図鑑/生物誌/敵と魔物

Last-modified: 2022-10-05 (水) 00:53:07

物語:キャラ/ア-カ | キャラ/サ-ナ | キャラ/ハ-ワ || 武器物語 || 聖遺物/☆5~4 | 聖遺物/☆4~3以下 || 外観物語
図鑑:生物誌/敵と魔物 | 生物誌/野生生物 | 地理誌 | 書籍 | 書籍(本文) | 物産誌



元素生命

炎スライム

大自然に散布する炎元素から生まれた小さな魔物。
知能レベルは低いが、ヒルチャールにとって広い使い道があるようだ。

大型炎スライム

大自然に散布する炎元素から生まれた魔物。
体形が増した割に知能レベルは低いままだが、とても熱い。乾燥する季節では、山火事を引き起こす可能性もある。怒った時は灼熱の火球を吐き、落ち込んだ時は色が暗くなる。感情を表に出しやすいスライムである。

水スライム

大自然に散布する水元素から生まれた小さな魔物。
噂では、水源の見つかりにくい乾燥地帯や秘境へ行く時、非常用水として水スライムを持って行く人もいるらしい。しかし、高濃度の水元素を直接飲むと体によくない。

大型水スライム

大自然に散布する水元素から生まれた魔物。
強い力と大きい体形を持つ水スライム。水の泡を吹き出して敵を禁錮する事ができる。元素エネルギーが充実した場所では、とんでもないサイズに成長できると言われる。奔狼領では、小山みたいな巨大水スライムの目撃情報があったようだ。

風スライム

大自然に散布する風元素から生まれた小さな魔物。
風元素の力により、宙に浮く能力を持っている。

大型風スライム

大自然に散布する風元素から生まれた魔物。
普通の風スライムに比べ、高濃度の風元素を持つ為、浮遊能力も上がった。長年荒野で生活しているヒルチャールはこの特性を活かし、特殊な運搬器具を作って謎の物資を運搬している。

雷スライム

大自然に散布する雷元素から生まれた小さな魔物。弱い電気を放出できる。
分析によると、雷スライムのピョンピョン跳ねる動きは、地面の電位差を反映できる。雷元素が豊富な地域では、雷スライムの異常な動きを観察して、危険を察知することができる。

大型雷スライム

大自然に散布する雷元素から生まれた魔物。
体内の充溢した雷元素により、断続的に周囲へ放電する。一部の人は、彼らの持つエネルギーを有効利用し、生産活動へ取り組もうとしている。もしや新しい科学の誕生も、そう遠くはないかも…?

変異雷スライム

大自然に散布する雷元素から生まれた魔物。
雷スライムの変異から生まれた、黄色いスライム。体内の充溢した雷元素により、断続的に周囲に放電したり、周囲の雷スライムへ電弧を放射したりする。だが、紫色の雷スライムの間ではこのような現象は存在しない。それ故に、雷スライムは二極を持つと思われる。
これらの性質は、偉大な化学の発端になるかもしれない…

草スライム

豊富な草元素により、生態上の変化を遂げたスライム。
火と接触すると、激しく燃えてしまうと言う、草元素の弱点も受け継いだ。

大型草スライム

豊富な草元素により、生態上の変化を遂げたスライム。
だが、ただの特殊な植物に寄生されただけのスライム、という可能性もある。何故なら、植物の偽装で獲物を騙す狩猟行為は、トリックフラワーと非常に似ているからだ。この可能性がある故、一部の地域の文化では、草スライムには特殊な薬用価値があると見られたりしている。

氷スライム

大自然に散布する氷元素から生まれた小さな魔物。
「アカツキワイナリー」は過去、競争業者に「酒の品質を保つため、氷スライムを使って酒蔵の温度コントロールをしている」と言う、デマ情報を流されたことがある。

大型氷スライム

大自然に散布する氷元素から生まれた魔物。
体内に凝縮した豊富な氷元素を利用して、大気中の水を保護シールドに変える事ができる。または同じ原理を利用して周囲の水面を凍結できる。海を簡単に渡ることができる為、ある意味最も自由なスライムである。

岩スライム

大自然に散布する岩元素から生まれた小さな魔物。
地殻には豊富な岩元素が含まれている為、結果として生まれた岩スライムは、ずっしりとちゃんとした感じがする。

大型岩スライム

大自然に散布する岩元素から生まれた魔物。
体内エネルギーを岩の殻に凝縮し、攻撃から自身を守ることができる。宝盗団の考えによると、宝石や鉱物は岩元素を含む為、岩スライムも同じく宝石や鉱物であるかもしれない。彼らが「黄金の岩スライム王者」と呼んでいたのも、それが原因だ。

狂風のコア

超高品質の風元素が凝縮した後の形態。
狂風のコアの形成は、元素地脈が遮断され、蓄積が発生したことを意味する。容赦なく暴走する強風と、周囲を一掃する姿は、世界の痛みの象徴ともいえるだろう。

無相の炎

高純度の炎元素生命体、コードネーム「アイン」。
学者の研究によると、無想元素は当地の元素脈絡の異常と密接に関係しているという。しかし無想元素が元素脈絡に影響したのか、それとも異常な元素エネルギーが無想元素を創造したのか、真相は分かっていない。

無相の水

高純度の水元素生命体、コードネーム「ヒイ」。
無相元素は強大な排他本能があり、挑戦者を無情に追い払う。
排他の対象は天然の元素まで広がっているようだ。

無相の風

高純度の風元素生命体、コードネーム「ベト」。
「無相」というのは生き物としての形や生き方を捨てて到達する純粋なる領域。無相元素に関する研究は主にスメール教令院の学者が行っている。しかし危険性が故に、コードネームとネーミング以外、目ぼしい成果がいまだにない…

無相の雷

高純度の雷元素生命体、コードネーム「アレフ」。
無相元素は最高の元素構造を有する物体で、元素エネルギーが噴出する所や元素地脈がふさがれている所に形成する。
異なる無相元素は元素の特性によって攻撃方法も違いが出る。

無相の氷

高純度の氷元素生命体、コードネーム「ダレット」。
研究によると、無相元素は従来の元素生物と物質構成においてわずかな違いがある。それらの微妙な違いが、安定した形態と機械的な挙動の根源なのかもしれない。

無相の岩

高純度の岩元素生命体、コードネーム「ギメル」。
無相元素は限界まで濃縮された構造体で、極めて高い質量を有している。
外部の元素殻は安定しているが、内部の元素コアはかなり活発である。

純水精霊

純度が極めて高い水元素で形成された生命体、常に水と共に存在する。
噂によると、水の純度が高いほど、その水元素が豊富になり、純水精霊が強くなる。またある説によると、純水精霊の正体は異国の水の眷属という。亡くなった神の欠片を携え、世界各地を流浪し、神の愛を水脈で大地に広げようとしている…

