キャラ・一族・団体

Last-modified: 2022-10-06 (木) 01:33:04

参考:用語集 | 七国まとめ | キャラ・一族・団体 | 年表 | 神の目 | ヒルチャール語 | 料理元ネタ考察 | 崩壊ネタ関連 | メインストーリー要約 | 誤訳 | 暗号解読 | 考察総合


プレイアブルキャラ、ノンプレイアブルキャラ、種族、血族、団体に関して考察するページです。
本ページでは不確定要素、及びネタバレ要素を含む情報を掲載しています。ご注意の上でご閲覧ください。

編集にあたる諸注意(編集者向け)

新規情報の掲載基準について

新規のゲーム内情報の編集(誤った推測の修正や確定した読み仮名を含む)は、最速で受注できるようになる日時から最低1週間後までご遠慮ください。
例)月曜日に追加されたイベント任務の内容 → 次週の月曜日から解禁
  水曜日のアップデートで追加されたリアルタイム進行任務の4日目の内容 → 次週の土曜日から解禁
解禁日の前に記述されたネタバレを含む文章については、一時的に差し戻し or コメントアウトの処置を取る場合があります。予めご了承ください。

ゲーム外の公式情報(事前番組やPSblogなど)の記載には特に制限はございません。
また、コメント欄についてもネタバレ内容の自粛要請は特に設けられておりません
考察や議論、解禁日前の覚書等、コメントルールの範囲内で自由にご利用ください。

ページ分割について

このページでは、様々な登場人物などの情報を一覧形式でまとめています。

今後のアップデートに伴い記載内容が増えることが予想されるため、当ページは分割されています。
見出し単位以上での加筆・修正や、分割以降の履歴閲覧の際は、以下のページをご参照ください。

目次

表(作成中)

モンド

一族・種族人間の時代(数百年前~現代)出身カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身英雄の時代(2000年前~500年前)出身魔神の時代(6000年~2000年前)出身
魔神バルバトス
-デカラビアン
アンドリアス
ルピカ
レザー-
トワリン-
-ドゥリン-
人物レインドット-
燃え盛る炎の魔女「淑女」-
エルフ(種族)アリス
クレー
アリス?-
グンヒルドジングンヒルド
ラグヴィンドクリプス
ディルック
ローレンスシューベルト
エウルア
クロイツリード
ペッチサイモン
バーバラ
カッツェレインドゥラフ
ディオナ

璃月

一族・種族人間の時代(数百年前~現代)出身カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身英雄の時代(2000年前~500年前)出身魔神の時代(6000年~2000年前)出身
魔神モラクス
-帰終(塵の魔神)
オセル(渦の魔神)-オセル(渦の魔神)
-ヘウリア(塩の魔神)
仙人
甘雨
七七-
若陀龍王-若陀龍王-
クンジュ?クオン
寒鋒?寒武
寒策
雲菫?雲輝
雲凰
卯師匠
香菱
トントン一家トントンの父親
トントン

稲妻

一族・種族人間の時代(数百年前~現代)出身カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身英雄の時代(2000年前~500年前)出身魔神の時代(6000年~2000年前)出身
魔神バアルゼブル(雷電影)
-バアル(雷電眞)
-オロバシ
人形国崩(スカラマシュ)
雷電将軍
-雷鳥(紫電の鳶)
天狗(種族)九条裟羅大天狗
光代
笹百合
御輿-御輿千代
御輿源一郎
御輿源次郎
御輿長正
岩蔵道啓(胤の岩蔵)
白辰-狐斎宮(大狐白辰)
狸(種族)五百蔵
寝子
柊慎介
柊千里
柊弘嗣
九条九条孝行
九条政仁
九条鎌治
神里神里綾人
神里綾華
鷹司鷹司進
鷹司朝秀
紺田紺田伝助
双葉
紺田の一族
柴門柴門克巳
柴門恵理
柴門二郎
紫門の一族
稲城稲城蛍美稲城弥里
鹿野鹿野奈々
鹿野院平蔵
長野原長野原龍之介
宵宮
小倉小倉優
小倉澪
鯨井鯨井椛
鯨井坊や
岡崎岡崎陸斗
岡崎絵里香
今谷今谷三郎
今谷香里
今谷佳祐
荒瀧(鬼?)荒瀧一斗荒瀧(大手門荒瀧)


前史(世界創生~6000年以上前)

モンド

テイワット北部に属する風神が治める国。

  • 重要な出来事
    • 2600年前:吟遊詩人の少年と風元素精霊(後のウェンティ)が率いる反乱軍がデカラビアンが治める旧モンドを打倒。
    • 1000年前:ウェンティの助けを得た奴隷剣士ヴァネッサによって旧貴族が打倒される。西風騎士団の設立。四風守護の結成。
    • 500年前:黒龍ドゥリンの襲来、撃破した風龍トワリンも毒血を受け眠りにつく。
    • 本編直前:クリプス死亡によるディルックの離反と帰還、『黒い焔』事件を始めとするファデュイの暗躍。

魔神の時代(6000年~2000年前)出身

魔神

バルバトス(風神・ウェンティ)
プレイアブルキャラクター。人間としての名はウェンティ。中性的な容姿の詩人。
元々は小さな元素精霊であり、「小さな希望と転機をもたらす風」であったが、ある詩人の少年と出会い、友となる。
後に詩人の少年をはじめとする高壁内の民衆とともに反乱を起こし、デカラビアンを滅ぼしてその力を得る。
その際に戦死した詩人の少年の姿を借りた後、新モンドを建国。
アンドリアスの残した氷雪を吹き飛ばし、とんがり帽子山を切り落として住みやすい気候に変えた他、数えきれない歌や祭礼を教えた後眠りにつく。
1000年前に覚醒。ヴァネッサによる革命を手助けした後、四風守護を制定しモンドの守護を託す。
500年前の大災害では、ドゥリンと交戦するトワリンの援護を行い、討伐を手助けする。
  • Topic:名前について
    バルバトスとは、『ゴエティア』に記述されているソロモン72柱の悪魔において、序列8番に位置する悪魔の名。
    トランペットを持った4人の王を従える狩人として顕現し、ロビン・フッドの化身とも言われている。
    他の魔神もゴエティアに由来すると思しき名前を持っているが、今のところ登場している初代七神(バルバトス・モラクス・バアル)が原典等で実際に使われている名前そのままであるのに対し、
    その他の魔神は「デカラビア→デカラビアン」、「オロバス→オロバシ」等、綴りや発音がやや捩られているという顕著な違いが見受けられる。
デカラビアン(竜巻/烈風の魔神)
旧モンド(現在の風龍廃墟)を建国、統治していた魔神。姿は不明。
都中心の塔から支配域を睥睨し、高塔の王ともいわれていた。
旧モンドを鳥一羽通すことない高壁と暴風の結界で封鎖し、都にも暴風を吹かせて人々に圧政を敷いていた。
上記の統治形態は彼なりに臣民のことを思って(アンドリアスの氷雪から守るため?)のものであったようだが、
風のせいで顔を上げることすらままならない人々を見て彼らが自身を礼拝し、忠誠を誓っているのだと誤解していたほか、
自身に好意を抱いていた少女の愛に応じることもないなど、人間の思いと愛を理解しない孤高の王でもあった。
アンドリアスとの戦いで疲弊していた時に民衆が反乱を起こして討伐された。
元ネタは序列69番「デカラビア」。五芒星の姿で現れる悪魔。本物の鳥のように歌ったり飛んだりする使い魔を与えるらしい。
アンドリアス(ボレアス・奔狼の領主・北風の王狼)
狼の姿を持ち、風と氷の力を操る魔神。現在は死亡しているが自我と力の一部を保ったまま亡霊と化しており、モンドの四風守護のうち北風守護である「ボレアス」の座についている。
存命であった魔神戦争時代にはデカラビアンに宣戦布告し、デカラビアンが治める都以外のモンド全域を氷雪に封じ込めるほどの力を持って都の高壁を破壊しようとしたが、遂にそれは叶わなかった。
後に彼は王座に就くことなく世を去る。
武器突破素材の凛風奔狼に曰く、神々には人を愛する責任がある。しかし、人間が嫌いな彼は人類の幸せな暮らしを思い描くことができず、この世界の風の王になる資格がないことを自覚して自ら消えることを選んだという。また、死の間際に自身の氷風の力が生命に有害であるとようやく理解し、自身の力を大地に込めて大地とその住民を永遠に守ると誓ったとされる。
前述したように人間が嫌いである彼だが、捨てられた者には慈愛を込めた眼差しを向けるなど、彼自身が思っているほど冷酷な存在ではないようである。
魔神戦争終結より1000年後、旧貴族が打倒され新体制が築かれたモンドにおいて、風神バルバトスと契約してモンド四風守護となり現在に至るまで奔狼領を守護し続けている。
元ネタは序列63番「アンドラス」と思われる。体が天使、頭が黒い鳥の姿の悪魔で、鋭い剣を持ち黒い狼にまたがって現れるという。
『時間』に関わる魔神
千風の神殿やモンド東の沖合にある無人島の遺跡に祭られていたとされる魔神。
一時期のモンドで風の神バルバトスと共に祀られていたが、徐々に同一視され、いつしか時の神は忘れ去られ、風神信仰のみが残った。
千風の神殿はドラゴンスパインや孤雲閣等、大陸各所に残る古代遺跡(および大陸各地の『秘境』?)と同様の意匠が確認されており、大陸全体における「○祭りの人(属性冠)シリーズ」で語られる神を信仰した『古代文明』との何らかの関係性が伺える。
多くの場合、それらの遺跡には3つの重なり合った楕円で構成される「トリケトラ」の紋章がある。
関連:雑談掲示板#1065
  • Topic:モンド城との関係
    『時間』に関わる魔神と風神に関わる碑文の刻まれた遺跡の針はモンド城の方向を指している。

人物(旧モンド)

詩人の少年
まだ無名の精霊であったバルバトスが出会った人物で、風の壁の中では見ることができない光景と自由を求めてデカラビアンに反旗を翻す。
しかし戦死してしまい、自らの目で「自由」を見ることは叶わなかった。
アモスの弓の持ち主の少女
デカラビアンを愛していたが、彼は彼女に振り向くことはなく、振り向かせるために反乱に参加して彼に弓を引く。しかし、デカラビアンによってあっさりと殺され、その時に彼我の間にある雲泥の差に気付いたという。
グンヒルド
デカラビアンの部下であったが、暴政に耐えかねて一族は旧モンドから脱出する。
しかし当時のモンドはほぼ全域が氷雪に閉ざされた極寒の地であり、吹雪に閉じ込められて危機に追い込まれるが、一族の願いを受けた風の精霊に救われて力を授かったという。
この時の族長の娘は後に一族の族長の座を継ぎ、初めての女祭祀となる。
バルバトスらがデカラビアンに対して蜂起した際に一族を率いてバルバトスに加勢し、その後もグンヒルド家はモンドを守り続け、旧貴族時代も民衆の味方となって追放を免れた。
ヴァニーラーレ
モンド設立当初のローレンス一族の主母。
人々を率い、神の奇跡をたたえるために広場に風神像を建てて、他の集落の指導者らとともにモンドを永遠に護ることを誓った。
しかし、代を重ねていく内にローレンス一族は腐敗していき、暴君となってついにはモンドから追放されることとなる。
赤髪の戦士
モンド付近にいたと見られる人物。新生の神に背を向け浪に落ちる雨粒のように群衆の中に埋もれ、その名は残っていないという。

人物(シャール・フィンドニール)

現在はドラゴンスパインと呼ばれている、モンド南部の雪山にかつて存在していた文明。秘境「フィンドニールの頂上」の前にある石碑に「氷雪と争いから離れ」と記されていることから、魔神戦争時代に栄えた文明だと考えられる。
当初は緑豊かな土地であり、信仰の中心であった白い巨樹のもとで隆盛を誇ったが、天から「寒天の釘」が降り注いだことによって山の頂部は破壊され、飛散した釘の破片によって白樹も打ち砕かれ、釘の効力によってか山全体が急速な寒冷化に見舞われる。
最終的にフィンドニールの人々は死に絶え、以降も人々が定住することはない土地となった。

司祭
シャール・フィンドニール衰退時の司祭(祭祀)。
白樹が枯れた後、何度か山頂に登り滅亡を避ける術を思索していたようだ。
ドラゴンスパインの石碑より、名前は「ファルシ」である可能性がある。
司祭の娘。
絵を描くことが得意であったようで、白樹の下で絵を描いていたほか、異邦の勇士のための壁画も描いていた。
都が滅亡に瀕したとき、勇士に星銀の大剣を手渡し、都の歴史を記した3枚の壁画を飾っていた間に、彼を讃える4番目の壁画を新たに用意することを約束すると、彼が事態の解決の糸口を見つけてくれることを期待して送り出した。
また、砕かれた白樹の命をつなぎとめるために1本の枝を持って行った。
しかし、対に壁画を完成させることはできず、白樹の枝も実らず、勇士が帰る前に姫の命は潰える。
人々が勇士が逃げたのだと非難する中、最期まで彼を信じ続け、彼の無事と再会を願っていた。
記録者
無数の人や事柄を見てきたという人物。
シャール・フィンドニールの滅亡までの過程もつぶさに記録し、終には最後の生き残りとなる。
世界の理不尽さへ怒りを覚え、人々が神がいない国を造っていることを耳にすると彼らに羨望を向ける。
その後は不明。滅亡した都に留まる必要はないと語っていたが、同時に「灰となり風に乗って」とも語っており、結局都で生涯を終わらせた可能性がある。
  • 「姫の箱」のテキストより、彼が「ウッコ」である可能性がある。
    ドラゴンスパインには「ウッコ」という固有名称を持つヒルチャール・霜鎧の王がいるが…?
異邦人(勇士)
シャール・フィンドニールの外からやってきた、エーモンロカと呼ばれている人物。
彼がフィンドニールに滞在しているときに災厄が発生し、彼は都を救うために大剣「雪葬の星銀」を背負い、下山して事態を解決する方法を探しに行った。
長い旅の果てに遂に答えを見つけるも既に手遅れであり、ようやく帰還した都は廃墟と化し、死の気配が漂うのみであった。
守るべきものが残っていないことへの嘆き、寒天の釘を落とした天への憤りを覚えた彼は雪葬の星銀を壁画の間に残すと、下山して戦いの場へと向かった。
その後は不明だが、後のモンドに祭礼の大剣を所有する一族としてエーモンロカ家が存在することから、この勇士はその先祖ではないかと考えられる。
白樹(冬忍びの樹)
シャール・フィンドニールで信仰の対象になっていた、銀色の枝を持つ白い巨木。司祭はこの樹を通して「彼ら」の声を聞いていたという。
この樹に意志があるのかは不明だが、法器「冬忍びの実」の物語は冬忍びの樹の目線で記されているようだ。
それによると、寒天の釘によって砕かれ、姫の必死の延命もむなしく枯死したと自分でも思っていたが、長い時を経た後、ドラゴンスパインに落下したドゥリンの血を浴びたことで自分の生存に気付き、根を伸ばして大地の温かみに触れたという。
そこから更に経って、旅人が緋紅玉髄をもたらしたことによって過去を思い出し、全ての力を振り絞って「冬忍びの実」を実らせ、それを天への怒りの結晶として旅人に捧げた。
  • 「彼ら」なる存在については謎が多いが、銀白の木と上位存在からの啓示という組み合わせは聖遺物「〇祭りの冠」シリーズの物語との類似性が見られる。ここから考えるに、シャール・フィンドニールの人々はこの樹を通して天からの声を聞き、その啓示に従って繫栄したが、繁栄が永遠であるのかどうかに疑いを持ったことで天の怒りを買い、滅ぼされた可能性がある。

英雄の時代(2000年前~500年前)出身

レインドット
NPCの一人。アルベドの師匠であり、アリス(クレーの母親)の旧友。ドゥリンの創造主でもあり、カーンルイアに由来する錬金術を得意とする。
聖遺物「ナベリスの心」を手にした際に、アルベドの前から忽然と姿を消す。「森の風」という書籍では「黄金」の異名を持つ錬金術師が堕落し、漆黒の魔獣を大量に生み出したという記述がある。その後しばらくしてドゥリンがモンドを襲撃したことを考えるに、この黄金という錬金術師はレインドットのことを指すかもしれないが、真相はまだ明かされていない。(「黄金」は錬金術における「黒土」→「白亜」→「赤化」→と続き最終段階に位置するものであることがアルベドのボイスでも語られている。)
トワリン(風魔龍・空を裂く魔龍)
空で誕生した、元素生命体の最上級の存在である「龍」のうちの風元素の龍である。
世の全てに興味を以って村落に降り立ったが、危害を加えるつもりはなくともその姿を見て人々は恐怖し、巨体が意図せずに果樹園の果樹を傷つけるなどして人々の怒りを買う。
彼は人の世の理に迷い、戸惑いながらも諦めずに人々と交流しようとした。
ある日、天空のライアーの音色を聞き、その音色に惹かれて風神バルバトスのもとに舞い降りる。
風神の奏でる旋律と詩文が自身と人々を引きつけたことに気付いたトワリンは、万物に自身の心を理解してもらうために風神の眷属となり、彼のそばにいることを決め
人間の言葉と風神の御業を覚えた。
龍の力は魔神に匹敵すると言われ、モンドにおいては七神で最も力が弱い風神の代わりにモンドを守るべくその力を振るい、大地を覆う氷雪を吹き飛ばしたり魔龍ドゥリンと戦った。
ドゥリンには勝利するも、毒血を撃ち込まれて汚染され、数百年の休眠に就く。
モンドを守ったことで人々に理解されると思っていたが、長い休眠の間に人々には忘れられ、毒に蝕まれ苦しむ中でアビスに教唆され、人々や風神に裏切られたと思い込んで一時は風神から離反する。
しかし、異世界より来訪した旅人に毒を浄化され正気を取り戻す。
その後は風神との契約から解かれ、彼に「神に命じられた自由」ではない本当の自由を謳歌してほしいと伝えられる。
レイヴンウッド
両手剣「鉄影段平」に登場する人物。
聖遺物「勇士の心」の勇士の冠のストーリーと合わせると、1500年前の北風騎士であると思われるが、情報が乏しく詳細は不明。
  • 「北風騎士」について
    1500年前は西風騎士団は存在していないが、書籍「森の風」2巻では西風騎士団に北風騎士が入団したと記されている。
    この記述が正しければ、北風騎士の称号は西風騎士団とは独立して存在していた可能性がある。
    ラグヴィンドやグンヒルドなど、貴族制時代のモンドにも騎士がいたことは判明しているので、北風騎士が西風騎士団設立より前から存在していても不自然ではない。
    1500年以上も前から北風騎士という称号はモンドの守護者に受け継がれてきたのかもしれない。

旧貴族とその関係者

ヴァネッサ
ローレンス家の奴隷剣闘士。ムラタ人の血を引き、赤い髪を持つ。
家族の解放を賭けた戦いで魔竜ウルサの討伐という無理難題を押し付けられるも、風神バルバトスの加護を得て撃退し、自由を勝ち取る。
彼女の勝利を切欠に貴族に対する大規模な反乱が起こり、モンドの貴族統治は終わりを迎えた。
革命後は西風騎士団を設立し、蒲公英騎士(獅牙騎士)の位に就く。
最後は風立ちの地から天空の島(セレスティア?)へ飛び立った。
侍従騎士/暁の騎士
ある貴族の侍従騎士であったラグヴィンド家の人物。主と共に剣闘士の試合を見物した時に「夜明けの光剣士」の戦いを見て感銘を受け、自分の騎士名(暁の騎士)とやるべきこと(民衆の側に立つこと?)を決めた。
貴族による支配が終わり、西風騎士団が設立された後にかつての貴族の室内浴場を図書館に改装させた。
彼の作った図書館の地下にある『禁書エリア』は、図書館と騎士団設立の前からあったとされ、深い秘密を抱えているという。
後のモンドの大火災『秋分の大火』で図書館は最盛期の六分の一の大きさとなったが、地下の『禁書エリア』は消失を免れ、今でも頑丈な扉で閉ざされている。*1
ランドリッヒの一家
三大家系(グンヒルド、ラグヴィンド、ローレンス)ではない貴族。ファミリーネームは不明。
  • パルジファル
    一家の正統後継者であったが、腐敗する以前の貴族の徳政に憧れを抱き、一振りの剣(鉄蜂の刺し)を持って家を出奔する。
    その後は貴族から盗んだ宝を平民に分け与える義賊となるも、エバハートの教唆によってモンドから離れた。
    その後については副船長にて後述。
    『砕夢奇珍』第1巻、第3巻にも登場。骨董品店の常連。
    神の目を所持しており、神の目所持者は短命という俗説のために自身を恋愛から遠ざけていた。
  • エンゲルベルト
    パルジファルの出奔によって一家の後継者の地位を得た人物。ドラゴンスパインにてエバハートに殺害される。
  • エバハート
    パルジファルの異母弟。ランドリッヒの私生児であるため、継承権を持たない。
    当時のモンドでは貴族の武器ではないとされていた長槍の使い手。
    目的のためなら手段を厭わない非情な人物であり、貴族の腐敗を正すために数多くの人間を犠牲にした。
    兄のパルジファルをモンドから追放した後に、ドラゴンスパインでの考古学調査を計画。一族の人間を雪山での遭難に見せかけて次々と暗殺し、
    ルースにも致命傷を与えるも、返り討ちに遭い重傷を負う。その後の足取りは不明だが、モンドには彼の帰還した記録は無いという。
  • ルース
    ランドリッヒの従者。ドラゴンスパインに点在する「古い考察日誌」の書き手。
    エバハートの考古学調査に同行するも、彼の裏切りによって致命傷を負い、そのまま死亡したと考えられる。
  • プリシラ
    ルースと親しい関係にある人物だったが、エバハートの計画に加担し、望風海角でのろしを上げる役を担った。
  • 碧眼の魔女
    「流月の針」ストーリーの人物。生死の隙間を見る能力を持っていた。
    パルジファルから青い宝石を贈られるも、宝石が盗品であったことから主に罰せられ、罪人の烙印を顔に刻まれる。
    それ以降、パルジファルに対して愛憎入り交じった感情を抱くようになる。
    パルジファルがモンドから去った後に、想い人の弟であるエバハートに槍術を伝授するが、その槍術によって彼に殺害される。
  • 剣闘士
    「死闘の槍」、「剣闘士のフィナーレ」ストーリーの人物。エバハートが幼いころから彼に仕えていた老僕。千を超える戦いを経験しながらも常勝無敗を誇っていた。
    規定数の勝利により自由になることを許されていたが、その後も自らの意志でエバハートのために戦い続けることを決心する。さらに勝利を重ねていったが、ある戦いでヴァネッサに敗れて命を落とした。
大地を流浪する楽団
モンドに存在した反貴族組織。ヴァネッサによる革命よりも前に貴族への反乱計画を実行するも、失敗に終わる。
  • 指揮者
    「流浪楽章」の持ち主で、流浪楽団の設立者。
    反乱計画でモンド城に攻め込み、戦死した。
  • 琴師
    「絶弦」の持ち主。フォンテーヌの出身で、各地を旅して本当の自分と運命を探していた。
    バドルドー祭の生贄に選ばれた少女と恋に落ち、少女を貴族の魔の手から守ると約束して戦うも、その約束を果たすことができないまま命を落とした。
  • 夜明けの光剣士
    「笛の剣」の持ち主で、女性。楽団の解散の後、奴隷剣士となる。
    ある日の戦いで命を落とすが、彼女の最期の剣舞は当時は侍従騎士の身分であったラグヴィンドに感銘を与え、後代に受け継がれる「暁の騎士」の名の元となった。
  • クロイツリード・ローレンス
    「鐘の剣」の持ち主。ローレンス家の一員でありながら、楽団に加わり一族に反抗した。
    反乱は失敗に終わり、楽団のメンバーは戦死するか捕縛されたて楽団は解散するが、ローレンスの血を引いていた彼は重罪に罰せられなかった。
    その後は貴族政権転覆のための秘密結社を立ち上げ、ヴァネッサの起こした革命に協力した。
    この秘密結社はその後も長らく存在し続け、モンドを裏から守る役目を務めていたとされる。

カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身

魔物

ドゥリン(黒龍、巨龍、悪龍、毒龍)
数百年前にモンドに襲い掛かった漆黒の魔物。風魔龍トワリンとの激闘の末、敗北して死亡し、ドラゴンスパインへ落下した。ドラゴンスパインでは今でもかの龍の亡骸が異質な雰囲気を放ちながら佇んでいる。
ドゥリンの実態はアルベドの師匠レインドットの手により創造された生命体であり、もともとは穏やかな性格であったことがうかがえる(腐食の剣のテキストより)
しかし、何らかの原因によりドゥリンは暴走し腐敗魔獣と化してしまう。生誕した当初、ドゥリンは「美しい歌声がある場所に行きたい」と言っており、モンドを襲撃した理由もこれに関連していると考えられる。なお、「暴走」、「腐敗魔獣」とは多くの被害を被ったモンド側の認識であり、ドゥリンは実際には暴走していなかった可能性がある。ドラゴンスピアの武器物語によるとトワリンに打ち込んで彼を長らく苦しめた毒血はドゥリン曰く「祝福」とのことで、これには実際に何らかの良い効果があったのか、それとも漆黒の力とテイワットの法則はやはり相容れることはなく、漆黒の魔獣にとっては祝福であってもテイワットの生物にとっては猛毒でしかなかったのかは現時点では不明である。
なお、ドゥリンに関しては様々な呼ばれ方をされており、アルベドからは【巨龍】、書物では【悪龍(漆黒なる大蛇)】や【毒龍】、クエスト名からは【黒龍】となっている。

人物

エレンドリン(「光の獅子」)
500年前の西風騎士団団長兼北風の騎士であった人物。騎士一族の出身であり、神の目を持たないにも関わらず団長の地位にまで登り詰め、「光の獅子」の異名で呼ばれた。
長剣と大剣の二刀流という剣術を操る実力者で、難易度のあまりの高さゆえに彼の剣術は伝承されずに途絶えている。
己の才と力を誇りに思っていたが、災厄でルースタンが死亡した後は完全に意気消沈してしまい、自身の誇りも見失ってしまった。
ルースタン(「幼い狼」)
農民出身であるがエレンドリンとは幼馴染であり、英雄になるという共通の夢から仲良くなり、騎士団に入団した後はエレンドリンの右腕になった。
現在の西風剣術はルースタンが編み出したもので、彼の剣術を彼ほどに上手く操れる実力者は今に至るまで現れていないが、彼の忠誠と思いは今でも受け継がれている。
旧貴族時代にクロイツリードが結成した秘密結社の大団長も務め、表では騎士として、正々堂々とした方法で、裏からは騎士の身分ではできない方法も用いて、あらゆる手段でモンドを守護していた。
500年前の災厄において魔物との戦いで重傷を負い、ドゥリンが敗れるのを見届けて死亡した。
ある少女と両思いだった。昼夜を問わず、後ろ暗い手も用いてモンドの守護に当たっていたルースタンは、彼女の歌を聴いている間だけは心を穏やかにしていられたという。
「血染めの騎士」(ローランド?)
ルースタンに剣術を習った騎士。武器「黒剣」の持ち主で、聖遺物「血染めの騎士道」のモチーフの人物。
元は純白の鎧に身を包む高潔な騎士であったが、魔獣を斬り続ける間に歪んだ正義に傾倒し、ひたすら魔獣を殺戮し続ける血染めの騎士となる。
だが、彼が助けようとした人物に拒否されたことで、魔物を殺し続けるうちに自分自身が魔物のようになってしまったこと、自身の居場所がなくなったことに気付く。
そのため、魔物と戦って死ぬために滅びた古国(カーンルイア?またはそれ以前の古代文明?)へと赴くが、そこで魔物の起源を知り、義憤から深淵(アビス?)に忠誠を誓ったとされる。
「愛される少女」
血染めの騎士がまだ純白の騎士であったころ、彼に救われた仕女。
彼に思いを寄せ、純白の花を彼に送る。騎士も祝福を彼女に送ったが、彼は正義に溺れて白い花は返り血で黒く染まる。
騎士が古国へと去った後、多くの人物から求婚されたが応えることは無く、騎士のことを慕い続けた。
「炎の魔女」
ルースタンと想い合っていた少女。
歌が得意であった。
スメール教令院に留学するが、その間にモンドをドゥリンと漆黒の魔獣の軍勢が襲撃し、帰って来た時にはルースタンをはじめとする大切な人々、思い出、未来のすべてを失っていた。
魔物への憎悪から炎の魔女となり、全ての魔物を焼き尽くすことを決意する。
その後は各地を遍歴してひたすら魔物を焼き殺し続け、それを見た人々はたとえ彼女に魔物から救われた者であろうと彼女を遠ざけた。
ついには炎に自分自身も焼き尽くされそうになって死に瀕するが、噂を聞きつけてやってきた一人目の愚者に「妄念」を通して穢れた過去と無垢な未来を見せられ、女皇が掲げる未来を信じてファデュイに参加することを決める。
  • 恐らくは現在のファデュイ執行官第8位「淑女」。
    そこから、本名は「ロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ」であると考えられる。
    500年前から生き続けていることに関しては、邪霊なる存在を使用していたことが噂されていたほか、体内を流れるのは血ではなく液体の炎であった可能性が示唆されており、とうに人ではない存在になっていたと思われる。

人間の時代(数百年前~現代)出身

西風騎士団

ファルカ
西風騎士団大団長にして当代の北風騎士。背の高い男で(恐らく)両手剣使い。現在(2章時点)では遠征中。
タルタリヤが対決を熱望する程の武勇を挙げているモンドの「生ける伝説」だが、当の本人は締まりがなく飄々とした性格。
自身にかかる期待とは裏腹に勤務態度はひどく不真面目で、出征前ですら実際の業務はほぼ代理団長のジンが行っていた。
レザーに名前と両手剣を与え、社会復帰を期待してロサリアを西風教会に連れていく面倒見の良さを持つ善人だが、
ディルックは難色を示すがガイアは大いに気に入る「やり方」をとっていることや、
ファデュイの暗躍を許す程多くの騎士(総員の4/5)を連れてまで遠征を優先するなど、その方針には謎が多い。
ガイア曰く「正義を追い求める過程で自分を追い詰めている」らしく、何らかの理念に基づいた人物ではあるようだ。
ジン・グンヒルド
ガイア・アルベリヒ
アンバー
エウルア・ローレンス
リサ・ミンツ
ノエル
アルベド
プレイアブルキャラクター。白い長髪の男性で西風騎士団の首席錬金術師。
レインドットによって創造された人造人間(ホムンクルス)。
物心づいたころからそのまま彼女に師事し、課せられた困難な課題をこなしながら成長する。
ある日、共に「ナベリスの心」を発見した後、レインドットが失踪。残された指示を基に、師の旧友のアリスを訪ねモンド城へ赴く。
師からの推薦状を受けたアリスによって西風騎士団の錬金術師の席と研究設備を用意され、ついでにクレーの義兄として自分の代わりに面倒を見るよう頼まれる。
以後、師匠の「世界の真相と意義を示せ」という最終課題の解決を目標に、騎士団の仕事を片付けながら研究に勤しんでいる。
ドラゴンスパインでの一件で、彼は自分の内に眠るものが暴走することを懸念しているシーンがあり、これは実際に腐食魔獣として暴走したドゥリンと同じ道をたどるのではないかということを予期しているものと思われる。
クレー
プレイアブルキャラクター。
3年前に両親が冒険に旅立つ際にアルベドに預けられ、西風騎士団に所属することとなった。称号は「火花騎士」。
爆弾が好きでよくトラブルを起こす。
母が作ってくれた人形の友達「ドドコ」を大切にしている。
イベント「真夏!島?大冒険!」にて、クレーは人間より遥かに長生きする種族(エルフ)と判明した。また、親をはじめとしてクレーを愛する人々はクレーの長い人生のほんの一部となる見通しであることも語られた。この情報から、今のクレーはまだ別離を経験するほどの年齢には達していないことが窺える。
イベント「残像暗戦」によると、4年以上前からモンドで生活しており、騎士団時代のディルックと交流があった。
ドドコ
クレーのバッグについているぬいぐるみ。
アリスがクレーのために作った最初の友達。
生態と冒険については法器「ドドコの物語」や任務アイテム「出発!ドドコ」に書かれている。

