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Last-modified: 2020-11-02 (月) 06:59:44

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排煙器(エバキュエーター/evacuator)
砲身の途中にある筒状の物。
知らない人が見れば謎の物体であるが、砲弾の燃焼ガスが車内に逆流しないようにする機構。
名前が少し紛らわしいが、別にここから排煙するわけでは無く、発砲の高圧ガスを一時貯めて発砲後に砲口に流れるようにすることで、空気の流路を制御して逆流を防ぐものである。
ゲームでは当たり判定もあり、砲身モジュールの一部として扱われている。
Pz.Sfl. IVcのこと。
英語圏では「Toaster(トースター)」と呼ばれている。
どちらもそのシルエットからきている。
また、Churchill Gun CarrierARL 44のかつての初期砲塔もその形状から箱と言われることがある。
弾く
AP、APCR、HEAT弾が角度により強制跳弾すること。また、強制跳弾しなくても貫通力が足りずに、装甲を貫通しないこと(いわゆる非貫通)。HE、HESHは跳弾しないが、ダメージが全く入らなかった時に「弾かれた」という音声が出るのは、ゲームの仕様である。この音声は、一部プレイヤーの誤解を招いてしまっている。
対義語:抜く、抜ける、抜かれる
バスタブ(Bathtub)/便器
S35 CAの数ある俗称の一つ。フランス戦車らしいその特徴的な外観が由来。
外部掲示板などでバスタブや便器といった名前が出てくれば、大体この戦車の事である。
ちなみに、WoT日本運営の公式Twitterにて『トイレの日』を代表する戦車として仮設トイレと共に挙げられている。
パディング
低Tierで意図的に勝率を稼いで見かけ上の成績を向上させる行為。
通常にプレイしていると48%程度が一般的な勝率で有るが(勝ちと負けが互角、引き分けが1~2%程度)、低Tierでの初心者狩りで勝率を水増しする事で、さも自分を優秀であるように見せかけるプレイヤーがいる。
そういったプレイヤーは数字に実力が伴わない為、中・高Tierで目も当てられない動きをしている事が多い。
八一
史実欄の写真など、中国戦車の赤星の徽章に書かれた数字の事。
これは1927年81日の南昌蜂起に由来しており、中国共産党が初めて武装蜂起した日である。当時は中国工農紅軍=紅軍(人民解放軍の前身)と呼ばれており、これが現在の中国人民解放軍の建軍記念日となった。
バッチャ、バットチャット
フランスのBatignolles-Châtillon社の車輌のこと。
単にバッチャと呼べば、最も良く使われる「Bat.-Châtillon 25 t」のことを指す。
Bat.-Châtillon 25 t APは「バッチャAP」、Bat.-Châtillon 155 58は「バッチャ自走」などと呼び分けされる。
なお発音は「バティニョール・シャティヨン」だが、綴りから英語圏では「バットチャット」と呼ばれることが多い。
パットン
M46 PattonM46 Patton KRM48A5 PattonM60などのアメリカ戦車の事。
第二次大戦におけるアメリカの猛将ジョージ・パットンに由来する。
アメリカ軍が公式で名付けた訳ではなかったが、世界的に広く知られた愛称である。
ちなみにM26 Pershingの由来であるジョン・パーシング将軍は、アメリカ=メキシコ戦争におけるパットンの上官である。
加えて、M1 Abramsの由来であるクレイトン・エイブラムス参謀総長は、第二次世界大戦におけるパットンの部下だったりする。
なお、上記のパットン達を合計100輌撃破すると、パットンの谷(Valley of Pattons)の勲章が手に入る。
バニラ、ヴァニラ (vanilla)
MODを一切導入していない環境という意味。
何か問題が生じた際に「バニラでやり直せ」と言われた場合は、「導入しているMODを全部外せ」あるいは「再インストールしろ」といった意味になる。
MODの詳細はMOD・ツールを参照。MODやツールのトラブルは自己責任でお願いします。