雷音権現

奇妙な雷元素生命体。見た目は純水精霊に似ているが、彼女ほどの知恵と記憶は備えていない。
雷音権現はより原始的で純粋な怒りによって駆動している。
この生き物は雷霆と共に、強大な怨恨に満ちた場所でのみ生まれるらしい。例えば、切り裂けられ、雷雲に覆われた天雲峠。大地に晴らせぬ怨恨がある限り、雷鳴も響き続けるだろう。

炎フライム

高濃度の炎元素から生まれ、空を浮遊する能力を持った魔物。
教令院のある学生が、彼らの生態について研究したことがある。晶蝶は空を飛ぶことができ、元素濃度の高いエリアに生まれるから、フライムと全く同じだとその学生は思った。したがって、フライムは晶蝶の一種であると結論づけた。彼は今も卒業していない。

水フライム

高濃度の水元素が生み出した魔物、空を舞うことができる。
月夜の下で、川辺に浮游している水フライムは弱くて暗い光を放つ。怪しい彼らはよく通りかかる旅人に幽霊だと思われるため、多くの民話の定番となった。

風フライム

高濃度の風元素が生み出した魔物、空を舞うことができる。
理論上、風元素で凝結された魔物は元から浮游能力がある。そのため、花びらのような翼葉はある擬態した器官なのかもしれない。

雷フライム

高濃度の雷元素から生まれ、空を浮遊する能力を持った魔物。
かつて、この生き物を研究した学者がいた。双方とも元素の特異性を持ち、元素濃度の高いエリアに生まれるため、フライムと無相は全く同じだと学者は思った。したがって、フライムは無相の一種であると結論づけた。その後、彼の研究不正行為が判明した。

草フライム

高濃度の草元素から生まれ、空を浮遊する能力を持った魔物。
因論派の研究員がかつて、草フライムの生態について研究したところ、伝説の「アランナラ」にとても似ているとの発見があった。その後、一連の調査の結果、アランナラという生物は、実はこの草フライムであるという結論に達した。この研究者は後に、無名の童話作家となった。

氷フライム

高濃度の氷元素から生まれ、空を浮遊する能力を持った魔物。
ある錬金術師が、フライムの調査をした。スライムと旅人は神の目を持っていないのに元素力を使えるため、フライムと全く同じだと錬金術師は思った。したがって、フライムはスライムか、あるいは旅人であると結論づけた。彼は、師に叱責された。

岩フライム

高濃度の岩元素が生み出した魔物、空を舞うことができる。
岩フライムが翼葉を閉じる時、ある植物の実に擬する。そのため、一部の古い伝説の中では、彼らは天の巨樹に実った果実で、不思議な薬用価値があると思われている。

ヒルチャール部族

ヒルチャール

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
人に似ているが、知能と精神はすでに失っている。存在自体は千年をも超えるが、歴史や文明に関する記録はない。
500年前の暗黒な*災い以来、大地の隅々に広く分布している。力は弱く、組織性も乏しいが、時にはトラブルを引き起こす可能性がある。

ヒルチャール・戦士

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
気性の荒い部落の戦士は、筋肉の力を信じている。筋肉モリモリで力があれば、いつか巨大な盾を持ち上ることができ、「ヒルチャール暴徒」になれるかも…?

ヒルチャール・突進

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
冒険者を撃退するために、燃える棒を振り回し、前へ突進する。草原や森で山火事が起きると、それはとある「騎士」のせいではなく、大体がヒルチャール・突進の仕業である。

ヒルチャール・木盾

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
木盾を持つヒルチャールの戦士。木盾は丈夫な防具だけでなく、部落に属する貴重な宝でもある。報告によると、ヒルチャールはよくキャンプで料理をしている冒険者へ突進し、鍋の蓋を奪ったりする。

ヒルチャール・氷盾

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
ヒルチャールが強い環境適応力を持つ証明。氷元素豊富な環境では、堅牢な氷制*の盾で自分の身を守ることができる。

ヒルチャール・岩盾

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
岩元素豊富な環境で辛抱強く生きるヒルチャール。堅牢な盾の上は盤石が多重に付いている。

ヒルチャール・射手

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
安っぽい弩を持つヒルチャールの弓使い。実際、ヒルチャールに弩を作成する技術はない。それ故、彼らの後ろには、きっとヒルチャールを操り、機器や物資を提供する組織が存在しているだろう。もっとも疑わしいのは、ヒルチャールと頻繁に接触しているアビスの魔術師だ。

ヒルチャール・炎矢

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
安っぽい弩を持つヒルチャールの弓使い。矢の先には薄い可燃物質が塗られており、敵を燃やそうとする。先代のエル・マスクはこれについて、頭のいいヒルチャールが狩りのついでに料理もこなす為の発明だと考えている。

ヒルチャール・雷矢

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
安っぽい弩を持つヒルチャールの弓使い。矢先は電気水晶の破片でできていて、命中時に電撃を引き起こす。ヒルチャールの天才弓使いは、一度に5本の矢を発射できるらしい。

ヒルチャール・氷矢

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
安っぽい弩を持つヒルチャールの弓使い。矢先には溶けない氷が付いている。寒気は血流を遅くするため、この矢が残した傷は治しにくいらしい。

ヒルチャール・爆弾

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
炎スライムを使って敵を攻撃する、ずる賢いヒルチャール。熟練な投げ技で炎スライムを投げるヒルチャール・爆弾は、5つの杭を同時に破壊できるかもしれない。

ヒルチャール・雷弾

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
蒙昧な生活を維持しているヒルチャールにとって、雷スライムは炎スライムや風スライムのように用途が広いわけではない。いつの日か彼らも雷スライムと変異雷スライムの間の元素の流れに気づき、大きな進歩を遂げる日が来るかもしれない…?

