このページについて
本ページでは、深境螺旋をはじめとする高難易度・エンドコンテンツ向けによく使われる編成例を紹介する。
限定された状況で火力を出すことに特化した編成であるため、フィールドでは使い勝手が悪いものも多い。
探索などフィールドでの普段使い用編成についてはチーム編成を参照するといいだろう。
概説(反応軸)
原神において高難易度での火力を追求する場合、元素反応を最大限に活用することが求められることが多い。
その活用法は様々であるが、大きく三種類に分けることができる。
ダメージ増加系
蒸発、溶解、激化系などが該当。反応を起こした攻撃のダメージを直接増加させる反応。
これらの反応を軸とする場合、強力なアタッカーを採用しバフデバフを積んだ上でさらに反応を起こさせることでダメージを上乗せし、
大ダメージを狙うというコンセプトの編成となることが多い。
大ダメージを出すアタッカーが表で殴るアタッカーならハイパーキャリー、裏から火力を出すサブアタッカーならドライバー編成となる。
前者の代表として蒸発胡桃、後者では雷電ナショナルやタルタリヤ国際がある。
固定値反応系
感電、開花系、過負荷などが該当。反応を起こしたキャラの元素熟知にのみ依存する固定値のダメージを与える反応を指す。
これらを軸とする場合、反応を起こすキャラを固定した上でそのキャラに熟知を盛り大ダメージを狙うか、
全体に有効な熟知バフで全員の反応ダメージを引き上げるという方法が用いられることが多い。
前者は主に超/烈開花編成で、後者は砂糖武装を代表とする感電編成でよくみられる。
バフ・デバフ系
拡散・超伝導・凍結などが該当。反応自体のダメージより反応を起こすことによるバフ・デバフが重要となる反応。
(超伝導以外は厳密に言えば反応自体より属性聖遺物の効果が大きい)
これらを軸とする場合、反応自体もバフ・デバフの一つの手段ととらえ、反応を含む各種のバフ・デバフによってダメージを底上げする編成となる。
拡散をトリガーとする翠緑万葉のバフ・デバフをフル活用する単色系編成や、凍結による行動阻害と集敵に氷風4セット効果を組み合わせた凍結集敵編成が代表的。
番外:無反応編成
元素反応を無視し、それ以外の方法でダメージを稼ぐ編成。岩パや魈ジオが該当する。
風元素や岩元素のアタッカーは元素反応がダメージ増加に貢献しにくいため、元素反応要員に無理に一枠を割くよりバフ・デバフ要員やサブアタッカーに割り振った方が強力な編成になる場合が多い。
両元素に強力な専門バッファー(ゴロー・ファルザン)がいることも追い風となっている。
編成一覧表
チーム名 | チームメンバー | チームの特徴 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 反応軸 | 形式 | 傾向 | 対単体 | 対複数 | 概要 | |
ナショナル | 蒸発溶解 | ドライバー | 瞬間火力 | ◎ | ○ | 初期からある星4編成 旋火輪で蒸発・溶解を起こす | ||||
タルタリヤ国際 | 蒸発 | ドライバー | 瞬間火力 | ○ | ◎ | タルタリヤは水付着役・主火力は旋火輪 万葉で水炎両方を拡散させるのが鍵 | ||||
雷電ナショナル | Over Vape | ドライバー | 瞬間火力 | ◎ | ○ | 蒸発と過負荷を同時に狙うOverVapeの基本形 火力の軸は香菱・雷電はエネルギー供給と反応補助 | ||||
蒸発胡桃 | 自由枠 | 蒸発 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ◎ | ○ | ICDのない胡桃重撃で蒸発を起こし続ける 編成の自由度が非常に高いのが強み | |||
溶解ロサリア | 溶解 | クイック スワップ | 瞬間火力 | ◎ | ○ | 代表的な星4編成の一つ ICDのないロサリア爆発で溶解を起こす | ||||
激化刻晴 | 自由枠 | 激化 | クイック スワップ | 継続火力 | ◎ | ○ | 高い自由度を誇る草追加後のニュースタンダード 刻晴がアタッカーとドライバーを兼ねる | |||
スココモン | over vape | ドライバー | 継続火力 | △ | ◎ | 召喚物で固めた変則的な編成 炎拡散で蒸発と過負荷を起こす | ||||
砂糖武装 | 感電 | ドライバー | 瞬間火力 | ○ | ◎ | スクロースの熟知バフで全員の感電ダメージを引き上げる 星4編成かつ自由度高めで組みやすい | ||||
心海テーザー | 感電 | ドライバー | 継続火力 | ○ | ◎ | 基本原理は砂糖武装と同様 心海の水付着力で感電が安定する | ||||
ニィロウ豊穣開花 | 特殊開花 | ドライバー | 継続火力 | ○ | ◎ | 豊穣開花を活用する水草統一編成 配布3人のローコスト編成も可能 | ||||
エウルア雷電 | 自由枠 | 自由枠 | 超電導物理 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ◎ | ○ | 強力だが重いエウルア爆発を雷電で補助 自由枠の選択肢が豊富 | ||
