基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
画像 |
プロフィール | |
名前 | リオセスリ |
CV | 小野大輔 |
誕生日 | 11月23日 |
所属 | メロピデ要塞 |
神の目 | 氷 |
命ノ星座 | 獄守犬座 |
装備可能武器 | 法器 |
アルケー | ウーシア |
オリジナル料理 | 秘伝のローストリブ (スペアリブのロースト) |
ひとこと紹介 |
メロピデ要塞の公爵。漆黒の海底に潜む領主。 |
人物評 |
「ナヴィア、私が何年か前にパレ・メルモニアから『伯爵』の称号を授与されることが決まり、それを断ったことを覚えているかい?何が言いたいかと言うと...今日、やっとメロピデ要塞の管理者に会えたんだ。かつては『公爵』という階級が、ただの飾りに過ぎないと思っていたこともあったが...意外なことに、このリオセスリさんは見た目よりも随分と老練であったよ」 ――『棘薔薇の会』前会長 カーレス |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
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突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 1,058 | 2,745 | 3,652 | 5,465 | 6,110 | 7,029 | 7,889 | 8,818 | 9,462 | 10,400 | 11,045 | 11,993 | 12,637 | 13,593 |
基礎防御力 | 59 | 154 | 205 | 307 | 343 | 395 | 443 | 495 | 531 | 584 | 620 | 673 | 710 | 763 |
基礎攻撃力 | 24 | 62 | 83 | 125 | 139 | 160 | 180 | 201 | 216 | 238 | 252 | 274 | 289 | 311 |
会心ダメージ | - | - | - | - | 9.6% | 9.6% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 28.8% | 28.8% | 38.4% | 38.4% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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通常攻撃・フロストコンビネーション | 通常攻撃 堅氷を拳に纏い、迅く強烈なリペルブローを繰り出す。最大5段の連続攻撃を行い、氷元素ダメージを与える。 元素スキル「アイスファング・ラッシュ」を発動、またはダッシュした後の一定時間、通常攻撃の連撃段数がリセットされない。 重撃 一定のスタミナを消費し、跳び上がりながらヴォールティングアッパーを繰り出して氷元素範囲ダメージを与える。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に氷元素範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 5段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
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Lv.1 | 53.4% | 51.8% | 67.2% | 37.9%+37.9% | 90.7% | 153.0% | 50.0 | 56.8% | 114%/142% |
Lv.2 | 57.7% | 56.0% | 72.7% | 41.0%+41.0% | 98.1% | 164.4% | 61.5% | 123%/153% | |
Lv.3 | 62.0% | 60.2% | 78.2% | 44.1%+44.1% | 105.5% | 175.9% | 66.1% | 132%/165% | |
Lv.4 | 68.3% | 66.3% | 86.0% | 48.5%+48.5% | 116.1% | 191.2% | 72.7% | 145%/182% | |
Lv.5 | 72.6% | 70.5% | 91.5% | 51.6%+51.6% | 123.5% | 202.7% | 77.3% | 155%/193% | |
Lv.6 | 77.6% | 75.3% | 97.7% | 55.1%+55.1% | 131.9% | 214.1% | 82.6% | 165%/206% | |
Lv.7 | 84.4% | 81.9% | 106.3% | 59.9%+59.9% | 143.5% | 229.4% | 89.9% | 180%/224% | |
Lv.8 | 91.2% | 88.5% | 114.9% | 64.8%+64.8% | 155.1% | 244.7% | 97.1% | 194%/243% | |
Lv.9 | 98.0% | 95.2% | 123.5% | 69.6%+69.6% | 166.7% | 260.0% | 104.4% | 206%/261% | |
Lv.10 | 105.5% | 102.4% | 132.9% | 74.9%+74.9% | 179.4% | 275.3% | 112.3% | 225%/281% | |
Lv.11 | 112.9% | 109.6% | 142.3% | 80.2%+80.2% | 192.0% | 290.6% | 120.3% | 240%/300% | |
Lv.12 | 120.4% | 116.8% | 151.6% | 85.5%+85.5% | 204.7% | 305.9% | 128.2% | 256%/320% | |
Lv.13 | 127.8% | 124.1% | 161.0% | 90.8%+90.8% | 217.4% | 325.0% | 136.1% | 272%/340% | |
Lv.14 | 135.3% | 131.3% | 170.4% | 96.1%+96.1% | 230.0% | 344.2% | 144.1% | 288%/360% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
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アイスファング・ラッシュ | 呼吸、リズム、ステップを素早く整え、前方へと短距離のダッシュを行う。烈霜の懲戒状態に入り、より激しい攻勢を仕掛ける。 烈霜の懲戒 ・リオセスリの中断耐性をアップする。 ・HPが50%を超えている場合、「通常攻撃・フロストコンビネーション」のリペルブローが強化され、与えるダメージがアップする。リペルブローは命中すると、リオセスリは一定のHPを消費する。この効果は0.1秒毎に最大1回のみ発動。 この効果はリオセスリが退場する時に解除される。 「過去の懲罰には、もう決着がついている。未来の選択肢はまだこの手中に…」 己の運命を一時の罪に吞まれたくなければ、今この瞬間を大事にしろ。 |
ステータス詳細 | 強化リペルブローの ダメージ | HP消費 | 継続時間 | クールタイム |
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Lv.1 | 143.2%通常攻撃ダメージ | 4.5%HP上限 | 10.0秒 | 16.0秒 |
Lv.2 | 145.8%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.3 | 148.3%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.4 | 151.7%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.5 | 154.3%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.6 | 156.9%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.7 | 160.2%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.8 | 163.6%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.9 | 167.0%通常攻撃ダメージ | |||
Lv.10 | 170.3%通常攻撃ダメージ |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
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ガンメタル・ウルフバイト | ナックルを駆動させ、凍てつくストレートパンチを繰り出す。氷柱で前方の敵に攻撃を与え続け、複数回の氷元素範囲ダメージを与える。 アルケー:ウーシア 氷柱による攻撃が終了した後、敵の位置に迸発の刃を召喚し、ウーシアを帯びた氷元素ダメージを与える。 メロピデ要塞の公爵でさえ、どうしようもないことがある――煩わしい文書の仕事、細かい管理の責務、あるいは…どうしても自分のナックルに、剝がしにくく可愛らしいステッカーを貼ろうとする小さな友人たちの執着心だ。 |
ステータス詳細 | スキルダメージ | 迸発の刃の ダメージ | クールタイム | 迸発の刃の クールタイム | 元素エネルギー |
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Lv.1 | 127.20%×5 | 42.40% | 15.0秒 | 10.0秒 | 60 |
Lv.2 | 136.74%×5 | 45.58% | |||
Lv.3 | 146.28%×5 | 48.76% | |||
Lv.4 | 159.00%×5 | 53.00% | |||
Lv.5 | 168.54%×5 | 56.18% | |||
Lv.6 | 178.08%×5 | 59.36% | |||
Lv.7 | 190.80%×5 | 63.60% | |||
Lv.8 | 203.52%×5 | 67.84% | |||
Lv.9 | 216.24%×5 | 72.08% | |||
Lv.10 | 228.96%×5 | 76.32% | |||
Lv.11 | 241.68%×5 | 80.56% | |||
Lv.12 | 254.40%×5 | 84.80% | |||
Lv.13 | 270.30%×5 | 90.10% |
固有天賦
固有天賦 | |
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やがて公義は弁ぜらる | リオセスリのHPが60%未満の場合、「恩典の戒め」を獲得し、次の通常攻撃・フロストコンビネーションの重撃が誅罰・ヴォールティングアッパーに強化される。 誅罰・ヴォールティングアッパー: スタミナを消費せず、与えるダメージ+50%。また、命中後にリオセスリのHPをHP上限の30%分回復する。 この方法で獲得できる「恩典の戒め」は、5秒毎に1回のみ。 突破段階「1」で解放 |
いずれ罪業は贖わる | リオセスリの現在のHPが増える、または減る時、リオセスリがアイスファング:ラッシュによる烈霜の懲戒状態にある場合、「抵罪の赦免」効果を1層獲得する。 この効果は最大5層まで重ね掛けでき、1層につきリオセスリの攻撃力+6%。 突破段階「4」で解放 |
公爵の恩赦 | 武器突破素材を合成する時、10%の確率でアイテムを2倍獲得する。 |
命ノ星座