ヒルチャール・氷弾

テイワットの荒野を彷徨う原始住民。
氷スライムを使うと食品を効率的に保存できる事に気づいたヒルチャール。他にも炎スライムと氷スライムでタル爆弾、風スライムで運搬用具を作ってしまうなど…おそらく、厳しいサバイバル生活があるからこそ、このようなアイデアが浮かんだのだろう。

変わったヒルチャール

「Homu,Homu,mimi domu!*1

ヒルチャール暴徒・木盾

数え切れないほどの戦闘経験を持つ大型ヒルチャール。
草スライムを使用して頑丈な木製の盾を作成できる。
強靭な筋肉、威厳あるたてがみ、頼もしい背中と一食に大量の肉を呑み込む豪快さを備える。ヒルチャールの為に、容赦なく冒険者を追い払うため、部族では非常に尊い地位を持つ。

ヒルチャール暴徒・岩盾

岩の盾を持つ大型ヒルチャール。
ヒルチャールにとって、肉を食べ、喧嘩し、身体を強くする事が最優先事項である。
ヒルチャール暴徒のような大きくて強い戦士になれば、より沢山の肉を食べ、より沢山の戦いに勝ち、堅牢で巨大な岩盾を持ち上げる事も可能になるだろう。

ヒルチャール暴徒・氷盾

氷を盾として使う大型ヒルチャール。
通常巨大で活動的な生物は、生きる為に大量のカロリーを消費する必要がある。
このような特性に対して、現代のエル・マスク*は、特定の地域で活動しているヒルチャール暴徒の数がヒルチャールの総数に占める割合に基づいて、食糧の安定性と豊かさを計算する「暴徒指数」を提案した。

ヒルチャール暴徒・炎斧

長い柄の大きな斧を持つ大型ヒルチャール。
攻撃時の動きは大きく、炎スライムを使って武器に炎元素を付与する事もでき、巨大な破壊力を持つ。
通常、ヒルチャール暴徒・炎斧のように武器の焼入れを繰り返すと、鋼の硬度が低下し、刃先が損傷を受けやすくなる。しかし、彼のパワーは十分に強力で、刃がなくてもハンマーとして使用できる。

ヒルチャール暴徒・雷斧

長い柄の大きな斧を持つ大型ヒルチャール。
攻撃時の動きは大きく、雷スライムを使って武器に雷元素を付与する事もでき、巨大な破壊力を持つ。
鋼鉄によって鍛造された斧は非常に良好な感電材料となる。大柄なヒルチャール暴徒・雷斧が斧を大きく振りかぶり、天雷を召喚する姿はヒルチャールたちにとって非常に壮観なものである。

ヒルチャール・雷兜の王

雷の中を彷徨う謎の「王者」。
同胞から「Lawa」と呼ばれる巨大なヒルチャール。巨像のような体には雷元素が豊富に充満しておる、体の隙間からは元素エネルギーが電気水晶の形で滲み出している。

ヒルチャール・霜鎧の王

雪の中を彷徨う謎の「王者」。
同胞から「Lawa」と呼ばれる巨大なヒルチャール。極上まで鍛えた肉体は、周囲の溢れた氷と融合したかのようで、その威厳はまるで北国の氷河のようだ。

ヒルチャール・岩兜の王

山々を歩き回る謎の「王者」。
同胞から「Lawa」と呼ばれる巨大なヒルチャール。周囲に満ちた岩元素は体の一部となり、血肉と皮膚は彫り上げた不動の岩みたいだ。

ヒルチャールシャーマン・水

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール、水元素の詠唱者。
元素コントロールに長けるヒルチャールは、年を取ると力がピークに達する傾向がある。波を起こし雨を召喚できるようになったこの愚かな生き物は、一体どのような過去を生きてきたのだろう?

ヒルチャールシャーマン・風

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール、風元素の詠唱者。
元素コントロールに長けるヒルチャールは、年を取ると力がピークに達する傾向がある。風をコントロールする能力は、正に暗闇の記憶から生まれたものである。

ヒルチャールシャーマン・雷

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール、雷元素の詠唱者。
元素コントロールに長けるヒルチャールは、年を取ると力がピークに達する傾向がある。雷を召喚する高度な技術を掌握した今、その音で挽歌を作ってもいいかもしれない。

ヒルチャールシャーマン・草

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール、草元素の詠唱者。
元素コントロールに長けるヒルチャールは、年を取ると力がピークに達する傾向がある。仮面の下には悔しさが潜み、人を憎しむ毒ツタは土から生え上がって来る。

ヒルチャールシャーマン・氷

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール、氷元素の詠唱者。
元素コントロールに長けるヒルチャールは、年を取ると力がピークに達する傾向がある。このシャーマン達は、霜の囁きを思い起こし、それを攻撃に使う技術に精通している。

ヒルチャールシャーマン・岩

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール、岩元素の詠唱者。
元素コントロールに長けるヒルチャールは、年を取ると力がピークに達する傾向がある。千古の盤石と比較すると、最年長のヒルチャールでも子供でしかないが、記憶と経験が岩元素を操る力を導き出した。

アビス

アビスの魔術師・炎

魔力があり、炎元素を使用して戦うアビスの魔物。
原因は誰も知らないが、アビスの魔術師は、ヒルチャールの言語に精通し、彼らの心を操ることができる。アビスの魔術師は、今まで誰も解けなかった失われた言葉を解明し、その言葉の力を使って魔法を働かせたという。

アビスの魔術師・水

水元素を使用して戦うアビスの魔物。
冒険者の間では、アビスの魔術師は「アビス教団」の根底にある実行者として、世界中で活動し、様々な陰謀と破壊に従事しているという説がある。このタイプのアビスの魔術師の恐ろしさはリウマチの発作を促すと冗談半分で言っているが、実際は無視できぬ力を持っている。

アビスの魔術師・雷

雷元素を使用して戦うアビスの魔物。
かつてアルヴァ・ニコラという学者が、教令院でアビスの魔術師・雷の使う雷元素を研究し、最終的に「ニコラコイル」という理論的武器を考察した。しかしそれは未だに実践されていない。一説によると、彼の研究資料は菌類が蔓延したことで食べられてしまったという。

アビスの魔術師・氷

極寒の氷元素を使用して戦うアビスの魔術師。
大気中の水蒸気を氷に凝縮出来るなど、強力な力を持つにもかかわらず、本体はかなり貧弱。身を守るシールドが破られると、やられ放題になってしまう。

アビスの使徒・激流

水元素を操り戦う魔物、「アビス教団」に所属している。
これら沈黙せし者はアビスの先駆者、すべてを巻き込む波の刃を振るい、あらゆる鎧の守りと不信に満ちた異端の心を打ち砕く。敬いなき愚者に宿命の懲戒を下す。

アビスの詠唱者・淵炎

アビスの炎を駆使し、経典の意義を追求している魔物。「アビス教団」に所属している。
地上の人々が彼らの名を呼ぶ時、その意味には微かな差異がある。「詠唱者」という言葉には本来、「唱導師」という意味が含まれているのである。恩寵の章を唱えることで、彼らは強大な力を手に入れる。

アビスの詠唱者・紫電

力が非常に強く、暗黒の深淵を唱える魔物、「アビス教団」に所属している。
アビスを布教する者であり、アビスの学者。激しい雷とともに、長きに渡り歪んだアビスの英知を異教徒に注ぐ。果てのない紫電をもって、人智をも浸食する偉大な力の存在を知らしめる。

獣域ウェルプ・岩

世界の境界線を侵食する魔血の獣。「黄金」はそれを「溶脱」と名付けた。
深淵の浸透と共に元素を蝕む習性を持っている。幸いなことに、今の時代では、このような魔獣の数は多くない。

