ニィロウ

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基本情報

期間限定入手キャラクター(→祈願)

公式動画

ステータス

天賦

命ノ星座

使用素材

プロフィール

本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。

考察

総評

高威力の特殊開花サポーターからサブアタッカーまでマルチにこなせるポテンシャル高きダンサー

元素反応自体を変化させるという異色の能力を持つキャラクター。
PTの元素を水元素・草元素に統一するという条件をクリアすることで、特殊な開花反応である「豊穣の核」を使用できる。
PTの元素縛りという条件は重いが、その分「豊穣の核」は威力・範囲ともに優秀。特に対多数戦では強烈なダメージを叩き出すことが出来る。

注意すべきはやはり「特殊開花を使う場合は、水元素・草元素のみでPT編成しなければならない」という点。組めるキャラは大きく限定される。
上手く運用できれば非常に強力だが、異色の能力ゆえに制約も特異である。運用にあたっては性能をよく理解しておくことが求められる。

異色の特殊開花反応に注目されがちだが、本人のフィジカルも高く、育成を詰めれば高耐久と瞬間火力を兼ね備えたサブアタッカー的な運用も可能となる。
さらに水付着能力も優秀で、蒸発や凍結の下地役としても活躍できる。

様々な演目に合わせて表情の異なるダンスを見せるがごとく、プレイヤーの運用や組み合わせるキャラ次第で可能性を広げられる点も大きな魅力といえよう。

特徴

• 特殊な開花反応を使用できる
  PTを水元素・草元素に統一することで、特殊な開花反応である「豊穣の核」を発生させることができる。
  PTの元素縛りという条件は重いが、その分「豊穣の核」は威力・攻撃範囲ともに非常に優秀。
  しっかりと草元素・水元素キャラを用意し、元素付着と反応発生を意識すれば、高いダメージ効率を発揮できる。
  
  
• 対多数戦にめっぽう強い
  開花反応の仕様上、敵の数が多ければ多いほど、反応の発生効率が上昇していく。
  そのため、敵が群れているような状況であれば、「豊穣の核」を大量生産し片っ端から爆破していく事が可能。
  特に深境螺旋のような高耐久の敵が多数湧くコンテンツでは、威力と範囲を余すことなくふるう事ができる。
  
  
• 耐久型サブアタッカーとしても活躍できる
  天賦のほぼ全てがHP依存である。そのため、HPを伸ばせば火力も伸びていく。
  しっかりとビルドを整えれば、最終的にHP50000~60000以上の高耐久性を持ちつつ、
  時限的に水元素ダメージを出すサブアタッカーとしての運用も可能。
  
  
• 編成メンバーを揃えるまでのハードルが非常に低い
  配布キャラである主人公(草)・バーバラ・コレイと組み合わせれば、すぐに強力な開花チームが構築可能。
  聖遺物についても、まずはバーバラの熟知聖遺物（金メッキ・楽団2セットが候補）と草キャラ用の深林を揃えれば形になるが、
  金メッキと深林は同じ秘境で集められ、楽団はボスドロップで自然と集まっていく。
  無課金編成で名高い雷電将軍・ベネット・行秋・香菱と比べても、編成のハードルについてはこちらが大きく下回るため、
  一定程度のパーティー火力を出すまでのコスパが非常に優秀で、配布キャラだけでも螺旋12層のクリアに十分な火力を持つ。
  
  

注意点

• 火力を伸ばすには高Lvの水元素・草元素キャラが必要になる
  最大の特徴である「豊穣の核」を使うには、PT元素が水元素・草元素に限定される。
  組むことの出来るキャラが大きく限定されるため、風元素・炎元素・岩元素などに多い汎用サポーターと組むことが出来ない。
  また、開花反応はLvによってダメージが大きく変わるため、キャラクターLv80止めは非推奨。
  
  
• 自傷ダメージのケアが必須
  「豊穣の核」は威力が高いが、自傷ダメージも大きい。
  自傷ダメージは「豊穣の核のダメージの約5%」であるため、仮に累計20万ダメージを与えた場合、こちらは1万の被害を受ける事になる。
  多数発生させて爆破していると結構な勢いでこちらのHPも削れていくため、回復手段やシールドが求められる。
  Ver.3.6で登場した白朮は草元素で他キャラを防衛可能なシールドを張ることができる。付与できるシールドの耐久は非常に低いため、シールド役としては心許ない。しかしバフ持ちのヒーラーとして見ればかなりの高相性なので、所持できていれば一緒に編成するといいだろう。
  Ver.3.7で登場した綺良々は元素スキルで手軽にシールドを張ることができるキャラであるため、相性は良い。
  他方、回復の能力を持つ水or草元素のキャラは配布のバーバラをはじめとして複数人いるので、手持ちに応じて編成すると良い。
  なお、自傷ダメージはデイリー任務や深境螺旋に登場する防衛対象にもちゃんと入る。これらを攻略する際は注意。
  
  
• 開花ビルドだと、対単体は対複数戦ほどの火力は発揮しない
  ニィロウというより開花反応の特徴だが、敵の数が少ないほど開花の発生効率が低下する。
  そのため、開花ビルドだと単体火力は対複数戦時に比べると見劣りする。（元が強いので単体相手でも十分通用はするが）
  単体敵と戦う場合は水と草をきちんと交互に付着させる立ち回りを意識しないと元素反応が発生しない時間が続きがち。
  元素付着をより意識して反応を起こすローテーションを見直すか、開花にこだわらず蒸発反応などを利用したり
  あるいは編成制限を無視して他元素バッファーと組ませ、純粋な水元素アタッカーとして運用するなどの視点も持っておくと良い。
  開花に頼らずとも単騎で火力が出せるキャラクターを編成すると開花ビルドでも単体相手に力を発揮しやすくなる。
  
  
• 現状集敵（吸引）の手段が乏しい
  「豊穣の核」を使う運用の場合、強力な集敵（吸引）スキルを持つキャラを編成に組み込むことが原理的に不可能
  （Ver.4.2現在では万葉・ウェンティ等の風元素キャラに限定され、「豊穣の核」の使用条件を満たせなくなる）。
  「豊穣の核」の範囲火力によりそこまで気にする必要はないが、複数の敵がある程度ばらけた配置で出現する場合は、
  いかに敵を「豊穣の核」の効果範囲内にまとめながら起爆するかが火力を高めるためのポイントになる。
  敵の行動パターンを把握した上で誘導・重撃ノックバック等によりうまくまとめる立ち回りを心がけたい。
  ナヒーダの元素スキルは距離が離れていても複数の敵に草元素攻撃が可能なので、この弱点をそこそこカバーしてくれる。
  
  

天賦

通常攻撃・弦月のダンス

特性: 吹き飛ばし(重撃)
合計3段の物理ダメージ攻撃。1-2段目の発生は速いものの、3段目の発生が非常に遅い。
その遅さと言ったら普通に出し切るよりも、通常攻撃1-2→重撃とした方がコンボの速度が速まるほどである。

実は攻撃時間に対する天賦倍率はかなり高い。
しかしそもそもニィロウを前面に出して戦う場合、剣舞のピルエットがメインとなるため、この天賦を使う時間は少ない。
たとえ天賦レベルを上げたとしても、攻撃力にステータスを配分するキャラクターではないため、実戦では他のキャラ以上にダメージは期待しにくい。
総じて育成の優先度は低い天賦。

重撃は片手剣では一般的な2段+吹き飛ばし攻撃。ピルエット・祈月状態では重撃が封印されるため、物理攻撃でしか発動しない。
戦闘中に見ることは少ないが、美しい重撃モーションは一見の価値あり。
重撃は発生が非常に早いうえ、硬直もかなり短め。そのため、重撃ループが可能だったりする。ネタビルド向けでしかないが。

七域のダンス (元素スキル)

「さあ、踊るよ～」
CT: 18秒　ピルエット継続時間: 10秒
元素粒子生成: 1.5個　元素量: 1U

• 発動すると周囲に単発の水元素ダメージを与え、「ピルエット」状態に入る。
  ピルエット状態では、ニィロウの通常攻撃・元素スキルがそれぞれ「剣舞のステップ」と「旋舞のステップ」と呼ばれる水元素攻撃に変わる。一方で重撃は使用不可能となる。
  • 「ピルエット」状態は10秒経過するか、退場するか、もしくはコンボ3段目を発動すると解除される。

