基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
画像 |
プロフィール | |
名前 | 胡桃 |
CV | 高橋李依 |
誕生日 | 7月15日 |
所属 | 往生堂 |
神の目 | 炎 |
命ノ星座 | 彼岸蝶座 |
装備可能武器 | 長柄武器 |
オリジナル料理 | 幽々大行軍 (松茸のアワビもどき) |
ひとこと紹介 |
「往生堂」七十七代目堂主、若くして璃月の葬儀を仕切り、責任を持って執り行っている。 |
人物評 |
「掴み所がない人物だ、彼女を甘く見ない方がいい。だが、もし驚きを得たいのであれば、彼女に会ってみるのも悪くないだろう。」――鍾離 |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
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突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 1,211 | 3,141 | 4,179 | 6,253 | 6,990 | 8,042 | 9,026 | 10,089 | 10,826 | 11,899 | 12,637 | 13,721 | 14,459 | 15,552 |
基礎防御力 | 68 | 177 | 235 | 352 | 394 | 453 | 508 | 568 | 610 | 670 | 712 | 773 | 815 | 876 |
基礎攻撃力 | 9 | 22 | 28 | 43 | 47 | 55 | 61 | 69 | 74 | 81 | 86 | 94 | 99 | 106 |
会心ダメージ | - | - | - | - | 9.6% | 9.6% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 28.8% | 28.8% | 38.4% | 38.4% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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通常攻撃・往生秘伝槍法 | 通常攻撃 槍による最大6段の連続攻撃を行う。 重撃 一定のスタミナを消費して前方に突進し、経路上の敵にダメージを与える。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 5段 ダメージ | 6段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
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Lv.1 | 46.9% | 48.3% | 61.1% | 65.6% | 33.3%+35.2% | 86.0% | 136.0% | 25.0 | 65.4% | 131%/163% |
Lv.2 | 50.1% | 51.5% | 65.2% | 70.1% | 35.5%+37.6% | 91.8% | 145.2% | 69.9% | 140%/175% | |
Lv.3 | 53.3% | 54.8% | 69.4% | 74.6% | 37.8%+40.0% | 97.7% | 154.5% | 74.3% | 149%/186% | |
Lv.4 | 57.5% | 59.2% | 74.9% | 80.6% | 40.8%+43.2% | 105.5% | 166.9% | 80.3% | 161%/201% | |
Lv.5 | 60.7% | 62.5% | 79.1% | 85.0% | 43.1%+45.6% | 111.4% | 176.1% | 84.7% | 169%/212% | |
Lv.6 | 64.5% | 66.3% | 83.9% | 90.3% | 45.8%+48.4% | 118.2% | 186.9% | 90.0% | 180%/225% | |
Lv.7 | 69.3% | 71.3% | 90.2% | 97.0% | 49.2%+52.0% | 127.0% | 200.9% | 96.6% | 193%/241% | |
Lv.8 | 74.1% | 76.2% | 96.4% | 103.7% | 52.6%+55.6% | 135.8% | 214.8% | 103.3% | 207%/258% | |
Lv.9 | 78.9% | 81.2% | 102.7% | 110.4% | 56.0%+59.2% | 144.6% | 228.7% | 110.0% | 220%/275% | |
Lv.10 | 83.7% | 86.1% | 108.9% | 117.1% | 59.4%+62.8% | 153.4% | 242.6% | 116.7% | 233%/292% | |
Lv.11 | 88.4% | 91.0% | 115.2% | 123.8% | 62.8%+66.4% | 162.1% | 256.5% | 123.4% | 247%/308% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
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蝶導来世 | 燃え続ける炎のみが、この世の不浄を払うことができる。 一定のHPを消費して、周囲の敵をノックバックし、冥蝶の舞状態に入る。 冥蝶の舞 ・胡桃のHP上限を基準に攻撃力がアップする。この効果でアップする攻撃力の最大値は、胡桃の基礎攻撃力の400%まで。 ・攻撃ダメージは炎元素ダメージとなり、元素付与によって他の元素に変化することはない。 ・重撃は敵に血梅香効果を与える。 ・胡桃の中断耐性がアップする。 血梅香 血梅香状態の敵は、4秒毎に1度、炎元素ダメージを受ける。このダメージは元素スキルダメージと見なされる。 同一ターゲットに付与される血梅香効果は同時に最大1つまで。また、血梅香効果の継続時間は効果を付与した胡桃のみが更新可能。 冥蝶の舞は継続時間終了時、または胡桃の退場や戦闘不能時に解除される。 胡桃が学んだ秘伝の槍法、その教えの一句目は「槍よ切り開け黄泉の道、蝶よ引き寄せ来世の橋。」 |
ステータス詳細 | スキル消費 | 攻撃力上昇 | 血梅香 ダメージ | 血梅香 継続時間 | 継続時間 | クールタイム |
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Lv.1 | 30%現在HP | 3.84%HP上限 | 64% | 8.0秒 | 9.0秒 | 16.0秒 |
Lv.2 | 4.07%HP上限 | 69% | ||||
Lv.3 | 4.30%HP上限 | 74% | ||||
Lv.4 | 4.60%HP上限 | 80% | ||||
Lv.5 | 4.83%HP上限 | 85% | ||||
Lv.6 | 5.06%HP上限 | 90% | ||||
Lv.7 | 5.36%HP上限 | 96% | ||||
Lv.8 | 5.66%HP上限 | 102% | ||||
Lv.9 | 5.96%HP上限 | 109% | ||||
Lv.10 | 6.26%HP上限 | 115% | ||||
Lv.11 | 6.56%HP上限 | 122% | ||||
Lv.12 | 6.85%HP上限 | 128% | ||||
Lv.13 | 7.15%HP上限 | 136% | ||||
Lv.14 | 7.45%HP上限 | 144% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
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安神秘法 | 灼熱の魂を振り回し、広範囲に炎元素ダメージを与える。 敵に命中した時、胡桃のHP上限を基準に自身のHPが回復する。この効果は命中した敵1体毎に発動され、最大で5体まで効果が発動する。 胡桃のHPが50%以下の時、より高いダメージと回復効果を持つ。 既にこの世を去った者がまだ元気そうにしていると、往生堂は焦燥や不安に駆られる。火葬は胡桃の心を一番落ち着かせることができる手段である。 そのため、彼女は焦燥すればするほど、火力が上昇する。 |
ステータス詳細 | スキル ダメージ | 低HP時 スキル ダメージ | スキル回復量 | 低HP時 スキル回復量 | クール タイム | 元素 エネルギー |
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Lv.1 | 303% | 379% | 6.26%HP上限 | 8.35%HP上限 | 15.0秒 | 60 |
Lv.2 | 321% | 402% | 6.64%HP上限 | 8.85%HP上限 | ||
Lv.3 | 340% | 424% | 7.01%HP上限 | 9.35%HP上限 | ||
Lv.4 | 363% | 454% | 7.50%HP上限 | 10.00%HP上限 | ||
Lv.5 | 381% | 477% | 7.88%HP上限 | 10.50%HP上限 | ||
Lv.6 | 400% | 499% | 8.25%HP上限 | 11.00%HP上限 | ||
Lv.7 | 423% | 529% | 8.74%HP上限 | 11.65%HP上限 | ||
Lv.8 | 447% | 558% | 9.23%HP上限 | 12.30%HP上限 | ||
Lv.9 | 470% | 588% | 9.71%HP上限 | 12.95%HP上限 | ||
Lv.10 | 494% | 617% | 10.20%HP上限 | 13.60%HP上限 | ||
Lv.11 | 518% | 647% | 10.69%HP上限 | 14.25%HP上限 | ||
Lv.12 | 541% | 676% | 11.18%HP上限 | 14.90%HP上限 | ||
Lv.13 | 565% | 706% | 11.66%HP上限 | 15.55%HP上限 | ||
Lv.14 | 588% | 735% | 12.15%HP上限 | 16.2%HP上限 |
固有天賦
固有天賦 | |
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蝶隠の時 | 蝶導来世による冥蝶の舞状態終了後、チーム全員(胡桃自身を除く)の会心率+12%、継続時間8秒。 突破段階「1」で解放 |
血のかまど | 胡桃のHPが50%以下の時、炎元素ダメージ+33%。 突破段階「4」で解放 |
多々益善 | 料理を完璧調理した時、18%の確率で「微妙な」品質の同一料理を獲得する。 |
命ノ星座
第1重 | 朱色の花束 蝶導来世による冥蝶の舞状態の時、胡桃の重撃はスタミナを消費しない。 |
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第2重 | 晴れのち雨 血梅香のダメージ量が胡桃のHP上限の10%分上昇する。 また、安神秘法は命中した敵に血梅香効果を与える。 |
第3重 | 血色の儀 蝶導来世のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 花室の添い寝 胡桃自ら与えた血梅香状態の敵が倒されると、周囲のチーム全員(胡桃自身を除く)の会心率+12%、継続時間15秒。 |
第5重 | 漂う花の香り 安神秘法のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 冥蝶の抱擁 胡桃のHPが25%以下、または戦闘不能に至るダメージを受けた時に発動: このダメージで胡桃が戦闘不能になることはない。また、次の10秒間、胡桃の全元素耐性及び物理耐性+200%、会心率+100%、中断耐性大幅アップ。 この効果は胡桃のHPが1の時に自動で発動される。 60秒毎に1回のみ発動可能。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
物語 | 内容 | ストーリー開放条件 |
キャラクター詳細 | 往生堂七十七代堂主、堂中の全業務を仕切る少女。堂主という立場に居ながらも、少しも偉ぶることはない。 彼女のアイデアは、瑶光の浜の砂粒よりも多いと言われている。頭の中には様々な考えが飛び交っており、そのアイデアは他人を毎度驚かせる。 普段はじゃじゃ馬のごとく、あちこち遊びまわっている少女だが、葬儀を執り行い、無数の灯りに照らされた通りを歩く時だけ、彼女は厳かで重々しい一面を表に出す。 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 葬儀は、人生最後の舞台。 そして璃月の「往生堂」は、その終の演出を仕切る存在だ。 伝統的な葬儀には多種多様な仕来りがある――霊の守護、埋葬の方法、位牌に使う素材…すべての事柄に対して、厳しい掟が存在する。 亡くなった者の身分と貧富にかかわらず、彼らに見合った葬儀を行う必要がある。それが往生堂の信条だ。 これほど重要な組織の上に立つ者は、さぞ博識で頼れる人物なのだろう。 しかし、七十七代目堂主という重責を負う者は、胡桃というまだ幼さの残る少女だ。 常に奇想天外なアイデアを持つ胡桃は、璃月ではちょっとした有名人である。 三歳の時、逆立ちで有名著書を読んだり、六歳で学校をサボって棺桶で居眠りしたり、八歳で堂に篭り葬儀についての研究を行ったり… どう見ても、胡桃は「厳粛」とは程遠い性格だった。 そんな胡桃が始めて葬儀の指揮を執ったのは、十代の頃だった。 それは葬儀屋と客卿達の心を、絶雲の間の険しい崖の上まで鷲掴みするほど立派な葬儀だったという。 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 胡桃は商売を非常に重視しており、儲けを蔑ろにするようなことはしない。 「我々往生堂は、生きる者からお金を受け取り、死者を旅へと導く。二重の責任を負い、陰と陽の2つの世界の者を満足させる必要がある。」 往生堂の掟について、胡桃より詳しい者はいない。 日中、店を閉めている間は、葬儀屋の若い従業員に知識を蓄えさせるため、見識の深い客卿を講師として招いている。 「葬儀の伝統は複雑な学問であり、印象や習慣を基に理解すべきではない。」 大勢いる講師の中で、鍾離先生は一番敬われている存在だ。 胡桃は、たまに鍾離の古臭さをいじったりするが、実は最も信頼を寄せている相手である。 また胡桃は特定の葬儀形態にとらわれることなく、変化する顧客の需要に注意を払う必要があると思っている。 「客は様々な需要を持つ。例えば、死者を清く送りたい、賑やかに送りたい、裕福な客は見栄え良く送りたい等々。私たちが何をすべきか、どうすべきか、全て客の需要に依存する。」 胡桃が指揮を執るようになってから、往生堂の経営は安定し業績も順調だ。葬儀に対して良く思っていなかった住民も、段々と受け入れるようになり始めていた。 しかし、葬儀屋の若い従業員たちが講義を受けている間、胡桃はいつもどこかへ行く。 ただ彼女の行動には変わった点がまま見られるため、それがサボりなのかは判断しにくい。 月下の埠頭、山間の崖、一番高い所で後ろ手に詩をそらんずる者がいたら、それは胡桃のほかいないだろう。 彼女は夜中に彷徨い、詩を歌うことを好む。 華光の林で休憩する商人がいたら、椅子に座って楽しんでいる謎の少女と出会うかもしれない。 四人じゃないと遊べない駒を使う遊戯も、胡桃は自分自身と楽しく対戦出来る。 その楽しさは…彼女しか分からないだろう。 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 総務司の門には、威厳の象徴である二体の石獅子が鎮座している。 しかし、その前を通っても胡桃はその威厳を感じない。石獅子をじっくりと観察し、何かを思い浮かべる。続けて大笑いし、石獅子の前足を強く叩き始めるのだ。 それから、胡桃は時々訪れては石獅子の頭を撫でて、ブツブツと話しかけるようになった。石獅子たちと会話するだけでなく、名前も付けていた。左はニャンイチ、右はニャンジ。 またある日、左手にぬるま湯のバケツ、右手に大きなブラシを持ち、石獅子の体を洗い始めた。優しく真剣に、石獅子を本当のペットとして見るかのように。 一方、新月軒の前には璃月の家庭料理を食べる三毛猫が一匹いる。この日、ちょうど付近の住民が猫と遊んでいたところ、胡桃が通りがかった。 胡桃は大きな声でこう言った。 「あなたの猫が可愛いというのなら、私の猫だって可愛いでしょ?ニャンイチとニャンジの毛は硬いけど、それでもふさふさしてるよ!いつでも私を癒してくれるから、もちろん本物のペットだよ。カッコ良さなら、ニャンイチとニャンジは誰にも負けないから!」 そう言われた相手は、ぽかんとし何を言われたのか訳がわからなかった。 また総務司の警備は、胡桃に何度か驚かされたことがある。真夜中に足音を聞いた警備の者は、それが泥棒かと思い駆けつけると、石獅子と遊んでいる少女だったのだ。この様な奇行に皆がやっと慣れ始めた頃、胡桃は石獅子の前に現れることがなくなった。 