花火で遊ぶのか気になって、祭り中ずっと観察しとったんや。ほなら綾華ちゃんがうちのとこにきて、「宮司様、とても満足されておりました」って言うて…えっ?もう花火で遊んだん?ってなって…もしかして、うちが見とったのは宮司様やあらへんかったのかな? |
雷電将軍 | あの人ですか。最初は油揚げに誘惑されるような方でしたが、まさかこんなにも策略に秀でるようになるなんて、実に喜ばしいことです。しかし私のためとはいえ、彼女に謀られたのはやはり少し気に入りません。今度会った時、きっと笑われてしまいます…であれば先手必勝、先に彼女に一太刀浴びせるとしましょう。どうせ彼女なら躱せますし。 |
放浪者 | 心にもないことぺらぺら喋る妖怪さ。神の寵愛を受けるために、人間に関心があるふりをしてるんだろう。でも実際のところ、ただ面白いことが好きなだけなんじゃない? |
宵宮
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荒瀧一斗 | あいつ、自分が花火とおもちゃを作れるからって、色んな手段で子供たちの機嫌を取りやがって…ダメだ!あいつにだけ脚光を浴びせるわけにはいかねぇ!「ガキ大将」は俺様って決まってるんだ!お前も絶対俺様の味方に…なに?お前は子供じゃない?けっ、俺様に言わせりゃ、俺様より背が低いやつはみんな子供だっつうの! |
楓原万葉 | 以前、彼女が姉君に頼んで花火を璃月まで運んだことがある。その時は拙者が荷を下ろした、が…大変重かったでござる!彼女以外に、あのような大きな花火を作れる者などいないであろう。 |
神里綾華 | お祭りの開催は社奉行と巫女の役目ですが、あの花火師の方もお祭りの雰囲気に貢献しています。度重なる協同から、今ではお互いをよく知る関係になりました。 …なんでしょう?治安と消防の問題?もちろん事前に対策を立てていますよ。そのような理由で花火が見られなくなってしまっては、皆さん残念がるでしょうから。 |
神里綾人 | あの…陽気な花火屋の店主のことですか?神里家とはかなり親しい間柄で、綾華とも年齢が近く、仲が良いようです。それに、彼女のはっきりと物を言う性格にも、綾華なら頭を悩ませることはないでしょう。何しろ、あの子は幼い頃から自分の本心に忠実でしたから。 |
九条裟羅 | 私の軍営で花火を打ち上げない限り、彼女をどうしようというつもりはない。だがまあ…ふんっ、私も別に知らないわけではない。彼女の作る花火は確かに色鮮やかで称賛に値するものだ…しかし花火とは、放った輝きが刹那の間に消え、夜空に残るは暗闇のみ。だからこそ、稲妻を守るという使命を貫こうとするのなら、そのような虚ろな光に浸っていてはならないと自分に言い聞かせているんだ。 |
早柚 | 彼女は会うたびに「タヌキちゃん、お祭りで遊ばへん?」だのと言ってくるが、拙はタヌキなどではない。お祭りにも興味ない。行くことになったとしても、彼女の花火に合わせて忍術を披露するだけ。これが「終末番」の仕事とどう関係すると言うのだ! |
トーマ | 「長野原花火屋」の店主のことかい?彼女はとても親しみやすくて、ストレートに話をするタイプなんだ。そうだ、彼女の家の花火も凄いよ、機会があったらたくさん見ておいた方がいい。ほら、割引券もあるから君にあげるよ。 |
八重神子 | 長野原の花火か、妾にとって一年のうちの数少ない楽しみでもある。聞いたところによると、先日、天領奉行で騒ぎを起こし、敷地内で花火を放ったそうじゃ。ふふっ、九条家の者はきっと怒りで顔を引きつらせておったじゃろうな。それをこの目で見ることができなかったのは実に残念じゃ。 |
雷電将軍 | どなたのことでしょうか…ああ、花火職人の。刹那の幻像を創り、夏の幻想に酔いしれる人。彼女も我が民の一人です。 ん?天領奉行の領地で花火が上がっている?まさか彼女が? |
雷電将軍
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ウェンティ | (バアルとして)あの偉そうにしている雷電将軍を倒したんだって?うーん…彼女は影武者をやっていた頃から究極の武道を追い求めていた。だから今、きっと色んな理由を駆使して君を稽古に誘うだろうね。よし、じゃあこっそり君に彼女の弱点を教えてあげよう。ちょっと耳貸して──それはね~「スイーツ」だよ! |
鍾離 | (バアルとして)すべての意志は時によって磨かれる。彼女は信念のためならば、自らのすべてを捧げることさえ厭わない。だからこそ、ここまで歩んでこられたのかもしれない…機会があれば、俺も彼女がすべてを費やした「永遠」を見てみたいものだ。 |
荒瀧一斗 | 将軍が目狩り令を行ってた時、俺様を制圧するためにご自慢の天狗まで動員させてた。つまり、俺様は将軍が頭を抱えるほどの相手だってことだろ?だが、目狩り令を廃止するって決めたんなら、まだ救いようがないわけじゃねぇ。今回の教訓を活かして、もうこんなこと二度としなければそれでいい。じゃねぇと、もっと頭を抱えさせてやるぜ、へへっ。 |
楓原万葉 | 稲妻を離れた後、何度も自分の胸に聞いたでござる。雷電将軍に対する拙者の不満は、あの御前試合から生じたものなのか、彼女が友に下した一振りが原因だったのかと。 拙者は考えた末、それは違うと分かった。拙者の友は決闘の場で堂々と死した、雷電将軍のあの一振りは間違っていたとは言えぬ。彼女に対する不満は、「目狩り令」からくるものだ。何人たりとも他人の願いを剥奪する資格などない、たとえそれが「神」であったとしても。 |
神里綾華 | 将軍様のお考え?それは私ども配下が議論できることではございません。ただ…「永遠」を追い求める道において、孤独を感じることもあるかもしれませんね。 |
「無想の一太刀」を見ても生き延びられたこと、それだけでも偉業と言えるでしょう。私にとってあのお方は本物の神であり、稲妻の命運を一瞬にして変えることのできる存在です。しかし、もしあのお方と貴方が衝突した場合…私は必ず貴方を選びます。 | |
神里綾人 | 「永遠」を追い求めるあまり、将軍様ご自身のみならず…稲妻の全ての者が、少なからぬ犠牲を支払いました。傷が癒えるまでに時間はかかりますが、政局の調停者として、私は自身の役割を全うしましょう。 |
綺良々 | 天守閣に届けられる荷物はどれも包装がすっごく綺麗で、何重にも包まれてるんだよ。さすがは将軍様宛って言うべきか…でも、中身は一体何なんだろう?時々いい匂いがするんだよね… |
久岐忍 | 鎖国令が解除されてから、雷電将軍は各業界の発展を支援する様々な法令を公布した。私が鎖国中に取った資格はいずれも活躍の場面が増え、荒瀧派もそれほどお金に困らなくて済むようになった…禍福倚伏ということわざがあるが、まさか最終的にあの方に感謝することになるとはな。 |
九条裟羅 | きっと色々な場所ですでに聞いているのではないか?将軍様が求めているのは、無念無執の永遠。浮世の執念を捨て、不変の永遠に執着する…将軍様の言動をすべて理解することは私にもできない。しかし将軍様が決めたことである以上、私はそれを信じるのみ。 |
「目狩り令」の廃止…ふむ、どうやらお前が正しかったようだ。コホンッ…しかし、将軍様が間違っていたということではない。「永遠」という道の求め方が変わっただけだ。幾千年もの間、稲妻を守ってきた将軍様は今、安らかな気持ちであられるのだろうか。この先の道がどんなに危険であろうと、私は将軍様についていく! | |
ゴロー | 雷電将軍…理由はどうあれ、あの方が以前行ったことに賛同することはできない。現在、海祇島は幕府と平和条約を結んだが、それでも警戒を怠ってはならない。もしまた紛争が起これば、俺は必ず、前線に戻る。 |
早柚 | あのお方は…拙が会えるような御仁ではない。知りたいことがあれば、綾華お嬢様に聞いた方が早い。 |
珊瑚宮心海 | 目狩り令が終わった後、海祇島にも平和な日常が戻ってきました。今さら将軍の善し悪しを判ずるつもりはありません。それよりも、海祇島の未来の方が私にとって大切なことなのです。将軍が約束を守り、幕府との間にこれ以上いさかいが起きないといいのですが…もし再び、将軍が人々の願いを無視するようなことがあった場合、私たちは決して黙ってはいません。 |
トーマ | オレの故郷モンドでは、ほとんどの人が風神バルバトス様を敬っている。しかし稲妻人の将軍様に対する態度は違う。なんと言うか…敬愛と感謝以外に、恐れもあるように思う。 |
正直、オレは将軍様に恨みなんてない。あのお方はオレの神の目を奪おうとしたとはいえ、それは将軍様が特殊な立場だったからだ。立場の違いというのは、決して珍しいことじゃない。 | |
八重神子 | 本当は外に出たいのに、いつまでも己を一心浄土の中に閉じ込めるなど、まるで自虐そのもの…まあ、ある意味それが、あやつのかわいいらしいところでもあるのじゃがな。 |
宵宮 | 花火は将軍様が求める「永遠」から、いっちゃんかけ離れとるもんや。将軍様は刹那の光なんか稲妻になんの価値もないと思うとるはず。はぁ、「永遠」を握る者には分からへんのやろな。「刹那を生きる人」やからこそ、その刹那の甘美を胸に刻み込もうとしとることに。 |
ナヒーダ | (俗世の七執政として)ずっとずっと昔、俗世の七執政は定期的に連絡を取り合っていたらしいわ。ただ、私だけは状況が特別だったから、そのことを覚えていない…スメールの混乱も一段落ついたし、そろそろ彼らともう一度会うべきよね。あなたのよく知っている神を、私に紹介してくれるかしら? |
(俗世の七執政として)一緒にゲームをすると、人と人の距離は一気に縮まるのだと聞いたわ。それは神も同じよ。いっそ、今度またみんなで集まった時には、「ケンケンパ」で遊ぶことを提案しようかしら?…やっぱりやめておくわ。小さなマスを書いて、自分の優勢を利用してみんなをいじめてるって思われたらいけないもの。 | |
放浪者 | 自らの創ったものに目を向けようともせず、干渉するのが忍びないとか、そんな言葉で取り繕うなんて… |
ヌヴィレット | (雷の神として)龍の力をすべて取り戻した生き残りとして、たとえ一切の海水が天に逆行させられようとも、私は「誓い」と「責任」を果たさなければならない。鳴神は雷の大権を勝ち取ったゆえ、僭主の例に名を刻むことになる。ふむ…彼女は今、一心浄土に閉じこもっていて、滅多に姿を現さないと?では、数百年後に会いに行ってみるとしよう。 |
プレイアブルキャラ:スメール
アルハイゼン
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カーヴェ | あいつほどあきれたやつは…人間がどれだけたくさんいようと、二人と見つけることはできないだろうな!この言葉、たとえ本人を目の前にしたって言えるぞ。 あいつは頭がいい、それは君も知ってるだろう。賢いやつほど短気だというが…それは半分しか合ってない。特にあいつの場合はな――一般的な友好の定義に沿って振舞う方法をよく知ってるにも関わらず、ただそうしたくないから、しないというだけなんだ。 もし君があいつのことを性格が普通にいいとか、お堅くて機械みたいなやつだとか思ってるのなら、それはあいつのことを十分に知らない証拠だ。あいつの個性は強烈すぎて、普通の人間には理解できないんだよ。 |
確かに、アルハイゼンにはいくらか助けられてきた。もし学生時代の親しい間柄が続いていたとしたら…僕は今でもしょっちゅう、あいつに感謝の言葉を浴びせていただろう。けど…もうそんなことは口に出せないし、そんな気持ちを簡単に認めることもしたくないんだ。 まあ、何にでも善し悪しがあるだろ?色んなものがまるで運命のいたずらみたいで…これは、何回かやり直したくらいじゃ見抜けないんだ。もちろん、ああいうやつと知り合えるのも得難いことではある。あいつが自分の性格の特にひどい部分を抑えられたら、なおいいんだけどね。いや、そんなの不可能か。 | |
キャンディス | 何というか、今まで出会ったどの学者とも違う、不思議な学者さんですね…独自の発想と洞察力をお持ちだと思います。あの鋭さが、アアル村の平和を乱さないといいんですけど… |
セトス | (アルハイゼンとカーヴェとして)あの二人なら、酒場で会ったことがあるよ。カフェでも会ったな。…あと、グランドバザールでも。あの建築デザイナーって、人に知られちゃまずいようなことをいつもぶつぶつ口にしてるけど、実は…あ、いや、わざと盗み聞きしたわけじゃないんだ。だって、あの二人が一緒にいたら目立ってしょうがないだろ? |
セノ | 俺は、賢すぎるやつとはあまり仲良くしたくない。やつらは自分がすべてをコントロールできると思って、常に危ない橋を渡ろうとするからな。でもまあ、例外もある。アルハイゼンはかなり安定している方だ。あいつは確かに大概の状況をコントロールできるし、さらにそれを好転させる能力も持ってる。 |
ディシア | 昔、教令院に勤めないかってあいつに誘われたことがある。けどあたしは断ったんだ…あんな淀んだたまり水みたいな生活、ごめんだからな。だがまあ、あの書記官の遠回しで皮肉っぽい喋り方は…あたしの教令院の学者に対する印象にドンピシャだったよ…コホンッ… |
ティナリ | アルハイゼンには気をつけて。悪党ってわけじゃないけど、いつも極端に理性的でさ、普通の感覚では受け入れられないところが多い。信じられないなら、彼のルームメイトを見てみてよ。いつも風スライムみたいにプンプンしてるから。 |
ドリー | 彼は以前、私の手下を探るような真似をしましたの。教令院のやつらは鈍くて、誠実さに欠けていますわ。だから、私はそのリスクを回避することにしたんですの。子分よ、わかっていただけましたかしら? |
ナヒーダ | 彼は遥か先を行く知識体系を持っていて、常に思考を巡らせている。もしかしたら、この世で彼に隠し通せるものなんてないのかもしれないわね。智者からすれば、平凡な人々の凡庸さは生まれ持っての過ちというけれど…本当にそう?私は…それら凡庸さも含めて「私たち」にとって不可欠な一部なのだと思っているわ。 |
レイラ | 書記官のような高みにたどり着いた人は、プロジェクトを立ち上げられるかどうか、成功するかどうかなんて心配する必要もないはず。ううん、書記官になったんだから、プロジェクトに取り組む必要すらなくなったはずだよね。羨ましいな… |
カーヴェ
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アルハイゼン | あいつはすべての人や物事に対して、行き過ぎた思いやりの心を持っているんだ。彼自身があまりにひ弱なせいか、朝から晩まで、何でもないことで大騒ぎする日々を送っている。 |
道端の出店で、主人が言った。手作りのキーホルダーが一つ売れるたびに、貧しい子供が一人、満足のゆくまで食事ができると。…カーヴェはそれを十個以上買ってきた。 スメールでは、医療や福祉ですら無償で提供されるんだが…はぁ、これ以上は言わなくても分かるな。 | |
コレイ | 大マハマトラが彼を連れて来て、ここで一緒に食事したことがある。食前の果物が運ばれてきた辺りで、彼はあの頑固で理不尽なルームメイトについて話し始めた。口を挟むスキもなかったよ。それであたしたちは、食事が終わるまで笑いを我慢しながら頷くことしかできなかった。はぁ、本当に大変だったよ。 |
セトス | (アルハイゼンとカーヴェとして)あの二人なら、酒場で会ったことがあるよ。カフェでも会ったな。…あと、グランドバザールでも。あの建築デザイナーって、人に知られちゃまずいようなことをいつもぶつぶつ口にしてるけど、実は…あ、いや、わざと盗み聞きしたわけじゃないんだ。だって、あの二人が一緒にいたら目立ってしょうがないだろ? |
セノ | ティナリやコレイが直接そうと言ったわけじゃないが、二人の目はすべてを物語っていた。俺のジョークより、カーヴェの体験談のほうがずっと面白かったってな。俺の感想?うーん…あんなことで笑ってしまうなんて、逆に面白いとは思うが。 |
ティナリ | カーヴェはスメールの有名な建築家で、あのよく目立つアルカサルザライパレスが彼の代表作なんだ。設計・施工当初に、おすすめの観葉植物について相談されたことがある。でもパレスが完成した後、彼はなぜか借金まみれになっちゃってね…今は後輩のアルハイゼンに助けられて、彼の家に居候してるよ。幸運って言うべきか、不運って言うべきか… |
ドリー | 彼は私と手を組んだことのある妙論派の一人ですの。教令院の一部の頑固頭と違って、自分の理想のために戦う人であり、私は彼を尊敬していますわ。だから、裏で彼にたっぷりとモラを貸して、私のアルカサルザライパレスを作ってもらいましたの。心優しいドリーの資金援助がなければ、今のカーヴェはなかったと言えますわね。 |
ナヒーダ | スメールの知恵を実践することにおいて、すでに彼の理解は本質にとても近いところまで辿り着いている。ただ惜しいことに、彼の把握している真実は、この国の主流にはなれないわ。え?彼って、アルハイゼンと同居しているの?この世にこんな可能性があったなんて… |
