基本情報 
画像 |
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プロフィール | |
名前 | |
CV | 井口祐一 |
誕生日 | 7月24日 |
所属 | 天領奉行 |
神の目 | 風 |
命ノ星座 | 子鹿座 |
装備可能武器 | 法器 |
オリジナル料理 | 唯一の真相 (カツサンド) |
ひとこと紹介 |
天領奉行の天才少年探偵。直感が鋭く、洞察力に優れている。 |
人物評 |
「鹿野院同心は賢く機敏で、才能に溢れています。才能を恃みにして好きなように振る舞うこともありますが、その並外れた才知は少しも翳りはしません。天領奉行にこのような傑出した人物がいることは、私たちにとっても幸運と言えるでしょう。」――神里綾人 |
公式動画
✦✦✦ | エピソード | 実戦紹介 | OST selection | チュートリアル動画 | インタビュー | |
a | シカ鹿野院平蔵ーー | ― | 暴風捜査線![]() | ― | 窮状を突き破りし疾風![]() | 井口祐一![]() |
ステータス 
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 894 | 2,296 | 2,963 | 4,438 | 4,913 | 5,651 | 6,283 | 7,021 | 7,495 | 8,233 | 8,707 | 9,445 | 9,919 | 10,657 |
基礎防御力 | 57 | 147 | 190 | 285 | 315 | 363 | 403 | 451 | 481 | 528 | 559 | 606 | 637 | 684 |
基礎攻撃力 | 18 | 48 | 62 | 93 | 103 | 119 | 133 | 148 | 158 | 174 | 184 | 199 | 209 | 225 |
風元素ダメージ | - | - | - | - | 6.0% | 6.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 18.0% | 18.0% | 24.0% | 24.0% |
天賦 
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 | ||||||||
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![]() 通常攻撃・不動流格闘術 | 通常攻撃 強風が宿る強力な技で敵と格闘する。最大5段の連続攻撃を行い、風元素ダメージを与える。 重撃 一定のスタミナを消費して砂撒脚を繰り出し、敵に風元素ダメージを与える。 落下攻撃 空中から強風の力を凝集しながら落下し、地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に風元素範囲ダメージを与える。 | ||||||||
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 5段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
Lv.1 | 37.5% | 36.9% | 51.1% | 14.8%+16.3%+19.2% | 61.4% | 73.0% | 25.0 | 56.8% | 114%/142% |
Lv.2 | 40.3% | 39.6% | 54.9% | 15.9%+17.5%+20.7% | 66.1% | 78.5% | 61.5% | 123%/153% | |
Lv.3 | 43.1% | 42.4% | 58.7% | 17.0%+18.7%+22.1% | 70.7% | 84% | 66.1% | 132%/165% | |
Lv.4 | 46.8% | 46.1% | 63.8% | 18.5%+20.3%+24.0% | 76.8% | 91.3% | 72.7% | 145%/182% | |
Lv.5 | 49.7% | 48.8% | 67.7% | 19.6%+21.5%+25.5% | 81.4% | 96.7% | 77.3% | 155%/193% | |
Lv.6 | 52.5% | 51.6% | 71.5% | 20.7%+22.8%+26.9% | 86.0% | 102.2% | 82.6% | 165%/206% | |
Lv.7 | 56.2% | 55.3% | 76.6% | 22.2%+24.4%+28.8% | 92.2% | 109.5% | 89.9% | 180%/224% | |
Lv.8 | 60.0% | 59.0% | 81.7% | 23.7%+26.0%+30.7% | 98.3% | 116.8% | 97.1% | 194%/243% | |
Lv.9 | 63.7% | 62.7% | 86.8% | 25.1%+27.6%+32.7% | 104.5% | 124.1% | 104.4% | 209%/261% | |
Lv.10 | 67.5% | 66.3% | 91.9% | 26.6%+29.3%+34.6% | 110.6% | 131.4% | 112.3% | 225%/281% | |
Lv.11 | 71.2% | 70% | 97% | 28.1%+30.9%+36.5% | 116.8% | 138.7% | 120.3% | 240%/300% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 | ||||
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![]() 戮心拳 | 一回押し 疾風を駆使して戮心拳を前方に打ち出し、風元素ダメージを与える。 長押し 力を溜めて、より強力な一撃を繰り出す。溜めている間、戮心拳の威力をアップする「変格」効果を継続的に得る。 元素スキルボタンを離した時、または力を溜め終わった時、前方に戮心拳を打ち出し、風元素ダメージを与える。 変格 次の戮心拳のダメージをアップさせる、最大4層まで。 「変格」効果を4層まで重ねると、「正論」効果が生み出され、次の戮心拳の与えるダメージがさらにアップし、影響範囲がより広くなる。 ただの力を込めた一撃にしか見えないが、犯人に罪を告白させ、悔い改めさせようという平蔵の思いが込められている。 | ||||
ステータス詳細 | スキルダメージ | 変格によるダメージアップ | 正論によるダメージアップ | 変格継続時間 | クールタイム |
Lv.1 | 227.5% | 56.9%/層 | 113.8% | 60.0秒 | 10.0秒 |
Lv.2 | 244.6% | 61.1%/層 | 122.3% | ||
Lv.3 | 261.6% | 65.4%/層 | 130.8% | ||
Lv.4 | 284.4% | 71.1%/層 | 142.2% | ||
Lv.5 | 301.5% | 75.4%/層 | 150.7% | ||
Lv.6 | 318.5% | 79.6%/層 | 159.3% | ||
Lv.7 | 341.3% | 85.3%/層 | 170.6% | ||
Lv.8 | 364.0% | 91.0%/層 | 182.0% | ||
Lv.9 | 386.8% | 96.7%/層 | 193.4% | ||
Lv.10 | 409.5% | 102.4%/層 | 204.8% | ||
Lv.11 | 432.3% | 108.1%/層 | 216.1% | ||
Lv.12 | 455% | 113.8%/層 | 227.5% | ||
Lv.13 | 483.5% | 120.9%/層 | 241.7% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 | |||
---|---|---|---|---|
![]() 廻風蹴 | 空に跳ね上がり、不動流・真空弾を敵に蹴りつける。 着弾時に爆発し、捕縛の風穴を生成する。 近くの物体と敵を引き寄せ、風元素範囲ダメージを与える。 不動流・真空弾が水元素/炎元素/氷元素/雷元素付着状態の敵に命中すると、敵に「廻風真眼」効果を与える。 この効果はしばらくすると爆発して消え去るが、その際敵に付着していた元素の範囲ダメージを与える。 不動流・真空弾は最大4体の敵に「廻風真眼」効果を付与できる。 また、1体の敵が同時に複数の元素による「廻風真眼」効果を受けることはない。 風元素を一か所に集めて蹴り出す独特な技は、犯行がバレた犯人が逃げ出しても、その背中にしっかりと命中する。 | |||
