長柄武器

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概要

装備可能キャラ

入手方法・メイン効果早見表

※以下、表中の灰字は予測値。
※精錬効果の説明文にある青字は精錬ランクによって変動する値であり、ランク1の値を表記している。

武器突破素材早見表

★5

和璞鳶

魔神の美玉で作った長槍、遠昔の海獣を倒せる重さと鋭さがある。

正義を貫く鳶の槍
敵に命中した時、自身の攻撃力+3.2%、継続時間6秒、最大7重まで。0.3秒に最大1回発動でき、7重まで発動すると与えるダメージ+12%。

考察

高い基礎攻撃力に加え、サブOPと武器効果で攻撃力%・会心率・ダメージバフの3つをカバーする槍。

通常/スキル/爆発どれが当たっても効果は発動する。
継続時間は置き換え方式、一度7重まで到達すれば攻撃を敵に命中させるたび最大バフのまま再カウントされる。
一度退場してもバフ効果は持続しており、6秒以内に復帰し攻撃を敵に命中させれば7重状態を維持したまま再度戦闘をすることも可能。
魈やセノ、アルレッキーノなど、ヒット数が多い攻撃を持つメインアタッカーと相性が良い。
この効果は退場後も持続するが、裏から攻撃しても発動は出来ない。
控えから追撃ができる胡桃、申鶴、ロサリアなどに持たせる場合は注意が必要。

7重のダメージアップ効果が発動すると緑色のエフェクトが発生し、継続時間中はキャラクターの周りに攻撃力バフのエフェクトが、武器の穂先に刃のエフェクトが表示される。
常時発動型のステータスボーナスを持っていない唯一の恒常★5武器。Ver.2.5にて神楽の真意が実装されるまでは★5武器全体をみても唯一だった。

天空の脊

風龍の堅い決心を象徴する長槍。真っ直ぐな身が天空を指し、蒼空と長風の力が秘められている。

黒翼を切り裂く鋭牙
会心率+8%、通常攻撃速度+12%。通常攻撃と重撃が命中時、50%の確率で真空刃を発動し、攻撃力の40%の狭範囲ダメージを与える。2秒毎に1回のみ発動可能。

考察

高い基礎攻撃力を持ち、会心率、通常攻撃と元素チャージ効率をバランスよく強化する武器。ミント。
通常攻撃速度+12％という珍しい効果も持つ。ただしヒットストップは加速できないため、実際のDPSが+12%になるわけではない。
また他の天空武器と比べて追加攻撃の倍率は低いが、精錬での増加幅は大きめ。

様々な方向性の効果を持つ反面、悪く言えば中途半端でもある。ただ、物干し竿として使える。
アタッカーにとってはもっと攻撃力や会心に振った武器の方が使いやすく、サポーターにとっては通常攻撃強化は不要であるためだ。
ただ、高攻撃力と元素チャージ効率の両立という点だけでも十分に使い道があり、攻撃力を参照するバフを持ち元素爆発が重い申鶴やイアンサに適正がある。

他にも聖遺物「絶縁の旗印」との相性も良好で爆発特化型のキャラに向く。
中でも雷電将軍の場合、元素爆発中の通常攻撃に通常攻撃速度アップが乗るため、比較的この武器の性能を活かすことができる。
元素チャージ武器としては限定武器の「草薙の稲光」が非常に強力だったり、釣りで恒常的に入手可能でありながら爆発火力に優れた「漁獲」の存在があったりと競合の存在感が大きいが元素チャージ長柄武器の需要自体が高いため、この武器を育てても無駄にはなりにくいだろう。
恒常武器の中で初PUが一番遅かった。

破天の槍

旧：あらゆるものを貫けそうな鋭い長槍。振り回す時は空気を切り裂くるような感じがする。
新：あらゆるものを貫く鋭い長槍。空気に裂け目を開けるほど、その一振りは凄まじい。

金璋君臨
シールド強化+20%。攻撃が命中した8秒間、攻撃力+4%。この効果は最大5重まで、0.3秒毎に1回のみ発動可能。また、シールド状態の時、攻撃力アップの効果量は2倍になる。

考察

シールド強化は装備しているキャラクターのみにしか適用されない。
また、攻撃力上昇のスタックは控えにいる時には蓄積しないため、どちらかというとメインアタッカー向きの武器。
一度最大スタックに達した後は8秒経過する前に何か攻撃をヒットさせられれば最大スタック状態を維持できる。
装備キャラクターが控えにいるときも、操作キャラクターがシールド状態であればバフ効果量2倍が適用される。

攻撃力バフの重要性が高い魈、雷電将軍、申鶴、アルレッキーノ、エミリエであれば武器効果を活用できる。
ただし会心率・会心ダメージを稼ぐ手段が一切ない為、他の限定星5武器は愚か星4の会心武器に力負けすることもあり、基本的には他にアタッカー向けの武器がない場合の選択肢になりがち。
逆に攻撃以外のステータスを参照する胡桃やセノなどのアタッカーには相性は良くない。
同時実装された鍾離に関しても会心ダメージとシールドの強度に関わるHPを稼げる護摩の杖の方が優位になりがち。

護摩の杖

既に廃れた過去の祭儀で使われていた朱色の杖。

縛り無き朱色の蝶
HP上限+20%。また、キャラクターのHP上限の0.8%分、攻撃力がアップする。キャラクターのHPが50%未満の時、攻撃力が更にHP上限の1%分アップする。

考察

HP上限を上昇させ、HP上限に比例した攻撃力アップをもたらす武器。
汎用的な攻撃力上昇と、高い会心ダメージが合さってアタッカー向きの武器として非常に強力な一品。

片手剣の磐岩結緑と似ているが、「HPが50%未満の時、更に攻撃力がアップする」という特徴がある。
HP50%未満の場合、HP16000程度でも精錬1時で +300 程度の攻撃力アップを得ることができる。
この効果中は穂先が光る。