モルガナ Morgana | 凍結集敵 | ハイパー キャリー | 継続火力 | △ | ◎ | 凍結とバフデバフ、集敵と範囲攻撃が噛み合った編成 吸えない・凍らない敵には弱い | ||||
神羅天征 | 凍結集敵 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ○ | ◎ | 集めた敵を綾華爆発でまとめて消し飛ばす ロサリア→申鶴も神鶴万心として有名 | ||||
雷電ハイパーキャリー | 単色 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ◎ | ○ | 雷電将軍にバフデバフを集中して斬り伏せる 全体的に上級者向け、雷電2凸裟羅完凸は欲しい | ||||
クレーモノパイロ 可莉三火 | 単色 | クイック スワップ | 継続火力 | ○ | ◎ | 反応火力に頼らない炎元素単色パーティー 翠緑万葉のバフデバフを効率よく活かす | ||||
モノハイドロ | 単色 | ドライバー | 瞬間火力 | ◎ | ○ | 強力な追撃を持つ二人を生かした水単色編成 強力な中断耐性と回復で防御も万全 | ||||
岩パ | その他 | ハイパー キャリー | 継続火力 | ◎ | ○ | ゴローをバッファーとする岩3人以上の編成 反応無視のゴリ押し性能が強み | ||||
魈ジオ 双風双岩 | その他 | ハイパー キャリー | 瞬間火力 | ○ | ◎ | 魈ですべてを粉砕する 最近はファルザン入りも注目 |
編成例紹介
ダメージ増加系
ナショナル(国家队/National Team)†
すべて☆4だが、キャラクター同士のシナジーが極めて高く強力な構成。
ベネットの元素爆発バフを受けた香菱の旋火輪を、行秋の剣雨攻撃&重雲の氷エンチャントの補助により連続で蒸発・溶解させる事が基本コンセプト。
重雲2凸効果のCT軽減がチーム全員のスキル・元素爆発の回転率を引き上げ、かつ重雲自身もベネットのバフを受けた状態で溶解元素爆発を放てるため見た目よりも攻撃パターンが多い。
重雲を採用する場合は重雲の元素スキルを最初に展開する事を意識し、香菱・行秋もシームレスに元素爆発を展開できる程度の元素チャージ効率を確保できるとチームの本領をフルに発揮できる。
- 重雲の枠はスクロースなどでも代用が可能。こちらは元素熟知バフとストック可能な元素スキルによる粒子補助がチームと噛み合っている。
- ベネット・行秋・香菱の3名は全員初期実装であるものの、その汎用性の高さから後の多数の新キャラ実装を経ても★5を含めてトップクラスの螺旋採用率を常に維持し続けている。「ナショナルの3人」といえばこの3人のことで、残りの1枠は比較的自由度が高い。
Ver2.1以降は自由枠に雷電将軍を入れた上記の「雷電ナショナル」の人気が特に高い。 - チームに璃月出身が多いため、千岩長槍や千岩古剣のバフ効果を得られやすい。
- 国家队は元々アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」での中国語圏での渾名であり、☆4の中での代表チームという程度の意味なのだが、英語圏に輸出される過程で中国(璃月)代表チームとして解釈され、「Chinese National Team」として呼ばれる事が多かった。
最近では本来の意味の理解が広まり、単にNational Team(代表チーム)としての呼び名も英語圏に浸透してきている。
タルタリヤ国際(万达国际队/International Team)†
Ver1.6以降急激にメジャーになった国家队の亜種。
タルタリヤスキル(即交代)→ベネット爆発→万葉爆発、スキル→香菱爆発、スキル→タルタリヤスキル、爆発、攻撃(一例)
と展開するとベネットのバフ・万葉のバフ/デバフを受けた双方の蒸発元素爆発がバフ込みタルタリヤの双剣攻撃付きで敵に襲いかかる。
しかしタルタリヤが長いクールダウンに入ってしまうと機能不全を起こすため、1回のコンボで敵を倒しきれない場合は双剣の攻撃時間をベネットの元素爆発終了程度までに抑えるなどの工夫を行う必要がある。
- タルタリヤのモード変更時のダメージで付着される水元素は元素残留システムの関係上、ベネット元素爆発の攻撃で蒸発が発生しても水元素が残留する(水2U→炎2U =水1U)。
そのため続く万葉のスキル/爆発で水元素を拡散させる事ができ、次に爆発かスキルの使っていない方を発動させると素晴らしい旅の炎元素付着効果と万葉の拡散順位により水・炎の両元素が拡散されるが、メカニズムが複雑で隙も生じるため狙いにくいと感じる場面では素直にベネット元素爆発からの始動でも良いだろう。 - チーム名は万葉+达达利亚(タルタリヤ)、略して万达にそれぞれの出身国が完全に異なる(スネージナヤ・璃月・モンド・稲妻)ことから「国際チーム」を合わせたものが由来。
直訳するとワンダインターナショナルになるが、英語圏では単にInternational TeamかChilde Reverse Vapeと呼ばれる事が多い。
雷電ナショナル(雷神国家队/Raiden National Team) †
雷電将軍の実装以降、国家队の派生として極めて高い人気を誇る編成。
日本では「雷電ナショナル」という名称で広く浸透している。