ステータス詳細 | 不動流・真空弾ダメージ | 廻風真眼ダメージ | クールタイム | 元素エネルギー |
Lv.1 | 314.7% | 21.5% | 12.0秒 | 40 |
Lv.2 | 338.3% | 23.1% | ||
Lv.3 | 361.9% | 24.7% | ||
Lv.4 | 393.4% | 26.8% | ||
Lv.5 | 417.0% | 28.4% | ||
Lv.6 | 440.6% | 30.0% | ||
Lv.7 | 472.0% | 32.2% | ||
Lv.8 | 503.5% | 34.3% | ||
Lv.9 | 535% | 36.5% | ||
Lv.10 | 566.4% | 38.6% | ||
Lv.11 | 597.9% | 40.8% | ||
Lv.12 | 629.4% | 42.9% | ||
Lv.13 | 668.7% | 45.6% |
固有天賦
固有天賦 | |
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![]() 反論稽古 | 鹿野院平蔵がフィールド上で拡散反応を起こした時、戮心拳の「変格」効果を1層獲得する。 この効果は0.1秒毎に1回のみ発動可能。 突破段階「1」で解放 |
![]() 因由勘破 | 戮心拳が敵に命中すると、チーム全員(鹿野院平蔵自身を除く)の元素熟知+80、継続時間10秒。 突破段階「4」で解放 |
![]() 罪より前に | チーム内の自身のキャラクター全員がダッシュに消費するスタミナ-20%。 同じ効果を持つ固有天賦との重ね掛け不可。 |
命ノ星座 
![]() 第1重 | 通称少年事件簿 鹿野院平蔵が登場してから5秒間、通常攻撃の攻撃速度+15%、また戮心拳の「変格」効果を1層獲得する。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。 |
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![]() 第2重 | 真相究明捜査集 廻風蹴で生成した捕縛の風穴による引き寄せ効果が強化され、継続時間が延長され1秒になる。 |
![]() 第3重 | 暗号隠語難問集 戮心拳のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
![]() 第4重 | 荒唐無稽百物語 一回の廻風蹴で発生した「廻風真眼」が初めて爆発する時、鹿野院平蔵自身の元素エネルギーを9回復する。その後、爆発するたびに追加で元素エネルギーを1.5回復する。 この方法により一回の廻風蹴で回復できるエネルギーは、最大13.5まで。 |
![]() 第5重 | 屏禁密室大図鑑 廻風蹴のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
![]() 第6重 | 奇想天外捕物帳 戮心拳を発動する時、戮心拳の会心率が「変格」の層数ごとに4%アップする。「正論」効果が付与されている場合、戮心拳の会心ダメージは32%アップする。 |
使用素材 
突破 | 普通敵素材 | 天賦 | |||
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宝石 | ボス素材 | 特産物 | 天賦本 | 週ボス素材 | |
![]() ターコイズ | ![]() 遺跡サーペント | ![]() オニカブトムシ | ![]() 鴉マーク | ![]() 浮世(月・木) | ![]() 万劫の真意 |
プロフィール 
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
物語 | 内容 | ストーリー開放条件 |
キャラクター詳細 | 鹿野院平蔵、彼は卓越した才を持つ少年探偵である。 天領奉行に所属しながらも、公権力の「威厳」、「恭しさ」、「厳粛さ」とは相反する印象を与える。 新人の誰よりも愛想がよく、礼儀正しいように見えるが、実際は常識から外れた人物だ。 他の同僚と違って、毎日のように奉行所に顔を出すことはなく、日頃の見回りにもほとんど参加しない。 時に十数日ほど姿を消して、事件現場にだけ顔を出すこともある。彼がいつも浮かべている笑みは、仕事をまじめにやっているのかと疑わしくなるほどだ。 しかし面白いことに、このような「公職が正しい道理に背く」ことは各方面から黙認されているようだ。 だが、同僚は喜んで彼の仕事に協力し、上司も彼の自由気ままな行動にほとんど口を出さない。 その上司のさらに上の立場の人でさえ、「最近、平蔵の調子はどうだ?」と時々気にかけている。 彼のこの独特な立場は、すべて類い稀なる事件処理能力から来ている。 奉行所が珍事件や大事件に直面するたびに、平蔵はいつも重役を任され、最後には解決する。 奉行所の責任者も、彼が持つ捜査の経験に感嘆の声を漏らすほどだ。しかし、平蔵本人はそれに対し、違う考えを持っている。 「経験というのは、人が過去に犯した失敗に使う別名だ。僕の切り札はそんなもんじゃないよ。」 「僕の才能は、生まれ持ってのものなんだ。」 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 天領奉行に入るのは、そう簡単なことではない。能力試験に合格するだけでなく、厳しい身辺調査を通過する必要もあるのだ。 そのため、新人は貴重な財産など重要な情報の申告を求められることが多い。 審査を担当した大和田与力の記憶では、平蔵が入ってきた時の申告書には何も書かれていなかったという。 風薫る朝、大先輩の大和田はその真っ白な申告書と、向かいに座り好奇心から辺りを見回している平蔵を見ながら、意味深な言葉を発した。 「私はこれまで、思想の豊かな若者とたくさん出会ってきましたが、結局、誰一人として奉行所に入ることはできませんでした。」 その言葉を聞いた好奇心旺盛な少年は突如、辺りを見回していた視線を大和田に向け、背筋を正した。 「じゃあ僕みたいな若者はどうなの?」 少年に起きた変化が唐突すぎたからか、鷹のような眼差しで睨まれた大和田は息を呑む。 その瞬間、まるで自分が審査されているかのような不思議な錯覚に陥った。 大和田は緊張をほぐすように、冗談交じりにこう言った。 「天領奉行は貧しい人を拒まないが、申請書に何も書かれていない場合、より注意して審査することになる。」 だがそれに対し、予想をしていなかった沈黙が訪れる。相手は何も言わず、変わらずまっすぐ大和田を見つめていた。 大和田は気分が悪くなり、暑さのせいか額が少しむず痒くなると、手の甲で汗の滴を拭った。 しかし、額には何もない。それはただ拭うだけの動作となった。大和田は乾いた手の甲をぼんやりと見つめた。 すると、向かいにいる少年が突然笑い出す。大和田はそれを目にして、心にあった戸惑いが消え去る。 机の縁に体を預け、片手で顎をさすり、軽くうなずく平蔵。彼は笑みを浮かべながら、大和田を見てこう言った。 「僕が天才であること以外に、申告することはないよ。」 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 天領奉行が平蔵の探偵人生の始まりではない。 それよりも前に、平蔵は「万端珊瑚平蔵探偵所」という自分の事務所を持っていた。 それは、現在稲妻城にある「万端珊瑚探偵所」の前身であり、平蔵と珊瑚が設立したものである。 二人の物語は、互いに信頼する出会いから始まった。だが、残念なことに二人は異なる道を歩むこととなる。 探偵事務所の看板であった平蔵の名声も、協力関係が決裂したことで、当然のように消えてしまった。 そのすべての理由は、概ね「理念の違い」という一言に集約できる。 珊瑚にとって探偵の使命は、何よりも真実を明らかにすることであった。おそらく、ほとんどの探偵がそう思っていることだろう。 しかし、平蔵の考えはそれだけに留まらない。真実の裏には、より大切なものが隠されている可能性がある。 長年、事件の捜査をしてきた経験上、探偵が依頼を受けるということは、何か良くないことが既に起こっているということ。 加害者にいくら罰を課そうとも、誰かが傷ついている事実に変わりはない。 どんなに腕のいい医者であろうと、怪我人を治療した後、平気な顔して「ほら、傷も完璧に治ったし、怪我をしていなかったみたいなものだろ?」と言えないのと同じである。 だが怪我人は、医師や診療所、手術の跡を見るたびに、自分が負った傷のことを思い出してしまう。 暴行はどうして起こったのか?そう医師は無力感を覚える。犯罪はどうして起こったのか?そう探偵は無力感を覚える。 「諸悪の根源を断つことができなければ、僕は悪の天敵となるまで。」 「『鹿野院平蔵』の名は、テイワット中に広まり、世界中の悪人を抑止する力になるだろう。」 「闇に身を委ねた者には、必ず罰が訪れ、安寧を得られないことを理解させる。」 