図鑑/生物誌/野生生物

Last-modified: 2025-05-24 (土) 19:04:42

物語:キャラ/ア-カ | キャラ/サ-ナ | キャラ/ハ-マ | キャラ/ヤ-ワ || 武器物語 || 聖遺物/☆5~4 | 聖遺物/☆4~3以下 || 外観物語
図鑑:生物誌/敵と魔物 | 生物誌/野生生物 | 地理誌 | 旅行日誌 | 書籍 | 書籍(本文) 1/2/3/4 | 物産誌



鳥類

茶羽鷹

鋭い目を持つ孤高な鷹。
いつも高空を旋回し、草木の間に隠れた小さなリスや鳥を探している。
ベテランの狩人によると、この猛禽に少し訓練を与えれば、優れた猟鷹に育てる事ができる。

  • 説明文通り、基本的に高いところを飛んでおり弓で撃ち落とさない限り図鑑にも乗らない。
    鷹を撃ち落とすという行為はアチーブメントにも存在しているのでそちらの達成も兼ねて。

棕翼鷹

鋭い目を持つ孤高な鷹。
山林の上を飛び回り、広大な縄張りをパトロールする。
もし弓使いがカッツェレイン一族の狩人のように鋭い目と落着きを持てば、撃ち落とすことも難しくないだろう。

  • 奥蔵山WPの南西に飛んでいる

石鳶

鋭い目を持つ孤高な鷹。
山が立ち並ぶ絶頂の場所に巣を作る猛禽。
伝説によると、彼らは棲み処もなく、永遠に雲の間を彷徨うと言われている。
しかし、それは無知とロマンの想像物であり、石鳶も例外なく幼鳥のために獲物を狩る一面を持つ。

  • 説明文からして慶雲頂あたりにいそうだが実際は孤雲閣を飛び回っている。

白練鷹

鋭い目を持つ孤高な鷹。
か弱い体で風雪と抵抗する勇敢な猛禽。
雪に纏われた羽は氷河の様に輝く。
古くからの伝説では、故郷を守るために死んだ雪国の民は、やがてこの白布のような羽の鷹に蘇り、かつて緑に満ちたこの地を守護したという。
今では雪に包まれたこの地は天敵や狩人があまりいないため、この古き魂達は安全に暮らせている。

  • ドラゴンスパインにしかいなさそうだが慶雲頂にもいる。イベントマップである金リンゴ諸島にもいた。

白鳩

テイワットでよく見かける鳥類、料理にすると美味しい。
遠くとの通信にも使える。
白くてかわいいハトは、人間に友好的だが、同時に、悪意に対して鋭い勘も持っている。
ちなみにただの噂だが、モンドの名物料理「鳥肉のスイートフラワー漬け焼き」はハトの肉で作るのが最も本格的だと言われている。

璃冠鳩

テイワットでよく見かける鳥類、料理にすると美味しい。訓練後、遠くとの通信にも使える。
ごく普通のハト、琉璃みたいに輝く頭によって命名された。あまりにもよく見かける為、人々はその美しい毛色には惹かれなくなった。

灰羽鳩

テイワットでよく見かける鳥類、料理にすると美味しい。
訓練後、遠くとの通信にも使える。
ごく普通のハト、灰白い羽によって命名された。
ハトの首の羽は、グラデーションのエメラルドみたいな緑で美しいが、残念ながら、あまりにもよく見かける為、人々はその美しい毛色に興味が湧かなくなった。

赤脇鳩

テイワットでよく見かける鳥類、料理にすると美味しい。
訓練後、遠くとの通信にも使える。
山地に多く分布するハト、羽は山岩とレンガ色で染まっている為、高貴優雅に見える。

黒王鳩

テイワットでよく見かける鳥類、料理にすると美味しい。
訓練後、遠くとの通信にも使える。
ごく普通のハト、黒い頭で有名。他の種類よりも勇敢である為、捕獲しやすい。
肉質はぎっしりして美味しく、焼くのに適している。

赤ヤマガラ

騒がしい小さな鳥、テイワットの隅々に生息している。
この鳥は、明るい赤羽を持っており、求愛中に誇示する。
残念ながら、このような明るい羽は簡単に捕食者の注意を引いてしまう。
小柄でかわいい赤ヤマガラは、テイワットの肉食動物の主な獲物の一つである。

金ヤマガラ

騒がしい小さな鳥、テイワットの隅々に生息している。
輝く黄金の羽を持つ小さな鳥は、太陽の下で美しく輝く。
時には、小さな子供たちがこの金のヤマガラ持ち帰って飼ったりするが、人間の騒々しい生活環境に適応することは困難であり、多くの場合はすぐに飛び逃げていく。

雪ヤマガラ

騒がしい小さな鳥、テイワットの隅々に生息している。
雪の様な白に包まれた小さな生き物、氷と雪の地に生息する。
雪ヤマガラは寒い気候に適応しており、温度の変化に敏感で、暖かい所では力が抜けて、比較的捕まえやすくなる。

碧ヤマガラ

騒がしい小さな鳥、テイワットの隅々に生息している。
宝石のような青の羽毛を持つヤマガラで、古代の鉱夫のメモに言及された「檻の中のヤマガラ」は最初、彼らを指していた。
ちなみに、鉱夫達は未だにヤマガラ連れて採掘に行くが、もはや羽の色にはこだわらなくなった。

赤喙鴨

テイワットの川や湿地に生息するよく鳴く水鳥。
よく見かける白い羽と赤い口のアヒル、味は美味しい。

翠冠鴨

テイワットの川や湿地に生息するよく鳴く水鳥。
美しい緑の首を持つ野生のアヒル、風の変化に特に敏感であり、暖かい水場で遊ぶのが好きである。

秋羽鴨

「グワッグワッ」と鳴く水鳥。テイワット大陸の川や湖、湿地に生息している。
茶褐色の羽毛は秋の落葉を思い出させる。この羽毛から作られる暖かい衣類は寒い秋に人気があり、この名が付けられた。

青鷺

広い翼と細い脚を持つ高貴優雅な鳥。
長い脚の鷺は、テイワット各国の文化で異なる物を象徴している。
吉祥、優雅、または紳士、全てこの鳥から発見できる。
璃月人の詩でも、「君子」をこの細高い、優雅な鳥に例えることがある。

スミレトキ

広い翼と細い脚を持つ高貴優雅な鳥。
菫色の美しい羽を持ち、渓流や田んぼの中を静かに歩くのが好み。稲妻の古歌では、「里梅鳥」と呼ばれ、かつては広く生存していたが、近頃はますます少なくなってきている。

クロトキ

高貴で優雅な鳥。幅広の翼と長い脚を持っている。
砂漠のオアシスの近くに生息し、かつては神々の象徴として、広く崇拝されていた。砂海の遺民が伝える古の伝説においては、この生き物は失われた霊廟の守護者であり、災厄を祓う神聖な力を持つと言われている。

カラス

漆黒の鳥類。
黒の羽毛はテイワットの夜よりも深く、数が多い時は空を遮り日を覆い隠すこともある。
一部では厄運の象徴といわれ、もう一部の伝説では幸運をもたらす予言の鳥と呼ばれている。「所詮、民俗とはそういうものだ。」
各地の冒険者で流れている噂によると、モンドの調査員の女の子が、一匹の巨大なしゃべるカラスを飼っているらしい…?

瞑彩鳥

スメールに生息している鳥類。その鮮やかな色が愛されている。飼い馴らすと、手紙を運んでくれる。
人の言葉を学び、文字さえも理解できるほどに、昔の瞑彩鳥はかなりの知恵を持っていたらしい。

赤鷲

骸を啄む大型の鳥類。赤い羽が陽光に照らされ、ややまばらに見える。
これらの鷲は元々砂漠に生息していたわけではなく、キングデシェレトの支配下にあった古代文明が滅んだ後に出現した。また、その特殊な習性から、砂漠の住人からは死と災いをもたらす生き物だと考えられている。

雪羽ガン

池や湖といった水辺に生息する大型の水鳥。高貴で美しい姿から世の人々に広く親しまれている。
雪のような翼と、家庭を大切にする習性のため、詩人たちはこぞって雪羽ガンを純潔と高貴の象徴と見なした。
フォンテーヌの文芸界でも、優れた詩人や歌手、踊り子を「雪羽ガン」に例える伝統がある。

‪鳥羽ガン

池や湖といった水辺に生息する大型の水鳥。雪羽ガンの近縁種。
鳥羽ガンはその漆黒の色のため、かつては雪羽ガンの呪われた個体と考えられていた。そのため鳥羽ガンは少数の迷信
深いフォンテーヌ人から異常・不吉・厄災の前触れとされた。
時代の変化とともに、人々は「新進気鋭の芸術」を求め始め、鳥羽ガンを肯定的に扱う作品もどんどん増えている。フォンテーヌの文芸圏でも、意表を突いた現象や、最初は期待されていなかったものの、後に驚くべき姿を見せた個体を例える際、「鳥羽ガン」という言葉が使われるようになってきた。

‪平冠フルマカモメ

フォンテーヌに生息する大型の海鳥。その白く平らな羽冠から、平冠フルマカモメと名付けられた。
魚を捕って食べる鳥として、平冠フルマカモメは優れた魚群追跡能力を持っている。そのためベテランの漁師は船の近くで餌を探す平冠フルマカモメを追い払うことはなく、むしろ仲良く共生することを選ぶという記録がある。

‪紫金オオズグロカモメ

フォンテーヌに生息する中型の鳥類で、紫金色の交じった風切羽を持っている。
紫金オオズグロカモメの性格は穏やかとは言えず、港で通行人の手から脂ののった食べ物を奪ったという報告もある。時には漁船から魚を盗むことさえある。
そのため、一部の人が「紫金オオズグロカモメは穏やかな海辺でのリゾート生活のシンボルであり、そのように扱うべきではない」と主張するにも関わらず、漁師はこの鳥を厄介者と見なして追い払っている。

‪スレートカサガラ

丸々とした体型の小鳥。ヤマガラのフォンテーヌにおける近縁種。カサガラという名は、キノコの傘のような独特の形をした冠に由来している。
研究によると、スレートカサガラは見た目からは想像もできないほど優れた体力を持ち、長時間滞空できる。灰青色の羽は一種の擬態で、背景の空や水面の色に溶け込み、捕食者の注意を逸らすのに役立つという。

