ウェンティ

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基本情報

期間限定入手キャラクター(→祈願)

公式動画

ステータス

天賦

命ノ星座

使用素材

プロフィール

本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。

考察

総評

強力な集敵/拘束能力を持ち、風域も作れる、遠距離PT/雑魚処理で優秀なサポートアタッカー
とにもかくにも元素爆発が非常に強力。前方に渦を発生させて、広範囲の敵を強力に吸引する。通称ダイソン。
吸引範囲は渦の見た目以上に広く、かなりの範囲の敵を一網打尽に出来る。更に拘束能力も強く、軽い敵は一切身動きが取れなくなる。
爆発の消費エネルギーは60と中量級だが、天賦のお陰で実質消費は45と軽い。元素チャージを工面すれば、強力な爆発を連発することも可能。

スキルの長押しはその場で上昇気流を発生させる。
気流の範囲内でジャンプすれば風の翼で滑空に移行できるため、高所への移動や任意での落下攻撃が可能。
優秀な元素爆発と唯一無二のスキルを持つため、フィールドや秘境、螺旋など、出番は多い。プレイ効率化に大きく貢献してくれるだろう。

特徴

• 唯一無二、最強の吸引性能
  元素爆発による吸引/拘束性能は全キャラ中トップクラス。
  吸引範囲、吸引速度、拘束性能、効果時間いずれも第一級。総倍率や拡散頻度も中々高く、吸引の効く敵に対してはめっぽう強い。
  小型の敵が多数出てくるような状況では、まさしく一網打尽にして一切の行動を封じたまま片付けることが可能。

• 元素エネルギーの補給性能が優秀
  スキル短押しはクールタイムが6秒と短く、それでいて元素粒子の発生数は3個と優秀。
  また天賦により自身やチームキャラの元素エネルギーを補充できるため、チームのエネルギー周りも改善される。
  ウェンティの元素チャージ効率を伸ばしておけば、クールタイム毎に爆発を撃つことも容易。

• 探索適性が高い
  高所へ飛べるスキル・飛行時のスタミナ軽減・風共鳴に関わる属性を兼ね備え、特に高所の移動を効率化してくれる。
  風域で落下攻撃を連発できるため、両手剣不在のPTでも多少は採鉱できるようになる。また弓なので狩猟要員も担える。
  爆発は散らばったドロップアイテムを束ねてくれる他、小動物を巻き込み肉のオマケが付いてくることも。

注意点

• 味方に対するバフをほとんど持たない
  ウェンティ自身は味方に対するバフ性能を殆ど持たない。支援は翠緑4、星座凸による風バフ、各属性デバフに留まる。
  風キャラではスクロースが元素熟知バフ、楓原万葉が元素ダメージバフを配布できるが、これらのキャラ程に仲間をバフできない点に注意。
  あくまで吸引に特化したキャラとして運用する必要がある。

• 吸えない敵に爆発を当てにくい
  爆発の吸引範囲は広いが、ダメージ範囲はさほど広くない。またキャラと発動位置の距離は固定となっている。
  吸えない敵に当てるには立ち位置の調整が必須で、8秒間当て続けるチャンスは多くない。

• 浮かせた敵に攻撃を当てにくい
  元素爆発やスキルで浮かせた敵には殆ど近接攻撃が届かない。
  爆発で浮かせた敵は振動するため弓矢も外れやすく、安定して当てられるのは誘導/座標攻撃できる法器キャラか、
  あるいは近接の中でも広範囲の特殊攻撃が可能なキャラくらいとなる。

• より便利な探索能力を持ったキャラクターがいる
  リリース当初は唯一無二の浮遊スキルで高い探索性能を持っていたが、Ver.1.6の楓原万葉は空中発動ができ、Ver.3.3の放浪者は滞空移動や空中攻撃ができ、Ver.4.4の閑雲はより高く飛ぶことができる。
  強力な集敵スキルは今も唯一無二だが、探索性能が目当てであるなら他のキャラの方が優位に立つ場合が多い。
  なおマルチプレイで風域を用いて他のプレイヤーを補助する能力はVer.4.4現在も独自の性能。

