基本情報
画像 |
プロフィール | |
名前 | シュヴルーズ |
CV | 下地紫野 |
誕生日 | 1月10日 |
所属 | 特巡隊 |
神の目 | 炎 |
命ノ星座 | 刀銃座 |
装備可能武器 | 長柄武器 |
アルケー | ウーシア |
オリジナル料理 | 罪・対処不必要型 (ポンコロ・ワッカリング) |
ひとこと紹介 |
心の中にある「正義」を常に遵守する特巡隊隊長。その手にある銃は罪人だけに向けられる。 |
人物評 |
「…シュヴルーズ隊長、改めて特巡隊隊員の入隊基準を調整してくださるよう切に願います。今の特巡隊の中には、かつてフォンテーヌ廷の家々のドアを隅々まで開けた泥棒や、金儲けしか頭にないボクサー、さらにはあなたが直々に捕まえた大怪盗――投資家に扮して銀行を下見し、仲間と共に金庫の中身をほぼ残さず奪い去った者までいる始末!はぁ、我々は執律庭の人間です!執律庭のイメージを維持するためにも、どうかご検討ください!」 ――警察隊隊長グロリチャードがシュヴルーズに宛てた9通目の嘆願書 |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
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突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 1,003 | 2,577 | 3,326 | 4,982 | 5,514 | 6,343 | 7,052 | 7,881 | 8,413 | 9,241 | 9,773 | 10,602 | 11,134 | 11,962 |
基礎防御力 | 51 | 130 | 168 | 252 | 279 | 321 | 357 | 398 | 425 | 467 | 494 | 536 | 563 | 605 |
基礎攻撃力 | 16 | 41 | 54 | 80 | 89 | 102 | 114 | 127 | 136 | 149 | 158 | 171 | 180 | 194 |
HP | - | - | - | - | 6.0% | 6.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 18.0% | 18.0% | 24.0% | 24.0% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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通常攻撃・戦列槍術・改 | 通常攻撃 槍による最大4段の連続攻撃を行う。 重撃 一定のスタミナを消費して前方に突進し、経路上の敵にダメージを与える。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し落下時に範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
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Lv.1 | 53.1% | 49.3% | 27.6%+32.5% | 77.3% | 121.7% | 25.0 | 63.9% | 128%/160% |
Lv.2 | 57.5% | 53.3% | 29.9%+35.1% | 83.6% | 131.6% | 69.1% | 138%/173% | |
Lv.3 | 61.8% | 57.3% | 32.1%+37.7% | 89.8% | 141.5% | 74.3% | 149%/186% | |
Lv.4 | 68.0% | 63.1% | 35.4%+41.5% | 98.8% | 155.7% | 81.8% | 164%/204% | |
Lv.5 | 72.3% | 67.1% | 37.6%+44.2% | 105.1% | 165.6% | 87.0% | 174%/217% | |
Lv.6 | 77.2% | 71.7% | 40.2%+47.2% | 112.3% | 176.9% | 92.9% | 186%/232% | |
Lv.7 | 84.0% | 78.0% | 43.7%+51.3% | 122.2% | 192.4% | 101.1% | 202%/253% | |
Lv.8 | 90.8% | 84.3% | 47.3%+55.5% | 132.1% | 208.0% | 109.3% | 219%/273% | |
Lv.9 | 97.6% | 90.6% | 50.8%+59.6% | 141.9% | 223.6% | 117.5% | 235%/293% | |
Lv.10 | 105.0% | 97.5% | 54.6%+64.2% | 152.7% | 240.6% | 126.4% | 253%/316% | |
Lv.11 | 112.4% | 104.4% | 58.5%+68.7% | 163.5% | 257.5% | 135.3% | 271%/338% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
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近迫阻止射撃・速 | シュヴルーズは銃床を素早く肩にあて、照準を覗き込み、敵を射撃して炎元素範囲ダメージを与える。 シュヴルーズが射撃を行った後の一定時間、フィールド上の自身のキャラクターのHPを持続的に回復する。回復量はシュヴルーズのHP上限によって決まる。 長押しによって攻撃方法が変わる。 長押し 照準モードに入り、照準範囲内の敵一体をロックオンし、より精確な阻止射撃を行う。シュヴルーズが「マグナムブレット」を持っている場合、代わりにそれを発射し、広範囲かつより大きな炎元素ダメージを与える。 シュヴルーズは、周囲のキャラクターが過負荷反応を起こした時、「マグナムブレット」を1個獲得する。「マグナムブレット」は最大1個まで所持可能。 アルケー:ウーシア シュヴルーズの「近迫阻止射撃・速」が命中した時、迸発の刃を召喚し、ウーシアを帯びた炎元素ダメージを与える一定時間ごとに発動が可能。 実は、訓練マニュアルには『阻止射撃』という用語しかなかった。だが、ある小説の主人公が、専門用語を用いた技名は味方の士気を上げ、その気迫で敵の先手を取れると言っていた…とても理にかなっていたから、マニュアルを変更したのだ。 |
ステータス詳細 | 一回押し ダメージ | 長押し ダメージ | 「マグナムブレット」 のダメージ | 継続回復量 | 治療継続時間 | 迸発の刃の ダメージ | 迸発の刃の 間隔 | クールタイム |
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Lv.1 | 115.2% | 172.8% | 282.4% | 2.67%HP上限+257 | 12.0秒 | 28.8% | 10.0秒 | 15.0秒 |
Lv.2 | 123.8% | 185.8% | 303.6% | 2.87%HP上限+282 | 31.0% | |||
Lv.3 | 132.5% | 198.7% | 324.8% | 3.07%HP上限+310 | 33.1% | |||
Lv.4 | 144.0% | 216.0% | 353.0% | 3.33%HP上限+340 | 36.0% | |||
Lv.5 | 152.6% | 229.0% | 374.2% | 3.53%HP上限+372 | 38.2% | |||
Lv.6 | 161.3% | 241.9% | 395.4% | 3.73%HP上限+407 | 40.3% | |||
Lv.7 | 172.8% | 259.2% | 423.6% | 4.00%HP上限+443 | 43.2% | |||
Lv.8 | 184.3% | 276.5% | 451.8% | 4.27%HP上限+482 | 46.1% | |||
Lv.9 | 195.8% | 293.8% | 480.1% | 4.53%HP上限+522 | 49.0% | |||
Lv.10 | 207.4% | 311.0% | 508.3% | 4.80%HP上限+565 | 51.8% | |||
Lv.11 | 218.9% | 328.3% | 536.6% | 5.07%HP上限+610 | 54.7% | |||
Lv.12 | 230.4% | 345.6% | 564.8% | 5.33%HP上限+657 | 57.6% | |||
Lv.13 | 244.8% | 367.2% | 600.1% | 5.67%HP上限+706 | 61.2% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
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円形爆撃戦術・轟 | シュヴルーズは銃を構え、敵に向けて轟榴弾を発射し炎元素範囲ダメージを与える。轟榴弾は命中した後、複数の二次榴弾に分裂する。 二次榴弾は短時間後に爆発し、近くの敵に炎元素ダメージを与える。 理論上、正方形に並べた爆撃をすれば、陣形を構える敵を効果的に攻撃することができる。だが、残念ながら轟榴弾の爆発範囲はホールケーキのようにほぼ円形だ。そのため、飛び散る榴弾もケーキの上にある果物のように、円形にしか並べられないのだ。 |
ステータス詳細 | 轟榴弾のダメージ | 二次榴弾の ダメージ | クールタイム | 元素エネルギー |
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Lv.1 | 368.2% | 49.1% | 15.0秒 | 60 |
Lv.2 | 395.8% | 52.8% | ||
Lv.3 | 423.4% | 56.5% | ||