西風教会関係者

サイモン・ぺッチ
「払暁の枢機卿」の異名を持つ西風教会総監。メガネをかけた金髪で糸目の男性。現在はファルカの遠征に同行中。
かつては有名な冒険者であり、モンドに定住後は西風教会に参加、現在の地位まで昇進している。
ジンとバーバラの父親だが、二人が幼いころにフレデリカとは離婚している。その際、ジンはフレデリカに、バーバラはサイモンに引き取られた。
漫画内ではファデュイの圧力に苦悩する姿を見せる一方、解決後は安心した反動なのかガイアに肩を借りるほど酔いつぶれていた。娘の部下に介抱される父親って……
バーバラ・ペッチ
プレイアブルキャラクター。西風教会の祈祷牧師。そして、モンドのアイドル。
姉は西風騎士団代理団長のジン・グンヒルド。バーバラ本人も正真正銘「グンヒルド」の血を引く一人である。
しかし、剣術など実戦関係は姉には及ばず、後方支援として治療者となる道を選んだ。
かつては距離感がわからずジンを避けていたようだが、現在はプライベートではジンを「お姉ちゃん」と呼ぶほどに打ち解けている。
人目のある場面では基本的に「ジン」や「代理団長」と呼ぶ。流石に少し恥ずかしいのかもしれない。
人々を癒やし笑顔にすることに幸せを感じ、アリスを通じて知った「アイドル」という職業もある意味人々を癒す事を目的としているので彼女には天職…なのかもしれない。
ロサリア
プレイアブルキャラクター。西風教会に所属するシスター。
…なのだが、教会の活動には一切参加せず、日中は行方をくらますことが多い。
教会に居ないときは、城壁や建物の屋根など高いところから景色を眺めていたり、酒場でグラスを揺らしている等…
彼女の存在が教会を悩ませているタネの一つだったりする。
当然風神に対する信仰心は一切無く、あまつさえ「風神バルバトス」を「風神ブットバース」と言い放つ始末。
他人に興味は無く当たりもかなり強いが、根は非常に慈悲深い。
自身の「仕事」は忠実に執行するが、いかなる理由があろうと残業は一切しない主義。

ロサリアの来歴

ロサリアはモンド出身ではなく、山奥の村の生まれだという。しかし、生まれて間もなく村は盗賊団に襲撃され、その盗賊団によって奴隷として引き取られ育った。
ある時、西風騎士団がこの盗賊団を壊滅する。その中で年が最も若く更生の余地があるとして、ファルカ大団長は彼女を連れて帰り西風教会に入れた。
しかし、彼女の人生における青春は血にまみれ、とうに過ぎ去っていた。聖職者として教会での光が差す世界に身を置くより、暗闇に紛れ狩りに身を投じる影の世界を選んだ。
裏からモンドの脅威となる存在を粛清する…至って騎士団が行うべき内容だが、彼女はそういった「仕事」のためにむしろ教会に属すことになった。
清廉潔白な印象が必要となる騎士団においてそのような「汚れ」は市民の目が届かない範囲の人間に任せたほうがいいという判断なのだろう。
更に有事の際には単独行動部隊として騎士団から任務を与えられることもあるようだ。

モンド出身ではない彼女だが、モンドはあまりに危ういバランスで成り立っていると語り、そんなモンドが自由に向かって突き進むために光の当たらない場所から手伝っているのだという。
かつて自由の一切ない環境で育った彼女にとって「自由」とは、何にとっても代えがたい守るべきものなのであろう。

元・西風騎士団

ディルック・ラグヴィンド
元・騎兵隊長。詳細は酒造業関係者の欄にて。
イロック
ディルックの騎士団脱退前後の時期の督察長。クリプスの死の真相の隠蔽などに関わり、後に反逆者と認定されて粛清された。
上記の真相の内容や、ジンのキャラストーリー内での「裏切り者」という表記を考えると、正体はファデュイの間者だろうか?
漫画内では露骨に顔の描写が避けられている。ゲーム内で登場するときのためにとっておいてある可能性は無きにしも非ず。
アンバーの祖父
元・偵察隊長。
入隊以前は璃月出身の傭兵で、大陸を跨ぐ隊商の護衛を務めていたが、魔物に襲撃されて彼のみが西風騎士団に助けられる。
故郷の人々に合わす顔が無いと思ったことからモンドに定着し、家庭を築く。また、騎士団への恩から入団し、騎士団に偵察小隊を設立して騎士団の活動に貢献した。
4年前、アンバーや小隊の面々に一切を告げることなくモンドから去る。その後、軽策荘にて彼らしき人物が目撃されている。

モンド酒造業関係者

ディルック・ラグヴィンド
クリプス・ラグヴィンド
ディルックの父親。
騎士団に入団してさらに神の目を手に入れるという、自分が目指したが達成できなかったことを成し遂げた息子のことを誇りに思い、息子から盲目的に敬愛されていた。
だが、経緯と動機は不明瞭だが邪眼を密かに手に入れていた。この邪眼はファデュイのものではなく、公式漫画では「唯一無二の特別なもの」と指摘された。
ディルックが立派に成長したことを喜び、邪眼を手放そうと決めた矢先に魔物に襲撃され、邪眼を使用して撃退に成功するも反動により暴走し、ディルックの手により介錯された。
彼の死の真相は、騎士団の体面を保つためという理由で督察長イロックをはじめとする西風騎士団上層部によって隠蔽され、ディルックが騎士団を見限る原因となった。
ディオナ

冒険者協会

フィッシュル
ベネット

その他の人物

フレデリカ・グンヒルド
ジンとバーバラの母親。数千年前からモンドを守護してきた一族の人物として、幼いころからジンに騎士となるための厳格な教育を施してきた。
グンヒルド家は騎士一族であり、彼女もかつては騎士団に所属しており「赤楊騎士」の称号を授かっていた。
レザー
ウェンティ
詳しくは魔神の欄にて。

璃月

テイワット中部? に属する岩神が治める国。

  • 重要な出来事
    • 6000年前:モラクス降臨。設立した璃月の民と共に帰終の都に合流し帰離原を設立。
    • 3000年前:魔神戦争。戦乱で南に落ち延びた民が、後の璃月港の基盤になる。敗北した魔神の残滓への対処として護法夜叉や往生堂の祖が活躍。
    • 1000年前:摩耗した若陀龍王による層岩巨淵の襲撃と封印。
    • 500年前:層岩巨淵に星が落ちアビスが噴出、千岩軍と無名の夜叉による応戦。
    • 本編直前:鍾離が港で耳にしたやり取りをきっかけとして引退について考え始める。

魔神の時代(6000年~2000年前)出身

魔神等

モラクス(岩の魔神/岩神・岩王帝君・鍾離)
プレイアブルキャラクター。人間としての名は鍾離。
6000年以上の時を生きる、七神最年長の魔神。巨大な龍の姿をとるほか、人の姿になることもでき、男神だが老若男女に姿を自在に変えて市井に紛れ込むこともあったようである。
テイワットに流通する共通貨幣「モラ」の全てを自身の権能で生み出している、テイワットの経済に無くてはならない存在。
魔神戦争の勃発よりはるか以前から璃月の民を導き、人々からは契約、富と商売、開拓、焜炉、歴史などの様々な物事を象徴する神として敬われてきた。
公平さを重んじており、それを確保するための手段として契約が適切に締結・履行されることを追求するようになった。
仙人の1人であると同時に全ての仙人の祖たる存在でもある。
  • 元ネタについて
    「モラクス」はゴエティアでは21番目であり、貴石や薬草の効能、天文学、倫理学、算術といった様々な教養に精通しており、それらを召喚者に与えるという。
  • 「鍾離=帝君」について
    各描写から、ピンばあや・魈などの純粋な仙人たちは鍾離の正体を知っている様子。
    七星を含む一般人はほとんど誰も気づいていないが、行秋曰く彼の父と兄が「とても敬っていた」他、胡桃がボイスで察している素振りを見せている。
    仙人と凡人の中間に位置する煙緋と申鶴はというと、父や師匠からは明言されていないながら、何となく察してはいるようだ。
    問題は甘雨。魔神任務中鍾離に面と向かって帝君が亡くなった哀しみを語っている。帝君との付き合いはとても長いはずなのだが……。
    とはいえ、旅人とパイモンが同席しているため、正体を知っている素振りを見せないよう振る舞ったという可能性や、彼らに話すという態で間接的に不安を吐露しようとしたという線もあるだろう。
帰終(塵の魔神)
この世で最初に顕現した魔神。帰離原設立時はぶかぶかの服を着た少女だった。
瓊璣野に都を構えた後、モラクスの率いる璃月と合流、帰離原と呼ばれる一大都市になるが、魔神戦争にて戦死する。
4つの教えを軸に人々を導いていた他、帰終機の開発にも携わる等、きわめて博学で聡明な魔神であったと思われる。
  • 浮世の錠
    武器「浮世の錠」は、帰終とモラクスの盟約の証でもあると同時に、彼女からモラクスへの知恵の挑戦状でもある。
    形状からして、魯班鎖(孔明鎖)と呼ばれる中国伝統の木製の立体パズルがモチーフだろうか。
    物語の中ではモラクスはこの錠を解くことはできていない。
    帰終は己の洞天(華清帰蔵密宮)で古くから遺跡守衛について研究していたようなので、カーンルイアに関わる秘密を握っていたかもしれない。
  • 読みと元ネタ
    中国語版の読みや英語版の綴りが「Guizhong」であることから、元ネタは序列11番「グシオン」と思われる。
    過去・現在・未来の知識を持ち、相手の敵意を反転させ友好的な気持ちに変える悪魔。
  • 関連資料:まとめ中
オセル(渦の魔神)
岩神と戦った末、岩槍によって孤雲閣に封印された魔神。(多分)男性。
ムービーでの姿は、複雑な文様が描かれた島ほどもある底生魚類のような本体から、渦巻く水の首を複数(五つ?)出す巨大な多頭龍。
本編ストーリー中に複製された禁忌滅却の札を用いたファデュイによって一時的に封印を解かれ復活。
七星や仙人との激しい交戦の後、仙力を注がれた旅人と群玉閣を媒介に再封印された。
その後、アビス教団によってオセルを機械魔神に改造される計画が練られたが、旅人とダインスレイヴらの手で阻止されている。
  • 元ネタについて
    その読みから序列57番「オセ」、もしくは綴り「Osial」から59番「オリアス」と思われる。オセは豹と関連付けられ、オリアスは蛇を持つという。
  • 姿について
    魔神任務1章4幕で改造計画の話題が出た時、パイモンは「究極殺人兵器・機械魔神烏賊」というあだ名をつけており、旅人もそれ自体には反論していなかった*2
    この説を取る場合、龍の首に見える部分は触腕だったということになる。それなんて〇ストガロア
    一方、世界任務「森林書」ではカブスに璃月の物語を語る際「多頭の水蛇」と表現している。
  • 跋掣との関係について
    魔神任務内で見えていたオセルと跋掣の首の数を合わせると丁度八本。
    和璞鳶ストーリーには岩槍で討伐された海の魔獣「八虬」が出てくるが、オセルと跋掣をひとまとめにして扱われていた、と考えると色々辻褄が合う。
    あるいは雷電眞と雷電影のように、双生の魔神であった可能性も考えられなくもない。
跋掣(「渦の余威」)
オセルの妻にして渦の魔神の最後の追従者。
魔神であるのか魔物であるのかは不明。
巨体で長い首を複数持ち水元素を操るなど、オセルとよく似た特徴を持つが、外見はオセルよりも角ばっており龍を想起させる姿となっている。
璃月近海に潜んでいることを海洋の変化に敏感な北斗によって察知され、群玉閣へ憎しみを持っていることを凝光に利用されておびき出され、事前に準備していた璃月の人々によって迎撃された。
これに対して弧雲閣を覆い群玉閣にすら届くほどの大波を召喚して反撃するも申鶴によって防がれ、海中まで追撃してきた旅人と申鶴によって重傷を負わされ何処かへ逃走した。
名前は英語版等ではBeishtという綴りになっており、マン島(グレートブリテン島とアイルランドの中間にある島)の南沖に住むという海の怪物"Beisht Kione"(マン島語で「黒頭の怪物」の意)が元ネタと思われる。
ヘウリア(塩の魔神)
魔神戦争にて敗北した魔神の一柱。女性。
戦闘能力はかなり低いとされている一方、無限に塩を生成する容器、挿した地から塩を溢れさせる定規など、魔神の名に相応しい権能を持っていた模様。
心優しい魔神と言われており、戦いを避け逃げることを選び続けていたが、結果として領地を失い続け、現在の地中の塩の地域にまで追い込まれる。
最終的に、見かねた領民たちによる介錯を受け入れる形でその生涯を終えたが、死亡時のエネルギーに巻き込まれた多くの民が塩の彫像と化した。
璃月の行政組織「七星八門」の一つ「銀原庁」では、ヘウリアの伝説が領民の末裔に受け継がれているようだが、その内容は正確とは言い難い。
英語版の綴り「Havria」から、元ネタは「ハウレス(Havres)」こと序列64番「フラウロス」と思われる。
マルコシアス(竈の魔神/竈神・グゥオパァー)
石の摩擦の火花から誕生した、炉火と民生を司る魔神。人々からは竈神として大変慕われていた。
古い時代からのモラクスやピンばあやの友の一人である。
幾千万に分裂し人々に団らんと食を与え、寒さにも強く持ち運びにも苦労しないピリ辛蒸し饅頭の作り方を教えた。そして大地が厄災と疫病に溢れると自らの力を大地に捧げ人々を守った。
力を使い果たした竈神は、人よりも小さな体になり、知能や記憶も失ってしまう。そしてモラクスとピンばあやに幸福をもたらす料理と炉火の深奥を告げ、仲間たちのもとを去り洞窟の祭壇で眠りについた。
幾百年の時を経て、偶然雨宿りに来た香菱の置いたピリ辛蒸し饅頭の匂いで目を覚まし、それを食べて懐かしさを覚え、それから香菱に付いていくようになった。
そして今では「グゥオパァー」という名で香菱の家族となっている。
記憶は失われているがモラクス(鍾離)と再会した時は本能的に友との再会に喜んでいた。また、ピンばあや、留雲借風真君、魈と出会ったときにもリアクションを見せるなど、かつての仲間のことを完全に忘れているわけではないようである。
  • 元ネタについて
    序列35番「マルコシアス」。翼と蛇の尾を持ち、口から火を吹く狼の姿で現れるとされる。また契約の国である璃月の神の元ネタらしく、取引をする召喚者に対してとても誠実であるという。元ネタのスペルは「Marchosias」であるが、原神では「Marchosius」と微妙に異なる。
  • 伝承ではあるが、ウェンティと並んで誕生の経緯が明確に描写されている数少ない魔神。生来の魔神としては唯一。
詳細不明の魔神
その他、璃月関連人物として登場する魔神。
  • 「当代最強の魔神」
    かつて璃沙郊に都を構えていたが敗北。璃沙郊は魔神戦争終結まで水底に沈むことになった。
  • 「夜叉を使役していた魔神」
    魔神戦争時代、夜叉を支配して望まぬ殺戮を強制していたがモラクスに撃破される。解放された夜叉はモラクスから「魈」の名を与えられ、彼に忠誠を誓う。

仙人

雑談/掲示板/45757に、先頭4名分の画像が投稿されています

削月(さくげつ)築陽(ちくよう)真君
頭部は緑、体は琥珀色の毛並みをした鹿。
仙人としての岩王帝君の直弟子であり、普段は絶雲の間にいる。
理水(りすい)畳山(じょうざん)真君
黒と赤の方の鷺。男声。
琥牢山に居を構え、踏んだ相手を琥珀に閉じ込める踱山葵という植物をそこら中に植えた後隠居中。
暴走した七七を琥珀によって封印した。
留雲(りゅううん)借風(しゃくふう)真君
白と青の方の鷺。一人称は妾で女声。
奥蔵山に居(洞天)を構える。帝君や帰終を交えて食事を楽しんでいた仲であった。
またエンジニア気質が強く、様々な発明を行っているほか、人間が建造した群玉閣にライバル心を燃やしたりしている。
オセル復活の際には改良型帰終機を群玉閣に設置し交戦した。
璃月の統治が完全に人間によって執り行われるようになった後もたびたび市街に現れ、人間が制作したからくりに興味を示したり甘雨や申鶴の様子を気に掛けるなど、
他の仙人たちが人間社会から距離を置く中で人間と比較的近い立ち位置に在る。
また、事あるごとに甘雨と申鶴の幼少期の思い出を語ろうとしては当人たちに止められるといった様子も見せる。
ピンばあや(歌塵(かじん)浪市(ろうし)真君)
見た目普通のおばあちゃん。普段は璃月港の西側にいる。
ストーリー中では「洗塵の鈴」を貸し出すついでに、壺の中の巨大洞天を旅人に掃除させた。
オセル復活時には先遣隊をバリアの上から撃滅する衝撃波を出せるようになるバフをかけた。
事件終結後は煙緋と協力して作成した塵歌壺を旅人に提供している。
ストーリー上、鍾離の正体(と生存)に勘づいていたと思われる数少ない一人。
削月築陽真君を相手に説教できるなど、仙人の中でも特に古く、上位の存在であることが伺える。
  • 名前について
    仙号の初出は魈のキャラクター紹介より。
    明言こそなかった当初の時点で既に、塵歌壺に通じる語句や口調の類似より同一人物説が唱えられていたが、ストーリームービー「世にある至味」ナレーター紹介で晴れて確定した。
    ちなみにピン(萍)の方は「うきくさ」の意。
  • 香菱の師匠として
    イベント「韶光撫月」では香菱に師匠と呼ばれていた。彼女の元素爆発時のセリフ等から料理というより槍術の師匠だと思われる。
    また、香菱と同じくヨォーヨも弟子にとっているらしい。彼女も槍使いなのだろうか?
  • 年齢について
    「世にある至味」の2分50秒前後に登場する槍使いの女性だが、腰に付けている鈴が「洗塵の鈴」と酷似していることから、ピンばあやの若き頃の姿ではないかと言われている。
    ただし、この場合、半仙の甘雨を含む他の仙人が若々しい姿を保つ中、彼女だけ明確に老化しているという疑問が残る。
マル(銷虹(しょうこう)霽雨(せいう)真君)
洞天の管理者でピンばあやの古い友人。外見は服を着た巨大なヤマガラで、壺や食器を身に着けている。垂れ目。
仙号は「戦乱の中、晴天を懐かしんでつけられた」とのことなので、おそらく魔神戦争下の生まれ。
意味は「虹を消して雨を晴天にする」といったもの。
ウル(尋瑰(じんかい)納琦(のうき)真君)
週末に洞天にきて動物と足場を売る仙人。マルと同じような容姿だが、つり目気味で若干表情が厳しい。
意味は「珍しいものを探し美しいものを納める」といったところか。
甘雨
プレイアブルキャラクター。璃月七星の秘書で麒麟とのハーフ(半仙)。
幼少期は留雲借風真君に育てられた後、魔神戦争に参加。
終結後は岩王帝君との契約に基づき、七星の業務を今日に至るまで補助してきた。
移霄(いしょう)導天(どうてん)真君
故人。彼をモチーフにした「明霄の灯」は、蒼い体に立派な角を持つ鹿の姿として作成されている。
かつての戦いにおいて、帝君より授かった自慢の角を帝君に切断してもらい、切断された角を支えとして切り崩された天衡山が民衆に落下することを防ぎ、自身も血の一滴まで戦い尽くして死亡したとされる。今でもその角は天衡山を支え、その血は碧水川になったという。
鳴海(なるみ)栖霞(せいか)真君
故人。魔神任務間章第一幕にて名前のみ登場する。
行秋の集めた伝承によれば自らが作った洞天に奇妙な宝を集めていたという。
申鶴によると心の広い仙人であり、自身の所有物を持っていかれても気にしないだろうとのこと。
また、理水畳山真君とは親密な仲であったという。
その他の仙人
  • 岩王帝君
    璃月伝承においては仙人のトップであるとされる。鍾離を参照
  • 夜叉
    璃月の仙獣の一種で、気性は荒いが武勇に優れるという。
    魈など。後述
  • 麒麟
    璃月の山林に棲む仙獣の一種で、高貴で慈悲深く、澄んだ甘露と香る草を食事とする。
    決して他の生き物を傷付けず、虫を踏むことも葉を折ることもしないという。
    璃月の伝承では何千年も前に人間と愛し合った麒麟の伝承が伝わっており、その人間と麒麟の間には子供が生まれたとされる。
    その語の話は伝わっておらず、複数の説が民衆の間でも議論されている。
    この子供が甘雨であるかどうか、そうでなくとも関連があるのかどうかは不明。
  • 古華
    伝説上の侠客。仙人だったという噂がある。
    雨裁を用いて盗賊を討伐し、荒野の平和を保っていた。最期は紫色の光となって空(セレスティア?)に登ったという。
    寒武の友人であり、試作両手剣に古華の名を贈った北陸の侠客とは同一人物と思われる。
  • 煙緋の父
    岩神と契約を結んでいた仙獣。普通の商人である女性と結婚し煙緋を儲ける。現在は岩神と話し合った上で契約を解除してもらっている。
    岩神から全ての物の価値を計りうる竿秤を授かる。現在は煙緋が譲り受けている。
  • 煙緋
    プレイアブルキャラクター。上述の通り、仙獣の父親と人間の母親の間に生まれた半仙である。岩神とは契約をしておらず、正確には仙人と呼べるかどうかは怪しい。詳細は後述
  • 七七
    キョンシー、つまり明確に元人間ではあるが、「時を止めて過去の日々に戻りたい」という、死への恐怖、生存への渇望、そして家族への思いが神の眼として具現化した際、
    過ぎ去った日々への渇望も守護の意思の一つであるとして、他の仙人たちに「三眼」としての正当性を認められている。
    詳細は後述

夜叉

広義では仙人に含まれるが、分けて記載。

護法仙衆夜叉(仙衆夜叉)
夜叉一族の中でも特に強かった5人の夜叉。
岩神との契約に基づいて敗北した魔神の残滓と戦ったが、業瘴に囚われて心身を苛まれ、悲惨な末路を遂げた。
「護法仙衆夜叉録」より5人の名前が、それの入手時のPVにて彼らの姿とその末路が、世界任務「夜叉の願い」および魔神任務間章第二幕より彼らのうちの一人のその後が明らかになっている。
それぞれの名前と容姿の関係は長らく謎だったが、ストーリームービー「旧憶のみ残されて」の説明文で明らかになった。
  • 顔ぶれと末路
    雷夜叉・浮舎:精神が壊れ魔物と化す。
    炎夜叉・応達:恐怖に支配され発狂した。
    水夜叉・伐難 弥怒と同士討ちして死亡。
    岩夜叉・弥怒 伐難と同士討ちして死亡。
    風夜叉・金鵬 唯一正気を保ったまま生存するも、業瘴に長年苦しめられる。
    • 金鵬は魈のこと。
    • 英語版の名前は順に「Bosacius」「Indarias」「Bonanus」「Menogias」「Alatus」。
      「金鵬」の訳をラテン語「Alatus(翼を持つもの)」にした関連で、他の仙衆夜叉もラテン語風にアレンジしているようだ。
      このとき、浮舎・伐難には男性形の接尾辞が、応達・弥怒には女性形の接尾辞が使われているが、実際には伐難が女性で弥怒が男性となっている。
魈(金鵬・金翼鵬王・護法夜叉大将・降魔大聖)
プレイアブルキャラクター。
風元素の力を操る夜叉であり、外見は少年だが仙人の例に漏れず実年齢は数千歳である。
望舒旅館を拠点としており、岩王帝君との契約に基づいて璃月に危害をもたらす魔物やアビスを人知れず殲滅している。
まだ年若かった魔神戦争中にある魔神によって支配され、殺戮と蹂躙を強制されていたことがあり、敗者の「夢」を無理やり飲み込むことさえあったという。
苦しみながらも魔神の支配から逃れる術を持たなかった彼だが、その魔神がモラクスによって倒されたことで開放され、身の安全のために「魈」という新たな名を与えられた。
このような事情から魈はモラクスに多大な恩義を感じており、モラクスが既に退位した現在に至っても忠誠を尽くし続けている。
その後、敗北した魔神の残滓が様々な厄災を齎すようになったため、その鎮圧のために他の夜叉たちと共に招集され、魔神の残滓が生み出した魔物と戦う任に従事するようになる。
魈は夜叉のなかでも最も強い5人の夜叉の一人となり、「金鵬」の雅号で呼ばれるようになる。
しかし、長い血戦の間に業瘴に囚われた仲間達は次々と正気を失い死亡、今では魈ただ1人が、業瘴に苛まれながらも戦い続けている。
杏仁豆腐が好物だが、これは杏仁豆腐の食感がかつて食らった人々の夢と同じだからという理由である。「夢」を食べることはもうないが、その味が忘れがたいがために似た食感の杏仁豆腐を代替としているのだろう。
浮舎(騰蛇大元帥)
腕を四本持ち、雷元素を操る紫の夜叉。
仙衆夜叉の長兄的存在であり、魈からは神兵と称された。
誇り高き夜叉であり、戦う時には必ず名乗るという習慣を持っていた。
仙衆夜叉の一人として魔神の残滓と戦うが、業障に囚われ発狂、魔物と化してそのまま行方不明となる。
その後、一時的に正気を取り戻したのか、絶雲の間北東部に『夜叉の願い』の石碑を設置し、俗世を離れる。
500年前には戦いと殺戮の匂に引き寄せられて層岩巨淵を訪れ、息災を携えて千岩軍と共に漆黒の軍勢と戦闘。
この時点では再び狂気に囚われており、兵士たちと言葉を交わしたり協力して魔物と戦うことはできていたものの、自分の名前を失念していたほか、千岩軍の兵士たちを仙衆夜叉の名で呼ぶ、現在の状況を忘れるなど、自他の認識が正常に出来ていない状態であった。
自ら名乗ることができなかったため、「無名の夜叉」として記録に残っている。
苦戦を強いられたが、伯陽・戎昭兄弟、その他大勢の千岩軍兵士らと共に、太威儀盤を用いて層岩巨淵最深部の謎の空間にアビスの怪物を閉じ込めることに成功。
この作戦では、万が一にも魔物を逃がすことがないように自分たちが閉じ込められることを承知の上で謎の空間に強固な封印を施したため、兵士たちととも地下深くに取り残されることになった。
兵士たちは徐々に命を落としていき、浮舎も戦いの傷が原因で衰弱。
死の間際にかつての夜叉の仲間たちの幻覚を見て正気を取り戻し、思い出した自身の名前とその意味を伯陽に告げ、ほどなくして伯陽に看取られながら息絶えた。
  • 聖遺物の千岩牢固の物語では、長年の罪を贖うため、そしてかつて臆病さ故に逃げた自分への戒めとして戦いに参加したという噂が存在することが記されているが、これは魔神任務で判明した内容とは異なっている。噂は噂でしかないということか。
応達(火鼠大将)
女性の炎夜叉。
恐怖に支配され発狂し、そのまま死亡したと思われる。
伐難(螺巻大将)
女性の水夜叉。
弥怒と同士討ちして死亡。
弥怒(心猿大将)
男性の岩夜叉。
伐難と同士討ちして死亡。
その他の夜叉
  • 銅雀
    魈の世界任務に登場した夜叉。誤解されがちだが仙衆夜叉ではなく、もう少し下の世代。かつての戦いで力及ばず死亡したという。現在は自我を保ちながら亡霊となっている。
    海灯祭の折には、自分の命日に現在の璃月を見ようと「浮世留形法」によって人間の姿で現界した。
    生前の好物は螭虎魚焼き。
  • ストーリームービー「世にある至味」の2分50秒前後のシーンにて、魈が寄りかかっている木の左側で魚を焼いている鳥がいるが、先述した彼の好物と、銅雀の霊が宿っている石像がムービーに登場する鳥とよく似ていることから、これが銅雀の仙獣としての姿ではないかと言われている。

その他

クオン
武器職人。中国語版での表記は昆吾。
幼い頃は学問を学びスメールで研究することを夢見ていたが、偶然手に入れた日時計に心を奪われる。
その後、それを発案した岩王帝君に挑む為、師と別れ武器職人になることを決意。匣中龍吟、匣中滅龍、匣中日月を作成する。
匣中日月曰く数千年前の人物。よって、後述の寒武や雲輝らの世代とは違う時代の人物と思われる。
クンジュの祖先であるという説がある。彼の中国語表記が昆钧であることや、彼の祖先が武器職人であるという若陀龍王の発言に基づく。
元ネタは古代中国の北西(今の新疆ウイグル自治区哈密県)にあった名剣の産出国の昆吾(昆夷)と、その伝説的建国者である同名の工芸神の昆吾と思われる。
伝承によれば、昆吾刀は玉(翡翠)を泥のように切ることが出来たという。
余談だが、「日本刀」という言葉は中国の詩人の欧陽脩が日本の刀は昆吾の刀に匹敵する宝刀であると称賛した漢詩が初出であるため、日本文化とも縁が深い。

英雄の時代(2000年前~500年前)出身

岩神によって討伐された魔獣たち

「螭」
軽策荘の辺りを根城にしていた魔獣。
1000年前に岩王帝君によって討伐された後、死骸が軽策荘周辺の山や棚田になったらしい。
若陀龍王
ボスキャラクター。力強い四肢と樹状の尾を持つ龍。岩元素結晶の化身であり、大地の力と記憶を背負い、山海とともに年月を歩む岩元素生物の頂点たる存在。
元は璃月の地中に眠っていた「奇妙な岩」の元素生物だったが、岩神によって掘り起こされ、龍の形に彫刻された後に両目を与えられることで、本物の龍として命を得る。
その後は岩神の友として共に璃月を守護していたが、長い年月を経て「摩耗」し人類と共存する力を失う。
1000年前にはついに、過剰な採掘で層岩巨淵の地脈に影響を与えていた人々を襲撃してしまい、結果、岩神らの手によって琥牢山東の地中に封印される。
現代では封印が弱まり、悪意の化身として少女阿鳩、それに対抗する善意の化身として精神体が復活。
阿鳩によって本体が復活するも、旅人と鍾離、並びにクンジュに憑依した精神体の尽力によって再封印された。
【潜心彫龍——若陀龍王創作の裏話】より、モチーフの一つはゾロアスター教の神話に登場する悪龍「アジ・ダハーカ(Aži Dahāka)」。若陀龍王の英語名はアジ・ダハーカの綴りを捩ったと思われる「Azhdaha」である。
ちなみに、彼と関係深いヴィシャップはアルメニア伝承のドラゴンだが、これとアジ・ダハーカは同一起源の存在であるとされる。

