閑雲

Last-modified: 2024-04-27 (土) 17:22:35


基本情報

期間限定入手キャラクター(→祈願)

画像
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プロフィール
名前閑雲(カンウン)
CV中臣真菜
誕生日4月11日
所属奥蔵山
神の目
命ノ星座閑鶴座
装備可能武器法器
オリジナル料理四喜円満
(大肉団子の醤油煮)
ひとこと紹介
絶雲仙衆「三眼五顕仙人」の一人。尊称は「留雲借風真君」。仕掛けの術に長けており、俗世の人の営みに思いを寄せている。現在は「閑雲」という名で人の世を渡り歩いている。
人物評
「新しく引っ越してきた方?あぁ、留…いや、閑雲と言っての。まぁ…あんな感じじゃが、いざというときには頼りになる。何か困ったことがあれば、相談してみるとよい。きっと力を貸してくれるじゃろう。」
ーーピンばあや

公式動画

✦✦✦エピソード実戦紹介OST selectionチュートリアル動画インタビュー
pカン閑雲ーー玄巧霊心逍遥、風の如く ―雲上の星月 ―

ステータス

Lv.1Lv.20Lv.40Lv.50Lv.60Lv.70Lv.80Lv.90
突破前突破後突破前突破後突破前突破後突破前突破後突破前突破後突破前突破後
基礎HP8102,1022,7974,1854,6785,3836,0416,7527,2467,9648,4589,1849,67710,409
基礎防御力45116154230257296332371399438465505532573
基礎攻撃力266790134150173194217233256272295311334
攻撃力----7.2%7.2%14.4%14.4%14.4%14.4%21.6%21.6%28.8%28.8%

天賦

通常攻撃

戦闘天賦(通常攻撃)天賦紹介
清風散花の詞.webp
通常攻撃・清風散花の詞
通常攻撃
清風を巻き起こして最大4段の連続攻撃を行い、風元素ダメージを与える。

重撃
一定のスタミナを消費して直線方向に飛ぶ一陣の清風の輪を生み出し、経路上の敵に風元素ダメージを与える。

落下攻撃
空中から風元素の力を凝集しながら落下し、地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に風元素範囲ダメージを与える。
ステータス詳細1段
ダメージ
2段
ダメージ
3段
ダメージ
4段
ダメージ
重撃
ダメージ
重撃スタミナ
消費
落下期間の
ダメージ
低空/高空落下
攻撃ダメージ
Lv.140.3%38.9%48.9%64.9%123.1%50.056.8%114%/142%
Lv.243.3%41.8%52.5%69.8%132.4%61.5%123%/153%
Lv.346.3%44.7%56.2%74.7%141.6%66.1%132%/165%
Lv.450.4%48.6%61.1%81.1%153.9%72.7%145%/182%
Lv.553.4%51.5%64.8%86.0%163.1%77.3%155%/193%
Lv.656.4%54.4%68.4%90.9%172.4%82.6%165%/206%
Lv.760.5%58.3%73.3%97.4%184.7%89.9%180%/224%
Lv.864.5%62.2%78.2%103.9%197.0%97.1%194%/243%
Lv.968.5%66.1%83.1%110.4%209.3%104.4%209%/261%
Lv.1072.5%69.9%88.0%116.9%221.6%112.3%225%/281%
Lv.11%%%%%%%/%

元素スキル

戦闘天賦(元素スキル)天賦紹介
朝翔の鶴雲.webp
朝翔の鶴雲
閑雲は鶴雲幻化状態に入り、落下ダメージを受けなくなり、天梯昇りを1回発動する。
この状態の閑雲の落下攻撃は閑雲衝撃波となり、風元素範囲ダメージを与え、鶴雲幻化状態を終了する。このダメージは、落下攻撃ダメージとして見なされる。
この状態で天梯昇りを発動するたび、次の閑雲衝撃波のダメージと範囲がアップする。

天梯昇り
空中で発動可能。閑雲は前方に跳躍し、経路上のターゲットに風元素ダメージを与える。
1回の鶴雲幻化状態で、天梯昇りは最大3回発動可能であり、かつ天梯昇りのダメージを与えられるのは敵1体につき1回のみ。
しばらく天梯昇りを発動しなかった場合、鶴雲幻化状態は解除される。

鶴雲幻化状態の間に閑雲衝撃波を発動しなかった場合、朝翔の鶴雲のクールタイム-3秒。

留雲借風真君の手を握る勇気はない。何せ、それは「仙人掌」なのだから。
ステータス詳細スキルダメージ閑雲衝撃波の
ダメージ
クールタイム
Lv.124.80%116.0%/148.0%/337.6%12.0秒
Lv.226.66%124.7%/159.1%/362.9%
Lv.328.52%133.4%/170.2%/388.2%
Lv.431.00%145.0%/185.0%/422.0%
Lv.532.86%153.7%/196.1%/447.3%
Lv.634.72%162.4%/207.2%/472.6%
Lv.737.20%174.0%/222.0%/506.4%
Lv.839.68%185.6%/236.8%/540.2%
Lv.942.16%197.2%/251.6%/573.9%
Lv.1044.64%208.8%/266.4%/607.7%
Lv.1147.12%220.4%/281.2%/641.4%
Lv.1249.60%232.0%/296.0%/675.2%
Lv.1352.70%246.5%/314.5%/717.4%

元素爆発

戦闘天賦(元素爆発)天賦紹介
夕集の竹星.webp
夕集の竹星
軽やかに仙風を呼び寄せて風元素範囲ダメージを与え、周囲のチーム全員のHPを回復する。回復量は閑雲の攻撃力によって決まる。また、仕掛け「竹星」を召喚する。

竹星
・フィールド上のキャラクターについていき、一定時間ごとに周囲のチーム全員のHPを回復する。回復量は閑雲の攻撃力によって決まる。
・召喚時、補助仙力を8持つ。補助仙力がある時、周囲のフィールド上キャラクターのジャンプ力がアップする。
・フィールド上のキャラクターが落下攻撃を完了させると、竹星は補助仙力を1消費して、風元素範囲ダメージを与える。
フィールド上では竹星は同時に1体のみ存在可能。

これはからくり調理神器、雪上滑走追風神器、雑務清掃神器、流木運搬神器、花羽葉月神器に続く新たな発明であり、「星月造化」シリーズに属している。このシリーズは認めた人の子に贈るために作ったものであり、某仙人の分は用意していなかった。しかし残念ながら、竹星を見たとある女弟子は無表情でこう言った――「いらぬ。」
留雲は仕方なく、竹星を己の手元に置くことにした。
ステータス詳細スキルダメージ竹星のダメージ回復量継続回復量継続時間クールタイム元素エネルギー
Lv.1108.0%39.2%92.2%攻撃力+57843.0%攻撃力+27016.0秒18.0秒70
Lv.2116.1%42.1%99.1%攻撃力+63646.2%攻撃力+297
Lv.3124.2%45.1%106.0%攻撃力+69849.5%攻撃力+326
Lv.4135.0%49.0%115.2%攻撃力+76653.8%攻撃力+357
Lv.5143.1%51.9%122.1%攻撃力+83857.0%攻撃力+391
Lv.6151.2%54.9%129.0%攻撃力+91560.2%攻撃力+427
Lv.7162.0%58.8%138.2%攻撃力+99764.5%攻撃力+465
Lv.8172.8%62.7%147.5%攻撃力+1,08368.8%攻撃力+506
Lv.9183.6%66.6%156.7%攻撃力+1,17573.1%攻撃力+548
Lv.10194.4%70.6%165.9%攻撃力+1,27177.4%攻撃力+593
Lv.11205.2%74.5%175.1%攻撃力+1,37281.7%攻撃力+640
Lv.12216.0%78.4%184.3%攻撃力+1,47886.0%攻撃力+690
Lv.13229.5%83.3%195.8%攻撃力+1,58991.4%攻撃力+742

固有天賦

固有天賦
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白羽高くして祥風を追う
朝翔の鶴雲の閑雲衝撃波が敵に命中するたび、周囲チーム全員に継続時間20秒、最大4層まで重ね掛け可能の「風翎」効果を1層与える。「風翎」効果を与えられたキャラクターは、落下攻撃の会心率が4%/6%/8%/10%アップする。
それぞれの敵に命中したことで発生する「風翎」の継続時間は独立して計算される。
突破段階「1」で解放
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かの姿、洞府の仙人を彷彿す
夕集の竹星の「竹星」の補助仙力が残っている時、周囲尾フィールド上キャラクターの着地時の落下攻撃によるダメージが、閑雲の攻撃力の200%分アップする。この方法によって、知覚のフィールド上キャラクターの着地時の落下攻撃は最大9000までダメージアップ可能。
1回の着地における落下攻撃ダメージでは、上記ダメージアップ効果は1体の敵にのみ適用される。各キャラクターごとに、0.4秒毎に1回のみ発動可能。
突破段階「4」で解放
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鶴の如く
チーム内の自身のキャラクター全員が滑翔する時、移動速度+15%。同じ効果を持つ固有天賦との重ね掛け不可。

命ノ星座

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第1重
因縁を晴らす借風
朝翔の鶴雲の使用可能回数+1。
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第2重
俗世を離れた鶴鳴
朝翔の鶴雲の天梯昇りを発動後、閑雲の攻撃力+20%、継続時間15秒。
また、固有天賦「かの姿、洞府の仙人を彷彿す」の効果は以下のように強化される。夕集の竹星の「竹星」の補助仙力が残っている時、周囲のフィールド上キャラクターの着地時の落下攻撃によるダメージが、閑雲の攻撃力の400%分アップする。この方法によって、近くのフィールド上キャラクターの着地時の落下攻撃は最大18000までダメージアップ可能。
1回の着地における落下攻撃ダメージでは、上記ダメージアップ効果は1体の敵にのみ適用される。各キャラクターごとに、0.4秒毎に1回のみ発動可能。
固有天賦「かの姿、洞府の仙人を彷彿す」を解放する必要がある。
造化に在りし星月.webp
第3重
造化に在りし星月
夕集の竹星のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。
黍珠割烹の妙.webp
第4重
黍珠割烹の妙
1回の朝翔の鶴雲での鶴雲幻化中、天梯昇りを1/2/3回発動すると、その幻化状態の間、閑雲衝撃波が敵に命中した時に周囲のチーム全員のHPを回復する。回復量はそれぞれ、閑雲の攻撃力の50%/80%/150%に相当。この効果は5秒毎に1回のみ発動可能。
彩雲を巡りし足取.webp
第5重
彩雲を巡りし足取
朝翔の鶴雲のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。
留雲を仙と覚る.webp
第6重
留雲を仙と覚る
1回の朝翔の鶴雲での鶴雲幻化中、天梯昇りを1/2/3回発動すると、その幻化状態の間、閑雲衝撃波の会心ダメージが15%/35%/70%アップする。
閑雲が夕集の竹星を発動した後の16秒間、朝翔の鶴雲がクールタイムに入らなくなる。この効果は閑雲が朝翔の鶴雲を8回発動すると解除される。

使用素材

突破
宝石ボス素材特産物
wind_2.png
ターコイズ
凝雲の鱗甲.png
凝雲の鱗甲
清水玉.png
清水玉
共通
普通敵素材
emaki_1.png
絵巻
天賦
天賦本週ボス素材
ougon_2.png
黄金(水・土)
光なき渦の眼.png
光なき渦の眼