ハリコフ / ハルキウ (英:KharkovまたはKharkiv /露:Харьков /ウクライナ:Харків)
本ゲームのマップの一つKHARKOVの事。
現在のウクライナ第3の都市であり、Object 400系の戦車を製造した工場が存在する。
大戦中にドイツの侵攻を受けた為、戦車開発のエンジニアたちはニジニ・タギルのウラル貸車工場へ疎開し、ハリコフ解放後に帰参した経緯がある。ニジニ・タギルでは新興の若手エンジニアたちが、ハリコフでは熟練のエンジニアたちがそれぞれ戦車開発を進めた結果、戦後のソ連はObject 100系と400系で主力戦車が二系統化し、開発競争が激化する事になった。
SU-100M(Object 416)Object 430を始め、T-64(Object 432)T-80(Object 219)の改良型T-80UD(Object 478B)といった主力戦車もハリコフ工場の出身である。
ハルダウン (Hull-down)
装甲車両が地形を生かし潜りこむ(車体(Hull)を下げる(down))という戦術概念。
車体を隠し砲塔だけを露出させることで、被弾面積を下げて防御能力を向上させることができる。
ハルダウンには、瓦礫、破壊された車両(相手の了承が得られているのならば生存中のものでも可)、隆起、坂等が利用され、車体は柔らかいが砲塔正面は硬く、なおかつ俯角のある車輌(M4A3E8 ShermanT29STB-1Kranvagnなど)はこれを活用することが推奨されている。
砲塔装甲が硬くても俯角が不足している車輌(T-62Aなど)や、俯角が大きくても砲塔が硬くない車輌(Chi-RiAMX 50 Bなど)も存在し、これらの車輌では活用がやや難しい。
重要な戦術だが、坂道を使って行う場合は自車の俯角に注意。俯角が足りないと主砲を向けられず・・・ということが起こる。
詳細は、豆知識参照。
パン偵
Aufklärungspanzer Pantherの俗称。パンター察戦車の略。
軽戦車らしからぬ性能でよく他の軽戦車と比べられていたが、v0.9.9にてSP I Cに置き換え削除された。
その後v0.9.20.1頃にプレミアム車輌として性能を変更したものが一時期スーパーテストされていたが、続報は無くお蔵入りになったようだ。
避弾経始 (Glacis plate)
戦車などの装甲を傾斜させる事により、徹甲弾などの対戦車砲弾の運動エネルギーを分散させ、逸らして弾く(跳弾させる)という概念。
これが採用されている車輌にはT-34Jagdpanther、極端な例ではT-22 mediumStrv 103等が挙げられる。
このゲームでもちゃんと再現されている。ちなみにショットトラップも再現されている。
"被弾経始"や"避弾径始"や"避弾傾斜"ではないので注意。
なお、'70年代に登場したAPFSDSは従来の運動エネルギー弾とは貫通のメカニズムが異なり、避弾経始がほぼ機能しない(詳細はリンク先のWikipedia参照)。すなわち、最初生産型のレオパルト2A4や90式戦車などで砲塔正面に垂直面が多いのは避弾経始そのものがもはや意味がないと判断されたためと考えられる。*1
昼飯の角度
敵に対して車体を傾けて装甲に角度を持たせ見かけの装甲厚を増やす防御行動の俗称。
傾ける角度が時計の針の11時、1時方向(約30°)なのでこう呼ばれる。食事の角度、お昼の角度などとも呼ばれる。砲塔のない駆逐戦車でも、射撃時以外は車体を傾けることで、防御力を高めることができる。
グデーリアン将軍お墨付きの萌え戦車兵教本「ティーガーフィーベル」の中でそう説明されている。
側面を障害物で隠すことができれば、角度を大きめに取ることができるため効果が大きい。
なお、車体を傾けるとかえって実質装甲厚が減少する車輌(例: IS-3)や、切り欠き部分を垂直に向けてしまう戦車(MatildaTiger (P)Type 4 Heavyなど)もあり、そこを撃たれると貫通されやすいため、そこも障害物で隠す必要がある。
正面は硬いが側面装甲が薄い車輌(例:O-IT26E4Emil Iなど)は、障害物を利用できない状況では、下手に角度を取らずに、真正面を向けていた方が良い。
詳細は、豆知識を参照。
豹(ひょう)
