ドリー

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• その他
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• コメント

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基本情報

公式動画

ステータス

天賦

命ノ星座

使用素材

プロフィール

本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。

考察

総評

枠圧縮・クイックスワップに秀でた雷サポーター
出場中の味方のHPと元素エネルギーを回復できる元素爆発を持ち、更に雷元素の自己付着も付随する。
加えてスキル・爆発モーションがかなりコンパクトかつ素早いため、短い出場時間で役割を完遂しやすい。
これらの特性から、キャラを頻繁に入れ替えながら戦う戦法に高い適性を持つ。
しかし一人で様々な役割が持てる一方で、その一つ一つの性能は本職のヒーラー・バッテリーには及ばない。
元素爆発もリンクの距離がやや短い・1凸まではリンクの線に敵を重ねないと攻撃できないなど、扱いにくい面もある。
とにかくパーティのサポートに振り切った性能になっているため、それを生かせるパーティを試行錯誤するのも醍醐味の一つ。

特徴

• HP回復と元素エネルギー回復を兼任できる
  雷ヒーラーは久岐忍に次いで2人目だが、こちらは味方の元素エネルギー回復も可能。
  チャージサポートについても主人公（雷）や雷電将軍といった優秀なキャラクターがいるが、複数の役割を一人でこなせることで差別化していきたい。

• マルチ適性が高い
  元素爆発はマルチプレイだと出場キャラ全員とリンクできる。
  もちろんリンクしたキャラ数によって回復量は変化しないため、ドリーが一人いるだけでPT全体の元素エネルギー・HP回復共に非常に高い安定性を発揮する。

• 幻想シアター適正が高い
  1人で多くの役割を兼任できる為、編成できるキャラクターがランダムな幻想シアターでは腐りにくくタイミングを選ばずに活躍させられる。
  
  

注意点

• 一つ一つの性能は低め
  回復量自体はそれなりにあるが、元素爆発を最速で回しても継続時間とクールタイムの間に8秒の空白がある。
  元素エネルギー回復も最大で15（それも該当キャラが12秒間出場し続ける前提）で、主人公（雷）（元素スキルで8～12、爆発で最大24、完凸で32回復）や雷電将軍（最大25×全員）には及ばない。
  サポートに必要なHPや元素チャージ効率を火力に結びつける能力も持っておらず、元素付着能力も高くはないので元素反応でダメージを出すのも向いているとは言えないと、器用貧乏なところが目立つ。
  
  

運用

攻撃性能はかなり低いため、基本的に自らの出場時間は最小限にしてチームのサポートに徹したい。
ただし、星座を完全開放した暁には「生存枠も兼ねた激化メインアタッカー」になれるポテンシャルを秘めている。

• 回復サポート型
  ドリーの基本となる型。元素チャージ効率とHPを盛り、とにかく元素爆発を回すことを最優先に立ち回る。
  星座への依存度も低いので、ドリーを使うならとりあえずこのビルドにすれば良い。
  
  
• 激化アタッカー型
  ドリーをメインアタッカーにし、高い付着力を活かして激化で火力を出していく型。
  自分で回復しつつ戦えるため、PTの耐久枠を火力要員にできる点で優秀。
  しかしながら星座完凸・雷のような怒り4セットが必須となるためハードルは非常に高い。
  
  

天賦

通常攻撃・マーベラスソードダンス・改

特性: 吹き飛ばし(通常4段目、重撃)
両手剣キャラクターでは特に段数の少ない3段攻撃。その分個々の火力は高めで、レザーにも追随しうる高倍率を誇る。
そのため、編成次第ではメインアタッカーも充分こなすことができる。

また、通常攻撃3段で魔晶の塊などの硬い鉱石をぴったり破壊しきることが可能。ただし、鉱石に対するダメージは3段目が特に高く設定されているため、1ｰ2段目を3回当てても破壊しきることは出来ない。至近距離の落下攻撃+通常攻撃1段でも破壊は可能なので、うまく使えばチョッピリ楽ができる。
ドリーの通常攻撃はランプの精が武器を振り回し、本人はその上に乗っているというユニークなモーションになっている。
3段目まで出し切ってから少し放置すると、ランプの精が退場する時に金貨を渡す演出がある。

重撃はおなじみの回転型。こちらもしっかりランプの精が振り回す。
威力は一般的な水準となっているが、攻撃の発生や攻撃後の硬直が他の大剣キャラと比べてかなり*1短くなっているため、微妙に取り回しが良い。