対応力が非常に高く、登場から現在まで使用率1位~2位を常に維持している。
☆4キャラクターが3人の上、凸数がそこまで重要ではなく、求められる武器が配布や鍛造、釣りなどで調達出来るもので充分に性能を発揮出来る事も高い採用率に繋がっている。
メインの火力ソースは香菱の旋火輪。感電を起こしながら水元素&雷元素を残留させ続け、そこに旋火輪をぶつけることで蒸発と過負荷を一度に発生させ大ダメージを狙う。
雷電将軍本人の高い中断耐性と元素エネルギー補助効果により、立ち回りの負荷や元素チャージに割くリソースが大幅に低減される事も利点。
主に吹き飛び耐性の高い中型以上の敵や、遺跡機械系に対して無類の強さを誇る。
- 派生として行秋を夜蘭に変えた編成が存在する。
- 下記のハイパーキャリーと違い、この構成における雷電将軍はサポーターとしての側面が強く、無凸→2凸の総ダメージ改善は1サイクル(23秒)毎に約13%程度(外部リンク、NGA)。
下限が高いため無凸でも戦力にしやすいが、反面雷電将軍視点だと耐性デバフなどの補助に欠けるため、雷電自身を凸することでのDPSへの影響はやや少ない。
雷電将軍と香菱が同じ長柄武器使いかつ適正装備が近いため、装備の取り合いになりがち。
さらに配布武器の「漁獲」は両者に適性が高いが、一本しか手に入らない。どちらに何を持たせるかは悩みどころ。 - 立ち回りのコツとしては、ベネットの爆発の上で香菱の爆発を出して攻撃力強化を載せる(スナップショットする)こと。
行秋の爆発はスナップショットできないので載せる必要はない。
CTと持続時間を考えると行秋→ベネット→香菱→雷電将軍という順番で爆発するのがスムーズに繋がるか。
雷電将軍の爆発中のコンボは、行秋の追撃を生かすために通常攻撃をひたすら連打するのが強い。 - 弱点は爆発のループが切れると再チャージに手間がかかること。
ベネットや行秋のスキルで生まれた粒子を他キャラに回したり、元素チャージ率を多めに盛るなどしてカバーしたい。
また、小型の敵が多数出る場面は吹き飛んでしまいループが切れやすいためやや苦手とする。
集敵も移動能力も飛び道具もないため、近づいてこない種類の敵が散らばると接近が面倒。
全員で一度に爆発を撃って火力を出すので、無敵時間が長い敵や頻繁にワープで逃げる敵はタイミングがズレやすくダメージを稼ぎにくい。
胡桃蒸発 †
国内外でおなじみの構成。鍾離・行秋のサポートを受けた胡桃の蒸発重撃で高ダメージを連打する。
胡桃登場以来広く使われているチーム構成で、立ち回りの方針も分かりやすく攻撃力と防御力双方が高水準でまとまっておりシンプルに強力。
特に単体火力に優れており、例として魔儡剣鬼のような精鋭エネミーが単体で出現するような層ではポテンシャルを発揮できる。
火力の大部分が胡桃の炎元素ダメージのため、炎元素が通る場合は使用率1位~2位のパーティとなるが、アビスの詠唱者・淵炎などの炎に耐性がある敵が出現する場合は使用率は大きく下がる傾向にある。
胡桃軸の蒸発パーティーは「必須コンボパーツが胡桃・行秋or夜蘭の二人のみとかなり少ない」「ヒーラー枠が不要」といった理由から、後述のものを含め派生形が非常に多い。
特にこの胡桃・行秋・鍾離に加える最後の1枠(アルベドの枠)はかなり柔軟な選択が可能で、
- 岩元素共鳴でシールドを強化しながら火力を向上させ元素熟知バフも撒けるアルベド、行秋の火力を強化でき集敵により対集団もカバーできる楓原万葉(またはスクロース)
- 岩元素共鳴を起こしながらCT中のサブアタッカーになれる凝光、アビスの使徒・激流などが敵として出てくる場合には対策キャラとして重雲
など様々。好みや場面に合わせて色々なキャラクターを検討しよう。
トーマ型
胡桃のスキルは交代すると効果が切れてしまうため、単独では翠緑4デバフ効果や万葉のバフを受けづらい。
そこでシールド役を鍾離からトーマに変更することで、万葉のバフデバフをフルで受けられるようになる。
炎共鳴は胡桃には恩恵が薄めだが、行秋の火力上昇には貢献しやすい。
万葉の枠はスクロースでも可。熟知バフを重視する場合は積極的に採用できる。
夜蘭型
行秋を夜蘭に差し替えるパターン。
被ダメージ軽減と微回復の代わりにダメージバフを得る。夜蘭が4凸ならHP上限バフも加わり、胡桃と鍾離をさらにバフできる。
夜蘭が2凸未満の場合は行秋と比べて水付着頻度が下がりやすく、胡桃の血梅香やアルベドの追撃などで蒸発が不発になる恐れがある。
往生夜行
Ver3.0で強化された水元素共鳴(HP上限+25%)を採用したPT。
共鳴で胡桃&夜蘭の火力を伸ばしつつ、更に夜蘭&行秋で裏から二重にダメージを出しチームDPSを底上げする。
水元素粒子を大量に確保できる分、夜蘭&行秋の元素チャージ要求値が下がり、その分のコストを火力に回せるのがポイント。行秋の水デバフ(要2凸)もより活かすことができる。
総じて非常に強力なPTだが、優秀な水元素付着役である夜蘭・行秋を両方とも持って行ってしまう重い編成でもある。
名前の由来は往生堂(胡桃&鍾離)+夜蘭+行秋の頭文字から。
ただし一部では水を多く編成した胡桃PTということから「水煮胡桃」や「ウォータオ」などとも呼ばれているらしい....