第1重 | 悪を為す者に恐れを 固有天賦「やがて公義は弁ぜられる」の「恩典の戒め」が以下のように変化する。 リオセスリのHPが60%未満、またはアイスファング:ラッシュによる烈霜の懲戒状態を継続中に、リペルブローの5段目が命中すると、「恩典の戒め」を獲得する。 「恩典の戒め」は2.5秒毎に1回のみ獲得可能。 また、誅罰・ヴォールティングアッパーは以下のように強化される。 ・ダメージアップ効果が200%になる。 ・命中した時に烈霜の懲戒状態だった場合、烈霜の懲戒状態が4秒延長される。烈霜の懲戒状態中、この方法による継続時間の延長は1回のみ。 固有天賦「やがて公義は弁ぜられる」を解放する必要がある。 |
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第2重 | 力に驕る者に鎖を ガンメタル・ウルフバイトの発動時、固有天賦「いずれ罪業は贖わる」による「抵罪の赦免」1層につき、与えるダメージ+40%。 固有天賦「いずれ罪業は贖わる」を解放する必要がある。 |
第3重 | 騙し盗る者に罰を 通常攻撃・フロストコンビネーションのスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 苦に喘ぐ者に救いを 誅罰・ヴォールティングアッパーの回復量が、リオセスリのHP上限の50%までアップする。固有天賦「やがて公義は弁ぜられる」を解放する必要がある。 さらに、リオセスリが治療効果を受けた時、それがHP上限を超える回復だった場合、リオセスリがフィールド上にいるかによって異なる効果を発動する。 リオセスリがフィールド上にいる場合、リオセスリの攻撃速度+20%。継続時間4秒。 待機中の場合、チーム内の自身キャラクター全員の攻撃速度+10%、継続時間6秒。この2種類の攻撃速度アップ効果は重ね掛けできない。 |
第5重 | 冤を蒙る者に赦しを ガンメタル・ウルフバイトのスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 罪の無い者に慰めを 誅罰・ヴォールティングアッパーの会心率+10%、会心ダメージ+80%。また、発動時に氷柱を生成し、誅罰・ヴォールティングアッパー100%分の氷元素ダメージを与える。 このダメージは重撃ダメージと見なされる。 固有天賦「やがて公義は弁ぜられる」を解放する必要がある。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
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物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | 検律庭をこの上なく安堵させる事実、それはフォンテーヌ廷の大多数の市民が法を順守し、メロピデ要塞とは無縁の人生を歩んでいるということだ。 同時にもう一つ、もっともながら悲哀も垣間見える事実が存在する。それは、服役を終えた罪人が再び水の上での暮らしに馴染むことは非常に難しく、ほとんどの場合、自分から水の下での経験を語らないという点だ。 メロピデ要塞は、具体的な場所というよりもある種の概念に近く、警告、不幸、懲罰の象徴としてフォンテーヌのことわざや決まり文句の中に引用される。この概念を司るのが誰であるか、というのは決して重要ではない。 そのお陰で、リオセスリはあたかも世捨て人のように、「公爵」の身分には極めて不釣り合いな形をもってフォンテーヌで暮らしている。 人々が「次に騒ぎでも起こしたら、メロピデ要塞に叩き込んでやる」「こんな厄介事に関わるくらいなら、海の底でネジを回してたほうがマシだ」などと言うとき、ちょうど水中要塞の管理者がアフタヌーンティーをテイクアウトすべく、カフェへと通じる石畳の上を歩いているかもしれない。 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | リオセスリがメロピデ要塞を離れることはあまりない。自らの手で作り上げた情報網と人脈を頼りに、執務室で座ったまま必要な情報と物資を手にすることができるからだ。 だが彼も理解はしていた。「煩雑な業務のせいで、ここに囚われ続けるわけにはいかない。さもなくば永遠に眠れぬままか、でなければ遅かれ早かれ海底で永遠の眠りにつく羽目になる」と… この場所を肩ひじ張らずに管理していくために何より重要な事柄は二つだけ——そう、金と人だ。 彼の場合、メロピデ要塞が元々巨大な工場であり、なおかつ自身が金儲けに長けており、パレ・メルモニアのような太っ腹な客を捕まえられたのは、幸運なことだった。手厚い対応をするのは、パレ・メルモニアの権勢を敬ってのことではない。フォンテーヌ廷にはそもそもメロピデ要塞の庶務に口を出す権利がない——要は貴重なモラのためだ。モラはあればあるほどいい。ゆえに、たとえ共律庭が書類仕事に対して煩わしいほどの厳しい要求を出してきても、リオセスリはそのすべてに応えた。 (もともと、フォンテーヌ運動エネルギー工学科学研究院は研究材料としてアルケウムを大量に必要としていた。パレ・メルモニアと取引先として張り合うこともできたかもしれないが、あそこが壮麗な空中の観光スポットとなったことで、惜しみつつもビジネスパートナーの選択肢からは除外した。縁があればまたの機会に。) 金持ちが犯しがちな過ちと言えば、お金の力を高く見積もりすぎて、傲慢になってしまうことだ。だが、そうならずに済んでいるという点でもリオセスリはツイていた。彼は生まれつき裕福だったわけではないため、善意の人助けがどれほど大切であるかを知っていたのだ。 メロピデ要塞に身を寄せる人々と分け隔てなく接し、罪人だろうが看守だろうがただの従業員だろうが、立場を弁えてさえいれば責め立てることはない。 逆に言うと、分不相応な振る舞いをする者に対しては物申すこともあった。水中の空間は地上に比べれば閉塞的で、大多数は行く当てがなくここに留まり続けるしかない。できることなら、皆が理屈の分かる人間であってほしいとリオセスリは願っている。言葉で伝えても効き目がないなら、より説得力のある手段を取るまでだ。 人間同士の無意味でありながら避け難い揉め事や些末な事柄に関しては、時には放っておくのもよい。頭が冴えている人なら事を荒立てるべきでないと分かるし、冴えていない人であれば自ずと向かうべき場所がある。水に自浄作用があるように、人間にも似たような力が働くのだ。 それゆえ、リオセスリは忙しさで目を回すこともなく、むしろある程度自由な時間を作ることができた。 ある時、フォンテーヌで決闘代理人として名高いクロリンデが訪れると、何気なく聞いた。「私よりあなたのほうがのんびりして見えるのはなぜだ?その公爵の称号とやらは、金で買ったわけじゃないのだろう?」 「少し待て。」 疑いをかけられたリオセスリはそう言うと、三つの引き出しを立て続けに開け閉めして、数ページに渡る分厚い書類をガサゴソと取り出した。「どれどれ…『…適切に管理を行い…納税に前向き…』…『ここに特別に称号を授ける…』…どう思う?おおよそ、あんたの言う通りだな。」 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 公平無私の国として知られるフォンテーヌにおいて、金で買える肩書きなどはない。先ほどの二人の会話はでたらめである。リオセスリとクロリンデは味気ない公務のやり取りの合間に冗談を言い合ったにすぎない。 しかし、「公爵」の称号は取引と無関係であるものの、リオセスリがメロピデ要塞を任されていることと「お金」との間には切っても切れない関係がある。 特別許可券はメロピデ要塞で流通している「お金」だ。ここでは特別許可券が取引の媒介であり、それは今も昔も変わらない。だが、具体的な価値は常に変化している。リオセスリがまだ囚人としてここに留まっていた頃は、特別許可券の使い道は今よりも自由で、買える物の品ぞろえもずっと豊富だった。ポケットに十分な数の券がありさえすれば、健康を害する薬品や100%当たる賭け予測、揺らぎがちな人の心、他人が息をする権利までも買うことができた。 これらは非公式な取引だが、公式のほうも素晴らしい。個人的な伝手を持たない場合、食堂で値の張る水や食べ物を買うしかない。そして、付いてくるおみくじに書かれているのは意味不明なことわざなどではなく、嘘でも偽りでもない、その日のうちに終わらせなければならない追加の仕事内容だった。当時の特別許可券はお金というよりも前管理者が罪人を支配するための道具のようであった。 法に背いた罪人をルールのない混沌に放り込み、各自で何とかしてもらう。確かにいい方法にも聞こえるが、リオセスリは賛同できなかった——「生き延びるために環境に順応することならできる。だが、その環境が生存に適していないのなら、何もせずに死を待つわけにはいかない」と、そう考えていた。 彼は相当長い時間をかけて地下格闘場で特別許可券を貯め、それを元手にさらに稼いだ。他人を観察することにも説得することにも長けており、なおかつ謙虚な態度だったため、大多数が気づかぬうちに他の人々を遥かにしのぐ数の特別許可券を手にしていた。 富を蓄えたことで罪人の間での声望が高まった彼の元に、やがて長年心待ちにしていたその時は訪れた。ある日一夜にして、彼の口座はメロピデ要塞前管理者の手により空にされてしまう。 だがすでに述べたとおり、リオセスリは説得が上手かった。言葉には人を扇動する力がある。彼は言葉を使って皆に気づかせるだけでよかった。「あんな管理の下では誰もが——貧しかろうが裕福だろうが——自分と同じような憂き目に遭う可能性がある」と…こうなれば人々は彼のために声を上げるだろう。彼の実直な語りかけと壮大なシチュエーションが揃う時、人々は自らに足りない価値を補うべく仲間に加わろうとする。 こうして、公平、正義、秩序の名の下にリオセスリは要塞の前管理者に決闘を申し込んだ。彼らの身分と住まいからすれば、決闘と言っても名ばかりのもの。だが、取り囲む人々は罪人であれ看守であれ、誰一人として異議を唱えなかった。 幸運にも前管理者は決闘直前に逃げ出したため、リオセスリは人殺しを重ねずに済んだ。一方で不運と言えることもある。本来、その日は彼が服役を終える日だった。しかし管理者不在のため、出獄手続きをしてくれる人がいなかったのだ。 そこで彼はメロピデ要塞の中央に位置する執務室に入り、すべての職務を引き継いだのだった。 | 好感度Lv.3後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
キャラクターストーリー3 | 書類を手に取ることができるようになり、リオセスリは自分の事件記録を閲覧した。内容は多くはないが、フォンテーヌ当局が調べうる情報のすべてだった。里親の売買記録によれば彼は捨て子として引き取られたそうで、それ以外にめぼしい情報はなかった。 目を通すうちに見覚えのある名前を見つけた。ぼんやりとした人の顔が記憶の中で束の間に浮かび上がっては、ページをめくる音と共に脳裏に消えた。リオセスリが望めば、自身の人脈を使うことで昔の仲間の現在を調べることもできただろう。しかし、その考えは浮かんだ瞬間にかき消された。 彼らにとってみれば、リオセスリは思い出したくない過去を象徴するようなものだ。そしてリオセスリにとっては、それらの名前はもはや今の生活を形作る一部ではなくなっている。彼には新しい身分、新しい住まい、新しい友人がいる。 それは普通とは違う体験だ。知り合いは大勢いるが、友と呼べるのはごく一部で、中には少なからず人間ではない者がいる——メリュジーヌたちは確かに人とつるむのが好きだな、と彼は思う。見た目だけで彼女たちの小さな体と年齢を結びつけるのは難しい。だが彼女たちが見せる善意には、確かに年長者特有の純朴さがある。「年端もいかない生き物は根っからの善良で、親心を持って接するにふさわしく、予測のつかない無限の未来が待っている」と彼女たちは信じているのだ。 リオセスリは何度もメリュジーヌの世話になった。無一物で街を彷徨っていた頃には、通りがかりのメリュジーヌが温かいスープをごちそうしてくれた。鉄拳闘技場に出るたびケガをして戻っていた頃は、医務室のシグウィンが毎回親切に迎えてくれた。そして、極秘事項を調べる必要があった時には、マレショーセ・ファントムの警察隊員たちが法律の範囲内でできる限り手を差し伸べてくれた。 それゆえに、メリュジーヌがメロピデ要塞を見物に来るたび、余計な面倒事が起きる可能性があってもリオセスリは黙認してきた。警告すべきことは看護師長が伝えてくれるため、自分までしつこく言う必要はない。ましてや彼女たちに彼の目を盗んであちこちにポスターを貼る能力があるなら、その身の安全をわざわざ心配してやる必要もないだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
