基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
画像 |
プロフィール | |
名前 | 千織 |
CV | 竹達彩奈 |
誕生日 | 8月17日 |
所属 | フォンテーヌ廷 |
神の目 | 岩 |
命ノ星座 | 糸切鋏座 |
装備可能武器 | 片手剣 |
オリジナル料理 | 「ファッションショー」 (夕暮れの鯛焼き) |
ひとこと紹介 |
「千織屋」の店主。フォンテーヌの有名なファッションデザイナー。 |
人物評 |
「千織お姉さんは手先がすっごく器用なんだよ!新しい服を試着するたび、いつも髪まで綺麗に結ってくれるんだ。『それでもデザインの一部なの』って言ってね。えへへっ、まぁ毛づくろいしてもらうのって、気持ちいいんだけどね!」 ――綺良々 |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
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突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 890 | 2,310 | 3,073 | 4,598 | 5,141 | 5,915 | 6,638 | 7,420 | 7,962 | 8,751 | 9,293 | 10,091 | 10,634 | 11,438 |
基礎防御力 | 74 | 192 | 256 | 383 | 428 | 493 | 553 | 618 | 663 | 729 | 774 | 841 | 886 | 953 |
基礎攻撃力 | 25 | 65 | 86 | 129 | 145 | 167 | 187 | 209 | 224 | 247 | 262 | 284 | 300 | 323 |
会心率 | - | - | - | - | 4.8% | 4.8% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 14.4% | 14.4% | 14.4% | 19.2% | 19.2% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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通常攻撃・心織刀流 | 通常攻撃 剣による最大4段の連続攻撃を行う。 重撃 一定のスタミナを消費し、前方に斬撃を2回放つ。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 49.4% | 46.8% | 30.4%+30.4% | 75.1% | 54.3%+54.3% | 20.0 | 63.9% | 128%/160% |
Lv.2 | 53.4% | 50.6% | 32.9%+32.9% | 81.2% | 58.7%+58.7% | 69.1% | 138%/173% | |
Lv.3 | 57.5% | 54.5% | 35.4%+35.4% | 87.4% | 63.2%+63.2% | 74.3% | 149%/186% | |
Lv.4 | 63.2% | 59.9% | 38.9%+38.9% | 96.1% | 69.5%+69.5% | 81.8% | 164%/204% | |
Lv.5 | 67.2% | 63.7% | 41.4%+41.4% | 102.2% | 73.9%+73.9% | 87% | 174%/217% | |
Lv.6 | 71.8% | 68.1% | 44.2%+44.2% | 109.2% | 78.9%+78.9% | 92.9% | 186%/232% | |
Lv.7 | 78.1% | 74.1% | 48.1%+48.1% | 118.8% | 85.9%+85.9% | 101.1% | 202%/253% | |
Lv.8 | 84.5% | 80.1% | 52.0%+52.0% | 128.4% | 92.8%+92.8% | 109.3% | 219%/273% | |
Lv.9 | 90.8% | 86.0% | 55.9%+55.9% | 138.0% | 99.8%+99.8% | 117.5% | 235%/293% | |
Lv.10 | 97.7% | 92.6% | 60.1%+60.1% | 148.5% | 107.4%+107.4% | 126.4% | 253%/316% | |
Lv.11 | 104.6% | 99.1% | 64.4%+64.4% | 159.0% | 114.9%+114.9% | 135.3% | 271%/338% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
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羽袖一触 | 織物をなびかせながら素早く突進する。突進終了時、自身の近くに自動制御人形の「たもと」を召喚し、斬り上げ攻撃を繰り出し、千織の攻撃力と防御力を基に近くの敵に岩元素範囲ダメージを与える。 長押しによって攻撃方法が変わる。 長押し 照準モードに入り、突進方向を調整する。 たもと ・一定時間ごとに近くの敵に裁ち切りを放ち、千織の攻撃力と防御力を基に岩元素範囲ダメージを与える。 ・存在している間、近くに岩元素創造物が存在したり、創造されたりすると。フィールドにいる自身のキャラクターの近くに「たもと」をもう1体召喚する。この方法で召喚できる「たもと」は最大1体で、存在時間は独立してカウントされる。 「うぐひすや 緋櫻染まりし 錦絵と」 |
ステータス詳細 | 「たもと」のダメージ | 「たもと」の 存在時間 | 「たもと」の 攻撃間隔 | 斬り上げ攻撃の ダメージ | クールタイム | ||
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攻撃力 | 防御力 | 攻撃力 | 防御力 | ||||
Lv.1 | 82% | 103% | 17.0秒 | 3.6秒 | 149% | 187% | 16.0秒 |
Lv.2 | 88% | 110% | 160% | 201% | |||
Lv.3 | 94% | 118% | 172% | 215% | |||
Lv.4 | 103% | 128% | 187% | 233% | |||
Lv.5 | 109% | 136% | 198% | 247% | |||
Lv.6 | 115% | 144% | 209% | 261% | |||
Lv.7 | 123% | 154% | 224% | 280% | |||
Lv.8 | 131% | 164% | 239% | 299% | |||
Lv.9 | 140% | 174% | 254% | 317% | |||
Lv.10 | 148% | 185% | 269% | 336% | |||
Lv.11 | 156% | 195% | 284% | 355% | |||
Lv.12 | 164% | 205% | 299% | 373% | |||
Lv.13 | 174% | 218% | 317% | 397% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
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二刀の型・比翼 | 双刀を抜き、布を手際よく裁断する勢いで猛烈な一太刀を繰り出し、千織の攻撃力と防御力を基に岩元素範囲ダメージを与える。 「一理に達すれば万法に通ず」 |
ステータス詳細 | スキルダメージ | クールタイム | 元素エネルギー | |
---|---|---|---|---|
攻撃力 | 防御力 | |||
Lv.1 | 256% | 320% | 13.5秒 | 50 |
Lv.2 | 276% | 344% | ||
Lv.3 | 295% | 368% | ||
Lv.4 | 320% | 401% | ||
Lv.5 | 340% | 425% | ||
Lv.6 | 359% | 449% | ||
Lv.7 | 384% | 481% | ||
Lv.8 | 410% | 513% | ||
Lv.9 | 436% | 545% | ||
Lv.10 | 461% | 577% | ||
Lv.11 | 487% | 609% | ||
Lv.12 | 513% | 641% | ||
Lv.13 | 545% | 681% |
固有天賦
固有天賦 | |
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量体裁衣 | 羽袖一触の斬り上げ攻撃を発動した後の短い間、その後の操作によって異なる効果を得られる。元素スキルボタンを押すと、「織錦」が発動する。通常攻撃ボタンを押すと、「裁錦」が発動する。 織錦 ・キャラクターを切り替え、チーム内にいる次の自身のキャラクターを登場させる。 ・チーム内の自身キャラクター全員に「当意即妙」を付与する。「当意即妙」:フィールド上にいるチーム内の自身のキャラクターによる通常攻撃、重撃、落下攻撃が近くの敵に命中した時、「たもと」は連携攻撃を行い、敵の位置に羽袖一触の斬り上げ攻撃ダメージ100%に相当する岩元素範囲ダメージを与える。これによるダメージは元素スキルダメージと見なされる。 ・「当意即妙」の継続時間は8秒。「たもと」による連携攻撃は2秒毎に1回のみ発動可能。「当意即妙」継続時間中、連携攻撃は最大2回まで。 裁錦 ・千織は岩元素付与を獲得、継続時間5秒。 千織がフィールドにいる時、羽袖一触の斬り上げ攻撃を発動した直後に元素スキルや通常攻撃ボタンを押さなかった場合、後続効果「裁錦」が発動する。 突破段階「1」で解放 |
錦上添花 | 近くにいるチームキャラクターが岩元素創造物を創造した時、千織の岩元素ダメージ+20%、継続時間20秒。 突破段階「4」で解放 |
衣香襟影 | チーム内の自身キャラクターが「デフォルトコスチューム」以外のコスチューム、または「始まりの翼」以外の風の翼を装備している時、チーム内にいる自身のキャラクター全員が疾走効果を獲得し、移動速度+10%。 この効果は秘境、征討領域、深境螺旋では発動されない。また、疾走効果は重ね掛け不可。 |
命ノ星座
第1重 | 正絹六通 羽袖一触の自動制御人形「たもと」の攻撃範囲+50%。 また、チームに千織以外の岩元素キャラクターが存在する場合、羽袖一触の突進終了時、以下の効果を発動する。 ・「たもと」を追加で1体召喚する。この方法で召喚した千織自身の「たもと」と、岩元素創造物を通して追加召喚した千織自身の「たもと」は同時に最大1体まで存在可能。 ・固有天賦「錦上添花」の効果を発動する。固有天賦「錦上添花」を開放する必要がある。 |