獣域ウェルプ・雷

世界の境界線を侵食する魔血の獣。「黄金」はそれを「溶脱」と名付けた。
昔の時代において、巨大な魔獣が降臨する時、ハウンドの大群が先に現れ、世界の境界線を溶かして通路を開いたという。

獣域ハウンド・岩

世界の境界線を侵食する魔血の獣。「黄金」の造物である。
本物の狼のように、生物のような習性が少しある。それは、地上にいる「親族」に対する憧れや嫉妬であり、彼らに取って代わることを夢見ているのかもしれない。

獣域ハウンド・雷

世界の境界線を侵食する魔血の獣。「黄金」の造物である。
かつては大陸を荒らしまわっていたが、その後抵抗され、一時は狩り尽くされて絶滅した。だが最近、彼らは再び現れた。清泉町や奔狼領を脅かした黒狼の群れは、まさに彼らのことである。

黄金王獣

暗闇の異界からやってきた、漆黒たるウルブズの帝王。隠爪の異獣を呼び寄せ、空間を溶かし、裂け目を作らせる権能を持つ。
帝王は名を持たない。何故なら彼は、「黄金」が意図せず作り出した存在だからだ。それ故、他者の世界に侵入し、名を上げることに執着している。
とはいえ、ウルブズは決して知能が低いわけではない。前回の侵略で敗北を喫した彼らは、人間も守護者もいない無人島を選び、帝王の降臨に備えた。

シャドウハスク・旗令

神秘たる漆黒の兵士。
その行動から見るに、もはや「人」としての意志を失っているのかもしれない。しかし、もし実際にそうであるならば、彼らはなぜ未だに旗を掲げ、死闘を繰り広げるのだろうか…

シャドウハスク・破陣

神秘たる漆黒の兵士。
その行動から見るに、もはや「人」としての知性を失っているのかもしれない。しかし、不屈の闘志を見せるその姿は愚鈍な獣のようではなく、確かな意志を持った決死の士を彷彿とさせる。

シャドウハスク・守衛

神秘たる漆黒の兵士。
その行動から見るに、もはやただの抜け殻なのかもしれない。しかしその手にある武器は、殺戮のためというより、守るためもののようだ。

黒蛇騎士・斬風の剣

宮廷において高い地位を得た近衛兵士。「至真の術」と呼ばれる剣術で王家の敵を薙ぎ払う。
「末光の剣」もかつて、彼らの一員であった――王国の栄光が失われ、すべてが取り返しのつかないものになる前までは。

ファデュイ

ファデュイ先遣隊・遊撃兵・炎銃

炎元素の銃を扱うファデュイの兵士。
先遺隊からもらった武器で元素を制御する。戦う時は積極的に元素反応を利用して戦う。
優れた武器と豊富な知識を持つ故、チーム戦では侮れない脅威になる。

ファデュイ先遣隊・重衛士・水銃

ファデュイの戦争兵器に所属する兵士。
元素をある程度制御できる装置を備えており、火器型武器で激しく水を射出できる。
「先遺隊」は、今後の行動の基盤を築くために、生死を問わず異国へ赴き先行任務を果たす。

ファデュイ先遣隊・前鋒軍・風拳

風の力を利用して戦友を蘇生させられる先遺隊の兵士。
故郷を離れても故郷を思い、家族と別れたが命を託せる戦友と出会う。
――任務と称した悪事に手を染めた時も、このような思いを抱いているかもしれない。

ファデュイ先遣隊・前鋒軍・雷ハンマー

雷元素が付与されたウォーハンマーを装備したがたいのいい先遺隊兵士。
ファデュイの軍人になると豊かな資源を獲得できる:食料に装備、そして物資。
しかしそれと引き換えに、故郷や家族と離れ、顔も知らない戦友に命を預けることとなる。

ファデュイ先遣隊・重衛士・氷銃

ファデュイの戦争兵器に所属する兵士。
元素をある程度制御できる装備を備えており、火器型武器で急速凍結した冷気を噴射できる。
尋常じゃない元素の力を持っているが、それ相応の代価も必要だろう…

ファデュイ先遣隊・遊撃兵・岩使い

岩元素を駆使してシールドを張り、戦友を守ることができる先遺隊兵士。
少数精鋭のデットエージェントや蛍術師と違い、先遺隊の兵士は実力も装備も比較的に弱い。
任務で人員と物資の消耗を最小限にするため、先遺隊はチームワークを重視する。

ファデュイ・デットエージェント・炎

ファデュイ所属の特別部隊。
担当するのは金に関する仕事だけではなく、「目には目を、歯には歯を」というものもその仕事の一つである。相手が誰であろうと、ファデュイの利益に害をなす者なら、十倍返ししてもらう。

ファデュイ・雷蛍術師

雷蛍を使って戦う、仮面下の素顔も過去も謎のファデュイの術師。
「霧虚ろ草」が好きだと言う特性を利用して、飛蛍を操り彼女のために戦わせる。霧虚ろ草の匂いは雷蛍を酔わせられるように、嗜虐性のある術師も相手を弄ぶ快感に執着する。

ファデュイ・氷蛍術師

氷蛍を使って戦う、仮面下の素顔も過去も謎のファデュイの術師。
神の目を持たない人間は元素の力を操作することはできないが、彼女は霧虚ろ草で氷蛍を操りながら、氷の力を好き勝手に使用することができる。あてもなく彷徨っているように見える彼女は、どのような使命を抱えているのだろうか…

ファデュイ・ミラーメイデン

水鏡を操り、神に仕える凛とした姿のファデュイの仕女。
水鏡の力を優雅に操り、水鏡に目を奪われた者を自らの意思で幻影に陥れる。何事も彼女の耳からは逃れられない。目隠ししている故、どんな光景を見たのか、どんな執着が映し出されるのか分からない…。

自律装置

遺跡守衛

古い人型戦闘機械。
噂では滅亡した国が残した戦闘機械で、世界各地の遺跡へ辿り何も知らぬ冒険者を攻撃する。研究によると、遺跡守衛はこれらの遺跡と同源ではなく、少なくとも何千年も異なっていることを示している。なぜ遺跡守衛が存在し、「爆発的な火力」で遺跡を守るのだろうか…

遺跡ハンター

巨大な異形戦闘機械。
噂では滅亡した国が残した戦闘機械。戦闘性能を上げるため、効率の悪い人型のデザインを放棄したらしい。近接攻撃でも遠隔砲撃でも威力抜群。
廃棄された古代兵器にもそれほどの力を持っているとは、兵器を製造した文明はどんなものだろうか…