そして、警備は悩み始める――胡桃が来ないとなると、石獅子の掃除は自分でやらなければならないと。 彼女と再び会う機会が訪れた時、来なくなった理由を訊ねると予想外の答えが返ってきた。 「ニャンイチとニャンジはもう一人前になったから、私の世話はいらなくなったの!私はね、今神像の人生相談で忙しいんだ!」 | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 出会ってすぐ、胡桃は一方的に七七を親友とみなし、自分の手で七七を埋葬しようと考えた。 胡桃は何度も試みた。頃合いを見計って七七を誘拐し、決められた手順通りに火葬した後、郊外に建てた墓へと埋めることを企んでいた。 もし不卜廬の白朮の助けがなかったら、その企みは本当に成功していただろう。 白朮が駆けつけた時、七七は既に袋の中に詰められ、小さな頭だけがはみ出た状態で焼却用の穴を掘る胡桃を不思議そうに見つめていた。 その一件の後、胡桃は七七に謝罪の手紙を書く。だが、それは自分の手際が悪かったことで、七七を安らかに埋めることができなかったことを真剣に謝る内容だった。 胡桃からすると、七七は俗世に囚われ苦難を患ったものであり、あの世へ逝くべき存在なのだ。 白朮は七七と知り合った後、不老不死への欲求がより強まった。この様な生と死の戒律に逆らう考え方に対し、胡桃は強く異論を唱えている。 七七を埋葬することは七七自身のためだけでなく、陰と陽のバランスを保つためでもあるのだ。 しかし、七七は断固としてそれを拒絶する。何故なら七七は死を恐れ、胡桃を嫌っているから。 この様なやり取りが長いこと続き、七七はついに学習した――胡桃に捕まらないために、いつどこに隠れるべきかを。 恐らく、この様な生への執着が胡桃の心へと刺さったのだろう、彼女は七七の過去を調べ始めた。 予期せぬ事故、仙家のからくり…これらの偶然は胡桃を悩ませた。 七七がそんなに生きていたいのならば、強引に埋葬すべきではないと思った。 それ以来、胡桃の七七に対する態度は大きく変わった。いつもは見つけ次第さらっていたが、あれこれ尋ねる様になった。 ただ残念なことに、七七の心の中での胡桃はすでに疫病神となっている。七七の気持ちを取り戻すのに、あと何年かかることやら。 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | 胡桃の名を知らしめているのは、堂主としての身分ではなく、もう一つの才能――詩の創作によるものの方が大きい。 彼女は「路地裏の漆黒詩人」と自称し、歩けばすぐに詩を思いつく才能を持つ。 『ヒルチャー夢』は胡桃の最も有名な作品だ。港の住民に愛されるだけでなく、軽策荘の子供も歌っている。 愛好家や評論家は、このシンプルで奥深い作品に感銘を受け、この詩人の作品を探すため万文集舎に足を運んだ。しかし、残念ながら胡桃の詩集『璃月雑談』と『薪米油塩』はまだ発刊されていない。 いつも本屋に入り浸っている行秋も、どの様な人物か興味を持ち、わざわざ手土産を持って彼女を訪ねたことがある。 二人は往生堂の中庭で即興で詩をそらんじ、切磋琢磨した。行秋の伝統に則った整然とした句に対し、胡桃は常に奇抜な発想と奇妙な言葉で返す。 乱雑に見えるが実は奥が深く、心地の良い音律を持ち、理解しやすく口にもしやすい、平凡な詩よりも実に巧みであった。 胡桃の詩は驚きの連続であり、行秋は笑いながら負けを認めた。 対決は仲睦まじく終了し、二人は詩を通じた友達となった。 詩を矜じ合う内に、重雲までもが審査員として引っ張られてきた。3人の笑い声は秋の日の紅葉のように、町中に広がったという。 対決中に創られた詩は、傍聴者によって記録されている。 もし町で上の句が真面目で、下の句が洒落の効いた詩が聞こえてきたら、きっとそれは行秋と胡桃が創り出したものに違いない。 | 好感度Lv.6後に解放 |
乾坤泰卦帽 | 帽子の材質は硬く、正面には往生堂の紋章があしらわれている。 これは第七十五代目堂主から胡桃へと受け継がれた帽子だ。しかし、その堂主はガタイが良く、頭は胡桃より二回り以上大きかった。 そのため、胡桃は一日がかりで手直しし、自分に合ったサイズに調整している。「この帽子は法力を持っていて、邪気を払い、平和を守護するものなの!」と、胡桃はよく口にする。 葬儀屋の従業員たちはそれを聞く度に一笑に付すのだが、彼女が帽子に対して抱く愛情は誰もが知っていた。 雨と風が激しい夜、体が汚れようとも帽子だけは守るのだ。 なお、帽子に付いている梅の花は、胡桃が自ら植えた梅の木から摘んだものである。 作り方は――花を乾燥させた後、色料と油を筆で丁寧に塗り、3日間日光に当てて干す。精巧な装飾品となった梅の木は、手触りが良く、ほのかな香りがある。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 胡桃の神の目について、それを知るにはまず彼女のお爺さんの葬儀が行われた時の話をしなければならない。 葬儀の十日前、胡桃のお爺さんは病により他界した。この第七十五代目堂主のため、往生堂は遺言をもとに盛大な葬儀を準備した。全体の指揮を執ったのは当時13歳の胡桃。まだ堂主になっていない幼い胡桃だったが、一人であらゆる仕事をこなし、葬儀屋の従業員たちを感服させた。 葬儀が終わった後、胡桃は荷物を背負い、夜闇に乗じてこっそりと外へ出た。非常食と水、そして照明器具しか持たずに向かった先は、世にも奇妙な場所。 無妄の丘のずっと先にある「境界」だった。そこは往生堂の先祖が代々管理してきた秘密の地であり、生と死の境界線である。話によると、そこに行けば亡くなった親族やこの世に未練を残す魂と会えるらしい。胡桃がここに来た理由も、お爺さんが遠くへ行ってしまう前に、もう一度会いたかったからである。 丸二日掛けて「境界」に辿り着いた胡桃だったが、お爺さんに会うことは出来なかった。ここには彷徨う魂が数え切れないほどあるが、そのどれもがお爺さんとは似ても似つかない。 一日中待ち続けたが、胡桃はとうとう疲れ果てて寝てしまった。胡桃が再び目を覚ました時、既に真夜中となっていた。周囲には数体の魂がうろつき、胡桃を嘲笑う。 「バカな娘だな、胡じいがここにいるわけないだろ。こんな所まで探しに来るとは、さては正気を失ったか?」 胡桃は無視して待ち続けた。それから何日経ったのか…非常食と水が底を尽きかけても、胡桃のお爺さんは現れなかった。しかし、代わりに老婦人が目の前に現れる。 小柄な老婦人は疲れ果てた胡桃を見て笑った。「その頑固な性格は胡じいとそっくりじゃな。残念じゃが、歴代の往生堂堂主は決してこんな所で止まったりはせんよ。彼らは堂々と生き、堂々と悔いなく去るのじゃ。じゃから帰れ、お前がいるべき場所へ。」 不思議な老婦人は胡桃に別れを告げると、境界の深部へと去っていった。胡桃は遠くへ離れていく背中を見て、なんとなく理解をした。 お爺さんはすでに境界を越え、正しき場所へ向かったのだと。堂々とした悔いのない人生だったんだ、だから私も堂々と受け入れるべきだと、彼女は思った。 そう納得した彼女はふいに笑みをこぼし、帰路につくことにした。ここに来た時は月光に照らされていた道も、今は早朝の日差しに輝いている。お爺さんがいつも言ってたことを思い出した。「生を大切に、死を恐れずに。思いに従い、最善を尽くす。」 昼頃に家に着くと、胡桃は裏庭を通って寝室に入り、荷物を片付けた。 すると空っぽだったはずの袋の中に、眩しく輝く「神の目」が入っていた。 「境界」に足を踏み入れた果敢で珍しい人間として、胡桃はどこかの神の心を掴んだのかもしれない。 彼女は高天の贈り物を得た…計り知れないほど強大な力の証だ。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | 堂主の私に何か用かな?あれ、知らなかった?私が往生堂七十七代目堂主、胡桃だよ!でもあなた、ツヤのある髪に健康そうな体してる…そっか!仕事以外で私に用があるってことだね? | 初期解放 |
世間話・往生堂 | 私とお茶しない?えへへ~ | 初期解放 |
世間話・お客さん | お客さんが一人、二人、三人… | 初期解放 |
世間話・怠ける | お日様が出たら日光浴、お月様が出たら月光浴~ | 初期解放 |
雨の日… | うう…めんどくさいな~ | 初期解放 |
雷の日… | 雷だよ!気をつけて! | 初期解放 |
雪の日… | わぁ!雪だ! | 初期解放 |
風の日… | ふぅ~気持ちいい~ | 初期解放 |
暴風の日… | 帽子が飛んじゃうよ! | 初期解放 |
おはよう… | 早寝早起きは体に良いね~ | 初期解放 |
こんにちは… | よっ!お昼だね、ご飯食べた? | 初期解放 |
こんばんは… | へへへ、お月様が出てきたよ~外で見よう! | 初期解放 |
おやすみ… | 眠いの?じゃあ先に休んで、私はもう少し起きてるから。 | 初期解放 |
胡桃について・名前 | 胡桃の「ふ」はおふざけの「ふ」、胡桃の「た」はぐーたらの「た」!…え、面白くない? | 初期解放 |
胡桃について・特技 | ほら見てて…火の玉!そして~ほい!火の蝶々!やった!飛んでる~ | 初期解放 |
好奇心について… | 色んな所を旅してきたんでしょ。時間があったら私に色々聞かせて。 | 初期解放 |
夜について… | 昼間はどこに行っても大丈夫だけど、夜になったら気を付けて。と・く・に、私がいない時。 | 好感度Lv.6後に解放 |
手伝うことについて… | 手伝ってほしい?私が必要?了解!あなたが困ってるなら、どこにいても全力で駆け付けるよ! | 好感度Lv.6後に解放 |
戦いについて… | 私にとって、戦いは目的じゃなくて手段。戦いという手段で大切なものを守るのが目的なの。この点に関しては、あなたと一緒だね。 | 好感度Lv.6後に解放 |
「神の目」について… | 「神の目」?「神の目」…うーん、その辺は縁次第ってところかな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | 私たち往生堂には、二つの世界の人を満足させる責任がある。だから、依頼を受けたら必ず最後までやり遂げるの。 | 初期解放 |
興味のあること… | 陰気な場所に月光が差し込むことで生える花があるの。見たことない?じゃあ、今度見せてあげるね。 | 初期解放 |
鍾離について… | 鍾離さんはあんなに若いのに、性格は老人だね。何でも知ってるけど何に対しても興味がない… もしかして彼…ふふ、何でもない! | 好感度Lv.4後に解放 |
七七について… | 七七ちゃんを見かけた?どこにいるか教えて!あの子をどこかに隠してそれから……えへへへへ! | 好感度Lv.4後に解放 |
白朮について… | 白朮?…はぁ、面倒くさい奴。 | 好感度Lv.4後に解放 |
凝光について… | 「天権」凝光、地位と富の頂点にいながら、美しく賢く、万物を見据えている。すっっっごくかっこいいよ! | 好感度Lv.4後に解放 |
北斗について… | 北斗姉は璃月の有名人よ。彼女は私を知らないけど、私は彼女を知ってる。あ~友達になりたいな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
行秋について… | 行秋坊ちゃまは本を書いてるらしいよ。どんな内容なんだろう?周りであった事を教えたら、面白い物語を書いてくれるかな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
重雲について… | 純陽の体…まさかこんな体質の人がこの世にいるなんてね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
魈について… | 仙人のこと?し、知らないよ?あわわ、お願いだから何も聞かないで! | 好感度Lv.4後に解放 |
刻晴について… | 「玉衡」刻晴…大分話しづらい人ね。ほら、あの生真面目な感じ、からかったらどうなるのかな。まさか剣で叩かれないよね?…ね? | 好感度Lv.4後に解放 |
香菱について… | 香菱ったら面白いんだよ!ちょっと触っただけでビックリして飛び跳ねるの!ああいう子大好きよ!でもやりすぎに注意しなきゃね、グゥオパァーに怒られちゃう… | 好感度Lv.4後に解放 |
雲菫について… | 雲菫は正式な場ではとても優雅だけど、私生活ではすごく親しみやすいよ!この前彼女と賭けをしたの。負けた人が自分の得意とする歌い方で相手の書いた歌詞を歌うんだ。璃月劇版のヒルチャー夢、んもぉ~あなたも絶対聞いた方がいいって! | 好感度Lv.4後に解放 |
申鶴について… | 彼女は本当に面白い人だよ。他の誰とも違うの。ねぇ、私もこれから毎日、仙草を食べて山露を飲めば、彼女のように浮世離れした人になれるかな?えへへ… | 好感度Lv.4後に解放 |
胡桃を知る・1 | ヒルチャールのお兄さんが病気になった♪…ヒルチャールのお姉さんが看病して♪…ヒルチャールのお兄さんが薬を飲んでも治らない♪… | 初期解放 |
胡桃を知る・2 | 路地裏に潜む漆黒の詩人とは、私のことよ! | 好感度Lv.3後に解放 |
胡桃を知る・3 | 「往生堂」の仕事は別に難しくも怖くもない、少し面倒なだけ。私たちを見かけたら怖がる人がいるから、何だか悲しいな。もう~そんなんじゃないのに! | 好感度Lv.4後に解放 |
胡桃を知る・4 | 私は「往生堂」七十七代目堂主、おじいちゃんが七十五代目よ。私が初めて引き受けた仕事は、おじいちゃんの葬儀だったの。うん?意外だった?知らないうちに何年もやってきた…時間が経つのって早いね。 | 好感度Lv.5後に解放 |
胡桃を知る・5 | 陰陽は整然、運命は無常。死は予測できないけど、規則はある。覚えておいて、いつどんな時も、死を軽く扱っちゃだめ。死を理解し尊重してこそ、生きる価値を理解できるのよ。 | 好感度Lv.6後に解放 |
胡桃の趣味… | 雲一つない空と、月光に満ちた夜空!こんな絶景、詩を作るにはぴったりね! | 初期解放 |
胡桃の悩み… | はぁ、何か面白いことないかな…何もすることがないのって、死より恐ろしいことだよ。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | ららら~♪水煮魚にエビ蒸し餃子~♪ | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 清心とスライムの液体炒め…おぇ…香菱…私に対する復讐…? | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | よしよし。堂主である私が、この料理に詩を一編書いてあげる―― | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 手伝わなくていいの?一皿作ったら、私がもう一皿おまけで作ってあげるよ! | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | うぇ…これ何? | 初期解放 |
誕生日… | 今宵は満天の星に華麗な月、さーぞかしいい日だろうね。うーん?うふふ…うん!知ってるよ、誕生日でしょ!もう、本当にいい日だね。 | 初期開放(※) |
突破した感想・起 | おや?おやおや? | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | うんうん、良い気持ち、ありがと! | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | 力に満ち溢れてる、こんなの初めて!何でもできる自信があるよ! | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 力が限界に達した後に試されるのは心。あなたのおかげで、こんなにも素晴らしい境地にまでこれた。ここは心と魂が交じり合い…生から死、天地から万物、全ての理が集う場所だね。 | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | 喝! | |
起! | ||
散! | ||
元素爆発 | いーってらーっしゃーい! | |
さよなら~。 | ||
燎原の蝶! | ||
ダッシュ開始 | ふぅ~っ! | |
いこう! | ||
ヤッホー! | ||
風の翼を広げる | 気持ちいい~ | |
行ーくぞー! | ||
やーっほー! | ||
宝箱を開ける | 当たり! | |
どれどれ、何が入ってるかな~ | ||
土に埋めたら宝箱がたくさん生えるかも! | ||
HP低下 | おやおや! | |
ひぃっ! | ||
やばっ! | ||
仲間HP低下 | 落ち着いて! | |
私が! | ||
戦闘不能 | 私の番…? | |
う…ら…む…わ | ||
うわ―― | ||
ダメージ | いーたーいー! | |
重ダメージ | なに! | |
チーム加入 | あっ!やっと私の出番? | |
見る目ある! | ||
全員あの世行き~ |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
アクション | 内容 | 備考 |
待機中 | ヒルチャールのお兄さんが病気になった♪ヒルチャールのお姉さんが看病して~♪ |
他キャラからの反応
雲菫 | 胡桃さんは、表情が豊かで、頭の回転もとても早い方です。日常会話の中で、彼女は「当意即妙」な言葉を次々と繰り出してきます。羨ましい限りです。このような友人と一緒にいると、何をするにしても楽しいのですよ。 |
