神の目

Last-modified: 2026-07-21 (火) 17:30:47

参考:用語集 | 七国まとめ | キャラ・一族・団体 | 年表 | 神の目 | 言語 | ヒルチャール語 | 料理元ネタ考察 | 崩壊ネタ関連 | メインストーリー要約 | 中国語・英語まとめ | 誤訳 | 暗号解読 | 命ノ星座 | 考察総合


驚き忍.pngネタバレ注意!!
このページにはキャラクターや任務に関する重大なネタバレが含まれています。十分に注意して閲覧してください。
 不確定要素やそれに基づく考察があります

原神における「神の目」や「神の心」を始めとした、元素力をもたらすアイテムに関する考察ページです。


目次

神の目

神の目とは

神に認められた小数の人間が持つ外付けの魔力器官のこと。所有者は神の目を通して元素力を引き出し扱うことが可能。

テイワットの人間は(単に見た目が人間というのではなく、生物として真の人間)原則この神の目を持つものしか元素の力を使えないが、例外として主人公である旅人は神の目の媒介がなくとも元素の力を扱え、人々からはテイワット大陸の法則に倣わないイレギュラーな存在として見られている。

遥か昔、人々は神々に信仰を捧げ、元素を操る力を手に入れた。 出典:原神公式サイト DATABASE->テイワット(https://genshin.hoyoverse.com/ja/map)

抗えぬ運命を前にした時、人々は自身の無力を嘆く。しかし人生の最も険しい分岐点にて、その渇望が極致となれば、神の視線は降りる。それが「神の目」。神に認められし者が得られる外付けの魔力器官、元素の力を引き出す物。天の上は神々の領域。地上にいる選ばれし「神の目」の所有者は、死後、天空の領域に入ることを許されている。(中略)あなたは「神の目」を取得することができない。外界の者はただただ見ていることしかできない…。 引用:旅人キャラストーリー神の目

神の目を持つものは神になる資格を持っており、その者のことを「原神」と呼ぶ。
「原神」たちは天空の島に登る資格があり、実際に公式漫画においては、ウェンティの導きのもとヴァネッサが天空島へ登っているシーンがある。

実はね、「神の目」の所有者はみんな、神になる資格を持っているんだよ。その者たちは「原神」と呼ばれて、天空の島に登る資格があるんだ。 引用:序章第三幕 ウェンティの台詞

また、神の目を授かるには強い「願望」だけではなくそのほかの要因があるとのこと。万葉は主を失った神の目の抜け殻と宝盗団を利用して人生の窮地へと追いやる実験をしたものの、これだけで神の目が反応を示すことは無かった。なお、これにテイワット七国を統治する七神の意志は関係ないことが言及されている(詳細は後述)。

公式漫画から抜粋

原神公式漫画1
原神公式漫画2

遥か昔より伝わってきた物語─巨人盤古の血液が江河になり プルシャの体が千切れ 宇宙の生きとし生けるものを潤した ユミルの脳髄が蒼天の雲海となり 生気のない世界が生まれ変わる
これが「原初の人」の神話 引用:原神公式漫画「プロローグ──風の歌」 ウェンティが天空の島へ旅立つヴァネッサを見送った際の詩より

この後のシーンでウェンティは、「もうだいぶ経つのに、彼女はモンドを見守ってくれているんだね」と呟いているシーンがあり「天空の島に登った者は神になる」という逸話は非常に信憑性のあるものと考えられる。しかしながら、ヴァネッサは公式漫画において神の目を用いた様子は無いのにもかかわらずウェンティは彼女を天空の島へと誘っているなど、未だ不可解な点は存在する。
このウェンティの詩に出てくる盤古、プルシャ、ユミルは全て神話上で巨人として一般的に知られている。盤古は中国神話にて天と地を開闢した神とされ、その後死亡した身体からは万物が想像された。例えば左目と右目はそれぞれ太陽と月、吐息は風といった感じで、実際に血液は河川となったとされる。プルシャはインド神話に出てくる原人、巨人とされており、実際に神々がプルシャを供物として捧げることで万物が想像されたとされる。ユミルは北欧神話に出てくる原初の巨人であり、オーディンを始めとする3神の親として有名。結局のところこの3神の手により倒される。そしてユミルの身体を解体することで、血から海や川を、身体から大地を、といったように万物が創造されており、実際に頭蓋骨からは天、脳髄からは雲が創造されている。このように盤古、プルシャ、ユミルには原初の巨人である事、またその身体から万物が創造されているところが共通している。特に盤古とプルシャに関してはその部位と創造されたものから同じものではないかという説もある。

 

神の目の外観

各キャラが所有する神の目の外枠は国により形状が異なる。これは各キャラがどの国に属しているかで区別されているものであり、出身国と所属国が異なるキャラクターも存在するためおそらくシナリオ上深い意味はないと思われる。
基本的に国家ごとに神の目の形状は一種類だが、フォンテーヌでは「アルケー」の属性によって二種類に分かれる*1
トーマは出身国と所属国が明確に異なっていると判明しているキャラクター*2。放浪者は所属なしで出身国も稲妻だが、神の目の枠は授かった国であるスメールのもの。
Luna IV現在、神の目を身に着けていないプレイアブルキャラは旅人、一部の神*3、神の目以外を用いる人物*4。また、立ち絵が発表済みのダインスレイヴ*5も神の目を身につけていない。

国\元素元素なし
モンドモンド_神の目_風.webpモンド_神の目_岩.webpモンド_神の目_雷.webp[添付]モンド_神の目_水.webpモンド_神の目_炎.webpモンド_神の目_氷.webp[添付]
璃月璃月_神の目_風.webp璃月_神の目_岩.webp璃月_神の目_雷.webp璃月_神の目_草.webp璃月_神の目_水_0.webp璃月_神の目_炎.webp璃月_神の目_氷.webp[添付]
稲妻稲妻_神の目_風.webp稲妻_神の目_岩.webp稲妻_神の目_雷.webp稲妻_神の目_草.webp稲妻_神の目_水.webp稲妻_神の目_炎.webp稲妻_神の目_氷.webp4AFCFAAB-853E-419E-91C2-7902D933A13D.jpeg
スメールスメール_神の目_風.webp[添付]スメール_神の目_雷.webpスメール_神の目_草.webpスメール_神の目_水.webpスメール_神の目_炎.webpスメール_神の目_氷.webp[添付]
フォンテーヌ(ウーシア)フォンテーヌ_ウーシア_神の目_風.webpフォンテーヌ_ウーシア_神の目_岩.webpフォンテーヌ_ウーシア_神の目_雷.webp[添付]フォンテーヌ_ウーシア_神の目_水.webpフォンテーヌ_ウーシア_神の目_炎.webpフォンテーヌ_ウーシア_神の目_氷.webp[添付]
フォンテーヌ(プネウマ)[添付][添付][添付]フォンテーヌ_プネウマ_神の目_草.webpフォンテーヌ_プネウマ_神の目_水.webpフォンテーヌ_プネウマ_神の目_炎.webpフォンテーヌ_プネウマ_神の目_氷.webp[添付]
ナタナタ_神の目_風.webpナタ_神の目_岩.webpナタ_神の目_雷.webpナタ_神の目_草.webpナタ_神の目_水.webpナタ_神の目_炎.webpナタ_神の目_氷.webp[添付]
ナド・クライ
月の輪*6
ナドクライ_神の目_風.webpナドクライ_神の目_岩.webpナドクライ_神の目_雷.webpナドクライ_神の目_草.webpナドクライ_神の目_水.webp[添付][添付][添付]
星の楔[添付][添付][添付][添付][添付][添付]星の楔_氷.webp[添付]
スネージナヤ[添付][添付][添付][添付]スネージナヤ_神の目_水.webpスネージナヤ_神の目_炎.webp[添付][添付]
旅人
ドール
旅人_神の目_風.webp旅人_神の目_岩.webp旅人_神の目_雷.webp旅人_神の目_草.webp旅人_神の目_水.webp旅人_神の目_炎.webp[添付]旅人_神の目_無.webp
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ニコ
他_氷.png
アーロイ
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スカーク
[添付]
邪眼Wind_operative.png[添付]18B9D720-3CB6-46F8-9577-D30BE7380FC5.jpeg[添付]Mirror_maiden.png8CDE9915-ECF9-4CC3-8363-6937E525E6CF.jpegFrost_Operative.png5F7777CD-1295-418B-816E-6B3DFB35C63A.jpeg

神の目の大きさはキャラによりまちまちである。また、ガイア、リサ、行秋、兹白においてはその形状が他キャラと比べて僅かに異なっている箇所がある。

モンド勢(ガイア・リサ)

ガイアの神の目は下の一部が欠損している。
リサは神の目が若干楕円形状となっている。

ガイアリサアンバー(比較対象)
神の目・ガイア神の目・リサ神の目・アンバー
璃月勢(行秋)

行秋の神の目は縁の形状が他のキャラのそれと異なっているが、これは表裏が逆になっているだけの可能性もある。

行秋刻晴(比較対象)
神の目・行秋神の目・刻晴
月の輪(兹白)