• 「ピルエット」状態で通常攻撃・元素スキルのいずれかを使い、三段目までコンボを繰り出すと、ニィロウの攻撃性能が更に変化する。
  三段目に通常攻撃を使うか、元素スキルを使うかで2種類の性能変化が可能。
  なお、コンボが何段まで発動したかは、頭上の花びらの枚数で確認できる。
• 「ピルエット」状態中も裏でクールタイム秒数は消化されている。例えば10秒経過で「ピルエット」状態が解除された場合、残り8秒のクールタイムに入る。

• 元素粒子はスキル発動時の範囲攻撃で1.5個、その後の攻撃で3個まで発生する。合計で4~5個の回収が可能。
• 元素付着CTは通常・スキルともに3Hit/2.5秒のスタンダードな仕様。

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【剣舞のステップ】
祈月継続時間: 8秒
元素粒子生成: 1個　元素量: 1U

• 「ピルエット」状態で通常攻撃を使用すると発動。正面の狭い範囲に攻撃を行う。
  この状態では通常攻撃のアイコンが変化し、強化された水元素攻撃となる。全3段までコンボが可能。
• スキル発動後、初回コンボの3段目が「剣舞のステップ＝通常攻撃」の場合、特殊追撃「水月」が発動し、「ピルエット」状態が終了する。
  その後「祈月」状態に変化し、8秒間継続して剣舞のステップ（強化水通常攻撃）を使用できるようになる。

• 「祈月」状態では時間の許す限り、何度でも剣舞のステップ(強化水通常攻撃)を繰り出すことが出来る。コンボ3段目では「水月」攻撃も発動する。
  ただし「ピルエット」状態同様、「祈月」状態でも重撃は使用できない。また、「祈月」に移行した後の攻撃では、元素粒子は発生しない。

• ニィロウ自身で水元素ダメージを出したい場合や少しでも水付着頻度を増やしたい場合は、こちらを発動すると良い。
  通常攻撃が全て水元素ダメージに変換され、さらに3段目で追撃も発生するため、攻撃性能は大きく向上する。
  • なお与えるダメージはすべて元素スキル扱いとなる。
    天賦「通常攻撃・弦月のダンス」の攻撃力％の分はダメージに加味されず、「通常攻撃・弦月のダンス」の分のダメージが別途発生することもなく、通常攻撃が対象のダメージバフも受けられない。*1
    その一方でモーションは通常攻撃扱いであるため、行秋や夜蘭の元素爆発追撃は発動する。また、ジン2凸や神里綾人4凸の攻撃速度バフを受けれる。

• 元素付着CTは3Hit/2.5秒のスタンダードな仕様。
  攻撃力%換算での倍率の目安

  ニィロウがLv90、天賦Lv10、全聖遺物が+20、HP44000とし、水月まで出し切る場合の剣舞1段の平均倍率を考える。
  ※時計のみメインOPがHP%のアタッカー型ビルドとして、突破ステとメインOP以外の要素（水共鳴25%、武器や聖遺物のサブOP、料理等）でHP%を82.9%盛ると、
  15185*(100+28.8+46.6+82.9)/100+4780≒44003で大体このHPになる。

  剣舞3段分の合計倍率は8.19+9.26+12.90=HP30.35%であり、ダメージバフ/会心/防御力/耐性を無視した剣舞1段平均のダメージは44000*(30.35/3)/100=4451.33…。
  これを攻撃力2716のキャラの攻撃力％の倍率に換算すると、4451.33…/2716*100=反応やバフを無視すれば剣舞1段当たりで攻撃力163.9%相当の倍率であると言える。
  ※攻撃力参照アタッカーの参考値として、基礎攻撃力は刻晴Lv90&天空の刃Lv90、突破ステは申鶴Lv90の攻撃力28.8%、全聖遺物が+20、時計のみメインOPが攻撃力%で、
  突破ステと時計以外で攻撃力%を82.9%盛ると、(323+608)*(100+28.8+46.6+82.9)/100+311=2715.773で大体この攻撃力になる。

  なお刻晴含め☆5の攻撃力参照アタッカーの実際の突破ステは、攻撃力%より有効に機能しやすい会心系かダメージバフが殆どであり、上記はややニィロウに有利な条件である点に注意。

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【旋舞のステップ】
天を滌う水環の継続時間: 12(+6)秒
元素粒子生成: 1個　元素量: 1U

• 「ピルエット」状態でスキルを使用すると発動。自身の周囲を薙ぎ払うように水元素攻撃を行う。
  スキルCTは発生せず、全3段までコンボが可能。*2。二段目・三段目の発動後はパーカッションが鳴りダンスに華を添えてくれる。
• スキル発動後、初回コンボの3段目が「旋舞のステップ＝元素スキル」の場合、「空を洗う水輪」攻撃を発動し広範囲に水元素ダメージを与え、「ピルエット」状態が終了する。
  その後12秒間キャラクターの周囲に「天を滌う水環（水のリング）」を展開する。「天を滌う水環」はキャラクターを交代しても維持される。
  • 「天を滌う水環（水のリング）」は、触れた敵に対して水元素を付着する。
    命中と水元素付着の判定は行われるが、敵に対してダメージを与えることはできない。付着可能な半径はステップ約0.5回程度。
    この水付着は元素スキルの命中として扱われない。聖顕の鍵や祭礼の剣のような元素スキルが命中した時に武器効果が発動するタイプの武器は、ピルエット状態で攻撃を命中させること。
• 継続的な水付着を重視する場合はこちらを使用すると良い。
  なお、この状態を発動するとニィロウの攻撃が物理属性に戻ってしまうため、本人の与ダメージ性能は低下する。
  そのため、発動後は他キャラに交代し、元素反応を起こすと効率よくダメージを与えられる。

• 水環の元素付着CTは4Hit/2秒。付着判定の発生間隔は0.5秒毎に1回。
  基本的に2秒おきに水付着が発生すると考えてよい。元素付着の性能は優秀であるため、距離さえ詰めていけば高頻度で水付着が可能。
  因みにアビスなどのバリアにも有効。ただダメージが無いため炎バリア以外は流石に時間がかかる。

• よく見るとリング内では地面に蓮の花のような模様が投影されており、綺麗である。

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元素スキルの運用

天賦説明は専門用語の嵐で大変ややこしいが、実は運用は非常に単純。
元素スキルボタンを押した後に祈月状態(水攻撃)に入りたければ通常攻撃ボタンを連打、天を滌う水環(水の輪っか)を出したければスキルボタンを連打すれば良い。

• 注意点として、三段目攻撃を使用してステップを決定したら、もう片方のステップに移行することはできない。*4*5
  時間いっぱい通常を振り、終了間際に水輪を出す...といったことは出来ないので注意。

• 「祈月状態」「水環」の継続時間8秒or10秒というのは、元素スキル発動直後ではなく、コンボ3段目を使って「祈月」「水環」を選択したときから継続時間カウントが開始される。
  一方で元素スキル自体のクールタイムは、一番最初にスキルを発動してピルエット状態に入ったときからカウント開始される。
  そのため見かけ以上にスキルクールタイムは短い。1凸をしていなくても「水環」の実質CTは5秒程度となる。

• ピルエット・祈月ともに以下の隠し効果がある。
  • コンボ途中で移動・回避・ジャンプ等を挟んでも、コンボ段数が維持される
    例えば1段目→2段目を繰り出した後、移動や回避を挟んでも、次に攻撃を行えば必ず3段目が発動する。
  • 状態中は中断耐性が付与される。それに加えてステップのモーション中は更に中断耐性が上昇する。
    これによりステップ中は遺跡守衛に殴られても吹っ飛ばないレベルの強固な耐性となる。踊り子故に、体幹がしっかりしているのだろうか。

浮蓮のダンス・遠夢聆泉 (元素爆発)

「このダンスをあなたに。」
エネルギー: 70 | CT: 18秒
元素量: 1U
周囲の敵に単発の水元素ダメージを与え、「久遠の惑溺」を付与する。
「久遠の惑溺」を付与された敵は、2秒後に追加の単発水元素ダメージを受ける。