Panther(独語読み: パンター、パンテル、英語読み: パンサー)、すなわちPz.Kpfw. V Panther(V号戦車パンター)の事である。または、それと関連のあるPanther IIなどを含んだ通称。
これといった区別をつけずに"パンター"や「豹」といった略称等を使うと、相手はPz.Kpfw. V Pantherを連想することが多いと思われるので注意。
Jagdpantherはヤクパン、G.W. Pantherはゲシュパンなど、派生車輌は「~~パン」と呼ばれる事が多い。
Leopard 1等も「豹」ではあるが、"パンター"と区別をつけるため、"レオ"、"レオパ"と表記されることが多い。(ただしこちらの場合はVK 16.02 Leopardと混同される危険性がある。車輌タイプやマッチング範囲が違うので文脈で分かるだろう)
類語: 猛獣部屋
標準化
AP・APCRのみ入射角度が装甲面に対して垂直になるように補正されるルール。
ざっくり言えば、角度を付けた時に増える「見かけ上の装甲厚」が抑えられ、貫通しやすくなるということ。
補正はAPで5°、APCRで2°。
二倍ルールが適用されると補正する角度がさらに増加する。
詳しくはゲームシステムの貫通判定を参照。公式週刊ヴィクトリヤ日記(2017/05/19)にも解説がある。
ファイティングモンスター
M103重戦車の愛称。
……なのだが、実は日本のミリタリー雑誌が勝手に付けてしまった名称らしく、海外では全く知られていないので注意。
ファッキンビークル
英国面を象徴する変態紳士のたしなみとされるFV304の愛称、ないし蔑称。
かつては自走砲らしからぬ超小柄な車体に素早い機動力で走り回り、Bishop譲りの高弾道榴弾をあちこちから乱射して障害物の陰や重戦車含む数多の車輌を食い荒らしていたためにこう呼ばれる。
現在では車体の大型化のほか、自走砲全体の下方修正、特に貫通力の低下で小口径榴弾を用いるFV304は相当な弱体化を受けており、糞猫同様に当時の意味としては風化しつつある。
フィアット(FIAT)
イタリアの誇る世界屈指の複合企業。
Fabbrica Italiana Automobili Torino=「トリノのイタリア自動車製造所」の略。
イタリア戦車を手掛けた企業であり、現在ではトヨタ、フォルクスワーゲン、ルノー、ゼネラルモーターズらと肩を並べる自動車メーカーとして非常に有名である。アメリカのクライスラー社を傘下に持つ事でも知られる。
フォーカス、フォーカスファイア
集中砲火。複数の車輌で連携して、敵の1つの車輌を集中攻撃すること。
集中攻撃によって敵の頭数を減らすことで、敵の攻撃力を削ぎ優位に試合を進めることができるようになる。
ランダム戦では上手くいくことは少ないが、連携力が重要なクラン戦ではこれの上手さが勝負を分けることも多い。
なお、現実ではより多くの目標を無力化させる為に分散目標を狙った方が良いとされる。
フォーク、フォークボール 
自分の放った砲弾が、敵の足元に逸れること。詳しくは暴投を参照。
俯角
見下ろしたときに水平面と視線が成す角度のこと。水平の0度を基準として負の値で表現され、値が小さい(このとき絶対値は大きくなる)ほど下向きになる。
このゲームでは車体の傾きを水平とした場合に、それに対して砲身がどれだけ下を向けるかを示すスペック値として用いられており、値が小さいほど優れているとされる。
俯角に優れる車輌は射撃の際に地面の傾斜の影響を受けにくく、より多くの地形でハルダウンが可能になる。
一方で、これに劣る車輌は傾斜だけでなく敵との高低差によって射撃が制限されたり、丘の向こう側に攻撃する際に車体を晒す必要が生まれることがある。
アメリカイギリス日本スウェーデンポーランドはこれに優れる車輌が多く、ソ連中国はこれに劣る車輌が多い。
ちなみに自走砲を除いて最も悪いのは、アメリカ駆逐戦車のT40の-1度(3-inch砲搭載時)である。
対義語: 仰角
副砲塔
主砲塔とは独立して回転する砲塔。本作に登場する車輌の一部にも搭載されており、小口径砲や機銃を装備しているが残念ながら本作では操作することが出来ない。
一方、ダメージ判定は副砲塔にもしっかりと存在し、その多くは装甲が薄弱か傾斜に乏しいので弱点となることが多い。また、O-Hoのように主砲の前に搭載されている場合は副砲塔が邪魔となる為、俯角制限が課される事もある。