プロフィール

本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。

物語

転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
物語ページへ

物語内容ストーリー解放条件
キャラクター詳細『清斎広録三家集注』なる典籍によれば、仙人は旅をする時、「八の清らかな霞気」を伴い、「光に乗り、雷を追う」ように空を舞うという。寿命は非常に長く、凡人にとっての数百年や数千年は、仙人からすれば仙府での一休みにすぎず、「閬風に昼夜あらず」とも書かれている。
さらに、この清斎広録には仙人の住処に関する記載もあり、仙人は天を枕に、地を布団にし、山河湖海のあらゆる場所を住処にするとされている。だからこそ、璃月の史書には仙人との邂逅に関する話が数多く登場するのであろう。以上が、仙人にまつわる一説である。
さて、金石典籍『歩虚石譜』においては別の説が展開されている。石譜は、絶雲の間の奇石を高く評価するとともに、さりげなく警告の文を記載している。「絶雲の諸峰、百丈の背丈を各々競って天へと伸ばす。各山に主あり。慶雲頂は削月築陽真君、琥牢山は理水畳山真君、奥蔵山は留雲借風真君。君子主ある山を登らず、亦た主ある石に手をつけず。」
世に伝わる書物に仙人の容姿に関する記載が少ないのは、こうした畏敬の念ゆえなのであろう。歴史学者子萇の著書『石書集録』および古の歌謡におけるわずかな描写から、仙人の姿はまさに千変万化であることが垣間見える。留雲借風真君を例にとれば、人の姿のときは「容姿端麗にして、紅の絹を身にまとい、化粧を施している」という。一方、鳥獣の姿のときは「力強く空を羽ばたくその翼は雲を掻き分け、その鳴き声は月にも届く」とされる。
清斎広録には興味深い逸話が収録されているが、仙人の超然とした気質をよく現している——昔、絶雲の間で留雲借風真君と出会った一人の旅人が、自作のからくり水時計「玉瓶浮溢」を仙人に見せながら得意げに語り始めた。しかし、仙人は浮溢で時を測る際の欠点をたったの一言で言い当てたのだ。その後、旅人は仙人に教えを乞い、手解きを受けた。そしてやがて、仙人に見送られて山を下りていった…
「世を逍遥し尽くし、万物は我が手中にありと、傲慢の心あり。仙人にまみえ、初めて衆生の小さきを知る」とはよく言ったものである。
初期解放
キャラクターストーリー1璃月港には絶えず大勢の人々が出入りしている。裕福な璃月の大商人、変わった身なりの異郷人、高級官僚、そして親切な鏢師など…性格も職業も様々な人々が行き交うこの街には、どんな者が現れようとも不審に思われることはない。
たとえ見覚えのない者が突然街に一人増えたとしても、住民たちは特に何の反応も見せないのである。
ある日、璃月港に突然やってきたとある女は、「閑雲」と名乗った。それはすらりと背が高い、なんとも気品のある女で、赤い縁をした眼鏡をかけている。
璃月にマシナリーを売りに来ているフォンテーヌの商人たちは、彼女をたまに見かける。彼女は屋台の前を通りかかると、足を止めるのだ。そして、仕掛けの設計をめぐって商人たちと議論を交わすうちに、日が暮れていることもある。万民堂の卯師匠と香菱は、彼女と顔馴染みらしい。彼女はしょっちゅう店を訪れては、グゥオパァーと一緒に卓につき、熱々の龍髭麺を待っている。新月軒と琉璃亭の従業員も、彼女を知っている。たまに往生堂の鍾離先生の客人として、一緒に来店することがあるからだ。おもちゃ屋の店主・山ばあやは彼女を覚えている。よく白い長髪の若い女を連れて、おもちゃを見に来ていた。申鶴と呼ばれる連れの女は、しばらく品を眺めてはいたが、特に気に入ったものが見つからなかった様子だった。それでも閑雲は、時々彼女をおもちゃ屋に連れてきていた。
ちょっとした趣味があり、広く人々と付き合い、友人も多い——璃月港のほとんどの住民と、彼女はさして変わらないようである。
だから、彼女が玉京台近くの池のほとりでピンばあやと語り合っていても、その姿に何ら違和感はない。
「近頃、理水にはあまり会っておらぬな…削月のやつは、前に貸してやった『多用途洞天掃除呪符』をまだ返さぬのだ。」
「おや?新しく作ったと言っていた、呪符型からくりかい?」
「その通りだ。ふむ、説明しよう…」
また、璃月港の家々から灯りが消え、街がしばしの静寂の中で、再び目を覚ますまでの時間を持て余した頃…時に、閑雲は小径を辿って天衡山へ向かう。
岩だらけの険しい道も、閑雲にかかれば造作もない。両足で軽く地面を衝けば、たちまち足元には風が吹き起こり、瞬く間に山頂へと辿り着く。
朧気に見える遠くの街の景色を見降ろしながら、「閑雲」から鶴の姿となった彼女は、翼を広げて空高く飛び上がる。
なにせ、森羅万象を抱く璃月港なのだ——仙人が幾人か住んでいたとしても、何ら不思議ではないだろう。
好感度Lv.2後に解放
キャラクターストーリー2璃月の歴史の一部は歳月とともに失われ、一部は古代遺跡の形で大地に遺され、そのまた一部は仙縁ある璃月人によって、史籍に記録されている。璃月史に興味があるならば、璃月の隅々を探訪するだけでなく、史料の精読にも励むべきである。その過程において、蔵書家は重要な役割を果たす。璃月港には「東明居士」を自号する博識な学者がいるが、これはまさにそうした蔵書家の一人である。
東明居士は往生堂の客卿・鍾離と親交があり、よく彼に古書の真贋鑑定を依頼している。ある時、鍾離が所用で向かえず、代わりに友人に鑑定を頼んだことがあった。
赤縁の眼鏡をかけ、すらりと背が高いその友人は「閑雲」と名乗った。東明居士は、鍾離と同じく、風雅の道に心を寄せる文人が来るものと想像していた。ところがどっこい、部屋に入ってきた彼女は目の前に広がる古書には目もくれず、扉の古いからくり錠前ばかりに視線を投げかけているではないか。東明居士は緊張し始めた。彼がどこから話を切り出せばよいかわからず途方に暮れていると、沈黙の中に漂う気まずさを察知したかのように、閑雲が口を開いた。「視力は古書を鑑定するのに何ら問題ないぞ」——東明居士をなだめるような口調で、彼女は眼鏡について語り始めた。
「視力が悪いわけではないのだ。眼鏡に頼らずとも、よく見えている。眼鏡というのは、視力を補う道具というだけでなく、装飾品としての一面も持つ。その観点からみれば、眼鏡の縁の色とて、ありふれた定番の色に限る必要はなかろう?赤という選択肢も十分あり得るのだ…」
「変わったお方だな」東明居士は思った。
「それに、眼鏡を掛けていれば、より親しみやすく感じてもらえるだろう。人間らしさも増す…」。それを聞いた東明居士の顔が、一気に青ざめた。
「璃月港の人間にとって、より馴染みのある格好になるという意味だ。私は元々、ここいらの者ではないのでな…」
なるほど、そういうことだったのか。東明居士も地元の出身ではなかったため、話を聞いて随分女に親しみが湧いた。そして彼は、鑑定依頼をする予定だった古書へと話を運んだ。
しばらくページをめくったあと、閑雲は眉をひそめた。「『その屈強さは牛のごとく…尻尾に翼あり』…北の浮錦がそのような姿で人の前に現れるわけがない。それに、理水畳山についても…出鱈目だらけだ。」
古書の真贋を判別する方法の一つに、記述内容の検証がある。専門家が記述に誤りがあると言うならば、高値で買い取った古書も偽物である可能性が高い。古書の収集は大変な苦労と金銭を要する作業なのだ。時に、ひもじさを我慢しなければならない時さえある。東明居士は苦笑した。両親と妻を亡くし、苦難多き人生を過ごしてきた彼にとって、書籍に浸る時こそが世の苦しみから逃れる唯一の方法だった。
万感の思いが込み上げてきて、東明居士は嘆いた。「凡人の一生は苦難に満ちている。仙人のように悠々自在に逍遥することなど、夢のまた夢…私が仙縁を得ることは生涯かなわないのだろう」
閑雲は眼鏡越しに、やせ細った蔵書家をしばらく見つめ、やがて口を開いた。「かねてより、仙道を求めるには、天に上り、地に潜ることも厭わず、苦労に苦労を重ねねばならぬ…そうしてようやく、道を論ずる縁を授かるのだと言われておる。仙人になるまでの苦難は、人の苦しみに劣らぬぞ」
「おっしゃる通りです。つい、つまらぬ愚痴をこぼしてしまいました」
挨拶を交わし、東明居士に見送られながら書斎から出る際、閑雲はふと何か思い出したように告げた。「書籍は本物ではなかったが…扉の古い錠前を外して、骨董品屋に持っていくといい。書籍の購入額程度の値打ちはあるだろう」
「それから仙縁のことだが——お前は確かにそれを得ている故、長い目で未来を見据え、英気を養っておくがいい」
好感度Lv.3後に解放
キャラクターストーリー3歴史学者の間で主流となっている見解は、以下のようなものである。「太古より物あり。天地の上下八方に極尽あり、宇宙の四方に伸ぶ川に始終あり。六合の間に、仙人は神の誕生を待たずして生まれ、陰陽に頼らずして形を成し、草木を潤わせ、金石に融ける。此れ即ち自然と言うべし。其の始まりを知らず、終わり料り難し。」分かりやすく言えば、天地には境界があるが、神の造物でない仙人にはそれがない…ということだ。
璃月という言葉がまだ存在しなかった昔、仙人たちはすでに山野を往来していた。世を守り、人を救うことを己の責務とする者もいれば、人を害する者もいた。清斎広録には、この時期に関する記録が一部ではあるが残されている。
「旱魃猛威を振るい、赤野焼ゆるが如し。人心燻る中、誰をか恃まん。瘴気災いと化し、疫病蔓延す。人心焼焦せし中、誰か我を救ふ者あらん」
「仙人来りし時、雲留まり、風立ちぬ。厚き雲、多き雨を下す。旱疫悉く逐はれ、万民悉く救はるる。」
のちに「留雲借風真君」と尊敬を込めて呼ばれるようになったこの仙人は、干ばつを鎮め、危機から民を救った。当時、その恩恵にあずかった民が、感謝の意を込めてこのような記録を残したのである。
その後、魔神戦争が勃発した。人々を憐れんだ契約の神・モラクスは、留雲借風真君をはじめとする諸仙人と志を共にした。仙人たちは命に従って四方へ征戦した末に、ついに天下を平定し、世に再び晴天が訪れた。