溶解ロサリア†
激化刻晴(玉皇妲帝/Keqing-Dendro PT)†
雷アタッカー2人による超激化反応を主軸とする編成。
超激化ダメージを稼ぐためには雷元素の付着回数が重要となる。
フィッシュルは出場キャラの雷反応に連動して追撃を行うサブアタッカー。超激化を使うメインアタッカーとは非常に好相性。
追撃の間隔が短く、毎回必ず雷付着する(ICDがない)ので特に超激化ダメージを稼ぎやすい。
刻晴は元素爆発・元素スキル・元素付与の素早い攻撃で雷付着の回数を稼げる。(雷怒4と相性が良く、元素爆発の必要エネルギーも軽い。)
表で殴るのは刻晴だが、左3人すべてが少なからぬダメージを出すためしっかり育成しておきたい。
チームの4人とも無凸から編成可能ではあるが、鍾離以外は星座による恩恵も大きく反映される。
中国では「玉皇妲帝」と呼ばれているらしい。(道教の神「玉皇大帝」のもじり&各キャラの名前・愛称*1から取っている)
編成の組み替え候補
編成の自由度が高く、非常に組みやすいため無課金や始めてから日が浅い旅人にも優しい。
注意点として、鍾離を採用しない場合は耐久面が確保しにくいため回復手段の確保も要検討。
また、ナヒーダ+翠緑要員を採用する場合、ナヒーダの強力な草付着により雷の下地が消えて雷拡散が不発となることがある。
- 刻晴枠
- 超激化アタッカー役
- セノ
刻晴と同様の運用が可能。元素爆発が高コストかつ長時間持続するため、刻晴のように気軽に交代できないのがネック。
翠緑など持続の短いバフデバフが切れやすいため、頼りない中断耐性のカバーも兼ねて自由枠は鍾離が無難。 - 北斗(推奨2凸~)
星4ながら対多数戦では無類の強さを誇る。自前でダメージ軽減と中断耐性、シールド(要1凸)を持つため鍾離枠を火力要員に回しやすい。
凸が進めば進むほど火力が上がっていく。また、ナヒーダやスクロースで殴る運用も選択肢に入ってくる。 - 八重神子
ナヒーダ・フィッシュルと合わせると設置して立っているだけで敵が死んでいく。
表に出るキャラが通常・重撃を振る必要性が薄くなるため立ち回りが楽になる。
敵が3体以上いる場合は特に強力。
- セノ
- 超激化アタッカー役
- ナヒーダ枠
- 鍾離枠
- バッファー、集敵、サブアタッカー役
- シールド・回復役
- ローコスト編成
編成の自由度を生かしたローコスト仕様。刻晴さえいれば非常に組みやすい。
刻晴 フィッシュル 草主人公/
コレイスクロース/
ディオナ/
レイラ恒常★5 ★4 配布 ★4
固定値反応系
スココモン/Sukokomon†
フィッシュルと心海で感電反応を起こし、そこに香菱のグォパーを投げ込んでスクロースで炎拡散を起こす。
感電に加え、蒸発と過負荷が同時に起こる、いわゆるOvervapeを主力とするチーム構成。
メインアタッカーこそ不在であるが、熟知で強化された反応が多重発生するため高いダメージ効率を誇る。
- スキル発動に明確な順番が存在しているため、上記の「フィッシュル/心海/香菱/スクロース」の並びは崩さない方がプレイしやすい。
簡易的なスキル・爆発使用順は以下の通り。心海に龍殺しの英傑譚を持たせるのがポイント。- ①フィッシュル→心海→香菱→スクロース(2回)の順でスキルを使用する
- ②香菱→心海→フィッシュルの順で元素爆発を使用する
- ③香菱でスキルを使用する→スクロースでスキル1回、元素爆発1回を使用、オズが消滅するまで通常攻撃→最初に戻る
- 簡易版のスキル回しでは、「PTの順にスキルを使用し」「PTの逆順で元素爆発を使用する」という流れが構築できるため、見かけほど複雑ではない。
ただし1巡目スクロースで炎拡散を起こせないと、Overvapeが不発となりダメージが大幅に目減りするので注意。グォパーの攻撃に目を配ろう。
なお厳密なスキル回しとなると「1巡目のスクロースの行動が通常→スキル1回」「2巡目の心海の爆発後に通常2重撃1を2回」、
「3巡目のスクロースの行動が通常→スキル→通常2→爆発」などの要素が入るため、若干難易度が上がる。 - やや複雑なスキル回しに加え、凸の進んだ★4キャラや、熟知に特化した聖遺物などを求められる。基本的には上級者向けの構成。
一度完成してしまえば、4種元素・4種反応による広い対応力、吸引性能により、幅広い場所で活躍できるようになる。
砂糖武装(スクロース)†
拡散・感電反応の固定ダメージを火力に繋げる事ができる少し変わった構成。
感電反応によるダメージは混沌としており制御しにくいのだが、スクロースは天賦効果でチーム全体の元素熟知をバフできるため全員の反応ダメージを引き上げる事が可能。
通常の原神とは全く異なるアンフェアな攻撃手段によって火力を出す事ができる点が特徴。
- 行秋と北斗の元素爆発にはそれぞれダメージ軽減効果があるため見た目よりも防御面は脆くないのだが、軽減が発揮されない元素爆発の真空期間中に大ダメージを受けてしまうと立て直しが難しい。
防御面を安定させたい場合はフィッシュルか北斗どちらかの枠を鍾離やベネットなどに変更すると良いだろう。
スクロースの武器を金箔・試作にする事によって追加の回復手段を確保する方法もある。
- 感電させて拡散させれば成立するので、スクロースを万葉にする、行秋をバーバラ・モナ・心海にする、北斗とフィッシュルのどちらかを八重神子にするなど、様々なバリエーションがある。
片方のPTにキャラを取られている場合でも、手持ちに応じて柔軟に組めるメリットがある。
- チーム名はタルタリヤの魔王武装(雷元素の邪眼を開放し、元々の水元素に加えて雷元素の力を得る)から来ている。
心海テーザー/Kokomi Taser†
