ストーリー要約/イベント

Last-modified: 2025-03-15 (土) 00:47:10
驚き忍.pngネタバレ注意!!
このページにはキャラクターや任務に関する重大なネタバレ等が含まれています。十分に注意して閲覧してください。

このページについて

期間限定テーマイベントの要約と詳細
原神は過去イベントの復刻などが一切なく、基本的に見逃した新規プレイヤーは動画サイトなど以外で見返す事はできない期間限定イベントにもメインストーリー級の重要な話が容赦なく登場しているため、新規のプレイヤーのストーリー理解の一助になれば…という思いが執筆動機です。
アップデートで魔神任務に関してはゲーム内でのテキスト見返し機能が追加されましたが期間限定イベントに関しては2024年現在でもゲーム内見返し機能はありません。

執筆方針

(魔神任務要約に準拠。今後の執筆方針を制限するものではない。適宜変更可)

  • 要約は各章ごとに、原則50行までとし、旅人や仲間の行動の大枠を記述する。
  • 詳細は物語の流れを比較的細かく記述し、重要または象徴的な会話は抜粋する。
  • 本稿執筆時点でも不明な疑問や未回収の伏線を幕ごとに詳細欄に箇条書きにする。
  • テーマイベント以外のイベント(ボイスなし)は原則記載しない。ただしプレイアブルキャラが関わるものや重要度が高いものは「他のイベント」欄に記載する。

本文中、選択した主人公に依存して表現が変わる部分については、原則として「妹(兄)」のように「男主人公の場合(女主人公の場合)」の順と形式で記述する。
原則として、「妹(兄)」のような表現を使用するが、ゲーム中で具体的に「空・蛍」としてデフォルト名が出ている部分に関しては、物語・演出上の意味があるため「蛍(空)」と記述する。
また、こうした演出意図を明確にするため、プレイヤーが入力した名前が表示される部分は「旅人」などを使用し、「空・蛍」は使用しない(そのため、ゲーム中の旅行日誌を参照する際はデフォルトネームの空・蛍から変更することを推奨)。

詳細欄未完成
とりあえず当wiki魔神任務より任務説明をコピペし幕タイトルの横に■を表記。
ゲーム内会話録や動画等を資料にして詳細を記入したら■を撤去。
詳細未記入の章および幕について追記求む
記入済み詳細欄に関しても、不明な疑問や伏線等の追記求む

過去イベントについてはイベント一覧イベント履歴なども参照。
基本的に魔神任務などの時系列は実装Ver.順なため実装Ver.も参考にされたし。

2020年

Ver1.1 帰らぬ熄星

冒険者協会のキャサリンからの緊急依頼によるとモンド~璃月地方一帯に多数の流星群による被害が出ていると言う。
落下した隕石に触れた人々は皆、昏睡状態に陥る危険な事態を重く見た協会は、
異界:幽夜浄土の皇女を名乗る冒険者フィッシュルとその従者の鴉オズに旅人とチームを組んでの調査を依頼する。
事件現場の清泉町で調査を進める一行は昏睡者が共通して雪山登山の夢を見ている事を知る。
狩人のリーダードゥラフの依頼で狩人エレンを助けるが、パイモンがフィッシュルの雷の神の目が輝いている事に気付く。
オズの説明によると神の目に影響を与えられるのは元素力だけ、神の目は隕石の元素力の影響を受けていると言う。
それを利用して神の目で隕石を探せるのではないかと考える一行。周囲の隕石の欠片を除去すると清泉町の昏睡者は回復した。