ニィロウ | あの華やかなアルカサルザライパレスを建てたのは、彼だって聞いたよ。あんな作品を生み出せるなんて、作業中はきっと楽しくて夢中だったんだろうね。きっとみんなに披露したいという思いが、喜びやモチベーションに繋がってたんだと思うよ、まるで私がダンスを練習する時と同じみたいにね。 |
ファルザン | カーヴェは素質のある子じゃ。あやつと仕掛けの構造原理について話し合ったことがあるんじゃが、何というか…ロマンある考えと芸術的な思想にいささか溢れておった。しかし、自分なりの考えを持っておるのはなかなかに珍しいことじゃ。あやつは苦しい生活を送っておると聞いた。ゆえに、いつか経費が手に入ったら、ご馳走してやると決めておるのじゃ…待っておるんじゃぞ。 |
キャンディス
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セトス | キャンディスに招待されたことはある?彼女の手料理は、どれも超大盛でさ、僕でさえやっとのことで完食したほどだよ。ごはんを食う分にはかまわないけど、彼女の拳を食らうことだけは絶対に避けたいね。 |
ディシア | キャンディスか?あいつは他に欠点なんかないが、唯一…性格が駄獣と同じくらい強情なんだ。何回も言ったんだぜ?そんなに張り詰めてないで、たまには休みをとってスメールシティを回ってみたり、綺麗な服や装飾品でも買ったりしたほうがいいんじゃないかってな…でも、その度に村が心配だからって断られるんだ。はぁ、これ以上言ってもダメなら、今度あたしが代わりに村を守って、旅団の娘たちにキャンディスをシティに連れ出してもらうか… |
レイラ | 初めて夢遊状態から目覚めた時、あなたの言うその方に会ったんだよ…なるほど、キャンディスってお名前だったんだね。目が覚めた瞬間…レポートも文章も全部終わっていたのを覚えてる。なんだか…毎日星に唱えていたら、やっと聞き届けてくれて、使者を送ってくれたみたいな感じだった…うぅ…あの時は感動したなぁ! |
コレイ
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アンバー | コレイからの手紙でね、「魔鱗病」が完治したことを知らせてくれたんだ…本当にうれしいよ!今すぐでも飛んで行って、ぎゅっと抱きしめてあげたい。あの子、モンドのみんなにすごく会いたいって手紙に書いててね。いつか一人前になったら、直接自分の成長を見せに来るんだって…次のバドルドー祭に間に合うといいな。もう、本当に待ち遠しいよ! |
ガイア | コレイ?本当になつかしい名前だ。俺に聞くなんて分かってるじゃないか。過去に何があったか教えてやってもいいぜ。ありのままを伝えるために…いっそ──すべて最初から話そう! |
リサ | コレイちゃんはね、手紙を書くたびに新しい単語を使ったり、前とは違った表現の仕方をするの…ふふっ、上達が早いのも納得ね。彼女自身の努力もそうだけど、何より優しくて熱心なあの師匠がたくさん手助けしてくれたに違いないわ。 |
カーヴェ | コレイか、もう僕らは結構な数会ってるんじゃないかな。あの子はアシスタントであると同時に学生でもあるから、いつもティナリのそばにくっついているよ。何に対しても真剣に取り組むし、辛抱強くて、同世代の子たちよりずっと頼もしい。 でも…あの子が色々悩み事を抱えているのは、一目見れば分かる。 |
セノ | 以前、あいつの身体に巣くう魔神の残滓を封印するのを助けたんだが…封印の過程ではあいつにひどい苦痛を味わわせてしまった。それは恐らく、死にも勝るほどだったろう。よく耐えてくれた。 |
ティナリ | ここに連れて来られたばかりの時、あの娘は文字すら読めなかったんだけど、何も問題はなかった。真面目に勉強して、ぐんぐん上達していったんだ。ただ、医術を身につけるにはまだまだかな。それにあの子は時々、自分自身にプレッシャーを掛けてしまうところがあるんだよね…君もあの子をサポートしてあげてくれない?この通り、師匠からのお願いだ。 |
ナヒーダ | 彼女のことは聞いたことがあるわ。そのタフな精神は宝石のように輝いていて、目を奪うものだった。あまりにも多くのことを経験してきたのね…彼女がスメールの豊かな緑に守られ、普通の女の子と同じように健康に成長できることを祈っているわ。 |
ニィロウ | 彼女はたまに私の舞台を見に来てくれるんだ。とても熱心な見習いレンジャーだよ。それから、迷子にならないように注意してくれたこともあったな。でも、どうしてだろう?道に迷ったことなんてないのに… |
ファルザン | コレイか…あの子は師を尊敬する上に、努力家で勉強熱心…本当に完璧な生徒じゃ!ああいう子に対しては、優しく励ましてやるべきなのに…ティナリのやつめ、あんな厳しくする必要があるんじゃろうか?まったく…何とかしてあの子をワシのところに引き込まんと…オホン!いやいや…先輩として…今の若者の勉強環境をどうにか改善せねば、と言いたかったのじゃ… |
セトス
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キャンディス | キングデシェレトの民は永遠に誇りを捨てはしません。彼も同じはずです。例の件についても、最近聞きました――ヘルマヌビスの栄光が、能ある者と共にあらんことを。近頃はスメールシティで活躍していて、セノさんたちには、またアアル村にも来てくれると言っていたと聞きました。楽しみです。 |
セノ | セトスは責任感の強いやつだ。俺はあいつの戦士としての才能を高く評価しているし、その勇気にも感服している。あいつには色々と助けてもらっているからな。セトスがいれば、教令院と沈黙の殿との協力も今後スムーズに進められるだろう。 だが、そんなあいつにも一つ欠点がある…それは、カードゲームの付き合いが悪いことだ。会うたびに誘うのだが、いつも「頼まれ事があって急いでる」、「飯の時間だからまた今度」、「用事があるからもう行く」、「友人に会いに行くから無理」…と、口実ばかり並べてくるんだ。友人がどうのと言ってたが…スメールシティで最も親交の深い友人なんて、俺たち以外に誰がいると言うんだ? |
ディシア | あいつが沈黙の殿の人間だって事実は、あたしも最近になってやっと知ったんだ。ははっ、悪いな。沈黙の殿のような謎の組織にはあまり詳しくないんだ。昔、砂漠で何回かばったり会ったことはあるが、融通のきくやつって印象だった。傭兵たちが砂漠でトラブった時も、水を分けてもらったことがあったらしい。なかなかいいやつだと思うぜ。 |
ティナリ | セトス?面白い人だよ。セノの遠い親戚みたいな存在で、なかなか付き合いやすい。前回ガンダルヴァー村に遊びに来たときは、テント作りの腕をみんなに披露しようと意気込んでたよ。セノとも我先にって魚捕りの腕を競い合ってたしね。コレイは自分の役割をとられちゃって、呆れ気味だったけど。 ま、「自分を楽しませるのが上手で、毎日愉快に過ごしてる。でも仕事の時は真面目」っていうのがみんなからの評価かな。んー…「仕事」はちょっと違うか。彼にとって沈黙の殿のことは、仕事というより義務に近いものだからね。とにかく、砂漠で助けが必要になったら、彼を訪ねてみるといいよ。 |
ファルザン | ほう?あの新入りの若造のことか?ちょうどよかった!ワシもあやつがどこの学院に所属しておるのか知りたいと思っていたところだったんじゃ。最近、どこに行ってもあの子を見かけるものでな。道端、ショップ、レストラン…本当に、どこにでもおるのじゃ。話す時に、無意識に頷く癖があるじゃろう?まるで…ふふ、子犬のようじゃと思ってな。口も達者じゃったし、磨けば光るに違いない!…というわけじゃから、あの子と知り合いなら、ワシの弟子になるように説得して来てはくれぬか。先輩であるこのワシが、しっかり世話を焼いてやるぞ。 |
放浪者 | なぜ僕が彼のことを知っていると思うんだい?彼がいつも僕の後をつけまわって、しつこく帽子を見せてくれとねだってくるから、というわけじゃないよね?ふん、彼と会話を交わしたことなんてほとんどない。初対面のくせに笠っちかと尋ねてくるなんて…見た目で人を判断しないでもらいたいね。それはさておき…あのあだ名がここまで広まってしまうなんて… |
セノ
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アルハイゼン | 「ハイブマインド」の一件以来、マハマトラたちの仕事は増えた。だが、俺はそのことに負い目は感じていない。結局のところ、あの事件の根本的な原因は俺ではなかったんだからな。セノは物分かりのいいやつだから、あれからあの一件のために俺を訪ねてくることもなかった。 |
カーヴェ | セノは一見冷酷で非情に見えるけど、実は温かい心の持ち主さ。ある時、ティナリが一番の友達を紹介してくれるって言うから、彼の示す方を見たんだ…そしたら、えらく覇気のあるマハマトラが入って来るじゃないか…あのときは驚いたよ。だって、ああいうタイプのマハマトラが学者とそこまで親しくなるなんて…思いもよらないだろ。 まあ、僕は彼のジョークに耐えられなかったけどね。冬の日にあれを聞いたら、体中の毛という毛が逆立ってしまうだろうな。もしセノが、ティナリのところで一緒に食事しようって誘ってきたら、コートをもう一枚着ていったほうがいいぞ。 |
キャンディス | 教令院の大マハマトラ…以前は、滅多に防砂壁のところまでは来ませんでしたが、最近はよく姿を見かけるようになりました。エルマイト旅団の中では、彼に関する怖い話も沢山出回っているようです… |
コレイ | か…彼の話をしないでくれる?いや、大マハマトラは悪い人じゃないよ。彼があたしをモンドからスメールに連れ戻してくれたから、あたしにも落ち着ける場所ができたんだ。ただ、スメールに帰る前の、あの「封印」のことを思い出すと…うぅ、首の後ろがまた痛くなってきた… |
セトス | セノは優秀で、ヘルマヌビスの力の継承者に相応しい人物だ。「大マハマトラ」として、彼は知識と知恵に対して絶対的な畏敬の念を抱いてる。もし教令院と沈黙の殿がまた協力する機会があるなら、彼がいてくれると僕も安心さ。 あ、そうそう、彼はもう一つ貴重な才能を持ってる——話がすごく面白いんだよ。 |
ディシア | あの「大マハマトラ」のことか?いつも厳格で素早い、腕の立つやつさ。一部の物事に対する処理の仕方は、あたしの好みにもかなり合ってる。 |
ティナリ | セノに会いたいの?先に忠告しておくけど、あいつに目を付けられると厄介なことになるよ。大マハマトラのようなお偉いさんにはなかなか会えない。でも、あいつはたまにガンダルヴァー村までコレイの様子をこっそり見に来てるんだ。セノはバレたくなかったんだろうけど、声で分かる。 |
先生が救出された後、見舞いの手紙を送ったんだけど、驚くことに、すでに僕の名義で見舞いに行った人がいたらしいんだ。それから、先生の返信の最後にはこんな疑問が書いてあった──「どうして大マハマトラは、スメールの『強威』により賢者たちの名声を取り戻すべきだと言ったのだ」と… 確かに、どうしてだろうね。 | |
ドリー | 彼とは、ちょっとした個人的な付き合いがあるんですの。何しろ、「七聖召喚」のグッズをすべて揃えることができるのは、このスメールでは私しか居ませんからね。教令院では、彼のように自分の考えを持っていて、見る目があり、値切りをしない方とは滅多に会えませんの。 |
ナヒーダ | 彼の話すジョークは奥が深くて、なかなか面白いわ。え?意味の分からなかったものがある?なら、私が解説してあげるわ。 |
秩序と正義の衝突に直面した時、絶対に揺るがない答えをいつも「大マハマトラ」が出せるとは限らない──妥協すれば後戻りできなくなることは、彼自身が一番よく知っているはずよ。だからこそ、彼がいま本来の居場所に戻れたことは、スメール全体にとっても幸運なことなの。 | |
ニィロウ | 教令院の人とは、あまり関わり合いたくないの。だって、彼らは歌や舞といった芸術にいい印象を持っていないから。どうやって退屈をしのいでるんだろうっていつも思うんだ。えっ…セノの場合は、「七聖召喚」をやってるの?なんだか変な感じがするね… |
ファルザン | セノのジョークは現代の文字と言語で構成されたものじゃというのに、その文法や文意からワシは言葉に隠された意味を推し量ることができぬ…何?言葉通りそのまんまで、ただのダジャレに過ぎないじゃと?本当か…?なら、あのジョークはあまりにもつまらぬものじゃ… |
レイラ | 「大マハマトラ」様って、「七聖召喚」が得意なんだ…あっいや、もし機会があれば、対戦できるかなって思っただけ。「七聖召喚」みたいなカードゲームは、計算の得意な方が勝ちやすいから、むしろ…負けないかも… |
ディシア
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アルハイゼン | 極めて有能で、エルマイト旅団に置いておくには惜しい人物だ。彼女が俺の申し出を受け入れてくれたらよかったんだが。教令院に彼女のような助っ人がいれば、俺たちの仕事はもっと楽になる。だが、彼女は安穏とした生活には興味がないらしい。それは俺も理解できる、とはいえ残念だ。 |
キャンディス | ディシアは、エルマイト旅団の人を連れてアアル村に宿泊する時、いつも下の者たちの行動を抑えてくれます、まあ…手間を省かせてくれるということですね。ディシアは…ふふっ、大雑把で勢い任せのように思えますが、ああ見えてとっても可愛いんですよ。 |
セトス | 「熾鬣の獅子」、砂漠の民なら誰もが聞いたことのある名前だ。君も知ってるだろうけど、エルマイト旅団はいい人ばかりじゃない。ディシアみたいな誠実で頼りになる人は、ごくわずかと言える。もし大赤砂海を探検したいなら、ガイドの第二候補はディシアで間違いない。第一候補は誰かって?当然、この僕に決まってるだろ? |
ティナリ | 以前は危機的状況だっただけに、彼女に礼を言う時間がなかったんだ。こんなに強くて頼もしい仲間を持てるのはとても幸運なことだよ。彼女を仲間にしたい人もきっと少なくないと思う。だけど、ディシアは教令院やレンジャー隊に入るつもりはなさそうだね。断られるのは目に見えてるし、聞きに行くのはやめておこう。 |
ドリー | 時折、キャラバンを守るために彼女を雇いますの。彼女の実力は申し分なく、価格も高くありません。コストパフォーマンスが最高なんですの。 |
ニィロウ | 最近は色々なことがあって、なんだか不思議な感じがするの…ディシアとドニアザードにプレゼントを贈りたいんだけど…何がいいか自分一人じゃ決められなくって。グランドバザールのみんながおすすめしてくれたものを全部贈ったら、さすがに多いよね。どうしたらいいんだろう… |
ティナリ
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白朮 | スメール教令院に知り合いがいるんですか?では、そのティナリさんという方に連絡をしていただけませんか。薬草に関することでお聞きしたいことが山ほどあります。 |
アルハイゼン | 彼のことを気性が荒いと思う者も多くいるようだが、それは偏見だ。昔、カーヴェが死域に建物を造り、収拾のつけられない面倒を引き起こしたことがある。レンジャー隊は多大な迷惑を被ったにも関わらず、あのレンジャー長はカーヴェを恨むどころか、家まで食事に招待したそうだ…彼のような善人が世にいるからこそ、カーヴェは生存していられるのかもしれない。 |
カーヴェ | ティナリか。会えばわかるけど、優しくて知識も豊富、決して自分の知恵をひけらかすようなこともしない、とてもいいやつだ。彼は自分の仕事を心から楽しんでいる。 アルカサルザライパレスを建設してた頃、ガーデニング用の花の選び方を聞いたことがあるんだ。彼から返事の手紙をもらって、それからは他の問題が起きたときも助けてもらった。そうそう、セノと知り合えたのも、彼のおかげだ。 |
コレイ | 普段は厳しくて、毒キノコをみだりに食べる冒険者達によく説教だってしてるけど、師匠はとっても優しい人なんだ。勉強に付き合ってくれるし、モンドからの手紙も読んでくれる。師匠にはずっと感謝してるんだ! |
セトス | ティナリはすごい人だと思うよ。あとになって知ったけど、彼は砂漠の気候にあまり慣れてないんだってね?決闘の儀をしてるときは全然気づかなかったよ。それと、彼からガンダルヴァー村に招待する手紙が届いたことも予想外だった。セノの仲間に会わせてくれるらしい。みんな普段食事するときから、ああいうダジャレを言ったりするのかな?すごく楽しみだ! |
セノ | ティナリは、俺がこれまで出会ったどの学者とも違う。知識に対する深い執念を持ちながら、一線を越えることは決してなかった。自分のことを「研究室の神」だと思っている学者もいるが、ティナリはそうじゃない。あいつはあらゆる生命を等しく尊重してるんだ。教令院の仕事を断ったと聞いたが、俺もその判断は正しいと思う。 |
食卓でジョークを言うなって、ティナリに忠告されたことがあるんだ。理由は、俺のジョークが全然笑えないかららしい。俺は納得できずに、とっておきのネタを三つ一斉に披露して、笑いどころを一つずつ解説したんだが…俺の食事まで冷めてしまった。 | |