胡桃との相性は特に良く、「HP上限が高ければ高いほど火力が上がる」「HPを削りながら戦う」という彼女の特性がこの武器にバッチリ噛み合う。
その他、HP上限に依存した天賦を持つ鍾離や、HPを削りながら戦う魈とも相性が良い。

HPを上げる効果であるため、キャンディスやヨォーヨに持たせるのも悪くないが、アタッカー向きでない彼女らは編成によっては他の適正武器を検討してみてもいいだろう。

草薙の稲光

「草斬り」に使われる薙刀。この武器の前に立ちはだかる軍隊は、草のように刈り取られるだろう…

非時の夢・常世竈食
元素チャージ効率が100%を超えている場合、その超えた部分の28%分、攻撃力がアップする。この方式でアップできる攻撃力は最大80%まで。元素爆発を発動した後の12秒間、元素チャージ効率+30%。

考察

雷電将軍PUと同時に祈願に登場した限定★5武器。高い元素チャージ効率とそれに依存した攻撃バフを持つ。
攻撃バフの上限を狙う場合、精錬ランク1の場合は爆発後のチャージ効率増加を含め約386%もの数値を確保する必要があるが、
ここまで盛ると絶縁の旗印4セット効果の変換上限である300%を遥かに超えてしまう上、他のステータスとバランスを取りづらくなり非効率。
精錬が進むと変換上限に変換効率が追いついてくるため、複数本入手できた場合は上限を意識してビルドを組んでみよう。
参考: 精錬5では素の100%+武器の55.1%+爆発時の50%+キャラ突破や聖遺物で109.2% =314.3%で上限に届く
聖遺物厳選に気を配る必要はあるが、どのキャラに持たせてもそれなりに強い良武器。
チャージ効率アップの効果中は武器全体が紫色に光る。本来の持ち主である雷電将軍に装備した場合、爆発後は夢想の一心に持ち替えるため見る機会が少ない。

息災

奇妙な晶鉱から作られた鋭利な武器。幽幽たる青白い光は、果てしない過去を語っているかのようだ。

滅却の戒法
全元素ダメージ+12%。元素スキルを発動すると、継続時間20秒の「円頓」を獲得し、1秒毎に攻撃力が3.2%アップする。この効果は最大6回まで重ね掛け可能。この武器を装備したキャラクターが待機中の場合、「円頓」による攻撃力アップ効果は2倍になる。

考察

全武器でもトップクラスの基礎攻撃力に加えて、サブOPと武器効果も攻撃力に特化した槍。
同時に実装された申鶴は攻撃力を参照し、控えから攻撃力参照のバフを配る為相性抜群。
実装当初は香菱をはじめ発動時のステータスを参照する持続型スキルのキャラクターが大半で、「待機中は武器効果の攻撃力アップが2倍」を活かせる他のキャラクターはサブアタッカービルドにしたトーマくらいと汎用性は低い武器だった。
しかし近年ではエミリエやイアンサ、エスコフィエなど攻撃ステータスをリアルタイムで参照するサブアタッカーやサポーターが増えた。
それらのキャラクターであればデフォルトで付いている元素バフも相まってモチーフ武器に次ぐ2番手レベルの武器となり、現在では汎用性のある武器という位置づけになっている。

赤砂の杖

黒曜石で形作られた一対の杖の片方。伝説によると、砂の民を率いることができる権能を持っていた。しかし、現在はこの王器を見分けられる臣下はいない。

蜃気楼の果ての熱夢
装備したキャラクターの元素熟知の52%を基準に攻撃力がアップする。元素スキルが敵に命中すると、継続時間10秒の「赤砂の夢」効果が発動する。「赤砂の夢」: 装備したキャラクターの元素熟知の28%を基準に攻撃力がアップする。この効果は最大3層まで重ね掛け可能。

考察

圧倒的な会心率ボーナスに熟知依存の攻撃力バフを持つ。スキル命中で更に効果アップ。反面基礎攻撃力は☆5最低値。
会心率の高さは魅力的だが、武器効果を活かすには十分な元素熟知が求められることに注意。
感電などの固定ダメージではそもそも会心率も攻撃力も不要となってしまうため効果は活かしにくい。
反面、攻撃力参照のキャラが蒸発や溶解を狙うなら無駄のないステータス配分であるほか激化反応も熟知も会心も活かせる上に、攻撃バフも無駄にはならない。
さらにVer.5.8から登場した月反応は攻撃・熟知・会心の全てを無駄なく参照するためこちらも相性が良好。
このため、セノのような激化アタッカー向けにはもちろん蒸発・溶解アタッカー、月反応を起こすキャラにもある程度適性がある武器と言える。

例えば基礎攻撃力の低さが問題にならず、熟知を上げる必要性が強い胡桃や月感電のトリガーとなるフリンズ、イネファとは相性が良い。
使い勝手は良くないものの火力を出したいなら香菱、キャンディスなどとも相性が良好。
また、ロサリアに装備させると旧貴族4装備でも会心率100%の達成が容易となるので、自身の会心率バフと旧貴族の攻撃力アップでチーム火力を底上げできるほか、溶解アタッカー運用でも筆頭武器に挙がる。

スキル命中で更に攻撃力を上げられるが、3重まで出来る割に継続は10秒とそこまで長くはないため、それなりの頻度で当てられるスキルを持つ者が望ましい。
継続的にスキルダメージを与えられるキャラクターは香菱、鍾離、雷電将軍、ヨォーヨなどが当てはまる。
この効果は退場後も持続するが、裏から攻撃しても発動は出来ないため注意が必要。

