このページについて
本ページでは、深境螺旋をはじめとする高難易度・エンドコンテンツ向けによく使われる編成例を紹介する。
限定された状況で火力を出すことに特化した編成であるため、フィールドでは使い勝手が悪いものも多い。
探索などフィールドでの普段使い用編成についてはチーム編成を参照するといいだろう。
なお、本ページでは現行で使われる編成例を紹介する。過去使われていた編成についてはキャラクター編成史を参照。
概説
現在高難度向けとしてメジャーな編成は、概ね以下の類型に分類することができる。
誰がダメージを出しているかがわかれば、誰に育成リソースを集中するか考えやすいだろう。
- ハイパーキャリー編成: 雷電ハイパーキャリー、神鶴万心、放浪者ハイパーキャリー、 落下ハイパーキャリーなど
- 1人の強力なメインアタッカー(carry*1)を他3人のサポーターで全力援護し、高い素火力にさらにバフデバフを重ねることで大ダメージを叩きつける編成。
- 物理・風・岩などの元素反応を前提としない高倍率の攻撃を軸にしたパーティや、蒸発・溶解といった増幅系の反応を軸にするパーティが主にこちらに分類される。ほかに氷共鳴と氷風聖遺物の恩恵を受けるために凍結が軸になる場合がある。
- 直感的に理解しやすく運用もシンプルだが、火力がメインアタッカーの育成度合いに大きく依存する関係上シビアな厳選が求められるのが難点。
- キャリー役としては雷電将軍(とくに2凸以上)、神里綾華、甘雨、胡桃、放浪者など素の火力が優秀なキャラクターが採用されることが多い。
- 汎用ハイパーキャリーも参照。
- クイックスワップ編成:草狐双神、 溶解ロサリアなど
- キャラクターを次々に切り替えてそれぞれのスキル・爆発をどんどん撃っていく(一キャラクターがあまり長時間表に出ない)編成。
- 性質上スキルや爆発のクールタイムが短いキャラクターが多く採用される。
- 原神の黎明期にはよく使われた編成だが、研究が進んだ現在ではこの編成が採用されることはあまりない。
このページで使われる用語
- メインアタッカー
- 「表に出て一番ダメージを出すキャラ」のこと。キャリーとも呼ばれる。
なお、「表に出て攻撃するが、本人がダメージを出しているのではなく、裏にいるサブアタッカーのダメージを最大化するために殴るキャラ」は「ドライバー」として区別する。 - サブアタッカー
- 「控えからダメージを出すキャラ」のこと。
あくまで位置によって分類されるので、一番ダメージを出しているキャラがサブアタッカーになることもよくある。 - ドライバー
- 表に出て殴るが、本人がダメージを出しているのではなく、裏にいるサブアタッカーのダメージを最大化するために殴るキャラのことを指す。
メインアタッカーと似ているが、本人が一番ダメージを出しているわけではない点で異なる。
自らダメージを出しながらサブアタッカーのダメージも稼ぐなどしてアタッカーとドライバーを兼任する場合もある。 - 回復(ヒーラー)、シールド
- それぞれHPを回復する能力のキャラと、シールドを貼る能力のキャラ。
回復役もシールド役もいない編成は全ての攻撃を自力で避けることになり操作難易度が高くなる。 - 中断耐性
- こちらの攻撃を敵の攻撃で中断させられない耐性のこと。シールドにも含まれる。
中断耐性があれば敵の攻撃で吹っ飛ばされることが減るのでダメージ効率や操作性が上がる。
ただしダメージはそのまま受けるので別途ヒーラーは必要。
編成一覧表
網掛けは必須度が低く代替可能なキャラが多いことを示す。
なお、当wikiのコメント欄では反応軸の名称がパーティの略称として用いられることも多い。例えば「凍結パ」なら凍結を主軸とする神鶴万心などのことを指す。
OverVapeは感電が発生している所に炎元素攻撃を当て、過負荷(Overloaded)と蒸発(Vaporize)を同時に起こす手法。
得意な敵の欄では 大群→吸引できる、凍結する、過負荷で吹き飛ぶ 精鋭→凍結するが吸引できない ボス→凍結しない 敵を想定している。
各編成名をクリックすると詳細解説へ移動するので参考にされたし。
チーム名 | チームメンバー | 反応軸 | 形式 | 傾向 | 得意な敵 | 敵構成相性 対少数◀ ▶対複数 | 概要 | 実装 Ver. | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | ||||||||||||
溶解甘雨 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 溶解 | ハイパー キャリー | 継続火力 | 精鋭~ボス | ・ | 〇 | ・ | ・ | ・ | 甘雨の溶解重撃を撃つための編成。 炎付着手段はどれも一癖ある。 | 1.2 |
蒸発胡桃 | ![]() | ![]() | ![]() | 自由枠 | 蒸発 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ボス | 〇 | ・ | ・ | ・ | ・ | ICDのない胡桃の重撃で蒸発を起こし続ける。 編成の自由度が高く派生形多数。 | 1.3 |
溶解ロサリア | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 溶解 | クイック スワップ | 瞬間火力 | ボス | 〇 | ・ | ・ | ・ | ・ | 代表的な星4編成の一つ。 ICDのないロサリア爆発で溶解を起こす。 | 1.4 |
タルタリヤ国際 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 蒸発 | ドライバー | 瞬間火力 | 大群~精鋭 | ・ | ・ | ・ | 〇 | ・ | タルタリヤで水付着し旋火輪で蒸発を起こす。 水炎両方を拡散させるのが鍵。 | 1.6 |
雷電ナショナル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | Over Vape | ドライバー | 瞬間火力 | ボス | 〇 | ・ | ・ | ・ | ・ | 蒸発と過負荷を同時に狙うOverVapeの基本形。 香菱が火力の軸、雷電はエネルギー供給と反応補助。 | 2.1 |
エウルア雷電 | ![]() | ![]() | 自由枠 | 自由枠 | 超電導 物理 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ボス | 〇 | ・ | ・ | ・ | ・ | 強力だが重いエウルア爆発を雷電で補助。 一線級の火力を出す難易度は非常に高い。 | 2.1 |
岩パ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | なし | ハイパー キャリー | 継続火力 | 精鋭~ボス | ・ | 〇 | ・ | ・ | ・ | ゴローをバッファーとする岩3人以上の編成。 反応無視のゴリ押し性能が強み。 | 2.3 |
神鶴万心 綾華HC | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 凍結 集敵 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | 大群~ボス | ・ | ・ | 〇 | ・ | ・ | 集めた敵をまとめて凍結、綾華爆発で消し飛ばす。 凍らず動き回る敵は綾華の爆発をあてずらいため苦手。 | 2.4 |
モノハイドロ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | なし | ドライバー | 継続火力 | ボス | 〇 | ・ | ・ | ・ | ・ | 強力な追撃を持つ二人を生かした水単色編成。 強力な中断耐性と回復で防御も万全。 | 2.7 |
超激化 | ![]() | ![]() | ![]() | 自由枠 | 激化 | ドライバー | 継続火力 | 精鋭~ボス | ・ | 〇 | ・ | ・ | ・ | メインとフィッシュルの連撃で激化を起こす編成。 メイン枠がアタッカーとドライバーを兼ねる。 | 3.0 |
双狐双神 草激化 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 激化 | クイック スワップ | 継続火力 | 精鋭~ボス | ・ | 〇 | ・ | ・ | ・ | 超激化以上に元素熟知が火力に直結する草激化編成。 アルハイゼンだとドライバー寄りの立ち回りになる。 | 3.0 |
ニィロウ豊穣開花 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 豊穣開花 | ドライバー | 継続火力 | 大群~ボス | ・ | ・ | 〇 | ・ | ・ | 豊穣開花を活用する水草統一編成。 配布3人のローコスト編成も可能。 | 3.1 |
超開花 | ![]() | ![]() | ![]() | 自由枠 | 超開花 | ドライバー | 継続火力 | 精鋭~ボス | ・ | 〇 | ・ | ・ | ・ | 草追撃・水追撃に雷を合わせて超開花を起こす。 追尾して命中する超開花は挙動が優秀で使いやすい。 | 3.2 |
モノパイロ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | なし | ハイパー キャリー | 継続火力 | 大群~精鋭 | ・ | ・ | ・ | 〇 | ・ | 反応火力に頼らない炎元素単色編成。 翠緑万葉のバフデバフを効率よく活かす。 | 4.0 |
ヌヴィレットHC | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 水元素反応 | ハイパー キャリー | 継続火力 | 大群~ボス | ・ | ・ | 〇 | ・ | ・ | ヌヴィレットの重撃で粉砕する水編成。 水元素反応を起こすことでヌヴィレットにバフをかける。 | 4.2 |
激化超開花ハイブリッド | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 激化 超開花 | ドライバー | 継続火力 | ボス | 〇 | ・ | ・ | ・ | ・ | 激化と超開花を両立する編成。 フリーナバフのかかった激化が主な火力源。 | 4.2 |