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第2重 | 落染五色 二刀の型・比翼を発動した後の10秒間、3秒毎にフィールド上にいる自身のキャラクターの近くに簡易型自動制御人形の「きぬ」を1体召喚する。「きぬ」は近くの敵に攻撃を仕掛け、「たもと」の170%分に相当する岩元素範囲ダメージを与える。これによるダメージは元素スキルダメージと見なされる。 「きぬ」は攻撃を1回行う、または3秒間継続した後に退場する。 |
第3重 | 綴錦四分 羽袖一触のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 衣裁三礼 固有天賦「量体裁衣」の後続効果を発動した後の8秒間、フィールド上にいるチーム内自身のキャラクターの通常攻撃、重撃、落下攻撃が近くの敵に命中した時、敵の付近に簡易型自動人形の「きぬ」を1体召喚する。この方法で召喚できる「きぬ」は1秒毎に1体のみ。固有天賦「量体裁衣」の当意即妙または裁錦効果の継続時間中、上記方法で召喚できる「きぬ」は最大3体まで。上記効果は15秒ごとに1回のみ発動可能。 固有天賦「量体裁衣」を解放する必要がある。 |
第5重 | 綾羽二重 二刀の型・比翼のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 万理一空 固有天賦「量体裁衣」の後続効果を発動した後、千織自身の羽袖一触のクールタイム-12秒。固有天賦「量体裁衣」を解放する必要がある。 また、千織自身の通常攻撃によるダメージは、千織自身の防御力の235%分アップする。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
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物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | 服屋のドアを開けた――ここはフォンテーヌで最も賑やかな通りに位置する、とあるデザイナーの名を冠した店。 頭の上で澄んだベルの音が鳴り響く。まるで店に来た一人ひとりのお客さんの幸運を祈っているかのようだ。聞いた噂を信じるなら、自分には確かにここの「幸運」が必要かもしれない。 「ようこそ『千織屋』へ。必要なものは?」――出迎えてくれたのは、およそ親切とは言えない自信に満ちた挨拶。 声の主は作業台の後ろからこちらを一瞥した。異国の服、凄みのある眼差し――みんなが言った通りだ。 「オーダーメイド?それとも出来合いのものをお求めかしら?」彼女が再び口を開いた。その口調はまるで――たとえ品位の高い貴族でもここに入ればただの客でしかなく、玉座に座る彼女が、この国に足を踏み入れたものに向かって「自分が望む褒美を選ぶといい」と語りかけているかのようだ。 「オーダーメイドの礼服を作りたい…」と答えた。彼女の表情は少し柔らかくなった。どうやらこの王国では、国王の名のもとに客のスタイルに合わせて綺麗な服を仕立てるのは喜ばしいことらしい。 これは想定し得る中で最も良い状況かもしれない、と心の中で思った。なぜならここを勧めた人は皆揃って、このデザイナーの腕を褒めちぎるからだ。彼らの中には、見せびらかすためにクローゼットを開け、さらにはその中に泊まってほしいと思う人さえいた。ここの店主はあまり店にいないが、逆にいるときは機嫌がいいことを意味していると言われた。 しかし、唾を呑み込む。なぜなら運が悪いと、店主がいるときはとんでもないトラブルに遭遇すると注意されたからだ。例えば… 考えを整理するのを待たずして、ドアのベルが悲鳴を上げた。服屋のドアが何者かによって蹴り開けられたのだ。その人はふらふらと歩き、聞くに堪えない言葉を吐きながら、酒臭いニオイをまき散らす。 「か…賭けに勝ったぞ!今日は店主がいる――」何が起きたのか、はっきりとは見えなかった。その人は言いかけた言葉と共に、美しい放物線を描きながら窓から外に飛んでいった。 千織屋の店主は手をパンパンと叩いて窓を閉めると、何事もなかったかのようにこう行った。「ごめんなさい、最近、天気が悪いからか道端のゴミがよく店に入ってくるの。でも、もう片付けたから気にしないでちょうだい。」 どうやら、この王国はすべての人を無条件で歓迎してくれるわけではないようだ。 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 「千織さん、これまでどういった経験が、今日の成功に繋がったのでしょうか?」ある記者がそう尋ねてきた。 千織は呆気に取られたが、過去の記憶を思い返しながら答えを探した。しかし、なかなか良い答えは見つからない。彼女にしてみれば、自分の過去には何も特別なところがないからだ。 千織は商人の家に生まれた。裕福とは言えないが、子供時代は特に何かに困ったことはない。それに両親は商売に専念していたため、千織に厳しく接することもなかった。その影響で千織は自由奔放な性格になったのだと、両親はよく冗談めかして言っていた。 一部の女の子が茶道や華道を学ぶ年齢になった頃、千織は他の子供たちと一緒に木に登ったり、魚を獲ったりして遊んでいた…両親が習い事をさせようとしなかったわけではない。千織を丸一日おとなしく卓に座らせておくことは、彼女(とその先生)にとって命取りとも言える行為だったのだ。 ――では、いっそのこと剣術を学ばせようと、千織の両親は言った。 しばらくして、千織は二本の刀を持って指南を受けに行った。「このほうがもっとすごいでしょ」と、彼女は二本の刀を手にしながら堂々と言ってのけた。 剣術の先生はこのような――千織の父親のやんわりとした言葉を借りれば――個性的な生徒を見たことがなかった。結局、千織は怒って家に帰ってきた。 似たようなことが何度もあったが、千織の両親は彼女を厳しく責めることもなく、ただ「この子はこういう性格なんだ」としか思わなかった。 そしてある日、母親が家に帰ると、千織が一人で静かに机の前に座っていることに気づいた。目の前にある高級な生地を夢中になって見ていたのだ。あの落ち着きのない千織はどこへ行ったのだろうか。 「気に入ったの?」と母親は聞いた。千織は「触り心地がいい」と素直に答えた。「それに綺麗。これ、どうやって作ったの?」 それから、裁縫の先生が何人か来たが、いつものように千織にしびれを切らして出ていった。だが、千織はその中で服を仕立てる手法をいくつも学んだ。 それに千織が裁縫の先生の前にいるときは――他の先生たちの前にいるときと比べて、ずっとおとなしかった。 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 稲妻が鎖国した知らせがフォンテーヌに届くと、人々は「雷電将軍」や「目狩り令」、島の降り止まない「雷雨」のことを奇妙な話の種として、アフタヌーンティー中の話題にした。 何しろ、どんなに巨大な雷であっても、遠い海を超えて彼らの頭上に落ちてくることはない。 しかし、フォンテーヌを席巻する雷はすでに稲妻を離れ、静かにこちらへ向かってきていることをフォンテーヌの人々は知らなかった――その雷の名は「千織」。 それは稲妻を出る旅の中でできた雷で、自分自身をフォンテーヌ――ファッションと芸術の都に落とすと最初から決めていた。 初めはただ、ファッション業界の多彩な空から「ゴロゴロ」と雷の音が聞こえてきただけで、誰も気に留めなかった。 「新鮮さを求めているだけだ」、数日すれば消え去るだろう」…と誰もがそう口にした。まるで、毛色が少しだけ特別な街の猫について話しているかのような口ぶりだ。 だが、「千織」という名の雷が当時のフォンテーヌ・ファッションウィークに落ちると、それがフォンテーヌ中に鳴り響くのをほとんどの人が耳にした。 ある評論家はこう言った――良い服は「見せる」だけでなく、「聞かせる」こともできると。千織にはそれができた。彼女の縫った一針一針が、物語を聞かせてくれる。波の囁き、森の息吹、砂漠の甘泉… もちろん、ファッション業界の「古い勢力」の一部は、自分の縄張りをよそ者に占拠されることを許せず、旗を揚げてこの「侵入者」に宣戦布告をした――それはもう様々な方法で。 しかし、その者たちは結局、誰もが知る末路を辿ることとなった。敗北だけでなく、人によっては――生まれて初めて――お尻で下水溝に触れる感覚を味わったようだ。 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | いつからか「情報屋」が千織屋のもう一つの呼び名になっていた。それについては、千織本人でさえ訳が分かっていない。どうやら自分の店で聞いた情報を友人に共有すれば、何かしらの出来事に大きな影響を与えるらしい。 後になって彼女は気づいた。千織屋が様々な情報を持っているというより、その情報達が自ら千織屋に流れ込んでくると言ったほうが正しいと。 派手な格好をした富豪や政治家たちは、まるで色鮮やかな蝶々のように、「情報」という名の花粉を艷やかな花である千織屋にばら撒く。だがそういった人たちの本当の目的は、何も情報を千織屋に流すことではない。他の蝶々に自慢するのが本来の目的である。その者たちにとって、自分が持っている情報の数は服を飾る宝石の数よりも誇らしいものなのだ。 ――ねえ、知ってる?あの人にまた愛人ができたんだって。 ――そういえばあの人、執律庭の方とも成約したらしいわ! ――輸送を担当している人のこと?あら、彼が輸送しているのって確か… ――しーっ!それは言っちゃマズいことでしょ!…… できることなら、千織はそんな話を耳にしたくない。彼女はそのような花粉にアレルギーを持っているようで…具体的には、服を作るのに集中できなくなってしまうのだ。そのため、新しい服をデザインするとき、彼女は店に顔を出さない。 しかし情報の使い道を知ってから、彼女は少なからず他人のために気を留めるようになった。友人の利益、もしくはフォンテーヌ廷の安全に関わることであれば、彼女は親切に相手に手紙を送ったり、直接伝えたりして注意喚起した。彼女にとって、それは裁縫と同じ理屈だ――適切なものをあるべき場所に縫い付ける。 もちろん、商売人の鉄則に則り、千織はちょっとした「見返り」をもらっている。お互いに与え合ってこそ商売でしょ――彼女がよく口にする言葉のように。 | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 千織のデザインを本格的に理解するためには、彼女が服をデザインするときの姿を見る必要がある。 初めて千織の作品を見たとき、目の前にあるものが何なのか分かる人はほぼいない。このデザイナーはまるで「規則」とは何なのかを知らないようだ――女性の服に男性の服に使う裁断方法を用いるなどありえないし、また男性の礼服に女性ものの生地を使うなどあってはならないこと。 