遺跡重機

古い人型戦闘機械。
形は遺跡守衛と似ているが、その姿はより歪み、力はより強大だ。重すぎるボディを動かすために、足に追加のエネルギーコアが組み立てられているようだ。

遺跡サーペント

古代の異形自律装置。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した工務重機で、「頭部」のギア構造によって固い岩盤を簡単に掘ることができるらしい。もしこれが本当であれば、この力を借りて、大軍すら通れるような大陸各地へと繋がる道を開拓できるだろう。

遺跡巡視者

特殊な標的に対応するため、特定の形と機能が備わった異形の機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械がという。広く普及している「遺跡守衛」と比べ、より高い生体工学的意義を兼ね備えている。分散化する設計と蜂を模した戦闘モードは、あらゆる形態に変わり異なる方向から攻撃することができる。

遺跡殲滅者

特殊な標的に対応するため、特定の形と機能が備わった異形の機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械がという。広く普及している「遺跡守衛」と比べ、より高い生体工学的意義を兼ね備えている。いくつかのパーツで構成された巨大な花冠は、まるで何か恐ろしい植物のようで、どのような経験をすればこのような恐ろしい機械を設計できるのか分からない。

遺跡防衛者

特殊な標的に対応するため、特定の形と機能が備わった異形の機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械がという。広く普及している「遺跡守衛」と比べ、より高い生体工学的意義を兼ね備えている。昆虫を模した手足は、人を模した機械よりも移動に長け、各パーツによって構成されたシールドは正面からのどんな攻撃にも対応できる。

遺跡偵察者

特殊な標的に対応するため、特定の形と機能が備わった異形の機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械がという。広く普及している「遺跡守衛」と比べ、より高い生体工学的意義を兼ね備えている。形も行動形式も、どういう原理で深海生物を模しているのかは分からないが、とにかく関わり合いたくないということだけは分かる。

恒常からくり陣形

危険な異形戦闘機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械だという。いくつかのパーツで構成されていて、戦闘環境の変化に対応して異なる形態に変わり、様々な攻撃手段を繰り出す。
立方体で構成されたフォルムは、ある意味「無相元素」に似ている。

遺跡ドレイク・陸行

絶望的なまでの恐怖を人に与える、龍型の戦闘機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械だという。「ヴィシャップ」の姿を模しているが、性能のために構造は最適化されている。本物のヴィシャップと比べて、より強力な元素の「吸収」――あるいは「カウンター」とも言うべき能力を持つ。
この能力から見るに、これほど恐ろしい兵器を作り出した文明というのは、さぞ壮大な野心を持っていたのだろう…

遺跡ドレイク・飛空

絶望的なまでの恐怖を人に与える、龍型の戦闘機械。
伝説によると、これはすでに滅びた国が残した戦争機械だという。「ヴィシャップ」の姿を模しているが、性能のために構造は最適化されている。本物のヴィシャップと比べて、より強力な元素の「吸収」――あるいは「カウンター」とも言うべき能力を持つ。
これほど恐ろしい兵器を作り出した文明が、一体何によって滅んだというのだろうか…

兆戴永劫ドレイク

かつて大地を支配していた君王のように、絶望的なまでの恐怖を人に与える、龍型の戦闘機械。
伝説によれば、かの亡国はかつて禁忌の技術を追い求め、太古の生命に匹敵する――あるいはそれをも超える永久機関を造ろうとした。この疲れを知らぬ謎の機械巨獣の存在は示している…彼らの文明は、人が触れてはならない領域にまで達していたことを。

プライマル構造体・重力場発生器

失われた砂漠の古代遺跡を守りし者。君王の清き夢を邪魔する者を、罰することの出来る力を持っている。
この機械は本来、宮殿や神殿を守るためではなく、砂海に君臨した愚昧な王の、夢の楽園を再現するためのものであった。
今、「楽園」はとうに消え去り、機械に刻まれたマントラだけが、世界に忘れ去られた夢と約束を記録している。

プライマル構造体・再構築

失われた砂漠の古代遺跡を守りし者。君王の清き夢を邪魔する者を、罰することの出来る力を持っている。
砂海を統治した烈日の君王はかつて、民に彼岸の楽土を約束したが、それは君王の愚昧な妄執に過ぎなかったことを現実は証明した。
今、「楽園」はとうに消え去り、機械に刻まれたマントラだけが、世界に忘れ去られた夢と約束を記録している。

プライマル構造体・探査機

失われた砂漠の古代遺跡を守りし者。君王の清き夢を邪魔する者を、罰することの出来る力を持っている。
夢の楽園を作るため、砂海の主はかつて、禁忌の知識を探求した。この謎の機械はまさにその知識の産物。
今、「楽園」はとうに消え去り、機械に刻まれたマントラだけが、世界に忘れ去られた夢と約束を記録している。

半永久統制マトリックス

砂漠に散らばる多くの遺跡構造体を取りまとめている永久不変の機械。中には、孤独な君王の執念が留まっているようだ。
夢の中の友人による教戒のためか、あるいは天上の諸聖が有する権能を手にしようと考えてのことか…王は地上に属すべきでない謎の機械たちを創り出し、これらをもって砂原の上に都市を拓いた。
千柱の都の廃墟にある古の晶石は、黄金の楽園の美しさを映し続ける――例え王の夢を誰一人、覚えていなくとも。

魔偶剣鬼

自律型人形からくり剣士。
話す能力と意欲がなく、剣でのみ意思疎通を図る。
噂によると、試作時にとある剣道流派初代宗主の記憶を統合したが、原因不明のまま制御不能になり、やがて放棄されたという。
歌人によると、剣鬼は因縁が断絶された場所に彷徨っているという。自身を守る凶悪の面はあの時代の有名な鬼人から取ったものだそうだ。

その他人間勢力

宝盗団・斥候

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
組織では下見と見張りの役割を担う。貧困が原因で盗賊の道を選んだが、彼らの装備から判断すると、未だ富裕にはなっていないようだ…

宝盗団・炎の薬剤師

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
化学の知識を利用し、綱を渡る人間。爆発物を調合し、組織の仲間と悪さを行う。

宝盗団・水の薬剤師

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
一部の薬剤師は、宝盗団に入団する前、自分で調合した「霊薬」や「聖水」を町で売るインチキ商人だった。これらの霊薬と聖水は、戦いで大きな効果を発揮するだろう。

宝盗団・雷の薬剤師

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
「薬剤師」は宝盗団のメンバーの中で、危険化学物質の配合に関する知識を持つ者である。
「えっ?このお宝には冒険者協会の名前が書いてるの?
――ある宝盗団の「薬剤師」が冒険者にこう質問した

宝盗団・氷の薬剤師

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
氷の薬剤師は素早い冷却効果のある氷の霊薬を作れるため、宝盗団の間で非常に人気がある。霧氷花のない野外でも、冷たい飲み物を作ることができる。

宝盗団・雑夫

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
宝盗団で肉体労働を担当する、ちょっと地位が低いメンバー。体格についても仲間からよくからかわれる。しかし敵襲の時は、驚きの活躍を果たすことができる!