落下HC | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | なし | ハイパー キャリー | 継続火力 | 精鋭~ボス | ・ | 〇 | ・ | ・ | ・ | 関雲とフリーナの爆発のシナジーで落下攻撃を超強化。 閑雲フリーナの育成が重要で編成難易度は高め。 | 4.4 |
研究中の編成
編成パーツ
編成紹介
溶解甘雨
甘雨の高い火力をさらに溶解で上乗せし大ダメージを狙っていく編成。
同じく甘雨をメインアタッカーとするモルガナが対多数・雑魚戦に優れているのに対し対少数~単体やボス戦に適性を持つ。
火力は強力だが近距離で行動阻害なしに狙い撃ちを多用する都合上被弾しやすく、シールドキャラがほぼ必須となる。
炎下地維持の都合上甘雨の爆発は基本的に封印、重撃メインの運用となる。氷風4セットは効果を発揮できないため、聖遺物は溶解重撃を強化できる楽団4セットやしめ縄4セットがおすすめ。
炎付着の賄い方しだいで香菱枠は柔軟に差し替わる。現状の炎付着手段はいずれも付着頻度あるいは立ち回りの安定性に問題があり、遠距離から安定した炎付着が可能なキャラクターの実装が待たれる。
キャラ代替候補
- 鍾離枠(シールド要員)
- レイラ
星4最硬級のシールドをほぼ切れ目なく張れる。
千岩4セットや聖顕の鍵でさらにシールドを強化しつつ甘雨をバフすることもでき、鍾離がいない場合の最有力候補の一人。氷共鳴は効果を発揮できない。 - 綺良々
レイラと並ぶ有力候補。強固なシールドに加え4凸以上で燃焼溶解の補助が可能(単独で燃焼を維持できるほどではない)。
聖顕の鍵への適性が非常に高く、草共鳴も合わせて大量の熟知を盛れる。完凸なら元素バフもつく。
とくに燃焼溶解編成では鍾離を入れた時より高火力になる場合も多く強力。 - ディオナ
シールド・回復に加え完凸することで熟知バフができる。終焉弓も持てる。こちらも氷共鳴には期待できない。 - 煙緋(必須:4凸)
炎下地要員との兼任、枠圧縮として優秀。詳細は後述。
- レイラ
- 香菱枠(炎下地要員)
- アンバー
甘雨と交互にデコイを繰り出すことで遠距離からでも炎付着しつつ被弾を抑えやすい。甘雨の爆発からアンバーで溶解してもなかなかの威力になる。武器が取り合いになりやすいのが難。
- アンバー
- その他(バフ・集敵など)
甘雨サンファイア
自身に炎付着するベネット爆発と自身に付着した元素を拡散するジン爆発を重ねて継続的に炎拡散を起こし炎付着に利用する。
甘雨の爆発を切っても炎下地を維持できるほどの高い付着頻度を誇るものの、自身と敵を両方サンファイア範囲内にとどめておく必要があるため動き回る敵などには向かない。
翠緑デバフは基本炎側にしか効かないため、拡散ダメージを重視しないならジンに旧貴族などを装備させ、ベネットを教官4にするのもあり。
燃焼溶解
元素反応に反応して追撃するナヒーダのスキルの性質を利用して炎付着を維持する編成。
ナヒーダの印と炎元素が付着した敵に甘雨の重撃を撃ち込むと、
「溶解発生(炎元素が残留)→ナヒーダの追撃で草付着(燃焼発生)→燃焼反応の仕様により炎元素が補充される」というプロセスを利用して炎付着を維持できる。
比較的距離が離れている敵にも炎付着を維持しやすいが、タイミングよく(ナヒーダの追撃CTを考慮しつつ炎付着を消さないように)重撃を撃ち込み続ける必要がある。
燃焼中(炎付着アイコンに燃えるようなエフェクトが出ている時)は厳密には燃焼オーラと炎元素が共存しており、溶解反応を起こすとその両方が同じように消費される。
- 燃焼オーラは燃焼反応が始まった時に2U付着し、減衰しないが追加もできない(燃焼中に草元素を当てても燃焼オーラは増えない。この2Uは使い切りである)
- 炎元素は燃焼中、反応の直後から2秒ごとに1Uが付着する
燃焼オーラが2Uで補充できないため、甘雨の重撃(直撃時氷1U×2)を2回当てると全て消費され燃焼が強制終了してしまう。燃焼で付着する炎は1Uなのでこれも重撃1回で全て消費され、再び燃焼を起こせなくなる。
つまり基本的にナヒーダの追撃による3秒間(aura taxで草元素が1.5Uの8割付着し、燃焼が0.4U/秒消費なので1.5×0.8/0.4=3)の燃焼の間、
燃焼オーラを消費しきらずに燃焼を自然終了させることが炎元素の維持には必須となる。
このとき甘雨の重撃を2回以上直撃させてしまうと全て消費しきってしまうため、重撃の回数を1回までに抑える、2段目の範囲ダメージ部分のみを当てるなどして元素残量を調整する必要がある。
爆発はもちろん、元素スキルも邪魔になる可能性があることに注意。
とくにナヒーダの爆発中はナヒーダ1凸の有無や編成によって追撃CTが変動することもあり、慣れていないと炎付着を維持してのループを途切れさせてしまいやすい。
うまく扱えるようになれば遠距離でも炎付着の維持が可能で被弾リスクをある程度下げられるため、鍾離枠に万葉や申鶴を入れて火力上昇を狙うことも可能。
煙緋型
シールド要員として4凸煙緋を採用する編成。中遠距離での炎付着を兼ねつつ龍殺しや金珀、旧貴族などを持たせることでバフや回復を担わせることもできる。
チャージ要求こそ厳しいが枠圧縮として優秀で、集敵やバフ要員を入れやすくなる。螺旋ならベネットを他編成に回せるのも強み。
煙緋だけでは炎付着が心もとないため、ナヒーダと組ませ中遠距離からの燃焼溶解編成とするのがおすすめ。
胡桃蒸発
胡桃蒸発軸は、特別相性の良い胡桃と行秋の蒸発タッグを前提としたジャンル。
高倍率の蒸発ダメージを連発できるうえ、基本的に胡桃と行秋さえいれば成立するため編成の自由度が高く、胡桃実装以来継続して人気となっている。
単体火力に優れ、螺旋下層のボスラッシュなどで真価を発揮するが、当然ながら炎が通らない的にはめっぽう弱い。
自由枠は胡桃の蒸発を邪魔しない限りでは誰でもよく、ハイパーキャリー的な編成からダブルアタッカー編成まで組むことが可能。
特別にシナジーがあるために螺旋で多く採用されている定番編成も多く、以下のような編成が広く知られている。
Double Geo Hutao/岩2型
岩共鳴による火力補助を目当てとした編成。
サブ火力と熟知バフ役のアルベド、耐久サポートと耐性デバフ役の鍾離により隙のない支援を実現しており、付着元素を過剰に消費せず肝心の蒸発を邪魔しないという点でも優秀なサポータータッグ。
VVvapeTao/翠緑拡散型
シールダーにトーマを採用し、翠緑4セットによる炎耐性デバフを発動させる攻撃的な編成。
胡桃単独では10秒間の翠緑デバフ中にスキルや爆発を再発動できず、恩恵を十分に受けられない。
耐久面を落とさずに炎付着できる役目としてトーマを抜擢したことで、炎拡散による翠緑の効果を胡桃の蒸発に乗せることを可能とした。
火力は随一な反面、ローテーションがシビアで安定感に欠け、戦闘が長引けば長引くほど戦況が崩れやすいのが玉に瑕。より短期決戦に適した編成と言える。
トーマ実装時に生まれた編成だが、夜蘭やディシアの実装によりバリエーションが増した。採用するキャラによって安定するスキル回しが変わるので、実戦施行を繰り返したり動画で確認したりするとよい。
- 行秋を夜蘭に入れ替える場合、万葉の爆発を水変化させないと胡桃で安定した蒸発を起こせない点に注意。立ち回りが制限されるが、2凸でこれを解決可能。
- トーマの枠は採用候補が多く、中断耐性とダメージカットを持つディシア、回復過多の代わりに強力な攻撃バフができるベネット、金珀持ちでヒーラーとシールダーを兼任できる4凸煙緋など。
- 万葉はスクロースで代用可能。熟知バフに一日の長がある。
翠緑の影(英名Viridescent Venerer)による耐性デバフを活かし、胡桃の蒸発(vaporizing)ダメージを上昇させることから、英語圏ではVVvapeTaoという名称で通っている。
往生夜行/水2型
夜蘭と鍾離を入れることで攻守を盤石にした編成で、Ver2.8の夜蘭実装、そしてVer3.0の水共鳴修正により一躍人気となった。
水付着にサブ火力、ダメバフや粒子供給までこなせるユーティリティサポーターである夜蘭を行秋と同時に組むことで、両者のチャージ要求を下げつつ水共鳴を発動し、胡桃の蒸発により安定さと高火力を与えている。
強力ではあるが、行秋、夜蘭、鍾離という優秀な手札を独り占めした欲張りな編成であり、キャラ層が薄い場合は螺旋のもう片方で編成を組みづらくなってしまう。
名前の由来は往生堂(胡桃&鍾離)+夜蘭+行秋の頭文字から。英語圏では単純にDouble Hydro Hutaoなど。
日本発の名称としては、水を多く編成した胡桃PTということから「水2(水煮)胡桃」や「ウォータオ」などの呼称もある。
黒猫夜行/綺良々型
往生夜行をベースに、鍾離を綺良々に差し替えたややトリッキーな型。
行秋と夜蘭による大量の水付着を前提に、綺良々で草原核を作り、胡桃の重撃で蒸発と烈開花を同時に狙っていく。メカニズムとしてはOvervapeに近い。
基本的には往生夜行の立ち回りを崩さず、起点となる夜蘭と行秋のアクションに綺良々のスキルや爆発を差し込むだけ。
綺良々の地雷や4凸効果の追撃が開花反応を起こしてくれるため、あとは胡桃の重撃を叩き込めばよい。
なお、綺良々の草追撃が水付着を剥がしてしまうため、純粋な蒸発編成と比べて胡桃側での蒸発攻撃が安定しなくなってしまう点には注意が必要。
特に水付着頻度が低くなるN1Cコンボで影響の顕れが著しい。
N2Cコンボでの運用を心がける、夜蘭を2凸するなどで対策しよう。
烈開花の範囲ダメージにより集団戦に長けているほか、胡桃蒸発編成が苦手とする水元素シールド持ちに対しても有効である点が特徴。
上記の編成に比べて対応力が高いので螺旋でも採用しやすく、また鍾離を他の編成に回せる点も地味にメリット。
往生夜行から派生したことを受けて中華圏では黒猫夜行と呼ばれており、そのキャッチーさから日本でも紹介され広まっている。
胡桃の低HP維持を犠牲に、より草付着に長けた白朮を採用した型も存在する。こちらはキャラ名から一字ずつとって桃白夜行(タオパオやこう)という呼称がある。
溶解ロサリア
タルタリヤ国際
Ver1.6以降急激にメジャーになったナショナル(国家队)の亜種。
タルタリヤスキル(即交代)→ベネット爆発→万葉爆発、スキル→香菱爆発、スキル→タルタリヤスキル、爆発、攻撃(一例)