英雄と仙人が活躍したその時代は、感慨深い想いとともに後世に語り継がれた。歴史に刻まれた仙人たちの雄姿は、無数の伝説となって璃月人が成長する過程で親しまれるようになった。しかし、人が仙人について語っていても——特に、彼女自身に関する部分を語る時——閑雲は殆ど何の感情も表に出さない。
かつて奏楽が響き渡っていた絶雲の間は次第にもの寂しさに包まれる地となり、かつて共に笑っていた友人たちは、幾人も戦争で逝ってしまった。それを思うたび、閑雲は虚しくなるのだ。旧友たちは世を守るために進んで身を戦地へ投じた。しかし友がいなくなっても尚、この無念が消えることはない。
とはいえ、誓いは必ず守る…皆、かつてそう岩王帝君と約束した。その契約にこそ、皆の信念と願いが刻まれているのだ。誓いを破り去ろうなどという考えが、閑雲の中に浮かんだことは一度たりともない。なにせ彼女は、仲間との友情を何よりも大事に思っているのだから。皆の願いを見守るためにも、絶対に璃月を見捨てることはしない。
悲しみと決意は心に渦巻き、様々な想いが胸に押し寄せては、次第に静まっていく。人の語る伝説に静かに耳を傾けていた閑雲は、最後に一言だけ口にした。
「ふむ、実にいい話だ。」
好感度Lv.4後に解放
キャラクターストーリー4知音が散り行く前、時折仙人たちは一堂に会して共に音を奏で、絶雲の間にその音色を響き渡らせていた。
歌塵浪市真君は音楽に精通し、琴を奏でるのが得意で、塵の神・帰終は作曲が得意だった。
夜叉の伐難と応達はよく留雲借風真君と一緒に、歌塵浪市真君の琴音に合わせて歌を歌った。興が乗れば、留雲借風真君は様々な姿に変化し、風に乗って軽やかに舞った。
このような光景が繰り広げられるたび、山や水に棲む生き物たちは顔を上げ、耳を立て、静かに仙音に聞き入った。他の仙人たちも足を止めて、音に耳を傾けたものだった。
しかし、今や静まり返った絶雲の間では、風の音と鳥の鳴き声しか聞こえなくなった。
たまに奥蔵山にある仙府の奥深くから、留雲借風真君が弟子と会話を交わす声が聞こえてくるのみ…
憐れみの心から受け入れた数多くの弟子の中には、その哀れな生い立ちに心が痛む者もいたが、数年間の敬虔な修行を経て、その悲しみや辛さに満ちた雰囲気はすでに消え去った。霜に覆われた梅の枝が、雪が溶けた後に、より一層強い姿を現すように。
そんな弟子たちを見守っていると、かつての友人たちの願いに込められた美しきものが弟子たちに引き継がれていることを感じて、閑雲は微笑ましい気分になる。
だからこそ、「我があの子たちを守ってやらねば」と思う。時に思いが行き過ぎて、かえって弟子たちを戸惑わせることもあるが、閑雲は大して気にしていない。
友人を亡くし、みながバラバラになってしまったことも、大地が血に染まるような壮絶な経験をしたこともない弟子たちに、真君が大切に想うすべてをはかれるはずがない。皆が無事で、元気でいてくれるなら…それだけで満足なのだ。
好感度Lv.5後に解放
キャラクターストーリー5玄妙なる天道は捉えにくく、仙人たちの修行法もそれぞれ異なる。
留雲借風真君のそれは、「格致」を経て己の外に存在する道を求め、それを己の内に修めるというものである。そうして、外に頼って己を磨き、外なる理と内なる心を一つにするのだ。「格致」とは即ち、森羅万象に秘められた「天地の道」を窮めただすことである。世の万物には、意識の有無に関わらず、道理というものが存在している。その道理を研究し学ぶことは、万物が従っている道について理解することであり、これこそが修行の正道なのである。
真君は千年にも及ぶ熱心な研究の末に、大いなる気づきを得て常人の届かぬ境地に至った。しかしながら、凡人の命の短さ故に、道理の真髄をすべて弟子に授けられないのは実に残念なことである。そればかりか、資質に欠ける者はたとえ彼女の導きを受けたとしても、悟りを開くことができないのだ。
知恵を絞って考えた結果、彼女はある方法を思いついた。
凡人が天道を悟ることが至難の業ならば、その道理を仕掛けの術に溶け込ませて、人々に伝えてやればよいのだ。
難解極まりない「天地の理」も、細かく分けて少しずつ世に伝えれば、人間がより理解しやすいものにできるだろう。
それに、仕掛けの術で生産が捗れば、労力と物資の消費を大幅に抑えられ、その恩恵は計り知れないものになるはずだ。
からくり装置で洗濯ができれば、「夜闌にして臥して衣を濯ぐを聴く」ことはなくなる。
人を乗せて走る装置があれば、杖や草鞋を拠り所にして何千里も歩く必要もなくなる。
なにせ、平和なこの時代だ。彼女が雨を降らせねばならないような干ばつはなく、人々もすでに田畑に水を引く術を得ている。そして、戦火もほとんど消えた。みなの心に安らぎが訪れた今、人々が望んでいるものは、より豊かな生活だろう。
この時代、契約の通りに俗世を守る方法は、殺生と魔物退治だけではあるまい——装置を作って、人々の暮らしに利便性をもたらすこともいい方法と言えるだろう。
凡人が限りある生涯のうちに、天地の理を悟り、世のためとなる功績を残すというのは至難の業だ。しかし、彼女が手を貸せば、「桃源郷」を築くことも夢ではないかもしれない。
かつて絶雲の間に響いていた音色を再現することはできないが、街の家々から聞こえる笑い声を守ることならできる。それは彼女の、心からの願いでもある。
それに、仕掛けの術は留雲にとって大いに興味をそそられるものだ。こよなく美食を愛する彼女も、新しい仕掛けの術の研究となれば寝食を忘れるほどなのだから。
斯くして、「留雲借風真君は仕掛けの術の研究を好む…というよりも、我を忘れるほどのめり込んでいると言うべきだろう」——これはいつしか、弟子の誰もが知る公然たる事実になったのである。
好感度Lv.6後に解放
玉虚伝説の中で、仙人の住処は「玉虚」と呼ばれている。絶雲の間の各山にある仙府は、まさにこれである。
しかし「玉虚」は元々、俗世を俯瞰する慶雲頂の雲上を指す言葉であった。ほとんどの凡人はお目にかかれない場所である。
また、「玉」は仙府の土台となる、無欠なる浮生の石を指していた。これがあるからこそ、かの地は雲の上に浮いていられるのだ。
「道は虚にあり、登虚すれば即ち道を得る」。かつて仙道を求める者は天に登り、地に潜って修行を行わねばならなかったが、ここはそのうちの「天」の試練の場であった。
玉虚は元々、道心をはかるためのものではなく、留雲借風真君が己の心を静めるために作ったものだったのだが、削月築陽真君と理水畳山真君の提案のもと、仙道を求める者のために譲ることにした。その後、帝君が承諾し、帰終と歌塵も賛成したので、留雲借風真君は快く玉虚を譲り、そこに小さな亭を建てた。
今や、仙道を得られる者は極めて稀だ。俗世において伝説となりつつあった「玉虚」は、再び留雲のものとなった。だが、雲上に戻った彼女の心境は、昔とは異なるものであった。
果てしなく広がる雲海に陽が昇っては沈む…その光景は確かに壮観だが、俗世の賑やかな日常にもまた、それなりの趣がある。
閑雲という名で人と共に生きる——今の彼女にとっては、そのほうがより楽しみなことなのだ。
「ちょうど小腹が空いてきたな。今日は万民堂のかにみそ豆腐をいただくとしよう。」
好感度Lv.4後に解放
神の目璃月の仙人は、天地の間に漂う元素の力から生まれた純然たる元素生物である。つまり、常人と比べて「道」の根源に近い。
閑雲にとって、元素力を導くことはほとんど無意識のうちにできることであり、何らかの器官に頼る必要もなければ、もちろん神の目も必要ない。
だが、人の姿で俗世に生きる以上、その身も俗世の法則に従うのがよいはずだ。神の目を身につけても、それを媒体として元素力を駆使することは容易いだろう。——そう閑雲は考えたのである。
そのため一般人と違って、閑雲は腕に着けた神の目をさほど重視しない。しかし、閑雲には神の目のお陰で気づいたことがあった…
以前、荻花洲でがっちりとした体格の農夫が、いかにも弱そうな強盗二人に匕首で脅されているところに出くわした時のことだ。農夫は手にクワを持っていながら、小柄な強盗たちに抗うどころか、ガタガタと震えるばかりであった。助けようと思って歩み寄った閑雲だったが、か細い女にすぎないと思ってか、農夫はこう言った——「やめておけ。巻き込まれたら、怪我をしてしまうぞ」
しかし、話しながら彼女が横を向いたとき、農夫は閑雲が神の目を持つ「侠女」であることに気づき、態度を一変させた。「共に強盗共を追い払ってくれ」…そう言いながら、クワを振り回して強盗に向かって突進したのだ。そして農夫はなんと、クワ一本で強盗を追い払った。閑雲が手を貸したのは、強盗の一人が手にしていた匕首を落としてやったことだけである。農夫は、彼女の腕にキラキラと輝く神の目を見つめながら、繰り返し嘆いた。「俺にも神の目があればな…」
農夫に必要だったのは神の目などではなく、ほんの少しの勇気だった。にもかかわらず、神の目に気付いたとたん、まるで別人のように振る舞えてしまうほど、彼の心は神の目に大きな影響を受けた。人間がどれだけ外部の影響を受けやすいものなのかを如実に表した一例だろう。
農夫の反応が理解できず、彼女はしばし戸惑った。
世の物事には必ず、客観的な性質が存在しているものだ。しかし、その表面だけに囚われ、媚びを売ったり蔑んだりするのはなんと愚かなことであろうか。閑雲はこれまで生きてきた中で、一貫してはっきりとした物言いをし続けてきたが、その言葉は常に物事の表面に留まらず、根本に触れるものであった。
尊敬に値する人には敬意をもって接し、そうでない人には冷ややかな態度を露わにする。留雲借風真君のときも、侠女閑雲のときも、その性格が変わることはない。
「よく見るがいい、私はほとんど手を貸しておらぬ。お前一人で敵を打ち倒せたのだから、もっと自信を持て。」そう言い放つと、閑雲は袖をひるがえして立ち去った。
義侠の心を以て俗世を濯ぎ、慧心を以て天道を伝える。今日も、閑雲は颯爽と俗世を渡り歩く。
好感度Lv.6後に解放