ゲーム内での副砲塔の持ち主としては、T-2825TPKV-5O-I系の日本重戦車が代表例。
ただし、M3 Leeの上部に付いているのは(ゲーム内では使用できない)砲塔であり、T110E5Foch等は副砲塔というより車長による周辺視察を兼ねた機銃内蔵式キューポラや機銃塔と言うべきなので、ゲーム外で話題にするときは注意。
豚式昼飯、豚飯
前面または背面を遮蔽物で完全に隠し、側面のみを遮蔽物からのぞかせ敵の射線へ晒す事。車体正面に弱点があり、かつ側面装甲が厚い戦車(MausE 75E 100KV-1からIS-4までのソ連重戦車、Churchill VIIなど)では必須になっている。
車体の前後を逆にし背面を隠す場合は逆豚、ケツ豚などとも言われる。昼飯の角度と違い、豚飯はこのゲーム独自の用語である事に注意。また防御法であり角度を指す言葉ではないので豚飯の角度とは言わない。
詳細は、豆知識を参照。
語源は同テクニックの解説動画において、豚面を付けた人物が解説していたことから。
フライパン(Frying pan)
Object 416の俗称。
その主砲および砲塔がひっくり返したフライパンに見える事から。
プラトーン (platoon)
小隊。他のプレイヤーを招待して小隊を組み、同じ戦場に参加できる。
v0.8.4以前ではプレミアムアカウントで無いと3人小隊を組めなかったがv0.8.5アップデートでスタンダード(標準)アカウントでも3人小隊が可能になった。
プラトーンを組まないと取れない勲章もある。
詳細は、ランダムマッチ参照。
フリー経験値
詳しくはFAQの該当項目を参照。
車輌経験値はその車輌でしか使えないが、こちらはほぼ全ての車輌の研究に使える。
開発に必要な経験値が少なくて済む低Tierや苦行戦車と呼ばれる特定車輌のスキップ、初期状態が貧弱で乗り出しのキツイ車輌のモジュール開発補強が主な用途。
新規ツリー実装時に、お目当ての車輌に最終装備で乗ることもできる。
v0.9.17.1以降は搭乗員/スキル向上(急速訓練)が常設になり、スキルの育成にも使用可能になった。
ブリキ缶
大戦中の日本戦車は、装甲がとても薄く垂直で、防御力が壊滅的なので、こう言われることもある。戦後になってようやく傾斜装甲が採用されるが、相変わらず装甲は薄いので、極力被弾しない立ち回りが必要なことに変わりない。
類義語:紙装甲豆腐
フル金
フル弾」、つまり通常砲弾を0発に設定し、課金弾のみを戦場に持ち込むこと。
貫通力不足が深刻な車輌や高Tier車輌で用いられることが多い。また、オートローダーの車輌は弾種切り替えに時間がかかるため、重装甲の車輌に遭遇しても良いように課金弾を多くするのが一般的となっている。
弾種切り替えを気にすること無く高い貫通力を発揮できるため戦闘力は高いが、もちろん財政には大きな赤字を被る。また、課金弾が強化APやAPCRならともかく、HEATは空間装甲に弱いなど弱点もあるため、必ずしも全て課金弾で埋めるのが攻撃面の強化に繋がる訳ではない。砲にもよるが、他の弾種も少量携行するのが一般的である。
プレ垢
プレミアムアカウントの事。
v1.5.0よりWoTプレミアムアカウントが登場したが、区別が必要なケース以外はどちらもプレ垢と呼ばれる。
対義語は人によってスタ垢、非プレ垢、ノンプレ垢などバラバラだが、大抵はどれでも通じる(はず)。齟齬が怖い場合は無課金と言っておけば大丈夫。厳密にはスタ垢でも課金戦車等を買っている可能性もあるが…そこは時限式で「課金中」の対語と考えよう。
プレ車
プレミアム車輌の略。課金戦車配布戦車/その他を参照。
どちらも入手経験値に倍率ボーナスがあり、最初からエリートステータスを取得済み、搭乗員の適性違いによるペナルティを1段階軽減する等の特性を持つ。
一般に課金戦車はクレジット優遇措置+修理費が安い事からクレジット稼ぎに向く、配布戦車は付随する搭乗員の訓練レベルが50%等と言われているが、どちらにも例外がある上、過去の配布戦車が課金戦車と抱き合わせで販売されたり、課金戦車がミッション報酬で入手できたりする。
ちなみに「プレミア」と「プレミアム」は別の単語なので注意。