と展開するとベネットのバフ・万葉のバフ/デバフを受けた双方の蒸発元素爆発がバフ込みタルタリヤの双剣攻撃付きで敵に襲いかかる。
しかしタルタリヤが長いクールダウンに入ってしまうと機能不全を起こすため、1回のコンボで敵を倒しきれない場合は双剣の攻撃時間をベネットの元素爆発終了程度までに抑えるなどの工夫を行う必要がある。
- タルタリヤのモード変更時のダメージで付着される水元素(付着量2U)は元素残留システムの関係上、ベネット元素爆発の炎元素攻撃(付着量2U)で蒸発が発生しても水元素が残留する*2。
そのために楓原万葉の元素スキルや元素爆発の斬撃ダメージによる風元素付着を入れると水元素拡散が発生し、時間消費もあって敵の水元素は全て消費される。続いてベネット元素爆発の炎元素付着効果と万葉の元素変化優先順の仕様により相聞剣法や元素爆発が炎元素へ変化する事で炎元素付着を起こし、続けざまに乱れ嵐斬や継続ダメージによる風元素付着によって炎元素拡散が発生する事となる。
水・炎両拡散でバフ/デバフを一気に起動できるのは強力だが、メカニズムが複雑で隙も生じるため、狙いにくいと感じる場面では素直にベネット元素爆発からの始動でも良いだろう。 - チーム名は万葉+达达利亚(タルタリヤ)、略して万达にそれぞれの出身国が完全に異なる(スネージナヤ・璃月・モンド・稲妻)ことから「国際チーム」を合わせたものが由来。
直訳するとワンダインターナショナル*3になるが、英語圏では単にInternational TeamかChilde Reverse Vapeと呼ばれる事が多い。
雷電ナショナル
雷電将軍の実装以降、ナショナルの派生として極めて高い人気を誇る編成。
日本では「雷電ナショナル」という名称で広く浸透している。雷電国際ではない
対応力が非常に高く、登場から現在まで高人気を維持している。
☆4キャラクターが3人の上、凸数がそこまで重要ではなく、求められる武器が配布や鍛造、釣りなどで調達出来るもので充分に性能を発揮出来る事も高い採用率に繋がっている。
メインの火力ソースは香菱の旋火輪(編成名で勘違いしやすいが雷電将軍ではない)。感電を起こしながら水元素&雷元素を残留させ続け、そこに旋火輪をぶつけることで蒸発と過負荷を一度に発生させ大ダメージを狙う。
雷電将軍本人の高い中断耐性と元素エネルギー補助効果により、立ち回りの負荷や元素チャージに割くリソースが大幅に低減される事も利点。
主に吹き飛び耐性の高い中型以上の敵や、遺跡機械系に対して無類の強さを誇る。
- 下記のハイパーキャリーと違い、この構成における雷電将軍はサポーターとしての側面が強く、無凸→2凸の総ダメージ改善は1サイクル(23秒)毎に約13%程度(外部リンク、NGA)。
下限が高いため無凸でも戦力にしやすいが、反面雷電将軍視点だと耐性デバフなどの補助に欠けるため、雷電自身を凸することでのDPSへの影響はやや少ない。
編成上の難点として、雷電将軍と香菱が同じ長柄武器使いかつ適正装備が近いため、装備の取り合いになりがち。
一本しか手に入らない配布武器の「漁獲」が両者に適性が高いこと、行秋も含めて絶縁の旗印4セットが最適となることから誰を優先するか悩みどころだが、基本的にはメイン火力である香菱を最優先しよう。 - 立ち回りのコツとしては、攻撃不足になりがちな香菱の爆発をベネットの爆発の上で出して攻撃力強化を載せる(スナップショットする)こと。
行秋の爆発はスナップショットできないので載せる必要はない。
CTと持続時間から行秋→ベネット→香菱→雷電将軍という順番で爆発するのがスムーズか。
このとき、ベネットは爆発→スキルと打ちながら交代、香菱に粒子を渡すとチャージをカバーしやすい。
雷電将軍の爆発中のコンボは、行秋の追撃を生かすために通常攻撃をひたすら連打すること。 - 弱点は爆発のループが切れると再チャージに手間がかかること。元素チャージ率を多めに盛るなどしてカバーしたい。
特に螺旋では元素エネルギーが切れた状態で間をまたいでしまうと再チャージまでが大幅なロスとなるため意識して調節したい。
また、小型の敵が多数出る場面は吹き飛んでしまいループが切れやすいためやや苦手とする。
集敵も移動能力も飛び道具もないため、近づいてこない種類の敵が散らばると接近が面倒。
全員で一度に爆発を撃って火力を出すので、無敵時間が長い敵や頻繁にワープで逃げる敵はタイミングがズレやすくダメージを稼ぎにくい。 - 派生として行秋を夜蘭に変えた編成が存在するが、香菱がメイン火力なので夜蘭のバフを生かせない、
行秋の方が水付着力が高い、「雨すだれの剣」の防御効果を使えないなどの事情により基本的には弱体化する。
ギミック攻略に移動力や弓が必要だったり、螺旋の反対側に行秋を入れたいなどの都合があるなら検討するのもいいだろう。
明確な強みとしては、☆5キャラである夜蘭の凸効果は☆4の行秋より強いため、凸による伸びしろは夜蘭の方が上。
エウルア雷電
エウルアと雷電将軍の各自強力な元素爆発を交互に発動して戦う編成。
エウルアの「非常に強力だが重い」「物理ダメージメイン」という性質を持つ元素爆発をサポートするため、
超電導を起こしつつ自身の爆発でエウルアの爆発をチャージできる雷電将軍を採用する。
両者無凸の段階では火力としてはエウルアがメインだが、雷電将軍が2凸以上しているとダブルアタッカー色が強くなる。
両者とも被弾を押してゴリ押したい近接アタッカーであるため、自由枠には耐久支援ができるキャラクターを編成したい。
とくに物理サポーターとしても機能する鍾離や辛炎、エウルアの粒子補助を兼ねるディオナ、バッファーを兼ねるベネット(5凸以下に限る)などがよく使われる。
残りの枠には会心バフ、物理デバフ(完凸時)、粒子補助、氷共鳴を兼ね備えるロサリアが無難だが、敵や状況次第で柔軟に変更可能。
物理火力も出せる海染ヒーラー、ベネットと辛炎を両方入れた炎共鳴のほか、サブアタッカー(夜蘭/八重神子/ナヒーダ/行秋など)、集敵(ウェンティ/楓原万葉など)、バフ(九条裟羅/申鶴/岩主人公/ジン/ミカなど)で多様な編成が可能。
エウルア側の火力強化に全力をかけるロサリア+ベネット、サブ火力も入れつつ両方を均等に強化できる夜蘭+鍾離などが特にメジャーな組み合わせ。
岩パ
元素反応に頼れない代わりに強力な共鳴を持つ岩元素キャラの強みを活かす編成。
一斗実装以降使われているパーティで、アビスの詠唱者などの元素バリア持ちが複数組み合わさって出現しない場合での使用率が非常に高くなる傾向にある。
一斗 or ノエルをアタッカーにする場合、両者とも防御力を攻撃力に転換するため、防御力バフ・ダメージバフを持つゴローと合わせて基軸にするのが一般的。
その後、足りない要素として荒瀧にはシールドや回復を、ノエルには粒子生成を補おう。
ナヴィアを入れる場合や鍾離を抜く場合は結晶生成が欲しくなるため、炎水氷雷元素キャラを一人入れるのもよい。メインアタッカーにダメージバフを付けられる夜蘭やフリーナ(ノエルの全体回復が前提)、結晶反応に追撃を発生できるフィッシュルが特に有用。
上の編成例はあくまで一例。自分の手札や凸状況に合わせて柔軟に組み替えていってほしい。
- 岩共鳴強化以降長く使われているパーティーであるものの、固有のパーティー名はそれほど広まっていない模様。
(中英のコミュニティ内で使われている何かしらの固有名をご存知の方は追記修正お願いします。)
差し替え候補
- 岩元素キャラクター
- 水元素キャラクター
- 風元素キャラクター
- 閑雲
一斗とフリーナを組み合わせるなら、全体ヒーラーかつ高倍率の落下攻撃を出せる閑雲が第一候補。重撃コンボよりも落下攻撃を連打した方が強いので、一斗の強みが若干減ってしまうのはご愛敬。
- 閑雲
神鶴万心/綾華ハイパーキャリー
心海実装以降、使われているパーティの一つ。
アビサルヴィシャップなどのHPが高く、凍結が通る敵が複数出現する場面において特に有効。
「当てにくい・チャージ重い・CT長いが超高火力の綾華爆発を、凍結させてフルヒットさせる」という戦術を軸とし、DPSの大部分を綾華の爆発が占める。
なので凍結が効く敵はもちろん、凍結が効かないボス級も動かないなら相性がいい。
一方で綾華爆発をフルヒットできないとDPSがガタ落ちするため、凍結が効かず動き回る敵には向かない。
総じて敵の凍結耐性とモーションによって相性が極端に出る編成と言える。
- 加えて難点を挙げるとすれば氷バリアにだけは無力なこと、限定☆5キャラが複数必要でハードルが高いこと、反応ダメージに頼れないためかなり深い聖遺物厳選をする必要があること。
氷バリア相手には持ち出さなければ済む話であるし、キャラについても万葉をウェンティやスクロースにしたりとある程度は代用が効くが、
聖遺物、とくに綾華の攻撃力と会心ダメージについてはパーティー火力の根幹としてなるべく妥協したくない所。
かつてはロサリアを入れた神羅天征型が使われていたが、
申鶴追加後はロサリアを申鶴に変更した神鶴万心型が主流。より火力に特化している。
4人全員が限定☆5と更に編成のハードルが高いことは元より、ロサリアに比べ会心率・粒子生成・凍結維持能力は劣るため、その分ステータス組みや立ち回りに気をつけること。
他、メインアタッカー綾華をベースに「氷共鳴枠、風枠、水枠。うち一人がヒーラーかシールダー」を入れ替えた様々な派生編成が存在している。
また、申鶴を入れて水枠を氷キャラクターにすることで氷単(モノクライオ)編成になる。
申鶴のバフを無駄なく使い切る攻撃的な編成だが、敵が凍らない上に耐久要員を入れにくく防御に難がある。
差し替え候補
- 風元素キャラクター
- 水元素キャラクター
- 氷元素キャラクター
- ロサリア
会心率や粒子生成の補助。ICDなしの爆発により凍結維持が安定する。 - 申鶴
ダメージを強力に追加するバフ、氷デバフ。
耐性が非常に高い敵に対して特に有効。 - ディオナ
ヒーラー枠&シールダー枠。粒子生成の補助。 - シャルロット
裏から氷付着できる全体ヒーラー。特にフリーナの相方として優秀。
フリーナと組まない場合でも龍殺しが持てる(チャージはキツくなる)ため十分に採用候補。 - 甘雨
スキルと元素爆発を使うサブアタッカー。メインアタッカーとしてのイメージも強いが、終焉弓や旧貴族を装備してサポートに徹することもできる。
飛行したりワープしたりと綾華が攻撃を当てにくい敵に対してはメインアタッカーとしてスイッチできる。