キャラクターストーリー4 | 床に広がった赤錆色を見つめるリオセスリの頭に、非常に場違いな笑い話がふと浮かんだ。ここにあるすべての血痕を調べようと思ったら、メリュジーヌの警察隊員は全部で何人必要になるだろうか? そして、すぐに違うことを考え始めた。「自分と自分を騙した者が流す血はこんなにも似ていて、しかも混ざり合うだなんて吐き気がする」と。 しかし彼はすでに吐く力など失っており、指一本すら動かせない。思考も温度感覚も鈍くなり、頭の中に残されたのは深い霧だけ——これまでの人生において、思い出すほどの価値あるものなど彼にはなかった。 だが、死ななかった。生きて罰を受けよと神が望んだのだろう、彼が病院のベッドで目を覚ますと両手は金属の手すりに繋がれていた。立派な身なりの女性が緊張した面持ちで彼を見つめながら、離れたところで椅子に座っている。生まれつきの反社会的な非行少年だと勘違いしているのだろう。 彼女は筆記用具を取り出して彼に名前を聞いた。リオセスリは長く沈黙した。そして、以前新聞で見かけた訃報と、晩年を幸せに過ごしたその死者の長くて言いづらい名前を思い出した。その名前を特に気に入ったというわけではなく、養父母に与えられた名前をこの先使いたくはなかっただけだ。 女性はうつむいて「リオセスリ」と記録すると、審判の日——彼が病院を離れて動けるようになる日だろう——について簡潔に伝え、足早に立ち去った。 審判は順調に進み、心は弾んだ。罪が彼の手を染め上げ、心の奥底に根を張り、正義の判決が下されることを渇望する。彼は殺人の一部始終を漏れなく陳述し、細部まで補足したため、観衆が事件について議論を交わす余地はほとんど残されていなかった。観衆はまず孤児に関連した過去の事件について話し合い、規則性を探ろうとしたが見つけられなかった。次になんと彼の肩を持ち始めて、復讐相手は元々卑劣だったのだから罪を背負うべきではないと考えた。 こういう背景音は最終判決になんら影響も及ぼさない。審判の終了後、彼はただちに海の底に送られ服役することになった。出発前、判決書を書いた共律庭の職員は、再度彼に個人情報を確認した。 「あなたの名前は…リオセスリだね?生まれた日は?」 「…今日だ。」 | 好感度Lv.5後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
キャラクターストーリー5 | リオセスリの機械仕掛けのナックルは何度も生まれ変わってきた。 遡れば里親の家から逃げ出した時が始まりだ。当時の彼の年齢と体格では、大人に対抗し続けることは不可能だった。街を彷徨い歩くしかなく、アルバイトや見習いとして働き、解錠と小型装置製作の技術を手探りで身につけた。そしてできる限りの準備を整え、あの劣悪な場所を破壊しに戻った。 彼は腕に嵌められる装置を作った。それは高速で釘を弾き出せて、硬度の高すぎない場所ならどこにでも打ち込めた。使用回数が限られている点が玉に瑕で、戦いの後の装置はまるで彼自身のように瀕死状態に陥った。しかも彼とは違い、回復する見込みはなかった。 以前、メロピデ要塞で地下闘技をやっていた時は、決まった試合場所もルールもなかった。彼は勝つため、特別許可券を稼ぐために、ナックルの機能を常に新しくする必要があった。なぜなら、同じような小細工を二度も使えば、相手に利用されてしっぺ返しを食らう可能性があるからだ。また、試合で生き延びたとしてもナックルが盗まれたり壊されたりする可能性も大いにあった。そのため、数えきれないほど振り出しに戻ってきたのである。 より良いリソースを確保できるようになってからは、ナックル作りの手際もよくなった。化学薬品に頼って装置を駆動させる必要はなくなり、フォンテーヌ科学院の助っ人たちにも恵まれた。彼ら研究員たちはいつも機械の動く仕組みについて解説しながら、科学院で起きた荒唐無稽な事件についてあれこれと愚痴をこぼす。一方のリオセスリは、科学技術の進歩が犯罪の増加をもたらすとともに、事件捜査にも役立っていることを鑑み、良くなったとも悪くなったとも言い難い状況を興味深く思うのだった。 その頃にはもうほとんど試合に出ることはなく、ナックルはひと際厄介なトラブル解決のために使われていた。もはや人の命を奪う道具ではなく、むしろ称賛と敬意をもたらしてくれる。 しかし、人々は彼の犯した過ちを知らない。そして、彼だけが今もはっきりと記憶しているのだ——どれほど多くの栄誉や名声を手にしても、依然として自身の知る「リオセスリ」であることに変わりはないことを… 善人でもなければ完全なる悪人でもない。生き延びている命、ただそれだけなのだ。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
ウィンガレット号 | 「…しかし古代の作家たちはこぞって、栄枯盛衰は世の常で、永久不変のものはないと言った…」 ファデュイが差し向けたスパイの件を解決した後、リオセスリは一人メロピデ要塞付近の海をひと回り泳いでみた。泳いだのはほんの短い時間だったが、帰ってから肌に軽く赤みが出ていることに気がついた。とはいえすぐに元に戻り、医務室で検査をすることもなく、この件を誰かに伝えようともしていない。ここ数年、予言が一歩ずつ現実になりつつあることは、様々な兆しから見て明らかだ。信じる者も信じない者もそれぞれに自分の揺るぎない指針があるがゆえ、その情報を必要としていない。 彼はメロピデ要塞で歴史を研究する罪人に何人か会ったことがある。その数は少ないが、意識のはっきりしている時でもよく突拍子のないことを口にしていた。そして「これは歴史学者にはよくある病気みたいなものでして、公爵様のお気に障りませんように」と言うのだ。もちろん彼らの口から聞く言葉を不快に思うことはなく、その理論に興味さえ抱いた。ある説では、繁栄を極めれば必ず衰退し、やがて再興するのがこの世の常であるならば、レムリアを飲み込んだあの大きな海はいずれ帰ってくるかもしれない、と言われている。そう聞くと、予言がもはや予言には聞こえず、ある種の規則に基づいて得られた推論のように思えてくる。 この理論を信じるか否かについては、他の多くの物事に対してそうであるように、様子見の立場を取っている。というのも、メロピデ要塞では常日頃から「仲裁」を必要とする問題が起きるが、同じ現場にいた目撃者の証言はほとんどの確率で一致しない。それゆえに、存在するあらゆる記録について鵜呑みにしないようにしている。歴史的な記述であればなおさらとなる。叙情的な語りには誇張された表現が当たり前にあるからだ。「…海淵の下の巨龍までもが王に臣従した」…とは言うが、単に特大級のヴィシャップだったりするんじゃないだろうか? こういった輝かしい語りを除いた部分にこそ、彼は目を留める。 まだ先のある人生において、リオセスリはいつも何かしらの目的のために準備をしているようだ。彼はどのような状況下でも、人々が恐慌によって支配されることを望まない。恐慌に陥った個人の感情を取り除けば、後には危機意識と呼ばれるものが残る。危機に対応するために、たとえ無駄骨になろうと彼は何かをしなければならない。 歴史は常に壮大だ。歴史の下では、「人間」と波で砕かれ砂浜に打ち上げられた「貝殻」との間に何の違いもない。彼はウィンガレット号の製造準備を始め、物資と人手を大量につぎ込んだが、それほど期待を抱いているわけではない。これは災禍を逃れるための船であり、文明と栄光をもたらす金色のフォルトゥナ号とは雲泥の差がある。 しかし、結果がどうなろうとこの船を無事に動かすことができたら、少なくともジュリエとルールヴィのケンカは無駄ではなかったことになる。 「…古代の作家たちがいみじくも言ったように、栄枯盛衰は世の常で、永久不変のものはないのだ。」 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「胎動を諭す終焉の刻」をクリア |
神の目 | メロピデ要塞の受付の前で、リオスセリはポケットに手を突っ込む——自分の名前と刑期が書かれた紙を職員に見せる必要があったからだ。 すると、紙と一緒に手のひらサイズのガラス玉がポケットから出てきた。 …いや、ガラス玉などではない。リオセスリはまばたきをした。いつの間にこんな物を持っていたのだろうか? 受付の職員は軽く息を呑んだ。その女性は厳粛な面持ちで、顔には皺があり、一瞬見せた驚きの表情もすぐに抑え、ペンを握る手はどっしりと力強い。彼女の唇がわずかに動いたが、結局口は開かれなかった。 リオスセリはとっさに、彼女はここで暮らしたことがあるのだろうと思った。そこで神の目をできるだけ手のひらに収めながら、小声でこう言った。「マダム、お聞きしたいことが…」 年長者の受付係は答えなかった。そして彼の手から紙を引き抜くと、冷淡に彼の背後を見やった。登録に来た次の罪人の姿を確認したようだ。彼女は必要な情報を登録し終えると、そんな必要はないのに、返される書類の端っこに「持っていなさい」とぞんざいに書き加えた。 その時、リオセスリは確信した。ここでの暮らしは街をさすらっていた頃よりもキツくなるだろうと。 幸いなことに、仮に後ろに誰かがいたとしても彼の体が視線を遮っていた。さらには親切な受付係が彼に助言をくれた。その後、彼女と再び会うことがなかったのは残念だが、職員の入れ替わりが激しかった当時のメロピデ要塞を思えば意外なことではない。 正式にメロピデ要塞に入り、リオセスリが最初にしたのは、針金を数本バレないようにくすねて、擦り減ったそれで神の目を服の布と布との間に縫いつけることだった。 帰る家のない生活には幾ばくかの心得がある。何より困難なことは、リソースを得ることではなく留めておくことだ。人には睡眠が必要で、無防備になるタイミングが必ずある。ゆえに、昼間に蓄えた財は眠りに落ちた後に易々と奪われてしまう。それは強盗とも呼べないほどだ。 神の目はなおさら普通の財とは比べようがないため、様々な理由から興味を抱く者がいるに違いなかった。また持ち主も悪い視線を集めがちだ。 のちの日々で彼の懸念は証明された。耳にしただけでも神の目が盗まれる事件は二、三件起きていた。事件のその後と被害者の境遇については、どの噂も違うことを言っていて、リオスセリはさして関心を寄せなかった。 彼はここでも自らの幸運を思った。とはいえ、他人の悲惨な失敗を踏み台のようにして自分を守るというのは、そう簡単に心の底から喜べるものではない。 その後の彼は長きに渡って、神から一度も憐れみを受けたことがない者だと偽ってきた。以前と同じように苦難に立ち向かうだけなら、彼にもどうにかできた。 そうして、かつての倍の年齢に達した頃、パレ・メルモニアからの招待を受けた。 慣例に則り、栄誉ある称号を授けられる市民は誰であれ授与式に参加する必要があったのだ。「公爵」ほどの称号ともなれば、儀式は大がかりになると聞く。 リオスセリは職務の特殊さを口実にやんわりと断り、簡潔にサインして証書を受け取るだけにしたかった。仲間と群れることを好まず、その日暮らしであるという点で、彼は実にフォンテーヌ人らしからぬ性格だ。 やがてかなりの仕事時間を割き、書簡のやりとりを経て、ついにパレ・メルモニアからの同意を得た。 水中を離れる時、リオセスリは久々に神の目を取ると、手のひらに乗せて軽く上下に振った。それは記憶にあるものよりも軽く、手のひらよりも小さかった。彼は服のちょうどいい場所を選び、神の目を引っ掛けた。 最初にそれに反応したのは、彼に称号を授与した最高審判官だ。ヌヴィレットの微笑みは非常に礼儀正しくて嫌味がなかったが、リオセスリよりも嬉しそうにしてこう言った。「おめでとう。ようやく自分の為したいことを見つけたようだ。」 リオセスリはそれを聞くと微笑むだけで、何も語らなかった。 | 解放条件:好感度Lv.6、シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | どうも、用件を簡潔に説明してくれるかい。ん?仕事の件じゃない?そっちのほうが逆に緊張するんだがな。 とにかくまあ、座ってくれ。ついでに、俺のことは「公爵」と呼ぶといい。あいつらがみんなこう呼ぶもんだから、もう慣れちまった。 | 初期解放 |
