AURA | 有 |
---|---|
リアクター | 有 |
Exilusアダプター | 任意 |
使用FORMA数 | 任意 |
概要
EMBERの4番アビリティ「World on Fire」がNerfされて長い時が経った。
果たしてEMBERは燃え尽きたframeなのだろうか?
その答えは否である。
アルケインを手に入れた彼女は、これからも燃え続ける。
全てを焼き尽くすその時まで。
運用にあたって
運用には、ODmodをはじめとした入手難度の高いmod、そして何よりもアルケインの入手が求められます。
始めて間もないTennoでは模倣することは難しいと言わざるを得ません。
このページに記載されている構成はあくまでも一例であり、実際には工夫を凝らして自分に合う形を見つけることが大切となるでしょう。
フレームビルド
フレームアビリティ
- Fire ball
手から火球を飛ばすシンプルなアビリティ。
シンプルながら着弾後の効果範囲が微妙に広く、火炎属性により相手の動きを抑止することができる。
消費エネルギーも少なく使い勝手が良さそうだが、残念ながらこのアビリティを使うことは少ない。
- Accelerant
周囲の敵をスタンさせつつ、被火炎ダメージを増加させるEMBERの生命線とも言えるアビリティ。
今回のビルドでは、エネルギー効率の関係上効果時間が減少し20秒程度となってしまうのが少々痛い様に感じるが、実際に使ってみればそう大した問題にはならない。
稀に誤解されることがあるが、発動時周囲にいた敵にしか効果がないため使用後20秒以内にWoFで殲滅すれば良いだけである。
そう考えれば、20秒もあれば十分だ。
仮に殲滅するだけの火力を発揮できないようであれば、EMBERを持ち出すより他のFrameを使用するべきだろう。
- FireBlast
EMBERのアビリティの中で最も見栄えが良いアビリティ。
一応防衛対象に接近してきた敵を吹き飛ばす、緊急回避として選択肢になる、などあるにはあるが、使う機会はほとんどない。
特に、後述するWoFにエネルギーを割くEMBERにはあまり多くのアビリティを併用するだけのエネルギーを確保するのは難しい。
危機的状況に陥った際、WoFを止めてでも使用する価値を見出すならば使っても良いだろう。
- World on Fire
彼女のアビリティの中で最も火力に秀で、そしてEMBERを使用する以上ほとんどの場合に於いて最優先されるアビリティ。
EMBERの周囲に存在する全ての敵を焼き尽くす力を持つ。
このビルドに於いては、このアビリティがなければ何も始まらないと言っていい。
単純なダメージはもちろん、火炎状態異常によるDoTにより敵の動きを抑制できる点も強力。
昔に比べるとエネルギー効率が悪化し使い勝手は悪くなったが、その苦境を乗り越え彼女は再び業火を纏う。
MOD
筆者の重要視しているmodは★の数で表している。
生存性などなど
- Quick Thinking Vitality 他諸々★☆☆☆☆
生存性に直結するmodは、殴られる前に殴るEMBERにとっては重要性が薄い。
他に付けるmodがなければ選択肢に入らないこともないがそのような状況は到底考えられない。
- Umbral Vitality★★☆☆☆
上記と比べると構成によっては選択肢に入る。
具体的にはUmbral Intensifyを組み込む場合、セットmodの効果により火力の底上げを狙うことができる。
ただし、必須となるかと聞かれたら否。
- Flow Primed Flow★★★☆☆
EMBERはrank30でエネルギーが225になるため、そこまで重要ではない。
しかし、アルケインエナージャイズを用意できない場合は採用した方が良いかもしれない。
アビリティ
効果時間
EMBERのWoFは、効果時間によって秒間エネルギー消費量が決まるため、効果時間は可能な限り伸ばすべき・・・と一見思う方もいるのではないだろうか。
後述するが、WoFは効果時間、及び効率によって秒間エネルギー消費量が決まる典型的なトグル式アビリティであり、効率を限界まで高めることで効果時間の低さを補ってエネルギー消費量を抑えることができる。
よって、このビルドでは効率を高めて効果時間を放棄した形となっているが、秒間エネルギーは最低値に抑えられている。
難点としてはAccelerantを始めとした他アビリティの効果時間が失われることだが、各アビリティの項で上記した様に大きな問題にはなり得ない。
目安としては、最低でも67%を維持する必要がある。
- Primed Continuity★★★★★
必須modの一つ。EMBERの効果時間を可能な限り伸ばすにはmod枠の関係もあって事実上このmodを入れるしかない。
primedではないContinuityでも可能と言えば可能だが、効果時間が要求最低値に届かなくなりWoFのエネルギー消費量や他アビリティの使い勝手に甚大な被害を与えてしまう。
- Constitution★★☆☆☆
高コストにもかかわらず、効果時間の上昇幅は微妙であり、採用は難しい。
このmodを積む場合は、火力とのトレードオフになることは覚悟しよう。
- Narrow Minded★☆☆☆☆
効果範囲を縮めてしまうNarrow MindedはEMBERと非常に相性が悪く使用は難しいか。
一応Narrow Mindedに関しては強化段階を調整したものをいくつか用意して組み合わせてみたものの、効果範囲の縮小は如何ともし難く断念した。
効果範囲
EMBERのWoFは、rank30の素の状態では効果範囲が15mしかない。
これでは焼き尽くす前に自分が的になって倒れる方が早いだろう。
よって、効果範囲の拡張は非常に重要である
効果範囲の目安としては、200%は欲しい。可能であれば更なる拡張も重要となる。
- Stretch★★★★★
デメリット無しで効果範囲を45%も拡張してくれる神mod。DEさんprimedオナシャス!!