Lv.4 | 460.2% | 61.4% | ||
Lv.5 | 487.8% | 65.0% | ||
Lv.6 | 515.4% | 68.7% | ||
Lv.7 | 552.2% | 73.6% | ||
Lv.8 | 589.1% | 78.5% | ||
Lv.9 | 625.9% | 83.4% | ||
Lv.10 | 662.7% | 88.4% | ||
Lv.11 | 699.5% | 93.3% | ||
Lv.12 | 736.3% | 98.2% | ||
Lv.13 | 782.3% | 104.3% |
固有天賦
固有天賦 | |
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尖兵協同戦術 | チーム全員の元素タイプが炎元素と雷元素であり、かつ炎元素と雷元素のキャラクターが少なくとも一人ずついる時、シュヴルーズは周囲のチーム全員に「協同戦術」を付与する。付与されたキャラクターが過負荷反応を起こした後、その過負荷反応による影響を受けた敵の炎元素耐性および雷元素耐性-40%、継続時間6秒。 チーム内キャラクターの元素タイプが固有天賦の条件を満たさない場合、既存の協同戦術効果はクリアされる。 突破段階「1」で解放 |
縦陣戦力統括 | シュヴルーズが近迫阻止射撃・速の「マグナムブレット」を発射した後、次の効果を発動する。シュヴルーズのHP上限を基準とし、HP上限1000毎に周囲のチームにいる炎元素と雷元素キャラクターの攻撃力+1%、継続時間30秒。この方法でアップできる攻撃力は最大40%まで。 突破段階「4」で解放 |
迅速行軍戦略 | チーム内の自身のキャラクター全員がダッシュに消費するスタミナ-20%。 同じ効果を持つ固有天賦との重ね掛け不可。 |
命ノ星座
第1重 | 戦線維持の胆力 フィールド上にいる「協同戦術」状態のキャラクター(シュヴルーズ自身を除く)が過負荷反応を起こした時、元素エネルギーを6ポイント回復する。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。固有天賦「尖兵協同戦術」を解放する必要がある。 |
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第2重 | 誘導殉爆の狙撃 近迫阻止射撃・速の長押しによる攻撃が命中した時、命中した位置付近に連鎖殉爆を2回起こす。それぞれの殉爆はシュヴルーズの攻撃力120%分の炎元素ダメージを与える。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。殉爆によるダメージは元素スキルダメージと見なされる |
第3重 | 熟練装弾の技術 近迫阻止射撃・速のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 多重速射の秘訣 円形爆撃戦術・轟発動後、シュヴルーズが近迫阻止射撃・速を長押しで発動すると、近迫阻止射撃・速にクールタイムが発生しない。この効果は最大で6秒間持続でき、近迫阻止射撃・速を2回長押しで発動した後に解除される。 |
第5重 | 火力増幅の毀傷 円形爆撃戦術・轟のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 罪過終止の追捕 近迫阻止射撃・速の治療効果が12秒継続した後、周囲のチーム全員のHPを1回だけ回復する。回復量はシュヴルーズのHP上限の10%に相当する。 チームにいるキャラクターが「近迫阻止射撃・速」の治療効果を受けた後、炎元素ダメージ+20%、雷元素ダメージ+20%、継続時間8秒。この効果は最大3層まで重ねられる。層ごとに継続時間は独立して計算される。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
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物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | 法律が完備されている——というよりも、いっそ複雑なほどの——フォンテーヌ廷には、よそから来た観光客が訝しがるような法律や条例が数多くある。 例を挙げれば、クリームフルーツタルトをまだ温まっていない皿の上に直接置いてはいけない、飲み終わっていないフォンタを道の真ん中にわざと置いてはいけない、ペットの猫の爪を切り忘れてはいけない、といったものである… このような状況では、法律に違反してしまうことは避けられない。一方、フォンテーヌ人はこれらを熟知しており、彼らは法律違反の取り締まりに来た者の身分から事態の深刻さを判断し、次に何をすべきか決めるのだという。 やってきたのがただの店員ならば、簡単な議論だけで済むはずなので、野次馬になるのも悪くない。ただし、やってきたのが制服姿の共律官ならば、周囲の人々まで煩わしい小言を浴びせられるハメになるため、急いでその場を離れるのが得策だ。そしてやってきたのが執律庭の警察隊員ならば、その問題に関わった者は苦しむことになり、違反金などの支払い義務が発生する可能性もあるため、ただちに自身が違反行為とは無関係であることをはっきりさせるべきだろう。 だが、もしもやってきたのが帽子をかぶり、銃を背負った特巡隊隊長のシュヴルーズと隊員たちであったならば… それは、悪人が暴力行為をもって逮捕に抵抗したか、あるいは凶悪犯が人質を取ったか…とにかく、そのように悪質な事件が発生している事を意味する。そんなときに取るべき唯一の行動は、特巡隊隊員の誘導に従って速やかにその場を離れ、「強行犯処理係」の行動を邪魔しないよう、十分な空間を作ることだ。また、好奇心は心の奥にしまっておくべきである。どこかに隠れて、近くから特巡隊の公務執行を見物しようなどと思ってはいけない。たとえ取材がしたくても、事件の処理が完了するまでは待ったほうがよい。 何よりも覚えておいてほしいのは、不安や恐れを感じる必要はないということだ。 なぜなら、シュヴルーズ隊長が現れた時点で、凶悪犯が法の網から逃げおおせることなど不可能——これは、フォンテーヌ人ならば誰もが知っていることだからだ。 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 「これ以上いたずらしたら、特巡隊に連れて行かれるぞ!」 フォンテーヌの親たちは、悪さをした子供を叱る時、よくこのような文句から始める。 そんな風に両親から「脅されて」育った子供たちも、長じると、歯磨きをサボったり、寝坊したり、窓を割ったり、ケーキを盗み食いしたりした子のために特巡隊が出動することはないと気づく。それでも彼らは、現特巡隊隊長のシュヴルーズを見ると、思わず姿勢を正し、視線をそらしてしまう。そして本能的に両手を握りしめながら、自分が捕まるようなことをしたのではないかと恐れるのだ…たとえ、罪を犯した記憶がなかったとしても。優秀な警察隊員たちが犯罪撲滅を担う尊敬すべき善良な者たちであることを知っていてもなお、彼らは身をすくめてしまう… こうした「轟く不吉な名」については、特巡隊内部からも溜め息が漏れる。かつてある者は、こうした「不吉な名」が広まれば、特巡隊のイメージが悪くなると考え、シュヴルーズに次のように進言した——執律庭所属の厳然たる法執行機関である我が隊が過激な行動も辞さず、法的な強硬手段を取るのは、相対する罪人がいずれ劣らぬ極悪人ぞろいだからであり、特巡隊の名前を使って子供を脅すなど、もってのほか… いっそ、『スチームバード新聞』に隊長のインタビュー記事を載せてもらうよう、依頼してみてはどうか…「特巡隊は凶悪犯罪に対処するための単なる法執行機関であり、そのすべての行動はフォンテーヌ廷の平和と安全を維持するためのものであって、正当な理由もなく市民を困らせることなどない」…そう、隊長自ら強調すべきである—— しかしシュヴルーズはこの提案を却下した。 「その名声が人心に深く刻まれ、一生忘れられないものになれば、人々は道を踏み外しかけた時に特巡隊の『不吉な名』に怯え、尻込みするだろう。」 「…そうすれば、彼らを捕まえる日が訪れずに済むだろうからな。」 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | フォンテーヌにおける法の拘束力を担保する重要部門、「フォンテーヌ廷大執律庭」は厳粛な組織である。この組織に関わる法の執行者たちはみな、厳しい審査と教育を受けることとなる。彼らの発する一言一句が執律庭、ひいてはフォンテーヌ廷の法律を代表することになるからだ。決して間違いは許されない。 しかし、「フォンテーヌ廷特巡隊」のやり方は、他の法執行機関とはまったく異なったものだ。特巡隊は隊員に制式武器の使用を強制せず、非公式の場で制服着用を求めることもない…さらに、シュヴルーズが特巡隊を引き継いでからは、隊の全員が銃を法執行の武器の一つとしてみなすようになり、ついには警備ロボとの共同任務を拒否する者まで現れた。微動だにしないロボは銃使用の妨げとなるうえ、凶悪犯に支配権を奪われ、反撃の材料にされてしまうリスクもあるからだ。また、人材選抜においても、特巡隊は誇りを奪われた罪人の子孫を受け入れ始めた… 一刻も早い凶悪事件解決のために、執律庭はこの状況を容認し、特巡隊やシュヴルーズに対しても忍耐強く接している。だが、そんな執律庭にもどうしても許せないことがある。それはシュヴルーズが凶悪事件の処理を取り仕切るとき、重罪人を「特別顧問」として捜査に当たらせることだ。 シュヴルーズがそのやり方に固執するのは、いち早く犯人を逮捕したいという一念があるからだ。しかし同僚の中には、「犯罪者に犯罪者逮捕への協力を求めるのはフォンテーヌの法律や法の執行者全員を侮辱する行為であり、このままでは執律庭や法の尊厳が失われてしまう」と考える者もいた。 そうした疑問に対して、シュヴルーズは平生通り簡潔に答えた。 「凶悪犯を野放しにしておくことこそ、法への最大の侮辱。」 「執律庭の『尊厳』など、フォンテーヌ廷の安寧に比べれば取るに足らないものだ。」 それは彼女の父親の教えでもある。 