煙緋 | 「往生堂」の堂主か?あぁ…相当の変わり者で、葬儀屋の悪い癖が身に染みついてしまっていると、周りの者は言っているな。だが、それは間違っている。「往生堂」は実に真っ当な生業であり、商売としても正しく成り立っている。仕事は仕事だ。上も下もなく、吉凶で判別できるものではない。 ただあの堂主様だが、あまり私のところには来ないんだよな、うーん… |
閑雲 | あの若い娘が口にする言葉は奇々怪々だ。しかし「往生堂」の者たちは皆あの子を敬っており、帝君でさえも畏まった態度で「客卿」とやらを務めておる…それにあの子は、食に対しても独特な見解を持っているそうだ。これほどの奇人、当然妾も好奇心を持たずにはいられぬ。 |
香菱 | うーん、あなたも胡桃にイジメられたの?彼女、いつも気づかれないよう背後に忍び寄って、こうやって突然──背中を叩くの。上手くいくとヘラヘラ笑うのよ、フンッ。だけどアタシは大人だからね。いつも彼女が梅の花で作ったお菓子を持ってきてくれるのに免じて、仕返しはしないであげているの。 |
魈 | 胡桃?あやつは困るほど元気だな。幸い、彼女は面白いから、つまらない人間になる心配はなさそうだが。 |
鍾離 | 今の堂主?コホン、あの子は苦手だ。 |
辛炎 | 彼女、往生堂の堂主なのに、いっつも楽しそうな顔をしてんだよな、ちょっと何考えてんのか分かんねぇ。街中で会っても堂々とアタイに声を掛けてくるんだけど、「火遊びが好きな人は、商売繁盛のための保障ですね。」とか変なこと言っててよ…ちょ、ちょっと不気味だよな。 |
申鶴 | 彼女はよく奇妙な歌を口ずさみながら、近くの森を彷徨っている。そのうちに、彼女の歌を何度も耳にするようになった。聞き慣れた今もまだ違和感を覚えるが、別に嫌いというわけではない。 |
重雲 | 往生堂の手腕は信頼できる。でもあの「方士に心配される必要などない」と言わんばかりの人を食ったような笑顔を見ると少し腹が立つ…ふう、落ち着け落ち着け。 |
七七 | 高温、嘘の笑顔と…死、嫌い。 |
白朮 | 私は胡堂主に何一つ文句はありません。考え方が違うだけです。強いてあるとすれば、彼女が私をあまりにも警戒していることに対してでしょうか。 |
白朮:できれば胡堂主には、商売のやり方についてもう少し注意していただきたいものです。 長生:おっ、まだ彼女が「不卜廬」の前で宣伝したことを根に持ってるのか。 白朮:はぁ…それから、暇さえあれば七七に構うのもやめてほしいですね。 長生:やっぱり彼女に文句があるんだろ? 白朮:何も本気で彼女と争うつもりはありませんよ。ただ、彼女が七七を連れ去る度、わざわざ総務司に頼んで探してもらわないといけないので、本当に疲れるんです。 | |
行秋 | あの小娘は今の往生堂の堂主だよ。ん?彼女をどう思ってるかって?…やり方に関しては噂話を聞いてもしょうがないよ。人を理解するには、相手の本当にほしいものを理解しなければいけないからね。 |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
HPを消費し攻撃力に変換、圧倒的火力を高速で叩き込む炎元素の火事場アタッカー
全キャラの中でも「トップクラスに高いHP」*1、「トップクラスの防御力」そして「最も低い基礎攻撃力」を有した異彩を放つアタッカー。
基礎攻撃力は低いが、スキルの発動によりHPを攻撃力に変換することが可能で、スキル発動中の攻撃力は3000を容易に超える。*2
特筆すべきは「炎元素付着の速度」。
元素スキル発動中の重撃や元素爆発はいずれも単発大火力かつ必ず元素付着が起こるという仕様になっており、凄まじい頻度で蒸発などの元素反応を起こすことが出来る。
前述した攻撃力の高さに加え、各種キャンセルテクニックを交えることで更に高速化する事も相まって、実装当初から現環境に至るまでトップクラスの高火力を発揮している。
「HPが50%以下の場合に最大火力に達する」という特徴も持っており、最大火力を発揮するにはHP50%以下で立ち回る必要がある。
いわゆる火事場、もしくは背水アタッカーと呼ばれるものであり、低HP運用向けに構成を組み、扱いに慣れておく必要がある。
ただし、低HP時に得られる恩恵(元素爆発の倍率上昇・固有天賦による炎バフ)が絶大というわけではないため、そこまで依存度は高くない。
低HPでなくとも十分な攻撃性能を有しているため、「自傷ダメージでたまたま低HPになっていた」程度の意識で運用することも可能。
胡桃を活躍させるには、他のキャラクターとの連携が鍵となる。
スキル切れ中を補う第2アタッカーや、生存性を高めるシールドキャラ、蒸発溶解用の水/氷キャラなど、胡桃以外のキャラ層も求められる。
背水運用にキャラ層の厚さなど、プレイヤーに求められる要素は多いが、その分要素を揃えた状態での爆発力は圧巻。
特徴
- 元素スキルによる自己強化
現在HPの30%を消費というデメリットを持つものの、
攻撃の炎元素化、攻撃力の激増、重撃速度の上昇、中断耐性の獲得、終了時に味方への会心率バフと破格の性能。
育成状況にもよるが、攻撃力は1000単位で上昇する。
現環境で外部からのバフを考慮しない場合の攻撃力は2000~3000程度がボリュームゾーンのところ、胡桃の攻撃力は育成を極めると4000、凸具合によっては5000を超える。
また重撃は著しく速くなり、炎元素の付着頻度も優秀。攻撃力に余裕がある分、元素熟知を伸ばす戦略も取れるため、元素反応面でも隙が無い。
そのため元素スキル効果中はまさに一線を画した火力を発揮できる。
- 多くのステータスを参照する
後の夜蘭などに続く、「基礎火力がHPに最も依存するアタッカー」。
特殊なステータス計算のため、育成さえ出来ていれば★3~★4武器を持っても破格と言える火力を発揮出来る。
更にHPを攻撃力に変換するというHP依存キャラの中でも独自の仕様のため、ベネットや裟羅、千年の大楽章などの攻撃力バフも問題なく受け取る事が出来る。
また、後述するが重撃と元素爆発が蒸発・溶解との相性が非常に良く、元素熟知の影響を強く受ける。
防御力や治癒効果以外のどのステータスを伸ばしても火力に強く影響するのは大きな魅力と言える。
- 確定で炎元素を付着させる重撃・元素爆発
元素スキル使用後の特殊重撃と元素爆発は「炎元素の単発高ダメージ」となっている。
また、ICD(元素付着のクールダウン)が0に設定されており、確定で炎元素が付着する。
そのため蒸発・溶解などの元素反応を連続で起こして、大ダメージを連発することが可能。
特に蒸発との相性が良いため、水元素共鳴をパーティで採用しやすいのも特徴。
- 高い耐久力
基礎HPの伸びが非常に良く、Lv90まで育成すれば装備なしでもHP15000まで届く。
元素スキルや天賦などの都合上、背水運用、つまりHPを削った状態での運用が求められるが、
胡桃はHPを攻撃力に変換する都合上、最大HP30000前後を確保した上での運用となる。
そのため、背水運用を考慮してもなお他の★5アタッカーに匹敵する耐久力を確保出来る。
基礎防御力の高さと元素爆発による回復、シールドキャラとの相性の良さも相まって生存性は意外なほど高い。
- 特殊ダッシュ持ち
どの天賦効果にも書かれていないがダッシュが特殊モーションである。ダッシュする際、開始時約0.5秒の間、姿を消し移動する。
ベビーヴィシャップ程度の小さい敵であればすり抜けが可能。ミラーメイデンの拘束も抜けられる。
また、イベント「風の行方」でも唯一有効な特殊ダッシュで、上手く活用すればハンターの目を欺く事が出来る。
注意点
- 基礎攻撃力が非常に低い
基礎攻撃力はVer.3.4時点でも全キャラ中ワースト1位の106。(次点はバーバラの159)
★5アタッカーは概ね300程度、★4でも200程度の基礎攻撃力は確保しているため、106という数値は相当に低い。
よって、基礎攻撃力に乗算される「攻撃力%」系の聖遺物、武器とは相性が悪い点に注意。
胡桃に関しては攻撃力ではなくHPを優先し(会心は通常通り最優先)、元素スキルで攻撃力へ転換することを意識しよう。
また、HPはレベルアップによって大きく伸びるため、他のアタッカーと比べるとレベルを上げることの重要度が高い。
しっかりとHPを伸ばせば1000単位で攻撃力を増加できるため、実戦ではむしろ他のアタッカーを上回る火力を叩き出せる。
- 最大火力のためにはHP50%以下での運用が必要
真価を発揮するためにはHP50%以下を維持し、固有天賦の炎元素ダメージ強化を発動する必要がある。
基本の立ち回りにおいて重撃やダッシュを多用する都合上、スタミナ切れによる事故死も他のキャラより起こりやすい。
胡桃の性能の都合上、最大HPを高めに確保しておくのはもちろん、シールドやダメージ軽減を利用するのが望ましい。
しっかりと生存面をケアすれば、基礎HP・防御力の高さと相まってそうそう落ちることは無くなる。
しかし、回復無しでHPを維持するには『侵蝕』状態に要注意。
『侵蝕』は重ね掛けが可能な上に「シールドを貫通してダメージを与える」という仕様があるので、『侵蝕』を受けている状態でのHP管理が難しくなる。
元素爆発でHP回復は可能であるが『侵蝕』を複数受けてしまう環境では、元素爆発ではカバーしきれない可能性があるのでシールドだけでなくヒーラーも用意すると安定する。
- スキル未発動時の火力は低い
火力を元素スキルに依存している。そのため、スキル未発動時の火力は非常に低い。
スキル終了→再発動までは7秒程度のクールダウンが必要になる。
スキル終了後は固有天賦により自身を除く味方の会心率が上昇するため、この間は無理に胡桃でダメージを出そうとせず、
他のアタッカーに交代するか、あるいはサポーターでシールドの貼り直しなどを行い、次のスキル発動時の準備を行うという立ち回りが望ましい。
また、スキルを発動しなければ炎元素を付着させる方法が元素爆発しか存在しないという点も地味に響く欠点となりやすい。
- 地脈異常に非常に弱い
スキルCTを延ばす「停滞の水」スタミナ消費を大幅に増やす「凝結の氷」どちらも運用に致命的な影響を及ぼす。
元素除去能力を持つキャラを編成するか別のアタッカーを採用しよう。
- 探索適性は低い
耐久力は高いものの、定数ダメージに対しては無力。
HPを減らす特性上、探索中の環境/燃焼/落下ダメージには他のキャラより気を遣うことになる。
移動や採鉱が特別速いことはなく、パッシブ天賦も狩りや採集で役立つものではない。
- 難易度が高い
前述の要素から運用において覚えるべき最低限の知識が他のキャラよりも多く、
更に他のキャラよりもHP、スタミナ、クールタイム、元素付着と非常に多くの要素に気を配る必要がある。
スキル発動から雑に重撃連打しても強力なキャラクターであるものの、
より火力を出そうとするとそれらの知識に加えて、フレーム単位での入力精度が求められる。
モーションの扱いやすさに反して、極めるとなると屈指の難易度となると言っても過言ではないが、プレイスキルに応じて目に見えてDPSは上昇する。
- マルチにおいて
ソロではスキルが切れても別キャラに交代できるが、4人マルチでは交代ができないため、スキル切れによる火力低下の影響をもろに受けてしまう。
また、事前相談なしの野良ではシールド配布が安定しないこともあるため、シールド前提の装備構成などは安定性が欠けることもある。従って4人マルチではやや適性が低い。
2人マルチなど少人数のマルチプレイであれば、胡桃以外にもアタッカーやサポーターを組み込めるため、高火力を存分に活かすことが出来る。
天賦
通常攻撃・往生秘伝槍法
元素量: 1U(冥蝶の舞時) 特性: 吹き飛ばし(6段目・重撃)
- 【通常攻撃】
- 【重撃】
- 多くの長柄武器キャラに見られる突進型。倍率は他キャラと比べても高め。
元素付着CD(「元素量#InternalCD」参照)が極めて短く設定されており、重撃を撃つ度に元素反応を起こすことができる。
これにより特に蒸発反応を連発しやすくなっており、倍率以上に火力が高い。
元素スキル発動中の重撃は性能が大きく変化する事で、胡桃のメインウェポンとなる。 - 元素スキル発動中はモーションが機敏になり、「重撃を発動する際の硬直」が消滅し、「重撃から通常攻撃に繋げる際の硬直」が短くなる。
重撃直前のモーションが全て消滅するため、入力確定から1Fで重撃が発生するようになる。
発生した直後からキャンセルし、再び重撃を撃つ…を繰り返す事で倍率からは想像が付かないような凄まじいDPSを発揮出来る。
通常時と異なり発動前のバックステップ部分がなくなるため、即時にその場から動くことが出来る。これを利用して敵の攻撃を躱しつつ背後に回り込むことも可能。 - 突進の途中でジャンプかダッシュをすることでモーションをキャンセルすることが可能。
キャンセルすることで実質的な攻撃速度が上がるため、DPSを高めるためには重要なテクニック。
なお、ダッシュの方がジャンプよりも硬直が短いが、スタミナの消費が激しくなる点に注意(この点は1凸でかなり楽になる)- 「短時間に3回ダッシュしようとすると失敗する」という仕様により、最速で重撃ダッシュキャンセルを3連発しようとすると、3回目のダッシュが失敗する。
後述の「冥蝶の舞中のコンボ」に記載するようなコンボを意識しよう。 - 胡桃だけはありがたい事に攻撃判定発生前にキャンセルしても攻撃判定が消滅しない特殊な仕様となっている。*3
そのため、発生2F目でキャンセルすることでダッシュ中やジャンプ中にダメージを与えるように見えてしまうが特に問題はない。
それどころか発生が早すぎるため最速でキャンセルすると重撃エフェクトすら発生しない。
- 「短時間に3回ダッシュしようとすると失敗する」という仕様により、最速で重撃ダッシュキャンセルを3連発しようとすると、3回目のダッシュが失敗する。
- 性能には関係ないがスキル中は重撃の出し終わりのモーションも若干変化する。
「体を曲げて脚で制動を掛けるようなモーション」から「止まり切れず前のめりによろめくようなモーション」となってスキル重撃のスピード感が強調されている。
なお、モーションが変わる関係かスキル中の重撃ではボイスを発しなくなる。
- 多くの長柄武器キャラに見られる突進型。倍率は他キャラと比べても高め。
- 【落下攻撃】
- 普通の落下攻撃なのだが、なぜか他の長柄武器キャラと比較してダメージが低め。
同武器種キャラの中で他のキャラより高いという例も稀だが、低くなるパターンはver4.3まで全武器種通して彼女だけであった。
ver4.4で低倍率キャラとして嘉明が追加されたため唯一ではなくなっている。
- 普通の落下攻撃なのだが、なぜか他の長柄武器キャラと比較してダメージが低め。
蝶導来世 (元素スキル)
「散!」
CT: 16秒 冥蝶の舞継続時間: 9秒 血梅香継続時間: 8秒
元素粒子生成: 2.5個x2回 元素量: 1U(血梅香)
- 発動すると現在HPの30%を消費し、「冥蝶の舞」状態に移行する。
- 消費するのは最大HPではないため、このダメージで自滅することはない。
- 例として、HP3000/10000の状態で発動した場合、HP2100/10000となる。
現在HPが少なければ少ないほど、スキルによるHP損失量も減っていく。低HPで発動してもそこまで危険性は高くない。 - HP満タンの状態から2回使用すると、最大HPの70%→49%となり、
元素爆発威力上昇やパッシブ効果発動といった、HP半分以下が条件の効果を自発的に起動することができる。
- 「冥蝶の舞」状態では各種バフを得られる。
特に攻撃力上昇が強力であり、最大HPにもよるが1000単位で攻撃力が跳ね上がる。
胡桃の火力を支える最大要因であるため、リキャスト毎に使用しておきたい。- バフ内容は主に「攻撃力増加、全攻撃が炎元素化、重撃にスリップダメージ効果、中断耐性上昇」の4つ。
一見ややこしく見えるが、要は「スキルを起動し、スタミナ考慮しつつ重撃中心に攻めていく」だけで良い。 - 隠し効果として、スキル効果中は一部モーションが高速化する。
具体的には「重撃発動時の硬直」が消滅し、「重撃から通常攻撃へ派生時の硬直」が短くなる。重撃を絡めた戦い方を意識すれば、DPSを大幅に高めることが可能。 - 元素粒子は2回発生する。スキル発動後の初回攻撃で炎粒子が2~3個生成。初回攻撃から6秒経過後に攻撃すると更に2~3個発生。
胡桃の元素効率はこの部分に大きく依存しているため、2回目の発生は特に取りこぼさないようにしておきたい。
- バフ内容は主に「攻撃力増加、全攻撃が炎元素化、重撃にスリップダメージ効果、中断耐性上昇」の4つ。
- 9秒が経過するか、キャラチェンジによって効果が解除される。効果中はうっかりキャラチェンジしないように気をつけよう。
- スキル持続中は以下の効果を得る。
- ①最大HPに応じて攻撃力が増加する。増加量の上限は基礎攻撃力の400%まで。
天賦Lv10の場合、上昇量は「最大HP*6.26%」となる。仮にHP20000とした場合、攻撃力が1252上昇する。
後段の「基礎攻撃力」は、「キャラ攻撃力+武器攻撃力+1」のこと。キャラステータス画面内において、白字で示されている数値と同じ。