アカツキワイナリーのメイド長アデリンからのさらなる依頼で璃月からの仕入れが戻らないため様子を見てほしいと言われる。
魔物に襲われる従業員ベンを助けるともう一人の従業員フリッツは石門近くで馬車が隕石に破壊され立ち往生したのだと言う。
馬車の事故現場で一行は、同様に隕石を調査する稲妻風の衣装の少年と出会う。彼は救助を行なっていたが、千岩軍の顔を見ると立ち去った。
現場に到着した千岩軍によると望舒旅館に臨時の被害者収容所が開設されたという。
旅館支配人からの依頼で周囲の隕石を破壊する一行はファデュイ先遣隊と戦闘になる。敗走するファデュイは執行官が近くにいると言い残す。
ファデュイの登場で戦力に不安を感じたフィッシュルはチームの人員補充を提案する。それに対して冒険者協会のキャサリンはモンドの占星術師モナを推薦する。
チームに加入したモナの占星術によると隕石群は誰かの「命の星座」だという。
占星術で詳細な隕石落下場所を掴んだ一行は隕石の欠片除去を順調に進める。
モナによると隕石落下の謎を解くには命の星座の主を調べる必要があるという。
軽策荘で昏睡者に共通の夢の雪山について調査すると患者は誰かの人生を追体験しているようだ。
モナの占星によるとその人物の名はレーナルト。その時、一行に以前、事故現場で会った謎の少年が声をかけてくる。
少年の顔を見て危険を察知したモナは旅人とフィッシュルを連れて逃走する。
少年はファデュイ11人の執行官の一人で第6位「散兵」(スカラマシュ)であった。
正体を知らないはずのモナを警戒し部下を動かそうとしたが、その時さらなる巨大隕石が落下し標的を大隕石に切り替える。
自分が3人を追撃すると名乗り出る部下に対し「僕が、いつ勝手に判断する権利を与えた?」と怒る散兵。

モナは一目で散兵の正体を見抜いていた。ファデュイと隕石の関係を疑う一行。
モンド海岸でファデュイより先に大隕石を発見したが、
フィッシュルは大隕石落下の影響で増えた患者を救援するためチームを離脱するという。
別れ際、普段の中二病はなりを潜め素の自分が出てしまうフィッシュル。
隕石の砂塵をモナが調べたところ隕石は1000年以上の歴史がありレーナルトも昔の人間だという。
1000年も弱まる事のない強い願いで雪山登頂を切望するレーナルトは古の冒険者だと予想するモナ。
冒険者協会キャサリンにあたるとレーナルトという人物が書いた本が図書館にあるという。
その本は冒険者手帳「山と海の書」。本は古く破損が酷かったがとりあえずモナに見せてみると
モナは占いで欠けた部分を補い読了した。
モナによるとレーナルトは2000年前の冒険者で「とんがり帽子山」という雪山の登頂が夢であった。
彼の命の星座はファデュイが関係するとある原因で召喚されたと予想するモナ。
さらに隕石の中には核となるレーナルトの精神の結晶があるはずだという。
それは夢見ていた「とんがり帽子山」に行こうとするはずだと。。。
しかし現在のモンドに該当する地形は残っていない。
モナによるとかつて風神バルバトスは人々のため氷雪を吹き飛ばし、モンドの地形を変えたという。
とんがり帽子山の山頂は海に落ち、今ではマスク礁と呼ばれていると。(※深境螺旋のある島)

現地で一行は精神の結晶を見つけるが、先に核心に触れた散兵が丁度夢から目覚めるところであった。
何故か自力で目覚めており身構える一行だったが、散兵は「星空自体、巨大な嘘なんだ」と意味ありげな言葉を残し、「道化」にかくにんを取るため去っていった。
核心に触れた旅人はレーナルトの生涯と意志を垣間見る。
彼は生涯をかけても遂にとんがり帽子山を攻略できなかったが後世の冒険者のために「風の翼」を設計・発案した冒険者であった。

