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凡例
公式情報による確定事項については黒字で記載して出典を記し、本wikiによる推測事項については青字で記述します。
世界樹の歴史改変により差異が発生している場合、本来の歴史を黒字で、改変内容をグレーで記述します。
なお、本作のフレーバーテキストは極めて膨大で、異なる出典間で明らかに情報が矛盾していることがしばしばあります。これらは脚色が入ったフィクション(特に書物に多い)や後世に誤って伝わった情報である可能性があります。また大規模チームで長期間にわたって開発が行われている関係上、スタッフ間で認識の相違があったり後から設定が修正されることも珍しくありません。魔神任務等で掘り下げられれば何が史実かは概ねわかりますが、そうでなければ見極めは難しく、本年表内でも誤っていたり矛盾する記載がある可能性があります。
年表
天地創造(『原初の人』の神話)
- 巨人盤古の血液が江河になり、プルシャの体が千切れ、宇宙の生きとし生けるものを潤した。ユミルの脳髄が蒼天の雲海となり、生気のない世界が生まれ変わった。幻想大陸『テイワット』が誕生。*1
- 『神の目』を持つこの世界の英雄『原神』は、死後選定されて天空にある神の住む島『セレスティア』に行く。その後神となって、世界を守護する責務を担う。*2
異世界の太古(時期不明)
- 異世界の遠い昔:双子の旅人?が誕生。兄妹(あるいはどちらか一方)はその世界を支配し天地を統べるものとなるはずだったが、その国は滅んだ。しかし旅人が高潔さと善良さを失わない限り、新たな世界で「最高の仲間」が共にいる。また、未来は全て旅人の天地となる。*3
古代文明(6000年以上前)
- 時期不明:天の使者による啓示
- 巨木の時代:はるか昔、世界は一本の巨木で貫かれていた。*4この世界の繁栄は循環しており、歴代の主祭が白枝の礼冠を世界に戻すと一つの都が滅び、次の主祭のもと新たな都が繁栄した。原初の時代は誰もが『空(神の住む島セレスティア?)からの啓示』を聞くことができた。*5
- 氷の時代:やがて神の使者が大地を歩き始め、万物の気配が弱々しくなり、世界の全てが氷に覆われ始めた。*6
- 炎の時代:やがて氷が解け、世界で最初の炎が灯り始めた。人々に繁栄がもたらされた。天の使者が言うには、世界は光に向かって進化しており、すべてがあらかじめ定められているという。人々はこの繁栄に終わりがあるのかどうか天の使者に聞いたが、何も答えない。そこで答えを確かめるため、炎の時代の主祭は白枝の冠を被って地下深くの祭場に向かった。*7
- 水の時代:やがて原初の炎が消え、世界で最初の雨が降り始めた。農耕が栄え、元素の流れは秩序だっており、豊作の全ては100年後まで予め決まっており、変化は一切許されない。人々は1000年後までこの繁栄が続くのかどうか天の使者に聞いたが、何も答えない。そこで答えを確かめるため、水の時代の主祭は白枝の冠を被って地下深くの祭場に向かった。*8
- 雷の時代:やがて河と海が乾き始め、世界で最初の雷が落ちた。人々に知恵・誇り・野心といったものが芽生えた。しかし、天の権威に疑問を抱く者、神々の庭に登る野心を持つ者も現れ、天の使者は激怒した。そこで使者の怒りを鎮めるため、雷の時代の主祭は白枝の冠を被って地下深くの祭場に向い、「古都の銀木に隠された知恵」を探し求めた。*9
- 時期不明(モラクスの誕生よりさらに前):月の三女神が誕生。この頃には夜空には月が3つあった。三姉妹は夜空を一旬するたびに王座を交代した。また三人で一人の恋人を共有しており、それは司晨という曙の神だった。狼は三姉妹と司晨の子孫である。*13
- 月の三女神の名前はエリア・サンナタ・カノンである。*14
- 中国語から訳したのか三女神の名前の共通性がよくわからなくなっているが、英語版ではアリア(Aria)・ソネット(Sonnet)・カノン(Canon)で、西欧の歌もしくは詩関連の用語である。また、日本語版の文章では海の蒲公英の野原の伝説や魔女と盗賊の伝説と繋げられているが、英語版の文章ではそれぞれ別の伝説として扱われている。
- 時期不明:元素七龍の時代*15
- 時期不明:元素七龍と第一の王座(パネース)の戦い。天地創造。
- 鳩が枝を運んだ年。旧世界に第一の王座(パネース)が到来し、世界は生まれ変わった。パネースは龍の七王と戦いを繰り広げた。パネースは自ら光る影を4つ作った。パネースは卵の殻を使って「宇宙」と「世界の縮図」を隔離した。*18
- 枝を運んでから40年後。龍の七王がすべて敗れ、7つの王国は降伏した。パネースは天地創造を開始する。*19
- 枝を運んでから400年後。*20 山と川ができ、反逆者と不従順な者を大海と大洋が運ぶ。パネースは4つの影と共に鳥、獣、魚を創造した。さらに草、花、木を創り、最後に人間を創った。*21
- 人間はパネースと契約を結び、新しい年号が始まった。*22
- この時代を指して、白夜国最後の巫女のひとりである烏帽子は「統一された文明があった」と表現している。*23
- 統一文明時代:
- 時期不明:第一の王座(パネース)と第二の王座の戦い。常世国前期。
- 数千年前:古代文明・レムリア帝国の興亡。
- 時期不明(魔神戦争以前):第一降臨者*31「天理」が古龍の力を一部奪った
- 元素七龍の敗北より後:龍王ニーベルンゲンが闇の外海の力を得て天理に戦いを挑み、敗北する。*32
- この際に持ち込まれた漆黒の力が様々な影響をもたらした事が語られている。 上記の第二の玉座との戦いや、各地に見られる天空の使者の伝説、花神の追放などのエピソードとの類似性も見られる。
魔神の時代(6000年前~2000年前)
魔神戦争前
- 時期不明(モラクス降臨より前):原初、人々が農耕を始めたとき、最初に(現在の璃月地方に?)降臨した魔神は塵の魔神だった。*33
- 時期不明:竈の魔神マルコシアスが石の摩擦の火花から誕生した。*34
- 6000年以上前:魔神モラクス(後の璃月の岩王帝君)が降臨。*35
- モラクスは降臨すると、大波を退治し、天衡山を作り、川を鎮めた。天衡の民は採掘を生業に発展した。この土地は「山輝砦」と名付けられた。*36
- 時期不明(魔神モラクスによる璃月建国以前):璃沙郊で傲慢な魔神が都市を築く。*37
- 時期不明(璃月建国より前):南天門のあたりで眠っていた龍が目覚めモラクスの友となる。*38
- 3700年前:岩の魔神モラクスが璃月を建国。*39
- 当時の璃月は今よりかなり狭い地域を差していたようである。
- モラクスの最古の契約は「世の塵を払い、民を守る」*40
- 数千年前(璃月建国以降、魔神戦争勃発以前):帰終降臨と帰離原の成立 ※成立の経緯が複数あるため並列して記載
- 数千年前、人々は平野に集落を築き、帰離集と名付けた。竈神は幾千もの身体にわかれ、人々に食と団欒をもたらした。*41
- 塵の魔神は現在の帰離原に都市を築き、4つの教えを人々に説いて保護した。*42
- 岩の魔神(モラクス)が璃月の民を連れて魔神(帰終)の都に合流し、大きくなった都市は二人の名前を取って帰離原と名付けられる。*43
容姿は服がぶかぶかの少女だったらしい。*44 - モラクスと親しい魔神帰終が天衡を守るため強弩「帰終機」を設置し、天衡の北に集落を築いた。この地は農耕を生業に繁栄した。離の民が故郷に帰ったかの如く安穏に暮らしていることから、帰離原と名付けられた。*45
- 帰終機は留雲借風真君によって制作された。*46
- 時期不明:鳴神(双生の魔神バアルとバアルゼブル)が稲妻に降臨する。バアルゼブルは人々に刀の鍛造法、薙刀術と剣術を教えた。*47