‪バーガンディカサガラ

丸々とした体型の小鳥。ヤマガラのフォンテーヌにおける近縁種。カサガラという名は、キノコの傘のような独特の形をした羽冠に由来している。
研究によると、バーガンディカサガラは飛行能力がやや劣り、捕食者から逃げるのが苦手である。しかし自分の赤褐色の色を利用して、森の中で植物や岩に擬態して攻撃を避けているという。

‪マゼンタクジャクバト

マゼンタクジャクバトはハトと同属の近縁種。姿形は優美で、訓練すれば伝書鳩にもなるが、そうする人は少ない。
紅色の羽と扇形の尾羽を持ち、尾羽の形が赤いハート形に見えるため、詩人によって愛の使者に仕立て上げられた。しかし、実際のところこの赤い模様はマゼンタクジャクバトが天敵を威嚇するために用いるもので、求愛行動とは関係がない。

‪ビリジアンクジャクバト

ビリジアンクジャクバトはハトと同属の近縁種。姿形は優美で、訓練すれば伝書鳩にもなるが、そうする人は少ない。
緑色の羽と扇形の尾羽を持ち、性格はやや好戦的。スメールを訪れた外国人観光客に「マッシュラプトル」の幼生と誤解されたことがあるが、実際のところ両者にはもちろん何の関係もない。

‪赤カンムリガラ

フォンテーヌでよく見られる小鳥で、鳴き声が美しい。
しかし、優しくて可愛らしい外見とは裏腹に赤カンムリガラの成鳥は好戦的で、不用意に近づいた他の鳥に自分から攻撃をしかけることがある。一方、まだ冠の生えそろっていない幼鳥は無知で、戦う意思は全くない。
そのため民間の伝承では、赤カンムリガラの冠はしばしば勇気の象徴とされる。羽冠を生やした赤カンムリガラだけが、「運命と戦う気のある」戦士とみなされる。

‪青カンムリガラ

フォンテーヌでよく見られる小鳥で、鳴き声が美しい。
一説には青カンムリガラは外界の刺激に敏感で、風が吹くとすぐに巣を捨てて逃げてしまうという。そのため民間の伝承では、臆病な青カンムリガラはしばしば厄災の前触れとされる。それが慌ただしく逃げ出す日は、災いが間近に迫っている時だ。

赤喙ペリカン

河川や湖沼などの広い水系に生息する鳥。朱色の尖ったくちばしと美しい羽が特徴。
ペリカンは古来より魚獲りの名手であった。現代でも翹英荘などでは、鋭い目つきを持つこの鳥を飼いならし、魚を捕えさせる漁師がいる。年配の漁師によっては、「訓練されたペリカンはそそっかしい十人の弟子に匹敵する」とさえ考えている。少なくとも前者は舟を漕いでいる時にうっかり水に落ちて、付近の魚の群れを驚かすようなことはない。

‪ハルバード・サイチョウ

ナタに生息する中型の鳥類。矛のような頭冠は非常に強力な抑止力となっており、凶暴な魔物でさえこの鳥を簡単に狩ることはできない。
成鳥のハルバード・サイチョウの頭冠の重さは片手剣と同等であり、骨は非常に硬い。全速力でタックルした場合、軽く薄い盾など貫通してしまうほどだという。この特性に目をつけた「豊穣の邦」の一部の男士たちは、野生のハルバード・サイチョウと「誰の頭が一番硬いか」競い合い、己の体を鍋のように鍛え上げようとしている…

‪エリマキキジ

ナタに生息する中型の鳥類。豪華なコートのような青緑色の羽毛と柔らかな襟巻きを纏っており、尾羽は花の蕾のように華やかである。
豊かな羽毛はまるで燃えやすい草花のようであるため、灼熱のナタに棲息するにもかかわらず、火を恐れる。また、他の鳥はふわふわした見た目に反して頑丈だが、エリマキキジは厚い羽毛の下に丸々とした脂肪の層を持つため、普通に飛ぶだけでも苦労する。そのため、「懸木の民」には「飛べない羽付き盆栽」とからかう者もいる…

‪浮流ペンギン

二足歩行はできるが、飛ぶことはできない変わった鳥類。活発で友好的であり、普段は水辺で群れをなすか、仰向けで水に浮かんでいる。
浮流ペンギンは首の部分が細くなった水瓶のような体型で、歩くときはフラフラと揺れながら羽をバタバタさせるため、不器用そうに見える。しかし、友好的な性格で、他の生物に対して攻撃的な態度を見せることはほとんどない。また浮流ペンギンの身長や体重は大人でも人間の子供と同じくらいしかないため、「流泉の衆」の住民たちは安心して子供たちを浮流ペンギンと遊ばせている…

‪浮燃ペンギン

二足歩行はできるが、飛ぶことはできない変わった鳥類。活発で友好的だが、地下洞窟のような特定の地域でしか生きられない。
「浮流ペンギン」の亜種である「浮燃ペンギン」は高い気温を好み、液体燃素の高温にも耐えられる毛を持っている。他の生物にとっては非常に危険な熔岩のプールも、彼らにとってはちょうど良い温度の池のようなもので、ゆっくりとくつろげる場所だ。液体燃素の熱に慣れすぎた浮燃ペンギンにとって、ナタの他のエリアは少し寒いのだろう。何かの拍子に灼熱の洞窟から離れてしまった浮燃ペンギンは、暖を取るために旅人のたき火を探し回ることもあるのだという…

獣類

雪狐

精霊のような神秘なずる賢い生き物。民話では、彼らの独特の知恵が長く伝われてきた。
風と雪の中に身を隠すために、厚白い毛皮が生えている。困難な環境に住んでいる故、嗅覚はより鋭く、より敏感に進化した。

赤狐

精霊のような神秘なずる賢い生き物。民話では、彼らの独特の知恵が長く伝われてきた。
森と草に身を隠す小さな狐、狩人の弓と目線から慎重に隠れている。
各地の民話には、十分に長生きし、十分な知恵をもった狐が、驚異の力を手に入れたお話があり、その中には狐が人間に変身できるという説もある。人気童話『蒲公英の海の狐』にも、このような記述がる。

コサックギツネ

まるで精霊のように、身を隠すのが得意な生き物。民間伝承においては特別な知恵と悠遠の記憶を持っているとされる。広大な砂漠に生息しているが、体の小ささが幸いして、昔の厄災を免れたのかもしない*。長い耳は、暑くて乾燥した砂漠環境に適応するため、進化したものである。

狡猾で誇り高い生き物。民間伝説によると驚異的な知性と長期的な記憶力を持つと言われている。
人が近づいても無関心で、人間と付き添うことに慣れているよう。
稲妻文化で悠久の歴史を持つ。伝説によると、これらは過去に「狐斎宮様」の眷属の一つだったという。彼女が消失してから、力がより強い「天狐」と「地狐」は石像となって彼女の帰りを待っている。そしてこれらの狐は一部の霊脈が薄くなるにつれ、話すことがなくなり、法力を失った。

リス

荒野でよく見られる大きなしっぽのリス。
食べ物を保存するのが一番得意な彼らは、特にナッツを好む。

イノシシ

テイワットで最も活発な住民、各地郊外でよく見かける。
繁殖力が強く、気性が荒い野生動物。
生存能力が極めて高いため、様々な森と荒野で姿を現す。
イノシシの肉質は弾力がありとても美味しい為、色んな料理に使われている。
また、イノシシを主人公とした伝説もテイワットで広く伝われている。
マスク一族の観察によると、イノシシを飼おうとしているヒルチャールもいるらしい。
訓練して騎乗用にすると推測している。

雪のイノシシ

極寒の地に住むイノシシは、暖かい地域の同種より厚い毛皮を持つ。
記録によると、この種類は寒波の中で強く生き残り、天敵のいない環境で繁栄し、独自の群れを発展させることができる。
伝説によると、雪のイノシシは非常に長寿であり、競争をくりぬき十分長く生きた個体は、特に巨大化すると言われる。
しかし、この種は何百年も前に絶滅している―と人々はそう思っていたが、ドラゴンスパインの深入り調査で、冒険者は、新しい生態学的標本を発見したようだ…

「雪のイノシシ王」

雪の中で生活し、氷に封印された仲間の回復を待つ「王者」。
遠い過去、荒野の狩人の間では、人気のない極寒の土地が生き返り、命知らずの来客が氷の洞窟の静寂を乱すと、雪のイノシシどもを繁栄に導いた「王者」が眠りから目覚める、と言う伝説があった。
「王者」は身に纏う氷を振り落とし、礼儀を知らぬ客にお仕置きを与えると言われている。

キノシシ

雨林に生息するイノシシ。進化の過程で、キノコ類と奇妙な共生関係を築いてきた。
学者たちの研究によると、キノシシは自らに寄生するキノコ類を天然の迷彩として捕食者を欺き、森林での生存率を上げるようだ。
しかし、そのおかげで天然の下準備済み食材として食卓に登場することも増えてしまった。

ハスキー

人類最高の友達!
元は遠い北地の種で、灰色がかった白厚い毛皮が生えている。寒さに強い耐性があり、温厚な性格を持つ。ただ、リスと同じ檻に閉じ込めるのはお勧めしない。

シェルティー

人類最高の友達!
元は森の狩人の相棒として訓練された犬。
忙しい都市生活では、介護施設の仕事もちゃんとこなせる。
おとなしく人の感情に敏感で、子供に優しい良い子たちだ。

柴犬

人類最高の友達!
伝説によると、愛犬として稲妻の将軍に飼われていたそうだ。
昔繁栄していた商業航路とともにテイワットの7つの国を旅し、この大陸で最も人気なペット犬の1つになった。
穏やかで忠実で、頭が良く、特に介護施設や家族の世話が得意。
稲妻では、この犬を「忍犬」として訓練する謎の忍者が住んでいるという伝説もある。

シェパード

人類最高の友達!
伝説によると、モンドの旧貴族がこだわって種付けにより育てた高価な猟犬の子孫である。
今ではテイワットの全7つの国に分布している。
高貴な先祖だったが、今のシェパードは、忠実で信頼性が高く、親しみやすいことで知られている。
昔の誇り高き騎士が、今の謙虚で熱心な西風騎士に取って代わられたのも、同じ事なのだろう。