武器職人とその関係者

試作シリーズ・黒岩シリーズの背景ストーリーなどに登場する人々。
「層岩巨淵の坑道採掘と、それに触発されたと思われる群発的な崩落」から、1000年前(若陀龍王の反乱があった時代)の人物たちであると考えられるが、
「災いが収束した後に試作シリーズが開発され始めた」旨の記述から、カーンルイア滅亡時の厄災が収束した後の人物である可能性も考えられる。

  • 家系について
    寒氏の先祖は星氏と共に千岩大剣の開発に関わっていることが分かっている。
    子孫は色々と不明。寒氏については、現代璃月に同じ苗字を持つ武器職人の寒鋒がいるが、末裔であるとは明言されていない。
    一方、雲という苗字を持つ璃月の登場人物では、プレイアブルキャラの雲菫のキャラクターストーリーで先祖が武器職人と語られており、子孫である可能性がある。
    他には(恐らく天おじの姉である)元商人の雲淡がいるが、こちらも武器とは関係の薄い職についているうえ現状では追加の情報はない。
寒武
寒氏の武器職人。
鍛造の名家雲氏と協力し、「試作」シリーズの設計図を書く。後に錬金術師の男(黄生?)の依頼を受け、魔導器も設計する。
晩年、層岩巨淵へと更に優秀な素材を探しに行った際、坑道の崩落事故に巻き込まれ、目を負傷し、4日間坑道に閉じ込められる。
試作片手剣(後の黒岩の長剣)を用いて脱出したが、負傷がもとで失明し引退。
後に病気を患うも、若陀龍王の反乱と思しき天変地異の話を聞き、黒岩の斬刀を作成。息子に奉納させた。
崩落事故から数年後に病没。
雲輝
雲氏の七代目当主で、七星を兼任していた。
武器職人寒武と協力し、「試作」シリーズの設計図を書く。後に錬金術師の男(黄生?)の依頼を受け、魔導器も設計する。
寒策
寒武の息子。優れた才能から跡取りとしての高い期待を受けるも、自身は槍客になることを望み、軋轢から後に出奔。
しかし、寒武の事故を聞いて実家に帰還。性格の激変した寒武と関係を回復させるもどうしたらいいか分からなくなってしまう。
寒武の死後、遺言に従って試作シリーズの設計図と、父からの手紙を見つける。
悲しみに暮れた翌朝家の前に鉄隕石が落ちると、これを涙ながら天啓と受け取り、父の跡を継ぐことを決意し黒岩の突槍へと鍛造した。
その後は黒岩の戦弓を雲凰に提供した他、再来した長衣の錬金術師(黄生?)の男から提供された宝玉を元に黒岩の緋玉を製造した。
雲凰
雲輝の娘。幼い頃から武術を学び、夫ではなく女性の自分自ら八代目を継ぐことを望んだ。
層岩巨淵の危機に伴う混乱で、家督断絶の不安に苛まれるも、寒策から渡された黒岩の戦弓をもってして転機を予感する。
黄生
錬金術師。雲輝や寒策・雲凰と交流した錬金術師と同一人物の可能性がある。
仙人を尋ねある山を訪れた際、山の散策中の雲氏(雲輝?)と出会い意気投合し、雲氏に受け継がれてきた仙人の遺物(昭心)を譲渡される。

その他の人物

船頭
かつての璃月に存在した、軍船を操縦して海獣を狩る「船師」の一人であった人物。
大剣を得物として振るい、仲間の船員たちや案内人の少女とともに海獣狩りを行っていたが、ある日遭遇した山のごとき巨体を誇る海獣との激戦の末に、海獣に重傷を負わせたが船師は武器、船、仲間たちの全てを失う。
一人救出された彼は敵を討つことを決め、遠い異国から璃月に亡命してきた人物と共に航海を重ねながら、怨敵の海獣の住む海域へと海流と風向きが向かう時を待ち続けた。
遂に機が熟すと、巨大な軍船に今や副船長となった異国出身の航海士とともに乗り込んで出港した。
彼らは二度と戻ってくることはなかったが、海獣もまた死体となって漂着した。
案内役の少女
船師を海獣のいる海域へと導く役目を背負っていた人物。
全ての海風と波に敬意を払い、海を祭る歌を口ずさんでいた。
強大な海獣との戦いで船員たちが次々と捕食され、船師も海獣の爪で引き裂かれそうになった時、歌で海獣の気を引き、彼に別れの歌を告げると海に引きずり込まれた。
副船長
灰色の国の貴族出身であった人物。故国を追われ、長剣(鉄蜂の刺し)と古びたマント、それに飾られた青宝石色の小さな羽だけを身に着けて璃月にたどり着いた。
遠洋航海帆船のオーナーとなり、船師と共に海を渡り、航海士として共に嵐、海獣、波と戦った。
酒に溺れて終日酔っぱらっており、不真面目な人物とされていた。
船師の敵討ちを達成するため、彼と共に最後の航海に出て帰らぬ人となった。
恐らくはモンド貴族の元嫡子であったパルジファル。
半ば自暴自棄になっていたが、日が暮れるとモンドでの日々や魔女との報われなかった恋、果たされなかった彼女との再会の思い出に浸り、晩年になっても過去を忘れ去ることはできなかったようだ。

カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身

「無名の夜叉」
500年前に層岩巨淵に星が落ちてアビスが湧き出した時、千岩軍の兵士たちとともに自身の命を顧みずにアビスの軍勢と戦い鎮圧に貢献したとある夜叉。
その正体や詳細については#夜叉を参照。
伯陽
夜蘭の先祖の一人。
術師であり、鳴海栖霞真君に託された法宝「太威儀盤」を携えて、千岩軍を支援するために弟の戎昭と共に層岩巨淵の戦いに参加した。
凶獣との戦いで所属部隊は甚大な被害を受けたが、「無名の夜叉」に助けられ、行動を共にするようになる。
戦闘の最中に凶獣の力を抑制する謎の地下宮殿を発見し、死者の多さを鑑みた彼は地下宮殿の力を利用することを発案。
夜叉ととともに千岩軍の一部の兵士たちを率いて凶獣を地下宮殿に誘導、自身と夜叉が太威儀盤を用いて内部から封印を施し、戎昭が外部から援護することで凶獣を地下宮殿に閉じ込めるという作戦を立てた。
この作戦では地下宮殿に入った兵士たちは脱出が不可能になり、決死隊となることが判明していたが、層岩の戦線を守り弟を生還させるために作戦を実行。
結果、決死隊は壊滅するも凶獣も全滅し、作戦は成功した。
夜叉と共に最後の生存者となった彼は、夜叉の死を看取り、層岩の戦いに参加した者で唯一夜叉の名を知る者となる。
最期は、弟を庇った結果自分が苦しむことになったことに悔恨の念を抱きつつも、弟が生存できることを喜ばしくも思いながら意識を薄れさせていった。
戎昭
伯陽の弟。
兄と共に参加した層岩巨淵の戦いでは、地下宮殿に凶獣を封印する作戦を外から援護。
兄の犠牲のおかげで生還するも、夜叉と共に戦ったことで業瘴に染まり、理性を失ってしまった。
七七(救苦度厄真君・起死回骸童子)
プレイアブルキャラクター。
数百年前、薬草採りの最中仙境に迷い込み、仙魔大戦に巻き込まれて瀕死になるも、今際に得た神の目によって仙魔大戦を終結させる。
不憫に思った仙人たちによって仙力を注がれキョンシーとして復活するも暴走。理水畳山真君によって琥珀に封印される。
後に現代の人々に発見され、改めて埋葬されそうになるも直前で封印が解け脱走。
白朮によって保護されて以降、彼には何らかの企みがあることを何となく察しつつも現在も不卜廬にて働いている。

人間の時代(数百年前~現代)出身

璃月七星・総務司・七星八門

凝光
プレイアブルキャラクター。当代の璃月七星「天権」として璃月の法律の管理・解釈・補管を担う女性。
一介の行商人から身を立ててテイワット屈指の大富豪へと成り上がった剛の者であり、空中宮殿「群玉閣」を保有する。
最初は一部屋ほどの大きさしかなかった群玉閣を増築し続けて現在は璃月港の上空を覆うほどの大きさにまで拡張しており、いずれは群玉閣で七国全土を覆うという野望を抱いている。
同時に璃月の発展と人々の平穏についてもよく考えており、ファデュイによって渦の魔神が復活して璃月港を襲撃しようとした際には躊躇なく群玉閣を攻撃に転用して魔神に落下させることを決断し、後に群玉閣を再建した時にも群玉閣が世の繁栄と平和を見守り続けることを願うなど、利を追求する商人と璃月のために尽力する統治者の両方の側面を持つ人物である。
刻晴
プレイアブルキャラクター。名門出身の女性であり、璃月七星「玉衡」として土地管理と建設を担当する。
人々の手本になるために常に他人の数倍の努力を怠らず、同時に全ての「怠惰」と「非効率」を嫌う人物であり、通常は半月かかる仕事を1,2日で完遂したり、世界の変化を知り、経験を積むために自ら下働きに従事するなど、非常な行動力の持ち主である。
数千年に渡って帝君の庇護下で繁栄してきた璃月の人物でありながら、帝君の統治が永遠に続くとは限らないのではないか、人間は自分たちの運命を自ら切り開いていくべきではないのかと考えて帝君の統治に疑問を抱く、当代七星の中で最も神を敬わない人物であり、上記の行動力も神を統治者の座から引きずり下ろすためのものである。
彼女の考えは多くの璃月人には受け入れられないものであったが、当の帝君は自分の信念に従い声を大にして動揺せずに行動する彼女のことを気に入っており、帝君は引退を考えるようになったのも彼女のような人物が登場したことを契機としている。
当初は神への反骨心から、神の目の破壊を試みたり帝君の信奉者である甘雨のことを軽んじるような考えを抱いていたが、帝君が去って璃月の統治を完全に七星が引き継ぐこととなった後は、帝君がそれまで容易く処理していた業務内容の膨大さに対処できなくなり、帝君に尊敬の意を抱くようになった。
これ以降、帝君への対抗心とプライドを捨て去り、必要な知識を学び直したり帝君がどのような考えを持っていたのか推測しながら業務に努めるようになり、甘雨との関係も互いに見直し合い、熱心な帝君のファンとなった。
「天枢」
年老いた男性。月海亭の秘書である慧心の父親で、軽策荘にいる雲淡の弟。普段は身分を隠し、「天おじ」として璃月港のチ虎岩側の船着き場で釣りや詩吟を楽しんでいる。
出身は軽策荘。璃月港で雲淡と共に漁業をきっかけに財を成し、雲淡が軽策荘に戻った後も商売を発展させ、現在の地位にまで上り詰めた。
  • 夜蘭伝説任務では、天枢は七星の中でも裏方に特化した特殊な役職とされている。甘雨伝説任務を加味すると、影から璃月全体の監視・査察等をする役職のようだ。
    上述の出世経緯や、月逐い祭り内でのベテランの食通という扱い、天枢肉の存在などより、食糧生産や食文化の管理にも精通していると推測できる。
「開陽」
凝光のキャラクター紹介イラストにコメントを残している。
「天璇」
甘雨の好感度ストーリー4で言及されている。

なお、璃月七星の肩書は古代中国の天文誌における北斗七星を構成する7つの星の名称である。
天枢おおぐま座α星ドゥーベ(Dubhe)
天璇おおぐま座β星メラク(Merak)
天璣おおぐま座γ星フェクダ(Phecda)
天権おおぐま座δ星メグレズ(Megrez)
玉衡おおぐま座ε星アリオト(Alioth)
開陽おおぐま座ζ星ミザール(Mizar)
揺光おおぐま座η星アルカイド / ベネトナシュ(Alkaid / Benetnasch)
そのため、一切情報が出ていない残りの2人の肩書はそれぞれ「天璣」及び「揺光」であると考えられる。

その他の璃月関係者

北斗
行秋
重雲
辛炎
胡桃
煙緋
プレイアブルキャラクター。
半仙の少女であり、璃月随一の法律家。
いつ頃から生きているのかは不明だが、平和な時代になってから生まれたとのことで、最低でも魔神戦争終結後の生まれであると考えられる。また、世界任務において彼女の父親は母親と共に国外を旅していることが明かされており、普通の人間である母親が存命である可能性が高く、煙緋の年齢はせいぜい数十歳だと考えられる。帝君とは契約していないが、法律家として彼女もまた璃月を守っている。
雲菫
プレイアブルキャラクター。
劇団「雲翰社(うんかんしゃ)」の座長にして、和裕茶館の看板娘。芝居や舞台に女優として出演している他、脚本・演出も担当している。
辛炎の熱心なファン。どれだけ忙しくとも週3以上通っているほど。
一度彼女の家に招待された際、ロックとはかけ離れたたおやかな部屋を目の当たりにするが、かえって応援や追っかけがより熱烈なものになったらしい。
先祖はもともと武器職人の一族で、そのうちの一人が武器を作る意欲をなくし演劇に興味を持つようになったことがきっかけで、それ以後は劇を生業とするようになった。
そのため、雲輝や雲凰が先祖である可能性がある。身に着けている錠の形をした銅の飾りは先祖が作ったもの。
申鶴
プレイアブルキャラクター。
妖魔退治を生業とする一族の分家だが、ある一件をきっかけに人の身ながら留雲借風真君に引き取られていた。
浮世離れしている一方、暇を持て余しているからか気性が荒いらしい。行秋を見る目つきが「少し恐ろしい感じ」らしいが……?
白朮(びゃくじゅつ)
璃月の薬屋不卜廬の店主。喋る白蛇「長生」を首に巻く。草元素の神の目所持者。
何らかの病にかかっており、キョンシーである七七より不健康らしい。
また、不老不死への欲求を抱えており、七七を保護したのもそのためとみられている。
ヨォーヨ
プレイアブル候補。甘雨が総務司の友人に頼まれて世話している娘。
七七をして「ヤマガラみたいで可愛い」と言われていることから多分ロリ枠。香菱の妹弟子ということから長柄武器キャラになるのだろうか?
南十字艦隊の船上に遊びに行ったり、海産物を好んで食している等、海に縁深いキャラである模様。
一方、生の雲来タコを出した香菱を共通の師匠であるピンばあやに説教させたり、望舒旅館に宿泊した甘雨を労って細かい要望を出すなど、かなり大人びているようだ。
  • 考察
    漢字表記が「瑶瑶」であることから、「『総務司の友人』とは璃月七星の瑶光のことで、ヨォーヨはその娘や親戚」という説、
    香菱の師匠やグゥオパァーの正体から、ヨォーヨもまた仙人に縁深いキャラである説、などがある。
立本
イベント「百貨珍品」で登場する商人。昔は珍貨商人で食べていたそうだ。
Ver2.3時点では、スメールでモラを稼いだ後、スメールの学者から「七聖召喚」というカードゲームのプロトタイプを八重堂まで届ける依頼を受けて稲妻へ行った際に、
「ヒナさん」のグッズと木漏茶屋の太郎コインという記念グッズを大量に仕入れたが、太郎コインの保証金が盗まれ、グッズの価格が崩れてモラを全部無くしたそうだ。

稲妻

テイワット南東部に属する雷神が治める国。

  • 重要な出来事
    • 2000年前:淵下宮に逃げ延びていたオロバシが珊瑚宮を設立し、稲妻幕府と交戦し敗北。笹百合死亡。前後関係は不明だがこの頃に鶴観も滅亡。
    • 500年前:カーンルイア滅亡と漆黒の軍勢襲来により御輿千代・狐斎宮・雷電眞等が死亡。七神の座を継いだ雷電影は摩耗の苦しみから永遠を模索する。
    • 500年前より後①:雷電影が人形の作成技術を会得。国崩を始めとする数多の試作の末、雷電将軍を作成。夢想の一心に意識のみを移して瞑想を開始する。
    • 500年前より後②:たたら砂に襲撃事件が発生、国崩による雷電五箇伝の半壊と神里家への打撃。海賊赤穂百目鬼の反乱と浅瀬響によるセイライ島の封印解除。
    • 本編直前:鎖国開始。天領奉行と勘定奉行がファデュイと結託し、将軍の名の下で目狩り令を開始する。海祇島勢力を中心に抵抗軍結成。

魔神の時代(6000年~2000年前出身

魔神等

雷電(えい)(バアルゼブル・雷神・御建鳴神主尊大御所・雷電将軍)
プレイアブルキャラクター。現雷神にして永遠を追求する神。先代雷神バアルの妹。
戦が苦手な眞に代わり、武に長けた影が戦場に立ち兵を導いていたが、自身を一介の武人であり人々を啓蒙する器ではないと考えていた。
そのため、魔神戦争が終結すると眞に七神の座を譲り、自らは彼女の影武者として彼女の代わりに武力を振るい続けた。
それでも友人たちや眞と共に団欒することもあり、未来を案じる影とは異なって現在に目を向け、儚いからこそ今を楽しむべきだと考えていた眞に憧れ、彼女のように余裕をある心を持ちたいと思っていた。
その後、500年前の戦争にて御輿千代・狐斎宮らを失う、同時に眞も死亡し、彼女の立場や掲げた理想、眞が創造し彼女の形見となった刀「夢想の一心」を受け継いで雷電将軍となる。
この時、友人達や半身の死亡によって摩耗を実感したこと、発展を遂げたカーンルイアを天理が滅亡させたことを受け、「永遠」を徹底的に追及することを決意。
漆黒の軍勢の残党を処理した後、経緯は不明だが入手した「人形」を作り出す技術をもって、摩耗を回避しつつ稲妻を永遠に守護することを試みる。
最初に神の心を託すために試作品を兼ねた原型の人形(後の国崩→スカラマシュ)を作るが、肉体・精神的な脆さから断念。神の能力を封じた上で流浪を許した。
その後は試行錯誤の末、「人形」を自身の神体を用いて完成させ、自身の意識を「夢想の一心」に宿し、摩耗を防ぐために「一心浄土」という自らの意識で構築された空間の中で数百年の間瞑想を続けていた。
  • 元ネタについて
    ソロモン72柱での元ネタは序列1番「バアル」だが、眞と影合わせて詳しく説明するにはウガリット神話の豊穣神「バアル(バアル・ゼブル)」に触れる必要があるだろう。
    神としてのバアルは今の中東で信仰されていた嵐の神で、稲妻の象徴たる棍棒と槍を持ち、恵みの雨をもたらすことから豊穣神としても信仰されていた。この時使われていた尊称の一つが「バアル・ゼブル(高き館の主)」。
    一方、キリスト教にとってバアルは異教の存在。「バアル・ゼブル」は新約聖書で「バアル・ゼブブ(ハエのバアル)」として貶められ、やがて悪魔「ベルゼブブ」へと派生していった。
    後の悪魔学で「バアル」そのものも悪魔の名として扱われるようになり、中世に成立した『ゴエティア』ではこちらがソロモン72柱として記載されることになる。
    なお、悪魔としてのバアルは「東方を支配する大悪魔」だが、ここでの東方はヨーロッパから見ての東方、すなわち神としてのバアルが元々信仰されていた中東等を指す。
  • 珍説について
    書籍「研澄真影打ち珍説」では、影は魔神戦争終結時に眞が七神となることを促すため自害し、目論み通り七神となり将軍の座に就いた眞の手によって復活、以降は彼女の影武者として活動したという説が披露されている。
    この書籍は雷神が本当に2柱存在することを知らないはずの一般人が想像で記した小説に過ぎないが、影はボイス「影を知る・3」にてこの「珍説」が事実だと認めている。
    しかし、続く発言で影武者であったことには触れつつも後の物語は人々の憶測にすぎないとも語っており、影の自死と蘇生が「珍説」以外では一切触れられないことや魔神に死んだ他の魔神を蘇らせる権能があるのかなど疑問が残る(死者が蘇り得るのであれば影が強固に永遠を求めた理由が薄くなる)。
雷電(まこと)(バアル・先代雷神)
故神。2000年前の魔神戦争終結時に璃月に集った初代「俗世の七執政」の一人。現雷神バアルゼブルの姉。
稲妻幕府を設立し、雷電将軍として稲妻の民を率いていたが、500年前の戦争で死亡。
生前に自身の神威を用いて創造した刀「夢想の一心」は、眞の思う平和と、夢のように美しい稲妻を見届け、この世と共に歩み続ける高貴な心を象徴するものであり、
眞の存命中は一度も武器として使われなかったが、彼女が死んだ後に影の手に渡って以降、数多くの敵を屠る刃となった。
雷神が代替わりしたという事実は、雷神の眷属である八重神子、他の七神とその眷属、旅人とパイモン、「国崩」以外にはほぼ知られていない。
  • 名前について
    眞はそのまま「真」の旧字体。意味も同じ。
    真打と影打に準えているのもあるだろうが、特に二つを合わせると「眞影」という熟語になる。意味は「肖像」あるいは「写真」。雷電の伝説任務を考えると印象深い。
雷電将軍(「人形」)
人形本体の人格。完全に独立した自我を持っており、摩耗を避けるため意識を刀に移し瞑想を続ける影に代わって、平時の稲妻の統治や防衛システムを担っている。
作成当時の影によって、永遠の障害となるものは例え心変わりした影自身でも排除することを命じられており、
二章終結後に影が見た夢の中で、民の願いに応え永遠の追求を緩めた影を咎め、準備が整い次第対決することを示唆している。
国崩(原型の人形・スカラマシュ)
雷電影によって作られた最初の人形。
元々は神の心を収めるための容器として生まれたが、器物としても人間としても余りに脆く、しかし破壊することも忍びなかったため、力と意識を封印して眠り続けさせた。
やがて「未知なるエラー」によって眼を覚ますと稲妻を流浪し、名椎の浜にてたたら砂の副官である桂木と出会った後、たたら砂の住人となり、剣舞を披露するなどして目付役の長正らと交流した。
たたら砂の人々と家族のような絆を育んでいたが、たたら砂には次第に謎の病が蔓延し、更に賊に狙われるようになり、救援を求めて幕府に度々使者を送り出すも誰も戻らず、たたら砂の住人は危機的な状況に陥っていた。
折しも彼が将軍から授かった身分の証である金の飾りを持っていることが露見し、人々は将軍に身分を保証された国崩であれば救援を求める声が幕府に届くだろう期待したが、人間でも器物でもない国崩が金の飾りを持っていることに不信を感じた長正に処分されそうになる。桂木は彼を幕府への使者としてたたら砂から逃がすが、これが長正の怒りを買い、桂木は斬殺されてしまう。
国崩は八重神子に会い、金の飾りを見せて身分を証明したことでたたら砂への救援を取り付けることに成功するも、彼が戻った時には既にたたら砂から人々は撤退していて誰も残っていなかった。
桂木が長正に斬り捨てられたことを知ると、復讐のためか稲妻において最上位の鍛造流派であった「雷電五箇伝」を滅ぼすことを決意。
「雷電五箇伝」のうち、経津伝、百目伝、千手伝を壊滅させるも、一心伝を滅ぼそうとした際に関係者の中にいた楓原義慶の顔を見て攻撃を止め、彼が楓原家に養子に入った「丹波」家の者であることを知ると、「雷電五箇伝」を滅ぼす計画を諦めた*3
計画を中止したことについて、彼は単に興が乗らなくなっただけだと語り、刀職人への復讐であることを決して認めようとしなかった。
その後、ファデュイの手によって封印された力を開放された上で強化を施され、「心」を得た後、彼らの目的に興味を覚え、行動を共にすることを決める。以降の活躍はスネージナヤ#「散兵」スカラマシュを参照。
  • プレイアブルについて
    プレイアブルキャラながら敵キャラでもあるタルタリヤと同時期の登場だったため、彼もまたプレイアブル化が待望されているが、
    同じく固有グラフィックを持つ執行官であるシニョーラがストーリー中で死亡したこと、Ver.3.2以降に週ボスになるかもしれないといったver3.1現在の動向を踏まえ、「彼も死ぬんじゃないか」という怯えた声も挙がっている。
  • 「心」について
    作成と放棄の経緯から心を手に入れることを望んでいた一方、流浪と交流の中で手に入れた心は彼の望んだものではなかったとされる。
    一方、「栄花の期」ではそれに代わり自分だけの物と権力を手に入れるも、それすら「えいがのゆめ」「大地の苦しみに散る」ことが夢の中で示唆されている。
    時系列から前者は邪眼だと思われるが、たたら砂の出来事で何らかの復讐心に目覚めたとも解釈できるし、後者は神の心を指すと思われるが、夢で示唆された末路は上記の通り。
    「華館夢醒形骸記」内で、作中時点での出来事はスカラマシュの人生を三幕構造に分けた時の最終幕と表現されているだけに、今後の展開が気になるところ。
  • 「国崩」について
    国崩という単語は大砲や鉄砲玉(隠語の方)という意味を持つ一方、歌舞伎においては「国家転覆と乗っ取りを狙う悪役」という意味になる。
    笠の中央に隈取の意匠があることもあるが、「夢醒の瓢箪」内で語られている内容からしても、後者のニュアンスで使っているようだ。
    彼は流浪の果てに自らこの名を名乗ることを決め、それ以前に使っていた名前は忘れてしまったようである。
オロバシ(オロバシノミコト・海祇大御神)
かつて稲妻地方に存在していた魔神。白い鱗に覆われた、島に巻き付くことすらできそうな巨躯を有する大蛇。現在は死亡し、ヤシオリ島に骨が残っている。
魔神戦争中バアルと貴金の神に敗北し、テイワットの外にある「闇の外海」へと逃げ延び、その際漆黒の力を珊瑚枝として身に着けた。
オロバシはそのまま外海へと逃げ延びるつもりだったが、淵下宮と呼ばれる地下領域で天に見放された棄民──白夜国人と出会い、彼らの敬いに触れ、白夜国の神「オロバシノミコト」と「海祇大御神」になることを決意、
パエトーン制度によって抑圧されていた白夜国人を開放し、更にアビサルドラゴエア(アビサルヴィシャップ)の勢力も完全に抑え込んで白夜国に平和をもたらした。
その後、手に入れた珊瑚枝の力を使って海祇島とそこへつながる地上への道を作り出して白夜国人を地上に連れ戻した。
敗者としての苦い過去を忘れず、己の民が二度と見捨てられないようにと厳粛な誓いを立てていたという。
二千年前、魔神戦争の末期に雷神に宣戦布告し、軍勢を率いて東征を開始する。
彼の動機を明確に示した資料はないとされるが、海祇島は農耕に適した地ではなく、民は飢えに苦しんでいたことから、オロバシは豊かな土地を望む民の祈りを聞き届けて彼らのために侵略を決意したのではないかと考えられている。
オロバシは自身が雷神に敵う可能性がほとんどないことを理解しており、巫女が意図的に隠した占いでは東征が海祇に破滅をもたらすと予言されていたが、オロバシはその結末を受け入れて鳴神島方面へ侵攻した。
遠征は双方に多大な犠牲をもたらし、当初の予想通りオロバシは雷神に敗北し、無想の一太刀によってヤシオリ島諸共両断されて死亡した。
現在、死骸からは晶化骨髄という精錬に使われる鉱物が入手できる。また、残留したエネルギーが「祟り神」として環境や人々に悪影響をもたらしている一方、神無塚の御影炉心ではその祟り神の力を取り出して製鉄に用いている。
二千年が経った今でも海祇人たちはオロバシを崇めており、その遺体が鉱物資源として扱われていることに反感を持っている。

真相

※考察部分が多いため注意
オロバシは白夜国にて、天理が隠蔽してきた真実を知ってしまったという。
太古に地下へ沈んだ淵下宮では、魔神が存在せず大陸全土を一つの文明が統治していた時代に関する記述「日月前事」が保管されており、オロバシはそれを読んだことで「諸神」と天空の島が外来のものであることを知った。
このことが天理に知られ、オロバシは死刑宣告を受けた。
また、過去の事実が伝わっている白夜国の民も天理によって地上へ戻ることが禁じられていた。
上記の通り己の民を見捨てないことを誓っていたオロバシは、白夜国の民が現在の地上の制度下で生活を送れるようにすることを決め、そのための工作を開始した。
オロバシは日月前事を特級の禁書に指定してその内容と自身が受けた宣告を徹底的に隠し通すことにした。
そして、闇の外海で手に入れた力をほぼ使い果たして海祇島と地上への道を作り出し、白夜国人に地上の文化を教えて稲妻風の名前を名乗らせ、稲妻やカーンルイアなどのテイワットの国家との交流を進めるなど、
自身の全てを犠牲にする覚悟で白夜国の民に地上で生きる術を与えた上で全国民を地上へ連れ出した。
また、淵下宮では、原初の元素の領域である光界、安定した元素の領域である人界、元素を蝕むアビスの領域である虚界の3界が釣り合うことで秩序が維持されてきたが、
民なき後の淵下宮でアビサルヴィシャップの勢力、すなわち光界が拡大して地上の海祇島にまで影響を及ぼすことが懸念された。
これを防ぐため、オロバシの降臨以前から人々によって行われていたヴィシャップを用いた実験に介入。
以前の資料を全て破棄させ、研究所の存在と研究内容を隠蔽した上でヴィシャップに進化を促す研究や自身の珊瑚を移植する研究を開始した。
進化によって強力になった代わりに種としての純度が低下したヴィシャップを解き放ち、その形質を野生集団に遺伝させることで、ヴィシャップから水の龍王が誕生することはなくなった。
また、ヴィシャップにオロバシの珊瑚を移植して定着させる実験も成功、オロバシの生命力をヴィシャップに保存した「血枝珊瑚」を用いることでオロバシの第二眷属の「珊瑚王蟲」を目覚めさせ、光界の元素力を人界の元素力に変換することで光界の拡大=聖土化を反転させることが可能になった。
こうして全ての準備を終えたオロバシは、血枝珊瑚を手に入れるための開通手段を残した上で淵下宮への道を封鎖し、全ての秘密を地下深くに秘匿した。
その後、海祇島の資源不足を表向きの理由として稲妻に侵攻し、雷神に敗れることで自身への死刑を果たしつつ民を稲妻に帰順させることに成功し、生涯を終えた。

  • 名前について
    序列55位「オロバス」と思われる。召喚時は馬の姿で現れ、命じられると人間の姿になる。
    他の多くの悪魔が隙あらば召喚者を騙そうとする中、例外的に極めて誠実かつ協力的な態度を取るらしい。
    ちなみに、「~ノミコト(尊・命)」は日本において神や天皇など高貴な者に対する尊称である。棄民たちの神になるという意思の表れだろう。
  • 「彼」
    上記の通り、稲妻各地を蝕む祟り神のエネルギーはオロバシの残滓であるとされている。
    しかし、世界任務「邪悪な教訓」にて、祟り神の影響を受け発狂した元緋木村村長の鷲津が「彼」の容姿について語る場面があるが、
    「十八の赤目! 何千もの鋭い毒牙! いつも血を求めているその無数の口と舌!」という内容は明らかにPVその他におけるオロバシの姿と一致しない。
    オロバシではない別の何かが本当の祟り神なのか、それともオロバシを含む複数の魔神の怨恨が祟り神を形成しているのか、現時点では謎が残るばかりである。
    ただ、神の目を持たない者が長時間濃い元素に触れると精神に異常をきたすことは璃月のストーリーで登場した元素を多く含む石に関することで言及されており、上記の鷲津も純粋に元素にあてられて発狂していただけの可能性もある。