しかし、彼女の服はある種の魅力を持っており、人々を惹きつけてやまない。「規則」への反抗と否定が合理的で、間違っているのはこちらのほうだと言われている気さえしてくる。 千織が服を作るときも同じである。生地の扱い方を見るに、まるで生まれてこの方、布を見たことがないのではないかと思ってしまう。布目の方向を無視して、思いもよらない角度から裁断したり、途中で新たな要素を追加してはそれを否定したりもする… 時には刀を抜いて、上質な生地を素早く切ることもある。その様子は服を仕立てているというより――決定権を巡って、刀を手に生地と決闘しているかのようだ。そして、最終的に勝つのはいつも彼女のほう。 千織のように服を作り、生地と会話できる者などいない。作業台は手術台となり、彼女だけが生地の完璧な姿を知っている。その裁断一つ一つが、まるで病巣を取り除いているかのよう… ある店員が、千織の要求する型があまりにも裁断しにくいと苦情を入れた。 ――「どうして?持ってる道具がナマクラだから?」 ――「そういうことではなく…ただ…」 ――「じゃあ、裁断できるわね。」 彼女を見ていると、服を思い通り裁断できないのがマヌケに思えてくる。そして千織屋の服を見ていると、思い通りに生きられないのがなおのことマヌケに思えてくる。 とある記者が「千織さん、服をデザインする方法を教えてください」と質問した。 ――「やりたいようにやるだけよ。」 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | 夢、それは儚い言葉。千織が触れたどの薄絹よりも儚い。しかしそれを身に着けるのは、時にどんな厚絹よりも重く、息ができなくなることさえある。 彼女は夢を追うためにフォンテーヌを訪れたが、やっと追いつきそうになったところで、それはまた遠くへ行ってしまった。 次はどうすればいい?重荷を背負って前へと進むべきか、それとも現状に満足すべきか? ――いや、どちらでもない。千織は自分に言い聞かせた。 夢を見た後の余韻が好きなのだ。自分を満たすあの充実感が。だが、将来の夢で今の自分を急かすのを彼女は好まない。それはある種の枷だから。 彼女は今を生きることを選んだ。 ファッションウィークの舞台に立つために、昼も夜も服作りに没頭したこともあれば、二週間も姿をくらまし、旅の風景や星空をゆっくりと堪能して、疲れるまで帰ってこなかったこともあった。すべては彼女の気分次第である。 彼女の生き方に口を出したり、彼女に「こうすべき」だと教えたりする者はいない、たとえ彼女自身の夢であっても。もし「生き方」が道を阻むことになったら、彼女は何の迷いもなく、それを窓の外に投げ捨てるだろう。 ――「絶対に屈しない」、それが「千織」ブランドだと彼女は言った。 不思議なことに、千織の「夢」は逆に恐れを感じたのか、彼女に近づいてきた。彼女が夢を追っているのではなく、夢が彼女の機嫌を取ろうと媚びる――まるで飼いならされた猛獣が主の元に戻ろうとするかのように。 ――千織さん、ご自身のブランドをテイワット中に広めるとおっしゃいましたが、その目標の達成はいつ頃になりそうでしょうか? ――さあ、どうかしら。気分がよくなった頃かもね。 | 好感度Lv.6後に解放 |
千織のメモ | 雪羽ガンが月の倒影に向かって湖に飛び込んだとき、千織は目を覚ました。彼女はまばたきをして、あくびをした後、星星が煌めく黒いドレスのような夜空を眺めた。夢の影は彼女の頭の中に溶けていき、悲しい墨の痕を残す。 「ハサミを――」彼女は体を起こして座った。忠実な仲間が千織のそばに現れ、持っていた道具を彼女に渡す。 「それからペンもお願い」と付け加えると、「たもと」はどこからか使い古された鉛筆を取り出した。 アイデアを探すとき、誰かと一緒にいるよりも一人でいることを千織は好む。あれこれ持っていくのは好きではないため、旅に出るときは手ぶらであることが多い。 彼女にとって、ノートは何か書かなければと急かされているような、ある種の催促めいたものを感じてしまう。地図もまた彼女を制限し、そのファッション王国の領土が勝手に区分けされたかのように思えてくる。 彼女のメモは、どのデザイナーのものよりも読みにくいかもしれない。なぜならそれはメニューや葉っぱ、さらに彼女の服に描かれているからだ… だがそのメモをもとに作られた服は、どのデザイナーの作品よりも素晴らしい。そこには彼女の目に映る景色、出会った人、そして溶けた夢…すべてが含まれている。 「できた」と彼女は目の前の新聞紙――正確には新聞紙の切れ端――を眺めながら満足そうに頷いた。今日、どうやってそれを手にしたのか彼女は覚えていない。しかし、それは重要ではない。 彼女のメモにはこうして気ままに誕生し、そして気ままに役目を終えるのだ――「千織屋」に持ち帰り、サンプルとなる布地に清書した後、それはお茶のシミがついた鯛焼きの包み紙となってゴミ箱に捨てられた。 そのメモがどれほどのものであったかは、千織の客たちが漏らす感嘆の言葉やファッション誌のトップページの記載に任せよう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | もうどうしようもない。 千織は机にうつぶせになって、眉をひそめながら自分の初めての作品を見つめた。「たもと」は言葉を発することなく、まるで寝ているよう――あるいは、そもそも目を覚ましたことがないかもしれない。千織は服を作る前に、少量の布切れを使って「たもと」に合わせてみる習慣がある。もし満足できたら、そのデザインを実際のモデルへと移すのだ。しかし、それらのデザインを先生に認められたことは一度もない。 ついさっきも、彼女はまた一人の先生に追い出された。そして、彼女は理解し始めた。先生たちが彼女のデザインを気に入らないのではなく、誰もが彼女のデザインを採用する最初の人になる勇気がないのだ。他人の偏見は、絡み合う糸よりも断ち切りにくいときがある。 「たもとはどう思う?」彼女は目の前の人形に尋ねた。「たもと」はいつも彼女のデザインに文句を言うことなく、どんな服でもおとなしく着てくれる。でも、もし「たもと」が話せたら、彼女は「好き」と言ってくれるだろうか? 先日、小倉屋から働いてみないかと誘われた。千織は小倉澪の気持ちに感謝している。一緒に裁縫を学んでいた子供たちの中で、彼女は千織のデザインをとても気に入っているようだった。 でもダメだ。千織は首を横に振り、その考えを否定した。 結局のところ、あそこは他人の店であり、他人の名前を使っている。彼女は人の家に転がり込む感覚が好きではない。 「フォンテーヌ…」と彼女はぽつりと呟いた。最近、この言葉が彼女の脳裏から離れない。まるで他人が口ずさむ、どうしても忘れられない旋律のようだ。 本によると、あそこはファッションと芸術の都。 商人の話では、あそこは娯楽が求めてられており、興味深いものであればみんなに気に入ってもらえるらしい。 千織は、フォンテーヌは遠すぎると思っていた。 辿り着くだけでも数ヶ月はかかる。しかし今、稲妻のほうがよほど遠くにあるように思えてきた。 自分のデザインはいつまで経っても人々に認められない。 「フォンテーヌ…フォンテーヌ…」彼女はまた数回繰り返した。そうすると、遥か遠い国がまた少し近くなった気がした。 「小倉屋」を真似て、彼女は「千織屋」という名を口にした。 その瞬間、心の弦が弾かれたかのように、「フォンテーヌ」と「千織屋」、この二つの音符が完璧な和音を奏で始めた。 「フォンテーヌの『千織屋』…」彼女は瞼を閉じ、賑やかな街に自分の名前を冠した看板が現れるところを思いうかべ、人々の口がそれをどう響かせるのか想像してみた。すると、急にすべての現実味が増していき、まるで本当にフォンテーヌにいて、今ここにいるのは稲妻に落とされた影でしかないように思えてきた。 彼女はすっと立ち上がり、何も言わずに家を出た。両親は驚いて顔を見合わせたが、どこか散歩にでも行くのだろうと思った。だが、千織が再び家に戻ってきたとき、すでに一部の人に別れを告げ、また別の人に宣戦布告をしてきた後だった―― 「千織」という名前は、必ず自分よりも早く稲妻に戻ってくると。彼女は自分にそう誓った。 「明日出発する」と彼女は両親に言った。あの旋律が千織を促している。フォンテーヌにいるあの自分を追いかけろと。 母は責めるように隣にいる夫を見た。その表情は見るに――この子ったら、あなたから何を受け継いだのかと思えば、その頑固な性格だったのね…と言っているようだ。 もちろん、両親は千織を止めなかった。なぜなら、彼らは知っているからだ――自分の子が何かを口にしたら、その時すでに行動は終わっているからだと。 千織が自分の部屋に戻り、荷物をまとめようとしたとき、机の上で何かが急に動いて彼女を驚かせた。 千織が作った服を見せびらかすように、「たもと」はゆっくりとぐるぐると回り、そしてキラキラとした神の目を手にしながら千織の元へと飛び込んできた。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
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タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | 私は千織、「千織屋」の店主よ。衣装のオーダーメイドならいつでも言ってちょうだい。他の依頼は…君が交換条件にする価値のあるものを持ってるかどうかによるかな。だって、お互いに与え合ってこそ商売でしょ。それから、「千織屋」内での喫煙と喧嘩は禁止よ。「お客様は神様」なんて、うちじゃ通用しないから。一般人だろうが本物の神様だろうが、規則を破って外に投げ出されたときに尻もちをつく姿勢は同じよ。 | 初期解放 |
世間話・評価 | 歩む道も、なりたい姿も、全部自分自身で決めるの。誰も私に指図なんかできないわ。 | 初期解放 |
世間話・布を裁く刃 | 布を裁つにはハサミを使うはず?そんなつまらない規則なんてどうだっていいわ。使い勝手の良い刃物を使うまでよ。 | 初期解放 |
世間話・モデル | つっ立ったまま動くつもりがないのなら、いっそ私のモデルになってくれない?綺麗な服をデザインしてあげるわ。 | 初期解放 |
雨の日… | 雨より、地面の泥水のほうが嫌いだわ。服についたらなかなかとれないんだもの。 | 初期解放 |
雷の日… | …故郷の景色を思い出すわ。 | 初期解放 |
雪の日… | 憧れの孤高…手にした瞬間に散ってしまう美しさ…雪って、「ファッション」と結構似てるわね… | 初期解放 |
砂漠にいる時… | こんな場所でどうトレンドを広げればいいのか、まったく想像がつかないわ。 | 初期開放 |
おはよう… | おはよう。朝食を用意してくれるかもなんて期待はやめてね。むしろ、もしカフェに行くなら、君のほうがついでに私にコーヒーを持って帰ってきてよ。ミルクなし、お砂糖なしでお願い。 | 初期解放 |