宝盗団・弓使い

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
「弓使い」と呼ばれてるが、実際はいじめの際のあだ名だ。結局のところ、彼らは弓のような長時間訓練を必要とする武器ではなく、弩を使用している。敵に向けて引き金を引くだけの弩は、ヒルチャールでさえ使いこなせる。

宝盗団・盗掘者

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
「巨人の肩の上に立つ、というのは先人が蓄積した富を掘り起こし、奪うという意味だ。経済循環の為に使うんだ!立派だろ!」
――ある宝盗団の「盗掘者」が遺跡のお宝を掘り起こすときに言った

宝盗団・海の男児

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
「俺たちのやったことが盗み?盗みだと?再発見と呼べ!お宝の価値をよく知る鑑定家の所へ送ってるんだ。全員が幸せになる良い事ではないか!」
――ある宝盗団の「海の男児」が疑問を持つ新人に言った

宝盗団・拳術家

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
筋肉と戦闘に夢中な人。食べ物にはうるさく、いつも周りに筋肉の良さを謳っている。ほかのメンバーは彼に対して少々不満らしい。

宝盗団・粉砕者

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。
もともとは鉱山で働いていた人。層岩巨淵の封鎖後、手当を貰っているにもかかわらず、ある理由で宝盗団に参加した。

野伏・陣刀番

堕ちた浪人、「野伏」と呼ばれているが、統一された団体に属しているわけではない。
長年武術の道を歩み、優れた剣術を持っているが、今はもう正しい道に使いことはない。
生計や財産のため、時には宝盗団やファデュイと共謀することもある。

野伏・火付番

堕ちた浪人、「野伏」と呼ばれているが、統一された団体に属しているわけではない。
優れた剣術を有しているだけでなく、元素を含んだ焔硝薬粉で攻撃する。客観的に見れば、これは武士道に背いているかもしれないが、それも勝利を追求する方法の一つだろう。
生計や財産のため、時には宝盗団やファデュイと共謀することもある。

野伏・機巧番

堕ちた浪人、「野伏」と呼ばれているが、統一された団体に属しているわけではない。
武士として必修の剣術以外にも、弩で敵に奇襲をかけることができる。勝利のためならば手段は選ばない。武家の名を捨てた者は、時として武家の自矜さえ捨てているのだから。
生計や財産のため、時には宝盗団やファデュイと共謀することもある。

海乱鬼・炎威

堕ちた浪人。
物心が付いた頃から武術を身につけていたが、様々な理由から主君に仕える機会を失くし、正しい道から外れて悪の道に染まった。刃はただの鋼鉄のように冷たいものではなく、怨恨に満ちた憤怒の炎で燃えていたーーこれは、失われた惟神技術によって製造された符で、刃を炎を付与している。

海乱鬼・雷騰

堕ちた浪人。
高い武道の精神を持っていたが、様々な原因で使い物にならず、自暴自棄になり悪の道を歩み出した。何百年も前に失われたはずの惟神技術によって製造された符を使い、刀剣に雷霆の力を付与している。

エルマイト旅団・アックス

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
斧を振るう女戦士は、臆することなく乱闘のさなかに入っていき、戦友の為に戦機を作る。
砂漠の故郷で彼女たちは焚き火の傍に座り、砂の海に消えた、遠い昔の歌を奏でる。

エルマイト旅団・クロスボウ

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
伝統的に、エルマイト旅団は弓で敵と戦うことが多かったのだが、教令院がバザールでのクロスボウの購入を許可して以来、長年の練習が必要とされる弓を未だに使用しているのは誇り高き射手のみになった。

エルマイト旅団・ベクドコルバン

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
「ベクドコルバン」という名の武器で戦う。昔、砂漠の神に仕える隠者が身分を象徴するものとして持っていたという伝説がある。しかし、この武器の真の名前は、広大な砂漠の中ですでに失われている。

エルマイト旅団・ラインブレイカー

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
独特なジャマダハルをその手に持つ武道家で、より強い相手を求めてエルマイト旅団に入団した。これは報酬のためというよりも、武芸の高みを追求するためである。

エルマイト旅団・ソードダンサー

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
シャムシールを扱うのが得意な砂漠の戦士。今はなき文明から受け継がれたその技は、戦うためだけのものではない。そこから発展した剣舞も、各国で大人気の曲芸となったのだ。
この大きな彎刀は、騎馬戦で使われていたらしい。

エルマイト旅団・サンドウォーター

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
グラヴェルの唄の古き夢に迷い込んだ少女は、任務執行中の殺し合いが趣味で、それこそが真に価値のある報酬だと思っている。この一族に生まれた女性は、砂漠を彷徨う亡霊に気に入られてしまうことが多く、そのせいで若くして死ぬという伝説がある。
使用する武器には不吉な悪霊が宿っており、危機的状況に陥った時にその悪霊が目覚める。敗者の慟哭だけが、その怒りを鎮められるが――その敗者が武器の主であるか、敵であるかは、全く関係ない。

エルマイト旅団・サンフロスト

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
責務と任務以外には全く興味がないプロの傭兵。「任務の遂行」が唯一の行動指針であり、傭兵市場でも最高レベルのギャラ。
使用する武器には不吉な悪霊が宿っており、危機的状況に陥った時にその悪霊が目覚める。敗者の慟哭だけが、その怒りを鎮められるが――その敗者が武器の主であるか、敵であるかは、全く関係ない。

エルマイト旅団・デイサンダー

黄金のような砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
戦うことを天職とする、真正の戦士部族の末裔。巨大な斧を軽々と振り回す野蛮なイメージとは裏腹に、この一族の戦士は、廃墟となった砂の都の古文と詩歌に精通している。
使用する武器には不吉な悪霊が宿っており、危機的状況に陥った時にその悪霊が目覚める。敗者の慟哭だけが、その怒りを鎮められるが――その敗者が武器の主であるか、敵であるかは、全く関係ない。

エルマイト旅団・ゲイルハンター

砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
クロスボウが広く普及したため、現在エルマイト部族は最も手練れの戦士しか長弓を使って戦わない。彼女たちは両目になどは頼らず、ただ風砂の流れる音で敵の在り処を感じ取る。
使用する武器には不吉な悪霊が宿っており、危機的状況に陥った時にその悪霊が目覚める。敗者の慟哭だけが、その怒りを鎮められるが――その敗者が武器の主であるか、敵であるかは、全く関係ない。