サファイア

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
この真っ白な猫はサファイアのように輝く目で有名だ。
しかし、サファイア如く目は高貴で好かれがちだが、性格はよくない。
彼らと遊びたいのなら、干し魚と絆創膏を用意しておくといい。

エメラルド

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
エメラルドのような目を持つ灰色の猫。
夜の梁の上を歩く姿が上品。
しかし、彼らの優雅な動きにだまされるな。
泥棒みたいに厨房から魚を盗むのが得意なので、気を付けた方がいい。

グレースノウ

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
「ママ、見て、汚い雪の塊みたいな猫がいるよ!」
このやんちゃな猫の名前は、やんちゃな子供の言葉から由来する。
グレースノウは活気のある猫で、様々な所を遊び場としてはしゃぐ。
彼らのお風呂係はとても大変。

北地ショートヘア

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
灰色をベースに黒のストライプの優雅な猫。
遠い北から生まれ、おとなしく人懐っこい性格で有名だ。

レッドタビー

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
虎みたいに威厳のある見た目の、賢くて戦い好きの猫。
人間には甘えん坊で、同類との戦いを得意とする為、常に多めの食べ物を獲得でき、すぐ太ってしまう。
太っていても非常に好かれる点は、人と大分違う。

タキシード

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
慎重で警戒心の強い猫、生まれながらのハンターだ。
「警察官」と呼ばれるのは、ネズミなどを防ぐ為、人間から倉庫の警備役を任されているからだ。
猫は自由な動物だが、「警察官」はネズミを捕まえる仕事はちゃんとこなしている様だ。
ちなみに、璃月人は親しんで彼らの事を「猫隊長」と呼び、関連の絵本やおもちゃも璃月の子どもたちの間で人気だ。

黒猫

生まれながらの優雅と誇りを持つ、器用で知的な生き物。
真っ黒の不思議な訪問者、時には暗闇に隠れ鳴き声を出す。
時には黒いカーペットで大きな金の瞳を見せたりする。
一部の学者にとって、真っ黒な猫は神秘、魔法、深遠な前兆を象徴する為、特に人気がある。

雪隠れのイタチ

器用で細長い、いたずら好きのトラブルメーカー。
雪原の洞窟に隠れ、風の様に移動するイタチ。
昆虫やトカゲを捕食するのが得意で、自分より少し大きい動物に直面しても恐れない。
見た目がかわいい為、よくペットとして飼われるが、自由を愛する彼らにとって、人間の部屋に拘束される運命を受け入れるのは難しいだろう。

赤尾イタチ

器用で細長い、いたずら好きのトラブルメーカー。
昆虫やトカゲを捕食するのが得意な赤いイタチ。
体の赤色はとても目立ち、しっぽは炎如く赤く染まっている為、燃えるのを恐れ逃げてしまう捕食者もよくいる。

ブーツイタチ

器用で細長い、いたずら好きのトラブルメーカー。
手足の暗い毛色がブーツに見える故、この名前を得た。ブーツイタチは、特に臆病かつ慎重であり、その軽い動きは、逆に「ブーツを履くイタチ」という印象を深めている。テイワットでは、この動物について数多い奇妙な伝説が存在している。

仮面イタチ

細身で機敏ないたずらっ子。
黒い顔は盗賊の仮面を被っているような印象を与えるが、実はおとなしく人懐っこい種で、人の生活空間に入り込んで食べ物を盗むことはほとんどない。しかし、仮面イタチのおとなしい性格は時に下心をもつ輩に目を付けられ、労せずして不正な利益を得て、私欲を満たすために利用されることがある。

青雷イタチ

層岩巨淵の坑道や洞窟の奥深くでみられる、地下に生息する賢いイタチの仲間。
毛皮には独特の青い光沢がある。
長期的な暗い場所での生活に適応しており、優秀な聴覚と嗅覚を持っている。
その玉のような色の瞳孔と珍しい色の毛皮により、鉱夫たちの間ではこのイタチが現れるのは宝石が発掘される前兆だと言われている。だが実際、両者には何の関係もない。

宝盗イタチ・新米

神出鬼没な怪盗。だが、盗みの行為はただの天性に過ぎない。
どんな奇想天外な奴がこの様な窃盗症の小動物を生み出したのか。
宝盗イタチはあらゆる場所でモラを盗む――遠くから来た旅人のポケットの中、
冒険者のバッグ、または遺跡に散らかるお宝など、彼らが盗めない物はもはや存在しない。
実際、盗賊イタチ・新米から獲れる金額には、あまり期待しないほうがいい…

宝盗イタチ・中堅

神出鬼没な怪盗。だが、盗みの行為はただの天性に過ぎない。
豪華な金の袋を担ぐ盗賊イタチ。盗賊イタチの群れの年長者として、
はるかに優れた宝探し、狩りの回避能力を持ち、後輩に技術を教えたりする。
より経験豊富な「盗賊」として、より豊かなモラを貯金している。
実際、盗賊イタチ・中堅から獲られる金額も、それ程豪華ものではない…

宝盗イタチ・黄金

神出鬼没な怪盗。だが、盗みの行為はただの天性に過ぎない。
「盗賊イタチ・黄金」は盗賊イタチの中でも、極めて巧みな技術を有し、非常に数の少ない「盗神」である。
噂によると、盗賊イタチは宝盗団のある人が野生のイタチを「宝盗団の正式メンバー」に訓練したことからきたものらしい。
実際の記録は残っていないため、その真否は不明。
しかし、押収した銭袋から見ると、たとえ伝説が本当であったとしても、宝盗団が盗賊イタチを通して富を蓄積することは不可能だろう…

  • 青墟浦の北の崖下にいる。

妖狸

気ままな性格で、神出鬼没な狸。一族にのみ伝わる法術を知っている。他の物体や人類に变化する能力を持つ。
よく幕府の謎の組織を絡んでいるが、決して悪い奴ではなく、人類をからかうのが好きなだけ。
記載によれば、例外は一度だけある。はるか昔、妖狸五百蔵を筆頭に、鎮守の森の妖狸が「狸合戦」を起こしたことがある。首領の妖狐のいざこざによるものらしい。この事により、ほとんどの妖狸は石像の中に封印された。

スピノクロコ

太古の昔から沼と湖に生息している生き物。凶暴な性格の持ち主で、水中から襲ってくる可能性がある。
スメールの土地で生きてきた歴史は、雨林の存在自体よりも長い。まだ獣面の神が玉座に座っていた頃にはすでに、彼らは神の使者として崇められていた。今でも砂漠の住民たちは、この生き物の頭部にある赤い棘を、昔の神々の遺物として見ている。

リシュボラン虎

森に生息する猛獣で、森の王者でもある。
森を自分たちの領地とし、普段は国王のように辺境を見回る。そして侵入者に遭遇すれば、容赦なく攻撃を仕掛ける。
顔の横側、髪の部分には派手な毛が生えている。学者によれば、これは距離を測る時に使えるらしい。
かつての森には、森を守護する霊獣――真の「虎」がいたという伝説がある。その死後、猫に近い姿をしたこの猛獣は、「虎」の名を受け継いだのだ。

サソリ

砂岩の下に生息する大型節足動物。毒液での狩りを得意とする。
攻撃を受けると猛毒の液体を分泌するため、遥か昔から陰謀家や錬金術師に目を付けられ、色んな毒薬の一般的な原材料となった。やはり、サソリよりも怖いのは人の心だ。

トビヘビ

ある程度の浮遊ができる爬虫類。
実はトビヘビには「飛ぶ」能力が備わっていない。浮遊する力は鳥と同じ中空の骨格と、その中の風元素の残滓によるものである。砂漠は風元素の国ではないが、すべてを蝕む風は一年を通して唸っている。都市も歴史も、砂海の風によって細かな砂となる。この風と共生できる動物だけが、すべてが土に帰った後も砂海で生きているのだ。

ラクラク駄獣

駄獣は人類の友達。温厚なこの生き物は、生産と運送に欠かせない、頼もしい味方だ。
駄獣は様々な自然環境に適応できる。雨林の商人がそのことに気付く前から、この働き者な生物は砂漠部族の頼れる家畜であった。

モジャモジャ駄獣

駄獣は人類の友達。温厚なこの生き物は、生産と運送に欠かせない頼もしい味方だ。
スメールでは、駄獣の数が富を象徴する。大型のキャラバンやエルマイト旅団は通常、大規模な駄獣隊を有しており、これによって砂漠と森の両方に、十分な物資や商品を運ぶことが可能になっている。

テントガメ

厚い甲羅を持つ爬虫類。
大人しい性格をしており、動きが緩慢。寿命が長いため、一部の人からは吉祥と知恵の象徴だと見なされている。一方で、その大人しすぎる性格と動きが緩慢すぎることから、侮蔑の比喩として使われることもある。ただ、そんなことを意に介すこともなく、テントガメは大人しく穏やかに大地を歩き続ける。人間の言葉など、それにとって意味をなさないのだ。

玉璜ガメ

分厚い甲羅を持つ爬虫類。
テイワット大陸に住む他の同類に似て、気性は温和で動作はのろい。気性が温和すぎて動きがのろすぎるせいか、岩元素が豊富なエリアで甲羅が岩に覆われ始めていることさえ気にならない。
伝説によれば遠い昔、沈玉の先人は山々よりも雄大な巨亀を見たことがあり、「蛫」と名付けたという。伝説の信憑性はもはや考証のしようがないが、現在の玉璜ガメもかなり壮健な巨亀に成長することがある。
時に玉璜ガメも悩むことがある。甲羅に積み重なった岩元素が多すぎると、耐えられないほどの痒みを感じるのだ。親切な人がその玉石を掃除したり取ってあげたりすれば、普段もの静かな玉璜ガメも喜んでくれるはずだ…

ノンビリラッコ

水中に生息する珍しい生物。陸上でよく見られるイタチとは一定の類縁関係があるとされる。性格はおとなしくものぐさで、生活リズムはのんびりしていて、何の悩みもなさそうに見える。
ノンビリラッコを見ると、いつも背泳ぎの姿勢のまま水面に浮かび、両手を合わせて挨拶の合掌をしているようだ。実はのんびりした外見の下では生活の知恵を働かせており、岩石を利用して貝類を叩き割り、おいしい食べ物を手に入れたり、海藻などの水生植物を集めたりして、自分の食事の質を改善している。一度にごちそうをたらふく食べて、しばらくの間食べ物を探さないときもある。まさに「食っちゃ寝」生活である。