それに気づいた彼は、探偵所を辞めて、天領奉行にやってきた。 これが、「探偵」を目指す彼の原点である。 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 「カツ丼には必ずトンカツが乗っているように、名探偵には助手が付きもの、って小説で読んだんです。」 奉行所内で、新人の上杉が満面の笑みを浮かべながら平蔵に近づいてきた。 「そこで平蔵先輩、僕が助手になるっていうのはどうです?僕って、けっこう賢いんですよ。」 平蔵は、その陽気な新入りの様子を窺いながら微笑み、顎をさすって答えた。 「君はあまり賢くない、僕の直感がそう言ってるよ。」 「え?平蔵先輩の直感が間違ってるんじゃないですか?」 上杉の言葉には、まるで喜劇のオチのような不思議な力があった。その言葉を発した途端、何人もの同僚や大先輩たちが思わず吹き出す。 賢い上杉は、自分が間違ったことを言ったとすぐに理解し、慌ててこう言い繕った。 「つまり…僕らの仕事は、直感だけに頼っていてはいけませんって意味ですよ!」 すると、今度はみんなが大笑いし始める。上杉は何がおかしいのか分からなかったが、ふと「自分は喜劇役者に向いてるのかも」と思った。 平蔵が手を伸ばし、肩の上の埃と気まずさを払う。 「さっきのは冗談だよ。上杉はきっと優秀な同心になれる、僕の直感がそう言ってる。」 「だから時間があったら、自分の助手を探しなよ。」 平蔵はそう言うと、戸惑う上杉と大笑いしている同僚たちを残して、風のように去っていった。 …… 「そんなんで、鹿野院同心の助手になれると思ったのか?」 「僕はただ、平蔵先輩に助手がいないから、手伝おうと思っただけですが…」 「助手ならいるに決まってるだろ。あいつは何度も言ってたじゃないか。」 「えっ!?いたんですか?」 「ああ、何度も『直感がこう言ってる…』って言ってただろ。」 「えっと、つまり平蔵先輩の助手は…直感?」 「そう、あいつは直感を頼りに事件を解決するとんでもないやつなんだよ。」 | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 仕事の成果を鑑みれば、平蔵は何度も昇進できるほどの実績を残している。 しかし、実際は天領奉行に入ってからずっと、平蔵の役職は同心のままで一度も変わっていない。 それどころか、平蔵の功績のおかげで、同僚や上司の数多くが昇進をしている。 平蔵の従姉妹である鹿野奈々はそれを聞いて、不満を抱いた。 「あなたも大概だけど、天領奉行のやり方ってばあんまりじゃない?」 「あなたよりもずっとひどいわ。ちょっと話をつけに行ってくる。」 平蔵は彼女の性格をよく知っていたため、面倒なことにならないようにと、珍しく事細かに理由を説明した—— 「僕が上のお偉いさんよりも劣ってると思うかい?」 「奉行所の牢屋に行って聞いてみてよ。与力の名前を言える人が、牢屋に何人いると思う?」 平蔵は手の平を開き、それを鹿野奈々に向けると、「せいぜい、この数が精一杯だ」と言った。 鹿野奈々は彼が何を言っているのか理解できず、戸惑いながら「五人?」と聞いた。 「じゃあ、名探偵である僕の名前を言える人は何人いる?」 平蔵は再び手の平を開き前に出すと、今度は手の甲を見せた。「少なくともこの数はいる。」 「また五人?何が違うの?」 すると、平蔵は大笑いしながらこう言った。「毛の本数のことだよ!」 「与力の名を何名も言える犯人なんか、手の平のうぶ毛みたいに、一人もいないよ。」 「僕の名を言える犯人の数は、この毛の本数ほどいるんだ!」 「与力ほどの地位を得ても、僕の名声に勝てはしない。だから、役職に就いたところで何の役にも立たないのさ。」 「犯罪により近いところにいれば、もっと多くの悪党どもに『鹿野院平蔵』という名の恐怖を植え付けられる。それが僕の目指すものなんだ。」 「だから、心配しないで!今までも、これからも、自分の進みたい道から外れはしないよ!」 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | 平蔵自身が言うように、天領奉行の牢屋で一番有名なのは、与力でも天領奉行の将領でもなく…小さな同心の「鹿野院平蔵」である。 ここでは雷電将軍の名でさえ、彼と比べればやや霞むという。 何しろ、大物から小物まで、雷電将軍に捕まった賊は誰一人としていないが、「鹿野院平蔵」はその大半と関係しているからだ。 事の発端はこのようなものであった—— ある日、自惚れた囚人たちが自分の犯罪手口がいかに巧妙であり、官兵たちをどう欺いたか自慢した。まるでそうすると、他の囚人たちから高い評価を得られるかのように。 しかし、なぜそんな巧妙な犯罪であったにも関わらず、尻尾が出てしまったのかを問われると、彼は歯を食いしばりながら自分を捕まえた「探偵」のせいにするほかなかった。 「俺は最善を尽くしたが、相手が悪かったみてぇだ。」 その「探偵」の名声は、徐々に牢屋内に広まっていった。 それからしばらくして、囚人たちが話していると、偶然にも自分を捕まえた「探偵」が「鹿野院平蔵」という同一人物であることが発覚する。そして、状況は一変した。 もし優れた頭脳を持つ犯罪者たちを何人も捕まえてきたのなら、その探偵は相当な凄腕だろう。 しかし、数々の狡猾な犯罪者は皆この探偵によって敗北を喫した。つまり、彼は「凄腕」という言葉だけでは物足りなくなる。 その瞬間、全員の頭にほぼ同じような人物像が浮かんだ—— それは人間に化けた狡猾な神で、陰湿で策士であり、あらゆる人間の心を簡単に見透かすことができる者。 服さえ変えれば、そいつは歴史上、もっとも完璧な犯罪者になれるかもしれない! これ以上自分の罪を増やしたくなかった者は口をつぐむことを選び、悪意に満ちた者は口では不服を漏らしながらも、内心では怯えていたという。 「彼を敵に回さないほうがいい。もう悪口も言わないでおこう。」 囚人の中でもっとも闘争心に溢れ、攻撃的な者たちでさえ、その探偵と手合わせした経験から、彼を名前では呼ばず、代わりに「嵐」という名で呼ぶようになった。 看守を担当していた同心たちは、「一体、なんのことだ」と思い、「嵐」の意味を尋ねる。すると、囚人は小声でこう漏らした。 「あれは天災だ!犯罪者だけを襲う、天災なんだ!」 | 好感度Lv.6後に解放 |
武道会優勝メダル | 平蔵の考えでは、探偵は頭を使って相手の防御を崩すものである。 常に武力で悪人を裁くとなると、どうしても劣勢に陥る場合があるからだ。そのため、平蔵は日々の仕事の中で、できるだけそれを避けてきた。 そのような背景もあり、奉行所に入った当初の彼の評価は、貧弱な「頭脳派」というものであった。 しかし、奉行所内で行われた自由武道会で、彼は大勢の同僚に痛い目を遭わせることになる。 この自由武道会とは、階級や流派、武器に制限はなく、あらゆる手段で相手を幅五十歩の台から出すことで勝者となる。 「頭脳派」の平蔵は、神の目を使わないだけでなく、武器も持たず、素手で決勝戦に臨んで周囲を驚かせた。 決勝戦の観戦に来ていた将領·九条裟羅は、試合が始まってすぐにその勝敗を見抜いた。 「鹿野院同心の動きは機敏で、その拳はいかなる武器よりも勝る。近接戦闘で彼に対抗するのは困難だ。彼に勝てるのは、熟練した弓の使い手のみだろう。」 結果、鹿野院は相手の左肋骨に十七発も拳を打ち込み、勝者となった。なお、平蔵は刀で髪を少し切り落とされただけである。 しかし、平蔵の優勝が決まろうとしたその時、九条裟羅が自ら台に上がり、横の棚から弓と矢を手に取ると彼に勝負を挑んだ。 会場は騒然とした!大会に参加するのはどちらかというと下っ端の同心たちばかりで、まさか将領が自ら参加するとは誰も想像していなかったのだ。 平蔵は目を細め、九条裟羅を見つめた。元々この大会に参加したのは、腕試しをするのが目的で、知恵だけでは解決できない状況に備えて己の力量を見極めるためであった。 しかし、いざ将領から勝負を申し込まれると、少年特有の負けず嫌いな性格が災いし、彼はあっさりと戦いを引き受けてしまった。会場の空気は一瞬にして熱くなり、皆の顔も真っ赤になる。 「さすがです!平蔵先輩!」と観客席から上杉同心が興奮して叫んでいる。その横で大和田も静かに拳を握りしめていた。 しばらく準備した後、両者は台の上に立つ。ルールはこれまでと少し異なり、どちらも神の目は使わず、先に相手の体に触れたほうが勝ちというものとなった。つまり、幅五十歩の台の上で裟羅の矢と平蔵の拳、どちらが先に命中するかの勝負である。 熱く滾る空気の中、戦いの火蓋が切られた。しかし、強者同士の戦いは一本の矢が放たれるだけで終わってしまう。 裟羅が矢を放つと、五十歩先で平蔵が右手を胸の前で握りしめ、心臓から指二本分のところで、大蛇のように震える矢を受け止めた。 「なんという速度だ、僕の負けだよ。」と平蔵は笑いながら、掴んでいた矢を放り投げる。「かわしきれそうになかったから、手で矢に触れてしまった。」 