運用について

聖遺物の組み合わせによって主に会心型と熟知型に分けられるが、「元素爆発で集敵し、拘束して大ダメージを与える」基本的な運用に変わりはない。
爆発中は他キャラでの追撃方法が限定される為*1*2、意識したPT構築は勿論の事、拡散を含めた爆発自体で与えられるダメージを伸ばすことが重要になってくる。
また元素爆発はいわゆる「スナップショット」が可能な為、会心型ではできる限りバフがかかった状態で爆発を発動したい*3。
聖遺物については後述するが、会心型は天賦Lvを、熟知型はキャラLvを優先して伸ばす必要があることに留意。
※最もよく使われている翠緑4セットだが、肝心のデバフが装備者が表に出ていないと発動しない為、立ち回りを意識する必要がある。

その他、元素変化して長時間高頻度で該当元素ダメージを与え続ける点を利用し、さらなる元素反応(凍結・蒸発など)に繋げる運用法もある。
いずれにせよ、元素熟知・拡散・元素変化などの仕様把握や、爆発の発動場所、スキルの硬直キャンセルなど、使いこなすには事前の知識とそれを意識した操作が重要となる。
特に爆発の発動場所は集敵という役割をこなす上で非常に大事なので、何回も使って感覚を体に叩き込もう。

天賦

通常攻撃・神代の射術

元素量: 1U

• 6段階の射撃。弓キャラクターとしては標準の攻撃方法。
  攻撃速度がやや早めだが、メインの攻撃手段とするには心もとない。
  狙い撃ちは風元素攻撃となるため、元素の拡散や、それによるシールド削りが可能。
• １凸する事で狙い撃ちが扇状の3wayとなる。フルヒットで結構な火力にはなるが、飛距離が伸びるほど間隔が広がるので少し離れると途端にすべてを当てるのが難しくなる。
  エイムに自信がなくともギミックや弱点に対応しやすくなるのは長所。

高天の歌(元素スキル)

「足元に気をつけて？」
元素粒子生成: 3個 元素量: 2U 特性: 打ち上げ

• 短押し
  CT: 6秒
  目標に対して小さい竜巻を発生させる。打ち上げ効果があり、ダウン(小型の敵)やよろけを取ることが可能。打ち上げた場合、ジンの重撃と同様の落下速度を低下させる効果も発生する（別の攻撃が当たると終了する）。
  元素爆発に巻き込めなかった敵を放り込むのに重宝する。
  威力、クールタイムともに優秀だが、特筆すべきは元素エネルギーの回収効率。CT6秒ながら3つもの風元素粒子を獲得できる。
  リキャストごとに撃っていけば、ウェンティの本命である元素爆発へ素早く繋げられるだろう。
  • 硬直時間が長いが、スキル直後に元素爆発を使用したり、通常攻撃を行ったり、ダッシュ・ジャンプを行うことで硬直をキャンセルできる。
    かつて（ver.2.6以前？）は元素爆発による硬直キャンセルが出来なかったため、スキル直後に通常攻撃を挟むテクニックが重要だった。
    現在はスキルからの爆発をシームレスに行うことが出来るが、スキルだけ撃って粒子を生成して交代する、と言った動きをする際には覚えておくとスムーズにいくだろう。

• 長押し
  CT: 15秒
  自身を中心に短押しより広範囲の円形攻撃を放つ。短押しと同様に打ち上げ効果があり、小型の敵ならダウンを取ることが可能。
  固有天賦解放後はその場に20秒持続する上昇気流を発生させる。
  上昇気流内でジャンプを行うと、風の翼を広げて滞空状態に移行できる。滞空状態からは落下攻撃が可能なほか、崖や段差を登る際の大幅ショートカットにも活用できる。
  こちらが高く飛ぶと対抗して高高度に上昇して弱点を晒す遺跡ハンターを完封できたり、地面に判定のある攻撃の回避にも使える(週ボス・「公子」の鯨召喚や禍津御建鳴神命の地面を伝う衝撃波攻撃など)。
  余談だが片手剣・長柄武器の落下攻撃は両手剣と同じように固い鉱石にダメージを与えることができる。ある程度なら探索パーティー編成の自由度をあげることも可能。