フワフワヤギ

テイワット大陸の各地に生息する動物。
性格は温順で、最も早くから人間に飼いならされた家畜の一種である。
その名が示す通り、フワフワヤギの毛は暖かで柔らかく、衣類を編むのに適した材料である。また口当たりのよい羊ミルクも、人々に好まれている。伝説によれば遠い昔、先人の祭祀では、この「フワフワ毛」と呼ばれる生き物もかなり重要な役割を果たしていたらしい――だがそれは今日では関係のない別の話だ。

ショコアトルヤギ

テイワット大陸の各地に生息する動物。
温厚な性格の持ち主で、最も早い時期に人類に飼いならされた家畜の一つである。
ショコアトルヤギはその名から想起されるような、独特の苦い香りを放つわけではない。印象深いこの名前は、その体毛――つまり、毛皮がショコアトゥルの種で作られた食べ物や飲み物の色に似ていることに由来する。ナタの伝統的な染料で、チョコレートやショコアトゥル水の色を出すのはかなりの難題だった。下手したら、雨の後のぬかるんだ道のような汚い印象になりかねない。対して、健康なショコアトルヤギが提供してくれる滑らかで清潔感あるチョコレート色の毛は、多くの染色職人に重宝されている…

ブラウンディア

炎のような赤褐色の獣。その燃えるような情熱は、同種の仲間と力比べをするときにしか見られない。ほとんどの場合、この獣は穏やかで、他の生物を攻撃することはない。
ブラウンディアの象徴的な角は個体のスタミナの象徴であり、一般的に、オスの角が大きければ大きいほど、その角に秋められた力が強く、群れの中での権威も増す。ブラウンディアと和やかに共存するナタの人々は、角にリボンや蛍火のランプなどの飾りを掛け、その華麗さをさらに際立たせるのだ…

モコモコ駄獣

モコモコの四足獣。優雅で穏やかな性格で、人間とも良好な関係にある。まるで、心通じ合う仲間のよう…
外見は大きく異なるが、この動物は確かにスメール駅獣の遠い親戚であり、フワフワヤギともつながりがある。また、長距離の荷物運搬が得意であり、商人にとっては最良の助手だ。休憩時にはモコモコ駄獣に寄り添って、モフモフの快眠を楽しむこともできる…
一般的に、モコモコ駄獣の毛は非常に早く成長するため、暑い気候負けないよう、定期的に毛を刈る必要がある。刈った毛は布地を作るための絶好の材料となる…

カピバラ

水辺に棲息する草食動物。「足元に雷が落ちてもビクともしない」穏やかな性格で知られており、観光客たちからは「動物の仲間の鑑」であると評価されている。
水中でぼんやり過ごしたり、岸辺で日光浴をしたりするのが好きで、一日の半分以上をほとんど動かずに過ごすこともしよっちゅうだ。まるで世の中のどんな事も彼らを動揺させたり不安にさせたりすることはないかのようである。そのふわふわした見た目とは裏腹に、彼らの毛は実際にはかなり硬くて丈夫であり、毛並みに沿って撫でると滑らかだが、逆方向に撫でると手が傷つくこともある。おそらくだからこそ、飢えた捕食者たちも、この無害で力なき小さな友達を狩りのターゲットとは見なさないのだろう…

クビナガライノ

ナタに生息する、大きな身体を持つ。
特に首は細長く、まるで「歩く樹木」のようだ。
初めてナタを訪れた人は、クビナガライノを竜の一種だと勘違いすることが多いが、実際にはそうではなく、ただ体が大きいだけだ。体格だけで言えば、テイワット全土を見渡してもクビナガライノと対等に張り合える生物はほとんどいない。その圧倒的な体の大きさと重量による優位性のおかげで、肉食動物に対しても悠々と立ち向かうことができる。ただ足を上げて一歩踏み出すだけで、凶暴な獣ですら慌てて退散することもある。おそらく、これがクビナガライノのゆったりとした性格の一因なのかもしれない…

‪フライングモモンガ

独特な身体構造を持つ小型獣。高所から飛び降りる際に四肢を広げ、頑丈な飛膜を利用して気流に乗って滑空し、他の地上生物が到達しにくい場所に行くことができる。
フライングモモンガが用いる移動技術は、風の翼を使った滑空と共通点があると言われている。伝説によれば、かつてナタを訪れた数人の冒険者がフライングモモンガを詳しく研究しようと試みたが、これらの小さな生物は誇らしげに風に乗っており、その動きに追いつくのは非常に難しかった。そのため、動作の細部を観察することはほとんど不可能だった。それ以来、ナタの冒険者協会では、風の翼を極めた名手を「フライングモモンガ級」と呼ぶようになり、「滑空の際にフライングモモンガのように敏捷である」と評すようになった。

魚類

黒スズキ

色んな水域でよく見かける魚。料理にすると美味しく、テイワットの魚料理の主な材料だ。
黒スズキは、テイワット最も一般的な魚の一つであり、背中の鱗の色が濃いほど、年齢が大きい。
経験豊富な漁師は、鱗の色を通して質の高い品を選ぶことができる。

青スズキ

色んな水域でよく見かける魚。料理にすると美味しく、テイワットの魚料理の主な材料だ。
青スズキの肉質は黒スズキよりも柔らかく、繊細な食感を求める客に人気が高い。

黄金スズキ

色んな水域でよく見かける魚。料理にすると美味しく、テイワットの魚料理の主な材料だ。
黄金スズキの鱗は黒スズキ、青スズキの物より遥かに珍しく、漁師に幸運を招くといわれている。
かつて璃月港の市場では、黄金スズキの模様の御守や幸運のカードを売っている人がいた。
昔稲妻には、海平線上のきらめく夕焼けを、黄金スズキの群れが空中で泳いでいる様だと表現する者もいた。

浮遊エイ

非常に珍しい、空中を浮遊する生き物。この種のエイは元々、真っ暗な深海で蛍光を発し、元素粒子を利用して獲物をおびき寄せたと言われている。
また、珊瑚に覆われた大蛇を彼らの棲み処と間違えて、淵下宮にたどり着いたという伝説もある。

グッピー

活気のあるグッピー、花びらのような美しい尾ひれで有名。
観賞魚として楽しそうに生きているが、その旨味たっぷりの魚肉と少ない骨という特徴が人々に気付かれてから、料理として皿に盛られるのも珍しくなくなった。

琉璃グッピー

活気のあるグッピー、花びらのような美しい尾ひれで有名。
彼らは掴み所がない行動を持っている。よく何か見えない苦痛に悶えているかのように、兆しなしに抵抗する。しかし、群れからはぐれた時、そのような行動は行わない。ある学者の推測によると、それは彼らの生まれつきの表現欲と関係あるらしい。

スイートグッピー

活気のあるグッピー、花びらのような美しい尾ひれで有名。
グッピーの中で甘いものが一番好きなのかもしれない。体にある全ての部位は甘味探知機となっており、甘味をたどり、テイワットの川々を泳いでいる。絶対的な公正公平を守り、全ての甘いものを平等に扱う。釣り針が付いた甘い餌でも喰らい付く。釣り餌をやれば、確実に引き寄せることができる。
釣りの初心者にやさしい魚だ。

藍染グッピー

活気のあるグッピー、花びらのような美しい尾ひれで有名。
このような噂話があった――普通のグッピーを藍がめに入れると、より高価な藍染グッピーを入手できるらしい。これは子供たちの冗談から広がっていく話のようだが、悪徳の魚屋が意外にそれからヒントを得た。そのため、町ではよく「なんでお前のグッピーは色あせするんだ?」のような会話が聞こえる。これに対し、総務司市坊署はわざわざお知らせを貼った――「市場に偽物の青魚が紛れ込まれていることにご注意を。」

擒霞客

色鮮やかな霞光を放つ珍しいグッピー。普通のグッピーの変種のように見えるが、習性と見た目が大きく違う。
民間の噂によると、この魚は天気を予報できる不思議な能力を持っているようだ。朝日が空に輝き始める時、彼らは水面から飛び出し、小さな体で初の朝霞に飛び向かった場合、一日中いい天気になるという。

水晶宴

水晶のような輝きを持つグッピー。複雑な模様を持つため、グッピーの中の美術家とも呼ばれている。
この種のグッピーはある極端な条件下で水晶真珠を生むと主張する商人がいる。その水晶真珠はとても高価で、貴族の象徴でもある。それゆえ色々な人から求められ、市場価格も高騰している。しかし、内情を知っている漁師たちにとって、それはおかしな話に過ぎない。その真珠はただの間違って食べられたサンショウウオの宝玉なのだ。魚の腸を通っただけなのに、いきなり値上がりしたのは、実に理解しがたい。

ブレストゲウオ

トゲに満ちたヒレを持つ猛魚。全速力で泳ぐときに、槍のような鼻は水流を切り裂くことができる。そのため「水切針」、「飛箭」などの別名がある。
多くの同類とは異なり、ブレストゲウオは乾いた泥池でも長く生きることができる。えら以外にも、うろこが取れた皮膚で呼吸することができる。これは両生類に似ているため、釣りに来る漁師の標的になる以外、トゲウオ科から除名される恐れがある。

バトルトゲウオ

トゲに満ちたヒレを持つ猛魚。全速力で泳ぐときに、槍のような鼻は水流を切り裂くことができる。そのため「水切針」、「飛箭」などの別名がある。
トゲウオの中では最も高レベルのプライドを持っている。特に求愛中は、風や水のわずかな揺らぎでさえ彼らを怒らせる。ある愛好家は、バトルトゲウオが揺らぐ水草に向かって突進しているのを見たことがある。トゲウオの王にとって、水草の放蕩な踊りは挑発行為であるらしい。
「水の中で遭っても、目を合わせてはいけない。」―『釣りガイド・バトルトゲウオ編』

ポイズントゲウオ

トゲに満ちたヒレを持つ猛魚。全速力で泳ぐときに、槍のような鼻は水流を切り裂くことができる。そのため「水切針」、「飛箭」などの別名がある。
ポイズントゲウオはその毒針でよく知られている。その毒は小さな獲物に対して十分な致死力を発揮するが、大きな生き物に対してあまり効果がない。多くの場合、混乱や幻覚などの不良症状を引き起こすだけである。
「オラぁ酔ってないぞ!もっと飲ませろ!」――うっかり刺されてしまった璃月の漁師より。