- 時期不明(魔神戦争前、モラクスが若かった頃):天星(=太陽の馬車?)が璃月西の荒れ地に落ち、層岩巨淵と呼ばれる深い穴となった。このとき、一枚の破片も璃沙郊北部の岩群(現在の遁玉の丘)に落ちた。*48
- 層岩巨淵には海洋生物の化石が残っている。層岩巨淵が形成される前、この土地は海だった。*49
- 時期不明(モラクスが若かった頃、魔神や仙人が活躍するよりさらに前の時代):月の大災禍*50
月の三女神は王座の交代を巡って諍いを起こしたために大災禍が発生。その日のうちに月の三女神は全員死亡し、共通の恋人の司晨のみが生き残った。三女神のうち二柱の屍は跡形もなくなり、現在の夜空に見える月は残った一柱の骸である。狼が満月に鳴くのはこの惨事を覚えていて泣いているからである。*51- 英語訳でのニュアンスに基づく。日本語訳では大災禍が起きた経緯などがよくわからなくなっている。
- 月の三姉妹が災いにより殉じた時、太陽の馬車(陽手綱の車)も深き谷(層岩巨淵)に落ちた。*52
- 時期不明:太陽の馬車の修復
山民によって太陽の馬車が修復され空に戻る。山民は空が明るくなったことを喜んだ。*53 - 数千年前:軽策山を巣にしていた龍型の魔物「螭」がモラクスに鎮圧される。螭は軽策とも呼ばれる。*57
- 螭は完全に死なず、その血が石となって害をなすと懸念された。螭は精神を北、骨を南東(無妄引責密宮)、肉体を北西(軽策荘の滝の奥、密蔵)、魂を北東、形を南西に木で封印された。さらに、螭の残った力を封印するため、モラクスは人々に岩尊像を作らせた。*58
- 螭に関する土地には尖った琥珀が生えている。パイモンは琥珀を螭の血が固まってできた石と推測している。一方、調度品テキストによると琥珀は風化した踱山葵で、邪を鎮静する力を持つ。*59
- 螭は死後、その肢体が縮こまり頑石となり、その血が碧水に、鱗が棚田に、そしてかつての魔獣の巣穴が今の軽策山となったという伝承がある。鍾離はこの説を否定し、軽策荘の地形は人々の努力の賜物と説明している。*60
- この頃は文字がなかったため、石に螭とモラクスの戦いの絵を彫刻して記録した。*61
- 螭は完全に死なず、その血が石となって害をなすと懸念された。螭は精神を北、骨を南東(無妄引責密宮)、肉体を北西(軽策荘の滝の奥、密蔵)、魂を北東、形を南西に木で封印された。さらに、螭の残った力を封印するため、モラクスは人々に岩尊像を作らせた。*58
- 時期不明(数千年前?):鶴観の地下には雷鳥が光臨する前の先住民の痕跡がある。先住民が残した壁画や遺跡はドラゴンスパインのものとスタイルが似ている。調度品テキストによると、壁画の内容は遡及不可能な遠い歴史。*62
- 時期不明:「竜巻の魔神」デカラビアンが旧モンドを建国し、巨大な障壁で外界との接触を遮断する(現在の風龍廃墟)。*63
魔神戦争
- 3000年前~2000年前:『魔神戦争』の勃発*64
- 天空の島(セレスティア?)にある七つの神の座を巡って、地上の無数の魔神と君王は争いを始めた。*65
- 3000年以上前:狼の魔神「北風の王」アンドリアスがデカラビアンに宣戦布告し、モンド全域を凍らせる。*66
- 3000年前:人間と麒麟の間に生まれた半仙甘雨が、岩神モラクスと契約を結び、璃月のために魔神戦争で戦う。*67
- 時期不明(魔神戦争中):渦の魔神オセルが岩の魔神モラクスに敗北して海中に封印された。*68
- 時期不明(魔神戦争中):モラクスが天衡山に細拳石を敷き、とある魔神傘下の軍隊の侵攻を阻止する。*69
- 時期不明(魔神戦争中):塩の魔神ヘウリアが死亡。*70
- 時期不明(魔神戦争中):とある魔神に操られて不本意な殺戮を行う夜叉が岩神モラクスによって解放されて部下となり、魈の名を与えられる。*71
- 時期不明(魔神戦争中):モラクスが仙力を注ぎ込んだ「禁忌滅却の札」を作り人間に与えた。*72
- 時期不明(魔神戦争中、モラクスによる璃月平定より前):天星の帰還
層岩巨淵を作った天星は、紛糾する魔神戦争に耐えかね、層岩巨淵の足止めを無視して空に逃げ帰った。*73- 人々は天星がなくなってできた深い穴に城と要塞を立て、鉱業を営んだ。現在ではこれらの土地は遁玉の丘や青墟浦と呼ばれる遺跡となっている。遺跡を作ったのは当時最強と謳われた魔神とその部下。*74
- 時期不明(魔神戦争中):帰離原の滅亡
- 魔神戦争中、帰離原に戦火が及ぶ。仙人たちの奮闘もむなしく塵王魔神の帰終が戦死し、モラクスは帰離原の民を南に移した(現在の璃月港)。以来、帰離原は廃墟となった。*75
- (同時期と推測)魔神戦争中、激しい戦いによって天衡山が崩れそうになった時、麓の人々を守るため移霄導天真君が角で支えた。角を切り落としたのは魈。この戦いで移霄導天真君は死亡、流した血は碧水川となった。*76
- (同時期と推測)山が崩れ、陸地だった荻花洲は水没した。帰離原はかつて琉璃百合で覆われていたが、野生の琉璃百合はほとんど絶滅した。*77
- (同時期と推測)帰離集が洪水に見舞われ、民は南下して璃月港に避難した。移動には十数日かかり、竈神はピリ辛蒸し饅頭を開発した。*78
- 璃月港への移住から数百年間:天地は災害と疫病に見舞われた(=妖魔の発生?)。竈神はそれを鎮めるため、力を大地へと捧げた。力を使い果たして小さくなった竈神は、モラクスとピンばあやに別れを告げ、長い眠りについた。やがて竈神は人々に忘れ去られ、竈神の数々の功績はモラクスの功績と誤認されてしまう。*79
- 時期不明(魔神戦争中):璃沙郊を支配する当時最強の魔神が倒され、璃沙郊は全て一時的に水底に沈んだ。これらの遺跡が再び地上に出たのは魔神戦争終結後である。*80
- 時期不明:花神の追放*81
- かつて使者たちは天の声を人々に届けていたが、天空の外から来た侵略者たちが数えきれないほど多くを破壊した。川も海もひっくり返って、疫病が流行した。
- それは使者たちの血族にも戦争をもたらし、大地の枷をも破る妄想を生み出した。
- その結果、大地を補う天の釘が落とされ、使者たちは呪いを受けて地上に追放された。花神もそのように追放された種族の一人であった。
- 魔神戦争中?*82:花神、キングデシェレト、草神マハールッカデヴァータが王権を共有する事を決めた。*83
- 三神の同盟より後:花神の逝去
- 時期不明:マハールッカデヴァータによる森の創造、ヴァルナ神器の創造、アランナラの発生、森林王が眷属になる※経緯が複数あるため並列して記載
- 砂漠を離れた千樹の王(マハールッカデヴァータ)は現在のアシュヴァッタ神殿で歌を歌い、アシュヴァッタの樹を生やした。アシュヴァッタの樹はザクロの実をつけ、その種が育ったものがアランナラとなった。アランムフクンダは最初のアランナラの一つ。*89アランムフクンダとマハールッカデヴァータはヴァルナ神器を創造した。*90
- ヴァルナ神器は森全体に広がる根系から力を得て誕生の雨を降らせる。*91
- 樹木の神は砂の中に森を創るため、雨を召喚できる装置を作った。そうしてできた水面に月が迷宮の光模様を映し出し、森林王(虎、ビャガラ)が生まれた。森林王が誕生した時、草木の王から冠を授かった。森林王が迷宮の王となった後、ザクロの種が土に落ちアランナラが生まれた。森林王はアシュヴァッタの樹の下でアランナラを祝福し、彼らとともに迷宮を分かち合うことを神と約束した。*92
- 森林王は草木の主と友好を結んだ。貴重な友情のしるしに、草木の主は迷宮の王のために秘密を守り、雨林の美しい夢を守ることを約束した。*93
- 草木を司る女神は砂漠の片隅で雨を降らせる精霊ヴァルナを召喚した。森林王とアランナラが協力して迷宮を築き、晴雨の秘密を守った。*94
- 砂漠を離れた千樹の王(マハールッカデヴァータ)は現在のアシュヴァッタ神殿で歌を歌い、アシュヴァッタの樹を生やした。アシュヴァッタの樹はザクロの実をつけ、その種が育ったものがアランナラとなった。アランムフクンダは最初のアランナラの一つ。*89アランムフクンダとマハールッカデヴァータはヴァルナ神器を創造した。*90