こんにちは… | もうこんな時間?お腹が全然減ってないのよね…作業を中断したくないから、昼ご飯は一人で行ってきてちょうだい。 | 初期解放 |
こんばんは… | 外が騒がしいわね…フォンテーヌの人たち、総出で散歩でもしてるわけ? | 初期解放 |
おやすみ… | お風呂に入ってゆっくり休もうっと。それじゃ、また明日。 | 初期解放 |
自身について・ストレート | 性格が悪いだの、話し方がストレート過ぎてすぐに人を傷つけるだの、そういう文句や陰口はよく聞くわ。でも私からすれば、誰にでもお世辞と分かる社交辞令のほうが大概よ。はっきり言って時間の無駄ね。事実を指摘されただけで傷つく人なんて、弱すぎるんじゃないの? | 初期解放もしくは好感度Lv.4後に解放 |
自身について・理念 | ブランドの理念を構想してた当初は、自分の経験から、沢山のキーワードをまとめることができたわ。だけど、その中から一つを選ぶのは本当に大変だった。どの「宝石」も自分の理念を反映している…それなのに、選べるのは自分を代表する一つだけってところが特に難しかったわね。 「絶対に屈しない」――これこそが私であり、私のブランドよ。 | 初期解放もしくは好感度Lv.4後に解放 |
試着について… | 私の目を信じなさい。この服なら君に似合うはずよ。え?こんなスタイルの服、見たことないって?ふん、それは君が今まで出会ってきたデザイナーにセンスがなかっただけでしょ。 | 初期解放もしくは好感度Lv.6後に解放 |
交換について… | 言うタイミングを逃しちゃってたけど、私は思ったことをそのまま言っちゃうタイプなの。ま、そこについてはもう慣れてるでしょうけどね。自分のやり方を変えるつもりはないから、君も私の前では遠慮せずに素の自分を見せてくれていいわよ。隠す必要なんて何もない。つべこべ言わないって約束してあげるわ。…信じられない、ですって?今まで私が約束を破ったことがあった? | 初期解放もしくは好感度Lv.6後に解放 |
「神の目」について… | フォンテーヌ人からは「雷鳴の裁錦師」って呼ばれてるの。由来は出身地よ。別に、どう呼ばれたって構わないわ。故郷に対する未練なんてないし、「神の目」だって、稲妻を出ようと決めたその時に授かったんだもの。 まあ、とはいえ、布をいくら干しても干しきれないあの場所は嫌いじゃないわ。私はただ、あそこに帰る必要性を感じないだけ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | 子供の頃の私は落ち着きがなかったから、親は私に色んなものを学ばせたわ。その中の一つが「剣道」だった。でも、ある程度学んだ頃にふと、両手にそれぞれ刃物を持ったほうが強いし、使い勝手がいいって気付いたの。ま、剣道の先生にはやめろって言われたわ。どうしてって聞いたら、主流じゃないことは「まともじゃない」んですって。その後、私は一度もそこへ稽古に行かなかったわ。今考えてみると、あの時、自分の気に入ったやり方を貫くことができて本当によかったと思う。もしかすると、私って生まれつき両手を両方とも使ってないと落ち着かない性質なのかも。 | 初期解放 |
興味のあること… | 「たもと」は私の初めての作品よ。当時はただ、自分と似たような女の子にモデルと助手をやらせようと思って作ったの。え?傍にいてくれる存在?私にはそんなの必要ないわ。 | 初期解放 |
ナヴィアについて… | 前に彼女が、変なもののデザインを山ほど「依頼」してきたことがあるの――それもすごく真剣な顔でね。例えば、操舵輪の出っ張り部分を、全部それぞれ違った王冠みたいなデザインにしてほしい、とか。当時はつい冷たい目で、そんなことをするくらいなら、君の帽子を船の形にするほうがマシよって答えちゃったわ。 私のデザインについて「時代を先取りしすぎている」なんて言う人たちは、きっとナヴィアと話したことがないんでしょうね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リネについて… | 私は秘密を隠しておけるようなハットは作れないわ。でも、彼の魔術は、それを可能にしてしまうの。あれだけの秘密を隠したハットって、被るとどんな気分がするんでしょうね。たまに気になりはするけど…私はやっぱり、考えは隠さずに言っちゃったほうがすっきりするわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リネットについて… | あの助手さん、口数は少ないんだけど、私のことをとても信頼してくれてるみたい。私って、猫に好かれやすいのかしら… | 好感度Lv.4後に解放 |
シャルロットについて… | 以前、取材のためにシャルロットが店にやってきたことがあるの。私は、別にインタビューしてもらうほどのニュースはないからいいって断ったわ。だけど、彼女が諦めて店を出ようとしたその瞬間、ある酔っ払いが店に入ってきて、騒ぎを起こして…彼女は一部始終を記録したってわけ。本当に信じられないわよね。記者がニュースを追うっていうのはよく聞く話だけど、ニュースのほうが記者を追ってくるなんてこと、あり得る? | 好感度Lv.4後に解放 |
シュヴルーズについて… | シュヴルーズとなら、会話も協力も滞りなく進められるわ。でもその反動か、彼女とのやり取りを終えて他のお客さんの相手をする時は、いつも何だかぎこちない感じになっちゃうのよね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
エミリエについて… | エミリエの香水はかなりの人気よ。うちもあそことは提携してて、試作品のサンプルを「千織屋」に送ってもらってるわ。そして届いた香水をエローフェにこっそり試着室に振りまいてもらって、顧客たちの反応をエミリエにフィードバックしてあげてるの。かなり長く続けてるけど、試着室の匂いが変だなんて言われたことは一度もないわ。それどころか、店で使ってる香水はどこで買えるのかって聞かれることばっかりよ。彼女が新しい香水を発売するたびに、私も気になって一つ買ってるの。どれも使う度に新鮮に感じられる香りで、あれは本当に天才の所業ね…感服しちゃうわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リオセスリについて… | 一部の友人や協力者から彼のことは聞いてるわ。彼のやり方には結構感心してるけど、自分のやり方を変えるつもりはないの。 | 好感度Lv.4後に解放 |
綺良々について… | 昔、まだ稲妻にいた頃、緑色の目をした猫に懐かれてたの。インスピレーションを探して外に出る度、その子は私の後をついて回ってきてた。私が持ってる布の色と模様に興味があったみたいで、機嫌がいい時は私の足にスリスリしてくることもあったわ… だから、かなり時間が経ってたけど、二本の尻尾と緑の瞳を持ったあの子を見た瞬間、あの猫だってすぐわかったわ。新鮮なものを見るときのあの目は、何年経ったって全然変わってないもの。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神里綾華について… | 子供の頃の私があんなにやんちゃじゃなかったら、神里家のお嬢様に出会う機会に恵まれることもなかったでしょうね。あれは、私が神里家の塀を乗り越えて、こっそり庭に忍び込んだ時のことだった。彼女が塀の近くに転がった毬を拾おうとこちらに駆けてきたの――私を見つけて驚いていたけど、ワクワクもしてるみたいだったわ。それで、一緒にあれこれ喋ったり遊んだりした。でも…結局バレちゃって、築き上げたばかりの友情は、私がつまみ出されたことで終わりを告げたわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
千織を知る・1 | 言わせてもらうけど、別に私、噂ほど気性が荒いわけじゃないから。私はただ、くだらないことで時間を無駄にしたくないだけなの。でも何故だか知らないけど、私の周りじゃ「くだらないこと」が後を絶たないわけ。そのせいで、私の評判もどんどん悪くなってきちゃったのよ…まったく、風評被害っていうのはまさにこのことよね。 | 初期解放 |
千織を知る・2 | 子供の頃からお説教されるのは嫌いだった。「規則」っていうのが大嫌いで、どうしても逆の方向に行きたくなるって時期もあったわ。ひねくれた性格のおかげで散々ひどい目にも遭ったけど…年を取るにつれて、段々分かってきたの。「規則」っていうのは、全部が全部悪いものってわけでもないってね。私が本当に嫌っていたのは、自分の思う通りに決定できない感覚のほうだったのよ。 | 好感度Lv.3後に解放 |
千織を知る・3 | 子供の頃の一番の楽しみは、故郷の夏祭りだったわ。夏祭りでは、みんな一番綺麗な服を着て外へ行くの… 帯にぶら下げる色とりどりの水風船、どう頑張ってもすくえない金魚、甘すぎるりんご飴、それから「長野原」の花火…お祭りは楽しいけど、家に帰った後は、いつも何だか物足りない気分がしてた。今になってやっと分かったけど、きっと、観客側に立つだけじゃ満足できなかったのよね。 花火といえば、みんながすぐ「長野原」を思い出すみたいに、いつかはお祭りに着る服といえば「千織屋」の服だって、みんなに認めさせたいわ… ふぅ、考えてみただけで、やる気が溢れてきちゃった。よし、店に戻って服を作ってくるわ! | 好感度Lv.4後に解放 |
千織を知る・4 | 仕事の時は仕事に専念するけど、今を楽しむのも好きよ。時間のある時は、食べ物を手に景色のいいところを見つけて静かにお昼寝したり、お気に入りの音楽を聴きながらゆっくり夜の眠りを楽しんだり…友人を呼んでみんなでわいわいお喋りしながら、思う存分食べて飲んでパーティを楽しむこともあるわ…何をするかはその時の気分で決めるの。トレンドが今この瞬間にしかないのと同じように、私も今この瞬間を生きていたいわ。――どう?君も今夜は私と出掛けて、一緒にのんびりしてみない? | 好感度Lv.5後に解放 |
千織を知る・5 | 稲妻のお菓子や、あっさりしたご飯が好き…故郷の布の触り心地が好きだし、一日の終わりにお風呂につかるのも好き…でも、フォンテーヌの優しい海の水や、美しい海景色も好きなの… 私って結局、過去の影響からは抜け出せないのかもって、今日のすべては運命で決まってたことなのかもって、よく考えちゃうわ。 でも答えは分からないままでいい…私は、今を生きているんだもの。過去のすべてが今の私を形作ってるんだとしても、未来をどうやって歩んでいくかは、自分で決める。誰にも変えられやしないわ。 | 好感度Lv.6後に解放 |
千織の趣味… | 私は仕事を通じて夢を追い、趣味を通じて自由を探しているわ。毎日好きじゃないことをやるなんて、一体何の意味があるの? | 初期解放 |