妖怪

八重神子
雷神の眷属にして友人。鳴神大社の宮司であり、八重堂の編集長。
狐斎宮の鳴神大社赴任後に誕生し、彼女の物語を聞いて尊敬の念を覚えながら成長する。
少女の年齢の時に自身も鳴神大社に赴任。500年前の漆黒の災厄の来襲で斎宮が亡くなるまで、血縁が近いこともありたいそう可愛がられていた。
雷電影とも自身の幼い頃から交流があり、災厄後の将軍制作時には神の心を託される程信頼されていたが、一心浄土への入境の際は一言も告げられることはなかった。
本編中では、その託されていた神の心をもって旅人をスカラマシュから救出した後、共に目狩り令廃止と影の引きずり出しを目的とした一計を講じることとなる。
  • 自称「狐お姉さん」姿について
    ストーリームービー「臣民に夢を与えると誓おう」では、生前の雷電眞に抱かれている桜色の子狐が映っている。恐らくこれが幼いころの神子。
    大人である現在でも狐姿になれるようだが、興味を示した旅人とパイモンは調子に乗るなと叱られている。
  • モラクスとバアルの「老朋友」
    bilibili版のVer.1.5事前番組では、開発中の稲妻のイメージイラスト紹介のために鍾離の元を訪れており、モラクスとバアルの「古い友人」と紹介されていた。
    甘雨ともお姉さま呼びする程度には親しいらしいが、土産に持ってきたのはバケツ2杯分の新鮮なウミレイシ。鍾離は困惑していた。
笹百合
雷電将軍の盟友の一人。雷電将軍エピソードPVで敷物の一番左にいる天狗の武者。
オロバシによる稲妻侵略の際にバアルと共に戦い、戦死した。恐らくは「惡王」に討ち取られたものと思われる。
御輿千代
雷電将軍の盟友の一人。雷電将軍エピソードPVで敷物の中央で雷電将軍が膝枕してる鬼族の女性。うらやましい
虎牙の千代の異名を持つ凄腕の女武者で、後世には「虎千代」という少年として伝わっている。
月にも例えられる美貌の持ち主で、白辰は美貌や剣舞の動きなどの美しさを「お面を被って顔を隠したくなる」ほどと評している。
五百年前の漆黒の軍勢の襲撃の際、虎の体と蛇の尾を持つ魔獣に飲み込まれるも、魔物の胸を切り裂いて自ら脱出する(これが異名の由来)。
しかし、その過程で漆黒に汚染され発狂、雷電将軍に刃を向けてしまい、一時は彼女の薙刀を噛み砕き優位に立つも、最終的に角と腕を切り落とされて山林に逃走する。
その後は不明だが、完全に化け物となり果てた挙句、最期は何者かによって始末されたのだと言われている*4
  • 元ネタについて
    子細こそ違うものの伝承の全体的な骨子は、平安時代の鬼の頭領・酒呑童子の家来であり、渡辺綱と戦った鬼「茨木童子」を彷彿とさせる。
    かいつまんで言うと「美しい女性の姿で綱に接触し、突如鬼に変貌し襲撃するも、腕を斬り落とされて逃走(この刀が後の「髭切」)」、
    「後に姿を変えて腕を取り戻し再び逃走、その後の行方は不明」といったもの。
    面白いのは「茨木童子は女性であり、酒呑童子とは夫婦の仲だった」という俗説があること。史実では女性だが伝承では少年となっている御輿千代とは真逆。
狐斎宮(大狐白辰)
雷電将軍の盟友の一人。雷電将軍エピソードPVで敷物の一番右にいる狐の女性。煙管愛用の喫煙者。白辰は個人名ではなく、一族の名前らしい。
漆黒の災厄襲来時、穢れを溜め過ぎて枯死寸前となった神櫻を救うため神櫻大祓を敢行、神櫻の命を繋ぎ止めることに成功するも、自身は漆黒に飲まれ、闇に蝕まれて命を落とした。
その残留思念は瘴気となって、鳴神島の大地深くに沈んでいった。
斎宮の死は、近しい巫女や妖怪達、そして雷電将軍など、多くの者に深い心の傷を与えたらしく、様々な人物の後悔や悲しみが記録に残されている。
五百蔵(いおろい)
鳴神島の狸の総大将。フルネームは隠神保生司正五百蔵。
狐斎宮とは喧嘩仲間のような仲であったようだが、悪戯ばかりをする五百蔵ら鳴神島の狸たちを、斎宮は(雷電将軍に従うという)正しい道に導こうとし、将軍にも直訴した結果、
鎮守の森の管理の任が与えられた。
斎宮の死に繋がる漆黒が迫ったとき、斎宮は五百蔵の身を案じて、かくれんぼを提案、森の外で何があっても、五百蔵をおびき出す斎宮の罠だから絶対に出てくるなと言いくるめた。
五百蔵はその言葉を信じて、森に隠れていたが、いつまで経っても斎宮が戻らないことから、斎宮の気を引くため、神器のくしを盗み出してしまう。
このことにより、罰として石像として封印され、以降、現代に至るまで鎮守の森の奥深くに封印されていた。
現代になってようやく眠りから目覚めたが、まだ石像からは戻れない様子。また、斎宮の死やかくれんぼの真実についても知らない可能性が高い。
白辰の輪の武器ストーリーでは「彼女」と呼称されている。また同じく「子狸」と呼ばれているため、斎宮の方がかなり年上らしい。

その他の人物、存在、勢力(海祇島)

「東山王」/「惡王」
オロバシの部下。本名は伝わっていない。
低い身分の出身で、「『東王』史論」では一族を失った身無し子か、海流に乗って漂着した流人の子供だったのだろうと推測されている。
オロバシによって受け入れられ、その後は曚雲姉妹のもとで海祇人の鯨の歌と祭儀を学び、豊かな環境の中で逞しい戦士として成長した。
右名氏に伝わる島唄では、ある夜に巫女の曚雲に海に連れられて海獣の言葉と思いを知り、進むべき道を決め、時を同じくして「月曚雲」と「夕潮」という剣術を悟ったされている。
オロバシの乱の際、海の民が「東山」と呼ぶ島に真っ先に攻め込んで陥落させ、「東山王」という称号をオロバシから授かる。ヤシオリ島にある「陣代屋敷」は東山王のもの。
一方で、敵からは大蛇の凶悪な手下にしてヤシオリ島で猛威を振るった魔王「惡王」と呼ばれるようになった。(このことから、「東山」はヤシオリ島のことだと考えられる。)
少年の頃は影向山の山頂に立ち、稲妻城を見下ろし伝説の大天狗と決闘を果たし、戦利品を曚雲姉妹に持ち帰ることを夢見ていた。
笹百合を討ち取った人物とみられ、そうであるなら天狗に勝利するという夢を達成したことになるが、最期はオロバシと共に無想の一太刀を受けて死亡している。
曚雲姉妹
  • 曚雲(巫女の曚雲)
    最初にオロバシに従い、太陽を目にした氏族の一つ、右名氏の出身。
    この氏族は鯨の歌を歌う才能と海洋生物に親しむ伝統で今でも有名だという。
    曚雲は幼いころに珊瑚宮に入り、海祇巫女の祭祀伝統、歴史知識、政務、島唄を学んだ。
    現存する島唄では、彼女は知恵と優しさを兼ね備え、民のいざこざを仲裁することが得意であったと伝わっている。
    オロバシが東征を決意した際、妹と共に現人神の巫女に珊瑚宮最初の水軍を率いることを任命され、巨鯨「大検校」を遠征軍に加えることを指示される。
    誰もが不可能だと考えた「大検校」の説得に成功し、オロバシのために彼らと共に忠義を尽くして戦ったが、オロバシと「東山王」の戦死を聞いて撤退する途中、笹百合の手下の待ち伏せを受けて「大検校」とともに戦死した。
    元ネタは曲亭馬琴が書き葛飾北斎が絵師を担当した江戸時代の小説『椿説弓張月』に登場する架空の妖術師、曚雲と思われる。
    琉球出身であり、蛟(水龍)の化身という点も一致している。
    ただし元ネタでは男性の悪役で、源氏最強の武士こと源為朝とその息子で後に初代琉球国王となる舜天丸に倒される役回りである。
    • 「大検校」
      曚雲姉妹と共に戦った巨鯨。
      伝説によると、盲目の巨鯨で900年もの寿命を持ち、深海に住み、クラゲと深海魚を従者とし、左に護衛のイッカクを、右に楽師のザトウクジラを500頭ずつ従え、一度に十の珊瑚島を飲み込み、満腹になって眠りにつくといびきと共に五つの岩礁を吐き出すという。
  • 菖蒲(「海御前」)
    曚雲の双子の妹。海女として真珠の採集を生業としていた。
    明るくて勇猛な性格であり、海の猛獣と渡り合えるほどの武勇を持っていたという。
    オロバシの東征が失敗に終わった後、幕府軍の追撃を受ける中で、奮戦の末に鮮やかな赤い海に消えて行方不明になったという。
    海御膳は「池の中にある邸宅」に住んでいた。

その他の人物、存在、勢力(鶴観)

雷鳥(紫電の鳶・魔鳥・巨梟・魔梟・カンナ・カパッチリ(雷霆のオオワシ)
知性を持ち雷の力を操る巨大な猛禽の魔物。性別は女性で一人称は妾。
鶴観が霧に包まれるより前、世界が闇に覆われるよりもずっと前から鶴観のカンナ山を根城としていたが、基本的には鶴観の住民には他の獣と同様に理解も興味も示さなかった。
ある時天から降ってきた不思議な物体の一つが鶴観に落ち、闇を払って代わりに鶴観を霧で覆った。彼女は霧を意に介さず放置したが、その霧を鶴観の住民を守るため雷鳥が作り出したものと勘違いした人々に崇められるようになる。
彼らは雷鳥を守護神として祀り、やがて雷や雨の恵みを期待して生贄を捧げる儀式を開くようになったが、彼らの信仰や行動の理由を理解できず、相変わらず人間にも生贄にも興味を示すことは無かった。
ある日、ルーの澄んだ歌声を聴いて彼の前に現れ、彼の雷と雨を恐れない態度から初めて人間に興味を抱く。
彼と交流して友情を築き、「カンナ・カパッチリ」という名を付けられた後、再びルーに歌を聴かせてもらうことを約束して彼と別れた。
しかし、雷鳥が初めて興味を示した人間であるルーを生贄として捧げれば雷鳥が更なる恵みをもたらしてくれると考えた司祭によって次の生贄に選ばれ、集落のためになるならとルー本人も犠牲を進んで受け入れてしまう。
結果、祭儀当日になってルーの死亡を認識したことで激しい悔恨と怒りを抱き発狂、山が焦土と化す程の雷霆で一人残らず鶴観の住民を殺害した上に、
彼女が再びルーの歌を聴くまで鶴観に永遠の破滅をもたらすという呪い(地脈異常)をかけ、以前からたびたび通っていたセイライ島へと飛び去った。
数年後、世を乱す妖怪としてセイライ島にて雷神の手で討伐されるが、
この時、残り続けた怨恨が高濃度の雷元素と反応して雷音権現として実体化し、厄災をもたらしたため、
セイライ島に建立された浅瀬神社と、島の各所に設置された鎮め石によって雷音権現は封印される。
500年前、赤穂百目鬼の反乱の際、浅瀬響の手で「千年の大結界」が解かれ、セイライ島を再び雷の厄災が襲うようになるも、
現代になって、訪れた旅人による再封印と、旅人が連れ出したルーの歌を聴き、数千年もの間募らせた怨念と悔恨を遂に解消する。
鶴観の霧は晴れ、何千年もループの中に閉じ込められていた鶴観の人々の魂もようやく解放された。
  • 名前について
    カンナ・カパッチリは作中のルビの通り、アイヌ語で「雷の大鷲」の意味(カンナは合成名詞中で「上の方の~」の意味、カンナカムイで「雷神」を意味する)。
    作中ではその他にも紫電の鳶(破魔の弓)、魔性のフクロウ(鳴神御霊の親愛)など、様々な動物に準えられている。
    アチーブメント「霧海紀行」の名刺では、「ピリカ・チカッポ・カパッチリカムイ」という語が確認できる。
    これは直訳すると「美しい小鳥、オオワシの神」といった意味になる。
  • 魔神説について
    カパッチリと呼ばれる以前にも「彼女(天理もしくは雷電将軍のことだろうか?)」から別の名を呼ばれていたと話していること(但し雷鳥はその名前をとっくに忘れていた)や、
    死亡したのが魔神戦争期に程近い数千年前であること、死亡によって周囲の環境に多大な影響を与えていることから、正体は魔神なのではないかとする説がある。
    しかし、魔神に共通する「人々を愛し導く」という使命をそもそも有していないと思われる点や、各テキストの「魔物」という表記から、ドゥリン等のように人造の元素生物である説もある。
    魔神である場合、ソロモン72柱において鴉やフクロウの姿を持つ姿の悪魔には36位ストラス・39位マルファス・40位ラウム(+63位アンドラス)がいるが、
    「ツグミの姿をとる(『雷鳥』はトラツグミの別名として知られる)」「あらゆる動物に加え風音や水音をも『声』として知覚する(カパッチリのセリフと一致)」と、
    序列53位カイムがとりわけ複数の関連要素を持っていることは特筆に値する。カイムとカムイで似たような響きだし
    ただし、原神に登場する魔神は元ネタの姿とは無関係な姿であることが多いので他の悪魔かもしれない。
ルー
かつて鶴観に住んでいた、司祭の一族の少年。
司祭の家に伝わる「イシネ文字」を彼も読むことができた。
歌を歌うのが好きで、人前で歌うのが恥ずかしいからと村から離れたのないところでよく歌っていたが、このことが雷鳥に興味を持たれ、彼女と交流するきっかけとなった。
元素に対して鋭敏な感覚を持ち、これによって雷鳥と会話することができた可能性がある。
その後は上記の通り生贄として捧げられることを受け入れるが、怒り狂った雷鳥によって鶴観の人々は抹殺され、更にその魂は永遠の破滅のループに閉じ込められる。
唯一ループに巻き込まれなかったルーの魂はこれに気付き、祭典に不備があったのだと考えて人々を破滅から救い出そうとしていた。
尤も、雷鳥の怒りの原因はルーが生贄にされたことであり、雷鳥が発狂した時点で既に死亡していた彼が真実に気付くことはできず、数千年もの間祭典をやり直すことを試みていた。
生贄にされた前後の記憶はなく、当初は自分や島の人々が死亡していることに気付かなかったが、少数ながら島外から訪れてきた人々と交流するうちに自分や島民の身に起きたことを察した。
旅人や鶴観人の末裔であるカマと交流して雷鳥の怒りの原因を知ると、雷鳥に再び歌を聴かせることを決める。
既に死んでいる彼がその存在を保つには鶴観の土地の力が必要だったが、雷鳥の羽毛に憑依してその羽毛を旅人が持っていくことで、セイライ島に赴くことができた。
そこで初めて霧の外の世界を見聞し、また歌を歌って雷鳥との約束を数千年ぶりに果たすこともできた。
鶴観に戻り雷鳥の魂を鎮めると、雷鳥の羽毛を持って世界を旅してほしいと旅人に羽毛を託し、別れを告げた。

英雄の時代(2000年前~500年前)出身

刀鍛冶たち

経津実
経津伝三代目惣領の刀鍛冶。女性。孤児だった真砂丸を引き取っている。
体の半分を覆う古傷、神社や巫女との関係、津波への言及など謎が多い。
かつて「波穂月白経津」という刀を作成したが、刃毀れした「波穂」の打ち直しを頼まれた頃には、酒や古傷、祟り神の遺恨に苛まれ、心が折れてしまっていたようだ。
真砂丸(経津政芳)
経津実の養子で経津弘芳の義兄。
幼少期は読み書きができず、口もきけなかった。後に実から跡継ぎを打診されるほど鍛造技術を向上させるが、これを固辞して弘芳を指導していた。
「波穂」の打ち直しの際は、まだ未熟な四代目に代わり、生涯で銘を残した唯一の作品「波乱月白経津」として生まれ変わらせた。
「波乱」の鍛造で自身の名声の影響が弘芳にまで及ぶと、一人前になった彼に任せて経津伝を離れ、他の流派に足を運び研鑽に勤しんだ。
晩年は楓原景光、丹羽長光、赤目実長の三人の愛弟子を抱えた。
経津弘芳
経津伝四代目惣領。経津実の実子で経津政芳の義弟。
「波穂」打ち直しの依頼時はまだ未熟だったらしく、真砂丸にその作成を任せている。
楓原景光・丹羽長光・赤目実長
晩年の真砂丸の弟子。一心伝の「一心三作」を生み出している。
  • 後述の通り、楓原万葉の直接の先祖は丹羽長光の方と思われる。

カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身

高嶺(霧切高嶺)
稲妻の歴史に名を残す武人の一人であり、約500年前の剣豪。
後に伝承されることのなかった秘剣「霧切」の使い手であり、影向天狗から習った弓術の使い手でもあった。
影向天狗や鳴神大社の巫女や狐たちからは、「昆布丸」のあだ名で呼ばれていた。
その武芸の腕を見込まれ、雷電将軍から旗本の地位を授かり、その際に銘刀を賜る。
鳴神大社の巫女である浅瀬とは幼い頃に「約束」をした仲であり、互いに想い合っていたものの、
何らかの理由(身分違い?or巫女は婚姻を認められていなかった?)で、武家の娘を娶ることになる。
非常に博打好きな性格で、浅瀬からは「野蛮人」と評されていた。
雷電将軍の配下として、漆黒の軍勢との戦に出陣する。その際、浅瀬と「この戦から帰る」という最後の賭けをし、賭け金として愛用の弓を預けた。
高嶺は雷光のように戦場をかけ、その名声に違わぬ奮戦をするものの、弓を預けてあったこともあり、最後には刀が高嶺の剣術について来られなくなり、折れてしまう。
その結果、漆黒の軍勢に敗れ、闇に呑まれる。
漆黒の魔物へとなり果てながらも、浅瀬のもとに帰るという執念から長い年月を経て神社に辿り着き、既に若くない浅瀬響の前に姿を現す。最後は自らが教えた弓術と預けた弓から放たれた破魔の矢によって、浅瀬の手で討伐された。
折れた刀は一部が回収されて打ち直され、現在は雷電将軍の手元にあるという。
影向役者三人組
影向天狗のもとで修行した3人(浅瀬響、惟神晴之介、御輿長正)に関する約4、500年前の言い伝えのこと。書籍にも詳しく記録されていない災厄をきっかけに3人はそれぞれ別の道を歩んだ。
年代に幅があるのは浅瀬響の活動期間が長かったためと思われる。
浅瀬響
約500年前の鳴神大社の巫女で寝子の主、後の浅瀬神社宮司となる。元は小さな漁村の生まれ。
世界任務「鳴神追跡」では、セイライ島/浅瀬神社に戻ったと表記されており、セイライ島出身の可能性がある(浅瀬神社の跡取り?)。
幼い頃から鳴神大社に巫女として仕え、狐斎宮の手解きを受けていたほか、御輿長政、惟神晴之助とともに影向天狗に師事しており「影向役者三人組」と呼ばれていた。
斎宮には下記の件を含め、しばしばからかわれていたが、強く慕っていた。
剣豪の高嶺とは幼い頃に「約束」をした仲であり、高嶺を「野蛮人」と評し、少なくとも当初は周囲には否定していながらも、想っていた。
その生涯の中で、斎宮が闇に呑まれる事件や、その結果起きた多くの悲しい出来事を見ることになる。
そして高嶺も漆黒との戦で闇に呑まれ、化け物となった想い人を、彼から教わった弓術と彼から預かった弓で、討伐することになる。
その際、高嶺はたとえ闇に呑まれようとも、必ず自分の元に帰ってくるだろうと信じ、自らの手で「約束を終わらせる」覚悟を決めていた。
その後は、まだ人々が住んでおり現在の荒廃した島ではなかったセイライ島に戻り、雷鳥の怨念を封印するために建立された浅瀬神社の宮司となって結界の管理を行っていた。また、若かりし頃の百目鬼と蛇目は神社の雑務を行っていた。
後に百目鬼たちは大海賊になるが、幕府軍に劣勢に追い込まれる。
百目鬼と高嶺を重ねて見ていた響は百目鬼を死なせるまいと幕府に弓を引き、幕府軍の追撃を退けるために自身が封印してきた雷鳥の怨念:雷音権現を開放する。
島はすさまじい落雷に見舞われ、幕府軍は撤退するが海賊たちの艦隊も壊滅、島は人の住めぬ土地になり百目鬼と響は行方不明となる。
恐らく響はその時に死亡したと思われるが、生前に百目鬼に対して世界を見てみたいと言ったことがあったようで、漂流から帰還した彼は響の言葉を思い出し、代わりに自分が世界を見て回ることを誓う。
なお英語版のバージョン2.0では響の読み方がマイナーな読みであるKanadeとなっていたのだが、2.1でHibikiに修正された。
左衛門(赤穂(あこう)百目鬼(どうめき))
約500年前に活動していた稲妻の海賊。全盛期には10を超える艦隊を率いる大海賊としてその名を轟かした。
しかし幕府軍との戦いでは劣勢であり、徐々に衰退してついにはセイライ島まで追い詰められるが、響が雷音権現を解き放ったことで幕府軍もろとも壊滅、行方不明となる。
後世の人々は百目鬼は死んだと考えているが、実際には生存して部下たちと共に霧海群島に一時漂流していたようだ。
幕府と戦っていたときに魔偶剣鬼を奪っていたようで、霧海群島で船が破断した際に剣鬼が群島に放置されている。
その後、海賊たちは群島の先住民と協力して群島から脱出することを試みた模様。
「漁獲」のストーリーより、脱出に成功して再びセイライ島に戻ってきたようだが、既にセイライ島は荒廃し、「セイライ丸」をはじめとする海賊の艦隊も失われた稲妻には自分の居場所はないと感じ、響が世界を見てみたいと言っていたことから自分が世界を見て回ることを決める。
一般的には強盗や山賊など悪名が高いと言われるが、寝子が言うには浅瀬神社に頻繁に来ていたらしく響の手伝いをしたり神社の木の手入れや鈴など送ってくれていたとの事。
また、神社の猫たちをよく可愛がっていたようで寝子からは響同様とても良い人と思われている。
蛇目権兵衛
赤穂百目鬼の親友であり片腕的存在。幾度となく百目鬼の危機を救っている。
百目鬼同様に浅瀬神社に来ていたようで寝子が度々名前を出していた。
御輿長正
御輿千代の養子。母が将軍に反逆したことで御輿家に汚名を着せてしまい、更にそれを受けて嫡子の道啓が出奔したことで天涯孤独の身になったが、一族の名誉を取り戻すために幕府に忠誠を尽くした。
御影炉心の管理に携わり、ほんのわずかな不正も許さず、部下の桂木が些細な不作為を働いた際には容赦なく斬り捨て、このことが両手剣「桂木斬長正」の名の由来となった。
浅瀬響、惟神晴之介とともに影向天狗に師事していた影向役者三人組の一人。
岩蔵道啓(胤の岩蔵)
御輿千代の実子。家督を継ぐはずだったが、母が将軍に反逆したことで隠居して影向山の林に入り浸るようになり、光代と出会う。
彼女から岩蔵の姓を授かり、13年間光代と戦いながら修行を重ねることで天狗すら斬ることができるという秘剣『天狗抄』を身に着ける。
その後は岩蔵の血筋のために光代と別れて山を下り、九条家の剣術指南役になる。
そして「道胤」の号を授かり、岩蔵流の開祖となる。
大天狗
影向山の天狗の族長。女性であり、殺伐として人間味のない人物だったようだが、子を授かると少しは母親らしくなったらしい。
災厄の後、狐斎宮を守れなかったことによる自責の念から、自分自身を追放して影向山から去った。
光代(てるよ)
影向山の天狗の一人。大天狗の娘の可能性がある。
道啓に「岩蔵」という姓を授けて過去から解放し、彼の修業を助けた。
道啓が天狗抄を会得すると、天狗の族長としての道を歩むために彼と別れる。
惟神(かむな)晴之介(はるのすけ)
影向役者三人組の一人で、大陰陽師。鎮守の森で妖狸たちを石化して封印した人物。
災厄の後に悲しみのあまり国を出て、より強力な仙術「仙家道法」を身に着けるために璃月に向かった。
その後稲妻に戻り、自らの「陰陽道」と「式大将」を作り上げたと伝わっている。
海乱鬼が刀に元素力を纏わせるために使用する符は、失われたとされる惟神技術によって製造されたものだという。
  • 「惟神」とは「神の御心のままに」といった意味を持つ言葉で、通常は「かんながら/かむながら」と読む。ver2.0時点では英語でも「Kannnagara」と表記されていたが、ver2.2のテーマイベント「謎境一騎」において、「かむな」と読むことが判明した。また、英語版のテキストも「Kamuna」に修正された。
有楽斎(うらくさい)
狐族の名のある作家。文章力と茶の知識には狐斎宮も一目置いていた。しかし大罪を犯し、罪を償うために500年前に自ら稲妻を去る。
弘嗣(ひろし)
500年前の、狐斎宮存命時の柊家当主。当時は荒れていた離島を稲妻の繁栄のために貿易港として開拓した人物であり、現在の堕落した柊家当主とは異なる誠実な人物だったようだ。
荒瀧(大手門荒瀧)
過去の稲妻で活躍した武人。荒瀧一斗と同じ苗字と思われるが関連性は不明。
喜多院文宗(長蛇喜多院)
人物像は不明だが、ヤシオリ島で祟り神を殺す役目を司る「ヤシオリ守」を長年務めてきた家系の出身である人物。
稲妻では大地を照らした眩い武人たちを讃える歌にて、大手門荒瀧、胤の岩蔵、長蛇喜多院、霧切高嶺の4人が列挙されている。
寝子
浅瀬響が飼っていた黒猫。長い歳月により妖怪化し人との会話や文字の読み書きも出来るようになった。500年前はデブ猫(アリス談)だったが今は普通の体形。
何時も寝てばかりいたので響から寝子と名付けられる。500年の間ずっと響の帰りを待っており、それまでは代理宮司として猫しかいない浅瀬神社を守っている。
神社がきれいになりかつての賑わいが戻ってくれば響が帰ってくると信じており、旅人に賽銭箱や絵馬掛けの修復や食事や石像の用意を頼んだりしている。
楓原義慶
楓原万葉の曽祖父。一心伝の最後の惣領。元は丹羽家の人物だったが、父の失踪を機に楓原家の養子となった。
設計図の改竄を知らずに御神刀の鍛造を失敗し続けたことで、将軍からの罰を恐れ離反した一心伝の刀工を追うという形で、当時の神里家当主共々改竄の主犯者である国崩に誘い出される。
そのまま他の従者共々殺害されそうになるが、攻撃が笠に当たったこと、国崩に上記の丹羽家との関係を聞かれ、これを話すととどめを刺さず去ったことで、九死に一生を得る。
その後、国崩が報復に戻り家族に危険が及ぶことを案じ、設計図改ざんの真実を隠し一心伝の断絶を受け入れる。
晩年、万葉の祖父(=自身の息子)が一心伝の復興に乗り出すも、設計図の改ざんを見抜けなかったことでこれを叱咤。万葉の祖父が稲妻を去った後、自身の生涯を終える。

人間の時代(数百年前~現代)出身

稲妻幕府・奉行の関係者

雷電将軍
魔神としての姿は上記の項を参照
雷電将軍、将軍様、雷神様、鳴神様…と民衆からの呼び方は様々ながらも稲妻を統べる神として民衆から絶対的な信仰を得ている。
雷電将軍そのものへの信仰以外に、雷電将軍が持つ伝説の一刀「無想の一太刀」という絶対的な武に対して盲目的な信仰をしている人も少なからず存在するという。
目狩り令、及び鎖国が敷かれていた当時も「雷電将軍」への信仰はあまり変わっておらず、ほとんどの民衆はただその施策や私利私欲にまみれている役人等に対して不平不満を漏らすに留まっていた。
九条裟羅
三奉行において稲妻の治安維持、ひいては軍部を司る天領奉行の大将にして、雷電将軍の最も忠実な信奉者ともされる天狗。
もし、彼女の前で雷電将軍を象った像を「雷電将軍の人形」と呼べば雷霆が閃くが如く「御建鳴神主尊大御所様像」と直ちに訂正を入れられるだろう。
かつて稲妻で行われていた目狩り令執行において中心人物であった。
心根は優しいのだが、自らの立場や自他ともに認める堅物故か、他者と交流を持ちたいと思いながらも断念しているなど人付き合いに関して不器用な面がある。これに関しては彼女の過去が関係しているようだが…
「天狗の翼」は普段は隠しており、二対の翼を持っている。待機モーションや元素爆発発動時に見ることができる。
幼くして「九条家」の養子として引き取られ非常に厳格に育てられてきた彼女だが、養父九条孝行に対して恩義を感じながらもどこか思うところがあるようだ…
鹿野院平蔵
プレイアブルキャラクター。
天領奉行で働く探偵。鳴神大社の巫女である鹿野奈々の遠い親戚のいとこ。
組織の規則に束縛されることよりも自身の信条を強く持っており、性格は傲慢かつ無礼、度々トラブルを起こしているが、同時に捜査の功績もきちんと上げている模様。
過去、天領奉行の制服を着たまま堂々と対立中の海祇島へと旅行しに訪れたことがあり、その時の目撃者には「変人」と評されている。
イベント「万端珊瑚事件簿・犬武者」にて、龍二からは「天領奉行の鹿野院は万端珊瑚の思考についていける人物、オーラが独特でもし見かけたら一目で分かると思う」と評されている。
鏡御前
『テイワット観光ガイド』より。たたら砂の労働者のリーダーの女性。他の労働者と同じく、高温や「祟り神」に焼かれた傷跡がある。
名目上は幕府の代官として天領奉行の部下ということになっているが、アリス曰く対等に接しているように見えるらしい。
労働者たちは彼女に信頼と敬愛を寄せ、喜んで命令に従うが、彼女自身はいつも眉をひそめ、思いやりとはかけ離れた表情を浮かべている。
神里綾人
社奉行神里家当主で神里綾華の兄。一人称は私。没落寸前とまで言われていた神里家を窮地から救い出した。
奉行間の公務が多忙を極めている関係上、外に顔を見せる機会は滅多になく、神里綾人の私人としての人物像についてはあまり知られていない。
武芸に秀でており、剣術が一流であるのみならず、槍術においても神の目を持つ長槍の指南役を圧倒する実力を持つ。
公人としての彼は非常に頼もしいものだが、ただ一つ、屋敷での自身に関する事柄…特に料理や執務後の片付けについては破滅的な様相を呈しており、いくら万能な家司が居たとしても彼のもたらす嵐に使用人たちは手を焼いているという。
魔神任務第二章第三幕「千手百目の浮世」では、「お祭り」に乗じて直属の部隊である終末番を遣わせ、上奏奪取を目的とした稲妻城天守閣への潜入、及び海祇島抵抗軍の稲妻城内への潜入を支援し、自身は姿を一切見せないながらも目狩り令廃止に向けた動きに協力した。*5