- 時期不明:赤砂の王キングデシェレトのその後
- 大ジンニーのフェリギスがオアシスの主として赤王に抜擢され、花神を記念して、天の釘が落ちた場所に永遠のオアシスを作った。その後の動乱を見て、フェリギスは永遠のオアシスを隠した。永遠のオアシスは砂漠の民に語り継がれる伝説となった。*95
- ジンニーのリルパァールを使者とし、赤王は人間と秘密の契約を結び、人の都を作り上げようとした。
- リルパァールは、羊飼いの青年オルマズドを見初める。オルマズドはジュラバドの王となるが、暴君として奴隷制を敷き専制を奮った。これに失望したリルパァールによりジュラバドの王は三代に渡る報いを受けた。オルマズド、子*96のキスラ=パーヴェズラヴァンと、オルマズドの娘シリンとキスラの子シェロイ、三代に渡る確執の末、地の裂け目から疫病が這い上がり、ジュラバドの人口の半分を飲み込んだ。生き残った人々は、これを「黒き大疫」「シェロイの疫病」と呼んだ。
- 結果的に破滅をもたらしたリルパァールは、魂が散りぢりになる報いを受けた。シリンはアフマルに引き取られて銀の魔法瓶に封じられたとも、あるいは息子シェロイの姿を求めて今も砂漠をさまよっているとも言われる。
- 生き残った人々は七つの国の民となったが、その中でも、サファイアの都トゥライトゥーラは秀でていた。*97
- 時期不明:キングデシェレトの破滅
- 遺跡が風化するほど古い時期。日本語テキストでは「千年前」とされているが、これは誤訳の可能性が高い。
- 災難は知らずのうちに降臨した。キングデシェレトはこの世界に属さぬ知識を民に与えていた。その『禁忌の知識』はやがて災いをもたらし、疫病(魔鱗病)が発生した。
- キングデシェレトはマハールッカデヴァータに協力を仰いで事態の収拾に努めるが、やがて彼自身の自己犠牲しか道がない事を悟り、その生涯を終えた。マハールッカデヴァータもまた力を使って消耗し、一時的に幼子の姿になった。
- その後は様々な要因(禁忌の知識に関連する事柄は徹底的に伏せられたと考えられる。また、この時点で既に森の民と砂漠の民に対立が生じていた可能性も高い)により伝承が錯綜し、キングデシェレトは敵対するマハールッカデヴァータに殺された、という言い伝えに変質してしまった。*98
- キングデシェレトの破滅の後:砂漠の王国の興亡
- 赤砂の王の死の前後まで、砂漠ではジュラバドやトゥライトゥーラを含む国々の興亡が続いていた。この時期の歴史は砂漠のオベリスクに記録されているが、建立した者たちによる歪曲が激しく、実態は掴みづらい。*99
- シャール・フィンドニールの滅亡より少し前:カーンルイアの建国*100
- 当時は神のいない国と呼ばれていた。カーンルイアの歴史には最初から神は存在しない。*101
- 3000年以上前~2600年前?:猛吹雪から逃れたモンドの先住民がシャール・フィンドニール(後のドラゴンスパイン)に都を築く。しかし、天から寒天の釘が落ちてきたことによりフィンドニールも雪に包まれ壊滅。*102
- フィンドニールの伝説がいつの時代かは明言されていないが、モンドが氷に包まれていた時代ということは、魔神アンドリアスが魔神デカラビアンに挑戦していた時期と推測できる。
- なお、原初には世界の全てが氷に包まれていた時代があり、そちらの時期の可能性もある。しかしフィンドニールの伝説にはエーモンロカという人物が登場し、これは「祭礼の大剣」の使い手であるので、魔神戦争時代のこちらの方が適合すると思われる。
- 壁画を描いた姫(司祭=ファルシ?の娘)は夢の中でドゥリンの姿を見ている。*103氷が溶けた世界の絵を描くことを期待されていた点*104もあわせて、夢で見たお告げの光景をもとに壁画を制作していたと思われる。
- 秘境の上にフィンドニールの都が築かれているため、秘境の成立はおそらくフィンドニールよりも前で、前述の古代文明のものと推察できる。
- フィンドニールは古代文明の知恵を発掘し、空からの啓示(神の住む島セレスティア?)による恩恵を受けたが、その関係が何らかの形で破綻した?
- 2600年前より少し前:魔神アンドリアスの没落。
- 魔神デカラビアンの暴政に耐えきれなくなった部下が一族を連れて旧モンドを脱出し、モンド氷原の最強部族となるが、魔神アンドリアスの吹雪に耐えきれず全滅しかける。族長の娘グンヒルドが風の精霊(後の風神バルバトス)に祈りを捧げて避難所を与えられ、精霊の風の力の一部を継承して、父の死後はバルバトス教団の初代女祭祀となる。*105
- 「北風の王」アンドリアスが「高塔の孤王」デカラビアンに敗北して死亡。死の間際、アンドリアスは改心し、モンドの地と住民を永遠に守ることを誓った。*106
- 天賦素材にはこう書かれているが、アンドリアス(ボレアス)の亡霊が正式にバルバトスの軍門に降ってモンドを守護するのは1600年後(ゲーム開始から1000年前)のことである(後述)。
- 2600年前:魔神デカラビアンの没落。*107
- 旧モンド城の吟遊詩人の少年が、弱小な風の元素精霊と共に「竜巻の魔神」デカラビアンに反旗を翻す。*108
- 女祭祀グンヒルドとその一族も風の精霊の反乱軍に合流。*109
- 公式ストーリームービー「微風と少年」には、反乱軍の武将として赤髪の戦士(ラグヴィンドの祖先?)も描かれている。*110
- さらに、弓の名手で魔神デカラビアンの元恋人だった人間の少女アモスも反乱軍に加勢した。*111
- 公式ストーリームービー「微風と少年」にも銀髪の弓使いの少女が描かれている。*112
- デカラビアンは反乱軍に敗北して死亡したが、吟遊詩人の少年も戦死。同僚の風の精霊が風神バルバトスとなり、少年の姿をまとって新モンドを建国。*113
- 女祭祀グンヒルドが勝利の桂冠をバルバトスに被せ、以降、グンヒルド家は新モンドの名門貴族となり現在まで家名が継承される。*114
- モンドの代理団長ジン・グンヒルドの先祖である(後述)。
- 2600年前~2000年前:時の神の信仰
- 2600年前~2000年前(モンド黎明期)*117:龍型の元素生物トワリンが誕生しモンドに降臨する。人間を理解しようと試み失敗し続けていたトワリンは、天空のライアーの旋律と詩文が龍と人間の双方を引きつけることに気がつき、詩人のそばにいると決めた(風神バルバトスの眷属となった)。風神バルバトスと風龍トワリンは協力して黎明期のモンドを護った。*118
- 2600年前~2000年前:最古の耕運機の開発*119
- 時期不明:常世国後期~大日御輿(ヘリオス)の建造。太陽の子の治世。
- 盲目の年。安倍良久(アブラクサス)は常世大神の啓示を受け、手中から光を放つ奇跡を見せた。人工太陽大日御輿(ヘリオス)の建造が始まる。ヘリオス(古代ギリシャ語で「太陽」)は安倍良久が勝手に付けた名前である。*122
- 日明の年、或いは日月の元年。大日御輿が完成。人々はアビサルドラゴエアの脅威から解放される。常世国は白夜国(現在の淵下宮=月光の森王国?)と呼ばれるようになる。*123
- 日月の二年目。白夜国の民は地上へ戻ろうとしたが、パネースはそれを許さなかった。貴族は大日御輿崇拝を押し広める。太陽の子(パエトーン)とその背後の貴族による傀儡政治が始まる。安倍良久は太陽の子の座を奪おうとした罪を着せられ、大日御輿の上に監禁された。*124
- 「日月前事」の【太陽の比喩】は大日御輿建造周辺の出来事の予言と考えられる
- 安倍良久の死後、遺品は狭間の街、常夜霊廟、蛇心の地に分けて奉納され、安倍良久の魂は散り散りになった。*125
- 白夜国の隅に三界の塔が建てられる。*126