Ver1.2 白亜と黒龍■

2021年

Ver1.3 海灯祭■

Ver1.4 風花の招待■

Ver1.6 真夏!島?大冒険!■

Ver2.1 韶光撫月■

Ver2.2 謎境一騎

イリデッセンスツアーに参加しに稲妻に来た辛炎は、主催者が海難事故に会ってイベントが中止されたことを知った。稲妻の通行証も届かず困った辛炎は冒険者協会に依頼を出し、旅人がその依頼を受けた。
旅人が通行証の延長手続きを手伝いに行くと、天領奉行は荒海に現れた謎の秘境の対応に追われていた。旅人一行は通行証延長の代わりにそこで魔物を退治することになった。
秘境に着くと、「式大将」を名乗る式神が現れた。力や記憶を失っており、この秘境と関係しているようだった。一向は彼の記憶を取り戻すため秘境に入った。
再び秘境に入ると内部構造が変わっており、そこに見覚えのある姿がいた。そこにはある任務で来た「公子」タルタリヤがいた。
タルタリヤも同行することになり、秘境を探って記憶を取り戻していった。
この秘境ははるか昔に惟神晴之介が作った訓練場で、かつての稲妻にあった災害の経験から作られたものだった。しかしこの地に雷電将軍が訪れ、無想の一太刀を振るって厄災を根絶やしにした。目的を失って皆は絶望したが、式大将の啓発もあって晴之介は心残りなく天寿を全うした。
全てを思い出した式大将は秘境の制御を取り戻した。そして一行と別れることになったが、その前に辛炎はロックを披露した。
最後にタルタリヤは、旅人にこっそりここに来た理由を尋ねられた。彼は神の心を持って失踪したスカラマシュを探す命令を受け、この秘境が彼と関係してると思って来たらしい。

Ver2.3 白雪に潜みし影

冒険者協会が雪山で訓練を行った。冒険者に加え、一部の西風騎士団の騎士らも参加。
アルベドが一部の参加者を攻撃しようとするなど、不審な行動を見せる。そして旅人を含む参加者らに攻撃しようとすると、アルベドがアルベドを刺し殺した。
冒険者を攻撃したアルベド(三号)の正体は「マジックフラワー」と呼ばれる元素生物。旅人は首元のマークがないことに違和感を覚え、アルベドが3人いることに気づく。
アルベド(二号)がアルベド(一号)の錬金術ノートを盗み、そこから三号を創造した。理由は居場所がある一号を殺し、二号が一号に取って代わろうとしたから。そのため二号は一号の見た目になったが、「失敗作である」というコンプレックスから人間としての不完全さの象徴である首のマークを消した。

2022年

Ver2.4 華々しき流年■

Ver2.5 三界道饗祭■

Ver2.6 華やぐ紫苑の庭

(※魔神任務間章第三幕の前日譚のようなイベント。この内容を読み込んでおくと理解しやすい。)
稲妻復興のため、光華容彩祭という古い祭りが外国人を招いて行われた。
その途中奇妙な紙が現れ、それを辿っていくと稲妻のある歴史に関する資料にたどり着いた。
押収された楓原家の物品の中に、ある盆栽があった。そこには楓原万葉の曽祖父「楓原義慶」の手紙があり、楓原家没落の真相が書かれていた。
雷電将軍に献上する刀の鍛造図が偽装され、鍛造の失敗による罰を恐れた刀工が失踪した。その刀工を追った義慶の前に、ある傾奇者が現れる。彼は一振りで同行した人物らを殺したが、義慶は偶然助かった。
そして義慶の顔を見た傾奇者は、義慶の父の旧姓を尋ねる。彼が「丹羽」であると答えると、攻撃を止め「彼女に告げよ、我が名は「国崩」である」と言い残し立ち去った。
義慶は助かったものの、子孫に危害が及ぶことを恐れて刀工を辞めた。また義慶はある時彼の息子を試したが、彼は期待に応えられず真相を見抜けなかったため、危険と判断し継ぐのを辞め没落していった。
真相を知った万葉は、国崩に復讐するつもりはないと語る。ただし彼が未だ悪事を働いているのであれば止めるとも話している。