ボイス

日常ボイス

日常ボイス

タイトル内容解放条件
初めまして…どうした?この姿を初めて目にして、妾のことだと分からなかったのか?妾は如何なる掟にも縛られず、自由気ままにこの俗世を巡っている。ゆえに行きたい場所も、共に旅する仲間も、妾自身が決めるのだ。コホン…人の世において妾の名は広く知れ渡っている。他の者の前では妾のことを「閑雲」と呼ぶといい。初期解放
世間話・仕掛けの術仕掛けの術は実に奥が深く興味の尽きない技術であり、一言二言で説明できるようなものではない。だが毎回この話をすると、皆が眠そうにするのはなぜであろう?初期解放
世間話・人の世人々が穏やかに暮らし、万象が一新された今──まさに人の世の良き時代と言える。初期解放
世間話・面白い出来事暇を持て余しているのなら、妾の家に来て、ここ最近の面白い出来事を話してくれぬか?初期解放
雨の日…今や人の世の気候は安泰そのもの。ゆえに妾が風を吹かせ、雨を降らせる必要もない。初期解放
雷の日…ふむ、少しばかり耳障りだ…初期解放
晴れの日…うむ、いい眺めだ。高いところに登り、遠くを眺めるにはもってこいの空模様だろう。何、お前を置き去りにして一人で飛んでいくことはない。安心するといい。初期解放
暴風の日…実に心地好い風だ。そうだ、お前の体に仙家呪符を貼ってやるから、妾と共に空を翔けてみぬか?初期解放
おはよう…妾ならとっくに起きている。ただ目を閉じて瞑想していただけだ。いい修行になるぞ、お前も試してみるといい。初期解放
こんにちは…ふむ?妾をじっと見てどうした。今日の昼餉はお前が作る番だろう?初期解放
こんばんは…夜市を共に散歩?ふん、そのような場所の何が面白い。珍しい物が欲しいのであれば、妾が直々に作ってやろう。初期解放
おやすみ…このとおり、妾はまだぴんぴんしておるぞ…お前のほうこそ眠くて目も開けていられないようではないか。ほら、さっさと寝るといい。初期解放
閑雲自身について・師弟妾は昔から掟に縛られず、自由気ままな性格であった。弟子たちもそんな妾に倣ってか、どいつもこいつも自分のことばかりにかまけて師匠の妾に連絡することを疎かにしておる…ふん、もちろん妾に寂しいなどという気持ちは微塵もない!ただ…師匠は弟子を思いやるものだというのならば、時間を見つけてあやつらのところに顔を出してやらんこともない…別に迷惑にはならぬだろう?初期解放
閑雲自身について・調理仕掛けが作る食事は手料理ほど凝ってはおらぬが、節約できた時間を新たな調理神器の研究に回すことができる。そうすれば、新たな仕掛けがさらに時間を節約してくれる…ふっ、こうして繰り返していくことで、いつか必ずこの世のあらゆる美食を妾のものにできると信じておる。好感度Lv.4後に解放
旅伴について…この先の旅路がより順調なものとなるよう、妾がわざわざ空を飛んで地形を測量し、この案内用の羅盤を作ってやったぞ。どうだ、妾ほど用意周到で気配りのできる旅伴、今までに出会ったことがないだろう?.…何?この辺りの地形には詳しいと?ふん…人の記憶など、所詮頼りにならめぬもの。お前が道に迷ったその時、きっと妾の先見の明に感謝するであろう。初期解放
絆について…妾は俗世のものに気を留めはしないが、「絆」という言葉の本質はよく知っておる。口にするのは簡単な言葉だが、その中身は奥が深い。妾とあの老骨たちのことを例に説明しよう──顔を合わせるのが数年ぶりであっても、あやつらとはすぐに喧嘩に発展するなんてことがざらにある。しかしどこにいようと、帰る場所がないという心配はない。お前は妾が認めた人間であり、無論妾の明友の一人でもある。さて、お前は妾と同じように、この「絆」を大切にしてくれるであろうか。好感度Lv.6後に解放
「神の目」について…帝君はかつてこう言った──「『神の目』は責任の表れであり、山に隠居しようが繁華な街で暮らそうが、人の世を守るという責務を忘れてはならない」と。これからは人の時代だ。妾もこの責務を胸に刻んで歩んでいくだろう。好感度Lv.4後に解放
シナリオ「迫る客星」をクリア
シェアしたいこと…この仕掛け鳥はただの試作品だ。これよりも大きな鳥を作り、中央部をくり抜いて席を設ければ、あの老骨たちと共に遊べると考えたのだ…だが、動力源と操作方法を確立するのにひどく難航しておってな。飛行能力は必要不可欠だし、変形機能も欠かせない。無論、安全装置のことも考慮する必要がある…はぁ、帰終のやつがまだいてくれたら、奇天烈な解決策をいくつか思いついてくれただろうな…初期解放
興味のあること…奥蔵山の景色は雅趣に富んでおり、天地の精華を結集しておる。まさに修行に適した好い場所だ。妾が山で瞑想していると好奇心に駆られた生き物がよく見物にやってくる。音を立てたり騒がしくしたりすることもあるが…一度も五月いと思ったことはない。初期解放
甘雨について…甘雨に残業の内容を聞いたことがある。そしたら難解な言葉ばかりを並べて返してきてな。会議の議事録だの、仕事の総括だの、それに年度報告、財務予算と…ふん、仙麟の血筋と妾が伝授した養生法がなければ、あれほど煩雑な役所仕事に耐えられはしないだろう…今度あの子に会ったら、妾が開発した明目清心茶を毎日しっかり飲んでいるか代わりに聞いてくれぬか。好感度Lv.4後に解放
申鶴について…申鶴から聞いた話だが、あの子は万民堂の配達員をやったこともあるらしい。ある日、時間を節約するために屋根の上を走って、客の前に飛び降りたという。それで客をひどく驚かせ、危うく千岩軍に通報される寸前だったとか…幸い、あの子の俊敏な動きによって通報されるより先に料理を置いて去ることができたそうだ。ふむ、申鶴は危機回避能力を益々上げておる。実に喜ばしいことだ。好感度Lv.4後に解放
シナリオ「風立ちし鶴の帰郷」をクリア
鍾離について…妾が璃月港に家を買おうとしていると聞いた帝君が、すぐさま内装や家具の購入に関する注意点を詳しく教えてくさった。彩光や風通しのこと、木材の特注について、磁器の選び方から植物の配置まで…聞いただけで頭が痛くなってきてしまった。人の世で暮らすには、これほど多くのことを考えなければならぬのか?好感度Lv.4後に解放
シナリオ「千里の月明り」をクリア
魈について…降魔大聖は妾より寡黙だ。この千年ほどで、あやつが集まりに顔を出した回数はごく僅か。お前は降魔大聖と仲がいいと聞いたが、普段どんな会話をしているのだ?なんなら、今度お前が降魔大聖に会いに行くとき、妾が「豆腐布顔」を作ってやろう。一緒に持って行くといい。好感度Lv.4後に解放
胡桃について…あの若い娘が口にする言葉は奇々怪々だ。しかし。「往生堂」の者たちは皆あの子を敬っており、帝君でさえも畏まった態度で「客卿」とやらを努めておる…それにあの子は、食に対しても独特な見解を持っているそうだ。これほどの奇人、当然妾も好奇心を持たずにはいられぬ。好感度Lv.4後に解放
香菱について…あの子と世間話をしたときにからくり調理神器について話したのだが、「料理はやっぱり自分の手で作った方が本場の味を出せると思うよ」返された…ふん、妾もその仕掛けを自分の手で作ったというのに、どうして本場でないと言えよう?いつの日かあの子とは決着をつける必要があるようだ…だが、あの子の作る璃月料理が美味であることは間違いない…ふむ、仕掛けを改良する方法を考えなけば…好感度Lv.4後に解放
凝光について…「天権」を務めるあの者は何事もそこそこ上手く処理しており、話術にも長けておる。ふん、璃月港が七星の管理によって日々繁栄し続けていることを認めよう。妾もあやつの手腕を観察して、その真髄を研究…コホン、このことは他言無用だ──あやつには言うなよ。好感度Lv.4後に解放
シナリオ「迫る客星」をクリア
刻晴について…新年や節句のたびに、彼女は七星を代表して妾のもとを訪れ、礼物を贈ってくれる。本当に礼儀正しい良い子だ。仕事をてきぱきとこなし、あらゆる面において配慮がが行き届いている。あの子が甘雨と一緒に仕事をしてくれるおかげで、妾もそれほど心配せずに済む…好感度Lv.4後に解放
雲菫について…「璃月劇」には仙人の伝説を元にした物語がたくさんあり、中には妾の経験したことを書いたものまであるらしい…妾は無論、それを見たことはない。舞台上で自分のことを演じる他人を見るなど、この上なく気まずいことであろう?だが、申鶴の過去を元に創作したあの劇については、暇があれば鑑賞しに行ってもよいだろう。好感度Lv.4後に解放
シナリオ「風立ちし鶴の帰郷」をクリア
ヨォーヨについて…以前、ヨォーヨが妾の眼鏡を借りたいとねだってきたことがあった。自分の顔にかけ、一人でニヤニヤしておったよ。子供だからこそ、大人には分からない楽しさを見つけられるのだろうな。好感度Lv.4後に解放
嘉明について…嘉明は熱心な子だ。言葉遣いが独特で、大口を叩くことがない。妾はあやつの未来を大いに期待しておる。初めて嘉明と出会った時、あやつは池のほとりで休んでいる妾を見て、自分から進んで食べ物を分け与えようとしてきた。後にあやつから聞いたのだが、妾のことは仙人というより一人の先輩として尊敬しておるそうだ。ふふ、それなら無論、妾も先輩として世話してやるのが筋というものだろう。好感度Lv.4後に解放
閑雲を知る・1妾の過去を知りたいと?土に埋もれた古い話だ。今さら掘り起こしてもしょうがない。お前のほうこそ、世を旅しているうちに面白い出来事をたくさん経験してきたのだろう?他の国の神と仙人はどのような姿をしておるのだ?のようにお喋り好きな者はおるか?さあ、茶でも淹れて、ゆっくり話そう。初期解放
閑雲を知る・2璃月ではある時期、仙人のもとを訪れ、道を尋ねるということが流行った。どのようにして妾の洞府の場所を知ったのかは分からぬが、人々は奥蔵山に祭壇を設けて頻繁に食べ物を供えるようになった…ふん、この妾が人の世の美食に目がくらんで修行を中断するはずあるまい。だがその誠意に免じて、やむを得ずそばに人がいないときに少々味わっ…コホン、少しばかり応えてやったこともある。好感度Lv.3後に解放
閑雲を知る・3妾の洞府を訪れ、弟子にしてくれと懇願してきたやつらもおった。妾は入口を封じて会わないことを態度で示したが、それでもそういった者たちは離れようとしなくてな。そのままにしていたら、奥蔵山が野営場になる恐れがあった…仕方なく、妾は洞府の外に紙を張って、弟子になりたい者にお題を出したのだ。清心の料理法を毎日一種類、計九十九種類を考案するようにとな…結果、誰もそれを成し遂げられなかった。ふん、仙家の術も仕掛けの知識も、学ぶには極めて優れた天賦だけでなく、穏やかな気質を併せ持つ必要がある。たかだが三ヶ月も耐えられないようでは、無駄な努力となるだろう。早々に諦めたほうがよい。好感度Lv.4後に解放
閑雲を知る・4仕掛けの術には様々な不思議な用途があるとはいえ、妾にとっては暇を潰すための遊び道具に過ぎないときもある。あれはある年の雪が深く積もった奥蔵山でのこと。皆やることがなく洞府で便々と日を過ごしているのを見て、は「雪上滑走追風神器」を作ったのだ。帰終や歌塵らと楽しく遊んでおると、削月のやつもまざりたいと言ってきた。だが、あやつがそれを使って滑った瞬間、道を外れて仕掛けごと脇の雪だまりに落ちてしまってな。まったく、掘り出すのにどれほど苦労したことか…その後、三歳の幼子でも安全に使えるよう、あやつのために特別に防御機能を強化してやった。まあ、代償として速度が少し落ちてしまったがな。好感度Lv.5後に解放
閑雲を知る・5璃月港に移り住んでから、妾は流行の書物を数多く読んだ。そのうちの一部の義侠小説はなかなかのものだった。そこでふと思ったのだ──妾の知り合いたちを登場人物とすれば、想像上の人物よりもずっと魅力ある物語を作れるのではないかと。ただ、妾の弟子たちはどいつもこいつも過去の話をされるのが好きではないらしい…そうだ、お前が話してくれた旅の面白い出来事を書くのはどうだ?好感度Lv.6後に解放
シナリオ「千里の月明り」をクリア
閑雲の趣味…暇があれば、山に座して風に当たっている。これが妾の心をいつも落ち着かせてくれるのだ。初期解放
閑雲の悩み…璃月港に住むようになってから、妾の家を訪ねたり、妾を宴に誘ったりする新たな友人や古い知り合いが後を絶たない。このままでは、手持ちのモラもいつか尽きてしまうだろう…初期解放
シナリオ「千里の月明り」をクリア
好きな食べ物…友人との食事は、それがどんな料理であろうと余韻を深く残してくれるものだ。初期解放
嫌いな食べ物…仙人の修行が、人の世の俗物に影響されることはない。食の種類よりも、妾は味のほうが大事だ…もしお前自身も美味しくないと感じるものだったら、それを妾に差し出すでないぞ。そんなものを食べるくらいなら、妾が作ってやったほうがマシだからな…初期解放
贈り物を受け取る・1食材は新鮮で、食感も程よい。さては妾の料理技法を裏で身につけたな?初期解放
贈り物を受け取る・2味は二の次だ。妾を食事に誘ったことを褒めて遣わそう。初期解放
贈り物を受け取る・3最近は、からくり調理神器を使っていない。お前に貸してやってもいいぞ?初期解放
誕生日…さあ、この木箱を開けてみるといい。中にある仕掛け人形は、妾が暇な時に作ったものだ。お前にやろう。見ろ、このように手を叩くとハスの花が開き、色とりどりの明かりが次第に灯っていく。そして、若者たちの大好きな誕生日を祝う曲が流れるのだ…これでお前の誕生日を祝う会もさぞかし賑やかになるだろう。よい誕生日を過ごせるよう祈っておるぞ。初期解放(※)
突破した感想・起ずっと引きこもっていたゆえ、たまには外に出て体を動かすのも悪くはない。突破段階「1」で解放
突破した感想・承一部の仙術は長年使っていなかったこともあり、急に使おうとすると上手くいかないときがある。突破段階「2」で解放
突破した感想・転はぁ、それほど期待に満ちた目で見られたら、妾ももう少し本気を出してやらねばな。突破段階「4」で解放
突破した感想・結長いこと世を渡り歩いていると、力の強さより、人との付き合いのほうが大事だと分かる。暇があれば、眺めの良い場所を見つけ、共に景色を堪能しながら語らい、ゆっくりとひと時を過ごそう。突破段階「6」で解放

※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。

戦闘ボイス

戦闘ボイス

アクション内容備考
元素スキルはっ!
風よ!
散れ!
元素爆発八方の風、羽ばたかん。
仙人のご光来だ!
集風、孤雲に帰す。
宝箱を開けるふむ、部品として使えそうだ。
珍しいものか?妾にも見せてみるといい。
妾が発明してやってもよいぞ?「お宝探索神器」をな。
HP低下不敬な!
悪くない動きだ。
妾が最後まで付き合ってやろう。
仲間HP低下無理はするな。
何故妾に助けを求めない!
戦闘不能腹を空かせていたせいだ…次こそ…
一時の油断が…
仕掛けを…まだ出しておらぬ…
重ダメージを受ける取るに足らぬ。
この程度か。
チーム加入仕掛けに不備なし。では行くとしよう。
食糧はきちんと用意しておるな?
妾は日に千里を駆ける。しかとついてこい。
その他ボイス

その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。

他キャラからの反応

他キャラからの反応

嘉明閑雲おばちゃんにはいつも世話になってる。オレの獣頭がボロボロになってたのを見るなり、オレの背より高い獣頭を山ほど作ってやるって言い出したんだ。オレは口がカラカラになるまで説得して、なんとか元の獣頭を改良するってことで納得してもらった…今、オレが持ってるこの獣頭は威勢があって軽いし、それに衣はいつでもどこでも風になびくんだ。まるで仙の風に支えられてるみたいでさ、超好き!
甘雨留雲真君…コホン、閑雲さんから何日か前に買い物に誘われたのですが…屋台に着くたび足を止め、一つ一つ品物をすみずみまで見てからでないと、次に向かってくれなくて…まだ食事をしていないことにお互い気づいた時には、もう日が暮れていました。その瞬間、ふと山で修行をしていた遠い日々のことを思い出したんです――あの頃も、毎日があっという間に過ぎていたということを…
凝光近いうちに、閑雲さんを茶室に誘う予定なの。ちょうど、仕掛けのおもちゃをいくつか収集したばかりだから、彼女の考えを聞いてみたいと思って。もちろんこれを機に、仙人の璃月港における暮らしの逸話についても伺うつもりよ。それで、この招待状を私の代わりに届けてくれる人についてなのだけれど…あなたには心当たりがあるかしら?
鍾離「閑雲」についての逸話なら、何人もの商人から聞いたことがある。一見驕傲で無口に見えるが、ひとたび話せば、その真っ直ぐな性格と方正さから、友好を結びよき友として交流するに値する人物であることに気がつくのだそうだ。それを聞いて、俺も実に喜ばしく思った。ところで、彼女に対する評価のうちの一つ、「気前がよい」という言葉については…ふむ、俺もよく言われるのだが…
申鶴以前、漱玉が師匠に連れられて、万民堂へ来たのだが…そのとき、漱玉の話し方が師匠に似てきていることに気付いたのだ。我も師匠の庇護のもと、日々を送ってきたが…もしや我の振る舞いにも、幾分か師匠の面影があるのだろうか?
ヨォーヨ前に師匠に会いに行ったとき、師匠がとっても気品のあるおねえちゃんと話をしてたの。そのおねえちゃんがね、自分のことを「閑雲」だって言ってヨォーヨをからかおうとしたんだけど、ヨォーヨは一目でその人が留雲おばちゃんだって気づいたよ!だって、師匠がすっごく嬉しそうにしてたし、すっごく仲がよさそうだったもん!そんなの昔からのお友達以外、ありえないでしょう?