エルマイト旅団・ストーンエンチャンター

砂漠より訪れし、まとまりのない傭兵集団の一員。報酬さえ貰えれば、どんな人物の元でも働く。
古代、この装戦士は烈日の君王が最も信頼する護衛であった。そのためか、彼らは今でも太陽のような金色の輝きを放つ。
使用する武器には不吉な悪霊が宿っており、危機的状況に陥った時にその悪霊が目覚める。敗者の慟哭だけが、その怒りを鎮められるが――その敗者が武器の主であるか、敵であるかは、全く関係ない。

異種の魔獣

トリックフラワー・炎

神出鬼没な擬態植物の魔物。炎元素を利用して戦う。
テイワットでは、元素に取り憑かれた植物が存在する。故に知性を持たされた。その割に、養分に対する欲求も伸び続けている…

トリックフラワー・雷

元気満々な擬態植物の魔物。雷元素で獲物を攻撃する。
元素エネルギーが満タンになると、花冠から強力な電流を放つ。そのため、これを他の用途に利用しようとする学者も存在し…

トリックフラワー・氷

神出鬼没な擬態植物の魔物。氷元素を利用して戦う。
土の中に隠れて獲物を獲る習性がある。時間と養分さえ足りれば、巨大な急凍樹になる可能性もある…

爆炎樹

地脈の中で流れている上古の炎を吸収した巨大な藤。
消えることのない怒りの炎のような植物。
「元素」には感情と願いが秘められていると、詩人や歌手、さらに一部の学者までそう思っている。もしそれが本当なら、燃え続ける爆炎樹は一体どんな感情を持ち、大地の束縛から逃げようと足掻いているのだろう…

迅電樹

地脈に流れる高圧電流を吸い取る、巨大なツル草の魔物。
樹冠からは、大地の怒りを発散させるように、次々と電気を放出する。
かつて妙論派の学者たちは、迅電樹の周りに複雑な電気回路を配列すれば、そこから得た電気を街まで送り、使うことができるだろうと提唱した。しかしこの計画に素論派の学者たちは猛反対し、電気を使うことの危険性を証明するために10匹のキノシシを犠牲にした。

急凍樹

地脈の中の霜雪が藤に付着してできた魔物。
研究によると、植物は世界の器官のように、元素の流れを調和している。地表に出ると、その結晶は霧氷花、トリックフラワーなどの元素エネルギーに満ちた植物になる。
このような特定の環境で育った特定の植物は、長い年月の中で、急凍樹のように凶暴な魔物になるかもしれない…

ベビーヴィシャップ・岩

岩性質の硬い甲羅を持つ小型ヴィシャップ。
動きが非常に機敏であり、侮ってはいけない相手である。スメール教令院の研究によると、たとえ幼獣もいずれ「龍」になれる素質を持っている。天災や害敵に遭わない限り、いつか幼獣も山を揺るがす巨大な魔物になれるだろう。

ヴィシャップ・岩

成年の岩のヴィシャップ。
話によると、ベビーヴィシャップ・岩は長い年月を経験すると、自分を守る甲羅を脱ぎ、「ヴィシャップ・岩」に成長する。しかし、古くて偉大なる「エンシェントヴィシャップ・岩」も含め、彼らヴィシャップ・岩は長年山の下で休眠状態を保ち、動き始めたのは最近の事だ。故にこの説は、いまだ直接的な観測によって証明されていない。

エンシェントヴィシャップ・岩

長い年月を経験し、偉大な力を持つ巨大なヴィシャップ・岩、元素の異変に適応することができる。
話によると、天穹の谷を滅ぼした「龍災」の後、「ヴィシャップ・岩」と「エンシェントヴィシャップ・岩」たちは大地に埋まり、復活のチャンスを待ち続けている…

アビサルヴィシャップ・原種

海淵で生きるヴィシャップ。
かつて彼らは、深海を支配する種族であった――更に遠い昔には、龍がこの世界を支配していた。しかし、古の七王は天からの力に敗れ、次々に朽ちていった。

アビサルヴィシャップ・噛氷

海淵で生きるヴィシャップ。環境に適応するため、氷元素の個体が現れた。
アリが性別や役割によって異なる形態を持つのと同様、人間の到来が紛争を引き起こした結果、アビサルヴィシャップは進化を始めた。これらのヴィシャップは、普通のアビサルヴィシャップよりもずっと強い。

アビサルヴィシャップ・呑雷

海淵で生きるヴィシャップ。環境に適応するため、雷元素の個体が現れた。
古の七王が衰えた後、新たな七王が次々に誕生した。しかし、アビサルヴィシャップは進化の過程で、種としての純粋さを失ってしまった。もう、彼らの群れから水の龍は誕生しない。予言では、新たな水の龍は人の姿で降臨すると言われている…

水蛍

氷元素をわずかに導く小さな生物。
他の蛍類と共に「飛蛍」と呼ばれる。「霧虚ろ草」という珍しい不思議な植物に懐く性質を使い、ファデュイの術師は飛蛍を使う戦い方を発明した。

雷蛍

雷元素をわずかに導く小さな生物。
他の蛍類と共に「飛蛍」と呼ばれる。力は小さいが、特定の環境下である程度ダメージを起こすことができる。

氷蛍

氷元素をわずかに導く小さな生物。
他の蛍類と共に「飛蛍」と呼ばれる。力は小さいが、独特な移動方式で掠食者の攻撃を回避する。

プカプカ水キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
聞いた話によると、とても不味いらしい。しかしこのようなキノコンは水分を豊富に含んでいるため、非常時には水源にもなる…

プカプカ風キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
決して小さくはないカサを持つが、このカサ状組織の中は空であるため、食材として利用するのは難しい。

プカプカ草キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
かつて、とある学者はこの生物を草フライムの一種であると断言したことがある。しかし批判された末に彼は言葉を変え、それは「文学的」な表現に過ぎないと主張した。

グルグル炎キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
豊富な炎元素を内包しており、乾燥する季節には山火事を引き起こす。森にとっては非常に危険な侵襲種である。

グルグル雷キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
とある研究によると、この類のキノコンに流れる電流の方向は、時間の経過に合わせて周期的に変化するらしい。この特性の研究がさらに発展すれば、より広い用途に利用できるかもしれない…

グルグル氷キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
氷で冷やしてもキノコンは美味しくならない。しかし、少なくとも暑さをしのぐ効果くらいはある。

ボヨヨン炎キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
怒りっぽい性格に見えるが、実はとてもやさしい。近寄り過ぎなければ、安全面の心配はしなくて済むかも?