スクロースで熟知バフを配布し、心海・フィッシュル・北斗の感電反応で攻めていく。つまるところ感電パーティ。
Sukokomonと比較した場合、厳密なスキル回し&反応コントロールが要求されず、安定性は向上する。
また編成の自由度もやや高めであり、風枠にウェンティを入れて吸引性能を高めたり、北斗を八重神子に変更するなどのバリュエーションも存在する。
その一方でチームの元素が水と雷に寄るため、同元素の敵に対する対応力は低下するのが欠点。
- 基本的なスキル・爆発使用順は以下の通り。
- ①心海でスキル→フィッシュルでスキルor爆発→スクロースでスキルと爆発→北斗でスキルと爆発
- ②心海で元素爆発→心海で通常チェイン4回→北斗でスキル→最初に戻る
- とどのつまり、スクロースで熟知バフを配布し、その他のメンバーで感電反応を起こせば良いため、上述のスキル回しを厳密に行わくても良い。
PTの並び順も変更可能であるため、自分のプレイしやすい編成を組むことが出来る。
ニィロウ豊穣開花†
ニィロウの能力で「豊穣の核」を作って戦う編成。
編成できるのは水・草元素キャラに限定される。
自傷ダメージが大きいため、ヒーラーの編成はほぼ必須。水付着役を兼ねることができる心海が最適任。
Ver3.1の実装当初は下記のローコスト編成(あるいはヒーラー枠を心海にしたもの)が主流だったが、Ver3.2で強い草元素付着力を持つナヒーダが実装されたため、草枠を圧縮してサブアタッカーを編成できるようになった。
高い付着力で高頻度で開花反応を起こしつつ、夜蘭の強力な追撃で安定した火力を出すことが可能。
ただし、全員限定★5キャラのため編成難易度が極めて高い。そろわない場合、心海をバーバラ、夜蘭を行秋で代替したり、下記のローコスト編成も検討しよう。
なお、反応順のコントロールが難しく開花反応は生成者の熟知とレベルを参照するため、全員の元素熟知をそれなりに確保する必要がある。
ローコスト編成
こちらは打って変わってニィロウ以外は配布キャラと、編成のしやすさが魅力。
配布キャラと侮るなかれ、育成と運用次第では螺旋12層でも十分通用する火力を出すことは可能。
元素付着のために至近距離に寄る必要があるコレイとバーバラの仕様上、接近戦を強いられること、通常攻撃火力がほぼ期待できないため、キャラ回し・クールタイム管理がやや難しいのが難点。
全員の熟知を確保する必要があるのはこちらも同様。
バフ・デバフ系
エウルア雷電 †
エウルアと雷電将軍の各自強力な元素爆発を交互に発動して戦う編成。
エウルアの「非常に強力だが重い」「物理ダメージメイン」という性質を持つ元素爆発をサポートするため、
超伝導を起こしつつ自身の爆発でエウルアの爆発をチャージできる雷電将軍を採用する。
両者無凸の段階では火力としてはエウルアがメインだが、雷電将軍が2凸以上しているとダブルアタッカー色が強くなる。
両者とも被弾を押してゴリ押したい近接アタッカーであるため、自由枠には耐久支援ができるキャラクターを編成したい。
とくに物理サポーターとしても機能する鍾離や辛炎、エウルアの粒子補助を兼ねるディオナ、バッファーを兼ねるベネット(5凸以下に限る)などがよく使われる。
残りの枠には会心バフ、物理デバフ(完凸時)、粒子補助、氷共鳴を兼ね備えるロサリアが無難だが、敵や状況次第で柔軟に変更可能。
物理火力も出せる海染ヒーラー、ベネットと辛炎を両方入れた炎共鳴のほか、サブアタッカー(夜蘭/八重神子/ナヒーダ/行秋など)、集敵(ウェンティ/楓原万葉など)、バフ(九条裟羅/申鶴/岩主人公/ジンなど)で多様な編成が可能。
Morgana(甘雨/神里綾華)†
甘雨登場以来、深境螺旋で広く使われているパーティの一つ。
対多数戦において真価を発揮するパーティで、主に9層~11層での使用率が非常に高い。
ただし単体火力はやや低く、火力が求められる12層での使用率はエネミー内容にも依るが他のパーティに押されてしまい減少する傾向にある。
モナの元素爆発の星異デバフには複雑な特性があり、下記の仕様がある。
- 元素爆発発動時点で敵に泡影(拘束効果)、星異デバフ(ダメージ上昇デバフ)を付与
- 泡影破裂時点(星命定軌のダメージを与える瞬間)から星異デバフ解除のカウントを開始し、(天賦Lv10時点で)その5秒後にデバフ解除
凍結状態または氷元素が付着された敵に星命定軌を放ち、泡影を付与した場合、その敵が凍結状態を維持している限りこちらが攻撃を行っても泡影は破裂しない。
これによって泡影が(凍結状態を維持したとしても)強制的に破裂する8秒+5秒間、最大13秒間まで最大60%ダメージアップのデバフを敵に与え続ける事ができる。
モナの元素爆発のクールダウンが15秒である事や凍結反応自体の拘束能力を考えるとこの延長は破格であり、
ここに凍結状態を崩さない風元素の翠緑4デバフ効果と拡散ダメージを加えると、溶解反応にも劣らない大ダメージを狙う事が可能になる。
この仕組みが成立する条件を最大限満たし恩恵を受ける事ができるのが甘雨とウェンティの組み合わせである。
Morganaは高火力・凍結による安定性・広範囲攻撃・遠距離攻撃など非常に多くの要素が高水準でまとまったチームとなっている。
- 「ウェンティ以外でもいける?」という声がでることがあるが、できないわけではない。但し以下の込み入った理由で問題点が多い。
- 現状では楓原万葉・ウェンティ以外では拡散頻度/風元素量・時間が足りないため、敵を纏めかつ元素付着量という部分が不足する。
- 甘雨が無凸の場合、甘雨の元素エネルギー確保が難しい。自前で元素チャージを盛るとなるとその分火力が落ちる。