ディシア | ハハハッ、実は昔、もうちょっとでそのレンジャー長と一緒に仕事をするところだったんだぜ。他のやつからの紹介だったんだが、砂漠に入るためのガイドをすることになってな。でもその後、なぜかその仕事は取り止めになったんだ。確か…そのレンジャー長がどうしても暑さに耐えられなかったとかで…ん?それとも他の原因だったか… |
ドリー | 私がモラを愛するように、彼は学術を愛していますの。彼は時に不思議なものを作ると耳にしますわ。ですので、量産の話を持ちかけたのですが、公務が忙しいことを言い訳に断られました。そうでなければ…もらをがっぽり儲*ぐことができましたのに! |
ナヒーダ | 雨林が「死域」の侵蝕に対抗し、今でも活気に満ち溢れていられるのは、レンジャー長たちの働きがあってこそ。ティナリはその中でもずば抜けた存在よ。ただ…もう少しだけ優しい接し方をしてくれたら、新しいレンジャーの募集も捗るんだけど。 |
ニィロウ | 彼はすごい植物学者なんだって。なら、キノコを見分けるのもきっと得意だよね。少なくとも、毒キノコを食べてしまうなんてことはないはず…羨ましいな… |
ファルザン | 雨林の遺跡研究はワシにとって一番安心できるプロジェクトじゃ。さて、そのためにもティナリを呼ばんとな。歩く『雨林・サバイバルガイド』を身近に置いておくと面白いからのう。ワシはティナリより年を重ねておるが、あやつが見てきたキノコは、ワシが食べてきたものよりよっぽど多いんじゃぞ。 |
エミリエ | ティナリさんとは顔を合わせることこそ少ないですが、手紙でのやり取りはよくしています。最初は彼のほうが伝手を転々とした末に手紙を送ってきてくださったのですが、とても礼儀正しい手紙でした。有名な植物学者である彼から花の知識について教えを乞われるだなんて、身に余る光栄で本当に驚きましたよ。私もそれを機に、スメールの香料に関することをたくさん質問し、丁寧に教えてもらいました。 手紙の内容はいつの間にか日常的なものになってきて、今では身近な仲間について紹介してくれることもあるんですよ。こんな風に、沢山の面白いお友達を知ることができるのは、とても嬉しいです。 |
ドリー
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アルハイゼン | 彼女は聡明で抜け目なく、どうすれば自分の夢を実現できるかを知っている。実に強かだ。彼女のやり方を肯定するつもりはないし、俺たちの立場は明確に違う、それでも彼女のたくましさは認めざるを得ない。 |
カーヴェ | ドリーはアルカサルザライパレスの主で…なんだって?当たり前じゃないか、もちろんあれは僕のじゃないぞ。…そんなこと聞くなよ! 彼女は賢くて抜け目なく、自分のために他人を動かす方法をよく知っている。僕は…ぐぅ…とある理由で彼女から金を借りた。その件はとても複雑で…と、とにかく、彼女にはもう少し手加減してほしいもんだ、金の問題で僕を四六時中苦しめるのはやめてほしいね。…彼女、もっと優しくていい人になれると思うんだけどな。どうしてああなってしまったんだろう。 |
ティナリ | 名高いサングマハベイ様って言うのはーー実はドリーなんだ。かつて研究のためにレアな資材が必要だった時、謎の仕入先を持つドリーだけがそれを手に入れることができてね、それを機に知り合えた。その…彼女から何を買ったか、何の研究をしてたかは聞かないで! |
コレイ | パトロール中、彼女に会ったことがある。そしたら、あたしが喉乾いていたのを知ってたみたいに、布の袋から美味しそうなジュースを取り出したんだ…幸い師匠がその場にいて、彼女を止めてくれた。師匠が居なかったら流されて、せっかく貯めてきたモラを全部使っちゃうとこだったよ… |
ディシア | あの商人か…何でも売ってるって聞くぜ。ただ、値段はちょっと高いみたいだけどな?ハハハッ、あたしも会ってみたいよ。何しろ…傭兵稼業に必要なものの中には、市場で金をはたいても買えないものがあるからな。 |
ナヒーダ | 彼女が私に初めて会った時、開口一番に「あなたの宮殿を気に入りましたわ、いくらなら売ってくださりますの?」と言われたわ。スラサタンナ聖処を売るなんてできないけど、その質問には確かに悩まされたわ。とても長い間考えたのだけれど、結局どれだけの値をつけるべきか分からなかったの… |
ニィロウ | あの気前のいい大商人のドリーも私のダンスを見てくれたことがあるんだ。でも確か、ズバイルさんと何か話し合った後、来なくなっちゃったんだよね。一体何があったんだろう?…え?彼女は私を連れてテイワットでツアーを行いたかった?それはないと思うよ、ズバイルさんもきっと断ってくれてるだろうし…たぶん… |
レイラ | ど、ドリー、か…歯を食いしばって拳を握りしめて、彼女のところから一回買い物をしたことがあるんだ…私が迷わず買ったのを見て、お金持ちだと勘違いしたみたいで。その後も商品のチラシを送り続けてきたよ…うーん…とんでもない誤解を招いちゃったみたい。その買い物の対価に…奨学金を全部使いこんじゃって。半年くらい、ごはんにお肉を追加することも怖くなって、本を買いたくても割引を待つことしかできなかった… |
ナヒーダ
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ウェンティ | (ブエルとして)草神のこと?草神と言ったら、真っ先に彼女の「夢境」に関する権能を思いつくでしょ?ボクの作る詩歌と同じように、彼女の想像する夢境も浪漫と想像力に満ち溢れているんだ。ボクたち、すっごく気が合うんだよ。 |
鍾離 | (ブエルとして)知恵の神ブエル、スメール全体を統治しているだけでなく、世界樹を守る責務も担っている。卓越した英知がなければ、それらを司るのは難しいだろう。世界樹を救ったことについては、テイワットにおけるすべての生き物が彼女に礼を言うべきだ。 |
雷電将軍 | (ブエルとして)私は彼女の謙虚さを高く評価しています。謙虚さも確かに、智者の美徳ですから。ブエルの権能をもってすれば、想像を超えたようなこともできるのに、彼女はそれをただ「是正と守護」のためにしか使いません…本当に優しい神です。 |
アルハイゼン | (クラクサナリデビとして)過度なまでに神を見下したり、崇めたりすることは得策じゃない。神には信徒が必要だが、神もまた生態系の一環だ。だから俺は、神を救ったことを誇りになど思っていないし、クラクサナリデビ様がそのことを気にする必要もない。 |
カーヴェ | (クラクサナリデビとして)クラクサナリデビ様はとても賢明な神だ。知恵に富み、常人とは比べようもない美徳を持っていらっしゃる。彼女は他人を理解し、包容してくれるんだ…スメールのような学術の国において、クラクサナリデビ様が落ち着いていられるのには…感心するばかりだよ。 たまに思うんだが、神様には悩みが何もないんだろうか?知恵は往々にして、困惑と共に生まれてくるものだ…そう考えると、一体何が本当の幸せなんだろうな。 |
キャンディス | (クラクサナリデビとして)草神、ですか…アフマルの血統を継いだ私がこうして無事でいられるのは、きっと彼女の慈悲のおかげなのでしょう。でも、いくらかすかな感謝の気持ちを抱いていたとしても、私は砂漠の後継者です… |
コレイ | (クラクサナリデビとして)草神、か…子供の頃、あたしは大声で神様に問いたかった──どうしてあたしに、こんなにたくさんの苦しみを与えるのかって。でも…はぁ。きっと神様でさえも、自身の無力さを色々と経験しているのかもしれない。 |
セノ | 神について評せと言うのか…それはちょっと、俺には僭越なことだ。だが、あの方と一緒にいる間、確かに俺はこの目でその知恵と勇気、そして決心を見届けた。単なる憶測であの方のことをあれこれ言う賢者なんかよりも、俺のほうがこう結論づける資格はあるだろう――あの方は尊敬に値する立派な神だよ。 |
ディシア | (クラクサナリデビとして)ふん、あたしはこないだまで、教令院ではせいぜい私利私欲にまみれたハイエナ共がこそこそ動いてる程度だと思ってた。だがまさかそれ以外にも…恩を仇で返す欲にまみれたクズどもまでいたとはな。あたしからすりゃ、クラクサナリデビは…慈悲深すぎる。あんな獣以下の存在、骨まで粉々にしてやったってまだ足りないくらいだ!それをあのまま森で生かしておくなんて、いくら何でもやつらにとって都合が良すぎる。 |
ティナリ | (クラクサナリデビとして)学生時代、「植物の歴史は草の国の歴史である」って説を聞いた。言った本人はそんなつもりなかったのかもしれないけど、僕はそこに何かが隠されていると感じたんだ。いつかクラクサナリデビ様に合うことができたら、解釈してくれるかな? |
ドリー | (クラクサナリデビとして)スメールでは、クラクサナリデビを信仰する人がほとんどいませんの。私?モラをくれるのなら、永遠の信徒になってあげますわ。 |
ニィロウ | (クラクサナリデビとして)グランドバザールのみんなは、クラクサナリデビ様のことが大好きなんだ。あの方から私の「花神の舞」の評価を聞けたらなぁ…あっ!や、やっぱり大丈夫…もし本当に来てくださったら、きっとすごく緊張しちゃうから… |
ファルザン | (クラクサナリデビとして)知論派の研究が妙論派で応用できるように…そもそも知識に仕切りなど存在しないものじゃ。すべての学者はクラクサナリデビ様に感謝しておる――教令院を、いや、この知恵の学術都市であるスメールを私欲の束縛から解放し、知識を求める人々に知恵の海を探究する機会を与えてくれたんじゃからな… |
放浪者 | (クラクサナリデビとして)彼女が僕を消さなかったのは、僕に利用価値があること以外にも、何か他の理由があったからかもね。もしかすると、それは彼女が賢明で、至善の心を持っていたからかもしれないし、あるいは僕の身に孤独の影を垣間見たからかもしれない…ん?悪意に満ちた憶測だって?ハッ、当たり前じゃないか!僕は善人なんかじゃないんだから。 |
レイラ | (クラクサナリデビとして)偉大なる知恵の神よ、私はここ最近、毎晩徹夜で復習してきました。なので、テストに合格させてください!お願いですから…! |
ヌヴィレット | (草の神として)たとえ将来、彼女を審判する日が訪れようとも、草木の神が持つ責任感は認めよう。この世に完璧な人間や事柄はほぼ存在し得ない。だが、あの神の「傾倒」と「寵愛」は、責任を担う者が前へと進み続けてきたことを証明している。彼女は約五百年もの間、冷遇され続けたと聞いた。彼女が置かれてきた環境は実に遺憾に思う。 |
ニィロウ
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アルハイゼン | 芸術家の長所と短所は目に見えるほど明白なものだ。ニィロウは長所を伸ばすことで、短所をカバーできている。だからこそ、素朴で幸福な暮らしが送れるのだろう。 |
カーヴェ | ニィロウの踊り子としての力量は疑いようがない。ズバイルシアターがあんな役者を雇えるなんてな…ちょっと運が良すぎるんじゃないか。 あの子は性格が良くて、踊っているときもずっと笑顔、客席のみんなに励ましの言葉までかけてくれるらしいぞ。時間があったら、僕もニィロウの公演を見に行ってみよう。 |
コレイ | 彼女、ちょっとぼんやりしてるみたいだ。もしガンダルヴァー村の近くでパフォーマンスをする機会があった時、森で迷子になってしまったりしないよな…うん、見習いレンジャーの名にかけて、あたしが彼女をしっかり見守るよ。 |
セトス | 僕はじっとしてられない性分だけど、ズバイルシアターで披露される彼女のダンスはずっと見てられる。人を穏やかな気持ちにさせられるのも、すごく貴重な能力だと思うよ。 |
セノ | あいつからは、踊りに対する強い情熱と執念を感じる。その執念は驚くほどに堅く、そう簡単には曲げられない。これからも、踊りへの情熱を活かし、人々に喜びを与えてくれればいいと思う。 |
ディシア | あの件が解決してから、ニィロウはより自由に踊れるようになったはずだ。そういやこの間ニィロウが、使ってるフェイスパウダーをあたしにも一つくれるって言ってくれたんだが、あたしはしょっちゅう外出してるから、とりあえずキャンディスのところに届けてもらったんだ。うん…そろそろ時間を見つけて取りに行かないとだな… |
ドリー | ダンスはお上手ですが、スメールに留まっていては彼女の真価を発揮できないと思いますわ…つまり、才能の持ち腐れってやつですの。想像してみてください。彼女を連れてテイワットでツアーを行ったら、一体どれほどのモラが稼げると思います? |
ナヒーダ | 昔、他の人の体を借りて、クラクサナリデビに踊りを見てほしいかどうか、彼女に聞いたことがあるの…実はもう何度もこっそり見たのだけれど…彼女の「花神誕祭」におけるパフォーマンスに敬意を示すためにも、理屈上は私が現場に居合わせる必要があるでしょう?でも結局、遠回しに断られてしまったの…うぅ、少し悲しいわ。 |
ファルザン | 覚えておるぞ、確か礼儀正しい少女じゃったな。グランドバザールに何度か通ったら、ワシのことを覚えてくれてのう。しかも、他のやつにワシとケンカしないよう忠告してくれた。あの子の言う通りじゃ、今の若者たちはみんなニィロウを見習うべきじゃろう。 |
ファルザン
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カーヴェ | ファルザン先輩は…率直にものを言うタイプなんだ。教令院の一部の生徒は彼女を恐れているらしいが、それも無理ないな。でも、別に先輩は悪巧みをしようと考えてるわけじゃなくて、ただ興味のある学問に専念しているだけだ。知論派の人間は付き合いにくいと言う人もいるけど、それはまあ…ははは… 君も、彼女から生徒にならないかって誘われただろ?確かに、先輩は時々気の狂ったセールスマンに見えることもある…だけど彼女の学識は本物だ。その点は間違いない。 |
コレイ | えっと…正直、あの先輩との付き合いはあまり得意じゃないんだ…あの方からよく真面目で勉強熱心だって褒められるけど、あたしは学ぶのが遅くて仕方ないから練習してるだけで…!それに前に一回、あの方の研究ノートを偶然見たことがある。あれは…絶対にスメールの中で一番恐ろしい本だ!──内容が全部古文で書かれてて、一文字も分からなかったよ。 |
セトス | 自分より懐に入ってくるのが上手い人を初めて見たよ!教令院の近くをぶらついてたら、彼女に新入生と勘違いされて、いきなり見学に連れてかれたんだ。今すぐ知論派に入れば、二十種類の言語の教材パックがもらえて、しかも話せるようになるまで教えてくれるってさ、びっくりしたよ。他の学生に聞いたら、あれは学院内のジョークで、卒業の必須条件じゃないって教えてくれた。けど、どこが面白いんだ?あの話を聞いたら、絶対に入りたくなくなるだろ。 |
セノ | 以前、ファルザン先輩の失踪に関する書類を念入りに調べたことがある。先輩がとある危険な研究に関わっていたのではないかと疑ったんだ…だが、実際に彼女と会って、その考えは完全に覆された。多少付き合いにくくは感じたが、口うるさくも世話焼きな年長者のように、心の中ではいつも人のためを想ってる人だ。彼女が常軌を逸するようなことなどするはずがないと思ったよ。 |
ティナリ | ファルザン先輩は見識が広い人だよ。あの人に装置をチェックしてもらうため、よく雨林には来てもらってるんだ。ただ…今度ガンダルヴァー村に来る時は、もうこっそりコレイに食べ物をやらないでほしいかな──栄養は薬剤と同じように、バランスよく適量であることが重要だ。取り過ぎはよくないからね。 |
ナヒーダ | 彼女の体は、キングデシェレト遺跡に残留していた力に影響されてしまったの…まるで時間という大きな亀の背から落ちて、永遠に置き去りにされてしまったかのように。興味があるなら、あるいは…彼女を通して、過去のスメールの片隅を覗けるかもしれないわね。 |
レイラ | ファルザン先生は学生を募集できたのかな?知論派の人の話によると、彼女のプロジェクトには経費がなかなか降りないらしくて、学生が寄って来ないのも当然かも。はぁ… |
放浪者
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※国崩/散兵については間章第三幕の途中で消える
※特に記載のない「放浪者」は設定名ではなく単に放浪者と表示される
八重神子 | (国崩として)妾は当時からあれを厄介なやつだと思っておった。じゃがあやつは、自身の創造したものじゃからと手を出したくないと言いおった。こうなると分かっておれば、あやつに黙って処分しておいたというのに。今はもう…ふんっ、まったく厄介な面倒事じゃ。 |
雷電将軍 | (国崩として)あの子は将軍を作る時にできた副産物です。彼を制御しないのは、私の心の中で彼に対して借りを覚えているからでしょう。 |
セトス | あのお兄さんって、外国から来た留学生かな?ユニークなデザインの帽子をかぶってるよね。でも前に一度、よく見てみようと思って近づいたら、あっという間に姿を消してしまったんだ。残念だったけど、次は逃がさないよ。聞いた話によると、彼ってなかなか奇抜な考えを持った人らしいね。ぜひ色々と話してみたいよ! |