読みは「せきさ のつえ」。「あかすな」でも「せきしゃ」でもない。ましてや「あかしゃ(アーカーシャ)」でもない。*2

赤月のシルエット

赤月のような眩い色をした鋭利な武器。古代の王朝では双界を繋ぐ儀式用の祭具とされていたそうだが、当時の信仰や儀式を覚えている者はもういない。

燃え尽きる日の影
重撃が敵に命中すると、HP上限の25%の命の契約を獲得する。この効果は14秒毎に1回のみ発動可能。また、装備者が命の契約を有しているとき、与えるダメージ+12%。命の契約の数値がHP上限の30%以上の場合、与えるダメージがさらに+24%。

考察

アルレッキーノが装備すると外見が鎌に変化するというギミックが存在する武器。
命の契約を獲得できる数少ない武器であり、命の契約の蓄積量に応じて火力が上がるアルレッキーノとは当然好相性。

一方で「海淵のフィナーレ」や「純水流華」と違い、命の契約解除にメリットが存在せず、ヒーラー抜き編成でないと武器効果を活かすことができない。
更にこの武器による命の契約獲得量が25%に対して2段階目のバフには30%の命の契約が必要なため、アルレッキーノ以外で2段階目のバフを発動する場合は「重撃を当てて14秒間回復を行わず、再び重撃を当てる」という非常に面倒なことをしなければいけない。
以上のことから5.8現在ではアルレッキーノ以外に適性はなく、彼女以外のキャラなら基礎ステータスの同じ和璞鳶の方が使いやすい。

読み方だが、公式予告番組では「“しゃくげつ”のシルエット」と発音されていたものの、アルレッキーノのボイスの一部に出てくる｢赤月｣は｢せきげつ｣と読まれているため、真相は不明。

ルミドゥースの挽歌

青い水晶があしらわれた華麗な長槍。とある伝説の決闘代理人が生涯大切にしていたが、一度も使ったことがない武器だと言われている。

払暁の序曲
攻撃力+15%。装備者が敵に燃焼反応を起こした後、または燃焼状態の敵に草元素ダメージを与えた後、与えるダメージ+18%。この効果の継続時間は8秒で、最大2層まで重ね掛け可能。2層まで重ねた時、または2層の継続時間がリセットされた時、元素エネルギーを12ポイント回復する。この方法による元素エネルギーの回復は、12秒毎に1回のみ可能。この二つの効果は、キャラクターが待機中でも発動可能。

考察

燃焼をトリガーにダメージバフを獲得できる武器。2層重ねることができればリセット時と合わせて2度エネルギー回復も行える。
「燃焼反応を起こした後」の条件は、燃焼中の敵に草元素や炎元素で攻撃をしても満たされない。
従って、単体相手の場合、2層を達成できるのは草元素キャラクターのエミリエとヨォーヨのみ。
編成幅は狭まるが、燃焼を起こした後に水元素など*3で消して再び燃焼を起こすという流れを行えば炎元素キャラクターでも2層貯めることは可能。草元素が付着している複数の敵に炎攻撃をしても達成できる。

香りのシンフォニスト

優雅な形の長槍。とある偉大な楽師による、音楽と味覚の架け橋を作るための指揮棒だという。

グルメ・シンフォニー
攻撃力+12%。この武器を装備したキャラクターが待機中の時、攻撃力がさらに+12%。治療を行った後、装備者と治療を受けたキャラクターに「甘美なメロディー」効果を付与し、攻撃力+32%、継続時間3秒。装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。

考察

自身の攻撃バフ・治療を行うと更に攻撃バフを味方にも配ることが可能という長柄武器では西風長槍とムーンピアサーに続くサポート性能持ちで、星5では初。
しかし最大限武器効果を活かせるのはヒーラーに限られる。治療を行えるキャラクターは砂中の賢者達の問答を参照。
中でも控えから火力を出す手段を持つエスコフィエとは相性が抜群。
次点で控えからの攻撃手段はないものの自身の天賦でも攻撃力を配れるシュヴルーズやイアンサにも比較的相性の良い武器。

砕け散る光輪

「カチャカチャ・クルムカケ工房」が制作した回転型の機械式武器。大昔の何らかの秘密が隠されているようだ…

清き霜の冠
元素スキルまたは元素爆発を発動した後の20秒間、攻撃力+24%。継続時間内に装備者がシールドを生成した場合、さらに次の20秒間、「流電の聖勅」効果を獲得し、周囲のチーム全員が起こした月感電反応によるダメージ+40%。

考察

シールド生成をトリガーとした月感電反応バフが特徴の武器。
バフを利用するための月感電を起こせるキャラは限られるので、基本的にシールド生成もできるイネファに装備することとなる。
攻撃力バフについては元素スキルまたは元素爆発の発動と条件が緩く持続も長い。余っているなら攻撃力も稼げる会心ダメージ武器として使うのも悪くない。
なおシールド生成自体は鍾離、雲菫、トーマ、キャンディス等でも可能。

血染めの荒れ地

長い戦いの中で漆黒に染まった長槍。青い炎を浴びて、独特の輝きを放っている。

悲愴なる礼賛
・元素爆発を発動した後の3.5秒間、装備者が敵に与える月感電反応ダメージ+36%。
装備者が月感電反応を起こした後、「荒涼たる挽歌」効果を獲得し、会心ダメージ+28%、継続時間6秒。
さらに、装備者の元素エネルギーを12ポイント回復する。この方法での元素エネルギー回復は、14秒に1回のみ可能。

考察

高い基礎攻撃力とそこそこの会心率を持つ武器。
武器効果の発動には月感電と元素爆発の連発が求められるので、活かせるキャラクターはかなり限られる。
同時実装のフリンズにとっては月感電バフ、会心ダメバフ、エネルギー補助と欲しい性能が満載のため非常に相性が良い。
同じく月感電を起こせるイネファも武器効果自体は活かすことができるが、控えから発動できない点は要注意。
他にもイネファがチームにいるならセノや雷電将軍でも武器効果を使用可能。