神里家の復興

かつて、神里家は稲妻の国宝とも謳われた刀工に関する伝承「雷電五箇伝」に多大な損害をもたらした一端とされ、その責を負うことになった。
この件について、八重宮司が将軍に進言したことにより神里家は辛うじて幕府を追放されることは免れたが、彼の父の代でもその家名は回復していなかった。
まだ綾人が若き青年だった頃、神里家の地位を狙う数多の政敵たちによる権力争いなどによる過労で当主であった父は亡くなり、それからすぐ母も追うように早逝してしまう。
当主の急逝。この出来事により神里家は急速に力を失い、一族の没落も時間の問題かと思われた。
その状況下、綾人は両親の遺志と共にその座を継ぎ、あらゆる悪意が渦巻く中へと身を投じる事になる。
しかし、世間は一族の当主となるにはあまりにも若すぎた彼を「神里家の可哀想な坊ちゃん」と哀れみ、政敵からは「見込みのない小僧」などと蔑まれた。
だが、綾人は神里家の当主として、なによりたった一人の家族である妹を守るため、そのすべてを賭して事に当たった。
そして、神里家は綾人のその秘めたる覚悟、並々ならぬ大胆さと手腕により危機を脱し、地位を確固たるものとした。

神里綾華
社奉行神里家当主である神里綾人の妹。一人称は私(わたくし)。仕事柄人前にあまり出ることのない兄に代わり、社交の場などで稲妻の民衆に顔を見せる役を担っている。
容姿端麗で品行方正、誰に対しても平等に接することから「白鷺の姫君」と親しまれ、民衆からの支持は絶大なものである。
また、奉行間のやり取りに奔走する兄に代わり、社奉行が本来司る祭事などの手配は主に綾華が取り仕切っている。
トーマ
社奉行神里家に仕える無敵で全能の家司。彼に掛かれば床壁はもちろん、梁一本に至る隅々まで埃一つ残さない見事な仕事ぶりを披露してくれる。
掃除のみならず家政全般を得意とし、料理園芸裁縫…といずれも軽々とこなす。
また、社奉行に仕える身として彼は自らの「才能」を活かし、あらゆる業界と人脈を築き情報収集や社奉行へ利益をもたらす「取引」を行い、独自に社奉行の影響力を高めるべく動いているという。

自由と忠誠

彼は稲妻の生まれではなく、モンド生まれ、モンド育ちである。彼の「才能」もモンドで培われたものが一端にある。
ただし、稲妻人の血を引いていないわけではなく、母親がモンド人、稲妻人の血は父親から引いている。
モンドを去り稲妻へ帰った父親を追い、彼は一人モンド名産の蒲公英酒を乗せた船に乗り稲妻へ向かうも波に飲まれ船は転覆。
辛うじて稲妻にたどり着き父親を探すもその影はどこにもなく、あてもない彼は社奉行神里家に身を寄せることになった。
そして10年前、社奉行が騒乱に包まれる中、彼は選択を迫られた。
モンドに帰り、後悔と罪悪感を抱えたまま平穏な日々を過ごすか。稲妻に残り、神里家にこれまでの恩を返し忠義を尽くすか。
彼は迷った。しかし彼は父親に教わった「忠誠」の心に従い、神里家に残ることを選んだ。

早柚
社奉行神里家当主直属の隠密行動部隊「終末番」に所属する忍。
任務のないときは常に寝ることを考えるぐーたら。
しかし、いざ与えられた任務を遂行するとなると…やっぱりさぼる。
鳴呼(おこ)流と呼ばれる敵をいたぶることを得意とする忍術を扱う末代…なのだが、早柚は逃走術や身代わりの術だけを学んでいたため、戦闘はあまり得意ではない。
その見た目から誤解してしまうが、歳はすでに十代半ばほど。…つまり、これ以上彼女の身長が伸びることはおそらくないだろう。
しかし、柚は生長が遅いことで知られているため、名は体を表すとすればまだ成長段階といえる。…と信じたい。
百華
終末番の忍者、故人。孤児だった百代を終末番に入れた人物、百代からは百華姉と呼ばれていた。
終末番として稲妻に害ある者を片付ける任務時にファデュイによって殺害された。鳴神大社北西の崖にあるファデュイの廃れた拠点に、百華のものと思われるボロボロの手記が落ちている。
百華の死を百代は、二人の間で交わされていた終末番の暗号を突然旅人が使ったことにより、その時点で彼女は任務に失敗し手にかかったのだと察していた。
百代(玄冬林檎)
鳴神大社のおみくじ担当の巫女「玄冬林檎」として活動していた終末番の忍者。
巫女の仕事が性格に合わず、言葉づかいや冷たい態度から、参拝客や他の巫女達の評判は良くなかった。世界任務「特別なおみくじ」ではファデュイに終末番の忍者と見破られ襲撃されるも、ファデュイの計画を知る為に死を装い、
「玄冬林檎」として成り変わったリュドヒカを監視していた。当該任務終盤におけるファデュイとの戦闘で元素粉末を浴びてしまい片眼を失うも、リュドヒカのファデュイ脱退を成功させ、さらに海祇島でのファデュイの計画も防いだ。任務終了後はリュドヒカに「玄冬林檎」の名と立場を受け渡し、所在不明となる。
リュドヒカと百代の顔がそっくりな理由については、単純に変装の技術によるものか、メタ的におみくじ担当の3Dモデルを使い回す為の設定によるものか、同じ稲妻の孤児で何らかの血縁関係によるものかは不明。

抵抗軍関係者・海祇島勢力

珊瑚宮心海
海祇島の巫女にして抵抗軍の軍師。他の海祇島出身の者と同じく淵下宮の住民がルーツ。
海祇島の代表として島の内外の住民と接することが多いが、本当は一人で本を読んでいるのが好き。
モチベーションをエネルギーと称しており、誰かと関わると基本的に減り本を読むと増える模様*6
ゴロー
抵抗軍の大将。元は一般兵であったが、様々な経験を経て大将までのし上がった逸話がある。
上司である心海や部下の兵士からの信頼も厚く、部下には心優しい兄貴分として接している。
ただ、八重神子だけは姿を見ると逃げ出したくなるほど苦手。
楓原万葉
稲妻出身の浪人。北斗のことを「姉君」と呼ぶ。
実は稲妻の刀鍛冶の名家「楓原家」の跡取り息子。
しかし、彼が生まれた時から没落しており、最終的には家も取りつぶされて追い打ちをかけるように指名手配犯になってしまった為稲妻をでる。
その後、北斗の死兆星号の船員となり世界中を旅をしている。
家は無くなったものの、指名手配中も定期的に稲妻を訪れており、旅人を助けていた。
稲妻編のクライマックスで雷電将軍の『夢想の一太刀』を受けて押し返した稀有な人物。
万葉の友人
雷元素の神の目所持者。ムービー内では長髪を頭の上で括り、赤い着物を着た男性。
九条裟羅に御前試合を挑むも敗北し、雷電将軍の一太刀によって命を落とす。
  • 稲妻煉武秘境「砂流ノ庭」から東南東の谷にある断刀塚には、彼の墓標と思われる刀が突き刺さっている。
    魔神任務2章クリア後に訪れると、神の目の抜け殻が供えられており、辞世の句と思われるテキストが読めるようになる。
    また、白猫が傍らに佇むようになる。恐らく、万葉ストーリームービー内で友人の懐から顔を覗かせていた猫だと思われる。
哲平
抵抗軍の兵士。
神の目を持っておらず、旅人と出会った当初は他人に助けを求めるほど弱く、兵として名をあげる気持ちが高かった。
旅人が『メカジキ二番隊』の隊長として活躍していた同時期に『秘密兵器』の力も借りて『ニシン一番隊』の隊長まで上り詰めた。
しかし、その辺りから髪の毛が白くなり顔にしわが増えてくるなど明確な老化現象が始まっており『秘密兵器』こと『邪眼』の存在が明るみになるころにはもう立つことさえできなくなるほど衰弱していた。
その後はどうなったかは映像では明確になっていないものの、様々なテキストで彼が亡くなったと表現されていることから旅人と交流があった人物で初めて死んでしまった人物になってしまった。
姿こそNPCキャラクターの流用であるものの、話の流れから印象に残っているプレイヤーも多い。

その他の稲妻関係者

宵宮
稲妻で催されるお祭りには欠かすことのできない花火、その伝統をその手に伝える稲妻で最も腕の立つ花火職人。
彼女の作った花火は海を挟んだ隣国、璃月にも届けられており、海灯祭で打ち上げられている。
祭りにも名を残す花火の名匠長野原家の娘であり、現在の長野原花火屋の店主。「夏祭りの女王」とも呼ばれ、花見坂で彼女の名を知らないものはいないほどであり、人柄や面倒見もよく、近所の人々にも親しまれている。
そんな職人である彼女だが、職人という一面以外にも子供たちの「英雄のお姉ちゃん」でもある。
絵本に出てくる妖怪に怯えれば勇気づけ、彼らが持ち寄ったお宝を花火と交換したり、「英雄のお姉ちゃん」としても花見坂の子供たちの願いを守っているのだとか。
荒瀧一斗
背が高く赤く長い二本角を持つ鬼族の男性。童話「泣いた赤鬼」における「赤鬼」の一族の末裔。
自称「荒瀧派の初代親分」として「荒瀧派」なるものを構成しており、花見坂を拠点に活動している。
しかし、その活動は城下町の子供と勝負しておやつを奪う、狐耳の女性に大豆アレルギーなのにきつねラーメン大食い勝負をして勝利するも死にかけるなど、かなり子供地味たものばかりであり、
時折度を越した迷惑行為により天領奉行にしょっぴかれることもしばしば。しかしながら、彼らの行為はせいぜい「悪ふざけ」止まりであり、モラが無ければ日雇いの仕事をするなど、ある程度は真っ当な集団である。
心根は非常に純粋で真っ直ぐ、そして優しい人物であり、自身の一族の過去にまつわる出来事により自身以外が「自己犠牲」を行うことを何よりも嫌っている。
「目狩り令」の折に九条裟羅に敗北し、神の目を接収されるも、復讐の決闘と称して相撲勝負を熱望する書き込みを各地掲示板に残している。
神の目を失ってなお廃人化しなかった……というわけではなく、元々のバイタリティが異様に高かっただけのようで、
神の目返却後は文章中の笑い声が「はは」から「ガハハッ!!」に変わるなど、全体的にさらに暑苦しくなっている。
「荒瀧」という名字から、稲妻で伝わる武人「大手門荒瀧」との関連が考察されているものの、Ver2.8現在「大手門荒瀧」という名前以外の情報が一切なく関係性は不明。
名前の「一斗」は鬼繋がりで、海外の鬼ごっこにおける鬼役”it”に由来していると思われる。
中の人の歌がうまいこともあってか、「誕生日…」のボイスは日本語を含め、各言語でやりたい放題なので一聴の価値あり。

自称の一覧

「荒瀧・俺様最強・一斗!」「荒瀧・俺様第一・一斗!」「荒瀧・唯我独尊・一斗!」「荒瀧・土俵鬼王・一斗!」(二章クリア前)
「荒瀧・暴走無敵・一斗」「荒瀧・正々堂々な漢・一斗」「荒瀧・戦意爆発・一斗」「荒瀧・神の目が戻ってきた・一斗」(二章クリア後)
「荒瀧・勝者には報酬を・一斗」「荒瀧・歴戦無敗・一斗」「荒瀧・牢獄は一生御免・一斗」(同じく二章クリア後)

久岐忍
荒瀧派の二番手を担う女性。一斗が上の有様だからか、荒瀧派としての実務は彼女が取り仕切っている。どっかの騎士団で聞いたことがあるような
普段は荒瀧派の面々のお目付け役としての姿が目立つが、彼女自身は膨大な数の資格を所持し*7、武芸含めあらゆる事業領域で一流の働きを見せるスーパーウーマン。
出身の久岐家は代々鳴神大社の巫女を輩出してきた一族で、実際に大社の巫女の一人である幸は忍の姉に当たる。
忍自身も巫女見習いをやっていた時期があるが、しきたりに縛られる生き方に疑問を抱き自由を求めて出奔、他のあらゆる職業を試した末に辿り着いたのが荒瀧派であった。
新しい事業領域に手を出すたびに、まず関連する資格の取得から始める習慣があるようで、法律の勉強をするため璃月に留学するなどしている。
また荒瀧派のイメージからは想像できないほど交友関係が広く、璃月随一の法律家である煙緋とは「先輩」と呼びお互いを認め合う間柄であり、香菱や卯師匠から料理を教わったこともある。
他にも、一斗の宿敵というイメージの強い九条裟羅とは一緒に食事をすることもある親友である*8
面頬を着けているのは、出奔以前の知り合いには基本的に荒瀧派に所属していることを知らせていないため、顔バレして面倒ごとが起きるのを防ぐことが目的。

名前の英語表記について

Ver.2.1まで、早柚の会話内では「the Kuki Ninja」となっており役職名のように書かれていたが、これは誤訳だったようで
Ver.2.2実装直前に公開された荒瀧一斗の紹介ツイート(英語版)からようやく「Kuki Shinobu」と表記され、
実際Ver.2.2からはゲーム内の早柚の会話においても同じく「About Kuki Shinobu」と改められている。

花散里
常に狐面を被っている巫女。紺田村近くの狐の像の前にたたずみ、旅人に対し紺田村の秘密を解き明かすよう依頼してくる。
名前の元ネタはおなじみ『源氏物語』の登場人物「花散里(はなちるさと)」。
長らくボイスでの言及がなく日本語版での読み方は不明だったが、Ver2.5実装の雷電将軍の伝説任務第二幕にて、日本語版での読みは「はなちるさと」と確定した。
英語版など、日中韓以外の言語では「Kazari」(かざり)と表記されている一方で、韓国語版は日本語版以外では唯一「하나치루사토」(はなちるさと)と原典通りの読みを採用している。

正体

狐斎宮は500年前の大災害時に神櫻大祓を行い、漆黒に飲まれ命を落としたが、その際に斎宮自身から溢れ出た穢れが斎宮の残留思念に応じ人の形をとった存在が花散里である。
狐斎宮の記憶もある程度引き継いでいるが、記憶が断片的ゆえか斎宮のことはあくまで他人として語る。
500年の時を経て再度蓄積された穢れを祓うために神櫻大祓を行うことが目的であり、その前段階として穢れを祓うべき雷櫻の根の一つが紺田村の地下にある……というのが「紺田村の秘密」であった。
旅人の協力により神櫻大祓は完遂されたが、「現在蓄積されている穢れ」には花散里自身も含まれているため、大祓の完遂とともに感謝の言葉と狐面を残して消滅した。

ヒナさん
八重堂が出版する『月刊閑事』の質問欄を担当する人物。
心温まる回答と肖像画が読者に人気。
ヒナという名前は八重堂が設定したペンネームであり、当初は本名、性別、年齢など個人情報は隠されていたが、ある時期に肖像画が発表され、それによると犬のような耳を持ち、緑色の着物を着たスタイル抜群の長身獣人種女性とされている。
なお、正体は珊瑚宮軍の将であるゴロー。上記肖像画のデザインは八重堂が勝手に作成したもので本人は全く関知していない。

スメール

テイワット南西部に属する草神が治める国。

  • 重要な出来事
    • 魔神戦争前:意気投合したルッカデヴァータと花神にアフマルが合流し、三神で同盟を結ぶ。
    • 魔神戦争?:花神の死亡によってアフマルが発狂し、ルッカデヴァータとの同盟が解消される。
    • 500年前:漆黒の災厄の来襲。最後の森林王が死亡しルッカデヴァータが失踪する。
    • 500年より後:賢者たちがクラクサナリデビを発見し、新たな草神として祭り上げる。

魔神

クラクサナリデビ(ナヒーダ)
現在の草神で知恵を司る七執政の一柱。幼い女性の姿をしている。約500年前に起きた漆黒の災厄の後の生まれた最年少の七神。
強力な肥料「豊沃の恵」を生成(作成?)し、砂漠地帯が国の大部分を占めるスメールの農業を助けている。生誕日は花神誕日と呼ばれ「花神誕祭」という祭りで祝われている。
先代草神が失踪を受けた教令院の賢者たちによって、子供同然の知識しか備えていない状態で発見された後、スラサタンナ聖処に幽閉され、今に至るまで知識を蓄えている。
賢者らによって事実上の軟禁・隠蔽状態にあるため自身の信徒はほとんどいないが、スメールの民を気にかける志に変わりはなく、アーカーシャを通じて接触し、彼らを導いてきた。
  • 名前について
    名前の由来は、パーリ語の”Kusanāḷi”(意味は吉祥草、もしくは吉祥草に宿る精霊)と、サンスクリット語の”Cūla”(小さい、“Culla”とも)及び”Devi”(女神)であると思われる。
    また、中国語表記では”小吉祥草王”であり、英語表記では“Lesser Lord Kusanali”であるように、さながら位が低い存在であるかのように記載されている。
    他の魔神と同じゴエティアに由来する名を持つかどうかは不明。
  • 賢者達が自ら迎え入れた神を軟禁し隠蔽するという不可解な行動の意図は、「新たな神の誕生はマハールッカデヴァータの死を証明してしまうため、(ほかの誰かによって発見、あるいは本人の顕現によって)新たな信仰が生まれる前に軟禁し神の行動を制限することでマハールッカデヴァータ信仰を維持させた」ということだと考えられる。この目論見通り、現在のスメールの人々はマハールッカデヴァータの死やクラクサナリデビの誕生自体は認識しているものの、マハールッカデヴァータへの信仰は引き継いでおり新たな神への信仰はほとんど生まれていない。本人は特にこの措置に不満を持っておらず、マハールッカデヴァータに及ばない自身を自覚したうえで「彼らは間違っていない」「(少なくとも魔神任務第三章・第二幕の一件までは)教令院の統治に大きな問題は一度もなかった」と発言している。その言の通り、マハールッカデヴァータのような強大な力は保持しておらず、知恵の神としての力も現在はアーカーシャを通じて行使するにとどまっているようだ。
マハールッカデヴァータ
先代の草神で2000年前の魔神戦争勝者でスメールの建国者。女性。
Ver3.0時点では「マハールッカデヴァタ」と表記されていたが、Ver3.1で現表記に改められた。
500年前の漆黒の災厄の時期にスメールから姿を消した。
世界樹の記憶と繋がる能力を持ち、スメールのほぼ全てを作ったとされる。全知全能の強大な神であり、世を去った今でもスメールの民衆から絶大な敬愛を寄せられている。
現代のスメールにおいて運用されている『アーカーシャ』は先代の草神の遺産である神の心を動力としていると言われている。
ナヒーダによれば「死」の間際に強い意識を世界樹に残しており、その意識は「汚染」されているかのような危険なものであるという。
  • 教令院の学者は「神の知恵」に触れようと世界樹の意識に接続を試みたが、どれだけ修行を積んでいたとしてもこの汚染された意識に影響され、例外なく発狂してしまうらしい。
  • アルファベットでの表記は”Greater Lord Rukkhadevata”であり、中国語では”大慈樹王”である。
    以上を踏まえると、マハールッカデヴァータという名前の意味は、サンスクリット語で「大きい」「偉大な」を意味する”Mahā”*9及び
    ヒンドゥー教において富の女神または修行者の守護霊として崇拝される樹木のYakṣiṇī(インド神話に登場する神霊)である”Rukkhadevatā”に由来すると思われる。
  • キングデシェレトがもたらした禁忌の知識から砂漠の民を救うために尽力し、能力を使い過ぎた結果「幼子のような姿」へと変貌したという。Ver3.0時点でも公式テキストではマハールッカデヴァータに関して「去った」「失踪した」と遠回しな表現を用いていることや、竈神のような前例、記憶を能力に変換するアランナラの存在などから「マハールッカデヴァタは死んでおらず、記憶を失った結果今のクラクサナリデビになったのではないか」という説が一部で上がっていたが、この一件で信憑性がやや上がったといえる。ただ、キングデシェレトの死後、カーンルイアの厄災発生までどれだけの力が残っていたのか、スメールの民にどうとらえられていたかなどははっきりせず、未だ謎が多い。
花神
名称不明の神。スメールにはおいてはマハールッカデヴァータの友人として知られている。
美しい角を持った神とされており、踊れば踏みしめた地面から鮮やかな赤紫のパティサラの花が咲いたと言われている。
また、「花神誕祭」の起源は、花神がマハールッカデヴァータの生誕を祝うために開いた祭りであるともされている。
原因は不明だが、漆黒の災厄より前の時期に逝去している。彼女の逝去と共に、象徴であった赤紫のパティサラも絶滅してしまった。
現在スメール各地に咲いているパティサラは前代草神マハールッカデヴァータが花神を記念して創造したものとのこと。
キングデシェレト(スカーレットキング / アフマル)
かつてスメール西方の砂漠を支配していたとされる魔神。高度な文明を築き、「砂漠の民」と呼ばれる部族により信仰されていた。
表記は基本的に「キングデシェレト」で統一されているが、ボイス付きのセリフは「キングデシェレト(スカーレットキング)」とルビが付き、「スカーレットキング」と読まれている*10
花神と草神に加わる形で同盟を結び、スメール地域を統治していたが、花神の死によって発狂した末、数千年前のある時マハールッカデヴァータに敗れて死んだとされている。
砂漠の民は数百の諸侯へ分かれた後、互いに争いを続けた末散逸し、後にエルマイト旅団と呼ばれる集団となったが、
彼らの中でも「アフマルの目」などの一部の過激派は「キングデシェレトは部下であるマハールッカデヴァータの騙し討ちに遭い死んだ」と信じており、
キングデシェレトの再来を望むとともに、現在のスメールとその体制に対して憎悪を募らせている。
キャンディスはキングデシェレトの末裔と呼ばれている。
  • 名前について
    横文字の呼び名を多く持つが、どれも砂漠地域における赤系統の色の名前に関係する。
    • 「デシェレト(deshret / 古代エジプト語: dšrt) 」は古代エジプト語で「赤い大地=砂漠」を意味する。砂漠を意味する英語「desert」の語源とする説もある。
      また、下エジプト*11の支配者の象徴である赤冠のことも指す。上エジプト*12と共にエジプトを構成し、両者には異なる王朝が成立してエジプトの覇権を争ったこともある。
      大きな対立は2度あったが、どちらもデシェレトを戴く下エジプトの敗北で終わっている。
    • 「スカーレット(scarlet)」は「深紅」を意味する英語だが、その由来はペルシャ語の「سقرلات / saqirlāt」である。
    • 「アフマル(أحمر / 'ahmar)」はアラビア語で「赤」。

アランナラ

スメールに住む小さな草木の精霊。アランナラは「森の子」という意味。千樹の王によって創り出された草神の眷属である。
普段は「夢の中のヴァナラーナ」と呼ばれる世界に住んでいる。
人間は子供にしか視認できず、一部の例外を除いて大人になると(夢を見なくなると?)姿が見えなくなり、おとぎ話の存在と認識されている。
テイワット共通語で意思疎通は可能だが、「ナラ」(人)、「マラーナ」(死域)など独特の用語を使用し、人に対しては「ナラ○○」と呼ぶ。
時間の概念も人間のそれとは大きく異なっており、太陽や月の上り下り、樹木の成長などを基準にしているが正確な日付や時刻は認識していない。
森を守り、樹と人間の橋渡しをする役割を持っており、一般的には人間を恐れているものの彼らが認めた人間には温厚に接する。
長く生きて記憶や思い出を蓄積していくごとに知能だけでなく力も増していくという性質を持ち、記憶の力によってアランラカラリという超能力のような術を使うことができる。
アランラカラリで具体的に何ができるかは個々に異なるが、個体間で記憶の受け渡しを行うことで力を増したり他者のアランラカラリを使えるようになる。しかしあまり大きな力を行使するとその分記憶が失われてしまう。
かつては人間と共に暮らしており、普通に視認もでき交流もあったという。しかし、500年前の漆黒の災厄により噴出した「マラーナ」により、かつてのヴァナラーナは侵蝕の限りを尽くされる。
千樹の王と共にアランナラはこれらと戦い、厄災の根源の枝を折り、マラーナを生み出す根源「マラーナの化身」と呼ばれる存在を封印することに成功する。しかし、数多くのアランナラが大地へと還る事となってしまった。
マラーナの化身を封印したものの、ヴァーナに広がったマラーナが消え去ることはなく、最終的に現実のヴァナラーナを捨て、「夢の中のヴァナラーナ」を創りそこに移住した。

アランラナ
古い時代から存在しているアランナラの一人。
失踪したラナを追って旅人が接触した最初のアランナラ。
人里離れて生活するアランナラが多い中、ヴィマラ村の子供達と交流していた模様。
アランナラをあぶり出す目的でファデュイが拉致した子供達を保護し、恐怖を思い出させないために拉致に関する記憶を消して、村に送り返していた。
死域の影響を受けたラナを保護し、旅人に「ビージャの実」を入手することを依頼する。
ウツァヴ祭とマラーナの化身との戦いを終えた旅人の前にアランマによって連れられ、アシュヴァッダの樹に自らの記憶を捧げてビージャの実を実らせる。
その結果記憶を喪失したものの、その記憶はビージャの実の力を受け取ったラナに受け継がれ、ラナと共に長い旅に出る。
アランマ
若いアランナラ。
アランラナの導きでヴァナラーナに到着し、試練を乗り越えた旅人が見つけたアランナラ。
旅人とともにアシュヴァッタ堂でヴァソマの実を入手し、ウツァヴ祭の開催へと導いた。
その後ビージャの実を実らせるためアシュヴァッダの樹へと旅人を案内するも、アシュヴァッタの樹の内部はマラーナにひどく汚染されていた。
アシュヴァッタの樹の記憶を受け継ぎ、そのアランラカラリと旅人の力を合わせて死闘の末に死域の根源たるマラーナの化身を撃破する。
最終的には新たなアシュヴァッタの樹へとなることを決意し、「かつてのヴァナラーナ」の奥底で芽吹き無事ビージャの実を実らせた。
アランラジャ
古い時代から存在しているアランナラの一人で、「アランラジャの見る夢」そのものが今の「夢の中のヴァナラーナ」であり、ヴァナラーナ奥地にそびえる「夢の樹」の本体。
アランロヒタ
妙論派の学者として教令院の歴史に名を残している、「カビカバス」と共に旅をしたというアランナラ。
旅の中で得た知識により、普通のアランナラにはない時間の概念を理解していたようだ。
アランムフクンダ
最初のアランナラであり、「アランナラの物語」の始まり。
かつて500年前の漆黒の災厄ではアランダーシャ、ナラヴァルナと共にデーヴァーンカタ山の巨大な遺跡機械を討伐した。
マラーナの化身の最後の封印として、巨大なヴァサラの樹となりその身を捧げた。
マラーナの化身との決戦において自らの記憶をアランマに渡し、サルバへと還った。
旅人たちが目にしていた「アランムフクンダ」はおそらくサルバから自らの体を顕現させたもの?
アランムフクンダのアランラカラリはサルバを通して瞬間移動する「転送」を行えたことからも、サルバに関するアランラカラリを使えたのかもしれない。
最初のアランナラで長く存在しているだけあって知能もかなり高いようで、「年」の概念を利用するなど完全に人間に合わせた語彙で会話ができる。
アランダーシャ
アランナラの物語において最も強かったとされるアランナラ。
アランダーシャの持つアランラカラリは千樹の王より強力とされ、遺跡機械程度なら倒すことも容易だったという。
そのアランラカラリは最初から強かったわけではなく、修練によって鍛え上げられた賜物だった。
また、スメール各地で遺跡機械を封じている「石の錠」はアランダーシャのアランラカラリによって施されたもの。

アランナラの会話に出てくる用語

ナラ
人、人の形をしたもの
マラーナ
死域
ワルカ
砂、砂漠
ヴァーナ
サルバ
地脈
マハヴァナラーナパナ
夢の中のヴァナラーナ、アランナラの宇宙
ヴァナキ
トリックフラワー・炎
千樹の王
マハールッカデヴァータ
ヴァルナ秘宝
アパーム叢林で湧き上がる巨大な水柱
ヴァルナ神器
千樹の王によって創造された天候操作装置
ヴァサラの樹
アシュヴァッタの樹
アランラカラリ
アランナラが持つ記憶によって構成された個々によって違う特殊な力
自身のアランラカラリ以外にも、他のアランナラから記憶を受け継ぐことでそのアランナラのアランラカラリを使えるようになる。
このアランラカラリは修練で鍛えることも可能なようで、キノコン相手すら倒せないアランナラから、アランバリカのように遺跡機械を一撃で粉砕するアランナラもいる。
また、アランナラの力の根源は「記憶」であり、アランラカラリとは別に「記憶を消費」することで行使することのできる力がある。
記憶の力は強力ではあるが、使うと当然その記憶は流れ出てしまい、力も失ってしまう。

カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身

「緑の狩人」(ヴィリデセルン?)
弓使いの女性。元々は鳥や獣を狩る普通の狩人だった。
古国が大災害に襲われた折、盲目の少年の死に際の願いを聞いた後、仇討ちとばかりに漆黒の獣を狩る狩人となる。
幾度も獣たちを狩り続けた末、自身もまた獣の姿となってしまい、最終的に黒騎士(血染めの騎士?)に討伐される。
ナラヴァルナ
数百年前のマラーナ(死域)の出現によってヴァナラーナが危機に陥った際に現れた伝説のナラ(人間)。
名前を名乗らなかったため、ヴァルナ神器を修復した功績からナラヴァルナと呼ばれるようになった。
旅人と同じ金髪をしていたらしく、アランナラたちは旅人に似た雰囲気を感じている。
  • 「兄(妹)について良く語っていた」などの情報や、主人公の性別で三人称や前述の兄妹表記が変化することから、その正体は双子の片割れでほぼ間違いないと考えられる。
    旅人自身も感づいてる様子が時折見られたが、そのことを口にすることは無かった。
  • 上記のようにナラヴァルナという呼び名はヴァルナ神器に由来する。ヴァルナはインド神話における最高神の1柱であり、当初は天空神や司法神とされていたが、時代の経過とともにこれらの神格は他の神のものとされ、最終的にヴァルナは水の神、海上の神という地位に定まった。ヴァルナ神器の名称はこちらに由来するだろう。
    また、インド神話には同じく最高神としてミトラという契約の神が登場するが、ヴァルナとミトラには密接な関係があり、両者は双子であったとされることもある。

人間の時代(数百年前~現代)出身

教令院

テイワットで最も大きな研究施設。
それぞれ専門の異なる六大学派(生論派(アムリタ)明論派(ルタワヒスト)素論派(スパンタマッド)知論派(ハルヴァタット)因論派(ヴァフマナ)妙論派(クシャレワー))が存在し、各学派のトップは賢者と呼ばれる。

六大学派+αの詳細

それぞれにシンボルとなる色と紋章がある。
各学派の名称はゾロアスター教における最高神アフラ・マズダーに従う六柱の善神「アムシャ・スプンタ」に由来すると考察されている。