兹白の月の輪は白いひし形の装飾がなく、中央下部の月のような形の色が反転している。

兹白イルーガ(比較対象)
月の輪・兹白神の目・イルーガ
 

神の目に関する事実

*神の目は人間以外でも発生する
仙人である、人造人間のアルベド、機械人形である放浪者、猫であった綺良々でさえ神の目を獲得している。
*神の目を剥奪されると、神の目を入手した際に思った願いに関する記憶をほとんど失う
稲妻でのメインシナリオより。神の目を失ってしまうと、それを授かるにあたり起因となった強い願望に関する記憶をほぼ全て失ってしまう。NPCの反応からも、確定的な証拠を見つけてきてもはっきりと思い出す様子はなかった。
ただしこの現象はあくまで、「執政の権能を用いて没収した」場合にのみ起こるものと考えられる(後述の「一部の力による無力化)。自ら一時的に神の目を手放した事のあるタルタリヤとディルックには、無気力となったり記憶を失った描写が見られない。
*主を失った神の目はその力を失うが、持つものの願いに応えて再起し得る

持ち主のいない「神の目」の抜け殻は、使用者が死んだ後に残ったもの。中に元素力はなく、それを呼び起こすこともほぼ不可能である。低い確率で人と共鳴できるが、試す機会は限られている…(中略)凝光は「神の目」の抜け殻をいじりながら、競売の計画書を書いている。これから次々に入ってくるお金のことを考えると、彼女は思わずニヤッと笑った。だがその時、抜け殻が急に光りだした。 引用:凝光キャラストーリー神の目

これは稲妻でのメインシナリオ、及び凝光のキャラストーリーから読み取ることができる。万葉の場合は既に風元素の神の目を持っているのにもかかわらず、持っていた神の目の抜け殻が強い意志に応えて再び雷元素を取り戻している。そして役目を終えた神の目は再び抜け殻状態へと戻った。
*神の目は一部の力により使用できなくなる
これは雷電影との実践において発動された「目狩り令」による効果。俗世の七執政、少なくとも雷神の権能は神の目に何らかの干渉を及ぼす力を持っているものと考えられる。
*神の目を与えるのは俗世の七執政の意志によるものではない

噂によると、人の願いが一定の強さに達した時、神の視線がその者に降りそそぎ、「神の目」が現れる… 引用:ローディングTIPS「神の目」

手に負えない境遇を前に、人々は自身の無力を嘆く。しかし人生の最も険しい分岐点、その渇望が極致となれば、神の視線を一身に受ける…。それが「神の目」。神に認められしものが得られる外付けの魔力器官、それで元素の力が使えるようになる。 引用:一章第三幕 鍾離の台詞

俗世の七執政とは現在のテイワット七国を統治する神のことであり、ウェンティ(バルバトス)、鍾離(モラクス)、雷電影(バアルゼブル)等を指す。ローディングTipsからは上記のように記載されており、重要とされるのは人々の願いと神の視線(つまり神の意志)によるものと思われていた。
実際、世界任務「止まることのない研究」でアラニに「スメールの教令院は雷元素の神の目が出現していないのは目狩り令の影響と分析している」と説明されるように、上記の考えはプレイヤー目線だけでなくテイワット人に膾炙していることがわかる。
しかしながら、雷電将軍のボイスからは、この神の目を授けるにあたり少なくとも俗世の七執政の意志は無関係であることが明言された。つまり上記の教令院の分析は基本的には誤りで、目狩り令との時期の一致は単なる偶然ということになる。
ただし、目狩り令の執行が間接的に神の目の付与システムに何らかの影響を与えた可能性はある。

外の世界では、そんなにも長い間雷元素の神の目が現れていないのですか?私にはいくつかの制約があるため、細かいことは言えませんが…神の目を授けることは、私の意志とは無関係です。重要なのは、人々の「願望」、そして… 引用:雷電将軍ボイス「神の目について…」

ここで雷電将軍(正確には雷電影)は神の目を授けるにあたり重要となる要素は「願望」と、その他の要因があることを言及している。
このボイス自体、高々1年ほどの目狩り令を「そんなにも長い間」と形容するなど違和感のあるものではあるため、どこまで信憑性があるか微妙ではある。
ヌヴィレットのキャラクターストーリーで語られるところによると、神の目のシステムに俗世の七執政は関係するが、付与自体には魔神の意志は介在せず純粋に人間の願望に呼応するものと取れる。水神フォカロルスが水神の神座を破壊したため神の目システムにも何らかの影響が出るものと思われたが、水神の権能を引き継いだ龍王ヌヴィレットがシステム自体は引き継いだため、現在は特に神の目のシステムには影響はない模様。

人間の欲望が天まで達したとき、物質世界の七人の執政者は人間のために贈り物を授けた。一体誰が、あるいはどのような願いが神の境地に達したのかは分からないが、それでも七神には自分の支配権の断片を他者に分け与える必要があった。そして贈り物を受け取った人は使命を果たしたあと…神々が受け取った返礼もまたさらに豊富となった。ヌヴィレットは天の命令には応じなかったが、人類の意義を認めている。彼もまた、最も伝統的な龍の宝と同じように自分の一部を差し出し、勇敢な者が受け取りにくることを待っている。 引用:ヌヴィレットキャラクターストーリー「神の目」

*神の目の発生判定は世界樹に影響されない
放浪者の神の目の発生は、彼が「傾奇者」と「散兵」としての記憶を取り戻した際に起きている。しかしここまでの歴史は世界樹から消されたため、テイワットに属するほぼ全ての生命体はその経緯を知ることはできない。
神の目の付与は世界樹の改変に影響されないシステムなのか、直接本人の記憶から判断しているのか、あるいはその経緯は判断材料ではないのかは不明。
記憶を保持できることが判明しているのは、降臨者、一部の魔女(少なくともA/N)、事前に情報を保管し解読できた者。
 

神の目の獲得

※魔神任務に関する重大なネタバレを含みます。未プレイの場合閲覧注意。

魔神任務のネタバレ注意!

「いつの日か… 雷霆に相対する者が、この地上に現れる」

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魔神任務二章第三幕で、雷電将軍に斬られそうになる旅人を前に楓原万葉は故人の神の目を光らせ、2つの神の目で彼女の一太刀を退けた。
この故人の願いは「雷霆に相対する」事であり、その願いに共鳴して神の目が一時的に復活したと考えられている。直後に神の目は再び光を失った。

「価値のないものは残されない…」
「だからこそ……ここで終わるわけには…いかないんだ!」

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魔神任務間章第三幕では、放浪者が新たに風の神の目を獲得した。
「前生」である散兵と傾奇者が彼と一つになり、過去の記憶を取り戻した。その瞬間、辺りに風が吹いて神の視線が降り注ぎ、記憶の中にある他の過去の攻撃を防いだ。

神の目が発生した瞬間、神の目を装着する前から元素力を扱えた。また神の目は文字通り空中から降り注ぎ、手に取って自ら装着した。
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世界任務「森林書」にて、ラナは草の神の目を獲得した。これは「アランナラと友達になる」という願いに共鳴したものと考えられている。
フリーナは彼女の伝説任務において神の目を獲得した。詳細描写はなくアニメーションのみだが、神の目は放浪者同様に空から降ってきた。

キャラごとの神の目を授かった背景

以下は各キャラのストーリー「神の目」からそれを授かるに至った経緯の一部を引用しまとめたもの。
※七神など神の目を所持していないキャラとタルタリヤに関しては「神の目」に関する記載がないため除外しています。

キャラストーリーのネタバレ注意!