分離装薬式
砲弾のうち、実際に飛翔する「弾頭」と発射するための装薬を格納した「薬莢」あるいは「薬嚢」を分けて装填する方式のこと。
砲が大口径になるにつれ、砲弾重量や砲弾長の増大が顕著になり狭い砲塔内では取り扱いが難しくなる為、この方式が採られる。
大体口径100mm以上が境界で、120mm級ともなると弾頭だけで25kgを超えるようになり人力装填は不可能になってくる。*2
なお、曲射砲は装薬量で飛距離を調整するという役割があるため、都合は異なる。
ヘイト (hate)
直訳すれば嫌悪や憎悪といったもので、ゲーム用語としての出自はとあるMMOからである。
敵NPCがどのPCを攻撃するかという判定を、各PCそれぞれの行動によって計上されるヘイト値を元に行うという戦闘システムデザインから。
この「ヘイト」という語は、当ゲームでは主に2つの用法で使用されている。
  1. 車輌評価としての脅威度
    いわゆる強戦車・強車輌と呼ばれるものの他、駆逐戦車に代表される攻撃力の高い車輌、働きにより戦局を左右しうる軽戦車・自走砲など、相手にしたくない・優先的に排除したいという車輌について、ヘイトが高いと評価される。
  2. 攻撃対象選択に関わる戦術的判断・駆引き
    複数の攻撃対象と対峙している時、どの敵を攻撃・警戒するかという駆引き。
    距離や砲・装甲の比較や弱点が見えているか等、概ね「HP(瀕死車輌)・装甲(大ダメージを与えられる可能性)・脅威度(前述)」が判断の材料になる。自走砲が狙う場合はさらに 動きの鈍さ・投影面積の大きさが加わる。
    また、味方をサポートする目的でわざと敵に姿を晒したり、貫通・命中しなくとも敢えて攻撃を加え敵の攻撃・警戒を誘う行為を「ヘイトを稼ぐ」と呼ぶ。
ペネ
貫通を意味する"penetration"を略したもの。
「ペネ175」の場合は「貫通力175mm」と言った感じである。
ペリスコープ (periscope)
いわゆる潜望鏡。
初期の頃は、ハッチから頭を出すか、キューポラ等の防弾ガラスの嵌った細い溝から周囲を目視しなければならなかった。
当然搭乗員が対戦車ライフルで狙撃されたり、装甲板に覗き穴を穿つので、視界が狭いくせに防御力も下がると良い事がなかった。
そう言った戦訓からコマンダーキューポラやドライバー用に幅広く取り入れられ、WoTでも戦車の外見と防御力に大きな影響を与えている。
独ソ戦で対戦車ライフルの狙撃に苦戦したドイツは、Pz.Kpfw. III/IVのバケツのような直視型キューポラをTigerPantherのペリスコープ型キューポラに切り替えた。
アメリカは、M4 Sherman以降の中戦車で覗視孔を廃して、統一規格のペリスコープを使っている。
イギリスは、上部部分が360度回転して全周囲を見渡す優秀なグンドラフ式ペリスコープをライセンス生産して、殆どの戦車で使用していた。
イギリス戦車をレンドリースで使用していたソ連もパクって使ってる……筈なのに視認範囲が低いのはお察しください。
ベンチレーター (ventilator)
換気装置のこと。
これの能力が低いと、砲撃の燃焼ガスが車内に充満して乗員が意識不明になるなどする為、第一世代以前の密閉式の戦車にはほぼ必ず装備している。第二世代以降NBC兵器への防御が考慮されるようになると、弱点であるベンチレーターは次第に廃止された。
外見上では、砲塔の天頂部や後部など被弾しにくい場所に設置されている事が多い。
ゲームでも改良型換気装置として性能を上げるという設定で車輌能力が向上する。
ヘンシェル(Henschel)
かつて存在したドイツの機械・車両メーカーの事。
Tiger Iを開発した事で有名であり、カッセルの工場ではPantherTiger IIといった戦車の製造を行っていた。
戦後はKanonenjagdpanzerLuchs装甲車、Marder歩兵戦闘車の開発に携わったが、Leopard 2の競争ではライバルのクラウス・マッファイ社に敗れている。
現在でも一部では名前が残っているものの、軍事部門はラインメタルグループに買収されている。
砲口制退器(マズルブレーキ/muzzle brake)
砲身の先に取り付けてある穴が開いている円柱あるいは箱状の物体。様々な形状がある。