ちなみにフリンズが持った場合のみワイルドハントとの戦闘時にランプが赤く光る特殊仕様がある。
さらなる余談だが、長柄武器の中でもかなり大型らしく、公式Xでの神鋳賦形告知画像から上端もはみ出てしまっている。

★4

匣中滅龍

金の龍の装飾を施した長槍。軽くて鋭い。龍が相手でも楽勝である。

炎と水の破滅
水元素または炎元素の影響を受けた敵に対するダメージ+20%。

考察

長柄武器の中では最も高い元素熟知と、水または炎元素が付着した相手への与ダメ上昇効果を持った武器。
蒸発や炎を下地にした溶解反応を主体として戦うキャラにピッタリの性能。
特に胡桃のような基礎攻撃力への依存度が低く、蒸発や溶解で大ダメージを狙うキャラとは相性が良い。
その他ではとにかく元素熟知を上げたい場合も候補に入るだろう。
西風長槍でも補足したが、武器ガチャにおける恒常★4長柄武器枠のPU候補がこれと西風長槍しかないため、PUが回ってくる頻度も多い。

星鎌・試作

黒岩場の中に隠されていた古い鉤槍。槍先の輝きはまるで夜空の星のようだ。

魔力親和
元素スキルを発動した後、通常攻撃と重撃のダメージ+8%、継続時間12秒、最大2重まで。

考察

通常・重撃主体のキャラクターに有用な武器効果と★4長柄武器中トップの元素チャージ効率を持つ、鍛造武器。
同じステータスの無料武器「漁獲」が爆発ダメージ特化なのに対し、こちらは完全にメインアタッカー向け。

通常・重撃バフを手軽に受けられる武器効果は優秀で、立ち上がりが遅いものの効果量も悪くない。
特殊効果の持続時間は元素スキルを発動する度更新されるため、スキルCTが12秒以内のキャラであれば最大スタックの維持が可能。

爆発・スキル後に通常系主体で立ち回るタイプにマッチし、セノやキャンディス、非落下運用の魈など。
ただし雷電将軍は火力源が元素爆発ダメージとなり該当しないので注意。
また高いチャージ効率を活かし、武器効果を無視してサポーターに持たせる選択肢もある。

初級～中級者は武器や聖遺物が揃わず、チャージ需要の高い長柄武器キャラの扱いに難儀する事も多い。
反面、この武器以外で確実に入手できる★4以下のチャージ槍は1本限定の「漁獲」や条件付きの喜多院十文字槍と正義の報酬のみ。
汎用性の高いガチャ産の西風長槍も凸や会心率を充実させる必要があるため、後に倉庫行きとなる可能性を鑑みても即席として1、2本用意するのも手だろう。

流月の針

槍の先端は細く、根元には半月の形をした刃がある異国の兵器。貿易ルートを経て異国から璃月に渡った。少し練習すれば、かなりの破壊力を出せる優れもの。

注入の針
元素粒子または元素オーブを獲得した５秒間、通常攻撃と重撃で、攻撃力の20%の追加ダメージを与える。

考察

物理ダメージバフと物理属性の追加ダメージを併せ持った物理アタッカー特化武器。
多段攻撃の場合それぞれに追加ダメージが発生するため鍾離や香菱などの通常攻撃の多段が多いキャラと好相性。
追加ダメージは物理攻撃扱いで会心も発生する。サブOPの物理ダメージバフも乗る。
敵HP減少 or 撃破時発生した粒子やサポートキャラの設置スキルからの粒子供給でも武器効果は起動するため、
効果時間の短さに反して武器効果の維持は相当に容易な方。火力の割にかなり扱いやすい武器。

黒岩の突槍

黒岩と隕石でできた兵器。黒い剣先にある輝きの中で微かに血の色が見える。

勝ちに乗じる
敵を倒した後、攻撃力+12%、継続時間30秒、最大3重まで、継続時間は加算されず、重ごとに別カウントされる。

考察

スターライト交換武器。
黒岩シリーズの例に漏れず、サブステータスは会心ダメージ、追加効果は敵撃破時バフ。
会心ダメージがサブステータスでついているのはコレ以外だと護摩の杖と香りのシンフォニストのみ。
★５武器を持っていない場合はメインアタッカー用として候補に上がるだろう。
会心率アップの紀行槍と比べ、会心率を聖遺物などで補えるならばこちらのほうが最終的な火力は上になる。

死闘の槍

血のように赤くて鋭い長槍。かつてはある剣闘士が重宝したものである。槍先は無数の野獣と人の血で染められていた。

剣闘士
近くに敵が2人以上いる時、攻撃力+16%、防御力+16%。近くに敵が2人未満の時、攻撃力+24%。

考察

紀行で確実に入手できる会心率武器。
基礎攻撃力は低いものの、代わりに会心率が最大36.8％と非常に高い。
自身の会心率を基に味方にバフを撒けるロサリアや、基礎攻撃力にあまり依存しない胡桃・セノなどと相性が良い。
数少ない防御力が上がる武器でもある。複数戦でなければ上がらず安定しない為雲菫などバフを目当てに使用するのは推奨されない。

西風長槍

西風騎士団でよく使われる長槍。身が真っ直ぐで、槍先からそよ風が溢れている。

追い風が吹く
会心攻撃をした時、60%の確率で少量の元素粒子を生成し、元素エネルギーを6回復する。12秒に1回のみ発動可能。

考察

他武器種にも存在する西風シリーズの長柄版。
元素爆発が重要なキャラクターやサポート役のキャラクターと相性が良く、汎用性が非常に高い。
西風シリーズの中では攻撃力が高めな分、元チャの数値は低めに設定されている。