ウェンティならば固有天賦で拡散した元素属性のキャラを補正できるが、例えばスクロースは自身の元素爆発の回転率自体が悪い。 - 甘雨元素爆発を裏で複数の敵に纏めて直撃させ続けられるのは、現状スクロースとウェンティのみ。
楓原万葉ではテンポが悪くなる他、基本的には凍結編成なので落下攻撃で凍結を割ってしまうのも難点。
- 星命定軌の星異デバフ延長を発動させるためには、既に氷元素が付着している敵に対して星命定軌を撃つ必要がある点に注意。
星命定軌で水元素を付着→氷元素を付着という順番で敵を凍結させると、氷元素の攻撃で泡影が破裂してしまう。 - ファデュイ・雷蛍術師やデットエージェント・炎、ミラーメイデンといった通常なら厄介となる相手も、凍結やウェンティ元素爆発による拘束が効き続ける限り一方的にハメる事ができ有利に戦える特性がある。
逆に言えば、拘束できずよく動く敵や氷・水以外の元素が付着し続けている敵に対しては弱い。特にアビスの魔術師・氷は非常に辛い。 - チーム名は、世界的人気を誇るMOBAゲームLeague of Legendsが元ネタ。Morganaという敵拘束を主体としたサポートキャラがおり、同様の立ち回りを行うこのパーティに流用された。Mona(モナ)、Barbatos(ウェンティ=風神バルバトス)、Ganyu(甘雨)、Diona(ディオナ)と各キャラ名の一部が組み込まれていると考えることもできるため、編成名として定着している。
神里綾華型
星異デバフ延長の仕組みは他の(凍結を解除しない)氷元素アタッカーでも応用する事ができ、こちらは甘雨の代わりに神里綾華を採用したタイプ。
綾華の元素爆発は凍結した敵に対して全弾ヒットさせる事が可能であるため、射程が噛み合う楓原万葉のダメージバフ・デバフも併せて非常に高い火力を発揮できる。
玄人向けだが、ディオナを外して防御面を凍結とデコイおよび金箔・試作モナに託し、甘雨・綾華を両方採用するハイブリッド型もある。
注意点として、楓原万葉の元素スキルから落下攻撃すると凍結を破壊してしまう(落下攻撃自体の仕様)。
神羅天征(神里綾華)†
心海実装以降、使われているパーティの一つ。
アビサルヴィシャップなどのHPが高く、凍結が通る敵が複数出現する場面においてはモルガナ以上の使用率となる傾向にある。
ひたすら攻撃力と会心ダメージに特化させた神里綾華の会心率をロサリアで補助しつつ、凍結させた相手に大火力の元素爆発を連発する編成。
以下のシナジーを発揮できる強みがある。
- ロサリア→綾華:会心率&粒子
ロサリアのバフ・氷共鳴・氷風4セットで、15%(MAX)+15%+40%=70%盛れる。
このため、綾華を攻撃力:率:ダメ=160%:25%:250%と物凄く振り切った配分にできる。
また、ロサリアのスキルの高い粒子生成能力によって綾華の元素爆発をスムーズに回すことができる。 - ロサリア&心海:凍結維持
ICDなしの2秒毎氷・水元素付着は理論上永遠に凍結が可能な組み合わせ。上のモルガナと比べダメージ力には欠けるが維持能力や安定性は遥かに上。 - 万葉→綾華:バフデバフと集敵
高火力だが当てにくさに難点がある綾華の爆発を集敵で補助しつつ、バフやデバフで火力を底上げする。
凍結が効く敵なら大抵消し飛ばせる上に、凍結が効かないボス級はそもそも綾華の爆発が刺さりやすい。
総じてあらゆる場所で使っていける組み合わせといえるだろう。
- 敢えて難点を挙げるとすれば氷バリアにだけは無力なこと、限定☆5キャラ3人が必要でハードルが高いこと、かなり深い聖遺物厳選をする必要があること。
氷バリア相手には持ち出さなければ済む話であるし、キャラについても万葉をウェンティやスクロースにしたりとある程度は代用が効くが、
聖遺物、とくに綾華の攻撃力と会心ダメージやロサリアの会心率についてはパーティー火力の根幹としてなるべく妥協したくない所。
ちなみに名前の由来は「神里綾華」「蘿莎莉亞(ロサリアの中国語表記)」「叶天帝(「万叶」こと万葉の中国語圏での仇名)」を組み合わせた上で、
そこから連想して、漫画「NARUTO」の登場人物であるペイン六道が使う技「神羅天征」を持ってきたものらしい。
- 元ネタの方は超強力な斥力で万物を吹き飛ばす技なので本当に名前だけ借用。
色々すれば心海も「征」の文字にこじつけられるらしい。情報お待ちしております。
申鶴型/神鶴万心
ロサリアを申鶴に変更した組み合わせ。より火力に特化している。
4人全員が限定☆5と更に編成のハードルが高いことは元より、ロサリアに比べ会心率・粒子生成・凍結維持能力は劣るため、その分ステータス組みや立ち回りに気をつけること。
雷電ハイパーキャリー/Raiden Hypercarry †
雷電将軍で全てを斬り伏せる編成。
裟羅とベネットの攻撃力バフ、裟羅6凸の会心ダメージバフ、万葉の雷ダメージバフ・雷耐性デバフを一極集中する。
雷電将軍・裟羅の凸数が足りなかったり、万葉をスクロースで代用にしても相当の火力は出せるとはいえ、
雷電一人にダメージソースを集約する都合上、無凸→2凸の1.4~1.5倍上昇が如実にパーティー火力へと響いてくる。
上記の雷電ナショナルと比べるとかなり上級者向け。
クレーモノパイロ(可莉三火/Klee Mono Pyro)†
同元素3キャラ+万葉or風岩の構成をとる、モノ○○*2系(いわゆる単色パーティー)の代表格。
元素反応で火力を増強できる炎水氷雷の四種より、わざとそのうち一種類のみでパーティーを組み、補助要員として万葉あるいはその他の風・岩キャラを入れる構成。
こうすることによって、特定元素へのバフデバフを確実かつ最大限に活用しつつ、同色粒子の取得機会を増やすことで元素チャージ要求水準を下げ、その分を火力に回せる。