- ロサリア
モノハイドロ
水キャラクターを3枚編成入れ、翠緑4を装備した楓原万葉のバフ・デバフを最大限活かす、いわゆるモノ編成*4の代表格。
バフ能力も備えた強力なダメージディーラーである夜蘭とフリーナに加え、ドライバー兼タンクアタッカーとして珊瑚宮心海を採用。
バフを受けた心海の殴りで火力を出しつつ、夜蘭の追撃を駆動しフリーナのテンションを迅速に蓄積、さらに全員の火力を万葉が底上げする。
互いの粒子生成でチャージ補助もできる点でもシナジーがあるコンセプトの編成。
単体相手に火力を叩き込む夜蘭、広範囲に自動攻撃を行うフリーナ、集敵能力を持つ万葉がそれぞれの役割をこなし、幅広い戦況に対応力を発揮する魅力も持つ。
ただし、モノ編成の宿命として炎以外の元素シールド持ちには滅法弱い。
複数の元素シールド持ちがいる場合は万葉の拡散や元素変化で対応できるものの出来る限り対面は避けたい所。
心海出場後の立ち回りとしては、ややテクニカルではあるが通常2段キャンセルの連打が最適(心海1凸なら通常連打のDPSと同等)で、心海、夜蘭共に効率良くダメージを伸ばすことができる。
育成状況が同じであればフリーナ含めた3者の火力貢献は概ね横並びであるため、満遍なく育成しそれぞれの強みを活かすことで最大効果を発揮する。
螺旋環境では上記の型や万葉をシロネンに差し替えた編成が主流だが、これに行秋を加え、心海以外の枠は所持状況や編成の都合に応じて互換可能。
なお、フリーナ実装以前は心海・行秋・夜蘭・万葉が代表格であり、モノハイドロ編成の走りでもある。
水4編成
水キャラクターで染めた亜種編成。
上記と比較した場合、集敵を失う点、行秋2凸の水デバフを利用している点でより単体向けの編成と言える。
同元素4枚の編成なのでチャージ面で明確なアドバンテージがあり、粒子生成が乏しい単体戦ではカタログスペック以上のポテンシャルを持つ。
優秀な水サブアタッカーを占領してしまうため、深境螺旋や幻想シアターで濫用するとかえって攻略に苦戦してしまう可能性もあるため、キャラ層が豊富でない場合は注意。
差し替え候補
モノハイドロのコンセプトを保つうえでは、一部例外を除き水、風、岩元素からの採用となる。
- シロネン
耐性デバフ36%(天賦10)と絵巻バフ40%を撒くことができる強力なサポーター。
翠緑4万葉との比較では、より長時間デバフを維持できる反面、集団戦への対応力を失う形。
2凸や岩峰により、更なるバフ能力を得る。 - 鍾離
固有の耐性-20%と悠久のバフ35%でサポートする。
数値だけなら万葉のが上だが、万葉が居ない場合の代替案。
鍾離完凸で多少の回復サポートができるが、回復キャラが居た方が何かと万全。 - ノエル
心海との入れ替え。全体回復を行いつつ、悠久によるサポートor海染の追加ダメージを行える。通称マーメイドノエル。詳細は当項目を参照。(現在項目未作成) - バーバラ
心海の代替案。配布で必ず所持しているのが強み。
星4でありながら心海とほぼ同じ立ち回りができる。火力は大きく落ちるが、西風によるさらなる粒子サポートや、攻撃力の恩恵が大きいなど、心海とは違った活躍もてきる。
超激化
雷アタッカー2人による超激化反応を主軸とする編成。
超激化ダメージを稼ぐためには雷元素の付着回数が重要となる。
フィッシュルは出場キャラの雷反応に連動して追撃を行うサブアタッカー。超激化を使うメインアタッカーとは非常に好相性。
追撃の間隔が短く、毎回必ず雷付着する(ICDがない)ので特に超激化ダメージを稼ぎやすい。
クロリンデは手数の多い雷アタッカー。特に元素スキルによる夜巡り状態中の攻撃はすべて通常攻撃とみなされるため、完凸フィッシュルとの相性が極めて良い。
攻撃ローテーションの中で自己回復ができるため耐久枠は中断耐性を優先したい。
メインアタッカーが表で殴るが、左3人すべてが少なからぬダメージを出すためしっかり育成しておきたい。
チームの4人とも無凸から編成可能ではあるが、星座による火力上昇の恩恵もある。
編成の組み替え候補
編成の自由度が高く、恒常の刻晴や☆4のフィッシュルも使えるなど、非常に組みやすいため無課金や始めてから日が浅い旅人にも優しい。
4枠目は基本的に耐久枠としてシールドまたは回復を採用すると安定する。
また、ナヒーダ+翠緑要員を採用する場合、ナヒーダの強力な草付着により雷下地が消えやすく、拡散のタイミングに注意が必要。
- メインアタッカー
- 超激化アタッカー役
- クロリンデ
命の契約を自己付与しながら戦うアタッカー。
赦罪や断章4などでダメバフを盛りやすく超激化と相性が良い。
また、ローテーションが短いため他3枠の自由度が高い。 - 刻晴
超激化編成の元祖メインアタッカー。
元素爆発・元素スキル・元素付与の素早い攻撃で雷付着の回数を稼げる。(雷怒4と相性が良く、元素爆発の必要エネルギーも軽い。)
自由枠に鍾離を入れた編成が中国では「玉皇妲帝」と呼ばれているらしい。(道教の神「玉皇大帝」のもじり&各キャラの名前・愛称*5から取っている) - セノ
刻晴と同様の運用が可能。
しかし元素爆発が高コストかつ長時間持続するため、刻晴のように気軽に交代できない。
加えて元素爆発の自己強化時間に対して大体のバフデバフの継続時間が追いついていないのがネック。
自由枠は頼りない中断耐性のカバーも兼ねて鍾離、もしくは白朮かシロネン(要1凸)が無難。 - 北斗(推奨2凸~)
星4ながら対多数戦では無類の強さを誇る。自前でダメージ軽減と中断耐性、シールド(要1凸)を持つため鍾離枠を火力要員に回しやすい。
凸が進めば進むほど火力が上がっていく。また、ナヒーダやスクロースで殴る運用も選択肢に入ってくる。
対複数であれば刻晴ではなくフィッシュルと入れ替えても強力。 - 八重神子
ナヒーダ・フィッシュルと合わせると設置して立っているだけで敵が死んでいく。
表に出るキャラが通常・重撃を振る必要性が薄くなるため立ち回りが楽になる。
敵が3体以上いる場合は特に強力。 - リサ
元素爆発での高い反応頻度でアタッカー役を務められる。天賦の防御ダウンも効く。
要の爆発のエネルギーの重さもフィッシュルの粒子供給やシロネンの2凸効果で解決できる。 - ドリー
完凸かつ雷怒り4が必須だが、付着頻度だけならば刻晴とほぼ同等であり激化回数を稼ぎやすい。
何よりドリーは爆発に加えて完凸効果でも回復できるためアタッカーとヒーラーを同時にこなすことができる。
固有天賦と爆発でのエネルギー回復+スキル連発+フィッシュルの粒子供給で80族と重い爆発をそこまでチャージを盛らずとも回せる点も優秀。 - セトス
元素熟知が重要な弓アタッカーで、元素エネルギーを消費する代わりにチャージ時間が短縮される重撃や元素爆発で強化される通常攻撃(ダメージ判定上は重撃扱い)で激化反応を起こせる。
2段チャージ重撃を多用する場合、フィッシュルの完凸効果による追撃は活用できないが、オズの設置時間延長は粒子生成量の増加に繋がるため、相性が極端に悪化する訳ではない。
- クロリンデ
- 超激化アタッカー役
- ナヒーダ枠
- 草元素付着、サブアタッカー役
- 白朮
回復・中断耐性・追従型草追撃・草元素反応バフの4点を兼ね備えているため、火力と安定性の両方を高めることができる。
特に草付着がナヒーダほど強力ではないために雷拡散を阻害し難いが、2凸すると追撃回数が増加するのでやや安定しなくなる。 - 主人公(草)(推奨2凸~)
片手剣には蒼古や聖顕など優秀なサポート武器が多く、教官などと合わせ火力を引き換えにサポート性能を高めやすい。翠緑の邪魔をしにくいことも優位点。 - コレイ(推奨2凸~)
同じく終焉や教官を持たせることでサポート性能を高めやすい。芽生え効果もインファイトする刻晴に好相性。 - ヨォーヨ
回復を兼ねられるため4枠目の自由度が大きく上がるが、対複数の場合草付着が安定しにくい。万葉と組ませれば大根と敵をまとめて吸引してぶつけられる。1凸でスタミナ回復も可能。 - 綺良々(推奨4凸~)
4凸の追撃は狭範囲だが、優秀なシールドを持ち、聖顕や教官の適性も高い。完凸なら全元素ダメバフも付く。万葉と組ませたら、散らばったニャルダモンを吸引して起爆できる。 - エミリエ
燃焼編成向きのサブアタッカーだが、継続時間が長い設置型の元素スキルを持つので、出場時間が長いセノをメインアタッカーにする場合は採用を検討する。
- 白朮
- 草元素付着、サブアタッカー役
- 自由枠
- シールド役
- 鍾離
シールドの持続時間と耐久が優秀で、シールド役として最も安定している。雷・草両方の耐性ダウンによる火力サポートも可能。 - ディオナ
こちらに終焉や教官を持たせることもできる。回復と完凸での熟知バフも強力。注意点として、大楽章シリーズや教官のバフは重複しない。 - レイラ
聖顕に適性がある。回復はないがシールドが優秀。4凸効果は刻晴と相性が良い。 - 綺良々
レイラと同様。加えて、ナヒーダと草元素共鳴ができる。完凸のダメバフも良い。 - 藍硯
風法器シールダーなので、翠緑デバフ役を兼任できるほか、シールド生成時にダメバフを付与する祭星者が扱える。
2凸後はチームメンバーが通常攻撃でダメージを与えた時にシールドの吸収量回復、4凸後は元素爆発でチーム全員に熟知バフを配ることが可能。
集敵役としての運用はあまり期待できず、元素変化の対象がシールドなので継続的な雷元素の付着もできない。
- 鍾離
- バッファー、集敵、サブアタッカー役
- 楓原万葉
強力な雷ダメージバフ・耐性デバフを配れる。火力は上がるが被弾しない立ち回りが重要になる。 - スクロース(推奨2凸~)
集敵と翠緑デバフに加え熟知バフが全員に美味しい。持たせる武器によって違う役割を担うことができる。
ただし万葉よりやや立ち回りが難しく、武器によっても動きを柔軟に変える必要が出てくる。
白辰・・・雷草両方にバフを配れる。スクロースが完凸していれば全体火力では理論上2凸万葉をも上回る。効果時間の短さに注意。
金珀・・・回復役を兼ねられる。耐久を捨て切らずに火力を盛れる。
祭礼・・・熟知バフの量を最大化しつつ自身も拡散ダメージを出せる。とくに八重神子や北斗と好相性。 - シロネン
耐性デバフ・絵巻バフ・岩峰バフを配れる。万葉やスクロースらと違って集敵はできないが、元素爆発で回復できる。
- 楓原万葉
- 回復役
- シールド役
- ローコスト編成
編成の自由度を生かしたローコスト仕様。フィッシュル以外全員代替候補が複数いるため非常に組みやすい。