ナヒーダ | (散兵として)長きにわたって追い求めていた願いがようやく叶ったと思った時、彼の瞳に映るものは満足?それとも虚しさかしら?私たちは飛べないからこそ、空に焦がれる…彼にはきちんと考えてほしいものね、からっぽの空を抱いたその後に。 |
タルタリヤ | (「散兵」として)彼は「神の心」を手に入れた後、俺たちとの連絡を断ってしまってね。だから、その心を取り戻すために行動を開始した。俺は色んな場所を回るのは別に構わない。もしかすると、偶然どこかで君に会うかもしれないね。 |
レイラ
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キャンディス | 「夢遊状態のような奇妙な少女」…?確かに防砂壁の近くでそのような子を見かけましたが、彼女の言葉や紙に書かれた算式はまったく理解できませんでした…でも、話し終えると気分が良くなったみたいでしたよ。彼女なりのストレス発散法なのかもしれませんね。 |
ディシア | あのいつもウトウトしてる女の子だろ、印象あるぜ。前に、砂漠の辺境にあるオアシスで会ったことがある。たしか教令院の何かの隊と一緒に天体観測に来てたみたいだったけど、あたしもあの時はあまり気に留めてなくてな…ん、何?キャンディス…星空の使者…?なんだそのデタラメな話は?そいつ、寝ぼけてたんじゃないのか…? |
ティナリ | うん、聞いたことある…有名な「夢遊の怪人」だよね。彼女の「夢遊」に関する噂は色々あるよ。怪力の重量挙げとか、夜中にアアル村へ侵入したとか、片手で防砂壁を飛び越えたとか…あと、寝ながら10万字の論文を書いたっていう噂もね!どういうこと、まったく一貫性がないじゃん。 |
ファルザン | あやつはワシを見ると、頭を下げてわざと回り道することが時々あるんじゃ。だが夜中に会うと、ちゃんと挨拶することもある…なんともよく分からぬのう。まあよい、ルタワヒスト学院に入れるガキどもはそのほとんどが天才じゃ。天才には天才なりの変わった癖があるもんじゃし、大目に見てやろう。 |
プレイアブルキャラ:フォンテーヌ
エミリエ
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千織 | エミリエの香水はかなりの人気よ。うちもあそことは提携してて、試作品のサンプルを「千織屋」に送ってもらってるわ。そして届いた香水をエローフェにこっそり試着室に振りまいてもらって、顧客たちの反応をエミリエにフィードバックしてあげてるの。かなり長く続けてるけど、試着室の匂いが変だなんて言われたことは一度もないわ。それどころか、店で使ってる香水はどこで買えるのかって聞かれることばっかりよ。彼女が新しい香水を発売するたびに、私も気になって一つ買ってるの。どれも使う度に新鮮に感じられる香りで、あれは本当に天才の所業ね…感服しちゃうわ。 |
クロリンデ | その調香師のことなら聞いたことがある。もちろん、彼女の本当の職業についてもな。ある日、温かく微笑みながら道端の子犬を撫でている彼女にばったり出会ったことがあるんだ。軽く会釈を交わして、私はその場を去った。 |
シグウィン | エミリエさんがデザインした香水って、よくいろんな美容雑誌のオススメランキングに載ってるの。…よし決めた。次の休暇はパレ・メルモニアでの挨拶を早めに切り上げることにする。そうしたらフォンテーヌの街をもっとゆっくり回れるでしょ?それでエミリエさんの香水をたくさん買って帰って、可愛い女の子たちにプレゼントするの。ふふっ。 |
シャルロット | エミリエさんが作った香水はフォンテーヌ廷で一番素敵よ!この間は虫よけ、制汗、ニオイ対策までできる香水を薦めてくれたの。私みたいに外回りが多い人にはぴったりだわ。今日は手首にちょっとだけつけてみたの…ほら、嗅いでみて。とてもいい匂いよ。 |
シュヴルーズ | 彼女とは個人的な付き合いがあって、仲がいいんだ。彼女が持つ化学の知識で物的証拠を分析してもらい、何度か犯人を突き止めるのを手伝ってもらったことがある。たとえば、犯人がどんな香水を使っているのか、どんな花を贈ったのか、さらにはどこに行き、どこの土を踏んだのかなど…こういった目に見えない情報を数多く見つけてくれるんだ。外れたことは、これまでに一度もない。 |
リオセスリ | メロピデ要塞に彼女のサービスは必要ないはずだ。一部の痕跡は「前車の覆るは後車の戒め」として残されてる…匂いだって痕跡の一種だ。違うかい? |
リネ | 彼女のデザインした香水を嗅いだことある?僕は結構好きでね、一つ買おうとしたんだけど…リネットのしっぽが違う意見を持ってたもんだから、仕方なくあきらめたんだ。 |
リネット | この調香師さんの作品は、朝早くから並ばないと手に入らないほど人気なの。でも私、香水の匂いにすごく敏感でね、くしゃみが出たら失礼だし…いつも回り道をしてるわ。 |
クロリンデ
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エミリエ | フォンテーヌ廷に、決闘代理人の頂点に立つあのお方を知らない者はいないでしょうね。けれど、クロリンデさんが付き合いにくい方だとは思いません。武力に長ける人であればあるほど、コミュニケーションを拒まない傾向にありますからね。 |
シグウィン | クロリンデさんは話していてもあまり表情が動かないから、顔の筋肉から気持ちを読み取るのが難しいの…えっ、ウチが贈ったリップクリームを使ってくれてるの?本当に!ふふっ、気に入ってもらえてよかった。あの色、やっぱり彼女にピッタリよね! |
シャルロット | クロリンデさんはフォンテーヌ廷で最も有名で、最も謎めいた「決闘代理人」なの。個人的な情報筋から聞いた話だけど、彼女は独特な儀式で愛用の武器を手入れするらしいわ。もしかして、それが決闘で勝ち続けるカギとなってるのかしら?でも彼女は取材を受けたくないって公言してたから…そのことを直接彼女から聞くことはできないわね。 |
シュヴルーズ | その決闘代理人はフォンテーヌ廷で名の知れた人物だ。私と彼女では職務が違うため、その仕事ぶりを勝手に評価することはしないが…しかし、彼女が決闘を引き受ける理由は、どれも彼女の心の中にある「正義」からだと、私は信じてる。 |
ナヴィア | 普段は無口で、表情も少ないけど、喜怒哀楽くらいは分かるのよ。前は、パパのこともあったし、その…わだかまりがちょっとあって。でもあの頃は、あのやけに気を遣ってる接し方が気に入らなかったんだよね…やっぱり、今のほうがいいと思う。 |
ヌヴィレット | その卓越した実力によって、クロリンデは現在いる決闘代理人の中で頂点に立つ存在となった。彼女はファントムハンターの後継者であり、彼女がいることで法廷の正義はより確固たるものになる。そして、彼女は見た目よりも些か人情を重んじるタイプだ。 |
フリーナ | 僕の印象だと、クロリンデはあまり話すのが好きじゃない。でも彼女は何度も僕のそばに立ち、危険から守ってくれた。だから、彼女のことはとても信頼しているよ。うん…ちょっとだけさびしい気持ちもあるけど、今はもう会う理由が…あっ、そうだ!今度、お茶会に招待すればいいんじゃないか! |
フレミネ | クロリンデさんには命を助けてもらった恩があるんだけど、何の「お返し」もいらないって言われたんだ。人に迷惑をかけたのに、結局言葉でしかお礼を言えないなんて…この感じ、すごくもどかしいな。 |
リオセスリ | クロリンデさんはあんたの見つけられる範囲じゃ一番いい決闘代理人だと思う。彼女の実力は申し分ないからな。まあ、彼女と勝負したことはないが。その必要がなかったからな。 |
リネ | 決闘代理人として、クロリンデさんはかなり有名なんだ。でも最近新聞で読んだんだけど、何やら面倒事を抱えてるらしいよ…マスコミは彼女の話を掘り下げるのが大好きなんだけど、彼女はきっと…そういった行為が大嫌いだと思う。 |
リネット | 昔、命を受けて彼女の決闘を観察したことがあるの。傍から見てただけなのに身の毛もよだつような寒さを感じた…もし決闘場で彼女と直接対峙したら、どんな感じなんだろう…うぅ…一生知らないままでいたい。 |
シグウィン
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エミリエ | 私の記憶が正しければ、シグウィンさんとはまだ物心もつかない頃からお会いしているはずです…言いそびれていましたが、私の父はマレショーセ・ファントムで働いておりまして、うちには普段からメリュジーヌの方々がよく遊びにいらっしゃるのです。生まれてから様々なメリュジーヌの方のお世話になったとも聞いています。 しかし、年少である私をシグウィンさんは平等に扱ってくださいますし、作った香水のこともよく褒めてくださいます。私も新しい香水のサンプルができたら、いつもシグウィンさんのために一つ取っておくようにしているんです。 |
クロリンデ | シグウィンさんは優秀な看護師だ。体の傷だけでなく、心の傷を癒やすことにも長けている。彼女の美徳と善良な心に触れれば、悪意に満ちた心を持つメロピデ要塞の囚人たちも、きっと善意を学ぶだろう。その僅かな善意は、彼らが心を改めるきっかけになるかもしれない。 |
シュヴルーズ | 特巡隊とメリュジーヌは昔から友好関係にある。我々はよく、マレショーセ・ファントムのメリュジーヌと連携を取っているのだ。あの子たちは善良で、誠実で信頼でき、いくつかの重大事件を処理するときには、貴重な役割を果たす…私も個人的に、何人かのメリュジーヌといい関係を築かせてもらってる。そのうちの一人が、シグウィン看護師長だ。 過去から現在に至るまで、メリュジーヌはなくてはならない仲間だ。今後…あの者たちを傷つける不届き者が再び現れたら、特巡隊の銃口は決して情けをかけはしないだろう。 |
ヌヴィレット | シグウィンは息災だろうか。もし仮にあの子が虐げられるようなことがあれば、リオセスリ殿を必ず街まで呼び、事の真相を問い詰めよう。あの子はとてもナイーブで、とても優しい。この前帰ってきた時には、写真を手にしながら「ナタの水だけど、またレビューを聞かせて」と言ってくれた…あの子の次の休みまで、あと何日待てばいいのだろうか。 |
リオセスリ | シグウィン看護師長は医療従事者として持つべきすべての美徳を兼ね備えた人物で、周りの仲間全員に気を配ってる。 だが、どうやら俺から一部の悪癖を学んでしまったらしい。例えば…彼女はよくメリュジーヌの友人と賭けをするんだ。俺の所有物により多くのステッカーを貼れたほうが勝ちってな。まあ、別に困っているわけではないが。 |
シャルロット
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嘉明 | おお、あの記者の姉ちゃんだろ!知ってる知ってる!遺瓏埠に滞在してるフォンテーヌ人はみーんな、スチームバード新聞を読むのが好きでさ。オレもよく彼らから借りて読ませてもらってる。たくさんのとんでもない記事のほとんどは、彼女が書いたらしいぞ。そうだ!確か…オマエは新聞の一面を飾ったこともあったろ? |
千織 | 以前、取材のためにシャルロットが店にやってきたことがあるの。私は、別にインタビューしてもらうほどのニュースはないからいいって断ったわ。だけど、彼女が諦めて店を出ようとしたその瞬間、ある酔っ払いが店に入ってきて、騒ぎを起こして…彼女は一部始終を記録したってわけ。本当に信じられないわよね。記者がニュースを追うっていうのはよく聞く話だけど、ニュースのほうが記者を追ってくるなんてこと、あり得る? |
エミリエ | 元気溢れるお方ですね。彼女を煩わしいと思う人もいるでしょう…しかし彼女は私の本業を知ってもなお、それを公表しませんでした。私のほうからお願いしたわけでもないのに、です。これは彼女の記者と言う職業とも矛盾していることですから、私は彼女に好印象を抱いています。いつか彼女が私に助けを求める日が来ても、断らないつもりです。 |
クロリンデ | シャルロットさんは気が利く記者だ。彼女には悪い印象がない。 仕事終わりの帰り道で強引に私を引き留めて写真を撮ろうとしたりしないし、私の後をつけて、私が今日カフェでどんなコーヒーを飲んだのかをこっそりと記録したりもしないからな。何より、彼女は私が記者の取材を一切受け付けないことを承知しているのが素晴らしい。門前払いを食らうような真似はそもそもしてこないんだ。 |
シグウィン | ウチね、シャルロットさんが撮った写真を見るのが好きなの――だって各シチュエーションごとに、人間たちの顔の筋肉を観察できるでしょ。強張ってるものもあれば、緩んだものもあるし、上がってるものもあれば、下がってるものもある…ふふっ、どれも味わい深いものなのよ。 |
シュヴルーズ | なんとも困った記者だ。重大事件が起きるたびに、いくら現場を封鎖しようと真っ先にその近くに現れる…以前、部下が彼女を第一容疑者だと考え、半月も拘留したことがあったが、それでも留置場内で記事を仕上げたという…どうやら時間を見つけて、彼女の編集長としっかり話をしなければならないな。 |
ナヴィア | ニュースを追いかけてるときの熱意とスピード感よりも感心しちゃうのが、シャルロットの撮影スキルよ。この前、他の用事のついでにポートレートを撮ってもらったんだけど、光の写り具合がまるで丹念に描かれた油絵みたいでね。思いがけない記事を書けるだけじゃなくて、パッと目を惹く最高の写真まで撮れるなんて、まさに記者をやるために生まれてきたって感じ。 |
フリーナ | 最近、シャルロットが忙しくしている姿をよく見かけるよ。僕に独占インタビューしたいようだけど、いくら断っても諦めてくれなくてね。だから、ちょっとうんざりしてたんだ。ただ、彼女は揺るぎない目でこう言ってきたよ——「人々に本当のあなたをもっと知ってもらいたい。きっとみんなも、あなたの苦しんだ心のうちを理解してくれるはずですから」ってね。正直、その好意にどう応えたらいいのか僕には分からない。もしかしたら、彼女の言うことはもっともなのかもしれないけど…まだ心の準備ができていないんだ… |
フレミネ | どうしてか分からないけど、シャルロットさんはぼくがごく普通の潜水士だってことを信じてくれないんだ。それどころか、ぼくの出自には記事にすべき「特ダネ」が隠されてるって思ってるみたい…ぼくが嘘をついた時、自然に振る舞えなかったからかな? |
リネ | あれ以来、シャルロットさんから何度もインタビューのお誘いが来てね…えーっと、かれこれもう二十回ぐらいかな。彼女はスクープに対して生まれ持った嗅覚を持ってるみたいで、その性格も異様なほど執着するタイプなんだ。正直、彼女の「ビッグニュース」の中心人物にはなりたくないよ。だから、毎回違う理由を見つけては断るようにしてるんだ。 |
リネット | えっと…私もあの一件で、何度か彼女に捕まってインタビューを受けたの。リネに何回も断られてたのに、ほんと大した根性…たくさん質問を用意してくれてたけど、残念ながら何一つ答えてあげなかったわ。 |
シュヴルーズ
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千織 | シュヴルーズとなら、会話も協力も滞りなく進められるわ。でもその反動か、彼女とのやり取りを終えて他のお客さんの相手をする時は、いつも何だかぎこちない感じになっちゃうのよね。 |
エミリエ | シュヴルーズから聞いていらっしゃるかもしれませんが、私たちはもともと仕事で知り合ったのです。けれど、二人とも深刻な話はしないのですよ。先日などは、ある小説を読んだと教えてくれました。それは人体の組織で香水を作るという物語でした。物語中では、完成品は素晴らしい傑作だったそうです。私の経験からすると、実際にはきっとそのような良い結果にはならないと思いますが… シュヴルーズにとって、そこは重要ではなかったのでしょうね。物語の登場人物たちがどのような法的責任を負うべきか考えるのに夢中なようでしたから。 |
クロリンデ | シュヴルーズ隊長、か…名前は聞いたことがある。犯罪者を捕まえるときにとんでもない強硬手段を取って、何回か訴えられたことがあるんだ。でも、彼女は法廷においてもその態度を貫き、反論の余地がなくなるまで相手を論破していた。見事だった。 |
フレミネ | シュヴルーズさんはよくボーモント工房に行って、銃に使う高価な精密パーツを買ってるみたい。ぼくがもっとモラを稼げれば、ペールスに今より性能のいいパーツを買ってあげられるのに。 |
リオセスリ | 特巡隊に「世話」になった囚人は、基本大人しい。あの隊長さんのおかげだ。 |
ナヴィア
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千織 | 前に彼女が、変なもののデザインを山ほど「依頼」してきたことがあるの——それもすごく真剣な顔でね。例えば、操舵輪の出っ張り部分を、全部それぞれ違った王冠みたいなデザインにしてほしい、とか。当時はつい冷たい目で、そんなことをするくらいなら、君の帽子を船の形にするほうがマシよって答えちゃったわ。 私のデザインについて「時代を先取りしすぎている」なんて言う人たちは、きっとナヴィアと話したことがないんでしょうね。 |