「私が勝てたのは、このルールが私に味方したからだ。素手で私の矢を受け止められる者はそういない。これが実戦であれば、勝敗は分からなかっただろう。」 九条裟羅は鋭い目で彼を見据えたが、その目には感嘆の念が込められていた。 「鹿野院同心、お前の文武両道な姿には驚いた。少しばかり指導しすれば、必ずや大成するだろう。」 …… 半月後、鳴神大社に天領奉行特製の武道会優勝メダルが、手紙を添えて届けられた—— 「姉さん、これは僕が勝ち取った小さな成果だ。時間があったら、おやじのところに持っていってくれ。これでおやじの教えに、少しは応えられたかな。」 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 平蔵は、自分の幼少期のことをほとんど語らない。それは、決して幸せなものではなかったからだ。 彼は稲妻の辺境の村で生まれた。父は武道家として少し名を馳せており、一応、名門の家柄である。 しかし、世の反抗期の子供たちと同じように、彼は家業を継ぐことから逃れたいと願いながら、仕方なく父から武術を学んでいた。 そんな状態が、とある祭りで裕福な商家出身の友人ができるまで続いた。 この友人は実に聡明で、よく「家の蔵にあったものだ」と言っては、いろいろな目新しい物を持ってきて平蔵と一緒に遊んだ。 スメールの本、フォンテーヌの不思議なおもちゃなど…これらは、単調になっていた平蔵の生活に大きな安らぎを与えてくれた。 大きくになるにつれて彼らの友情も深まっていったが、平蔵はあることに気づいた—— 友人の服がいつも汚れており、髪もボサボサなのだ。とても金持ちの商人の息子とは思えなかった。 そこで、彼は友人と胸の内を打ち明け合うことにする。それはまるで大人同士の会話みたいであった。 意外にも、友人はすぐに平蔵に嘘をついていたことを認め、贈った物はすべて地元の商会から盗んだものだと告白した。 初めて出会った祭りの時も、平蔵から貴重品を盗むつもりだったそうだ。しかし、いつの間にか仲良くなっていたという。 まるでこれは面白いことかのように、彼は豆を流す如く大笑いしながら話した。 平蔵は怒りを露わにした。だが、自分が何に怒っているのか理解ができない。一番の友人に騙されたからだろうか?それとも、友人が犯罪者だったからだろうか? 平蔵は彼に向かって、「君とはもう仲良くできない!」と声を張り上げた。 激怒した彼は家に帰り、貰った物を一つ一つ探し出して、すべて投げ捨てる。そして、最後に残ったのがある緑の石であった。 これは、二人が小川で釣り上げた一対の「お宝」のうちの片方で、二人が一枚ずつ持っていた。これだけは窃盗品ではなく、二人の友情よりも純粋なものだったかもしれない。 平蔵はそれを見つめ、心を鬼にして窓に向かって投げた。しかし、それは窓の枠に当たって跳ね返り、寝台の下へと転がっていってしまう。 平蔵の苛立ちが収まることはなく、まるで腹に穴があいた蛙のように、床に横になって動かなくなった。 彼は落ち込んで天井を見ながら、いつかこの嫌な思い出を忘れようと自分に言い聞かせた。だが、この世にある嫌なことは、忘れようと思えば思うほど、心に根付くものである。 一年後、その友人と初めて出会った祭りの日に、平蔵はなぜか寝台の下から小石を取り出し、それを握りしめて祭りに行った。 自分でも何を期待していたのか分からない。しかし、運命はすでに答えを用意していた…思いもよらない形で。 平蔵は祭りで再び友人と会ったが、なんと彼は血を流して道端に倒れており、観客も悲鳴をあげていた。 平蔵が到着するその少し前、親友は悪漢に財布を取られそうになっていた。そして二人は口論となり、取り乱した相手が短刀で親友の心臓を突き刺したのだ。 平蔵が親友の怪我を確認するため駆け寄ると、その拍子に手に持っていた石が地面に転がり落ちる。その石を見た親友の目が、一瞬光ったように見えた。 「平蔵…僕に会いに来たのか?」 平蔵は親友の胸元に手を押し当てるも、指の合間から血が流れ続ける。一年前よりも激しい怒りが湧き上がり、親友に向かって平蔵は怒鳴っていた。 「この馬鹿ッ!もういい、喋らないでくれ!」 親友は首を振って、命がけで守っていた財布を必死に開けた。中にはモラなど入っておらず、もう一枚の緑の小石が入っていた。 彼は最後の力を振り絞り、平蔵に石を差し出すと、血に染まった口角を持ち上げ、一年前に別れた時よりも大きな笑みを見せた。 「ぼ…僕も平蔵に会いに来たんだ…」 …… その後、どうやって家に帰ったのか、平蔵は覚えていない。頭の中は完全に真っ白で、あるのは怒りと吐き気のみであった。 その瞬間から、彼はあるものに対して怒りと嫌悪感を抱くようになる。自分とそれは常に敵対する存在であると認識したのだ。 それのせいで友情に偽りが混じり、命を突如終わらせてしまった。それこそが罪悪である。 しかし、それは友人の偽称や窃盗とは異なるもので、ましてや盗人が犯した殺人の罪でもない。もっと抽象的な、より高い段階にある何かであった。 それは、この世に漂うあらゆる罪の集合体であり、空を覆う大きな黒い影のように、美しい世の中を冷たく見下ろし、そしてそれを死に至らしめようとするもの。 一ヶ月後の早朝、平蔵は別れの言葉を残して静かに家を出た。宿敵を見つけた平蔵は、これから戦いの旅に出ることにしたのだ。 今回、彼の旅に同行するのは友情の証であるあの石ではなく、決意に満ちた神の目に変わっていた。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | 僕は鹿野院平蔵。天領奉行で最も多くの事件を迅速に解決する探偵さ…おや、君からはなんだか事件の匂いがぷんぷんするね。さっそくここにかけてもらって、詳しく伺おうかな。 | 初期解放 |
世間話・事件 | おや…何だか事件の匂いがする。 | 初期解放 |
世間話・探偵 | 探偵は探偵らしく振る舞わなくっちゃ。色んな所を見て回って、証拠を集めないとね。 | 初期解放 |
世間話・予感 | ワクワクする事件が間もなく起きる…そんな予感がするよ。 | 初期解放 |
雨上がり… | さっきの雨で手がかりが洗い流されないといいんだけど… | 初期解放 |
雷の日… | ん?どこかのずる賢い犯人がびっくりしてるのかな? | 初期解放 |
雪の日… | 知ってるかい?昔、ドラゴンスパインで起きた真夜中の殺人事件を… | 初期解放 |
暴風の日… | 頑張って!これっぽっちの風じゃ、「嵐」にはなれないよ。 | 初期解放 |
おはよう… | おはよう。なんだか元気なさそうだけど、悪い夢でも見た?えへへっ、そんな反応するだなんて知ってたら、あんな大事件教えなかったのに。 | 初期解放 |
こんにちは… | お腹いっぱいになったんだったら、脳鍛錬でもしようよ!経電石?あはは、あんなのは精神しか鍛えられないよ。 | 初期解放 |
こんばんは… | 太陽の仕事が終わったら、次は星たちが犯人を見守る番だね。 | 初期解放 |
おやすみ… | やった、寝る時間だ!今日はどんな夢が僕を待ってるかな? | 初期解放 |
鹿野院平蔵自身について・探偵 | 逃げようとする犯人を優れた頭脳で捕まえる、それが探偵の仕事だ。だから真の探偵は武力を行使する必要なんて全くないんだよ。 | 初期解放 |
鹿野院平蔵自身について・重要な言葉 | 目にしたものを手がかりに、重要な言葉を頭に残すのは、推論に役立つ。ほら、この人…清潔な下穿きの裾に猫の毛がついていて、手首にはひっかき傷があるでしょ。動物と遊びたいけど、猫との接し方がよく分かってないみたいだ。あっ、あっちの人は、怪我した手をとても気にしていて、身分不相応な靴を履いている…んっ、ちょっと待って、もしかしたら新しい依頼が来るかも。 | 好感度Lv.4後に解放 |
依頼について… | 君が受ける依頼は、枯れることのない井戸のように尽きないね。だからちょっとだけ、参加させてもらってもいいかな?戦闘やお使い、物探しみたいな仕事はしないけどね。興味があるのは謎解きや推理、それに重要な事件だけさ…えへへっ、もしそんな依頼が来たら、僕に教えてよね! | 初期解放 |
必然的な結果について… | 「偶然」っていい言葉だよね。まるで、運命によって定まったって感じ。でも残念ながら、探偵は偶然を信じない…君との出会いは、それに先立つ一つ一つの選択と行動が招いた、必然的な結果なんだ。つまり、僕たち自身がこうなるように導いたってこと。 | 初期解放 |
「神の目」について… | 神の目がなくても、僕は同僚に勝てる?はぁ…そんなのただの噂だし、訂正させてもらうよ。一つ、僕は奉行所の同心とはいえ、あくまで本業は探偵、頭脳労働がほとんどだ。二つ、普段僕は同僚と喧嘩なんてしない。三つ、君を……さすがに誤魔化されてくれないか。はい、この話はもうやめっ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと・達成感 | 手がかりを繋げて真犯人に迫り、自らの手で嵌め絵に最後の一欠片をはめ込む。その時に得られる達成感は…くぅ、たまらないよ! | 初期解放 |