刻晴 フィッシュル 草主人公/
コレイスクロース/
ディオナ/
レイラ/
綺良々恒常★5 ★4 配布 ★4
草激化/双狐双神
ver3.0での草元素の実装以降急速に普及した草激化ダメージを主体とする編成。
草アタッカーはいずれも元素熟知が重要ステータスとなるため、超激化編成と比べても熟知の重要性が高い。
そのため、草共鳴を発動しつつ大量の熟知バフを供給し集団戦適性も補えるナヒーダが重要になる。
激化のための雷要員は設置型かつ高火力なうえ複数に雷を撒ける八重神子が強力。
アルハイゼン
メインアタッカーにアルハイゼンを採用した型。中遠距離・瞬間火力型のティナリに対し近距離・継続火力寄りの編成になる。
久岐忍など射程の短いキャラクターと組ませやすく、付着頻度の高さから行秋や夜蘭を投入して超開花と激化を併用しても強力。
差し替え候補
雷元素枠
- 八重神子
自身の火力も高く、対複数でもコンスタントに雷を撒ける。
熟知バフも有効活用できる。 - フィッシュル
設置型の雷攻撃。ターゲットは単体。超激化で猛威を振るう断罪の雷影はあまり発動しないが、終焉で熟知バフ出来るのが強み。
最適聖遺物は黄金だが、自由枠で教官を持たせた綺良々かディオナを採用する場合は千岩でシールド補強も可。 - 雷電将軍
射程無限の雷追撃。スキルのダメージは微弱だが、攻撃を当てた相手に確実に雷付着できるのは魅力。
教官や深林を持たせてサポート特化もあり。超開花型からの転用ならナヒーダの熟知参照先としても使える。 - 久岐忍
ヒーラー兼超開花併用時の起爆役。ティナリと組ませるには射程の関係上向かない。鍵を持たせて熟知バフ担当もできる。
草元素枠
- ナヒーダ
裏から草激化の乗ったスキルでダメージを出しつつ大量の熟知バフを撒ける。 - 主人公/草/コレイ
鍵や蒼古、終焉がある場合の候補。自身も微量とはいえ熟知バフを供給できる。教官4セットでバフ特化してもよし。
継続時間と戦闘距離の関係上コレイはクイックスワップ寄りのティナリと、草主人公は居座り寄りのアルハイゼンとそれぞれ組ませやすい。 - ヨォーヨ
ヒーラー枠の圧縮。深林も持てる。 - 白朮
シールド要員・・・というより定期的に使い捨ての中断耐性を撒けるヒーラー。
反応バフに加え、白辰の輪を持たせれば貴重な外部からの草ダメージバフを供給できる。 - 綺良々
シールド要員を兼ねられる。鍵への適性が高いほか4凸で深林要員になり、6凸でダメージバフを撒ける。
鍾離枠
ニィロウ豊穣開花
ニィロウの能力で「豊穣の核」を作って戦う編成。ニィロウの天賦の制限により編成できるのは水・草元素キャラに限定される。
高火力の範囲攻撃を高頻度で繰り出せるためボスから大群相手まで相手を問わず活躍できる。
自傷ダメージが大きいためヒーラーやシールダーは必須であり、それ次第で様々な編成になる。
元素が限定されるため岩・氷の敵のシールドに弱い。特に水・草無効の氷シールドに対しては手も足も出ない。
他にも草フライムなど草無効敵が一匹混じっているだけで機能停止することもあるので注意が必要。
差し替え候補
- ドライバー
- ナヒーダ
スキルによって広域に草を撒く。スキルの連動攻撃によって開花範囲外の敵にもダメージを与えられる。
通常攻撃で更に草を撒けるが、表に出すにはもろいのが難点。
完全水下地になるとナヒーダのスキル追撃が止まる事に注意。 - 珊瑚宮心海、バーバラ
スキル・通常攻撃ともに水。通常攻撃を当てた時に回復する能力があるため自傷ダメージをカバーできる。
熟知を上げることで開花の威力が上がるが回復量は下がってしまう。他にもヒーラーを採用すれば熟知に特化できる。 - アルハイゼン
爆発・スキル・落下攻撃・重撃で琢光鏡を獲得し、通常攻撃と組み合わせたコンボで草塗れにする。
光幕による範囲追撃も発生するので、琢光鏡の管理次第ではナヒーダと遜色が無い付着性能を発揮する。
中断耐性に欠いていて自己回復も出来ないため、ヒーラーやシールダーによるサポートが必須。 - カーヴェ
爆発による強化中は、通常攻撃・重撃・落下攻撃に草元素が付与されていて、中断耐性もアップする。
スキル・爆発発動時の強制起爆機能は腐るが、草原核と同様に豊穣の核が迸る毎に回復できるので、自傷ダメージに耐えられる。
80族で爆発が重く、通常攻撃の付着性能は完凸してようやく及第点といったところである。
- ナヒーダ
- ヒーラー
- その他
草2水2・草ヒーラー型
水2草2で組み、草にヒーラーを入れた編成。
草と水の元素共鳴同時発動でHPと元素熟知が増え火力がアップする。
ドライバーとヒーラーが独立しておりヒーラーが十全に実力を発揮できるため生存能力が高く、
ドライバーも特化させることで開花火力を最大まで引き上げられる。
ヒーラー枠は草反応バフを持ち回復と攻撃を両立できる白朮がベストで、次善としてはヨォーヨや綺良々も候補に挙がるか。
ドライバーとなる心海の聖遺物は「楽園の絶花」で熟知をひたすら振るビルドが筆頭。
水3草1
3人の水キャラで水下地を安定させ、ナヒーダをメインアタッカーにして草側で開花を起こす編成。
夜蘭がいるため豊穣開花以外の手段でも火力を出せるのが利点で、スライム気球やバリケードのような開花反応が起きないオブジェクト系に対応しやすい。
草2水2よりもやや少数の相手向き。ナヒーダの中断耐性を高めるために夜蘭を行秋に入れ替えても良い。
ローコスト編成&その他の編成
配布キャラを混ぜた作りやすい編成。このような編成でも侮れない高火力を発揮できる。
回復は心海orバーバラの水ヒーラーに一任することになる。
開花の熟知参照先がほぼ水ヒーラーになる関係上、水ヒーラーは熟知を盛る必要があり本来の回復量を発揮できない。
敵の攻撃が激しく回復不足と感じるならナヒーダに金珀を持たせて対応しよう。
- ニィロウ・心海(バーバラ)・旅人・コレイ
ニィロウの実装当初に主流だった編成。特にバーバラ入りはニィロウ以外全て常設配布キャラのローコスト編成となる。
後にナヒーダが実装されたため採用率は下がったが、ニィロウと配布キャラだけで作れるのに高火力という利点は変わらない。 - ニィロウ・心海(バーバラ)・ナヒーダ・旅人
ナヒーダ実装後圧倒的人気を誇り、白朮実装後も組みやすさからか高い人気を誇る編成。
超開花
熟知に特化させた雷元素キャラクターで超開花を起こす編成。
超開花のヴァインショットは敵が単体なら2ヒットし、複数いる場合は追尾して命中するので単体・集団どちらにも強く安定性が高い。
草水雷の3元素が必要になるが、起爆役の雷キャラのレベルと熟知さえ育成すれば火力の基盤が整うため、非常に軽い育成コストで大火力を発揮できる。
3人で十分な火力を出すことができ、各元素ともに採用候補となるキャラが多いため、編成自由度も非常に高く、様々な編成が考察されている。
差し替え候補
ヴァインショットを多く発生させるほど、元素反応のダメージクールタイム理論値に近い火力を出すことができるので、草元素と水元素の元素付着力が重要になる。
草原核に対する雷元素の超開花反応は元素付着クールタイム(ICD)と無関係のため、単純な手数があればよく、ICDを気にする必要はない。
開花反応は草元素下地の方が水元素下地よりも元素消費量が少なく、少ない元素量で何度も反応を起こせるため、草元素付着量>水元素付着量のバランスのまま付着力を最大化するようにパーティを編成したい。
- 草元素キャラクター
ナヒーダを使わない場合、一人では付着量が足りないため基本的に草元素2名の編成となる。アルハイゼンは単独でも可能だが立ち回りに注意が必要。- ナヒーダ(ドライバー:○)
スキルと通常攻撃により大量の草元素を付着できる。
付着量を最大化するためドライバーとして使うこともあるが、耐久・中断耐性は低いので行秋などで補う必要がある。 - アルハイゼン(ドライバー:○)
耐久と中断耐性ではナヒーダより優位。付着量ではナヒーダが上回る。
単独でドライバーを務めることもできるが、ナヒーダと組ませての過剰草付着により草激化と超開花を両立して殴るのが強力。
草元素攻撃を維持するにはチャージと鏡の管理が重要になる。 - ヨォーヨ
スキルのみで継続的に草元素を撒きつつ回復できる。
対複数だと元素爆発中以外は付着が安定しない。 - 草主人公
継続的に草を撒くには重い爆発が必須。
爆発を水変化させることで付着範囲が、雷変化で付着頻度が増える。 - コレイ
スキルは密着する必要があるが複数回の草付着が可能。
爆発は範囲・継続時間が小さいが高頻度の範囲攻撃のため固まった敵には有効。
- ナヒーダ(ドライバー:○)
- 水元素キャラクター
- 行秋
爆発で控えから長時間の水元素攻撃を行える。スキルでの元素粒子回収量が多く自己完結性が高い。 - 夜蘭
無凸では行秋に付着量で劣るが、自身の火力で上回る。
2凸すると完凸行秋を上回る付着力を獲得するが、草下地を維持できない場合かえって草原核生成量が減ることがある。 - フリーナ
上二人に付着量で遅れを取り付着タイミングも不安定だが、その分激化の邪魔をしにくいことと強力な全体バフから激化とのハイブリッド編成でよく採用される。
裏に回るナヒーダなどのサブアタッカーの火力も大きく上げられるのが夜蘭との差別化点。ヒーラーを要求するキャラであるため、開花バフを持つ白朮などとセットで採用されることが多い。 - 神里綾人・タルタリヤ(ドライバー:○)
継続的に水元素攻撃を行える近接アタッカー。 - バーバラ・珊瑚宮心海(ドライバー:△/○)
回復を兼ねられる。海染4セットを装備させることで範囲火力も補える。
特に心海は爆発で中断耐性が上昇するためドライバー適性が高い。 - ニィロウ(ドライバー:○)
豊穣開花関連の天賦は死ぬが、強力な中断耐性と高HPでゴリ押しできる。
凸が進めば自身の火力にも期待できるようになる。聖顕の鍵で起爆役に熟知を渡したり、祭礼の剣を持たせて水元素攻撃を増やすこともできる。 - キャンディス(ドライバー:△)
近接キャラならほぼ誰でも水アタッカーにできる。
自身がドライバーを務めることもできるが、攻撃速度の遅さなどから適性は高くない。
- 行秋
- 雷元素キャラクター
- 雷電将軍(ドライバー:△)
高頻度・射程無限の雷追撃で草原核を起爆する。
敵が巨大・飛んでる・動きが速いなどで草原核からズレると起爆できないことがある。
開花数は落ちるが、爆発中はドライバーを務めることもできる。シールドなどで雷追撃が発動しない場合でも草原核を起爆できる。 - 久岐忍