ちなみに、落下攻撃と納刀モーションでは本人が剣を持つ。
前者は殆ど共通モーションだが、終わり際は構えに戻るモーションが省かれた固有のものになっている。
後者は落下攻撃後含め普段は見ることができないが、仰け反りを挟むと確認可能（荒瀧一斗と同パターン）。

完凸すると攻撃に雷元素付与できるが、3秒間だけなのでこれを当てにして攻撃するのも少々難しい。

ジンニーランプ・トラブルシューター (元素スキル)

「モラをいただきますわ！」
元素粒子生成: 2個　元素量: 1U 特性: なし
巨大なランプを掲げてエネルギー弾を放ち、命中すると着弾点に小爆発を起こし追撃を2発発生させる（1凸すると追撃が3発になる）。
元素付着CTは一般的な3ヒット/2.5秒。
「命中」というのは敵に限らず、地面や障害物に当たっても追撃は発生する。また、どれが当たっても元素粒子が発生するので主砲が外れても大丈夫。
主砲は放物線を描くように飛び、それほど遠くまでは届かない。敵ではなく敵の手前に主砲が落ちるということも起こりうる。
また追撃対象もランダムで、敵が多いと狙いの敵に追撃が入らないこともざら。追撃の範囲は着弾地点から主砲の射程範囲とほぼ同等程度。
当然オブジェクトの類も対象に含まれるのでそういったものが多い場所での使用は注意が必要。

固有天賦「ゴールドマイニング」により元素爆発中はクールタイムを短縮できるので6～7秒ごとに使用可能。
ただし、サポート起用の場合はこまめに表に出て来てスキルを使う手間に見合うかどうかは考える必要がある。

特殊効果のない攻撃スキルとしては平凡な倍率だが、ポイントは固有天賦「砂だるま式利子」によって自身の元素エネルギーリチャージがついてくること。
攻撃自体は着地時点で終了して行動が可能になるが、行動せずに放っておくとランプを懐にしまう長めのモーションがある。

アルカサルザライの極上サービス (元素爆発)

「腕の見せ所ですの！」
元素量: 1U 特性: なし

ランプを放り投げランプの精を設置。ランプの精は設置場所から動かず、一定範囲にいるキャラクターとリンクを結び元素エネルギーとHPの持続回復を提供する。

回復と元素エネルギーチャージは2秒に1回発生。12秒間で6回。元素エネルギーは9.6～15回復できる。
爆発の必要エネルギー・クールタイム・持続時間ともに同じディオナと比べると本人のHPも天賦倍率もだいぶ上回るので、回復量はそれなり。
リンクを結べる範囲は甘雨の元素爆発と同程度とそこそこ広め。上方向へもリンクは対応するが、リンクの限界距離は横軸と共有する。

他方で攻撃面では、攻撃範囲がランプの精と操作キャラクターを結ぶ「線」上に限られる。
ランプを投げる方向は発動時にドリーが向いている方向（自動で敵に振り向いたりしない）なので、「線」を当てやすい位置を狙って投げ込もう。
また0.4秒に1回とヒット数こそ多いが、元素付着CTが3秒/ヒット数による付着なしであるため元素付着頻度は低く抑えられており、今ひとつ。
当たり判定は見た目通りのようで、ウェンティの元素爆発で高い位置に敵が吸い込まれるとリンクがギリギリ当たらないことも。
その場合は地形や岩元素創造物、放浪者の元素スキルで対応しよう。

操作キャラクターを雷元素付着状態にする効果もある。付着させられた元素を反応で落とすこともできる一方、元素攻撃を受けると当然ながら反応ダメージを受ける点には注意。
特に注意すべきは過負荷で、地面の草の燃焼などのわずかな炎ダメージでも爆発が起こりノックバックを受けてしまう。
なおベネットやジンの元素爆発と重ねると、逆に周辺の敵に過負荷や雷拡散によるダメージを与える。

ゴールドマイニング (パッシブ1)

元素爆発のランプとリンクしているキャラクターが雷元素関連反応を起こすと、ドリーの元素スキルのクールタイム－1秒。
スキルのやや長めなクールタイムを緩和してくれる。

砂だるま式利子 (パッシブ2)