風神の詩 (元素爆発)

「風だー！」
エネルギー: 60 | CT: 15秒　継続時間: 8秒
元素量: 1U 特性: 吸引・拘束

• 吸引・拘束に加え、優れた総天賦倍率や非常に多い攻撃・拡散・元素付着回数など、多方面で優秀な性能を誇る元素爆発。
  発動するとウェンティからやや離れた前方方向に暴風の目を作り出し、（召喚物を除き）敵やアイテムなどを一か所に吸い寄せ、継続的に風元素ダメージを与える。
  さらに吸い込んだ敵など爆発の中心近辺に接触した元素を吸収して元素変化し、該当元素の追加ダメージを継続して与えられる。
  元素変化の優先順は炎＞水＞雷＞氷となっている。
  スクロースの元素爆発と性質が似ているが、こちらのほうが遥かに吸引力が高く、文字どおり一点に敵が集中させられる。
• 地上からやや浮いた場所が吸い寄せ場所となるため、大型の敵以外は宙に浮いたまま効果終了まで無力化される。
  そのため敵から攻撃を受ける確率が大幅に減り、攻防一体の攻撃手段にもなる。
• ダメージ発生回数は風元素ダメージ最大20回/付加元素ダメージ最大15回となるため、天賦Lv1でも最大ダメージ倍率は 752%+282% 。サポート性能のみならず火力も十分にある。
  拡散反応も約7回発生とかなり多く、アビスのバリアなどもかなり削ることが可能。
  また、拡散を含む転化反応の多くはそれぞれの対象から発生する範囲ダメージなので、多くの敵を密集させれば格段にダメージが増えていく。
• 威力は発動時のステータスを参照(俗にいうスナップショット)するため、バフをかけた状態で発動すると高ダメージを狙いやすい。
  • 4凸以上の場合は自身に風元素ダメージバフをかけることができるため、できるだけ意識して立ち回ると良い。
  • スナップショットのタイミングはカットインが終わった辺りらしく、バフが掛かるまで少々ラグのあるベネットのフィールド下で交代即爆発してもほぼほぼバフを受けられる。
  • 元素熟知はリアルタイム参照される為、熟知バフはスナップショット不可。代わりに爆発発動後から熟知バフを獲得しても拡散ダメージを増加させられる。
• すべてが高水準の元素爆発だが、攻撃発生場所と吸い寄せの高さの二つには注意する必要がある。
  • まず、暴風の目は自分より一定距離離れた場所に発生するのだが、この時ターゲットの方への向き直りが暴発する。
    敵の配置によっては思わぬ位置に発現させてしまい、群れの全員を上手く巻き込めないケースが出てくる。
    最悪の場合、壁や地面の中に埋めるように発動し、攻撃判定が発生する中心部に物理的に到達できなくなることもある。もちろん、その状態ではダメージを与えられない。
    何度も発動して距離感を掴むようにしよう。テクニックとして、秘境の場合は「元素爆発発動　→　挑戦開始」とすることで勝手な自動調整を食らうことなく狙った位置に爆発を撃てる。
    • 勿論、大柄だったり飛んでいるなどで吸い寄せがあまり効かず、位置が定まらない敵が相手の場合も、当て続けるのは比較的難しい。
      この場合はある程度割り切って使う他ないが、なまじアビスの魔術師やアビスの使徒に有効なためややもどかしく感じることも。
      敵があまり移動しないタイミングを見計らって撃ち、発動後も爆発近辺からなるべく動かさないようにしよう。
  • また、爆発中の敵拘束位置の中心は、地面と比べてもかなり高い位置で、おまけに激しくブレる。
    近接攻撃キャラ（とりわけ七七のような低身長キャラ）の場合、非常に攻撃が当て辛くなってしまう。弓キャラで攻撃しようにも、通常連打狙い撃ち問わず外れるリスクがかなり高い。
    下記の相性表を熟読して、どのようなキャラと併せたいかを吟味するといい。
    • マルチプレイ（特に野良）においてはこのデメリットが顕著。拘束やダメージの便利さは変わらないとはいえ、味方の攻め手を止めていることは意識する必要がある。
    • 有効な攻撃手段を持たず、手持ち無沙汰になってしまう場合でも、真下でスキル長押して上昇気流を設置すれば、落下攻撃である程度対応できるようになる。
    • さらに暴風の目の設置地点が鍾離や主人公/岩などの岩元素創造物と被ると、「暴風の目が岩元素創造物の上に」設置されることも。
• ジンの例に漏れず、レベル差が大きい（21以上）と浮かし効果が発生しないことがある。拡散反応の威力を上げるためにも育成は怠らないように。
• 弱点と言うほどではないが、炎水氷雷のスライム相手に使用するとほぼ確実にスライムの元素に変化してしまうので拡散ダメージを与えるのが難しい。
  拡散反応で攻めたいならば、事前に元素除去をしておくなどの工夫が必要となる。
• 自身に元素が付着している状態で元素爆発に近付くと、付着している元素に変化する性質がある。
  敵からの元素攻撃を受けた状態で近付いて、思わぬ元素に変化してしまい、元素反応を活かせずダメージが伸びないといった状況に陥ってしまうことがある。特定の元素に変化させたい場合は、注意が必要である。
• 元素爆発のボタンを入力してから、実際に元素爆発が発動する（=元素エネルギーが空になって再回収できるようになる）までには多少タイムラグがある。
  ただし、スキルの硬直は元素爆発でキャンセル出来るようになったため、元素スキル(短押し)→元素爆発と繋げる場合はほぼ問題なく粒子回収できる。
• 敵を突き落としながらとどめを刺してしまった等で水底に沈んでしまったアイテムを確実に回収できる、数少ない方法でもある。