赤魔王

凶悪な見た目と中身を持つ恐ろしいトゲウオ。獲物を奪うために水中生物を躊躇なく襲う、手強い赤き強盗。生まれつきの真っ赤な体は、炎元素を想起される。直接炎を放つことはできないが、高温を操る能力を持つ。彼らは獲物に含まれるエネルギーを変換し、危険な尖った口に集中させることができる。水の中の正真正銘の悪党だ。
「火起こしにはもってこいだ。」――『釣りガイド・赤魔王編』

雪ノ君

何世代にもわたって雪山に生息している珍しいトゲウオ。そのせいか、他のトゲウオの凶暴さとは異なり、穏やかな性格を持つ。彼らは、子供に対しての親のように、寒さに異常なる執着心を持つ。暖水でも生存できるが、寒さから遠ざかると何らかの心の傷を負い、落ち込んで繁殖しなくなってしまう。
「彼らを捕獲することはおすすめしない。」――『釣りガイド・雪ノ君編』

金赤リュウノコ

龍の末裔ともいわれた大型魚。
頭部に角があり、体にはうろこがない。金と赤の鎧を身にし、王者のような姿を見せる。実際、血統や習性から見ても龍とはかけ離れており、雨を呼ぶ能力もなければ、縄張りを支配するすべもない。凛とした外見に似合わず、弱すぎるゆえに他の魚に獲物を奪われることもしばしばある。その結果「龍の末裔」の名は外され、「リュウノコ」の名が与えられた。

錆色リュウノコ

龍の末裔ともいわれた大型魚。
リュウノコの亜種であり、リュウノコの中の覚醒者ともいえる。出来損ないの兄弟と比べ、錆色リュウノコは見かけ倒しの金と赤の鎧を脱ぎ捨て、素朴だが鋼鉄のように硬い錆色の鎧を纏った。心が強く、獲物と縄張りのためなら、どんな敵にも反撃する。小型の海獣と互角に戦えるほどの戦闘力を持つ。同族復興の中堅パワーとなった彼らは、「鉄骨の海龍」という別名もある。

褐チョウチョウウオ

温厚な性格と優雅な姿を持つチョウチョウウオ。流線形の背びれが美しく、「水中の女王」という名を持つ。
体の表面に大地の色の模様があり、気性も岩石のように落ち着いている。逆に落ち着きすぎてのが欠点になり、時折岩のように水底に沈んでいるように見える。そのため、買い手はよく死にかけた年をとった魚でも買ったのかと疑っている。

紫チョウチョウウオ

温厚な性格と優雅な姿を持つチョウチョウウオ。流線形の背びれが美しく、「水中の女王」という名を持つ。体の表面に京紫の模様があり、群れで行動することで、環境と天敵からの危険を防ぐ。しかし、この習性がベテランの漁師に知られた後、これはかえって彼らのを捕まえる良いヒントとなった――魚のリーダーを罠に導けば、残りのやつらが自ら罠に入ってくるのを待っているだけでいい。

緑チョウチョウウオ

温厚な性格と優雅な姿を持つチョウチョウウオ。流線形の背びれが美しく、「水中の女王」という名を持つ。
体の表面に緑色の模様があり、好奇心旺盛で、全ての動くものに強い興味を持っている。だが、彼らの興味を示す方法は、それを口に入れて食べられるかどうか確認することである。悪意を持つ攻撃ではないが、よくそれで滅亡の災いを招いてしまう。

長寿仙

璃月で生息している珍しいチョウチョウウオ。今は仙人の住む場所に近い水域でのみ出現している。体の表面の白い桜色の模様が閑雅で、他の同類より寿命も長いため、仙人の恩恵を受けた縁起の良い魚だと思われている。
仙人を敬うという素朴な考えがあるため、多くの璃月人はこのチョウチョウウオを食べないが、食べると寿命を延ばせると信じている少数派もいる。

雷鳴仙

稲妻で生息している珍しいチョウチョウウオ。雷元素が集まる水域を好み、電流で愉楽を得ることができるらしい。
璃月に生息する「長寿仙」と同種族だといわれているが、商人に稲妻に持ち込まれて以来、思わぬ変異が起きた。現在、彼らと雷スライムを使って通電研究をする学者がすでに現れた。
「シ…シ…シタガ…シビレタ…」――「雷鳴仙」を使った料理を口にしたとある客より。

月光魚

漆黒の海で明かりを放つ珍しいチョウチョウウオ。群れで行動し、集まる時は海に落ちた月のように見えるため、「海中月」の伝説が生まれた。この特性は光に集まる多くの海洋生物を引き寄せ、ある意味では暗闇を彷徨う人間の道しるべとなった。

鉄砲フグ

丸くて短い腹びれ、太くて分厚い体、そして温厚篤実な頭部、それが人々の鉄砲フグに対する第一印象だ。これらの特徴は、その性格の多くを正確に反映している。愚直で鈍くて遅い。しかし、この馬鹿げた外見の下に必殺技があるということは、あまり知られていない。彼らは素早く体内に水を取り込み、口から砲弾のように発射できる。漁師でも目がくらむほどの正確さと威力は、水中での大きな脅威だ。
「前方に鉄砲フグ出現、水鉄砲に気をつけろ。」――『釣りガイド・鉄砲フグ編』

苦鉄砲フグ

珍しい鉄砲フグの一種。その名の通り、水底の世界で苦味を広める生物だ。普通の鉄砲フグと比べると、彼らが吐き出す水鉄砲のスピードは遅く、体積も小さいが、刺激的な苦味のフェロモンがついているため、威力が逆に上がった。繁殖期に入ると、オスとメスが互いに水鉄砲を放射する奇妙な光景がよく見られる。命の中の苦みを相手に伝えることも、愛を示す表現の一種かもしれない。

ディフダエイ

かつて空想上の生き物だと思われていた奇妙なエイ。海祇島にある一部の古い絵巻物にのみ記録されていた。そして、封じられた海淵ヘの道が開かれた今、その姿が初めて明らかになった。
この奇妙な生き物の体色は、生きた年数と共に変化していくと言われており、幼体は太陽のような薄黄金色らしい。絵巻物によれば、この時期の彼らには「無垢の尾」を意味する「ディフダ」という名が与えられたそうだ。

フォーマルハウトエイ

かつて空想上の生き物だと思われていた奇妙なエイ。海祇島にある一部の古い絵巻物にのみ記録されていた。そして、封じられた海淵ヘの道が開かれた今、その姿が初めて明らかになった。
この奇妙な生き物の体色は、生きた年数と共に変化していくと言われている。幼体は太陽のような薄黄金色だが、成体になると色が濃くなり、その「双翼」も夜空のように深い紫色で覆われる。絵巻物によれば、この時期の彼らには「強欲の口」を意味する「フォーマルハウト」という名が与えられたそうだ。

真果コオニフグ

丸みを帯びた中型魚で、角のような軟骨構造を持つ。この特徴を利用して、水中の巣穴を掘ったり、避難所を作ったり、危害を加えようとする生物を撃退したりするようになった。
体が青緑色のコオニフグは一番よく見られる。その形は枝についた未熟な果実に似ていることから「真果」と呼ばれるようになった。
このようなコオニフグはトゲが少なく、身も美味しいが、扱いが悪かったり、胆嚢の摘出が遅れると、未熟な果物のように身が酸っぱくなる。そのため、「美味しいコオニフグの料理を作れるかどうか」も、スメールの料理人の技量を測る基準の一つになっていた。

浮沈蜜桃

丸みを帯びた中型魚で、角のような軟骨構造を持つ。この特徴を利用して、水中の巣穴を掘ったり、避難所を作ったり、危害を加えようとする生物を撃退したりするようになった。
ピンク色の体で、若緑色の尾ひれを持つこのコオニフグは、よくザイトゥン桃を連想させる。その名の通り、口当たりは絶妙で、漁師が「デザートにも悪くない」と判断したほどである。
もちろん、さまざまな要因で、漁師が期待していた魚のデザートは一度も成功していなかった。加えて、このようなコオニフグは比較的珍しく、高価で食材として使いにくいことも相まって、観賞魚として飼育されるのが一般的だ。
大金をかけたくないが、その鮮やかな色を好む客層が厚いため、逆にザイトゥン桃でコオニフグを作る業者もいて、これが結構売れているようだ。

砂吹きコオニフグ

丸みを帯びた中型魚で、角のような軟骨構造を持つ。この特徴を利用して、水中の巣穴を掘ったり、避難所を作ったり、危害を加えようとする生物を撃退したりするようになった。
黄砂のような色をしているこのコオニフグは、見栄えはしないが相当重要な品種である。学者たちは、この品種の生物構造から、この魚類全体の生態的特徴を推論できた――この種のコオニフグはコオニフグの中で最も強い力と硬い角を持ち、「水中労働者」の役割を果たしているという。河川敷や湖底で長期間活動し、漂う河川や湖沼の砂と共に暮らした結果、それに対応する保護色へ進化してきた。

夕雲コオニフグ

丸みを帯びた中型魚で、角のような軟骨構造を持つ。この特徴を利用して、水中の巣穴を掘ったり、避難所を作ったり、危害を加えようとする生物を撃退したりするようになった。
コオニフグの中で最も寿命が長い種類。淡い暮雲灰の体色で見分けやすい。この体色は彼ら独特の生存方法に由来する――皮質には胆汁に似た成分を含んでいて、他のコオニフグよりはるかに酸性度が高いため、多くの水中生物が避けて通るようになった。
しかし、特殊な方法で調理すると、この酸味が魚の鮮度とうまみを高め、結果的にこの種の魚の売れ行きが良くなった。スメールの魚市場では、「夕雲コオニフグを他の食用魚と同じ環境で飼わないでください」という看板をよく見かける。

