クイックスタート説明文

Last-modified: 2024-03-28 (木) 00:20:58

特定の任務をクリアする前にクイックスタートでキャラに遭遇すると表示される。通常のプロフィールよりやや長い。
原則キャラクターの初遭遇前のみ表示されるが、放浪者はスカラマシュとして会っていても表示される。非プレイアブルキャラは表示されない。
赤文字の任務クリア前に表示

モナ

モナ伝説任務
「アストローギスト・モナ・メギストス」、これは占星術師である少女のフルネームだが、長すぎるため本人はモナと呼ばれるのを好んでいる。
モナの「水の術」は(細かつ正確なものだが、残酷な真実を前にした時、その答えを受け入れられない者もいる。
また優秀な占星術師である彼女は、必要な占星道具や資料を定期的に購入している。ただし、それは決して安くはない。
結果、生活費を上手くやり繰りできずに、彼女はずっと空腹に耐え忍ぶ算素な生活を送っているなおモナが言うには、「偉大なる占星術師モナ」は貸しさに縛られることなく、世をありのままに見抜くため災素な生活を選んでいるのだという。

雷電将軍

天下人の章 第二幕
神として稲妻に君臨する雷電将軍、その真名を「雷電影」という。
永劫不変の「永遠」を稲妻の民に約束するため、かつて「一心浄土」に身を隠し、人形将軍に「永遠」への道を代行させていた。
人々の願いを見届け、かつての故人の夢を再び拾い上げた影は、ついにその妄執を勘破する。そして、因果にけりをつけ、再び人の世へと歩き出した。
彼女の目にある新たな「永遠」は、稲妻をどこへ導くのだろう。

八重神子

仙狐の章 第一幕
英知と美貌を兼ね備えた八重神子様、気まぐれで奸智に満ちた性格を持つ。物事を行うか否かは、すべて気分によって決まる。
何せ、百年という長き年月において、退屈こそが最も抗いがたき敵であるからだ。鳴神大社の仙狐宮司、娯楽小説出版社「八重堂」の編集長、どのような身分の彼女に会おうとも…
すでに彼女を楽しませる準備ができているのであれば、迷わず行くといい。

神里綾人

若く有能な社奉行神里家の現当主。穏やかで礼儀正しく、物事をそつなく処理する。
表面上、彼の立ち振る舞いは謙虚で優雅なものだ。人前に現れることは滅多になく、その才を表に出すこともほとんどない。
だが、神綾人という人物をよく知る者は、決して彼を軽んじないというーかつて前任の社奉行が病に倒れ、神里家が傾きかけた時、情勢を安定させたのは他でもなく、若き彼であったからだ。
彼の並外れた手腕と深慮な裏心なくしては、今の地位を得ることなどできなかっただろう。だが、その隙のない微笑みの裏には、何かが隠されているのかもしれない。

ティナリ

第三幕第一幕 暗き森と森林のベールを駆け抜けて
アビディアの森のレンジャー長、ティナリ。植物に関する知識に精通した、有能な若き学者である。
優秀な成績で生論派を卒業した彼は、教職に就いてほしいという教令院からの誘いを幾度も断り、植物とともに雨林に残ることを選んだ。
朝露も、木々の香りも、雨林にあるものはすべてが親しみ深く、どこまでも心を癒してくれる⋯
———ただし、いつも毒キノコを誤食してしまう、おバカさんを除いて。何度説教しても学習してくれない彼らは、ティナリの悩みの種だ。

セノ

第三章第三幕 迷夢と虚幻と欺瞞
「冷目で非情」という評でスメールに名を馳せる、大マハマトラのセノ。数えきれないほどの学者が、「その名を口にすることさえ怖い」と感じている。
しかし、そんなイメージはあくまでも犯罪者を恐れさせるための手段に過ぎないことを、彼をよく知る者たちは皆分かっている。学者という生き物は誇張してものを言う癖があるために、セノに対する認識も多少ズレているのだ。
プライベートでは、セノは融通が利かないどころか、「七聖百喚」を心から楽しみ、いつも独特な「ユーモアセンス」で他人に自分の楽しさをシェアしようとするような人間だ。
そのため、彼が時折口にすることの、理解しがたい「寒さ」については、くれぐれも深追いしないように。