• 効果としては単純であり、「単発x2回の水元素ダメージを与える」というもの。
  バフ・デバフなどの追加効果は一切持たないため、純粋な攻撃用の元素爆発である。

• 元素付着CTはなし。発動時の水元素ダメージ、「久遠の惑溺」による水元素ダメージでそれぞれ1回の元素付着が発生する。

• 特殊な開花によるダメージをメインに戦うニィロウの天賦としては異色の元素爆発に見えるが、実は倍率がやたら高め*6に設定されており、
  武器や聖遺物でニィロウの会心系やダメージバフをある程度補強すると強烈なダメージを叩き出すようになる。
  • 香菱の元素爆発等で両ダメージに蒸発を絡めた際は特にそれが顕著になり、他のアタッカーにも勝るとも劣らない凶悪なダメージを発生させることができる。

落花廻旋の庭 (パッシブ1)

原神では初の「元素反応の仕様を変えるスキル」であり、ニィロウ最大の特徴。
効果持続中は、フィールド上のキャラクターに光る泡のようなエフェクトが纏われ、開花反応が「豊穣の核」を発生させるようになる。

この天賦により発生する「豊穣の核」は、草原核の自然破裂と基礎ダメージは同じだが、範囲がかなり広い。同一キャラクターへの攻撃は0.5秒間に2hitまでといった条件も共通。
発動方法は元素スキルを使って3段目まで攻撃するだけだが、編成に厳しい条件がある。

• 発動条件

  「チーム全員の元素タイプが草元素と水元素であり、かつ草元素と水元素のキャラクターが少なくとも一人ずついる時」

  説明文はとんちのような文章になっているが

  ① チームに草元素と水元素以外のキャラが一人もいない
  ② チームに草元素キャラを最低一人は編入する（＝全員水元素のチームはNG)

  以上の両方を満たすチームでなければいけないということである。*7

このため、効果を最大限活かす編成は基本的に「草1水3、草2水2、草3水1」の3通りに限定される。*8

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• 元素熟知バフ
  草元素攻撃を受けると味方全員の熟知+100という効果もあるが、これは開花の自傷ダメージでほぼ自動的に条件を満たす。シールドを貼った状態で被弾してもこのバフは発動する。

軽やかに舞う永世の夢 (パッシブ2)

ニィロウ自身のHPに応じて上記の「落花廻旋の庭」で発生させた「豊穣の核」の威力をアップする。最大+400%（=HP74444のとき）。
天賦説明では「HP1000ごとに9%強化」と表記されているが、内部処理的には「HP1ごとに0.009%強化」という仕様となっており、HP1000未満の超過分でも強化は適用される。

• 元々のダメージボーナスの数値量が非常に大きいことに加え、開花反応の計算式の仕様により、特に高熟知キャラへのバフの恩恵が非常に大きい。
  それなりに達成しやすいHP55,437*10であっても、パッシブ1と合わせて元々の熟知0のキャラが熟知471相当、元々の熟知1000のキャラが熟知1983相当の開花ダメージを叩き出す。
  バフ上限値であるHP74444だともはや異次元で、熟知0のキャラが熟知847相当に、熟知1000のキャラに至っては熟知3061相当のダメージを発生させるようになる。
  計算式上は単なる開花反応ながら、1.5倍ボーナスがある烈開花・超開花に引けを取らないダメージを量産することができる。
  • ただし、当然その分自傷ダメージも膨れ上がることに注意。
    双方のステータスにもよるが1回につき350～1000ダメージを超える炸裂が大量に発生するため、ヒーラーの構成に気を配らないとあっという間に自滅する。
  • また、「30000を超えた分」という仕様上、厳選や装備の影響が如実に表れやすいことは留意点。
    特に、最大効果を発揮するために必要なHP74,444を達成するためには、聖顕の鍵の装備がほぼ必須であり、更にそのうえで厳選を頑張る必要がある。

白き玉蓮の盃 (パッシブ3)

冒険系料理を完璧調理した時、12%の確率で料理を2倍獲得する。
冒険系料理の量産。雲菫と同じ。
ニィロウの得意料理であるパティサラプリンはこの天賦の発動対象に含まれる。

命ノ星座

基本的にニィロウ自身の火力アップになる内容で、凸を重ねるほどアタッカーとしても運用可能になる。
第1重と第2重は開花サポーターとしての性能向上にも繋がっている。

• 第1重・却月の舞踊
  元素スキルに以下の強化がなされる。
  • 水月によるダメージ+65%。
  • 天を滌う水環の継続時間+6秒。
  要するに、剣舞のステップの最終段の火力が上がり、旋舞のステップで発生する水のリングの継続時間が伸びる。
  水月のダメージバフは、聖遺物で水ダメージバフを稼いでいない場合は元素スキル全段平均のダメージがおよそ1.25倍上昇する。杯を水ダメージバフにしている場合は1.19倍程度になる。
  強力なダメージバフなのは勿論のこと、水環の継続時間+6秒の効果も非常に大きく、リングの継続時間が元素スキルのクールタイムと一致するようになるため、水元素付着能力に磨きがかかる。
  
  
• 第2重・星天の花雨
  「金盃の豊穣」状態のキャラクターが敵に水元素ダメージを与えると、その敵の水元素耐性－35%、さらに開花反応で敵にダメージを与えた時、その敵の草元素耐性－35%。
  元々PTに水元素キャラと草元素キャラのみを配置することを前提とした構成が推奨されるニィロウにとってはその効果を最大限得る事が出来る。
  元素スキル、元素爆発、豊穣の核のみならず、他メンバーのあらゆるダメージも大きく底上げすることが可能という極めて強力な効果。
  半面、ニィロウのPTに水、草元素以外のキャラを採用した場合、固有天賦と同じく完全に死に効果となるので注意。
  
  ※水元素ダメ及び誰も深林4を装備していない場合、概ね22%の水ダメ及び草ダメ（開花含む）増加。
  深林4での耐性ダウン済みの敵には約17%のダメ増加。
  2凸で1.2倍～1.4倍程度メインダメージソースが上昇するキャラは何人もいるが、多くは本人のみかつ特定の天賦攻撃のみである。
  
  
• 第4重・星漣の音節
  元素スキルのピルエット状態の3段目のステップが命中するたびに、ニィロウの元素エネルギーを15回復する。同時に、元素爆発のダメージ+50%。
  70族とやや重いニィロウの元素爆発が劇的に回りやすくなり、元素爆発自体のダメージも大きく上昇する。
  上昇量としては杯をダメージバフにしていない場合そのままダメージは1.5倍程度に、ダメージバフを採用している場合はおおよそ1.3倍程度の増加になる。
  発動条件が楽で且つ数値で見ればかなりのダメージ上昇となる。蒸発運用の場合は勿論のこと、2凸の水元素耐性低下もあるので開花運用で元素爆発を放つ重要性も必然的に大きくなる。
  ただしバフ時間は祈月と同じで少々短いため、時間ギリギリで発動しようと祈月状態の通常を振っていると3段目である水月の微妙に長いモーションに時間を吸われて爆発にバフがギリギリ乗らないこともある。
  状況に応じて発動タイミングを変えるなどの工夫は必要になる。特に蒸発運用の場合目を疑うようなダメージを叩きだすことも珍しくないため、祈月終了後即爆発も視野に入る。
  
  
• 第6重・霜絶の弦歌
  ニィロウのHP上限1000ごとにニィロウ自身の会心率+0.6%、会心ダメージ+1.2%。上限は会心率+30％、会心ダメージ+60%。
  HPを参照に会心系のステータスが上昇する。
  これまでの凸効果がダメージバフと耐性減少だったこともあり攻撃面の補強としては噛み合った強効果。
  HP50,000で効果上限に達するが、この効果目当てに聖遺物のサブOPでHPを意識的に盛る必要性は薄い*11。HP時計装備時のHP31,300で確保できる会心率+18.8%、会心ダメージ37.6%程度を目安に、それ以上はおまけ程度に思っておくといいだろう。
  また、開花サポート運用時では簡単に上限までの効果を受けることができる。2凸や4凸の効果も合わせ、より積極的に元素爆発を発動したい。
  
  

ビルド

武器

ニィロウの天賦はほとんどがHPを参照しているため、HP武器と相性が良い。
HP武器がない場合は、開花反応を強化できる元素熟知武器の相性が良い。それ以外だと味方にサポート効果のある武器か、
ニィロウ自身の攻撃で火力を出すならば会心系かダメージバフのある武器も候補に入る。
基礎攻撃力の恩恵が薄いため、レア度よりも武器効果を重視して選ぼう。