生論派(アムリタ)
生物学、生態学、医学などを研究している。シンボルは緑と鷲。
教令院で最も長い歴史と最も大きな規模を誇る学派。
無償診療所のビマリスタンを運営している他、「死域」の解決を目標に挙げている。
現在はナフィス(ティナリの恩師)が賢者の座についている。
  • 対応する神格は食物を司る女神「アムルタート」。
明論派(ルタワヒスト)
天文学や占星術などを研究している。シンボルは青と象。
魔神任務登場のハイパシアや、現大賢者のアザールはここ所属。
  • 対応する神格は正義や真実を司る「アシャ・ワヒシュタ(アルドワヒシュト)」。
素論派(スパンタマッド)
錬金術、元素学、地脈学などを研究している。シンボルは赤と孔雀。
研究過程で各地の地脈を現地で視察することが多く、そのためダリオッシュの割合も多い。
一時期機械生命の研究が流行したが、自然生命との比較のための生体解剖が過激化し、最終的にアバットイを始めとする全研究者に研究凍結が命じられた。
  • 対応する神格は敬虔を司る女神「スプンタ・アールマティ(スパンダルマド)」。
知論派(ハルヴァタット)
言語学や符文学などを研究している。シンボルは黒と牛。
ホッセイニ曰く*13、知論派は長きにわたって古代ルーンに関する研究を行っているが、所属する学者は話し方が変わっていて、メンバーも少なく将来性もないという。
現在の賢者はカジェ。
  • 対応する神格は水を司る女神「ハルワタート」。
因論派(ヴァフマナ)
歴史学や社会学などを研究している。シンボルは黄と馬。
キングデシェレトの残した理論に対する否定と反省に端を発し、その中から様々な社会学科が派生した。
  • 対応する神格は善悪の分別を司る「ウォフ・マナフ」。
妙論派(クシャレワー)
建築学や機関学などを研究している。シンボルは白とライオン。
カビカバスの時代から予算が減り続けている弱小学派。サングマハベイが投資をしている。
  • 対応する神格は統治を象徴し鉱物を司る「フシャスラ・ワルヤ(クシャスラ)」。
ナガルジュナ団

用語解説

研修生
一般学生。入学には審査機関に承認された十分な数の論文と詳細で客観的な実験記録が必要。
割り振られた指導教官の下で研鑽を積みながら2つの異なるテーマで論文を執筆し、それを学会で発表することで下記の「ダステア」となる。
ホッセイニ曰く30歳を超えてようやく卒業できることも珍しくないが、リサは2年で卒業している。
現代でいう大学院博士課程に相当すると思われるが、ティナリなど若くして入学・卒業する者がいるあたり、より実力主義色が強いようだ。
ダステア
卒業試験をクリアした学者への敬称。ただし、しばらくは見習いとして過ごすようだ。
この身分になると正式に学会に所属することが認められ、研究のための予算も割り振られる。
  • 元ネタはゾロアスター教の儀式司祭。現在の制度においては司祭の最上位に位置する。
ハーバッド
ダステアより上位の称号。ホッセイニ曰く、「みんな博識で、人類を導くことができる賢者」だが、賢者とはまた別の称号。
30歳以下で昇進したカビカバスが天才と称されるあたり、たどり着くには相当な業績が必要なようだ。
  • 元ネタはゾロアスター教の学術司祭。
    2世紀ごろは高度な神学的作業に支えられた最高階級とされていたが、6世紀以降のゾロアスター教の衰退によって学術研究への支援が厳しくなると権威が失墜。
    16世紀の再編成を経た現在の制度では儀式での立場が重要視されているため、ダステアより下の階級となっている。
賢者
学派で最も地位の高い人物で、各1名ずつ計6人が存在する。学者たちに公職を割り当てる役目を持つ。
大賢者
賢者の中で更に最高位の存在、すなわち教令院で最も地位の高い人物。現職は明論派賢者のアザール。
ダリオッシュ
遊学者。教令院を離れテイワット大陸各所で研究資料を収集する者たち。申請が必要。
  • 元々は中世ペルシア語で「貧困」を意味する言葉として使われており、後にペルシア語のダーヴィッシュに派生した。
    この「ダーヴィッシュ」が自己に貧困を課して精神的な功徳と救いを求めた学問的な禁欲主義者であり、意味としての元ネタとなっているようだ。
書記官
スメールにおける行政官。行政手続きや条例の起草などを担当する。
マハマトラ
教令院支配下の地域における治安維持や教令院の研究員らの監査・監督を務める。いわばスメールにおける警官。
そのうちトップは大マハマトラと呼ばれており、重大な不正には彼が直々に出向くことになる。現職はセノ。
グランドキュレーター
知恵の殿堂の管理者。Ver.3.0時点では前任者の引退直後につき不在。
ビマリスタン
スメールシティにある無料診療所。生論派が管理する。
元ネタは9世紀のバグダードに設立された同名施設で、ペルシア語で「病人がいる場所」。現在でもアラビア語圏では病院のことをビマリスタンと呼ぶ。
知恵の殿堂
教令院に存在する、テイワット最大の図書館。
蔵書は教令院の生徒か教師であれば借りることができるが、より高レベルな資料の利用は一部の研究者に限られている。
国民がアーカーシャ端末をしている現在は余り使用されていない傾向にあるようだ。
パルディスディアイ
生論派が管理する植物学の研究センター。教令院の空気を嫌うティナリもこちらにはよく出入りする。
カビカバス賞
40歳以下の特に優れた学者に与えられる賞。受賞者はみな大成するようだ。
妙論派の天才カビカバスの業績に由来する。
セノ
「マハマトラ」の中でも「大マハマトラ」の称号を持つ男性。砂漠出身。
彼が学者を直々に訪問するということは、その学者が何らかの学術に関する罪を犯したことを意味するため、教令院では畏怖されている。
その一方、七星召喚をしに「ジャッカルヘッド」の名でカフェに来訪している疑惑があるといった愉快な一面もある。
ティナリとは教令院時代以来の友人。当初は様々な人を助けるティナリを不審がっていたが、これが純粋な親切心によるものだと判明してからは交流を持つようになった。
また、リサとは共通の賢者に師事した弟弟子にあたる。
1年前の「黒い焔」事件では、リサから要請された共通の師匠に頼まれモンドに来訪。コレイに巣食う魔神の残滓に封印を施した後、共にスメールに戻り彼女をティナリの元へ預けている。
ティナリへ預けてからも容体が気になっているようで、わざわざ変装*14してまで定期的に様子を見に来る優しい一面も。
  • スメールプレビュー動画で背中に雷元素のスメールの神の目*15が確認できたため、レザーに次ぐ男の雷元素の神の目を持つキャラクターになった。
    余談だが、髪と目の色や腕の模様、星座が似ていることから、一部ではレザーの兄弟説が上がっている。
    『凛風奔狼の断牙』にて雌狼に育てられた双子(=ローマ建国神話のロムルスとレムス)について言及があることも、この説に拍車をかけているようだ。
  • 本編に先駆けてチャプターPV「足跡」に登場し、PV中では砂塵の舞う中槍を構えている。
  • 人物紹介では「独特なユーモアセンスが印象的な人物である」と控え目な表現をされているが、ダジャレからブラックジョークまであらゆるギャグを好むが、周りの反応が薄いと自らのその解説を始める癖をもつ。
    参考までに、ティナリの紹介文にある「『朝』から『夜』まで」と「ナツメヤシ」、ティナリのキャラストーリー2の「大マハマトラ」と「大マッハマシン」は、それぞれ中国語原文においては似た発音であり、要するにダジャレになっている。
アルハイゼン
知論派(ハルヴァタット)の学者。教令院では書記官を務める。
古代言語を軽々読みこなす語学力、相手の言動から矛盾を指摘する推理力に加え、錯乱した傭兵組織団長を徒手空拳で制圧する文武両道の人物。
一方、その性格は理屈屋の変人そのもの。知識欲を満たすためなら自らの所属や命すら気に留めない。
また、神秘主義者にして実利主義者であり、下記の魔神任務での協力も「規則」を重視してのことであり、人助けには興味がないと言い放つ程。
こうした「成功者がいれば落ちぶれる者もいる」「需要がなくなった芸術は淘汰される」といった態度から、ルームメイトにして先輩のカーヴェとはしばしば激論を交わしている。

魔神任務では、神の知恵を見返りとして旅人の調査を命じられるが、貴重な報酬を軽々しく提示する態度に怪しんで独自に缶詰知識の調査に動き出す。
調査中偶然旅人と接触し、協力して神の缶詰知識の奪取に成功するが、団長の発狂から教令院が自身を処理しようとしたことを理解し、危険性から旅人には奪取の事実を伏せていた。
セノとの衝突を経て旅人に真相を話した後はグラマパラの捜索と救助に協力した。

  • 正体について
    復活したキングデシェレト本人もしくはその転生体という疑惑がある。
    ストーリームービー「砂中の遺事」にてデシェレトの象徴として描写された物体の配色や形状が、アルハイゼンの瞳に酷似しているのがその最大の理由。
    また、アルハイゼン(Alhaitham)の名は恐らく中世イスラム圏の学者「イブン・アル=ハイサム(Ibn al-Haitham)」に由来するが、こちらも複数の関連性を持つ。
    • アル=ハイサムは「近代光学の父」と呼ばれており、眼球やレンズ、光の屈折などの研究で知られているが、デシェレトの遺跡にも光やレンズを利用した仕掛けが非常に多い。
    • 「ハイサム(Haitham)」はアラビア語圏の名前だが、これには「鷲や鷹の幼鳥」や「赤い砂や砂丘」といった意味を持つ。
      前者については、デシェレトの遺跡に多いグリフォン(鷲とライオンが合わさった姿の幻獣)の彫像と関連性を見て取れる。後者については言うまでもない。
カーヴェ
妙論派出身で、アルカサルライザパレスを建てた天才建築家。金髪の男性。
教令院所属だが人情に篤く、アーカーシャなどの技術発展の陰で仕事を失う職人や衰退する芸術に心を痛め、教令院から出る補助金を惜しげもなく使おうとする。
この姿勢を気に入ったドリーによって自邸の建築を任されたが、ついでに多額の借金も負わされてしまう。結果、現在は後輩であるアルハイゼンの家に居候している。
ポリシーの相違からアルハイゼンとは各所で議論を交わす仲だが、一方で自分の酒代やコーヒー代は平然とアルハイゼンに押し付けている。
レイラ
明論派の女学生。専攻は理論占星学。エルフ耳。
常に深刻な睡眠不足に悩まされている一方で、「寝ている間に論文が書きあがっていた」という奇妙な現象に遭遇したことがある。当人は「天から降ってきた」「星空の祝福」「夢遊」といった理由を類推している。
  • 考察
    彼女の紹介画像には「星空の祝福」を自称する謎の少女がコメントを寄せている。
    上記のエピソードを考慮するに、レイラは「星空の祝福」を裏に持つ二重人格で、睡眠不足なのはレイラの睡眠中に「星空の祝福」が覚醒しており脳が休む暇がないからと思われる。
ファルザン
セノのボイスより。彼から見て先輩にあたるらしい女性。プレイアブル候補?
セノ曰く、かつての失踪からとある危険な研究との関与を疑ったが、実際に会った限りでは、口うるさくも世話焼きな年長者のように人のためを思う善人で、とてもそんなことをするようには思えなかったそうだ。
ホッセイニ
元素や地脈などを研究する素論派(スパンタマッド)のメンバー。自分の研究成果に名を授けるのを目論む学者。
イベント「エネルギー原盤・序論」後に「エネルギー原盤によるエネルギー変換」に関するレポートを提出し、教令院で高く評価された模様。
イベント「古の孤影」時点では素論派の普通の遊学者だが、「ダステア」や「ハーバッド」を目指している。
イベント「エネルギー原盤・後序」では稲妻から璃月へ南十字船隊で移動する際に、誤って海に落ちて病を抱えたらしく、ずっと咳き込んでいた。スメールに戻ったら休暇を取得するそうだ。
ヴィマラ村出身で、姉のアレソと共に教令院に入学した。その後姉は研究生活に嫌気が差して退学し村に戻っており、ホッセイニは村ではいつまでも卒業できない人扱いされている。
旅人に対して研究方向を選ぶなら素論派(スパンタマッド)にするよう強く勧める一方で「スメール六大学派の知論派(サルヴァタット)にはあまり関わらない方がよい」と忠告している。
アイシャ
ホッセイニが先輩と呼ぶ学者。アイテム「アイシャ混沌探知機」に名を残している。
プルシナ
ホッセイニが偉大な先輩と呼ぶ学者。アイテム「プルシナスパイク」に名を残している。
  • 世界任務「孤独な海獣」で登場したアニサ・プルビルニの名字は、500年前の大賢者ビルニの血を引くことに由来する。
    ここから、「プル」は偉人の子孫を示す接頭語で、「プルシナ先輩」はシナという名の賢者の血を引くプルシナ一族の一員と推測できる。
    なお、層岩巨淵にいるヘディーヴのフルネームも「ヘディーヴ・プルシナ」だが、イベント「深泥奇譚」でホッセイニは「ヘディーヴ」と「プルシナ先輩」を別々に言及している。

アビディアの森のレンジャー

ティナリ
大きな獣耳と長く豊富な毛を蓄えた尻尾を持つ神秘的な一族出身の男性。
年は若いながらも、ガンダルヴァー村を拠点とするアビディアの森のレンジャーの長にして植物学に精通している生論派(アムリタ)の学者。かつては教令院のアムリタ学院で学び、卒業後は教師として残ることを期待されていたが、教令院の方針とはそりが合わずに学院の卒業と同時に出奔した。
現在も教令院から戻ってこないかと打診を受けるほど優秀な学者であるが、「レンジャー長の方が性に合っている」、「町は騒がしいから耳に悪い」といった理由で断っている。
なお、教令院と距離を置いている実際の理由としては、知識をある種の権威のように扱う教令院の上層部の傲慢な態度に嫌気が差しているという部分が大きいようだ。
現在は「ティナリ先生」としてアビディアの森のレンジャー全員を束ねつつ、野外で植物やキノコの研究を行っているほか、生論派の研究用植物園であるパルディスディアイでの研究も引き続き行っている。
また、セノから預けられたコレイをレンジャーに引き入れ彼女の師匠もしている。
コレイ
本編開始の一年前にモンドに流れ着いたスメール出身の少女。
幼い頃にスメール特有の不治の病「魔鱗病」に罹り、病の治療という名目でファデュイに拉致され、執行官「博士」の下に送られて凄惨な人体実験の犠牲者となった。この際に魔神の残滓を注入されて黒焔を操る力を得た。
実験が終了すると放逐され、自分に魔神の残滓を注入したファデュイの人物(「伝教士」)を探して各地を放浪したが、後遺症によって全身に包帯を巻いた姿から人々には伝染病を持っていると思われて行く先々で排斥され、共に放浪した仲間も全滅し、人体実験の件と合わせて世への不信と絶望を募らせていった。
モンドを訪れていたファデュイの外交官の馬車を黒焔の力で生み出した蛇で襲撃し、外交官2人を殺害、その他多数の負傷者を出す「黒い焔」事件を起こす。
これはファデュイにとって予想外の出来事だったが、「博士」はこの事件をモンドへの責任追及と「資料(魔神の残滓を体内に入れられて生存したコレイ)」の回収のために利用することを思いつき、部下にコレイを確保するように命じた。
紆余曲折の末に「博士」の思惑はディルックや西風騎士団の面々によって防がれ、コレイは自身の病人のような見た目を気にせず、更に黒焔によって騎士団に危害を加えた事実を明かしてもなお自分を受け入れて助けてくれたアンバーをはじめとしたモンド人の純真さに触れ、明るさをいくらか取り戻した。
リサの依頼を受けスメールから派遣された大マハマトラ・セノによって体内の魔神の残滓を封印され、二度とその力を使わないことを約束すると、アンバーに感謝の手紙を残して医術やそのほかの知らないことを学ぶために彼と共にスメールへと帰った。
その後はセノからティナリを紹介され、ガンダルヴァー村にてアビディアの森のレンジャーの見習いとして働きつつ、ティナリから学問の手ほどきを受けるようになった。
まともな教育を受けておらず読み書きすらできなかったたものの、ティナリの熱心な指導や本人の努力の甲斐もあり、読み書きもレンジャーの仕事も徐々にこなせるようになってきている。
騙されるような形でファデュイに魔神の残滓を注入されたが、結果的に確かに魔鱗病の進行は抑えられていたという。しかし封印によって魔神の力が及ばなくなった影響か、魔鱗病が再度悪化しつつあり、徐々に手足に力が入らなくなってきている。
魔神の力は封印されたとはいえコレイの体内に巣食ったままであり、セノからはもう一度魔神の力を使えば完全に飲み込まれると警告されている。
また、明るく振舞っているものの心の傷も癒え切ってはいない。
  • 「原神」公式漫画内での登場キャラ。
    リリース直前の漫画掲載時から長らく「コナ」という名前であったが、2022年3月頃に「コレイ」に表記が変更されていることが判明した(正確な変更時期は不明)*16

エルマイト旅団

スメールに存在する、大小様々な傭兵団の総称。
あくまで傭兵の総称であり、現在ではエルマイト旅団という統一された傭兵団が存在している訳では無い模様。
そのため、スメールシティで衛兵を勤めている傭兵団や、街中で仕事を探している者もいれば、
ファデュイと結託して悪事を働いたり、あるいは野外で盗賊まがいの稼業に手を染めている傭兵も存在する。
スメール西部の砂漠地帯にルーツを持つが、砂漠の民特有の褐色肌を持たない兵士も多く見られるため、現在のエルマイト旅団を名乗る兵士が全員砂漠出身というわけではないようだ。
スメールシティの衛兵団は「三十人団」と呼ばれ、教令院傘下のレグザー庁を本拠地としている。三十人団所属の兵士はトレードマークの赤色のスカーフの代わりに緑色のものを着用している。
「三十人団」の名は「設立メンバーが30人」という歴史的な経緯によるものであり、もちろん今でも30人しかいないというわけではない。

ディシア
熾鬣(しりょう)の獅子*17」の異名を持つエルマイト旅団の傭兵の女性。炎元素の神の目を持ち、両手剣を得物とする。
傭兵らしく金銭を大事にするが、同時に引き受けた仕事に対する責任も果たし、場合によっては雇い主の命令だけでなく自身の良心に則って行動するなど、誠実な人物である。
ドニアザードのために自身の得物を売却して得た資金を秘密裏に提供するなど、情に深い面も持つ。
フーマイ家に何らかの恩があるらしく、現在は彼らの護衛として契約している。
日々訓練を怠らない武人だが、フェイスパウダーやアクセサリーに造詣が深い乙女な一面も。

アアル村

防砂壁の向こう側、狂ってしまった学者たちが追放される村。

キャンディス
青色の右目と金色の左目というオッドアイを持つ、スメール西部に存在する広大な砂漠内に位置するアアル村のガーディアンの女性。

その他

ドリー・サングマハベイ
小柄で神出鬼没なスメールの旅商人でアルカサルザライパレスの主。
とにもかくにもモラを愛し、モラを稼ぐことに情熱を注いでいる。
数え切れないほどのお宝を保有しており、ティナリ曰く「会計の度に心臓をチクチク刺されるような痛みを味わうハメになる」との事。
仕入先、不思議さ、予測不可能な出現場所、法外な値段といった様々な「一番」を持つ。
大商人として名高い「サングマハベイ様」その人であり、一般にはこちらの名前が有名であるようだ。
初出はアーロイのチュートリアル動画内におけるアリスの肩書「かの有名なサングマハベイ様のサプライヤー」であり、かのアリスを仕入先とするなら「一番」驚く仕入先という謳い文句も納得であろう。
  • サングマハベイはアルファベットでは「Sangemah Bay」と綴る。「サングマハ(Sangemah)」はかなり馴染みの薄い単語だが、
    「sang」と「mah」はペルシャ語でそれぞれ「岩・地域」と「月」を意味し、「sang-e-mah」で「月の岩」もしくは「月の土地」という意味になるようだ。
    また、「bay」はチュルク語で「マスター」を意味する。それぞれ中東圏、中央アジア圏の言語。
    ※出典:【原神杂谈】须弥原型的初步探究 - 哔哩哔哩 - Bilibili
ニィロウ
学術に至上の価値を見出すスメールにおいて舞踊といった芸術に価値を見出している踊り子の少女。
クラクサナリデビの信奉者の一人であり、ドニアザードの友人。
「花神誕祭」において舞を披露することになっていたが賢者によって舞の中止を余儀なくされた。
実は「花神誕祭の輪廻」の夢境の主となっており、旅人の指摘*18から自身が夢の中にいることに気付くと、「花神の舞」を盛大に披露して夢を終わらせた。
ナヒーダ
幼い容姿をした謎の少女。正体は幽閉中の現草神・クラクサナリデビ。
独特な比喩を多用した聡明な喋り方をする一方、幽閉生活が長く現実の交流が少ないからか、人間の習性や人間社会への知識は豊富でも、若干ズレた認識をしている節がある。
2022年の金リンゴ群島内では、自身の夢を操る力に類似した実験内容に興味を持ち、後から来た旅人にもドド通話機に割り込む等して接触している*19
その後、花神誕日の輪廻内で本格的に接触。ループを最初からすべて把握しており、旅人の記憶を瞬時に復活させるなど当初から只者ではない雰囲気を漂わせていた。
ドニアザード
名家フーマイ家の令嬢。スメールシティでは数少ないクラクサナリデビの信奉者。
生まれつき魔鱗病を患っている。魔神任務第三章・第二幕の時点で病状は末期まで進行しており、明るく活動的な性格とは裏腹にいつ限界が訪れてもおかしくない生活を送っている。
彼女の両親は娘の病気の治療のために手を尽くしているが、娘の身を案じるあまり彼女を屋敷内にほとんど軟禁するような状態にしており、そのため友人の一人も持たず屋敷の外の世界を見聞きすることもなく、病の進行を遅らせるためだけに生きているような幼少期を過ごしていた。
ある日、激しい発作を起こして数日間に渡って意識が朦朧とする状態になったが、意識が回復した際にクラクサナリデビの啓示を受け、彼女から屋敷の外に広大な世界があることを教わった。これを機に世界の様々な事象に興味を持つようになり、生きる気力を持つことができるようになった。
そのためクラクサナリデビに大きな恩義を感じており、彼女に関する民間の伝承を編纂したり花神誕祭の開催のために資金援助を行うなど、クラクサナリデビの信仰を広めるために熱心に活動している。
「花神誕祭の輪廻」に巻き込まれた際には、元々大病を患っていることもあってアーカーシャによる夢の搾取に耐え切れず、何十回にもわたる花神誕日の繰り返しの果てに意識が散逸してしまったが、そのためにアーカーシャによる掌握から逃れることができた。
彼女の意識は完全に消失する前にクラクサナリデビによって維持され、その間に旅人らによって「花神誕祭の輪廻」が終了させられたことで一命を取り留めることができた。

フォンテーヌ

魔神

水神
現在の水神。
テイワットPVで「彼女」という代名詞が使われていることから女性の神。
ヌヴィレットには(おそらく彼女が)ヒステリックと言われている。
先代水神
女性。2000年前の魔神戦争勝者。
大陸各所に純水精霊をスパイとして送り込むも、目的はあくまで融和だったとされている。

純水精霊

ローデシア
ボスキャラクター。
先代水神が送り込んだ純水精霊のなかで最も強かったが、代替わり後の現水神には忠誠を誓わず出奔。
現在は軽策荘東の水源に潜んでいる。
エンドラー
ウラニア
清泉町の泉の精霊

人物

リネ&リネット
テイワットPVに登場するキャラクター。2人で1つのキャラクターのような扱いをされている特異なキャラ。
ヌヴィレット
最高審判官。ナヒーダの説明文*20で(おそらく)自国の神をヒステリックなやつと評している。

ナタ

テイワット西部に属する炎神が治める国。

魔神

炎神
現在ナタを治めている神。女性(テイワットPV英語版の三人称より)。
2000年前の魔神戦争終結時の炎神とは別人であることが分かっているが、代替わりの時期がはっきりしておらず、下記のムラタとの関係は複数説がある。
①初代炎神がムラタで現炎神は別人 ②初代炎神は別人で現炎神がムラタ ③炎神の代替わりは複数で、そのうち1000年前の在位者がムラタ
1000年前時点での炎の神(ムラタ?)
公式漫画「原神セレベンツ」におけるウェンティの発言より。女性。
戦の神でもあり、儀式での模擬戦前に自身に勝利を捧ぐ誓いの言葉を紡がせていた。ウェンティ曰く「よくよく考えたらすごいわがままな人」とのこと。
英語版のムラタ人の説明「The Children of Murata, the Lady of Fire」という記述より、本名はムラタであると推測される。

人物

イアンサ
テイワットPVより。性別は不明だが、身長や名前の元ネタと思われる人物より女性(のロリ枠)と思われる。
将来的にプレイアブルキャラクターになると思われる。
イアンサ(Iansan)はラテンアメリカの女神の名前。神話としての源流を同じくするヨルバ神話(アフリカ)においては、火と鉄の化身オグンの妻オヤにあたる。

スネージナヤ

魔神

氷の女皇(氷神)
女性。魔神戦争終結時の氷神とは別人。
500年前の大災害の折、バルバトスと一切の関係を絶つ。
現在は、「神の心」収集に向けてファデュイらを暗躍させている。
ウェンティの語るバルバトスの逸話に「氷神の所持していた杖を悪戯でヒルチャールの棒に入れ替えた」というものがあるが、
これがまだ関係を保っていた頃の氷の女皇との話なのか、先代氷神との話なのかは不明。

ファデュイ(愚人衆)

スネージナヤが擁する組織。
表向きは外交組織を名乗っているが、裏では各国に対して様々な策謀を巡らせてスパイ行為や民間人の拉致、内戦の扇動などの悪事を働いている。
更に、そのような非合法の活動によって相手の弱みに付け込みマッチポンプ的に外交圧力をかけるなど、各国で悩みの種となっている。
さらに証拠隠滅を目的に兵士をそそのかして拉致、人体実験の材料にしようともくろむなど未遂に終わったものの発覚したら外交問題になりかねないことも平気で行っている。
強大な武力を有しており、士官や尉官といった階級があるなど、軍隊と言っても過言ではない規模の軍事力に加えて、邪眼や銃といった特殊な装置を開発・運用する高度な技術も有している。
中でも際立った権力と武力を有する11人の執行官が存在し、彼らが各国における活動を主導している。
女皇が何らかの目的を達成するために設立した組織であり、現状判明している範囲では各国の七神の「神の心」を収集することを主目的としているようだ。
構成員は女皇に忠誠を誓い、彼女のためなら命を投げ出すことすら厭わない者すらいる。

ファトゥス(11人の執行官)

「ファデュイ」の最高幹部。
2.1シナリオ中での人物の発言から、ファトゥスの序列はおおよそ戦闘能力順であるようだ。
公式BBSの公式アカウントの投稿(中国版)から11人分のシンボルマークが明らかになっている*21
Ver2.7の時点ではゲーム中に直接登場した執行官は「淑女」、「公子」、「散兵」、の3人のみであり、その他はゲーム内で僅かな言及があるのみであったりゲーム外の公式漫画やエピソード動画で触れられる程度であった。
しかし、Ver2.8実装の直前である2022年07月11日に突然公開された『テイワット』メインストーリー幕間PV-「冬夜の戯劇」 にて、故人である「淑女」と離脱した「散兵」を除く全ての執行官が登場し、依然として未知の部分が多いものの彼らの容姿や声が明らかとなった。また、ほぼ同時期にタルタリヤのプロフィールに全執行官に言及するボイスが追加された。
動画の説明文には投稿当初は漢字2文字のコードネームしか記載されていなかったが、7月14日頃にカタカナのコードネームが追記された。
4国目であるスメールが実装されたVer3.1現在、新たに「博士」がゲーム中に登場したが、依然として大半の執行官は本編に未登場である。

第1位:「道化(どうけ)」ピエロ
最古参のファトゥス。唯一「執行官」ではなく、「統括官」の肩書きが与えられている。
スカラマシュを任務に向かわせる、ファトゥス任命式では女皇の御前で勲章(邪眼)授与を担う等、ファデュイの中でも女皇に次ぐ地位についている。
「淑女」「散兵」「博士」をスカウトした人物でもある。このため最低でも500歳程度はあると思われる。
  • 名前について
    Ver.1.1実装のタルタリヤストーリー内では「ペドロリーノ」と呼称されていたが、Ver.1.5時点で「『道化』」に直された。
    「冬夜の戯劇」の説明文にも「ピエロ」と記載されていることから、ファトゥスとしての名はピエロに変更されたとみてよいだろう。

    なお「ピエロ」は「ペドロリーノ」がフランス語化した名前。フランスを含む欧米ではあくまで喜劇の人物を指し、日本で使われるような道化師としての意味はない。
    ほとんどの言語で「道化師」は英語の「clown」またはイタリア語の「pagliaccio」に由来する語で呼ばれる。
    ただし、原神英語版での呼び名は「the Clown」ではなく「the Jester」。
    これは「宮廷道化師」という、中世ヨーロッパにて王族や貴族に召し抱えられていた道化師専用にあてられる呼び名。
    彼らを楽しませる一方で、主人の行為に対して皮肉や批判を遠慮せず発言できる特権的な存在でもある。