なお、元々万葉のバフデバフを最も活かせるパーティーとして考案されたためか、モノという名前に反して完全な同元素のみのパーティーになることは少ない。
また、岩元素統一パーティーに関しては英語圏ではmono geoという呼称は良く用いられるが日本ではあまり使われず、「岩パ」呼びが主流。
モノパイロの場合、基本的にはベネット&香菱による相乗効果をベースに、拡散の下地作り兼表で殴るキャラを加えて構成される。
この場合、クレー(中:可莉・英:Klee)が最適解とされることが多い。その理由は以下の通り。
- 法器キャラであり炎元素付着が容易、交代タイミングに縛られない。
- 爆発属性かつ付着頻度が多く、盾持ちやバリア持ちへの対応力が高い。
- 本人の殴り性能もそこそこ高く、他三人のスキル爆発使用後の時間を効率的に埋められる。
- スキルによって一度に多めの元素粒子を生成できるため、香菱へとピンポイントで粒子を受け渡しやすい。パッシブでもエネルギーを補助可能。
クレー自身の動かし方としては、万葉によるブービートラップの吸引や、ベネットバフの元素爆発によるスナップショットを効果的に使っていこう。
クレーの枠は他の炎キャラで代用可能だが、交戦距離や交代のハードル、粒子生成力などの理由から利便性でやや劣る。
難点として、蒸発パによる瞬間火力にはどうしても劣るため、合間合間の隙に大火力を差し込む必要がある少数編成やボス戦は不適。
広範囲に安定した火力を出し続けたい大量の普通エネミーや三体以上の精鋭エネミーとの集団戦に強みを発揮しやすいため、そういった場合に採用しよう。
炎無効に手も足も出ないのは言わずもがな。
モノハイドロ/Mono hydro†
珊瑚宮心海をメインアタッカーとして起用する編成。
心海スキルで水を撒いた後、万葉スキルでバフ・デバフを入れ、行秋夜蘭のスキル・爆発を使う。
あとは万葉スキルor爆発でバフ・デバフを更新しつつ、心海で爆発を発動し通常主体で攻める。心海のスキルCTが完了したら最初に戻りローテを繰り返す。
強力な追撃が二重で発動する上に、アタッカーが水元素で統一されているため、全員が万葉のバフ・デバフを利用できる。実火力は非常に高い。
防御面も盤石であり、水共鳴HP増&心海の回復により滅多なことでは倒れない。中断耐性も心海爆発&行秋爆発の併用により13倍強に強化される。
攻防ともに非常に高い水準のPTであるが、やや単体向けの編成であるため、対複数戦では高火力に物を言わせて地道に潰していくプレイが必要となる。
また心海・行秋・夜蘭という優秀な水元素キャラを3人も占有してしまう点に注意。螺旋など複数PTが必要な環境では、別PTで水元素を絡めた編成が組みにくくなる。
- 派生編成として、夜蘭、行秋、心海のいずれかを神里綾人に入れ替えた型も存在し、この場合は主に綾人が表で戦うことになる。
上記の心海編成を基本としたとき、変更枠が心海、行秋、夜蘭となる順により攻撃的だが、その分防御面が不安定化してしまう点は注意。
心海編成と比べてDPSが劇的に変化する訳ではないため総合的には劣るが、螺旋などで心海や行秋、夜蘭を別で編成したい場合などに有用。
無反応編成
岩4 or 岩3パーティー(荒瀧一斗/ノエル)†
元素反応に頼れない代わりに強力な共鳴を持つ岩元素キャラの強みを活かす編成。
一斗実装以降使われているパーティで、アビスの詠唱者などの元素バリア持ちが複数組み合わさって出現しない場合での使用率が非常に高くなる傾向にある。
一斗 or ノエルをアタッカーにする場合、両者とも防御力を攻撃力に転換するため、防御力バフ・ダメージバフを持つゴローと合わせて基軸にするのが一般的。
その後、足りない要素として荒瀧にはシールドや回復を、ノエルには粒子生成を補おう。結晶生成用に炎水氷雷元素キャラを一人入れるのもよい。
上の編成例はあくまで一例。自分の手札や凸状況に合わせて柔軟に組み替えていってほしい。
- 岩共鳴強化以降長く使われているパーティーであるものの、固有のパーティー名はそれほど広まっていない模様。
(中英のコミュニティ内で使われている何かしらの固有名をご存知の方は追記修正お願いします。)
魈ジオ(双风双岩)†
鍾離の鉄壁のシールドサポートを受けた魈の落下攻撃をひたすら叩きつけて敵を粉砕する。
魈は元素反応を無視した力押しが可能で、元素爆発継続中の落下攻撃は数万ダメージを広範囲に対して連打できるため殲滅力は極めて高い。
しかしHP減少や必要エネルギー70など相応のピーキーさが存在するため、チームはそれを補う事を主題に(そして可能な限り主力となる魈の火力・取り回しを上げるように)構成される。
ジンとアルベドを4凸以上している場合、この2人のサポート能力は魈にとって随一のものとなるが、
このような構成でも魈のポテンシャルを発揮できる強力なチームとなる。
その他の編成
Metaと言われるほどには強くない、やりたいことに対して実装されているキャラが足りない、研究途上などで評価が確立されていないが、特定のコンセプトで組まれた編成。
手持ちが少ないプレイヤーでも組めてそこそこ強い編成、動きが面白いネタ編成などを含む。
※研究が進んだりパーツが増えてMeta編成になったら上の欄に移してください
サンファイア/Sunfire†
派生開花†
熟知特化の炎/雷元素で烈開花/超開花を起こす編成。
ナヒーダのスキル・通常攻撃で草元素を付着させ、連動する行秋の追撃で開花反応を起こすことで、草原核を高頻度で生成できる。
フィッシュルはナヒーダと共に激化ダメージを稼ぐための枠。開花自体には影響しないため柔軟に変更できる。
回復が必要であればナヒーダに金珀を持たせることもできるため安定感が高い。