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 「ドナテッロ氏は誠実な法の執行者だ。」 ——シュヴルーズは自身の父親を、いつもそう端的に評価する。それは、幼少期の彼女が父親に対して抱いた、たった二つの印象のうちの一つでもある。 ドナテッロは常に多忙だった。毎日朝早く出かけて、夜に疲れた様子で帰ってくると、母親とシュヴルーズにハグをして、帰宅を待ちわびていた二人に優しく謝った。帰りが特に遅くなったときには、シュヴルーズにちょっとしたスイーツを持って帰ってきてくれたものだ。しかし、残念ながらシュヴルーズはとっくに歯磨きを済ませていて、もう甘いものを食べてはいけないのだった。 母親は毎回、貴重なプレゼントが夜の間に悪くなってしまうのを気にして、小さなシュヴルーズにスイーツの生クリームを少しだけ舐めるのを許すと、それをコーヒーと一緒に父親の寝室に運んだ。 そんな時、父親は決まって写真と画鋲で埋め尽くされた壁の前で、ぼんやりしたり、歩き回ったり、タバコを吸ったり、髪をかき乱したりしていた。時には拳を振り上げることもあった。しかし、やがてそれをそっと下ろし、力なく机を叩くのだった…シュヴルーズはそれをドアの外からそっと盗み見ていた… 街中で父親の姿を見かけることがあれば、シュヴルーズは興奮して手を振った。多くの場合、彼は微笑みを返すと、すぐにまた忙しい仕事に戻っていってしまった。 「誠実で良い人。」 母や隣人、同僚、さらには近所の子供たちまでもが、父をそう評した。 しかし常日頃から父を誠実だと褒めていた同僚たちが、ある日突然シュヴルーズの家を訪ねてきた。 母親はなす術もなく、家中を歩き回る彼らを見つめるばかりであった。シュヴルーズは自分の部屋にいたが、外から聞こえてくる口論の内容からおぼろげに事情を察した。どうやら父は、それまで彼自身が捕えてきたはずの「罪人」となり、今まさに審判の時を待っているらしい…メロピデ要塞に送られる可能性も、大いにあるようだ。 「パパは…悪いことをしたの?」 彼女は近くにいた見知らぬ大人たちに尋ねた。相手は少しの間すすり泣くと、こう答えた—— 「…それでも彼は誠実な法の執行者だよ。」 誠実な罪人。 それが幼いシュヴルーズが父に対して抱いた、二つ目の印象だった。 | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | たとえフォンテーヌ廷きっての小説家に頼んだとしても、子供に説明するのは難しいだろう、ということは存在する。例えば、なぜあらゆる証拠が罪をはっきりと指し示しているにもかかわらず、容疑者になかなか判決が下りないのか。なぜ罪なき法の執行者が濡れ衣を着せられた時、誰もが沈黙を貫いたのか。なぜ犯行を目撃しているはずの人々は、真相を明かそうとしないのか。そして、なぜ無実の罪を着せられた者が正義を実現するために、自身の前途や名誉を犠牲にせねばならなかったのか…ということだ。 さらに名状しがたいのが、なぜ正義を貫くために、犯罪をその拠り所にせねばならなかったのかということである。 しかし、より切実なものとしてシュヴルーズに迫ったのは、母親と共に「サーンドル河」に転居した後、暮らしが激変したことだった。 狭い家、さして美味しくはない食事、二度と連絡の取れない友人たち、日に日に疲労の色を濃くしていく母親…父親の同僚たちは、しょっちゅう私服で色々なものを届けに来てくれた。彼らは母に、皆こぞってドナテッロ氏のために陳情しているのだと話した。ドナテッロ氏が法を犯したのは明らかで、法的な減刑は望めない。それでも、せめて彼を厳しい尋問から守りたい…その一心で、警察隊や特巡隊の隊員だけでなく、彼らと顔見知りの共律官までが幾人か加わって、共に嘆願してくれているようだった。しかし、それでも母の表情が晴れることはなかった。 母の面倒を見なければならない。そう思ったシュヴルーズは、幼い子供には不似合いな責任を迷わず背負うことにした。そして「サーンドル河」のほの暗い流れの中に、自ら身を投じたのだ。 噂を聞きつけたのか、あるいは過去に誠実だったという彼女の父親の世話になったことがあったのか——「サーンドル河」では多くの住民がシュヴルーズに救いの手を差し伸べた。親切な店主は彼女に仕事を与えてくれ、隣人夫婦は体の弱い母親の面倒を見ると申し出てくれた。 子供たちは、警察隊員の子が「サーンドル河」に来たと聞いて、まるで裁判官を見つけた原告や被告のように、未解決のもめ事の処理を彼女に丸投げした。 「シュヴルーズ、絶対に正義を貫けよ!」 子供たちは声を合わせてそう叫ぶと、一斉に大笑いした。皆、本気でシュヴルーズに善悪の判断をさせたいわけではなく、子供同士の単なる遊びのつもりだった。 しかし翌日、シュヴルーズは分厚い法律の資料を抱えて子供たちの前にふたたび現れた。そして、けらけら笑う子供たちを前に、まっさらなノートの一ページ目を開き、まじめな口調でこう告げた。 「それではまず、双方の証拠を提出してください。」 こうして「サーンドル河」の一員に、小さな法の執行者が加わった。しかし地上の法の執行者と異なっていたのは、シュヴルーズが自身の下した裁決の監督や執行までを、己一人で担当していた点だ。 彼女は「サーンドル河」で様々な手段を学びつつ、「正義」を徹底的に貫く術を身につけたのだった。 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | 「…さて、シュヴルーズさん。本廷の調査によれば、あなたの父親は警察隊の規則を破り、重大事件の情報を漏えいした罪で、メロピデ要塞に送られました。」 「その後、あなたは母親と共に『サーンドル河』に転居した…父親の罪名と『サーンドル河』在住時の経歴を、本廷に対して補足説明してください」 「『サーンドル河』居住中の経歴について、次の通りご説明します…」 法を犯して牢獄行きとなった父親のドナテッロのこと、困窮してやむを得ず「サーンドル河」に転居したこと、「罪人の子」であるが故に執律庭で働けず、特巡隊で犯罪撲滅を続ける選択をしたこと… 特巡隊隊長になるための審査で、シュヴルーズは毎回同じ原稿を読み上げた。刑期を終えて特巡隊に職を得たドナテッロ氏も、原稿に誤りや見落としがないか、何度も確かめた。 職を追われてからかなりの月日が経っていたが、彼は今でも執律庭の考え方というものをよく理解していた。シュヴルーズがスムーズに特巡隊隊長に就任するためには、執律庭のお偉方に「聞こえのいい」説明を用意し、はっきりとした確信を——かつ「一定の余地」を——与えたうえで、任命について公表させるのが一番だ。 シュヴルーズはもはや子供ではないため、当然理解していた。父親が重大事件の情報を漏えいしたのは、記者たちの好奇心を利用して容疑者に関する捜査を進めたかったからだ。「サーンドル河」に移り住んでからも、執律庭の隊員たち、そしてさらには長官までもが密かに援助してくれたお陰で、実のところ、さほど生活に困ることはなかった。しかも特巡隊の長官や同僚たちは下準備をしたうえで、隊にシュヴルーズを招いて実習を受けさせてくれ、早く仕事になじめるようにしてくれた… しかし、それを口にしたところで、シュヴルーズの特巡隊隊長就任には役立たない。 ドナテッロ氏は娘が自分の背中を追うことに、依然として不安があるようだったが、シュヴルーズはすでに彼が用意した訓練をすべて終えていた。わざと難しく設定していたテストも、彼女は全力で乗り越えた。 シュヴルーズが冬の凍てつく海を必死に泳いでいる間、ドナテッロ氏は一生分ともいえる忍耐力でその場に留まり、幼い娘を抱きしめたい衝動に耐えた。そして、シュヴルーズが震えながら自分の元へと泳ぎ着いた時、ドナテッロ氏はついに気がついた——娘は自分よりも強く、「正義」を貫くのに向いている…と。 だが、そんなことはもう、「サーンドル河」の流れに残していくのがいい。 彼ら父娘は冬の冷たい海を泳ぎ切り、今まさに前進の時を迎えているのだから。 「…父が警察隊の規則に反し、罪を犯したのは確かです。審理に誤りはありません。」 最後に罪状を陳述し、シュヴルーズは原稿を閉じた。 正義は必ずや、予定通りその座につくことだろう。 | 好感度Lv.6後に解放 |
特巡隊弐型制式銃 | 初期型と比べて改良された特巡隊の制式銃は、人の肩周りの構造に基づいて銃床のデザインが調整されており、銃身も長くなっている。一部の特殊な弐型制式銃にはさらに、銃本体と銃身の下に多機能ガイドレールが備えられている。このレール上にはスコープ、グレネードランチャー、発煙弾発射器、ソニックブーム発生器、近接武器を含めた各種戦闘装備などが取り付け可能で、あらゆるケースの戦闘任務に対応できるのだ。 しかし、銃の改良によって隊員の戦闘力を高めると同時に、シュヴルーズは銃器使用スキルに関する審査基準をさらに厳しくし、素手での格闘といった銃とは無関係の審査項目を多く加えた。 「特巡隊の目的は凶悪犯を捕まえることだ!銃を持ち歩き、見せびらかすことではない!」 「銃が無かったら、まさかお前たちは任務遂行を拒否するつもりなのか?」 そうして、弐型制式銃のおかげで全隊の訓練量は再び大幅に増えた。 もちろん、シュヴルーズはすべての訓練プログラムを完璧にクリアしている。 鉄人然として訓練場の中央に佇む隊長を見て、隊員たちは口を揃えてこう言った。 「隊長、もう勘弁してください——」 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 特巡隊隊長のシュヴルーズが、「神の目」を手に入れた経緯を進んで人々に話すことはあまりない。対外的には、「特巡隊の権限は法律と正義に基づくものであり、神の目の強調は誤解を招くことにもなりかねず…また法律の威厳を保つためにも、あまり多くは語らないほうがいい」というのがその理由だとされている。 しかし、シュヴルーズ隊長のことをよく知る隊員たちは、彼女にとって「神の目」とはむしろ重荷に近いものだということを知っている。 特巡隊に入ってからというもの、彼女は生まれつきの才能と超人的な根性で一連の訓練をすべてクリアし、特巡隊の行動規範や法執行に関連する条例をすべて暗記した。そうして彼女は、その代の紛うことなき最優秀隊員となった。