  • 聖遺物ストーリーについて
    蒼白の炎の冠「嘲笑の面」は彼のファデュイ加入時のストーリーとみられている。
    • 聖遺物ストーリーでは、「賢者」達の阻止に失敗し同胞の破滅を招いたとある。
      「冬夜の戯劇」にて、ダインスレイヴ*22やガイアと同様の目(瞳孔内に四芒星の模様がある)が描写されていることから、元はカーンルイアの要人であり、かの国滅亡後に女皇に仕えたという説が濃厚。
    • さらにイベント「杯の中のバラッド」ストーリームービーで道化によく似た声の人物がガイアに語りかけており、同一人物の場合、恐らくカーンルイア絡みで両者が何らかの関係性を持っていることになる。
第2位:「博士(はかせ)」ドットーレ
ゲーム内ではタルタリヤの伝説任務で言及があるほか、公式漫画「原神セレベンツ」に登場しており、一連のストーリーの黒幕を務める。
モンドに魔竜ウルサを襲撃させた上で自ら討伐して恩を着せるというマッチポンプでモンドに圧力をかけ、モンド人の強制連行などを行っていた。
マッドサイエンティストであり、連行した人間で人体実験を行ったと思しき描写があるほか、ディルックに尋問されそうになった部下を自らの手で殺害しておきながらそのことを忘れ、思い出した後はその部下に魔改造を施して機械兵器化するなど、ファデュイの中でも特に倫理観が破綻している人物である。その他、タルタリヤの伝説任務では璃月において霊矩関に隠し工場を作り、遺跡守衛の研究を行っていたことが言及されている。
漫画版では棘の付いた金属光沢のある機械を両脇に浮かせており、先端についた棘を射出して部下の頭を撃ち抜いている。
「冬夜の戯劇」で登場した際には、髪の色や耳飾りこそ漫画と同様であるものの、仮面の形状が顔全体を斑に隠すものから目元のみを隠すものに変化しており、髪型や年齢も変化しているように見えたほか、「少女」からは「若く見える」という発言があった。
タルタリヤによると、「博士」は年齢別に複数の義体を作って様々な任務を担当させている模様。原神セレベンツで登場した際と「冬夜の戯劇」及び魔神任務第三章で登場した際に容姿が異なるのは、それぞれで異なる義体を使用していたからである可能性がある。
かつては教令院に所属していたことがある。一度は追放されたがあるとき教令院に戻り、賢者たちに「新たな知恵の神を創造する」ことを提言、マハールッカデヴァ―タが去ってからずっと「”全知全能の知恵を持つ”知恵の神」を求めていた教令院を取り込むと、稲妻の「神の心」を用いて「散兵」を新たな神にするために暗躍を開始した。
  • 聖遺物「蒼白の炎」の良医の羽の人物の可能性がある。その人物は、人を「複雑なだけの機械」と見なし、部位を取り外して最適な変更を加えることで、絶大な力を持つ「最適化された人間」を作り出そうとしていたが、外道と蔑まれて教令院から追放された。その後、噂を聞いた「一人目の愚者(恐らく『道化』)」と出会い、研究に必要な物資や時間と引き換えに「最適化された人間」をファデュイのために作ることを了承してファデュイに参加したようだ。
第3位:「少女(しょうじょ)」コロンビーナ
腰まで届く長い黒髪を持ち、目元を格子状のヴェールで覆っている女性。
「冬夜の戯劇」に登場するまで一切の情報がなかった唯一の執行官。ムービー中では一度も目を開くことがなく、発言するシーンもない(本人が映っていない場面で「博士」と会話してはいる)など、事前に露出が無かったことも相まって執行官の中でも特に情報が乏しい。当の会話では「博士」に対して「全盛期の『断片』」と意味深な発言をしているが、詳細は不明。
外見はコードネームに違わず幼げが残る少女といったものだが、タルタリヤによると第3位であり、戦闘狂の彼をして「どうしてかあまり戦う気が起きない」と警戒される人物。
第4位
第5位:「雄鶏(おんどり)」プルチネッラ
初登場はテイワットPV「足跡」で、ファデュイの部下を周りに侍らせながら椅子に座っている、逆光に顔を隠されたミステリアスな人物として描かれていた。
「冬夜の戯劇」にて、長い耳と長い鼻の小柄な男性(エルフ?)という容貌が公開された。
「富者」からは市長(mayor)と呼ばれている。
徴兵団にて正規兵をボコボコにした幼きタルタリヤに興味を持ち、ファデュイ本隊の下っ端に迎え入れるなど、
タルタリヤを見出した存在である一方、紹介ツイートでは彼の危険性を(旅人に?)忠告している。
その他、タルタリヤの家族の面倒を見ているらしいことや、彼に向ける眼差しが「家族をみるもののよう」であることが判明し、タルタリヤからは義理や人情を持ち合わせた人物だとみなされている。
一方で、層岩巨淵の調査隊は価値の低い資産を切り捨てる人物と評されている他、「冬夜の戯劇」における「淑女」の葬儀の場面では「富者」から皮肉を言われている。
PVに登場していることから、プレイアブルキャラになる可能性が高い。
  • 彼のコードネーム「The Rooster」は雄鶏の意味の他、スラングとして「気取った男」「自惚れ屋」といった意味を持つ。
  • コンメディア・デッラルテにおけるプルチネッラは、黒い鷲鼻のマスクで演じられることが多い。「雄鶏」の長い鼻はこれが元ネタと思われる。
  • 以前は「プルチネラ」表記が混在していたが、「冬夜の戯劇」公開後しばらくして現在の「プルチネッラ」表記に統一された。こちらの方がイタリア語の発音に近い。
第6位:「散兵(ざんひょう)」スカラマシュ(国崩)
後ろ側に長い垂衣がついた大きな笠をかぶり、稲妻風の衣装に身を包んだ少年。
元は雷電将軍に作られた原型の人形「国崩」。容姿も性格も雷電影とは異なるが、髪と瞳の色は似ている。
基本的には女皇以外のあらゆる他人を見下しており、他の執行官のことも蔑み*23、部下に高圧的に接するなど性格は非常に悪いが、
その一方で、気遣いをする婆への感謝として心からの笑顔を向けるなどから、本来の心優しい性格が「邪眼」もしくは過去の出来事によってねじ曲がってしまった結果と思われる*24
初登場は期間限定イベントの「帰らぬ熄星」であり、常人が触れると昏倒する隕石に触れても自力で目覚めるなど、ただの人間ではないことは当時から示唆されていた。
魔神任務では二章二幕にて登場。邪眼製造の黒幕として旅人と邂逅し罠に嵌めるも、救助に現れた八重神子との取引で神の心を手にする。
その後は「淑女」が死亡するも葬儀の場に現れず、タルタリヤ曰くファデュイとも連絡を絶ち、長らく行方不明となっていた。
しかし、スメール編にて神の意識と繋がる儀式の際の自身の過去の回想として再度登場。博士とスメールの賢者と共に神にふさわしい体を作り上げ、クラクサナリデビに代わって新たな神になると画策していると推測されている。
「神の心」を奪取しても女皇に献上していないことからファトゥスの中では「裏切り者」の扱いを受けている模様。
  • しかし、スメールにおいて博士と共に活動していることもあり神になり替わる計画はファデュイ全体の計画なのかそれとも博士と散兵の個人的な計画なのかは不明。
  • 英語版のコードネームは「The Balladeer」。「balladeer」には口承の抒情的な物語詩「バラッド」の語り部、もしくは、ポピュラー音楽である「バラード」の歌手という意味があり、ここでの意味は恐らく前者。
    ちなみに、バラッドの題材には戦記やロマンスなどの歴史物語が選ばれることが多いが、「破局(=バッドエンド)に至る」ものがほとんどとされている。
  • ファトゥス共通装備である仮面だが、彼の場合は笠の中央にあるお面風の装飾としてデザインされている。造形は茶色い隈取をした歌舞伎役者といったところ。
    ちなみに、隈取の色は役柄の性格を表しており、茶色いそれは鬼や妖怪、精霊などの人間ではない存在に使用される。
  • スメール編において過去が明確に映像化されたことも相まってプレイアブルキャラになるのでは?という考察も生まれている。
第7位
第8位:「淑女(しゅくじょ)」シニョーラ(ロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ)
豪奢な衣装に身を包んだ妖艶な女性。
モンドでは、風魔龍の一件を終わらせた旅人とウェンティを部下と共に襲撃してウェンティの神の心を強奪し、璃月では岩神の計画に協力して彼と氷神との間で交わされた「契約」の仲介を果たし、対価として神の心を譲り受けるなど、現状では複数の神の心を入手することに成功している唯一の執行官である。
稲妻でも暗躍し、雷電将軍が政治判断を三奉行からの報告にのみ頼っていること、彼女が長期的な「永遠」を重視して現在の稲妻を注視していなかったこと、幕府の官僚らが自分たちと将軍の力量を過信していたことなどに付け込んで、三奉行のうち勘定奉行と天領奉行の当主をファデュイに内通させ、内戦の勃発と長期化の扇動、邪眼の製造と流通などを実行し、それが将軍の耳に入らないように仕向け、稲妻の情勢を陰から操っていた。
稲妻城の天守で将軍と面会しているところを旅人に押し入られ、当初は自身が正式なスネージナヤの外交官であることと当時の旅人が稲妻内で指名手配されていたことを笠に着て旅人を相手にせず、これまでの所業を御前で明かされても意に介さなかったが、旅人が「御前試合」を申し込み、それを将軍が承認したことで旅人と戦闘で雌雄を決することになる。
最初は余裕綽々で戦闘に挑むも、モンドで一方的に蹂躙された時から大きく力を付けた旅人を前に、執行官の権能を捨ててかつて封印した「真の力」を忌まわしい記憶と共に開放し、熾炎を操る「焚尽の灼炎魔女」となる。
だが、旅人との激戦の末に敗北し、威厳をかなぐり捨てた命乞いも空しく「御前試合」の規定により敗者として将軍に裁かれ、ストーリー中で描かれる中では初となる執行官の死者となった。
後に、出奔したスカラマシュを除く執行官が一堂に会し、彼女の死を弔う葬儀が行われた。
各種の描写や関連アイテムのテキストより、500年前のモンドで活動していた「炎の魔女」であると考えられる。
彼女がモンドと稲妻での最初の戦闘で見せた氷元素の力は邪眼によるものであり、更なる力を手に入れるためではなく自身すら焼いてしまう炎の力を抑え込むために使用していた。
  • モンドでウェンティに対して「口先ばかり」とつぶやいたり(煽られたとはいえ)2度も暴行を加えるなど、彼に対しては特に当たりが強いように見えるが、これに関しては500年前の災厄がモンドを襲った時、風神が駆けつけるのが遅かったために彼女の恋人を含む多数のモンド人が犠牲になったことを恨んでいるからではないか、という考察がある。
  • イタリア語の「シニョーラ(Signora)」は、勿論コンメディア・デッラルテの役名や「淑女」の意味もあるのだが、通常は英語のMsやMrsにあたる女性への敬称である*25
第9位:「富者(ふしゃ)」パンタローネ
スネージナヤの経済を担当し、発展させた人物。「冬夜の戯劇」では、眼鏡をかけた細目の男性。
モンドのゲーテホテルを貸し切った人物としても名前が挙がっている(英語版)。
執行官で最も裕福な人物とされ、その「富」はモラに限られず、財に対する特別な理解を持っているという。
夜蘭と争ったことがあり、彼女の持っていた小型法器である腕輪を奪った(テキストには失くしたとしか書かれていないため奪ったのか破壊したのか単に夜蘭が紛失したのかは不明)。彼女に貿易ルートに侵入されただけでなく女皇に献上する予定だった高級毛皮を腕輪の代償として強奪された。その後毛皮は彼女の上着に加工された。
  • 聖遺物「蒼白の炎」の「停頓の時」の物語で語られている人物とみられている。物語中では、金銭への病的な執着は彼がかつて貧しかったことに、もしくは「神の支持を得られなかった」ことに由来する可能性があるとされている。
    「神の支持を得られなかった」というのは神の目を与えられなかったことを指しているのかもしれない。
第10位
第11位:「公子(こうし)」タルタリヤ(アヤックス)
ファデュイ成立以来最も若い執行官。一見すると人のよさそうな長身の青年だが、その内には限りない征服欲と闘争心が秘められている。
優れた武術に加えて水元素の神の目と雷元素の邪眼、そして「魔王武装」を持つ有数の武人。
本名はアヤックス。14歳の時に平凡な毎日から逃げようと短剣とパンを持って家出をしたが、雪深い森で遭難して肉食の野生動物から逃げるうちに暗闇の国に迷い込んだ。そこで出会った剣客(恐らくスカーク)に深淵を行き来する方法を学び、更に闘争の力に目覚める。魔王武装はこの剣客から授かった武芸である。彼は深淵で3か月を過ごした後に元の世界に戻ったが、そこでは3日しか経っていなかった。
その後は戦闘欲から多くの諍いを起こし、手を焼いた父親に矯正のためにファデュイに放り込まれるがファデュイの兵を返り討ちにしてしまう。そのことが執行官「雄鶏」の目に留まり、彼によって正式にファデュイに参加させられて女皇のために戦うことを命じられる。
多くの功績を挙げてついに執行官の立場を手に入れるが、その時に女皇に謁見し、彼女が彼に戦いの場と理由を与えたことと、女皇の冷酷で純粋で傲慢で鋭い眼差しを受けたことから、彼女に唯一無二の忠誠を誓う。策謀を張り巡らすよりも武力を直接行使することを好み、強者に挑むことに至上の喜びを見出す戦闘狂であるが、同時に死は避けるべきだという考えも持ち、世界征服という壮大な夢を追い求めている。
強くなるためなら手段を選ばず、邪眼を使うこともアビスの罪人から学ぶことも厭わないというスタンスである。
両親は健在であり、多くの兄弟姉妹を持っている。彼らのことは大切に思っており、ファデュイに関しては国の闇の部分だとしてあまり家族を関わらせないようにしている。
  • 順位不明(4位・7位・10位のいずれか)
    • 隊長(たいちょう)」カピターノ
      ゲーム中では世界任務「冬からの物語」内のヴィクトルとの会話で言及されており、ヴィクトルは本当は彼の下で働きたいらしい。
      「冬夜の戯劇」で登場した際には顔全体を仮面で隠していた。性別も判明していないが「俺たち」と発言している点から恐らく男性と思われる。
      タルタリヤによると戦場での戦いぶりは勇猛なもので、自身より(11位)より遥かに席次が上とのこと。2位か4位に相当する実力者と予想される。
    • 傀儡(かいらい)」サンドローネ
      初の言及はタルタリヤエピソード 「禁忌滅却」の概要欄より。
      デットエージェント・ジャバートが新兵の頃に訓話を施したらしい。
      ストーリーPV「冬夜の戯劇」では、女性であること、カーンルイアの自律装置のような構造を持つ巨体の部下?を従えていることが判明した。
      ただし、「傀儡」(操り人形)という名を考慮すれば、巨体の方が本体であり、女性の体(人形?)に代弁させている可能性は否定できない。
      あるいは両者とも何者かの傀儡に過ぎないのかもしれない。
      「冬夜の戯劇」では他の執行官たちの言い合いを見て嘲笑する様子が描かれた。
      タルタリヤによると研究に没頭している人物である模様。
      数回しか会ったことが無いにもかかわらず、彼に対していつも殺意を込めた目線を向けているらしい。
    • 召使(めしつかい)」アルレッキーノ
      黒髪交じりの白髪に赤色のバツ印のような模様の目を持つ、中性的な容姿の女性*26。世界任務「特別なおみくじ」で初言及、その後「冬夜の戯劇」でビジュアルが判明した。
      自身の設立した孤児院出身者に、男性には「シュナイツェビッチ」、女性には「シュナイツェフナ」という姓を与えてファデュイとして部下に持っている。
      タルタリヤから見てもその目には狂気しかなく、裏切ることで利益を得られるなら女皇にも躊躇なく刃を向けるだろうとのこと。
      「アルレッキーノ」は日本では英語の「ハーレクイン」の方がなじみ深いだろう。道化師の代名詞として知られる役である。
  • 小ネタ
    • ラテン語の文法に則ると Fatuus の複数形が Fatui である。意味は「愚か(な人)」。日本語版原神ではFatuusはファトゥスと表記され、Fatuiはファトゥイではなくファデュイと表記されている。
    • 執行官のコードネームは、16世紀頃にイタリアで誕生した仮面を使用する即興演劇「コンメディア・デッラルテ(Commedia dell'arte)」が元ネタだと思われる。

「壁炉の家」出身者

「召使」が設置した孤児院「壁炉の家」で育ち、その中から選抜され訓練を受け、各地に潜伏して任務を行う特別部隊。
共通して、「スネージナヤの息子 or 娘」あるいは「雪の息子 or 娘」を意味する姓を持つ。
男性はシュナイツェビッチ(Snezhevich)、女性はシュナイツェフナ(Snezhevna)*27が与えられている。

リュドヒカ・シュナイツェフナ
稲妻人の血を引き、稲妻で活動する雷蛍術師。執行官「召使」の配下であり、「先生」ことエフィ・シュナイツェビッチの指示で動いている。
元は孤児で、「召使」が設立した孤児院で育ちファデュイの構成員になる。
終末番へ潜入するため、鳴神大社の巫女「玄冬林檎」として活動していた終末番の百代に成り代わり、他の終末番メンバーと接触を試みていた。
身分を偽装するための巫女や八重堂の校正担当としての生活に楽しさを見出して、本物の巫女として人々のために働くことに憧れたり、自分と同様の孤児を多数生み出す可能性がある「先生」の計画を実行することに躊躇うなど、根っからの悪人とはいえない部分を持つ。
稲妻潜入中の一般人のような生活とそこで触れ合った人々、それを破壊しかねないファデュイとしての任務との間で板挟みとなり、旅人に正体がばれた際には旅人の手にかかって死ぬことを受け入れるほどに追い詰められていた。
紆余曲折の末に旅人とパイモン、2人の頼みに応じた百代の助けによってファデュイから離脱、一度は罪悪感から稲妻を去ろうとするも、これまで交流してきた稲妻の人々に説得され、改めて「玄冬林檎」として正式に鳴神大社の巫女となった。
エフィ・シュナイツェビッチ
「召使」の部下。かなりの老齢であり、他のシュナイツェビッチ、シュナイツェフナから「先生」と呼ばれている。
トロフィン・シュナイツェビッチ
スメールのヴィマラ村にて「アルフォンソ」と名乗っていた村人。ラナから非常に信頼されるほど村に溶け込んでいた。元々はフォンテーヌの技師見習いだったが、雰囲気が気に入って移住したという設定。旅人とパイモンが名乗っていないのに名前を知っていたため怪しまれる。
正体はファデュイの構成員であり、姓から分かるように執行官「召使」の孤児院出身。
任務「森林書」の発端となる村の子供の誘拐を仕向けた張本人であり、執行官「博士」による指示で「夢」と「死域」を兵器化する研究のために送り込まれ、幼少期にしか見えないアランナラを子供を利用して捕獲しようとしていた。
ファデュイの一員として組織に忠誠を誓い、上からの命令に従い悪事を働いていた一方で、ヴィマラ村とそこの住人に対する愛着も持っており、
旅人に正体を見破られた際には、村の子供たちが事件に巻き込まれた際の記憶がないことに安堵したことや、名実ともにヴィマラ村の「アルフォンソ」でありたかったことなどを語った。
旅人は「森林書」の一連の任務を片付けた後、「悪者」を見つけるために村を訪れて彼を指摘することになる。彼を見逃すか、戦闘で決着をつけるかは旅人次第。
生かす選択をした場合は村には戻らず姿を消し、失われた苗畑の七天神像付近に彼のものとおぼしき紙切れが落ちていることを確認できる。

その他のファデュイ関係者

ファデュイ・ジャバート
デットエージェント。
「出自は問わない」にネームドエネミーとして登場した他、タルタリヤのエピソード動画にも出演。しかも結構目立っている。
新兵になったばかりの頃「傀儡」の訓話を受けたらしい。
ヴラド&ナディヤ
璃月港でファデュイが運営する「北国銀行」の守衛を務める人物。ヴラドが昼間を、ナディヤが夜間を担当。
非番になる度故郷恋しさに埠頭に足を運び、いつ来るとも分からない迎えの船を待ち続ける二人であったが、当初は互いに面識がなかった。
ある時、ナディヤが兄に宛てて書いた手紙を銀行前で落とし、それを拾ったヴラドが自分宛の手紙だと勘違いして返事を書いたことで文通が始まった。
その後徐々に親密になっていき、2021年の海灯祭で初めて対面する。
月逐い祭でも共に月見を楽しんでいた。料亭の予約を取り損ねたヴラドは落ち込んでいたが、ナディアは一切気にしていなかった様子。
2022年の海灯祭では、ワールド内では平時のように昼夜で別々に行動していたが、クライマックスのムービー内では待ち合わせをして合流するシーンが見られた。
順調に仲を縮めているようだ。爆発しろ。
「伝教士」
公式漫画「原神セレベンツ」に登場した人物。
「博士」の部下であり、頭に巻いたターバンや褐色の肌など中東風の見た目を持つほか、爬虫類のような瞳孔と尖った耳という人間らしからぬ容貌も併せ持つ。
幼いコレイに魔人の残滓を注入する実験を主導した人物。「黒焔事件」では調査のためにモンドに来訪し、魔神の残滓を封印された直後のコレイを襲撃、コレイの負の感情を想起させてファデュイ以外に彼女の居場所は無いと嘯き、ファデュイの下に連れ戻そうとしたが、世界には絶望しかないわけではないことをモンドで知ったコレイには拒絶された上にその場にいたアンバーの応戦を受けて失敗。
実は彼もまた魔神の力を行使することが可能であり、その力を開放して異形の怪物と化してコレイとアンバーを抹殺しようとしたが、駆けつけたディルックの助太刀を受けたアンバーに敗れ、人の姿に戻って意識を失った。
その後は重傷を負った状態で「博士」の下に連れ戻され、大口を叩いておきながら任務に失敗したことで彼の不興を買い、(ごみ)呼ばわりされた上に処分を命じられて何処かへと連れていかれた。

地下情報網

北大陸に存在する謎の組織。Ver.2.8現在はディルックのキャラストーリーでのみ登場。ファデュイへの抵抗組織とみられるため便宜上ここに記載。

観察者
ファトゥスの報復を受け瀕死の重傷を負ったディルックを助けた人物。性別は不明。
ディルック
上述の観察者に助けられた後に加入。かなり高い役職まで昇進している。
現在の在籍状況は不明だが、モンド帰還後の「闇夜の英雄」としての活動は、この情報網と協力してのものだと思われる。

その他の人物

テウセル、アントン、トーニャ
タルタリヤの弟妹。
他にも兄、姉がいることが判明している。
  • 「トーニャ」は「アントニーナ」の愛称。
  • 層岩巨淵主鉱区南WPから南西方向に『アントン<「第九中隊」臨時隊長>』という名前のNPCがいるが、ありふれた名前のためおそらく無関係であろう。

七国以外の国々

カーンルイア

500年前に世界を侵攻し、神に滅ぼされたとされる国。

  • Topic1:錬金術
    錬金術が発達し、非常に高度な技術を持つ錬金術師を輩出したが、禁忌に触れ世界に災厄をもたらした。
  • Topic2:侵略国家
    高い技術を持つものの、その国是とは『土地とは農具で耕すものではなく鉄と血で簒奪するもの』という血生臭く危険なものだった。
  • Topic3:耕運機(遺跡守衛)
    現在は「遺跡守衛」と呼ばれているエネミーだが、学者たちによると古代文明と遺跡守衛は同源ではない。世界各地にある古代遺跡は、遺跡守衛よりも数千年は昔の古代文明(○祭りの冠の時代?)のものだという。実は「遺跡守衛」は500年前、カーンルイアで運用されていた殺人兵器。カーンルイアでは人を作物のように刈り取ることから『耕運機』というコードネームが使用されていた(ただし、製造されたのはカーンルイアなのかは未確定)。カーンルイア滅亡後も、その殺人兵器たちが世界各地を徘徊している。
  • Topic 4: 地下王国
    カーンルイアはテイワット七国のいずれにも属さず、地下にあったという。
  • Topic 5: 漆黒の災厄
    カーンルイア侵攻とほぼ同時期に錬金術師「黄金」が生み出した異形の魔物がテイワット中を跋扈するようになる。
    これらがカーンルイアの錬金技術に基づくものであるのは確実だが、侵攻との関連性は不明。「巨大な遺跡守衛に乗って魔獣に立ち向かった」という伝説もあるため、侵攻の尖兵というよりは偶然の事故にという可能性が高いか。
    いずれにせよ七国はカーンルイアの滅亡後もしばらく災厄への対応を余儀なくされることとなり、魔神を含む多くの犠牲者を出した。

セレスティア (神の住む島)

空に浮かぶ神が住む島。漫画版「セレベンツ」では登場しゲームにも存在するが、メインストーリーでは未だ名前すら触れられておらず、カーンルイア以上に謎が多い。

  • Topic1:『原神』が死後行きつく場所
    ムラタ人の言い伝えによると、この世界の『神の目』を持つ英雄『原神』は、死後選定の末、空にある島に行く。その後神となって、世界を守護する責務を担うという。
  • Topic2:古代文明との関係
    フィンドニールや鶴観などの古代遺跡では、この『空島』を祭った壁画が残されている。また、遺跡には3つの重なり合った楕円で構成される「トリケトラ」に似たモチーフも見られる。
  • Topic3:モンドとの関係
    モンド城の巨大なバルバトス像の足元には「THE GATEWAY OF CELESTIA(セレスティアへの扉)」という言葉が刻まれているなど、モンドと浅からぬ関係があると考えられる。

白夜国(常世国)

現在「淵下宮」と呼ばれている、海祇島の地底深くにある底無しの大空間「海淵」にかつて存在していた国家。「常世国(とこよこく)」は大日神輿(ヘリオス)建造前の国名。
伝承では元から地底に暮らしていたわけではなく、地上で暮らしていたところに神々の争いが発生し、その中での大地の崩落に飲み込まれた結果、地底での生存を余儀なくされたとされる。
魔神戦争時代において魔神オロバシが敗走の末にこの国にたどり着き、オロバシの導きによって全国民が地上の海祇島に移住、国家としては消滅した。
現代では完全に無人となっており、魔物やアビス教団、自立装置が闊歩する廃墟となっているが、淵下宮が持つ常世の法則に由来する特殊な地脈異常によって過去の人物が持っていた強い感情が選ばれ、残影として存在している。
彼らは「罪影」もしくは「常世の霊」と呼ばれ、会話が可能なほど明白な人格を保っているが、彼らの時間は誕生した数千年前から一切進んでおらず、会話が成立しても自分たちが過去の残影であることには気づかない。
残影は常夜のときのみ出現する。また、「罪を知る者に罪はなし」*28という法則があり、自身が残影であることを知ると消失してしまう。

白夜国の住民はギリシャ語またはラテン語と思われる名前と、稲妻風の名前の二つを持っており、その他の用語もギリシャ語由来のものが多い。
前者は特に、古代ギリシアや古代ローマの神話や歴史から、共通点の多い神や偉人の名が宛がわれていることが多い。
例えば、抵抗運動の指導者である須婆達の彦ことスパルタクスは、古代ローマにて奴隷による反乱戦争を主導した実在人物での名でもある。
稲妻風の名前はオロバシよりも前の時代に死亡したと思われる人間も名乗っているが、名乗り始めた理由や具体的な時期は不明。
絵真らの証言から鳴神島やカーンルイアの人間が訪れていたことが分かっており、テイワットとは一定の交流があったと考えられる。
墓標や石碑にはテイワットの文字と独自文字がロゼッタストーンのように併記されており、罪影とも会話可能なことからテイワット共通語も普通に用いられていたようである。

海祇島移住後は稲妻文化との同化が進み、石造建築や言語などの独自の文化は失われている。

崩落前(国家成立前・統一文明時代)

パネース(原初のあの方)
『日月前事』の伝承において、白夜国の民の先祖が海淵に落ちる前の統一文明時代に信仰していたとされる創造神。
旧世界の主である七名の王と戦い、勝利して従属させ、その後に人間を含むありとあらゆるものを創造した。
パネースの庇護のもと人類は豊かな生活を送っていたが、ある時に天上から「第二の王座」が現れて争いが勃発。その争いの中で大地が崩落し、人類は海淵へと落ちることになった。
七名の大王(旧世界の主である七名の恐怖の王)

崩落後~常世国時代

イスタロト(常世大神・カイロス・時間の執政・不変の世界の統領と執政)
地下に落とされた民を唯一見捨てなかった女神。
日月前事によると、時、終わりのない瞬間、千の風と日月の秤、すべての欣喜の瞬間、すべての憤怒の瞬間、すべての渇望の瞬間、すべての恍惚の時、そしてあらゆる錯乱の瞬間であったとされている。
ゴエティアの29番「アスタロト」に酷似した名前や、「時間の執政」という異名からは魔神としての要素も感じられるが、詳細は不明。
アビサルヴィシャップ
個体名ではなく生物種名。深海に生息していた原初の元素生物であり、海祇島の伝承に残る「アビサルドラゴエア」はこの生物を指している。
適応力や進化の早さに長けており、原種は水元素であったが白夜国の民との闘いの中で別の元素に進化した個体が確認されている。
暗所が得意で強い光が苦手という習性があり、常世国時代までは人間に対し猛威を振るっていたが、ヘリオスの光によって人間を襲いづらくなる。
さらに後に訪れたオロバシによって徹底的に討伐が行われた結果、一気に数を減らし、一部の個体は捕らえられ研究対象とされるなど、従来ほどの脅威とは見なされなくなっていた。
アブラクサス(阿倍良久(アベラク)
常世国末期から白夜国黎明期に活動した、神を除けば白夜国最大の偉人と呼べる人物。後の世に「賢者」と称されている。
輝く物質「ハイペリオン」を発見し、それを掲げ管理する施設「ヘリオス」(後の大日神輿)を設計、建造を主導した。
ヘリオスの放つ強い光はアビサルヴィシャップを遠ざけ、これにより人間の生存圏確保、白夜国の成立と発展に大きく寄与した。
しかし、白夜国は成立直後から傀儡の王(太陽の子)を立てるなど早期のうちに腐敗の兆しを見せ始め、それに抗うべく太陽の子を諫めていたが疎まれるようになり、王位簒奪の嫌疑をかけられてヘリオス上部への監禁刑に処され、そのまま命を落とした。
現代に存在する残影は、誕生した時期が早いからなのか、自分の死後の出来事などについてもある程度情報を把握している。

白夜国時代

オロバシ(海祇大御神)
オロバシの眷属
  • 海祇の御使い
    オロバシが自らの権能で生み出した第一の眷属。
    白夜国人に力を貸してアビサルヴィシャップを討伐したとされる。
    半人半蛇の姿を持つが、後には爬虫類のような瞳孔を除いて人と同じ姿になったという。
    オロバシが海祇島を形成して力を使い果たしたことで、それ以降新たに誕生することはなくなった。
    最後の御使いはヴィシャップと人間のどちらとも交流することができ、両者の橋渡しとなることが期待されていたが、幼い頃にヴィシャップに襲われて行方不明になったという。
  • 珊瑚王蟲
    オロバシの第二の眷属。
    自身の周囲の荒れ狂う元素力を吸収して次世代を生み出し、その次世代が飛行能力を持つ「珊瑚蝶」に変態して次の繁殖地を求めて飛び回るという生態を持つ。この過程で吸収した元素を安定した元素に転換することができる。
    旧秩序の下では破壊者であり、暗い海底でかりそめの生を全うするだけの存在だったとされるが、元素転換能力に目を付けたオロバシの眷属となり、アビサルヴィシャップの元素力を抑え込む役割を担うようになった。
太陽の子(パエトーン)
白夜国における制度上の王。毎回国民の中の子供から選出されるが、当然ながら子供にまともな統治ができるはずもなく、初めから貴族層の傀儡とするために作られた地位であった。
成長に伴って傀儡の立場を自覚し、反抗されることを防ぐため、一定の年齢になると誕生の祭礼と称して大日神輿の内部に送られて焼き殺される運命にあった。
ちなみにパエトーンはギリシア神話に登場する太陽神アポロンの息子であり、原神おける太陽の子たちの名前はいずれもアポロンの子に由来すると思われる。
  • 離可琉(リコル)(リコルス?)
    阿倍良久を崇拝していたが、周囲の大人から彼が王位を狙っているとそそのかされ、監禁刑に処した。阿倍良久を超えるため大日神輿より高い建物を建てることを目論み、そのミニチュアを建造するなどしていた。
  • 栖令比御(スレピオ)(アスクレピオス)
    幼少期から重病に苦しめられたため、成長とともに病状が改善されてからは医師となるべく医術を学んでいたが、大成の日を見ることはなかった。
  • 里栖太御須(リスタイオス)(アリスタイオス?)
    粘土で彫像を作ることが趣味で、周囲にいる女官の像を作っていた。腕は非常によく、生きているかのような見栄えだったという。
  • 依栖目那須(イスメナス)(イスメニオス?)
    地図作りが趣味で暇を見つけては小舟で出かけ、白夜国の地図を作っていた。
  • 御琉部栖(オルペウス)(オルフェウス?)
    音楽家としての才があり、特に歌唱が得意であった。久利由売とは特に親しい関係を築いていた一人であり、彼女の歌を聴きたいとしてそれまで自分自身が歌うことをやめるなどしていたが、結局歌を聴く機会が訪れないまま命を落とした。
  • 伊恩(イオン)(イオーン?)
    占いや呪符が得意で、高い確率で人の未来を当てられたが、良くない未来の場合に相手を傷つけまいと嘘を言うなどしていたため、周囲からはその力に気付かれていなかった。
  • 比螺夢門(ピラムモン)(ピラムモーン?)
    海淵の外にも世界が存在していることを信じていたが、周囲からはまともに応じてもらえていなかった。
久利由売(クリュメ)(クリュメネ?)
太陽の子の日常の世話を担当していた女官。
職務上の義務として結婚せず自分では子を生さなかったため、一部の太陽の子とは家族にも似た精神的なつながりを持っていた。
しかし結局伝統に逆らうことができず、太陽の子の願いにも応えられないままただ見殺しにし続けていたことに深い悔恨を抱いていた。
須婆達(スパダ)の彦(スパルタクス)
腐敗した貴族層に対する抵抗運動の指導者。捕縛され、蛇心の地で監禁され凄惨な拷問の末に命を落とした。
弟子たちに希望を託していたが、彼亡き後の抵抗軍は主力がほぼ全滅。
生き残った者たちは再起を志したが、資金繰りに困って商売を始め、軌道に乗って豊かになった末に抵抗の意志が薄れる者が出始める。そしてごく一部の者を残して脱退者が続出し、討伐すらされないままに瓦解した。
伊達(ダテ)(ダイダロス)
建築士であり、自称「迷宮の芸術家」。父親のエウリダテスとは価値観が合わず、よく殴られていた。「白夜国で歴史上二番目に優秀な建築士」を自負しており(一番は阿倍良久)、迷宮の建築はヘリオスと同様に人々を幸せにすることを目標としたものだった。
安貞(アンテイ)(アンティゴノス)
禁書『日月前事』を図書館から盗んだ疑いを掛けられ、仲間とともに投獄されていた元地走(じばしり)官。カーンルイアの使節団が真犯人であることを突き止めて脱獄、使節団を襲撃して『日月前事』が奪われることを阻止したが、肝心の『日月前事』は機能停止した耕運機(遺跡守衛)の下敷きとなって回収不能になり、自身も戦闘の負傷が原因で間もなく死亡した。
絵真(エマ)
白夜国図書館の末代司書。白夜国最後の日までに5冊の本が返却されなかったために残影を残すこととなった。料理に興味があり、海祇島移住後は料理人になる夢を持っていた。
珊瑚宮
海祇大御神(オロバシ)に仕える巫女の長。珊瑚宮心海の祖先と思われる。
どのような人物がどのような過程を経てこの地位に納まったのか、現状(Ver2.4)では全く情報がない。
烏帽子(エボシ)(エレボス)
海祇大御神(オロバシ)に仕える巫女の一人で、珊瑚宮の補佐官。現代における海祇島の巫女、露子の祖先にあたる。
巫女の長であった珊瑚宮が大御神の意を受けて世界の真相に関する情報を完全に秘匿しようとすることに反対し、派閥を形成して珊瑚宮派と議論を行っていた。
最終的に大御神自身のとりなしにより、血枝珊瑚採取の試練を達成した勇者に対し追加で試練を与え、達成した場合に、勇者のみに真相を教えるという仕組みを作らせることに成功。その案内役・情報伝達役として意図的に自分の残影を残した。
宮地
アビサルヴィシャップの品種改良などの実験を行っていた研究員。
海祇島に移る直前に、研究所内の改良が施されたヴィシャップたちを解き放とうとしていた。
実験では、ヴィシャップの環境変化耐性や知能の調査、海祇の血の移植などが行われていたようだ。
亜琉(アル)(アルゴス)
他の残影とは異なり儀式によって誕生した、海祇大御神の血珊瑚枝を取りに来る勇者を迎え、試練を与えるという役割を担う残影。