金青ハチェットウオ

ユニークな形をした魚で、チョウチョウウオのスメールにいる遠縁に当たる。骨格が広く、体の曲線が特徴的な魚。この魚を最初に釣り上げた漁師が、尾びれの先で竿を傾けたところ、その組み合わせが何か長柄武器のように見えたため、「ハチェットウオ」と呼ばれるようになったと言われている。この名前は、学名の「アンカーフックチョウ」よりも分かりやすいため、民間で流行っていた。
名前は武器から由来であるが、体に秘めたパワーも魚の中トップの座につくである*にもかかわらず、そのほとんどは穏やかな性格で、金青色の模様があるハチェットウオは特にそうである。硬い鱗とパワーのおかげで、他の水棲生物からの攻撃は余裕に対応でき、相手が疲れ果てた後、また悠々と去っていく。
彼らのパワーは漁師にとってもある種の挑戦と言える。大型猛獣と対峙する準備を整え、餌が食べられる瞬間から全力を出すことこそ、それらの精力を消耗し、釣ることができる唯一の方法である。

翠玉ハチェットウオ

ユニークな形をした魚で、チョウチョウウオのスメールにいる遠縁に当たる。骨格が広く、体の曲線が特徴的な魚。この魚を最初に釣り上げた漁師が、尾びれの先で竿を傾けたところ、その組み合わせが何か長柄武器のように見えたため、「ハチェットウオ」と呼ばれるようになったと言われている。この名前は、学名の「アンカーフックチョウ」よりも分かりやすいため、民間で流行っていた。
翠玉の色がするハチェットウオは水生植物が生い茂った場所を好む。それらの姿は背景に溶け込みやすく、現れたり消えたりする。水草をさまよう小魚がそのバリアのような体によくぶつかって頭をクラクラしてしまうが、翠玉ハチェットウオそれ*で怒ることはない。逆に、時を見極めて隣人に庇護を与えている。

波濤ハチェットウオ

ユニークな形をした魚で、チョウチョウウオのフォンテーヌにいる遠縁に当たる。骨格が広く、体の曲線が特徴的な魚。この魚を最初に釣り上げた漁師が、尾びれの先で竿を傾けたところ、その組み合わせが何か長柄武器のように見えたため、「ハチェット」と呼ばれるようになったと言われている。この名前は、学名の「アンカーフックチョウ」よりも分かりやすいため、民間で流行っていた。
「海の青」色をしたハチェットウオはスメールの水域からフォンテーヌに移動してきた特殊な例だと言われている。温和な性格のスメールの近縁種と比べれば、波濤ハチェットウオは確かにより強靭な性格の持ち主で、過酷な環境で生き長らえ、商船の航続距離と比肩するほどの長距離を泳ぐことができる。そのため、この魚を勇気と忍耐のシンボルとみなす船員もいる。

ポッポハートフェザースズキ

側面がハートの形をしたユニークな魚で、スズキと一定の近縁関係にあると言われているが、羽のように細長い軟骨でできた背びれと腹びれを持っていることから、学者たちによって「ハートフェザースズキ」と名付けられた。
ハートフェザースズキの中で重要な種類の1つであるポッポハートフェザースズキは、その外見に見合わないほど高い航海能力で、荒波をも切り裂きながら泳ぐことができる。水面に姿を現したまま激流に逆らって泳ぐ時、その特徴的なひれから「ポッポ」と音が鳴るという。青い水面から保護色を持つこの魚を見分けることは極めて難しく、ましてやその独特な音を聞いたことがある釣り人はほとんどいない。

ヒスイのハートフェザースズキ

側面がハートの形をしたユニークな魚で、スズキと一定の近縁関係にあると言われているが、羽のように細長い軟骨でできた背びれと腹びれを持っていることから、学者たちによって「ハートフェザースズキ」と名付けられた。
中でも「ヒスイのハートフェザースズキ」の色つやは特別で、水中の翡翠玉のようであることから、この美称を得ている。もの静かな外見とは釣り合わないほど強靭な生命力を持っており、特性のはっきり異なる様々な水域で生き延びられる。沈玉の谷の冷たく澄んだ水質は彼らにとってはなおさら申し分なく、美玉の名で広く知られる沈玉の谷で、何の憂いもなくのびのびと暮らしている。

メラメラハートフェザースズキ

側面がハートの形をしたユニークな魚で、スズキと一定の近縁関係にあると言われているが、羽のように細長い軟骨でできた背びれと腹びれを持っていることから、学者たちによって「ハートフェザースズキ」と名付けられた。
「メラメラハートフェザースズキ」と名付けられたこの魚は太陽に似た独特の色をしており、水中でとりわけ目立つ。これは彼らが独自で身につけた自己防衛法で、視覚に依存する一部の魚は彼らを「水中で燃えている正体不明な物体」とみなして遠ざけるという。しかし、その燃えるような外見とは裏腹に、ハートフェザースズキの体温は割と低く、摂食量もごく僅か。時にはわざわざ浅海エリアに留まり、日向ぼっこをすることもある。

メンテマシナリー・基礎能力型

水中活動を行うクロックワークを助け、その稼働率を上げるために開発されたコンパクトな補助装置。当初は水中のゴミや植物の残滓などを除去してクロックワークの心臓部に異物が付着するのを防ぎ、できるだけ故障率を低下させる目的で設計された。別の角度から見れば、これらは「水中清掃員」としてフォンテーヌの生態環境保護に間違いなく貢献している。
感度の高いセンサーが搭載されたこの装置は、「嗅覚」を利用してターゲットを探したり、水中ゴミの光学特性を捉えたりできるので、たまに釣りに惹きつけられることもある。これを釣り上げた漁師によって「水域保護魚」或いは「鉄魚」と呼ばれるようになった。
軽量木材と低コストの金属を採用したこのメンテマシナリーモデルは量産が安定した後の最初のモデルで、設計目的の「基礎行動能力」が備わっている。しかし、寿命はあまり理想的でないため、大量に投入され、寿命が尽きたり故障で稼働しなくなったりしたマシナリーの代わりに、水中に隠れていた他のマシナリーが稼働するといった「複数班によるシフト稼働」式が採用されている。一般人からしたら、絶えず浮かび上がってくるこれらの「鉄魚」は、あたかも自ら繁殖しているかのように見えるだろう。数台釣り上げたとしても、あまり罪悪感を抱く必要はなさそうだ。

メンテマシナリー・水域清掃員

水中活動を行うクロックワークを助け、その稼働率を上げるために開発されたコンパクトな補助装置。初は水中のゴミや植物の残滓などを除去してクロックワークの心臓部に異物が付着するのを防ぎ、できるだけ故障率を低下させる目的で設計された。別の角度から見れば、これらは「水中清掃員」としてフォンテーヌの生態環境保護に間違いなく貢献している。
感度の高いセンサーが搭載されたこの装置は、「嗅覚」を利用してターゲットを探したり、水中ゴミの光学特性を捉えたりできるので、たまに釣りに惹きつけられることもある。これを釣り上げた漁師によって「水域保護魚」或いは「鉄魚」と呼ばれるようになった。
大量投入される「基礎能力型」に対し、より改善されたこの量産モデル「水域清掃員」は表面に極めて腐食に強いコーティングが施されている。また、プロジェクトの研究員は大量投入後に放置するやり方ではなく、周期的に回収してメンテナンスする方法を採用している。つまり、帰航サインとして特定周波数で点滅するライトをメンテマシナリーのセンサーに送り、それらを回収して適切な修理と点検を行った後、再度水中に戻して稼働させるといった体制だ。この特定周波数の点滅ライトは、あとでメンテマシナリーを狙うための釣り餌に使われ、知られざるルートを辿って一般漁師の間で広まっていった。

メンテマシナリー・態勢制御者

水中活動を行うクロックワークを助け、その稼働率を上げるために開発されたコンパクトな補助装置。当初は水中のゴミや植物の残滓などを除去してクロックワークの心臓部に異物が付着するのを防ぎ、できるだけ故障率を低下させる目的で設計された。別の角度から見れば、これらは「水中清掃員」としてフォンテーヌの生態環境保護に間違いなく貢献している。
感度の高いセンサーが搭載されたこの装置は、「嗅覚」を利用してターゲットを探したり、水中ゴミの光学特性を捉えたりできるので、たまに釣りに惹きつけられることもある。これを釣り上げた漁師によって「水域保護魚」或いは「鉄魚」と呼ばれるようになった。
メンテマシナリーは一部の水中生物の食べ物をゴミとして認識し清掃することがあるため、水中生物と衝突するケースがある。だが、パワーの低い小型マシナリーに勝ち目がないのは自明の理。時間が経つにつれ、破壊されたマシナリーの数は増える一方だった。
既存の2タイプのメンテマシナリーが安全な環境で水域を清掃できるようにと、研究員は既存のフレームを基に、コア構造のパワーを最大限引き上げ、一定の戦闘能力を備えた3つ目のモデルと開発した。このモデルを水中生物に衝突させることでその脅威をなくし、メンテマシナリーの正常な作業環境を維持するという思惑だった。しかも既存の生産ラインを使って早くも大量生産された。
しかし、「態勢制御者」を強化するための研究員たちの後続開発計画はフォンテーヌ科学院によって止められてしまった。「こんな小さな代物で凶暴な水中生物を駆逐できるなら、既存の水中装置になんの意味がある!」という理由だった。実際のところ、「態勢制御者」は有害な水中生物を駆逐できるどころか、むしろ一般の魚を「清掃」してしまい、とんだ環境破壊を引き起こすことが明らかになった。そのため、研究員たちは一部「態勢制御者」を停止させ、それらの攻撃行為に制限措置を加えた。

メンテマシナリー・白金秘蔵型

水中活動を行うクロックワークを助け、その稼働率を上げるために開発されたコンパクトな補助装置。当初は水中のゴミや植物の残滓などを除去してクロックワークの心臓部に異物が付着するのを防ぎ、それらの雑物を清掃する目的で設計された。
他の量産型モデルと比べ、きれいな光沢のある表面加工が施されたこの特別な「白金秘蔵型」は、開発チームが特別に作った記念型モデルである。このプロジェクトへの投資を誘致すべく、開発チームは裕福な商人たちに相談する際にこの記念品を贈答した。そして、これは確かにアクアリウムの精巧なオーナメントとして珍しいものだったという。しかし残念ながら、投資誘致の試みは実を結ぶことはなく、日に日に赤字に迫っていく予算を補填するため、開発チームはこのメンテマシナリーを玩具として販売することを計画した。
結局、周知の事故により、メンテマシナリー開発チームは解散し、メンテマシナリーの後続プロジェクトも取り消された。今のフォンテーヌ水域内にある同シリーズのメンテマシナリーは一切管理されておらず、量産前に試作された「自金秘蔵型」もすべて水底のどこかに沈み、フォンテーヌ水域で最も特別で、最も値が張る「魚類」となった。科学院の一部プロジェクトが公開されるとともに、『スチームバード新聞社』の記者たちは資料の比較や踏み入った調査をした。その結果、「メンテマシナリーが投入される前後で、フォンテーヌ水域の汚染状況に著しい変化は確認されておらず、このプロジェクトの効果には疑問点がある」ことに気づいたのだった。以降も、まだ機能する「白金秘蔵型」は依然としてフォンテーヌ水域で泳いでおり、漁師たちはそれが釣れることを誇りに思うようになった。なにせ「白金秘蔵型」の珍しさは、他の国で最も貴重な観賞魚と肩を並べるほどだから…