炎元素
キャラストーリー(炎元素)
  • アンバー(小兎座)
    「大事なのは、強き風ではなく勇気だ。それが君たちをこの世界で初めて飛ぶ鳥にした」
    アンバーは気づいた。誰かの導きを待つのではなく、自分が勇気を持つ鳥になり、空へ羽ばたくべきだと。
    「わたししかやらない」ことがきっとある。「わたしにしかできない」こともきっとある。
    そのことを悟った瞬間、「神の目」がアンバーの腰に現れ、光を放った。
  • 煙緋(法獣座)
    時期と経緯は不明。
    平和な時代に生まれた煙緋は、岩王帝君と契約を結んでいないが、両親と「楽しく生きる」という約束をしている。
    (中略)煙緋は神の目を所有している。そしてその神の目は、彼女が信じている「規則」と等価である。
  • クレー(四つ葉座)
    クレーにどうやって「神の目」を入手したかを聞いたところ、恐らく彼女自身もよく分からないだろう。
    話によると、当時は「スーパービッグよりも大きなビッグボム!」を作っている時であった。
    これは彼女が初めて制作した作品で、威力は予想より遥かに小さかった――作業小屋をぶっ飛ばし、灰燼だけを残した。
    その時、がっかりしたクレーは灰塵から浮かんできた炎のような「神の目」を発見した。
    今後の人生に何があろうと、彼女はこの「プレゼント」を手放さない。
  • 香菱(長杓座)
    「どんな食材でも美味しい料理にする。」この信念を貫いた香菱は「神の目」に認可された。
    単純で執念深い香菱にとって、毒がない限り、「食材」は皆平等だから。
    彼女の「神の目」が正にその証明――神でさえもそれを認めているのだ。
  • 辛炎(紅檀四弦座)
    どこか遠くのロックを理解してくれる場所に行こうと考えた事もある。
    しかし、これは逃げることを意味し、ロックの精神を反することを意味する。
    ――彼女はここに残って、本当の意味で璃月港を照らす「炎」となるのだ。
    彼女は、炎を使い人々の心を震わせる試みを始めた。音楽の中に火花と爆発を織り込んだのだ。
    もしかすると、神もこの全く新しい音楽が、七国を席捲することを期待していたのだろう…
    燃え滾る「神の目」は、龍の絵に眼を入れた。
  • ディルック(夜梟座)
    時期と経緯は不明。
    洗練されたディルックは、父の意思を継いだ英雄になった。毎晩、彼はモンドのために裏で戦っている。彼は過去を語らないが、否定もしない。
    人生の道に迷う人にとって、「神の目」は神から授かった導きの灯りかもしれない。
    だが、強い信念を持つ人にとって、「神の目」は力の延長、意思の具現化、経歴の勲章と過去を振り返る標識である。
  • 胡桃(彼岸蝶座)
    胡桃のお爺さんは病により他界した。往生堂は遺言をもとに盛大な葬儀を準備した。
    葬儀が終わった後、胡桃は荷物を背負い、夜闇に乗じてこっそりと外へ出た。無妄の丘のずっと先にある「境界」へ。
    胡桃がここに来た理由も、お爺さんが遠くへ行ってしまう前に、もう一度会いたかったからである。
    胡桃のお爺さんは現れなかった。しかし、代わりに老婦人が目の前に現れる。
    「その頑固な性格は胡じいとそっくりじゃな。残念じゃが、歴代の往生堂堂主は決してこんな所で止まったりはせんよ。彼らは堂々と生き、堂々と悔いなく去るのじゃ。じゃから帰れ、お前がいるべき場所へ。」
    不思議な老婦人は胡桃に別れを告げると、境界の深部へと去っていった。胡桃は遠くへ離れていく背中を見て、なんとなく理解をした。
    堂々とした悔いのない人生だったんだ、だから私も堂々と受け入れるべきだと、彼女は思った。
    お爺さんがいつも言ってたことを思い出した。「生を大切に、死を恐れずに。思いに従い、最善を尽くす。」
    昼頃に家に着くと、胡桃は裏庭を通って寝室に入り、荷物を片付けた。すると空っぽだったはずの袋の中に、眩しく輝く「神の目」が入っていた。
  • ベネット(岐路座)
    今回はベネットは本当の危機に直面した。オヤジたちが若い頃にあったような絶体絶命の危機。
    「この出血量は…ヤバいぞ。」
    でもべネットは足を止めなかった、「このまま帰るわけにはいかない。」彼はこう思った。
    だが地獄のような旅の終点で待っていたのは――何もなかった。強張った緊張感が弛緩した途端に、傷だらけのベネットが倒れた。
    目を覚ましたら、なぜか傷口がある不思議の炎に焼かれた気がした。出血が止まり、痛みも感じなくなった。
    一枚の温かい宝珠が彼の手のひらに、冒険者ならではの心拍に合わせて躍動していた。
  • 宵宮(琉金座)
    感情と願いを花火に込め、刹那の存在を永遠に変える。宵宮が行っているのは、そういうことなのだ。
    「長野原花火屋」を受け継いだ後に訪れた初めての夏の夜、宵宮は眠れずにいた。空が朝を象徴する灰色を現すまで、彼女は一生懸命研究をしていた。
    突如、軽い音がした。赤く燃える物が花火の筒に忽然と落ちていた。

「人々の願いのため、巡礼の道を歩もう。最強を目指して集い、戦うのだ…」「最後は夢のために、火の中で燃え尽きる。」「その灰燼にまだ初心が残っていれば、■■の真実に辿り着いたという。」 引用:炎願のアゲート


水元素
キャラストーリー(水元素)
  • 珊瑚宮心海(睡竜座)
    目狩り令が下された時、民衆の憤りが反逆の叫びとなり、心海は彼らを率いて反旗を翻した。
    そして戦争が終わり、人々の心が平和と安寧を望み始めた今、心海は政治と経済に力を注いでいる。
    しかし、この労苦の源となったのは何だったのか。現人神としての意志、または彼女自身の使命感から来たものかもしれない…それとも、その両方か。
    現人神の巫女として、当然ながら心海は自分の神の目を所持している。珊瑚宮から海祇島の海を眺めたあの日、その頃から彼女の願いは一度も変わっていない。
    「海祇島のすべてを守り、人々が幸せな生活を送れるようにして見せます。」
  • バーバラ(金杯座)
    バーバラが「神の目」を手に入れた時は、特に何か大層なことをしていたわけではなかった。
    バーバラは、熱が下がらないその子を抱いて、唯一知っている子守歌を歌い始めた。
    子供が少し落ち着いたのを見て、バーバラは歌い続けた。声は枯れ、何回歌ったのかも分からなくなった。子供が眠り始めると、ようやく、疲れ果てたバーバラも壁にもたれかかり眠った。
    翌朝になると、子供の熱は下がっていた。これは彼女の歌声のおかげか、それとも、眠っていたバーバラの手の中に、いつのまにか現れた「神の目」のご加護か。
  • モナ(映天座)
    神から認められた証や力の源である「神の目」に、彼女は媚びない。
    とは言え、この実用性のない「神の目」は彼女の大切なものだ。
    これは、彼女が師匠から貰った道具であり、師匠と一緒に過ごした日々の唯一の証だ。
    女の子がアクセサリーを身に着けるように、彼女はこの精巧な道具とその中に秘められた記憶と共に、いくつもの日々を過ごしてきた。
    そしてある日、彼女の「神の目」は突如、この古い道具に降臨した…
  • 行秋(錦織座)
    時期と経緯は不明。
    しかし、行秋は違うと思った。槍と剣の使用の根本は「神の目」の使用だと。
    武人なら「神の目」を自身の体の一部だと思い、そして槍と剣を「神の目」の一部だと考えるべきだ、というのが行秋の考えである。
    すなわち、槍術と剣術の本質は瞳術そのもの。

「僕の理想には一片の穢れも無い。」「訂正させてもらおう。ここでは、人が神の裁きを受けることはない。裁きを下せるのは、ただ法と法廷のみ。」「この僕でさえ、断罪され得るのだからね。さあ、僕の崇高と純潔を讃えてくれたまえ。」 引用:澄明なラピスラズリ


雷元素
キャラストーリー(雷元素)
  • 九条裟羅(羽団扇座)
    天狗の力をもってしても、幼かった彼女は魔物に対抗できなかった。そして、戦いで羽を傷付けられ、崖から落とされた。
    高所から落ちた彼女は、傷ついた翼を開くことができず、絶望しながら地面へと落下していった。
    「そんなはずはない!私の力があれば、この山を永遠に守れると思っていたのに…」
    翌朝、山の麓を通りかかった住民が、道端で倒れている少女を見つけた。その少女は、取り乱してはいたが、無傷のようであり、なぜそこに横たわっていたのかという謎が深まった。
    九条家の当主であった九条孝行は、彼女が手にしていた光るもの、それが幻の「神の目」だということに気が付いた。
  • 刻晴(紫金錘重座)
    時期と経緯は不明。
    人が持つより自分が保管するほうがマシだと、仕方なく彼女の「神の目」の存在を受け入れた。だが時を経て、刻晴は次第に「神の目」を認めるようになった。
    神の目には、神の意識は存在しておらず、むしろ様々な場面で活躍できると気づいたのだ。彼女は、この力を活かしていくことを決めた。
    「力の源よりも大切なのは、その所有者よ」
  • フィッシュル(幻ノ鴉座)
    彼女の願いが認められた時、鴉オズと「神の目」が同時に彼女の目の前に現れた。
    あの日の晩餐の時、オズとフィッシュルの親が意気投合した。
    「好きならもっと食べて。■■ちゃんが十四才になって、初めて家に連れてきた友達だから。本当に貴重よ」
    「な、なにを!わたくし…この皇女に一般人の友達はいらないから!」
    そして、「呪いに見舞われた冒険者」、「異世界の来訪者」や「変わってる精霊風の非常食」……
    彼らが皇女の新しい友達になるのがその後の出来事だ。
  • 北斗(南天海山座)
    かつて、彼女は海山に何度も挑戦してきたが、全て失敗に終わった。だが今回は違う。北斗は最も優れた大剣を持ち、泳ぎが最も得意な水夫を連れて、海山に攻撃を仕掛けた。
    想像を絶する激しい戦いであった。この戦いは四日間も続いた。
    どのくらい経ったかは分からないが、食べ物と水を一口もしなかった北斗は太陽が昇る瞬間、海中からの波の音を見事に掴んだ。
    この一撃は、雲を突き抜き、月を一刀両断する。山のごとく海のごとく、魚龍の頭蓋骨を断ち切った!
    耳を聾する程の雷鳴と共に、紫色の電光が血を浴びた北斗の前に降りた。
  • リサ(砂時計座)
    魔導を研究するためには、元素を理解しなければならない。古書から知識を得るより、実戦の方がいい。
    あら、どうやら「神の目」が必要だわ。
    そう思った瞬間、「神の目」がリサの手の中に現れた。
    「神の目」を手に入れたリサは、知りたかった知識を得た一方、その中に隠されていた秘密も知ってしまった。
    神はとある理由で、全てを変えられる鍵を手にする代償を、人々に告げなかった。リサはこの「真相」を恐れた。
  • レザー(狼座)
    アビスの魔術師が、背後からレザーを襲った。レザーを救おうと、狼の群れは恐れずにアビスの魔術師に攻撃を仕掛けたが、全滅させられたのだ。
    仲間の惨死をただただ見ることしかできなかったレザーは、野獣のように苦しく咆哮した。
    ――「ルピカ」。
    憤怒の雷電が彼の体にまとわりつき、限度を超えた元素力が、彼の身体中に流れた。
    守りたい、復讐する。
    彼は鎖を断ち切り、武器を持ち上げた。
    アビスの魔術師は、この乱れた雷電の力に倒された。だが、倒れた仲間は護れなかった。