「攻撃力」は限界に到達した時点の「基礎攻撃力+攻撃力増加量+聖遺物(羽)」の数字を表している。実践ではここから聖遺物の攻撃力%などで上乗せできるため、もし限界値に到達している場合は攻撃力%の価値が一気に上がる。なお、護摩はHP45686+HP50%、赤砂は元素熟知0、草薙は元素チャージ効率155.1%、千岩は璃月4人PT(往生夜行など)、それ以外の武器は可能な範囲の武器効果で計算を行っている。基礎攻撃力が低くなる、もしくは天賦が上がるにつれて上限に届きやすくなる。増加量上限に必要なHP 天賦レベル 基礎攻撃力508 基礎攻撃力561 基礎攻撃力617 基礎攻撃力649 基礎攻撃力672 基礎攻撃力715 基礎攻撃力781 基礎攻撃力848 10 32460 35847 39425 41470 42940 45686 49900 54186 13 28420 31385 34518 36308 37595 40000 43693 47441 攻撃力 2850 3115
3384(R5死闘)3391
3835(R5黒岩)3552 3667
4147(R5千岩)4706(R1護摩)
5543(R5護摩)
4524(R1破天)
3884(R1草薙)4215
4390(R1和璞鳶)4849(R1息災) 該当武器 白纓槍 死闘の槍
匣中滅龍
ドラゴンスピアフィヨルドの歌
黒岩の突槍
星鎌・試作
「漁獲」赤砂の杖 千岩長槍
西風長槍
旧貴族猟槍
流月の針
喜多院十文字槍護摩の杖
破天の槍
草薙の稲光和璞鳶
天空の脊息災
HPを高めすぎると上限に届いてしまい、ステータスが無駄になってしまうことがあるため、ステータスの確認を怠らないように。 - ②全攻撃が炎元素ダメージとなる。
通常攻撃・重撃・落下攻撃が、完全に炎元素ダメージに固定される。
重雲の元素スキルのような攻撃を他元素に変換する状況下においても、本スキルが優先され炎元素が維持される。 - ③重撃が敵に「血梅香」効果を与える。
「血梅香」は8秒間持続し、4秒ごとに炎元素ダメージを与え、更に炎元素を付着させる。
「血梅香」は重撃を当てるごとに効果時間が延長される。
発生間隔と発生回数の割りにダメージが小さいため、この効果が強化される2凸未満であればあまり意識せずとも良い。
なお、「血梅香」によるダメージは胡桃のステータスをリアルタイムに反映するため、「冥蝶の舞」の効果が切れて胡桃の攻撃力が下がるとダメージが下がってしまう。
交代時のサブウェポンとしてはあまり期待できない。 - ④中断耐性が上昇する。
元素スキル発動中の胡桃の中断耐性は0.5となる。
仰け反りに耐性を得るため、攻撃が中断されにくくなる。
中断耐性は重ね掛け可能なため、行秋の元素スキルなどを重ねると遺跡シリーズの攻撃などでもひるまなくなる。 - ⑤重撃のモーションが変化する。
天賦効果には記載されていない隠し効果。
前述のとおり重撃の隙が大きく減少する事で、DPSが大幅に向上する。
- ①最大HPに応じて攻撃力が増加する。増加量の上限は基礎攻撃力の400%まで。
- コンボパーツ
冥蝶の舞中は重撃のモーションが変化するため、重撃を絡めたコンボで大きく火力を伸ばす事が可能。
キャンセルはジャンプキャンセル、ダッシュキャンセルのどちらか。*4
通常攻撃、元素爆発でもキャンセルが出来るがキャンセルタイミングが遅い。
1凸時は全てダッシュキャンセル可能であるが、無凸時は重撃で大量のスタミナを持っていかれるため、コンボ途中でまず枯渇する。
そのため、ジャンプキャンセルを交えなければならず、更に難易度が上昇する。
倍率は通常攻撃天賦レベル10換算。- N2C:(通常攻撃2回+重撃+キャンセル)
合計倍率412.4%。
発展型コンボパーツ。
通常攻撃2段目で止めて重撃を行い、重撃の発生後即キャンセルする。
一見すると難易度はそこまで高くは無さそうだが、最適入力となると先行入力への理解が必須となり、かなりの精度と素早く正確な入力を要求される。*5
N1Cに比べ、キャンセルにディレイをかける必要が無いのは利点ではあるが、速度を出そうとすると非常に入力難易度が高くなるのがネック。
通常攻撃の回数が増える事で、通常攻撃バフを効率良く活用することが出来、元素付着の頻度も増加するので反応込みで更にダメージが伸びる。
行秋などの通常攻撃と反応するタイプのキャラと組んだ場合の追撃も、ループタイミングの都合でN1Cに比べてより安定する。
難易度は高いが習得するメリットは大きい。 - N1C:(通常攻撃+重撃+キャンセル)
合計倍率326.3%。
胡桃の基本コンボパーツ。多くのプレイヤーが無意識に使っているもの。
通常攻撃から重撃を撃ち、発生後即キャンセルする。
N2Cに比べると大ダメージが発生するまでの速度が少し早い。
HPの低い敵を瞬殺したい場合や、弱った強敵にトドメを刺したい場合、元素スキルの時間ギリギリにねじ込みたい場合などには便利。
しかし入力の都合上、通常攻撃1段目から重撃の入力が確定するまでが遅いため、理論上はN2Cと速度にほとんど差は出ない。
キャンセルタイミングが詰まってしまうため、ダッシュキャンセルの制約に引っかかる事に注意したい。
N2Cに慣れてくるとサブウェポンのような立ち位置となる。
- N2C:(通常攻撃2回+重撃+キャンセル)
- 実戦でのコンボ例
合計倍率は全天賦レベル10換算、HP50%以下、血梅香ダメージ4回分込み。
N2CをメインとしてN1Cを要所で活用していくのが理想。
固定概念に囚われず、状況に応じて使い分けていきたい。
重撃をダッシュやジャンプでキャンセルせず、元素爆発でキャンセルをすると、残りのバフ時間が0秒を切っていても爆発にきちんと冥蝶バフが乗るという仕様がある(通称「PPスライド」)。
そのためコンボを元素爆発で締める際は特殊重撃をキャンセルせずに行うとバフ時間を考慮する必要がなくなる。
- 元素スキル→N2C×n→元素爆発
胡桃の理論上最大火力となるコンボ。
最大12ループで、合計倍率6025.8%。
1凸時に比較的安定する8回の場合は合計倍率4376.2%。
難易度の高さから、1凸でも8回~10回出来ればまず上出来。
無凸時はジャンプキャンセルで9ループが限界となる。
水元素キャラクター、特に行秋と組んだ場合は蒸発を最大で20回近く起こす事が出来るため、更に火力が大きく伸びる。 - 元素スキル→N1C×n→元素爆発
N2Cループと同じく最大12ループで、合計倍率4992.6%。
1凸時に比較的安定する9回の場合は合計倍率4013.7%。
理論上はN2Cループに勝る要素が全く無いが、とにかく入力難易度の低さが魅力。
しかしこちらはダッシュの使用回数制限に引っかかってしまうという制約がある。
そのため、凸数に関係なくダッシュ→ダッシュ→ジャンプ→ダッシュ…とジャンプを組み込むか、
もしくはダッシュキャンセルに敢えてディレイをかける必要がある。
使用するのであればスタミナを節約出来るジャンプキャンセルを推奨するが、ダッシュキャンセルほどの自由度の高さはない。 - 元素スキル→N1C→N2C×n→N1C
元素爆発を組み込まない安定型コンボ。
1凸時に比較的安定する7ループの場合は合計倍率3999.4%。
最大10ループだが、N2Cループは基本的に7~8ループで止めたい。
しめ縄型や、爆発が溜まっていない場合に有用。
安神秘法 (元素爆発)
「燎原の蝶!」
エネルギー: 60 | CT: 15秒
元素量: 2U 特性:
- 自身の全周囲に高威力の単発炎元素ダメージを与える。
硬直時間の短さの割に無敵時間が長く、体力回復も相まって切り返し技として非常に優秀な性能を誇る。
必要エネルギーは60であるが、胡桃自身の元素粒子発生量の多さ、殲滅能力の高さから非常に溜まりやすい。
なお倍率自体は比較的低めであるが、蒸発、溶解が狙える点と攻撃力の高さ、ダメージバフの盛りやすさから相当な高威力となっている。
水平方向の当たり判定はそこそこ広く、敵の集団の真ん中で使えば一気に焼き払うことができる。
反面、上下方向への当たり判定は狭く、ウェンティの元素爆発で浮き上がった小型の敵に命中せず、発動時にアルベドの疑似陽花を踏んで自身が浮き上がってしまうと命中しない。
単発ダメージであるため、蒸発・溶解との相性が非常に良い。予め氷元素or水元素を付着させておけば大ダメージを狙える。 - 攻撃を当てた敵の数に応じて、HPが回復する。
天賦Lv10の場合、一体につき10.2%回復。五体に当てれば最大51%回復可能。 - HP50%以下の状態で発動した場合、与ダメージ(約1.25倍)とHP回復性能(約1.33倍=4/3倍)が強化される。
パッシブ天賦「血のかまど」による炎ダメージ強化も乗るため、可能な限りHP半分以下で発動したい。 - 元素スキルの攻撃力アップも当然乗るため、「元素スキルの効果時間中に、HP半分以下の状態で撃つ」のが最良である。
蝶隠の時 (パッシブ1)
スキル終了後の8秒間、自身を除くチームの会心率が12%上昇する。
単純かつ強力な天賦。限定的ながら炎共鳴役&クリティカルサポーターのような運用も可能。
なお本人には適用されず、元々スキル終了から再発動まで7秒ほど待つ必要があるため、その間の攻撃は他のアタッカーに任せよう。
血のかまど (パッシブ2)
HPが50%以下で炎元素ダメージが33%上昇する。
効果は「元素バフ枠」に加算される。★5杯で炎元素バフを46.6%稼いでいる場合、最終ダメージは2割程度上昇する。
スキルと合わせて、胡桃の火力を支える二大要素。十分な出力を出したい場合は、HP半分以下で立ち回る必要がある。
元素爆発や武器「護摩の杖」などはHP半分以下で性能が強化されるため、上手く使えば相乗効果を生み出すことが出来る。
ただし、敵の攻撃を受けて戦闘不能にならないよう、元素スキルと元素爆発をうまく使ってギリギリ50%未満に留まるよう立ち回るか、強力なシールドを張っておきたい。
多々益善 (パッシブ3)
料理を完璧調理した際、18%の確率で「微妙な」品質の同一料理を獲得する。後から実装された神里綾人と全く同じ効果。
発動確率が他のキャラクターのものよりも少し高いため、復活料理のように効果量よりも数が求められる料理では役立つ。
なお、このパッシブで得られた微妙な料理は、アチーブのカウント対象外である事に注意。
命ノ星座
火力や立ち回り面等、重撃のスタミナ効率、他キャラの会心サポート、生存性の順で強化されていく。
特にあらゆる面で大きな影響を与える第1重が非常に優秀。
第1重に隠れがちだが、第2重・第3重も胡桃自身の火力が大きく伸びる星座効果となっている。
- 第1重・朱色の花束
元素スキル発動中は重撃でスタミナを消費しなくなる。
・火力源となる重撃をより連発出来るようになる。
・重撃がスタミナが無くても発動出来るようになる。
・回避や位置調整で優秀なダッシュを積極的に使えるようになる。
・スキル終了後のスタミナを確保しやすくなる。
と、胡桃自身の立ち回りが劇的に改善される。
単純にN2CDなどの強力なコンボをスタミナを気にせず連発出来るため、火力面での恩恵も非常に大きい。
総じて攻守両面で極めて優秀な星座効果と言える。
- 第2重・晴れのち雨
第1重に次いで大きく影響を与える星座効果。
血梅香のスキルダメージが胡桃の最大HP10%分上昇する。また、元素爆発ヒット時にも血梅香を付与する効果が追加される。
このダメージ加算は計算式としては実数ダメージ加算にあたり、会心ダメージやダメージバフもちゃんとかかる。
基本的に元素反応の邪魔になることが多かった血梅香が火力要因として機能するようになる。
また、元素スキルの効果終了後であっても十分なダメージが見込めるようになる。
- 第3重・血色の儀
元素スキルの天賦レベル+3。
変換量が増えることで攻撃力が上がり、より攻撃力変換の上限に到達しやすくなる。詳しくは元素スキルの項目参照。
ステータスにもよるが上限に到達していない場合の元素スキル発動中の攻撃力は300ほど上昇し、全ての攻撃のダメージが1.08倍程度上昇する。
倍率としては他のキャラクターの天賦レベル+3に比べると小さいが、元素スキル発動中全ての行動に影響があるため、恩恵が大きい。
血梅香に関しては攻撃力変換に加え天賦倍率自体が上昇するため、元素スキル効果中は重撃並のダメージが出るようになる。
胡桃自身の火力はこの星座でほぼ完成されると言っても良く、これ以降の星座はピンポイントな強化が多い。
- 第4重・花室の添い寝
血梅香が付与されている敵が倒されると、胡桃自身を除くチームの会心率が上昇する。胡桃自身が倒す必要はない。
天賦「蝶隠の時」と合わさると味方の会心率を24%引き上げる事ができる。
それぞれ条件が異なる点に注意(「血梅香付きの敵を倒した時から15秒間」、「スキル終了時から8秒間」)。
サブアタッカーの中でもリアルタイムでステータスを参照する夜蘭や行秋、八重神子などにとって、胡桃が表で戦っている間も裏で受け取れるバフとなる。敵を倒す必要がある点には注意。
- 第6重・冥蝶の抱擁
HPが減少して最大HPの25%以下になった時に発動。
・会心率+100%。
・全元素耐性・物理耐性+200%。
・完全中断耐性を得る。
継続時間10秒、クールタイム60秒。- 会心率+100%。
- 発動時の会心過剰を気にして会心ダメージに寄せすぎると、非発動時の火力が安定しなくなる。
平常時60%程度まで盛り、非発動時の安定度をある程度両立する方法(この場合でも実質的な会心率は+40%と氷風4セット並みに高い)や、
完全にHP%&会心ダメージ%に極振りし、非発動時は会心率バフだけ撒いてダブルアタッカーの相方に完全に任せっきりにする方法などがある。
ダメチャレをする時に便利な効果。
- 発動時の会心過剰を気にして会心ダメージに寄せすぎると、非発動時の火力が安定しなくなる。
- 元素スキルによるHP消費でも発動が可能。
- HPが25%を下回っていても再度HPが減少すれば発動する。
- 逆に元素スキル未発動でも発動条件を満たせば勝手に発動してしまう。可能な状況であればすぐに元素スキルを発動し、会心率バフを無駄にしないようにしたい。
- 現在のHPが1の場合は発動条件が変わり、クールタイム終了と同時に自動発動する方式になる。
- 全元素耐性及び物理耐性+200%。
- 世界ランク8でも受けるダメージを3桁台にまで抑える固さになる。ダメージ計算式の関係でダメージ0にはならない。
- 完全中断耐性を得る。
- 効果時間中は連続で攻撃を受けたり吹き飛ばし攻撃を受けても全く怯まなくなる。
- 第6重効果が発動可能な状態の胡桃は、1回に限りあらゆるダメージで戦闘不能にならなくなる。
- 即死級の落下ダメージでもHP1で耐えてバフ効果を発動する。
- 無敵ではないので1になった直後に立て続けに攻撃や燃焼、侵蝕ダメージなどを受けると戦闘不能になってしまう。
- 前述の通り、HP1の状態では効果が自動的に使われてしまうため戦闘不能耐性は利用できない。
これはパーティでサイクルを3回ほど回して1回発動する程度となり、無視出来ない欠点となる。
また、会心率+100%に注目しがちだが、完全中断耐性と異常なほどに高い元素耐性も強力なため、60秒に1度、事故を防いでくれる効果と割り切ってしまっても良い。
発動時のHPが3桁を切っている場合や侵食が付与されている場合などは、すぐに交代するか元素爆発などで切り返すことを忘れずにしたい。
HPがある程度確保出来る状態であればほぼシールドを貼っているのと変わらない状態となるため、被弾を気にせず殴ることが出来る。
Ver.4.3から秘境や螺旋での再挑戦時などでクールタイムがリセットされるようになったため、60秒を待つ必要がなくなり使い勝手が大幅に改善された。
- 会心率+100%。
ビルド
武器
胡桃のステータス及び運用方式は上述のとおり非常に特殊である。
適正キャラの多い「草薙の稲光」や、彼女の立ち回りと一見相性が良さそうな「破天の槍」や「息災」はここに記述している★4武器と同じか劣る程度となってしまう。
基本的にはモチーフ武器である「護摩の杖」一択となるが、限定★5武器故に入手性が悪い。
そのため、護摩の杖を所持していない場合は実に多くの候補が上がる。それぞれメリット・デメリットがあるため良く把握して運用していきたい。
- 護摩の杖(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:HP上限アップ、キャラクターのHP上限をもとに攻撃力がアップし、HPが50%未満の時さらに攻撃力アップ]
あらゆる面で強烈なシナジーを持つ、モチーフ武器。
HPが伸びる事で元素スキルによるバフ量も跳ね上がり、胡桃の高いHPを基準に攻撃力を上昇させ、背水で更に強化する。
元素反応を主軸にした型や、反応を気にせず単体で殴る型など、あらゆる運用法でトップクラスの出力を発揮する。
ただし(ステータスにもよるが)背水運用をしない一部運用では下記の赤砂の杖が上回る場合もある。
全ての武器効果が胡桃と完璧に噛み合っている都合上、精錬による恩恵が大きい。ハードルは非常に高いが、可能であれば精錬を進めたいところ。
この武器を装備することで元素スキルを発動していない場合の攻撃力も大きく上がる点も地味ながら嬉しい。
(参考であるがHP40000で胡桃のHPが50%以下の場合、羽込みで1746、精錬5の場合は2386まで上昇する)
なお、本作全体で見てもトップクラスに強力な武器でほとんどの長柄アタッカーに適正があり、使いまわしも効く。
- 赤砂の杖(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心率44.1% / 効果:元素熟知をもとに攻撃力がアップ、元素スキル命中時元素熟知をもとに攻撃力がアップ(3層まで)]
非常に高い会心率と、元素熟知に応じた攻撃力上昇効果を持つ。
高い会心率と武器効果の合致により、爆発力は流石に劣るものの基本的には護摩の杖に次ぐ期待値を誇る。
★5にしては低い攻撃力も胡桃にとっては影響が少なく、護摩の杖以上に会心バランスを整えやすいのが最大の魅力。