余風の抱擁 (パッシブ)

上述のとおり元素スキルの長押しで上昇気流が発生するようになる。落下攻撃の元にしたり崖登りのお供になる。

暴風の目 (パッシブ)

元素爆発の終了時に自身の元素エネルギーを15回復するようになるため、強力な元素爆発を実質エネルギー45で撃てるようになり、回転率が更に良くなる。
また、大きな特徴として、元素爆発で元素変化が起こるとウェンティ自身に加えて該当元素のキャラクターの元素エネルギーも15回復する*7。
チームにいる元素爆発の重いキャラのチャージを補助できるため、元素変化を積極的に起こしたい。
秘境マルチなどで狙って元素変化させるのは難しいかもしれないが、ソロでは任意のキャラの元素エネルギーをチャージすることができるため、西風猟弓と併用すると強力なバッテリー役も担えるようになる。

恒風と共に (パッシブ)

アンバーと同等の効果(重ね掛けは不可)。チーム内の自身のキャラクター全員の滑翔スタミナ-20%
ダッシュ軽減ほどの便利さはないとはいえ、本人が探索で便利なスキルを持っているため、恩恵を受ける機会は多い。

命ノ星座

全体を通して自身の火力とサポート性能を強化させる効果が並んでいる。

• 第1重・矢先の蒼風
  狙い撃ちと重撃で発生する矢の数が3本になる。この効果によって増えた矢は元の矢の33%のダメージを与える。
  単純にチャージショットの火力が約1.6倍になる…と言われれば聞こえは良いが、実際にはチャージショットを殆ど使わないウェンティにとってはほぼ死に効果である。有効活用しようにも、近距離でないと全てヒットさせることができないので、戦闘で活かすのは難しい(一応チャージショット主体で立ち回る戦闘方法もあるが、あまりおすすめはできない)。
  この効果が活きるのは主に探索であり、スライム風船や時間制限挑戦のタル破壊において、その能力を発揮する。戦闘用というよりは探索用の効果として割り切った方が良いだろう。
  冬極の白星を使用する場合、スタックを獲得する為の狙い撃ちを当てやすい。限定的ではあるが、戦闘において活用できる機会が増えた。