元素スキル命中時、自身の元素エネルギーを一定値回復する。80族と重いドリーの元素爆発を回すための要。
元素チャージ効率300%で回復量が最大の15になるが、いくぶん過剰でありステータス配分にも問題が出るので、200%程度で十分だろう。
すでに元素エネルギーが満タンの場合は、元素爆発を撃ってからスキルを使いエネルギーを少しでも次につなごう。

予期せぬオーダー (パッシブ3)

スクロースと同じく、魔物ドロップの素材を合成する際のバフ天賦。合成した結果の獲得が増えるスクロースに対して、こちらは材料が返還される。
期待値としてはスクロースが上だがほとんど差はないのでお好みで。

命ノ星座

1凸と2凸でそれぞれ元素スキルと元素爆発の手数が増え、4凸で回復とチャージのサポート能力が強化される。
完凸することで通常攻撃が雷元素となり、それまでと大きく異なる運用も可能になるが、活用するかどうかは編成等の事情と好み次第。

• 第1重・追加投資
  元素スキル着弾後に放たれるアフターサービス弾が1発追加される。
  単体相手ならば初弾＋追撃３発により元素付着回数が1回→2回になるので、元素反応火力もある程度出しやすくなる。
  なお祭礼効果を使ってスキルを連発した場合、付着CTの関係で反応回数が減る場合があるので注意。
  
  
• 第2重・スペシャルフランチャイズ
  元素爆発での治療発動時、ランプとリンクしているキャラクターからドリーの攻撃力50％分のダメージを与える弾が発射される。
  弾道は元素スキルと同様の放物線で自動追尾性能あり。元素付着に関しては本来の元素爆発ダメージとは別枠でカウントされる。
  元素爆発でダメージを与えるには設置したランプの精と操作キャラクターで敵を挟むように位置取りする必要があり使いにくかったが、これで元素付着役としてもだいぶ使いやすくなる。
  マルチプレイではリンクした味方からも発射されるようになる。
  
  
• 第4重・益をとって損を補う
  元素爆発のランプとリンクしているキャラクターに以下の効果を与える。
  　・HPが50％未満の場合、受ける治療効果＋50％。
  　・元素エネルギーが50％未満の場合、元素チャージ効率＋30％。
  足りていないキャラへの回復力とチャージ力を高めてくれる便利な天賦。
  ただし、ドリーの元素爆発による補給効果は固定値であり高まったチャージ効率を活かすには元素粒子の発生手段が別途で必要になる点だけは注意。
  
  
• 第6重・大金ばら撒き
  元素スキル発動後の3秒間、雷元素付与状態になり、通常攻撃が命中するとチーム全員のHPをドリーのHP上限の4％分回復する。
  普通にやっていると3秒間でヒットするのは通常攻撃2段目までの3hit止まりだが、全体回復ができるようになるのでヒーラーとしての利便性はかなり向上する他、フリーナのテンション上げとしても活用できるようになる。
  元素爆発の長めのクールタイムの穴埋めとしても有用。
  
  

ビルド

武器

サポーターとして必要なステータスはHPと元素チャージ効率くらいなので、あえて火力を出そうとするのでなければ★5武器を持たせる意味はあまりない。

元素チャージ系

• 西風大剣(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:チャージ効率61.3% / 効果:会心時に元素粒子発生]
  ★4では最高の元素チャージ効率を持つ両手剣。会心時に一定確率で無色粒子を3個生成する。
  元素スキルが多段ヒットするため会心が狙いやすいドリーと高相性で、味方へのチャージサポートもできる。精錬3以上で武器効果のクールタイムが元素スキルと一致するようになる。
  
  
• 桂木斬長正(★4/鍛造) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素チャージ効率45.9% / 効果:元素スキルダメージアップ、元素スキル命中時元素エネルギーを失いその後元素エネルギーを獲得]
  西風大剣に次ぐ高めの元素チャージ効率を持つ。アフターサービスの発生を待つ必要がないため、トラブルシューター砲が当たった時点で裏に回れる。
  効果を最大に生かすには精錬を進めることが必要な他、固有天賦「ゴールドマイニング」の存在もあって武器効果のクールタイムが元素スキルに追いつかない点に注意。
  
  
• 祭礼の大剣(★4/祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素チャージ効率30.6% / 効果:元素スキルがダメージを与えると確率でCTリセット]
  元素スキルが多段ヒットになっているため、武器効果を発動しやすい。
  これでスキルCTをリセットして連発できれば、固有天賦「砂だるま式利子」によるリチャージもあり、元素エネルギーを溜めるには非常に効果的。