武器効果については、メインアタッカーの中でも熟知を高く盛る意味が特に強い胡桃にとって非常に相性が良い。
注意点として、冥蝶の舞状態で重撃を行う事で付着する「血梅香」効果によって効果を発動出来る。
単体相手では1回のスキルで1重~2重のバフしか殆ど見込めないが、複数相手にヒットすれば次々と武器効果が発生し、3重に到達する。
元素スキルを発動し、重撃をヒットさせるだけでは命中判定にならないため注意が必要。敵を一撃で倒してしまうなどをしても効果は発動しない。
また、血梅香は冥蝶の舞状態の終了後も持続するものの、胡桃が裏にいると武器効果は発動しない。
血梅香を付着させ続け3重を維持する為には高速でサイクルを回すか、血梅香のダメージタイミングを見計らって胡桃を前に出しておく必要がある。
- 和璞鳶(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:敵に命中した時7重まで攻撃力アップ、7重の時与えるダメージアップ]
攻撃が命中する度に攻撃力が上昇し、効果最大時はダメージバフもつく。OPが会心率なので装備も整えやすい。
胡桃の基礎攻撃力が低いため、攻撃力アップの効果はシナジーが弱い。それでも★5武器かつダメージバフが強力なので、相応の火力は出せる。
とはいえ紀行武器の2本とあまり期待値が変わらないので、他の長柄武器キャラがいるならそちらに譲った方が良かったりもする。
武器自体の基礎攻撃力の高さとダメージバフ、会心率が採用理由となる。特に会心率と会心ダメージのバランスを見て採用したいところ。
立ち上がりが他の武器に比べて遅く、ステータス次第では紀行武器には1度のスキル発動によるループでの期待値で劣る場合が存在する事もあるため、注意が必要。
- フィヨルドの歌(★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:チーム内に異なる元素タイプのキャラクターが3名以上いる時、元素熟知アップ]
Ver4.0から追加された紀行武器。
護摩の杖、赤砂の杖を所持していない場合の最有力候補となりうる一品。
星四武器でありがならも、胡桃に不足しがちな元素熟知と会心率を両方盛る事ができる理想的なステータスをしている。
死闘の槍より若干会心率が低いものの、得られる熟知の値は精錬5で240と熟知メイン聖遺物1部位以上の数値を得られる破格の性能。
そのため、聖遺物やチームからのバフなどで熟知が盛れていない場合期待値はこちらの方が高くなりやすい。
武器効果は自身の元素を含めてもよいため、胡桃+水元素+岩元素(or草・氷元素など)の王道の組み合わせで、実質無条件で恩恵が得られる。
★4武器の中では効果がフル発動した千岩長槍に次ぐ高性能さで、上記★5武器の2本を除けば最適と言って良い。課金は必要であるが入手性も良好な武器。
迷ったらこの武器を選択しておいて良いだろう。
- 匣中滅龍(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:元素熟知221 / 効果:水元素または炎元素の影響を受けた敵へ与えるダメージアップ]
通称、田中槍。
炎・水元素の影響を受けた敵へのダメージが上昇し、サブステータスの「元素熟知」により元素反応のダメージが大きく向上する。
武器スキルとサブ効果から、特に蒸発反応と相性が良く、同反応に関しては護摩の杖に次ぐ期待値を持つ。
そのため水キャラ(主に行秋の元素爆発)と組み合わせて重撃を連打する蒸発特化型としての運用がメインとなる。
なお、溶解反応は蒸発より高倍率だが、こちらには武器効果のダメージバフが乗らないので注意。
爆発力は高いものの、反応を起こせない場面では高い熟知も腐ってしまうという点も無視出来ない。
特に会心率不足に陥りやすいため、採用の際は聖遺物厳選を怠らないようにしたい。
元の熟知が高すぎるため、HP時計と熟知時計では、蒸発込みでもHP時計の方が上回りやすい。
- 千岩長槍(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:チームに璃月出身のキャラクターが1人いる毎に装備キャラクターの攻撃力と会心率アップ(4重まで)]
璃月出身キャラの数に応じて攻撃・会心率が強化される。PT四人全員を璃月キャラで固めれば★4でも頭一つ抜けた期待値を発揮できる。
胡桃以外のキャラクター候補としては筆頭として夜蘭、行秋、鍾離が上げられ、次点で甘雨、雲菫、凝光、香菱、北斗辺りが無難だろうか。
精錬5で璃月3人以上で組んだ場合の期待値は特筆に値し、蒸発込みであっても精錬5の匣中滅龍を上回る期待値を叩き出せる。
ただし精錬に依存する要素が大きく、精錬が不十分である場合は他の★4武器が優勢となる。また限定祈願武器であるため入手性が悪い点に注意。
- 黒岩の突槍(★4/スターライト交換) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心ダメージ55.1% / 効果:敵を倒すと攻撃力アップ]
ショップに並んでいればいつでも3本まで交換可能。
基本的には上記の★4武器に期待値で劣り、武器効果もあまり噛み合わない上、会心率不足に陥りやすい事から聖遺物も整えにくいと、欠点が目立つ。
胡桃が無凸の場合は下記の白纓槍の方が勝る場合もあるため、彼女のために精錬を重ねるのは考慮が必要だろう。
- 死闘の槍(★4/紀行) [基礎攻撃力:454 サブOP:会心率36.8% / 効果:近くに敵が2人以上いる時攻撃力と防御力アップ、2人未満の時攻撃力アップ]
紀行武器。精錬の重要度があまり高くなく、未精錬でも安定した期待値を発揮できる。
しかし、胡桃のメイン運用となる蒸発運用において期待値で上回る紀行武器が追加実装されたため、現環境では非推奨。
サブ効果の会心率の値もほとんどフィヨルドの歌の変わらず、武器効果も蒸発運用においては恩恵が薄い。
元素反応を考慮しない単色パーティでの使用か、もしくはロサリアなどに使い回す事を考慮しない場合は、胡桃のために購入する必要性は薄い。
- 白纓槍(★3/宝箱) [基礎攻撃力:401 サブOP:会心率23.4% / 効果:通常攻撃のダメージアップ]
入手が容易な★3武器。基礎攻撃力が低い胡桃にとっては非常に相性が良い。
精錬5であれば、通常攻撃に限り48%と破格のバフを受けることが出来、未精錬の護摩の杖に匹敵する期待値を誇る。
重撃と元素爆発に乗らないため最終武器とするには厳しいが、★5武器や、上述の★4武器を所持していない場合は最適な装備となるだろう。
なお、白纓槍はフィールドの宝箱からのみドロップする。祈願では排出されないため、精錬に使う分まで餌にしないよう注意。
聖遺物
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | HP% 元素熟知 | 炎元素ダメージ | 会心率 会心ダメージ |
サブ効果 | 会心系>HP%>元素熟知>その他 |
「攻撃力%」を伸ばす構成は不向きである点に注意。
胡桃は基礎攻撃力が非常に低いため、基礎攻撃力に乗算で掛かる「攻撃力%」では攻撃力を伸ばしづらい。
また聖遺物サブステータスにおいて攻撃力固定値は攻撃力%より攻撃力が伸びない*6ため積極的に狙う必要はない。
その代わりに元素スキルを使用することで、HPを参照した大量の攻撃力を得られるため、基本的に攻撃力%は伸ばさずHP%を伸ばすことになる。
時計のメイン効果は基本的に「HP%」を推奨
上記の理由により、一般的なアタッカーが採用する「メイン効果:攻撃力%」の時計は相性が良くない。
特別な理由がない限りは、「メイン効果:HP%」の時計を装備すると良い。
また、行秋などが居て蒸発反応の頻度が高い場合や、護摩の杖を装備しておりHPが十分に確保出来ている場合は熟知時計を採用しても十分な火力を確保することが出来る。
ただし、元素反応を意識しなければダメージを稼ぎづらく、また生存性も落ちる為やや上級者向けとなる。
サブステータスの優先度
基本的に会心系を最優先に伸ばすのが良い。
HP%と元素熟知に関しては、武器・聖遺物・編成・立ち回りによって優先度が前後する場合がある。
例えば熟知時計や匣中滅龍を装備していて元から元素熟知が200ほどある場合はHP%を、
HP%時計を装備していてHPが十分に確保出来ている場合は元素熟知を、
行秋などを併用せず蒸発・溶解反応の頻度が低い場合は元素熟知よりもHP%を優先するなど、場合によって優先したいサブステータスは変わる。
元素スキルのHP変換上限について
元素スキルで変換される攻撃力は「胡桃の基礎攻撃力の400%まで」の上限が設定されている。
例えば元素スキル天賦Lv9で、★3,4武器の場合はHP34000~44000ほどで上限を迎えてしまい
それ以上HPを増やしても攻撃力に変換されない、といった事が起きるため注意が必要。
詳細は天賦の元素スキル項にある「バフ内容の詳細」を参照。
【最適聖遺物セット】
下記4点の聖遺物セットはいずれも編成次第では最適とされる聖遺物セットである。
基本的に火力としては横並びであるが、それぞれ得意とする場面が異なり一長一短である。
- 追憶のしめ縄4 (攻撃力+18% / 元素スキルを発動した時、キャラクターの元素エネルギーが15以上の場合、元素エネルギーを15消費し、次の10秒間通常攻撃、重撃、落下攻撃ダメージ+50%。継続時間中この効果は再発動できない)
元素スキル使用時に元素エネルギー15を消費して通常攻撃、重撃、落下攻撃を大幅に強化する聖遺物。
ただし注意点として、元素エネルギー15以下で元素スキルを使うと4セット効果が発動しない、
元素スキル後すぐに元素爆発を放つ事が難しいなど、しめ縄4セット特有の制限が有り注意する必要がある。
しかし、これらの制限を前提とした立ち回りを構築できれば、通常・重撃がダメージの大半を占める胡桃にとって非常に好相性な聖遺物となる。
通常・重撃が得意な性質上、対単体・対ボスに強い。
- 燃え盛る炎の魔女4 (炎元素ダメージ+15% / 過負荷、燃焼反応によるダメージ+40%。蒸発、溶解反応による加算効果+15%。元素スキルを発動した10秒間、2セットの効果+50%、最大3重まで)
通称、火魔女。
胡桃の場合、炎元素ダメージ+15%と1重効果の+7.5%で合計+22.5%の効果と、蒸発・溶解反応による加算効果+15%が得られる聖遺物。
2セットの効果+50%は最大3重までだが、胡桃の場合は元素スキル発動判定の都合上、1重までとなる。
また、4セット効果の加算効果+15%は、およそ元素熟知+80以上相当の効果となる。*7
炎元素ダメージ全てが満遍なく強化され、特に元素爆発に関しては最もダメージを出せる聖遺物となる。
範囲攻撃である元素爆発が得意な性質上、対集団戦・乱戦に強い。
初心者~中級者向け 「しめ縄4、火魔女4のオススメ厳選順」
まずはしめ縄4セットを+16~20で揃え、使用感を確かめることをお勧めする。
しめ縄4セットは元素スキル時に元素エネルギー15を消費する都合上、使用感にクセがある。
実際に扱ってみないと肌に合うか判断がつかないため、先に使用感を確かめると良い。
仮にしめ縄が合わなかったとしても、並行して掘れる「絶縁の旗印」は高火力編成では頻繁に採用される行秋、香菱、北斗などに適正が高く、
汎用性に富んだ優秀なセットであるため、効率よくゲーム攻略を進めることが出来る。
しめ縄4セットが問題なく扱えるならば、そのまま採用して良い。
しめ縄4セットの使用感がしっくり来ない場合は、火魔女4セットを検討しよう。
こちらは冒険者ランク45で解禁される聖遺物廻聖で入手できるため、不要な★5聖遺物を合成台に放り込むだけで簡単に厳選が可能。
しめ縄、絶縁などの厳選の過程で出た不要な★5聖遺物を素材にしてしまうと良い。
なお火魔女秘境での厳選は、比較的難易度が高い、副産物である「烈火を渡る賢者」の用途が少ない、とかなりハードルが高いため、
聖遺物廻聖が実装された今となっては、火魔女のみを集中して厳選したい場合以外お勧めしない。
火魔女が全部位に揃っていない段階では【次点の聖遺物セット】を活用する手もある。
次点の聖遺物セットで一旦揃え、聖遺物廻聖により優秀な部位が手に入ったら順に入れ替えていくと良い。
- 金メッキの夢4 (元素熟知+80 / 元素反応を起こした後の8秒間、装備キャラクターは、チーム内自身以外のキャラクターの元素タイプに応じて強化効果を獲得する。チームに装備キャラクターと同じ元素タイプのキャラクターが1名存在する毎に攻撃力+14%、異なる元素タイプのキャラクターが1名存在する毎に元素熟知+50。上記効果は、それぞれ最大でキャラクター3名までカウントされる。この効果は8秒ごとに1回のみ発動可能。装備しているキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。)
スメール実装後に登場した聖遺物。
元素熟知のセット効果は元素反応を行わない場合無意味になるものの、胡桃アタッカー運用において蒸発(or溶解)を利用しない事はほぼ無いため事実上制限は気にならない。
蒸発PTにおけるダメージ期待値は炎1(胡桃のみ)の場合火魔女とほぼ同等で炎2の場合微差で劣る。
金メッキは最適になるキャラも多く、抱き合わせである深林の記憶も優秀な聖遺物なので今から厳選するユーザーにはしめ縄と並んでオススメ。
元素熟知過剰になると価値が低くなるため、武器が匣中滅龍・フィヨルドの歌であったり終焉弓・聖顕の鍵など外部からの熟知バフが多い場合は上記2種から選んだ方がよい。
(4セット効果は装備者と同じ元素の編成人数に応じて変化する。)炎キャラ 1人 2人 3人 4人 熟知 150 100 50 0 攻撃力 0% 14% 28% 42% - ファントムハンター4 (通常攻撃と重撃ダメージ+15% / HP増減時、会心率+12%、継続時間5秒、最大3層)
フォンテーヌ実装後に登場した新聖遺物。
2セット効果は勿論、HP増減をトリガーに会心率を最大36%バフできるという破格の性能を持つ聖遺物。4セット効果を2層以上安定して発動できれば、火魔女・しめ縄・金メッキを超える性能をしている。
問題はその「4セット効果を2層以上安定して発動」することが難しいこと。スキルと爆発を連続で使用することで2層発動は出来るが、スキル終了時間間際に爆発を打ちたい胡桃に合わない点、効果時間5秒を更新できない点で現実的な方法とは言えない。
そのため、ファントムハンターを活かすための専用編成を組む必要がある。
キャラクター資産の必要度が高く、パーティ単位での武器・聖遺物調整、他の編成にはないローテーションが難しいため初心者にはお勧めできない。
4セット効果にはCTが存在せず、また層ごとに継続時間が独立しているというわけではないため、HP増減を継続的に行えるのであれば効果の3層維持は難しくない。
トリガーとなるHP増減は、①胡桃のスキルによるコスト、②開花・烈開花・燃焼による自傷ダメージ、③敵からのダメージ、④味方・武器によるHP増減効果、の計4つが現実的な方法となる。
編成例についての詳細は、下記「編成例」を参照してほしい。
【次点の聖遺物セット】
最適聖遺物セットの次点となる聖遺物。
最適聖遺物セットが揃うまでの中継や、妥協として使用する聖遺物セットとなる。- 火魔女2 / 楽団2 (炎元素ダメージ+15% / 熟知+80)
火魔女4セットの妥協として利用される組み合わせ。
火魔女4セットと比べると、炎元素ダメージ+7.5%、蒸発・溶解ダメージ+15%(元素熟知+80以上相当)の性能差があるが、
差としては少なくサブステータスの厳選具合によって簡単に逆転する程度の差となっている。
そのため、サブステータスの高い火魔女2楽団2で揃えることで火魔女4セットの代用とすることが出来る。
- 火魔女2 / 千岩牢固2 (炎元素ダメージ+15% / HP+20%)
HPを伸ばすことにより攻撃力と生存性を向上させる。
上記と下記の聖遺物と比べ、蒸発・溶解なしのダメージは高くなる。
ただし元素熟知がない分、蒸発・溶解のダメージは他より下がってしまうので
サブステータスや武器、スクロースやアルベドなどで元素熟知を補うと良い。
HP時計を使用する場合は、元素スキルの変換上限を上回らないように注意。
- 楽団2 / 千岩牢固2 (熟知+80 / HP+20%)
HPと元素熟知を伸ばすことにより、攻撃力と生存性、元素反応ダメージを向上させる。
基本的に上記2つのセットより若干ダメージは下がるが、
夜蘭や楓原万葉、武器などからダメージバフを得られる場合は
上記2つのセットと同等~若干上のダメージを出すことが出来る。
HP時計を使用する場合は、元素スキルの変換上限を上回らないように注意。
【その他の聖遺物セット】
こちらは胡桃に適正のある聖遺物セットであるが、
上記聖遺物セットよりも一般的に推奨されない。 - 逆飛びの流星4 (シールド強化+35% / シールド状態の時、通常攻撃と重撃ダメージ+40%)
シールド状態で通常・重撃ダメージが向上する。鍾離やトーマのようなシールドキャラと組み合わせた運用がメインとなる。
胡桃の性質上、低HPで立ち回る必要性が高いためシールドキャラと相性が良く、逆飛び4セット効果を利用しやすい。
シールドがあれば無条件で通常・重撃ダメージバフ+40%が得られ強力ではあるが、
逆にシールドなしでは何の効果も得られないため、編成にシールドキャラや岩元素キャラを入れることが必須となる。
- 狂戦士4 (会心率+12% / HPが70%以下になると、会心率+24%)