発砲時に砲身から出るガスをこれに当て、砲身を前にひっぱる事によって、砲撃の反動を減らす機構。
砲弾の軌道に影響を与えたり、噴射ガスが砂塵を舞い上げたり等のデメリットもあるため装備しない車輌もある。
単に発砲煙を拡散するだけの物もあり、そちらはデフレクターと呼ばれることもある。
ゲームでは当たり判定もあり、砲身モジュールの一部として扱われている。
防護柵
Strv 103Bの車体前面にある柵状の空間装甲の事。対HEAT用防護柵。
本装甲の傾斜角(実装甲厚)に左右されるとはいえ、課金弾の多くに採用されている対戦車榴弾をかなりの割合で無効化する。
史実ではB型から採用された機密装備であり、急速に発展してきた成型炸薬弾に傾斜装甲だけでは対処できないとの判断から開発された。
なお存在が公になったのは冷戦終結後、つまり全てのStrv 103がC型に改良されてからである。
砲手 (gunner)
戦車の搭乗員で、砲を操作して目標に狙いを定める人。遠距離戦が主になる駆逐戦車や自走砲では、特に重要である。
ゲーム内では戦闘不能になると砲の精度が低下し、照準時間も長くなるほか砲塔旋回速度も低下する。
高Tierの自走砲は2人割り当てられている事が多い。
大体主砲付近に配置されているが、ゲームでは必要の無い副砲塔にも配置されていることがある。
詳細は搭乗員を参照。
関連用語: 戦車長操縦手装填手無線手
防盾(ぼうじゅん)
主砲周りは主砲を動かすために砲塔側本装甲に穴が開けられているが、それを塞ぐための砲身の根元にある装甲板の事。
防盾と本装甲が重なっている場所は二重装甲となり非常に防御力が高いが、本装甲の穴の部分は防盾のみの装甲となり弱点となりうる(Tiger (P)など)。
このゲームでは空間装甲の避弾経始も再現されているので一部戦車では防御力が増している。
例えばLöweは、防盾装甲傾斜120mm+空間装甲+砲塔装甲120mmで、Tier10戦車でも貫通が容易でない装甲となっている。
砲身
防盾から延びる主砲を構成するパーツの一つの事。
本ゲームではどんなに砲身が長くても建物や車輌に引っ掛かることはなく、被発見判定もないが、砲弾の当たり判定は存在する。
空間装甲扱いなので砲身自体に耐久値へのダメージは無いものの、運が悪ければ主砲のモジュールが破損・大破してしまう。
稀に「致命傷となる一撃を砲身が吸収して無傷で切り抜ける」という奇跡が起きる事も。
砲塔 (turret)
主砲の照準手や内部機構を保護すると同時に、さまざまな方向に照準し発射できるようにする装置。
旋回砲塔や回転砲塔、ターレット(英:Turret)とも。
砲塔と車体の接続部分(車体の開口部)をターレットリング(Turret Ring)と言い、鉄の塊を乗せるレールやベアリング、車体と砲塔をかみ合わせるギア、旋回させるための動力装置などが周辺に集中している。ここが大破すると砲塔旋回ができなくなり、損傷すると旋回速度が低下する。
大抵の戦車は旋回装置が車体内部にあるが、T-34-85などは、砲塔と車体の隙間に旋回する為のレールや動力装置があるので、砲塔や車体で砲弾を弾いても、それが旋回装置に流れてしまうことがある。
史実でのKV-2に至っては、数tある鉄の塊を小さなターレットリング径に無理矢理嵌めていた為に少しでも車体が傾斜すると砲塔と車体の摩擦が増して旋回不能、そこまで傾いていると自走回収不能のコンボで放棄になる事もあった。
このゲームでは特に問題ないので安心して良い。
詳細は砲塔を参照。
暴投
発砲した砲弾が目標から大きく逸れる事。
主砲の精度や照準拡散が酷い場合、至近距離でも砲弾がまるで見当違いな方向へ飛んでいく事がある。
敵の股下や直前の地面を掘り返すフォークボールなど、外部掲示板などではこういった現象は野球の用語に例えられやすい。
ソ連・中国の122mm砲、各国の榴弾砲全般、他にも精度は良いのに照準拡散が激しいCromwellなどの戦車が暴投しやすい傾向にある。
初回勝利時経験値ボーナスの通称。☆や★も同様。
小隊募集チャンネルで「星回収」等と書かれていた場合は「初回ボーナスで複数の車輌の経験値を稼ぎましょう」といった意味合いになる。
なおこのボーナスがリセットされるのはUSサーバーならば午後8時頃、ASIAサーバーならば午前1時頃である。