回復を兼ねるため開花役に夜蘭や自由枠にサブアタッカーを採用しやすくなる。
雷攻撃の射程と頻度では将軍が優れる一方、全周囲攻撃となるため回復と合わせ集団戦では適性が高い。
草原核は地面に落ちるため飛び回る敵相手には忍の方が安定して起爆できる。 - セノ(ドライバー:○)
激化でメインアタッカーを務めつつ起爆役を兼任できる。
詳細は激化超開花ハイブリッド参照。
- 雷電将軍(ドライバー:△)
- その他のキャラクター
耐久や中断耐性に優れるキャラクターの大半にドライバー適性がある。
炎元素・雷元素は起爆役が競合するため基本的に非推奨。 - 自由枠の例
リネモノパイロ/リネハイパーキャリー
同元素3キャラ+万葉or風岩の構成をとる、モノ○○*6系(いわゆる単色パーティー)の一種。
元素反応で火力を増強できる炎水氷雷の四種より、わざとそのうち一種類のみでパーティーを組み、補助要員として万葉あるいはその他の風・岩キャラを入れる構成。
こうすることによって、特定元素へのバフデバフを確実かつ最大限に活用しつつ、同色粒子の取得機会を増やすことで元素チャージ要求水準を下げ、その分を火力に回せる。
なお、元々万葉のバフデバフを最も活かせるパーティーとして考案されたためか、モノという名前に反して完全な同元素のみのパーティーになることは少ない。
また、岩元素統一パーティーに関しては英語圏ではmono geoという呼称は良く用いられるが日本ではあまり使われず、「岩パ」呼びが主流。
モノパイロの場合、基本的にはベネットや香菱などの相乗効果をベースに、拡散の下地作り兼表で殴るキャラを加えて構成される。
リネは炎元素キャラクターが多いほど炎元素が付与された相手へのダメージバフ量が上昇するためモノパイロの最適キャラである。
一方で、リネは蒸発や溶解を起こしても高いダメージが期待できるが、リネ特有の強みは薄れてしまうことに注意。
難点は狙い撃ちが主体であり、このPTでは中断耐性やシールドを持たないために操作難易度が後述のクレーと比較して非常に高い。
リネが攻撃と同時に設置できるデコイにより敵はある程度誘導できるが、デコイが効かない敵に対しては中断耐性やシールドなどの防御手段が欲しい。
ディシアや4凸煙緋のような防御面をサポートできる炎元素キャラを編成する、万葉を鍾離にするなどの対策が考えられるが、全体火力とトレードオフになる。
クレーモノパイロ/可莉三火
Ver3.8までモノパイロの代名詞と言えばクレーを主体とした編成だった。ただしこちらも現在の高難度に対して十分過ぎる突破力を持ち、シールド無しでモノパイロの運用をする場合、操作難易度はリネと比べてこちらの方が易しい。
モノ系統パーティー共通の難点でもあるが、炎無効に手も足も出ないのは言わずもがな。(万葉完凸でアタッカーもできるハイブリッドタイプビルドにしていれば万葉でお茶を濁すことはできるが)
ヌヴィレットハイパーキャリー
ヌヴィレットの威力・範囲共に優秀な特殊重撃を生かす編成。
貫通するビームで広域を薙ぎ払うので集団戦に強く、リーチが長いので安全な距離からボスを攻撃できるなど安定感がある。
ヌヴィレットは交代を柔軟にできるため併用できるキャラは多いが、本人のDPSが高いため、サポーターには可能な限り出場時間が少ないキャラを採用したい。
また、固有天賦により水元素反応を3種類起こすとバフがかかるため、
「4人バラバラの元素で組み最大バフを使う」「最大バフを諦めて水元素共鳴でHPを伸ばす」のどちらかを選ぶことになる。
ヌヴィレット自身の火力に依存した編成であるため、細かな組み合わせに関してはヌヴィレット/他キャラクターとの相性および編成例も参照のこと。
なおヌヴィレットを1凸すると
・2種類の元素反応で最大バフを得られるようになり、水元素共鳴と最大バフを両立できる
・重撃中の中断耐性が上がり、シールドキャラの重要性が薄れる
という変化が起こり、編成の自由度が上がる。
代表的な編成は、上記のフリーナを水元素共鳴枠として入れた3元素編成。
ヌヴィレットの自己バフは最大スタックを得られないが、フリーナの水共鳴とダメージバフで十分に補える。
ヌヴィレットとフリーナの元素チャージを互いにカバーできる点でも無凸から相性のいい組み合わせ。
残りの枠には高いバフ・デバフをかけられる楓原万葉とシロネンがメジャーである。
耐久を重視して鍾離や白朮と代えたものも定番。
感電拡散 †
4元素編成。
中断耐性要員として鍾離、集敵&拡散要員として楓原万葉、感電要員としてフィッシュルを採用。
感電させたあと拡散すれば水拡散にもなって2層分バフが貯まるし、オズを置いたあとヌヴィレットが攻撃開始して裏から感電させてもよい。
フリーナが使えない場合に。
激化超開花ハイブリッド
固有天賦の関係上元素熟知が高くなり、近~中距離広範囲に雷元素を付着できるセノを、超激化アタッカー兼超開花起爆役として据えた編成。
フリーナのバフがかかった超激化ダメージが主なダメージソースであるが、反応係数の高い超開花によるダメージもサブ火力として侮れないものとなる。
ナヒーダと白朮の安定した草付着とフリーナの低頻度水付着により、激化と超開花をバランスよく維持できるのが大きな特徴。
フリーナによる高いダメージバフでセノ・ナヒーダ・フリーナのアタッカー性能を高める攻撃的さを持ち、加えて白朮の反応バフにより激化と超開花両方のダメージが増強されている。
白朮は継続的な草撒きと全体回復に長け、ウェーブ制への対応力が低いナヒーダ、チームのHPを減らすフリーナをカバー。近距離アタッカーのセノにとっては中断耐性補助もありがたい。
注意点としては、セノはもとより全員の元素爆発ローテが重要となり、チャージ面は吟味した上で育成したい。
そしてセノの長い出場時間に噛み合うサポーターは少なく、セノをアタッカーとした編成では基本的にサポーターは全員代替不可能である。編成コストは相当に高い。
また、白朮のシールドは断続的であり、耐久力もそれほど高くはない。持続的な攻撃に弱くタイミングによってはノックバックされる機会も少なくないため、基本的な回避運動は必要。
差し替え候補
各種バフの継続時間に優れ、元素付着手段にもほぼ条件がないため、激化適性のある雷・草アタッカーの多くで採用可能。
ただし激化・超開花のハイブリッドという編成コンセプトを考えると、セノやセトスなど元素熟知を参照した天賦を持つキャラがよりマッチしていると言える。
採用するアタッカーによってヒーラー枠を差し替えることが多い。水付着と草付着の強さ関係が崩れると開花よりの編成になりやすく、ナヒーダとフリーナは基本的に固定。
雷元素アタッカー
- 刻晴
セノと同様ダメージバフが不足しがちなキャラであり、フリーナの存在は大きい。
比較的ローテーションが柔軟になるため、白朮の代替としてジンや閑雲などの翠緑ヒーラーを入れることも考えられるが、ナヒーダの強すぎる草付着のために雷拡散はやや難しい。 - 雷電将軍
元素爆発による高いダメージを出しながら、フリーナと白朮の重いチャージのサポートもできるのが魅力。雷電の凸要求については雷電ハイパーキャリーと同様。
熟知特化型ではなく絶縁によるメインアタッカー型に育成しよう。 - クロリンデ
自己回復手段を持つアタッカーであり、ヒーラーの編成が必須ではない。
白朮の枠に綺良々や鍾離を編成することで中断耐性のケアを厚くしたり、九条裟羅のようなバッファーを追加するのも一考(その場合ナヒーダに金珀・試作を持たせることを推奨)。 - ドリー
完凸することで高い元素付着能力と全体回復を兼ね備えた激化アタッカーとして運用できる。
低い火力面を補うためにも、ヒーラーの代わりにフィッシュルなどのサブアタッカーが欲しい。 - セトス
熟知を参照してバフを得る固有天賦を持ち、超開花ダメージにも期待しやすい。
弓キャラ故に打たれ弱く2段チャージ時の挙動もあり、セノ以上に立ち回りには気をつかう。
草元素アタッカー
落下ハイパーキャリー
フリーナの「全員のHPを減らすスキル」「HPが増減するほどダメージバフする爆発」と
閑雲の「全員のHPを回復しつつ落下攻撃をバフする爆発」を組み合わせ、バフ×バフで超強化した落下攻撃を叩きつける編成。
閑雲の爆発効果で誰でもジャンプ力を強化することができ、閑雲の加算バフとフリーナの乗算バフだけでも十二分なダメージの底上げができるため、
アタッカーと残りひと枠の自由度が高く、幅広い構成が可能。
共通する利点としては、落下攻撃は中断耐性が高いのでシールドなしでも強気に攻められること。
共通する弱点としては、閑雲のバフでダメージが増えるのは「敵1体」の制限があるため、2体以上敵が出るとダメージが落ちることと、
閑雲フリーナという爆発が重いキャラ2名をフルに回さないと機能停止するところ。
チャージ効率を操作精度でカバーしたり聖遺物厳選や凸や☆5武器で補う必要があり、運用ハードルは高め。
代表的なものは、上記の魈をアタッカーとし、サポートに風特化サポーターのファルザンを入れたタイプ。
風3になるのでチャージが重い魈と閑雲の負担が軽減されるのがメリット。
落下蒸発
炎アタッカーを採用し、フリーナの水元素攻撃と合わせて落下攻撃しつつ蒸発を狙うタイプ。
ベネットを完凸していれば、理論上は近接武器キャラなら誰でも蒸発落下が狙えることになる。
ディルックなど自分で元素付与できるアタッカーの場合、ベネットの枠に行秋や夜蘭などを入れて水付着を安定させるのも良い。
ただしクレーの場合のみ、非常に優秀な炎付着を活かしてフリーナ側で蒸発を起こすプランが取れる。ベネットの枠に楓原万葉を採用することにより、(狙って起こすのはシビアだが)任意に炎蒸発と水蒸発を分けられ、2元素拡散による炎&水の2元素耐性ダウンも狙える。
研究中の編成
まだ評価が確立されていないが、すでに一線級の強さを持っていたり、特定のコンセプトで組まれた編成。
※研究が進んだりパーツが増えて評価が固まったら上の欄に移してください
烈開花
熟知特化の炎元素で烈開花を起こす編成。
起爆役はトーマが主流。シールドで烈開花の自傷を防げるが元素エネルギーが重く、できれば星座4凸は欲しい。また、熟知・チャージに特化させるのでシールドは割れやすく、耐久用キャラは必要に応じて別で編成する。
燃焼中は開花できないため、行秋の湿潤も活用して蒸発・開花を稼ぎたい。