「此の身こそ、いと尊き存在。」「天下を泰平せし者。」「臣民に夢を与えると誓いましょう。未来永劫、不変の『永遠』を。」 引用:最勝のアメシスト


氷元素
キャラストーリー(氷元素)
  • エウルア(波沫座)
    恨みや復讐よりも、家族や他人よりも、まずは「自分自身」を見つけなければならないことを学んだ。
    「自分」らしい生き方、「自分」を守るすべ、「自分」の目標…
    恨みや復讐を口にしてきた彼女だが、その根の善良さと打たれ強さは本物だ。
    エウルアだけの優しい復讐の道。彼女がその道を見出した瞬間、神の目が静かに現れた。
  • ガイア(孔雀羽座)
    カーンルイアとモンドが戦争になったら、どっちにつく?長い間、ガイアはこの答えのない問題で苦しんでいた。
    義兄弟として彼はディルックと共に苦しみ(父の死)を分かち合うはずであったのに、彼はただ後ろに隠れて古い陰謀を考えていた。
    罪悪感に追われて、ガイアはディルックの部屋のドアを叩いた。土砂降りの雨が嘘の匂いを洗い流し、ガイアの秘密は暴かれた。
    戦いが始まると、ガイアは初めて身体中に迸る凄まじい元素力を感じた。
    冷たくて、脆い元素の力が剣先を経由しディルックの炎へと。赤と青の力がぶつかり、凄まじい嵐を形成した。そしてガイアの「神の目」はこの時に誕生された。
  • 神里綾華(雪鶴座)
    病床の母と疲労した兄を見て、綾華は思ったのだ―一人前に成長しなければ。そして彼女は、長い間やっていなかった剣術や詩と再び接した。
    剣術の訓練はすでに日常生活の一環となっていて、始めた日から今まで、途切れたことはない。
    何日目だろうか、綾華はついに敵を一撃で倒すことができるようになった。その瞬間、氷の花が道場内に咲き乱れ、道場の中心にいた彼女の刀の先には、氷のように明るい「神の目」がぶら下がっていた。
    何千回も磨かれた素振りを止められる者はいない。それは、神さえ動かすことのできるものかもしれない。
  • 甘雨(仙麟座)
    戦争が終結すると、彼女は璃月に残り、人々がより完璧な国を作り上げるための手伝いを始めた。
    初代の璃月七星が補佐を必要とした時、彼女はこの任を引き受けて七星の秘書となる。
    そして彼女がこの決断を下した瞬間、腰元に「神の目」が現れたそうだ。それは彼女に卓越した肉体と、世界と共鳴する力を与えた。
    仙獣と人間の混血として、彼女は二つの種族の架け橋となることを選択した。そして「神の目」は、その新しい責任への証人である。
  • 重雲(乾坤鋒座)
    体質の影響は受けているものの、重雲は一度も諦めようとしなかった。
    いつか、彼は璃月随一の妖魔退治師になり、自身の純陽の体を制御し、天下の妖魔を一匹たりとも残らず駆逐する。
    この凄まじい闘志が神に認められたのか――重雲は「神の目」を授かった、しかもなんと「炎」の対立である「氷」だった。
    この「神の目」が重雲のどの考えに応えて降臨したか、誰も知る余地はない。
  • ディオナ(子猫座)
    ある時、大雨が三日間降り続いていた。そして、狩りに出かけていた父も、三日間帰ってこなかった。この時、「失う」ことへの恐怖が、深くディオナに刻まれた。
    ディオナは飛び出し、暴風雨の中をひたすら走った。未知の力が、彼女の前に立ちはだかる激流を氷へと変えた。
    己の天賦の追跡能力を頼りに、ディオナは崖の下で父を見付けた。
    他の狩人に助けられ家に戻り、父に大事がないことを確認したディオナは、泣きながら笑顔を浮かべた。
    「よかったら…お酒作ってあげようか?飲めば、少しは痛みも紛らわせられるよね?」
    娘が調合した酒という事実は、アルコールよりも遥かに絶大な鎮静効果を発揮しただろう。
    ――この出来事はディオナに氷元素を操る力を獲得させたが、彼女が酒と和解することはできなかった。
  • 七七(法鈴座)
    七七の「神の目」は死ぬ直前に授かったものだ。時を止めて、過去の日々に戻りたいと思った時。
    死への恐怖、生存への渇望、そして家族への思い…この全てが「氷」の模様になった。
    「もし過去に戻れたらいいな…」
    涙が瀕死の娘の目からこぼれ落ち、突如現れた「神の目」に落ちた。
  • ロサリア(荊冠座)
    常に空腹に苦しんでいた彼女は、寒風吹き荒ぶ中での雑用に耐えかね逃げ出した。
    しかし、盗賊の一人である老人に捕まり連れ戻されてしまう。
    「逃げるやつは全員裏切り者だ。裏切り者は決闘に勝たなければ自由になれない」
    そう言うと、老人は古いナイフをロサリアに投げた。
    ロサリアが勝つなど、誰一人として想像していなかった。しかし、確かに老いた獅子は若き野獣の爪の前に敗れた。
    老人を殺したロサリアは盗賊たちに避けられたが、面白いことに彼女の持つ「神の目」を見た途端態度が豹変した。

「…すみません、あなた達まで、わたしと一緒にこの世界の悲しみを背負わせるなんて…」「わたしの寒さを耐えられる者は、きっと心の中に熱い欲望を持っているだろう?」「なら、わたしの代わりに、旧世界を焼き尽くそう。」 引用:哀切なアイスクリスタル