クロリンデ | ナヴィアは最近機嫌がとてもいい。数日おきに、新しいテーブルゲームのシナリオをやるために、私を「テーブルトークシアター俱楽部」へ引っ張って行くんだ。 シナリオのジャンルは何でもありだ。ゲームマスターを数回担当した以外に、プレイヤーとしても何度か一緒に冒険した。ただ、空気が重くならないように、法廷と関係のあるキャラはなるべく演じないようにしている… |
シグウィン | フォンテーヌ美容協会は定期的に交流会を開催してて、みんなと一緒にお喋りする機会をとても大切にしてるの。ウチが褒めると、ほとんどの人は俯いて顔を赤くしながら「そんなことない」って言うんだけど、ナヴィアさんだけは違ってね。いつも満面の笑みを浮かべて褒め言葉を素直に受け止めると、ウチの手を握りながら「一緒に記念写真を撮ろう」って誘ってくれるのよ。彼女はまるで光り輝く黄薔薇みたい。昼も夜も、晴れの日も曇りの日も、いつも周りを照らし続けてるの。 |
シャルロット | ナヴィアのお父さんの冤罪が晴れて、「連続少女失踪事件」も無事解決したから、あの子はようやくほっとしたでしょう。それでも、なぜかナヴィアは最近、色んな悪いニュースの主役になってるの。でも私が新聞社にある、あの子に関する報道をすべて引き受けて、原稿の内容をコントロールしてるから大丈夫だけど… ただ…この件で私はユーフラシアさんに何度も叱られたの。でもナヴィアを助けるために、そして約束してたあの独占取材で根掘り葉掘り聞くためにも…叱られる甲斐はあると思うわ! |
シュヴルーズ | ナヴィアさんの父上に関する殺人事件は聞いたことがある。当時、執律庭でも騒がれ、多くの者がその件で議論していた。 幸い、今は冤罪であったことが明らかになり、真犯人も裁かれた…「正義」がようやく訪れたというわけだ。 |
ヌヴィレット | このようなことを言うのは忍びないが…あの時、意図せず彼女の怒りを買ってしまったことや、彼女の謝罪を受け入れたこと、それから私がいま抱いている罪悪感、それらすべてが遠くのものであるように感じるのだ──まるで湖の底に沈み、そこから星空を眺めているかのようにな…私はそのようなつもりは毛頭なかったし、埋め合わせの機会がそう滅多に巡ってこないことも重々承知している。感情は水とは異なり、すぐに修復し、落ち着きを取り戻せるものではないからな。 |
フリーナ | ナヴィアが焼いたマカロンを食べたことはあるかい?彼女のスイーツに対する造詣は、僕にも劣らないものだと認めざるを得ないね。食感と甘さもさることながら、あのマカロンに描かれた模様…なんっっってかわいいんだ!まるで芸術作品だよ!一体どうやったのかな。まさか、本当に才能だけで?くぅ~、この僕が敗北感を味わうなんて…今度、絶対に聞き出さないと! |
彼女はとても強いよ。ああいった人は、何が起ころうとも立ち直り、何ともないフリをする。そうすることで、周りの人は余計なプレッシャーを背負わずに済むんだ。かつてカーレスとクロリンデの決闘を見届けた僕には分かる。ナヴィアは…そういうところが、どんどん父親に似てきているよ。 | |
フレミネ | リネから事件の経緯を聞いたよ。あなたとナヴィアさんが熱心に捜査してくれたおかげだってね、本当にありがとう。ぼくの代わりに、ナヴィアさんにもお礼を伝えてくれないかな…えっ?直接お礼を言うべきだって?ぼ、ぼくは…うぅ、急にお腹が痛くなってきた…ごめん、先に失礼するね。 |
リオセスリ | メロピデ要塞と棘薔薇の会は、物資について一部協力関係を築いてはいるが、それ以上のことはない。ナヴィアさんを信用してないとか、彼女の能力を疑ってるってわけじゃないぞ──実を言えばその真逆さ。ただ、水の上と下の事務にお互い干渉しない、というのが俺とカーレスさんの間の約束だったから、それをそのままにしてるだけだ。 |
リネ | まさか僕のことを知らないのに、手を差し伸べてくれるなんてね。君たちがいなかったら、僕とリネットはきっと冤罪から逃れることができなかっただろう…とにかく、君たちには感謝してるよ。今度、天気のいい日にみんなを招待して、カフェ・ルツェルンで一番美味しいお菓子をごちそうしよう。 |
リネット | 「棘薔薇の会」の新しい会長だけど、近所にいる世話焼きなお姉さんみたいに振る舞うの。こんなお姉さんが「家」にもいたらいいのに…あっ、不適切な発言だったね… |
ヌヴィレット
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エミリエ | 疲労で嗅覚が鈍くなってきた時には、調香師とっておきの簡単なリラックス法があります——水を飲むのです。高品質のものでなければならないといった制約はないのですが、好奇心から、ヌヴィレットさん主催の飲料水飲み比べサロンに参加したことがあります。 あの方はすべての水の特徴に抽象的で特別な見解を持っていて…まるで、雑誌でよく見かける香水のレビューを聞いているようでした。私の望みを知ると、あの方はとても真摯におすすめの水源を教えてくださいました。敬意を込めて、私は時々あの方が勧めてくれた水を買うようにしています。 |
クロリンデ | 最高審判官の威光は疑う余地がない。あの方はいつも最も公正な判決を下す。そして必要があれば、私のほうでも判決の公正さを剣で強調する。 |
シグウィン | ヌヴィレットさんがメリュジーヌ一族をフォンテーヌ廷まで連れてきて、ピッタリな仕事をあてがってくれたの。ウチらはあの方と一緒にフォンテーヌに溶け込もうと頑張って、人間の美しさを感じようと努力してきた。ウチはあの方のことを敬愛してるし、人間のこともすごく好きなのよ。うん?ヌヴィレットさんと人間が同時に水に落ちたらどっちを先に助けるって?簡単よ、ヌヴィレットさんならきっと、ウチと一緒に人間を助けてくれるはずだもの。 |
メリュジーヌ一族はヌヴィレットさんの眷属だけど、だからといって法律や公平を無視して贔屓してもらえるってことではないの。あの時のウチもヌヴィレットさんの審判をちゃんと受けて、判決を素直に認めた。メロピデ要塞に向かう日、土砂降りだったのを今でもはっきりと思えてるのよ。でもウチは、ちっともあの雨を冷たいとは思わなかった。あれはすごく暖かくて、まるでヌヴィレットさんの眼差しのような雨だったから… | |
シャルロット | 「最高審判官」にインタビューするなら、事前にすべての質問を書き出して、それをパレ・メルモニアの関連部署に審査してもらわなければならないの。審査に通った質問だけ、インタビューに採用される…インタビュー中のトラブルを避けるためにね。この流れは実に複雑すぎるわ。考えただけで疲れちゃうもの。 |
シュヴルーズ | 最高審判官様が審判で私情を挟まないことは、誰もが知っていることだ。人情味に欠けてると言う者もいるが、正義は人情に阻まれるべきではないと私は思う。法律に反した者は有罪となる、それだけだ。 |
ナヴィア | ヌヴィレットさんね。複雑だけど簡単。何ていうか…海にある岩礁みたいに、一見通りにくい道なんだけど、パターンさえ把握できたら、まったく観測できないわけでもないって感じかな。 |
フリーナ | ヌヴィレットがこの数百年、フォンテーヌのために貢献してきたことはとても感謝しているよ。僕が民を欺いてきた罪を追及する気もないようだしね。それに、今の僕はもう彼と仕事のやり取りをしなくていいから、ずいぶん長いことパレ・メルモニアには行っていない。これは双方にとっていいことなんじゃないかな? |
フレミネ | ある日、ぼくが海面に浮かび上がると、ちょうど最高審判官様が一人で海辺に立ってるところに出くわしたことがある。たぶん、何か考えごとをしてたか、風景を見てたんだと思う…もちろん、ぼくは話しかけなかったよ。ちらっと目を合わせただけで、すぐに海の中に戻った…今思うと、何だか失礼なことをしちゃったかも…はぁ。 |
リオセスリ | 以前、会議のためにヌヴィレットさんから呼ばれたことがあったが、外へ出てパレ・メルモニアの正門についた頃、彼が道端で雨の中に突っ立っているのを見たんだ。傘を差しかけてあげたんだが、礼は言われたものの、不自然な表情だった。恐らく、何かの邪魔をしてしまったのかもな。 |
リネ | ヌヴィレットさんは公の場に姿を現すことが滅多にない。それに、わざと人と距離を置いてるみたいなんだ。最初は僕の気のせいかと思ったけど、観察に長けたリネットでさえそう思ってるようだから、きっとそうなんだろう。 |
リネット | 最高審判官の言動は謙虚で穏やかなものなのに、いつも妙な疎外感を覚えるの…それとも、彼も人付き合いがあまり好きじゃないとか?でも、メリュジーヌたちと話す時はやたら親身だったけど。 |
アルレッキーノ | ヌヴィレット殿は、仕事でもプライベートでも、一定の距離感を保つことを意識しているようだ。そんな彼のことを「感情に疎い」と評価する人も少なくないが…私はその逆だと思っている。法の冷酷さは、民衆を守るための公平さから来るものだ。同様に彼のそういう一面も、ある種の特別な善性であると言うべきなのだろう。 |
フリーナ
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ウェンティ | 吟遊詩人が得意とするのは演奏や歌だけど、劇の演者となると、それ以上の能力が必要になってくるんだ…いっそ次の風花祭は、フリーナも連れてきて一緒に公演するのはどうかな?――ん?彼女がフォンテーヌを救ったことについてもっと聞きたいって?うーん、あれほどの芸術的才能を持った人が世界を丸ごと救うなんて、まったくもって不思議な話じゃないでしょ? |
鍾離 | 国を救う契約を「自己」と締結し、それを五百年に渡り厳守することで天理を欺いた…「正義」によってなされるすべてを、俺は尊重する。たとえ神性の部分がすでに消え去り、神座さえなくなったとしても、フォンテーヌすべての歴史において、フリーナは正義の神として認められるに値する存在だ。 |
雷電将軍 | 「雷電将軍」はかつて、私の意思に揺らぎがないか確かめるため、私と意識空間で数百年にわたる決闘を行いました。ですがあなたのおっしゃったフリーナさんは、人間の身でありながら、五百年にもわたり演技を貫いた…それは、いついかなる時も精神的な「戦い」を繰り広げることに変わりなかったことでしょう。私は彼女の意思が、すでに神の領域に達していることを認めます。 |
ナヒーダ | (俗世の七執政として)ずっとずっと昔、俗世の七執政は定期的に連絡を取り合っていたらしいわ。ただ、私だけは状況が特別だったから、そのことを覚えていない…スメールの混乱も一段落ついたし、そろそろ彼らともう一度会うべきよね。あなたのよく知っている神を、私に紹介してくれるかしら? |
(俗世の七執政として)一緒にゲームをすると、人と人の距離は一気に縮まるのだと聞いたわ。それは神も同じよ。いっそ、今度またみんなで集まった時には、「ケンケンパ」で遊ぶことを提案しようかしら?…やっぱりやめておくわ。小さなマスを書いて、自分の優勢を利用してみんなをいじめてるって思われたらいけないもの。 | |
(フリーナとして)知恵にとって重要なのは、何を知っているかではなく、何を変えられるか――人々はそう言うわ。間違いなく、あの「予言」はとうに世界樹に刻まれていた…まるで何も変わっていないように見えて、すべてが変わってしまった感じね。あなたも私も知っているように、彼女は世界の運命を変えるほど賢い人よ。 | |
クロリンデ | 以前なら、お茶会の時はいつもあの方の後ろに控えていたものだが、今は同じテーブルについて、デザートを分かち合える間柄になった。 居場所が変わってようやく、フリーナ様がいつも口にしている「スタイル保持」の意味がわかるようになった。 |
シャルロット | 水神フリーナ様の言動は人々の心を動かす力があるの。あの方は生まれながらの大スターだわ。ユーフラシアさんは以前、一人の記者を密着取材に行かせたことがあるんだけど、彼はしばらくして辞職したの。 辞めた理由は…私の調査によると、彼が写真を撮るたびに、フリーナ様が写真を確認し、納得するまで撮り直しを要求したんだって。一番ひどかったときは、フリーナ様のポーズ一つを撮るのに、127回も撮り直したって… |
シュヴルーズ | フリーナ様か…ある日突然、あの方が私たちに「ライフルドリル」をするよう指示したことがある。全員に特製の「儀仗銃」を装備させただけでなく、「ライフルドリル」の特殊な訓練も受けさせた…幸い、あの方のお気に召す儀礼曲がなかなか見つからず、お蔵入りとなったがな。 |
ナヴィア | 子供の頃、一度だけフリーナ様が出演したチャリティー公演の歌劇を観る機会に恵まれたの。ほんとに人気で、当時はチケットを手に入れるのがすごく大変だったのよ!あの時、他の人物を演じてるはずなのに、彼女の振る舞いはかえって、いつもの高いところからの演説よりも自然な感じがした…今思えば、あれは錯覚なんかじゃなかったのね。 |
ヌヴィレット | 今こうして、彼女の「公演」はついに幕を閉じた。「パフォーマンス」とは想像から生み出されるものだが、フリーナはそれをもってして自らの責務を果たしたのだ…臆病な者が狂気を用いて自らを勇敢にする――今まで実にご苦労であった。 機会があれば、彼女の舞台に拍手を送りたい…うむ、機会が出来次第、そうするとしよう。 |
フレミネ | す…水神さまを客観的に評価するなんて、ぼ、ぼくには無理だから。うん…この話題はやめよう。それに、ぼくはあの方とあまり関わったことないし…見方も偏っちゃうと思う。 |
えっと、どうしてもっていうなら、水神様が観客としてそこにいる姿を見たことがあるよ。あの方は話してる時の姿がとても印象的だけど、逆に黙ってる時は何か意味深な表情をしてる気がする…あの目は、まるで光の届かない海底みたいなんだ。何か深い秘密を隠していて、他人に触れられるのを怖がってるような…ご、ごめん…ただの憶測だから。 | |
リオセスリ | 俺が罪を認めるのが早すぎたせいか、フリーナ様は当時の審判でつまらなさそうな顔をしながら、早々に退場してしまった。水神様を失望させてしまうなんて、とんだ重大事故さ。ふむ、今後はもっといい茶葉を送ってさしあげないとな。 |
リネ | 水神フリーナ様は行動が独特な方でね。簡単に言うと、普段の話し方も一種のパフォーマンスなんだ。フォンテーヌ人は卓越した舞台演出を何よりも愛してるからね、フリーナ様を崇敬してる人も少なくないのさ。 |
リネット | フリーナ様の行動について、その真意を知るのは難しいし、有益な情報も見出せない。何だか、あの一挙一動はまるで別人を演じてるような…さすがは神様、凡人の視点からじゃ到底測れない。 |
アルレッキーノ | 劇団員たちへの差し入れとして、リネにケーキを届けさせた。ケーキは子供たちの手作りなのだが、「大ファン」からの贈り物ということにしてある。彼女が気に入ってくれるといいのだが。 |
フレミネ
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クロリンデ | 以前、小さなマシナリーのおもちゃと感謝の意を示すカードが彼から届いたんだ。とても精巧なおもちゃだったから、一度フレミネさんには直接礼を言いたいと…ん? 直接でないほうがいいのか? 分かった、それなら私もカードを作ろう。代わりに彼に渡してくれるだろうか? |
シグウィン | 体調がよくなった後、フレミネさんはわざわざウチにお礼を言いに来てくれたの。とても礼儀正しい子よね。ぽつぽつと小声で話してたから…たぶん普段は自分から誰かに話しかける子じゃないんでしょ?でも、その心はきっと繊細でとても豊かなんだと思うの。だって、メリュジーヌのお友達が描いた絵を夢中になって見てたからね。 |
シャルロット | あれから、フレミネと何回か会ったわ。私の写真機助手の「ヴェリテくん」に興味津々で、レンズの改良をしてくれたの。実を言うと…「ヴェリテくん」をテキパキとバラバラに解体したのを見たとき、私はめちゃくちゃハラハラしてたのよ…でも予想外なことに、組み立て直したときも同じくテキパキしてて、とても慣れてるみたいだったわ。フォンテーヌ科学院出身じゃないかって疑ったんだけど、フレミネはそれを否定したの。 |
シュヴルーズ | ある日、パーツを買いに出かけた際にその潜水士と会ったことがある——彼も、店に残っていた唯一の汎用パーツが目当てだったようだ。パーツを譲ろうとしたんだが、彼はすぐさま手を引っ込め、うつむいたまま店を飛び出してしまった。悪く言えば、まるで犯罪者のようだったな… |
リネ | 僕のウブな弟は、未だに童話を信じてる。まったく、羨ましい限りさ。あっ、これは彼から聞いたんじゃないよ。ある日、彼がこっそり引き出しにしまってるものをうっかり見ちゃってね…本当にうっかりだから!絶対内緒にしてよ。じゃないと、怒らせちゃうだろうから。 |
リネット | 繊細で優しい子だけど、自分を卑下するのが好きみたい…過去の経験と関係してるのかも。時々、彼から伝わる雰囲気がリネとはまるで正反対に感じることがある…どっちも私の家族だから、意見が分かれた時は私が責任を持って橋渡ししてるの。 |