HP系

• 携帯型チェーンソー(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:HP55.1% / 効果:治療効果を受けるか与えると強靭マークを獲得(3枚まで)、元素スキルか元素爆発を発動後に強靭マークを消費し、元素熟知アップ＆元素エネルギー回復]
  基礎攻撃力が低いが、その分HPのステータスが高く、元素エネルギー回復の効果がついている。回復がHP参照で元素爆発の重いドリーとあらゆる点で噛み合っている。

元素熟知系

• 鉄彩の花(★4/イベント) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素熟知110 / 効果:スキル命中または元素反応の発動後8秒間、攻撃力と元素熟知がアップ]
  武器効果を含めると元素熟知を206増やすことができる。
  
  
• マカイラの水色(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:元素熟知をもとに装備キャラクターの攻撃力アップ、アップした攻撃力の30%分チーム内他キャラクターの攻撃力アップ]
  高い元素熟知に加えて、パーティー全体に攻撃力アップ効果を持つ武器。
  超開花・激化パーティーなどでドライバーやアタッカーへ攻撃力サポートができるようになる。
  
  
• 雨裁(★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:水元素または雷元素の影響を受けた敵へ与えるダメージアップ]
  龍血を浴びた剣(★3/祈願) [基礎攻撃力:354 サブOP:元素熟知187 / 効果:炎元素または雷元素の影響を受けた敵へ与えるダメージアップ]
  サブ効果に元素熟知を持つ武器の中で最も高い効果量を持つ。星3のため強化に掛かるコストが少ない。

聖遺物

サポーター型
元素爆発によるサポートを主軸にした構成。
80族の元素爆発を回すための元素チャージ効率と、HP回復量に関わるHP%と治療効果バフを重点的に確保したい。
西風大剣を使う場合、会心率も多少必要。

• 愛される少女2 海染硨磲2 在りし日の歌2 (与える治療効果+15%)
  千岩牢固2 花海甘露の光 (HP+20%)
  絶縁の旗印2 (元素チャージ効率+20%)
  用意しやすい2セット×2の組み合わせ。
  
  
• 亡命者4 (元素チャージ効率+20% / 元素爆発を発動すると、自身以外のキャラの元素エネルギーを6回復)
  ドリーの元素エネルギー供給性能に特化したビルド。
  星4聖遺物であることもあり、元素エネルギー供給力以外は星5聖遺物には敵わない。チャージ時計部位は星5聖遺物にすると良い。
  
  

超開花・激化サポート型
草元素との反応を主軸にした構成。
凸効果を重ねるごとに雷ダメージを起こす手段が増え適正が上がっていく。

• 深林の記憶4 (草元素ダメージ+15% / スキルまたは爆発が命中すると8秒間、草元素耐性-30%)
  継続時間の長い設置型元素爆発で草元素アタッカーをサポートする時や、開花パーティでのダメージ底上げにおすすめのセット。
  なお超開花パーティーでは草元素キャラに装備させるのが主流で、ドリー自身は「楽園の絶花」や熟知を伸ばせる「金メッキの夢」を装備させる方がよい。
  
  
• 楽園の絶花4 (元素熟知+80 / 開花、超開花、烈開花反応によるダメージアップ)
  ドリーで超開花を起こす際に最もダメージが見込めるセット。
  凸が進んでいない場合、ドリーだけで超開花を起こし続けることは難しいため、他の雷キャラクターや元素爆発に元素変化能力を持つスクロース、楓原万葉、リネットなどを一緒に編成したい。
  特に風キャラクターを採用する際、元素熟知に特化している場合が多いため、ドリーでの元素エネルギーサポートが活きる。
  
  
• 金メッキの夢4 (元素熟知+80 / 元素反応時、味方の同元素・他元素の人数に応じて攻撃力・熟知が強化)
  超開花編成の場合、最低でも3つの元素がパーティーに混在するため、元素熟知を180増やすことができる。
  
  
• 大地を流浪する楽団2 金メッキの夢 楽園の絶花2 (元素熟知+80)
  元素熟知聖遺物を2組採用するパターン。
  発動条件がなく常時元素熟知を160アップできるほか、厳選が比較的容易である。
  
  