無色粒子を3つ生成でき、合計6エネルギーをチャージできる*4。
出た粒子は自身で受け取ってもよし、別のキャラに切り替えてチャージさせてもよし。無色粒子を生成できるため、チーム全体かつあらゆる元素のキャラのチャージに貢献できる。

注意点として、装備キャラが出場中かつ、会心攻撃でダメージを与えた場合のみ、武器効果が発動する。
このため、設置系スキルを使った後ダメージが出ないうちにキャラを切り替えたり、ダメージが遅れて出るスキルがヒットする前に切り替えてしまうと武器効果は発動しない。
アビス系統のシールドや特定元素を無効化する敵など、ダメージが発生しない相手にも注意がいる。
また、ゲーム序盤は会心攻撃を安定させることが難しく、武器の精錬も低いため、やや大器晩成型の性能。

長柄は他武器種と比べサポート武器が少なく、さらに武器物語の関係で祭礼シリーズの長柄版が存在しないため、他キャラに粒子サポートできるのは現状これのみとなっている。
相対的に他の武器種以上に需要が多くなるため、複数確保してもあえて精錬しないという選択肢も出てくる。
幸い、武器ガチャにおける★4長柄武器枠のPU候補が、限定武器を除けばこれと前述の「匣中滅龍」しかないため、PUが回ってくる頻度も多い。

ちなみに読み方は「セピュロススピア」

旧貴族猟槍

かつてモンドを支配していた旧貴族が愛用していた長槍。長く封印されていたが、槍先は未だ鋭い。

集中
攻撃が敵にダメージを与えた時、会心率+8%、最大5重まで。攻撃会心発生時、効果をクリアにする。

考察

スターライト交換武器。他の旧貴族シリーズより若干実装が遅かった（初登場が2020年12月、他は9&10月）。
高い基礎攻撃力を持ち、槍としては貴重な攻撃力アップのサブステータス効果を持つ攻撃力特化武器。
同じリソースで会心ダメージアップを持つ黒岩武器も交換できるので、こちらにスターライトを使うかどうかはよく考えよう。
ただし単体ボスなどを相手にする場合、キャラクターによっては黒岩よりこちらの方が良いケースも少なくない。迷った場合は計算を。

ドラゴンスピア

龍の牙で作られた長槍。妙に温かさを感じる。

霜の埋葬
通常攻撃と重撃が敵に命中した時、60%の確率で敵の上に恒氷晶核が作られ落下し、攻撃力の80%の範囲ダメージを与える。
敵が氷元素の影響を受けている場合、攻撃力の200%のダメージを与える。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。

考察

物理ダメージバフと物理属性の追加ダメージを併せ持った物理アタッカー特化武器。
物理ダメージバフの値が非常に高いが、代わりに基礎攻撃力が低い。
「霜の埋葬」の後半の効果は氷スライムなどを相手にする場合を除いて、氷元素キャラを編成して氷元素を付着させなければ発動しない。
ロサリア、申鶴、ミカなら自身でこの効果を起動できる。完凸ロサリアと申鶴は物理耐性ダウンを、ミカは物理ダメージバフを持つため追加ダメージの火力を伸ばすことも可能。ただしミカは元素付着頻度がかなり低く、追加ダメージの発生タイミングで敵に氷元素が付着していなかったということが起きやすい。

同じく鍛造で作成できる「流月の針」とは物理槍としての役割が被っているが、「ドラゴンスピア」の方が効果の汎用性も火力も低くやや厳しい立場。
一応、世界任務で一個は確定入手できるところは優位点であるのと、恒氷晶核が範囲攻撃なのを生かせる場面ではこちらが有利か。
また、通常攻撃の遅いロサリアの場合は流月の針よりこちらの方がわずかに火力が高くなる。

千岩長槍

孤雲閣の岩の欠片を使って丹念に仕上げた長槍。槍先は非常に鋭い。

千岩訣・同心
チームに璃月出身のキャラクターが1人いる毎に、この武器を装備したキャラクターの攻撃力＋7%、会心率＋3%。最大4重まで。

考察

高い基礎攻撃力に更にOPが攻撃力％、加えてチーム内の璃月出身キャラの人数に応じて更に攻撃力と会心率アップというアタッカー向けの一本。
精錬が進むと攻撃力に余裕が生まれる為、砂時計を元素熟知や元素チャージ効率に回すこともできる。
ver.4.4現在、璃月出身キャラで槍使いは鍾離、香菱、胡桃、魈、申鶴、雲菫、ヨォーヨと人数こそ多くいるが、攻撃力％と会心率を共に重要視するキャラクターは限られることに注意が必要。
4重最大効果は得られなくなるが、装備者が璃月出身キャラでなくても効果は得られる。
最大バフは精錬1でも攻撃力+28%、会心率+12%、精錬5で攻撃力+44%、会心率+28%となり優秀で、チーム4人を璃月出身キャラで揃えるという制約をクリアする意義も出る。
武器効果がフルで発動した場合のダメージ期待値は非常に高く、メインアタッカーである魈、胡桃は編成欄で考察されているので考慮の際は目を通しておくと良い。

喜多院十文字槍

ヤシオリ島で「祟り神」を見守る槍術の名士が使っていた特殊な長槍

名士の振舞
元素スキルのダメージ+6%。元素スキルが命中した時、キャラクターは元素エネルギーを3ポイント失う。
その後の6秒間、2秒毎に元素エネルギーを3ポイント獲得する。この効果は10秒毎に1回のみ発動でき、待機中のキャラクターも発動できる。