豊穣開花用武器

• 聖顕の鍵 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:542 サブOP:HP66.2% / 効果:HP上限アップ、元素スキル命中時HP上限をもとに元素熟知アップ(3層まで)、3層の時チーム全員に元素熟知バフ]
  サブOP、武器効果ともにHPに特化した武器。無凸でもHP+86.2%と圧倒的。
  武器効果の熟知バフもニィロウならばピルエット状態で3回攻撃を当てるだけで達成でき、HP%と合わせて開花反応を二重に強化できる。
  目安として、HP上限が74,444（開花バフ上限値）の場合、熟知バフの最大値は無凸でも自身に+416&チームに+149、完凸でこの倍となる。
  
  
• サイフォスの月明かり (★4/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:元素熟知をもとに装備キャラクターの元素チャージ効率アップ、アップした元素チャージ効率の30%分チーム内他キャラクターの元素チャージ効率アップ]
  熟知武器。自身の元素熟知を基準に、PT全員の元素チャージ効率を強化する。
  元素熟知が伸びるため、開花ダメージが強化される。加えて少しだがPTに対するチャージ支援も可能。
  HPこそ伸びないが支援性能は強力であるため、所持しているのなら優先的に装備させる価値はある。
  PVでは聖顕の鍵ではなくこちらを使用しており、流麗な形状や色合いもニィロウとマッチする。
  
  
• 船渠剣(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:HP41.3% / 効果:治療効果を受けるか与えると強靭マークを獲得(3枚まで)、元素スキルか元素爆発を発動後に強靭マークを消費し、元素熟知アップ＆元素エネルギー回復]
  ver4.1でようやく実装されたHPを伸ばせる星4片手剣。限定星4だがHP目当てなら精錬も不要。
  ほぼヒーラーが入る豊穣開花なら効果の発動も容易。
  完凸できれば最大240上昇と聖遺物1つ分以上伸びる熟知も大きな魅力の1つ。ニィロウの元素反応を大きくサポートしてくれる。
  ただし、さすがに鍵にはバフ量で及ばず、また本人のみのバフであるため他メンバーには一切恩恵がない。
  ニィロウで殴る運用以外だとニィロウが起こす開花数は多くなく、精錬を進めても火力の伸び幅は申し訳程度といったところ。
  というか限定星4武器を完凸するくらいなら鍵一本の方が期待値上かなり安く済むのだが
  固定エネルギー回復も、爆発が少し回しにくいニィロウには嬉しい効果。
  武器効果時間がニィロウと噛み合わない事に注意。
  
  
• 磐岩結緑 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心率44.1% / 効果:HP上限アップ、HP上限をもとに攻撃力アップ]
  サブOPが会心率、武器効果がHPに応じて攻撃力UPというアタッカー向けの武器だが、貴重なHP上限UP効果が付いているため、豊穣開花の威力を高められる。
  聖遺物のメインOPをHP％で固めている場合でも、高い会心率によって高威力の元素爆発の期待値を高められる点も嬉しい。
  
  
• 鉄蜂の刺し (★4/鍛造) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:元素ダメージを与えると与えるダメージアップ]
  熟知武器。鍛造で作成できるため、入手性が良好。
  サイフォスと並び★4の中ではトップクラスの熟知バフを持つため、限定武器が無い場合などはこの武器を作っておくと良い。
  ただし味方に対する支援性能を持たず、サポーター運用ではダメージバフもおまけ程度の扱いとなる点に注意。
  
  

メインアタッカー用武器

• 静水流転の輝き (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ88.2% / 効果:装備者のHPが増減するとき元素スキルダメージアップ。チーム内他キャラクターのHPが増減するとき装備者のHP上限アップ]
  フリーナと同時にピックアップされた武器。
  基礎攻撃力が低い代わりに会心ダメージが高く、武器効果によるスキルダメージと最大HPUPの効果があるため、ニィロウにとても噛み合っている。
  注意点として武器効果の発動はスキルダメージUPには装備者が、HPUPにはチームメンバーがダメージかHPが減った状態での回復を受ける必要がある。
  元素反応を伴わない場合には一番火力が出せるが、蒸発や豊穣開花を絡めると聖顕の鍵に軍配が上がる。
  以上のことから武器効果の起動が容易になるフリーナを編成したモノハイドロや、豊穣開花により自身にダメージを発生させられ、水ダメージの比率が高い豊穣ハイドロ（ 編成例（剣舞アタッカー型PT） 参照）などの編成で有効。
  
  
• 聖顕の鍵 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:542 サブOP:HP66.2% / 効果:HP上限アップ、元素スキル命中時HP上限をもとに元素熟知アップ(3層まで)、3層の時チーム全員に元素熟知バフ]
  ニィロウのスキルと爆発はHP上限を参照するため、高いHPUP効果があるこの武器はアタッカー用としても適している。
  HPUPと同時に高い熟知バフを得られるため蒸発編成で使った場合の期待値が一番高い。
  ニィロウが完凸していない場合は会心系のステータスが盛れない為、上手くHPを増減できる編成の時には聖遺物にファントムハンターを採用するといいだろう。
  
  
• 狼牙(★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:元素スキルと元素爆発のダメージアップ。元素スキルまたは元素爆発が敵に命中したとき対応する攻撃の会心率アップ]
  会心率サブOPに武器効果によって元素スキルと元素爆発に対にするダメージ・会心率バフを得られる武器。
  ニィロウの場合メインタッカー運用ではスキルダメージ扱いになる剣舞と元素爆発主体に戦うため、武器の性能を最大限に発揮できる。
  注意点として、会心率バフはスタック制であり、最大効果を得るためには複数回、あるいは複数の敵に対して攻撃を当てる必要がある。
  効果時間が10秒のため、元素爆発で最大の会心率を発揮できるのは発動時に4体以上の敵に当てた後の久遠の惑溺ダメージのみ。
  会心率サブOPがあるためそれほど気にする必要はないが、武器効果含めて100%に調整している場合には注意。
  
  
• 磐岩結緑 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心率44.1% / 効果:HP上限アップ、HP上限をもとに攻撃力アップ]
  高い会心率と武器効果のHPUPにより、アタッカー性能を引き上げてくれる武器。
  無条件で精錬ランク5・武器効果最大時の狼牙と同等の会心率を得られるため、より安定した戦いが可能になる。
  最大ダメージでは狼牙に軍配が上がるため、会心の安定性や他に持たせたいキャラが居るかなどで選ぶとよいだろう。
  
  
• 祭礼の剣 (★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:元素チャージ効率61.3% / 効果:元素スキルがダメージを与えると確率でCTリセット]
  チャージ武器。スキルを2連続で使用することを目的とする。水環と剣舞を同時に展開したり、剣舞を常時行ったりできる。
  特に剣舞は継続的にスキルダメージを出せるため、祭礼の発動が容易であり、たとえ祭礼CTが明けていなくて剣舞は8秒維持できるので途中で発動したりする。剣舞の持続時間よりも祭礼CTのほうが長いため、連続で発動できるのは3ループ目まで。
  精錬が進むほど発動確率が上がりCTは剣舞持続時間に追いつくため、剣舞終了と祭礼CTの数秒の差を他キャラで埋めながら無限に剣舞することも可能。
  心海の代わりにバーバラを入れている場合など、水付着役の中断耐性が心許ない時により中断耐性の高いニィロウで殴りたい場合に有効。
  旋舞の水環展開直後にスキルを温存してキャラチェンジしたい時は旋舞使用時にスキルボタンを連打しすぎないよう注意。
  
  
• 腐植の剣 (★4/イベント) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素チャージ効率45.9％ / 効果:元素スキルダメージアップ、元素スキルの会心率アップ]
  ver1.2のイベントで配布されたチャージ武器。武器効果により、元素スキルのダメージと会心率が向上する。
  祈月状態の通常攻撃は元素スキルダメージ扱いとなるため、ほぼすべての攻撃に強力なバフを乗せることができ、アタッカー運用であれば高いダメージを期待できる。
  黎明の神剣は運用が難しく、実戦ではこちらのほうがダメージを出せる場合も少なくない。
  なお、現在再入手する手段はない。イベント復刻に期待しよう*12。
  