貴重な会心率を獲得できる聖遺物であり、また胡桃はHPを削るため狂戦士4セット効果を発動しやすく有用。
ただし★4聖遺物であるためステータスの上昇が少なく★5聖遺物には及ばない。
- 武人4 (通常攻撃と重撃のダメージ+15% / 元素スキル発動後、通常攻撃と重撃ダメージ+25%、継続時間8秒)
元素スキルを使用してから暴れまわる胡桃の戦闘スタイルでは有効活用する事が出来る。
ただし★4聖遺物であるためステータスの上昇が少なく★5聖遺物には及ばない。
- 火魔女2 / 楽団2 (炎元素ダメージ+15% / 熟知+80)
他キャラクターとの相性
炎元素
風キャラを入れて翠緑デバフを活用する場合、胡桃の立ち回りの都合上、別の炎元素キャラクターがほぼ必須となる。
胡桃自身の基礎攻撃力が低いため、炎元素共鳴の攻撃力上昇効果は他のアタッカーよりも薄くなる。しかしサブアタッカーのダメージ向上が見込めるため、パーティ全体にとってはメリットが見出せる。
- トーマ
炎拡散の起点を兼ねるシールド要員。
爆発時のシールドの実質的な継続時間は23秒と凄まじく長く、耐久面も良好。
ただし元素チャージ効率とHPステータスの確保が必要であり、育成の難易度はやや高い。
炎付着や粒子回収などの立ち回りも意識する必要がある。
完凸すれば味方に通常攻撃系ダメージ+15%を入れられる。
辛炎でも同じくシールド+炎付着の役割はこなせるが、トーマの方が元素付着頻度が低いため胡桃側の元素反応を邪魔しにくいメリットがある。
- ベネット
HP回復力が高すぎるためHP半分以下を保つことができない上に、肝心の攻撃力バフも元々攻撃力が非常に高い胡桃にとっては相対的に効果が薄い。
しかしそれを差し引いても彼以上に胡桃の火力を上げる手段は少ないため、運用に気を遣う必要は出てくるものの編成に組み込むメリットは大きい。・攻撃力を倍率でなく固定値で上げる事が出来る貴重な存在で、6凸している場合は炎元素ダメージバフも入れる事が出来る。
・HP半分以下を保てなくなる一方で、裏を返せば事故率を大きく減らす事が出来るため攻略が安定する。
・胡桃が苦手とする「凝固の氷」や「停滞の水」対策になる。
・拡散による翠緑デバフを入れる際に、蒸発や溶解反応を一切邪魔しない炎付着要員として活用出来る。
・胡桃の粒子発生効率の良さからベネット側の元素爆発も回転させやすい。
・サブアタッカーとして香菱や綾華を組み込む際も、攻撃力バフをスナップショットした元素爆発で敵を殲滅することが可能。
しかし元素爆発での最大火力や、天賦による炎元素ダメージバフ、「護摩の杖」といった背水効果が狙いにくくなる点はやはり気になってしまう。
そのため、彼を組み込む際はサブアタッカーなど他のキャラとの相性も考慮したいところ。
ちなみに、ベネット側の育成状況と装備にもよるが、基本的にはベネットによるバフ>各種背水効果によるバフとなる。
なお、彼を組み込む際は旧貴族4セットだけでなく教官4セットも選択肢に上がる。こちらも編成と相談したい。
- 香菱
炎元素共鳴に加え、グゥオパァーによる炎耐性低減、元素爆発による炎ダメージバフなど、攻撃を複数面から強化できる。
ただしサポート性能は命ノ星座の重数に大きく左右されるため、最低でも星座を1重、可能ならば6重まで重ねておきたい。
また香菱の爆発を展開しながら胡桃で殴ると炎元素の付着過多となり、他のサポーターが水や氷元素を付着しても瞬く間に消費されてしまうため、蒸発や溶解を胡桃が安定して起こすことは困難になる。
夜蘭・行秋を同時編成するか、無相の水や無相の氷のような常時元素付着されているタイプの敵と戦う場合や、楓原万葉を投入した炎単色編成を組む場合に。
- アンバー
弓キャラ。
40族で回転率が高く、連続でヒットする元素爆発を撃つ事が可能な、炎元素付着に特化したキャラクター。
元素爆発を撃てばほぼ確実に炎元素付着状態となるので、立ち回りが楽。
ウサギ伯爵も胡桃との相性は悪くない。
また、ハードルは非常に高いが完凸による移動速度アップも強力。
コンパクトに纏まった元素爆発による付着力と、終焉を嘆く詩が装備出来るという点が他の炎サポーターとの大きなメリットとなるが、逆に言えばそれ以外を持たないという点がデメリットとなる。
- クレー
炎法器のメインアタッカー。
通常攻撃で炎元素が付着出来るほか、元素スキルがサブアタッカーとしての役割を果たせるため、柔軟に立ち回る事が可能。
ハードルは高いが2凸で防御力低下、4凸で瞬間火力、6凸で炎元素ダメージバフと進めるごとに胡桃との相性が良くなる。
彼女自体が万葉との相性が非常に良いため、彼を組み込む際には他の炎元素キャラを差し置いて採用理由となりうる。
しかし素でのサポート性能はほぼ皆無のため、組み込むのであれば最低でも2凸はしておきたいところ。
- 煙緋
本来の役割はアタッカーであるが、星座4重効果によりシールド運用が可能となるため、炎元素の拡散要因も兼ねたシールダーとして活用できる。
金珀・試作による背水効果を邪魔しない程度の回復も可能。
一方でトーマと比べるとシールドの総合的な耐久力と継続時間は大きく劣り、
HPとチャージ効率の両立が難しい上に、80族でありながら元素爆発に対する補助輪は一切無いため扱いは難しい。
水元素
強力な元素反応である蒸発を利用出来る。
また、胡桃が太刀打ち出来ない炎バリアに対する回答ともなるため、水元素キャラクターの価値は非常に大きい。
以前は水元素共鳴を入れると元素爆発で回復しすぎてしまい、背水効果が消滅してしまう場合があるために二人以上の採用には注意が必要だったが、ver3.0で効果が治療効果バフ+30%からHP上限+25%に変更された為、現在では水元素キャラクターを二人採用するのが主流になりつつある。
現在は特に夜蘭、行秋のどちらか、あるいは両方と組み合わせるのが基本。
これまでとは違った特殊な編成や知識が求められ、癖は強いもののフリーナも強力。
次点の候補としてニィロウやモナが挙げられるが、上記三人ほどのメリットは無い。
胡桃の代名詞とも言える重撃ループと、二人の元素爆発を組み合わせる事によって蒸発を連発するのが彼女の強みとして広く認識されている。
通常攻撃×n(追撃で水元素付着)→重撃(胡桃で蒸発)→通常攻撃×n(追撃で水元素付着)→重撃(胡桃で蒸発)→……
という流れで安定して胡桃の重撃に蒸発が乗る。
夜蘭と行秋はどちらも一長一短であるため、しっかりとキャラクターの性質を把握しておきたい。
夜蘭のダメージバフ、行秋の水元素付着性能と耐久補助が特に明確な差別化要素となる。
どちらも極めて汎用性が高いキャラのため、両方とも所持している場合は自身のプレイスタイルはもちろん、螺旋で使用する際にはもう片方のパーティとも相談したい。
両採用の場合は互いの利点、欠点を完璧に埋める事が可能で、粒子発生を互いに補助し合うため、両方とも火力装備が可能。
行秋の2凸効果による水デバフが夜蘭をサポートしてくれる。
その他、水元素共鳴が発動する。
なお、完凸行秋と無凸夜蘭のサイクル上の総火力はほとんど変わらない。
胡桃のステータスや装備、他に組んだキャラクターとの相性で容易に逆転しあう。
夜蘭と行秋の比較(胡桃に関わる部分のみ) | ||
キャラ | 夜蘭 | 行秋 |
---|---|---|
レアリティ | ★5(期間限定) | ★4(恒常) |
推奨装備 | + 終焉を嘆く詩の発動条件が容易に達成出来る上、ステータスの都合でなお充分以上の火力が確保出来るのは特筆に値する。 所持していない場合は西風、もしくは祭礼の弓が推奨される。1凸以上であれば若水などでの火力特化にしても良い。 ダメージバフがやや過剰になるため胡桃に匣中滅龍は持たせづらく、夜蘭が終焉を嘆く詩を装備している場合は熟知過剰も発生するため非推奨。 | + 余程の事が無い限り、彼一人だけ水キャラを入れる場合は祭礼の剣を持たせて回転率を補強する必要がある。高倍率のスキルをサイクル上で2連打するのは威力と元素供給を両立しており強力。 胡桃へのダメージに関与するバフを持たないため、胡桃の装備はパーティに合わせて選ぶ形となる。 |
命ノ星座 | 行秋は確保しやすく、最も重要な水元素付着性能は無凸時点で充分に確保されている。 凸数の影響はどちらも非常に大きく、夜蘭は4凸、行秋は完凸まで胡桃に大きく影響がある。 | |
爆発火力 | 基本的にどの凸数でも総合火力、瞬間火力ともに夜蘭が勝る。 夜蘭が終焉を嘆く詩などのチャージ武器を、行秋が磐岩結緑などの火力武器を持った場合は行秋が上回る。 射程、命中率はどちらも夜蘭が上回る。 | |
爆発回転率 | 互いに同性質の武器、同性質の聖遺物を持った場合はわずかに夜蘭が勝る。 夜蘭が1凸していた場合は更に差が開くほか、夜蘭側の装備に余裕が出る。 | |
爆発追撃頻度 | 同じく1秒。継続時間/クールタイムは夜蘭が15秒/18秒。 行秋が15秒/20秒、2凸していた場合は18秒/20秒。 行秋の方がクールタイムがやや長くロスが発生しやすいが行動に余裕を持たせやすい。一長一短。 | |
スキル | 攻撃速度はほぼ同じでどちらも瞬間火力が高い。 夜蘭の方が多くの敵を巻き込める。立ち位置調整とスタミナの温存が出来る上、胡桃の炎付着と上手く合わせる事ができれば蒸発大ダメージも狙える。 行秋はクールタイムが長い分威力が高い。4凸時は爆発中にスキル火力が1.5倍近く伸びる。ダッシュキャンセルで隙を大幅に減らせる。 総括するとボス戦では行秋が、複数戦では夜蘭が勝りやすい。 | |
粒子効率 | 夜蘭の方が小回りが効く。一回の発生量が少なく、パーティでサイクルを回す事においては行秋以下の粒子効率となりやすい。 行秋は粒子が多い分、クールタイムが非常に長い。サイクル上はクールタイムの都合で2~3秒のロスが発生しやすい欠点がある。 凸数にも依るがサイクル上の粒子効率は行秋がわずかに勝るが、状況次第で夜蘭が上回る。 | |
水元素付着 | 周囲に展開される雨すだれの剣による接触でも水元素が付着するため、無凸でも行秋が勝る。 行秋が完凸する事で剣雨の数が増えるため、さらに付着力に差が開く。 ただし夜蘭が2凸することでICD0の水の矢が2回に1回発生するため、2凸夜蘭が完凸行秋を超える付着力を獲得する。 | |
バフ | 夜蘭が勝る。旧貴族は二人共に合い、教官はやや発動が難しい。 夜蘭は爆発の継続時間中に1%~50%のダメージバフが入る他、終焉を嘆く詩が装備出来るため、攻撃力と熟知のバフも可能。 行秋は蒼古なる自由への誓いでのバフが可能であるが、発動が難しく、チャージ効率を盛る事も難しくなるため非推奨。 | |
耐久補助 | 行秋が勝る。雨すだれの剣による中断耐性、シールドにも影響するダメージカットは大きな魅力。 夜蘭は4凸時に最大40%のHPバフが入り、火力と耐久の補助が出来るが、それでもなお行秋が勝ると言って良い。 |
- 夜蘭
弓キャラ。
終焉を嘆く詩が装備出来る上、最大で50%にもなるダメージバフが最大の魅力。
元素スキルの継続時間の終了際に爆発を撃つことで、モナの爆発と組み合わせるのとほぼ同等のダメージを叩き出す事が出来る。
1凸でスキルのスタック数が増加する事によって粒子効率が段違いに良くなり、
2凸で水元素付着頻度が上昇する事によって蒸発ループが安定し、
4凸で最大40%のHPバフによって熟知聖遺物を持たせる余裕が生まれる…
と、星座を進めるごとに胡桃との相性が更に良くなる。特に2凸の恩恵は大きいが、無凸でも充分運用は可能。
水元素付着頻度が行秋に比べて低いため、元素スキルの項目で解説しているN2Cなどのコンボを習得し、重撃のタイミングを遅らせたい。
行秋と比べると3凸以下では防御面での補強が皆無のため、シールドキャラの同時採用を行秋より優先して考えたい。
また、スキルと爆発の火力がHPとダメージバフ、会心ダメージのみを参照し、攻撃力は全く必要がない。
そのため、炎元素共鳴や大楽章バフ、旧貴族バフなどの攻撃力バフを受ける事が出来ない点は注意したい。
- 行秋
爆発時の水元素付着頻度が凄まじく高い。
周囲に展開された雨すだれの剣の接触時にも水元素を付着するため、重撃に蒸発を安定して乗せやすい。
また、被ダメージ軽減と中断耐性上昇の効果、終了時には背水を邪魔しない程度の微回復が可能と胡桃の防御面を補強出来る。
これらの要素が夜蘭との明確な差別化点となる。
特に水元素付着頻度の差は大きいため、採用の際はここに注目したい。
完凸時に更に補強されるが、無凸でも充分に運用は可能。
ダメージバフによる爆発力が無い代わりに蒸発の安定力は1凸以下の夜蘭より大きく勝る。
- フリーナ
元素スキルにより、ランダムを対象にした水付着が可能。
攻撃頻度はまだらで、単体相手でも付着は安定しないため夜蘭か行秋のどちらかと一緒に採用するのが基本となる。
元素スキルがヒットすると、HPが50%以上のパーティメンバーのHPを減少させるという効果が胡桃にとっては非常に好相性。断続的なHP減少により、ファントムハンターなどの聖遺物を採用出来るようになる。
また、元素爆発によって大量のダメージバフをパーティ全体に配布する事が出来るため、一緒に採用される夜蘭や行秋などのサブアタッカーも大幅に強化できる。
ただし、HPの増減により元素爆発のダメージバフを獲得出来る仕様となっており、どこかのタイミングでパーティ全員のHPを回復していかなければフリーナの性能をフルで発揮出来ない。
基本的には背水効果を捨ててでもダメージバフを獲得した方が強力であるものの、胡桃や護摩の杖の背水効果は捨てるには惜しい数字をしている。
胡桃以外を回復することが出来れば良いものの、そういった都合の良いキャラクターや聖遺物は現時点では実装されていない。
そのため、HP50%以下を保ちたい胡桃とHP50%以上を保ちたいフリーナの間でどうしてもジレンマが発生してしまう。
単純に強力な元素スキルのみに着目しても十分に優秀なキャラクターではあるが、フリーナを活かす場合は背水を捨てる特殊な編成や、背水を維持するために胡桃のHPをコントロールする知識やプレイスキルが求められる。
- ニィロウ
元素スキルにより、キャラクターに追従する水環を発生出来る。
胡桃の通常攻撃と同程度の判定の広さに加え、2秒に1回の頻度で水元素が確定で付着するため非常に相性が良い。
攻撃しなくても全方位に水が付着出来るため、元素爆発にも蒸発が乗せやすい。
それでも胡桃の炎元素の付着量が異常に高いため、ニィロウ単体ではすぐに炎元素で上書きされてしまう。
そのため、フリーナと同じく夜蘭か行秋のどちらかと一緒に採用するのが基本となる。螺旋での代役として扱うのも良いだろう。
似たような役割を持つ心海に比べると回復が無いが、胡桃にとってはむしろメリットとなる。
聖顕の鍵を持たせる事で大量の熟知配布も可能な他、何らかの形で炎元素を残っている場合、倍率の高いニィロウの元素爆発に蒸発を乗せる事ができる。
- モナ
元素爆発によるダメージバフが強力なサポーター。
モナの元素爆発 → 胡桃のスキル+元素爆発 という流れで胡桃の元素爆発にモナのダメージバフ効果と蒸発を両方乗せることができ、非常に高い瞬間火力を出すことができる。
夜蘭と比べると大ダメージを狙うまでの速度が非常に早い。
スキルで断続的に水付着ができるが、継続時間があまり長くないので蒸発連打には活用しにくい。
より柔軟に活用するのであればスクロースや万葉を同時に採用し、擬似的に付着力を上げる必要がある。
氷元素
溶解反応が利用出来る。
蒸発に比べると瞬間火力が高いが、システムの都合上連発は基本的に出来ない。
そのため水元素に比べると扱いは難しい。
胡桃側から見た場合は元素爆発による蒸発以上の瞬間大ダメージを狙える点がメリットとなり、氷元素キャラ側から見た場合は胡桃の元素付着頻度によって安定して溶解が狙えるのがメリットとなる。
- 神里綾華
メインアタッカー気質の強いキャラクターであるものの、元素スキル・元素爆発が非常に強力なため、サブアタッカーとして高い適正を発揮する。
元素爆発が連続ヒットすることで敵に安定して氷元素を付着できるため、使用後すぐに胡桃に交代して攻撃すれば(一時的にだが)溶解反応を連発できる。
溶解反応が乗った互いの元素爆発による瞬間火力は非常に魅力ではあるものの、綾華自身の挙動自体が独特なため、彼女の操作にはプレイスキルが要求される。
- 甘雨
弓キャラ。
スキル切れ中の交代用アタッカー、更に溶解用サブとしても優秀。
甘雨で元素爆発を使い胡桃で溶解を起こす、胡桃のスキル重撃で炎元素スリップダメージを付与し甘雨で溶解を起こすなど、
双方とも高火力の溶解を活用できる環境が整っている。この2人で溶解コンボを続けるだけで暴力的な火力を発揮可能。
胡桃側の溶解があまり安定せず、同じ敵に対して胡桃側が溶解反応を連発出来ない点には注意。
綾華と比べると次から次に敵が湧いてくる対複数戦で活躍する。
「終焉を嘆く詩」とも相性が良く、アタッカーというよりもサポーター色の強い運用でも胡桃を強化できる。
- ガイア
強力な元素爆発を持ち、溶解が狙いやすくなる。
固有天賦によりスタミナをより温存しやすくなるのもメリット。
しかし胡桃側の元素付着頻度が高すぎる事も相まって、次第にガイア側で溶解が発生するようになってしまうのが難点。
千年の大楽章武器「蒼古なる自由への誓い」を装備出来るため、胡桃の通常+重撃を強化出来るのが救い。
- ディオナ
弓キャラ。
シールド、氷付着、いざというときの回復要員と幅広いサポートが可能。
条件付きで移動速度アップや消費スタミナ軽減も行うことができる。
命ノ星座が完成すれば熟知配布も行うことができるが、この効果の発動条件が「キャラクターのHP50%以上」なため胡桃とは噛み合いにくい。