その「正義」を追求する姿勢も相まって、彼女は多くの隊員たちからますます尊敬された。 しかし、当時の指導役であった副隊長グリゼッティはそうではなかった。任務で出動するとき、彼は決してシュヴルーズを抜擢しなかった。隊員たちは、それを「シュヴルーズを守るための決断」であると推測した。彼は以前からシュヴルーズの父ドナテッロ氏と親交が深く、よくシュヴルーズの面倒を見ていたという。それに、シュヴルーズのほうも彼を「おじさん」と呼んでいたというではないか。あるいは、シュヴルーズを育成して、彼女をより重要な仕事に就かせる心算かとも思われた。 一方、シュヴルーズはそのようには考えていなかった。任務執行メンバーの選に漏れること六回、ついに我慢の限界が来たシュヴルーズは、グリゼッティおじさんに、なぜ自分を任務に行かせないのかと尋ねた。 「君はまだ準備ができていない。」 平生はとても話しやすいグリゼッティは、そう答えた。 「理念を見つめ直しなさい、シュヴルーズ。君の理解する正義が『目には目を、歯には歯を』に過ぎないならば、ここを出たほうがいい。ここは私刑の場ではなく正義の声を上げる場なのだから。」 その時のシュヴルーズには彼の言葉が理解できず、一体いつ自分の準備が整うのかも見当がつかなかった。それを理解するには一生かかるのかもしれない。しかし…次の瞬間にすぐ準備を整えなければならないということもある… ある緊急の追跡作戦において、人員不足のために、グリゼッティはやむを得ずシュヴルーズを隊に参加させた。彼はシュヴルーズに何度も言い聞かせた——自分のそばから絶対に離れないこと、行動するときは必ず指揮に従うこと、その場の衝動で勝手に動かないこと…その後、隊員たちは激しい雨風の中を分かれて行動し、凶悪犯たちの行く手を阻んだ。 シュヴルーズとグリゼッティは共に低木の陰に身を潜めていたが、凶悪犯たちはいっこうに現れなかった。だが…二人が情報に誤りがあると判断してその場をそっと離れようとした、その瞬間——奇襲があり、グリゼッティは撃たれてしまった。もちろん、シュヴルーズはすぐさま直前の銃撃で光が見えた位置から相手の居場所を特定し、正確な狙撃によって凶悪犯を制圧した。しかし、「グリゼッティおじさん」は二度と起き上がらなかった。 残されたのはシュヴルーズと凶悪犯の二人だけ。風雨は、銃声を覆い隠してくれるだろう。特巡隊は…もしかすると、隊員を殺害した凶悪犯が撃ち殺された理由を、詳しく調査しないかもしれない。 さらに重要なのは、彼を殺した犯人が目の前にいるということだ。正義を貫きたいと思うのなら、今しかないのだ。彼女は銃口を上げて凶悪犯の眉間を狙い…それから銃を下ろした。 特巡隊は正義のために声を上げる存在に過ぎず、真の「正義」を下すことができるのは法廷だけなのだ。もしかすると、これこそがシュヴルーズが特巡隊の隊員となるために整えるべき「準備」だったのかもしれない。 「…私はフォンテーヌ廷の特巡隊だ。お前を逮捕する。」 シュヴルーズはそう宣告しただけであったが、凶悪犯はためらうことなく体を跳ね上げ、よろめきながら逃げ去ろうとした。銃声が響いた。凶悪犯の右足に弾が命中する。彼は大声で口汚く喚き散らしながらのたうち回り…駆けつけた他の隊員たちの前に転び出た。 法における「正義」は法廷のみが決められることだが、シュヴルーズにとっての「正義」は、彼女自身によって完遂された。 シュヴルーズは銃を完全に下ろした。その時の彼女はまだ、銃床に「神の目」が宿ったことに、まだ気づいていなかった。 それは風雨の中で青白い輝きを放ち、未だ明かされぬ正義のように、仄暗い光をたたえていた。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | フォンテーヌ特巡隊隊長、シュヴルーズだ。雑談は結構。何か手を焼いている事件はあるか? | 初期解放 |
世間話・銃 | 銃は私が最も好む武器だ。強力な殺傷力と抑止力を有している。そして時折、前者よりも後者のほうが有用なことがある。 | 初期解放 |
世間話・巡回 | 我々特巡隊は、フォンテーヌ廷の日常的な巡回には参加していない。我々が追うような人物は、ノコノコと街中を歩くはずないからな。 | 初期解放 |
世間話・食べ物 | 「ポンコロ・ワッカリング」のような軽食は携帯性に優れ、ソースと組み合わせることで様々な味を楽しめる…ここで待っていてくれ、いくつか買ってきてやろう。 | 初期解放 |
雨の日… | 安心しろ。たとえ雨の中でも、私の銃はいつも通り撃てる。 | 初期解放 |
雷の日… | 発砲音を雷で紛らわす犯罪者もいるが、私のこの耳を誤魔化せはしない。 | 初期解放 |
雪の日… | …待て、銃のメンテナンスが必要だ。マシナリーの部分が凍らないようにしなければならない。 | 初期解放 |
晴れの日… | 悪くない天気だな、視界も良好だ。 | 初期解放 |
暴風の日… | この風速では…撃った銃弾も逸れてしまうだろう。 | 初期解放 |
砂漠にいる時… | 広大な砂漠は、何かを埋めるのに適している。 | 初期開放 |
おはよう… | おはよう。これから体力トレーニングを何セットかやるところなんだが、お前も一緒にどうだ? | 初期解放 |
こんにちは… | ああ、お前か。一緒に特巡隊の食堂に行かないか?あそこは腹を満たすのにもってこいの食事ばかりだ。 | 初期解放 |
こんばんは… | やっと今日の仕事も終わったか。大したトラブルはなかったな。さあ、夜食でも食べに行こう、私が案内する。 | 初期解放 |
おやすみ… | ゆっくり寝るといい。私もあとから休もう。夜に…緊急出動を要する事件があまり起こらないことを祈ろう。 | 初期解放 |
シュヴルーズ自身について・特巡隊 | 特巡隊は、あらゆる危険をはらむ凶悪な事件やタチの悪い犯罪者の対処を専門としてる。ゆえに法を執行する際は…些か強腰の態度をとるんだ。 | 初期解放 |
シュヴルーズ自身について・帽子 | 特巡隊には、とある暗黙のルールがある。もし隊員が犠牲になった場合、その者の帽子を私たちで保管し、その子孫が特巡隊隊員になったらそいつに渡すというものだ…これも一種の「伝承」と言えるだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
興味について… | 空き時間があったら「犯罪小説」を読んでいる。推理小説と違って、この手の小説は複雑な犯罪トリックこそないものの、事件をめぐる様々な葛藤や感情の衝突が重点的に描写されている。なかなか興味深い内容だ。 | 初期解放 シナリオ「ゆえなく煙る霧雨のように」をクリア |
法律について… | 法律で不明な点があれば、いつでも私に聞いてくれ。いや、むしろ…「これくらいは違法じゃないだろう」という考えが頭をよぎったら、真っ先に相談しろ。 毎年、僅かな幸運に期待して一線を越える愚か者が大勢いる。お前がそういったやつらと同類になるのは見たくないからな。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「ゆえなく煙る霧雨のように」をクリア |
「神の目」について… | 私の仕事において、「神の目」は戦闘面で実に無視できない補助を担ってる。これを手にしてから、銃が深刻なトラブルを起こしたことは一度もない。「神の目と銃を同時に持つ特巡隊隊長」——この名があれば、臆病な容疑者たちを震え上がらせることだってできるだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | まさか、ハンコットが本当にミリスを逮捕するとはな…たとえ最愛の者であってもその手で捕らえられるのか…感服した。しかし、ミリスの罪には疑問が残る。彼女は拾った装飾品を売ったに過ぎない。それだけで貴族が言うところの罪人になってしまうとは…まったく、正義とは実に捉えがたいものだ。お前はどう思う? | 初期解放 |
興味のあること・警備ロボ | 我々は執律庭に所属してはいるが、特巡隊が任務を遂行するときに警備ロボを大量に導入することはない。なぜなら…ふん、あのノロマで重たいマシナリーどもは、我々の撃った弾を遮るだけだからな。 | 初期解放 |
ナヴィアについて… | ナヴィアさんの父上に関する殺人事件は聞いたことがある。当時、執律庭でも騒がれ、多くの者がその件で議論していた。 幸い、今は冤罪であったことが明らかになり、真犯人も裁かれた…「正義」がようやく訪れたというわけだ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「ゆえなく煙る霧雨のように」をクリア |
リネについて… | ああ、その大魔術師なら知ってる。以前、傷害・誘拐・殺人の疑いのあるマジシャンを捕らえたのだが、その犯行方法がまったく不明でな。結局、リネさんを顧問に迎えて初めて、重要な物的証拠が見つかり、その容疑者を有罪にできたのだ。その後、ある小説家がこの事件に興味を持ち、マジックによる犯罪を題材にした推理小説を書いたという。 しかし…小説の描写があまりに細かすぎて、今もまだ審査中だそうだ。しばらく出版できそうにないだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
フレミネについて… | ある日、パーツを買いに出かけた際にその潜水士と会ったことがある——彼も、店に残っていた唯一の汎用パーツが目当てだったようだ。パーツを譲ろうとしたんだが、彼はすぐさま手を引っ込め、うつむいたまま店を飛び出してしまった。悪く言えば、まるで犯罪者のようだったな… | 好感度Lv.4後に解放 |
クロリンデについて… | その決闘代理人はフォンテーヌ廷で名の知れた人物だ。私と彼女では職務が違うため、その仕事ぶりを勝手に評価することはしないが…しかし、彼女が決闘を引き受ける理由は、どれも彼女の心の中にある「正義」からだと、私は信じてる。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リオセスリについて… | リオセスリさんの手腕は「実に効果的」だ。少なくとも犯罪者どもは、「メロピデ要塞」が老後を過ごせる生ぬるい場所ではないとはっきりと理解してる。これは、我々が尋問をする上で大いに役立ってくれてるんだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