激化アタッカー型
激化反応でドリー自身で火力を出していく場合の選択肢。
特に完凸している場合、「雷のような怒り」を装備させることで雷元素付与した通常攻撃とスキルをループすることが可能になり、刻晴にも劣らない激化回数を稼ぐことができる。
ドリー自身がアタッカーとヒーラーを兼ねることにより、他の枠を全て火力に寄せることができる点も大きな強み。

• 雷のような怒り4 (雷元素ダメージ＋15％ / 過負荷、感電、超電導、超開花反応によるダメージ＋40％。超激化反応によるダメージアップ効果＋20％。上記元素反応または原激化反応を起こすと、元素スキルのクールタイム-1秒。0.8秒毎に最大1回のみ発動可能)
  凸によってどんどん雷付着能力が上がるドリーの雷付着能力を更に強化できる。
  フィッシュルの断罪の雷影による追撃と、それが起こす超激化に特化したPTにおいてドライバー役と耐久役を兼ねられる。
  上述の通り完凸していればスキルと完凸通常をループできるようになるため、アタッカー型ならほぼこれ一択。

他キャラクターとの相性

元素付着能力は高い方ではないので、一度の反応で持続的な効果が得られ、ステータスも必要ない超電導か草激化の下地を担うのが使いやすい。

▌氷元素

• エウルア / フレミネ
  超電導の雷要員。
  どちらも被弾覚悟で殴りに行くことの多いキャラなので、回復サポート、チャージ補助をこなせるドリーとは非常に相性がいい。

▌雷元素

• セノ
  激化パーティのバッテリー兼回復役。
  セノは80族ではあるものの、攻撃面に優先的にステータスを振る都合上元素チャージ効率が盛りにくい。
  そのため元素エネルギーを回復できるドリーの元素爆発はかなり重宝するだろう。また前線で長時間戦う必要があるため、回復力が高いドリーはチームの安定面でかなり貢献できる。
  ただし爆発の効果時間がセノの継続時間に足りない点、近接アタッカー故に元素爆発範囲を離れてしまいがちな点、中断耐性を付与できるキャラを別に用意する必要がある点には要注意。

• セトス
  激化パーティの重撃アタッカー。
  2段階チャージ重撃と元素爆発の両方で元素エネルギーを消費することから爆発でエネルギーを回復できるドリーはかなり有難い存在。
  また射程に優れた弓アタッカーである点からあまり動き回ることがなくドリーの元素爆発外から離れてしまうことも起こりにくい。

▌風元素

• 魈
  元素爆発で自己強化をかけ、継続的な自傷ダメージと引き換えに高火力を叩き出す風アタッカー。
  自傷ダメージを回復で埋め合わせ、70族と比較的重い元素爆発のチャージも補ってくれる。
  風元素ダメージを主とするキャラクターで拡散適正は高くないので、元素反応面でのシナジーは今一つだが、それは誰と組ませても同じなので大きな問題ではないだろう。
  ただし動きの激しいキャラクターなので、ドリーの元素爆発範囲を離れてしまわないように注意。

• 放浪者
  元素爆発が強力な、空を飛びながら戦うアタッカー。
  浮遊スキルとランプの精で敵を挟めば雷元素攻撃ができ、空中でキャラ変更できなくとも元素反応と回復を同時に起こせる。
  スキルが切れる瞬間に元素爆発を撃つのが基本であり(特に2凸以上はバフ有り)、元素エネルギーが不足するが、ドリーの元素エネルギー回復力と放浪者の固有天賦(雷付着)があれば十分補える。
  2人のモーションの短さも合わさって、プレイスタイルはかなり特徴的で面白いものになるだろう。

• 楓原万葉
  ドリー元素爆発後、操作キャラに雷付着状態を付与するという特性によって万葉で安定した雷拡散を起こせる。
  雷拡散だけが目的なら他のキャラも候補にあがるが、強力な草元素付着能力を持つが故に雷拡散がしにくいナヒーダのスキルに邪魔されることがないというのが最大の利点。
  これを利用して万葉自身が雷付着兼雷拡散兼雷バッファー兼激化ドライバーとして表で戦い続けるという編成も考案されている。やや特殊な編成であるが「無凸でも万葉を表で戦わせたい！」という旅人の需要に応えてくれる。