ある時ファデュイが天領奉行の倉庫に潜入し何かを探したが、見つけることができず稲妻を出た。
その後綾人が倉庫を調べると、楓原義慶が残した盆栽の中に紙切れを見つけた。綾人はその紙切れから「国崩」が雷電五箇伝を滅ぼした犯人であると知り、またこれらの情報から国崩の正体が「散兵」であることを見抜いた。
これに気づいた綾人は、間接的に万葉と綾華に事実を伝えた。ただし国崩の正体については明かさなかった。

Ver2.8 サマータイムオデッセイ■

フィッシュルとモナは、旅人、楓原万葉、辛炎を誘い、金リンゴ群島に向かった。
一行が上陸してしばらくすると島に異変が起き、ボートとリスが喋り出した。

ありし日の春庭
(※「華やぐ紫苑の庭」を振り返るストーリー)
一行がプリン島を調査しに行くと、「華やぐ紫苑の庭」で手紙が隠されていた盆栽が置かれていた。
この盆栽は楓原義慶から代々受け継がれるもので、盆栽が趣味だった義慶が最後に唯一残したものである。
旅人がそれに触れると、楓原屋敷にワープし万葉が失踪した。そして、楓原家の祖先が現れた。
万葉の祖父である久通と父の景春、そして景春と万葉の会話が聞こえ、時間と共に衰退していく楓原屋敷の様子が見えた。
家業を諦めようとする景春に対し、万葉は自分が継ぐと説得した。その後景春が亡くなり、母も幼少期に亡くなっているため、万葉が一人になった。
万葉は使用人を解雇し旅に出た。その後友人と出会い、目狩り令で足軽に追われ、ある人物が手配した死兆星号に乗って逃げたシーンで終わった。
「人生で最も大切なのは、他者との絆。決して自分を責めることではござらん。過去に囚われる人には、未来はないのでござる。」

烈炎踏歌行
幽夜の黙示録
モナの占いをもとに、次の幻境が現れる島へ向かった一行。すると別行動をとっていたフィッシュルがすでにその島にいて、準備することがあると告げ、なおも単独行動を続けるのだった。
幻境の出現を待つ一行のもとに『聖国の詠唱』という本と夜鴉の像が現れる。一行は本を開いて幻境の中へ向かう。
新たな幻境は、あらゆる要素から予想された通り、フィッシュルの世界――幽夜浄土であった。
探索を進めるうち、一行はフィッシュルの過去と思しき光景に遭遇するが、その全貌が明らかになる前に幻境から出されてしまう。同時に島の様子も変化しており、夜鴉たちで賑わう城と城下町が現れていた。
『聖国の詠唱』は他にもあるのではないかと考え、一行は島と幻境を交互に探索する。途中でフィッシュルも合流し、皇女殿下とその臣下として夜鴉たちの協力を得ながら全3巻の『聖国の詠唱』を収集する。
幻境の最奥で待ち受けていたのはフィッシュルと同じ姿をした幽夜浄土の主であった。オズは幽夜浄土の主に誘われるまま離反してしまう。
茫然自失となるフィッシュルだったが、励ましを受けてオズを取り戻すため仲間と共に戦う。(なお、このとき元素スキルと元素爆発を封じられたフィッシュルを操作できる。)
幽夜浄土の主と対峙するフィッシュル。オズとの問答を通してありのままの自分自身を肯定することに思い至る。
ふたりに分かれた皇女殿下はひとりに戻り、フィッシュルは幽夜浄土を、そして自分自身を取り戻したのであった。
「幽夜浄土へようこそ。」

いにしえの蒼星
夏の夢、詩歌の如し

Ver3.0 イノセンスの彫刻

(※スメール実装と同時に開催された、イベントでのコレイ配布もセットになった実質コレイの伝説任務とも言えるイベント。コレイファンの方には是非、動画サイトなどで実際のムービーも見てほしい。)