  
• 黎明の神剣 (★3) [基礎攻撃力:401 サブOP:会心ダメージ46.9％ / 効果:HPが90%以上の時会心率アップ]
  会心に特化した性能を持つ、磐岩結緑、聖顕の鍵に次ぐアタッカー運用向けの武器。
  条件付きではあるが精錬が最大であれば会心ダメージ46.9%と会心率28%を得られる。強化値としては磐岩結緑をも上回る数値であり、星3ながら破格の効果。
  すべての祈願から出現するため精錬が容易である点も大きな利点と言えよう。
  注意としては、武器効果発動のためにはHPを90%以上に維持しなければならない点がある。数千程度のダメージを受けてしまえばそれだけで効果が失われてしまう。
  ダッシュ回避も可能ではあるが、シールドキャラあるいは回復キャラクターとの併用が現実的。また、自傷ダメージを受ける開花反応との相性も悪い。
  
  
• 旅道の剣 (★3/宝箱) [基礎攻撃力:448 サブOP:防御力29.3% / 効果:元素オーブまたは元素粒子を獲得時HPを回復]
  装備キャラクターへの回復性能を持った稀有な武器。
  開花編成にて剣舞のステップ（特殊通常攻撃）を連打する場合に有用で、豊穣の核破裂による自傷をリカバリーしてくれる。
  高HPで運用するニィロウにとって割合回復はありがたく、1回の効果発動につき無凸（回復率1%）で500～700、完凸（回復率2%）で1,000～1,400程度の回復が可能。
  回復量がやや心許ない点やPT全体の回復はできない点には注意が必要で、行秋や金珀・試作を持たせたモナを採用して火力アップと安全性の両立を狙うといいだろう。
  類似の効果を持つ武器としては他に黒剣があるが、ニィロウがフィールド上で発生させるダメージはもっぱら元素スキルダメージ扱いであるため発動しづらい上、回復量は攻撃力を基準とした固定値が5秒に一回のみと少なく、回復目的とする場合は旅道の剣のほうが好相性。
  精錬ランクさえ高ければ武器レベルは火力に影響しないため極論レベル1でもよく、育成コストがほぼ0で済む利点もある。
  基本的にはモンドと璃月の宝箱からしか入手できず、精錬が容易な一方、うっかり捨ててしまうと二度と手に入らない可能性があるため注意。
  
  

聖遺物

開花サポーター構成
天賦がほぼ全てHP依存であるため、メインOPは「冠：HP%」「杯：HP%」「砂：HP%」推奨。
磐岩結緑などを装備しており会心率が盛れてる場合は、冠はHP％にするより「会心ダメージ」にした方が、ニィロウ本人の与えるダメージは高くなりやすくなる。
ただし豊穣開花ダメージはニィロウ本人のHP最大値によって強化されるため、あまりHPを落としすぎると開花ダメージも減少してしまう点に注意。
本人火力とチーム開花ダメージのバランスは取りたいところ。

• 千岩牢固2 / 花海甘露の光2 (HP+20%)
  基本はこれ。完全HP特化。
  千岩牢固と花海甘露の光の2セットと合わせてHP+40%となり、固有天賦「軽やかに舞う永世の夢」の効果を大きく伸ばすことができる。
  なお、ニィロウLv90に聖顕の鍵（無凸）を装備し、聖遺物のメイン効果をHP/HP/HPにして水共鳴発動した場合、HPが68,526。
  ここから更にサブ効果でHP40％相当を稼ぐ（=HP%を花羽両方につけて合計5～7回伸ばす）と固有天賦「軽やかに舞う永世の夢」の上限74,444に到達する。
  それ以上盛ってもスキル爆発の火力が微増するだけになる点に注意。代わりに熟知やチャージ、会心が多少伸びたものをつけよう。(参考→>>4245)
  
  
• 千岩牢固2 花海甘露の光 (HP+20%) / 大地を流浪する楽団2 金メッキの夢 楽園の絶花2 (元素熟知+80)
  HPを伸ばしつつ、元素熟知を強化するセット。
  終焉を嘆く詩、教官、ナヒーダなどで外部から熟知バフを多量に受けとれる編成だと、熟知のダメージ計算の伸び幅にニィロウが引っ掛かりやすいのが欠点。
  楽団はボスドロップや聖遺物廻聖で入手でき、金メッキは深林の記憶(下記【相方向け】参照)と同時に厳選できる。各自の所持状況を鑑み、よりサブOPの優れたセットを選ぼう。
  
  
• 楽園の絶花4 (熟知+80 / 開花反応のダメージアップ)
  基本的にはニィロウが装備するよりは相方向けの装備となる。
  千岩2花海2の組み合わせと比較すると、おおよそ7%ぐらいニィロウが起こす開花のダメージが増加する。
  その代わりHP40%（約HP6000）の減少によって開花ダメージ54%の加算値が減るため、ニィロウ以外のメンバーの開花ダメージがおおよそ５％ずつ減少する事になる。
  スキルのダメージも下がり、そもそも草原核の生成はニィロウばかりが行うという訳でもないので、トータルDPSは当然下がる。
  楽園４を装備した状態でもHP74444を達成できるならばパーティーの開花ダメージを下げずにニィロウも最大の開花ダメージを出せるが、これには聖顕の鍵の完凸がほぼ必須な上に大変厳しい聖遺物厳選が必要となる。
  また金メッキと深林が入手できる秘境に比べると、楽園の聖遺物は一緒に落ちる砂上共々に需要が多くないので、そういった意味でもおススメはしない。
  【相方向け】

  【相方向け】
  以下は豊穣開花パーティーでニィロウと組ませるキャラに装備させておくと良い聖遺物。
  開花ダメージは草元素であるため、草元素耐性を低下させられる「深林の記憶4」の重要度は非常に高い。パーティーメンバーの草キャラ一人には装備させよう。
  元素熟知が高いほど開花ダメージは上がるので開花ダメージだけを考えるなら基本的にOPは元素熟知が良い。
  無論、メンバーによっては元素爆発を回すことの方が大事だったりヒーラーの回復力を優先する方が安定したりするので、状況に応じて調整しよう。
  
  

  • 深林の記憶4 (草元素ダメージ+15% / 元素スキルまたは元素爆発が敵に命中すると、その敵の草元素耐性-30%。控えからでも発動可能)
    通常攻撃では４セットの耐性ダウン効果は発動しないので注意。
    水２草２の場合は、控えでもスキルや爆発の攻撃を定期的に行える草キャラに装備させたいところ。
    
    
  • 金メッキの夢4 (熟知+80/元素反応時、味方の同元素・他元素の人数に応じて熟知・攻撃力が強化)
    大地を流浪する楽団2 / 金メッキの夢2 / 楽園の絶花2 (元素熟知+80)
    開花ダメージに直結する元素熟知に特化した装備。
    金メッキの４セット効果は、水２草２だと熟知+100、水３草１だと熟知+50となる。（草キャラ一人には深林を装備させる以上、同元素０は考えない）
    なので水３草１の場合、水キャラは金メッキ４セットよりも熟知80の２セット✕２の方が良い。
    水２草２の場合でも、熟知の差が20しかないので、サブOPが優れているなら２セット✕２でも問題無い。
    
    
  • 楽園の絶花4 (熟知+80 / 開花反応のダメージアップ)
    開花反応専門の聖遺物だけなあって、上記の金メッキ４（水２草２）と比べると7～8％ほど開花ダメージが上がる。
    ただ深林＆金メッキが一緒に落ちる秘境に比べて樹脂効率が悪く、前述の元素熟知セットでも開花ダメージは実用上問題ないので無理に集めなくとも良い。
    
    
  • 教官4 （元素熟知＋80 / 元素反応を引き起こした後、チーム全員の元素熟知+120、継続時間8秒）
    全体への熟知バフ効果があり、チーム全員の開花反応ダメージを上げることができる。（控えにいる状態では発動しないので注意）
    ただし教官はレア度が星4止まりであるため、ステータスは低くなる。
    また秘境では落ちないため厳選難易度はとんでもなく高い。
  
  