所属不明・複数地域で活躍する人物

旅人とその関係者

旅人(主人公)
異世界よりやってきた双子の片割れ。神の目を持っていないにもかかわらず、自在に元素力を扱うことができる。
テイワットに到着してすぐに眠りにつき、双子のもう一人に起こされて一度目覚める。
カーンルイア戦争での荒廃を目にし、二人でテイワットから去ろうとしたところ、「天理の調停者」なる謎の神の襲撃を受ける。
双子の選択しなかった方が連れ去られ、自身も眠りにつきほとんどの力を封印されたうえで眠りにつく。その後モンドの星拾いの崖付近の浜で目覚めた際には500年近く経過していた*29
しばらくしてパイモンを釣り上げ、双子のもう一人を探すべく旅に出るところから本編が始まる。

デフォルトネームとして兄は「空」、妹は「蛍」という名前が設定されており、主人公を選択した直後に選ばなかった方をこれらの名で呼ぶのが確認できる。
本編中は基本的にはプレイヤーが設定した名前、または「旅人」と呼ばれるが、魔神任務中で双子のもう一人に再会した際には、設定した名にかかわらず、上記のデフォルトネームで呼ばれるシーンがある。

プレイヤーの分身たる主人公ながら、素性が一切明かされておらず最も謎が多いプレイアブルキャラクターでもある。上記のカーンルイア周りの過去も物語をかなり進めた段階でパイモン(とプレイヤー)に明かすなど、プレイヤー視点との情報量に大きな差があり、いわゆる「信頼できない語り手」ともとらえられる。

ゲーム本編中は発言は基本的にプレイヤーが選択肢で指定していくスタイルで、戦闘以外のボイスは基本的に無いが、プロフィール欄ではパイモンとの会話が聞けるほか、ストーリー中も稀にボイス付きで発言することがある。

パイモン
非常食 最高の仲間。目覚めてまもない主人公が釣り上げた謎の生物。
「テイワット一のガイド」を自称し、助けてもらった恩から案内役として主人公と旅を共にする。
飛翔(浮遊?)するのに使っているのは「幻想の翼」という魔法(主人公談)。
常に飛んでいるが、一定以上の速度で飛び続けると疲れるらしい。
飛べるのになぜ溺れていたのか、それまで何をしていたのかなど過去や正体に関しては謎が多い。
基本的にほとんど発話しない主人公に代わって物語をリードする狂言回し的役割。
非プレイアブルの旅人(「王子」・「姫」)
異世界よりやってきた双子のうち、主人公として選択しなかった方。
テイワットに到着して主人公と共に眠りにつくが、主人公よりも早く目覚める。
その後カーンルイアの滅亡を目にし、主人公をを起こしてテイワットを去ろうとするも、謎の神の襲撃を受け離れ離れになる。
その後何らかの経緯を経て、アビス教団に迎えられ、共にカーンルイア復興を目論むようになる。
アビス教団では「姫様(主人公に兄を選んだ場合)」「王子様(主人公に妹を選んだ場合)」と慕われており、かなり高い地位についていることが推測される。

かつてダインスレイヴと全テイワットを旅しており、「旅の終着点」にたどり着いた結果世界の真相を知り現在に至る。この旅が謎の神遭遇前か後か、あるいはカーンルイア滅亡前か後なのかははっきりしない。また全テイワットを旅したにもかかわらず、七神の誰からも話に登場しないなどの不可解な点もある。
本編中、アビス教団の痕跡を追うダインスレイヴと主人公の前に現れ再会を果たすも、アビスとして天理と戦う旨を明かしたのち、「旅の終点で世界の淀みを見届けろ」と突き放す。

アランナラの語る「金髪のナラヴァルナ」である可能性が高い*30。この「ナラヴァルナ」は死域の蔓延から森やアランナラたちを守るために尽力し、アランナラの絶大な信頼を得た。

ダインスレイヴ
璃月での戦いを終えた旅人がエンジェルズシェアで出会った謎の人物。右目の周りから顔の右側1/4ほどを仮面のようなもので覆った、金髪碧眼の長身男性。七神の治める世を冷め切った目線で眺める。「枝を拾う者」という謎の肩書きが入っているが、これの意味するところは明かされていない。
元はカーンルイア最後の宮廷親衛隊「末光の剣」であり、カーンルイア滅亡の際に不死の呪いを与えられたことにより現代まで生きながらえている。
元カーンルイア人ということでアビス教団とも浅からぬ関わりがあり、姫(王子)と一時期ともに旅をしていたこともあったようだが、旅人から見える範囲では、現在ではアビス教団とは完全に袂を分かち敵対状態にある。
旅人に投げかけた3つの質問と500モラに満足した結果、アビス教団と双子の片割れを追う協力関係を結ぶ。
七元素とは異なる蒼黒い炎のような謎の力を操ることができるようだ。
七神レベルの上位存在しか知らないような事実を多数知っており、不死となった詳細な経緯、教団と敵対に至った原因、旅人の片割れとの関係、現在の目的など、Ver3.0においても様々なことが不明なままの謎多き人物。
  • 公式から投稿されている各プレイアブルキャラクターのチュートリアル動画の解説は殆どが彼によるもの。表記上では彼のCV.である津田健次郎表記になっているが、ダインスレイヴの登場以後は最後の一言コメントが明らかにダインスレイヴ視点のものとわかるものが増えている。
  • 「ダインスレイヴ」とは北欧の伝承における魔剣。一度鞘から抜かれると、生き血を吸うまで鞘には納まらなかったという。

冒険者協会

サイリュス
嵐姉
古谷昇
キャサリン
冒険者協会の受付にして看板娘。
本来ならばこの一言だけで終わるのだが、何故か世界各国に同じキャサリンが存在している謎の女性。
時折機械的なセリフを呟いている事から「実はロボット」「普通にワープが出来る」等の不穏な推測がされている。
リリースから二年近く経過したVer3.0で正体が判明。
それはスネージナヤで生み出されたバイオニック人形(生体アンドロイド?)であり、各国にいる固体同志で記憶や意識を共有する機能を持っている。
つまり、旅人の動向は完全にスネージナヤに漏れている訳だ…いや、冒険者協会の本部がスネージナヤにあるから今更か。

旅人・冒険者

アリス
自称「諸世界の大冒険者」「悪い悪い大魔王」「旧モンドの守護者」「『テイワット観光ガイド』の著者」「鯨井流手まりの宗家」「かの有名なサングマハベイ様のサプライヤー」「世界一かわいいクレーのママ」*31である、有名な冒険家でありクレーの母親でもあるエルフの女性。
魔術、占星術、錬金術とあらゆる神秘学に精通する天才であり、尋常の手段では出入りが極めて困難な上に一般人にはその存在自体が殆ど知られていない「霧海群島」を、娘のために「金リンゴ群島」として丸ごとアトラクションに改造するなど規格外の能力を持つ。
異世界の知識や概念(=アイドルやルビコン川といった我々にとっての現実世界の成句や概念を含む)を把握しており、異なる世界の間を渡り歩くことすらできる可能性もある。
一方でクレーが霞むほど破天荒な人物でもあり、モンドでは反省室の常連であるほか各地で度を越した「実験」を繰り返し爪痕を残している人物でもある。もはや天才より「天災」。
ちなみに、ジンはクレーに「あの両親の子どもがこうなるのは必然なのだろう」という旨の感想を抱いており、クレーの父親も大概常識はずれな人物である可能性がある。
アルベドの師匠レインドットやモナの師匠とは旧知の仲で、その縁からアルベドに愛娘を預けたり、クレーにモナの師匠の黒歴史ノートを預けたりしている。
  • 出自について-
    最有力は淵下宮(白夜国)出身説。
    日本語版と中国語版の白夜国館蔵に、伝統名と鳴神式名の対応表に「…ス-有栖」という表記があることから。
    関連して、饗宴の翼の物語も、七つの龍の王と人類の争いの逸話をアリスがクレー用にアレンジしたものと読める。
    ただし、英語版では伝統名が「エリス(Eris)」、すなわち他の白夜国の伝統名のようにギリシア神話の女神に由来する名になっており、アリス(Alice)とは関連性がない。
    ……エリスとは、「黄金のリンゴ」を宴に投げ入れトロイア戦争の遠因を作り出した女神の名であるのだが。
    他にも、レインドットと関係することからカーンルイア出身説、自称の一つやウェンティがさんづけしていることから旧モンド出身説がある。
ロアルド
テイワット大陸各所を冒険している著名な冒険者。銀髪の坊主頭・右目のモノクル・口ひげの三点が印象的な屈強な男性。
世界任務「霧海紀行」内で、以前墨田の依頼を受けた人物の一人として再招集され、その後「忘れん坊大王の大冒険」にて旅人と交流する。
ジョークの種にするほど記憶力が悪く、よく日誌を付けているのだが、その日誌すらしょっちゅう置き忘れており、様々な場所で彼が張ったと思われるテントと残された日誌を見つけることができる。
トントンの父親
軽策荘にいる少年「トントン」の父親。
書籍「誰かの日誌」や「余韻のホラガイ」から存在を確認できるが、各地で毎度のように遭難している。

宝盗団

レッド・ミラー
創設者。宝盗団を「助け合う組織」と定義していたらしい。存命かどうかは不明。
「怪鳥」(「北の怪鳥」)
モンド地域を代表する宝盗団幹部。戦闘では炎のボウガンを使う。
アンバーの伝説任務内にて、文化財を盗み出し風の翼で逃走するが、旅人とアンバーの追跡で秘境内に追い込まれ、捕縛される。
その後はなんらかの方法で脱出したらしく、1章4幕にて、アビス教団が守る遺跡の宝を狙い、イェンと組んで「大宝盗家」を誘致する。
イェン(「南の長姉」/「姉貴」)
璃月地域を担当する宝盗団幹部。女性。元々は稲妻の出身で、広海と順の古い友人。
1章4幕では上述の通り、「怪鳥」と組んで「大宝盗家」を誘致している他、天穹の谷に部下を送り込み、謎を解くよう促している。
「『螭』の話」では、「密蔵」の謎を代わりに解かせるために軽策山の伝説を旅人に教え、解けたタイミングを見計らって部下を送り込んだ。
「広海の守護」にて再登場。絶雲の間で順と共に下見をしていた所、孫宇と小鳥に琥牢山まで追い回された末、行方不明になる。
その後は順の頼みを受けた旅人に救出される。理水畳山真君による懲罰として琥珀に封印されていたとのこと。
イベント「華々しき流年」では『宝盗団・「姉貴」』名義で精鋭エネミーとして登場。得物は斧。
  • 日本語版「広海の守護」内では「姉御」の名になっているが、英語版では両方とも「Big Sis」の呼称があてられているため、翻訳時の表記揺れと思われる。
「大宝盗家」
フォンテーヌを拠点としていた、宝盗団の中でも指折りの実力者。
アビス教団の守る遺跡の宝を盗み出すため「怪鳥」と「姉貴」によって誘致されるが、穢れた逆さ神像の邪気によって死亡しているところを旅人に発見される。

アビス教団

「アビスの前兆者」
魔神任務:第一章 第四幕に登場したアビスの使徒・激流
ダインスレイヴが追っていたアビスの使徒であり、旅人の片割れに仕えるアビス教団のメンバーの一人。
アビス教団の目論見を挫こうとする旅人及びダインスレイヴと幾度も刃を交えた。
最終的に、魔神任務:第二章 第四幕における戦いで決着を付けられ、死亡した。
淵上(えんじょう)
淵下宮にて、試練を受ける勇者の支援を行う研究員として旅人と接触した人物。
旅人に試練の内容や淵下宮に関する知識を教えるなど、試練を完遂する手助けをしっかりと果たしたが、正体はアビス教団の唱導師(アビスの詠唱者・淵炎)である。
淵下宮に入った本当の理由は大日御輿が建造されるより前の白夜国のことが記された書物を見つけ、「諸神」と天空の島が外来のものであることを証明するためであったが、結局書物を発見することは叶わなかった。
ヴィシャップを退けた旅人に自身の目的と正体を明かすと、地上の凡人である旅人とアビスの自分は敵対する立場にあること、旅人が他のアビス教団の者を倒していることへの報復、目的の書物を旅人が入手している可能性があるのでそれを奪うため、といった事情を理由に旅人に襲い掛かる。
旅人を倒すことにも失敗すると、旅人に他者を容易に信じないように忠告してパイモンが裏切ることをほのめかし、また会うことになると予言して一度は撤退した。
その後、次のバージョンで開催されたイベント三界道饗祭にも登場。
淵下宮で発生した異常を引き起こした当事者であり、人とヴィシャップの双方を軽んじるような態度を取りつつも、旅人に対して裏で進行していたアビス教団とヴィシャップたちによる計画を明かし、更に異常を解決する方法も教えるなど、掴みどころのない振る舞いを見せた。
そして、先日とは異なりもう会うことはないだろうと話すと、旅人たちの前から去った。
初登場した世界任務の時点ではボイスが無かったが、学者然とした冷静な性格を見せるだけでなく残影の出現にに誰よりも驚いたり執拗に殴られることを要求する(本当に殴ろうとするとやはりビビる)、ミスリードで騙しはするが嘘はつかないなど、敵ながら妙に愛嬌のある人物像を見せていた。
三界道饗祭ではフルボイスで登場し、今回も戦闘開始前に旅人を自信満々に煽っておきながら戦闘終了後は命乞いをするなど、相変わらずコミカルな振る舞いでイベントの登場人物の中でもキャラが立っている一人だった。
本人曰く、自分は教団の端役に過ぎないとのこと。また、旅人の片割れである王子/姫についてもわずかに言及したが、その片割れと共に活動するアビス教団の本懐を果たそうとしている者たちとは違って自分はいつだってどうでもいいことにこだわる、と自嘲気味に述べるなど、これまでに作中に登場したアビス教団のなかでも異端といえるような考えを持っているらしいことも言及された。

Ver3.1予告番組で声のみながらまさかの出演を果たし、「姫様」と旅人の冒険を振り返る。今回もコミカルな言動は健在で、終始ボケ倒していたものの、「姫様」には完全にスルーされている。

所属不明・未分類

スカーク
少女の剣客でタルタリヤの師匠。暗闇の国に迷い込んだ少年時代のタルタリヤと出会い、彼に武芸を教えた。
諸々の描写から、アビス(あるいはカーンルイア?またはそれ以前の古代文明?)に属する存在の可能性がある。
  • 「スカーク(Skirk)」はアイルランドに古くからある地名らしい(詳細求む)。
    アイルランドに関係する女武芸者といえば、アルスター神話における影の国の女王にして、クー・フーリンに武芸を教えた「スカサハ」が真っ先に思い浮かぶが、
    「異界を訪れた人物を鍛え上げた女師匠」として彼女をモチーフとしつつ、似た響きの現地語を名前として借用した、ということかもしれない。
K・K
公式Twitterにおける旅人の紹介画像より。
旅人の過去を知っているとみられる他、紹介文の内容が突破宝石の説明文や七天神像解放時のテキストと一致する。

魔神?

ナベリス
アルベドとその師匠レインドットが世界の奥底で見つけた聖遺物「ナベリスの心」より。
序列24番「ナベリウス」と名前が酷似しているため、存在するならば彼(?)もまた魔神の可能性がある。
貴金の神
オロバシに勝利し、闇の外界へと追いやった神の一柱。英語では「the golden god」。
モラクスを指している可能性があるが、現状この単語が使われているのが誓いの明鐘物語内のみなため判別不能。
黒焔の蛇(仮称)
コレイに封印されていた存在。見た目はコブラのように広がった頸部を持つ蛇。テイワットの七元素に該当しない黒い焔を操る。

フレーバーテキスト

武器や聖遺物に描写されているが、所属や年代が不明な人物の暫定まとめ

雷を鎮める尊者
雷の魔獣
烈火を渡る賢者
狂戦士
教官
武人
博徒
幸運
医者

エネミー

無相元素
フィールドボス。
高純度の元素生命体。立方体で構成され、様々に形態を変化させて戦う。
スメール教令院の学者によって研究されているが成果はほとんどない。
コードネームはヘブライ数字から取られている。
ヘブライ数字コードネームコードネーム(英語版)エネミー名
1アレフAleph無相の雷
2ベトBeth無相の風
3ギメルGimel無相の岩
4ダレットDaleth無相の氷
5ヒイHe無相の水
70アインAyin無相の炎
世界任務「医櫻」では無相の雷〈蘇った魔物〉が登場する。この無相の雷は、ファデュイが宝盗団を雇って神無塚の雷櫻から吸い出した力の結晶。フィールドボスの無相の雷とは攻撃パターンが異なる。

種族・血族・団体

荒瀧派
稲妻の花見坂周辺で主に活動する、荒瀧一斗を中心としたはぐれ者集団。十人にも満たない構成員は、兄貴肌の一斗に救われたり慕ってついてきた者が多い。
日常業務としては貨物の運搬や住宅修繕、会場の盛り上げなど。久岐忍加入以降は税務代理や法律相談、宴会の催しなど、専門的な業務にも手を広げている。
その一方、一斗の騒ぎ好きで奔放な性格から騒ぎを起こすことも多く、毎回天領奉行に取り締まられては久岐忍が詫びを入れに行くのがお決まりとなっている。

主な構成員

  • 荒瀧一斗:リーダー。上記参照。
  • 久岐忍:副長。上記参照。
  • 丑雄:隠れ構成員。道を探すのが得意。人語は喋れないが何故か一斗やパイモンには話が通じる。
    鬼を祓う力があり、かつては鬼から身を守るため使われてきた。現在は「一緒に生きるのが楽しい」として、一斗と行動を供にしている。
    • ちなみに英語版の名前は「Ushi」。ド直球。
  • 守・元太・晃:構成員。荒瀧一斗のエピソード動画での決めポーズでは、左が守、右が元太、後ろが晃。
雲氏
璃月における(元)鍛造の名家。テキスト上では試作シリーズや黒岩シリーズなどの物語に登場する雲輝・雲凰が挙げられる。
ある時期を境に鍛造業から撤退する*32ものの、一族に伝わる「精進を重ねる」という家訓は変わらず受け継ぎ、各業界で活躍している。
現代に生きる璃月の民のうち、雲菫(劇団・俳優業)が雲氏の一員であることが明言されている他、軽策荘に住む元商人の雲淡とその弟にして現『天枢』天おじ、魔神任務二章プロローグ登場の武人・雲おじなどが雲氏の一族と予想されている。
エルフ
ファンタジーお馴染みの種族。原神ではアリス並びにその娘クレーが該当する。
非常に長命な種族であり、アリスに至っては500年以上前に活躍していたレインドットとの交流どころか、2600年前に滅亡したはずの旧モンドとの関係が示唆されている。
カッツェレイン一族

耳と尻尾はアクセサリーなんかじゃなくて、「カッツェレイン一族」の血統の象徴よ、あなた田舎者なの?その手…何をするつもり?うぅ…仕方ないわね、耳なら少しくらい触らせてやっても…でも尻尾、尻尾は絶対ダメだからにゃ!(ディオナのボイスより引用)

ディオナやその父である清泉町のドゥラフにみられる、猫の耳、尻尾を持つ一族。ディオナのキャラストーリーからも、暗闇で目がきく、卓越した追跡能力、俊敏さからも実際の猫の素性を持っているものと思われる。ウェンティの猫アレルギーもちゃっかり発症する模様。
西風騎士団
西風教会
仙人
璃月に根差す種族。人間体や獣体など様々な姿をとっているが、どれも人間とは明確に区分けされた別の存在。
「霧海雲間の鉛丹」のテキストによると、仙人は神通力、元素力を操る力、錬丹術、呪符、外景経を扱うことができるという。
「三眼五顕仙人」は美称で、「三眼」は元素を操る「神の目」ないしは「内なる眼」のことを指す。
  • 開発者共研計画――キャラクター編01より、三眼五顕の名の元ネタは宋から明の時代に中国で広く信仰されていた道教における神、「華光天王(大帝)」である。
    三つの眼を持っており、火神、財神、演芸の神などとされていた。また、元は華光天王とは別に信仰されていた他の神々とも習合されており、その中には火を以って魔を退ける「馬元帥」、5人組の神である五顕神が含まれる。
    華光天王は5つの神通力を使うともいわれ、邪神や妖魔とされることもある「五通神」とも関連性があると考えられている。
地下情報網
ディルックが所属していた組織。目的、規模、構成員などはほとんどわかっていない。
  • 情報提供者
  • 監視者
  • 執行官?
魔神
ムラタ人

「へ~剣闘士ね ますますムラタ人らしいや」「そう大陸西部の火山地帯に住む民族のことだよ 真っ赤な髪に強靭な肉体を備える、火の神の民 希少な民族で北方ではあまりお目にかかれないんだ」(公式Web漫画プロローグから)

引用は初代蒲公英騎士ヴァネッサに対してウェンティが放ったセリフ。この内容から、ムラタ人という民族はテイワット大陸西部の火山地帯、火の神が統治する戦争の国「ナタ」のどこかに住んでいることになるが、長い年月が過ぎ去った現在では不明。実際にヴァネッサ一行は物心がついた時から草原を渡り歩いていたと言及しているため、もしかしたらナタ、あるいはムラタ人の間で何かがあったことが読み取れる。真っ赤な髪を持つキャラといえばディルックがいるが、彼の父親もまた真っ赤な髪を持つ(公式漫画第七話より)。これらのことから、彼はムラタ人の血筋を持つ可能性があるが、Ver.2.0現在、そのことに関しては明かされていない。
  • ただし、ヴァネッサが来る数千年以上前の魔神時代からモンド付近に赤髪の人物がいたことから、彼らに血統的な繋がりがあるかはいささか疑わしい。エウルアのエピソード動画に登場するグンヒルド家の祖先がヴァネッサの姿に酷似していることから、ムラタ人の血を受け継ぐのはグンヒルド家であるか、ラグヴィンドが一時期奴隷の身分にまで身を堕としたとも考えられる。また、現在ムラタ人を思わせる強靭な筋力を持つモンド人はノエルのみである。ディルックの父がファデュイのものではない邪眼を所有していたことや、ラグヴィンドの祖先が作った図書館の秘密、執行官「博士」がディルックの特異性を指摘していることを含め、ラグヴィンドの血統については不明な点が多い。
  • 「ムラタ」という名前に関して、英語では「MURAT AN」、中国語では「穆納塔人」と表記されてる。推測するに、これは崩壊3rdネタとして無量塔 姫子の名前から来ている可能性が高い。(詳細は崩壊ネタ関連のページにて)
璃月七星

コメント

コメント投稿ルール

コメント投稿ルール

誰もが快適にコメント欄を利用できるように、他人を傷つけない投稿を心がけましょう。
不平不満は愚痴掲示板へ。

  • リーク情報、キャラクターや他者に対する誹謗中傷、バグ悪用の推奨等は、投稿・編集ガイドラインで禁止されています。
  • 不適切な投稿は、反応したり相手にしたりせずに、zawazawaにログインして通報(推奨)、または管理連絡掲示板で報告してください。
  • 悪質な場合は管理者より警告・投稿規制等の措置を行います。
  • 不快なコメントに対しては、日付横の通行止めマーク🚫をクリックすることで、その投稿者のコメント全てを非表示にできます。

*1 出典:武器「西風秘典」テキスト
*2 あだ名の長さにはツッコミを入れていたが。
*3 これらの経緯から、500年後の時代には天目伝のみが存続することとなった。丹波の姓に反応した理由については、桂木が丹波家の血縁者であった可能性が考察されている。これは、魔神任務第三章第三幕のストーリームービー中に登場した、国崩と親し気な様子に見える刀職人(桂木?)の頭髪に万葉と同様の赤いメッシュが入っていることからも裏付けられる。
*4 フレーバーによって異なるが、『今昔劇画の悪尉』では発狂して自刃、『今昔劇画の鬼人』内では天狗、終末番、実の息子である岩蔵道啓、魔偶剣鬼のいずれかと考察されている。
*5 綾人の実戦紹介動画より
*6 精神状態を数値化することで客観的に管理し、知らぬ間に限界に達するような事態になるのを防ぐために意識的に行っている。
*7 上級料理人、縫製工、保険数理士、健康管理士、人事管理士、法律家、漆器製作上級などなど
*8 知り合ったきっかけに荒瀧派は関係なく、荒瀧派加入前の漆器職人の手伝いを請け負った際に、雇用主が裟羅から依頼されていたとある「像」を届けたというもの。むしろ逆に裟羅の愚痴から荒瀧派という集団の存在を知ったことが加入のきっかけとなっている。
*9 「マハラジャ」や「マハーバーラタ」の「マハ」である。「摩訶不思議」の「摩訶」でもある。
*10 なおVer3.0の時点で「キングデシェレト」という表記は一切無く、「スカーレットキング」のみであったが、Ver3.1ですべて前述の表記に差し替えられた。一方キャンディスのチュートリアル動画では「キングデシェレト」と発音されており、今後ボイスも含めて「キングデシェレト」に統一される可能性がある。
*11 現在のカイロ南部から地中海まで広がるナイル川のデルタ地帯周辺の地域
*12 ナイル川の上流、現在のカイロ南部からアスワン周辺までの地域。こちらの象徴は肥沃な大地を意味する白冠「ヘジェド(Hedjet / 古代エジプト語: ḥḏt)」である
*13 この時点では、知論派のルビは「()ルヴァタット」となっていた
*14 変装の理由は不明だが、封印の際多大な苦痛を与えてしまったことを負い目に感じていることと、コレイもそれを思い出す度封印跡が痛くなることから、トラウマの想起によって封印に悪影響を与えないように配慮している可能性がある。
*15 プレビュー公開以前はチャプターPVの絵に映っていた腰に付けている赤い装飾品が炎元素の神の目と見間違えられていたこともあった。
*16 中国語表記が「柯莱」であることから、「莱(レイ)」を「菜(ナ)」に見間違えたという説が囁かれているが、真相は闇の中。
*17 「鬣」はたてがみのこと。
*18 遙か昔に絶滅したはずの赤紫色のパティサラがニィロウの認識によって存在していた
*19 イベントクリアの有無にかかわらず、その後のストーリー中での本人や旅人からの言及はないが、「将来他の場所で会えるから敢えて今は名乗らない」旨の発言や、草元素のエフェクトなどから、ほぼ確定とみていいだろう。アーカーシャを通じてしか能力を行使できないナヒーダがなぜ干渉できたかは謎だが、ファデュイの装置かあるいは金リンゴ群島そのものが、人の意識に干渉するという点で一種のアーカーシャ端末のようなものだったのかもしれない。
*20 何故かスメールの国民よりナヒーダに詳しい
*21 リンク先がかなり重いため、確認したい場合はFandom内のファトゥスまとめページに引用されている画像をみるとよい。
*22 素顔判明前はカーンルイア出身説と顔の装飾から、ダインスレイヴが「道化」の正体という説もあった。
*23 自分より順位が低い淑女と公子のことを「最も頼りない同僚」と言い放ち、第一位の道化に対しても敬意は一切感じられない。とはいえ他の執行官も仲間意識は薄そうだが
*24 これはストーリームービー「『神』意」でより補完される形になった
*25 本来は既婚女性に対してのみ用いられ、未婚の「シニョリーナ(Signorina)」とは厳密に区別されてきた。しかし「お嬢さん」のニュアンスがある後者は差別的との指摘も根強く、未婚化・晩婚化が進む近年の社会情勢もあいまって使われる場面は減りつつある
*26 見た目だけで性別を判断するにはやや決め手に欠けるが、タルタリヤははっきり「彼女」と言及している
*27 スネージナヤ(Snezhnaya)とロシアを含むスラブ民族の父称(父親の名前に(v)ichもしくは(v)naを付けた敬称やミドルネーム)を組み合わせたもの。なお、Ver.2.4の初登場時はそれぞれ「Schneitzevich」「Schneitzevna」だったが、Ver.2.6で現在の表記になった。
*28 この言葉の初出はおそらくアニメ「灰羽連盟」。ここでいう「罪」とは一体何のことなのか、結局明かされることはなかったという点でも共通している。
*29 500年後に飛ばされたのか、本当に500年眠っていたのかは不明
*30 「金髪」「兄(妹)について良く語っていた」などの情報から容易に推測可能だが、主人公の性別で三人称や前述の兄妹表記が変化する。
*31 チュートリアル動画アーロイの概要欄より
*32 雲菫が金のかんざしと鉄の髪留めを家族に作ってもらっているあたり、完全に技術が失われているわけではない模様。