アークウイング (Archwing)

Last-modified: 2024-09-22 (日) 14:07:19

概要

アークウイングオロキンの設計を利用して作られた機械的な翼のセットであり、宇宙空間での飛行や敵との戦闘を遂行するテンノに火力と機動力を複合的に提供する。一般的なWarframeの地上を移動するゲームプレイとは異なり、アークウイングミッションの移動は3次元的であり、ほぼすべての方向に自由に行える。アークウイングは宇宙空間での使用を前提としているが、水中戦闘を遂行する能力も有している。
アークウイングはWarframeに装備するものであるが、アークウイング装備中のステータスや能力は本体のWarframeではなく、装備したアークウイングのものに置き換わる。ただし各Warframeのパッシブ能力は引き継がれる。

入手方法

アークウイングはそれぞれ異なる入手方法を持ち、ウイング、ハーネス、システムの3つのパーツが含まれる。詳細は各アークウイングのページを参照。
まずプレイヤーは火星ジャンクションのアンロックすることで開始できるクエストアークウイング」を完了することで最初のアークウイング、ODONATAを入手できる。

アークウイングの仕様

アーセナル

  • アークウイング用のアーセナルは、アーセナル画面の左上の「乗り物」アイコンを選ぶことでアクセスできる。
  • アークウイングおよび専用装備のアップグレードにはそれぞれ専用のMODを使用する。
    • アークウイング専用MODはアークウイングミッションに出現する敵のドロップやミッション報酬、その他にMOD変換で入手できる。
  • アークウイングおよび専用装備も、通常の装備と同様に経験をためることでランクを上げmod容量を増加することが可能。
  • アークウイングおよび専用装備はスーパーチャージャー(リアクター、カタリスト)で強化が可能。アークウイング本体はリアクター、武器はカタリストを使用する。
  • アークウイングとその装備を入手にはインベントリに専用スロットを必要とし、スロットに空きがない場合はPtで追加のスロットを購入する、または不要なアークウイングやその装備の売却によって空きスロットを確保できる。

ミッション中

  • アークウイングミッション中のヘルス、シールド、アビリティ(エネルギー容量)は各アークウイングが持つものとなる。この値は本体のランクを上げることで増加する。
  • アークウイングはWarframeと同様にエネルギーを使用して発動できるアビリティを持ち、アークウイング専用のmodで強化することができる。Warframeのアビリティは使用できない。
    • アークウイングはWarframeのオーラに関係なく自動でエネルギーを回復する。また、エネルギーオーブやエネルギー回復ギアなどでも回復が行える。
  • Warframeのパッシブアビリティが反映される。例えばMESAであればアークウイングの近接武器はフレームの近接武器としてカウントされないため、+50の追加ヘルスを得られる。
  • Warframeに装備したMODで、アークウイングミッション中に影響があるものはオーラmodとCoaction Driftのみ。
    • ペット用MODのAnimal Instinctが機能する。
  • センチネルの Vacuum プリセプトと同様の効果を持ち、周囲のアイテムを吸い寄せる。

操作中の視点

  • Warframeを操作するモードと同じ所謂TPS(Third Person shooter)視点でアークウイングを操作する。
    アークウイングも一般的なTPS視点のゲームと同じかそれ以上にカメラ位置と当たり判定のある本体の位置が乖離している事に起因する操作上の問題を抱えている
    特に狭い通路や視界の悪い場所を移動するコーパス船のタイルを使用したミッションでは、カメラ位置と当たり判定のズレが大きい速度の遅い通常速度で移動する方が難易度が高くなる本末転倒な影響を与えている。
    • 具体的にいうと、「障害物を避けるために、その障害物を画面中央に捉えて障害物に突っ込んでいく必要がある」。画面中央(照準の位置)に移動先を捉えて、直観的に障害物を避ける操作をする方が確実に壁や障害物に接触してしまう(通路の角や障害物の横を曲がる時に大丈夫と思ったのにIN側の壁に引っかかる(左折時)、何故かアウト側の壁に突っ込んでいく(右折時)等

基本性能

  • 各アークウイングはランクが上がるにつれてヘルス、シールド、エネルギーの最大値がランクボーナスによって増加する。()内は最大ランク時。
  • ステータス上昇MOD、ランクボーナスによる増加分の計算式は Warframe の仕様と同じである(参照)。
    • エネルギー以外のボーナス増加値は異なっており、最終値がヘルス+250、シールド+200。
 