考察

高めの攻撃力と若干のスキルダメージバフ、それなりの元素熟知を備えた槍。
同じチャージサポート効果武器の西風長槍と比べると、武器効果でチャージ効率の恩恵を得られず控えへの粒子供給もできない点で劣るが、
使用するサポートキャラ本人にとっては、スキルさえ発動すれば即裏に引っ込んでもエネルギー量が保証される点と会心率を高める必要がなくなる点がメリットになる。
「元素スキルが命中」が発動条件なので、アビスの魔術師などのシールドに対してスキルを使った場合も問題なく武器効果が発動する。

武器効果によるスキル1回あたりの合計元素エネルギー回復量は以下の通り。

なお、現在エネルギーが0の場合でも効果発動は可能。元素爆発直後にスキルを使うと3ポイントだけとはいえお得。
精錬5にすると差し引きで得られる元素エネルギー量が追憶のしめ縄のコストと丁度同じになる。CTも同じ10秒なので相性は良好。
元素エネルギーが0でない時は相殺できないが、武器効果での消費分のみに抑えられる

注意点として、元素スキル命中後2秒間は元素爆発が発動できなくなる。
爆発とスキルを同時に使用したい場合は爆発を先に発動すること。

「漁獲」

遠い昔、稲妻に名を轟かせた大泥棒が愛用していた槍。

舟歌
元素爆発ダメージ+16%、元素爆発の会心率+6%

考察

Ver2.1で追加された釣りシステムで交換できる。
精錬材料も交換で入手できる。つまり原型を一切使わずに最大精錬が可能な無課金武器。

基礎攻撃力、サブOP共に鍛造武器の「星鎌・試作」と同値であるが
特殊効果の性質上、「『漁獲』」の方が元素爆発に特化した性能になっており扱いやすい。
香菱や雷電将軍など、元素爆発メインだが必要エネルギーが重いキャラには大体マッチする。

聖遺物「絶縁の旗印」4セットとも相性がいい。

ただし仕様上一本しか手に入らないため取り合いになりがちで、特に「雷電ナショナル」などチーム内に適性のあるキャラが複数いる場合はどちらに持たせるかは悩みの種。

斬波のひれ長

海淵の底にある光り輝く素材によって作り上げられた薙刀。かつては天狗一族が所有していた。

波を統べる海祇の民
チーム全員の元素エネルギー上限の合計を基に、元素爆発ダメージをアップさせる。
1ポイン卜につき、装備したキャラクターの元素爆発ダメージ+0.12%。この方式でアップできる元素爆発ダメージは最大40%まで。

考察

チーム全体の元素爆発に必要な元素エネルギー量が多いほど、元素爆発を強化する。
聖遺物「絶縁の旗印」を組み合わせると、チャージ効率を補いつつ更に元素爆発を強化することができる。
最大効果を得るには元素エネルギー量の合計が334を超える必要があるが装備者自身も80族以上の必要があり回転率を考えると最善とは言い難い。
最低の40族が4人集まっても19.2%(精錬1)～38.4%(精錬5)の効果は得られるので割り切った運用も選択肢になる。
40族のキャラに持たせ、他のメンバーを80族で固めると33.6%(精錬1)～67.2%(精錬5)の効果となる。

★5武器に比肩する基礎攻撃力を持つ。
「絶縁の旗印」4セット装備で元素チャージ効率を近い数値に揃えて比較すると、元素爆発ダメージアップ60%のとき、精錬ランク5「漁獲」の火力と同程度になる。
（砂時計のメイン効果は、　斬波のひれ長：元素チャージ効率　「漁獲」：攻撃力％　として計算）

ムーンピアサー

巨大な矢の形をしており、槍として使える。

幽林の月影
燃焼、原激化、超激化、草激化、開花、月開花、超開花、または烈開花反応を起こすと、キャラクターの周囲に最大10秒間存在する「蘇生の葉」を生成する。「蘇生の葉」を拾うと、キャラクターの攻撃力+16%、継続時間12秒。この方法で生成できる「蘇生の葉」は20秒毎に1つのみ。待機中のキャラクターも発動できる。

考察

高い基礎攻撃力とそれなりの元素熟知を持つ。同じく鍛造武器である喜多院十文字槍とステータスは同じ。
草元素関連の反応を起こすことで攻撃力バフを与えることができる。
「蘇生の葉」を拾う必要がある点については、手間はかかるが、能動的な条件のためバフを受け取る相手やタイミングを制御可能でもあり、一長一短。
草元素かつ長柄武器であるヨォーヨに持たせやすい。

風信の矛

長風を導くことができる「しるべ」。風の牧歌全てが最初のように優しいものとは限らない…

訪れぬ風
元素反応を起こした後の10秒間、攻撃力+12%、元素熟知+48。

考察

Ver.3.1のイベント配布武器。
高い攻撃力と扱いやすい武器効果のため、誰が持ってもそれなりの性能が発揮出来る優秀な武器。★4長柄の中では比較的貴重な攻撃％のサブOP持ちでもある。
性能自体は間違いなく優秀なのだが、長柄武器キャラの大半が攻撃力（と元素熟知）以上に重視したいステがあることが多く、そういった理由で妥協の一本になりがちなところがある。
また攻撃力と熟知は盛れる一方で、チャージ効率や会心系、ダメージバフは盛れないため、装備するのであれば他で補う必要がある。
ミカとデザインの相性だけは良い。

フィヨルドの歌

氷原で魚を釣る人が使用する長槍。
これまでに獲物を逃がしたことは決してない。

氷原にある数々の物語
チーム内に異なる元素タイプのキャラクターが3名以上いる時、元素熟知+120。

考察

高い会心率と汎用的な熟知上昇効果を持つ紀行武器。
武器効果は装備者込みでの条件。単色編成や炎2水2、雷2草2などのPTを組まなければ達成出来る。記載はないが控えからでも発動するのもありがたい。
死闘の槍より会心率で劣るものの、元素反応を絡めて戦うキャラクターの場合はこちらの方が期待値で上回ることが多い。
特に元素反応を起こしやすく、会心率不足に陥り易い胡桃とセノにとっては非常に相性が良い。
チャージ補助はないものの香菱やロサリアの反応火力武器としても十分な採用候補となる。
熟知の上昇にトリガーとなる行動が必要がなく、数字自体が非常に高いため熟知型の雷電将軍の武器としても噛み合う。
精錬を重ねるのに時間がかかること以外は非常に優秀な武器と言って良いだろう。