オルモス港で旅人は悩みを抱えるおもちゃ店「アジャンタ彫刻店」のマムド、ファイズと出会う。
彼らは創業20周年記念に子供に人気のアランナラ童話を基にしたアランナラおもちゃのシリーズ展開を考えており、
その先駆けとして木彫りの試作アランナラを制作したがオルモス港の子供たちの反応は散々なものであった。
元々この企画はアランナラ童話の作者タンジェ氏とも提携したものだったが
彼は息子を連れてガンダルヴァ村の近くに取材に行ったまま戻って来ないため相談する事もできない。
オルモス港の童話作家タンジェは当初は子供に人気がなかったが1、2年程前からは逆に大人気となっている。
完成を急ぐおもちゃ店のためタンジェ氏を連れ戻す依頼を受ける旅人。

ガンダルヴァ村に向かった旅人は森林で見習いレンジャーコレイが少年ラーズィーを保護する場面に出くわす。
どこか大人びたラーズィーとともにアランナラ童話の話題で意気投合したコレイは
他人に打ち明けられない秘密は木のうろに話してしまえばいいとアドバイスを贈る。

コレイにタンジェ捜索の件を相談するとアランナラ童話のファンであるコレイは是非、作者本人に会ってみたいと興奮する。
同時にラーズィーがタンジェの息子であった事が判明する。
一度は父と喧嘩して飛び出したものの今は落ち着いたというラーズィーは一行をタンジェの元へと案内する。
童心を忘れていない一風変わったタンジェに会えてファンであるコレイは感激する。
アジャンタ彫刻店からの手紙を渡したものの、タンジェは童話創作に夢中のあまりおもちゃの提携話は忘れていた模様。
タンジェは今はおもちゃ作りよりもっと大事な目的があると言う。
アビディアの森で本物のアランナラの痕跡を見つけたといい、アランナラ実在の証拠を入手すればスメール中で大きな話題となり教令院にも認められると息巻く。
アランナラ実在の痕跡へ案内するというタンジェに「…その場所は…!」と慌てるコレイ。
案内されたのは普段コレイが秘密の勉強場所として使っている木のうろであった。
こんな森の奥まで入ってこれる子供はそうそう居ないのでコレイが練習で書いた学習メモを見ても
アランナラのものと信じて疑わないタンジェはアランナラが現れるまでこの場での張り込みを提案するが
一旦拠点に戻ろうと言うコレイに諭されて一行は拠点へと戻る。
夜中にそっと拠点を抜け出したコレイをつけた旅人とパイモンは痕跡がコレイのものであったと確信する。
コレイはどうしたら痕跡がアランナラのものだという誤解を訂正できるか思案する。
翌朝、コレイが新たに書き残したメモを読んだタンジェは痕跡がアランナラではなく人間が書いたものだと気づくが
認められないと意地を張り、次第には自分にもう童話は書けないし彫刻店も救えないと意気消沈してしまう。

「もう良い、全て打ち明けよう」というタンジェの言葉でラーズィーが打ち明けたのは
実は子供たちに人気の童話アランナラシリーズの真の作者は
父タンジェではなく息子のラーズィーだった…という真実であった。
売れない童話作家だったタンジェはある日、息子が創作した物語を聞いて、その才能に気付く。
ラーズィーの考えた物語をタンジェが代筆する形で売れっ子作家にはなったものの嘘をつき初心を忘れ変わって行く
タンジェに対し不器用でも元の父に戻ってほしいとラーズィーが童話の原作を降りたのが父子喧嘩の原因であった。
全てを告白したタンジェは反省し、アジャンタ彫刻店を助けられるのはラーズィーだと託す。

これまでオルモス港から出た事がなかったラーズィーだったが今回の取材旅行でさらに多くのインスピレーションを得て
よりたくさんのアランナラの物語を思いつけそうだと言う。
ラーズィーは父を許し、秘密を打ち明けたらすっきりしたとコレイとの出会いにも感謝するのだった。