- レイラ
片手剣のシールドキャラ。
ループ可能、シールドも★4の中では比較的硬い方であり、蒼古や聖剣の鍵などのバフ系片手剣を装備可能と綺良々と似通った性能をしている。
差別化点としては氷元素であるためある程度敵を凍結しながら溶解で蒸発以上のダメージを見込める点。
レイラ本人の元素付着がそこまで強くないため完璧に凍結が出来るわけではないものの、コンボの補助としては十分な性能を持っている。
雷元素
過負荷が狙えるようになる。
胡桃の火力が高すぎるため、蒸発や溶解と比べるとダメージの上昇で見た場合は相対的に低く感じてしまう。
更に小型の敵のみならず中型の敵まで吹っ飛んでいくため相性はそこまで良くはない。
それでも吹き飛ばない敵に対する火力は上昇し、胡桃が苦手とする盾などの対策となるなどメリットは十分にある。
水元素とある程度共存が出来るため、蒸発、感電、過負荷が同時に狙えるのも魅力の一つ。
また、全体的に採用理由となるスキル・爆発の倍率が高いため、サポーターというよりもサブアタッカーとしての採用がほとんどとなる。
- 八重神子
元素スキルの設置に難点があるものの、フィッシュル以上に安定した性能を持つキャラクター。
雷電将軍と異なる点はこちらの方がサブアタッカーよりの性質を持っている点、
フィッシュルと異なる点は元素スキルによるステータス参照がスナップショットでなく、リアルタイム参照であることが違いとして上げられる。
大きな利点としては終焉を嘆く詩や旧貴族4セット、教官4セットと言ったバフを胡桃と同時に受けられる点、
欠点はベネットやナヒーダなどのバフを受け取れない点が挙げられる。
元素爆発はサブアタッカー運用としては他の雷元素キャラクターよりも相性は良いが、やはり必要エネルギーが90と非常に重い点がネック。
2凸以上で殲滅能力が爆発的に上昇し、胡桃が苦手とする遠距離に散らかった弓ヒルチャールなどの対応が楽になる。
6凸ではメインアタッカー並の火力を単体で発揮し、ここまで来るともはやダブルアタッカー編成と言っても過言ではない火力となる。
- フィッシュル
弓キャラ。
オズと水キャラを組み合わせて感電→過負荷&蒸発コンボが可能。
冥蝶の舞の時間とオズの召喚時間が中々に噛み合っており、運用が楽なのも大きい。
胡桃が苦手とする飛行系の敵に対しての相性も良い。
スキルの火力がかなり高く、お手軽に高い瞬間火力を出せる。
他の雷元素キャラに比べると「終焉を嘆く詩」を持てるのが最大の魅力。
- 北斗
他雷元素キャラと同じく元素爆発で感電→過負荷&蒸発コンボが可能。
胡桃が苦手な複数相手の火力が高い点と、被ダメージ軽減・中断耐性上昇の効果も併せ持っている点が特に優秀。
被ダメージ軽減は行秋のものと加算されるため、ゴリ押し性能がさらに高まる。
元素チャージが重めな点が弱点。
風元素
翠緑デバフによるサポートが基本となる。
風キャラを二人入れる事で共鳴によりスタミナが管理しやすくなる。
同様にスキルのクールタイムが短縮されるが雀の涙。
そもそも彼女の性能の都合上、安定して拡散を狙うのであれば胡桃以外にも炎元素キャラが必要となるため、残り1枠を反応用の水か氷で埋めると風共鳴を行うための枠が足りなくなってしまう。
そのため基本的には風共鳴は候補外となる。
- 閑雲
元素爆発によりジャンプ力を強化し、落下攻撃に大量の加算バフを追加するキャラクター。
N1CやN2Cからジャンプキャンセル、落下攻撃と行うことにより大ダメージが狙える。夜蘭や行秋の追撃が自然な形で発生する点もポイント。
全体回復が出来るヒーラーのため、胡桃の背水効果を必然的に捨てる形となってしまうものの、フリーナとの相性が非常に良く一緒に組ませると更に強力。
翠緑4セットも採用出来るため、胡桃のみならずフリーナや一緒に採用される水キャラの追撃も強化出来る。
特に胡桃が無凸の場合はスタミナの消費を抑えることが出来るため大きな採用理由となる。
なお、ダメージ面では胡桃1凸以上かつ閑雲1凸以下であれば既存の編成とは大きな差は出にくいが、
閑雲が2凸以上であれば胡桃の凸状況や武器、聖遺物に関わらず現環境においてトップクラスのDPSを発揮出来るようになる。
- 楓原万葉
強力なダメージバフを持つキャラクター。
2凸して爆発しなければスクロースのように熟知バフは撒けないという点には注意。
万葉と同時に実装された性能モチーフ武器「蒼古なる自由への誓い」との相性も完璧に近く、
過剰とも言える攻撃力と会心ダメージを持つ胡桃に足りなくなりがちなダメージバフに大きく貢献が出来る。
- スクロース
PTメンバーに元素熟知を配布できるため、デバフができない状況でも蒸発・溶解のダメージを伸ばすことができる。
集敵しやすいが、吸引力はウェンティと比べるとやや低い。元素スキルと上手く組み合わせたい。
元素爆発に水・氷元素を付加すれば、継続して敵に水・氷元素を付着できるため胡桃で蒸発・溶解を狙いやすくなる。
- ウェンティ
弓キャラ。
強力な元素爆発による、他の風元素キャラクターよりも更に強力な集敵が可能。
とにかく集敵が最大の魅力であるが、打点が高すぎてそこまで相性が良くはないのが残念なところ。
敵にもよるが胡桃は横方向への判定の広さに対して、上下方向への判定は異様に狭いため、彼の元素爆発に安定して届く攻撃はほとんど存在しない。
一応宝盗団などの人型エネミーに対しては重撃や元素爆発が(たまに)ヒットする。
モチーフ武器である「終焉を嘆く詩」を装備出来るため、これを所持しているかどうかが集敵以上の差別化点、採用理由となり得る。
岩元素
とにかく岩元素共鳴が非常に強力。
岩元素キャラクターを一人でも組み込む際はこれの発動を意識して編成を組みたい。
元素共鳴抜きだと結晶化反応と盾の破壊性能が胡桃にはメリットとなる。
- 鍾離
往生堂の客卿と言うだけあり、抜群の相性となっている。
鉄壁のシールドにより背水のリスクをほぼ無視できる。
胡桃のスキルが切れたら彼に出てもらい、シールドを貼りなおしたり元素爆発を使用したりと、スキマ時間の活用という面でも噛み合っている。
また、胡桃の火力を伸ばすことができるキャラはあまり多くないため、彼の全耐性デバフと岩共鳴時のダメージバフは非常にありがたい。
なお、彼に限った話では無いが侵蝕には注意したい。
- アルベド
持続時間の長い設置スキルによる追撃が強力。
岩元素であるため元素反応でダメージを伸ばすことはできないが、元素爆発で元素熟知バフを撒けるため、胡桃の蒸発などを強化できる。
結晶化反応によって他の元素反応を少し邪魔してしまう点が気になるが、行秋と組んで蒸発を起こす程度なら問題はほぼ起きない。
胡桃の元素反応や背水を邪魔しないサブアタッカーは珍しく、価値の高い存在。
岩元素共鳴が強力であるため、上述の鍾離などとセットで運用できるとなおよい。
- 千織
アルベドをより攻撃的にしたサブアタッカー。
ただし千織の性能の都合上、岩元素共鳴が必須となる。
水キャラを一人しか採用出来なくなる上、千織自身の攻撃頻度が多いため元素反応を邪魔しやすいデメリットはあるものの、火力自体は非常に高く強力。
胡桃の編成の都合上、鍾離を同時に採用したい。
- 雲菫
元素爆発による通常攻撃のダメージバフが可能な岩元素キャラ。
高い攻撃速度と広い攻撃範囲に加え、炎元素ダメージや会心ダメージなど大量のダメージバフを有する胡桃とは相性が非常に良い。
スタミナが不足していても強引に殴ることが可能なため、特に胡桃側が無凸時の際は欠点を補う形で採用出来る。
璃月キャラかつ岩元素共鳴が出来るため、千岩長槍を装備しやすいのもポイント。
なお、バフ込みでも重撃による機動力や血梅香付着が優秀なため、基本は重撃を交えつつ状況によって通常攻撃主体に切り替えて攻めれば良い。
雲菫側で覚えることが多い分、胡桃側の運用が楽になる。
- ノエル
シールドと回復が持ち味の岩元素キャラ。
シールドのCTが長いが、その分回復で耐久面を補えるほか、固有天賦でも緊急時にシールドを展開することができる。
またしっかり鍛えていれば元素爆発時にアタッカーとしても活躍できるため、胡桃のスキルの切れ目に殴らせることもできる。
草元素
燃焼、烈開花反応が狙える。
…のだが、燃焼はそこまでのダメージソースとしては期待出来ない。
水元素を絡める必要のある烈開花は蒸発を起こした方が遥かにダメージが上がるという何とも言えない状況。
それでも胡桃は炎キャラでも特に熟知を盛る必要性があり、火魔女を持たせる事も多いため反応ダメージ自体は他の炎元素キャラクターよりも遥かに出しやすい。
要するに蒸発との相性が良すぎるだけである。
烈開花において問題となる要素は開花による水元素の消費によって蒸発の邪魔をしてしまう点にある。
そのため草元素の付着頻度が少ないキャラクターと組むか、水元素の付着頻度の多い夜蘭・行秋・ニィロウと組む事により付着量を飽和させる事で、蒸発と烈開花を同時に狙うという運用も注目されつつある。対集団があまり得意でない胡桃の運用の助けとなる。
- ナヒーダ
マーカーを付けた相手に元素反応を起こすと、リンクしている全員に元素付着CT0の草元素追撃を行うキャラクター。
草元素追撃のタイミングが胡桃と非常に噛み合っており、特に蒸発が発生した後に残った水元素と反応して開花反応を起こせるため、そのまま烈開花反応に繋げる事が出来る。
爆発により最大250という、完凸終焉を嘆く詩をも上回る熟知が胡桃に配布されるため、蒸発のダメージも大きく上昇する。
ただし開花反応を起こすと水元素下地が消失するため、最低でも行秋、夜蘭、ニィロウの内、誰か二人を採用して下地を安定させたい。
- 綺良々
片手剣キャラであり、待望の純草シールダー。
効果時間内にループ可能なシールドは十分な硬さを持ち、片手剣ゆえに蒼古・鍵・原木刀などのバフ武器を装備可能かつ起動も容易。
元素爆発では大量の草爆弾をばら撒くため、草原核の生成についても申し分ない性能を持ち、場に残りすぎて蒸発を阻害するということもない。
4凸効果で程よい頻度の自動追撃・6凸で全元素ダメージバフが追加され、さらなる相性の向上を期待できる。
- コレイ
弓キャラ。
終焉を嘆く詩の発動が容易。
水元素付着状態の敵にブーメランを投げて草原核を発生させ、胡桃で割るのが良い。
爆発は蒸発を阻害してしまうため一長一短。
編成例
胡桃は火力が非常に高い反面、他のキャラに与えられるものは会心率バフくらいで、相互に強化し合う関係を強固に築けるキャラは少ない。
また背水の維持を考えるとヒーラーキャラとの相性はあまりよくなく、逆に低HPでも生存性を担保できるシールドキャラやダメージカット持ちのキャラの有用性が高い。
その他、胡桃側の火力を効率的に伸ばせるサポーターや、胡桃のクールタイムや苦手な敵といった弱点を補完するサブアタッカーのチョイスが肝になる。
胡桃のアタッカー性能の高さから、育成が進んだ彼女を編成に組み込んでいる時点でよほどの事がない限り火力不足となってしまう事は無い。
元素スキルのクールタイム中に胡桃一人の火力を全力で伸ばす方向でサポートする方が確実にパーティ単位のDPSは高くなるため、ダブルアタッカー編成は現状ではやや趣味に近い。
また似たような理由で攻撃力ブーストとして有力な炎元素共鳴はいまひとつ胡桃には合わない。
マルチで2on2で組む際は操作キャラの少なさの都合上、一転して編成価値が高くなる。基本的に攻撃一辺倒になるため、他のプレイヤーと相談しよう。
弓武器「終焉を嘆く詩」の千年の大楽章バフとの相性が凄まじく良く、これを持てる弓キャラという時点で彼女のサポーターとしては適正が高くなる。
蒸発補助とシールド要員を基本として、1種類の元素共鳴を作る以下の編成が主流。
胡桃/水/水/岩:水元素共鳴。胡桃・夜蘭・フリーナ・ニィロウ・鍾離が強くHPに依存するため満遍なく強化される。水付着を大量に確保できるため蒸発の安定感が増す。
胡桃/水/水/風:水元素共鳴。万葉・閑雲などの強力なサポーターに加え、翠緑4セットで水元素サブアタッカーを更に強化する。
胡桃/水/岩/岩:岩元素共鳴。出場中のシールド強化と全ダメージバフが優秀。岩耐性デバフで岩サブアタッカーの火力も伸びる。
胡桃/水/風/炎:炎元素共鳴。本命は翠緑4セットによる炎耐性デバフで、胡桃の瞬発力を高められる。攻撃力アップもサブアタッカーの強化にはなる。
その他、味方の溶解補助として組み込まれる事もある。なお4元素で編成した場合も、全耐性アップによって防御面を底上げできる。
蒸発軸
蒸発編成について
胡桃は重撃による蒸発が強力であるため、水元素の付着頻度の高い行秋か夜蘭で敵を常時湿潤状態にさせ、全ての重撃を蒸発させる運用が基本となる。
注意点としては、行秋は完凸、夜蘭は2凸以上でないと単独では胡桃の蒸発が安定しないこと。凸数が足りない場合には夜蘭と行秋の同時編成(往生夜行)、モナなどの水キャラを編成して付着を補助する、スクロースや楓原万葉などの元素変化する風キャラで水の付着を補助するなどの方法がある。(それでも安定しない場合にはナヒーダなどの草のサブアタッカーを編成して烈開花を混ぜるのも良いだろう)
夜蘭と行秋の凸数が足りている場合には自由枠の候補は多い。螺旋ならば敵のシールド等のギミックに合わせて草や雷などを編成することで様々な状況に対応できる。この自由度の高さも胡桃の強みと言える。
高難度用チーム集についても合わせて参照。
水2編成/往生夜行 (胡桃+水+水+自由枠) †
行秋と夜蘭を両方とも採用した編成。(水煮胡桃/ウォータオ)
ver.3.0の水共鳴強化以降、急激に評価が上がりテンプレとなったパーティ。
役割の被った二人を採用するため一見ネタに見えるが、水元素粒子が大量に供給されることで二人の爆発が火力装備であっても安定して回せるようになり、
水元素付着過多となる事により蒸発が安定するメリットがある。
行秋が2凸していた場合、水デバフが入るためより強力なダメージが期待出来る。
ver3.0で水共鳴の効果が以前の治療バフ30%からHP上限+25%に変更されたため、背水の維持が容易になっただけでなく胡桃、夜蘭の火力増加、鍾離のシールドの耐久性の増加に繋がるため、より火力が出しやすくなっている。
水元素二人については火力面や水共鳴の都合で夜蘭がほぼ固定枠となっている。行秋を他に回したい場合、モナやニィロウが優秀な補欠となる。
最後の鍾離の枠は例によってフリー枠となる。シールド役としてトーマ・ディオナ・綺良々、サブアタッカーとして香菱や八重神子、サポーターとして万葉などが上げられる。
水共鳴の変更が発表された当初から、各キャラの凄まじい相性補完から各地で一気に話題となったパーティ。
人気の高さから、中国では「往生夜行」という名前が定着しつつある。
由来は往生堂(胡桃、鍾離)+「夜」蘭+「行」秋と分かりやすい。
ここから派生して、鍾離の代わりに綺良々を採用した場合に「黒猫夜行」としている記述も散見する。
このWikiではとある利用者が「水煮胡桃」と呼び始めた事からこちらも定着。
「水2」と掛けた語感の良さと胡桃が水煮魚が好物という設定も相まって妙な人気が出た。
他にも「ウォーター」と掛けて「ウォータオ」とも呼ばれる。
他では分からないが当Wikiではこちらの呼び方でも通用する。むしろこれらの方が通用しやすい。
水1編成 (胡桃+水+シールド+自由枠) †
ver.3.0より前のバージョンにおける胡桃の主流な編成。
特に夜蘭の実装以前は水下地の維持のハードルが高く、幾分工夫を必要としていた。
現在でも、行秋、夜蘭、鍾離のいずれかが編成出来ない場合などに、この形になるケースは往々にしてある。
トーマの元素爆発は胡桃の通常攻撃をトリガーとして炎元素の追撃を行う。元素付着頻度は高くないが、胡桃の蒸発を阻害する可能性がある点は留意したい。水の付着頻度の多い編成にするか、VVvapeの様な風の拡散による翠緑デバフのための着火役としては有力な選択肢となる。
他の候補としては水元素キャラクターが行秋の場合は終焉を嘆く詩が持てるフィッシュル、
終焉を嘆く詩を持たせた夜蘭を入れる場合は、千年の大楽章バフの恩恵を強く受ける八重神子、
胡桃の攻撃を邪魔しない程度の集敵が可能な万葉やスクロースが特に優秀な候補として上がる。
状況に応じて好きなキャラを入れると良い。
いわゆる往生夜行(上記の「胡桃・行秋・夜蘭・鍾離」の編成)になるべく近くなるよう、常設の★4キャラで代替したもの。
ディオナのシールドは鍾離のものと比べると劣ってしまうが、行秋の「雨すだれの剣」による被ダメージ軽減と胡桃自身のタフさが手伝い、大抵の敵に対して十分にゴリ押しが可能。
氷付着→胡桃の元素爆発で溶解を起こして瞬間火力を高めることも可能。
フリー枠に採用したスクロースは、胡桃+行秋が苦手な対多数戦を集敵によって補ってくれるほか、元素熟知バフによって蒸発・溶解反応を強化してくれる。
岩2編成/Geo Bros Vape †
Geo Bros Vape(胡桃+行秋or夜蘭+鍾離+自由枠)
胡桃+行秋or夜蘭の蒸発連打による高い単体火力を鍾離の強固なシールドで押し付けていく編成。
敵の攻撃をほぼ受けることなく、火力を一方的に通すことができ非常に運用が楽。
岩共鳴兼サブアタッカーとしてアルベドが入っているが、この枠は事実上のフリー枠。
岩元素共鳴を入れつつ蒸発を邪魔しない程度の追撃が可能、爆発による熟知バフが可能なアルベドの使用率が非常に高い。(ver4.0現在、アルベドの最適武器であるイベント配布のシナバースピン二ドルの復刻が1回も無い点は留意したい)
翠緑拡散/VV vape (胡桃+行秋or夜蘭+炎+風) †
拡散による優秀なサポート能力を引き出す構成。