• 第2重・恋い焦がれるそよ風
  元素スキルが命中した敵の風耐性と物理耐性を12%、10秒間下げる。ノックバック状態と合わせてそれぞれ最大24%のデバフが可能となる。
  現状手段の少ない風耐性ダウン効果は貴重であり、この効果によって同じ風元素アタッカーへのサポートが可能となる。また、風元素キャラクターでは難しい物理サポートも可能となり、物理キャラクターとも合わせやすくなる。
  天空の翼を装備させた場合、物理耐性ダウンで追加ダメージの威力も上がるため、相性が良い。味方だけでなく自身の火力上昇にも繋がるため、積極的に狙っていくと良い。

• 第4重・自由の凛風
  ウェンティが元素オーブ・元素粒子を獲得した後、自身の風元素ダメージが25%上昇する。
  上昇幅の大きい強力な効果であり、非常に有効である。ウェンティ自身が元素オーブ・粒子を回収しないと効果が発動しない点に注意。他のキャラでスキル等で粒子を生成し、ウェンティにキャラチェンジして回収すると効率が良い。
  この効果を発動した後に元素スキル・元素爆発を撃つと、大ダメージを狙いやすくなる。第2重の効果と合わせて使うとより効果的であるため、スキル(＆元素粒子回収)→爆発といった立ち回りを意識してみると良い。
  ちなみに効果発動中は左手から羽が舞うので、目印になる。

• 第6重・抗争の暴風
  元素爆発が命中した敵の風耐性-20%。元素変化があった場合、変化した元素の耐性も-20%。
  効果としては風主人公の第6重の効果と同じであり、こちらも継続時間は10秒である(最終ヒットから数えて)。
  翠緑4セット効果と違いこちらはウェンティが待機していても発動する為、容易にデバフが可能である(翠緑のデバフ効果は拡散時にキャラクターが出場していないといけない)。この効果は翠緑のデバフ効果と重複するため、合わせて60%もの元素デバフが可能となる。爆発命中時にスキルを使用すると、第2重の効果と合わせて風耐性を32%下げることができ、更に元素爆発のダメージが上昇する。
  自身と味方の火力を大きく上昇させる非常に強力な効果といえるだろう。

ビルド

武器

【火力武器】

• 天空の翼(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:会心ダメージアップ、攻撃が命中した時に狭範囲ダメージ]
  星5弓の中では基礎攻撃力が最も高く、会心率と会心ダメージも満遍なく上昇させることができる。
  狭範囲内の敵に追加ダメージが発生する効果もウェンティの元素爆発と相性が良いものの、ダメージバフがない点は他で補いたい。
  
  
• 星鷲の紅き羽(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:拡散反応を起こした時攻撃力アップ、チーム内に装備者と異なる元素キャラクターが1/2人いる時重撃と元素爆発ダメージアップ]
  会心ダメージに特化しており、自ら拡散を起こせるウェンティは攻撃バフ、重撃バフ、元素爆発バフ全てを活かすことができる。
  チーム内に装備者と異なる元素キャラクターの条件も基本的に拡散の為に別元素キャラクターを入れる為実質無条件で発生するものと思って良い。
  主力となる元素爆発のバフは冬極よりも高く、1凸していれば重撃バフの恩恵を大きく受けることができる。
  
  
• 冬極の白星(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心率33.1% / 効果:元素スキルと元素爆発ダメージアップ、通常攻撃/重撃/元素スキル/元素爆発命中時に4層まで攻撃力アップ]
  会心率が大きく上昇し、元素スキルと元素爆発のダメージが増加する。
  重撃による攻撃力＋効果は、フルチャージ狙い撃ちでなくとも発揮される。
  攻撃力＋効果を３～４重重ねた場合の攻撃力の上昇量は大きいが、効果を完全に生かすには純粋なサブアタッカーよりもダブルアタッカーに近い、そこそこ表に出す立ち回りとなる。
  また基礎攻撃力は天空の翼よりも低いため、サブアタッカーとして使う場合にも元素爆発を使う前に通常攻撃を一度撃つなど攻撃力＋の効果を多少意識して使いたいところ。
  
  
• 絶弦(★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:元素スキルと元素爆発のダメ―ジアップ]
  元素スキルと元素爆発のダメージが増加する。元素熟知も伸びるため★4武器で火力を重視するならこれ。
  ウェンティはレベルアップで元素チャージ効率が伸びるため、元素チャージ効率にそこまで神経質になる必要はなく、聖遺物のサブオプションで十分補える。
  元素爆発をクールタイム毎に使えるようにするには、聖遺物の厳選難度が上がってしまう点に注意。
  