風元素
キャラストーリー(風元素)
  • 放浪者(浪客座)
    その瞬間、放浪者は風の音を聞いた。どこから来たものなのかは分からないが、不思議とその風向きは変わって彼を迎えている。
    彼は風の中から懐かしい匂いを嗅いだ——金槌、金属、炉、埃…
    遥か彼方の夢、過ぎ去った幸せ、今思うと実に不思議だ。彼のような個体が、まさかそれほどまでに単純な生活を送っていたことがあるなんて。
    束の間、放浪者は自分の影を見た。それぞれがすべて鮮明であり、そのどれもが本当の彼だった。
    臆病で卑怯な者も、狼狽して苦しんでいる者も、思い上がった滑稽な者も…最後はすべてが一つに繋がった。
    過去を認めることは失敗を認めることになり、自分はただ何も成し遂げたことのない、何も持っていない臆病者だと認めることになる。
    だが彼にとってこれだけが束縛を振り切り、本当に哀れな自分を取り戻す方法であった。
    彼はその時になって理解した——平和で華美な表面はあくまで虚幻であると。本当の彼は一度たりとも死んでおらず、ずっと心の奥底に潜んでいたことを。そして選択する権利がある限り、何度繰り返そうとも彼は同じ道を選ぶ。
    彼が雷霆のように行動した瞬間、煌めく光が七葉寂照秘密主の攻撃を遮った。彼の意志と選択が神の視線を引き寄せたのだ。
    「神の目」が降りてくると、綺羅びやかな光をまとったその装飾品は微笑みを帯びた目をしながら、遠くからこう彼に問いかけてくるかのようであった——これほど強い願望を持った者が、それでも心がないと言えるのだろうか?
    • 魔神任務間章第三幕(備考):
      荒れ狂う記憶が放浪者の心へと戻った。「散兵」としての様々な出来事が次々と頭に流れ込み、この強烈な衝撃を受けた彼は言葉にできないほどの苦しみを味わった。
      あなたとパイモンが心配していると、記憶の深いところに存在し、かつてスメールに巨大な脅威をもたらした偽りの神「正機の神」がここに再び姿を現し、あなたたちに攻撃を仕掛けた。
      しかし放浪者は記憶に苛まれ、身動きが取れない。
      そんな危険を前に、あなたは身を挺して「正機の神」と戦うことを選んだものの、「正機の神」の攻撃は執拗で、危機に陥ったあなたはついに攻撃を避けられなかった。
      しかし、煙が散った後に、そこに立っているあなたは無傷だった。
      なぜなら、ある人影がそのすべてを受け止めてくれたからだ。
      記憶を取り戻した放浪者が、「前生」の「散兵」と一つになったのであった。
      そして彼がその一撃を受け止めるのを助けたのは、なんと「神の目」であった…
  • 楓原万葉(紅葉座)
    心が「空」であれば、天地万物すべてが「空」となり、心が「浄」であれば、天地万物すべてが「浄」となる。
    手には刀、心には道、それさえあれば彼は何も恐れず、詩を吟じながら自身の道を歩んで行ける。
    そうして気持ちを新たにした彼は、満ち足りたかのように深い眠りについた。
    翌日、鳥のさえずりで目覚めると、万葉の腕の中には光り輝く神の目があった。
  • 早柚(小貉座)
    観察力と回避に長けた彼女は、自分が戦闘に向いていないことを常に理解していた。
    混乱の時代、早柚は小さな仕事でも危険に陥ったことがある。疲れ果て、傷付き、気を失いそうになった早柚の心に残ったのはただ一つ。
    「勝ち取ることができるのは強者だけではなく、弱者にも生き延びる道がある。弱いからこそ、見えない瞬間に気付いて運命を変えることができる…ここから脱出できる可能性は低いけど、拙の忍術はそのためにあるんだ。」
    葉が落ちる瞬間、彼女は姿を消した。追っ手は皆、驚きを隠せなかった。小さな忍者は、まるで風の中の塵のように消えてしまったのだ。
    翌朝、早柚は必死に起きようとしたが、足につけていた忍者袋が消えていることに気付いた。
    しかし、忍者袋の代わりに、そこには意外なものがあった。朝日に輝く「神の目」だ。「神の目」の力で、早柚は自分よりも背が高い両手剣を振り回すことができるようになった。
  • (金翼鵬王座)
    時期と経緯は不明。
    仙人の全称は「三眼五顕仙人」である。「三眼」とは、生まれつきある両目とは別の「神の目」のことを指す。
  • ジン(仔獅子座)
    外部はファデュイからの外交圧力で、内部には裏切り者――元督察長の仲間。こんな状況を立て直すのは簡単なことではない
    だが、ジンは一人で外部の圧力に屈する事なく騎士団を率い、アビス教団の数々の陰謀を砕き、西風騎士団のかつての栄光を取り戻した。
    「神の目」を手に入れた瞬間の事を、ジンは一生忘れはしない。
    手のひらに吹き上がるそよ風を感じた刹那、その場は静寂に包まれ、空間からは色が消えた。ただ、グンヒルド家の古く厳しい家訓だけが、ジンの頭の中に浮かんでいた。
    「モンドを守る」
  • スクロース(フラスコ座)
    その時、彼女は丹念に配合した緑色の錬金溶液を大鍋に入れ、159回目の蒲公英の種を煮込む実験を始めようとしていた。
    しかし、鍋が急に突沸し、一瞬で部屋が蒸気で満たされた。スクロースは中身の変化を確認しようと慌てて鍋に近付き、興奮のあまりに、鍋の縁に両手をかけてしまい火傷を負った。
    残念なことに、今回も蒲公英の種は焦げた塊になっていた。しかし、その黒い塊の中央に、新たに生まれた「神の目」が静かに横たわっていた。

「風向きは変わるもの。」「いつか、光射す方へと吹いてくる。」「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に生きていこう。」 引用:自由のターコイズ


岩元素
キャラストーリー(岩元素)
  • アルベド(白亜の申し子座)
    時期と経緯は不明。
    神の目を手にした瞬間、アルベドはそれを一瞥しただけで、元の作業に戻ったのである。
    彼の感情には一切の変化もなく、まるでそれがさも当然のことであるかのように平然としていた。
  • 凝光(衡儀座)
    凝光はこの抜け殻を見た時、頭にアイデアが浮かんだ。これが新しい商機なのだ。
    凝光は「神の目」の抜け殻をいじりながら、競売の計画書を書いている。
    これから次々に入ってくるお金のことを考えると、彼女は思わずニヤッと笑った。だがその時、抜け殻が急に光りだした。
  • ノエル(心護座)
    彼女は騎士になることへの憧憬を一度も諦めなかったが、ただ、今回は疲れ果て、いつものように立ち上がることができなかった。
    ちょうどその時、騎士の選抜を担当する代理団長ジンが出てきた。
    ノエルがどんな顔をしていいかを考えているうちに、体は反射的に騎士の敬礼をした。ジンは足を止め、ノエルに同じ敬礼を返した。
    その日はノエルが忘れられない幸運な日だった。彼女は2つのものから認められたのだ。一つはジン。もう1つは神。
    やはり努力は、必ず誰かに認められるのだ。
    その日から、「神の目」を持つようになった彼女は、いつか自分にも騎士の兜を身に纏う日が来ると信じている。

「この大陸の全ての金銭は俺の血肉。」「こんな形で俺は、人間の労働、知恵、未来を保証する。」「これが俺の人間への信頼。金銭に背くことは、俺の血を汚すと同然だ。」 引用:堅牢なトパーズ