シェアしたいこと・同心 | 同心は、名声だけの職じゃない。犯行現場に最も近い立場であり、探偵事務所にいた頃よりも、はるかに大きい舞台なんだ。もちろん…見回りや逮捕の仕事はもっと得意な人に頼んだ方がいいよ。探偵の体力は限られているからね。 | 初期解放 |
興味のあること… | 木材について研究したことはある?そう、道端のどこにでもあるような木のこと。もし犯人が木に触れて木くずが付いたり、葉っぱを踏んだりしたら、何か情報を残すかもしれないでしょ。木の分布地によって、重要な手がかりを得られることもある。つまり、木は探偵の親友みたいなものなんだよね。 | 初期解放 |
九条裟羅について… | 九条裟羅か…間違いなく天領奉行で一番真面目なお方だよ!彼女には部下を気にかけて欲しいし、もっと寛容になっていただきたいな。欠勤したって叱らないでほしい…だって、それは事件解決のためなんだからね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
荒瀧一斗について… | 何回か、「牢屋にいる彼に焼きスミレウリを持って行ってくれ」って頼まれたんだけど、そこでたまたま彼の歌声を耳にしてさ。正直、歌詞はひどかったけど、歌は上手かった。牢屋の中でもあんな元気にいられる人って、なかなか見ないよ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
久岐忍について… | 荒瀧派の人たちは多様性に富んでいて、どんなスタイルも受け入れるんだ。本当にすごいよね、忍さんの優れたしつけのおかげだよ。どうして知ってるかって?あははっ、そんなこと、推理する必要もないくらい単純じゃない。 | 好感度Lv.4後に解放 |
八重神子について… | そういえば、宮司様の八重堂からは、推理小説も出版されてるんだよね?いつか僕を推薦してくれないかな?今の時代、名探偵になるには実力も勿論だけど、宣伝にも遅れを取っちゃいけない。あっいやいや、別にそれ以上のことは考えてないよ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
楓原万葉について・共通点 | 万葉はとても頼もしいよ。彼からヒントをもらうと、まるで宝石箱をひっくり返したみたいに、床一面の手がかりが手に入るんだ。僕も彼みたいな自然に対する感知力があったらな…分かった!きっと彼にとっての「風」は僕にとっての「勘」みたいなものなんだよ! | 好感度Lv.4後に解放 |
楓原万葉について・招待 | ホントに残念!目狩り令が廃止されたおかげで、堂々と彼を逮捕できなくなっちゃった!でも、これってつまり…これからは堂々と彼を天領奉行に招いて、一緒に事件についての議論ができるってことだよね! | 好感度Lv.4後に解放 |
ゴローについて… | その大将の命令のおかげで、僕の海祇島での旅は随分騒がしいものになったよ。どこに行っても兵士たちに監視されてさ…まったく、僕はただの観光客で、ちっぽけな探偵に過ぎないのにね。道端のダイコンを盗む気すらないって。 | 好感度Lv.4後に解放 |
珊瑚宮心海について… | 珊瑚宮様とはお会いしたことがないんだ。彼女が出席する時は、民たちが幾重もの輪になって集まってくるらしいから、僕は遠慮しておくよ。ああ、うん、その人混みの内側には巫女たちもいるんだってね!僕たちみたいな若輩者がみんなに認めてもらうためには、もっと努力しなくちゃね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神里綾華について… | 神里家のお嬢様とは付き合いが浅い。名門の家に生まれなくて良かったよ。ああいう生活って、僕には向かないからね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
鹿野院平蔵を知る・1 | たとえ相手が沈黙していても、服装や動作、そして表情から情報は得られるんだよ。もし僕が喋るのを止めたら…君は僕から何を読み取れるかな? | 初期解放 |
鹿野院平蔵を知る・2 | 審理の最中に突然ひらめいた推理で、判決を阻止できたことがあるんだ。もしあの時の異議申し立てが無効だったら、僕が探偵になるきっかけは生まれず、代わりに――鹿野院平蔵、法廷の秩序妨害により拘禁に処する、なんてことになってたかも。はははっ… | 好感度Lv.3後に解放 |
鹿野院平蔵を知る・3 | 浮気調査にペット探し…探偵所の案件はいつもこんな感じで、刺激が足りなくてさ。だから仕方なく、こっそり天領奉行に移ったんだ。もう一つの原因は、珊瑚所長とは考えが合わなかったこと。こればかりはどうしようもないでしょ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
鹿野院平蔵を知る・4 | 天領奉行に入った当初は、未解決の事件で自分を鍛えてたんだけど、気が付いたらあの「書類の山」を全部処理しちゃってて…そしたら今は、多くの事件を手助けするのに忙しすぎて、昔の書類を見る時間が無くなっちゃった…。残念だけど、まぁ、それもしょうがない。優秀な探偵のところには、自ずと事件が集まってくるものだからね。 | 好感度Lv.5後に解放 |
鹿野院平蔵を知る・5 | 犯罪が起きてしまえば、探偵はすでに失敗しているも同然なんだ。だって、いくら真実を暴いて真犯人を突き止めても、起きてしまったことはもう巻き戻せないだろ。だからこそ僕は、もっと知名度を上げて、名前を思い出しただけで悪党どもが震えるような名探偵になりたい!つまり、犯罪の芽を摘み取るってこと。さて、こんなことまで教えてあげたんだから、もちろん手伝ってくれるんだよね。 | 好感度Lv.6後に解放 |
鹿野院平蔵の趣味… | 天領奉行の法廷で審理を傍聴してみない?まもなく、嵌め絵が完成するかのように、真実が明るみになる…君のために最高の席を取ってあげるよ。僕とは関係ありませんってフリをすれば、何の問題もないさ。 | 初期解放 |
鹿野院平蔵の悩み… | 最後の最後で武力を使って抵抗する人がいるんだよね。でもそれが通用するなんて思ったら大間違い。まったく、僕が期待していたのは完璧な証拠と推理の前に、大人しく罪を認める姿だったのにさ。探偵が手を出すなんて、負けたも同じだよ。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | 揚げ物でまずい料理なんてある?肉でも野菜でも、油で揚げたものなら何でも好物だよ!それに…あの香りは、お腹が空いている人にはたまらないものだよね。 | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 奉行所の夕飯はお品書きが代わり映えしないし、味もあんまりだから嫌いなんだよね。どうせなら、食べたい料理を口にできなくちゃ嬉しくないよ。僕は我慢できないから、こっそり抜け出してお店で腹ごしらえするんだ、可哀想でしょ。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | わぁ…これは美味しい!きっと苦労したでしょ、ありがとう。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 料理って肉体労働?それとも頭脳労働?もしかして両方なのかな?さすが君だね、とても上手くできてるよ! | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | きっとどこかでミスってると思うんだよね…どれどれ… | 初期解放 |
誕生日… | 今日は君の誕生日なんだってね。君をからくりとプレゼントの詰まった密室に連れ込んで、自力で脱出してもらいたい…なんてね、確かに思ったけど、冗談だよ。君が喜ぶって確信するまで、そんなことしないから。ほら、着いてきて。日が暮れる前に、とても素敵な景色を見せてあげる! | 初期開放(※) |
突破した感想・起 | 君は僕に強くなってほしいのかな…そんな気がする。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | 武力は鍛えられたけど、頭脳もこれくらい伸びればいいのにな。 | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | おっと、本当にみんなの言う「嵐」になっちゃいそうだよ。 | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 相棒、僕を信頼して、助けてくれてありがとう。ここまでこれたのは君のおかげだ。ハイタッチしよう、これからもたくさんの謎を解き明かして行こうね! | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | 喰らえ! | |