アルレッキーノ | フレミネは、心の中に様々な感情や葛藤を隠している。自身に関係のない問題までも、己のせいにして悲しむが、そんなあの子のことを理解してやれる子供は少ないだろう。君にもとても繊細な部分があるだろう——もしかしたら、あの子とウマが合うかもしれないな。 |
リオセスリ
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千織 | 一部の友人や協力者から彼のことは聞いてるわ。彼のやり方には結構感心してるけど、自分のやり方を変えるつもりはないの。 |
エミリエ | リオセスリさんをご存知なのですか?ふふっ、やはりあなたは只者ではありませんね。私の知る限りですが、公爵はとても控えめで、彼の存在をまったく知らない人さえいるほどなのですよ。仕事関係で、ヌヴィレットさんが私のことを彼に紹介してくださったことがあるらしいのですが、メロピデ要塞に私の出番はないと断わられたそうです。 面と向かってお会いしたことはないので、詳しい状況は存じ上げませんが…拒絶の理由はおそらく、一部の痕跡を消さずに、見せしめとして残しておきたいからなのでしょうね。 |
クロリンデ | メロピデ要塞は簡単に管理できるような場所ではない。それでも相対的には安定した状態を保っているのだから、公爵の手腕は疑いようがないだろう。公にはできない手段も使っているんだろうけど…私たちには知る由もないことだ。 |
シグウィン | 公爵はウチが今まで見てきた人間の中でも、一番痛みに強い人よ。まだ公爵に今みたいな高さも強さもなかった頃、医務室に傷を縫いに来ることがあってね。でも毎回、意識をしっかり保つ必要があるって言って、麻酔を断ってたの。本当に偉い「小さな大人」だったのよ。今はもちろん、立派な「大きな大人」になってるけどね。 |
シャルロット | 最近はあの「公爵」に会ってたりしない?彼に関する情報を探ってくれた?特別許可券、特別許可食堂…「働かざる者食うべからず」…こんなありふれた情報は別にいいわよ。「公爵」のプライベートに関する話はないかしら?え、何?秘密だって?なんで君まで口が堅いのよ!私のご馳走を返して!この嘘つき!君なんかそのまま服役してなさいよ! |
シュヴルーズ | リオセスリさんの手腕は「実に効果的」だ。少なくとも犯罪者どもは、「メロピデ要塞」が老後を過ごせる生ぬるい場所ではないとはっきりと理解してる。これは、我々が尋問をする上で大いに役立ってくれてるんだ。 |
ナヴィア | あの人とまともに会話しようと思ったら、かなり大変よ。クロリンデが言うには、何らかの契約を結んでる前提なら安心して一緒に仕事してもいいけど、あの人の言葉は絶対に一言も信じちゃいけないんだって。確かに考えてみたら、パパも水の下のことには一度も関与しなかったもんね。念のため、やっぱ今まで通りで行きましょ。 |
ヌヴィレット | リオセスリ殿は確かに信頼に足る男だ。そして彼の肩書きと名誉は、いずれも私が与えたものになる。彼の話術と出世への策に、私がまんまと嵌ったと思っているのではないか?だが稲妻には…「言わぬが花」ということわざがある。 |
フリーナ | 彼とはあまり交流がないけど、ヌヴィレットが信頼できると言っていたから、たぶんいい人なんだろう!そうだ、この前、彼からお茶が届いたんだ。悪くない味だったよ。 |
リネ
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綺良々 | フォンテーヌで、ある魔術師さんに会ったことがあるよ。いろんなものを消したり出したりできるの!彼が使ってるのもきっと妖力だよね?ね、きっとそうだよねっ?それってつまり…彼も妖怪ってこと? |
千織 | 私は秘密を隠しておけるようなハットは作れないわ。でも、彼の魔術は、それを可能にしてしまうの。あれだけの秘密を隠したハットって、被るとどんな気分がするんでしょうね。たまに気になりはするけど…私はやっぱり、考えは隠さずに言っちゃったほうがすっきりするわ。 |
クロリンデ | あの大魔術師のプロ意識は称賛に値する。時間があれば、観客として彼のマジックショーを楽しみたいものだ。 |
シグウィン | リネさんに麻酔銃を撃ってしまったことは、本当に申し訳ないと思ってるの…でもあの差し迫った状況において、彼の怪我を最小限に抑える方法はあれしかなかった…幸い、ウチに悪意がなかったことを知った後、リネさんは安心してフレミネさんの治療を任せてくれたのよ。 |
シャルロット | はぁ…またもリネさんに断られちゃった。これで何回目かしら…でも大丈夫!断られれば断られるほど、確信が強くなるんだ。彼にはきっと、とんでもない価値の謎が隠されてて、それが絶対前代未聞のビッグニュースだって思うの。必ず掘り出して見せるわ! |
シュヴルーズ | ああ、その大魔術師なら知ってる。以前、傷害・誘拐・殺人の疑いのあるマジシャンを捕らえたのだが、その犯行方法がまったく不明でな。結局、リネさんを顧問に迎えて初めて、重要な物的証拠が見つかり、その容疑者を有罪にできたのだ。その後、ある小説家がこの事件に興味を持ち、マジックによる犯罪を題材にした推理小説を書いたという。 しかし…小説の描写があまりに細かすぎて、今もまだ審査中だそうだ。しばらく出版できそうにないだろう。 |
ナヴィア | (リネとリネットとして)大魔術師の言葉遣いがちょっと大げさだってのは知ってるよ。でも、周りの親友たちに対して、リネが真摯な気持ちで接してるってことも分かるんだ。たまに、あの年齢に似合わないくらい強い責任感が表情から垣間見えるしね… あっ、そうだ。この前、リネが無料でポワソン町の子供たちにマジックを見せてくれたの!今度機会があったら、マカロンを食べに来てってリネとリネットを誘ってみよっと。リネットってよくマジックでカップを出してお茶を飲んでるし、デザートだって嫌いなはずないよね? |
ヌヴィレット | (リネとリネットとして)あの公演はとても愉しませてもらった、君もそうだろう?あれがリネ君とリネット君が魅せるマジックの世界だ──驚くほどすべてがまやかしではあるが、信じる心を持てば如何なることも叶ってしまう。 |
フリーナ | (リネとリネットとして)リネとリネットのことはもちろん知っているよ。前々から彼らの公演にはよく行っていたからね。確かに二人の人気は目を見張るものがあるけど、それでも僕とは比べものにならない。だって、すべての席を埋め尽くせる公演は僕が舞台に立ったときだけだからね。もちろん、立ち見席も売り切れになるほどさ。まあ今は…その…も、もう引退したんだから、人気が落ちるのは当然のことだろ! |
フレミネ | 家にいる時、リネはよくぼくにちょっとしたマジックを披露してくれるんだ。ぼくを笑わせられると、リネはすごく喜んで「このマジックなら観客のみんなを満足させられるはずだ」って言う…ぼくって、普段そんなに笑わないのかな? |
リネはぼくたちのチームのリーダーで、いつもみんなのお兄さんとして振る舞ってる…でも、リネは無理してるってぼくは気付いたんだ。だから、たまには仮面を外したほうがいいよって言ったんだけど…それを認めないどころか、ケンカにまでなって…その一件があって以来、ぼくはその話題に触れないようにしてるんだ。 | |
リオセスリ | 認めよう──「壁炉の家」が水の下に仕込んだスパイを処理したのは、ある種の挑発だった。それなのに、あっちのとった措置といえば、子供を数人送りこんで来ただけだった。まったく困ったもんさ。本気で彼らを犠牲にしてもいいと思ってるのか、それとも俺が子供に酷いことはしないのを読んだのか…はぁ。 |
リネット | 私とリネはずっと一緒で、言葉を交わさなくても相手の考えが分かるの。だから二人きりになると、リネはいつもより静かになる。リネの言ってること、何が本当で何が嘘なのかって?実は私、全部知ってるの…けど、それは極秘事項だから。 |
リネは普段からいつも自信満々で、物事をそつなくこなす。あるいは、すべての人に自分はそうであると思わせてる。だから、いざトラブルが起こると、よく一人で完璧に解決しようと思ってしまうの…そんなところを見かけたら、どうかリネのことをよろしくね。 | |
アルレッキーノ | 本当の「家」とは何か——そうクリーヴに聞かれたことがある。しかし私は答えられなかった。壁炉の家は、「身寄りのない」者が集まってできた家だからね。 私は、家の不合理な部分を否定したいという思いからクルセビナを殺め、新しい規則を定めて子供たちの「お父様」になった。だが、それでもまだまだここが本当の家とは言えないことをよく知っている。…この課題は、次の主に引き継ぐことにした。リネが、いつか新しい答えを出してくれる日を楽しみに待つとしよう。 |
リネット
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千織 | あの助手さん、口数は少ないんだけど、私のことをとても信頼してくれてるみたい。私って、猫に好かれやすいのかしら… |
シグウィン | リネットさんって、人間と猫ちゃんの可愛さを兼ね備えてるのよね!ウチ、こっそり観察したことがあるんだけど、お茶を飲むときとケーキを食べるとき、彼女の耳ってちょっとだけ前に傾くの。ふふっ、頭をなでなでしてあげたい…キミもそうしたい?じゃあ、今度一緒に彼女の許可をもらいに行きましょう! |
シャルロット | 何を聞かれても、リネットさんはただ静かに目を伏せるだけ。何の表情もないのよ。まるで…クロックワーク人形みたいに。こんな記事を書いてみたいわ。『マジックの秘密——天才魔術師の「マリオネットアシスタント」』!…彼女はこの記事を読んでも何の反応もしないんだろうけど。 |
ナヴィア | (リネとリネットとして)大魔術師の言葉遣いがちょっと大げさだってのは知ってるよ。でも、周りの親友たちに対して、リネが真摯な気持ちで接してるってことも分かるんだ。たまに、あの年齢に似合わないくらい強い責任感が表情から垣間見えるしね… あっ、そうだ。この前、リネが無料でポワソン町の子供たちにマジックを見せてくれたの!今度機会があったら、マカロンを食べに来てってリネとリネットを誘ってみよっと。リネットってよくマジックでカップを出してお茶を飲んでるし、デザートだって嫌いなはずないよね? |
ヌヴィレット | (リネとリネットとして)あの公演はとても愉しませてもらった、君もそうだろう?あれがリネ君とリネット君が魅せるマジックの世界だ──驚くほどすべてがまやかしではあるが、信じる心を持てば如何なることも叶ってしまう。 |
フリーナ | (リネとリネットとして)リネとリネットのことはもちろん知っているよ。前々から彼らの公演にはよく行っていたからね。確かに二人の人気は目を見張るものがあるけど、それでも僕とは比べものにならない。だって、すべての席を埋め尽くせる公演は僕が舞台に立ったときだけだからね。もちろん、立ち見席も売り切れになるほどさ。まあ今は…その…も、もう引退したんだから、人気が落ちるのは当然のことだろ! |
フレミネ | 同じ任務をリネかリネットにやらせると、いつだって完璧にこなす。でも、ぼくがやると上手くいかないんだ。リネットはよく、急に故障する家の機械は全部ぼくが修理してくれてる、だからみんなそれぞれ長所があるんだって慰めてくれるけど…はぁ、修理みたいに他のことも上手にできたらいいのに。 |
リネ | リネットの口数が少ないって?それはね、モードが違うからだよ。今度、まず最初に「会話モード、オン」って言ってごらん。運が良ければ、会話が長く続くだろうから。運が悪かったらどうなるかって?安心して、たとえリネットに睨まれても、それはそれで普段とは違うリネットを見られたことになるでしょう? |
僕とリネットは小さい頃から一緒にいた。苦しい時も、二人一緒なら耐えられたし、楽しいことは互いに分かち合ってきた。家族、それは僕たちにとって一番大切なものなんだ。だから、家族と別れた君の苦しみを、僕たちは理解できる…もし何か手がかりを見つけたら、絶対に教えるね。 | |
アルレッキーノ | 静かで落ち着いた性格は、リネットの個性であり、長所でもある。聡明なあの子のことだから、本人もそれを認識しているのだろう。あの三きょうだいの中で、リネットはかけがえのない役割を担っているし、あの子自身もそれによって充足感を得ている。「お父様」として、私はあの子が伸び伸びと才能を開花させられるような環境を整えてやるつもりだ。 |
プレイアブルキャラ:ナタ
イアンサ
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カチーナ | 前、強くなるために、イアンサお姉さんに訓練の指導をお願いしたことがあるの。ハードな訓練法が色々入ったプランを立ててくれて、やっとのことでクリアできたんだ。すごく正確に計算された訓練だったから、毎回家まで帰るだけの体力は残ってたけどね。とにかく、イアンサお姉さんにはすごく感謝してるんだ。 |
シロネン | 昔、「豊穣の邦」の人たちのために、死ぬほど重い「バーベル・プレート」と「ケトルベル」を作ったことがあるんだよね。そいつらが受け取りに来たとき、イアンサが人を連れて検品してた。あいつ、素手で各器具を持ち上げて、重量を測ってから一つずつ荷台に積み込んでたよ。全部積み終わると、イアンサは少し息を切らしながら、顔をちょっち赤くしてるだけだった。 正直イアンサの部族の人が羨ましいよ。力持ちってだけじゃなく、農作業も得意だからね… |
ムアラニ | イアンサは豊穣の邦の誇りどころか、ナタの誇りだよ。何回も「帰火聖夜の巡礼」に参加してるんだけど、今でも全勝記録をキープしてるの!あたしはそのトレーニングのレッスンを申し込んで、入会費まで支払ったけど…ただ、ずっと行く時間がなくて… まあ、白状するよ。実はある日、トレーニングし終わった時のカチーナちゃんを見て、頭にある声がこうささやいてくれた。「まあ、あたしが得意なのは水上のプログラムだから、陸地に居すぎると打ち上げられた魚みたいになっちゃう」ってね…うん、心の声に従うことにしたの。 |
オロルン
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シロネン | マイナスかけるマイナスはプラスになる——この理屈でいけば、変人の中の変人は普通の人間ってことでしょ?でもオロルンは明らかに違う。 まっ、そうは言ってもあいつはいいやつだよ。イファに頼んで、「こだまの子」に果物やミツをたくさん持ってきてくれたし。みんなに迷惑をかけたって思ってるんでしょ。それに、燃素ミツムシからこんなに甘いミツを採れるなんて知らなかった。あいつ、腕は確かみたい。 |
カチーナ
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シロネン | この前、カチーナに掘削マシンを作るように頼まれてね。しかも掘削を跳躍、両方の機能を備えてほしいって注文つき。まぁ、そんなに複雑なもんじゃないし、さくっと作ろうと思ったんだけど、椅子の角度を調整するのに苦戦してね。結局カチーナはウチの意見を聞き入れて、椅子を外すことにしたんだ。んで、代わりに掘削マシンの動力コアと連動したマニュアル操作装置を搭載したってわけ… えっと…どうしてカチーナが「ぐるぐるコマちゃん」を操縦するとき、自分も跳ねるのかって? それはあの子のリクエストによるもんだよ。掘削マシンを操縦するときの揺れが大好きだとか言って、一部の震動軽減システムを削るよう頼んできてさ。 そだ、今度カチーナにマウスガードでも作ってあげよ。もしぴょんぴょんしてるときに舌でも噛んだら大変だからね… |
ムアラニ | カチーナちゃんは温厚で優しくて、話す前に色々考えちゃう子だよ。優秀なのに、何も言わないから周りに舐められちゃってるんだよね。はぁ…あたしはカチーナちゃんの実力を疑ったことは一度もないけど、あの子自信がなさすぎて、批判する言葉を真に受けないか心配なの…だから、カチーナちゃんを励ますだけじゃなくて、あの子の優秀なところをみんなにアピールしてるんだ。いつかはきっと、みんなも見方を変えてくれるって信じてるよ。 |
キィニチ
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カチーナ | キィニチお兄さんを紹介してくれたのはムアラニちゃんだったんだよ。ここだけの話…最初は怖い人だって思ってたの。だって目つきが…ちょっと怖いんだもん。でも、後になって知ったんだけど、わたしをいじめてた悪い人を裏で懲らしめてくれたんだって。お礼をしようとしたけど、十分な報酬を既に受け取ってるから大丈夫だって、どうしても受け取ってくれなかったんだ… |
シロネン | キィニチはいいやつだけど、あのアハウはねぇ、どうも好きになれなくって。 って言うか、あいつどっから現れてんの?もし何かの機械から出てきてるんなら、永遠に大人しくさせることができるかも。うん、時間を見つけて、キィニチに相談してこよ… |