引用元ページ:各キャラの反応

考察

総評

強力な落下攻撃バフとHP回復を提供でき、移動も速い風元素サポーター!
元素スキルで鶴に変身して落下攻撃を繰り出し、元素爆発でチーム内メンバーのジャンプ力と落下攻撃のダメージをアップさせるという、「落下攻撃」にフォーカスが当たった風元素サポーター。凄まじい量の落下攻撃バフを提供できるため、落下攻撃アタッカーはもちろん、落下攻撃倍率の高いキャラクターが新しい形で活躍できるようになった。
落下攻撃倍率が低いキャラでもそのダメージを実戦レベルまで上昇させることができるため、彼女がいれば誰でも落下攻撃アタッカーとして運用することができると言って差し支えないだろう。
仙人の力でチームをサポートし、落下攻撃ならではの軽やかでアクロバティックな戦闘を楽しもう。

特徴

  • 誰でも強力な落下攻撃を出せるようになる
    元素爆発の効果時間中は出場しているキャラクターのジャンプ力が向上し、回数制限はあるが落下攻撃をいつでも出せるようになる。
    落下攻撃そのものに盾持ちのガードを貫通、小型の敵をダウンさせるなど独自の恩恵がある他、落下攻撃の天賦倍率が高めのキャラと合わせることで戦略の主軸に据える余地もある。
    落下攻撃の倍率が他より高く設定されているのはディルックレザー荒瀧一斗楓原万葉がいる*1
    また、凸が必要になるが通常攻撃天賦Lv+3の星座効果を持つフレミネは最大のLv13まで通常天賦を上げるとディルックをわずかに上回り倍率トップを誇る。
    さらに、固有天賦で莫大な量の落下攻撃加算バフを配ることができ、あらゆるキャラクターでアタッカー運用することが可能になる。2凸まで行けば、サポーターやヒーラーとして作られたキャラでさえ、10万ダメージ越えの落下攻撃を連発できる。

  • 非常に優れた移動性能
    スキルを上手く使うことで、ダッシュを上回る移動速度、ジャンプを上回る高度到達、滑翔を上回る飛行性能を実現する。
    さらに滑翔速度+15%の天賦、風共鳴に関わる元素、基礎移動力が高い長身と、移動に有利な特性を多数揃えている。(ただし、これらの要素はスキル中の移動速度を上げることはできない。)
    単純な速度や高度では強力なライバルも多数存在するが、急崖を飛び越えるテンポの良さでは他キャラクターの追随を許さない。
    1凸でストックが+1され、利便性をさらに高めることができる。

注意点

  • 元素スキルは画面酔いに注意
    閑雲の元素スキルは「3段ジャンプで高く飛翔して急降下」という使い方が基本なのだが、この時カメラの視点がかなり激しく動くので、酔ってしまうことがある。画面酔いが不安な人はガチャを引く前にお試しステージなどで使用感を確認しておこう。特に閑雲を完凸してスキル主体のアタッカーにしたいと考えている方は気をつけてほしい。
    なお、敵を画面の中央に捉えるように意識してスキルを使えば、カメラアングルの動きが多少緩やかになる。

  • 落下攻撃バフの対象は単体のみ
    元素爆発の落下攻撃ダメージアップ効果は一撃で複数体を巻き込んでも1体の敵のみに適用される。
    落下攻撃は攻撃範囲が広いが、複数体の敵に効率よくダメージを与えたいなら他の手段でもバフするなどの工夫が必要。

  • 一部のスキルと併用できない
    タルタリヤ神里綾人放浪者など落下攻撃ができないスキルとは併用できない。スキルを解除すれば使えはするが、基本的にはスキルを使える編成の方がダメージを出しやすい。
    また、雷電将軍の夢想の一心による落下攻撃は元素爆発ダメージと見なされるため、こちらも併用できない。

運用

  • 落下攻撃サポート型
    固有天賦を最大限活かすために攻撃力4500を目標に盛って、チームの落下攻撃をサポートする型。
    無凸の場合、バフを最大限引き出すための攻撃力と元素爆発を回すための元素チャージ効率のバランス取りが難しくなる。
  • ヒーラー型
    落下攻撃サポート能力を無視し、継続全体ヒーラーとしてチームを支える型。
    同じ風元素ヒーラーであるジン早柚と比較すると、継続全体回復である点、範囲に縛られない回復が可能な点で優れており、純ヒーラーとしても十分活躍してくれる。
    いくつかの天賦を腐らせるものの、ステータス調整に余裕がありどの編成にも入れられるため、運用がしやすい。
  • 落下攻撃アタッカー型
    自身の強力なバフを活かして元素スキルの閑雲衝撃波や落下攻撃のダメージを伸ばすことで、落下攻撃アタッカーとして運用していく型。
    1凸でスキル使用回数が増えて火力向上につながるため可能なら1凸以上を目指したい。完凸するとアタッカーとしての性能が完成される。

天賦

通常攻撃・清風散花の詞

特性:
球状の風弾を飛ばして攻撃する4段攻撃。天賦倍率に突出したところはなく並の火力。
重撃の火力は一回り低め。地形に沿って軌道が変化し、敵を貫通する特徴がある。
攻撃力依存のキャラではあるがメインアタッカーを務めるには物足りなさがある。

朝翔の鶴雲 (元素スキル)

「散れ!」
CT: 12秒
元素粒子生成: 5個 元素量: 1U 特性:
使用すると特殊なバフ(鶴雲幻化)を発動すると同時に前方へ跳躍(天梯昇り)し、跳躍時の地面の経路上にいる敵に風元素ダメージを与える。
さらに元素スキルボタンを入力することで2回目、3回目の跳躍ができ、通常攻撃ボタンを入力すると鶴のようなオーラを纏い、閑雲衝撃波という特殊な落下攻撃を発動する。

少々複雑だが1回目の跳躍は「鶴雲幻化+天梯昇り」、2~3回目は「天梯昇り」という構成になっており、1回目は空中では発動できないが、2~3回目は地上・空中によらず発動可能。
鶴雲幻化状態中は落下ダメージが無効になる。

元素スキルのクールタイムは1回目の発動直後から発生している。
閑雲衝撃波を発動せずに鶴雲幻化状態が解除された場合、元素スキルのクールタイムが3秒短縮される。

粒子は天梯昇りでは発生せず、閑雲衝撃波で発生。粒子の量は閑雲衝撃波の発動タイミングに関係なく一定。

天梯昇りには敵を自動で狙う補正はかかっておらず、敵が近くにいても常に閑雲が向いている方向に飛ぶ。
注意点として、天梯昇りは敵一体につき1度しかダメージを与えられない仕様になっている。
これは3回分の天梯昇りで共有されており、敵1体に対して頭上を往復するように跳躍してもダメージは1度だけ。
逆に天梯昇り1回につき敵1体だけという縛りはなく、軌道上に複数の敵がいれば一度の跳躍で複数の敵を巻き込める。

閑雲衝撃波は天梯昇りを発動した回数で威力が上昇し、エフェクトも派手になっていく。3回発動時の倍率はすさまじい。
垂直落下ではなく近くの敵を狙って一直線に突っ込んでいくため、真下に敵がいなくても敵を狙ってくれる。
反面、すべての敵を巻き込めるような位置を指定したくてもできず、必ず敵1体を中心とした攻撃になる欠点もある。
敵がいなくても真下ではなくやや進行方向へ前進しながら落下する。
また、鶴雲幻化状態が解除されていなければ着地後地上から出すことが可能。ただし3回発動時の猶予はかなり短いので注意。詳しくは後述。
なお発動後、着地するまでに約2.5秒経過すると鶴のオーラが空中で霧散し不発になる。
不発時は通常の落下状態へ移行し、滑翔や落下攻撃を行うことができる。

細かな仕様

スキルの初回発動は地上でしかできなくなっており、この点は不意に落下した際でもリカバリーができる楓原万葉とは少し使い勝手が異なっている。
天梯昇りの間にダッシュを挟んだり風の翼で滑翔することが可能。
鶴雲幻化状態中に攻撃ボタンを押すと例え地上であっても閑雲衝撃波が発動してしまうので通常攻撃を挟む事は出来ない。

天梯昇りは回数を重ねるごとに高さも飛距離も伸びていく。
連打すると上方向へのベクトルが強くなり、逆に遅めに入力すると横方向へのベクトルが強くなる
水面、または着地してから発動すると足元に鶴のエフェクトが発生し、発動間隔が同じ空中での発動に比べ約1.4倍の距離になる。
天梯昇りの跳躍には移動バフが乗らないため、四風原典や風共鳴の恩恵は受けられない。
飛んでいる間も方向転換は可能だが空中で急な反転はできない。

鶴雲幻化状態の継続時間について
鶴雲幻化状態は天梯昇りの着地後、3秒以内に次の天梯昇りを発動しなかった時解除される
3回目の天梯昇りの着地後はさらに短く1.2秒で解除される
高所から天梯昇りを発動し落下し続けた場合、約2.7秒で解除される
鶴雲幻化状態中は落下ダメージ無効となっているが、致命的なダメージが発生するほどの高度になると落下中にその効果が切れてしまうことが多い。
天梯昇り中~発動後でも風の翼を使用できるため危険と感じたら上手くフォローしよう。

継続時間の詳細

継続時間の詳細
天梯昇りを発動してから着地まで1.5秒以上かかる場合、天梯昇り発動後約2.7秒後に解除される
天梯昇りを発動してから風の翼を開いた場合、風の翼を開いてから1.2秒後に解除される
天梯昇りを発動してから風の翼を開くまで1.5秒以上かかる場合、天梯昇り発動後約2.7秒後に解除される
天梯昇りを発動してから着地後に地上移動した場合、動き始めて約1.2秒後に解除される
天梯昇りを発動してから空中で攻撃を受けひるみモーションに入った場合、鶴雲幻化状態の継続時間のカウントが止まり着地した後の受け身モーションが終わるとカウントが始まる

夕集の竹星 (元素爆発)

「集風、孤雲に帰す」
エネルギー: 70 | CT: 16秒
元素量: 1U 特性:
発動時にチーム全体を回復すると共に「竹星(ジュシン)」を召喚し、出場キャラに8スタックの「補助仙力」を与える。
「竹星」はチーム全体を持続的に回復する。
「補助仙力」のスタックが残っている間は出場キャラのジャンプ力が強化され、後述するパッシブ2の効果で落下攻撃のダメージも増加する。
落下攻撃が行われると「補助仙力」が1スタック消費され、スタック消費の際に風元素範囲攻撃が追従する。

  • 「竹星」による全体回復の間隔は約2.5秒。元素爆発全体で最大6回発動。チーム全体を持続的に回復できる能力はなかなか貴重。
    • 「補助仙力」を使い切っても「竹星」はプレイヤーを追従し続け持続時間終了まで回復効果を提供する。
  • 「補助仙力」スタック消費時に発生する攻撃の範囲は落下攻撃の範囲より少し広く、落下攻撃は外しても風元素ダメージが発生することもある。
    • 落下攻撃に追従する性質上、元素付与状態で落下攻撃を出すと確定で拡散も発生する。
      単体相手の場合拡散で元素を消費するため、元素付着状態の維持がやや難しくなる可能性もある。

マルチプレイで使用しても他プレイヤーに「補助仙力」、パッシブ2の落下攻撃バフが適用されるが、スタック数も共有するため実際に使える数はそれほど多くない。

白羽高くして祥風を追う (パッシブ1)

閑雲衝撃波を敵に命中させると20秒間チーム全体の落下攻撃の会心率にバフがかかる。最大4層で継続時間は層ごとに独立。
敵1体に命中するごとに発生するため4体巻き込めば一回で最大バフを得られる。
バフの対象が落下攻撃限定な上に効果量もそれほど高くはないが、味方への会心率バフは希少であり、条件が緩いので発動も容易。