ナヒーダ

「摩訶善法マハークサナリ知恵の主」――ブエル。かつて彼女は教令院のスラサタンナ聖処に籠居していた鳥だった。世界に対する好奇心に満ち溢れている彼女は、想像力を通して世界の姿を学習し、構築していく。だが本当のところ、彼女は自分の体で自然の素晴らしさを体験したかったようだ。学術都市で知を求める者たちは彼女のことを「知恵の神」として敬い、自然の恵みを享受して生きる者たちは「草木の王」と呼ぶ。
しかし、草神の心のどこか片隅では、あなたにこう呼んでほしいと思っているのかもしれない――「ナヒーダ」と。

放浪者

間章第3幕 伽藍に落ちて
かつての名も物語も捨て、「放浪者」の姿で一人で世を彷徨っている。
修験者のような身なりをしているが、それらしき言動は見られず、我が道を行く。風のように捉えどころがなく、予想もできない。
かつては互いに刀を向ける敵同士だったが、今は利害の一致から一時的な盟友となり、かつてのいがみ合う関係も昔の話となった。
だが、過去の数々はまだその心の中に残っている——信頼、裏切り、恩義、怨仇…過去は今を作り、そしてどんな未来へと導くのだろう?

フリーナ

フリーナ伝説任務
かつて「水神」として歌劇場の高所から民衆を見下ろしていたフリーナは、舞台を降り、俗世へと足を踏み入れた。
「神を演じる」役目こそ終わったが、フォンテーヌ廷の人々は尚もスターとしての彼女を慕っている。そして、賑やかさを好む彼女の性格も相変わらずのようだ。
溢れんばかりの感情と、胸を弾ませてくれるストーリーが、今までと同じように幕を開ける。しかし、これまでとは違って、フリーナはもう高所から眺める必要はない。
「神」としての一生は幕を下ろしたが、「人間」としての彼女の人生は、始まったばかりだ。

重雲

重雲のデートイベント
妖魔退治一族出身の方士少年である重雲は、除妖や邪払いのため、各地を旅している。
彼は誠実で真面目な少年で、勤勉で忍耐力があり、どんな困難にもめげない。
しかし、彼にはどんなに努力しても解決できない問題がある。それは、彼が生まれながらに持っている「純陽の体」である。
「純陽の体」は妖魔を怯ませることができるが、重雲自身は制御できない。そのため、彼は人生で妖魔を見たことはほとんどないという。
このことは重雲を大いに悩ませた。妖魔を見たことがない妖魔退治の方士なんて他にいるのだろうか?

レイラ

レイラのデートイベント
ルタワヒスト学院に在籍するレイラは、いつも目の下にクマができており、寝不足であるように見える。
そして、そんなレイラが安らかに眠るとき、様々な不思議なことが起こると言われている。
「夢遊の怪人」、「天から降ってきた論文」、「人型自動計算機」、「素手で防砂壁を飛び越える者」…
そのため、レイラは教令院に入ってまだ日が浅いにもかかわらず、すでに多くの奇妙なあだ名をつけられていた。
…しかし、そうしたあだ名より、彼女本人はもっと奇妙である。

ファルザン

ファルザンのデートイベント
「百年前」より訪れた学者一ファルザン。知論派の名高い大先輩でありながら、ギミックへの造詣が深いことでスメールでは名を馳せている。
かつて見知らぬ遺跡に閉じ込められ、数多の危険を乗り越えてやっと脱出に成功した。しかし、そのとき遺跡の外のスメールでは百年が経ち、もう彼女の記憶にあるものではなくなっていた。
時代の変遷や学術における意見の食い違いなどから、今の教令院に対して少なからぬ文句があり、学者たちに対する態度もなかなかに鋭い。
しかし、彼女を呼ぶ時に「先輩」とつけるだけで、ファルザン先輩は…ずいぶん話しやすくな
る。

カーヴェ

第三章第五幕 虚空の鼓動、熾盛の劫火
「妙論派の星」と呼ばれるスメールの有名建築デザイナー、カーヴェ。
その実繊細な心の持ち主で、その暮らしぶりは質素建築や芸術への造詣が非常に深く、雨林にそびえ立つアルカサルザライパレスは彼の代表作一一創意工夫の結晶であり、莫大な費用がかかったものでもある。
このパレスを作り上げた時、カーヴェは理想とする芸術の高みと、現実世界のどん底の双方に到達した。そうして彼は高額な建設費用がもたらした借金を返済するため、色々と苦労をしている。
今でも時折、現状に不満を漏らすことはある。だがそれによって、自分の理想を語るカーヴェの目に輝く光が、弱まることはない。