  
• 蒼翠の狩猟弓(★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:通常攻撃と重撃命中時に風の目を生成し吸い寄せ]
  通常攻撃と重撃時に確率で、吸い寄せながら白ダメを与える領域を発生させる。おまけで会心率も上がる。
  元素爆発主体のウェンティとは相性が悪い……と思いきや、この領域は水平方向以外にも下方向へと強力な吸い寄せ効果を持っており、
  元素スキルの打ち上げや元素爆発終了間際の拘束解除と噛み合うと落下ダメージを発生させることが可能。
  とりわけ螺旋深層では数万ダメージを安定して叩き出せるため、小型の敵相手の掃討能力により一層磨きをかけることができる。
  
  
• 曚雲の月(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:チームの元素エネルギー上限をもとに元素爆発ダメ―ジアップ]
  チーム全体の爆発に必要なエネルギー分だけ元素爆発ダメージをアップできる。爆発は60族だが実質45族となるウェンティとは比較的相性が良く、定番の凍結編成(ウェンティディオナ甘雨モナ、総エネルギー260)なら完凸曚雲の月で爆発ダメージバフを62.4%(無凸で31.2%)も盛ることができる。会心型での起用となるとライバルは同じく爆発ダメを盛れる絶弦だが、基本的に同精錬なら元素熟知の分絶弦が勝りやすい。サブOPなどで熟知をある程度賄えている場合は逆転しうるが、そもそも限定祈願の為凸を進め辛い。絶弦や風花の頌歌を持っていない、凸が進んでいない時に運よく入手できたなら選択肢になるか。
  
  

【サポート武器】

• 終焉を嘆く詩(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:チャージ効率55.1% / 効果:元素熟知アップ、元素スキルまたは元素爆発が4回命中すると味方全員に元素熟知と攻撃力バフ]
  元素チャージが上がるので元素爆発が回りやすく、時計を攻撃や熟知にまわしやすくなる。
  元素爆発でほぼほぼ効果が発揮でき、チーム全員に元素熟知と攻撃力のバフを与えることができるため、パーティ全体の殲滅力が向上する。
  なお元素爆発でバフを発動したとき、元素熟知はリアルタイムで計算されるが攻撃力UPは発動している元素爆発には計算されない。
  
  
• 西風猟弓(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:チャージ効率61.3% / 効果:会心時に元素粒子発生]
  会心が発生すると一定確率で元素エネルギーを回収できる。サブステータスも元素チャージ効率なので火力よりも回転率を重視するならこれ。
  弓は元々ヘッドショットで必ず会心が発生するが、ウェンティの場合は通常攻撃や爆発の手数も多いので適当に使っても回収はたやすい。
  ただし、爆発自体の持つ15秒のクールタイムを越えてまで連射はできず、動かし方によっては多量に積んだチャージ効率が無駄になってしまいがち。
  この場合、他キャラにも粒子を配るため、少数だったり高耐久の敵でも安定して爆発を回すため、などが採用理由になるだろう。
  逆に、更にチャージ効率を積むことで、裏に回った状態でもクールタイム毎にチャージが間に合うようにして、他キャラの行動タイミングを増やすのもあり。
  
  

聖遺物

メイン効果(砂/杯/冠)の選択について
大別すると風ダメや会心を伸ばす会心型、熟知に特化する熟知型、それらの両立を目指す両立型がある。
主にメイン効果の選択によって方向性を選んでいくことになるが、熟知メインのもの(特に杯冠)は非常に出づらく厳選難易度が高いことに留意。

会心型
風ダメージそのものを上げるため、吸えない相手や元素耐性の高い敵にもダメージを出しやすい。
杯のメイン効果は、サブ効果で補えない風元素ダメージを選択するのが基本（妥協で攻撃力%）*8。
砂のメイン効果は基本的に攻撃力で構わないが、スキルの粒子回収込みでも爆発が上手く回らない場合はチャージ効率、他で攻撃力を十分にカバーできているなら熟知も選択肢。
天賦レベルもしっかり上げよう。