世間話・ステッカー | 俺の背中にメリュジーヌが描いたステッカーが貼ってあったら、剥がしてくれるかい? | 初期解放 |
世間話・ペット | 執務室でペットを飼おうかと考えたことがあったが、日差しすら届かない場所で暮らすなんて、犬や猫が可哀そうすぎると思ってやめたんだ。 | 初期解放 |
世間話・忠告 | 違法行為はしないように。他に何か言っておくことはあったか——ああ、違法行為はやめておいてくれ。 | 初期解放 |
雨の日… | 雨か?それならよかった。メロピデ要塞で頭の上から水が降ってきたら、それこそ大問題だがな。 | 初期解放 |
雷の日… | 心の中にやましいことがない限りは、こんな天気でも安眠できるはずさ。 | 初期解放 |
雪の日… | ふむ…水の下の寒さとはやっぱり違うな。 | 初期解放 |
晴れの日… | 「太陽の下、新しきものは何ひとつなし」と言うが、いい場所を見つけてピクニックができそうだぞ。 | 初期解放 |
おはよう… | おはよう。朝刊の天気予報にはどう書いてあった? | 初期解放 |
こんにちは… | この時間帯の特別許可食堂は混んでるからな…執務室まで運んでもらおう。 | 初期解放 |
こんばんは… | もうこんな時間か?アフタヌーンティーを飲み終えたばっかりかと思ってたんだが。 | 初期解放 |
おやすみ… | おやすみ。俺ももう少ししたら寝るさ。この夜の静けさを借りて、色々清算しようと思ってな。 | 初期解放 |
リオセスリ自身について・誤解 | 俺のことを深すぎる謎に包まれた人物とか、全能すぎる人物だと思ってくれているやつが多いみたいだが…あいにく俺は、二つの目と二つの耳しか持ち合わせてないんだ。メロピデ要塞の隅々にまで、目や耳が届くわけないだろ? | 初期解放 |
リオセスリ自身について・小憩 | 俺の刑期はとっくに終わってるから、今は自由な市民さ。もちろん水の上をぶらつくことだってできる。 ——案ずることはない。俺がずっと居座ってないとメロピデ要塞が安定して運転できないなんて、かえって不健全だろ? | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
収監について… | 俺が誰かに抱く第一印象は、たいてい収監登録リストから来てる。どうやらあんたも例外じゃないらしい。 | 初期解放 シナリオ「胎動を諭す終焉の刻」をクリア |
釈放について… | 利益のやりとりがなくなって、初めて友達になれるって言うだろ?今から始めてもいいぞ。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「胎動を諭す終焉の刻」をクリア |
「神の目」について… | 昔、囚人から化学薬品を使って元素を使う方法を学んだことがある。「神の目」の配布をどの部門が管理してるのかは知らないが、これくらいの分不相応は、気にしないらしいな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | 警察隊の捜査から逃げる方法を知ってるかい?——それはな、自分に長ったらしく覚えにくい名前を付けることだ。そしたらやつらが「誰々、手を挙げろ!」と叫びたいとき、詰むからな。 | 初期解放 |
興味のあること… | 「働かざる者食うべからず」という言葉は、かなり昔からメロピデ要塞の壁に刻み込まれてる。誰の仕業かは知らんが、水の下じゃ確かに使えるな。 | 初期解放 |
ヌヴィレットについて | 以前、会議のためにヌヴィレットさんから呼ばれたことがあったが、外へ出てパレ・メルモニアの正門についた頃、彼が道端で雨の中に突っ立っているのを見たんだ。傘を差しかけてあげたんだが、礼は言われたものの、不自然な表情だった。恐らく、何かの邪魔をしてしまったのかもな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
フリーナについて | 俺が罪を認めるのが早すぎたせいか、フリーナ様は当時の審判でつまらなさそうな顔をしながら、早々に退場してしまった。水神様を失望させてしまうなんて、とんだ重大事故さ。ふむ、今後はもっといい茶葉を送ってさしあげないとな。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
シグウィンについて… | シグウィン看護師長は医療従事者として持つべきすべての美徳を兼ね備えた人物で、周りの仲間全員に気を配ってる。 だが、どうやら俺から一部の悪癖を学んでしまったらしい。例えば…彼女はよくメリュジーヌの友人と賭けをするんだ。俺の所有物により多くのステッカーを貼れたほうが勝ちってな。まあ、別に困っているわけではないが。 | 好感度Lv.4後に解放 |
クロリンデについて… | クロリンデさんはあんたの見つけられる範囲じゃ一番いい決闘代理人だと思う。彼女の実力は申し分ないからな。まあ、彼女と勝負したことはないが。その必要がなかったからな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リネについて… | 認めよう――「壁炉の家」が水の下に仕込んだスパイを処理したのは、ある種の挑発だった。それなのに、あっちのとった措置といえば、子供を数人送りこんで来ただけだった。まったく困ったもんさ。本気で彼らを犠牲にしてもいいと思ってるのか、それとも俺が子供に酷いことはしないのを読んだのか…はぁ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「胎動を諭す終焉の刻」をクリア |
ナヴィアについて… | メロピデ要塞と棘薔薇の会は、物資について一部協力関係を築いてはいるが、それ以上のことはない。ナヴィアさんを信用してないとか、彼女の能力を疑ってるってわけじゃないぞ――実を言えばその真逆さ。ただ、水の上と下の事務にお互い干渉しない、というのが俺とカーレスさんの間の約束だったから、それをそのままにしてるだけだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
エミリエについて… | メロピデ要塞に彼女のサービスは必要ないはずだ。一部の痕跡は「前車の覆るは後車の戒め」として残されてる…匂いだって痕跡の一種だ。違うかい? | 好感度Lv.4後に解放 |
シュヴルーズについて… | 特巡隊に「世話」になった囚人は、基本大人しい。あの隊長さんのおかげだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リオセスリを知る・1 | 理論上、俺のことをまったく知らない者のほうが、より幸せな生活を送れる。 | 初期解放 |
リオセスリを知る・2 | 俺の身体にある傷跡?かつて深海の巨獣がメロピデ要塞を占拠しようと攻め込んできたときに、そいつとのケンカでできた傷跡…というのはもちろん嘘だ。信じるなよ。 | 好感度Lv.3後に解放 |
リオセスリを知る・3 | 知ってるか?手錠っていうのは、型番が近ければ、大抵は共通の鍵で開けられるんだ。俺が持ってるやつだけは例外だけどな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リオセスリを知る・4 | 俺一人の能力には、限りがある。俺は病気の治療もできないし、発明品を作ることもできないだろ?それに、巨大な船を作ることだって、もちろん不可能だ。だが、こういうことをやれる者がどこにいるかを俺は分かっているから、みんなはただ俺の顔を立ててくれるのさ。 | 好感度Lv.5後に解放 シナリオ「胎動を諭す終焉の刻」をクリア |
リオセスリを知る・5 | 今の俺はそれなりにいい暮らしをしてるが、それでも手に入らない一部のものが羨ましい——平和で楽しい子供時代と、簡単に他人を信じることのできる力だ。矛盾してるとか、言いづらいとか、そう思う者もいるらしいが、俺は別にこの気持ちを認めてもいいと思ってる。己の本心に逆らって何になる? | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
リオセスリの趣味… | 拳闘?趣味とまでは言えないな。ただ生活するうえで必須のもんさ。他に何かオススメの趣味はあるかい? | 初期解放 |
リオセスリの悩み… | 俺は確かにフォンテーヌ人らしい顔つきをしてるが、百パーセント確定ってわけでもないな——胎海に飛び込んで確認してみるしかないか。 | 初期解放 シナリオ「怨嗟の地にて新生を」をクリア |
好きな食べ物… | コーヒーを飲むなら俺はミルクを入れるほうだ。お茶なら、砂糖二つでいい。 | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 看護師長の作ったミルクセーキを飲んだことはあるかい?そうだな…「不毛」の味を味わえるぞ。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | 完璧なさじ加減だ。俺にはやれそうもないな。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | うまいな。次は俺がご馳走しよう。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | お茶を淹れて来る。待っていてくれ。 | 初期解放 |
誕生日… | フォンテーヌの子供なら、両親の願いと祝福と共にこの世に生まれてくるもんだ。だが、この世にいる全員がそうなのだと、俺は信じたい。それと比べれば、俺からの祝福なんていうのはつまらないものになってしまうな。 ——いや、もしあんたが罪を犯してしまっても、刑期を減らすことはできないぞ。特殊なサービス食を用意するくらいしかできそうにない。だから、誕生日の間は大人しくしててくれ。せっかくのお祝いなんだから、きちんと水の上でやろう。な? | 初期解放(※) |
突破した感想・起 | あんたに信用してもらえて、光栄だ。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | これで、あんたに恩を返さないといけなくなったな。 | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | はっ、なぜ俺よりも得意げな顔をしてる? | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 力と希望の兆しは好きだ。この先の未来は、すべてがよくなっていく…そう感じさせてくれるからな。別に悲観的に考えてるわけじゃないぞ、ただ事実を述べてるだけさ。何せ、現実世界では常に物事が順風満帆にいくわけじゃないからな。だが、いいニュースもある。悪い事が起こってしまうときには、俺らは同じ側に立っているはずさ…そうだろ? | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | 始めよう。 | |
逃げるなって。 | ||
少しいいかい。 | ||
元素爆発 | 行ってらっしゃい。 | |
寒いから気を付けろよ。 | ||
恐れなくていいさ、罪に向き合うんだ。 | ||
宝箱を開ける | 鍵がついてなかったのか。都合がよかったな。 | |
とりあえずしまっておこう。いつか役に立つさ。 | ||
主なきもの、公に帰すべし——でも、最初からここには何もなかった。だろ? | ||
HP低下 | 焦るな。 | |
増援は望めないって?まあいいさ。 | ||
タイミングを見計らうんだぞ。 | ||
仲間HP低下 | 下がれ。 | |
医務室へ行け。 | ||
戦闘不能 | すまない、守り切れなかった… | |
大博打の結果がこのザマか… | ||
異議なしだ。 | ||
ダメージを受ける | ずいぶん遠慮がちだな? | |
重ダメージを受ける | ほほう。 | |
チーム加入 | やるか。 | |
外の仕事か?行こう。 | ||
最善を尽くすが、勝利の保証はしないぞ。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