言い逃れはさせない! | ||
行くよ! | ||
元素爆発 | 罪を認めろ! | |
嵐よ! | ||
霧を晴らせ! | ||
宝箱を開ける | お宝を逃さないでよ~ | |
ほら、僕の勘はよく当たるだろ? | ||
わっ、眩しい! | ||
HP低下 | ちっ、言葉じゃ分からないのかい? | |
正気じゃないね。 | ||
こんなの、探偵の出る幕じゃない。 | ||
仲間HP低下 | ちょっと、気をつけてよ! | |
一大事だね、僕が代わろう。 | ||
戦闘不能 | こんなこと、真実とは認めない… | |
くっ、探偵が被害者になっちゃうなんて… | ||
この僕が…間違えるとは… | ||
ダメージ | やめなよ。 | |
重ダメージ | 面倒だな! | |
チーム加入 | また事件が起きたって? | |
壁に突き当たったのかい?相談に乗ってあげるよ。 | ||
さあ行こう、相棒。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
楓原万葉 | 拙者の友人であるこの探偵は、普段は洒脱で気ままな振る舞いをしている。しかしいざ事件となると、彼の周りを取り巻いていた風は、鋭い気となって集まる。まったく、感心せずにはいられないでござるよ。 |
神里綾華 | 鹿野院さんですか?彼は九条さんと同じように、「天領奉行」の人間です。彼も…自分の信条を持っているお方です。その「信条」を守る執着心は、九条さんよりも強いかもしれません。ただ、何を以って「信条」というべきかは、鹿野院さんのみが知ることでしょう… |
綺良々 | あの探偵なら、ずっと前に付き合いがあったよ。わたしが「猫又」だって知ったあの人が、家出した猫たちの行方を尋ねに来たことがあるんだ。最初は喜んで受けたんだけど、みんなに聞いてみたら「ただ外に散歩しに行きたかっただけなのにゃ」とか、「帰ったらすごく退屈なのにゃ」って言うもんだから、ちょっと可哀想になっちゃって。だから、そんな子見たことないって嘘をついたんだ。でも、あの探偵はわたしが嘘をついたの、見抜いてたみたい… |
久岐忍 | そこらにいる天領奉行の同心と違って、彼が見回りや捕り物をしている姿を私は見たことがない。だが、たまに私のところに来て、情報を買っていくんだ。その見返りとして、私は奉行所に連行された仲間の保釈を求める際に、上手く口を利いてくれるよう頼んでいる。もちろん、彼もその条件を快諾してくれているよ。実に悪くない取引だ。何せ、仲間たちに市井の情報を集めてもらうのなんて、簡単なことだからな。 |
九条裟羅 | 鹿野院…私の同僚だが、彼に対してあまり良い印象は持っていない。個人的な思案ばかりを巡らせ、組織を第一に考えないように感じる。捜査の功績がなければ、とっくに取り締まっていたところだ。 はぁ、まったく…困ったものだな。 |
ゴロー | コソコソとうろついている探偵のことか?何と言おうと彼は幕府の人間、完全に信用することはできない。俺は引き続き彼を見張るつもりだ。そういえば、彼は探偵に必要な技術に精通しているらしい。それが何かの陰謀のためであるかどうかは…時間をかけて証明するしかないだろう。 |
珊瑚宮心海 | 最初は、天領奉行の制服を着て堂々と海祇島に来る人がいることに驚きました。彼がもし天領奉行の武士であれば不適切ですし、工作員であればそんな派手なことはしないはず。ですがしばらく接した後、この「探偵」を名乗る鹿野院さんが、海祇島の軍事配備や政治商売にまったく興味を示していないことに気づきました。彼はただここへ旅行に来ているように見えます。ですので私も、彼への見張りを少々増やしただけで、追い払ってはいません。彼を見かけましたら、何か話をしてみてはいかがでしょう。 |
トーマ | うん、彼は天領奉行に属している「探偵」だね。自分の道を歩み、人とあまり関わり合いを持たない。それと、探偵が必要な場面とは、大抵が良くないことだ。アハハッ、やっぱりオレは、嵐の中心から距離を置いた方がよさそうだね。 |
引用元ページ:各キャラの反応
考察 
総評 
溜めて溜めてぶっ放せ!特大威力のスキルを叩き込む、拳で戦う名探偵
法器キャラではあるが、遠距離ではなく拳の届く近距離が主戦場の変わり種。
拡散をダメージソースでも火力補助でもなく、主にスキル強化のトリガーとして利用し、強化したスキルで強烈な一撃を与えるサブ寄りのアタッカー。
風元素キャラに期待される吸引能力も元素爆発に備えている。しかもエネルギー40と非常にお手軽。
特徴
- 法器キャラだが近距離特化
法器キャラは基本的にホーミング性能の高い飛び道具といった傾向であったが、彼は拳や足技に元素を乗せるような戦闘スタイルをとっている。
そのため実際は通常攻撃・重撃・落下攻撃が常時風元素化した近距離キャラであると考えた方がわかりやすい。
その性質に合わせるようにHPや防御力といった耐久面のステータスも★4近距離キャラ程度に設定されている。*1
- 複数の元素に変化する元素爆発
これまでの風元素キャラの元素爆発は大抵「最初に接触した元素の色に順応し、該当元素のダメージを発生させる」ものであったが、彼の爆発は拡散を起こした対象それぞれに異なる元素の追加ダメージを発生させる。そのため元素爆発一つで様々な元素反応を一度に起こす可能性を秘めており、元素爆発や追加ダメージの威力は控えめながらも元素反応次第で大きなダメージソースとなりうる。
注意点
- スクロースとの比較
同じ風法器キャラクターにスクロースがおり、スクロースは自身の元素熟知20%が味方への熟知バフに反映されるため「拡散サポーター」が基本となる。
その性質上スキルと元素爆発は「敵を集める」ことに特化しており、味方のさらなる追撃を前提とした性能となっている。
それと比較して平蔵の熟知バフは80固定であり、天賦倍率もスクロースより高く「サブアタッカー」寄りの性能となっている。
平蔵の元素爆発は集敵の持続力に乏しく、直後に自身のスキルを多くの敵に当てるための意味合いが強い。
平蔵も熟知ビルドで拡散サポーターになることは可能だが、上記の通り熟知バフ性能の低さに加えて集敵能力の低さ・スキルの範囲と使用回数の違いから「敵密集時の拡散2回ヒット」が起こしにくいこともあり、拡散に特化したスクロースと比べると適正は低め。
運用
- 火力会心型
メインアタッカーを別キャラに任せ、空き時間に出場して「正論」効果が乗ったスキルを撃つオーソドックスな型。
聖遺物は翠緑2剣闘士系2or翠緑4、攻撃力/元素ダメ/会心系のアタッカーセットがメジャー。 場に出る時間が長いなら元素熟知も火力源となる。
また、「変格」効果を溜めやすくするために元素付着が容易にできるキャラをパーティに入れると良い。
- 拡散サポート型
元素熟知にステータスを振り切り、拡散でダメージを出す型。
聖遺物は翠緑4セット、熟知/熟知/熟知とサポートに特化させるビルドになる。
こちらはPT単位での反応火力を向上できる。スクロースと役割が重複する面もあるが、そこは平蔵のスキル火力の高さで差別化しよう。
天賦 
通常攻撃・不動流格闘術
元素量: 1U 特性: 吹き飛ばし(5段目・重撃)
法器キャラとしては初の「近接格闘」そのものの攻撃スタイル。少しなら鉱石を削れる一方でヒットストップもちゃんと発生する。木材の収穫はできない。
5段構成で3段目は左から右へ、5段目で右から左へと回し蹴り、4段目は3段蹴りとなり総ヒット数は法器キャラでも突出している。
火力は法器キャラとしても並程度で、同じ近接型筆頭の片手剣キャラと比較してもわずかに劣る程度。
1段目は敵から多少離れていても素早く踏み込んで攻撃するためリーチの短さはあまり気にならない。
リーチの短さを考慮してか吹き飛ばしの強度が弱めなのもあって、5段目や重撃で吹き飛ばした相手に続く1段目が前述の踏み込みでちゃんと当たるようになっている。
重撃は真上へ蹴り上げる攻撃。スタミナ消費は25と少ないものの威力も重撃とは思えない低さで法器キャラ平均の半分以下、片手剣キャラの2連重撃の1発分の威力しかない。
重撃を出そうとするとその前に通常攻撃が最低でも一段入る挙動も近接武器に近い。
ポイントは出の早さと元素付着クールタイムがないこと。重撃ループで拡散回数を稼ぎやすい。
そのため、火力よりは後述する「変格」効果を取得するための攻撃という面が大きい。
攻撃の特異性もあってか法器をほとんど表に出さない。5段目と落下攻撃の終了時に唐突に現れる程度。
戮心拳 (元素スキル)
「言い逃れはさせない!」
元素粒子生成: 2~3個(「正論」効果で3個) 元素量: 2U 特性: 吹き飛ばし(「正論」効果)
突き出す拳とともに突風を放つ単発スキル。長押しすると構えをとりエネルギーを貯め始める。