エミリエについて… | 彼女とは個人的な付き合いがあって、仲がいいんだ。彼女が持つ化学の知識で物的証拠を分析してもらい、何度か犯人を突き止めるのを手伝ってもらったことがある。たとえば、犯人がどんな香水を使っているのか、どんな花を贈ったのか、さらにはどこに行き、どこの土を踏んだのかなど…こういった目に見えない情報を数多く見つけてくれるんだ。外れたことは、これまでに一度もない。 | 好感度Lv.4後に解放 |
千織について… | 千織が揉め事を処理する方法は、些か過激だ。だが、彼女は独自の手段とコネで何度も特巡隊に情報を提供してきた。「お返し」として、彼女が誰かを店から追い出したり、悪質なライバル店を懲らしめたりしても、私は目をつぶっている。あとになって調べると分かるのだが、理にかなっているのはいつも千織のほうだ。彼女はただ、無駄口を叩くのを億劫がっているだけなんだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シャルロットについて… | なんとも困った記者だ。重大事件が起きるたびに、いくら現場を封鎖しようと真っ先にその近くに現れる…以前、部下が彼女を第一容疑者だと考え、半月も拘留したことがあったが、それでも留置場内で記事を仕上げたという…どうやら時間を見つけて、彼女の編集長としっかり話をしなければならないな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シグウィンについて… | 特巡隊とメリュジーヌは昔から友好関係にある。我々はよく、マレショーセ・ファントムのメリュジーヌと連携を取っているのだ。あの子たちは善良で、誠実で信頼でき、いくつかの重大事件を処理するときには、貴重な役割を果たす…私も個人的に、何人かのメリュジーヌといい関係を築かせてもらってる。そのうちの一人が、シグウィン看護師長だ。 過去から現在に至るまで、メリュジーヌはなくてはならない仲間だ。今後…あの者たちを傷つける不届き者が再び現れたら、特巡隊の銃口は決して情けをかけはしないだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「往日の名残り」をクリア |
ヌヴィレットについて… | 最高審判官様が審判で私情を挟まないことは、誰もが知っていることだ。人情味に欠けてると言う者もいるが、正義は人情に阻まれるべきではないと私は思う。法律に反した者は有罪となる、それだけだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
フリーナについて… | フリーナ様か…ある日突然、あの方が私たちに「ライフルドリル」をするよう指示したことがある。全員に特製の「儀仗銃」を装備させただけでなく、「ライフルドリル」の特殊な訓練も受けさせた…幸い、あの方のお気に召す儀礼曲がなかなか見つからず、お蔵入りとなったがな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シュヴルーズを知る・1 | 悪いが人付き合いは…いや、正確に言えば…まともな人との付き合い方は心得ていなくてな。聞きたいことがあったら、雑談を挟まずに直接聞いてくれ。 | 初期解放 |
シュヴルーズを知る・2 | 特巡隊は、執律庭に所属する複数の法執行部門のひとつだ。その大胆ともいえる行動様式とメンバー構成から、一部の執律庭の者は「規則を最も守らない」部門と言ってる。 だが私は、特巡隊の行動規範は外部の影響を受けるべきではないと考える。我々が対処しなければならない悪党は、パレ・メルモニアに座ってるジェントルマンなんかではないからな。もし法に背き、規律を乱すような悪行が暴雨となって突如降り注いだなら、我々はやつらに半拍も遅れることなく動かなければならない。 | 好感度Lv.3後に解放 |
シュヴルーズを知る・3 | これまで私が接してきた犯罪者は、誰もが悪逆非道な無法者や凶悪犯だったわけではない。 多くの場合、やつらは小さな過ちにつまづき、その責任を取ることを恐れ、密かに解決しようとした結果——知らず知らずのうちに虚偽の渦に呑まれ、やがて…無数の嘘の中で犯罪の道を歩むことを余儀なくされてしまったのだ。 私の一番好きな劇作家はかつて、ある劇の中でこう書いていた——「嘘は罪を生み、育む、悪しき土地である」と。 だがその人は、数年後に盗作で逮捕された…その劇にとんだ「ドラマ性」を添えたと言わざるを得ない。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シュヴルーズを知る・4 | 父が投獄されたことで、私はかつて「罪人の娘」と呼ばれていた。サーンドル河で育った私は、太陽の光が届かない一角をこの目でいくつも見てきた。そういった生い立ちから私を嫌う人も少なくないが、それ以上に私は多くを学んできた。 法を執行する者は、己の心の中の「正義」を信じ、それを行動に移さなければならない…これは父が私に教えてくれた言葉だ。 そして、私はそれを心の底から信じている。 | 好感度Lv.5後に解放 |
シュヴルーズを知る・5 | 実際のところ…特巡隊隊長である私は、道徳をことごとく捨てた悪人が、好き勝手に法を破る姿を散々見てきた。そして、何の罪もない心優しい人々が事件に巻き込まれ怪我をし、あまつさえ命を奪われる姿もだ…私はよく憤りと己の無力さを感じてしまう。 「罪人」は罰せられるべきだと固く信じているが、それは無限に続く復讐の連鎖を意味するわけではない。 目を覆ったまま感情に身を任せれば、いずれ冬の海に溺れてしまう。 だからこそ、権力を握れば握るほど、警戒を怠ってはならないのだ。己が心にある「正義」を追い求めると同時に、その道中で自我を失わないようにしないとな。 | 好感度Lv.6後に解放 |
シュヴルーズの趣味… | トレーニング?射撃?いや、強いて言えば…犯罪小説を読むことだ。そうだ、『ミステリー・トレーサー』の最新刊を受け取りに行かなければ。 | 初期解放 |
シュヴルーズの悩み… | 私に面倒な礼儀作法をこれ以上学ばせないでくれ。そんなことに時間を割くくらいなら、凶悪犯を見張ってたほうがマシだ。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | 脂質と糖質の多い食べ物は、勤務中のエネルギーを十分まかなうことができ、気分まで良くしてくれる——休みの日の場合?そういった食べ物は私の体重を増やす「罪悪感の塊」となる。そして、それら「罪悪」を消滅させることで、同じく一日中いい気分になれるのだ。 | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 私は…冷たい生ものは少し苦手なんだ。口に入れるものは、せめて中まで火を通すべきだと思うんだが… | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | 素晴らしい。ただ…いつの間にか食べすぎてしまったようだ。トレーニングメニューを増やさなければな。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | ほう、特巡隊の食堂が出すものよりずっと美味しい。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | 腹を満たすには十分で、余計な食欲もそそらない…この料理、私にとっては「絶品」だ。 | 初期解放 |
誕生日… | 誕生日、おめでとう。よし…気をつけ!もっと背筋を伸ばせ、膝を曲げるな。お前の体のサイズを測って、携帯式小銃をオーダーメイドしてやろう。クイックドローホルスターもだ… よし、リラックスしていいぞ。銃が完成するまで、訓練銃で標的を狙うトレーニングをしてやる。さあ、今からだ、ついて来い。 | 初期解放(※) |
突破した感想・起 | 悪くない。銃を持つ手がより安定した。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | これなら、もっと遠くの敵を狙い撃ちできるはずだ… | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | 感謝する。これほどの力があれば、より効率的に悪党どもを追い詰められる。 | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | お前から受けたすべての助力に礼を言おう…特巡隊を常に自由に動かせる保証はないが…私だけなら、頼まれれば同行するつもりだ。 | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | 動くなッ! | |
武器を捨てろ! | ||
最後の警告だ! | ||
元素爆発 | これは必要な武力だ。 | |
法の裁きを受けて来い。 | ||
投降しろ! | ||
宝箱を開ける | 悪くない。 | |
盗品がないといいが。 | ||
違法所得ではない、安心しろ。 | ||
HP低下 | この、悪党め…! | |
無法者が。 | ||
貴様に、弁明する権利はもうない。 | ||
仲間HP低下 | 隊列を乱すな! | |
陣形を維持しろ! | ||
戦闘不能 | 正義は…どこに… | |
罪人は…今なお… | ||
これが…結末か… | ||
重ダメージを受ける | 無駄な抵抗を…! | |
チーム加入 | 出動だ。 | |
追加のトレーニングといこう。 | ||
準備はいつでも整ってる。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
考察
総評
過負荷反応によって炎元素と雷元素のダメージを増強して仲間を支援するバッファー/サブアタッカー/ヒーラー