千織の悩み… | たまに悩むわ…夢を追い求めてても、思った以上に進展は遅いのよ。一体いつになったら、私のブランドを世界中に広められるんだろうって、考えちゃう。でも、折り合いをつけて現実と妥協するつもりもないんだから、悩んだって何の意味もないでしょ?そんな時間があるなら、服でも作ったほうがマシよ。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | 子供の頃に食べた稲妻のお菓子が忘れられないわ。でも、食べる喜び以上に、私はお菓子作りの過程を楽しんでた。もし布がお菓子よりも色合いや変化に富まないものだったら、この世にお菓子職人が一人増えてたかもね。 | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | ハギスみたいな、味の濃い料理は苦手だわ。道を歩いている途中でいきなり岩フライムの泥攻撃を喰らって、顔が泥まみれになったみたいな感じがするんだもの…この説明なら分かるでしょ? | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | うん、なかなか好きな味よ。次もこういうのをお願いね。安心して、お返しはちゃんとするから。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 悪くない腕じゃない。仕事が終わった後、店でゆっくり味わうのにちょうどいいわ。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | 嫌いな味だわ。次はもっとあっさりしたものにしてくれる? | 初期解放 |
誕生日… | お誕生日おめでとう。クイズの回答者になるつもりはないから、欲しいプレゼントがあれば直接教えて。何?ストレートすぎるって?分かったわ。じゃあナヴィアと綺良々たちを呼んで、さらに君の友達を何人か集めて、夜に「千織屋」でパーティを開きましょ。他の人のプレゼントを参考に、君に似合うアクセサリーをその場で作ってあげる。絶対に気に入ってもらえるって自信があるわよ。 | 初期解放(※) |
突破した感想・起 | …ダメだわ。ありきたりすぎるのよ。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | …まあまあかな。でも、やっぱり人目を惹きつけるような要素が欠けてるような… | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | …よし、求めてたものを捉えられた気がする。 | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 手が震えたりはしないわ。私はその道のプロなんだもの。でも、確かに…鼓動はちょっとうるさいかもね。作品が完成するまで、ずっと付き合ってくれてありがとう。この作品は私にとって本当に重要な意味を持つものよ。これでこの先の道も、もっと自信を持って歩けそう。 | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | たもと。 | |
次。 | 固有天賦「量体裁衣」後続効果「織錦」の発動は関係ない | |
手伝って。 | ||
元素爆発 | ファッションは、私が定義する。 | |
絹のような弱さね。 | ||
紅に染まって散りなさい。 | ||
宝箱を開ける | ふん、作りはまあまあね。私ならもっといいものを作れるわ。 | |
へぇ、こういうのが好きなの? | ||
ふーん…参考にしてみるわ。 | ||
HP低下 | 服が破けたじゃない… | |
いい加減に…ッ! | ||
ちょっと「躾」が必要みたいね… | ||
仲間HP低下 | 強がらないでよね。 | |
死装束は縫わないわよ。 | ||
戦闘不能 | 仕上げを…間違えたかな… | |
負けなんか認めないわ… | ||
私のブランドが…まだ… | ||
ダメージを受ける | この程度? | |
重ダメージを受ける | センスのないやつね… | |
よくも私を怒らせたわね… | ||
チーム加入 | ようこそ「千織屋」へ。 | |
オーダーメイドの依頼? | ||
インスピレーションを探しに行きましょ。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
綺良々 | 千織お姉さんは私にとっても優しいんだよ。前はよく外で布の作り方や色合いを研究してるのを見かけたなぁ。でも、わたしが布を引っ掻いてそれを破いちゃうかも知れないっていっつも心配してた。すっごく綺麗な布だから、引っ掻いたりなんかしないに決まってるのにね。今、千織お姉さんはフォンテーヌで店を開いてるんだけど、時々荷物の配送を頼んでくるの。へへっ、今着てるこの服は、千織お姉さんが仕立て直してくれたやつなんだよ。 |
シャルロット | 「千織屋」を細かく観察したことがあるわ。店内にはフォンテーヌの貴婦人や、評判を聞いて駆けつけてきた外国人観光客以外に、見るからにやばそうな人もしょっちゅう来てるの!顔に傷跡があってムキムキな人もいれば、覆面で懐に刀を携えてる人もいる…でも、彼らは手にお土産らしきものを持っていて、礼儀正しく丁寧なの。えっと…態度の悪い人は、ぶっ飛ばされて出ていくからね。私はその瞬間を撮ったことがあるわよ! |
シュヴルーズ | 千織が揉め事を処理する方法は、些か過激だ。だが、彼女は独自の手段とコネで何度も特巡隊に情報を提供してきた。「お返し」として、彼女が誰かを店から追い出したり、悪質なライバル店を懲らしめたりしても、私は目をつぶっている。あとになって調べると分かるのだが、理にかなっているのはいつも千織のほうだ。彼女はただ、無駄口を叩くのを億劫がっているだけなんだろう。 |
ナヴィア | 彼女はフォンテーヌのファッション界に異国の風をもたらしたファッションデザイナーなんだけど、裏で棘薔薇の会のこともかなり助けてくれたの。あたしの斬新な発想にかなりのインスピレーションをもらった、って言ってくれたこともあるんだから。あたしの彼女への理解からすると、あれはお世辞なんかじゃなかったはず。でも、十メートルもあるシルクハットを作ってって頼んだときは、きっぱり断られちゃったんだよね。はぁ…お店の前に飾ったらすごく目立つ宣伝になると思ったのに! |
リネ | お世辞は彼女に通用しない。真に見る目のある者だけが、彼女に認められるんだ。彼女が僕のことをどう見てるかって?その質問はちょっと傷つくなぁ。僕は見る目があるうえに、みんなに対して真摯に向き合ってるじゃないか。 |
リネット | 私とリネが公演で着ているコスチュームは、彼女のオーダーメイド品なの。けど前にリネがナイフを使ったマジックを披露した時、うっかり袖口を切っちゃって、彼女にこっぴどく叱られたわ。それはもう長々とね…本当に怖かった。幸い、彼女の店に行く時はいつも、リネの背中に隠れることができるけど。 |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
設置型の元素スキルによってコンスタントに高火力を出せる岩元素サブアタッカー。
元素スキルで人形の「たもと」を召喚し、控えからも継続的に岩元素ダメージを与えてくれる。
元素スキルの後に、スキルボタンをもう一度押すか通常攻撃をするかでさらなる効果を得られる。前者の場合はチーム内の次のキャラクターに交代して元素スキルを発動したときの切り上げ攻撃と同じ倍率の追撃を2回出してくれるようになり、後者の場合は千織の通常攻撃が5秒間岩元素に変化する。
さらに、岩元素創造物があると「たもと」が追加で一体召喚され、千織の岩元素ダメージにバフがかかるという天賦も持っているため、鍾離などの創造物を召喚できる岩元素キャラクターを同時に編成するといいだろう。
フォンテーヌのファッションリーダーらしく、華麗に戦闘を繰り広げ、チームを導いていこう。
特徴
- 優秀な設置物
千織の醍醐味は「たもと」という設置物による控えからの火力出し。アルベドの擬似陽華と似たような性質だが、あちらと違い破壊される心配がなく、かつ単発の火力もより高くなっている。
- 高い探索能力
元素スキルは長押しすることで任意の方向へ飛ぶ突進攻撃となる。
刻晴、アルハイゼンと同様のタイプだが、彼女達よりも更に高い位置を指定出来、飛距離も長い。
更にスキル発動後、空中でキャラチェンジが可能という現状では唯一無二の性能を誇る。
スキルのクールタイムは長いものの、下記疾走効果と合わせて探索面では非常に活躍する。
また、完凸するとクールタイムは刻晴よりも短くなり、縦横無尽にフィールドを駆け巡ることが出来る。
- 便利な疾走効果
千織の天賦3は移動速度上昇。発動条件が非常に緩く、なんとチーム内の誰かの風の翼orコスチュームを変更するだけでよいため、実質無条件に等しい。
同様の効果を持つロサリアやディシア、嘉明は昼夜どちらかのみ発動という制限があるが、こちらは昼夜問わず常に発動するので、完全上位互換の効果といえる。
- 高い育成コスパ
千織のスキルと爆発は攻撃と防御をいずれも参照する珍しい天賦。
攻撃よりも防御の参照率の方が高くなっているため、使いどころの限られるメインOPが防御力の聖遺物を活かしやすい。
武器に関してもレア度で差のつきやすい基礎攻撃力の影響が少なく、スキルで即キャラチェンすることから星3武器の「黎明の神剣」との相性が良い。モチーフ武器である「有楽御簾切」を除き、他の星5武器と比較しても火力差がほとんどない。
ただし防御力は攻撃力と比べてキャラレベルに依存する部分が大きい為、戦力にするなら最終的にレベル90まで上げたいところ。
注意点
- 岩創造物が出せないと火力が低下する
「たもと」で効率良く火力を出すには岩創造物の設置が必須。現状で岩創造物を設置できるのは岩主人公、凝光、鍾離、アルベド、荒瀧一斗の5名。岩創造物も参照。
実戦紹介ではナヴィアとのコンビが描かれていたが、残念ながら無凸千織との相性は微妙になる。
ただし千織を1凸させることで「岩創造物縛り」が「岩キャラ縛り」へと緩和する。
- 味方への支援能力は一切ない
千織の天賦・凸効果は全て自身の火力を上昇させることに費やしている。
完全なサブアタッカーキャラで味方へのバフ・敵へのデバフが全くないのは珍しい。
運用
基本的には完凸未満であれば岩元素二人以上を編成したサブアタッカー運用が推奨される。
完凸であればメインアタッカー運用が可能となる。
なお、どちらにおいてもメインのダメージソースはスキルとなる。
- サブアタッカー型
元素スキルにより「たもと」を召喚し、再度元素スキルボタンを押して「織錦」を発動しつつ後続キャラに交代する。
「たもと」による攻撃をメインにした型。
- メインアタッカー型
元素スキルにより「たもと」を召喚し、通常攻撃や元素爆発、ダッシュキャンセルなどで「裁錦」を発動しそのまま千織で攻撃する。
千織自身の通常攻撃と、「たもと」の攻撃によってダメージを稼ぐ。
完凸未満では千織の岩元素付与を維持出来ず、火力も控えめになりがち。
- ドライバー型
「裁錦」で岩元素付与された通常攻撃を行いながら、味方の追撃をトリガーする型。