- 天の禁令が弱まり、魔神戦争で貴金の神と鳴神に敗北し*127すべてを失ったオロバシが闇の外海(七神の統治よりも外の海*128)に逃げ込む。このときオロバシは珊瑚王蟲を眷属にした(珊瑚の枝を授かったと表現されることもある)。*129
- 抵抗軍を率いる須婆達の彦(スパルタクス)が捕らえられる。常世大神の神託に従い須婆達の彦は拷問の末死亡。また抵抗軍の主力はほとんど全滅した。残った弟子たちは資金繰りのため龍骨花の露玉で商売を始め、じきに闘志を失い、抵抗軍は消滅した。*130
- 「日月前事」の【忘憂蓮の比喩】はこの出来事の予言と考えられる
- 太陽の子の暴政が始まってから数年後かつ須婆達の彦が捕らえられた後。*131少年が蛇腸の道で大蛇と出会い、民を導く神になるよう頼む。大蛇は「オロバシノミコト」「海衹大御神」となる。*132
- 7代続いた太陽の子の治世が終わる。太陽の子は数年に一度選ばれ、一定の年齢に達すると「帰日の祭」と称して大日御輿の中に入る。*133
- 時期不明:海祇の時代前期
- 海祇島造成~オロバシ東征:バアルとバアルゼブルが協力して稲妻諸島を平定する。バアルは稲妻幕府を立ち上げ、バアルゼブルは影武者となった。*138
- 『研澄真影打ち珍説』によると、魔神戦争は七神のみしか残ることができないため、バアルゼブルは自ら命を絶ち、バアルが天上の京(天空の島セレスティア?)へと赴き、稲妻を泰平する後押しをした。その後バアルがバアルゼブルの神識を呼び戻し、身体を作り直した。バアルゼブル本人の話では、『研澄真影打ち珍説』の内容は影武者として戦場に立ったところまでは事実だがその後の物語は憶測にすぎない。*139
- 『研澄真影打ち珍説』は一時は禁書だったが『転生して雷電将軍になる』が人気になったことにより再び人々の手に渡るようになった。*140
- 人間の鍛造技術が向上すると、鳴神大社と稲妻幕府は最も素晴らしい名刀を御神刀として大社に奉納する神事をつくった。また、バアルゼブルの直伝から枝分かれした流派が生まれた。*141
- 『研澄真影打ち珍説』によると、魔神戦争は七神のみしか残ることができないため、バアルゼブルは自ら命を絶ち、バアルが天上の京(天空の島セレスティア?)へと赴き、稲妻を泰平する後押しをした。その後バアルがバアルゼブルの神識を呼び戻し、身体を作り直した。バアルゼブル本人の話では、『研澄真影打ち珍説』の内容は影武者として戦場に立ったところまでは事実だがその後の物語は憶測にすぎない。*139
- 岩神モラクスによる璃月平定後~魔神戦争終結前:妖魔の発生
- 魔神戦争末期:淵下宮から珊瑚宮への移住。珊瑚宮と稲妻幕府の戦い。*148
- オロバシは自身が誕生するよりも前の真相を知り、天から死刑宣告を受ける。白夜国の民が「七の秩序」の下で生きていけるようにするため、真相を隠すことを選択する。*149
- 『日月前事』を盗んだとして容疑者3名が投獄される。そのうちのひとり安貞が脱獄し、『日月前事』を盗んだカーンルイア使節団を倒す。動力を失った遺跡守衛が重石になって本を取り戻すことはできなかった。*150
- 白夜国最後の日の前日。白夜国図書館司書の絵真は、5冊の天殺の書『常世国龍蛇伝』、『日月前事』『白夜国地理水文誌』*151、『光昼影底集』、宮地たちの実験記録が返却されていないことを嘆いている。*152
- 白夜国最後の日。ヴィシャップ研究所にエレボス派と珊瑚宮派が訪れて揉める。研究所の宮地は、すべての者が白夜国を去ったあと、強化品種のアビサルヴィシャップを解放するつもりでいる。*153
- 白夜国最後の日。白夜国のすべての民は地上の海祇島に移住する。海祇島の中央から白夜国につながる穴は封印される。*154
- 月浴淵の鍵で開くことのできる正門の他にも隠れた出入り口が存在する。*155
- 海祇島が食糧難に陥る。この当時、海祇島より東の島々は鳴神によって平定されいた。数年後、オロバシは稲妻と結んでいた不可侵条約を反故にし宣戦布告をして東征を開始。*156
- 現人神の巫女は曚雲姉妹に水軍を率いるよう任命した。姉の曚雲は盲目の巨鯨「大検校」を説得しオロバシのために戦った。*157
- 少年が東山と呼ばれる島を攻め落とし、オロバシに「東山王」という封号を授かった。*158
- 珊瑚宮と稲妻幕府の戦いの終結。
- オロバシ東征~傾奇者:邪祟の力が含まれる晶化骨髄を消費するため、たたら砂が設立された。鍛造業が盛んになり、刀職人が生まれた。*165
- 2000年前:魔神戦争が終結し、最初の七神(「俗世の七執政」)が璃月に集って勝利の盃を交わした。だが、その後も璃月とモンド以外では神の交代が発生し、当時の七神の生き残りは璃月の岩神モラクスとモンドの風神バルバトス、草神ブエル*166しかいない。*167
- 当時は影武者だったバアルゼブルも酒席を共にした。*168
- 2000年前:璃月の岩神モラクスが世界初の貨幣であるモラを創造した。*169
英雄の時代(2000年前~500年前)
- 2000年前~ゲーム開始:魔神戦争終結以降も、五人の夜叉で唯一正気を保ったまま生き残った魈は、引き続きモラクスに仕えて魔神の残滓と戦い続けた。*170
- 時期不明(七天神像の設置より後):七天神像の目は鳥に持っていかれ、大地の隅々まで散らばった。世界を旅する冒険者が取り戻してくれることを待っている。*171
- 2000年前?:モンドの探検家レナード(表記ゆれ:レーナルト)がとんがり帽子山の登山に挑戦するが失敗。風の翼の原型を試作した。のち風神バルバトスによってとんがり帽子山は海の底に沈み、マスク礁になった。*172
- モナの話ではレナードは2000年前の人物だが、レナードの手記にはモンドが設立された頃の貴族と同じヴァニーラーレという名の人物が登場するため、2600年前の可能性もある。*173
- 1600年前:モンドでローレンス家を頂点とする貴族による圧政が敷かれ始める。*174
- 1600年前~1000年前のどこか:流浪する楽団がモンド貴族への反乱を計画したが失敗し処刑された。*175
- 時期不明:空から降ってきたいくつかの不思議な物体の一つが鶴観に落ち、闇を払う。空はきれいな澄んだ状態に戻った。すると霧が出てきた。人々は雷鳥が霧を出して暗黒から守ってくれたと勘違いし、雷鳥信仰が始まる。*176
- オロバシ戦と500年前の戦いの間(約1500~1400年前):鶴観の滅亡*177
- ルーが雷鳥と出会い、カンナ・カパッチリという名前を付ける。雷鳥はかつて「彼女」に別の名前で呼ばれていたが忘れてしまった。*178
- 鶴観人のカマとサヨは、ルーを生贄にすることに反発し、霧で閉ざされた鶴観を脱出した。一緒にルーを連れて行くつもりだったがルーは自らの意志で島に残った。このカマの末裔が墨田に雇われたカマである。*179
- 鶴観の民が雷鳥の友人ルーを生贄に捧げ、雷鳥の怒りを買う。雷鳥は鶴観を滅ぼし、土地に呪いを残して去る。*180
- ルーが犠牲になってから数年後。セイライ島で雷鳥が雷電将軍に討伐される。*181
- 雷鳥の怨念を封印するため、4つの鎮め石が設置され浅瀬神社が建立される。*182
- 鶴観の霧が完全に晴れた後、この時代の鶴観人の幻影が現れる。幻影は仙霊に似た姿をしている。プレイヤーがすべての幻影の未練を解消すると、「船頭」が幻影たちを銀色の船(太陽と山の子孫の船)に乗せて月に連れて行く。「船頭」いわく、船に乗り遅れると金色の屋敷の女主人が怒ってしまう。また、川のこちら側には銀の木、銀の草原、銀の石があり、川の向こう側には金の木、金の草原、金の石があると語る。*183
- 1000と数年前:モンド貴族の私生児エバハートの伝説*184
- 時期不明(~1000年前):若陀龍王の国の成立
- 若陀龍王は遥か昔、天穹の谷を統治する君王だった。*188
- 時期不明(~1000年前):ムラタ人の放浪