正義の報酬

鋭利な長槍。槍先には血塗られた痕跡が残っている。

槍の穂先
治療を受けた時、元素エネルギーを8ポイント回復する。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。キャラクターが待機中でも発動できる。

考察

サブOPが貴重なHPの槍。

HP回復をトリガーに元素エネルギーを取得できる。HP全回復後のオーバーヒールでも武器効果は発動する。
ミカやヨォーヨ、シュヴルーズと相性が良い他
治療効果を他で補えれば、元素爆発がやや重めでHPの価値が高いトーマやキャンディスにも合う。
ただし、武器効果のエネルギー回復は、チャージが最大の時に治療を受けても発動し、CTが発生してしまう。HP回復と装備者が元素爆発を使うタイミングには気を付けたい。

プロスペクタードリル

今では、ほとんど見かけなくなった長柄のドリル。探査や石材の切断、彫刻作業によく用いられる。

石工の唄
治療効果を受ける、または治療効果を与える時、団結マークが1枚付与される。継続時間30秒、最大3枚まで。元素スキル、または元素爆発を発動する時、すべての団結マークを消費し、継続時間10秒の「抗争」効果を獲得する。消費した団結マーク1枚につき、攻撃力+3％、全元素ダメージ+7％「抗争」効果は15秒に1回のみ発動可能。キャラクターが待機中でも団結マークを獲得できる。

考察

イベント祈願でのみ入手できる長柄武器。
同じくVer.4.1で追加された★4弓レンジゲージと同一の性能を有している。また、同じ長柄武器である★5息災や★4千岩長槍、★4斬波のひれ長とも性能が近い。
武器効果を発動するためには回復可能な天賦を持つキャラクターに装備させるか、チームにヒーラーを編成する必要がある。条件は易しいが、秘境や深境螺旋の初動は効果を最大限に受けることができない。
精錬ランク5の状態で武器効果を最大まで発動すると、攻撃力+21%と全元素ダメージ+39%を得られる。サブステータスと総合すると攻撃力を非常に伸ばしやすい武器と言える。
総合的に並以上の性能ではあるが、他にヒーラーの編成を強制される点から汎用性が高い武器とは言えず適正のあるキャラクターは長らく存在しなかった。
しかし5.6でエスコフィエが登場したことにより一変。全体回復・継続回復を持ちながら、自身でも火力を出すことが可能でこの武器の効果を1人で完結できるようになりようやく適正キャラクターが登場した。
ただしガチャ限定武器故に狙って精練を重ねるのは難しく、完凸よりも彼女のモチーフ武器1本獲得する方が現実的。余っていれば装備しよう。

砂中の賢者達の問答

錬金術の栄光を象徴するケーリュケイオン。その特殊な位置づけから特別な合金が使われている。非常に剛性が高く重いため、これを使って人を殴ったらかなり痛そうだ。

均衡の原理
治療を行う時、元素エネルギーを8ポイント回復する。この効果は10秒に1回のみ発動可能。キャラクターが待機中でも発動できる。

考察

Ver.4.5のイベント配布武器。
同じ☆4長柄武器の正義の報酬と似た効果だが、あちらが「治療を受けた時」に対してこちらは「治療を行う時」であるため、装備者に回復能力がなければ武器効果を発動できない。一応冒険者、幸運、医者を装備すれば誰でも発動可能になるが、最高レア度が☆3であるこれらの聖遺物を装備するとステータスが大幅に低下するため実用性はない。
Ver5.5時点における回復能力持ちの長柄武器キャラクターは下記を参照。HPを参照して治療を行うヨォーヨ・ミカ・シュヴルーズは特に相性が良い。
正義の報酬よりHPの強化量が多いため、上記のキャラであればこちらの方が有用だろう。
なお、チャージ最大の時にも効果発動でCTが発生してしまう点は正義の報酬と同様。

虹の行方

玉石で鍛えられた鋭い長槍。日の光の中でかすかに虹色の光を放つ。

流水と泉の約束
元素スキル発動時、防御力+16%、継続時間15秒。

考察

5.0にして初めて登場した防御力をオプションに持つ長柄武器。
効果でさらに防御力を上昇させることができ、その条件も元素スキル発動と非常にシンプルなもの。
防御力を参照する雲菫とカチーナに相性が良い。
ただしいずれも元素爆発も回したいキャラクターである為、元素チャージ効率を聖遺物で補おう。

鎮山の釘

鉱山の職人たちが力を合わせて鍛え上げた長槍。
昔、山々の霊に献上されていた。

峰越の眺め
登りに消費するスタミナ -15%、元素スキルダメージ+12%。また、付近にいるチーム内他のキャラクターが元素スキルを発動した後、装備者の元素スキルダメージはさらに+12％、継続時間8秒。

考察

登りでの消費スタミナを減らしながら元素スキルダメージを増やせる探索と戦闘のいずれでも活躍できる武器。
魔神任務でもこの武器を持っていたカチーナは元素スキル主体かつ重めの元素爆発を持ち、さらにスキルで崖登りもできることから噛み合う点が多い。
唯一高い基礎攻撃力が活かせない点は惜しいところ。
他にもエミリエやエスコフィエとも相性が良い。