炎付着役を別で採用すれば翠緑4の耐性デバフ等を胡桃で活用できる。万葉以外では、元素熟知を配布するスクロースも強力。
元素爆発で水元素変化を起こせば、水元素キャラの火力も増強させつつ、下地水付着を更に安定させられる。
トーマ枠は炎付着とサポートができる者から選ぶ。トーマは西風やシールドによる胡桃の支援が可能な上、完凸であれば重撃にバフが乗る。
炎元素付着の頻度・強度は低く胡桃の蒸発を邪魔しにくいため相性が良い。
同様の役割を持てる炎キャラクターとして、シールドの強度と保持を出来るようHPとチャージを伸ばした辛炎(2凸)や煙緋(4凸)も相性が良い。
特に煙緋はバフ等はないが、行秋の爆発の後からでも炎付着させられる為炎拡散が容易である。
また、シールドを持たないが、トーマ以上に付着面で炎拡散を起こさせ易く、教官、終焉のバフを極短い出場時間で無理なく撒ける等、攻撃面でのサポートが優秀であるアンバーも十分選択肢に入る。
ディシアもシールドを持たないが、スキルに炎付着・中断耐性付与・ダメージ軽減の効果があり、教官やマカイラの水色などを持たせられ、かつローテーションが簡潔なため扱いやすい。
海外でこの翠緑炎2編成は「VV vape Hu Tao」等と呼ばれ、国内外で実践動画が多く上がっている。
付着、拡散の関係が胡桃編成の中ではややシビアであり、ローテーションに注意が必要な編成であるため、イマイチ火力が上がらないと言う場合は確認すると良い。
フリーナ水2編成 †
フリーナを採用し、胡桃の聖遺物にファントムハンター4セットを採用する編成。
フリーナのスキルと天賦の効果により継続的にファントムハンターの効果を起動しつつ、いわゆる往生夜行(水2編成)と同様にフリーナと水キャラにより水下地を維持しながら蒸発を起こしていく。
フリーナを採用しない型に比べHP変動が容易であり、ファントムハンターの層維持が非常に楽。
注意点として、通常の編成と異なり戦闘中はHPがほぼ全快状態となるため、HP50%以下の天賦(および護摩の追加効果)が発動しない。しかしフリーナの爆発によるダメージバフはそれらの恩恵を上回り、かつフリーナ側から見ても胡桃の自傷によるHP変動が元素爆発バフのテンション獲得に寄与しているため、そのデメリットを上回るシナジーを産みだす。
全体回復枠については、白朮、ジン、シャルロット等の全体回復出来るキャラクターを採用する。
白朮は海染と多少の烈開花による火力支援、ジンは翠緑による水デバフ(炎拡散は難しい)が可能。
モナなど火力支援が出来る法器キャラに金珀・試作を持たせる事でも運用可能だが、フリーナのテンション獲得の難易度が上がる(フリーナの1凸・2凸で順次解消可能)。また、敵編成にもよるがHPが回復しきれず不安定になる可能性がある。
回復枠としてベネットを採用し、より攻撃に特化する構成もある。この場合テンション獲得が難しくなるため、フリーナは2凸しておきたい。またベネットは単体回復しか出来ない事から、各メンバーのHPがほぼ50%で戦う事になるため、キャラチェンジ時の事故に注意。
フリーナ水2編成に閑雲を採用した編成。
胡桃があまり得意ではない集団戦においても範囲攻撃である落下攻撃で火力を出していける。
単体火力も他編成と遜色はなく、重撃と落下攻撃を交えたアクロバティックな戦闘を楽しめる。
更に重撃の使用回数が減るため、無凸の胡桃でもスタミナを気にせず戦えるところも長所。
しかしながら閑雲の爆発がやや重く、回せなければコンセプト自体が崩壊してしまう。
また大型の敵に対しては当たり判定に引っかかってしまい落下攻撃ができない事も。
状況次第では落下攻撃をせず従来の重撃コンボで戦うことも考えよう。
ファントムハンター水2編成 †
通常の夜行編成の耐久枠を回復キャラに変更した編成。法器キャラは全て金珀・試作を装備することが必須。
金珀・試作は元素爆発終了後6秒間、4~6%の回復を2秒ごとに行うため、継続的なファントムハンターの効果起動・層維持に役立つ。
金箔キャラが爆発を打った直後に胡桃がスキルを発動した場合、最初の2秒でファントムハンター4セット効果が2層、次の2秒で3層が貯まり、その後7秒間それが維持される。実運用では元素爆発使用時の演出時間やキャラチェンジ時のタイムラグによって1~2秒のズレが生じるものの、胡桃のスキル継続時間中は2~3層の効果維持が安定して行えるようになる。
その上で、モナであれば強力なダメバフを、鹿野院平蔵なら拡散+元素熟知配布を、4凸煙緋ならば炎共鳴とシールド付与など、各法器キャラ独自のサポート能力を組み合わせることが出来る。
特にナヒーダは、元素熟知配布による蒸発ダメージの上昇と烈開花反応による範囲ダメージと自傷ダメージを与える点で優れている一方、草元素付着能力が高すぎるため行秋、夜蘭の同時採用が必須となる点に注意。
唯一法器キャラではないヨォーヨは、彼女自身が回復キャラである点、草元素キャラであることから烈開花による自傷ダメージを受けられる点から、ファントムハンターの効果起動・維持に2重で役立つため相性が良い。ただし回復量が過大であると、胡桃の固有天賦「血のかまど」の発動条件であるHP50%を上回ってしまう場合があるので注意すること。
ファントムハンターVV Vape編成 †
キャラ | 固定枠 | 耐久枠 | ||
---|---|---|---|---|
胡桃 | 行秋 夜蘭 | 楓原万葉 | ディシア ベネット | |
役割 | メインアタッカー | サブアタッカー 下地水付着 | 集敵 拡散サポート 蒸発補助 | ファントムハンター起動要員 |
凸目安 | 無凸 | 行秋6凸 or 夜蘭2凸 | 無凸 | ディシア無凸orベネット1凸必須 |
通常のVV Vape胡桃編成の耐久枠をディシア、またはベネットに変更した編成。
ディシアはスキルによるダメージカットと、固有天賦による完全中断耐性を付与するキャラクターである。
ダメージ完全遮断のシールドではなく、あくまでダメージカットである点からファントムハンターの4セット効果の起動・維持という点ではシールドキャラより適性がある。
ディシア自身炎キャラであるため楓原万葉の炎拡散をサポートでき、短いながらも強力な完全中断耐性付与は各キャラのスキル・爆発回し中でも敵からの攻撃に打たれ強くなる点で優秀である。
一方で、肝心のダメージを受けること自体が敵依存であることが難点。こちらの攻撃に対して怯まずに攻撃し続けるようなボス級のエネミーに対しては安定発動が可能となるが、それ以外の雑魚エネミーでは一転して不安定となる。
なお、編成コストは高いものの鍾離を完凸していれば似たようなことが出来る。どちらにせよ敵依存であることには変わりはないが、シールドを付与できる分こちらに軍配が上がるか。
ベネットは攻撃力バフを配りながら彼の回復力でファントムハンターを起動できる。しかしベネットは回復力と回復頻度が高いため、スキル後半で胡桃のHPが50%以上、ファントムハンター効果切れになってしまう可能性がある。採用する場合、回復力をかなり落とさないとならないので注意。
烈開花編成†
通常の蒸発に加えて烈開花を起こしながら戦う編成。
胡桃の聖遺物としてファントムハンター4セットを採用し、胡桃のスキルと烈開花による自傷でファントムハンターの効果を起動させる。
烈開花ダメージは草元素扱いになるため、通常の蒸発編成に比べて水バリアに強いというメリットもある。
草元素キャラとしては白朮やヨォーヨなどの回復キャラが望ましい。胡桃のHPを50%以下に維持したい場合には回復力をある程度落とした方が良い。安定性が欲しい場合、胡桃(および護摩)の効果を捨てて通常通り回復重視にする手もある。
草枠に金珀・試作を持たせたナヒーダを採用するケースもある。
耐久は金珀頼りとなり不安定だが、ナヒーダの熟知バフにより蒸発と烈開花ダメージを大幅に上昇させる事が出来る。
反面、草元素に対して水元素が不足しがちなため、水キャラが2名になるようにしたい。夜蘭と行秋を同時採用するか、そのいずれかと水キャラを採用しよう。
高難度用チーム集についても合わせて参照。
その他の編成
モノパイロ編成 †
炎キャラで固めたモノパイロ編成。
胡桃は回復するとHP50%以下の天賦(と護摩)が発動しなくなるが、ベネットであれば天賦の恩恵を上回る攻撃力バフを付与することができる。
モノパイロのメインアタッカーとして採用される頻度の多いクレーやリネと比較した場合、高HPであるのに加えて最適な動きに回避を挟むために被弾が少なく耐久力が高い。更にはスキルに中断耐性があり吹き飛び難く、安定感が非常に高いのがメリットとなる。
他の胡桃の編成と比べると範囲火力と集敵に優れ、集団戦に強い。また、炎の付着頻度も多く、特定の元素シールドに対して有利である。
例として、モンドの天賦素材秘境である忘却の峡谷の氷元素生物ラッシュに有効。
翠緑溶解編成 †
瞬間火力に特化した編成。
ベネットで攻撃力バフと同時に炎元素付着を行い、万葉で集敵、拡散による翠緑デバフと味方へのダメージバフを行ったあと、綾華の元素爆発によって継続的に氷元素付着を行いつつ胡桃で溶解反応を狙う。
胡桃が出せる瞬間火力としては最大級になる割に下準備がかなり素早く終了する点がポイント。
元素爆発が溜まっていなくても、単純にダブルアタッカー編成としてそれぞれのキャラ同士で強いシナジーがある。
綾華の爆発がやや重い点、ベネットが完凸していた場合、綾華の通常や重撃が噛み合わない点が弱点となる。
また、あまりにも火力が高すぎて戦闘がすぐに終了してしまうため、
チャージを大量に盛っていても各キャラの爆発を回すのが難しく、継続的な戦闘が求められるコンテンツには向かない。
キャラの凸数にも依るが、原神で最高クラスの瞬間DPSを叩き出せるパーティ。
それぞれのキャラの凸数が上がるにつれ、より暴力的なまでの火力を叩き出す。
条件が揃いさえすれば胡桃の元素爆発で100万近いダメージも狙う事が出来るため、瞬間火力が求められるコンテンツでは主流の編成の一つとなっている。
綾華の爆発が入りさえすれば、現状の全てのボスのHPをベネットの爆発開始から6秒~10秒ほどで削り切る事が出来る。
その他
小ネタ
- 告知~実装まで
- 旧正月という中国本土で最も盛大な祭りシーズンに、葬儀屋というある種不吉なキャラクターを実装するのは憚られたためなのか、
Ver.1.3の告知では存在が仄めかされる程度に留まり、正式なお披露目もガチャの三日前という直前も直前なタイミング。原神では珍しくサプライズ感の高い実装となった。
……のはずが、アプデ直後の時点で名刺の飾り紋欄からガッツリ名前を確認できてしまっていた。まさかの公式ネタバレである。
ちなみに、お披露目日の2月27日は日本語版声優の高橋李依氏の誕生日でもある。
- ヒルチャールの歌
- 待機時に歌っているのは胡桃オリジナルの歌。望舒旅館に出没する幽霊の冥ちゃんも歌うことがある。
なお、歌詞は「十只兔子(10匹のうさぎ)」という、中国の比較的新しい民謡が元ネタと思われる。
歌詞が陰鬱であり、中国ネット上では「歌ってはいけない民謡」として、半ば都市伝説のような扱いを受けているらしい。十只兔子
大兔子病了 (大きなウサギが病気になった)
二兔子瞧 (二番目のウサギが看病して)
三兔子买药 (三番目のウサギは薬を買って)
四兔子熬 (四番目のウサギが薬を煎じた)
五兔子莫名死掉 (五番目のウサギはなぜか死に)
六兔子抬 (六番目のウサギがそれを拾った)
七兔子闷着头挖坑 (七番目のウサギは頭で穴掘り)
八兔子埋 (八番目のウサギが埋葬した)
幽暗森林小小墓碑 (暗い森の小さな墓石)
是兔子冰冷的尸骸 (ウサギの冷たい亡骸は)
悲鸣喊叫早已不在 (もはや悲鳴もあげられない)
太阳慢慢爬了出来 (太陽がゆっくり昇り出て)
九兔子在地上悲哀 (九番目のウサギは地面で泣いた)
十兔子问它为什么? (十番目のウサギが尋ねると)
九兔子说 (九番目のウサギはこう言った)
五兔子它一去不回来… (五番目のウサギは帰ってこない)
高高地抬 (高く高く持ち上げられて)
深深地埋 (深く深く埋められて)
别让五兔子再爬出来… (五番目のウサギはもう出られない)童謡の由来は不明。「不吉な数え歌」という共通点から、マザーグースの「10人のインディアン」から派生したという説がある。
一方で北京など中国北部では、清朝末期より以前から「十秃子」(10人の禿頭)という民謡が歌われており、こちらがオリジナルであるという説もある。
- 往生印
- 通常攻撃最終段の舌ペロウインクの直前をよく見ると両手で特徴的なポーズをとっている。
これは道教において往生を示す「往生印」という印相である。
- 誕生日について
- 胡桃の誕生日である7月15日は、道教の年中行事である三元(三元節)の一つ、中元節に当たる。
中国道教において赦罪を司る地獄の支配者「地官大帝」の誕生日で、後に仏教の祖霊供養の儀である「盂蘭盆会」と習合・一体化した。
日本においてはそれぞれ「お中元」と「お盆」に当たる。
ちなみに、元素スキルを天賦Lv.13にすると攻撃力変換率が7.15%HP上限という数値になる他、胡桃Lv.90が護摩の杖Lv.90を装備すると基礎攻撃力が715になる。更に余談だが、残る三元には上元(1月15日)と下元(10月15日)がある。
そのうち前者は、人々が過年の締めくくりとして邪気払いの提灯を作って飾る「元宵節」という行事に受け継がれている。こちらは海灯祭のモデルになっている。
- 2021年エイプリルフール
- 公式Twitterをヘッダーやアイコンごと乗っ取って大暴れした。まとめはこちら。
- 誕生日のメール(2021年・中国語)
- コメント欄>>1409のツリーより。
とても美しい詩である。
- 名前について
- 「胡桃」はフルネームである。「胡」が姓で「桃」が名。
キャラストにて彼女の祖父が「胡じい」と呼ばれていたり、鍾離のキャラストにて『「胡家の「往生堂」』という記述があることからこれが分かる。
(英語名では "Hu Tao" と名前の間にスペースが入っており分かりやすい。)
このため、旅人を含め多くのキャラは彼女のことをフルネームで呼んでいることになる。
日本の感覚ではフルネーム呼びには妙な印象を受けてしまうが、中国では親しい間柄でのフルネーム呼びは一般的なようだ。
別の読み方だと日本では「胡桃(クルミ)」がある。彼女の名前を入力する際はこれで変換するとスムーズ。
- 好きな食べ物
- 「ららら~♪水煮魚にエビ蒸し餃子~♪」
これらはそれぞれ香菱の得意料理(万民堂水煮魚)と行秋の得意料理(江湖百味)に一致する。
台詞やキャラストから、共に胡桃と仲の良いキャラクターであることがうかがえる(香菱はやや一方的に弄られているようだが…)ため、これは彼女なりの友情の詩なのかもしれない。
だとすると、なんともいじらしく可愛らしい表現である。
ver2.1のイベント「韶光撫月」に胡桃が登場した際には好きな食べ物としてこれらに言及していた。
胡桃は激辛な水煮魚に「動」、優しい味のエビ蒸し餃子に「静」の属性を見出しており、この組み合わせの対比を好んでいるという詩人な一面を見せた。
- 年齢
- 神の目エピソードにおける「13歳の胡桃が祖父の葬儀を行った」という記述と、胡桃を知る・4での「私が初めて引き受けた仕事は、おじいちゃんの葬儀だったの。」というセリフから、「胡桃が初めて葬儀を行ったのは13歳の時」だと読み取れる。
そして、「(葬儀を)何年もやってきた」という台詞もあるので、現在の胡桃の年齢は十代後半あたりだと考えられる。
ストーリームービー「世にある至味」 では幼少期の胡桃と見られる少女が登場している。
同時に幼少期の行秋、重雲、香菱、辛炎らしき子供たちも登場しており、彼らとは同年代であることがうかがえる。
またここでは七七も登場しており、キャラストーリーなどで語られている胡桃と七七の仲(因縁?)は胡桃の幼少期から続く長いものだと考えられる。
情報提供用コメントフォーム
- 基本ステータスの会心ダメ率の数値あっていますでしょうか?LV90聖遺物無しで、88.4%です。 -- 2021-11-22 (月) 13:21:41
- 全キャラクターが基礎値で率5%ダメージ50%持っているため、正しいです。 -- 2021-11-22 (月) 13:28:12
- 表の読み方の前提を間違っていたようです。申し訳ない! -- 2021-11-22 (月) 13:43:41
- 全キャラクターが基礎値で率5%ダメージ50%持っているため、正しいです。 -- 2021-11-22 (月) 13:28:12
- 胡桃に限らずですが、HoYoLABに記載されているテキストがないキャラが複数いると思われます。以下胡桃の紹介文のコピペです -- 2021-11-22 (月) 20:04:03
- https://www.hoyolab.com/article/214677 ですかね?確かにゲーム内などでは見られないテキストがありますね -- 2021-11-24 (水) 10:40:25
- 投稿忘れてました、ありがとうございます -- 2021-11-25 (木) 09:01:35
- https://www.hoyolab.com/article/214677 ですかね?確かにゲーム内などでは見られないテキストがありますね -- 2021-11-24 (水) 10:40:25
- ver3.0のアプデで水共鳴の効果が変わったため特に影響がある編成例の胡桃夜蘭行秋鍾離(水煮胡桃?)の項目の水共鳴の部分を修正しました -- 2022-08-31 (水) 09:00:04
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