- 神の住む島(セレスティア)を信仰する一族「ムラタ人」がナタを追われ放浪の旅をする。*189
- 1000年以上前:ヒルチャールの出現*190
- 1000年前:モンドを支配していた旧貴族政権(ロレンス政権)の打倒*191
- 腐敗した貴族の圧政を受けるモンドに風神バルバトスが再降臨し、奴隷剣士の少女ヴァネッサと共に貴族を倒してモンドを開放する。*192
- 南の守護者を務めていた旧貴族は街から追放された。*193
- ムラタ族のヴァネッサが『西風騎士団』を設立。彼女は死後、風立ちの地にある巨木から神の住む島『セレスティア』へ登った。*194
- 風神バルバトスがモンド四風守護を結成する。初代守護はヴァネッサ・ボレアス(元アンドリュス)・トワリンら。*195
- 騎士団設立後、暁の騎士ラグヴィンドが、かつての貴族の室内浴場を図書館に改装する。*199
- 図書館の地下室にある『禁書エリア』は頑丈な扉に閉ざされている。図書館と騎士団設立の前からあったその扉は、深い秘密を抱えているという。*200
- 腐敗した貴族の圧政を受けるモンドに風神バルバトスが再降臨し、奴隷剣士の少女ヴァネッサと共に貴族を倒してモンドを開放する。*192
- 1000年前:層岩巨淵の戦い
- 時期不明(500年以上前?):冒険者アリス(クレーの母)が錬金術師レインドット(アルベドの師)の友人となる。*204
- アリスとレインドットが知り合った時期はよくわからないが、レインドットはゲーム開始時点から500年前に暴走するため(後述)、それよりも前とも考えられる。
- ただし、龍を作った錬金術師がレインドットであることは白亜と黒龍の後日談により明言されたが、歴史上はこの錬金術師は名称不明であり結末も不明である。腐植の剣のテキストの「私の体を借りて」だけでは死亡を断言できない。アルベドがレインドットの推薦状を持って来てもアリスが驚かなかったことやストーリー開始50年前からは多々見られるアリスの痕跡がそれ以前には存在しないことから、レインドットの死亡やアリスの長寿が明言されるまでは比較的新しい年代に友人になった可能性も残っている。
- 現在のところ、アリスは500年前の人間である浅瀬響と面識がある事が判明しており、この頃から活動していた事は明らかになっている。
- 時期不明:最古の耕運機がボレアスの試練に誤って立ち入り、損傷して風龍廃墟にたどり着く。機能停止するまで一年間ミサイルを発射し続けた。当時の人々はこの事件を竜巻の魔神デカラビアンの呪いだと思い込み、「暴君の遺恨」として西風教会に言い伝えが残っている。*205
- 500年以上前
- 1000年前~500年前のどこかで:
- 非プレイヤー側の旅人が隕石から先に目覚め、ダインスレイヴと共に世界各地を旅した。*207
- 500年より少し前?:騎士の家系出身のエレンドリンとその親友で農民出身のルースタンが活躍。モンドの西風騎士団団長「光の獅子」エレンドリンと騎士団の副官「幼い狼」ルースタンとなる。*208
- 時期については明言されていないが、古王国の崩壊や魔物の大量発生と関わる人物であるので、500年前前後の人と推測できる。ただし、カーンルイア以外にも滅んだ国が複数確認されているため、この「古王国」がカーンルイアではなかった場合、推定時期がずれる可能性はある。
- 時期不明:カーンルイアの独眼の王エルミンが権力を失う。*209
- カーンルイアの兵器などカーンルイア関係のものが全て独眼であることから、カーンルイアは王をリスペクトした「独眼」を国のモチーフとして用いていた。
- 時期不明(500年以上前):人間とアランナラがアシュヴァッタ堂と呼ばれる苗畑を作り一緒に遊んだ。この頃の人間は皆アランナラを見ることができた。*210
- 時期不明(500年以上前):現在のチューバ境に石造りの住居を作って暮らしていた人々がいた。*211
漆黒の災厄(500年前~数百年前)
- 500年前:カーンルイアの魔獣*212
- 500年前:カーンルイアの侵略
- 500年前:カーンルイアの破滅
- 500年前:大災害の余波1(七神の変動)類
- 500年前:大災害の余波2(カーンルイアの民の変貌)
- 500年前:毒龍ドゥリンの暴走
- 500年前:層岩巨淵での戦い
- 500年前層岩巨淵に星が落ちアビスが噴出した*237
- 現代では晶石破片のある空間までが鉱区だが、この当時は蛍光隘路や嶮しき石堂など奥の区画への道が通じていた。*238
- 璃沙郊の民が遺跡を封印して立ち去る。*239
- 千岩軍と仙衆夜叉の生き残りである浮舎が共にアビスと戦い、撃退に成功した*240
- 浮舎は業障による発狂で自分の名すら忘れており、周囲の人間を仙衆夜叉の名で呼ぶ有様であった 。自ら名乗ることができなかったため、「無名の夜叉」として記録に残っている*241。
参戦経緯は不明だが、かつて臆病で逃げ出した自分への戒めとして自ら戦いに参加したという噂がある*242。 - 伯陽・戎昭兄弟はとある貴人から受け取った太威儀盤を用いて浮舎と協力し、層岩巨淵最深部の謎の空間にアビスの怪物を閉じ込めることに成功した*243
- 外側から封印に協力した戎昭は脱出に成功したものの後日業障の影響で発狂している。
千岩軍のうち謎の空間に残った部隊は全滅し、生き残った浮舎・伯陽も脱出できず死亡した。*244
- 500年前:稲妻国の変動
- 500年前:草神
- 遺跡機械や漆黒の獣が出現し、森は燃え、死域が発生した。マハールッカデヴァータは森をアランナラに託し、世界を治すため森にいた多くの子供たちと共に砂漠へ入り、災難の根を燃やし、厄災の枝を折った。マハールッカデヴァータをはじめ、多くのものは帰ってこなかった。*251
- 世界樹を汚染する「禁忌の知識」を取り除くため、マハールッカデヴァータが自害したが、世界樹の化身である草神は完全にこの世から消滅することはできず、草神の記憶にある「禁忌の知識」は世界樹に残ったままとなった。そこで他者の手によって世界樹から自身の記録そのものを抹消させるため、「世界樹の最も純粋な枝」を折り、新たな草神「クラクサナリデビ」を創造した。*252
- 遺跡機械や漆黒の獣が出現し、森は燃え、死域が発生した。マハールッカデヴァータは森をアランナラに託し、世界を治すため森にいた多くの子供たちと共に砂漠へ入り、災難の根を燃やし、厄災の枝を折った。マハールッカデヴァータをはじめ、多くのものは帰ってこなかった。*251
- 500年前:ナラヴァルナ(=非プレイヤー側の旅人?)
- 500年前:アランナラ
アランナラは漆黒の獣、鋼鉄の巨人、マラーナと戦った。ヴァナラーナは壊滅し、アシュヴァッタ堂も荒れ果てた。*260 - 500年前:前回のウツァヴ祭
ナラヴァルナとアランナラはウツァヴ祭を祝った。アランナラたちはナラヴァルナに花を贈った。*266 - 500年前:遺跡巨像
ダーリ(カーンルイアの古い呼び方)はスメールに遺跡巨像で出撃し、黒淵から湧き出た魔物の群れと戦った。*270 - 災害の余波が去った後:『罪人』との邂逅
- 非プレイヤー側の旅人がスメールを訪れたとき、カーンルイアの遺民コロタール・アルベリヒと、ヒルチャール化した息子カリベルトに出会う。*274
- カリベルトを治療しようとするコロタールと非プレイヤー側の旅人の二人は、スメールの洞窟の奥で『罪人』こと、カーンルイアの五大罪人の一人ヴェズルフェルニルを目にし、コロタールはそれに魅入られた。*275
- コロタールはこの時点でアビスという力と、非プレイヤー側の旅人とアビスの関係を既に知っており、彼(彼女)がカーンルイアに力と希望をもたらす事を信じていたが、結局は何をもたらした? と彼(彼女)をなじっている。(漆黒の災厄の前から、非プレイヤー側の旅人はアビスの事をカーンルイアの民に語っていた?)