千織は片手剣の岩元素キャラクターであるため、攻撃速度が比較的速く、中断耐性を片手剣の初期値+結晶反応で補えることで、追撃回数を確保しやすい。
また、悠久の磐岩4セットの効果を無理なく発動することもできる。
追撃を活かしやすい組み合わせとしては水元素チームの行秋+夜蘭、岩元素チームの雲菫+ゴロー+アルベドor夜蘭、激化チーム*1のナヒーダ+フィッシュル+八重神子orドリーなどが挙げられる。
現状のキャラや装備の環境では決して強い型ではないが、千織を出場させて戦いたい人には選択肢の一つ。
天賦
通常攻撃・心織刀流
元素量: 1U 特性:
二刀流による4段の攻撃。
固有天賦「量体裁衣」開放後は、元素スキル後に通常攻撃をする(または入力なし)ことで5秒間の岩元素付与を獲得する。
ただし、元素スキル・元素爆発は攻撃力+防御力を参照し、防御力を上げた方がダメージを伸ばしやすいが、通常攻撃は攻撃力のみ参照なのでダメージを伸ばしづらい。
完凸時は通常攻撃ダメージが常に防御力の235%分アップするようになり、一転して高いダメージを出せるようになる。
ダメージの大部分が防御力参照のため、天賦レベルを上げても完凸時のダメージはあまり上昇しない。
また、1段目~4段目の間で与えるダメージはほぼ一定になりがちで、2ヒットする3段目でダッシュキャンセルするのが最もDPSが高くなる。
だからと言って4段目に使い道がなくなるわけではなく、敵を強く怯ませたり軽い敵を吹き飛ばしたり、キャンセルしない事によるスタミナの節約が出来るため十分に有用。
右手に装備武器、左手に独自の脇差を持ち、
右刀で振り払い(1hit)→両方の刀でそれぞれ振り払い(1hit)→右刀突き&左刀突き(計2hit)→身を翻しながら飛び上がり両刀でクロス斬り(1hit)を行う華麗なモーションである。
また、重撃モーションは刻晴とほぼ同速度でのループが可能かつほぼ後退もしないため定点攻撃が可能だが、完凸効果は通常攻撃のみダメージアップのため重撃は強化されない。要注意。
重撃の天賦倍率は刻晴ほど高くなく、ほぼアルハイゼンと同等。
羽袖一触 (元素スキル)
「たもと!」
CT: 16秒 「たもと」継続時間: 17秒
元素粒子生成: 1~2個 元素量: 1U 特性:
突進し、斬り上げ攻撃を行うと同時に自動攻撃を行う人形「たもと」を召喚する。
斬り上げ攻撃と「たもと」のダメージは千織の攻撃力+防御力参照だが、防御力の方が寄与が大きい。
長押しで突進位置を調整できる。長押しで発動すると必ず空中に突進し、地面との距離を問わず落下攻撃に派生させられる。アルハイゼンと同様の挙動だが飛距離が長い。
固有天賦「量体裁衣」により、斬り上げ攻撃直後にスキルを使うと「織錦」が、通常攻撃を行うor何もしないと「裁錦」が発動する。
- 「織錦」が発動すると、次のキャラへと交代するとともに、「たもと」が通常攻撃・重撃・落下攻撃に連動して2回まで連携攻撃を行うようになる「当意即妙」効果をチーム内のキャラ全員に付与する。
スキルボタンを3回押すと、千織突進→切り上げ&たもと設置→キャラチェンジ→次のキャラのスキル、までスムーズにつながるお手軽仕様。
キャラチェンジCTの影響を受けることもない。
交代先は次のキャラ(編成画面で右隣。千織が右端の場合は左端のキャラ)固定なので、交代先を想定して編成順を考えておく必要がある。
キャラチェンジは長押し時の空中でも発動できる。チェンジ後のキャラが魈や楓原万葉など空中でスキルを使用可能なキャラだった場合そのままチェンジ後のキャラで空中スキルを使う事も可能。
特に万葉は千織スキルで高所移動→そのまま万葉スキルでジャンプとつなぐ事で一気に高さを稼げるため非常に便利。
他に交代できるキャラクターがいない場合、交代はしないが「当意即妙」効果は付与される。連携攻撃の威力は初段の斬り上げ攻撃と同じ。攻撃範囲は広く、多くの敵を巻き込んでダメージを与える事が出来る。
当意即妙が付与されているキャラクターにはお洒落な花のエフェクトが付く。
「当意即妙」は千織のダメージソースの主軸になるため、意識して2回分しっかりと消費していきたい。
千織単騎の場合、完凸であったとしても当意即妙による強烈な瞬間火力・範囲火力が有利に働くことも多い。上手く使い分けよう。
- 「裁錦」では5秒間の岩元素付与を獲得する。
スキルのCTに対して付与時間が短い、千織の通常攻撃は防御力を参照しないという理由により、基本的にはこちらを発動させる恩恵は少ない。
完凸している場合はメインのダメージソースにできる。逆に完凸していない場合は基本的に「織錦」の当意即妙の追撃2回の方が強い。
- 「たもと」
- 3.6秒ごとに近くの敵へ岩元素範囲ダメージを与える。ダメージは攻撃力+防御力をリアルタイムで参照する。
継続17秒中の攻撃回数は5回。召喚時即座に1回目の攻撃が入るため最速では15秒弱で攻撃は終了する。CT終了直後に再召喚すれば発動間隔を若干縮めることが可能。
千織の斬り上げ攻撃時に1体、岩元素創造物が既に存在するまたは新たに創造された時に追加で1体召喚される。
味方に限らずヒルチャールシャーマンや無相の岩などのエネミーによる岩元素創造物でも「たもと」は追加召喚される。
一部のフィールドや敵へのめり込みによって岩元素創造物が即時に消えてしまう場合も「たもと」は召喚できる。
1凸すると、岩元素創造物に関係なく、チーム内にもう1人岩元素キャラがいれば斬り上げ攻撃時に「たもと」を2体まとめて召喚するようになる。
2体の「たもと」の継続時間、元素付着CTは独立している。
「たもと」自身は岩元素創造物ではなく、破壊されることもない。
元素粒子は攻撃命中時に確定で1個、低確率で2個発生する。攻撃間隔と同等の粒子生成CTがあり、「たもと」が2体いても粒子生成量が増えることはない。
また、上記を利用し再召喚で攻撃間隔を縮めた際は粒子生成CTにひっかかってしまい粒子生成が行われず粒子生成数が減ってしまうため注意。
キャラクターで押したり風元素キャラで吸引することによって位置を動かせる。継続ダメージと比較すると斬り上げ&連携攻撃の威力は1.82倍程度。
「たもと」1体の時のスキル総火力は継続ダメージ約10.46回分で、2体の時は約15.46回分。比較すると約1.48倍になる。
2体時の総火力を基準とした場合、「たもと」2体→1体での総火力への影響は約0.68倍(32%減)となる。
二刀の型・比翼 (元素爆発)
「紅に染まって散りなさい。」
エネルギー: 50 | CT: 13.5秒
元素量: 2U 特性:
威力、範囲ともに優れた単発攻撃。スキルと同じく千織の攻撃力+防御力を参照する。
ただし、それ以外の性能は1凸以下では一切持っておらず、非常に単純明快なダメージソースとして機能する。
必要エネルギーはナヒーダに続く二人目の50族であり、(パーティ次第ではあるが)メインアタッカー運用であればCT毎に放つことも可能。
ただし、完凸していない限りは待機していることが多く、やや溜まりづらい。
千織の聖遺物が劇団4セットなどの場合ダメージは低くなりがちだが、2凸以上ではスキルダメージが加わるため撃ちやすくなる。
探索において水晶の耐久を7割ほど削ることができる。スキルからの落下攻撃を併用すればちょっとした鉱石割り要因としても採用可能。
量体裁衣 (パッシブ1)
元素スキル使用後、再度元素スキルボタンを押すか通常攻撃ボタンを押すかで異なる効果を発揮するようになる。
・元素スキルボタン: 次キャラクターに交代し、「たもと」が2回まで連携攻撃を行う
・通常攻撃ボタン : 5秒間の岩元素付与を獲得する
詳細は元素スキルの項目へ。
錦上添花 (パッシブ2)
チームメンバーの誰かが岩元素創造物を作ると、千織の岩元素ダメージ+20%。継続時間20秒。
1凸すると他の岩元素キャラクターがチームにいる場合は元素スキル発動時に発動するようになる。
「たもと」を2体出す運用ならばこの天賦も自然に有効になると思って良い。
衣香襟影 (パッシブ3)
デフォルト以外のコスチュームまたは風の翼のキャラがいる時、チーム全員の移動速度+10%になる。探索ではとても便利な天賦。
条件は非常にゆるく、千織自身の風の翼を変えておくだけで常時満たせる。
なお、時間指定で移動速度がアップするロサリア、ディシア、嘉明などの天賦と組み合わせても移動速度+20%にはならない。
命ノ星座
1凸は2体目の「たもと」の条件が岩元素創造物を出すことから岩元素キャラの編成に緩和され、組める編成の幅が広がる。
その他は順当にサブアタッカーとしてのダメージと手数が強化され、6凸では強力なメインアタッカー運用が可能になる。
人形の召喚数を増やすような効果が揃っており、凸が進むにつれて戦場が賑やかになっていく。
- 第1重・正絹六通
「たもと」の攻撃範囲が+50%。
また、編成に千織以外の岩元素キャラクターがいる場合、スキル発動時に岩元素創造物が存在する場合と同じ効果(「たもと」の追加召喚と固有天賦による千織自身の岩元素ダメージバフ)を発動する。
「たもと」の追加召喚数自体は増えないので、「岩元素創造物が必要」という条件が「岩元素キャラクターをもう一人編成する」だけで良くなり、縛りが緩和されるものと見なしてよい。
- 第2重・落染五色
元素爆発使用後、「きぬ」を召喚する。継続時間10秒。
「きぬ」は「たもと」を半透明にしたような見た目で、効果中は攻撃を行うか3秒経過ごとに自身の付近に再設置される。
攻撃回数は最大3回。
与えるダメージは「たもと」の自動攻撃ダメージの170%相当であり、連携攻撃(約182%)より若干低い程度。
「きぬ」による攻撃も元素スキルダメージとして見なされるため、スキルダメージ特化の聖遺物編成をしていても安心。
元素爆発を含む合計倍率は天賦レベル10で攻撃力815.5%+防御力1520.5%となり、必要エネルギー50族としては破格の数値になる。
- 第4重・衣裁三礼
元素スキル発動後、フィールドにいるキャラクターの通常攻撃、重撃、落下攻撃の命中時に「きぬ」を召喚する。継続時間8秒。
「きぬ」は2凸効果で召喚するものと同じなため、ほぼ連携攻撃が1つ増えるようなものと思ってよい。
「きぬ」は攻撃後すぐに消え、発動は15秒ごとに3体まで。
祭礼や完凸効果で15秒以内に再度元素スキルを使用した場合、2回目の元素スキルに本効果は発揮されない。
- 第6重・万理一空
効果は大きく分けて二つだが、どちらも戦闘・探索両面で非常に大きな恩恵を得ることが可能。- 元素スキル発動後、画面の印が消えたタイミングで元素スキルのクールタイム-12秒。
元素スキルのクールタイムが単純に4秒になり、探索性能も更に上昇する。
「固有天賦「量体裁衣」の後続効果を発動した後」という表記は「織錦」と「裁錦」のどちらでも適用される。
「裁錦」では常時岩元素付与状態で戦えるようになるため、完全なメインアタッカー運用が可能となる。
当然、これまでのサブアタッカーとしての性能を維持しているため、単体としての性能は著しく上昇する。