- 起爆役の例
- 雷電将軍
元素スキルで超開花を起こす。
スキルの攻撃間隔は起爆役の中で最も短い0.9秒。開花ダメージは0.5秒間に2ヒット分の制限があるため、草原核が貯まる前にこまめに起爆できるのは強力。
ただし敵を起点に追撃するため、草原核から離れているとやや不便。
粒子生成が優秀な他、行秋の爆発の強化もできる。
フィッシュルをベネットに置き換えた編成は上記の「雷電ナショナル」の香菱をナヒーダと交換した形になり、一部で「雷電ナチュラル」と呼ばれている。
- 久岐忍
元素スキルで超開花を起こす。
回復能力も持っているため安定感が高い。
ただしHPを削って発動するので自分のダメージには気を付けたい。
- トーマ
元素爆発で烈開花を起こす。
シールドで烈開花の自傷を防げる。
ただし元素エネルギーが重く、できれば星座4凸は欲しい。
- スクロース
雷拡散から超開花を起こす。
拡散用の雷下地を作る際にはフィッシュルで超激化を起こすことが重要となる。
一方、草元素と組み合わせるので水拡散は難しい。
爆発が元素変化すれば開花か超開花を加速できる。
超開花†
派生開花の派生で、雷元素で超開花を狙うことに特化した編成。
ナヒーダのスキル・通常攻撃で草元素を付着させて連動する行秋の追撃で開花反応を起こし、雷電将軍の追撃で超開花を起こす。
超開花のヴァインショットは敵が単体なら2ヒットし、複数いる場合は追尾して命中するので単体・集団どちらにも強く安定性が高い。
3人で十分な火力を出せる(ナヒーダと行秋だけでほぼ上限の草原核を生成できる、行秋は一人でも元素チャージが回る)ので4枠目は柔軟に変更できる。
ハイブリッドセノ†
激化と超開花を両立させた編成。
出場しているセノがメインアタッカーと超開花の起爆役を兼任する。激化の方が主体であり、どちらかと言えば激化刻晴の派生に近い。
本来水元素は開花反応で草付着を消す為、激化反応とは相性が悪い。しかしナヒーダの驚異的な草付着能力のおかげで激化の回数減少を抑えることができ、且つそれによる火力低下を超開花(と感電)で補うことが出来る。
また行秋には中断耐性上昇があり、セノの元素爆発による中断耐性上昇と合わせることで自己強化中のセノがほぼ怯まなくなる。
欠点としてナヒーダの大量の草元素付着能力のおかげで成り立っている編成の為、草主人公やコレイではナヒーダの代用が出来ない。
そもそもセノは交代不可&長時間の自己強化を起点とするキャラである都合上、長時間の持続的な草付着が可能なナヒーダとのシナジーがかなり大きい。出場者に熟知バフを配れる点も良い*3。
行秋の枠は夜蘭でもアリ。激化反応に重要なダメバフを配れるのでより攻撃的な編成になる。ただし中断耐性を上げることは出来ないのと継続時間が行秋(2凸)より若干短いのが結構痛い。
忍の枠は雷付着頻度が早く終焉でのサポートも可能なフィッシュル、多くの耐久支援と雷耐性低下を持ち複数戦に長けた北斗も候補となる。
上記の変更はより攻撃的になる一方、ヒーラーが存在しなくなるので、ナヒーダを金珀に持ち替えたり、行秋の枠をバーバラや心海に変えるのもありか。
ただしバーバラはスキルのCTは2凸しても約27秒(無凸の場合は32秒)と長く、セノの自己強化時間をフルに使いきった上で他のサブアタ・サポーターの準備時間を考慮しても、セノの元素爆発毎にスキルを使用できるかが少々怪しい。
一方、心海はスキルのCTに問題はないが設置型であることが問題。かなり動き回るセノではスキルの範囲外に出やすい事が多い。
参考:元素共鳴
戦闘中の元素反応とは別に、パーティ編成時に各キャラの元素タイプによってチーム全体へボーナスが発生する。
別元素4種類または特定の元素2人を入れた4人以上のパーティにすることが条件。2x2編成にする事で最大2つまでの元素共鳴効果を得られる。(お試しキャラクターが5人目にいるときの元素はカウントされない)
なお、「元素付着の継続時間-40%」は敵ではなくプレイヤーが対象。秘境の「特定の元素が付着しているとき、○○」のデメリット時間を減らせるなどの利点がある。
元素 | 元素共鳴 | 構成 | 効果 |
熱誠の炎 | 炎x2 | 氷元素付着の継続時間-40%。 攻撃力+25%。 | |
治療の水 | 水x2 | 炎元素付着の継続時間-40%。 HP上限+25%*4 | |
迅速の風 | 風x2 | スタミナ消費-15%、移動速度+10%、 元素スキルと元素爆発のクールタイム-5%。 | |
強権の雷 | 雷x2 | 水元素付着の継続時間-40%。 超電導、過負荷、感電、原激化、超激化または超開花反応を起こした時、100%の確率で雷元素粒子を生成する、クールタイム5秒。 | |
蔓生の草 | 草x2 | 元素熟知+50。 燃焼、原激化、開花反応を発動すると、周囲チーム全員の元素熟知+30、継続時間6秒。 超激化、草激化、超開花、烈開花反応を発動すると、周囲チーム全員の元素熟知+20、継続時間6秒。 上記効果の継続時間は各効果毎に独立している。*5 | |
粉砕の氷 | 氷x2 | 雷元素付着の継続時間-40%。 氷元素付着または凍結状態の敵を攻撃するとき、会心率+15%。 | |
不動の岩 | 岩x2 | シールド強化+15%。また、キャラクターがシールド状態の時、以下の効果を得る: 与えるダメージ+15%。敵にダメージを与えた時、敵の岩元素耐性-20%、継続時間15秒。*6 | |
交錯の護り | 任意の異なる 4種類の元素 | 全元素耐性+15%、物理耐性+15%。 |
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