- 非プレイヤー側の旅人はダインスレイヴとともに旅をしていたが、この件を彼には話さなかった。コロタールが提唱した「運命の織機」という言葉のみ、非プレイヤー側の旅人が口にしていたらしく、ダインスレイヴの耳に残っていた。この頃から彼(彼女)はアビスと共にある道を歩む事を決意していたのだと、後にダインスレイヴは推測した。
- 非プレイヤー側の旅人は、後に「カーンルイアの滅亡を阻止できず、民がアビスの怪物になるのを見ながら荒野を彷徨った」とダインスレイヴを揶揄しているが、少なくともこの時点までは共に旅をしていた。
- 時期不明(500年前より少し後?):白の騎士=血染めの騎士の伝説
- 約500年前、稲妻への災厄襲来から数十年後*279:赤穂百目鬼と幕府軍の戦い
- セイライ島を根城とした海賊の赤穂百目鬼左衛門と、幕府軍との戦闘。
- 漆黒の災厄で命を落とした高嶺の姿を百目鬼に重ね見ていた浅瀬響によって、雷鳥カンナ・カパッチリの力の封印が解かれる。降り注いだ雷により、両軍の船は海の藻屑となった。
- 浅瀬神社の寝子いわく、大きな雷が降り注いでから、響と百目鬼は帰ってこなくなった。それ以降、寝子は現在まで響の帰りを待っている*280
- これ以降、セイライ島はいつも雷が降り注ぎ、人の住めない島となる。
- 百目鬼と手下の数名はかろうじて沈没を免れた船に乗り、金リンゴ群島にたどり着く。船は真っ二つになって群島に擱座するが、百目鬼は他の漂流者とともに脱出に成功*281。セイライ島の状況を確かめた後、世界を巡る旅に出る。*282
- 500年前の災厄の後、数百年前:教令院の賢者たちは、戦後スメールに残された3機の遺跡巨像を封印した。*283
- 教令院考察隊(教令院調査チーム)はダーリの谷の遺跡巨像に須陀流心を設置した後、デーヴァーンタカ山の遺跡巨像の炉心を封印した。*284
- 考察隊に参加していたソホレはアルダラビ河谷でリシュボラン虎に襲われ重傷を負った。その後考察隊は機械(=遺跡守衛フェフ?)に襲撃され、ソホレは死亡し、負傷者も出た。ザンディク(=ファトゥス「博士」?)は殺人機械の研究を行うと主張し、考察隊の研究成果から除名された。*285
- 現代のアビス教団はディフ旧窟に隔離された炉心を取り戻そうと封印を破壊した。すると炉心から漆黒の力(マラーナの匂いに似た穢れ)が漏れ出し、森を汚染した。*286
- 漆黒の力と呼ばれているが見た目は金色の光。
- 教令院考察隊(教令院調査チーム)はダーリの谷の遺跡巨像に須陀流心を設置した後、デーヴァーンタカ山の遺跡巨像の炉心を封印した。*284
- 約500年前、水神エゲリアの死後
- フォカロルスが新たな水神となる
- フリーナの統治が始まる、歌劇場の建設
- ヌヴィレットがフォンテーヌの最高裁判官に就任する
- 数百年前:仙境にて仙魔大戦勃発?巻き込まれ瀕死になった少女七七が神の目を手に入れたことにより、大戦を終結させた。しかしその後、仙人たちによって蘇生させられた際に仙力を制御できず暴走したため、理水畳山真君によって琥珀に封印された。*287
- 数百年前:柊弘嗣が(おそらく離島に)商業港を興す *288
人間の時代(数百年前~現在)
- 数百年前:モンドのドゥリン襲来により恋人が死んだ学生「ロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ」が、教令院で研究した邪霊の力で魔物を討伐し始める。
- その姿を見た他の人間は彼女を魔女と呼び忌避した。
- 彼女はのちにファデュイ執行官「淑女」となる。
- 数百年前:古華という名の侠客にちなんで、古華派が創設される。*289
- 数百年前の仙魔大戦終結後?:「魔獣の災い」が終わって平和が訪れた後、諸国から兵士が璃月港に帰った後に武術が流行り、雲氏と寒武によって星鎌・試作や古華・試作などの武器が作られた。*290
- 時期不明(遺跡巨像の封印~数十年前):妙論派の学者カビカバスは遺跡巨像の調査を行った。友達のアランロヒタも調査に同行していた。*291
- 時期不明:アビス教団の設立
- 時期不明(「遠い昔」):失われた七天神像
- モンドで七天神像がたった一夜で消失する怪奇事件が起き、「失われた七天神像」として知られるようになる。*298
- 時期不明:以前カーンルイアに所属していた宮廷魔術師が、ファトゥス「道化」となる。*299
- 時期不明(傾奇者の件より前):ある学者が教令院を追放され、ファトゥス「博士」となる。*300
- 400年以上前:たたら砂の傾奇者
- 借景ノ館に捨てられた人形が「未知なるエラー」によって目を覚ます*301
- 偶然借景ノ館に立ち入った人間「桂木」が、人形を見つけ救出する。人形は「傾奇者」と呼ばれ、そこで生活することとなった。御輿長正らが両手剣「大たたら長正」を完成させ、皆で完成を祝った*302(歴史改変によりたたら砂における傾奇者の存在は消えるが、結果として起きた出来事は変わらなかった)
- フォンテーヌのエンジニア「エッシャー」が炉心(御影炉心?)を設置し、死者や病人が増える。炉心問題が制御困難になるまで進行し、天守閣に助けを求め人が送られたが、誰1人として帰らなかった。そこで特別な身分を持つ傾奇者が天守閣に向かったが、雷電将軍は面会を拒否し八重神子が対応した。
- 最高責任者「丹羽」がエッシャーを問い詰めると、彼は自身の正体がファトゥス「博士」である事を明かし、計画を止めようとする丹羽を殺害した。博士は丹羽の心臓を奪い、装置にはめ込んで傾奇者に持たせた。傾奇者は装置を持って炉心内部に入りそれを停止させた。博士は傾奇者を騙し、丹羽は裏切って失踪した上無罪の部下を殺したと説明した。それを聞いた傾奇者はたたら砂を出た。
- たたら砂を出た傾奇者は、ある孤児に出会った。子供の親はたたら砂勤めで両親が病死、子供も病気となっていた。傾奇者は一時期子供と暮らすも、すぐに子供は病死した。傾奇者は家ごと燃やし、稲妻を後にした。
- 彼は「傾奇者」の名を捨て放浪した。その道半ば「道化」が彼を説得した*303。
- 時期不明:俗世を彷徨う人形が、「道化」の交渉によりファデュイに入った。*304 「博士」は彼を歓迎し、自らの研究に参加するよう説得した*305。
- 時期不明:自身の炎で燃え尽きそうな女性の炎を、「道化」が仲間として迎え、「淑女」の名を授けた。彼女は邪眼によって自身の炎を抑えた。*306
- 400年以上前:「ポワソンの包囲」発生
- エリナス出現の数年前に発生した、フォンテーヌ廷によるサーンドル河の強引な整備事業への反発に端を発する事件。抗議活動の舞台がポワソン町に移った後、軍による包囲が行われ、最終的にポワソン町に対し海軍による艦砲射撃が行われた。これによりポワソン町の町長ルノー・ド・ペトリコールの息子ルネと、その友人ジェイコブが親を失い水仙十字院に預けられることとなった。*307
- 400年以上前:巨獣エリナスの出現と討伐
- 400年以上前:子供たちの成長と水仙十字結社の設立
- アランは自然哲学学院に入り*311学術の才能を現し、研究室を設けカーターという年上の助手を得る。カーターとはそれまで面識は無かったが、後に彼も水仙十字院の出身者である事が判明した。*312
- ルネはジェイコブや養父のカールとともにスメールを探検し、その探検の中でアビスの力など様々な発見を行う。またその後「世界式」を見出し、この世界がいかなる歴史を辿ろうと必ず滅亡するという結論を得た。*313この時点ですでに討伐されていたエリナスの遺骸内を探索した後、世界の破滅に抗う研究を行うため、ジェイコブとともにアランの伝手で自然哲学学院に入る。*314
- ルネはアランの助手だったカーターと仲良くなるが、カーターには持病があり、研究を続けるうちについに死を待つだけの身体となった。ルネはジェイコブと同様にアビスの力を用いてカーターの身体を強化しようとする。しかしこの試みは失敗し、カーターは知性を持たない不定形の存在へと成り果てた。*315
- ルネの研究室の跡地には層岩巨淵の黒泥のようなものが今なお蠢いているが、これがおそらくカーターの成れの果てであると推測される。
- これによりアランとルネは袂を分かつ事になり、それ以後にアランはマレショーセ・ファントムに移り、妹のマリアンとともにファントムハンターとなった。
- ルネは学院の研究者のレベルの低さに失望し、ひとまず頭数を揃えるためジェイコブの協力を得て学院内に「十字鈴蘭学会」という組織を設立した。*316その後、この学会はルネが「ナルツィッセンクロイツ」として生まれ変わるにあたり、彼とジェイコブが幼少期を過ごした孤児院の名を取って水仙十字結社という名称に変更された。水仙十字院と水仙十字結社はこの通り、少なくとも運営体制において直接の繋がりはない別組織である。