また、通常のクールタイムは変化していないため、クールタイム短縮は16秒から計算される。風共鳴だけでもクールタイムはわずか3.2秒まで短縮される。
元素スキル発動後に「織錦」、「裁錦」以外の効果を発動した場合は短縮されない。(戦闘不能やスキルを経由しない他キャラクターへの交代など)
- 通常攻撃によるダメージに千織の防御力の235%が加算される。
重撃や落下攻撃には乗らないため注意が必要。
これは岩元素付与でなくても発動するため、岩元素を無効化する相手であっても物理で5桁ダメージを連発し、そのまま倒し切るほどの火力を得ることが出来る。
更に完凸ベネットなどと組ませて他の元素付与を行うことも可能で、元素スキルのクールタイム短縮と合わせて火魔女や沈淪などの聖遺物も持たせられる。
表に出続けることが出来るため、リアルタイム参照のスキルダメージにゴローなどのバフを乗せることが出来るため、パーティ単位で見ても編成幅は大きく広がる。
基本的には各種キャンセルはダッシュで行う。
限定的な条件以外では重撃を使う場面は消滅し、更に合間にスキルがダッシュの代わりに挟まるため、スタミナには余裕が出来やすい。
通常攻撃最終段は発生が遅い上に威力の差がほとんどなくなってしまうためあまり出番がなくなる。
ただし攻撃範囲は広く、更に強いノックバックがあるため、敵をのけぞらせたりさせるのに便利。
元素爆発については2凸効果、5凸効果のおかげで十分な威力を持っているため、メインアタッカー運用でも有用。よほどの事がない限り撃った方が良い。
また、あまりにも強烈な凸効果のため忘れがちだが本分である強力なサブアタッカー性能は健在。
むしろサイクルを回すに当たってメインアタッカーでありながら裏から高火力を発揮し続ける事が出来る。近い存在としては2凸胡桃か。
各種バフが尽きるタイミングで「織錦」で交代し、場合によってはサポーターでも通常攻撃で少し殴っておき、「当意即妙」を消費したい。
- E→N3D×2→E…
スキル→[通常攻撃3回→ダッシュ]×2→スキル…
通常攻撃3段目で2ヒットしたのを確認したタイミングでキャンセル、というのを2回繰り返し、最後はダッシュでなくスキルでキャンセルを行いループする。
完凸千織で最もDPSの高くなるコンボ。
元素スキルのクールタイムにキャンセルタイミングが噛み合い、入力も覚えやすく楽なので基本的にはこれで十分。最速ならば時間は少し余裕が出来るため、最後は4段目まで発生しても良い。
また、これを2ループするとスキルを当ててから1秒ほどでゴローのスキルなどのバフが切れるため、そのまま「織錦」で交代出来るなど戦略上の利点も大きい。
- E→N3D×2→E×2→N3D×2→E…
スキル→[通常攻撃3回→ダッシュ]×2→スキル×2→[通常攻撃3回→ダッシュ]×2→スキル→…
上記N3D×2のコンボのあと、スキルボタンを素早く2回押して「織錦」を発動する。
単騎で最もDPSの高くなるコンボ。
一部物理ダメージが入ってしまうものの、「当意即妙」による2回分の追撃ダメージが上乗せされるため、殆どの場面で上記コンボを上回るDPSを発揮する。
操作は複雑になり、特にスキルボタン2連押しから通常攻撃に素早く繋げる難易度が高く、入力はシビア。ただし幸い入力ミスをしても「裁錦」が発動する。
ほぼ最速入力であれば「織錦」発動直後の通常攻撃3段目までは岩元素で殴る事が出来るため、ここが入力精度の指標となる。
総じてコンボ難易度は高いが単騎運用する場合は見た目も上手ぶれ、動画映えするため是非習得したい。
- (N3→E)×6
[スキル→通常攻撃3回→スキル]×6
重雲と組ませた場合の高速コンボ。
実質的なクールタイムは1.6秒まで短縮されるため、凄まじい頻度でスキルを放つ事が出来る。たもとの追撃もその都度発生する。
通常攻撃が氷付与されるがスキルが占めるダメージが大半となるため、決してネタには出来ない強さを誇る。
3段目をスキルでキャンセルする際はしっかりと2hit確認すること。
- (N2→E)×8
[スキル→通常攻撃2回→スキル]×8
重雲に加え、更に風共鳴と組ませた場合の爆速コンボ。
クールタイム0.8秒とあまりにも速すぎて、最速でスキルを行うと2段目が敵に当たらない。次!お前って本当にせっかちだな
また風共鳴を入れる都合上、岩キャラを入れる余地がなくなるためDPSは凄まじく落ちる。
そのためこちらは完全にネタ運用で、あくまでも高速戦闘をして遊びたい人向け。
- E→N3D×2→E…
- 元素スキル発動後、画面の印が消えたタイミングで元素スキルのクールタイム-12秒。
ビルド
武器
片手剣はアタッカー装備が豊富な武器種だが、千織に合致する武器は多くない。
いわゆるモチーフ武器の有楽御簾切を除けば多くの次点候補は同程度であり、逆に選択肢が多いとも言えるだろう。
- 有楽御簾切 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ88.2% / 効果:通常攻撃と元素スキルダメージアップ、チーム内キャラクターが岩元素ダメージを与えた後上記効果が2倍、防御力アップ]
千織と同時実装された、会心ダメージとダメージバフに大きく長けた片手剣。
通常攻撃と元素スキルを用いて立ち回るサブアタッカーである千織にはベストマッチの一振りで、他の武器と比べても頭一つ抜けた相性を誇る。
片手剣はアタッカー向けの武器が多いものの、2番手以下の代用武器と比較しても120%前後の火力を安定して出すことができる。
高い倍率を持つ元素爆発へのダメージバフが無いのが残念といえば残念。
- 磐岩結緑 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心率44.1% / 効果:HP上限アップ。HP上限をもとに攻撃力アップ]
片手剣アタッカー御用達の汎用武器。
有楽とは逆に高い会心率で火力を支え、やや恩恵は低めだがHP参照の攻撃力アップもスキル等の火力向上に繋がる。
2番手武器ながらも有楽と比較すると約80%のダメージに留まり、相対的に有楽の価値が落ちるフリーナ併用時でも90%弱と差は大きい。精錬が進む事に2,3%ずつ差が縮む。
千織の突破ステータスは会心率であり、聖遺物による会心ダメージ厳選の難易度がやや上がる点は注意が必要。*2
- 霧切の廻光 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心ダメージ44.1% / 効果:全元素ダメージアップ、通常攻撃で元素ダメージを与えた時/元素爆発発動時/元素エネルギーが100%未満の時に3層まで自元素ダメージアップ]
会心ダメージOPを持ち武器効果で元素ダメージバフを得られる武器。
高い基礎攻撃力は千織においては恩恵が低めで、その分会心ダメージの値が低い点は嬉しくない。
完凸未満のサブアタッカー運用では「織錦」による高倍率の連携攻撃をしたいため、武器効果は2層以下での運用になる点に注意。
メインアタッカー運用の場合は「裁錦」で通常攻撃に岩元素を付与できるため、元素爆発と元素スキル→通常攻撃のコンボを組み合わせることで武器効果を3層に出来る。
ただし、3層発動時でも磐岩結緑に並ぶ程度であり、持たせられるのであればそちらをより優先したい所。
- 萃光の裁葉 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ 88.2% / 効果:会心率アップ、通常攻撃で元素ダメージを与えると元素熟知をもとに通常攻撃と元素スキルのダメージアップ]
- 静水流転の輝き (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ88.2% / 効果:装備者のHPが増減するとき元素スキルダメージアップ。チーム内他キャラクターのHPが増減するとき装備者のHP上限アップ]
有楽御簾斬と同じ高い会心ダメージを持つが、千織にとって武器効果が活かしにくい。
翠光は千織の元素熟知が高い状況、静水は侵食つきの攻撃を繰り出してくる敵との戦闘のときやフリーナ併用時などのHP増減が発生する状況で強みを発揮する。
効果が発動さえすれば上記妥協武器に勝るもののどちらも限定的。
実用にはやや不向きであり優先度が低いため、星4星3武器を持たせた方が無難。
- シナバースピンドル (★4/イベント) [基礎攻撃力:454 サブOP:防御力69% / 効果:元素スキルダメージが防御力の40~80%分アップする。]
類似した性能を持つアルベドの最適武器の1本であり、当然千織に持たせても十分な働きをしてくれる。
ただし、武器効果は1.5秒に1回である点に注意が必要。
2体目の「たもと」や固有天賦の追撃など、元素スキルの手数が多い千織だとすべての攻撃に武器効果を乗せることはできない。
それでも武器効果自体は強力であり、上記星5武器に匹敵するポテンシャルを持つ優秀な武器。
イベント武器のため、Ver4.5現在、新規入手不可。
- 狼牙 (★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:元素スキルと元素爆発のダメージアップ。元素スキルまたは元素爆発が敵に命中したとき対応する攻撃の会心率アップ]
高い倍率を持つ千織のスキルと爆発を強化できるが、武器効果の会心率バフは控えにいる時は発動できない。
千織は強制キャラチェンジという特殊仕様を持つため、フルスペックでの運用は期待しない方が良いだろう。
それでも会心率とダメージバフだけで千織への貢献度は高く、装備させる価値のある1本。
- 祭礼の剣(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:元素チャージ効率61.3% / 効果:元素スキルがダメージを与えると確率でCTリセット]
高い元素チャージ効率OPと与ダメージ時のスキルCTリセット効果を持つ星4片手剣。
他の武器に比べると火力関連のステータスは低くなってしまうが、千織のスキルCTは長めであり、たもとの置き直しもできないため、取り回しの改善効果は実感しやすい。
1回目のスキルで「裁錦」を発動して岩元素通常攻撃、その後もう1度スキルで「織錦」を発動して交代という使い方も可能。低凸で千織を表で出来るだけ長く戦いたい人には有用な選択肢にもなる。
- 黎明の神剣 (★3/祈願) [基礎攻撃力:401 サブOP:会心ダメージ46.9% / 効果:HPが90%以上の時会心率アップ]
全武器中でもトップクラスの会心スコアを誇る異色の星3武器。
基本的に控えに回る千織はHPを損耗しにくく、武器効果を維持しやすい。基礎攻撃力は低めだが、単純に会心をバランスよく高く盛ることができるため強力。
総合性能としては無凸の磐岩結緑よりも少し弱い程度なので入手しやすい武器ながらコスパも良好。
上記以外の星4武器を強化するなら、この武器を強化する方が入手難易度でも強化素材*3の面でもこちらを推奨。
一方で控えにいてもHPが減少する浸食やフリーナ採用時では武器効果の維持が困難であることに注意。