草付着が不足するならナヒーダをドライバーとして、開花が十分ならトーマをドライバーにして熟知バフを乗せることも可能。またアルハイゼン・綾人・綾華などのメインアタッカーの単独火力と組み合わせてもよい。
差し替え候補
- 烈開花
草原核は1度目の炎付着で破裂するため付着頻度は関係ない。燃焼反応は開花反応を阻害してしまうため、炎付着頻度はむしろ低い方が理想的。
- 草下地
水下地になってしまうと開花できる回数が減る。草共鳴の熟知アップは待機中でも有効。
- 開花
- 自由枠
- 氷元素
氷下地の凍結反応で水付着を減衰させ、開花反応による草下地の消費を節約する。
また凍結状態だと燃焼を起こさない時がある。 - 雷元素
激化で草キャラの火力を上げ、過負荷によって燃焼反応を弾く。
低熟知の超開花を減らすために、範囲ダメージではないことが望ましい。 - その他
- 氷元素
シュヴルーズ過負荷
シュヴルーズの固有天賦である継続時間6秒の耐性デバフ(-40%)や攻撃力バフ(最大+40%)を活用する編成。
シュヴルーズのみが固定で、継続的に炎元素ないし雷元素を付着できるキャラクター各1名、自由枠1名という構成になる。
採用候補は炎元素と雷元素のキャラクターに限定されるが、一定の頻度で過負荷さえ起こせば両元素の耐性デバフを機能し続けられるのが最大の利点である。
シュヴルーズを完凸させている場合は、最大で60%の炎元素&雷元素ダメージバフも付与できるので、耐性デバフとの相乗効果でメインアタッカーの火力が大幅に上昇する。
Ver5.2で過負荷の反応係数は改善されたが、恩恵があるのは熟知ビルドにした煙緋くらいで、シュヴルーズのサポート能力が要である点は変わらない。
欠点としては、万葉やウェンティといった集敵役あるいはデコイで誘引可能なリネットら風元素のキャラクターを編入できない、
メインアタッカーが近接戦闘系キャラクターだと過負荷でノックバックした敵へ接近する必要が生じて雑魚敵の掃討に向かない、
シュヴルーズ実装当初のVer4.3時点では炎元素も雷元素も耐久キャラクター(シールド生成・中断耐性アップ)の層が薄い、
スナップショット対応のキャラクターを採用する際はローテーションに工夫が要る場合もある、などの問題が挙げられる。
通常攻撃の3段目で敵を引き寄せられるアルレッキーノ、元素爆発による強化状態で完全中断耐性が付与されるマーヴィカと雷電将軍、
元素スキルによる強化状態で銃射撃と突進剣撃を扱えるクロリンデは、前述した欠点のひとつを克服できるので編成適性が高い。
ちなみにアルレッキーノは戦闘中は自身の元素爆発でしかHPを回復できないが、シュヴルーズの完凸効果に付随するダメージバフは有効。
以下は組み合わせの例示に留まり、必ずしも最適なチームであるとは言えない。
チームメンバー | 備考 | |||
---|---|---|---|---|
固定 | 主攻 | 副攻 | 自由 | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | マーヴィカのメインアタッカー運用で、ハイパーキャリー型の構成。 オロルンは戦意獲得補助、終焉を嘆く詩や灰燼の都に立つ英雄の絵巻4セットによるバフも担当。 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | アルレッキーノは戦闘中の回復手段が限られるため、自由枠にシールド役を充当している。 シールド役の有力候補はトーマ以外だと、4凸以上の煙緋が挙げられる。 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | マーヴィカのサブアタッカー運用で、ダメバフと防御力デバフ(要2凸)でサポートも可能。 耐久補助はオロルンのデコイだけなので、クロリンデは中断耐性を上げられる2凸が前提になる。 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() ![]() | 雷電将軍の願力蓄積とサポート能力を両立させる構成。 ハイパーキャリー型なら九条裟羅、デュアルキャリー型なら八重神子が自由枠の採用候補になる。 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() ![]() | リネの固有天賦によるバフ効果量が最も高くなる炎元素キャラクター3人の構成。 耐久面を重視する場合はディシア、火力を優先する場合はベネットが自由枠の採用候補になる。 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ☆4キャラクターのみでシナジーが期待できる構成。 ☆5キャラクターを解禁した場合、メインアタッカーを煙緋から宵宮やクレーに変更できる。 |
▌炎元素付着役
- メインアタッカー
- アルレッキーノ
通常攻撃の範囲が広く、敵を引き寄せる特性もある。
1凸すると攻撃中は完全中断耐性だが、他者からの治療効果(HP回復)を受け付けないので、命の契約リセットで火力低下を招く元素爆発に頼らないといけない場面が生じる。
2凸すれば全元素耐性および物理耐性が上昇するため、過信は禁物ながらも耐久キャラクターを採用する必要性が減じる。 - マーヴィカ
元素爆発の強化状態で完全中断耐性を得られるが、元素爆発の発動に必要な戦意を獲得するためにオロルンや炎旅人の採用が不可欠となる。
サブアタッカー運用も可能で、固有天賦で元素爆発の発動時にフィールド上キャラクターへダメバフ、2凸で元素スキルの一回押し後に敵へ防御力デバフを付与することもできる。
火力や探索性能を追求する場合は完凸を目指すことになるが、サポート能力については固有天賦のダメバフが+10%されて時間減衰も無くなる4凸で完成する。 - リネ、宵宮、クレー、煙緋
弓ないし法器による中~遠距離攻撃が可能で、敵とは一定の距離を保持したいことから過負荷のノックバックはむしろメリットに繋がりやすい。
煙緋は4凸でシールド生成能力を得られるので、シールドサポートビルドが構築できる場合は、自由枠で候補になる耐久キャラクターとして運用できる。
- アルレッキーノ
- サブアタッカー
- 耐久キャラクター
▌雷元素付着役
- メインアタッカー
- 雷電将軍
メインアタッカーで運用する場合は、2凸がほぼ必須になる。元素爆発を撃たないサブアタッカーとして運用する場合は、無凸から可能。
元素爆発の強化状態中に完全中断耐性を獲得できるが、被ダメージ軽減効果は無いので、シュヴルーズの治療効果では凌ぎきれない場合もある。
強化状態の通常攻撃や重撃は元素爆発ダメージ扱いで、通常攻撃アニメーションで発動するフィッシュルの完凸追撃と異なり、北斗の元素爆発は追撃発動条件を満たせない。 - クロリンデ
元素スキルの強化状態で、通常攻撃として扱われる銃による貫通攻撃や剣による突進攻撃を駆使するため、過負荷で吹き飛んだ敵も対応できる。
2凸で強化状態中に中断耐性アップ、完凸後は強化状態中に完全中断耐性と被ダメージ減少効果が付与されるので、凸が進まない内は耐久キャラクターか北斗と組ませたい。
- 雷電将軍
- サブアタッカー
- 八重神子
主力攻撃の元素スキルがリアルタイム参照であるため、シュヴルーズの攻撃力バフを設置後に乗せられる。
設置中の隙は小さくないので、サーチする範囲が広くない2凸未満の場合はディシアやシールドキャラクターと組みたいところ。 - 北斗
通常攻撃や重撃に連動した追撃で複数の敵に雷元素の付着が出来る上、中断耐性の上昇・被ダメージの軽減・シールドの生成(要1凸)という耐久補助機能も有している。
それを可能にする元素爆発は80族で回し難く、元素スキルのカウンターも粒子生成量が増える最大強化状態で成功させられるとは限らないため、チャージサポートが無いと厳しい。
元素チャージ効率を200%以上は盛りたい。フィッシュルと組み合わせるとより強力になる。 - フィッシュル
オズの設置だけなら僅かな時間で済むが、シュヴルーズの攻撃力バフをスナップショットする場合は設置前に重撃で雷元素を付着させるか後で再設置する手間が生じる。
耐久面と引き替えになるが、完凸済みでベネットとも組んだ場合は侮れない火力を発揮できる。 - オロルン
固有天賦の追撃発生条件は夜魂性質のダメージを与えた時でもあるため、感電反応が起こせないシュヴルーズ過負荷編成では、炎元素ないし雷元素のナタ勢と組む前提になる。
元素爆発のデコイで耐久補助、完凸効果や終焉を嘆く詩で攻撃力バフ、灰燼の都に立つ英雄の絵巻4セットで炎元素&雷元素ダメージバフが可能である。
- 八重神子
- サポーター&ヒーラー
- 久岐忍
近接戦闘系のメインアタッカーとは無凸から組めて、千岩牢固4セットによって攻撃力バフも可能である。
4凸済みの場合は、5秒毎に発動可能な追撃で雷元素を付着できるため、遠隔戦闘系のメインアタッカーとの相性も良くなる。
ただし遠隔戦闘系のメインアタッカーと組む場合の聖遺物は、在りし日の歌4セット前提になる。
- 久岐忍
▌自由枠 ※炎元素と雷元素に限定
- サブアタッカー&耐久キャラクター
- ※炎元素付着役と雷元素付着役で挙げた採用候補から選択可能
- 煙緋(要4凸)
4凸以上ならHP重視のビルドで、シールド生成を活用した耐久キャラクターとして運用できる。
自身のエネルギー回復も可能な金珀・試作で全体回復役か、龍殺しの英傑譚で攻撃力バフ役を兼ねられる。
トーマやディシアのように控えから継続的な炎元素付着が出来ない、80族で元素チャージ効率の要求値が高いといった欠点も存在する。
- サポーター&ヒーラー
- ベネット
1凸が前提になる。攻撃力バフ効果とHP回復量が優秀で、シールドが無くても立ち回れるのであれば恩恵は大きい。
元素爆発のエリアから出ると2秒後に効果が切れる点と、エリア内に居ると炎元素を付着させられるので敵の元素次第では手痛いダメージを蒙る点は、要注意。
完凸済みならメインアタッカーとして運用することも不可能ではないが、過負荷のノックバックには対応し難いので、氷バリアを割りたい場合のみ試す価値があるかも知れない。 - 九条裟羅
雷元素の会心ダメバフが追加される完凸推奨。
メインアタッカーの中では、出場時間の短い雷電将軍やクロリンデと相性が良い。
80族なので、雷電将軍と組んだ場合は願力獲得も大いに寄与できる。
- ベネット
その他の編成
上記に当てはまらないがこのページに特筆すべきと思われた編成。
旧式の編成やネタ編成に関しては、キャラクター編成史を参照。