熟知型
翠緑4セット効果を余すことなく活かすことができる。
拡散反応のダメージはキャラLvと元素熟知（と敵の各元素耐性）によってのみ決まる。
攻撃力・会心、天賦レベルの重要度は低いがキャラLvは可能な限り上げておきたい。Lv80とLv90でおよそ1.3倍ほどダメージが変わる。
翠緑の砂杯冠のメイン効果が熟知のものはなかなか出ないため、★4も積極的に使おう。翠緑の効果は重複しないが螺旋で2PT使うため2セットあっても無駄にはならない。

両立型
熟知と攻撃会心の最適聖遺物を他に回せるコスパの良さが魅力だが、極めようとすると星と深淵を目指すことになる。
熟知によるバフサポートを持たないこと、ダメージ計算式の都合上熟知が増えるほどに火力の伸びが小さくなることから、熟知をある程度のラインで止め素火力の高さを生かすタイプ。
拡散ダメージも重要な火力源なので、時計と冠のどちらかには元素熟知を積みたいところ。
聖遺物のサブ効果は元素熟知を優先。会心系統を積み込むのは難しいので、会心率だけは25%程度まで確保し、残りは攻撃力%を優先すると火力を伸ばしやすいだろう。
会心型同様、天賦レベルをしっかりあげる必要がある。

• 翠緑の影4 (風元素ダメージ＋15％ / 拡散反応によるダメージ＋60％。拡散された元素タイプを基準に影響を受けた敵の元素耐性-40%、継続時間10秒)
  現時点での最適装備。拡散を発生させることで敵の元素耐性を下げることが出来る。
  デバフ付与手段は貴重かつ強力なので、基本的にこの装備で良いだろう。パッシブ効果とも相性がいい。
  4セット効果のデバフは装備者が表に出ているときに拡散させないと発動しない。爆発前にあらかじめスキルで拡散させておくのが鉄板だが、単体相手だと元素付着の手段によってはスキルで元素が剥がれてしまうので、相手がばらけているときは(元素付着)→爆発→(スキル)と使い、拡散を確認したら交代するとよい。
  
  
• 旧貴族のしつけ4 (元素爆発ダメージ＋20％ / 元素爆発発動時、チーム全員の攻撃力20％、重複不可)
  爆発ダメージを上げつつ、味方をバフすることができる。爆発だけ打って即引っ込む運用をする際や*9、翠緑のデバフが機能させにくい敵集団*10を相手取る場合に。
  絶縁4セットと比較すると、味方をバフできる代わりにチャージが足りなくなりがち。かといってスキルを打つのはやや運用に反するので、チーム単位で補完できるとよい。
  ちなみに、ウェンティ自身の爆発にも4セット効果の攻撃力UPは乗る。
  
  
• 絶縁の旗印4 (元素チャージ効率+20% / 元素チャージ効率の25%を基準に、元素爆発のダメージがアップする。この方式でアップできるダメージは最大75%まで)
  ウェンティの突破ボーナスがチャージ効率の為、他でチャージ効率を盛らずとも爆発ダメバフ38%を稼げる。単体相手や爆発を打って即引っ込む運用の際に選択肢に入るが、最適キャラの多い人気聖遺物なので中々手が回らないのが欠点。またチャージ効率を盛らないと上記の2セット×2と殆ど変わらないのだが、元々爆発が実質45族でありチャージ効率がそこまで必要かは微妙な所。サポート性能も無い為、元素エネルギーを喪失しやすい秘境など、限られた状況でしか強みを生かし辛い。メイン効果でチャージ効率を持つ終焉を嘆く詩や西風猟弓を持たせる場合は選択肢になるか。
  
  
• 教官4 (元素熟知+80 / 元素反応を引き起こした後、チーム全員の元素熟知+120、継続時間8秒)
  繋ぎ用。元素爆発によりコンスタントに拡散反応を起こせるため相性は良い。元素熟知はリアルタイム参照の為、4セット効果も無駄にならない。
  