その後、ラーズィーの協力を得て無事完成した木彫りアランナラ人形シリーズはオルモス港の子供たちに大流行し売り切れが続出。
繁盛の様子を見に来た旅人とパイモン、コレイにアジャンタ彫刻店のファイズはお礼と(不格好な)試作アランナラ人形を記念に進呈するのであった。
タンジェとラーズィーの様子を見に行くと二人が自分達をモデルにした新作童話のアランナラの父子について語り合っていた。
今後はラーズィーも皆の前で自ら自分の物語を語って聞かせるのだと言い、またタンジェもより良い作品が出来るよう二人で協力して物語を創作する姿がそこにあった。
万事解決したが最後にコレイが木のうろで秘密を打ち明けていた事をパイモンにからかわれてしまう。
恥ずかしがるコレイだったがタンジェ親子の成長を見てコレイも自分の秘密を白状し、旅人に「自分の木のうろになってほしい」と頼むのだった。

Ver3.1 杯の中のバラッド■

Ver3.2 ワンダフルキノコンピック■

Ver3.3 秋津ノ夜森肝試し大会 ■

2023年

Ver3.4 華舞う夜の旋律 ■

(「音楽」がテーマの1つとなった3回目の海灯祭。通称「海灯音楽祭」。ヨォーヨが初登場し 同時にピン婆や=歌塵浪市真君や留雲借風真君など璃月の仙人達の過去にまつわるストーリーが展開される。)

Ver3.5 風花の吐息■

Ver3.6 盛典と慧業

教令院の六大学派が競い合う学院祭が開催された。
今年の代表はティナリセノレイラファルザンカーヴェ、そして「笠っち」。よく見知った顔もいる中、なぜか「笠っち」という名前で因論派の代表になっている放浪者がいた。誰かの依頼で何かを企んでいるようだが、なんなのかは教えてくれなかった。

第一ラウンドの蝶を捕まえるゲームでは、皆が苦戦する中ティナリがお香で蝶を捕まえた。第二ラウンドでは砂漠の過酷な環境で棄権者が増える中、砂漠に慣れているセノが勝った。
第三ラウンドの冠をゴールに持ち込むゲームでは、レイラが見つけるがファルザンが妨害する。その隙を狙って笠っちが冠を奪い飛行スキルでゴールへと向かう。反対から来たセノと接戦になる中、ファルザンの壊れた装置で飛ばされたカーヴェが突進してくる。突撃しそうなカーヴェを放浪者が投げ飛ばすと、その隙をセノが狙って冠を宙に飛ばす。それをメラックが拾いカーヴェがゴールに向かった。

カーヴェが冠をゴールに置こうとすると、因論派の学者であり学院祭の元となった「サーチェン」が現れた。砂漠の民を救おうとした彼は、歴史からその方法を探すも答えを見つけられずに自殺した。その答えを出せそうな後継者を探すために冠に自らの意識の一部を保管し、カーヴェを見つけた。彼に全ての遺産を託し、好きなように使わせることで自らの最後の実験を進めようとした。
カーヴェは冠を破壊することを選び、受け取った遺産は全て寄付することにした。

最終的にサーチェンの研究はカーヴェの意思で封印されることになったが、その研究自体は消されることなく存在し続けることとなった。いつかサーチェンの後輩が解決策を見つけられるようになるまで、その論理は消極的なものとしてひっそりと存在し続けている。
最終的にカーヴェが優勝したが、サーチェンの遺産が亡くなったことで賞品はカードだけになった。そのカードは100万モラでセノが買い取った。

序盤からトーナメントにほとんど参加せず、他参加者の観察やコーヒーを堪能するなど好き勝手にしていた笠っちは、実はナヒーダの依頼で学者と冠の監視をしていた。学者がサーチェンの研究で苦しむことになった場合、彼が止めに入るために手配されていた。
因論派に入った由来は別であり、たたら砂を研究する因論派の学者に間違いを指摘したことがきっかけだった。彼の理論に興味を持った学者らが学院に誘い、それを見たナヒーダが偽名である笠っちとして因論派学籍を手配していた。彼女はただ学者の監視をさせるためだけでなく、彼が自身の因果を正しく学ぶことや、人との付き合い方を学ぶためにも教令院に入らせた。(ちなみに後日談だが、彼は本格的に因論派の学者となっている。)