「過負荷反応」がコンセプトとなった、フォンテーヌの誇る特巡隊隊長。ニィロウのものに似た固有天賦を持っており、パーティを雷元素と炎元素のキャラクターだけで編成すれば、過負荷反応によるダメージを受けた敵の炎元素/雷元素耐性を40%と大幅に下げることができる。これは聖遺物「翠緑の影」の4セット効果によるデバフ量と等しく、風元素キャラを編成せずとも炎元素と雷元素のダメージを大きくアップさせることが可能となっている。また、シュヴルーズはHP上限に応じたHP回復と攻撃力バフも提供できるため、「HP上限を聖遺物や武器で盛り、炎元素/雷元素アタッカーをバフデバフと回復でサポートする」というのが主な運用となる。
デバフに関してのみ「炎元素と雷元素のキャラだけでパーティを組まなくてはならない」という制約はあるものの、適切な編成とビルドを整えてあげれば、大いに活躍をしてくれるだろう。
特徴
- 過負荷反応で超強力な炎元素/雷元素デバフ
チームを炎元素と雷元素のキャラクターのみで編成している場合、過負荷反応によるダメージを受けた敵の炎元素/雷元素耐性を40%ダウンさせることができる。
風元素サポーターの適正聖遺物「翠緑の影」4セット効果と同じ値のデバフを2元素に提供できるため非常に強力。
- 炎元素ヒーラー
ベネットに続く2人目のヒーラー。ベネットに頼る場合狭いフィールドの上で戦わなければならない制約があったが、シュヴルーズの回復はスキルで手軽に使用できる上に位置取りを気にする必要がない。
他にヒーラーの枠を割く必要がなくなるので、空いた枠でバッファーやシールダーを採用しやすい。
注意点
- 過負荷そのものは強化しない
過負荷にデバフが追加されるだけで反応自体のダメージなどは強化せず、元素反応の中では低威力なのはそのまま。
シュヴルーズが持つバフ・デバフの数値自体も他元素反応サポーターと比べて圧倒的に高いわけではないので、単に炎・雷キャラで組むだけでは伸び悩む。
通常組めないキャラ同士で組めることや、PTの炎・雷キャラ全員をバフできるなどの個性を生かして、ダメージを最大限に伸ばしたい。
- 過負荷が敵を吹き飛ばしてしまう
軽い敵は過負荷を当てると吹っ飛んでしまい、追撃が当たらなくなる。
軽い敵と戦う場合は飛び道具のアタッカーを使うなど、当てるための工夫が必要。逆に遺跡守衛など大型の敵やボス級の敵など吹っ飛ばない敵には有効。
- パーティー編成の縛りが大きい
シュヴルーズの固有天賦「尖兵協同戦術」による雷元素/炎元素耐性デバフを発動させるには、パーティーメンバーを炎元素キャラクターと雷元素キャラクターのみにしなくてはならない。原神に実装されている炎元素キャラクターと雷元素キャラクターは少なくないものの、アタッカー/サブアタッカー/ヒーラー・シールダー/バッファーがきちんと揃ったバランスのよいパーティーをこれらのキャラだけで組もうとすると編成の幅は自ずと狭まってしまう。
運用
解説
- ヒーラー兼バッファー型
とにかくHPを盛り、固有天賦による攻撃力のバフ量とHP回復量をひたすら高めていくビルド。バフ効果が最大になるHP40000を目標にしよう。しかしこのビルドにすると攻撃力や会心系ステータス、ダメージバフなどアタッカーに必要なステータスが盛りにくくなることから、本人で大きなダメージを出すのは難しくなる。
- サブアタッカー型
火力ビルドにして、4凸効果の爆発後の3連続スキルによって瞬間火力を出すロマン寄りのスタイル。HPをあまり盛ることができないため、HP回復量や固有天賦4の攻撃力バフには期待できない。
天賦
通常攻撃・戦列槍術・改
最大4連撃。重撃は汎用のグルグル突進。サポートに特化する場合は特に使うことはない。
近迫阻止射撃・速 (元素スキル)
「武器を捨てろ!」
CT: 15秒 治癒継続時間: 12秒 縦陣戦力統括の継続時間: 30秒
元素粒子生成: 4個 元素量: 1U 特性: 浮かし・ダウン・吹き飛ばし・吸い寄せ
銃撃によって炎元素の単発ダメージを与え、その後持続回復効果を与える。
短押し攻撃
戦闘中は基本使用しない。
短押しでマグナムブレットが消費されない事を逆手に取り、フィールド探索中にマグナムブレットを温存したままスキルの回復効果を得るために使うことがある。
長押し攻撃
長押しにすると照準モードに変化し、遠距離の相手にヒットさせることができる。
外周の円形の中に敵を入れると自動で照準してくれるので弓キャラの狙い撃ちより当てるのは楽。代わりに飛距離は短め*1。
2凸4凸効果は長押し攻撃でのみ発生し、マグナムブレットを発射できるのは長押しのみ。
長押し後に硬直があるが、歩きまたはダッシュキャンセルで解除可能。
- マグナムブレット
スキル発動前に、チームメンバーの誰かが敵に対して過負荷を起こすとマグナムブレットを獲得できる。
その状態で長押しスキルを行うと、より攻撃が強化され、固有天賦4の攻撃力バフを発動できる。
マグナムブレットを装填してのスキルには鉱石の破砕性が有る。
持続回復
スキル発動後、2秒後から2秒おきに6回フィールド上の自身のキャラを回復する。マルチだと回復できないため注意。
回復量は、天賦Lv8、HP40,000、治療バフなしで2,190/回と、ヒーラーの中では控えめである。
6凸の場合は、最後の回復の直後に全体回復が行われる。
迸発の刃
元素量: 0U 特性: アルケー・ウーシア CT: 15秒
シュヴルーズの「近迫阻止射撃・速」が命中した時、迸発の刃を召喚し、ウーシアを帯びた炎元素ダメージを与える一定時間ごとに発動が可能。
短押し・長押しを問わず、着弾地点目掛けて迸発の刃が降り注ぐ。
円形爆撃戦術・轟 (元素爆発)
「法の裁きを受けて来い」
エネルギー: 60 | CT: 15秒
元素量: 2U(轟榴弾) / 二次榴弾: 1U 特性: 吹き飛ばし・ダウン
弾丸を発射し、命中箇所から円状に小型弾が展開して更に炸裂する。爆風を当てた相手を中央に寄せる。
尖兵協同戦術 (パッシブ1)
ニィロウと同様の特定の元素キャラによる編成でのみ元素反応に追加効果が付与されるタイプの天賦。訳文のわかりづらさまで同じ
① チームに炎元素と雷元素以外のキャラが一人もいない ② チームに雷元素キャラを最低一人は編入する(=全員炎元素のチームはNG)
上記の両方を満たすチームは炎1雷3、炎2雷2、炎3雷1の3通りあり、過負荷に耐性ダウンデバフが追加される。
炎元素および雷元素の耐性-40%、継続時間: 6秒
この効果量は定番の耐性ダウン手段の翠緑4セットと同等(持続は一応翠緑のほうが長いが、発動条件の緩さから圧倒的にこちらのほうが2属性を維持しやすい)。
シュヴルーズの性能上2属性PTになるのは確定のため、PT全体の火力を大きく引き上げてくれるシュヴルーズ入りPTの中核になる天賦。
縦陣戦力統括 (パッシブ2)
元素スキル長押しでマグナムブレットを発射すると炎元素ならびに雷元素キャラクターに攻撃バフを与える。
この攻撃バフの発動はマグナムブレットの命中ではなく発射のみのため、仮に攻撃を外しても問題なく発動する。
パッシブ1とは異なり、過負荷でマグナムブレットを獲得できるなら炎・雷元素以外のキャラがいても発動できる。
継続時間: 30秒。攻撃力のバフ量はHP1000あたり+1%、HP40000で最大+40%となるが、
上限を意識して+数%の向上を求めるよりもシュヴルーズ自身の戦力を維持した方がチーム全体としてはより効果的な場合もある。
迅速行軍戦略 (パッシブ3)
ダッシュで消費するスタミナを軽減。レザーなどと同じ。
炎元素は重撃を主体にするアタッカーも多いことから回避によるスタミナを節約できる点は有利に働きやすい。
命ノ星座
全体的な解説
- 第1重・戦線維持の胆力
パッシブ1の条件を満たしたチーム編成の時、シュヴルーズ以外の出場キャラクターが過負荷反応を起こすと、そのキャラクターの元素エネルギーを回復する。CT10秒。
- 第2重・誘導殉爆の狙撃
元素スキルの長押しが命中すると追撃が2回発生する。CT10秒。
元素スキルと追撃でICDが独立しているため元素爆発だけでなく元素スキルでも元素反応を短時間で2度起こすことができる。
この追撃には破壊属性があり、岩スライムのシールドや鉱石を少しだけ削ることができる。
また、「命中」と記載されているが、敵だけではなく壁や地面などどこへ命中しても追撃が発生する。
- 第4重・多重速射の秘訣
元素爆発発動後、元素スキル長押しのクールタイムが0になる。6秒経過か元素スキル長押し2回発動で解除。
2回目までクールタイム0になるので最大で3連射できる。ICDが各攻撃で独立しているため連続で元素反応を起こせる。
サブアタッカー性能が大幅に向上し、サポーターとしてもシールド割り性能が高まり使い勝手が良くなる。
クールタイムが0になるのは長押し限定で、うっかり短押しするとクールタイムが発生して効果を活用できなくなってしまう点に注意。
また、あくまで「元素爆発発動後の元素スキル長押し」が判定の対象であるため、爆発前にスキルを使用してクールタイム中だと恩恵が得られない。
3連射すると次の爆発発動時にスキルのCTがあがっていないことがあるため、2回撃ってCTがリセットされた状態で控えに戻る運用もあり。
なお粒子生成のクールタイムが別に設定されており、連射に成功しても粒子生成は1度のみになる。
- 第6重・罪過終止の追捕
元素スキルの回復効果終了時に追加で全体回復が発生。さらに元素スキルの回復効果を受けると炎元素、雷元素ダメージバフを得る。最大3層。継続時間は独立。
追加の全体回復によって正義の報酬の効果が控えからでも発動するようになり、在りし日の歌の効果も高めることができる。
スキルで全体回復ができるのはVer.4.3時点で他に白朮しかおらず、こちらの効果のみでも強力。フリーナのバフ獲得要因としても活用できるようになる。
炎と雷元素ダメージバフは最大60%と破格の数値ではあるが、立ち上がりが遅いためローテーションに注意が必要。スキル後の秒数 0~1.9 2.0~3.9 4.0~5.9 6.0~15.9 17.0~18.9 19.0~20.9 バフ効果量 0% 20% 40% 60% 40% 20%
ビルド
武器
- 火力/サポート両立武器
- 護摩の杖(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:HP上限アップ、キャラクターのHP上限をもとに攻撃力がアップし、HPが50%未満の時さらに攻撃力アップ]