ムアラニ | アハウったら、一日でキィニチの一年分より沢山喋るの。あんな状況でも一切影響されずに、自分なりの判断ができるキィニチはすごいなあ。思い返せば、運勢の話をする時だけは、珍しく意気投合して二人ともまったく無関心ですって態度になるんだけどね… |
シロネン | キィニチはいいやつだけど、あのアハウはねぇ、どうも好きになれなくって。って言うか、あいつどっから現れてんの?もし何かの機械から出てきてるんなら、永遠に大人しくさせることができるかも。うん、時間を見つけて、キィニチに相談してこよ… |
シトラリ
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シロネン | シトラリはたまにウチの工房に鉱石を買いに来るんだ。あいつの話だと、一部の鉱石は粉にすると飲み薬になって、しかもそれが占いや祭祀に役立つんだって。ん?あいつに占ってもらったことはあるかって?ないよ、まだ起きてないことに興味ないし、今の仕事で手一杯。それに、占いの儀式っていっつも眠くなっちゃうんだよねぇ… |
ムアラニ | シトラリおばあさまは間違いなく「謎煙の主」の最も経験豊富な祭司だよ。ちょっとした先輩とかじゃなくて、一番の大先輩!おばあさまの占いって、ほんっと良くあたるんだよね。昔、商売のラッキーカラーはピンクと青だって教えてくれたんだけど、やっぱり、今お店で一番売れてるのはピンクと青が入ってるプクフグフロートだよ。 最近もよく付きまと…じゃなくて、会いに行ってるんだけど、こないだは「外の者が幸運をもたらしてくれる」って言ってた…えっ、待って、もしかして君がその「外の者」!? |
シロネン
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カチーナ | 古名を手に入れた後、パカルおじさんがわたしをシロネンお姉さんのところに連れて行ってくれて、それでぐるぐるコマちゃんを作ってもらったんだ。シロネンお姉さんの腕ってほんとに神かがってると思う。 その後は宝石コレクションと保存について色々話したり、コレクションを見せ合ったりしてたの。お姉さんのコレクションは保存状態がすごくよかったから、きっと丁寧に手入れしてるんだろうなって思った。でも、普段の生活習慣については…何だか自由だなって思う。前にどれだけ探しても見つからない時があったんだけど、木の上で日向ぼっこして寝てたんだよ… |
ムアラニ | 炎神様でさえ認めた職人の力は疑う余地もないよね。たとえ古名がバラバラになっても、彼女なら完璧に復元できるでしょ…って!縁起の悪いこと言っちゃったかな?あんな大事なものがバラバラになるわけないよね!今のはナシ、君は何も聞こえなかった。ね? |
チャスカ
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カチーナ | チャスカお姉さんはナタの有名な「調停者」だよ。お姉さんがいれば、どんな揉め事も簡単に片付くんだって。たぶんだけど…わたしと同じで、人と人の争いが嫌いだからこそ、調停者をやってるんじゃないかな… |
シロネン | 空を飛ぶために、チャスカの「銃」にはかなりの労力を費やしてきたんだ。まず、高速機動中の銃本体の安定性を可能な限り確保しなければならないこと。次に、空中戦に適した通常弾薬と特殊弾薬をカスタマイズすること。最後に、空中での発射による反動と照準に関する問題を考えること… でもチャスカは「最後の二つは心配しなくていい。銃に基本的な機械式照準装置を取り付けさえすれば、残りは自分の力でどうにかする」って言ってね。 実際、チャスカはあの「銃」をうまく扱ってる。さすがは「花翼の集」の空飛ぶエースって感じ。 |
ムアラニ | チャスカとは小さい頃からの知り合いだよ。おもちゃの取り合いで何回かケンカしたこともあるくらい。だから…あの子が「調停者」になったって知ったときは結構驚いたな。ゆっくり成長する人もいれば、短い時間ですっごい成長を遂げる人もいるって云うけど、あたしって…まだ成長期に入ってないのかな~? |
マーヴィカ
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ムアラニ
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カチーナ | ムアラニちゃんは初めての親友だよ。ムアラニちゃんに出会うまでは、この世にあんなに親切な人がいて、あんなに面白いことがわたしを待ってるだなんて思いもしなかった。ほら、わたしたちのツーショット。写真を撮った時、一緒に跳ぼうってムアラニちゃんが言ったの…わたしの動きがぎこちなく見える?へへっ、バレちゃった…カメラには映ってないけど、あの時は沢山の人に見られてたから、ちょっと緊張してたんだ… |
シロネン | ムアラニって、運動が大の得意なんだよね。サーフィンにしても、「スピリットウェイ」を滑走するにしても、あいつほど動きが滑らかで、表情をリラックスさせてる人は知らないよ。それに、これまでムアラニがミスしたところなんて見たことないし。 もし人や竜が道を塞いでたら、どうするかって?うーん…あいつなら、たぶん相手をひょいっとつまみ上げて、滑走を続けるんじゃない? |
プレイアブルキャラ:スネージナヤ
アルレッキーノ
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放浪者 | (「召使」として)道徳家気取りの偽善者さ。彼女が「優雅」と「親切」を見せるのは、人をよりうまく「コントロール」するためだ。彼女の狂った一面を見た者は、もうほとんど…ふぅ~。 |
ナヴィア | (「召使」として)彼女は威厳ある優しいリーダーよ。「一家の主」って風格を感じるよね。でも、ファデュイの執行官まで上り詰めた人なわけだから、きっとそれなりに非情な一面もあると思う… だから安心して。ポワソン町を助けてくれたご恩は永遠に胸に刻んでおくけど、他の場面ではちゃんと用心しておくつもり。 |
フリーナ | (「召使」として)「召使」?だ、誰のことだい?も、もう忘れちゃったなぁ。そんな恐ろしいやつを頭の中に残したままにしてたら、悪夢を見ちゃうだろ? |
フレミネ | (「お父様」として)「お父様」はぼくたちが泣くのを嫌がる、涙は感性と軟弱さを混ぜ合わせた物だって。「お父様」に叱られるたび、ぼくはいつも水の中に入るまで泣くのをガマンした。幸い、ロマリタイムフラワーがいつもぼくに寄り添ってくれてたよ。 |
(「お父様」として)子供の頃、ぼくはこう教わった──家のためなら、命を捧げるべきだと。けど、「お父様」が権力を握ってからは、この「教え」に変化があった。ぼくたち一人ひとりがかけがえのない存在で、自分の命を大切にすべきだって。そして持てる限りの力を尽くして、この世界で自立できるようになれって、「お父様」は教えてくれた…正直に言うと、これって単純な命令に従うよりもずっと難しいんだけどね… | |
リネ | (「お父様」として)「お父様」は僕たちに家を与えてくれた。僕たちの成長を導き、みんなが努力すべき方向を教えてくれた。僕がすべきことは簡単さ。忠誠心を維持し、そして…僕たちの家を守ることだ。 |
(「お父様」として)子供だけで作られた王国…僕たちの王は「お父様」。僕は知っている──国王がいつか後継者を選ぶことも、その後継者が僕になることも…でも同時に、僕はそれに対して恐怖を抱くんだ…ふぅ…誰にも言わないでね、特に…妹とフレミネには。 | |
リネット | (「お父様」として)「お父様」の愛情表現は…必ずしも万人に受け入れられるものじゃない。けど、「お父様」がいるからこそ、家は…家と呼ぶことができる。 |
タルタリヤ | (「召使」として)打算的な人は別に嫌いじゃない。何しろ、俺がファデュイに入ったのだって、戦う機会が欲しいからだ。けど、俺はどうしてもこいつのことが気に入らない。裏切ることで利益を手にできるのなら、彼女は躊躇なく女皇様に刃を向けるだろう。彼女の目には、狂気しかないからね。 |
タルタリヤ
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夜蘭 | あのファデュイの執行官?彼の行動は、私に利益をもたらしてくれたわ──彼の与り知らぬところでね。私が「岩上茶室」の前オーナーを徹底的に調査しようとした時、あの執行官のほうが一足早く、強引に借金を取り立てに行っていたの。しかも、前オーナーが偽造した帳簿まで見つけて、牢獄に入れてくれたのよ。そのおかげで、私も円滑に岩上茶室を引き継げて、悪くない拠点を得られたというわけ。 |
鍾離 | あのスネージナヤの武人はまだ璃月にいるのか?ハハッ、構わない、彼がお前にちょっかいをかけてきたら、その時は俺を呼ぶといい。 |
近頃、「公子」のファデュイでの評価がまた下がったらしい。しかし、悪評を一掃するためであれば、彼は積極的に動くだろう。ふむ…そう考えると、今度彼との宴席でまた面白い話が聞けそうだ。旅人、お前も一緒に来るか? | |
放浪者 | (「公子」として)脳筋で、手先も器用なわけじゃない。いくら最下位だとはいえ、あいつが執行官にいるだけで全体のレベルが下がる。幸い、僕はもうそこにいないからいいけど。 |
アルレッキーノ | (「公子」として)正直、彼は執行官に向いていないと思う。いつも他人の意図を善意として解釈し、人に利用されることもしばしばだ…無論、天賦の才に恵まれているということは確かだし、今なお成長し続けてもいる。彼に対する評価を急ぐ必要はないだろう。 |
既出キャラ
スカーク
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タルタリヤ | もう何年師匠に会ってないんだろうな。次に彼女と手合わせする時は、少なくとも両手を使わせてやりたいよ。 |
「淑女」
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放浪者 | 彼女の灰には何もない。僕は未来を失った者には興味がないんだ。 |
アルレッキーノ | 私が最初に知り合った執行官は、彼女とピエロだった。彼女が初めて壁炉の家を訪れたとき、高慢極まりない彼女に、子供たちが懐くはずもなかった。しかしその後、彼女は度々プレゼントを持ってくるようになり、「私を好きになってくれない子にはプレゼントをあげないわ」と平然と言い放ったんだ。プレゼントがほしい子供たちは、愛嬌をふりまいて彼女の好意を買う術を覚え…彼女もまんざらでもなさそうだった。きっと、子供たちに囲まれているのが嫌いではなかったんだろう。もしかすると、心の中に孤独を抱えていたからかもしれない…彼女の訃報については…心から残念に思う。死んだ恋人と再会できていることを願うばかりだ。 |
タルタリヤ | 君も知っていると思うけど、俺は彼女と馬が合わないんだ。それに、今となっては、彼女のことを語る必要もないだろう。ファトゥスにとって、死期は自分で決められるようなものじゃない…でも安心してくれ、何があろうとも、俺は全力で生きていくから。 |
「隊長」
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放浪者 | 「剛直で硬骨な『隊長』」、「公正で果敢な『隊長』」、「功績の豊富な『隊長』」…これらファデュイの中で流れている噂は、人形の耳でさえタコができるほど聞いたよ。絶対的な「公正」だなんて、とても危険な脅威だと思わない?ましてや、「隊長」はトップクラスの実力を持っているから、尚更さ。 |
アルレッキーノ | 手に入れた力によって、彼はそれ相応の大きな責任を背負うことになった。だが、たとえその力がなかったとしても、私にとって彼は尊敬に値する人だ。 |
タルタリヤ | 昔、戦場で彼の戦いを見たことがある。その姿はあまりに勇猛なものだったよ。ただ俺の席は後ろすぎる、たぶん彼は俺のことに気付いていなかっただろう。けど、たとえ今日見向きされなくても、明日こそは、俺の実力を彼に見せてやりたい。 |
「博士」
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放浪者 | 実に残念だ。クラクサナリデビが、彼にあんなに多くの断片を消させたことで、僕が彼の断片を一枚ずつ切り刻む楽しみがなくなってしまった。 |
アルレッキーノ | 壁炉の家を引き継いだ当初から、彼は様々な協力関係を提案してきていた。「淘汰される子供」を実験に使わせてくれれば、その実験の成果を享受させてやる…とね。先代「召使」との協力関係は相当愉快なものだったらしい。同じ執行官という立場でさえなければ、先代「召使」のところに送ってやりたいものだ。 |
タルタリヤ | 彼は年齢別に自分の義体を作って、様々な任務を担当させているらしい。しょうがないさ、俺の同僚はみんな変わり者ばかりだからね。でも、逆に考えよう、仮に俺が自分の義体と出会ったら…ハハッ、きっと生き残るほうを決めるために、そいつと戦うことになるよね。 |
名前のみ既出or詳細不明キャラ
ボイスで言及されたキャラは実装されることが多い傾向にあるが、「淑女」の例やNPCに言及する例もあるため確実ではない。
アリス
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ドリー | アリスさんはいつも目新しいものを提供してくれる、私にとって最高の仕入れ先ですの。うふっ、うふふふ、企業秘密まで教えてあげたんですから、あなたも少しぐらい、授業料を払ってくれてもいいのですよ? |
イファ
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カチーナ | イファお兄さんはとってもすごい竜医さんだよ。お兄さんに診てもらった子竜たちはみんな規則正しく暮らすようになるし、変なものも食べなくなって、勝手に突っ走ったりもしなくなるの。病気にもほとんどかからなくなるよ!だから、具合の悪い竜がいたら、みんなすぐイファお兄さんに飛んできてもらって、診てもらうんだ。 |
シロネン | イファならウチの部族に来て、テペトル竜を治療したことあるよ。いい腕だし、面倒見が良さそうな感じだった。どんなにやんちゃな小竜でも、あいつの前ではみんな大人しくなってね。 ウチの作った竜専用注射器は、針がなくても、竜と人間に対してかなりの抑止力を持ってるってイファが言ってた。見てみたい?サンプルならあるよ。 待っててね、一番デッカイ注射器を持ってくるから…ちょ、なに後ずさりしてんの?注射針は付いてないし、超安全だよ。 |
ムアラニ | イファはノリがいいよ!何を遊ぶにしても喜んで応じてくれる。そして何でも手っ取り早くそつなくこなせちゃう。彼が医者になってなければ、水上スポーツのコーチになってほしかったね。部族が違うって?そんなの問題じゃないよ! |
ファルカ
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エウルア | 大団長、チッ…彼はとても真っ直ぐな性格をしていて、つまらないことや噂も気にしない。まっ、典型的な良い人ではあるわ。彼とは一度剣を交わしたことがあるけど、引き分けに終わった。あの気楽な表情におちゃらけた態度、きっと手を抜いていたんだわ…私を軽く見ていたのよ!この恨み、絶対に忘れないわ! |
ガイア | 今の西風騎士団に、大団長のようなやり方をできる人物がいなくて残念だ。はぁ、俺はああいう人こそ気に入っているのに。 |
ジン | ファルカ大団長、彼は西風騎士団の生きた伝説だ。彼が帰ってきたら、話を聞いてみるといい。きっと勉強になると思う。 |
ディルック | 大団長ファルカ、彼の立場は理解できるが、彼のやり方は認められない。いや…言い過ぎたな、僕はとうに西風騎士団ではない。忘れてくれ。 |
ノエル | 一緒に遠征して、メイドの責任を果たそうと思いましたが、大団長さまは私がモンドに残っていたほうが安心だと言ってくれましたので…大団長さまにそんな風に信用されて、とても嬉しかったです!大団長さまがそんなことを言う相手は私だけじゃないって後から知りましたが…信用されていることに変わりありませんから! |
バーバラ | お父様はファルカ大団長と一緒に出征したの。だから、もし途中で何かあったら…あっ、平気平気、だって大団長は「北風騎士」だもの、きっと大丈夫!私も…お祈りするわ。 |
ベネット | 名実ともにある大団長はオレの憧れなんだ。西風騎士団を率いてるなんて、それだけですごい人だろ!でもよく考えると、冒険団が大きくなりすぎるのもよくないよな。冒険団が忙しくなると、オヤジたちの世話ができないからな。ハハッ、やっぱり今のままのほうがいいや。 |
ミカ | ファルカ大団長は尊敬に値する正真正銘の「強者」であり、僕の戦闘における師匠でもあります。大団長は僕が小柄で体力の優位もないことを察して、「戦闘の理念は柔軟に」や、「敵との接近戦は避けるように」といったことを教えてくれました…そのため、僕は槍やクロスボウなどを使って敵と戦うことを覚えました。実際、この戦い方は確かに僕によく合っています。 |