他キャラクターとの相性

• 開花運用
  特殊な開花反応である「豊穣の核」を活かすには、水元素・草元素のみでPTを統一する必要がある。
  開花編成におけるキャラクター相性（水元素）

  水元素
  開花編成で水元素キャラに求められる役割は主に水元素付着だが、表に出るのか裏から水を撒くのかにより大別される。一部はヒーラーも兼任できる。
  開花反応における元素量消費の性質（およびナヒーダの存在）から、開花ダメージは水元素キャラ側の熟知を参照しやすい。
  そのため水元素キャラを熟知多め・熟知特化にする、楽園を採用する等により、総合的なダメージを上げられる。
  反面、Ver4.0現在では元素熟知を参照して自身の性能を上げる水キャラはおらず、回復力や与ダメージ量は下がるので、パーティや敵編成と要相談。
  なお、ニィロウと合わせて自然と水共鳴(HP上限増加)が発動するため、HP基準で火力や回復量が伸びるキャラは相性が良い。

  【ドライバー/ヒーラー】
  表で水属性攻撃が出来るキャラクターはドライバー適性がある。水キャラをドライバーとする場合は水2草2が推奨。
  また、一部キャラクターは回復役を担う事が出来る。

  • 珊瑚宮心海
    ヒーラー/サブアタッカー。
    スキルと通常攻撃により高頻度の水付着・持続回復が可能。さらに元素爆発を使えば、中断耐性による時限アタッカーの役割もこなせる。
    メイン回復手段＆水付着の元素スキルが設置型であるため、寄ってくる集団には滅法強い。散らばっている場合は追尾の良い通常を振ろう。

    運用としては熟知に特化させる型と回復と熟知のバランスを取る型の大きく2つに分かれる。詳細は編成例を参照。また、心海のページも合わせて参考に。
    
    

  • バーバラ
    ヒーラー。
    珊瑚宮心海と同じく水法器の使い手。心海が限定キャラであるのに対しバーバラは配布キャラなので採用しやすい。
    ヒーラー装備の場合、爆発による全体回復、スキルによる単体回復、スキル+重撃による全体回復を意識していれば、自傷が致命傷になることはない。
    また、スキルの回復輪っかはキャラクターに追従するため、心海より動き回る立ち回りに対応しやすい。

    注意点として、スキルの輪っかによる水付着は範囲が非常に狭いため、付着を狙うなら敵に密着する必要がある。一応ニィロウも「水環」という似たようなスキルを持つため、敵に接近するメリットはある。
    ただし心海のように自前で中断耐性を高める能力は無いため、乱戦では注意しよう。
    また、バーバラ自身は元素粒子を生成せず、スキル中は断続的に湿潤が付与される点にも注意。氷元素を相手にする場合は凍結をもらわないよう気をつけよう。

    心海と同じく、草元素の耐久キャラを一緒に編成してバーバラを熟知特化にする運用も考えられる。
    
    

  • 神里綾人
    時限アタッカー。元素スキル後の特殊攻撃と元素爆発により、高火力を出しながら広範囲に水元素を付着できる。
    出場時間がスキルの6秒+爆発カットイン約2秒なので、ニィロウの固有1と2凸のデバフを最大限活かすことができる。
    さらに剣舞のステップは4凸綾人の攻撃速度バフを受けられるので、綾人爆発から剣舞の速度を上げられる。
    ただし、4凸綾人の元素爆発によるダメージバフは通常攻撃ダメージにしかからないため、通常攻撃が元素スキルダメージ扱いとなるニィロウの剣舞にはバフが乗らない事に注意。
    綾人は凸と爆発で水付着量が大きく増えるため、その分草側への要求付着量も大きくなる。
    これを熟知を高めやすい草キャラで開花しやすいと見るか、草付着量(開花数)を増やすために必要草キャラが限られると見るかは自分の編成やプレイスタイルと相談すること。
    
    

  【サブアタッカー】
  行秋と夜蘭は裏から大量の水付着が可能であり、対単体への火力向上が見込める。ニィロウ旋舞・剣舞どちらでも水付着回数が多いため、基本は草元素のドライバーと合わせて採用したい。

  • 行秋
    サブアタッカー/サポーター。
    高い威力で攻撃しつつダメージ軽減、中断耐性の強化が狙える。
    特に中断耐性の強化が優秀であり、多少の攻撃はものともせず攻め続けることが可能。ニィロウ自身の耐性と併せると7倍強まで強化される。
    キャラの周りに浮遊する雨すだれの剣で接触するだけでも水付着するため、混戦時は複数の敵に水元素を撒くことも可能。
    ダメージ軽減効果も防御面で非常に優秀だが、開花による自傷ダメージ（を含む固定値元素反応ダメージ）は軽減できないため注意。
    
    
  • 夜蘭
    サブアタッカー。
    耐性強化の類は一切ないが、夜蘭が元々持つ対単体火力の高さにより開花PTがやや苦手とする対単体敵での火力が大きく上がる。
    高威力のスキルで複数体を巻き込むことで、一度に開花反応を複数起こすことも見込める。
    固有天賦のダメージバフは固定値系反応である開花のダメージには載らない点は意識しておこう。
    他には終焉を嘆く詩が装備可能。また、4凸効果によりHPをバフ出来る点も優秀。
    2凸していないと完凸行秋に比べて水付着能力は大きく劣るが、水下地を防ぎやすい(=開花回数が減りにくい)というメリットもある。

  
  

  開花編成におけるキャラクター相性（草元素）

  草元素
  開花編成で草元素キャラに求められる役割としては、主に①大量の草元素付着②回復やシールドによる耐久性の確保、が挙げられる。
  厳密に言えばキャラ、凸数、装備によって役割が重複する部分もあるが、ここでは大枠で分類する。

  【草元素付着】
  開花反応における元素量消費の性質から、草下地→水付着の順で反応すると開花回数を増やせる。また、深林の4セット効果や、水元素キャラは水元素付着が得意なキャラが多い点も踏まえ、大量に草元素付着が出来るキャラを確保したい。
  細かくは裏から草元素付着をするサポーター寄りのキャラと、表で草元素攻撃をするアタッカー寄りのキャラに分かれる。

  • ナヒーダ
    サポーター/サブアタッカー。
    CT僅か5-6秒・効果が25秒持続・元素付着CT無し・複数をターゲット可能な効果山盛り元素スキルで豊穣の核生成をサポートしてくれる。
    固有天賦による元素爆発での熟知バフもあり、元から高い豊穣の核のダメージを更に引き上げる事が出来る。
    出現する敵が更新される度元素スキルを付け直さなければならない手間はあるものの、それを加味しても相性は極めて良好。
    特に元素スキルが持つ複数の敵にリンクする草ダメージを与える仕様は、風の集敵キャラを編成できない豊穣開花PTの弱点をある程度カバーしてくれる。
    スキルの追撃で付着させる草元素量が多いため、開花反応の発生後は草下地になりやすい。
    元素爆発はパーティ内の最も元素熟知が高いキャラを参照するため、他に元素熟知特化キャラを用意する場合、聖遺物を草杯・会心冠にする事で火力向上が見込める。

    注意点として、スキルで印を付与した相手への草追撃は元素反応の発生がトリガーとして発動するため、短時間で大量の水元素を付着させると草元素を消費しきって開花反応が起こらなくなり、ナヒーダのスキルによる草追撃も発動しなくなる。
    特に行秋や夜蘭入りの草1水3編成で水付着力を強くしすぎた場合に起こる。
    ナヒーダ自身で通常攻撃・重撃を当てて草付着するか、草攻撃が行えるキャラをもう一人編成しよう。
    草法器キャラでありドライバーもできるが、打たれ弱く、敵集団の真ん中で豊穣開花を大量に起こすと自傷であっという間にHPがなくなるので要注意。
    
    

  • コレイ
    サポーター/サブアタッカー。
    深境螺旋4-3をクリアすることで必ず加入するため、採用しやすい。
    瞬間的に多数の元素付着が可能。とくにスキルが優秀であり、一発撃てば瞬間的に3回くらいの草付着を起こせる。
    2凸以上であればスキル後の草ダメージフィールド展開を6秒まで延長できるため草原核・豊穣の核を継続して生成することが可能。
    「終焉を嘆く詩」を持てるのも魅力のひとつ。武器効果の発動が容易なのも大きい。
    自動攻撃である元素爆発が主力であるため、発動した後は回避重視の立ち回りでも火力が出るのがポイント。