草元素
キャラストーリー(草元素)
  • アルハイゼン(隼座)
    アルハイゼンは文章が刷られたページをめくる。それは既に最後のページで、さらにめくれば裏表紙のようだ。彼は本の下に、光る精巧な装飾品があることに気づいた。
    もちろん彼には分かっていた——その正体は、力を証明する「神の目」であると。しかし彼にとって、それはさほど崇高な意味を持つものではなかった。
    奇蹟というものは信仰者の身に起こってこそより神々しく見えるものだが、彼にとってこれは、ただ少し使いどころがあるというだけのサポートの品でしかない。
    神の目を獲得したその瞬間、アルハイゼンはちょうど研究課題のために外出しているところであった。
  • エミリエ(ポムム・ドゥ・アンブラ座)
    ある日、現場に着いた彼女は、規制線の外を虚ろな様子で徘徊する被害者の家族を見かけた。その若い女性の目には光がなく、何をすればいいのか分からないというのが伝わって来た。ただただ、その場から離れたくないようだ。
    それから数時間、エミリエは静かに隣に座り、ぽつぽつと語られる亡くなった家族の話を聞いてあげた。相手の手を握る以外、他のことはせず、ただその不器用な話に耳を傾けた。その人の口から不安と焦りが言葉によって吐き出されると、最後は静かな悲しみだけが残ったようだ。
    時間がだいぶ経っていたため、その日の仕事は終わるのが遅くなった。道具と薬剤を片付けているうちに、窓から差し込む光も弱くなっていく。しかし、それがかえって神の目の輝きを引き立たせた。
  • カーヴェ(極楽鳥座)
    その後、カーヴェは味気ない日々を送っていた。
    アルカサルザライパレスが突如として現れた死域に破壊されたあの日まで。カーヴェは廃墟に座り込み、一晩中考えた。そして突然、とある考えが脳裏に浮かんだ。何も顧みず、すべてを捧げて目の前の夢を掴みたい…そう思った彼は家に戻り、関連機構に連絡して手続きを行った。偶然にも、不動産の売買がちょうど盛んな時期だったため、カーヴェは僅か半日で住宅を売却し、工事に投入するための資金を回収できた。
    様々な雑用を処理し終えると、カーヴェは最後に長年生活していた旧宅に戻った。彼はピタパンで小さなアルカサルザライパレスを創り上げると、それをプレートに載せ、ソースとヨーグルトをかけて、精巧なデザートに仕上げた。
    厳密に言えば、これはカーヴェの一番好きなデザートではない。それでもこれを食べるために、築きあげられたアルカサルザライパレスを崩さなければならないとき、彼は喉の奥に苦いものを感じた。
    そうして砕かれたピタパンの中には、輝かしい「神の目」が静かに横たわっていた。
  • キィニチ(キメラ・アレブリヘス座)
    キィニチは古名を得た後も、歴史上の英雄のように人々のために犠牲になることを約束しなかった。
    彼はただ、とある夜巡者の戦争に黙々と参加し、そしてためらうことなく壮絶な死に身を投じた。
    地面に滴り落ちる血が弧を描いて繋がり、終幕の楽譜を描いた。力尽きたキィニチは跪く、そして休符が打たれた。
    夜巡りの小隊で最後まで抗った戦士、キィニチは戦死した。アハウは目を閉じ、共に戦った者に哀悼の意を表した。しかし再び目を開けたとき、目の前の光景に息を呑んだ。
    何故か、キィニチが再び立ち上がったのだ。それだけでなく、血の色を失っていた両手が再び大剣を握りしめていた。
    再び目を覚ましたとき、そこは聖火競技場だった。周囲を取り囲む人々が熱狂的に反魂の詩を歌っていた。
    「俺たち…勝ったのか?いったい誰が…」キィニチは自分の胸をさすりながら呟いた。確かに、アビスの大軍の前に倒れたのを覚えている。
    「なに寝ぼけたこと言ってんだ?お前は、頑丈なイナゴだったってことだ!」アハウはがっかりした様子で地面に倒れ込み、宝石を投げつけた。「オレを手に入れただけじゃ物足りず、神の目まで手に入れるとはな。ケッ!いつになったら、その体を手に入れられるんだか!」
  • 綺良々(箱筥座)
    「おかしい。おばあちゃんが出かけたのは朝だったのに、いくらなんでも遅すぎる…」彼女はか細い声で鳴いた。
    最後の余燼もついに寿命を迎え、温もりが一切消えた。綺良々は伸びをすると、不安げに外の雪を眺めて、窓から飛び出した。
    「早く、もっと早く…」
    やがて、彼女は木の頂上へと辿り着いた。周りにある全てのものは彼女の足元にあった。遠くに見える蛍火のような輝かしい光の粒が綺良々の目に飛び込んできた——それは、夜の街の光だった。
    その瞬間、綺良々の心の奥にある何かに火がついた。まるで、幻だった物語がすべて現実となって、沢山の細い光の筋に姿を変え、遠くの街の賑わいの星の川へ流れ込むかのようだった。その物語たちは綺良々にとってすごく遠い存在だったけれど、今はもう、手を伸ばせば届く距離にあるようだ。かつてないほどに、あの光の中にいたいと強く思った。
    「ああ!見えたにゃ!」
    彼女が無事に地面へ降りると、雲は散り、月が出て、地面にはくっきりと二本の尻尾の影が落ちていた…
    「本当に一晩泊まっていかなくていいんですか?雪はまだ止んだばかりですよ。帰りづらいでしょうに」家主がそう勧めた。
    「いえいえ、うちにはまだ小さな猫が私を待っているんですよ、ふふふ…」玄関に立つ老婦は、笑いながらそう答える。
    「だったら、わたしが送ってあげるにゃ!」ドアの外から突然少女の声が聴こえた。
    二人同時に外へ目を向けると、そこに立っていたのは一人の少女だった。彼女は背後に二本の尻尾を踊らせて、腰には輝かしい神の目を下げていた。
  • コレイ(サーバル座)
    ティナリの心臓が跳ねる。彼には分かっていた、目の前にいるコレイがここまで強くないことを。まさか、彼女は使ってはいけない力を使ったのではないか。
    これは毒を飲んで渇きを癒やす行為、コレイの病状を悪化させてしまうことだ。早く大マハマトラに連絡しなければ…
    ティナリの足音で目を覚ましたコレイ。彼女は慌てて身振り手振りで、隣の女の子を驚かさないよう音を立てないでと師匠に頼んだ。
    ティナリは心配そうに彼女の様子を確認する。「コレイ…君、もしかして…」コレイは首を横に振り、手を上に伸ばすと、一晩中握りしめていた拳を緩めた。
    「師匠、あたし強くなったんだ!みんなの努力を無駄にしないためにも、今日からはあたしがみんなを守ってみせる。」
    彼女の手の中で、神の目が静かに光を放っていた。
  • ティナリ(フェネック座)
    ティナリが出席したとある会議で、彼の知識とは矛盾する内容があった。
    「すみません、少しいいでしょうか…」
    壇上の学者は、下から聞こえてきた子供っぽい声に少し驚いたが、すぐにティナリの発言を許可した。
    結果、ティナリの行動は正しかった。
    講壇に立つ学者はその説明に耳を傾けた上で、素直にティナリの指摘を受け入れた。
    一段落して、ティナリは心の中で「ふぅ」と深く息を吐いた。
    共に学問を論じる相手が、知識を真剣に考える人たちであったことは幸運…いや、とても喜ばしいことだ。
    この時のティナリは、さらなる幸運が待っていることに気づいていなかった。
    会議が終わり、ティナリが傍聴席から立ち上がる、すると「カラン!」と軽快な音が響いた。
    ーーそれは服から神の目が滑り落ちた音であった。
  • 白朮(懸壺座)
    …契約によりその身体に病を溜め込んだ師匠は、ある日ついに倒れてしまう。
    当時、白朮は既に医術を習得していたが、枯れ枝が複雑に絡み合ったかのような師匠の病は治すことができなかった。
    この世でもっとも解明し難い病——死は、とうとう恩師を連れ去ってしまったのだ。
    相変わらず軽い口調の長生ではあるが、墓を前にしてその声にも些か哀しみが混じっているようだ。
    「…この契約は、あとどれだけの人に受け継がれるのか。」
    大事な存在が目の前から消えるのを、もう二度と見たくないと白朮は思った。
    「——いいえ、私が…最後の契約者になります。」
    再度目を開いた時、彼の瞳には金色の輝きが宿っていた。それはまるで、永遠に消えない灯火のような光。
    その縦長の瞳孔に真っ先に映ったのは、蛍の光のように墓碑に静かに現れた一つの「神の目」であった。
  • ヨォーヨ(木犀座)
    時期と経緯は不明。
    「どうして神の目を授かったのか?」
    神の目を手に入れたばかりの頃、ヨォ―ヨはしばらくそれを考えていた。
    両親のもとを離れてから、彼女には分からないことが山ほどできた。これが初めてというわけではない。今までは分からないことは仕方ないと割り切り、大きくなったら分かるようになるかもしれないと思っていた。
    しかし、認められた証である神の目を手にした以上、その期待を裏切ることはできない。
    ヨォーヨは師匠の自慢の弟子だ。この先、師匠を見習って世を救い、人々を守らなければならない。それは師匠や師姐、友達の面倒を見るだけでなく、博愛の心を持ってすべての人を助けるということ。もっと頑張らないと――うん、明日は槍の鍛錬の時間を普段より長くして、法帖をもう一枚書こう。

「長い長い夢を見ていたわ…」「人々は手をつなぎ、円を描くようにくるくると回っていた。賢者と愚者、舞人と勇士、人形と神像…」「みんなの喜びの踊りの中には、宇宙のすべてが秘められている。『命』はいつも目的で、『知恵』こそが手段なの。」 引用:成長のエメラルド


神の目に関する考察

*神の目は強い願望に対して何らかの共鳴反応を示す
これはイベント「帰らぬ熄星」より読み取れる。空から落ちてきた隕石に対して神の目が反応して光り輝く描写があり、実際に隕石を探すギミックとして用いられた。このシナリオの結果としては、故人レーナルトの「とんがり帽子山を登頂したい」という強い願望からくるものである事が判明し、「願望」が深くかかわる各キャラクターの神の目が共鳴反応したこともここから説明ができそうだ。なお、模造品として作られたウェンティの神の目は光らないという細かい設定もされていた。
*神の目を授かる為の要因について
神の目を授かるにあたる要因として「願望」とその他の要因があるらしいが、これは「何らかの代償」という見解が有力。これはリサのキャラストーリーにて深く語られている。しかしながら、この代償というものがどういったものであるかどうかに関しては言及されておらず、おそらく本ゲームにおける核心部分であると推測される。

「神様に過ぎた奇跡を求める時は、その代価を支払えるかどうか、きちんと考えなければいけないわ」
これは、彼女がモンドに戻った後、聞かせるべきだと思った3人だけに伝えた言葉である。 引用:リサキャラストーリー5

「神の目」を手に入れたリサは、知りたかった知識を得た一方、その中に隠されていた秘密も知ってしまった。
神はとある理由で、全てを変えられる鍵を手にする代償を、人々に告げなかった。リサはこの「真相」を恐れた。 引用:リサキャラストーリー神の目

なお、リサについては以下のような情報も提示されている。
しかしながら、彼女の負った負債が「神の目」によるものなのかどうかは定かではない。またゲームリリース前情報であるため、設定が変更される可能性もある。
リサに関する事実

リサに関してはとある開発者インタビューでの一文で、彼女の寿命がもう長くないことが語られている。このインタビューは、各キャラクターはそれぞれの物語があるため彼ら・彼女らの事を脇役としてみるべきではない、という内容から来ている。

For example, the caster Lisa. She touched a magic book when she was young that gave her most of her powers but it cut her life by half so she only has a few years left to live. It creates a very carefree personality of someone that just wants to live life.
例えば魔法使いのリサ。彼女は若い時にとある書物(リサの有するほとんどの力を授けた本)に触れてしまいました。しかしながら、それは彼女の寿命の半分を削った、すなわちリサの寿命は残り数年しか残されていないことになります。この事実はただ生きていたいという、誰かさんの非常に呑気な性格を作りあげているのです。(著者独自訳)

*獲得する元素について
神の目の元素とキャラクターストーリーを結びつける考察がよく流布されているが、明確な根拠があるわけではない。ただし、ゲーム内において旅人も似た意見を持っている。

「神の眼差し」は不快なものだけど、確かに使える力ではある。だからそれについてケチをつけるつもりはない。ん?「風元素」には深い意味がある気がする?ふんっ、どうしてそう思うんだい?神は残忍で理不尽な行いをする、前に君にも見せたはずだろう? 引用:放浪者 キャラクターボイス『「神の目」について…』

月の輪

月の輪とは

ナド・クライ編で存在が明らかにされた神の目の亜種。
七元素の原型である原初の元素力(光界力)の一種「クーヴァキ」が内部に封入されている。
所有者は対応する一つの元素と共にクーヴァキも使用でき、別種の元素反応「月反応」を起こすことが可能。
元素の生成原理に関しては、クーヴァキを分解して得ているものと思われる。

元は、天の使い文明(統一文明)時代に、龍を裏切った三柱の月神が作った祭具であり、人間と三女神が意思疎通するための道具として月神の信者に授けられていた。
月神が滅んだ現代でも、時折ナド・クライにて出現が確認される。