バフ条件に必要なHPを稼ぎながら、HP基準の攻撃力上昇、更に高い会心ダメージ値を持つ、サポート性能と火力を両立することが可能な武器。
自身が回復キャラである為、HP50%未満の効果は腐るがその点を除いても強力な1本。
- 護摩の杖(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:HP上限アップ、キャラクターのHP上限をもとに攻撃力がアップし、HPが50%未満の時さらに攻撃力アップ]
- サポート武器
- 西風長槍(★4/祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:会心時に元素粒子発生]
サポーター定番のチャージ武器。
武器自体にHPを稼ぐ手段がなく、会心率も必要となる為聖遺物厳選のハードルは上がる。
- 正義の報酬(★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:HP27.6% / 効果:治療を受けた時、元素エネルギー回復(10秒毎)]
バフ条件に必要なHPと元素エネルギーを両方稼ぐことができる鍛造武器。
エネルギー回復のためにフィールド上で回復を受ける必要があり、立ち回りに制限がある(他のキャラに粒子を渡すことが難しい)。
ちなみにシュヴルーズの完凸には追加の全体回復がある為、控えに戻った後もエネルギー回復ができる。
精錬5であれば1ループに最大32ポイントもの元素エネルギーを回収できる。
聖遺物が旧貴族で毎回爆発を打ちたい場合の選択肢となるだろう。
- 砂中の賢者達の問答(★4/イベント) [基礎攻撃力:510 サブOP:HP41.3% / 効果:治療を行う時、元素エネルギー回復(10秒毎)]
正義の報酬とほぼ似た効果だが、エネルギー回復の条件が治療を「行う」時になっている。
自身がヒーラーであるおかげで控えに戻ってもエネルギー回復ができるので、他キャラに粒子が渡しやすく実質的にエネルギー補助として活用できる。
またHPの割合が高くなっているのでその分冠を治療効果にして回復能力を高めることができるなど、シュヴルーズにとっては正義の報酬の上位互換とも言える武器。
欠点をあげるならイベントを逃すと入手が不可能な点か。
- 黒纓槍(★3/祈願) [基礎攻撃力:354 サブOP:HP46.9% / 効果:スライムタイプの敵に対するダメージアップ]
★3武器ではあるが、全長柄武器中もっともサブのHPが高く、火力に期待しないサポーター特化運用では最適武器となる。
聖遺物が在りし日などで元素爆発を撃つ必要がない場合(撃つとむしろPTDPSが下がる)は特に有力。
- 西風長槍(★4/祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:会心時に元素粒子発生]
- 火力武器
- 和璞鳶(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:敵に命中した時7重まで攻撃力アップ、7重の時与えるダメージアップ]
7重効果時は、護摩の杖に次いで最も火力を出すことができる。
しかし、爆発後にスキル3連打後での瞬間火力を出したいシュヴルーズの運用とはややかみ合わない。
爆発やスキルの前後に通常攻撃を組み込んでいく必要がある。
- 草薙の稲光(★5/祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:チャージ効率55.1% / 効果:元素チャージ効率が100%を超えた分をもとに攻撃力アップ、元素爆発発動後元素チャージ効率アップ]
和璞鳶以外の星5武器における火力はおおよそ同程度の水準ではあるが、その中では草薙の稲光がチャージ効率を稼げる分優位性がある。
チャージが低い場合、ベネットなどによる粒子補助が必要で、編成とローテーション上の縛りがでるが、これを回避できる。
- プロスペクタードリル(★4/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:治療を受けるか治療を与える時マークを取得(3枚まで)、スキルまたは爆発発動時マークを消費し、攻撃力アップと全元素ダメージアップ]
精錬5で3重効果発動時は、和璞鳶の7重効果時に迫る火力を誇る。
回復を持つシュヴルーズであれば効果発動は可能だが、立ち上がりが遅いことが欠点。
ベネットと組みわせることで短縮は可能。
- 死闘の槍(★4/紀行) [基礎攻撃力:454 サブOP:会心率36.8% / 効果:近くに敵が2人以上いる時攻撃力と防御力アップ、2人未満の時攻撃力アップ]
上記武器がないときの選択肢。
- 和璞鳶(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:敵に命中した時7重まで攻撃力アップ、7重の時与えるダメージアップ]
聖遺物
全体的な解説
ヒーラー兼バッファー型
回復効果および固有天賦4の攻撃力バフ効果はHP上限を参照するため、HP上限4万を目標にメインおよびサブ効果ともにHP%を優先する。
攻撃力バフよりも回復効果を優先したい場合は、冠はHP%ではなく与える治療効果も選択する。
旧貴族をつけていて元素爆発を回したい場合は、元素チャージ効率160~200%を目標とし、時計に元素チャージ効率も選択肢となるが、そうでなければとくに必要はない。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | HP% 元素チャージ効率 | HP% | HP% 与える治療効果 |
サブ効果 | HP%>元素チャージ効率>HP実数値>その他 |
- 在りし日の歌4 (与える治療効果+15% / 味方を治療すると回復量を記録し、6秒間の累計回復量に応じて与えるダメージアップ)
回復効果量の多くない継続回復キャラ用のサポート聖遺物であり、シュヴルーズの最適な聖遺物の一つといえる。
1回のスキル使用に伴う継続回復によって、8秒後と14秒後の2回ダメージアップ効果を発動することができる。
HP上限4万の場合の加算ダメージ量の目安は、スキル天賦Lv8で800が2回、天賦Lv11と6凸全体回復効果込みで970と1200(上限)。
- 旧貴族のしつけ4 (元素爆発ダメージ+20% / 元素爆発発動時、チーム全員の攻撃力20%、重複不可)
固有天賦4の効果と合わせて、最大攻撃力60%のバフを提供することができる。
ただし、上述のとおり時計をHP%ではなく元素チャージ効率とした場合は、回復効果および固有天賦4の攻撃力バフが低下することがある。
ヒーラー型では元素爆発の価値はあまり高くないため、パーティに旧貴族適正の高いキャラ(例:アンバー、ベネット)がいる場合は、そちらが優先される。
- 千岩牢固2 / 花海甘露の光2 (HP+20%)
回復効果にはHP上限4万の制限がないため、とにかく回復効果を高めたい場合や、4セットの聖遺物厳選を行わない場合の選択肢となる。
サブアタッカー型
倍率の高い元素スキルや元素爆発で火力を出したいなら。アタッカーに必要な「攻撃力」・「ダメージバフ」・「会心系ステータス」、この3つをバランスよく盛っていこう。攻撃力を使うアタッカーは自身のHPが火力に影響することは少ないが、シュヴルーズは固有天賦でHPを攻撃力に転換できるため、HPが伸びてしまった聖遺物も完全に無駄にはならない。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% 元素チャージ効率 | 炎元素ダメージ | 会心系 |
サブ効果 | 会心系>攻撃力%>元素チャージ効率≧HP%>その他 |
他キャラクターとの相性
シュヴルーズの固有天賦を最大限生かす以上、炎元素・雷元素のみの編成が候補にあげられる。
彼女自身がバッファーかつヒーラーである為、枠を圧縮しやすく編成自由度は高く対象の元素であれば全員相性が良いと言える。
【ドライバー】
- 宵宮
メインアタッカー
弓の通常攻撃を主体とする炎アタッカー。
通常攻撃の射程の長さ故に過負荷の吹っ飛びをカバーできるのは勿論のこと、元素爆発でも定期的に炎元素を付着できることから雷とのダブルアタッカー編成にして常時過負荷を起こすことも可能。
聖遺物をしめ縄にすることの多い彼女だがシュヴルーズを採用するなら元素爆発も大い活かせる為、元素チャージ効率を多めに盛ることも検討できる。
- リネ
メインアタッカー
弓の重撃を主体とする炎アタッカー。
自身の固有天賦により炎付着がありかつ他に炎元素が2体以上いれば破格のダメージバフが獲得できる点も含め、大ダメージをたたき出す。
持続的な回復もファントムハンターのHP増減のトリガーとなる点も好相性。
ただし前述した通り、炎付着が固有天賦の発動条件であるため、雷元素の付着頻度が高いサブアタッカーとは組みにくい。
- アルレッキーノ
メインアタッカー
長柄武器による通常攻撃を主体とする炎アタッカー。
近接アタッカーであるものの、通常攻撃に引き寄せの効果がある為過負荷による吹っ飛びをカバーできる。
回復は腐るが、シュヴルーズの完凸効果や在りし日のバフについてはアルレッキーノに乗るのでご安心を。
- 煙緋
メインアタッカー/シールダー
炎法器の遠距離炎アタッカー。法器である為炎元素の付着を常時行えるのが利点。
シュヴルーズを1凸していれば煙緋の重い元素爆発のエネルギー回復ができ、煙緋は4凸していればシールドを貼りシュヴルーズの回復と合わせ耐久を万全にすることが可能とあらゆる面で好相性。
また重撃メインのアタッカーである為、固有天賦3の回避時のダッシュスタミナ消費軽減も煙緋にとって有難い性能。
4凸していればエネルギーを貯めやすい点を活かして龍殺しや金珀を持ってHPに特化しシールダーとして活用するといった使い方も考慮できるか。
【その他】
- ベネット
ヒーラー/バッファー
炎元素の定番バッファー兼ヒーラー。
ダブルヒーラーで回復が安定し大幅な火力向上に繋がるだけでなく、HP盛りで火力が低くなりがちなシュヴルーズ自身の火力にも期待できるようになる。