イベント等でボーナスが増加される場合は、増加が適用されてからゲームに参加するといったやり方もある。
ホチキス (Hotchkiss)
フランスのホチキス社のこと。
このゲームならば、同社が製造したHotchkiss H35とドイツが鹵獲したPz.Kpfw. 38H 735 (f)を指す事もある。v1.4.0からは装輪車輌のHotchkiss EBRが追加された。
フランス語発音では「オチキス」と言う。
ほっぺ
砲塔を正面から見たときの防盾の左右部分のこと。
M26 PershingMausなどの車輌で弱点となっている。よそ見も参照。
ボトム
ランダム戦に参戦する車輌の内、最も低いTierの弱い車輌であること。
逆に最も高いTierで強い車輌の場合はトップ、中間はミドルである。
詳しくはランダムマッチのマッチングを参照のこと。
ボフォース(Bofors)
スウェーデン屈指の主砲メーカーの事であり、ボフォースの40mm機関砲は世界各国でライセンス生産されたベストセラーである。
かの有名なアハト・アハトはクルップ社とボフォース社の共同研究で作り出されたものだったりする。
本ゲームでのスウェーデン戦車の主砲の大半はこのボフォース社製であり、もちろん砲だけでなくIkv 90 Typ BStrv 103系列といった戦車も設計・開発している。
現在はイギリスのBAEシステムズABに吸収合併されている。
歩兵戦車 (英: infantry tank、仏: char d'infanterie)
イギリス軍とフランス軍の戦車の分類で歩兵に随伴して戦闘支援をする戦車の事。
フランス軍では、歩兵科と騎兵科の縄張り争いから「歩兵科所属の戦車」という意味合いもある。
歩兵と一緒に移動できればいいや的な鈍足と重装甲が特徴になっている。
そのくせイギリス軍の初期の歩兵戦車は、歩兵の支援に有効な榴弾を撃てない戦車が多く(当時のイギリスの概念では歩兵戦車=歩兵を襲う敵戦車の排除だったため)、北アフリカで戦ったロンメル元帥をして「英軍は榴弾も撃てない戦車を何故、歩兵戦車と言っているのだ?」と突っ込ませた不思議ちゃんばかりだった。
このゲームでは、(英)Matilda II(レンドリース車両)、Valentine(レンドリース車両)、Churchill Mk. IMk. III(レンドリース車両)Mk. VIIBlack PrinceValiant、(仏)Renault R35FCM 36D1D2B1が該当する。
関連用語: 騎兵戦車巡航戦車超重戦車豆戦車
歩兵砲車(瑞:Ikv=Infanterikanonvagn)
本ゲームに登場するIkv(インファンテリカノンヴァグン)系の戦車を意訳した言葉。
一般的な書籍などで用いられている用語という訳ではなく、海外では自走砲や駆逐戦車と訳されていることが多い。
詳細はIkvの項を参照。
ポルシェ(Porsche) / ポルシェ戦車
ドイツの自動車メーカーの事であり、現代でもポルシェの高級自動車は有名である。
本ゲームではVK 30.01 (P)Tiger (P)VK 100.01 (P)VK 168.01 (P)VK 45.02 (P) Ausf. AFerdinandMäuschenVK 45.02 (P) Ausf. BMausがこのポルシェ戦車に該当する。
いずれもヒトラー総統と懇意にしていた、創業者のフェルディナント・ポルシェ博士が設計に携わっている。
これらの戦車は、エンジンで発電した電力でモーターを回して履帯を駆動させる、ガス・エレクトリック方式を採用しているのが特徴。(なお、ガス・エレクトリック方式自体は初期フランス戦車などにも使用されておりポルシェ博士の発明ではない)
車重が重くなるほど負担がかかり壊れやすいトランスミッションを無くす事が目的だったが、貴重な銅をモーターに大量に使用したり、常に全開で動作しているエンジンの損耗が著しいといったコスト面・整備面での欠点があった。
ちなみに、Indien-PanzerLeopard 1もポルシェ社主動の開発だが、戦後車輌のためか、あるいは複数企業の共同開発のためかあまりプレイヤーにはポルシェ戦車とは認識されていないようである。
ボルボ(Volvo)