アクション | 内容 | 備考 |
通常攻撃 | オラ! | |
さぁ! | 5段目 | |
それ! | ||
重撃 | オラオラ! | |
どりゃ! | ||
風の翼を広げる | ハッハハ。 |
他キャラからの反応
千織 | 一部の友人や協力者から彼のことは聞いてるわ。彼のやり方には結構感心してるけど、自分のやり方を変えるつもりはないの。 |
シャルロット | 最近はあの「公爵」に会ってたりしない?彼に関する情報を探ってくれた?特別許可券、特別許可食堂…「働かざる者食うべからず」…こんなありふれた情報は別にいいわよ。「公爵」のプライベートに関する話はないかしら?え、何?秘密だって?なんで君まで口が堅いのよ!私のご馳走を返して!この嘘つき!君なんかそのまま服役してなさいよ! |
シュヴルーズ | リオセスリさんの手腕は「実に効果的」だ。少なくとも犯罪者どもは、「メロピデ要塞」が老後を過ごせる生ぬるい場所ではないとはっきりと理解してる。これは、我々が尋問をする上で大いに役立ってくれてるんだ。 |
ナヴィア | あの人とまともに会話しようと思ったら、かなり大変よ。クロリンデが言うには、何らかの契約を結んでる前提なら安心して一緒に仕事してもいいけど、あの人の言葉は絶対に一言も信じちゃいけないんだって。確かに考えてみたら、パパも水の下のことには一度も関与しなかったもんね。念のため、やっぱ今まで通りで行きましょ。 |
ヌヴィレット | リオセスリ殿は確かに信頼に足る男だ。そして彼の肩書きと名誉は、いずれも私が与えたものになる。彼の話術と出世への策に、私がまんまと嵌ったと思っているのではないか?だが稲妻には…「言わぬが花」ということわざがある。 |
フリーナ | 彼とはあまり交流がないけど、ヌヴィレットが信頼できると言っていたから、たぶんいい人なんだろう!そうだ、この前、彼からお茶が届いたんだ。悪くない味だったよ。 |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
強化した通常攻撃でHPを消費し、好機を逃さぬ重撃で罪人とHPを管理する、格闘スタイルの氷元素アタッカー
原神では初となる、氷元素の法器キャラクター。
法器キャラでありながら鹿野院平蔵と同じく近接攻撃が主力。
しかしリオセスリは元素スキルにより通常攻撃を大幅に強化して戦うため、その戦闘スタイルは放浪者に近い。
ただし強化通常攻撃はHPの消費も伴うため、自己回復手段の強化重撃を上手く使ってHP管理をすることも大事。
強烈な連続パンチをお見舞いし、立ちはだかる敵をノックアウトしてやろう。
特徴
- 優秀な氷元素の通常攻撃
通常攻撃は倍率が高めで常に元素攻撃が可能。
行秋や夜蘭などの追撃系天賦と相性が良く、元素反応も狙いやすい。
元素スキルを使うことで強化することができ、溶解や凍結などで自身の火力を出すこともできる。
スキルの効果により自身のHPが減っていくため、フォンテーヌで追加された武器や聖遺物と相性が良い。
- 高めのダメージバフを持った強化重撃
固有天賦1で強化することのできる重撃は単発高威力型。
高めのダメージバフを持っており、溶解を狙ったり申鶴と組み合わせることでより高いダメージを出すことができる。
- 耐久力が高め
法器キャラだがHP・防御力共に高水準であり、打たれ強い。
平時の中断耐性が近接キャラ相当になっているほか、元素スキルで追加の中断耐性を獲得できる。
自己回復手段も持っているため、多少の被弾を無視して強引に攻めることも可能。
注意点
- 攻撃範囲の狭さ
徒手空拳で戦うキャラとして鹿野院平蔵という前例があるが、あちらはある程度攻撃範囲を持った元素スキルを主軸にしたサブアタッカー。
リオセスリは元素スキルが自己強化スキルであり、攻撃の大半が拳だけのため攻撃範囲が非常に狭い。
集団戦はあまり得意とは言えず、ボスや精鋭のような単体相手でなければ本領を発揮しづらい。
- 無凸だとHP管理がシビア
元素スキルによる自己強化はHPが50%以下だと失効する性質がある。
このデメリットは固有天賦「やがて公義は弁ぜらる」で使用可能になる強化重撃の回復で補うことが可能。
ただし、この強化重撃はHPが60%未満でないと発動できず、発動後は5秒間のクールタイムが設けられている。
強化重撃による自己回復は30%しか回復しないため、回復量以上に被弾してしまったり攻撃回数が多くなったりすると自己強化が失効するタイミングができてしまう。
また、強化重撃は威力の面でも有用であるため可能な限り使っていきたいが、そのためには前述の発動条件を満たすために回復の量やタイミングをコントロールする必要がある。- ただしこの欠点は1凸することでほぼ解消され、4凸すると完全に解消される。
- ただしこの欠点は1凸することでほぼ解消され、4凸すると完全に解消される。
運用
- メインアタッカー型
スキルで強化した通常攻撃でダメージを出していき、強化重撃が撃てるようになり次第すぐに撃っていく。
通常攻撃が主体であるため扱いやすく、編成幅も比較的広い。
ただしHPが50%以下になると通常攻撃の強化が切れるためHPの管理は怠らないこと。
無凸の場合は自傷量>強化重撃による回復量になりやすいため、他にヒーラーを採用すると良い。
ヒーラーを入れると強化重撃は出しにくくなるが、無凸時点ではそこまで抜けた火力でもないので通常攻撃の強化を切らさないことを優先したい。なお1凸することで「通常5→強化重撃」が可能になって回復量が自傷量を上回るため、HP管理が自己完結するようになる。
強化重撃も大幅に強化され、ヒーラーの有無に関わらず常に高火力が出せるようになる。
天賦
通常攻撃・フロストコンビネーション
元素量: 1U 特性: 浮かし・ダウン・吹き飛ばし
通常攻撃(リペルブロー)
拳を使った超ショートレンジの5段コンボ。一発一発しっかりと踏み込むため射程が足りずに空振りということはまずない。
目の前を殴りつけているだけに見えるがある程度の攻撃範囲はあるようで、隣あった敵程度なら複数体に攻撃が当たるほか、足元の水場を凍らせて海を渡ることも可能。
片手剣キャラでトップクラスの倍率を誇るガイアに匹敵する倍率を誇り、法器キャラ故常に元素攻撃なこともあってスキルの強化なしでもかなり強力。
分類としては平蔵と同様の近接攻撃タイプであり、下記の重撃も含め各攻撃にヒットストップがあるので攻撃速度上昇の恩恵は薄くなっている。
加えて、攻撃自体が元から早く手数が多いのでヒットストップの影響は比較的大きく、メリットもある一方で特定の場ではデメリットが働くことも。
大きな特徴としてステップや元素スキルを挟んでもコンボを継続できる。
同じような性質を持つ荒瀧一斗と比較すると移動キーを入れずにステップした時がかなり繋ぎにくく、移動キーを入れながらステップした方がコンボを継続しやすい。
無凸ならそこまで気にすることでもないが、1凸効果を活かす上でコンボの継続は非常に重要になるため感覚をつかんでおきたい。
重撃(ヴォールティングアッパー)
深く踏み込んでアッパー。倍率は中の上といったところ。通常攻撃と比べると正面方向に少し攻撃範囲が広い。
近接武器同様通常攻撃から派生させる必要があるが消費スタミナは法器の50扱いで重く*1、連発しているとすぐスタミナが空になってしまう。
破砕効果を持っており、凍結した相手に使用すると氷砕きが発生する。十分な水元素を付着させている場合は氷砕きと同時に凍結が入る。
重雲やフレミネだと氷砕きと凍結の間に一瞬動けるタイミングが存在するがこちらは一切動く猶予を与えない。
固有天賦「やがて公義は弁ぜらる」の発動条件を満たすと、一時的に強化重撃(誅罰・ヴォールティングアッパー)に変更される。詳細は下記参照。
リオセスリのコンボは主に下記の4つがあり、溶解編成か非溶解編成かでダメージの優劣が変動するうえ、1凸で強くなるコンボもあるため少々難解。
細かい説明は省くが、各コンボによるダメージの優劣は大まかに下記の通りとなる。(1凸↑用のN5C以外は固有天賦未発動前提)
・通常攻撃を繰り返すもの(N5)
・1凸↑用のテンプレコンボ(N5C)
・通常5段目を重撃にするもの(N4C)
・通常攻撃は3段で止め、回転率を上げたもの(N3C)
溶解編成:N3C>N5C>N4C>>N5
非溶解編成:N5C≒N3C>N5≒N4C*2
意外なことに1凸によって大幅強化されたN5Cと比較してもN3Cが比較的強力なコンボになる。
理由としては重撃が強化されずとも高頻度で溶解を起こせることや、非溶解編成でも高い回転率によってダメージ効率が高い通常123段を繰り返せるためである。
逆にN5Cは1凸の仕様上1ループが長く、結果的に溶解回数も少ない。また、総火力の35~45%ほどを強化重撃が占めており、コンボを切らしてしまった際の損失も大きい。
ただしN3Cはスキル中に重撃を最大6回も使用するので大量のスタミナが必要なことや、重撃頻度が多い関係上良くも悪くも攻撃速度UPの恩恵がほとんどない。
一方でN5Cは強化重撃を使用しているため消費スタミナは0になり非常に扱いやすい。通常攻撃回数が多いため攻撃速度UPの恩恵もN3Cより受けられる。*3
コンボの選択肢は多いため、上記の内容を参考にしつつ自分自身で使用感なども試してみるといいだろう。無論1凸↑であればN5Cがオススメである。
落下攻撃
性能は普通の落下攻撃。倍率は標準。水上で発動しても水面を凍らせて直接降り立つことはできない。
落下開始モーションは他の法器勢と同じで、落下中も同様に氷元素のエネルギー体(?)になるが、着地モーションのみ右拳を地面に突く固有のものになっている。
アイスファング・ラッシュ (元素スキル)
「逃げるなって。」
元素粒子生成: 1個/2秒(HP50%超時) 最大3個
前方へ素早く踏み込み自身を強化する。スキルそのものは自己強化のみでダメージが発生せず、踏み込みに無敵判定はない。
効果中はリオセスリの左側に青い印のようなエフェクトが発生する。強化内容は2つ。
- 中断耐性上昇
- 中断耐性は0.5。強めの攻撃は吹っ飛んでしまう。
なおリオセスリは素の中断耐性が近接キャラと同等であるため、並みのアタッカーより中断されにくい利点がある。
- 中断耐性は0.5。強めの攻撃は吹っ飛んでしまう。
- 通常攻撃強化
このタイプの元素スキルの例に漏れず天賦Lvの相対的な上昇量はかなり少な目。
スキルの天賦Lvを6→8にするより通常の天賦Lvを8→9にする方がはるかに伸びが良い。天賦Lv7以上を目指すなら先に通常の天賦をLv10にしてからが良いだろう。
持続時間10秒、CT16秒となっており隙間時間が6秒あるものの、通常攻撃及び重撃にヒットストップがあるため実際はスキルタイマーが残り4秒程度まで効果が持続する。
結果的に隙間時間の短い自己強化スキルになっており取り回しは良いが、その影響で12秒フィールドに設置されているベネットの元素爆発が先に切れてしまうこともある点には注意。
ガンメタル・ウルフバイト (元素爆発)
「恐れなくていいさ、罪に向き合うんだ。」
元素量: 1U 特性: なし
ナックルで正面に猛烈な範囲攻撃を繰り出す。本体5段+アルケー1段の6段攻撃。
氷元素付着は2回あり、両方に溶解を乗せることもできる。
外周の氷のエフェクトの内側がおおよその攻撃範囲。
下記のアルケーを除けば特殊な効果を持たない純粋な火力系の元素爆発だが攻撃範囲が狭めなリオセスリにとっては貴重な範囲攻撃であり、集団戦の不得手さをある程度カバーできる。
パッシブ2の攻撃力バフは爆発にも乗るので、少しでも威力を上げたいなら活用しよう。
迸発の刃
元素量: 0U 特性: アルケー・ウーシア
フォンテーヌキャラクターの固有仕様。性質はリネットに続く2人目のウーシア(青色)。
初の元素爆発に付随するアルケー。元素爆発の攻撃範囲に巻き込んだ全ての敵に発生する。
元素爆発のためギミック解除には気軽に使い辛いが、その分アルケーの倍率は他キャラよりも高め。
しかし元素爆発だからといって2回分のギミック解除判定などがあるわけではなく、ギミックの処理性能は通常攻撃や元素スキルに付属しているアルケーと同一。
実は元素爆発本体より攻撃範囲がわずかに広く、元素爆発は当たらないがこちらだけ当たることがある*4。
やがて公義は弁ぜらる (パッシブ1)
元素粒子生成: 1個