構えてから約1秒後、「変格」効果の取得が開始される。「変格」効果の取得状況は風元素色のマークで把握可能で、スタックに応じて左上、右上、左下、右下と順次点灯していく。このマークは平蔵の向き、カメラの向きにかかわらず常に平蔵の左上に表示される。平蔵より手前にある地形やエフェクトなどがかぶるので混戦になると視認が困難なことも多い。
溜め続けることで1秒ごとに「変格」をさらに取得していき、4層スタックされることで「正論」効果となり、さらなるダメージアップと攻撃範囲拡大効果を得る。エフェクトもマークを伴うものになり若干派手になる。
「変格」「正論」効果を乗せなくても単発スキルとしては申し分ない火力だが、「変格」1層につきスキル威力+25%、「正論」まで乗せるとさらに+50%となり合計すると実に通常時の2.5倍の威力となる。これは★4どころか★5を含めても群を抜いた高火力であり、平蔵にとって一番のダメージソースとなる。
また「変格」を溜めるほど敵を仰け反らせやすくなり、「正論」まで溜めれば攻撃中のヒルチャール王者すら怯ませることが可能。
しかし敵の前で一から溜めるには時間がかかりすぎるので基本的にはパッシブ1や命ノ星座第1重の効果による取得を前提としたスキル。
これらの効果により、事前に4層スタックしていれば短押しで「正論」の乗った一撃になる。「変格」効果は平蔵が控えに回っても維持されるため、スタックの取得状況を把握してさえいれば適切なタイミングで最大火力を放つことが可能。
これら仕様の特殊性を考慮してか、「変格」効果のスタック層数にかかわらずスキルのクールタイムは一律で10秒。なるべく「正論」状態で発動させたい。
ちなみに「正論」効果を待たずに発動した場合スタックした「変格」はすべて消費されるが、敵の攻撃などで溜めを中断された場合、スタックした「変格」は消費されずに残る。
そのため中断される前に撃ってしまうより次回のチャンスを狙うためにあえて中断を受ける手もある。
廻風蹴 (元素爆発)
「罪を認めろ!」
元素量: 1U 特性: ダウン・吸い寄せ
瞬時に空中へ飛び上がり、ボレーシュートのように風のエネルギーを蹴り込んで爆発させる。範囲は爆発エフェクトの通りでそれなりの広さ。
この攻撃によって拡散反応を起こすと「廻風真眼」効果が発動。拡散した元素の色に応じたエフェクトが現れ、0.5秒後に周囲に元素ダメージを与える。
「廻風真眼」の範囲は廻風蹴本体と同じ程度の規模があり、廻風蹴の範囲の外にいた敵にも「廻風真眼」のダメージは入るといったことが起こる。
廻風蹴は吸引効果を持つが、他のキャラと比較すると吸引効果は一瞬であり、吸引役としての仕事はほぼできないと言っていい(2凸すれば若干強化される)。あくまで「廻風真眼」をより多くの敵に当てるためのものと割り切ろう。
敵を集めつつ拡散を起こして「変格」を溜め、消費した元素を「廻風真眼」で再び敵に付与するという流れを作れる。元素スキルの補助としても優秀な爆発である。
「廻風真眼」は風元素キャラによくある元素変化だが、他の風元素キャラと異なり複数種類の元素ダメージを一度に起こせるのが特徴(他のキャラは一度に一つの元素に変化するだけ)。
これにより複数の元素反応を連鎖的に誘発できる点が「廻風真眼」の真価とも言える。ただし元の天賦倍率が非常に小さいため蒸発や溶解はあまり意味がない。元素反応を期待する場合は雷元素+αを絡めたい。
反論稽古 (パッシブ1)
拡散反応を起こすことで「変格」をスタックできるようになる。
ICDの関係で瞬時に「正論」へ持っていくには対集団である必要があるが、単一の敵に対しても通常攻撃と重撃で2スタックはすぐ稼げる。
なお、拡散反応の対象は生物である必要があるらしく、料理鍋や松明に蹴りを入れてもスタックがたまったりはしない。
因由勘破 (パッシブ2)
スキルを命中させると自分以外のチーム全員の元素熟知にボーナスが入る。
また、バフの効果時間とスキルのクールタイムが同じ(10秒)なので、理論上は常時バフ掛けが可能。
罪より前に (パッシブ3)
ダッシュで消費するスタミナを軽減する。レザーやガイア、楓原万葉と同性質のパッシブ。
★5に比べて入手が容易な★4の中では風元素共鳴要員も兼ねられるので採用しやすいところか。
命ノ星座 
凸効果はいずれも腐りにくく優秀なものがそろう。
特に1凸と4凸はそれぞれスキル・爆発の取り回しを大きく強化し、平蔵の強みである使い勝手の良さをさらに向上させてくれる。
完凸も苦労に見合った非常に強力なものとなっている。
- 第1重・通称少年事件簿
平蔵の登場時に5秒間の攻撃速度バフと「変格」のスタックを得る。効果時間中は白い煙のようなエフェクトが身体を纏う。
「変格」を手早くスタックするには通常攻撃で速やかに拡散を起こす必要があり、その点を補助してくれる。
「変格」の持続時間が60秒と長いため、10秒ごとに呼び出しを繰り返すことで非戦闘中の間にキャラクターチェンジだけで最大スタックまで持って行けたりもする。
2スタック取れるだけでも交代後通常、重撃の2回で一気に計4スタックにできるので地味ながら有用。
- 第2重・真相究明捜査集
元素爆発の吸引効果が向上。スクロースの元素スキルと同等くらいの吸引力になる。
- 第4重・荒唐無稽百物語
元素爆発で発生させた廻風真眼で元素エネルギーが回収できるようになる。もともと40族で早く回せるほうではあるがスキルのクールタイムが長いためあって損のない効果。
一応4元素分巻き込むことで最大の効果は引き出せるもののチームの制限的にもそこまでの状況はまず望めない*2。
1元素巻き込むだけでも1/4近い回収ができるのでとりあえず1元素、あわよくば2元素以上くらいで考えよう。
- 第6重・奇想天外捕物帳
「正論」時には元素スキル限定だが会心率+16%、会心ダメージ+32%と、聖遺物の冠メイン効果に匹敵する会心スコアが得られることになる。
ビルドの幅も大幅に広がる強力な効果。
参考までに、元の率ダメが50%:100%~84%:168%の場合、スキルの火力期待値は1.24倍ほどになる。
ビルド 
武器 
【攻撃系】
高倍率のスキルを中心に火力を出していく運用に向く。
トゥライトゥーラの記憶 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心ダメージ44.1% / 効果:通常攻撃速度アップ、元素スキルを発動後1秒毎または敵に通常攻撃が命中するたびに通常攻撃ダメージアップ]
通常攻撃に速度上昇とダメージバフがかかる、とにかく通常攻撃に特化した性能。
雲菫などの通常攻撃をサポートするキャラと運用する際にオススメ。
但し、優秀な武器ではあるが、重撃と元素スキルには一切のダメージバフがかからない点には注意。
神楽の真意 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:元素スキルを発動すると元素スキルダメージアップ(3層まで)、3層の時全元素ダメージアップ]
星5の基礎攻撃力に加え高い会心ダメージOPに元素スキルバフと、平蔵に欲しいものがバランス良く揃っている。
しかしフルスタックに時間がかかるという難点も抱える。
螺旋やイベントの強敵相手など、戦闘の長引く場面でこそ真価を発揮する武器と言えるだろう。
天空の巻 (★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:攻撃力33.1% / 効果:元素ダメージアップ、通常攻撃命中時に50%の確率で高天流雲の好意を獲得し15秒間連携攻撃]
浮世の錠 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:608 サブOP:攻撃力49.6% / 効果:シールド強化、攻撃命中時攻撃力アップ(5重まで)、シールド状態の時攻撃力アップ効果2倍]
いずれもメインOP攻撃力の星5武器。
天空の巻は本人が控えに回っても追撃が継続する点、浮世の錠は平蔵の手数であれば素早くバフを重ねられる点で噛み合っており、いずれも雑に使っても十分な火力が期待できる。
ただしメインOPが攻撃力の関係上、会心系のステータスが不足しやすい。聖遺物でしっかりと補強しよう。
流浪楽章 (★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心ダメージ55.1% / 効果:キャラクター登場時、ランダムな強化を一つ獲得(攻撃力アップ/全元素ダメージアップ/元素熟知アップ)]
控えから登場した時に強力なバフを得られるので、10秒に1回登場してスキルを撃つ運用に向いている。
星4ではトップクラスに強力な武器だが、バフは30秒間に10秒だけかつ種類もランダムなので火力のムラが大きくなるのには注意。
匣中日月 (★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:通常攻撃命中後に元素スキルと元素爆発のダメージアップ、元素スキルまたは元素爆発が命中後に通常攻撃のダメージアップ]