かの姿、洞府の仙人を彷彿す (パッシブ2)

元素爆発による補助仙力(ジャンプ力強化効果)が持続している間(つまり落下攻撃8回まで)、閑雲の攻撃力に基づく落下攻撃加算バフがチーム全体に提供される。
バフ量上限は9000(2凸すると2倍になり18000になる)。最大量のバフを提供するためには閑雲の攻撃力を4500まで盛る必要がある。
1回の落下攻撃につき敵1体にしかバフが適用されないものの、バフ量は非常に優秀*2であり、どのキャラでも落下攻撃で一定以上の火力を発揮できるようになる。
弟子である申鶴のバフとよく似ており申鶴用にしめ縄剣闘士などの聖遺物を用意していた場合はそのまま流用も可能。

鶴の如く (パッシブ3)

自身キャラクターの滑翔速度が+15%UP。これまでアンバーやコレイなど滑翔中のスタミナ消費を軽減できる天賦持ちのキャラは存在したが滑翔の移動速度を上げられる天賦は初。
(ちなみに稲妻の都市評判で入手できる便利アイテム「赤羽団扇」が30秒間滑翔速度+30%UP)
高所から滑翔する機会が多いゲームだけに探索時の恩恵は大きい。
滑翔を使うと高所のワープポイント(もしくは任意の高所にポケットワープを設置)を起点として飛び降り、滑翔で移動・探索する戦略も採れる。
キャラを切り替えても有効なため、スキルで浮きなおし長距離滑翔できる楓原万葉は特に相性が良い。

命ノ星座

爆発の回転率と探索の快適度が上がる1凸と固有天賦2による落下攻撃バフ量が大きく増える2凸が優秀。

  • 第1重・因縁を晴らす借風
    朝翔の鶴雲の使用可能回数+1。3段ジャンプが2セット使えるようになる効果で、4段ジャンプができるようになるわけではない。
    定番のスキル使用回数+1の天賦だが、閑雲のスキルは初回発動時点からCTが減少し始めるため、閑雲衝撃波を使用しない場合はスキル2回使用後には3回目のリキャストがほぼ終わっている。
    そのためフィールドではスキル移動をほぼ3連続で使うことができ、戦闘や採取などで足を止めた後には再度長距離を移動可能と移動性能が各段に向上する。

    戦闘時は粒子生成数5個のスキルを2度使用することで必要なチャージ効率を大きく減らせるほか、敵の数が少ない時も固有天賦1の層数を稼げるのも魅力。
    スキル火力を意識しないのであれば「1回押し+落下」を素早く2回→元素爆発で風粒子10個を自身で受け取ることも可能。元素爆発の回転が大きく改善される。
    ただし敵の当たり判定によってタイミングの猶予が異なるため、ボスなど大型の敵であれば余裕があるが、ヒルチャールなど小型の敵ではタイミングがシビアで安定が難しい。

  • 第2重・俗世を離れた鶴鳴
    落下攻撃加算バフの上限、参照量が2倍になり、元素スキルを発動すると15秒間攻撃力が20%アップするようになる。元々凄まじかったバフ量がさらに跳ね上がる、強力な星座効果。
    バフ上限が2倍になるのに加え、攻撃力アップにより上限へ到達しやすくなることで、1凸を含め元素爆発を回すための元素チャージ効率と攻撃力4500の両立が現実的なラインになる。
    ちなみにバフ上限値の場合、きっちり育成した嘉明*3であっても、攻撃力バフ+404%相当or天賦倍率+878.9%相当のバフによって火力が約2.8倍に跳ね上がる。強烈さがよくわかるだろう。
    攻撃力アップ中は背中の羽のような衣装部分が光を纏う。移動中の視点は専ら背中側なので、フィールドを駆け巡りながら煌びやかに舞う姿を見ることができ見映えも良好。

  • 第4重・黍珠割烹の妙
    元素スキルを敵に命中させると、閑雲の攻撃力を参照してチーム全体を回復するようになる。参照量はスキル状態中に行った天梯昇りの回数によって変わる。この星座効果は5秒のクールタイムがある。

  • 第6重・留雲を仙と覚る
    閑雲衝撃波の会心ダメージがアップする。さらに、元素爆発を発動すると8回までクールタイムなしで元素スキルを発動できるようになる。閑雲を落下攻撃アタッカーとして運用することができるようになる星座。
    8回の元素スキルを使い切るのと元素爆発の継続時間は概ね同じであるため、8回の回数制限はあまり考慮しなくても問題ない。
    通常の元素スキル(2回)の回数が残っている状態でも、増えた元素スキル(8回)の方が優先して消費される。
    元素爆発中のスキルは元素粒子を生成しない。ただし爆発中のスキル連打の最中でも元素スキルのクールタイムは進んでいるため、元素スキル→元素爆発→元素爆発終了後スキル2連打の動きで十分に粒子を回収できる。
    無凸時と比較すると約1.93倍、2凸で比較しても約1.43倍ほどスキルの火力が上昇する。まさに震天動地かつ空前絶後の完凸効果といえよう。

ビルド

閑雲のサポート能力は落下攻撃の加算バフと回復の2種類であり、どちらも元素爆発をトリガーとする攻撃力参照の能力である。
したがって、攻撃力と元素チャージ効率に重点を置いたビルドが基本。

バフの参照上限である攻撃力4,500は閑雲単独で目指すことが非常に難しい値。
攻撃力を盛ることにこだわりすぎるとかえってサポート能力を落とすことになり、特にチャージ効率が不足した場合は元素爆発を発動できずサポート能力を失うため、本末転倒。
この上限値が旧貴族や千岩牢固、炎元素共鳴といった外部バフを前提にしたものであることは念頭に置いておくと良い。

攻撃力4500に必要なステータスの計算例

例として、2凸未満の閑雲単体で攻撃力4500を目指すとする。
閑雲及び鶴鳴の余韻のLv90、聖遺物を攻撃セット×2にして攻撃力メインの3点(時計・杯・冠)のとき、攻撃力は約3,763*4
残りの737は、サブオプションで攻撃力%を68.6%ほど稼がなければならない。
メインが攻撃力%の聖遺物には攻撃力%のサブOPが付かないため、花と羽だけで初期値含めて12回伸びた場合かつ大半の数値が最高値の5.8%でようやく達成できる。
時計、杯、冠に付けることができる攻撃力実数のサブオプションを加味しても少しの厳選で達成できるレベルではないうえに旧貴族や翠緑ではより困難を極める。
(旧貴族ではさらに攻撃力固定値19を9か所、翠緑では20か所必要。サブOPのほとんどを攻撃力に捧げることになる。)

固有天賦はステータスをリアルタイムに参照する(スナップショットではない)点に注意。
外部からのバフを見込む場合は、ベネットの元素爆発などの控えで受け取れないバフではなく、旧貴族のしつけ4セットのような控えでも有効なバフを選ぶ必要がある。

武器と聖遺物の組み合わせによる攻撃力早見表

聖遺物組み合わせ例
メインOP攻撃力%×3メインOP攻撃力%×2メインOP攻撃力%×1
武器しめ剣旧貴族セット
効果なし
しめ剣旧貴族セット
効果なし
しめ剣旧貴族セット
効果なし
鶴鳴の余韻376335913376326230902875276125892374
天空の巻371535543352324530842882277626142413
浮世の錠(無凸シールドあり)402438743685358534353246314629962807
浮世の錠(無凸シールドなし)383636853497339732463058295828072619
浮世の錠(無凸武器効果なし)364834973308320930582869277026192431
誓いの明瞳329731542974287927352555246023162136
純水流華329731542974287927352555246023162136
西風秘典(基礎攻510、攻撃OPなし)288227472578248923532185209519601791
龍殺しの英傑譚(自装備。バフは他人へ)255024322285220720901943186517471600

その他の武器参考

凛流の監視者(無凸)354333813180307329122710260324422240
四風原典(基礎攻608、攻撃OPなし)318030302841274125912402230221521963
ダークアレイの酒と詩(完凸武器効果あり)340932653085299028462666257124272247
白辰の輪(ダークアレイ効果なしも同値)304929062726263024872307221120681888
冬忍びの実323030952927283727022533244423092140
昭心314530192862277826522495241122852127

武器

基本的なサポーター運用では、回復・落下ダメージバフの両方に関与する攻撃力や、やや重い爆発を撃つための元素チャージ効率が伸びるものが良い。

  • 鶴鳴の余韻.png 鶴鳴の余韻 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:741 サブOP:攻撃力16.5% / 効果:装備者の落下攻撃命中時チームの落下攻撃ダメージアップ、周囲のチーム全員の落下攻撃命中時装備者の元素エネルギー回復]
    攻撃力特化型かつ能動的に落下攻撃が可能な法器キャラクターにのみ適合するという、現状は閑雲専用武器に等しいかなり尖った性能をした★5法器。
    固有天賦による落下攻撃ダメージアップの上限値を目指す場合、閑雲のチャージ効率を高める余裕はほとんどなくなってしまうが、
    自身およびチームメンバーが落下攻撃をすることで元素チャージを一部補うことができるようになる。
    無凸かつ補助仙力8を使い切った場合はエネルギー20回復、つまり必要エネルギーの約3割をリチャージできるので必要元素チャージ量が大きく減少する。

    なお、精錬をするとエネルギー回復量はあまり上昇しない代わりに、落下攻撃バフ部分が大きく上昇する。一般的には2倍なところ無凸→完凸ではなんと2.86倍。
    (精錬ランク+1につき+13%&+0.25となり、ランク1→5で+28%→+80%と2.5→3.5となる。)
    固有天賦によって落下攻撃に追加ダメージを大きく加算したうえで、武器効果によって最大+80%も乗算されるため、落下攻撃が主力級の攻撃手段へと昇華する。

  • 天空の巻.png 天空の巻 (★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:攻撃力33.1% / 効果:元素ダメージアップ、通常攻撃命中時に50%の確率で高天流雲の好意を獲得し15秒間連携攻撃]
    鶴鳴の余韻が登場するまでは法器最大の基礎攻撃力を持っていた攻撃力特化型の★5法器。無凸であっても鶴鳴の余韻がない場合の筆頭候補となる。
    固有天賦による落下攻撃ダメージアップを狙う都合上、杯も攻撃力UPになり元素ダメージバフが不足しやすいため、追加効果も相性が良い。
    狙って入手できるものではないが、恒常的に入手可能という点でも優れており、閑雲に落下攻撃だけでなくヒーラーとしての能力や探索性能を期待している場合も十分な性能を発揮する。
    基礎攻撃力は離されるもののサブOPの差によって鶴鳴の余韻と攻撃力の差は大きく開かない。ただしチャージ緩和はないので聖遺物で元素チャージを意識をしておこう。

  • screenshot.1605901420.jpg 浮世の錠 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:攻撃力49.6% / 効果:シールド強化、攻撃命中時攻撃力アップ(5重まで)、シールド状態の時攻撃力アップ効果2倍]
    攻撃力特化型の★5法器。上記2種と比べると基礎攻撃力は低いものの、サブOPおよび追加効果による上昇量が大きいため、トータルでは遜色ないレベルになる。
    天空の巻とほぼ同じ位置づけとなるが、シールドに依存する追加効果を持つため、編成自由度は低くなる。
    また、閑雲自身も表に立って攻撃を続けるタイプのキャラクターではないため、追加効果が最大まで発動する機会は多くない。
    天空の巻と同じくチャージ緩和はないのでチャージには少し留意。

  • 凛流の監視者.png 凛流の監視者 (★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:攻撃力アップ、HP増減時、通常攻撃と重撃ダメージアップ(3層まで)、3層の時攻撃速度アップ]
    HP増減をトリガーに通常攻撃と重撃にバフがかかるアタッカー向け★5法器。
    通常攻撃と重撃へのバフは閑雲には恩恵が少ないが、天空の巻と同等の高い基礎攻撃力、無条件の攻撃力アップ、わずかな会心率と閑雲には嬉しいオプションが多い。
    閑雲でも多少の火力を出したい、または天空の巻の繋ぎ程度に。

  • 誓いの明瞳.png 誓いの明瞳 (★4/イベント) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:元素スキルを発動すると元素チャージ効率アップ]
    Ver2.5でのイベント三界道饗祭にて配布の★4法器。このため現在は入手不可。
    高めの基礎攻撃力にOPは攻撃力%と攻撃力をかなり高めることが出来さらにチャージも48%バフが可能。
    スキル→元素爆発の順で発動すれば効果起動にも粒子回収にも繋がる。
    持ってさえいれば★4以下ならば最も相性がいいため積極的につけてみよう。