玉響停の御噺

かつて、提灯の炎を模して稲妻各地を駆け回る妖怪がいた。これも、それが宿っていた灯の一つなのだろう。

好事家の奔走灯
元素スキル発動時、攻撃力+20%、移動速度+10%、継続時間10秒。

考察

高い基礎攻撃力に加えそこそこの元素チャージ効率を持っている上に、元素スキルを発動するだけで攻撃力と移動速度を上昇させられる。
どのキャラクターが持っても武器効果を発動できるので火力が攻撃力依存かつ爆発の為にチャージも欲しいメインアタッカーであれば誰が持っても腐りにくい。
中でも元素爆発が重く、自身の攻撃力値を基にバフを撒くことができる申鶴とイアンサとは好相性。
長柄武器の中では珍しい移動速度を上昇させられる武器なので、あえて探索でよく使うキャラクターに持たせるのもありだろう。

読み方は「たまゆらていのおはなし」。パッと見で読めないことから「おばけ槍」と呼ばれることが多い。
5.4の期間限定イベント「三川遊芸夢綺譚」では三川花祭に訪れた玉響停の御噺と会話できる場面があり、東花坊時雨と同じく意思を持った武器である様子。
武器選択画面で蹴っ飛ばす低身長男性に持たせるのはやめてあげたいところだが、少なくとも魈とはそれなりに相性がいい。

金掘りのシャベル

槍の柄は元々、農業用のシャベルであったようだ。一見目立たないが、控えめなデザインの中にあしらわれた装飾は極めて豪華で、無視できないほどに精巧である。

迅速果断
感電反応ダメージ+48%、月感電反応ダメージ+12%。月兆・満照: 上記の月感電反応ダメージアップ効果がさらに+12%。

考察

感電・月感電のダメージアップに特化した武器。
月感電を扱うイネファ、フリンズにとっては攻撃力・月感電ダメージアップいずれも噛み合っている。
何気に鍛造武器としては攻撃力武器は初めてなので、そちらを目当てに入手するのもありだろう。

聖祭者の輝杖

純白の長槍。かつてヒュペルボレイアの大司祭たちが霜月の子に進む道を指し示す際に使っていた杖だと伝えられている。

染まらぬ渇望
元素スキルが敵に命中した後の6秒間、攻撃力+8%、元素チャージ効率+6%。この効果は最大3層まで重ねられる。装備したキャラクターが待機している場合にも発動できる。

考察

値としては低いが、紀行武器以外では初となる星4の会心率武器。
さらに星★5武器に比肩する基礎攻撃力と精練ランク1で最大24%の攻撃力バフと攻撃面で非常に優秀なスペックを持つ。
武器効果は6秒持続し裏からでも発動するため、継続的にスキルダメージを発生させられるキャラであれば常時最大の恩恵を受けられる。
雷電将軍、エミリエ、エスコフィエ、イネファなどが該当する。これらのキャラはいずれも爆発も使用したいので元素チャージ効率アップもうれしい。
もちろんメインアタッカーでも利用でき、特にセノは爆発中のスキルCTが短いため最大限恩恵を受けられる。
効果の獲得にCTはなく、複数に同時にhitすればその分だけ獲得できるため、対複数では上記以外のキャラでも最大層の獲得は可能。

★3

白纓槍

千岩軍兵士の制式装備。槍身は丈夫で槍先が鋭い頼もしい武器。

鋭利
通常攻撃のダメージ+24%。

考察

通常攻撃のダメージを大きく伸ばすことができる武器。
サブステータスも貴重かつ強力な「会心率」であり、★3武器全体でみてもアタッカー向けの武器としてかなり強力。
しかしステータスは控えめであくまで★3の範疇の性能と言える。

通常攻撃を多用しダメージバフの恩恵が大きいセノにとっては非常に相性がよく、★4以下の武器の中ではフィヨルドの歌、死闘の槍に次いでトップクラスの火力を出せる。
また、基礎攻撃力が低い武器でもあまり問題がない胡桃ともやや相性が良いが、彼女は重撃主体なため繋ぎに留まるだろう。
なお入手先が宝箱のみのため、捨てたり素材にすると再入手不可の可能性がある。

説明文の通り、NPCの千岩軍兵士が装備している武器。香菱の立ち絵で構えている槍でもある。

鉾槍

矛の先に斧の刃を追加した兵器。悪くない破壊力を持つ。千岩軍兵士にも愛された武器である。

過重
通常攻撃が命中した敵1体に攻撃力の160%の追加ダメージを与える。10秒毎に1回のみ発動可能。

考察

★4のドラゴンスピアとほぼ同等の基礎攻撃力に攻撃力ボーナスがある。
精錬もしやすく、追加ダメージも氷元素という前提なしでドラゴンスピアに肉薄しうる。

黒纓槍

白紐の汚れやすい問題を解決した絶世の良槍。

スライム殺し
スライムタイプの敵に対するダメージ+40%。

考察

武器効果は有用性が低いものの、精錬5の護摩の杖を含め全長柄武器中最もHP%を盛ることができる点が強み。
鍾離・トーマのシールド耐久値、キャンディスのバフ量、ヨォーヨ・ミカ・シュヴルーズの回復量を最も伸ばせる一品であり、★3ながらサポート特化ならば選択肢に入る。
(雲菫もスキル発動時にHP参照のシールドを展開するが、ごく短時間しか維持されず他キャラクターに配ることもできないため耐久力を気にする必要性はほぼない。)
「スライム殺し」というスライムに対するダメージバフのインパクトが強い為「スライム槍」と呼ばれることが多い。正式名称で覚えている人は少ない。

★2

鉄尖槍

片方が尖っている、攻撃も防御もできる護身用武器。旅人の間で流行っているもの。

★1

新米の長槍

旗竿のように真っすぐで、舞うと勢いがある。多くの状況に対応できる。

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