現存するスウェーデンの企業グループ。
本ゲームではスウェーデン戦車のエンジンにその名がたびたび登場する。
ちなみに日本でもボルボの自動車は有名だが、自動車部門そのものはボルボカーズとして他社へ売却しており、ネームバリューの強みからボルボの名が使用されている。
ボンズ(Bonds)
ゲーム内通貨のひとつ。ガレージの右上に札束アイコンとともに表示されている。取得方法などの情報はガレージのボンズ欄をクリックすると表示される。改良型拡張パーツディレクティブを購入する際に必要になる。
ポンド砲
イギリス戦車用の一部の砲の名称では、他国のようにmmやcmで口径を表記するのでは無く、主要対応砲弾重量のポンド (pdr, pr) 表記により口径を示している。
2ポンド砲(40mm)、3ポンド砲 (47mm)、6ポンド砲(57mm)、17ポンド(76mm)、20ポンド(84mm)、25ポンド(88mm)、32ポンド(94mm)に相当する。
アメリカの76.2mm L51の砲弾総重量が7.0kgであるのに比べてQF-17pdrでは砲弾総重量は7.7kg、ドイツの88mm L56の砲弾総重量10.2kgに比べQF-25pdrでは11.3kgとなっているように、口径こそ同じであれ全般的に他国よりも弾体のサイズと装薬量とがパンプアップされる傾向がみられる。
WoTでアメリカの76mm M1系列に対して同口径のQF-17pdrの貫徹力と攻撃力が優っていたり、あまつさえ口径では劣るQF-20pdrがドイツ8,8cm砲系に匹敵しうる数値を叩き出しているのは、火砲自体の品質もさることながら、これが主因となっているものと推察される。
関連用語: インチ砲ポンポン砲
ポンポン砲(Pom-Pom Gun)
ポムポム砲とも。イギリス軽戦車のCruiser Mk. IMk. IIMk. IIIMk. IVCovenanter及び、中国軽戦車で国民党が輸入したVickers Mk. E Type Bが搭載可能な機関砲、QF 2ポンド砲(QF 2 pounder gun)の別称である。ゲーム内では、40 mm Pom-Pom(中国車輌のみハイフン無し)という名称で実装されている。正式名称から2ポンド砲である事が読み取れるが、WoTでの2ポンド(2-pdr)砲はゲーム内でも別々に扱われているように、全くの別物である。ポンポン砲はヴィッカース社製の対空砲(Wikipedia)、2-pdrはオードナンス QF 2ポンド砲 (Ordnance QF 2 pounder)(Wikipedia)で戦車砲である。ポンポン砲は史実では主に艦載対空砲として用いられたが、射程距離や弾道に問題があり弾詰まりも頻発した為に、ボフォース 40 mm 機関砲やエリコン SS 20 mm 機関砲と言った他の対空砲に取替えられた。

ゲーム内での性能、クリックして表示

このゲームではTier4レベルの機関砲として扱われている。1弾倉に4発、AP弾は単発威力45、弾倉合計攻撃力180である。この弾倉合計攻撃力180はAPまたはAPCR弾使用、全弾貫通、ダメージ下振れ無しならば、理論上イギリスTier2中戦車 Medium II (改良型砲塔のみ)と日本Tier2中戦車 Chi-Ni 、ドイツTier2軽戦車II号D型を除くTier2以下の全車輌を1弾倉で撃破できる性能である。しかし精度は榴弾砲レベルの劣悪さで、照準収束を待たずに連射しようものならノーコン野郎と言わんばかりの集弾性で、接射でも命中は怪しくなる。また機関砲なので、戦車砲と比べ射程距離に制限がある。遠距離での撃ち合いには精度を含めて不向きである。ちなみにTier3のMk. IIとMk. IV、Tier4のCovenanterは、1回のクリックで2連射する設定になっている。

関連用語: インチ砲ポンド砲

*1 ただし、跳弾させる効果は無いものの、傾斜面に着弾すると先端部と後部の速度差により僅かながら進路が偏向することや、弾体が屈曲・折損する事は知られている(折損しても貫通力はあまり低下しないが)。近代戦車でも外装装甲として傾斜装甲が採用されている事があるが、こちらは避弾経始を狙ったものではなく主にCE弾対策である。
*2 ちなみに75mm級が7kg前後、85~90mm級が10kg前後である