ボヨヨン風キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
伸びる体で素早く栄養を吸収するキノコン。傘のような形は、風の流れに応じて回転する。

ボヨヨン雷キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
他のキノコンとは異なり、カサの他に発光する触角が生えている。危険に遭遇すると、小さな電気の球を出して自分を守る。

ボヨヨン岩キノコン

一定の知能を有する胞子生物。とても高い環境適応能力を持っている。
岩元素がカサに凝縮し、硬い殻を形成している。重い頭を振り回すために、きっと体の構造も他の同類よりもぎっしりしているのだろう。

トコトコ水マッシュロン

胞子でできた擬態生物。とても高い環境適応能力を持っている。
鳥類のような見た目だが、飛ぶことはできないようだ。水元素の影響のせいか、同類に比べると動きがとても機敏である。とある研究は、このキノコンが単一生命でなく、実は無数の小さな胞子の集合体なのだと主張している。
キノコンたちの間ではリーダーのような立場にあり、それに見合うだけの高い知性を持っている。

パタパタ草マッシュロン

胞子でできた擬態生物。とても高い環境適応能力を持っている。
外見だけでなく、生活習慣まで鳥類を模倣している。胞子で作られた翼で空を飛び、さらに遠くへ胞子を撒き散らすことができる。
キノコンたちの間ではリーダーのような立場にあり、それに見合うだけの高い知性を持っている。

パタパタ氷マッシュロン

胞子でできた擬態生物。とても高い環境適応能力を持っている。
外見だけでなく、生活習慣まで鳥類を模倣している。飛行するとき、美しい氷の花を撒き散らすが、その晶核も実は胞子でできている。
キノコンたちの間ではリーダーのような立場にあり、それに見合うだけの高い知性を持っている。

トコトコ岩マッシュロン

胞子でできた擬態生物。とても高い環境適応能力を持っている。
岩元素の影響を受け、一部の組織はどうやら完全に角質化しているようだ。元よりキノコンは胞子から進化したことを考えると、もしかすると時間が経てば、これをベースに全く異なる新しい形体の命が生まれるかもしれない。
キノコンたちの間ではリーダーのような立場にあり、それに見合うだけの高い知性を持っている。

マッシュラプトル

長い年月を経て、独特な姿に進化した大型キノコン。
その知能はすでに動物並みか、またはそれを凌駕するほどのもの。積極的に獲物を狩って養分を摂取できる。しっぽには美しい翠色の羽が生えているが、これは素論派が崇める古代聖獣の羽と非常によく似ている。擬態進化のロジックで考える限り、この2つの生物がかつて一緒に大地を歩んでいた可能性は高いと思われる。

名前を覚えるべき強敵

空を裂く魔龍

モンドの「西風守護」の一柱、東風の龍トワリン。
長い年月と無限の暗闇の中、かつて澄んでいた宝石も埃で暗くなり、誇り高き龍も侵食され、憎しみに満ちた。
しかし、いずれ埃は簡単に拭き取れ、闇と毒もかき消せる。

「自由に大空を飛べ。」
「ボクたちが出会ったときのように、ボクは風の詩を歌いながら大地を歩き、君は高天の上で世界を見下ろしていた。」
「今、空には風雪が無く、大地は緑いっぱいで、さぞ美しいだろう。」
「もし、君が大地を歩み、牧歌や風鈴が奏でる歌を聴いたり、ミツのように甘い酒を味わったりしていれば…」
「もし、君がボクのように、君の青い空を飛んでる孤独な、美しい姿を見ることがあれば…」
「君もきっと分かってくるだろう。このような大空と大地は、戦う価値があるということを。」

北風の王狼、奔狼の領主

奔狼領を見守る「ルピカ」、尊く崇高な魂。
群狼が脅威に晒された時に、彼は狼の姿で現れ、自らの蒼牙と鋭爪を示す。

奔狼領の狼はモンド人にとって不気味な影である:
一瞬で樹木の間を駆ける残影、予測不可能な遠吠え、森の中から微かに感じられる目線。
だが、人は狼の冷酷な目と直視できる機会はほとんどない。何故ならここには「王狼」が民の為に定めた掟があるからだ。

「公子」

ファデュイの執行官第十一位、「公子」タルタリヤ。
不吉な「邪眼」から力を吸い取り、暗闇の地で習得した武術で戦う。

無限の戦闘欲を持つ純粋な戦士。
血まみれの争い、生と死の挑戦は、彼にとって喜びの試練に過ぎない。
若い「公子」の戦績は広く知られている。
だが、彼自身にとってはどうでもいい話だ。

何故なら…
「お前の運命は争いの嵐の目となる。」
「兵刃を交える音は、常にお前の旋律。」
「暗闇の記憶に足を踏み入れ、」
「世界を破壊する力を手に入れるがいい。」。

若陀龍王

その寿命は山岳の如く、いにしえより生きる巨龍。
遥か昔、記憶に忘れられし時代、巨竜は岩王帝君と同じ道を歩んでいた。しかし、やがて道を違え、暗き地の底へと封印される。長い年月を経るにつれ、その力は徐々に失われ、形すらも歪んでいった。
鎖の振動と巨龍の轟きが、山々の間に響き渡ったという。

「淑女」

ファトゥス第八位の「淑女」。
邪眼の権能を行使する他のファデュイとは違い、邪眼は全てを飲み込む烈火を抑制するものである。殺し合いの兵器と呼ぶより、拘束の道具と呼んだ方がより適切だ。
それは長きに渡る年月の間、積み重なった余燼が邪眼の霜の封印を破った後、彼女に塗った歪んだメイクである。

瞳に夜明けの茜色が映り、彼女は最後、烈焔の翼を広げ、払暁へ飛んでいった。
「しかしあれは暁ではない、親愛なるロザリンよ。あれは、全てを燃やし尽くす火の海だ。」
光の中で、その声は彼女にそう言った。

だが、それでも構わない。彼女は分かっていた、自らがすでに烈火に呑まれていることを。

禍津御建鳴神命

雷電将軍の権能を代行する人形。「永遠」を脅かす敵と対抗するための姿である。
「永遠」を遂行する雷電影の協力者として、彼女は一切の疑問や恐怖、そして雑念を抱かず、常に全力で身を尽くしてきた。
眞と影の時代において、影は自分と同じような責任を負い、惨愴たる喪失を味わったと彼女は聞いた。
二つの影が重なったとき、「彼女」の永遠の意志であったはずのものに、 無数の亀裂が見えた。運命は輪廻するもの。彼女は約束通り、宣戦布告しなければならない。

「この身は、無上なる威厳を象徴し、一国を統べる権限を与えられ、『雷電将軍』の一切を凝集したもの」
「当然のことながら、影が前進する中、絶え間なく失われていく苦しみと、永遠を目指す決心も受け継いでいます」
「決心、勇猛、愛慕、憎悪…そのすべてが時間という長い川の中で歪み、変わっていくのです」
「『規則』のみが、永遠を保つことができる」



*1 訳「ホム、ホム、俺たちゃ家族!」