メンテマシナリー・黄金統率型

水中活動を行うクロックワークを助け、その稼働率を上げるために開発されたコンパクトな補助装置。当初は水中のゴミや植物の残滓などを除去してクロックワークの心臓部に異物が付着するのを防ぎ、できるだけ故障率を低下させる目的で設計された。別の角度から見れば、これらは「水中清掃員」としてフォンテーヌの生態環境保護に間違いなく貢献している。
他の量産型モデルと違い、この特殊な「黄金統率型」メンテマシナリーには黄金の外殻、そして特殊な制御機器が搭載されている。開発チームの考えでは、複雑な地形の水中で活動する際に、このメンテマシナリーが優れた「中継司令塔」として機能し、制御者からの様々なコマンドを他のメンテマシナリーに伝えることが可能だという。いわばマシナリーたちの「リーダー」だ。
ところが、メンテマシナリープロジェクトの全面停止に伴い、「リーダー」たちは存在意義を失ってしまう。その特徴的な黄金の外見から、巷の漁師たちの間で極めて貴重なコレクションとみなされていることが、唯一の救いか。

百花の闘流魚

名前に「魚」と入っているが、魚ではなく中型の両生類。ジャマダハルのような独特の平たい頭部を持ち、常に天敵との戦いに備えているように見える。しかし実際は穏やかな性格であり、戦いを好むわけではない。このような頭部の形状は川を泳ぐ時に起きる抵抗を減らすためのものだ。この特殊な頭部の構造のおかげで、急流を突き破って自由に水域を行き来できるため、「闘流魚」と呼ばれるようになった。
鮮やかなピンク色の闘流魚は、その名に「百花」を冠しているため、「花翼の集」や「クク竜」と関連があると勘違いする観光客もいる。赤褐色の岩の浅瀬では、擬態できるこの体色が天敵に対して非常に有効らしい。

深潜の闘流魚

名前に「魚」と入っているが、魚ではなく中型の両生類。ジャマダハルのような独特の平たい頭部を持ち、常に天敵との戦いに備えているように見える。しかし実際は穏やかな性格であり、戦いを好むわけではない。このような頭部の形状は川を泳ぐ時に起きる抵抗を減らすためのものだ。この特殊な頭部の構造のおかげで、急流を突き破って自由に水域を行き来できるため、「闘流魚」と呼ばれるようになった。
やや青色を帯びた闘流魚は、深めの水域にも潜ることができる。しかし彼らは直射日光の暖かさやコホラ仔竜と楽しく遊ぶ時間を好むため、水底に長く留まることはない...

熾岩の闘流魚

名前に「魚」と入っているが、魚ではなく中型の両生類。ジャマダハルのような独特の平たい頭部を持ち、常に天敵との戦いに備えているように見える。しかし実際は穏やかな性格であり、戦いを好むわけではない。このような頭部の形状は川を泳ぐ時に起きる抵抗を減らすためのものだ。この特殊な頭部の構造のおかげで、急流を突き破って自由に水域を行き来できるため、「闘流魚」と呼ばれるようになった。
液体燃素に生息する闘流魚の亜種は、頑丈な表皮を持ち、高温に強い耐性があるため、「焼き魚にはできない魚」とも言われている。もちろん、熾岩の闘流魚を釣ったほとんどの釣り人は、厨房になど持って行かず、貴重な観賞魚として大切に飼育する…

青波マンボウ

温厚な性格をした、平たい中型の魚。ナタの水域において、最も怒りっぽくない生き物だと言われる。何でもかんでも胃袋に入れるため、天然の水域清掃員として広く評価されている。
昔、青波マンボウは、水面に重たい藻類が浮かぶような栄養分が過度に豊富な環境に現れ、藻類の繁殖を抑制したといわれている。今の「流泉の衆」一帯に広がる海の青く澄んだ水質には、彼らも一役買っているのかもしれない。

黄昏マンボウ

温厚な性格をした、平たい中型の魚。ナタの水域において、最も怒りっぽくない生き物だと言われる。何でもかんでも胃袋に入れるため、天然の水域清掃員として広く評価されている。
一部の民話では、この青波*マンボウの鮮やかな赤と淡い青色の模様は、「夕焼けの残照を飲み込んだ」ことによるものだと言われている。太陽と炎はナタ人が愛し敬うものだ。この話は、璃月やフォンテーヌの作家たちからすると、「ナタならではのロマン」なのである。

疑似燃素ツノ魚

一本角を持つユニークな魚。身体は丸みを帯びてしっかりしており、お腹は風船並みの弾力を持つ。
頭部にある角状の結晶は固体燃素に似ているが、研究によると、孵化したばかりの頃はガラスのように透明なのだという。それが液体燃素の中で長く生活することで、着色物質を蓄積し、このように色を変えるのである。ここから、「疑似燃素」という別名を持つ。
ツノ魚の頭部にある「疑似燃素」の結晶は、数年経過する度に成長により少しずつ崩れ落ちていく。崩れ落ちた欠片は非常に貴重な絵の具となり、ラクガキ愛好者には「炎の色」と見なされている。

サメモドキツノ魚

一本角を持つユニークな魚。身体は丸みを帯びてしっかりしており、お腹は風船並みの弾力を持つーー実のところ、本当に風船のような浮力槽を内蔵しているのだ。
「疑似燃素ツノ魚」は、ラクガキ愛好者に貴重な顔料を提供してくれる存在だが、液体燃素のあるところでしか生存できない。そのため、「ラクガキユニオン」の前前前任のリーダーは一般の水域における飼育可能性を探るため、ナタの釣り協会と提携し、巨額を投じてフォンテーヌからクロックワーク魚を大量に輸入した。そして、「メンテマシナリー」の技術を応用して、データ収集システムを内蔵する生体模倣マシナリーを開発し、観察と研究を行った。その結果、残念ながら液体燃素の環境を離れると、ツノ魚の角状結晶体は二度と炎のような光を放つことができなくなることがわかり、計画は失敗に終わった。
しかし、このマシナリーツノ魚が泳ぐ時、水面上に出る部分は遠くから見るとまるでサメの背びれのように見える。そこで、「流泉の衆」がこれをいくらか購入してくれた。サーフィンをする観光客に安全でスリルあふれる体験を提供すると同時に、一部の水域では不法な輩を脅かすのに使えるそうだ。

その他

炎晶蝶

空中に漂う炎元素粒子が集まってできた、純粋な元素からなる生命体。蝶のように宙に浮いて漂う。
キラキラと光るこの生物は、上昇した炎元素が凝縮した産物であり、いたるところに存在する炎元素によって生命を維持している。
燃素がどんな状態であろうと、炎の発生源が何であろうと、どれほどの温度であろうと、それらはすべて炎晶蝶の食料となる。そして、均熱の炎をまとった炎晶蝶は、その戦いの情熱をナタ全土に広め、何度も何度も火を燃やすのだ…

水晶蝶

空気に漂う水元素が凝縮してなる純粋な元素生命。蝶々のように空を泳ぐ。
水元素の上昇と凝縮の産物で、いたるところに存在する水元素で形態を維持する。
罪を浄化する清らかな涙が凝縮した飛蝶と言われている。世の中がどんなに変わろうとも、信念が変わらなければ、正義は永遠に残る。

風晶蝶

空気に漂う風元素が凝縮してなる純粋な元素生命。蝶々のように空を泳ぐ。
風元素の上昇と凝縮の産物で、いたるところに存在する風元素で形態を維持する。
蝶々の羽ばたきは、嵐をも起こす力を持つという伝説がある。

雷晶蝶

空気に漂う雷元素が凝縮してなる純粋な元素生命。蝶々のように空を泳ぐ。
雷元素の上昇と凝縮の産物で、いたるところに存在する雷元素で形態を維持する。
黒夜を躍動する雷光は、果たして誰の信仰を託されているのだろうか…

草晶蝶

空気に漂う草元素が凝縮してなる純粋な元素生命。蝶々のように空を泳ぐ。
草元素の上昇と凝縮の産物で、いたるところに存在する草元素で形態を維持する。
蝶々の羽ばたきは、嵐をも巻き起こす力を持つと言われている。
また、草晶蝶は生命の種だという伝説もある。何度枯れても、種が生きている限り、大地は再び生命を開花させられる。

氷晶蝶

空気に漂う氷元素が凝縮してなる純粋な元素生命。蝶々のように空を泳ぐ。
氷元素の上昇と凝縮の産物で、氷雪の中の氷元素で形態を維持する。
極端に弱いが、雪風につられて踊る事ができる。この生物事態に害はないが、雪が降り、万象の静寂を象徴している。

岩晶蝶

空気に漂う岩元素が凝縮してなる純粋な元素生命。蝶々のように空を泳ぐ。
岩元素の上昇と凝縮の産物で、いたるところに存在する岩元素で形態を維持する。
千歳の万古の中では、岩でさえ夢を見る。岩の結晶である飛蝶は、まさに山々の夢だと言われている。

珊瑚蝶

珊瑚王蟲が渡りをするときの形態。蝶のような見た目である。
辺り一帯の荒れ狂う元素力をほとんど転換させた頃、次世代の珊瑚王蟲の骨格は翼のような形に合体していく。そして次の繁殖の地を求め、淵下宮を飛び回るのだ。
彼らは旧秩序において破壊者であり、元々は暗い海底でかりそめの生を全うするだけの存在だった。しかし、そんな彼らに蛇神は新たな機会を与えた。