名称ヘルス装甲値シールドエネルギー速度MODスロット
AMESHA650 (900)195200 (420)220 (270)1.10Madurai Madurai Madurai
ELYTRON765 (1015)145745 (945)120 (170)0.90Polarities Polarities
ITZAL200 (450)50220 (420)220 (270)1.20Madurai.png Vazarin.png Naramon.png
ODONATA425 (675)100430 (630)85 (135)1.00Polarities Polarities Polarities
ODONATA PRIME650 (900)100640 (840)85 (135)1.05Polarities Polarities Polarities Polarities

操作方法

基本的には通常のWarframe操作とほぼ同じなので迷うことはないだろう。
ただし一部異なる点も存在する。

動作操作方法・備考
上昇ジャンプ操作で真上に移動する。
下降しゃがみ操作で真下に移動する。
ダッシュ上昇・下降中にも行える。
Blink静止中、または前方へ移動している時にローリング操作を行う事で、一定距離を瞬間移動する。クールダウン有り。エネルギーの消費は無い。
回避前方以外へ移動しながらローリング操作を行うと回避動作を行う。ただし、パッド操作では上昇・下降中には使用できない。
射撃アークウイングガンの弾薬は撃たなければ自動的に回復する。
近接攻撃ウォールアタックなどは行えない。詳細は下記の備考へ。
廃止された(と思われる)操作

廃止された(と思われる)操作

左右ロール直進方向を軸に左右へ回転する。
デフォルトではキー未割り当て。
衝突体勢前方移動中、ダッシュを短く1回押すとカメラが前に出るような演出になり、体を伸ばすような体勢を取る。
この状態のときは壁や障害物にぶつかっても体勢を崩さずに直ぐに移動することができる。
ローリングゆっくりと少しだけ前進、または入力方向に側転やバク転する。
デフォルトではキー未割り当て。
ダッシュローリングダッシュ中に左右方向の進行角度が別方向へ一定以上変化すると、その方向へ素早く回転移動する。
前方や左右へのダッシュ中に移動キーを離したときなどにも行。
アフターバーナーダッシュ上昇キーを同時に長押しでアークウイングを更に加速させる。
ダッシュ速度の上方修正により廃止された。
クイックターンアフターバーナー中に後退キーですばやく180度後方を向く。
スピンアタック下降、またはアフターバーナー中に近接攻撃キーで前方に向かって突進する。
通常の近接よりも範囲が広くダメージも上昇、前進する距離も伸びる。

備考

  • 移動に関して
    • 各方向への移動は照準の向き(つまり現在の向き)を基準に行われる。例えば真下を見ながら上昇操作を行うと、本来の前方方向へ移動する。
  • ローリング効果
    • ローリングで敵ミサイルの追尾を一時的に回避可能(ただし連続使用できないので戻ってきたミサイルに対処する必要がある)。
  • アークウイングでの近接攻撃
    • スタンスには対応していない。
    • ブロッキングやヘビーアタック、ジャンプアタック、ウォールアタックといった、通常攻撃以外の動作はできない。
    • 40m程のホーミング距離内にいる、視点に最も近い敵に向って自動的に突進攻撃をする。ターゲットから別のターゲットに連鎖的に攻撃を繋げることができる。
    • 敵へのホーミングはアークウイングが向いている前面方向に限られ(カメラの向きではない)、背面の敵にはホーミングしない。
    • オープンワールド風マップ(エイドロンの草原など)では使用できず、近接攻撃を振ると即座にアークウイングが解除される。

運用

アークウイングはいくつかのミッションで限定的に用いられる。

アークウイング専用ミッション

いくつかの惑星のノードにはアークウイング専用のミッションがあり、アークウイング装備が必須となっている。
対象は後述のアークウイングステージ一覧の通り。
これらのミッションは最初から最後までアークウイングで進行する。
通常ミッションと同様、チームプレイが可能であるが、アフィニティレンジが極めて短く設定されており、基本的にソロプレイ用に設計されている。
※一般的なアークウイングガンの交戦距離が400~800m程度なのに対し、アフィニティレンジは200mしかない。

ミッション中に一部アークウイングを使用するステージ

通常Warframe戦闘が基本だが、一部移動や戦闘にアークウイングを使うステージがある。
それらは星系マップでのノード選択時にアークウイングのアイコンが表示されている。
対象: 天王星の一部、クバ要塞の一部