  
• 亡命者4 (元素チャージ効率＋20％ / 元素爆発を発動すると、2秒毎にチームメンバー全員（自分を除く）の元素エネルギーを2回復する、継続時間6秒。重ね掛け不可)
  繋ぎ用。元素爆発の利用頻度が高いウェンティとは相性が良い。教官や楽団との2セット×2も可。

その他

公式漫画

• ゲームの前日譚である公式漫画『原神セレベンツ』に登場するキャラクターの一人。漫画では英雄ヴァネッサとの関わりや神としてのコスチュームを見せ、世界観の重要情報も語っている。

小ネタ

• 英語版の綴りがVentiであることから、名前の元ネタはローマ神話に登場する神格「ウェンティ」であると思われる。ラテン語で風を意味する Ventus の複数形に当たる。
  ローマ神話の神はよくギリシア神話の神と同一視されるが、ウェンティにあたるのは風を司る神の総称である「アネモイ」（やはりこちらも風を意味する άνεμος の複数形*14）。
  アネモイは四風守護の元ネタでもあり、それを従える風神にぴったりのネーミングと言える。
  また崩壊シリーズに登場する、あるキャラクターに関連付けたものでもある。詳しくはこちら。
  ただ、最初期のキャラクターである為か他の元ネタであろうキャラクターとCVまでは同じではない。元ネタのCVを担当している前川涼子氏は原神では別のキャラクターを演じている。
• ちなみにスターバックスの一番大きいサイズの「ベンティ」と全くスペルが同じ。
  こちらはイタリア語の「20」（ラテン語のvingtiがなまったもの）由来で風とは無関係*15だが、欧米圏でしばしばネタにされることがある。
  
  
• 各突破素材の宝石には各神のものと思わしきセリフが記されている。
  神のスタンスを記したものなのか、宝石を使うものへの言葉なのか、あるいは宝石によって異なるのかは不明。
  ウェンティの場合は本人のセリフに基づいているが、宝石を使う者たちへの祝福ともとれる。

  「風向きは変わるもの。」「いつか、光射す方へと吹いてくる。」「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に生きていこう。」　引用：自由のターコイズ

  • トワリン解放後のエピローグムービーにて
    「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に飛ぶといい」（自分はもう四風守護ではないというトワリンに対して）
    「ううん、大丈夫。風向きは変わるものだからね。いつかそれも、光指す方へと吹いてくれるはずだよ」（モンド城帰還後にジンの心配に対して）
    
    
• 元素スキルで猫を追い払うことができる。凝光の元素スキル、紀行弓の効果でも猫は逃げ出すので猫アレルギーが由来というわけではなさそう？

• 腰の部分に神であることを隠すための偽の神の目を所持している。この神の目は偽物であるため、イベント「帰らぬ熄星」で隕石に反応しないという細かい仕様があった（イベント開催時点で鍾離は未実装だったため同様の仕様かは不明。また雷電将軍は偽の神の目自体を所持していない）。一方で、設定上この神の目はただのガラス玉であるが、元素エネルギー満タン時にキャラクターチェンジをすると、本物の神の目と同様に元素マークが浮かび上がる。これがゲームシステム的な都合なのか、神の力でどうにかしているのかは不明。
  • 魔神任務 間章にて隕石と同様神の目に反応する砕星鉄鉱が登場。こちらもウェンティの神の目(もどき)は反応しない。イベント「帰らぬ熄星」に参加出来なかった人もこの機会に試して見ると良いだろう。
• プレイアブルキャラクターの中で唯一、「初めまして…」ボイスで過去に主人公と面識があるような言い方をする。また、メインストーリーで主人公も「声を聞いたことがある」と発言しており、ゲーム開始以前に主人公と会ったことがある可能性がある。
• モンド城の巨大なバルバトス像の足元には「THE GATEWAY OF CELESTIA（セレスティアの扉）」という文字が刻まれている。セレスティアは空に浮かぶ神が住む島で、漫画版「セレベンツ」では登場しゲームにも存在するが、メインストーリーでは未だ名前すら触れられておらず、謎が多い。
• ウェンティの元素爆発アイコンは『天理の調停者』の瞳に酷似している。これらのことから、天理に近い何らかの秘密を最も知っている人物である…とかないとか。

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