  • 純水流華.png 純水流華(★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:元素スキル発動時に全元素ダメージアップ、さらに命の契約を付与し、回復効果で命の契約がクリアされた時全元素ダメージアップ]
    基礎攻撃力高めな鍛造★4法器。
    更にサブOPで攻撃力%を持ち★4法器のなかではトップクラスに攻撃力を高めることが出来る。
    元素スキルは必ず使うため、全元素ダメージアップも腐らない。
    チャージ効率は別途で盛る必要がある点と、探索などでスキルジャンプを多用すると命の契約が積み重なって回復を大量に横取りされてしまう点に注意。
    入手性がよくバフのことだけを考えるなら精錬1でも機能するため、原型難民にも優しい。

  • 西風秘典.png 西風秘典 (★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:チャージ効率45.9% / 効果:会心時に元素粒子発生]
    粒子生成によるチャージサポートを併せ持つ★4法器。
    基礎攻撃力は高くないがサブOPでチャージを持ち更に無色粒子を生成できるため味方のチャージサポートも可能。
    無色粒子生成のために会心が必要なので冠を会心率にするかサブOPで会心率を意識して上げよう。

  • ダークアレイの酒と詩.png ダークアレイの酒と詩 (★4/限定祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素チャージ効率30.6% / 効果:通常攻撃が命中するとダッシュのスタミナ消費減、ダッシュを使用すると攻撃力アップ]
    基礎攻撃力が高めな限定★4法器。
    限定武器なため入手性にやや難があるが高い基礎攻撃力に元素チャージ効率OPと欲しいステータスを確保できる。
    ダッシュでの攻撃力アップも嬉しいが効果時間が短いのがやや難点。

  • nolink 白辰の輪 (★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素チャージ効率30.6% / 効果:装備キャラクターが雷元素関連反応を起こした時、チーム内の反応に関わった元素タイプのキャラクターは元素ダメージアップ]
    稲妻鍛造★4法器。
    ★4の中では高い基礎攻撃力にサブOPは元素チャージ効率と欲しいステータスを確保できる。
    また落下攻撃をするキャラが雷キャラの場合拡散により雷&風元素ダメージをバフできるため更に火力を伸ばせる。

  • 原神 2020_11_25 2_11_11 (3).png 金珀・試作 (★4/鍛造) [基礎攻撃力:510 サブOP:HP41.3% / 効果:元素爆発を発動後6秒間、2秒毎に元素エネルギー回復、さらに2秒毎にチーム全員のHP回復]
    武器効果で全体割合回復及び元素エネルギー回復を行える汎用性の高い鍛造★4法器。
    一見、武器のサブOPのHP%や回復効果が噛み合ってないように見えるが、スキル及び落下攻撃中の被弾事故を減らし、高HPのキャラへの回復もカバーしやすくなる。
    何より最大でエネルギー18を回収出来るのが大きく、元素爆発を安定して回しやすい。元素チャージ%を減らし、その分攻撃力%を積むのも良い。
    (例:エネルギー産量が35の場合元素チャージが200%必要になるが、完凸金珀の場合148.6%で済む。
    これは聖遺物のステータスに換算すると元素チャージ51.4%は攻撃力46.24%分に相当する。)
    基礎攻撃力510という数値は星4の中では決して低い方ではなく平均的。閑雲の基礎攻撃力の高さも相まって、最終攻撃力は他の星4武器に対してそこまで劣ることはない。
    持たせられるキャラが多く、使いまわしが効く点も魅力。

  • 竜殺しの英傑譚.png 龍殺しの英傑譚 (★3/祈願) [基礎攻撃力:401 サブOP:HP35.2% / 効果:キャラクターを切り替えると次に登場するキャラクターの攻撃力アップ]
    後続の味方に48%もの攻撃力バフを渡せる★3サポート武器。
    ★3武器ゆえ基礎攻撃力が低いのが難点で、サブOPのHP%も噛み合っていない。チャージ効率にも注意。
    落下攻撃バフの減少分をこの武器の攻撃力バフで補いきれないため、推奨★5武器を持っているならばそちらを装備しよう。
    ただし、★4以下の武器しか持っていない場合はローテが縛られる欠点があるものの十分選択肢に入る。
    武器の比較計算例

    閑雲レベル90、聖遺物で攻撃力を約200%(メインOP3箇所攻撃力%(139.8%)+しめ剣(36%)+サブOP(20%))+実数値(羽311+サブOP)を盛る場合を想定。
    鶴鳴の余韻ならば攻撃力は4000前後になるがこの武器の場合2700ほどになる。
    これは1凸以下の場合落下攻撃の加算バフ量としては約2600の差となり基本的に龍殺しのバフだけでは覆せない。
    天空の巻や浮世の錠など他の★5武器も同様。

    一方、★4の純水流華との比較では、同条件で攻撃力の差は800ほどとなりダメージ加算量の差は約1600になる。
    この場合、武器込みの基礎攻撃力が910以上かつ落下倍率が360%のキャラに対しては龍殺しでも同等のバフをかけられる。
    そのため嘉明やディルックなどはこちらのほうが良いというケースも考えられる。
    ただし、上の数値はあくまで目安なので自分の持っているキャラ・聖遺物・武器によって使い分けよう。


聖遺物

【サポート型】
メイン効果とサブ効果で同じステータスは現れないため、サブ効果は花と羽で攻撃力を、時計や杯、冠で元素チャージ効率を伸ばしたい。
バフ効果は下がりやすいが、チャージ時計も選択肢の一つ。必要量は編成や武器、凸状況、運用によって大きく異なるため、130%~220%程度まで計算や実践を交えて調整しよう。
より攻撃力を伸ばしたければ攻撃力固定値にも心を配り、余裕があれば会心系も揃えたいところ。
治療冠は純ヒーラー運用向け。

生の花死の羽時の砂空の杯理の冠
メイン効果HP(固定値)攻撃力(固定値)攻撃力%
元素チャージ効率
攻撃力%攻撃力%
与える治療効果
サブ効果攻撃力%≧元素チャージ効率>攻撃力固定値=会心系>その他
  • 剣闘士の未練.png 剣闘士のフィナーレ2覇絆の花_5.png追憶のしめ縄2生霊の華_5.png 辰砂往生録2 魂香の花_5.png 来歆の余響2 無私の花飾り.png残響の森で囁かれる夜話2(攻撃力+18% / 攻撃力+18%)
    上記の内2つ組み合わせて2セット効果×2として使用する。
    閑雲の落下バフを最大化できるセットであり、回復力も高まるため汎用性が高い。
    2セットキメラであるためステータスを整えやすい点もメリット。
    聖遺物を付け替えずに様々な編成で起用できるが、チームDPSを上げるためには旧貴族や翠緑の方が有利な状況がほとんどであることには注意したい。

  • 威厳の鰐_5.png 絶縁の旗印2 (元素チャージ効率+20%)
    上記の攻撃力セットで元素エネルギーが不足する場合はこちらと入れ替えになる。
    こちらで攻撃力が伸びたものは攻撃力セットで元素チャージ効率が伸びたものとほとんど同等のステータスを得られる。

  • 旧貴族の花.png 旧貴族のしつけ4(元素爆発のダメージ+20% / 元素爆発を発動すると、チーム全員の攻撃力+20%、継続時間12秒、重ねがけ不可)
    味方の攻撃力をバフ出来る定番のサポート聖遺物。
    時間制限はあるものの、4セット効果は閑雲自身にも適用され、攻撃2セットのキメラよりアタッカーの落下ダメージを高めることができる。
    落下攻撃倍率は例外なく攻撃力参照であるため基本的にどのキャラと組ませても好相性だが、非攻撃力参照キャラを回復サポートする場合は不向き。

  • 野花の記憶の草原_5.png 翠緑の影4(風元素ダメージ+15% / 拡散反応によるダメージ+60%。拡散された元素タイプを基準に、影響を受けた敵の元素耐性-40%、継続時間10秒。装備者が控えの場合発動しない。)
    貴重な元素耐性デバフを持つ風元素サポーター御用達の聖遺物。
    特に炎・水・氷・雷元素のアタッカーをサポートするなら間違いなく第一候補となる。法器キャラであるため元素拡散も容易。
    純ヒーラー運用であってもデバフとヒールだけで十分な枠圧縮力であり、採用価値が高い。
    複数の敵にデバフをかけづらい点、元素爆発のCTに比べて効果時間が短い点は注意が必要。定期的にフィールドに出て効果を発動したい。

  • 在りし日の遺失の契.png 在りし日の歌4 (与える治療効果+15% / 味方を治療すると回復量を記録し、6秒間の累計回復量に応じて与えるダメージアップ)
    落下攻撃にさらなる基礎ダメージ加算バフが可能なヒーラー用サポート聖遺物。
    閑雲の元素爆発はパーティ全体を回復できるため起動は容易。
    若干のタイムラグはあるが攻撃力+18%の組み合わせよりも加算バフは多い。

【落下攻撃アタッカー型】
閑雲衝撃波や自身の落下攻撃でダメージを出したいならこの型。一般的なアタッカーと同様、「攻撃力」・「ダメージバフ」・「会心系ステータス」をバランスよく盛っていこう。
なお、閑雲衝撃波は「落下攻撃ダメージ」扱いで、「元素スキルダメージ」に関するバフは適用されない。
鶴鳴の余韻の凸が進んでいれば杯を攻撃力にするのもアリ。

生の花死の羽時の砂空の杯理の冠
メイン効果HP(固定値)攻撃力(固定値)攻撃力%風元素ダメージ会心率
会心ダメージ
サブ効果会心系>攻撃力%>元素チャージ効率>その他

他キャラクターとの相性

各元素アタッカー一覧

総評の通り、閑雲のバフを受けると多くのキャラクターがアタッカーとして活躍することができる。
おおよそ落下攻撃に乗せられるダメージバフ・会心を持つキャラクターや、法器または元素付与により落下攻撃で元素攻撃ができるキャラクターと相性が良い。
逆に、元素付与の出来ない弓キャラクターや、落下攻撃の出来なくなる天賦を持つキャラクター(タルタリヤ神里綾人など)とは相性が悪い。その場合は閑雲を全体ヒーラーのみの役割で採用を考えることになる。
上記の事情から、ここでは特筆して相性のいいアタッカーのみ記載する。

炎元素

  • 嘉明_s.webp 嘉明
    スキルから派生する自傷効果のある特殊落下攻撃をメインウェポンとするアタッカー。
    爆発中はHP50%以上を維持することでスキルを連続して使用できるため、爆発さえ回せれば常に味方全体を回復し続けられる閑雲とは非常に相性がいい。
    また炎元素の蒸発アタッカーゆえにサポートキャラが豊富な水元素キャラと組ませやすいところも長所。
    完凸すれば特殊落下攻撃限定だが高い数値の会心系バフを得ることができ、そこに閑雲加算バフも乗せた落下蒸発攻撃は他の星5アタッカーにも引けを取らない。
    元素付与なしでも炎元素の落下攻撃を行えるが、クールタイム中は通常攻撃で間を埋めることになるため、完凸ベネットを併用すると炎元素攻撃+蒸発でより高い火力を出すことができる。

風元素

  • ショウ_0.jpg
    爆発中自傷し続けるかわりに特大のダメージバフを獲得できる風元素の落下攻撃アタッカー。
    閑雲の加算バフと魈の特大のダメージバフは非常に相性がよく、更に編成あたりの風元素の粒子生成数が増えるため、必要エネルギー70と重めの閑雲と魈の爆発が回しやすくなる。
    他にも自傷効果を閑雲の回復で踏み倒せる点や爆発のクールタイムが同一である点等噛み合うところが多い。
    無凸時点で落下攻撃アタッカーとしてはほぼ完成しているため、コストパフォーマンスにも優れているところも長所。

各元素サポート一覧

炎元素

  • ベネット_0.jpg ベネット
    炎アタッカーで落下蒸発する場合の採用候補。爆発エリア内に出場している味方に強力な攻撃バフを配ることができる。
    ベネットとフリーナを組ませた時の炎アタッカーの蒸発落下攻撃は非常に強力。
    ただし落下攻撃は怯ませる力が強く、ノックバックする敵であればエリア外に押し出してしまう場合もあるため注意が必要。
    攻撃バフは控えのキャラには乗らないため閑雲の攻撃力は通常通り盛っておこう。
    ベネット完凸時は炎元素付与により近接キャラが炎元素落下攻撃を出来るようにもなる。