Ver3.7 決闘!召喚の頂! ■

Ver3.8 涼夏!楽園?大秘境! ■

Ver4.1 流れゆく水に詩を紡いで ■

Ver4.2 トルクシーの不思議な冒険■

Ver4.3 薔薇と銃士

フォンテーヌに千霊祭の時期が訪れた。祭りの花形は映影の出来映えを競う千霊映影祭である。
旅人は稲妻で出会った映影のプロデューサーであるグザヴィエを見かけるが、出資が切られ彼の企画は頓挫しかけていた。
グザヴィエを助けるため、旅人は旅の中で得た縁という名のコネを発揮。稲妻から訪れていた綾人と綾華、宵宮の協力を取り付け、千織も合流。さらにはフリーナを低ギャラで監督に迎えることに成功する。
演目は人気の小説『二銃士』。銃撃指導のためシュヴルーズを招いたが、フリーナの勧めと綾人の事情によりそのまま出演が決定。主役である兄妹を姉妹とし、それを綾華とシュヴルーズが演じることになった。
一団は撮影を進めていく。それに並行して、旅人はシュヴルーズに頼まれて共に事件の調査を行う。その事件とは、『二銃士』になぞらえて人が銃殺されているというもの。
調査の中で、アリバイがあり捜査対象から外されていたはずの『二銃士』の著者、バティストがふたたび候補に挙がる。
旅人とシュヴルーズがバティストの家に向かうと彼はあっさり自分の犯行であると白状し、『二銃士』は自分の経験を元にしていて、事件も自分の母・エリサを殺されたことの復讐であると語る。
さらにバティストは旅人とパイモンを遠ざけ、シュヴルーズだけに情報を伝える。翌日、バティスト逮捕の報がフォンテーヌに広まった。
撮影は佳境に入り、出資を打ち切った張本人であるモリスも思うところあってか現場を訪れる。たが、突如としてトラブルが立て続けに発生。現場が慌ただしくなるがどうにか撮影は完遂された。
賞の発表を前に、完成を祝うパーティーが行われる。宵宮に手伝いを頼まれてモリスが倉庫に入ると、そこへシュヴルーズが現れモリスを糾弾。
殺し屋を使ってエリサを始末したのがモリスだったのだ。自白を引き出すための芝居が成功し、シュヴルーズは逮捕を宣言する。その瞬間モリスを凶弾が襲うが、シュヴルーズにより防御される。
撃ったのは撮影チームの道具係、ベロニカであった。ベロニカはバティストの妹で、先の事件も実行犯は彼女だった。バティストは妹の罪を被っていたに過ぎない。
事件の全貌がついに明らかになった。
 モリスの不貞によりエリサが懐妊。モリスはエリサに金を積み子供は産むなと命じて追い出したが、エリサはバティストとベロニカを産み育てていた。
 手紙でそれを知ったモリスは縁談がなくなることを恐れてエリサの元に殺し屋を放ち、エリサは床下に子供を隠し犠牲となった。
 『二銃士』の出版と殺人事件により復讐が自分に迫っていると察したモリスは、これ以上『二銃士』が有名になることすらも恐れ、わざとグザヴィエへの出資を引き受けた後に打ち切った。
 現場に出てきたのは、バティスト逮捕で安心したことと、さらなる妨害工作を行うためであった。
ベロニカは復讐を完遂させろとシュヴルーズに詰め寄るが、シュヴルーズは正義と規則の両立を説いて譲らない。バティスト、ベロニカ、そしてモリスの3人はメロピデ要塞送りとなった。
仕切り直しになったパーティーをひとしきり楽しんだ後、シュヴルーズは旅人を散歩に誘い、幼い頃、特巡隊隊員である父に厳しく鍛えられたことを語る。
授賞式の日、シュヴルーズはリオセスリのもとへ今回の件で「挨拶」に出向き、その後旅人と共に会場へ向かう。メロピデ要塞は決して、人道に背いた者がのうのうと生きられる場所ではない……
グザヴィエの『二銃士』は見事、最高栄誉の賞であるフリーナ賞を獲得したのであった。

2024年

Ver4.8 陽夏!悪龍?童話の王国!