ハイパーキャリー(汎用)
サポーター3人がメインアタッカーに全力でバフを集中させて戦うハイパーキャリー編成全般について記載する。
一般的にハイパーキャリーに分類される編成でも、特殊なシナジーや変わった特徴を持つ編成のうちメジャーなものは本ページに個別の項目を立てて記載されている。
ハイパーキャリー編成に適性のあるアタッカーは、おおまかに以下の3種類に分類できる。
- 素の火力が強力かつ元素反応への依存度が低いアタッカー(放浪者、アルレッキーノなど)
- 元素反応が火力ソースではなく自己強化のトリガーとなっているアタッカー(ヌヴィレット、ナヴィアなど)
- 蒸発、溶解などの増幅反応を活用できるアタッカー(ディルック、宵宮など)
キャラクターごとに元素や攻撃方法、優先的に欲しいバフなどが異なるため、若干事情は違うものの、
火力・安定性・コストパフォーマンスなどを考えると、どのアタッカーの編成でもサポーター枠の3人が似たような構成になることが多い。
- ベネット
- 攻撃参照アタッカーの攻撃バフ役
- 楓原万葉、シロネン
- 4元素(炎・水・雷・氷)アタッカーのバフ・デバフ役(シロネンは岩も)
- 鍾離
- 耐久難のアタッカーの耐久役兼デバフ役
- 行秋(水)、夜蘭(水)、香菱(炎)、マーヴィカ(炎)、シトラリ(氷)
- 反応下地役
- 九条裟羅(雷)、ゴロー(岩)、申鶴(氷)、ファルザン(風)
- 元素バッファー
- エミリエ(燃焼)、オロルン(感電)
- 特定の元素や反応に特化したサブアタッカー*7
- フリーナ
- バッファー兼サブアタッカー(要ヒーラー)
特に上4名のキャラはサポートの質や汎用性、枠圧縮性能等に優れており、多くのアタッカーのハイパーキャリー編成が「ベネット、万葉、シロネン、鍾離の中から2人+アタッカーに合わせた元素バッファーや反応下地役」という形になりやすい。
リネのように、特徴的な最適編成がありながらも、操作感や安定性の観点から実際は汎用サポーター中心のハイパーキャリー編成の方が使用率が高くなりやすいアタッカーも存在する。
概説にも記載がある通り、ハイパーキャリー編成は火力源を一人のアタッカーに任せることになるため、メインアタッカーの育成度合いが非常に大事である。
そのため育成リソースはメインアタッカーに最優先でつぎ込むこと。
この表に掲載されているのはあくまでアタッカーごとの代表的な編成である。
アタッカーごとの要求ギミックの詳細やサポーターの代用候補など、より詳しい情報はアタッカーの個別ページを参照すること。
アタッカー | 代表的な編成 | 要求ギミック | ダメージソース | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | シールド | 通常攻撃 | 自己回復以外の回復不可。 1凸で完全中断耐性 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 炎元素複数編成 中断耐性 | 重撃 | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 中断耐性 | 通常攻撃 | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 通常攻撃 重撃 | ||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 中断耐性 | 通常攻撃 | 裟羅完凸推奨 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 元素爆発 | 本人2凸、裟羅完凸推奨 | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 中断耐性 元素付着 | 通常攻撃 重撃 | ファルザンは完凸推奨 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 落下攻撃 | ファルザンは完凸推奨 | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 結晶生成 | 元素スキル |
炎元素アタッカーをメインアタッカーに据えた蒸発パーティー。汎用サポーター2人+反応下地役の形の中でもメジャーな編成。
水元素には夜蘭をはじめ優秀なサブアタッカーが多く蒸発用の下地作りに困らないため、ベネットと炎共鳴の相性の良さもあってこのような編成が採用されることが多い。
氷元素アタッカーで溶解を起こす編成でも同様の編成が採用されることがあるが、炎元素は水元素に比してサブアタッカーに乏しいことや氷風4セットが強力なことから炎蒸発ほどメジャーではない。
ベネシャン(ベネットシャンリン)
二人で炎共鳴を発動し、ベネットのスキルで香菱の重い元素チャージを補助しつつ
ベネットの爆発でスナップショット可能な香菱の爆発を強化する編成。
香菱の爆発は持続的に多段の炎元素攻撃を行う技であり、全段にベネットのバフが乗るため大きく強化される。
表のアタッカーもベネット爆発と炎共鳴を使えるため、メインアタッカーとサブアタッカーを同時に強化できる。
ふたりとも元素スキルと元素爆発のICDが0であるため、炎元素付着の面で強い編成でもある。
表には雷電将軍(雷電ナショナル)やタルタリヤ(タルタリヤ国際)など攻撃しつつ香菱のために元素付着できたり元素チャージを補助できるキャラ(ドライバー編成)や、
リネ(リネモノパイロ)やナヴィア(ナヴィアハイパーキャリー)など炎元素サブアタッカーが欲しく攻撃力バフの恩恵を受けられるキャラ(ハイパーキャリー編成)が採用される。
初期の強力編成ナショナルのときから使われ続けているタッグで、今でも多数のメジャー編成に入っている人気の二人。
ちなみにベネット抜きの香菱のみで使われることは、元素チャージに難があるためあまりない。
サンファイア
フリーナ+全体回復
キャラ | ![]() フリーナ | ![]() 全体ヒーラー | 自由 | 自由 |
---|---|---|---|---|
役割 | ダメージバフ サブアタッカー | 回復 | - | - |
凸目安 | 0+ | 0+ | - | - |
無凸フリーナは全体ヒーラーが必要なので運用がやや難しいと言われるが、全体ヒーラーの多くに複数のパーティで使い道があり、フリーナ自体の強さもあいまって、ほぼ全ての編成でこの組み合わせが採用可能である。
例外はダメージバフを活かせない開花・感電系、編成が縛られているシュヴルーズ過負荷、戦意溜めとベネットを両立すると枠が無くなるマーヴィカ編成くらい。
ヒーラー枠はフリーナ以外の編成キャラとの相性も含めて選ぶ。
翠緑により4元素メインのパーティで火力貢献できるジンや早柚、加えて落下バッファーの閑雲、スキルポン押しで回復できて手軽な白朮(草反応バフ)やシグウィン(裏スキルバフ)、ドライバー及びメインアタッカーが張れる珊瑚宮心海・七七・ノエル、氷共鳴のシャルロットなど応用範囲が広い。
フリーナが1凸以上の場合、ダメバフの初速と最大までに必要なHP増減量が緩和するため、ベネットやシロネンといった単体回復のバッファーも有力候補。
別名・海外名
海外の情報を収集するときなどに参考にしてください。
日 | 中 | 英 | 備考 |
雷電ナショナル | 雷神国家队 | Raiden National Team | ナショナルの項を参照。 |
胡桃蒸発 | |||
往生夜行 | 胡行夜钟 | ||
岩パ | 岩队 | ||
魈ジオ | 双风双岩 | Xiao Geo | 风=風 |
神羅天征 | 神羅天征 | 神=神里綾華、羅=蘿莎莉亞=ロサリア、天=叶天帝=万葉の仇名から。 元ネタのNARUTOに登場する技の内容との関連は特にない。 | |
雷電ハイパーキャリー | 雷九万班 | Raiden Hypercarry | 班=班尼特=ベネット |
エウルア雷電 | |||
激化刻晴 | 玉皇妲帝 | Keqing-Dendro PT | 「玉」衡、「皇」女、纳西「妲」(ナヒーダ)、「帝」君 道教の神「玉皇大帝」のもじりでもある |
双狐双神 | 提钟八妲 | ||
モルガナ | 莫甘娜温 | Morgana | League of Legends のキャラとその戦闘スタイルから。 Mona(モナ)、Barbatos(ウェンティ=風神バルバトス)、Ganyu(甘雨)、Diona(ディオナ)と考えることもできる。 |
クレーモノパイロ 可莉三火 | 可莉三火 | Klee Mono Pyro | 可莉=klee=クレー |
モノハイドロ | 纯火队 | Mono hydro | |
ナショナル | 国家队 | National Team | 国家队=National Team=代表チーム。 「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の通称より。 |
タルタリヤ国際 国際タル 国際 など | 万达国际队 | International Team | 万=万葉、达=达达利亚=タルタリヤ、国际队=International Team=国際チーム。 出身国が異なることと、中国の有名企業の洒落。 |
溶解ロサリア | |||
砂糖武装 感電スクロース | 砂糖武装 | 砂糖=スクロース | |
心海テーザー | 心海武装 | Kokomi Taser | |
スココモン | Sukokomon | Sucrose(スクロース)、Kokomi(心海)、Pokémon(ポケモン)から。ポケモンとはオズとグゥオパァーのこと。 | |
ニィロウ豊穣開花 | 妮绽放 | Nilou Bloom | Bountiful BloomやSuper Bloomの表記も散見される |
ハイブリッドセノ | 赛诺激绽 | Cyno Hyperbloom | 赛诺=Cyno=セノ、激=激化、绽=超绽放=Hyperbloom=超開花 原激化(Quicken)と開花を両方起こすことからQuick bloomと呼ぶこともある |
熟知レザー レインボーレザー | 彩虹雷泽 | Razor Curry | Curry Teamは炎・水・雷・草を組み合わせた編成で使用されている |
コメント
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