大団長からは、「より高い目標を立てて、腕を磨き続けろ」と言われました。それ以来、ずっとその考えを持ち続けていたんですが、遠征して初めて、物事の深刻さに気付きました…ある日、「隊長」と名乗るファデュイの執行官に出会ったんです。あんな相手とどう戦えばいいのか、想像もつきませんでした…「強者」の境地は、僕には遠すぎます… | |
レザー | ファルカ?知らない… |
うん…ファルカは、名前だ。あの男、高く大きい。レザーの名前、鉄の爪、彼にもらった。ううっ…会いたい。 | |
ロサリア | ファルカは他人の世話を焼いてばっかの、ジジ臭くて面倒な人よ。悪気はないんだろうけど。周りの人を気にかけるのが好きなのよ、あいつ。 |
タルタリヤ | ファルカかい?いつか西風騎士団の頂点、伝説の「北風騎士」と戦えると思うと、興奮して震えてしまうよ。生きるって素晴らしいね。 |
「女皇」
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放浪者 | 誰もが彼女の優しさと慈愛を称賛するけど、「愛」も「罪」の一種であることを知る者は誰一人としていない。もしかしたらその愛っていうのは、いわゆる代償行動ってやつなのかもね。 |
アルレッキーノ | 投獄された時――女皇陛下は私の罪を赦し、執行官の身分を与えてくださった。耳ざわりのよい言葉ばかりを並ベ立てる空っぽの偽善者とはまったく違う…私は彼女に真の「慈愛」を見た。しかしその「慈愛」は、果てしなく広がる氷雪をも溶かせるものだろうか。その答えは誰にも分からないだろう。だが、これだけははっきり分かっている…もし、いつか女皇陛下と訣別すべき日が来たら、私は迷いなく彼女に向けて剣を振り下ろすだろう。それが、私の捧げられる最大限の敬意だ。 |
タルタリヤ | 女皇様は実に優しい人だよ。優しすぎるからこそ、冷酷にならなければならない。平和を夢見ているからこそ、世界に宣戦布告した。それに、彼女が世界の敵になったからこそ、俺たちは出会えたのさ。 |
「道化」
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「少女」
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放浪者 | 質問だ。「どんな時も」ぼんやりと間が抜けていて、「どんなことをするにも」鈍くてとろい「少女」に遭遇した時、どのような反応をすればいいと思う?僕は、構わず戦える。でも君は…良心を痛めるだろうから、やっぱり彼女からは離れたほうがいいよ。 |
アルレッキーノ | 彼女は変わった執行官だ。彼女に質問を投げかけて、「予想通りの答え」が返ってくることはまずない。まず、「答え」になっているかどうかさえ…しかし、それが「面白い答え」であることは間違いないだろう。 |
タルタリヤ | ファトゥスの席は実力によって決まる。けど、なんであの子が「第三位」にいるのかはよく分からないんだ。もし機会があったら、俺より前にいる執行官たちと一度戦ってみたいね。ただ、どうしてか彼女とはあまり戦う気が起きないんだ…とにかく、君も気を付けたほうがいい。 |
「雄鶏」
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放浪者 | 「公子」くらいだろうね、「雄鶏」が誠心誠意、見返りもなく彼とその家族を気にかけてくれてるなんて思うのは。あの市長様は確かに実のあることを多くしてきたけど、ちょっとでも頭のいいやつなら分かるはずだよ。それが意味することは──「君の家族を握ってるぞ」、でしょ? |
アルレッキーノ | 「雄鶏」は私をあまり好きではないし、私も彼にいい印象など持っていない。市長としては合格…いや、「優秀」と言ってもいいだろう。最小の代価で莫大な利益を得るその手腕は、お偉方の間でも好評を博しているらしい。ただ、その「最小の代価」として、度々壁炉の家をちらつかせることは残念でならない…遅かれ早かれ…フン。 |
タルタリヤ | 俺は義理や人情といったものがよく分からない。けど、彼が本当に俺のことを助けたいと思っているのは知っている。俺を見るときの彼の眼差しは、まるで家族を見るもののようだよ。ああ、そういえば、トーニャとテウセルからの手紙には、彼がうちに送ってくれたパイやプレゼントのことがよく書いてある。どうやら、俺が冬国を離れている間、彼は約束通り、俺の家族の面倒をよく見てくれているみたいだ。 |
「傀儡」
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放浪者 | 彼女は自分の研究以外には興味がないんだ。性格だって、極めて酷いものさ。だけどそこまで極端に振る舞って、でき上がったのは大量の廃品のみ。僕が執行官だった時も、僕より一位下だった。実に哀れだね。 |
アルレッキーノ | 彼女にはあまり興味がない。研究に没頭していて、あまり公の場に姿を現さないから、彼女に会ったことすらないという士官も多い。数多の分身を作れないのは嘆かわしいとばかりに、世界中を走り回るやつを「極端」と評するなら、彼女はまた別の「極端」だろう。 |
タルタリヤ | 研究に没頭している人らしい。ということは、あれらの機械も彼女と何か関係があるんだろうか。とにかく、彼女と会ったのはたった数回だけだというのに、いつも俺を殺したそうな目で見てくる。彼女を怒らせるようなことをした覚えは、まったくないんだけどね。 |
「富者」
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放浪者 | あの第九位のことか。彼は「公平な取引」にすごく固執していて、あまつさえ、神と人の間にあってしかるべき不公平さえ覆そうとしている。まあ、凡人はそういうものさ、非現実的な妄想を抱きやすいんだ。別に特別なことなんかじゃないよ、彼の平凡な能力や目利きと同じようにね。──ふんっ、「博士」と密接な協力をとるなんてね…いい結果にはならないさ。 |
アルレッキーノ | 彼が優れた頭脳と手腕を併せ持つことは認めている。だが、「冷静さ」には欠けると私はみている。壮大な計画を立案し、無機質な経済を操る能力には長けているものの――彼を突き動かしているのは、依然として心の奥底に抑え込まれたままの憎しみと嫌悪だ。自らを理性的と言い張る者は、得てして己の感情をコントロールできていると思い込んでいるものだが…その自信こそが最大の弱点だと言える。 |
タルタリヤ | ああ、「壮大な計画」ばかり考えているあの野心家のことか。彼の理論はまったくもって頭に入ってこないよ。とにかく、不測の事態に備えた資本が十分にあるならそれでいい。 |
その他NPC等
ドゥラフ
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ディオナ | パパはあたしが一番尊敬してる人!パパは一番すごい!でも…お酒を飲んだパパは、うう…ああーーやっぱり早くモンドの酒造業を終わらせないと!もうおしゃべりの時間はおわりにゃ! |
冥
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七七 | 夜…たまに一緒に体操する人がいる気がする…気のせい? |
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コメントされるキャラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
モンド | 璃月 | 稲妻 | 登場済 | 名前のみ | NPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アルベド | アンバ丨 | ウェンティ | エウルア | ガイア | クレ丨 | ジン | スクロ丨ス | ディオナ | ディルック | ノエル | バ丨バラ | フィッシュル | ベネット | モナ | リサ | レザ丨 | ロサリア | 夜蘭 | 雲菫 | 煙緋 | 甘雨 | 凝光 | 刻晴 | 香菱 | 魈 | 鍾離 | 辛炎 | 申鶴 | タルタリヤ | 重雲 | 七七 | 胡桃 | 北斗 | 行秋 | 荒瀧一斗 | 楓原万葉 | 神里綾華 | 神里綾人 | 九岐忍 | 九条裟羅 | ゴロ丨 | 早柚 | 珊瑚宮心海 | ト丨マ | 八重神子 | 宵宮 | 雷電将軍 | 放浪者(国崩) | 白朮 | 鹿野院平蔵 | 女皇 | スカ丨ク | ファルカ | ヨォ丨ヨ | ドゥラフ | 冥 | |||
アルベド | アンバ丨 | ウェンティ | エウルア | ガイア | クレ丨 | ジン | スクロ丨ス | ディオナ | ディルック | ノエル | バ丨バラ | フィッシュル | ベネット | モナ | リサ | レザ丨 | ロサリア | 夜蘭 | 雲菫 | 煙緋 | 甘雨 | 凝光 | 刻晴 | 香菱 | 魈 | 鍾離 | 辛炎 | 申鶴 | タルタリヤ | 重雲 | 七七 | 胡桃 | 北斗 | 行秋 | 荒瀧一斗 | 楓原万葉 | 神里綾華 | 神里綾人 | 九岐忍 | 九条裟羅 | ゴロ丨 | 早柚 | 珊瑚宮心海 | ト丨マ | 八重神子 | 宵宮 | 雷電将軍 | 国崩 | 白朮 | 鹿野院平蔵 | 女皇 | スカ丨ク | ファルカ | ヨォ丨ヨ | ドゥラフ | 冥 | |||
列幅指定用行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コメントするキャラ | モンド | アルベド | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アンバー | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ウェンティ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エウルア | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ガイア | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クレー | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジン | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スクロース | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディオナ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディルック | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノエル | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バーバラ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フィッシュル | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベネット | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
モナ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リサ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レザー | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロサリア | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
璃月 | 夜蘭 | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
雲菫 | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
煙緋 | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
甘雨 | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
凝光 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
刻晴 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
香菱 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
魈 | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鍾離 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
辛炎 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
申鶴 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タルタリヤ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
重雲 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
七七 | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
胡桃 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
北斗 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
行秋 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
稲妻 | 荒瀧一斗 | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
楓原万葉 | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神里綾華 | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神里綾人 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
久岐忍 | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
九条裟羅 | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴロー | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
早柚 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
珊瑚宮心海 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トーマ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
八重神子 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宵宮 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
雷電将軍 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | ◆ |
コメント
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- 編集報告、情報伝達のため、今更ながらPコメントを追加しました。 -- 2024-01-22 (月) 23:49:56
- 若陀から鍾離、正機の神から雷電へのコメントを追加された方、このページは各プレイアブルキャラの日常ボイスをまとめたものであるため、勝手ながら削除させていただきました。 -- 2024-01-22 (月) 23:51:17
- 楓原万葉の「珊瑚宮心海について…」が抜けていたようなので、心海の欄に追加しました。地域別五十音順なら万葉は先頭で合っていると思うのですが、それなら雷電←→平蔵も入れ替えるべきですかね...? -- 2024-02-27 (火) 23:35:32
- 抜けを補足してくださりありがとうございます。全体的に稲妻キャラの順番が変になっていたみたいですね、ご指摘のところ含めて修正しました。 -- 2024-02-28 (水) 00:18:57