落日サンショウウオ

伝説の宝玉を吐き出す淡水両生類。水が澄み、葦草が聳え立つ場所に分布している。
美しい色は水面に映る夕焼けの残光のようで、夕暮れの静けさもそれと共に残された。
吸収、消化されない元素、砂、鉱物を、体内で輝く玉に凝縮し、それを吐き出して天敵を混乱させることができる。

金サンショウウオ

伝説の宝玉を吐き出す淡水両生類。水が澄み、葦草が聳え立つ場所、例えば、璃月の荻花洲などに分布している。
金サンショウウオは川のお気に入りであると言われている。川に優しく愛されているからか、いつも純粋な笑顔を浮かべている。
吸収、消化されない元素、砂、鉱物を、体内で輝く玉に凝縮し、それを吐き出して天敵を混乱させる。

晴天サンショウウオ

伝説の宝玉を吐き出す淡水両生類。水が澄み、葦草が聳え立つ場所に分布している。
晴れやかな空と同じような素敵な色を持つ。それに出会ったら、天気の良い日を迎えるように、幸運をもたらしてくれるだろう。
吸収、消化されない元素、砂、鉱物を、体内で輝く玉に凝縮し、それを吐き出して天敵を混乱させることができる。

カエル

湿地によくいる小さなカエル。
湿気の多い地域の一般的な小動物。分泌する奇妙な粘液は、よく薬用に使われることがある。

泥カエル

湿地によくいる小さなカエル。
湿気の多い地域の一般的な小動物。分泌する奇妙な粘液は、よく薬用に使われることがある。黄色い泥カエルは、カエルよりも簡単に湿った海岸で身を隠す事ができる。
フォンティーヌ人は、よく捕まえ難い盗賊や、裁判から逃れた悪人を「バターの中の泥カエル」と例える。

青カエル

湿地によくいる小さなカエル。
湿気の多い地域の一般的な小動物。分泌する奇妙な粘液は、よく薬用に使われることがある。青カエルは、澄んだ水質に適応している。
観察によると、カエル類は、体表の粘液が乾燥すると、皮膚が緑色に変わる傾向がある。体内の水分を節約するために、外皮に何らかの変化が起きたと考えられる。

ツリーカエル

湿地によくいる小さなカエル。
湿気の多い地域の一般的な小動物。分泌する奇妙な粘液は、よく薬用に使われることがある。ツリーカエルは森での生活に慣れている。
森の木の間に滑翔できるツリーカエルもいるらしい。研究によると、その原理は風の翼と共通する部分が多い。

黄金ガニ

テイワットの水まわりに分布するカニ。
殻が金色に染まったカニは特に美味しく、璃月名物「黄金ガニ」のとっておきの食材。
横行する人々を「カニ」と例える人もいるが、実際カニは性格ではなく、その身体的構造のせいで横向きに歩いている。この発言はカニに対して非常に失礼だ。

太陽ガニ

テイワットの水まわりに分布するカニ。
赤のグラデーションの殻を持つ美しいカニ。太陽の光みたいな色合いで、調理後は特に見栄えがいい。

紺青ガニ

テイワットの水まわりに分布するカニ。
青灰色の殻を持つカニ。性格は色鮮やかな同類よりも大人しい。しかし、その足はより強力で、挟まれると非常に痛い。

将軍ガニ

テイワットの水まわりに分布するカニ。
幕府の旗印と同じ紫色の殻を持つ。歩き出すと大将のように豪快で、傲慢さが垣間見える、実に大胆!

薄紅ガニ

テイワットの水まわりに分布するカニ。
美しい薄紅色の殻を持つ。穏やかな性格を持っているため、他の同類のカニよりも観賞用として飼うのに適している。

青トカゲ

頭にとげが生えた小さなトカゲ、陰の多い草むらによく出現する。
美しい青の甲羅を持つトカゲは、捕まられた時にしっぽを切って逃げる。
トカゲのしっぽは、乾燥して粉にした後、特別な薬効を持つ。イカれた錬金術師達は、それを爆発の活性剤に加工する技術を生み出した。
体から切り離したしっぽは、しばらくすると曲がり始め生命力を失ってしまう。原因は分からないが、最後に明るい緑色に変わる。

赤トカゲ

頭にとげが生えた小さなトカゲ、陰の多い草むらによく出現する。
美しい赤の甲羅を持つトカゲは、捕まられた時にしっぽを切って逃げる。
トカゲのしっぽは、乾燥して粉にした後、特別な薬効を持つ。イカれた錬金術師達は、それを爆発の活性剤に加工する技術を生み出した。
体から切り離したしっぽは、しばらくすると曲がり始め生命力を失ってしまう。原因は分からないが、最後に明るい緑色に変わる。

緑トカゲ

頭にとげが生えた小さなトカゲ、陰の多い草むらによく出現する。
美しい緑の甲羅を持つトカゲは、捕まられた時にしっぽを切って逃げる。
トカゲのしっぽは、乾燥して粉にした後、特別な薬効を持つ。イカれた錬金術師達は、それを爆発の活性剤に加工する技術を生み出した。
体から切り離したしっぽは、しばらくすると曲がり始め生命力を失ってしまう。

髄喰いトカゲ

頭にとげが生えた小さなトカゲ、陰の多い草むらによく出現する。
青のグラデーションのうろこときれいな模様を持つトカゲ、晶化骨髄を食料としている。
トカゲのしっぽは、乾燥して粉にした後、特別な薬効を持つ。イカれた錬金術師達は、それを爆発の活性剤に加工する技術を生み出した。
体から切り離したしっぽは、しばらくすると曲がり始め生命力を失ってしまう。

赤尾トカゲ

頭にとげが生えた小さなトカゲ、陰の多い草むらによく出現する。
環境に適した紋様と赤いしっぽを持つトカゲは、危険を遭遇した時にしっぽを切って敵を惑わす。
トカゲのしっぽは、乾燥して粉にした後、特別な薬用効果を持つ。イカれた錬金術師達は、それを爆発の活性剤に加工する技術まで生み出したという。
体から切り離したしっぽは、しばらくすると曲がり始め生命力を失ってしまう。

藤紋陸ウナギ

細長い両性の魚類。浅瀬、砂浜の陸の上で体を温める特殊な習性がある。
陸ウナギの肉質は美味しく、焼いた後は特別な風味を持つため、稲妻人に好かれる美味しい食材である。

深海ウナギ

細長い、水陸両生の魚類。深海で見られる。生物学的には陸ウナギの異種であり、他のより大きな生き物と共生している。
淵下宮に現れるのは、アビサルヴィシャップ、エイ、あるいは古代の大蛇が、彼らをこの見知らぬ土地まで連れてきたからなのかもしれない。

赤鰭陸ウナギ

細長い両性の魚類。浅瀬、砂浜の陸の上で体を温める特殊な習性がある。
陸ウナギの未成魚は体が透明で透き通っているが、大きくなると、きれいな朱色の胸ビレと赤黄色の模様が現れる。高級食材として扱われる以外にも、観賞魚として飼われることもよくある。

流砂ウナギ

細長い両性の魚類。通常は砂海に生息する。温度が高く水の乏しい砂漠の環境に適応するため、体が特殊な形に進化しただけでなく、生殖方法まで変わってしまった。
教令院の学者たちに否定されても尚、砂漠の住民たちは、砂海の奥底に存在する巨大な生物こそ、これらの魚が蛹化し成熟した姿であると思っているらしい。

吉光虫

層岩巨淵の地下にある奇石のエネルギーを吸収し、微かな光を放つ無害な生物。光を放つその特性から鉱区労働者に重宝されている。吉兆とされており、そこから「吉光」と呼ばれるようになった。
暗闇の中にある小さな光はとても貴重で、大切に扱われている。
層岩巨淵で偶然にも「変なもの」を掘り出してからは、これらの個体群も増えていった。

玉光虫

玉の中に残る微弱なエネルギーを摂取して生命を維持する珍しい生物。
じっと動かずにいると、たまにそそっかしい冒険者に玉瓏と見間違われることがある。このため「玉光」と名付けられた。

聖金虫

広大な砂海に生息している頑強な甲虫。甲殻にある模様は、砂漠に散らばる古代遺跡にあったものと似ている。
噂によれば黄砂の王が大地を統べた時代、千柱の都での凱旋式において、魔法に長けた司祭が敗者の魂をこの昆虫の体内に封印し、「アフマル」の名において永遠に聖者の神殿や宮殿を守るように命じたらしい。その後、神殿は崩れ、宮殿も倒壊したが、この金色の甲虫だけは依然として忘れられた往日の誓約を果たし続けている。

探索ユニット・子機

フォンテーヌ科学院が、新型奇械部品を利用して開発した小型探索ユニット。本来は様々な環境データのモニタリングのために使われるもの。
これらユニットは当初、奇械先端技術研究課と自然生態環境観測課の共同で管理されていた。奇械先端技術研究課は装置の生産と設置を、自然生態環境観測課はデータの収集と分析を担当した。しかし、以前の実験事故により、自然生態環境観測課は解散。フォンテーヌ科学院は現在、装置の生産と設置のみを行っている。

燃素ミツムシ

燃素を愛し炎の周りを舞い踊る不思議な生物。蜂が花粉を使う「醸造師」であるのと同様に、特別な器官を持つ燃素ミツムシもまた燃素の「料理人」として知られている——燃素を利用するナタの一部の生物にとって、燃素ミツムシが処理した燃素はより美味しいとされている。野外のある場所に大量の燃素ミツムシが集まっているなら、その場所には質の高い燃素が存在することを意味している。「謎煙の主」の一部の燃素銘刻師は、特に燃素ミツムシを飼育し、自分たちが使う燃素を特別に前処理している。

クリスタルビートル

活発な甲虫。水晶のような固体燃素を背負っている。
クリスタルビートルの美しい外見は遠くから他の生物を引き寄せる。相手が友好的であれば、じゃれ合いながら徐々に仲良くなっていくが、相手に悪意があれば、岩のように硬い体で相手に痛い思いをさせるだろう。
また、クリスタルビートルは特定の鉱物を感知する能力があると言われている。「こだまの子」の鉱夫たちはこの特性を活用している。つまり、クリスタルビートルと友達になり、採掘の際に彼らの力を借りているのだ…