効果範囲を伸ばすという意味でこれ以上の選択肢はない。積め(強制
- Augur Reach★★★☆☆
低コスト、デメリット無しと良いところも多いが、アビリティ効果範囲+30%はやや物足りない。
- Overextended★★★★★
威力を下げる代わりに効果範囲を大きく伸ばすことができるODmod。
最大rankで効果範囲を+90%してくれるため、最悪これ1枚で範囲を賄える可能性もあるが、代わりに威力が大きく下がってしまう。
そこで筆者がオススメしたいのは、rank3のOverextended。
rankMaxと違って、アビリティ効果範囲が60%まで抑えられているが、その分威力の低下も20%軽減されている。
上記したStretchとrank3を組み合わせることで目安である200%を超えた205%を得ることができる。
効率
EMBERのWoFの秒間エネルギー消費量は効果時間、及び効率によって決まると上記したが、効率に関しては追記がある。
通常、如何なるアビリティに於いてもエネルギー効率には上限があり、効率最大は175%つまりアビリティ使用時のエネルギーは1/4(100消費なら25)までにしか削減できない。
しかし、例外としてトグル式アビリティの秒間エネルギー消費量はこの175%を超えて効率が影響する。
なお、その場合もFrameのステータス画面では効率は175%としか表示されないので注意。
そのため、このビルドでは効率は現環境最高となる190%にすることが重要となる。
- Streamline★★★★★
デメリット無し。効率が30%上昇するmod。誰しも必ずお世話になる。
効率を上昇させるmodはそもそも2つしか存在しないため、採用しない手はない。
- Fleeting Expertise★★★★★
効率を60%上昇させる代わりに効果時間を60%犠牲にするODmod。
効果時間modであるPrimed Continuityを採用するのは主にこのmodのデメリットを打ち消すためである。
威力
EMBERWoFは敵にダメージを与えることに特化したアビリティであり、威力がなければ簡易CCframeに落ち着いてしまう。
それはそれで使い道があるが今回は殲滅を目的としたビルドのため、威力を捨てることは不可能である。
どのレベル帯を焦点に合わせるかによって要求される威力は変わるが、Accelerantによる威力上昇もあるため最終的な火力が200%を超えればかなりの火力が期待できる。
- Intensify Umbral Intensify★★★★★
デメリット無しで威力を高められるmod。
ただ、デメリットがない分+30%と上昇幅も微妙であり、採用するならrankMAXのUmbralにしたい。
- Transient Fortitude★★★★☆
効果時間を下げる代わりに、アビリティ威力を55%も上げてくれるmod。
可能な限り採用したいが、効果時間が犠牲になるのは少し痛いか。
とはいえ、Overextendedなどを採用している場合火力面の不安が出てくるため採用せざるを得なくなるだろう。
このビルドにおいて効果時間の減少はそこまで重大なものではないため、是非推奨したい。
- Blind Rage★★☆☆☆
非常に強力なアビリティ威力増加modだが、代わりに効率が終わるのでEMBERとしては採用は見送りたい。
Blind Rageを積む場合、こまめにアビリティを掛け直す必要があるだろう。
- Energy Conversion★★★★★
セファロン シマリスから地位と交換できる、「エネルギーオーブを取った次のアビリティ威力が+50%される」というユニークなmod。
実はEMBERのWoFを始めとしたトグル式アビリティは、Energy ConversionやGrowing Powerといった一時的な威力上昇系modの効果は、アビリティ発動時にかかっていればアビリティ終了時まで効果が持続するという特徴を持っている。
よって、このmodを採用することで一度発動したWoFに、常に威力+50%を上乗せし続けられるということになる。
また、Accelerantなどにも勿論かかるため、Accelerantを使用するまでにオーブを確保しておくことで更なる火力を得ることができるだろう。
入手は面倒だが是非採用したい。
Aura
事実上初期極性から見ても性能から見ても一択。これ以外の選択肢がないと言える。
- Growing Power★★★★★
武器による攻撃で状態異常を発生させると、6秒間の間アビリティ威力が+25%上昇する破格の性能をもったAuramod
Energy Conversionの項でも触れたが、トグル式アビリティは発動すればアビリティ終了まで効果が持続するため、更なる火力増加を期待できる。
誤解のないように付け加えておくが、-Growing Power自体は効果時間が終われば表記は消えるが、アビリティそのものには効果が続いているため心配しないように。
エクシラスmod
エクシラスmodの枠は少々悩ましい。
最悪なくてもいいが、選択肢としては以下が挙げられる。
- Power Drift★★★★★
威力を15%上昇させることができるmod。EMBERの火力を上げるためには重要になってくる。
そもそもmodの画像がEMBERなのでこのチョイスは当然と言える。 - Endurance Drift★★★☆☆
エネルギーの最大値を上げるmod。Flowを採用しない、もしくはさらにエネルギーが欲しい場合選択肢になり得る。 - Cunning Drift★★★★★
アビリティ効果範囲を15%上げるmod。威力が十分なレベル帯ならば殲滅力を上げられるだろう。
武器
相性の良い武器と言えば、やはりAccelerantで威力の底上げが可能な火炎属性の武器が挙げられるだろう。
もしくは、Growing Powerの使い勝手を考えて状態異常率の高い武器も良いか。
アルケイン
EMBERのWoFは、どれほど効率を高めても、どれほど効果時間を高めても、やはり燃費が悪い。
アルケイン エナージャイズは必須に近く、逆になければ十全の力を発揮できる時間がその分削られていくことになる。
難易度は高いが、是非とも用意したいところだ。
逆に、エナージャイズを用意できたのであれば、耐久20分の間WoFを維持し続けることも十分に可能だろう。
実際に筆者が使用している構成
あとがき
ビルド紹介は初めてです。私なりの解釈が多々あるかもしれませんが誰かのお役に立てれば幸いです。