強化重撃が使用可能になる天賦。1凸することで性能が別物になるため、ここでは1凸効果の解説も行う。
無凸 | 1凸以降 | |
発動条件 | HPが60%未満 | HPが60%未満 or 自己強化中に通常攻撃5段目命中 |
---|---|---|
CT | 5秒に1回 | 2.5秒に1回 |
効果 | 重撃のスタミナ消費なし & ダメージバフ+50% 命中後、HPを30%回復 | 重撃のスタミナ消費なし & ダメージバフ+200% 命中後、HPを30%回復*5 自己強化中に命中時、元素スキルの継続時間が4秒延長(1回のみ) |
発動可能になるとリオセスリの体の中央に赤い印のようなエフェクトが出現し、以降体の周りにうっすらと赤黒いもやがたちのぼる。重撃そのもののエフェクトも派手になる。
敵に命中させない限り強化効果が維持されるので、破砕効果を活かしてスタミナ消費無しで水晶を壊したりもできる。
強化重撃を撃つ際にHP60%未満である必要はなく、HPを全快してもキャラクターチェンジを挟んでも効果は消えない。一瞬でもHPが60%未満になり固有天賦が発動すれば好きなタイミングで強化重撃が可能。
ただし5秒/2.5秒のCTは強化重撃を行い「恩典の戒め」を消費した後からカウントが始まる。仮に強化効果を5秒間保持していても強化重撃使用後に再発動はできないので注意。
強化重撃を命中させると氷元素粒子を1つ獲得できる。地味ながら有用。元素スキル以外で粒子を獲得できるキャラクター天賦は非常に珍しい。
ただし、この粒子生成はスキル強化中の通常攻撃とCTを共有する。そのためスキル強化中は強化重撃を命中させても粒子が出ない場合もある。
無凸の場合、「5秒に1回のみ」という制限から、「自傷量>強化重撃による回復量」になってしまうことが多い。
そのため強化重撃のみで自傷をケアしようとすると元素スキルによる通常攻撃強化がなくなる時間が生まれてしまい、一時的に火力が低下してしまう。
しかし自傷のケアのためヒーラーを合わせると今度はHPが60%未満にならず固有天賦が発動しない……と両立させることが非常に難しい。
元素スキルでの強化対象外なこともあり無凸時点だとダメージはそこまで高くない*6ので、ヒーラーを入れてスキルの自己強化を安定させるほうが良いだろう。
一方で1凸以降は発動条件とCTに変更が入るおかげで「通常攻撃5段→強化重撃」のコンボを行うことが可能になる。
強化重撃のダメバフ量も一気に跳ね上がるため、積極的に使っていきたい。
また、実質的に回復量が自傷量を上回るようにもなるので、ヒーラー抜きも現実的になる(ヒーラーを入れても強化重撃が撃てるようになるが)。
いずれ罪業は贖わる (パッシブ2)
元素スキルの効果中にHPが増減すると攻撃力が6%上昇、最大5層まで。
通常攻撃を4段繰り出すだけで5層に到達するため素早く攻撃力30%UPを得られる。
2凸すると層数に応じて元素爆発にダメージバフが乗る。
公爵の恩赦 (パッシブ3)
武器突破素材を合成する時10%の確率で2つ合成できる。
アルハイゼン、神里綾華、アルベドと同じ効果。
命ノ星座
強化重撃と元素爆発に重きをおいた内容となっている。
一方で通常攻撃に関する凸効果の恩恵は3凸くらいしかない。そのため、凸を進めると強化重撃によるダメージ比率が高くなっていく。
1凸は使い勝手と強化重撃の火力を大幅に向上させるため特に優秀。
- 第1重・悪を為す者に恐れを
パッシブ1の効果が強化…というよりほぼ別物になる。詳細は上記を参照
ある程度制限のあったパッシブ1の使用感が大きく向上し、より高火力になった強化重撃をどんな状況下でも撃てるようになる。
強化重撃は氷粒子を生成するので間接的に粒子生成効率も高くなり、スキル1回で氷粒子6.7個とかなりの数に。
加えて、スキルの自己強化が強化重撃を1度当てるだけで14秒継続となるためヒットストップも考慮すると実質スキルCTが無くなる。ただし持続の長さ故先にバフ等が切れやすく、上手く扱うには工夫が必要。
強化重撃の大幅強化だけでなく立ち回りも快適になるため、コスパも良く非常に優秀。
この効果を取ると、持ち前の高火力に加えて高い回復能力を備えたヌヴィレットに近い形となり、螺旋12層を単騎でクリアできてしまうほどの凄まじいキャラクターへと変わる。
一方で強化重撃の火力上昇は必ずしもリオセスリの火力上昇とイコールではないことは一応注意すべき点である。詳しくは通常攻撃の「コンボについて」を参照。
- 第2重・力に驕る者に鎖を
パッシブ2の層数に応じて元素爆発のダメージバフも獲得できるようになる。放浪者の2凸と効果が似ている。
爆発火力が概ね2倍以上に跳ね上がり、通常攻撃では対処しづらい対複数戦でも強力な範囲攻撃を放てるようになる。
バフ効果は最大で+200%と非常に大きいが、元素スキルの効果中でなければバフ効果を受けられないので使用のタイミングには注意。
1凸により持続時間が伸びているため元素スキルの効果が切れる心配はあまりないものの、外部からバフを受けている場合はそれらの効果時間を気にする必要がある。
また、ダメージソースの大半が通常攻撃と重撃であるため、字面のインパクトほど大幅な火力上昇にはなりにくい。
- 第3重・騙し盗る者に罰を
通常攻撃の天賦レベル+3。
通常・重撃の比重が大きいリオセスリにとっては嬉しい効果。
第5重は元素爆発の天賦レベル+3のため、元素スキルの天賦レベル+3は無くなっている。
- 第4重・苦に喘ぐ者に救いを
強化重撃のHP回復量が50%に上昇する。
またリオセスリがオーバーヒール(HP上限を超えた回復)を受けた時、本人が場に出ていれば本人に、控えにいればチーム全員に攻撃速度バフを与える。
物足りなかった自己回復が十分に高くなり、さらに過剰な回復を攻撃速度バフに転化できるためヒーラーを採用しても無駄が少なくなる。
攻撃速度上昇の恩恵が控えめなリオセスリであっても+20%もあれば目に見えて攻撃速度の変化がわかるだろう。
実質2.5秒毎にHPを50%回復できるようになるため、生存力も大きく向上する。
- 第6重・罪の無い者に慰めを
強化重撃の会心率+10%、会心ダメージ+80%。更に強化重撃発動時、前方の地面から氷の棘のような追撃が発生。
この追撃は強化重撃そのものとみなされ、強化重撃と全く同じダメージになる。
つまり、強化重撃のダメージが実質2倍になる。因みに重撃と完凸追撃にはそれぞれICDが無いため、2連溶解を起こすことも可能。
1凸のダメバフ200%と3凸の倍率UP、完凸の会心バフが全て乗った強化重撃を2倍の手数で何度も叩き込める破格の効果。
見た目もカッコよく、火力も大幅に向上する完凸に相応しい効果といえるだろう。
ビルド
武器
一般的な攻撃依存のアタッカーのため、そこまで武器選びには困らないだろう。通常・重撃を強化できるものなら尚良し。
ただし会心率武器を選ぶ場合、武器OPの会心率が高すぎると、聖遺物(ファントムハンター)の厳選難易度が高くなる。
また、会心系を稼ぎやすい分ベネット併用下でも比較的攻撃力の価値が高く、攻撃力武器と会心武器の差はそれほど大きくない。
各武器の強さとしては凛流の監視者とトゥライトゥーラが頭1つ抜けており、それ以外は武器効果等の好みで選べる程度となる。
- 凛流の監視者 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:攻撃力アップ、HP増減時、通常攻撃と重撃ダメージアップ(3層まで)、3層の時攻撃速度アップ]
同時実装された★5武器。リオセスリに欲しいものが一通り揃っており、火力を最も底上げできる。
攻撃力と2種のダメージバフに攻撃速度と盛沢山ではあるが、攻撃速度だけは数値が低くヒットストップの影響もあり実戦での恩恵は控えめ。
また、サブOPが会心率である関係上、ファントムハンター4と合わせる場合には実戦で会心率が100を超えないよう注意したい*7。
- トゥライトゥーラの記憶 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心ダメージ44.1% / 効果:通常攻撃速度アップ、元素スキルを発動後1秒毎または敵に通常攻撃が命中するたびに通常攻撃ダメージアップ]
通常攻撃に特化した武器。リオセスリは通常攻撃が火力源のため、相性が良い。
武器OPが会心ダメージのため、ファントムハンター使用時に率溢れしにくく、聖遺物厳選が楽になる。
ただし同ランクの「凛流の監視者」と武器効果を比較した場合、- 凛流の監視者 (R1):攻撃速度+8% & 通常攻撃ダメージ+48% & 重撃ダメージ+42% & 攻撃力+16%
- トゥライトゥーラ(R1):攻撃速度+10% & 通常攻撃ダメージ+48%
また、リオセスリは凸が進むと重撃のダメージ比率が大きくなっていくことにも注意。
- 天空の巻 (★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:攻撃力33.1% / 効果:元素ダメージアップ、通常攻撃命中時に50%の確率で高天流雲の好意を獲得し15秒間連携攻撃]
恒常★5武器。
高い基礎攻撃力を持ち無条件で不足しがちなダメージバフも補え、追撃も侮れないダメージが出せるため同じ恒常★5武器である四風と比較しても遜色ない火力が出る。
しかしながら武器効果発動中の完凸流浪楽章には敵わず、無凸の場合は完凸紺碧と並ぶ程度。恒常祈願等で精錬が進んでいる場合や、安定した強さを求める人にはオススメ。
- 流浪楽章 (★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心ダメージ55.1% / 効果:キャラクター登場時、ランダムな強化を一つ獲得(攻撃力アップ/全元素ダメージアップ/元素熟知アップ)]
おなじみ★4武器。高い会心ダメージがファントム使用時のリオセスリに合うが基礎攻撃力は星4相応で高くない。
武器効果は攻撃力バフ・ダメバフは勿論、熟知バフも溶解反応を起こす際に有用であるため、どの効果を引き当てても腐らない。
ただし攻撃力はベネット、熟知はナヒーダと併用した際に相対的に価値が落ちるため、その他武器と比較する際は使用環境も視野に入れよう。
欠点はやはりCTの長さ。効果時間10秒に対してCTが30秒のため、武器効果が発動しないローテーションが生まれてしまう。
- 果てなき紺碧の唄 (★4/イベント) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素チャージ効率30.6% / 効果:通常攻撃または重撃が敵に命中した6秒間、通常攻撃と重撃のダメージアップ(3重まで)]
通常攻撃と重撃のダメバフを持つイベント配布武器。イベントに参加さえ出来れば誰でも完凸できるのが魅力。
発動条件が非常に緩く、リオセスリの基本コンボであるスキル→通常→重撃のコンボの最中に最大効果になっている。
武器OPが直接的な火力には貢献しにくい元素チャージ効率であるが基礎攻撃力は高く、会心系を稼ぎやすくダメージバフが不足しがちなリオセスリには十分強力な武器。
万葉を併用せずダメージバフの価値が高い場合や、攻撃力が十分な数値になるベネット併用時であれば無凸の天空の巻、浮世の錠よりも火力は高い。配布と言えど侮れない性能。
- 浮世の錠 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:608 サブOP:攻撃力49.6% / 効果:効果:シールド強化、攻撃命中時攻撃力アップ(5重まで)、シールド状態の時攻撃力アップ効果2倍
限定★5武器。
シールド状態で恩恵が得られるが、リオセスリのみでシールド展開が不可能なため他にシールドを張れるキャラクターが必要。
スキル使用後に中断耐性はアップするが完全中断耐性でない点、攻撃中HP減少効果があるがHP%の恩恵が無いキャラなため数値が低い、
などから特に無凸の場合は事故が起きやすくシールドによるサポートがあると安定することからシールドを入れるなら候補となる。
ただし今から狙うのはオススメしない。過去に引いており現在使用していない人向け。
- 純水流華 (★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:元素スキル発動時に全元素ダメージアップ、さらに命の契約を付与し、回復効果で命の契約がクリアされた時全元素ダメージアップ]