完凸していれば通常攻撃に炎元素が付与されるのでシュヴルーズをドライバー運用することも可能。
- 香菱
サブアタッカー
元素爆発による炎元素付着を担えるサブアタッカー。
スナップショットにより高い火力を維持でき、重い元素エネルギーも元素スキルが主体のシュヴルーズなら香菱に粒子を渡すことが可能。
リネ同様ベネットと併用するのが定番のキャラだが過負荷運用においてはシュヴルーズのバフだけでも高火力が期待できる。
- トーマ
シールダー
通常攻撃によりシールドを重ね掛けできる炎シールダー。そのため、採用する場合はメインアタッカーが通常攻撃主体である宵宮またはアルレッキーノの場合になる。
攻撃に合わせ追撃も行える為、定期的に過負荷を起こしバフを維持も可能。
特に宵宮採用時はシュヴルーズの回復と併せて耐久面が安定する。
炎メインアタッカー・トーマ・シュヴルーズと炎元素が3人になる為重い元素エネルギーもカバーできる。
- ディシア
タンク/サブアタッカー
元素スキルでダメージを肩代わりし、中断耐性獲得と炎元素付着を狙えるキャラクター。
炎・雷では貴重な完全中断耐性を提供でき、炎追撃により過負荷によるバフの維持、更に炎元素キャラを多く採用できることから
重い元素エネルギーもカバーできたりと多く点で噛み合わせがよい。
【ドライバー】
- 雷電将軍
メインアタッカー/サブアタッカー
元素スキルにより射程が無限の雷元素追撃が行え、元素爆発の全体エネルギー回復により爆発の重いキャラ編成でも安定するようになる。
ダメージバフが偏重になりがちなキャラだが、シュヴルーズは攻撃バフと耐性デバフな為バフが競合しない点もかみ合わせが良い。
【その他】
- フィッシュル
サブアタッカー
固有天賦で雷付着が安定しやすい反面、恒常的な炎付着が重要なリネとの相性は良くない。
スキルがスナップショットである為、初段からシュヴルーズのバフを乗せる場合は重撃で過負荷を起こすかスキルを再設置する必要がある。
通常攻撃軸のメインアタッカーの宵宮・アルレッキーノを採用したシュヴルーズパーティでメインアタッカーのターゲットに過負荷を起こすことができる(要フィッシュル完凸)。
これらのチームで耐久枠として北斗を採用する場合は粒子補助役も兼ねる。
- 八重神子
サブアタッカー
広範囲に雷元素を撒ける元素スキルな為集団戦に強く、雷法器である為継続的に雷元素を付着させることができる。
またスキルがリアルタイム参照なのでシュヴルーズのスキル後に設置済の殺生櫻を後付けで強化できるのは北斗やフィッシュルにない強み。
メインアタッカーが通常攻撃を振らない場合はフィッシュルより八重神子の方がメリットが大きい。
元素爆発を多用する編成でなければ粒子補助役は必要ない。
- 北斗
サブアタッカー/シールダー(要1凸)/中断耐性付与
中断耐性アップ・被ダメージ軽減の耐久サポートと通常攻撃・重撃いずれにも対応した元素爆発を持つサブアタッカー。
元素エネルギーが重い為、採用するならもう1人雷元素キャラを採用したいところ。
雷電将軍が抜刀モード(夢想の一心)で振る通常攻撃・重撃に対して元素爆発の追撃が発動しない点は要注意。
- 九条裟羅
サブアタッカー/バッファー
スキルでバフが可能なバッファー。回復はシュヴルーズが行える為枠を割きやすい。
バフの時間は短いが、シュヴルーズだけで見ればそれぞれのモーションが短く相性は悪くない。
元素エネルギーは重い為、基本的に雷電将軍との採用になる。
編成例
炎雷編成
シュヴルーズの過負荷限定編成は、炎と雷元素キャラであれば自由度は高く、実際の組み合わせは多岐にわたる。
- 編成時のポイント
シュヴルーズの固有天賦1の炎雷耐性ダウンは、過負荷をトリガーとするが、持続時間が6秒しかない。
従って、表で付着する元素に対して(メインアタッカー)、裏から別の元素を頻回に付着できるキャラ(サブアタッカー)を編成したい。
最後の1枠は自由枠で、シールドや中断耐性などの耐久キャラや、火力バッファーやサブアタッカーなどを選択する。
シュヴルーズ
炎メイン
雷継続付着自由枠
雷メイン
炎継続付着
過負荷雷電
雷電将軍をメインに据えた過負荷編成。
雷電将軍のチャージ補助によりパーティの元素チャージ要求が軽くなり、回復・バフや火力に専念できる。また、雷電将軍は元素爆発中に完全中断耐性を得るため、過負荷や敵の攻撃によるノックバックが減るのもメリット。
編成の考え方として、パッシブ1の過負荷発生時の炎雷デバフが6秒と短い事から、定期的に過負荷を発生させるために控えから炎元素を付着出来る要員を1名は確保したい。
ベネットなどを採用して炎元素を3名とすると、炎元素キャラの元素チャージ要求を下げる事が出来る。
雷元素キャラクターを採用して炎2雷2とする場合、特にサブアタッカーを採用する事でシュヴルーズの全体バフを活かせる。なお、香菱と入れ替えてしまうと炎元素の付着が安定しないため、基本的にはベネットと入れ替える形になる。その場合でもシュヴルーズの元素粒子を香菱に渡すように意識すれば香菱の爆発を回すことが可能。
入れ替え候補
▌炎元素
ディシア:サポーター。耐久を支援しつつ定期的に炎元素を付着可能。スキルの完全中断耐性付与は雷電将軍の爆発中には無意味なため、他キャラのスキル回しに充てるのが良いだろう。
▌雷元素
八重神子:サブアタッカー。シュヴルーズの全体バフを活かして控えから火力を出しつつ、90と重い爆発により雷電将軍の願力サポートが出来る。広範囲の複数の敵に雷元素の付着が可能で、過負荷のノックバックに対応しやすい点も嬉しい。
フィッシュル:サブアタッカー。八重神子に近いが、こちらは単体向き。雷電将軍による過負荷は安定しないため、断罪の雷影による追撃頻度は超激化ほどは高くない。
九条裟羅:バッファー。出来れば6凸推奨。雷電将軍に攻撃バフと会心ダメージバフ(6凸)を提供し、元素爆発によるサブアタッカーの側面も持つ。いわゆる雷電ハイパーキャリーから楓原万葉とシュヴルーズを入れ替えた形になる。雷電将軍も出来れば2凸推奨。
久岐忍:ヒーラー兼サポーター。上記の面々に比べて火力は落ちるが、シュヴルーズとのW回復による安定性向上が見込める。
過負荷宵宮
宵宮をメインに据えた過負荷編成。
宵宮の高い攻撃速度を活かして北斗とフィッシュルで大量の追撃を発生させることができる。絶え間なく過負荷が発生するおかげでシュヴルーズのデバフを絶え間なく発生させることが可能。
遠距離から攻撃し北斗によって中断耐性も獲得できるので被弾も少ない。
宵宮の元素爆発(溜まっていなければ重撃)と北斗の元素スキルで過負荷のトリガーにし、シュヴルーズのスキル(旧貴族なら爆発も)、フィッシュルスキル、北斗爆発、宵宮スキルで攻撃していく。
全員で火力を出すこと以上宵宮は元素爆発も積極的に使用する為、聖遺物をしめ縄にしている場合は元素チャージ効率を高めにしておきたい。
入れ替え候補
▌炎元素
煙緋:宵宮との入れ替え候補。攻撃速度は落ちるが、炎法器なのでスキルを打つと入れ替えができない宵宮と比較すると立ち回りが自由で、重撃の攻撃範囲が広いので団体戦において優位になる。過負荷で吹き飛んだ敵に通常攻撃が追尾する点も有用。
炎雷以外を含む編成
天賦パッシブ1の「炎雷縛り」を満たさず、炎雷デバフは発動しないが、パッシブ2の攻撃バフと星座6重(完凸)の炎雷ダメバフを活かす運用。
炎雷ダメバフが無いと支援能力が限られてしまうため、基本的には完凸が前提。
フリーナ雷電
雷電将軍をメインに据え、雷電とフリーナのスキルで感電状態になったところに、各種バフを乗せた香菱の爆発を当てる蒸発過負荷(Overvape)編成。
パッシブ1の炎雷デバフは発動しないが、フリーナの高いダメージバフでそれを補う形になる。ただしフリーナの自傷対策とテンション獲得のためにはシュヴルーズの単体回復だけでは心許なく、シュヴルーズの6凸による全体回復やフリーナ1凸/2凸のテンション獲得加速が欲しい。
メリットとしては過負荷雷電の内容を踏襲しつつ、更に水元素が加わる事で対応力が上がっていること。
欠点としては、上記のようにシュヴルーズとフリーナの凸が要求されるため編成難易度が高いこと。
その他
小ネタ
- 祈願登場前に行われたイベント薔薇と銃士内のイベント伝説任務にてお試しで利用することができた。
このことから、祈願に出る前からプレイアブルのデータが入っていることがわかる。 - シュヴルーズがスキル等で使用するライフルの正式名称は「特巡隊弐型制式銃」。世にも珍しい回転式歩兵銃である。キャラクターストーリーにて本銃の設定が細かく決められている。
- その中で「ソニックブーム発生器」なる謎の器具が存在する。中国語でも「声爆发射器」(英語ではsonic boom launcherと訳されている)となっており、誤訳の類ではないようである。音速を超える銃弾の衝撃波と音を抑えるために使用する消音器(サプレッサー)や亜音速銃弾というのは現実に存在するが、その逆と言うのは存在しない
- ver.4.3イベント「薔薇と銃士」内のムービーで弐型銃の銃口がアップになるシーンがあるが、その際この銃にはライフリングが施されていない滑腔式の銃であることが確認できる。そのため、この銃はライフルではなくマスケット銃に分類される*2。それを反映してか、英語では“musket”と訳されている。
- 2024年1月9日の19時に実装されたわずか数時間後に誕生日を迎えメールも送られてきた。原神キャラのうち、実装から最短で誕生日を迎えたキャラクターである。
- 誕生日の1月10日は中国人民警察の日。中国の緊急通報用電話番号(警察)が110番であることに由来する。同様の理由で、日本でも1月10日を110番の日としている。
情報提供用コメントフォーム
- スキルのICDは0 -- 2024-01-09 (火) 22:50:34
- マグナム装填した長押しスキルに爆破系の判定あり。水晶系の鉱石を約50%削れます。 -- 2024-01-17 (水) 01:04:47
- 博徒を用いて検証したところ粒子生成CTが10秒であることを確認しました。 -- 2024-01-28 (日) 23:12:57
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