聖遺物
千織のメインダメージソースである元素スキル・元素爆発は攻撃力と防御力を両方参照する天賦だが、より火力貢献度が高いのは防御力である。*4。
従って、基本的な防御参照アタッカーと同じく防御力と会心を見据えて育成をすれば良い。
特殊な点を挙げるなら、サブステータスに攻撃力%がつく事がメリットとなる点、妥協として攻撃メインが選択肢に上がる点だろう。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 防御力% 攻撃力% | 岩元素ダメージ 防御力% | 会心ダメージ 会心率 |
サブ効果 | 会心系>防御力%≧攻撃力%>攻撃力・防御力固定値=元素チャージ効率>その他 |
- 黄金の劇団4 (元素スキルダメージ+20%/ 元素スキルダメージ+25%、装備者が待機中さらに+25%)
元素スキルダメージに特化した聖遺物。
ダメージバフに乏しい千織の火力を効果的に伸ばすことができる。
オフフィールドダメージディーラーとしての特性を最大限活かすならこれで良い。
有楽御簾切を装備させた場合はダメバフを大きく盛れているので、スキルダメージは岩ダメ杯でも防御杯でもほぼ同水準。
ただしそれ以外の武器を装備させたり、元素爆発を重視したりなどの状況では依然岩ダメ杯が最適である。
2秒以上の出場でバフが切れてしまうため、「裁錦」効果の岩元素付与を活かす運用には不向き。
- 華館夢醒形骸記4 (防御力+30% / 岩元素攻撃命中時あるいは待機中に防御力&岩元素ダメージ+6%、最大4重まで)
防御力を大きく伸ばせる上に岩ダメージバフももらえる、防御参照岩元素アタッカー専用の聖遺物。
岩元素攻撃を行うもしくは控えにいることで4セット効果を発動できるため、千織にとっては維持が容易。
高倍率の元素爆発や、僅かながら「裁錦」効果にも恩恵があり、千織の総合的な火力を伸ばせるセットと言える。
黄金4と比較するとダメージバフが貧弱なため、杯は岩ダメ一択。
また、メインアタッカー化が可能となる完凸時にはこちらが最適となる。
他キャラクターとの相性
味方への支援能力を持たない純粋なサブアタッカー、更に元素反応が結晶反応のみのため、文字通り誰とでも組める。
空いた枠に入れるだけでも十分に仕事をしてくれるが、千織ならではの編成を組むなら岩元素創造物を出せるキャラ(1凸以降は岩元素キャラ)を入れたい。
一方で完凸ではこれまでの強力なサブアタッカー運用をこなしつつ、メインアタッカーとしての性能も追加されるため編成幅が広がる。
岩元素創造物を出せるキャラクター
無凸では岩元素創造物を用意することで千織の性能をフルで発揮することが出来る。
ただし、岩主人公と凝光以外はすべて限定星5キャラであり、選択肢は限られている。
一部のフィールドや敵の攻撃で岩元素創造物がすぐに壊れる場合は、千織のスキルを使っておいてから別キャラで岩元素創造物を出すと良い。
- 鍾離
強力なシールドに加え、全耐性-20%のデバフを持つキャラクター。
スキルを使えば岩元素創造物が生成されるので特別な立ち回りは必要ない。
千織と組む事でサブアタッカー+シールドの汎用性の高いコンビとなり、岩共鳴と合わせてどんなタッグにも合わせやすくなる。
岩PT以外であれば胡桃+夜蘭or行秋、魈or放浪者+ファルザンなどが鉄板だろうか。
- 荒瀧一斗
爆発重撃アタッカー。
忘れられがちだがスキルの丑雄は岩元素創造物扱いとなっている。
星5のメインアタッカーとしては岩元素創造物を用意出来る唯一のキャラクターで、無凸であっても編成枠に余裕が出来る。
さらにゴローなどを合わせて岩単編成がしやすい。
- アルベド
ダブルサブアタッカーとなる。結晶反応などを活用してシールドを維持できれば、岩共鳴も入るためかなりのダメージを出せる。
スキルの陽華が岩元素創造物。
汎用性の高い防御参照の岩元素片手剣サブアタッカーとして役割が似ている。
千織は壊れずより高火力だが再設置のクールタイムが長い、アルベドは創造物扱いで壊れやすいが再設置が楽で熟知配布が可能と差別化は容易。
- 凝光
岩主人公を除けば唯一の恒常キャラクター。スキルの屏風が岩元素創造物。
元素爆発を回しやすいアタッカーで、メインアタッカーに限らず、短時間出場でのサブアタッカーや金珀を持ってヒーラーなど柔軟な立ち回りが可能。
爆発を発動すると屏風が壊れるので、発動タイミングに注意が必要。
- 岩主人公
全プレイヤーが所持出来るキャラクター。スキルの荒星と爆発の岩山が岩元素創造物。
他のキャラクターに比べると創造物を設置しやすい代わりに巨大で邪魔になりやすい。
その他岩元素キャラ(上記キャラを編成しない場合は千織1凸推奨)
1凸以上では岩元素創造物という制限が岩元素キャラクターの編成のみに緩和される。
上記キャラクターに加えて下記のキャラクターが千織と二人だけでも組みやすくなる。
- ナヴィア
千織の元素スキルは発動後敵に対してほぼ密着状態となるため、キャラチェン後のナヴィアのスキルで大ダメージが狙える。
結晶反応がナヴィアに対して優秀なサポートとなるが、ナヴィア側からの千織に対する恩恵は岩元素共鳴以外には特に無い。
- ノエル
千織の粒子効率は十分に優秀なため、ノエルをメインアタッカーとする際のエネルギー問題をある程度解決出来る。
ノエルは常時ではないが自前でシールドを張れるため岩共鳴の恩恵を受けやすい。
安定した岩元素サブアタッカーはノエルにとってはかなりありがたい存在となる。
また回復能力を有しているため、フリーナを採用できる。
- ゴロー
岩パーティ定番のサポーター。
他の岩元素キャラクター(特に一斗や鍾離)と組ませた際にはゴローのバフもフルで発揮される。
千織がサブアタッカー運用の場合、スキルダメージは千織のステータスをリアルタイムで参照するため、ゴローからのバフは完全には受けられない点に注意が必要。
一転して千織が表で戦う機会の増える完凸では一気に相性が良くなる。
岩元素付与を行った通常攻撃はもちろん、スキルのダメージも劇的に上昇する。
- 雲菫
元素爆発を行う事により、通常攻撃ダメージの加算を行うキャラクター。
千織と組む事で宵宮や綾人などの通常攻撃アタッカーに岩共鳴と千織の追撃を行いつつ、雲菫の優秀なバフを与える事が出来る。
なお、完凸千織とは非常に相性が良い…ように見えて、千織の完凸効果と合わせて加算部分がかなり過剰となってしまうため、他のダメージバフを入れないと伸び悩みがち。
そのため、雲菫一人で千織と組む分にはゴローの下位互換となりやすいため注意。
完凸未満では岩元素付与が通常攻撃10発分程度しか持続せず、そもそもダメージバフが不足しがちな千織が特別に雲菫と相性が良い訳ではないため、趣味の領域となる。
千織完凸で相性の良いキャラクター
完凸では完全なるメインアタッカー運用が可能となる。
防御235%という数字が全ての通常攻撃に加算されるため、一気に組み合わせの幅が広くなる。
単体でも完成した火力を獲得するため、超開花などのドライバーとしての運用も十分可能。
夜蘭やフリーナ、八重神子などと言った定番のサブアタッカーとも問題なく組める。
- フリーナ
他にヒーラーを組ませる事により、ファントムハンターによる強化が可能となる。
千織の加算バフとフリーナのダメージバフとは凄まじく相性が良く、目に見えてダメージが上昇する。
岩元素で回復能力を持ったキャラクターがノエル、4凸ゴロー、金珀凝光、完凸鍾離くらいしか存在せず、
どれも回復においては明確な欠点を有したキャラクターのため、フリーナが完凸していない限り編成はやや組みにくくなる。
- ベネット
攻撃力を固定値で上げつつ回復を行うお馴染みの炎元素サポーター。
千織の岩元素付与は発動時の1回のみであり、完凸ベネットの定期的な炎元素付与と合わせた場合、最終的には炎元素付与に上書きされる。
火魔女4セットの効果をフルに発揮出来るため、水サブアタッカーと組ませて蒸発運用も可能ではあるが、スキルのダメージは華館4セットに比べると遥かに落ちてしまうため注意。
ベネットに限った話ではないが、そういった場合は防御杯を採用するなどして対応したい。
- 重雲
重雲の氷元素付与も定期的であるため、完凸ベネットの炎元素付与同様に最終的には氷元素付与で上書きされる。凍結を行う、申鶴と組ませた際に氷元素で大ダメージを狙う…と言った芸当が可能。
更に重雲2凸時のスキルクールタイム短縮により、千織のスキルのクールタイムが1.6秒まで減少する。
スキル→通常×2→スキル→…と延々とループ出来るようになる。たもとの追撃は出現する度に行ってくれるので、スキルダメージだけで凄まじい火力を発揮する。
ただし通常攻撃が氷元素となってしまう上、威力も大きく減少してしまうため総合的なダメージは重雲非採用時とあまり変わらない。発生する元素粒子も変わらない。
申鶴と組むことにより、岩共鳴と氷共鳴を同時に行いつつ、通常攻撃のダメージも稼げるようになるが完凸していない限りはすぐにスタックを消費してしまうと問題が多い。
例の如く組むのであれば防御杯を採用したいところであるが、スキルダメージはしっかりと岩元素なのでどちらを取るかは要相談。
編成例
サブアタッカー運用
岩元素統一
その他
- 元素スキルで召喚できる千織似の人形「たもと」は、目をつぶって澄ました表情(꒡ ꒡ ✿)、ジト目の不満げな表情 (◨ ⌓ ◨ ✿)、パッチリ目を開いたなんとも言えない表情(◔_◔✿)の3種類が存在する。
どの表情が出るかはランダムだが均等な確率ではなく、ジト目と開いた目の2種類は出現頻度が低い*5。2凸効果の「きぬ」は、(꒡ ꒡ ✿)固定。 - 「抗争と革新をテーマとしてフランスで高い評価を受けた日本人女性のファッションデザイナー」という点から、モデルは「コム・デ・ギャルソン」(COMME des GARÇONS)の川久保玲と思われる。
1980年代のパリコレで、ヨウジヤマモトの山本耀司と共に「黒の衝撃」という革命をもたらし、後にフランス政府から芸術文化勲章シュバリエや国家功労勲章オフィシエなどを叙勲されている。アンチモード(反流行)や、アバンギャルド(革新的、原義は戦争の「前衛部隊」)なファッションの世界的権威として知られる。
千織のテーマカラーのうち二つが黒と赤なのは、これらの色を多用するコム・デ・ギャルソンへのオマージュかもしれない(というより、現代の女性のファッションのメインカラーに黒が使えるようになったのは、そもそも川久保玲らの功績である)。
情報提供用コメントフォーム
- ボイス更新お願いします -- 2024-03-19 (火) 16:42:05
- たもとの攻撃対象は、キャラクターに最も近い敵に攻撃します。 -- 2024-03-24 (日) 06:44:27
- フィールドに敵の岩元素創造物がある場合、たもとを単騎でも2体出せる。実用性は無いけど。 -- 2024-04-01 (月) 10:55:22
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