フォンテーヌ鍛造武器。上記武器を所持していない無微課金プレイヤー向け。
元素スキル使用時にダメージバフを得られる代わりに、回復効果が命の契約に吸われる武器。リオセスリが無凸段階では自己回復能力に限りがあるため生存性が落ちる。
命の契約クリア時にさらに元素ダメージバフが得られる。自己回復1回でクリアは出来るが、タイミングを合わせづらく、HP維持の為にもヒーラーを入れたい。
HP上限を元にダメージバフを得るが、特別HPを伸ばすキャラではないので基本的に最大バフは得られない。
貴重な原型を消費することもあって精錬度を高めるには慎重な判断が必要。
聖遺物
攻撃力参照のため、オーソドックスなアタッカー用の構成になる。なお通常バフ重撃バフを稼げているならば攻撃杯も視野。
溶解型は元素熟知をサブOPで可能な限り確保しておくとよい。
元素爆発の必要エネルギーは60と平均的であるため、ある程度の元素チャージ効率も無駄にはならない。ローテーションを安定させたいチーム編成の場合はきちんと調整しておきたい。
法器キャラであるが近接キャラ扱いになっているせいかヒットストップが一部かかっているため、攻撃速度UPの恩恵が他法器キャラに少し劣る。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% | 氷元素ダメージ | 会心ダメージ 会心率 |
サブ効果 | 会心系>攻撃力%(=元素熟知)>元素チャージ効率>その他 |
- ファントムハンター4 (通常攻撃と重撃ダメージ+15% / HP増減時、会心率+12%、継続時間5秒、最大3層)
2セットによる通常攻撃/重撃のダメージバフ15%UPに加え、最大会心率36%UPと強力な4セット効果を持った聖遺物。
元素スキル使用後の通常攻撃は毎回HPを消費するため、3層の発動も維持も容易。
- 氷風を彷徨う勇士4 (氷元素ダメージ+15% / 氷元素の影響を受けている敵を攻撃した場合、会心率+20%。敵が凍結状態の場合、会心率は更に+20%)
敵が凍結状態ならファントムハンター4の上位互換になる聖遺物。2セット効果で元素爆発の火力も上がる。
逆に言えば凍結運用以外では4セット効果が腐りがちなため、基本的にはファントムハンター4の方が汎用性が高くなる。
- 追憶のしめ縄4 (攻撃力+18% / 元素エネルギーが15以上の場合、元素エネルギーを15消費し、次の10秒間通常攻撃、重撃、落下攻撃ダメージ+50%)
元素爆発を発動しにくくなるデメリットと引き換えに短時間強力なダメージバフを得るセット。ただしファントムハンター・氷風と異なり会心率をサブOPや武器で稼ぐ必要がある。
元素スキルの継続時間が10秒のため無凸の場合ほぼフルで活用できるが1凸すると延長時間分に効果が乗らず、2凸すると元素爆発の重要性が高まりデメリットが重くなる。
元素スキルのみの運用の場合フィールド探索などの日常使いに便利。
他キャラクターとの相性
上記天賦効果に詳しいが、無凸の場合、強化重撃がそこまで強くなく自傷ダメージが強化重撃による自己回復量を上回るためヒーラーの採用が推奨される。
その上で編成ごとにどのヒーラーと相性がいいか変わるため、自分の手持ちキャラと相談しながら一読してほしい。
炎元素
リオセスリは溶解反応を起こしやすいため、積極的に採用したい。
攻撃力依存のキャラなので、炎共鳴も有用。
- ベネット
言わずと知れた強力な攻撃力バッファーにしてヒーラー。
攻撃力参照のため元素爆発によるバフが合致する。回復効果もついており近接アタッカーかつ自傷のあるリオセスリに安定感と火力を追加してくれる。
リオセスリが1凸以上の場合ヒーラーの価値が下がるものの、ベネットの攻撃力バフが強力であることと、リオセスリのHPを50%以上保つことが何よりも優先されるため、気にする必要はないだろう。
一部キャラクターにはデメリットとなりうる6凸の炎元素付与効果も、法器のリオセスリには無関係。
- 香菱
貴重な炎元素のサブアタッカー。定番であるベネットとのコンビはこちらでも強力。
リオセスリと香菱のどちらで溶解を起こしても高いダメージを出せるほか、リオセスリに足りない範囲火力を補ってくれる。地味ながら唐辛子を拾うことで攻撃バフもある。
純粋にリオセスリが溶解を起こすための炎下地役としても高い働きをしてくれる。しかしエネルギー量的にも基本的にはベネットとの併用が必要で2枠が埋まってしまう。
- トーマ
炎元素のシールドサポーター。
通常攻撃を行うことでシールドを重ね掛けしていく特徴がリオセスリの立ち回りと合致しており好相性。
リオセスリの中断耐性を補完してくれる他、完凸ならば通常攻撃・重撃にダメージバフを撒ける。特に重撃バフはかなり貴重。
ベネットと組めば爆発の重さを緩和でき、炎共鳴も発動できる。特に燃焼溶解編成におけるシールダーとして優秀である。爆発の炎追撃は付着が控えめだが、燃焼を維持する着火役には十分。
烈炎侍立シールドは炎元素シールドなので、炎ダメージである燃焼の密着ダメージを耐えやすいのも長所。
一方でベネット併用時でも必要なチャージ量が高く、シールド用のHPも確保する必要もあり、烈開花編成の場合は元素熟知も欲しい。
そのため、3凸以下では育成のハードルがかなり上がる。
- ディシア
元素スキルで中断耐性付与と炎追撃を与えられるキャラクター。トーマ同様に耐久支援と燃焼用の炎追撃ができる。
元素スキルだけで効果が完結しているため、チャージ効率など各種ステータスが低くとも問題なく使用でき育成難易度は低め。
ディシア自身はバフデバフなどを持っていないものの、千岩4や教官4、各種サポート両手剣を持つことでリオセスリのサポートに徹することができる。
変わり種では愛される少女4を装備し、リオセスリの自己回復能力をバフして生存性を向上させるのも良い。
固有天賦が切れ完全中断耐性が消えてもリオセスリの中断耐性と合わせれば十分な中断耐性になる*8。ただしスキルの持続時間には注意。
水元素
凍結によって相手の行動を拘束することでHPが減りやすいリオセスリの被弾を軽減できるほか、ファントムハンターより効果量の大きい氷風4セットを装備できる。
また通常攻撃を多用するため夜蘭・行秋を積極的に採用できるのも大きなメリット。
草キャラと雷キャラor炎キャラを組み合わせて開花系編成にも使える。
凍結運用の場合、凍結しない相手には無意味な点と強化重撃で氷砕きが発生してしまう点に注意。
氷元素
氷共鳴により会心率(15%)バフを行える。氷付着状態が前提のため全攻撃が氷元素のリオセスリは条件を満たしやすいが、
溶解編成などのPTでは氷元素が消費される状況下や付着量によって氷付着状態が維持できず、バフが消えるので注意。
なおリオセスリに当たっては適正聖遺物がファントムハンター(最大率36%)であるため元から会心率を盛りやすく、
モチーフ武器のようなメインOPが会心率の武器を装備する場合は、氷共鳴を用いると確定会心の100%を満たしやすくなる。
逆に言えば会心率が100%以上となって死にステになりやすい点に注意。
・参考→基礎5% 聖遺物ファントム36% モチーフ武器22.1% 氷共鳴15% 合計78.1%
- 申鶴
氷元素専門バッファー。元素爆発及びスキルと天賦によるダメージバフ、耐性デバフが優秀。
完凸させているならば、最優先で採用したい。手数が多い通常攻撃・重撃の全てに氷翎バフを乗せることができる。
完凸以外では、氷翎バフを最初のスキル→通常→重撃の1ローテで使い切ってしまうため強力なのは間違いないが、リオセスリのスキルのクールタイムと継続時間に噛み合わない部分がある。
このことから螺旋などの高HPの相手には1ローテで倒しきれないことが多く、サブアタッカーやリオセスリのスキル継続時間中は彼の火力だけで戦う時間があることを覚えておく必要がある。
一転して主にフィールド探索や秘境などのバフが切れたあともリオセスリの火力で倒しきれる相手の場合や、そもそもバフが切れない完凸時は雑に入れてもよい相方となる。
リオセスリで探索するにはオススメのサポーター。
- 重雲
元素スキルで発生するフィールド消滅時に敵に氷元素耐性ダウンを与える。祭礼の大剣を使えば即座に起動できるため相性が良い。
2凸すれば元素スキル・元素爆発のCTを15%減少する効果も、元素スキルを起点にするリオセスリにとっては非常に有用な効果である。
爆発が軽めかつ高火力で出場時間も取らないのでサブアタッカーとしても優秀。
- レイラ、 ディオナ
共にスキルでシールドを展開することが出来る氷元素キャラ。
無凸の場合、リオセスリの生存能力が安定しない場面が多いため採用が検討できる。
ディオナは回復能力がある一方、安定的な氷元素付着能力とシールドの硬さではレイラが優れている。
モノクライオ編成などで申鶴が入っている場合、申鶴バフの恩恵が大きいディオナが優先して採用される。
- ミカ
物理バフは完全に腐るが通常攻撃を主体に戦うリオセスリにとって貴重な攻撃速度バフを与えられ、回復もできる。
雷元素
超電導の仕様上、単独ではリオセスリとの相性が悪い。超開花編成などパーティ単位での相性を見て採用する。
- 久岐忍
ナヒーダ、行秋、忍の超開花編成において真価を発揮する。
リオセスリの強力な強化重撃で氷砕きが発生してしまうが、無凸の場合強化重撃を撃つタイミングが限られ、通常を連打する戦闘スタイルが主なため好相性。
風元素
翠緑4セット効果によるデバフは勿論、溶解編成やキャリー編成でのサポーターとして有用。
一方で2元素拡散を起こすのは難しいためタイムロスを気にする場合は無理に狙う必要はない。
- 楓原万葉
1人でバフ・デバフ・集敵を行える万能サポーター。
あまり広くないリオセスリの攻撃範囲に敵を集められる。
凍結編成の場合、落下攻撃での氷砕きに注意。
- スクロース
ある程度の集敵・デバフ・熟知バフが可能なサポーター。
熟知バフを活用出来る溶解編成と特に相性が良い。
- リネット
凍結編成・モノクライオ編成において万葉が使えない場合の代替候補。
スクロースや鹿野院平蔵が凍結・モノクライオ編成において恩恵のない熟知を配る効果であるのに対し、
リネットは攻撃力をバフする効果なためそれらの編成では他の風キャラクターよりも相性が良い。
万葉と同じく片手剣キャラであり、蒼古なる自由への誓いへの適性もあるため合わせてサポートできる点も優秀。
元素爆発によるデコイで疑似的な集敵もある程度可能。
- ジン
拡散しつつ回復もできるサポーター兼ヒーラー。
ベネットと組み合わせることで溶解サンファイア編成を組むことが出来る。
2凸している場合、比較的緩い条件でチーム全員に通常攻撃速度バフ(と移動速度バフ)を与えるため、通常をメインに戦いつつ回復も欲しい無凸リオセスリとは好相性。
草元素
超開花、烈開花及び燃焼溶解で使用される。
- ナヒーダ
燃焼溶解編成および超開花・烈開花編成における草付着担当。熟知も配れるため最適。
ただし超開花編成の場合はリオセスリに熟知を配っても意味がないため、他の草キャラクターでも代替可能。
編成例
凍結編成
キャラ | リオセスリ | 行秋 | 楓原万葉 | 申鶴 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー ドライバー | サブアタッカー 耐久補助 水元素付着 | バフ・デバフ 集敵 | バフ |
聖遺物 | ファントム4 氷風4 | 絶縁4 | 翠緑4 | しめ縄2剣闘士2 旧貴族4 |
凸目安 | 0+ | 0+ | 0+ | 0+ |
水元素キャラを採用し、敵を凍結させながら戦う編成。
リオセスリは常に氷元素攻撃が可能なため、凍結の維持がしやすい。
自己回復もできるので従来の凍結編成と異なりヒーラーを抜く編成も現実的に組める。
そのため水元素枠に優秀なサブアタッカーである行秋・夜蘭を採用することが可能になる。通常攻撃主体である点も好相性。
この場合、DPS出力がリオセスリと水サブアタッカーに分散するためリオセスリの育成度合いに火力が左右されづらい。
ただし無凸だとリオセスリだけではどうしてもHPが50%以下になる時間があるため、やや不安定。
無凸の場合はヒーラーを入れて自己強化を切らさないことを優先しよう。
モノクライオ編成
リオセスリに大量のバフをかけ、氷元素の地力で殴る編成。