    注意点としては長時間の継続的な元素付着が苦手で、スキルも爆発も使い切った後は付着ができない時間が発生してしまう。
    持続付着が得意な「主人公（草元素）」と組み合わせれば、お互いの短所を補い、より高頻度で草付着が可能。
    また、スキル硬直が意外と長いため豊穣開花の自傷と敵の攻撃を同時に受けると体力を一気に持っていかれるので気をつけよう。
    
    

  • 主人公（草元素）
    サポーター/サブアタッカー。
    元素爆発は最大15秒持続(星座2凸時)するため、一度展開すれば長時間の草付着が可能。
    水元素と反応することで、爆発の攻撃範囲も大きく拡大される。多少敵が散っても対応できる点は優秀。
    また開花編成との相性が良い片手剣「サイフォスの月明かり」を装備出来る点も魅力。熟知とチャージ効率の両立がしやすい。
    主力の元素爆発はコレイと同様に自動攻撃であるため、爆発発動後は逃げに注力していても草原核を生成して敵を殲滅できる。

    注意点はスキルが単発であり、爆発に依存する割には「爆発の草付着頻度が3秒毎に一回」とあまり高くないところか。豊穣の核を大量生産するなら、もう一人は草付着役が欲しい。
    また爆発の必要エネルギーが80と高い割に粒子生成能力が低いため、元素チャージ効率を高めに盛ったり編成単位で粒子供給をサポートする必要がある。
    
    

  • アルハイゼン
    アタッカー。
    自身の元素熟知を大量のダメバフへと変換する固有天賦により本人の火力が高い。スキルと爆発で強めの草元素付着を維持でき、フロント適正がある。
    アルハイゼン＋(行秋or夜蘭)を組ませた開花PTは対複数だけでなく対単体でも強く、回復キャラも入れると対応力が高い編成になる。
    高身長男性キャラであるためダッシュ速度に長けており、スキルによる高速突進もあって機動力に優れる。耐久力もナヒーダよりは高い。
    注意点として、中断耐性は特別高いわけではないため、出来ればシールドなどを用意したい。
    
    
  • カーヴェ
    時限アタッカー/サポーター。
    元素爆発中は草元素攻撃をしつつチーム全員の草原核のダメージをアップさせ、さらに開花の自傷ダメージを受けると自身を回復する草元素キャラクター。
    自傷ダメージの痛い豊穣開花PTでの安定性を高めてくれる。（自傷時には無凸でも元素熟知の３倍回復する。）
    熟知特化の行秋（夜蘭）と一緒に元素爆発を発動させれば、単体相手でもバフの乗った強力な開花反応を連打できる。　
    ４凸すると開花ダメージ+60%がつくので出来るならそこまで星座を進めたいところ。（こちらは元素スキルにも適用されるが、カーヴェ自身が生成した草原核にのみ適用される点に注意。）

    難点は草元素としての攻撃が連打できるのは元素爆発中のみな点。80属なので元素熟知以外にも元素チャージを盛る必要がある。
    水３＋カーヴェでは草を付着できない時間がどうしても生じるので、基本的には水２草２のパーティーになる（＝カーヴェで草原核を生成し辛くなる）。
    なお草原核を任意に起爆するスキルを持っているが、豊穣開花の場合は即爆発してしまうのでこれに関してはあまり発動の機会は無い。
    
    

  【回復・シールド】
  特に水2草2の編成においては水元素の枠が狭いため、草元素キャラで回復やシールドを担えるとバランスが良い。
  熟知を盛るよりも本人の回復やシールド性能を高める事に専念する場合、水元素キャラに熟知を盛る余裕が生まれるのがメリット。
  一応、回復やシールド性能を下げたり厳選を頑張ったりして熟知を盛るケースもあるが、PT全体としての火力貢献は少ないので注意。
  なお、広範囲への持続的な草元素付着はやや苦手な傾向にある。多数の敵の草耐性をダウンさせたい場合、もう一人の草キャラに深林を装備させる方が良い。いっそ両方に装備させる手もある。

  • 白朮
    サポート能力もある草ヒーラー。強力な回復能力に加え、簡易的な中断耐性代わりのシールドもある。
    元素爆発時には開花ダメージアップのバフもあるため、草の耐久枠としては筆頭候補。星座４凸するとさらに元素熟知＋80を全員に配れる。
    武器が法器なのでスキルのCT中でも任意に草元素を付着できる点も良い（通常攻撃の射程が近接アタッカーなみに短い点には注意）。
    通常はHP50000を目指して装備を整えるので、元素熟知はそこまで高くはならない。

    一応、水共鳴のHP25%込みなら元素熟知の上がる武器（祭礼等）と深林の記憶や海染を装備した状態でも、聖遺物の厳選を相当頑張ればHP50000は達成可能。
    ただ開花ダメージのバフは基本的に元素爆発を発動していないと効果が発生しない上に必要エネルギーが80なので、多少HPや元素熟知を削ってでも元素チャージを盛りたいところではある。
    （片手剣キャラがサイフォスの月明かりを装備しているなら、元素チャージに関しては10～20％緩和される）

    元素熟知特化の装備をした白朮＋水３人のパーティーでも問題なく戦える。この場合はHPは30000ぐらいになって回復とバフの能力は少し落ちる。
    回復が間に合わない場合は元素熟知装備の心海かバーバラを追加してダブルヒーラーにしても良い。
    
    

  • ヨォーヨ
    草ヒーラー。
    お手軽なスキルで高頻度の回復が行えるため、常に草原核の爆発に晒される豊穣開花PTにはありがたい。
    またピンチの時はヨォーヨの爆発を発動するとヨォーヨの草耐性が50%上昇し、更に走り回るだけで辺りに草元素を撒き散らしつつPT全員を回復させることができる。
    爆発の回復のためには最大5秒間表に出ている必要があるが、ニィロウの水環によりその間も開花反応を起こせる。
    豊穣開花PTと抜群にマッチした能力で、火力ロスを極力押さえつつ全体大回復が可能。
    平時はヨォーヨ自身はあまり開花を起こさない点や、必要エネルギーが80であるため、ステータスは熟知よりも回復で安定できるようにHPやチャージ優先が良いか。
    
    
  • 綺良々
    待望の草シールドキャラクター。移動が楽になるスキルがあるのも編成に制限のある豊穣開花パーティーでは嬉しいところ。
    草シールドは途切れることなく展開可能で、さらに草元素ダメージに250%の吸収量を持つため開花の自傷ダメージに対しては特に相性が良い。
    ニィロウの水環をまといながらスキル長押しでネコ箱急便状態に入って体当たりをすれば、高頻度で開花反応を起こせる。
    表にあまり出さず、シールドを生成した後に別キャラとすぐ交代する運用の場合は、可能なら４凸したいところではある。
    （４凸すればシールドをまとったキャラの通常攻撃に合わせて草元素の追撃が発生するようになるので、深林4セットの効果を裏から継続的に発動できるようになる。）
    流石に祭礼を装備しても草元素攻撃を途切れることなく行えるわけではないので、編成としては水２草２が基本になるが、
    元素熟知特化の装備で高い開花ダメージと結構な頑強さを両立させることが可能。水共鳴込みで（厳選を頑張れば）サブOPだけでHP30000以上も狙える。

    なおシールド生成時には一瞬だけ草元素が付着するので、金盃の豊穣状態に入った後に水元素が付着している状態でシールドを生成させると、その場で豊穣の核が爆発してニィロウのパッシブ1のバフ（元素熟知+100）がすぐに発動する。
    またネコ箱状態ではジャンプ力が上がるため、近接キャラでは微妙に手の届かった敵（純水精霊の召喚するトビ等）にも草攻撃ができるようになる。あとジャンプ時の鳴き声がとてもカワイイ
    
    

  
  
• 水付着要員
  「旋舞のステップ」により発動する水環は以下の仕様がある。
  ・2秒に1回の頻度で水元素が付着する*13
  ・交代しても持続し、キャラクターに追従する
  上記の仕様を利用し、開花運用ではなく、優秀な水付着要員として活用した場合のキャラクター相性。
  この場合の役割としては心海に非常に近く、サブアタッカーとしての位置付けが強くなる。
  聖顕の鍵を持っていれば大量の熟知配布も可能だが、千岩4セット効果などは狙えないため注意したい。
  水環は1凸することで継続時間が1.5倍まで伸び、スキルだけで絶え間なくループ出来る様になる。
  胡桃などの短時間の時限アタッカーはともかく、他のキャラにとっては劇的に変わる。
  心海との比較