月の輪の外見

ナド・クライ型の神の目と見た目は全く変わらない。
そのため、プロフィール画面を見てはじめてそれが月の輪であると判別できる。

月の輪に関する考察

*神の目との関係について
前述した通り、月の輪は6000年程昔に月神によって創造されている。一方で神の目は、現状ゲーム内で確認される限り最古の出現記録が約2000年前である。 
この事から、月の輪は神の目システムの創造より前から存在していた可能性があり、神の目の"原型"なのではないかと考察されている。

星の楔

星の楔とは

スネージナヤ編で存在が明らかにされた神の目の亜種。
星の楔の所有者が元素力を行使する時、偶に発現する力がテイワット外来の特殊な性質を帯びることがある。この性質は元素反応にも影響を与え、特殊な元素反応「星反応」が発生する。
顕現する理由は未だ完全には解明されていない。サンドロ―ネ曰く、極めて珍しい神の目のようなものであり、ファデュイの研究では第三降臨者に関係があるとされている。

星の楔の外観

旅人・ドールの元素アイコンや、コラボキャラのアーロイの神の目と似た四芒星の意匠を持つ。

星の楔に関する事実

構成材質(魔神任務第4章及び2026年夏イベ任務第一幕「ふたたび会えたなら」のネタバレ)
*第三降臨者の遺骨が含まれる
星の楔とは、第三降臨者の遺骨由来の不純物が混入した結果として、変質を起こした神の目である。テイワット外来の力を帯びるのもこれが原因と思われる。
神の目の発生機序には、同じく遺骨で作られた神の心が関係しており、原因は不明だが、神の心の構成材質が神の目の顕現の際に紛れ込む事があるのだろう。

神の心

神の心とは

僕たちは「神の目」という初歩的な器官はいらないんだ──その代わり、神の魔力器官は天空の島と共鳴してつながっている…それが「神の心」だよ。
「神の心」はより上位の元素制御中枢で、七神の座を象徴するものだよ。 引用:序章第三幕 ウェンティの台詞より

七神の座を象徴する元素中枢器官。神の目の上位互換に相当する。天理と深い関わりがあるようで、現在はスネージナヤにいる氷神、女皇の命によりファデュイが収集している。
神の目とは比べ物にならない膨大な元素力を引き出すことが可能であり、また所持者の元素力そのものを増幅することができる。

Luna Ⅶ時点では、風、岩、雷、草、水、氷*7の神の心はファデュイが所持しており、炎の神の心は世界樹の焼却に使用後、所在不明

 

神の心の外観

神の心はチェスのコマのような外観をしている。
幕間PV-「冬夜の戯劇」の映像では風神の神の心はキング、岩神はルークの位置でチェス盤に置かれていたがこれが意味するものは不明。

神の心_風神の心_岩神の心_雷神の心 水&草.png神の心 水&草.png神の心_炎HLtk_FPb0AANE_D.jpg
神の心・風トリミング_0.png神の心_岩トリミング神の心_雷トリミング神の心・草.jpg神の心・水.jpg神の心_炎トリミング神の心・氷トリミング_0.jpg
 

神の心に関する事実

*神の心は俗世の七執政たちも簡単には解明できない

影はもう神の心を必要としていないが、これほど大切なものを不用心に置いておくわけにもいかない。最初はエネルギー供給装置へと改造することも考えたが、彼女の技術はなぜか神の心に通用しなかった。 引用:雷電将軍キャラストーリー「神の心」

雷電将軍のキャラクターストーリーではこのように記載されている。人形の元となる技術はカーンルイアによるものだが、影の手に渡った技術が神の心に関する機構まで備えていたかは不明である。

ナヒーダ「一つは元々「神の心の容器」として生まれたことによる、神の心への本能的渇望…」 引用:魔神任務第三章第五幕 虚空の鼓動、熾盛の劫火

現在放浪者と呼ばれる人形は、雷電影によって神の心の器として創造されている。そしてスメールにおいて彼を基に造った『神』は雷の神の心を利用して動作しており、巨大なロボットを動かし5つもの元素力を扱えるエネルギーを引き出せている。また本来の神にしかできないはずのいくつもの権能も扱えており、教令院と博士は雷神以上の技術と知恵を持っていることがわかる。

「アーカーシャ端末」ってやつだよ。教令院がマハールッカデヴァータ様が残した遺産を利用して作ったツールでね。スメールを知恵の都市にした礎だって言う人もいるくらいだ。引用:魔神任務第三章第一幕 煙霧のベールと暗き森を抜けて

数百年前、教令院は死した神であるマハールッカデヴァタの神の心を使い、アーカーシャシステムを開発した。当時知恵がなかった新草神に代わって数百年動作し、知恵を与えたり意識に干渉できる草神の権能が再現できている。
*神の心を奪われても元素の力を扱えなくなるわけではない
七神たちの殆どは魔神戦争を生き抜いてきた強力な元素生命であり、神の心は戦争後に与えられたものに過ぎない。また、七神の座がもたらす力と神の心の力は別個のものである。そのため、神の心を失ったとしても力が損なわれることはない。
ストーリー上ではウェンティ、鍾離、雷電影、ナヒーダの神の心は手放されているものの、元素を操る力は失われていないことがわかる。鍾離に関しては伝説任務第二幕にて鉱夫たちに襲われた際に岩元素を用いシールドを生成しており、雷電影に関しては将軍を創り上げた際に八重神子に神の心を譲渡していながら、その後も長年に渡り強大な雷元素の力を用いて戦ったり鎖国中稲妻を覆う海域に落雷を発生させたりなどしている。
ただし、神の心を失ったことによりモラの造幣が出来なくなったと鍾離が発言しているため、その七神としての「権能」と呼ぶべき力が失われるようだ。ウェンティに関しても神の心を用いて山を切り裂いたことが語られていたが、3.1テーマイベント『ブリーズブリュー祭』にてそよ風を起こした際にかなりの苦労をしており、力の大部分が失われている可能性がある。
スカラマシュにも少しながら神の力が残留したようで、神の心がなくとも世界樹で歴史を書き換える事に成功した。 
神の心の材料(魔神任務第4章のネタバレ)
*神の心は降臨者の遺骨
神の心は第三降臨者の遺骨であり第四降臨者である旅人同様に元素の適応と増幅が行える。
天理は創造した7つの神の心を使って七執政体制を盤石のものとしており、よって神の目の発生機序には間接的に神の心が干渉している。
このため、神の目が顕現する際に、神の心を構成する第三降臨者の遺骨由来の不純物が混ざることが稀にあり、これらの神の目が「星の楔」である。詳細は先述。

神座

神座とは

「岩王帝君」は今でも、魔神戦争が終わったばかりのことを覚えている。最後の七人の魔神は、それぞれ「神」の座に登り、「魔神戦争」の時代を終わらせた。引用:鍾離―キャラクターストーリー5

「七神」という概念。
天理が作った地位であり、俗世の七執政システムそのもの。
魔神戦争は天空島にあるこの座を巡って勃発したものである。
神座に座し七神となった者には、対応する元素をコントロールする強大な権能が与えられる。

神座(かむくら)は七神が出揃うように運命に干渉しており、「空席が生じても必ず代わりの者が現れる」という法則がテイワットに刻まれている。
例えば鍾離が岩神を辞しても、岩神の神座がある限り、新たに相応しい神格が自然と現れ、その者が岩神となるという因果律が定まっているのである。なお、七神自ら後任を指名し神座を引き継がせることは可能。

魔神任務第四章第五幕を経て水神の神座は消滅し、新たに水神が現れることは無くなった。

神座に纏わる事実

*神座は破壊可能である

五百年間、フォンテーヌの民が何千年も何万年も使えるほどのエネルギーを、諭示機に溜め続けてきた…そんな膨大なエネルギーをもってして初めて、天空の島が定めたルールを揺るがし、俗世の七執政の構造を壊し…水神の神座を破壊するための隙が生まれるんだ。引用:魔神任務第四章第五幕 罪人の円舞曲

膨大なエネルギーさえあれば、神座を破壊することができる。これには魔神任務第四章第五幕ラストにて前例が存在する。
二代目水神フォカロルスは、500年のあいだ権能と水の神の心を通して蓄積してきた膨大な律償混合エネルギーを使って自刃する事で、神座の代替わりシステムにエラーを引き起こし、その隙を利用して水神の神座を破壊している。
なお、天理がテイワットを監視できない状態にある場合にのみ成立する手だと思われる。
*神座の力は龍から奪われたもの
神の力は本来、元々テイワットを統治していた元素七龍の元素を操る力「古龍の大権」によるもの。言い伝えによると、「最古の僭主(天理)」がテイワットに降臨した際、龍の力を一部奪って神座に封入し、神の権能としたらしい。
七神が逝去しても権能は神座に紐付けられたままだが、神座そのものが破壊されるとその権能が龍王へと返還される。
なお、炎神の神座には炎の大権とは別に「死の執政」ロノヴァの力も封じ込められている。
*神座は神の目システムの根幹である