通常攻撃で「変格」スタックを溜めてスキルを撃つ平蔵の戦闘スタイルによく合っている。
重撃にダメージバフが乗らないのが欠点だが、元々重撃倍率が低くスキルが主なダメージソースとなる平蔵には大きな痛手ではない。
こちらは流浪楽章と比較して最大ダメージは劣るが、いつでも安定した火力を出せるのが長所。
また、ビジュアル的に平蔵と色合いの相性が良いのも見た目にこだわるプレイヤーには利点。公式の実戦紹介でもこの武器を持っている。
【サポート系】
武器効果を活かし、バッファー/ヒーラーとして編成する変則的な運用をする場合。
白辰の輪 (★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素チャージ効率30.6% / 効果:装備キャラクターが雷元素関連反応を起こした時、チーム内の反応に関わった元素タイプのキャラクターは元素ダメージアップ]
定期的な元素付着が狙いやすい雷元素キャラと組み合わせる場合の選択肢。 雷拡散反応を起こせば雷元素/風元素キャラにバフが掛かる。
元素チャージ効率が過剰になるものの控えにいるキャラにもバフが掛かる為、八重神子やフィッシュルのような控えから火力を出すキャラと良く、またそれらへのバフとして活用できる。
なお「拡散反応による雷付着で感電反応」で水元素もバフ対象になる。 敵が複数居る事が必須条件だが夜蘭や行秋が持つ水追撃の火力向上になる。
金珀・試作 (★4/鍛造) [基礎攻撃力:510 サブOP:HP41.3% / 効果:元素爆発を発動後6秒間、2秒毎に元素エネルギー回復、さらに2秒毎にチーム全員のHP回復]
やや変則的で、火力は落ちるが元素爆発が40族と回転率が高いことを利用してヒーラーとして運用する型。
特に平蔵自身を4凸すれば、武器効果と合わせてあっという間に必要エネルギーの大半をリチャージ可能。
金珀完凸の場合、無凸で22、4凸で13~8.5エネルギーをチャージするだけで爆発を撃てるようになる。
他に法器キャラで40族は凝光がいるが、平蔵は風元素、爆発による集敵、熟知バフ、とサポート性能もあるためこの武器との相性は良好。
聖遺物は翠緑の影4でデバフをかけてサポート性能を上げたり、愛される少女4、治療冠で回復特化にできる。
聖遺物 
風元素キャラとしては珍しく、他元素のサポートではなく自身がアタッカーを務めるタイプなので他キャラほど翠緑4セットの重要性は高くない。
ICDが存在しない重撃と攻撃の素早さを活かした拡散頻度や元素爆発の特殊性を鑑みれば元素熟知特化も面白い。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃% | 風元素ダメージ | 会心率 会心ダメ |
サブ効果 | 会心率≧会心ダメ>攻撃%>元素熟知>元素チャージ効率>その他 |
- メインOP推奨
元素スキルの火力が全キャラ中でも随一なのでこれを活かすなら典型的アタッカー構成が合う。その路線で行くならメインはこれでほぼ確定。
武器との兼ね合いで攻撃%が過剰になる場合は拡散の火力を上乗せできる熟知砂も一考の余地があるか。 - サブOP推奨
元素スキルを最大限活かすにあたり、拡散はほぼ必ず発生させるものであるため元素熟知は積めば積むほど総合火力が増していく。
メインOPに据えるほどではないし、火力系のOPに優先することもないがあればあるだけ良いのは確か。
翠緑の影2 /
砂上の楼閣の史話2(風元素ダメージ+15%)
剣闘士のフィナーレ2 /
追憶のしめ縄2 /
辰砂往生録2 /
来歆の余響2 (攻撃力+18%)
スキルの火力を高める定番構成。
各2セットから風+30%、風+15%&攻+18%、攻+36%のいずれかで組み合わせる。
翠緑の影4 (風元素ダメージ+15% / 拡散反応によるダメージ+60%。拡散された元素タイプを基準に、影響を受けた敵の元素耐性ー40%、継続時間10秒)
高頻度で発生させられる拡散をメイン火力に据えつつデバッファーを兼任する構成。
耐性-40%のデバフは最初の拡散では対象単体のダメージしか増加しないが、以降の拡散では元素が付着した全対象のダメージが増加するため当人の火力向上にもつながる。
砂上の楼閣の史話4(風元素ダメージ+15% / 重撃が敵に命中すると、通常攻撃の攻撃速度+10%、通常攻撃・重撃および落下攻撃のダメージ+40%。継続時間15秒)
風元素ダメージバフに特化した聖遺物。
重撃をトリガーとして通常攻撃系にダメージバフを与える効果で、シンプルながら強力。
通常攻撃の速度上昇も、放浪者と同様に法器キャラでヒットストップの影響が少ない平蔵はその恩恵を受けられる。
しかし重撃を挟む手間があること、回るべき秘境の聖遺物に汎用性がないことがネックか。
他キャラクターとの相性 
全体的な編成基準
ハイパーキャリー運用、ドライバー/サブアタッカー運用など。
ベネット
ヒーラー/バッファー
ベネットの元素爆発による攻撃力上昇+旧貴族4セットも合わせ、1人編成するだけで攻撃力が1.5~7倍程度に跳ね上がり。
純粋なダメージ上昇量は無~5凸ファルザンよりも上。勿論2人合わせることでより一層の火力UPが見込める。
しかし、平蔵自体の攻撃により敵を押し出しやすい為、常にベネットの陣の中で戦える訳ではないため注意が必要。
香菱
サブアタッカー
追尾型の爆発アタッカー。
エネルギーが重いため、炎キャラはもう1人編成したい。特にベネットと好相性。
参照ステータスは発動時に固定されるため、平蔵の熟知バフを乗せたい場合は先に打っておく。
トーマ
シールド/バッファー
ダメージは低いが拡散用の炎元素追撃と、長時間のシールドに加え、完凸であれば通常重撃バフも可能。
ベネットと組ませることで炎元素共鳴を発動することができる。
ディオナ
シールド/ヒーラー/バッファー
シールド・氷付着・回復・元素熟知バフの多数の役割をこなす事が出来る。
シールド継続時間は最大12秒だが長押しが必要、スキルCTがシールド継続時間より長い(祭礼の弓で緩和可能)、本人が敵に与えるダメージが少ない、千岩聖遺物に適正がない点で劣る。
レイラ
シールド/バッファー
スキルでシールドを張り、時間経過で追撃を発射できる。元素爆発でホーミング弾発射と追撃頻度上昇。
シールドは12秒と短めだが、硬さはディオナ以上鍾離並みとかなり丈夫。
また、4凸していると通常攻撃と重撃に基礎ダメージ追加バフをのせることもできる。千岩4などを装備していると攻撃力バフもできるため相性がいい。
ロサリア
サブアタッカー
会心率バフも持つ設置型の爆発アタッカー。
溶解/凍結どちらも強力。
北斗
耐性強化/シールド
中断耐性と高いダメージ軽減(+1凸シールド)を行いつつ雷元素追撃を行える。
大きな特徴は追撃が重撃にも反応する点。跳躍する雷と相まって対複数戦には滅法強い。
強力な反面必要エネルギー量には難がある。
幸い性能上対複数戦での起用にはなるが、自身のチャージ効率を上げるのは勿論のこと、他メンバーに西風を持たせるなどしてカバーしたい。雷をもう1人編成するのも効果的。
フィッシュル
サブアタッカー
スキルで自動攻撃が行える。完凸では連動攻撃が追加される。天賦2の追加攻撃は雷拡散でも発動可能。
本人の粒子供給能力が高いため、他の雷キャラクターのチャージを補助できる。
スキル存在時間は10秒と短いが、完凸すれば12秒になる。
天賦と完凸効果の追撃は、場に出ているキャラクターのターゲットした相手1体のみに発動する。
完凸効果の追撃は攻撃1回ごとに発動する。手数が多いほど有利だが、同一の攻撃が複数回ヒットしても発動は1回のみ。
千岩4の攻撃力+20%を安定して発動可能。★5武器「終焉を嘆く詩」との組み合わせで、攻撃力+20%と熟知バフを撒くことが出来る。
ナヒーダ
サブアタッカー
元素熟知バフで拡散反応のダメージを底上げすることができる。
激化で雷付着を消費するため、雷拡散する場合は工夫が要る。
編成例 
情報提供用コメントフォーム 
- 雷のような怒りつけてぶん殴りまくる平蔵考えたけど結構楽しそうやな -- 2022-08-02 (火) 08:48:42
- 他風キャラの元素変化と同様に、平蔵の「廻風真眼」でも超激化が起きるのを確認。4体以上密集していれば4回発生するためダメージも4倍となる。が、スクロや万葉の元素爆発なら密集せずとも同じことができるため優位性は無い。 -- 2022-11-26 (土) 16:51:34
- 平蔵Lv.90時の基礎ステータスです追記お願いします。基礎HP10,657、基礎攻撃力225、基礎防御力684 -- 2023-04-01 (土) 23:38:01
- 追記しました。情報提供ありがとうございます。 -- 2023-04-02 (日) 00:14:32
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