  心海との比較

  • 水環の付着範囲は少し狭いがキャラクターに追従する。
  • 回復要素が一切無いため、役割を圧縮出来ない（胡桃と組みやすいという利点はある）
  • ダメージ判定が無いため、千岩4セット効果は狙えない
  • 水環を発生させるまでにプロセスがある
  • 元素爆発の威力が高く、瞬間的に大ダメージが狙える

  という点が心海と大きく異なる。
  持続時間は12秒、付着間隔は2秒ごとで同じ。スキルクールタイムは2秒だけこちらが速いが、心海は爆発による延長が可能。
  とにかくキャラクターに追従するという点が極めて大きいため、ここを一番の採用理由としたいところ。

  通常編成におけるキャラクター相性

  • 神里綾華
    近づくだけで水元素を付着出来るため、凍結が通る相手ならダッシュするだけで完封出来てしまう。
    似たような役割を持つ心海に比べると回復出来ない分、追従が非常に強力で扱いやすさは遥かに上回る。
    ニィロウ側から見たメリットはほぼ無いが、綾華側から見た場合のメリットは破格。
    凍結パにおける水付着役として完璧な仕事をこなしてくれる。
    
    
  • ガイア
    寒氷の柱と水環の範囲が全く同じの上、追従型のため、凍結で完封してしまう事が出来る。
    近づいてきた相手はもれなく永遠を手にする事が出来るが、凸が進んでいない限りは持続時間が少し短い点には注意したい。
    単純にスキルとの相性も非常に良く、素早く動き回るガイアにとって追従型の水環は非常にありがたい。
    ニィロウ本人をメインアタッカーとする場合の適正も非常に高い。
    
    
  • 香菱
    元素爆発に蒸発をほぼ毎回乗せる事が出来る。
    ほぼ全方位に水が付着出来る上、水環も旋火輪も追従型のため扱いやすく強力。
    ボス相手など高HPのエネミーに対しては、何らかの追加の水付着をしなければ次第に蒸発が逆転してしまう点は注意が必要。
    ニィロウ本人をメインアタッカーとし、水月で殴り元素爆発を絡めていくスタイルの場合のサブアタッカーとしても第一候補となる。
    なお、頑張れば旋火輪に千岩4セット効果を乗せる事が出来るがほぼネタに近い。
    
    
  • 胡桃
    近接炎アタッカー。重撃による蒸発を狙う事が出来る。
    炎元素付着力が凄まじく高いため、ニィロウ単体ではまず水付着は追いつかない。
    あくまでも夜蘭か行秋の補助輪としての投入が基本となる。
    元素スキル終了後も血梅香は残るため、上手く立ち回ればニィロウの高威力の元素爆発に蒸発を乗せる事も可能。
    ニィロウは熟知を高くしやすいキャラクターのため、6桁ダメージも容易に狙える。
    相性はかなり良いのだが、水粒子供給量やダメージ量などの観点から見ても、
    夜蘭と行秋を同時採用する従来のパターンに比べ、どちらかを差し置いてニィロウを採用する利点は薄い。最低でも聖顕の鍵は装備させたいところ。
    
    
  • ディルック
    近接炎アタッカー。元素スキルや爆発による蒸発を狙う事が出来る。
    スキルを使う分にはほぼ問題なく全段に蒸発を乗せる事が可能。
    元素爆発で吹き飛ばしてしまっても追いかけて水付着が出来るのは心海にない魅力。
    一方で千岩4セットや竜殺しといった優秀なバフや回復が出来ないという欠点が地味に響く。
    胡桃と同じく、夜蘭や行秋を差し置いて採用する利点は薄いが元素爆発のチャージを意識する必要があまりないのは大きい。
    ディルックの性能も考慮し、可能であれば1凸して継続時間を伸ばしておくと一気に使い勝手が良くなる。
    
    
  • 早柚
    高速で動いても完全に追従してくれるため、水元素を付着→即拡散のコンボが出来る。
    ニィロウが聖顕の鍵を持っていた場合の相性も非常に良い。
    上記のガイアや香菱などの他の追従型爆発と組み合わせても絵面が面白いだろう。
    天を滌う水環と寒氷の柱と旋火輪をまとって回転疾走する早柚にキミは耐えられるか？！
    

編成例

その他

小ネタ

待機モーションで食べているのはタフチーンという食べ物。彼女の伝説任務でも登場する。

名前について

名前の英語表記は"Nilou"。
ペルシア語では特に「青い睡蓮」のことを"Niloufar"と言うため、本人の星座である「睡蓮座」と併せてこれが由来となっている可能性がある。
イラン、中央アジアでは実際に人名としてもよく使われる単語であり、日本語での読みは「ニルファール」に近い。

元素スキルの水環について

一見すると2秒に一回、0ダメージの攻撃を行っているように見えるが、実際は0.5秒毎に一回という高ピッチで0ダメージの攻撃を行っている。
そのため、水環を出したままモンド城キャッツテールの路地裏でたむろしている猫などに近づくと、ものすごい勢いで嫌がられる。近づく際は注意が必要。他にも実用性は無いものの、烈焔花などに近付くとものすごい勢いで揺れる。また、リンゴや夕暮れの実がなった木に近付くと実が落ちる。ただし木材は落ちない。
実用的な例としては参量物質変化器へのチャージが挙げられ、変化器の傍にいるだけで高速でチャージが完了する。
また、スメールのデイリー「キノコ叩き・ハンマーはなし!」のふせふせキノコに対しても効果があり、走り寄るだけで依頼を達成できる。
一方、気を付けたいケースもある。ぴょんぴょんキノコなどの草元素オブジェクトに近付くとものすごい勢いで草原核が生成されて自他にダメージが発生する。幸いタル爆弾とは反応しないが、ボムボムウリ（地面にある踏むと爆発する植物）は吹っ飛ばしながら起爆してしまうため、フィールド探索時は注意。
ちなみにこの天を滌う水環単体は厳密には元素スキルダメージではない。
初回ステップの3段目までを全て空振りしたとしても、剣舞のステップの場合では水月で元素スキルダメージを与えられるが、旋舞のステップの場合ではそれが出来ないため、聖顕の鍵や祭礼の剣などの武器効果に元素スキルが関わっている武器を装備している場合は特に注意。

聖顕の鍵について

同時実装された☆5武器「聖顕の鍵」は、性能がニィロウに非常に合っており、ニィロウ側から見ても、聖顕の鍵側から見てもベストマッチと言える武器である。
しかし、ニィロウの各種キャラ紹介PVでは聖顕の鍵ではなくサイフォスの月明かりが主に使用されていた。また設定面でも、「聖顕の鍵」はスメールの武器ではあるが、キングデシェレト(スカーレットキング)が遺し、後に砂漠の英雄サイフォスに受け継がれたものであり、スメールシティの住民であるニィロウとは特に関係がない。
過去に同時実装された性能が噛み合う武器がPVで使用されなかった例として、楓原万葉や神里綾華・宵宮などがいる。しかし、楓原万葉の実装は稲妻実装より前であり、武器素材や設定などから稲妻武器が実装しづらいという事情があり、神里綾華・宵宮については、少なくとも稲妻の鳴神陣営の武器ではあった。
そのため、過去の例と比較しても、同時実装の最適武器が聖顕の鍵であることに疑問を呈する意見が実装前後には見られた。
その一方で、ニィロウの衣装のモチーフがアラブ地域の踊りであるベリーダンスなどに用いられるベラであると考えられる事や、聖顕の鍵の色が衣装の装飾や履物の色などと近い事から、デザイン的な相性は良いとする声もある。
また設定面でも、ニィロウ自身が踊り子であるためダンスの小道具や儀式用の道具だと考えれば合っているという意見や、踊り子が刃が剥き出しの武器を持っている方が不自然だとする意見もある。
いずれにしても、合う合わないは個人の主観によるところが大きく、過剰に賞賛あるいは揶揄すると不快に思うプレイヤーもいることは忘れないようにしよう。

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