オープンワールド風マップ

エイドロンの草原オーブ峡谷などにおいては地上戦でありながら、戦闘や移動にアークウイングを用いることができる。
詳細は該当項目を参照。

エンペリアン

エンペリアンにおいては、レールジャックの遊撃機として宇宙空間で用いられる。
また、各種状態異常が通常と異なる独自の効果を持つ。

  • 複合属性(感染や腐食など)は、ダメージには寄与するが異常は発生しなくなる。
ダメージ
タイプ
状態異常
名称効果
Slash.png切断破裂被ダメージ増加
Impact.png衝撃振動与ダメージ減少 + 射撃精度低下
Puncture.png貫通減圧シールド低下 + 装甲値低下
Heat.png火炎焼却火炎ダメージのDoTを受ける
Electricity.png電気スクランブル飛行コントロール無効化
Toxin.png混乱仲間を含む付近の船を攻撃するようになる
Cold.png冷気不動飛行コントロール無効化 + 移動停止

Tips

  • クエストで入手できるODONATA以外のアークウイングは本体と各部パーツの設計図はクラン DOJOで研究することで購入、製作ができる。また、ODONATA PRIMEの各部設計図は適切なVOIDレリックを対応するVOID亀裂ミッションに装備していくことで得られる。
  • アークウイング武器の設計図はマーケットやクラン DOJOのラボで購入でき、パーツはミッション報酬やシンジケートの提供物として入手できる。詳細は各武器のページを御覧ください。
    • 作成に必須なパーツは一つのシンジケートでは揃わず、かつ「同時に上げにくいシンジケートを跨いでいる」ので注意
  • クエストが完了したら、地球のアークウイング機動防衛ミッションを何度かこなして経験値を集め、敵が落とすアークウイングMODや武器の属性MODが手に入ると戦いがグッと楽になり、LIMBOクエストでのアークウイング傍受ミッションも無難にこなせる様になる。
  • AW武器のチョイスは上記に記載した通りシンジケートパーツの入手性が悪く、入手手段そのものを考慮する必要がある。以下にシンジケートを通さないAW武器を例に挙げる。
    GRATTLER
    範囲武器。シンジケートパーツ不要で作成可。オキシウムを3,500個も要求される。
    IMPERATOR VANDAL
    シンジケートパーツ不要だが定期イベントの限定品。対象イベント自体それなりのAW装備を要求される。
    LARKSPUR
    シンジケートパーツ不要で作成可。ただし素材の都合上プロフィット・テイカーの攻略が必須。
  • 全般に使いやすいAW銃はLARKSPURFLUCTUS。入手の都合が付かない場合は比較的作りやすいGRATTLERの作成を推奨。
  • アークウイングは左翼に近接武器ハンガー、右翼に銃器ハンガーを持ち、使用していない武器はそこに懸架される。KNUXFLUCTUSといった大型の武器は、懸架時にはコンパクトな形態に変形する。
  • キャラクターの向きの調整は、画面に円を描くようにマウスを動かすとよい。
  • カメラ操作をせずに移動することにより自動でキャラクターの向きが初期位置に調整される。

傍受ミッションのコツ

  • 天王星傍受ミッションの比較的楽な攻略方法の一例。
    • ソロでミッションを行う
      • ミッションは分隊の人数が増える毎に出現する敵の数が増えるので、あえてソロで実施することで出現する敵を抑える。
    • ODONATAのRepelで敵の武装を解除する(ODONATAのランクが10以上必要)
      • 敵の武装を解除してしまえば撃たれることがなくなるので安全性が増す。
    • 戦闘は避け、占領のみに専念し、必要な敵のみを倒す
      • アフィニティは稼げなくなるが、惑星開拓やクリア報酬目当てであれば戦闘する必要は無い。

アークウイング専用ステージ一覧

天体ステージ名ターゲットミッション地形レベル
地球Erpoグリニア機動防衛宇宙(隕石群)1-6
金星Montesコーパス掃滅宇宙(シップ)3-8
火星Syrtisグリニア掃滅宇宙(隕石群)8-13
フォボスKeplerコーパスラッシュ宇宙(シップ)12-14
木星Galileaコーパス妨害宇宙(シップ)15-20
土星Pandoraグリニア追跡宇宙(隕石群)21-26
天王星Caelusグリニア傍受宇宙(隕石群)24-29
海王星Salaciaコーパス機動防衛宇宙(シップ)27-32

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