ヌヴィレットは天の命令には応じなかったが、人類の意義を認めている。彼もまた、最も伝統的な龍の宝と同じように自分の一部を差し出し、勇敢な者が受け取りにくることを待っている。引用:ヌヴィレット―キャラクターストーリー「神の目」

水神の神座が破壊され、水の大権を取り戻した水龍ヌヴィレットは、従来の水神と同じようにその力を神の目として人に与えるか否かを選ぶことができた。この事から、神の目の元となる力は本来神座を介して分配されているものと推測できる。
また、フォンテーヌの神の目は、原始胎海を構成する光界力と目されるアルケー(プネウマ/ウーシア).を制御することができ、これは神座に封入された、アルケーの制御を可能にする水の大権の現れではないかと思われる。なお、水の大権が復元され、ヌヴィレットがアルケーを完全に制御出来るようになった後に出現したフリーナの神の目は、大権の復活を反映するかのようにウーシア・プネウマ両方の行使が可能な仕様になっていた。

古龍の大権 

古龍の大権とは

上述の通り、テイワットの旧支配者であった龍族を統べる王、七王(龍王)たちがそれぞれ有していた権能。 
元素に対する絶対支配権として機能し、対応する元素及び光界力を自由自在に操ることができる。
天理によって龍王から一部を簒奪され、テイワットに新たな秩序を敷くために利用された。現在の龍王は大権の大部分を依然保有しているものの、完全ではないため神座から残りが返還されない限り本来の力は発揮できない。

古龍の大権に関する事実

*光界力を司る権能である
天理が光界力を分解して元素を生み出す前から存在する権能であるため、本来は光界力への絶対支配権であったと思われる。
●水の大権
水元素と原始胎海(アルケー)の完全制御権。
テイワット全ての生命の源である原始胎海を操ることで生命の自在な創造が可能となる。
権能復元後は、フォンテーヌ人の内に流れる原始胎海を使って彼らを本物の人間に作り変えたほか、アルケーの高精度制御が可能になり、プネウムシア対消滅エネルギーの無尽蔵生成が可能となった
● 炎の大権
炎元素と源火(燃素)の完全制御権。別名:源火の大権。
演算素である燃素を操る事で、情報の保存や高度な演算を行うことができる。また、燃素を介した物質の情報化や再実体化も可能。
ナタの龍族が高度な文明を維持できたのも、シウコアトルが掌握するこの大権のお陰である。
歴代炎神は炎神の神座に納められた大権の力で、重要な知識と記憶を源火という形で継承し続けている。

邪眼

邪眼とは

ほんの少しの対価で、世界を掌握するかのような感覚が得られるんだ。生命を引き換えにに力を手に入れられるなんて、お得だと思わない? 引用:第二章第三幕 ファトゥス第六位「散兵」の台詞より

邪眼は、神の目とはまた異なる別の外付け器官。これを使用すると神の目を持たない一般の人も強大な力を手に入れることが出来るが、その使用者の生命力・寿命を蝕む。実際にシナリオ上ではファデュイの陰謀により稲妻の抵抗軍に配られ、旅人を抵抗軍へと導いたNPC、哲平の命を奪った。
また、ファデュイによる邪眼はタルタリヤの神の目の形と同一の外側の形で、スネージナヤの神の目を模している可能性がある。ただし氷の邪眼を持つはずの淑女はどこにもそれが見られない*8

「公子」は雷、「淑女」は氷の邪眼を所有している。「散兵」「博士」「召使」は不明。隊長は邪眼かは不明だが氷元素を扱っている*9
執行官未満のファデュイ兵も使用しており、「役人」の地位(召使の従者など)の兵士も邪眼を保有している。現在確認されているのは炎、水、氷、雷、風。

稲妻では「淑女」の計画で邪眼の製造・配布を行なっており、この邪眼は晶化骨髄から製造されていた。

ディルックの父クリプスはファデュイのものと異なる邪眼を所有しており、外枠がなく手袋に装着、ファデュイの紋章はなし、扱うのも既存の七元素ではない。

 

邪眼に関する考察

*邪眼が与える力は魔神に由来するもの
邪眼は魔神の残滓で作ると漫画に出ている。
稲妻でのシナリオ上では邪眼の製造工場があり、その素材として晶化骨髄が用いられていた。この晶化骨髄はアイテムテキストより、かつて稲妻に存在していた魔神オロバシの亡骸に由来するものであり、亡き魔神の力を宿していることがわかる。
*一部のファデュイ、及びファトゥス(11人の執行官)はこの邪眼を有している
タルタリヤのキャラストーリーからわかる通り、彼は邪眼を勲章として授かりファトゥスになっている。また、淑女のテキストからは他のファデュイが邪眼の力を行使していることも書かれており、恐らく他のファトゥス達も邪眼を用いて戦うと考えられる*10。実際に公子は水元素と雷元素、淑女は氷元素と炎元素の2元素を操っており、特に淑女の氷元素に関しては、邪眼に依る権能であることが言及されている。しかしながら、公子や淑女が受け取った邪眼が稲妻にて製造されていたものと同等であるかは不明である。

邪眼を授かり、ファトゥスになったあの日のことを、彼は未だにはっきりと覚えている。冷酷かつ荘厳な神「氷の女皇」の前で、ファデュイ最初の執行官「道化」は、彼にこの勲章を授けた。 引用:タルタリヤキャラストーリー 神の目より

邪眼の権能を行使する他のファデュイとは違い、邪眼はすべてを呑み込む烈火を制御するものである。殺し合いの兵器と呼ぶより、拘束の道具と呼んだ方がより適切だ。
それは長きに渡る年月の間、積み重なった余燼が邪眼の霜の封印を破った後、彼女に塗った歪んだメイクである。 引用:生物誌「淑女」より

ファデュイ先遣隊は元素を制御するための道具らしきものを有しており、関連アイテムや図鑑のテキストから、彼らは邪眼かそれに類する人工的に元素を操る機構を以ってその元素力の生成と制御を行っていると捉えることができる。
反対に、雷蛍術師・氷蛍術師のテキストでは元素の力を使えない故に飛蛍を自在に操るといった内容が書かれており、彼女たちは邪眼の力を用いないのかもしれない(彼女たちが展開するバリアはシステム上、飛蛍がいることにより発動するものとなっているため、やはり邪眼の力を用いている描写は確認できない)。ただしクリプスの邪眼の使用後は霧虚ろの草嚢(雷蛍術師のドロップ素材)の香りがするとのことなので、本質的には邪眼と同じことなのかもしれない。
デットエージェントとミラーメイデンの3Dモデルには邪眼と思われるものが付いている。
「召使」の部下であるファデュイ従者は邪眼を持っており、従者のドロップアイテムには邪眼が埋め込まれている旨が記述されている。

元素をある程度制御できる装備を携えており、火器型武器で急速凍結した冷気を噴射できる。尋常じゃない元素の力を持っているが、それ相応の対価も必要だろう… 引用:生物誌「ファデュイ先遣隊・重衛士・氷銃」より

神の目を持たない人間は元素の力を操作することはできないが、彼女は霧虚ろ草で氷蛍を操りながら氷の力を好き勝手に使用することできる。 引用:生物誌「ファデュイ・氷蛍術師」より

 

その他の元素使用例

神の目を持たない人間勢力の使用例

  • 「淑女」の炎元素は融解した邪霊によるもの
  • 宝盗団は薬剤で元素を使用している
  • 海乱鬼は陰陽師で作られた式札で元素力を使用している
  • エルマイト旅団は武器に宿る不吉な悪霊(キングデシェレトの加護)によって元素力を使用している
  • 雷電将軍(人形)は神の心以外の方法で元素力を使用している(詳細不明)

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*1 ただし両方のアルケーを扱えるフリーナは例外で両者を折衷したような形状をしている
*2 タルタリヤは育成素材こそ璃月とモンドだが、出身国はスネージナヤ、所属国・神の目もスネージナヤ。アルレッキーノもまた育成素材はフォンテーヌだが、所属国・神の目はスネージナヤ。
*3 ウェンティと鍾離は人間として過ごしているため偽の神の目を保有し、プロフィール上は魔神任務クリアで神の目→神の心に。雷電将軍、ナヒーダ、マーヴィカに神の目はなくプロフィール上は最初から神の心と記載。ただし全員神の心は手放している。また、コロンビーナは立ち絵では???と表記。空月の歌八幕クリア後は「三相月臨」表記に。
*4 ヌヴィレットは立ち絵では「神の目」ではなく???と表記。魔神任務四章四幕クリア後は「古龍の大権」表記に。スカークは設定上は元素ではなくアビスの力を使用し、蛇の七変というカーンルイアの技で元素力を模倣していることになっている
*5 立ち絵ではlatest.pngと書かれているが、3Dモデルでは確認できない。立ち絵の背景色も既存のものと異なる。
*6 ナド・クライの神の目を持たない一部のキャラが所有するもの。
*7 女皇が所有していると思われる
*8 戦闘中に登場するギミックが邪眼の中身に見える
*9 3Dモデル上では神の目・邪眼は確認できない。全ての神の目の保有者はモデル上に神の目があり、淑女の邪眼は確認できない。
*10 ただし散兵や博士には邪眼を用いる描写はなく3Dモデルにも付いていない