こちらは凍結こそできないものの、「常に氷元素攻撃が可能」というリオセスリの特徴を最大限に活かせる。
氷3なので全員の、特に元素爆発が重要な申鶴のチャージ要求を大幅に緩和できるのも長所。
スキルの自己強化が切れてもバフの多さから致命的な火力低下は避けやすい。
ただしDPSのほとんどをリオセスリに依存しているため、リオセスリの育成が不十分だと火力が出しづらい。
耐久枠としては他にレイラがいるが、ディオナであれば元素スキルによる攻撃で申鶴の氷翎バフを使い切りやすく、そこそこのダメージも期待できる。
回避に自信があるorリオセスリの星座が進んでいて回復が追いつくなら耐久枠を氷元素のサブアタッカー(ガイア、ロサリア、重雲など)にして火力特化にするのもアリ。
溶解編成
燃焼溶解編成
キャラ | リオセスリ | ナヒーダ | ベネット | トーマ |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | 草元素付着 サブアタッカー 熟知バフ | 攻撃力バフ 回復 | シールダー 炎元素付着 |
聖遺物 | ファントム4 | 深林4 千岩4 | 旧貴族4 | 千岩2花海2 千岩2絶縁2 |
凸目安 | 0+ | 0+ | 1+ | 4+ |
燃焼状態で炎下地を維持し、そこにリオセスリで氷溶解を叩き込む編成。リオセスリ側での溶解が安定するのが特徴。
定期的に燃焼状態を起こし続ける必要があるため、リオセスリ以外の3枠は「ナヒーダ+ベネット+炎元素」で固定となる。
ナヒーダが必須なのは、彼女の元素スキルの仕様上。
元素スキル追撃が溶解でも発生することを利用して、
「氷溶解→草追撃→残留した炎元素と反応し、ナヒーダ側で燃焼→炎下地上書き→氷溶解→…」
のループを行えるためである。
この場合、(ナヒーダが熟知盛りであることも相まって)燃焼の密着ダメージが非常に大きいものとなるため、ダメージを強力な回復力で補えるベネットも優先的に編成したい。
安定するものではないが、リオセスリが無凸&ベネットの元素爆発上であっても通常攻撃時の自傷と燃焼による自傷が合わさることで一瞬だけHPが60%を切り強化重撃を使えることがある。
炎元素枠のおすすめは、シールドでダメージを防ぎつつ炎付着もしてくれるトーマ。炎元素シールドを張れるため燃焼ダメージを耐えやすく、完凸で通常・重撃バフも配れて好相性。
前項にもあるがトーマの欠点としては元素チャージ効率とHPを両方高めに盛る育成ハードルの高さが挙げられる。ベネットのおかげである程度緩和されるとはいえ、4凸未満ではステ振りが難しい。
ディシアも好相性。炎元素追撃・中断耐性補助・耐久補助の効果が全て元素スキルで完結しているため、育成難易度・操作難易度が低い。主にフィールド探索などの普段使いで活躍する。
ディシアの性能上、固有天賦の完全中断耐性は活かしづらいが、元素スキルによりリオセスリの中断耐性を0.35まで強めることができる。数値としては若干物足りないうえ長めのスキルCTに注意が必要なものの、リオセスリの立ち回りをより安定させてくれる。
トーマと比較するとディシア自体のサポート能力は低く、火力補助ができない上に燃焼ダメージのカットもできない。各種サポート武器、千岩4・愛される少女4などのサポート聖遺物をつけて役割を補強しよう。
超開花編成
キャラ | リオセスリ | ナヒーダ | 行秋 | 久岐忍 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー ドライバー | サブアタッカー 草元素付着 | サブアタッカー 耐久補助 | ヒーラー 超開花起爆 |
聖遺物 | ファントム4 | 深林4 | 絶縁4 | 金メッキ4 楽園4 |
凸目安 | 0+ | 0+ | 0+ | 0+ |
超開花で使用されるお馴染みの面子にリオセスリを添えた編成。
リオセスリは氷元素のため超開花反応に関与しないが、これは「超開花反応を邪魔しない」というメリットとなっている。
超開花の場合リオセスリ自体の火力には熟知による影響がないためリオセスリの火力は上がらないが、
彼の攻撃方法と超開花の仕様が単体攻撃に特化しているためボス戦向きの編成ではある。
超開花自体のDPSにリオセスリの火力が合わさるため総DPSは高い位置にあるが、正直なところ螺旋などでは他の熟知参照キャラに譲った方が熟知の無駄がなくなるのでそちらの方がオススメ。
烈開花編成
こちらは烈開花編成のドライバーとしてリオセスリを採用した編成。
基本的に烈開花がメインだが、それに合わせて凍結・溶解・蒸発が入り乱れる元素反応のオンパレード。
リオセスリの狭い攻撃範囲を烈開花でカバーし、烈開花が苦手とする単体敵にもリオセスリで強く出られる。
リオセスリと水枠で凍結が入るため水元素の消費量が多く、草枠の付着能力が控えめでも開花回数を稼ぎやすい。
烈開花側から見ても、燃焼状態をリオセスリで溶解することで開花が安定するため好相性。
無凸の場合はHP維持が難しいため草枠はヨォーヨや白朮といったヒーラー、水枠は耐久補助ができる行秋になるだろう。
リオセスリを1凸していれば回復が追いつきやすくなるため、草枠にナヒーダ、水枠に夜蘭を採用して更なる火力向上が期待できる。
その他
小ネタ
- 初の氷法器キャラ。ただし、本人は完全なインファイターである。
- 法器キャラクターであるが通常攻撃・重撃で鉱石を掘れる。
特に重撃を用いると素早く砕くことができるが、この際リオセスリが「恩典の戒め」を獲得している(強化重撃を打てる)状態であると重撃のスタミナを消費しないので、重撃を連発して効率よく鉱石を採掘できる。
なお、完凸していれば追撃も入ることにより効率的に採掘できる…なんてことはなく、必要な攻撃回数は変わらない。(追撃には破砕属性が付与されていない。) - 自己強化中の自傷、及び強化重撃による回復は何故かオブジェクト(鍋など)に当てても発生する。地味に元素粒子も獲得できる。
- 氷法器キャラだが、氷砕き効果のある重撃を当てることで単騎でも自力で氷アビスのシールドを割ることができる。
- 通常攻撃・重撃を連打するだけで海を渡れる。あらたな踏氷渡海真君の誕生である
- ナックルにかわいらしいステッカーが貼られている。待機モーションや元素爆発使用時に確認でき、全部で3種類ある。どうやらメリュジーヌたちの悪戯で貼られているようだ。
- 英語版のWriothesleyという綴りから、名前の元ネタは17世紀まで存在したイングランドの貴族「リズリー家」(Wriothesley Family)と思われる。
- 第三代サウサンプトン伯を授爵されたヘンリー・リズリー(1573 - 1624)は、英国史最大の劇作家であるウィリアム・シェイクスピアのパトロンとして知られる。
- Wriothesleyは『原神』の英語版ではライズリーと発音されている。綴りが難しい上に複数の正しい発音があるため、ネイティブにとっても難読姓であり、他にもロツリーとかライアスリーとかいう読み方がある。
- 元素爆発使用時の「行って……らっしゃい!」という台詞については、発表当時ワイルドな見た目とのアンバランスさに多くの日本人プレイヤーたちから驚きがあった。
原文中国語では「一路顺风」、英語版では「Have a safe trip.」と訳されている。意味は「良い旅路を」「道中の安全に気を付けて」であり、「行ってらっしゃい」でも完全な間違いとは言えないものの、ニュアンスがやや異なる。誤訳ページの「翻訳による差異」も参照のこと。 - 難読固有名詞つながりで、英語圏のファンからは冗談で「ウスターシャー・ソース」(Worcestershire sauce)と呼ばれることがある。
- Worcestershireは普通に読めばウォーセスターシャイアなのだが、実際は綴り方とかけ離れたウスターシャーと読むため。
- リオセスリが統治する水中刑務所「メロピデ要塞」の元ネタは、海中に没したとされる伝説の島アトランティス、近世フランスのバスティーユ牢獄、イギリスで設計された刑務所構想パノプティコンなどと思われる。
- メロピデ(Méropide)とは、古代ギリシアの地名メロピス(Μεροπίς)のフランス語読み。
- 架空の地名としては、紀元前4世紀の古代ギリシアの歴史家テオポンポスが著した『ピリッピカ』に登場する島のことで、同時代の哲学者プラトーンが哲学書『ティマイオス』で紹介した伝説の島「アトランティス」のパロディと言われている。
フォンテーヌ編では、アトランティス・ムーと共によくオカルトのネタにされるレムリアの名も登場するため、おそらくこれが元ネタであろう。 - なお、実在の地名としては、ギリシアのコス島の異名。西洋医学の祖ヒッポクラテースの生誕地だが、こちらはあまり関係はなさそう。
- 架空の地名としては、紀元前4世紀の古代ギリシアの歴史家テオポンポスが著した『ピリッピカ』に登場する島のことで、同時代の哲学者プラトーンが哲学書『ティマイオス』で紹介した伝説の島「アトランティス」のパロディと言われている。
- 「要塞」という言葉使いは、17世紀から19世紀に存在したフランス・パリの監獄「バスティーユ牢獄」が元ネタであろう。バスティーユそのものがフランス語で「要塞」という意味。
正式名称は「バスティーユ・サンタントワーヌ」つまり「サンタントワーヌ要塞」で、設計時は本当に要塞として作られたが、パリ市街地の拡大で陳腐化したため、国立刑務所として転用されることになった。- ちなみに本当に要塞として使われていた頃のバスティーユ・サンタントワーヌ司令官の地位は、公爵級が占める要職だった。監獄化した後、フランス革命で殺害された最後の司令官ベルナール=ルネ・ド・ローネーも侯爵(公爵の次位)。
よって、リオセスリの「公爵」という地位もそれほど歴史から離れてはいない。
- ちなみに本当に要塞として使われていた頃のバスティーユ・サンタントワーヌ司令官の地位は、公爵級が占める要職だった。監獄化した後、フランス革命で殺害された最後の司令官ベルナール=ルネ・ド・ローネーも侯爵(公爵の次位)。
- 中央に監視区を配した円形の刑務所設計は、イギリスの哲学者ジェレミー・ベンサムが1791年に考案した「パノプティコン」から。本家は完成しなかったが、特にフランスの刑務所建築に大きく影響を与え、日本でも北海道の網走監獄などが採用していたことがある。
当時の刑務所では看守による暴力や劣悪な環境が常態化していたため、「常に見られている」と意識させることで自発的な更生を促すと同時に少ない看守で運用可能にするという画期的かつ人道的なシステムだったが、時代は下り20世紀になってからフランスの哲学者ミシェル・フーコーは現代の監視社会を揶揄する目的で取り上げた。現在では「常に監視されていては萎縮を招き正常な判断力が失われる」という批判的な文脈でのたとえとして用いられることが多い。
なおメロピデ要塞自体は構造はパノプティコンに似ているが、中央の管理棟どころか円形通路からも独房は全く見えないため、本来のパノプティコンの機能は全く果たせない構造になっている。
- メロピデ(Méropide)とは、古代ギリシアの地名メロピス(Μεροπίς)のフランス語読み。
- リオセスリの部下が開発した飛行船ウィンガレット号(Wingalet)の元ネタは、ゲルマン神話で、フィン人(今のフィンランドの少数民族サーミ人)の王ヴァジが所有する翼が生えた船。ギンゲロット号(Guingelot)とも呼ばれる。
- アーサー王伝説の英雄ガウェインの愛馬グリンゴレットと名前が酷似していることが研究者に指摘されてきているが、関係は定かではない。
- ヴァジ自身は母が人魚であったという以外に大した伝説はないが、
息子のヴェルンドはゲルマン神話最大の鍛冶師・名工、
孫のヴィテゲは中世ドイツ伝説最大の英雄ディートリッヒ・フォン・ベルン(史実のテオドリック大王がモデル)に仕えた12人の名将の一人。
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氷元素を付着させることで、対象のオブジェクトの状態を氷元素付着状態にできるオブジェクトに限り回復するようです。
かまど以外でも、星茸やぴょんぴょんきのこなんかのようなオブジェクトでも回復するのは、攻撃後に元素視覚にすると氷元素付着状態になっていることが確認できます。 -- 2023-11-19 (日) 00:30:32