旅人は届いた本を開くと突然謎の空間に引き込まれた。
そこは折り紙てできた動物が喋る国で、旅人が驚いていると妖精と会った。ここでは最近「魔水」を供給する酒場がしまっており、魔水不足で「退色症」と呼ばれるこの世界特有の病気にかかっていた。妖精の魔法と旅人の助力で無事に酒場を再開させ、退色症から復活させた。
旅人はこの世界から出る方法を探していたが、「悪龍」から助けて欲しいと頼まれて悪龍討伐に向かうことになった。

旅人がオルビット城に向かうとナヴィアがそこの国王になっており、ここにも悪龍が空に浮かぶ星を奪いに来ていた。更にこの城の国民にも異常が現れ、「軌道」が狂い同じ動きをループするようになっていた。この世界を作った「預言の女神」の神託に従い、反発する国民を説得して星を回収し、ギアを回して軌道を無くした。

その後、勇者一行は「悪龍」の住まう世界の果てに向かった。その道筋で列車のレールが途切れており落下したが、居合わせた笠っちこと放浪者によって助けられた。彼の腰には見慣れない剣があり、彼によれば「勇者の剣」つまり彼こそが真の勇者だったらしい。一行と目的が一致するため共に悪龍討伐に向かった。
困難がありつつも「悪龍」を倒すチャンスが巡ったが、悪龍から何かを感じた彼が静止するとその霧に飲まれた。
霧の中は「悪龍」の記憶であり、「創造主に見捨てられる」という魔女の預言、そして母親の死という「裏切り」、そして立場から誤解される姿を見た。自身の経験に似た「悪龍」の記憶を見た彼は、悪龍の前に戻った。そして「ドュリン」という悪龍の名を呼び、そっとその頭を撫でた。ドュリンは落ち着くがバランスを崩して落下し、ドュリンを追いかけた放浪者も下に降りて行った。飛んで戻ってきた彼が下に真相があると語り、一行は下に向かった。
そこは魔女Mの書斎であり、ドュリンの真意がわかる童話が置かれていた。誤解は解けたもののその姿や呪いからこの世界に馴染めないと悩むドュリンに対し、妖精、国王、猫又、勇者兼「友人」、そして旅人が祝福を与え、ドュリンは無害で小さな姿になった。
みんなが砕けた海に戻ると街灯⋯魔女Aことアリスが喋り出した。今回の旅は彼女が決めた「運命」だったらしい。彼女によればいつでもテイワットに帰れるらしく、さらにここの住民も自由にテイワットを行き来できるとのこと。謎が解けた一行はしばらくこの世界で自由に過ごすことを決めた。

全てが終わった後、ちびドュリンがこの世界に馴染めてるかを確認するため彼らを探していると、アリスが招待した知人たちに出会った。ちびドュリンの絵が描かれた見覚えのない家もできており、コレイによれば笠っちとちびドュリンが建てたものらしい。
その後砕けた海で彼らを見つけ、ちびドュリンと遊ぶフィッシュルやクレーを横目にアルベドが笠っちと話していた。笠っちは悪龍の記憶の中で、魔女Mが「Rの子はいつか復活する」と語っていたと話し、アルベドはドラゴンスパインの観測結果から現実のドュリン復活が近いと予想した。今回彼がちびドュリンを救ったのは偶然ではなく、ドュリン復活の際は彼とちびドュリンの力を貸して欲しいと頼んだ。
その後ちびドュリンは笠っちと共に、ちびドュリンが折って笠っちが命名した「ドュリン号」に乗ってテイワットに向かった。

他のイベント