- 400年以上前:エリナス体内での戦い
- 400年前:種族メリュジーヌの誕生
- 上記戦いにおける爆発で大量のマシナリーのパーツがエリナスの内部各所に突き刺さり、その部位のエリナスの血肉からメリュジーヌが生まれた。*320
- 時期不明:秋分の大火
- 時期不明:アランシャクンが人間と友だちになり、文字を教わる。アランシャクンはモジャモジャ仮面魔王(ヒルチャール)に連れ去られた友人を救い出し、友人から『勇気』をもらう。*323
- 300年前:モンドの清泉町の狩人のオラフ(ディオナの過去の血縁者)が巨大な急凍樹によって凍らされる。*324
- 200~300年前:「博士」が人形の傾奇者を被験体とし、自身の義体を作る技術を完成させた。
- 見返りとして雷神が彼にかけた制約の解除と、故障時の修理と改造を行った。この過程で強化され現在の力を得た。
- この時期に「人形」はアビスの探索を命じられ、成果を上げた事でファトゥス「散兵」となった。
- 200年前以降:純水精霊の一人がフォンテーヌからモンドの清泉町に移った。*325
- 100年ほど前:国崩
- ファトゥス第6位「散兵」は、稲妻でファデュイと共に雷電五箇伝を滅ぼしかけた。雷電将軍が書いた刀の鍛造図を偽造する事で刀鍛造を失敗させ、罰を恐れた五箇伝の下臣を離反するよう誘導。更に離反者を騙って家系の当主を呼びだし、即座に殺害した。経津、百目、千手は消滅し、一心伝も後継者こそ居るが雷電五箇伝としては継がれなかった。
- 動機は「刀職人への復讐」*326だったが、楓原家当主が丹羽の血を引く者であると知ると攻撃をやめ「国崩」と名乗った。またこの事を特定の女性(雷電将軍?)に伝えるよう言った。*327(歴史改変により、百目一族出身の別人が別の理由で復讐し反撃にあった事になった)
- 当時の楓原家当主は安全のために家業から手を引き、玄孫の万葉の代までに徐々に没落していった。襲撃を免れた天目は現在も営業を続けている。
- 博士らしき人物もこの件に関わっている*328
- 80年前:アランパカティの兄たち(アランチャトラ、アランサカ、アランパス、アランファラ)がお料理修行でボヤ騒ぎを起こしてしまい、ヴァナラーナの外で修行するようになる。*329
- 60年前:マウティイェマの死域が消え、植物が再生し始める*330
- 60~40年前:三人の人間の子ども(ギャシ·ハイヤーム、シマン·ファッロフザード、イルファン)がマウティイェマの洞窟やチャトラカム洞窟でごっこ遊びに興じ、秘密の城やツリーハウスを建てる。子どもたちは三つのアランナラ(アランナガ、アランガル、アランナキン)と友だちになり、花を譲り受ける。チャトラカム洞窟の符文はこの頃書かれたもの。*331
- 50年前:
- 数十年前:ロインジャは祖父ハゼドの都合でヴィマラ村でしばらく暮らしていた。子供達はヴィマラ村近くの洞窟に秘密基地を建てて遊んだ。中でもアマディア、ロインジャ、アランラキャの三名のグループは冒険手帳を作って冒険に熱中した。*337
- アランラキャは大鉄山(デーヴァーンタカ山の遺跡巨像)のパーツを秘密基地まで運んだ。今のアランラキャにはヴィマラ村の子供達と遊んだ記憶はない。*338
- 数十年前:ゴールド冒険者ハゼドが砂漠での冒険中にアジフの邪霊の呪縛を受け死亡。ハゼドは邪霊の命令でデーヴァーンタカ山に三重の挑戦を作り、呪われた黄銅の城から持ち出した宝を隠した。*339
- 30年前:マウティイェマが死域に侵蝕され、森林学者ハイヤームは実地研究を断念。*340
- プレイヤーが世界任務「アグニホトラ経」で除去したのは30年前から発生した死域。
- 22年前:モンドの酒造名家ラグヴィンド家の嫡男としてディルックが誕生。*341
- 20年前:スメール教令院の学院トーナメントで、冠によりカーヴェ父が発狂。アアル村に追放後、流砂に囚われたキャラバンを助けて死亡。
- 10数年前:申鶴の父が方術で魔物を召喚する。幼い申鶴は魔物を撃退したのち仙人に保護され、山で修行しながら生活するようになった。*342
- 10数年前:父が行方不明になったガイア・アルベリヒがラグヴィンド家に養子として引き取られる*343。ガイアは祖先がカーンルイアの摂政(摂政元帥アンフォルタス?)だったが、カーンルイア王族の血は引いていない。*344。
- 12年前:ディルックが10歳で神の目を得る。*345
- 10年前:モンドの名門騎士一族の血を引くフレデリカ・グンヒルドが娘のジンの教育のために訓練表を作成する。*346
- 8年前:ディルックが14歳で史上最年少の西風騎士団騎兵隊隊長となる。*347
- 時期不明:大雨の日、琉璃袋を求めて歩き続けていた幼い香菱は洞窟の祠のそばで眠りについた。入れ替わりに目覚めた竈神は香菱の作ったピリ辛蒸し饅頭に懐かしさを覚え、共にあることに決めた。香菱は謎の生物(竈神)をグゥオパァーと名付けた。*348
- 時期不明:リネとリネットがマジックを習得、気に入った貴族に拾われる。リネットが貴族に贈り物とされるも、「召使」が関係者を殺害して助ける。以降彼らは壁炉の家に引き取られる。
- 数年前:
- 4年前:
- 3年前(もしくはその少し前):錬金術師アルベドが師のレインドットの推薦状を持ってモンドを訪れ、冒険者アリスの提案によってモンド西風騎士団に所属する。アルベドはその直後にアリスの娘クレーの世話を託された。*354
- 時期不明(数年前?)「三眼」の一柱で琥珀に封印されていた七七が璃月人に発見され、埋葬のため往生堂に搬送される。その途中に七七は覚醒して脱走。偶然出会った薬局「不卜廬」の店主の白朮に引き取られ、不卜廬で働き始める。*355
- 4年前~1年前:
- 4年前~現在?:ディルックがラグヴィンドの別邸を売り払う*358。セシリアの花園はディルックの庭として手元に残される*359。
- 3年前~1年前:行秋がアルベドの挿絵で小説『沈秋拾剣録』を出版するが璃月での評判は散々だった。しかし、偶然稲妻に輸出されて海賊版が広まり、稲妻では大流行した。*360
- 2年前:稲妻が鎖国開始、神の目を押収する目狩り令も発令された。
- 魔神任務第二章第四幕の2年前:層岩巨淵の封鎖*361
層岩巨淵・地下鉱区で晶石破片が掘り出され、鉱夫たちは精神に異常をきたした。七星は層岩巨淵の鉱夫を避難させ、七星陣法で入り口を封鎖した。*362- 晶石破片は鉱夫の間では『願いの石』『霊石』『願望石』と呼ばれている。成分がテイワット大陸のほとんどの鉱物と明らかに異なり、周囲の物質を変化させる性質を持つ。また、最深部にある晶石の巨大な柱「九霄の石」の一部である*363。晶石破片はすくなくとも500年前から嶮しき石堂に浮遊していた*364。ファデュイの調査によると晶石破片は層岩巨淵よりも古く、放射線を出している*365。
- 晶石破片が発見されてから流明晶石が異常に増殖しはじめた*366。瑾武の分析によると、流明晶石の成分のほとんどは層岩巨淵の鉱物と同じだが、外的影響で変化して奇妙な結晶になった。*367 。暗い坑道では眩しい光を放つが、層岩巨淵の地下坑道から離れると光らなくなる*368。 流明石を加工して作られた流明石の触媒は神の目の持ち主しかうまく使えない*369。 組成において、層岩巨淵の特産である琉璃晶砂とはかなりの共通点がある*370。
- 七星陣法の磐鍵の構造を削る力を持つかご状岩元素重合体も増殖し始めた。*371
- 黒泥(黒の溶岩、アビスの汚染)も増殖し始めた。人間が近づくと五感がおかしくなり、思考が乱れるが、流明晶石の近くに来ると緩和される。ニコライ伍長は「あいつらは泥状の黒いものを通して俺の痕跡を把握できる」と書き残している。黒泥の中にしばらく浸かっていた志璇は体調不良と幻覚に苛まれた。*372
- 淑女と七星が契約を交わし、異変の原因の調査と解決のため、雄鶏配下のファデュイ第九中隊が層岩巨淵に派遣された。詳細*373
- 1年前:
- 半年前:モンド西風騎士団の大団長ファルカが遠征に旅立つ。ファデュイがモンドへの内政干渉を強める。*379
- 遠征の目的は「過去に残された危険な秘密」、詳細は騎士団員にも明かされていない。目的地はテイワットの北境。*380
- 数ヶ月前
- 二ヶ月前:長い眠りから目覚めた双子の旅人の片割れ(主人公側)がパイモンを釣り上げる。*383
- 直近:
ストーリー開始後(重要な出来事)
詳細はストーリー要約にて
主に魔神任務及びその前後の時系列を記述している。
- 旅人一行がトワリンを治療し、トワリンの暴走問題が解決。旅人は「西風騎士団栄誉騎士」の称号を得た。
- ファトゥス「淑女」が風神の心を強奪。
- モラクスが引退を考える
- 岩神の心を対価に、ファデュイらに璃月を襲わせて人間の実力を試す契約を氷の女皇と結んだ。
- 岩王帝君が逝去
- 旅人が「公子」と遭遇して戦闘(ボス:「公子」)。
- 「公子」が魔神オセルを呼び出した。
- オセルに対抗するため、凝光が群玉閣を墜落させた。
- ファトゥス「淑女」が、モラクスと氷の女皇の契約によって岩神の心を回収。
- 少なくともここまでに風神の心と岩神の心がスネージナヤパレスに到着した*390。
- 旅人が稲妻に上陸。「淑女」が天領奉行と勘定奉行に働きかけ、旅人の稲妻上陸を妨害した*391。
- 旅人の目の前で目狩り儀式が行われ、旅人が止めに入ると「雷電将軍」*392との戦闘となった。
- 旅人が抵抗軍に加入。メカジキ二番隊の称号を得る。
- 「淑女」の部下がヤシオリ島に邪眼工場を建て、邪眼を密造した。
彼らが抵抗軍に邪眼を配布し、兵士が急激に老化した。 - 「淑女」が「散兵」に工場を託し、天守閣へと向かう。「散兵」は突撃してきた旅人を迎え意識を奪った。
八重神子が旅人を回収に来て、神の心と引き換えに旅人を持ち帰った。 - 八重神子が旅人を訓練し、雷電将軍と戦えるようにした。
その後天守閣に突進すると、雷電将軍と交渉中の「淑女」がいた。旅人は彼女に御前試合を持ちかけることで転機を狙った。
旅人が勝ち、淑女は雷電将軍に斬り殺された。旅人は勝者として生きて天守閣を出ることを許された。 - 天守閣を一歩出た瞬間、旅人が雷電将軍に斬りかけられる。しかしその場にいた楓原万葉が故人の神の目を復活させ、二つの神の目で彼女の刀を返した。
- 旅人が雷電影を倒し、意思を変えた事で目狩り令が終了。
- 雷電影と人形の将軍が敵対した(敵/禍津御建鳴神命)
- 稲妻の鎖国が終了した。
- 群玉閣が再建される。
- 層岩巨淵の封鎖が解除される。
- スネージナヤにて「淑女」の葬儀が開催された。*393
- スメールで168回花神誕日が繰り返された。
- 教令院が「散兵」を神にした。
- 旅人らが監禁されるブエルを解放した。ブエルは旅人を「1人目の賢者」とした。
- 旅人が「散兵」、またの名を「正機の神」と敵対(敵/七葉寂照秘密主)。
- マハールッカデヴァータが世界樹から消え、歴史から消失した。降臨者である旅人以外の全員から忘れられた。
- 博士が雷神の心と草神の心を手に入れた。
- 「散兵」が自らを世界樹で削除し歴史から消えた。
本人は記憶がない別個体として存在し、その後記憶を取り戻した。 - 放浪者が旅人の目の前で神の目を獲得した。
- 散兵もとい放浪者がファデュイを抜け、旅人の味方となった。旅人は彼に新しい名前をつけた。
- アペプが暴走し、治療された。
- 旅人がフォンテーヌに上陸。水神自らが出迎える。
- ある裁判中にタルタリヤが有罪判決を受け逮捕される。その後失踪し、旅人がメロピデ要塞で調査した。
- フォンテーヌが沈むという「予言」の兆候が顕著になっていき、一部のフォンテーヌ人が死んだ。
- 水神に死刑判決が下され、死刑が執行された。これにより奪われた力が水龍に返還された。
- フォンテーヌが予言通り水没した。しかし人は溶けず、水が引いたことで予言は解決した。
- タルタリヤの有罪判決が誤審とされ、賠償に水神の心がファデュイに渡された。
ナタ
帰火聖夜の巡礼
カチーナが夜神の国に囚われる
炎神と隊長が闘う
隊長とオロルンが協力をした
アビスがナタを襲撃してナタに大きな被害が出る
竜やナタ人が沢山死ぬがアビスを主人公、ナタ人、ファデュイ、炎神が迎撃をする
アビスに勝つ
ストーリー開始後(本編外)
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第1章~第2章開始前
- モンドと璃月に触れると昏睡状態になる隕石が降る*394
- 冒険者協会の依頼で旅人とフィッシュル、モナが調査に向かう。
- 「散兵」率いるファデュイらもこの件を調査しており、散兵自ら旅人に接触してきた。彼は旅人を暗殺しようとするも、モナに身分を暴かれ逃げる。
- 隕石の正体はある冒険者の命ノ星座で、それに触れた人は彼の願い(とんがり帽子山の登頂)を夢として見た。
ただし散兵だけは「偽りの空」についての夢を見たらしく、自力で目覚めると「道化」にそれを問いただした。
- 海灯祭が行われた
- ※海灯祭は各章間に毎回行われているため以下省略
- クレー、ジン、バーバラ、ディルック、ガイア、旅人が金リンゴ諸島に上陸する。*395
- 多くのファデュイが稲妻に送られ、各地で任務を行った。
- 「召使」の部下(壁炉の家出身の稲妻人)が鳴神島の各所に潜入する。
第2章~第3章開始前
- 冒険者協会が雪山で訓練を行った。*396
- 冒険者に加え、一部の西風騎士団の騎士らも参加。
- 訓練中に起きた事件でアルベドがホムンクルスであり、騎士団に所属しているアルベド(一号)以外にもアルベド(二号)が存在していることが明らかになった。
- 雷電五箇伝を滅ぼした正体が判明した。*397
- ファデュイが天領奉行の倉庫に潜入し、国崩に関する資料を探した。しかし見つけることができず稲妻を出た。
- その後綾人が倉庫を調べると、楓原義慶が残した盆栽の中に紙切れを見つけた。綾人はその紙切れから「国崩」が雷電五箇伝を滅ぼした犯人であると知り、またこれらの情報から国崩の正体が「散兵」であることを見抜いた。
- 綾人は間接的に万葉と綾華に事実を伝えたが、国崩の正体については明かさなかった。
- 旅人、万葉、フィッシュル、モナが金リンゴ郡島に上陸した。*398
- 同時期に夢境を研究していたファデュイが上陸しており、さらに自身と似た力を見つけた草神がその権能で夢境を作り上げた。
- 「散兵」を神にする準備が行われた。
第3章~第4章開始前
- 稲妻で肝試し大会が行われた*402
- 西風騎士団の遠征隊がファトゥス「隊長」率いる部隊と接触する。*403
- 放浪者が教令院因論派に「笠っち」という名前で入学。*404
- たたら砂の研究を行っている学者アカバ(間章第三幕の登場人物)と接触。研究の間違いを指摘したり、稲妻の社会批判を行う論文を書いた。
- 当初はある任務で潜入していたものの、その後も学者としての身分を続行することになっている。*405
- 大賢者を含む複数の賢者が追放されたことで、次の賢者が選ばれることとなった。アルハイゼンが一時的に代理権者となったが、その後辞任。*406
- 旅人、パイモン、クレー、エウルア、コレイ、珊瑚宮心海、ガイアがヴェルーリヤ・ミラージュを訪れる。*407
- タルタリヤが神の目の異常に気づく。*408
- アーカーシャの運行が停止された
第4章~
関連サイト
- 公式漫画
- 公式漫画『原神セレベンツ』。本編の前日譚にあたりゲーム本編にも関わり、キャラクターや世界観について考察の材料となる情報が多いので、まずは事前に読んでおきたい。なお、miHoYo作品は公式WEB漫画で本編の重要設定を明かすことがあるのでなるべく読むこと。ページが重めなので、閲覧できないときはパソコンを推奨。
- その他
- genshin_テキスト保管庫 sakuraba氏によるゲーム内の物語やフレーバーなどのテキストを収集したサイト。
- 原神テイワット年表(ストーリーまとめ) aosorairo氏による推測も交えた物語形式の年表
- Genshin Impact Wiki:Timeline(英語) 英語版wikiの年表、出典が明記されている
コメント
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イベント関連の重要な情報が記載されていたハズなんですけど。 -- 2024-01-12 (金) 01:30:54
ついでに隕石イベントなどを加筆もしました。 -- 2024-01-13 (土) 18:52:42
参考までに、キャラ・一族・団体の解説をここで引用します。
「キングデシェレトの死(数千年前)からカーンルイアの厄災発生(約500年前)まではかなりのスパンがあった為もう一度同じことをしたのかは不明だが、ナヒーダと旅人の前に現れた時はナヒーダとほぼ同じ姿をしていた。」 -- 2024-11-28 (木) 22:16:30