▌草元素

• アルハイゼン
  草元素のメインアタッカー。
  雷元素付着役、激化・超開花アタッカーとして表に出続ける彼のための回復役、70族と重い元素爆発のチャージ補助役、とあらゆる面でドリーのサポートが光る。

▌岩元素

• 荒瀧一斗
  岩元素のメインアタッカー。岩統一PTにおける4枠目候補。
  荒瀧は元素爆発を軸にして戦うキャラクターだが70族と重い割に粒子生成能力が低い。それを解決するためにドリーを採用し、ついでに回復による耐久補助を行う。
  雷付着による結晶反応により、安定的な雷シールドを張って岩元素共鳴の発動条件を整えることもできる。

編成例

サンファイア式超開花

ドリーの元素爆発で自己付着した雷元素を、ジンの元素爆発で継続的に拡散して、草原核を迸らせる超開花編成。
超開花の元素熟知参照先はジン側になるため、ナヒーダの元素爆発やドリーに持たせた教官の元素熟知バフでダメージ増加が図れる。
元素チャージ効率の確保も重要になるので、ジンの武器はサイフォスの月明かりを推奨するが、なおも不足するか未保有の時はドリーで亡命者の採用も検討する。
楓原万葉の雷元素変化と比較した場合、サンファイア式は継続時間で上回るが、草原核を迸らせられる範囲は狭いことから扱い難い面もある。

【編成枠の調整】
水元素→夜蘭
草元素→主人公/草、コレイ(2凸推奨)

激化アタッカードリー編成

完凸ドリーの雷付着力の高さを生かし、激化アタッカーとして運用する編成。
固有天賦と雷のような怒りのスキルCT短縮を活用して高速でスキルを回し、完凸効果の雷元素付与をほぼ常時適用することで、高頻度で激化を起こすことができる。
ローテーションあたりの元素付着回数は刻晴にも劣らず、フィッシュルの「断罪の雷影」の回数も稼げるため、星4アタッカーの編成としては高い部類のDPSを出せる。
基本的な立ち回りは、ドリーの爆発を置いた状態でスキル→通常コンボを繰り出しつつ、適宜サポーターのスキル爆発を使っていく形になる。
他の雷キャラとの差別化点としては、「爆発の雷元素付着により万葉を雷変化させやすい」「ドリー自身が回復枠になるため他を全て火力枠に出来る」等。
低身長女性の近接アタッカー故に扱いが難しい面もあるが、元素反応を活かした戦いが楽しめるパーティである。

【編成枠の調整】
万葉→シロネン、スクロース
草元素→主人公/草、コレイ(2凸推奨)

その他

小ネタ

• 2022年9月に実装されたキャラクターであるが、サングマハベイという名前が初めて登場したのは2021年9月に公開されたアーロイのチュートリアル動画*2の概要欄である。このような形で名前が判明するのは彼女のみで、非常に珍しい。
• ランプの精へことあるごとに渡している金貨はモラではない。
  よく見ると分かるが、描かれているモチーフが違う。トリケトラではなくランプの精自身が描かれている。
• ボイスの「世間話・ウィンウィン」で彼女が言及している手法は「二重価格」と呼ばれるものである。
  我々の世界だと違法と取られるおそれがあるのでリアルで小売をしている旅人はマネしないように。
• 低身長組の中では最も身長が高い。
• フルネームの「ドリー・サングマハベイ」（Dori Sangemah Bay）は、意訳すると「月の石のごとく偉大なる指導者ドリー」という感じの尊大な名前。
  • ドリー（Dori）は欧米の人名だが、正確な語源は不明。一説に女性名ドーリスの短縮形ではないかとも言われるが、このドーリスの語源は「贈り物」を意味する古代ギリシア語ドーロス（δῶρον）。
  • サングマハ（Sangemah）はペルシア語の単語で、直訳では「月の石」を意味し、具体的な鉱物では月長石（いわゆるムーンストーン）を指す。
  • ベイ（Bay）は、テュルク系諸語で指導者や司令官が帯びた称号「ベグ」（Beg）の異型であろう。この称号を名乗った史上の有名人としては、セルジューク朝を開いたトゥグリル・ベグなどがいる。
    • Bayは現代トルコ語でも英語の「Mr.」に相当する「男性」への敬称として用いられる。ただし、Bayは名前の前につける時に用い、ドリーのように名前の後ろにつける場合はBeyとなる。女性の場合はハヌム（Hanım）。

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