水元素

  • フリーナ_s.webp フリーナ
    味方全体のHPが増減により強力なダメージバフを配ることのできるサポーター/サブアタッカー。
    フリーナの全体自傷を閑雲が全体回復できること、閑雲の加算バフとフリーナのダメージバフは乗算になり相性が良いこと、モーションの大きい落下攻撃中でもフリーナのサロンメンバーがオートで攻撃してくれる点など多くの点ががかみ合っている。
    ほとんどの編成で最適な相方となっているため、所持しているのであれば優先的に組み込みたい。

風元素

  • 万葉_0.png 楓原万葉
    自身の熟知を参照して強力なダメージバフを配ることのできるサポーター。
    炎・水・氷・雷元素で落下攻撃するなら閑雲の加算バフにダメージバフを乗せることができ、聖遺物で翠緑の影を選択すればデバッファーも出来る。
    元々閑雲が翠緑を装備していた場合は閑雲に旧貴族のしつけや攻撃力2セット×2といった他の聖遺物を装備するとより落下ダメージを伸ばせるだろう。
    万葉自身も落下攻撃を使うキャラであり完凸時はアタッカーも可能。
  • ファルザン_s.webp ファルザン
    爆発によって風元素ダメージバフと風元素耐性デバフを行えるサポーター。
    バフ範囲は非常に広く、広範囲の味方キャラの風元素攻撃を強化できる。
    逆に風元素耐性デバフは適用範囲が狭く不安定なことや爆発も80族と閑雲以上に重いことから、すべての性能を活かそうとすると未完凸の場合は少々難がある。
    しかし完凸すれば風耐性デバフが維持しやすくなり、チャージも軽くなる。更に風元素攻撃限定で会心ダメージバフが追加される。
    これにより風元素アタッカーを組み込む落下編成や閑雲自身でアタッカーをするのであれば最優先で編成したいキャラとなる。

    完凸すると特定元素または攻撃に会心ダメージバフを配るサポートキャラはファルザン以外にも九条裟羅(雷)、ミカ(物理)がいる。
    会心ダメージバフは閑雲の加算バフと乗算になり火力伸びが良い。
    これらのキャラは完凸未満では閑雲との相性はあまりよくないが、完凸すれば対応する元素で落下攻撃する場合には十分採用候補になる。

岩元素

  • 鍾離_0.png 鍾離
    非常に強力なシールドを貼れるため落下攻撃が安定しやすくなる。
    更にシールドには付近にいる敵の耐性を下げる効果もついており、落下攻撃主軸の編成は基本近接戦闘となるため相性がいい。
    注意点としてスキルで生成する柱に乗り上げてしまったり捕まってしまったりといった事故が発生する場合がある。柱を立てる位置には気を配りたい。

草元素

  • ナヒーダ_0.webp ナヒーダ
    激化や燃焼溶解や燃焼蒸発を主軸とした落下攻撃編成で採用される。
    追撃は元素反応が条件だが、落下攻撃はその都度元素付着が行えるため条件を満たしやすい。
    爆発の出場中の味方への熟知バフも有用で、激化、溶解、蒸発反応を乗せた落下攻撃のダメージをより伸ばせるだろう。
  • 綺良々_0.webp 綺良々
    4凸時限定ではあるが落下攻撃にも反応して追撃を行えるシールダー。完凸時には全元素ダメージバフも追加される。
    落下攻撃に反応する追撃は希少であるためナヒーダ未所持の場合は代用キャラとして編成できる。

元素付与サポート一覧

閑雲はその特性上様々なキャラをアタッカーとして運用できる
その補助が可能な武器元素付与サポートをこちらに纏める。運用によって任意のサポートを選ぼう。

ただし他キャラへの元素付与は近接武器の片手剣・両手剣・長柄武器限定となっているため要注意。

  • ベネット_0.jpg ベネット
    完凸時限定で爆発エリア内の味方に炎元素付与が可能なキャラ。攻撃バフ、炎ダメージバフも配れる。
    注意点として凍結状態の敵には炎元素の落下攻撃を当てても氷砕きが優先されて溶解が起こらない。
    ベネットの完凸効果を使って蒸発落下または溶解落下パを組む時は氷と水元素キャラを同じ編成に入れないよう気をつけよう。

  • 重雲_0.jpg 重雲
    スキルエリア内の味方に氷元素付与が可能なキャラ。
    更に2凸効果でスキルエリア内で発動したスキル・爆発のCT減少という珍しい能力も持つ。閑雲のスキルは3段+落下攻撃まで行うとCTが長くなるため短縮させることが可能。

  • キャンディス_0.jpg キャンディス
    爆発によって味方に水元素付与が可能なキャラ。
    重雲と異なり爆発を打たなければ元素付与ができないため取り回しで劣るが、エリアに縛られることはない。
    炎元素を下地とした落下蒸発のダメージは非常に強力だが、水元素攻撃を行いながら炎元素の下地を維持する難易度は高く、上級者向け。
    香菱ディシアといった炎元素のサブアタッカーだけで安定しない場合は草元素も交えて、より炎元素下地を安定させやすい燃焼蒸発に切り替えるのも良いだろう。

編成例

落下サポート運用

閑雲の「落下攻撃を強化する」「誰でも落下攻撃させられる」という点をメインに据えた運用。

落下蒸発(炎水神君)

キャラ炎元素自由枠固定枠
嘉明_0.webp
嘉明
フリーナ_0.webp
フリーナ
ベネット_0.jpg
ベネット
閑雲_0.webp
閑雲
役割メインアタッカーサブアタッカー
バッファー
蒸発補助
ヒーラー
バッファー
ヒーラー
バッファー
凸目安6+0+6+0+
解説

炎元素での落下攻撃が出来るキャラをメインに据え、水属性サブアタッカーで蒸発を補助しながら、閑雲により落下攻撃を支援する編成。
炎元素のメインアタッカーとしては、スキルによる特殊な落下攻撃を主体とする嘉明がまず候補に挙がる。
自由枠としては、特にフリーナが落下攻撃であっても関係なく追撃をしてくれる点、閑雲の全体回復でスキルのHP減少や元素爆発のテンション獲得をサポート出来る点で相性が良い。聖顕の鍵による熟知バフも可能。
ベネットは完凸未満の場合、嘉明のスキルCT区間が物理ダメージになるため火力が大きく落ちてしまう。完凸効果の炎元素付与の有無で、スキルCT中の火力に大きく影響が出るため完凸推奨。

入れ替え候補
炎元素
ディルック:元素爆発で落下攻撃に炎元素付与ができるメインアタッカー。無凸から使えるため、嘉明とベネットを完凸していない場合はこちらがおすすめ。ベネットを外せる分、編成の幅が広い。落下攻撃の倍率が他の大剣キャラよりも高く、嘉明と比較して、スキル発動タイミングに縛られず落下ダメージを高速で連続で出せる、手数が多く殲滅速度が速くTA向け等といった強みがある。自身で炎付与できるため完凸ベネットのフィールドに縛られる必要もなく、ひたすら落下攻撃すればいいため、操作は最も簡単で速い。
胡桃:スキルで落下攻撃に炎元素付与ができるメインアタッカー。操作難易度が少し高いが、重撃→ジャンプキャンセル→落下攻撃というコンボが可能。重撃のダッシュキャンセルをしなくていいため、1凸の重要度は低い。
クレー:法器キャラクターのため一切の縛りなく炎元素付与の出来るアタッカー。胡桃同様、キャンセルを多用する操作のため、重撃→ジャンプキャンセル→落下攻撃のコンボが無理無く可能。重撃会心時のパーティーへのエネルギー配布も美味しい。法器のため落下攻撃の倍率は低いが、楓原万葉との相性が非常に良く、ベネットの枠を万葉にすることにより、自由な立ち回りが可能になる、万葉にすることでクレーや閑雲が風共鳴の恩恵を受けられる、2元素拡散が狙えて火&水双方にデバフを掛けられるなど、クレー独自の噛み合いの良さを持つ。落下主体で炎蒸発を、クレー特有の手数の高さを織り交ぜながらフリーナ側で水蒸発と、戦法を切り替えながら自由に戦える。
自由枠
夜蘭:サブアタッカー。元素爆発によるダメージバフは落下攻撃にも有効。ただし追撃は通常攻撃にしか連動しないため、通常攻撃→ジャンプ→落下攻撃という操作を繰り返すようにしよう。終焉を嘆く詩によるバフも可能。
行秋:サブアタッカー。通常攻撃による高頻度の水元素付着と中断耐性付与が可能。夜蘭と同様に通常攻撃を織り交ぜよう。
鍾離:シールド役・デバッファー。中断耐性による安定性の向上が見込める。

風3魈(魈ハイパーキャリー)

キャラショウ_0.jpg
フリーナ_0.webp
フリーナ
ファルザン_0.webp
ファルザン
閑雲_0.webp
閑雲
役割メインアタッカーサブアタッカー
バッファー
バッファーヒーラー
バッファー
凸目安0+0+60+
解説

元素爆発で落下攻撃が可能になる風アタッカーの魈をフリーナ、ファルザン、閑雲の3名のバフで支える編成。魈の自傷とフリーナの自傷の両方を閑雲の全体回復で賄い、閑雲の強力な落下攻撃バフを乗せた魈の広範囲の落下攻撃を見舞う。
前者の蒸発軸に比べて閑雲・魈の元素チャージ効率要求が大幅に改善されることでどちらも攻撃にステータスを寄せやすくなる。
但しフリーナはしっかりと元素チャージ効率を盛る必要がある。

その他

小ネタ

  • 「閑雲」という名前は単体でも「大空にゆったり浮かぶ雲」という意味があるが、直接の由来はおそらく四字熟語「閑雲野鶴」だろう。
    世俗に拘束されず悠々自適に暮らす様を表す言葉であり、彼女にぴったりの名前となっている。

    表記としては簡体中文で「闲云」。ピンイン表記で「Xiányún」。中国語の読みにするなら「シェンユン」が近い。
    璃月キャラの名前がローカライズの都合で日本語と中国語の違うのはリリース当初から変わっていない。
    なお「留雲借風真君」こと「留云借风真君」のピンイン表記は「Liúyún Jièfēng Zhēnjūn」。「リウユンジエフォンジェンジン」が近い。

  • 立っているだけでは気付きにくいが、走ったりジャンプしたりすると背中がかなりオープンワールドしていることがわかる。

落下攻撃について

  • 落下攻撃には大きな硬直が発生するがこれらは各種行動でキャンセル可能。更にそれらをジャンプキャンセルすることで迅速に次の落下攻撃に繋げられる。
    特にダッシュと通常攻撃はモーション開始直後にジャンプキャンセルを受け付けるため、より短いスパンで落下攻撃を繰り出せるようになる。
    最も早く繰り出せるのはダッシュキャンセルだがこちらは長柄武器キャラのみ何故か対応しておらず、操作も難しい上にスタミナ消費も激しいなど難易度は高い。

情報提供用コメントフォーム

  • タイミングは難しいが水面ギリギリで天梯昇りを発動しても鶴のエフェクトが発生して移動が強化される。慣れると泳がずに水を渡れて探索が快適になる。 -- 2024-02-14 (水) 19:33:58
  • 固有天賦の滑翔速度上昇と赤羽団扇の滑翔速度上昇は重ねることができる -- 2024-03-07 (木) 11:21:58
  • 閑雲の通常、スキル、爆発の特性に吸い寄せが入っていますが、どれも敵のドロップアイテムを移動させることができないので、吸い寄せの特性はないと思います。 -- 2024-04-19 (金) 13:08:51
    • 追記です。閑雲の爆発発動の瞬間にほぼ隣接してるぐらいの距離に立てば、アイテムが閑雲から遠ざかる方向に飛んでいくので、負の向きの吸い寄せとでもいうべきものはありそうです -- 2024-04-20 (土) 17:22:56

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  • 不快なコメントに対しては、日付横の通行止めマーク🚫をクリックすることで、その投稿者のコメント全てを非表示にできます。

*1 ver4.4時点。タルタリヤも弓キャラとしては高く設定されているが片手剣/長柄武器キャラの数値と同じ。
*2 閑雲の攻撃力が4500(上限値)の状態の場合、攻撃力2000にしたキャラの天賦倍率を+450%するのと同等の加算効果がある。これはすなわち、落下攻撃倍率が高めなディルック(天賦10で低空354%/高空442%)や魈(323%/404%)であっても火力が倍近くに跳ね上がる計算になる。
*3 Lv.90天賦13のスキル後落下攻撃を想定(基礎攻撃力910・表示攻撃力2048・落下攻撃倍率489.6%)
*4 攻撃力=(334+741)*(1+0.288+0.165+0.18*2+0.466*3)+311≒3763